JPH08106150A - 自動現像処理装置 - Google Patents

自動現像処理装置

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JPH08106150A
JPH08106150A JP6241610A JP24161094A JPH08106150A JP H08106150 A JPH08106150 A JP H08106150A JP 6241610 A JP6241610 A JP 6241610A JP 24161094 A JP24161094 A JP 24161094A JP H08106150 A JPH08106150 A JP H08106150A
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JP
Japan
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roller
processing
tank
liquid
roller pair
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Application number
JP6241610A
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English (en)
Inventor
Motoi Suzuki
基 鈴木
Kazuyuki Kagawa
和幸 香川
Yasuhiro Endo
育宏 遠藤
Yoshiaki Shigeno
良哲 茂野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で液外のローラの表面に処理液中
の成分が析出するのを防止する。 【構成】 処理液処理部10の現像槽14と定着槽16
では、処理ラック20、22によってフィルム12を現
像液、定着液に浸漬しながら搬送する。処理ラック2
0、22の間には、液外にローラ対46、48が配置さ
れており、現像槽から定着槽へ向けてフィルムを送り出
すクロスオーバー部44が構成されている。ローラ対の
下側のローラ46A、48Aの周面には、一部が現像
液、定着液にそれぞれ浸漬され、ローラ対の回転に追従
して回転するアイドルローラが接触している。アイドル
ローラは表面の親水性が高いものであり、回転すること
により現像液、定着液を汲み上げてローラ対へ付与し、
ローラ対を常に湿らせた状態に維持できるようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の処理槽に貯留し
た処理液に感光材料を搬送しながら浸漬して現像処理す
る自動現像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料を処理する自動現像処理装置で
は、装置内に現像槽、定着槽、水洗槽等の処理槽が設け
られ、それぞれの処理槽内の処理液中でローラとガイド
によって感光材料を案内搬送する処理ラックが配置され
ている。また、互いに隣接する処理槽の間には、上流側
の処理ラックから下流側の処理ラックへ感光材料を案内
搬送するローラを含むクロスオーバー部が設けられてお
り、隣接する処理槽内の両処理液外で上流側の処理槽か
ら下流側の処理槽へ感光材料を受け渡すようになってい
る。
【0003】一般に、クロスオーバー部では、処理液外
(以下「液外」と言う)にローラ対を配置して、このロ
ーラ対によって処理槽内から感光材料を挟持して引き出
すと共に、下流側の処理槽内へ送り込むようになってい
る。このとき、ローラ対は感光材料の表面に付着して持
ち出された処理液を絞りとって除去するようにしてい
る。
【0004】ところで、クロスオーバー部の液外に配置
されているローラの表面には、感光材料によって上流側
の処理槽から持ち出された処理液が付着する。このロー
ラの表面に付着した処理液は、例えば感光材料を連続的
に処理しないときにはローラ表面に補給されないので、
水分が蒸発すると濃縮され処理液中の成分がローラの表
面に析出する。このようなローラの表面に付着して析出
した処理液中の成分は、次に処理されるために送られる
感光材料と接触すると、感光材料の表面に傷を着けた
り、感光材料の表面に新たに付着してくる処理液中に溶
け込んで、感光材料の表面で処理液の濃度ムラを発生さ
せるので、感光材料の表面に処理ムラを生じさせる等の
感光材料の仕上がり不良を発生させてしまう。
【0005】このような、クロスオーバー部の液外のロ
ーラに付着した処理液による感光材料の仕上がり不良を
防止するために、例えば、ローラの表面に洗浄水を供給
する洗浄水供給手段を設けて、ローラの周面を洗浄する
方法がある。
【0006】一方、洗浄液によってローラの周面を洗浄
する代わりに、ローラをその一部が処理槽内の処理液に
接するように配置して、常に、処理液がローラの周面に
付着しているようにして、ローラの周面での処理液中の
成分の析出を防止する方法がある。この方法によれば、
ローラの表面に洗浄水を供給する洗浄水供給手段を不要
とすることができ、クロスオーバー部の構造を簡単にす
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液外で
感光材料と接触するローラの一部を処理液に接するよう
にすると、ローラによって感光材料の表面に付着いた処
理液を絞りとるどころか、ローラ表面に付着して汲み上
げられた処理液が感光材料表面にさらに供給されること
になるので、感光材料と共に次の処理槽の処理液へ持ち
込まれる処理液の量を増やすことになり、上流側の処理
液の消耗と下流側の処理液の劣化を早めることになる。
【0008】本発明は、上記事実を考慮してなされたも
のであり、液外に配置したローラの表面に付着した処理
液による感光材料の仕上がり不良を防止すると共に、処
理槽内の処理液の消耗と劣化を抑えることができる自動
現像処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自動現像
処理装置は、感光材料を搬送しながら複数の処理槽のそ
れぞれに貯留した処理液に順次浸漬して現像処理する自
動現像処理装置であって、前記処理槽の処理液外に配置
されて互いに隣接する処理槽の間で感光材料を受け渡す
ローラを備えたクロスオーバー部に、一端部が前記ロー
ラの周面に接触し他端部が前記処理槽内の処理液に浸漬
する介助部材を設け、前記介助部材を介して前記ローラ
の周面へ前記処理槽内の処理液を付与することを特徴と
する。
【0010】請求項2に係る自動現像処理装置は、請求
項1の自動現像処理装置であって、前記介助部材が少な
くとも周面に親水性を有し、その周面の一部が処理液に
浸かった状態でその周面の他の一部が前記ローラに接触
しながら回転するアイドルローラであることを特徴とす
る。
【0011】請求項3に係る自動現像処理装置は、請求
項1の自動現像処理装置であって、前記介助部材が疎水
性周面を有し、その周面の一部が処理液に浸かった状態
で周面の他の一部が前記ローラに接触しながら回転する
アイドルローラであることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に記載の自動現像処理装置
は、液外に配置したクロスオーバー部のローラの周面と
処理槽内の処理液の間に介助部材を介在させて、この介
助部材によって汲み上げた処理液をローラの表面へ付与
して、ローラ表面の乾燥を防止している。
【0013】このように、介助部材を介してローラの表
面に処理液を付与することによりローラの表面の乾燥を
抑え、ローラの表面に付着した処理液中の水分の蒸発に
より処理液中の成分が析出するのを防止でき、また、介
助部材を介してローラへ処理液を供給するため、ローラ
に多量の処理液を付着させてしまうことがない。
【0014】請求項2に記載の自動現像装置は、介助部
材として、クロスオーバー部のローラの周面に接触して
回転するアイドルローラを用いている。このアイドルロ
ーラは、外周面が親水性であり、外周面に処理液を付着
させた状態で回転して液外のローラに接触し、ローラの
表面に処理液を付与する。これによって、ローラの表面
が常に湿らせた状態に維持され、ローラの表面に処理液
中の成分が析出することがない。また、ローラの表面に
余分な処理液が付着しているときには、この処理液をロ
ーラの表面から排除することができ、自動現像装置で処
理した感光材料にローラの周面に付着した処理液による
仕上がりムラを生じさせることがない。このアイドルロ
ーラは、少なくとも外周部を発泡性ポリウレタン(例え
ば商品名ルビセル)等の樹脂、布等の親水性の部材によ
って形成することにより比較的多量の処理液をクロスオ
ーバー部のローラの表面へ均一に供給する。
【0015】また、外周面に親水性を有するアイドルロ
ーラとしては、例えば、連続気泡が形成された樹脂、ス
ポンジ、布等の吸水性を備えた部材を用いることもでき
る。このような吸水性を備えた介助部材を用い、毛細管
現像等によって処理液を吸い上げて液外のローラの表面
を湿らせるようにすることもできる。
【0016】請求項3に記載の自動現像処理装置は、介
助部材として外周面が疎水性表面をもつアイドルローラ
を用いている。外周部を撥水性(疎水性)の樹脂等によ
って形成したときには、表面を適度に粗くして処理液が
付着し易いようにすることが好ましく、表面荒さRaが
3μm以上であることがより好ましい。疎水性表面のア
イドルローラを用いると、処理液をその外周面に吸収蓄
積しないので、クロスオーバー部のローラ表面を汚すこ
とがない。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例として適用した自
動現像装置の処理液処理部10の概略構成を示してい
る。この処理液処理部10には、現像槽14、定着槽1
6及び水洗槽18が形成されており、感光材料であるフ
ィルム12を処理するための現像液、定着液、水洗水が
それぞれに貯留されている。なお、この自動現像装置に
は、処理液処理部10に隣接して図示しない乾燥部が設
けられており、処理液処理部10へ挿入されたフィルム
12を現像槽、定着槽及び水洗水内を順位案内搬送した
後に、乾燥部で乾燥処理を施すようになっている。
【0018】現像槽14、定着槽16、水洗槽18のそ
れぞれには、フィルム12を案内搬送する処理ラック2
0、22、24が配設されている。現像槽14内に配置
されている処理ラック20には、一対の側板26(図1
では一方のみ図示)には、多数のローラ対32とガイド
によって略U字状の搬送路が形成されている。また、現
像槽14の上流側には、処理液処理部10内へフィルム
12を引き入れるローラ対34が配置されている。この
ため、処理液処理部10へ挿入されるフィルム12はロ
ーラ対34によって引き入れられ、ローラ対32とガイ
ドによって現像槽14内の現像液に浸漬されながら搬送
される。
【0019】また、定着槽16及び水洗槽18内に配置
された処理ラック22、24には、一対の側板28、3
0(何れも一方のみ図示)の間に掛け渡されたローラ3
6、38及び多数のガイドによって略U字状の搬送路が
形成されている。現像処理の終了したフィルム12は、
定着槽16内の処理ラック22によって定着液に浸漬さ
れながら搬送されると、次に処理ラック24によって水
洗槽18内を搬送されて水洗処理が施されるようになっ
ている。
【0020】なお、処理液処理部10の各処理槽内の処
理液は、図示しない熱交換器等の温度維持手段によって
フィルム12を安定した状態で最適に処理可能な所定の
温度範囲に維持されており、また、それぞれの処理液の
処理性能を維持するために、図示しない補充液補充手段
によって、例えばフィルム12の処理量(処理面積等)
に応じて補充液の補充を行うよになっている。
【0021】一方、水洗槽18の下流側には、複数のロ
ーラ対40を備えたスクイズ部42が設けられている。
このスクイズ部42のローラ対40は、水洗処理の終了
したフィルム12を挟持しながら搬送して次工程の乾燥
部(図示省略)へ送り込むときに、フィルム12の表面
に付着している水洗水等の処理液を絞り落とすようにな
っている。スクイズ部42で表面の処理液が絞り落とさ
れたフィルム12は、次の図示しない乾燥部で乾燥処理
されて仕上げられる。
【0022】ところで、現像槽14と定着槽16及び定
着槽16と水洗槽18との間には、クロスオーバー部4
4が形成されている。ここで、現像槽14と定着槽16
との間のクロスオーバー部44を例に詳細に説明する。
【0023】クロスオーバー部44には、上流側の現像
槽14に配置した処理ラック20に現像液の液面上方に
設けたローラ対46と、下流側の定着槽16に配置した
処理ラック22に定着液の液面上方に設けたローラ対4
8、及び処理ラック20、22の間に掛け渡したガイド
板50を備えている。現像槽14内を搬送されたフィル
ム12は、ローラ対46の間へ送り込まれ、表面に付着
している現像液が除去されながらガイド板50によって
ローラ対48へ案内される。ローラ対48は、現像槽1
4から送り込まれたフィルム12を定着液中へ送り込む
ようになっている。
【0024】一方、ローラ対46、48のそれぞれの下
方側のローラ46A、48Aの周面には、本発明の介助
部材として設けられたアイドルローラ52の周面が当接
されている。図2にも示されるように、このアイドルロ
ーラ52は、ローラ46A、48A(図2ではローラ対
46側のみ図示)の軸線と平行にかつ回転自在に配置さ
れている。このため、図2に示されるように、例えばロ
ーラ対46に設けたアイドルローラ52は、ローラ対4
6のローラ46Aが矢印A方向の回転に追従して、矢印
B方向へ回転するようになっている。
【0025】処理ラック20、22のそれぞれに設けた
アイドルローラ52は、下端部が現像液、定着液にそれ
ぞれ浸けられている。また、これらのアイドルローラ5
2は、外周部が発泡ポリウレタン(例えば商品名ルビセ
ル)等の親水性の高い樹脂、布等を用いて形成されてい
る。このため、アイドルローラ52は、周面に現像液又
は定着液が付着した状態で回転し、これらのアイドルロ
ーラ52の表面に付着している現像液、定着液がそれぞ
れアイドルローラ52と接触するローラ46A、48A
の表面に付着するようになっている。
【0026】したがって、ローラ対46、48が回転駆
動しているときには、フィルム12の非処理状態であっ
ても、液外の配置したローラ対46、48の表面は、現
像液又は定着液が付与されて湿った状態となっている。
【0027】なお、水洗槽18に設けた処理ラック24
の下流側に配置したローラ対46は、スクイズ部42に
配置したローラ対40と同じに水洗槽18から送り出さ
れるフィルム12の表面に付着している水洗水をスクイ
ズする機能を備えている。
【0028】また、現像槽14、定着槽16及び水洗槽
18内の現像液、定着液、水洗水は、補充液の補充等に
よって余剰となると図示しないオーバーフロー管から排
出されて、液面レベルが一定に維持される。このとき、
液面センサを設けて現像液、定着液、水洗水の液面レベ
ルを一定に維持するようにしてもよい。
【0029】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
に適用した自動現像処理装置の処理液処理部10では、
フィルム12が挿入されると、ローラ対34によってこ
のフィルム12を引き入れて現像槽14へ送り込む。現
像槽14では、ローラ対34によって送り込まれたフィ
ルム12を処理ラック20によって案内搬送しながら現
像液に浸漬する。次に、処理液処理部10では、現像液
に浸漬して現像処理の終了したフィルム12を、この現
像液の液面上方に配置したクロスオーバー部44のロー
ラ対46によって引き出し、処理ラック22のローラ対
48へ向けて送り出す。定着槽16では、現像槽14か
ら送り込まれたフィルム12をローラ対48によって挟
持して引き入れると、定着槽16内を定着液に浸漬しな
がら搬送して定着処理を行う。
【0030】また、処理液処理部10では定着処理の終
了したフィルム12を定着槽16と水洗槽18の間のク
ロスーバー部44を介して水洗槽18へ送り込み、水洗
槽18内でフィルム12を水洗水によって処理する。自
動現像装置では、水洗処理の終了したフィルム12をス
クイズ部42でスクイズしながら搬送して図示しない乾
燥部へ送り込んで乾燥処理した後に排出する。
【0031】ところで、現像槽14と定着槽16の間の
クロスオーバー部44では、現像液中から送り出された
フィルム12をローラ対46によって挟持して引出し、
フィルム12の表面から現像液を除去しながらローラ対
18を介して定着槽16へ送り込む。このため、ローラ
対46、48のそれぞれのローラの周面には、フィルム
12に付着して持ち出された現像液が付着する。
【0032】一方、ローラ対46、48のそれぞれに
は、下側のローラ46A、48Aと現像槽14内の現像
液、定着槽16内の定着液との間にアイドルローラ52
を介在させており、このアイドルローラ52がローラ4
6A、48Aの回転に追従して回転する。このアイドル
ローラ52は、表面が親水性となっているために、現像
液、定着液中に浸かっているときに付着した現像液、定
着液を持ち出す。この現像液、定着液が付着したアイド
ルローラ52の表面が、現像液、定着液中から出た後
に、ローラ46A、48Aと接触することにより、現像
液、定着液がそれぞれローラ対46、48の表面に付着
する。
【0033】この状態でローラ対34へフィルム12が
供給されず、処理装置が新たに処理すべきフィルム12
がないと判断したときには、処理液の劣化や電力消費を
抑えるために処理液処理部10内の各ローラ対の駆動を
停止する。この停止じかんが長くなるとローラ46A、
48A表面に付着した現像液、定着液の水分が蒸発して
成分が析出するが、新たにフィルム12の処理を開始す
るときには、アイドルローラ52から処理液が供給さ
れ、析出成分はフィルム12に接触する前に溶かされる
ので、フィルム12への影響は少ない。
【0034】好ましくは、処理液処理部10の停止時に
も、所定のタイミングで短時間ローラ対46、48を回
転させることにより、アイドルローラ52を追従回転さ
せ、ローラ対46、48のそれぞれの表面をアイドルロ
ーラ52を介して付着する現像液、定着液によって湿っ
た状態に維持するとよい。
【0035】このようにすると、処理液処理部10の停
止状態では、ローラ対46、48の表面に付着している
現像液中や定着液中の水分が徐々に蒸発するが、時々ア
イドルローラ52を介して現像液、又は定着液がローラ
対46、48へ付与されることにより、水分の蒸発があ
ってもローラ対46、48の表面に処理液中の成分が析
出してしまうことがない。これにより、新たに処理液処
理部10へ送り込まれるフィルム12の表面が、ローラ
対46、48の表面に析出した現像液中の成分によって
傷められたり、析出した現像液中の成分がフィルム12
の表面に転写されることにより生じる処理ムラを防止す
ることができる。停止時のローラ対46、48の短時間
の回転は、これらのみを駆動するようにしてもよいが、
処理液処理部10又は自動現像処理装置の搬送駆動装置
全体を短時間、間欠的に駆動するようにしてもよい。
【0036】また、アイドルローラ52はローラ対4
6、48のローラ46A、48Aの周面に接触している
ため、ローラ46A、48A又はアイドルローラ52の
周面に部分的に多くの現像液又は定着液が付着していて
も、この余分な現像液、定着液を互いに絞り落とす。こ
れによって、例えば、ローラ対46から送り出されるフ
ィルム12の幅方向の両端部や搬送方向の後端部に現像
液が回り込んでしまうことがなく、フィルム12の表面
に部分的に多量の現像液が付着した状態で定着槽16へ
送り込まれることによって生じる処理ムラを防止するこ
とができる。
【0037】一方、例えば定着槽16では、上流側のロ
ーラ対48及び下流側のローラ対46の表面に定着液が
付着しているため、このローラ対48、46に接触する
フィルム12の表面にこの定着液を付着させることにな
る。このため、ローラ対48にフィルム12が接触した
ときから、実質的にフィルム12の定着処理を開始する
ことになり、定着槽16の大きさを変更せずに定着槽1
6での実質的な搬送路の長さ(パス長)を長くすること
ができる。
【0038】なお、本実施例では、周面が親水性の部材
で形成したアイドルローラ52を用いたが、このアイド
ルローラ52の周面を撥水性の部材で形成したものであ
ってもよい。この場合、シリコン、EPT(エチレンプ
ロピレンターポリマー)、オレフィン系エストラマー等
のゴム系の樹脂を用いることができ、周面を所定の粗さ
に仕上げることにり、親水性の樹脂等と同様に現像液、
定着液等を汲み上げてローラ対46、48を湿らせるこ
とができる。なお、この場合の表面粗さRaは3μm以
上であることが好ましい。
【0039】また、単に親水性を備えた部材ではなく、
吸水性を備えた部材であってもよく、吸水性の部材によ
って形成されたアイドルローラ52を用いることによ
り、確実にローラ対46、48を湿らせることができ
る。
【0040】このような、アイドルローラ52の材質
は、ローラ対46、48の材質に応じて選択すればよ
く、例えば、ローラ46Aの表面が撥水性が高い部材で
あるときには、アイドルローラ52の外周面に吸水性を
持たせることにより、ローラ対46、48の表面から確
実に現像液を除去することができる。
【0041】また、本実施例の好ましい態様では、アイ
ドルローラ52が液外のローラ対46、48に追従して
回転するようにしているが、このアイドルローラ52を
ローラ対46、48と別に駆動力を伝達するようにし、
例えば、ローラ対46のローラ46Aが矢印A方向に回
転したときに、アイドルローラ52が矢印B方向と反対
方向へ回転するようにしてもよい。これによって、ロー
ラ対46の周面から余分な現像液(処理液)を確実に除
去することができる。
【0042】なお、本実施例では介助部材として、アイ
ドルローラ52を用いた自動現像装置の処理液処理部1
0を用いて説明したが、介助部材は、アイドルローラ5
2に限らず、現像槽14、定着槽16内の現像液、定着
液を汲み上げるか吸い上げるかしてローラ対46、48
へ供給し、ローラ対46、48の表面を湿らせることが
できるものであればよい。
【0043】例えば、図3に示すように、クロスオーバ
ー部44のローラ対46の下方のローラ46Aに、下端
部が現像槽14内の現像液に浸漬された吸水ベルト60
の上端部を接触させるようにしてもよい。この吸水ベル
ト60は、連続気泡が形成された樹脂、樹脂繊維、布等
の吸水性の高い材質によって形成しており、この吸水ベ
ルト60を介して毛細管現象によって現像液を吸い上げ
て、ローラ46Aを湿らせるようにしている。
【0044】このような、吸水ベルト60を用いること
によっても、液外に配置したローラ対46、48の表面
を湿った状態に維持することができ、ローラ対46、4
8の表面にフィルム12によって持ち出された現像液が
付着しても、蒸発によって現像液中の成分が濃縮されて
しまったり、現像液中の成分が析出してしまうことがな
い。
【0045】なお、装置の非作動時には、ローラ対4
6、48の表面に付着している現像液、定着液中の蒸発
が進行するが、新たに装置の稼働を開始したときに、ア
イドルローラ52又は吸水ベルト60を介して付与され
る現像液、定着液によって、ローラ対46、48が湿ら
されて、析出している成分が溶けだすため、フィルム1
2の処理を開始するときまでに、確実にローラ対46、
48の表面から析出した成分を除去することができる。
【0046】このように、本発明によって、液外のロー
ラの表面に処理液を付与する介助部材を介在させるとい
う簡単な構造で液外のローラの表面の乾きを防止し、液
外のローラの表面が乾いて処理液中の成分が析出してし
まうことによりフィルム12の仕上がりを損ねてしまう
のを確実に防止することができる。
【0047】また、本実施例では、互いに隣接する処理
ラック20、22、24の間にクロスオーバー部44を
設けて構造について説明したが、処理ラック20、2
2、24とは別に現像槽14と定着槽16の間、定着槽
16と水洗槽18の間を覆うクロスオーバーラックをも
つ構造に本発明を採用することができるのは勿論であ
る。
【0048】また、感光材料としては、シート状のフィ
ルムであってもよく、印画紙や長尺の写真フィルム等で
あってもよい。自動現像処理装置としては、これらの感
光材料を複数の処理液に順次浸漬して処理するものであ
ればよく、処理液処理部と乾燥部に加えて、感光材料へ
画像露光を行う露光部等を一体に備えたものであっても
よい。
【0049】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の自動現像処
理装置では、クロスオーバー部に設けた液外のローラの
周面と処理槽内の処理液の間に介助部材を介在させる簡
単な構造で、液外に配置したローラの表面を常に湿らせ
た状態に維持して処理液中の成分の析出を防止し、ロー
ラの表面に付着した処理液中の成分の析出等による感光
材料の損傷や処理ムラ等の仕上がり不良を防止すること
ができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用した自動現像装置の処理液処理
部を示す概略構成図である。
【図2】本発明を適用したクロスオーバー部の要部を示
す概略図である。
【図3】本発明の介在部材の一例を示すクロスオーバー
部の要部斜視図である。
【符号の説明】
10 処理液処理部(自動現像処理装置) 12 フィルム(感光材料) 14 現像槽(処理槽) 16 定着槽(処理槽) 44 クロスオーバー部 46、48 ローラ対 52 アイドルローラ(介助部材) 60 吸水ベルト(介助部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂野 良哲 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を搬送しながら複数の処理槽の
    それぞれに貯留した処理液に順次浸漬して現像処理する
    自動現像処理装置であって、前記処理槽の処理液外に配
    置されて互いに隣接する処理槽の間で感光材料を受け渡
    すローラを備えたクロスオーバー部に、一端部が前記ロ
    ーラの周面に接触し他端部が前記処理槽内の処理液に浸
    漬する介助部材を設け、前記介助部材を介して前記ロー
    ラの周面へ前記処理槽内の処理液を付与することを特徴
    とする自動現像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記介助部材が少なくとも周面に親水性
    を有し、その周面の一部が処理液に浸かった状態でその
    周面の他の一部が前記ローラに接触しながら回転するア
    イドルローラであることを特徴とする請求項1の自動現
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記介助部材が疎水性周面を有し、その
    周面の一部が処理液に浸かった状態で周面の他の一部が
    前記ローラに接触しながら回転するアイドルローラであ
    ることを特徴とする請求項1の自動現像処理装置。
JP6241610A 1994-10-05 1994-10-05 自動現像処理装置 Pending JPH08106150A (ja)

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