JPH08112076A - 色素の安定化方法。 - Google Patents

色素の安定化方法。

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JPH08112076A
JPH08112076A JP6287087A JP28708794A JPH08112076A JP H08112076 A JPH08112076 A JP H08112076A JP 6287087 A JP6287087 A JP 6287087A JP 28708794 A JP28708794 A JP 28708794A JP H08112076 A JPH08112076 A JP H08112076A
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stabilizing
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Goro Yoshikawa
五朗 吉川
Noriyuki Hirame
徳行 平目
Sanae Hiroya
早苗 広谷
Yoshiko Ono
佳子 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あらゆる食品、色素に対して持続性のある、
変退色防止効果を付与する変退色防止方法を提供する。 【構成】 L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナ
トリウム、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウ
ム、食塩、塩化カルシウム、ミョウバン、酵素処理ルチ
ン、ルチン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色素の安定化方法に関
するものである。詳しくは、紫外線、酸素、酵素、温
度、水分などによる変色、退色(以後変退色と言う)、
及び色素液の保存中に起こる色素含量の低下を防止する
ことに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品、飲料、生鮮食品及びそれらの原材
料や加工、処理方法は多種多様存在する。それらの加工
食品や原材料等の色調の安定性は販売に影響を与え、食
品産業上重要な問題である。
【0003】食品、飲料、生鮮食品等(以後食品と言
う)の変退色は、紫外線、酸素、酵素、熱、水分などが
単独で、又は複数の共合によって起こり、その原因は多
種多様である。色素液の保存中に起こる色素含量の低下
は水分と温度、酸素等の影響が大きい。夏期及び熱帯地
方との取引では、船倉が高温になり、受け取った時に
は、色素含量が20〜30%劣化していることがある。
これを防止する為、凍結あるいは冷蔵して輸出入をする
か、又は航空輸送を行っている。この為、輸送経費が非
常に高くついている。
【0004】従来食品の変退色防止方法として、各種の
抗酸化剤が単独で、又は併用して用いられている。例え
ば、生鮭の赤色保持にはL−アスコルビン酸や、茶抽出
物などが単独で使用されている。又各種の食品類は、L
−アスコルビン酸や、酵素処理ルチン、ローズマリー抽
出物、茶抽出物、ビタミンEなどが使用されている。
【0005】又色素の安定化方法として、酵素処理ルチ
ンと水溶性抗酸化剤の併用が行われている。平2−13
5070カロチノイド色素の安定化法。平2−1101
64アントシアニン色素の安定化法など。魚肉変色防止
剤として、平5−284902がある。食品の変退色防
止剤及び変色防止法などが、その他何十種も提案されて
いるが、いずれも決め手を欠いており、より効果のある
色素の安定化方法の開発が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、あらゆる
食品に変退色防止効果を持続的に付与し、又保存中に起
こる色素液の含量劣化を防止する方法を提供するもので
ある。
【0007】
【問題を解決する為の手段】酵素処理ルチン又は、ルチ
ン、水溶性抗酸化剤、食塩、塩化カルシウム、ミョウバ
ンなどを食品と接触することによって、食品の変退色防
止並びに色素液の含量低下防止に、従来見られなかった
特異的効果を発揮することを発見し、この発明を完成さ
せた。
【0008】酵素処理ルチン又は、ルチン、水溶性抗酸
化剤、食塩、塩化カルシウム、ミョウバンなどと食品、
色素液との接触方法は、粉体の製剤、固形の製剤、水溶
液の製剤などでも、又それぞれ個別に加えてもそれらの
ものが食品等と接触すれば充分である。
【0009】ここに言う酵素処理ルチンに使用する酵素
は、糖転移作用を有するものとしてシクロマルトデキス
トリン・グルカノトランスフェラーゼ、又はグルコシダ
ーゼ及びトランスグルコシダーゼ等を単独に、又は組み
合わせて用いることが出来る。ルチンをイソケルシトリ
ンに加水分解する酵素は、α−1.6ラムノシダーゼを
有するヘスペリジナーゼやナリンギナーゼ等を用いるこ
とができる。
【0010】ルチンをプロピレングリコールに溶解する
方法は、常温又は熱時、プロピレングリコールにルチン
を添加、撹拌すれば容易に溶かすことができる。又サイ
クロデキストリンにルチンを包接する方法は、公知の方
法で作られたもので良い。
【0011】
【請求項3】の酵素処理ルチンは、今後酵素処理ルチン
Aと言う。(請求項4)の酵素処理ルチンは今後酵素処
理ルチンBと言う。(請求項5)の酵素処理ルチンは今
後酵素処理ルチンCと言う。(請求項6)のルチンは今
後ルチンPと言う。(請求項7)のルチンは今後ルチン
CDと言う。
【0012】食塩は精製塩、並塩、岩塩、その他のいず
れでも良い。
【0013】塩化カルシウムは無水物でも、含水物で
も、又等級はいずれでも良い。
【0014】水溶性抗酸化剤は、L−アスコルビン酸、
L−アスコルビン酸ナトリウム、エリソルビン酸、エリ
ソルビン酸ナトリウムなどである。
【0015】ミョウバンは、結晶水含有物でも、無水物
でも、又カリウムミョウバンでも、アンモニウムミョウ
バンでも、いずれのものでも良い。
【0016】澱粉質は、トウモロコシ澱粉、小麦粉澱
粉、サツマイモ澱粉、バレイショ澱粉、デキストリン、
サイクロデキストリン、α−澱粉、その他いずれの澱粉
質でも良く、その種類は問わない。
【0017】以下、実施例によって本発明を詳しく説明
するが、本発明はこれによって何ら制限を受けるもので
はない。
【実施例1】 (実施例1)に示す飲料に、それぞれの試料を添加し、
透明なガラスビン140ml容量に約130ml入れ
る。湯煎上で加温、98℃達温で密栓する。室温まで冷
却した後、屋上に出し直射日光に当てる。冷暗所に保管
しておいたものを100として、変退色の度合いを目視
判定した。(期間/平成6年3月1日から同月末日ま
で。)グレープカラーH−50は、ブドウ果皮色素液で
アントシアニン系の赤色色素である。色価は10%E値
50である。実施例中、試料単位は重量パーセントであ
る(以後同様)。試料とは、L−アスコルビン酸、エリ
ソルビン酸、酵素処理ルチンA、精製塩、塩化カルシウ
ム(二水物)を言う(以後同様)。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】表1の結果 (1)L−アスコルビン酸とエリソルビン酸では、L−
アスコルビン酸の方が変退色防止効果がわずかに大きか
った(1−2、1−3、1−8、1−9参照)。 (2)L−アスコルビン酸、エリソルビン酸とも、添加
量は0.01%より0.05%の方が変退色防止効果は
大きかった(1−2、1−3、1−8、1−9参照)。 (3)L−アスコルビン酸、精製塩、酵素処理ルチンA
併用のものは、L−アスコルビン酸、酵素処理ルチンA
併用のものに比べて変退色防止効果が大きかった(1−
2、1−3、1−4、1−5参照)。 (4)L−アスコルビン酸、塩化カルシウム、酵素処理
ルチンA併用のものは、L−アスコルビン酸、酵素処理
ルチンA併用のものに比べて変退色防止効果が大きかっ
た(1−2、1−3、1−6、1−7参照)。
【0021】表2の結果 (1)精製塩、塩化カルシウム、単品使用のものは変退
色防止効果はなかった(2−1、2−2、2−3参
照)。 (2)L−アスコルビン酸、精製塩、塩化カルシウム、
酵素処理ルチンA併用のものは、L−アスコルビン酸、
精製塩、酵素処理ルチンA併用のものより変退色防止効
果が大きく、且つ持続力があった(表1/1−5、表2
/2−6、2−7参照)。 (3)酵素処理ルチンA単品使用よりも、精製塩を併用
した方が変退色防止効果は大きかった(2−4、2−5
参照)。
【0022】
【実施例2】 栗の甘露煮 皮むき輸入栗を常法によって次亜硫酸ナトリウムで漂
白。亜硫酸ガスを完全に水洗除去したもの約80gを1
40ml容量の透明なガラスビンに入れ、キリシンLY
0.1%で着色された55%シロップに各試料を添加
したものを、容量9割まで入れる。常法により煮熟す
る。熱時密栓し、暗所に15日静置して色素を栗に吸着
させた後、暗所と蛍光燈下で色調変化を見る。キリシン
LYはクチナシ黄色素液で、カロチノイド系色素であ
る。10%E値は80である。(期間/平成5年10月
1日から平成6年4月末日まで。)
【0023】
【表1】
【0024】表1の結果 (1)キリシンLY単品のものは、光沢がなく、白っぽ
く、くすんだ黄色であった(1−1参照)。 (2)L−アスコルビン酸、酵素処理ルチンA併用のも
のは、表1/1−1より光沢のある黄色であった(1−
2参照)。 (3)L−アスコルビン酸、精製塩、酵素処理ルチンA
併用のものは、表1/1−2より更に光沢のある黄色
で、食欲をそそる色調であった(1−3参照)。 (4)L−アスコルビン酸、塩化カルシウム、酵素処理
ルチンA併用のものは、表1/1−3同様に光沢のある
黄色で、食欲をそそるものであった(1−4参照)。 (5)L−アスコルビン酸、精製塩、塩化カルシウム、
酵素処理ルチンA併用のものは、光沢のある黄色で濃度
も一番高く、食欲をそそる色調であった(1−5参
照)。
【0025】
【表2】 蛍光燈40W、距離15cm、冷暗所に静置しておいた
ものを100として、変退色の度合いを目視判定した。
【0026】表2の結果 (1)キリシンLY単品のものは、一部白っぽくなって
いた(2−1参照)。 (2)L−アスコルビン酸、酵素処理ルチンA併用もの
は、表2/2−1より光沢と黄味があった(2−2参
照)。 (3)L−アスコルビン酸、精製塩、酵素処理ルチンA
併用のものは、表2/2−2より更に光沢のある黄色
で、色素残存量も表2/2−2よりも倍くらい濃かった
(2−3参照)。 (4)L−アスコルビン酸、塩化カルシウム、酵素処理
ルチンA併用のものは、表2/2−3と同様であった
(2−4参照)。 (5)L−アスコルビン酸、精製塩、塩化カルシウム、
酵素処理ルチンA併用のものは、光沢色調とも良く、変
退色も一番少なかった(2−5参照)。
【0027】
【実施例3】 (作り方)上記飲料にそれぞれの試料を添加し、140
ml容量透明ガラスビンに約130ml入れる。湯煎上
で加温、98℃達温で取り出し密栓する。常温に冷却し
た後、屋上で直射日光に当てる。冷暗所に保管しておい
たものを100として、変退色の度合いを目視判定し
た。キリヤスレッドRCは赤キャベツ抽出色素液で、ア
ントシアニン系の赤色である。10%E値は80である
(以後同様)。試料には(0017)の試料の他、次の
ものが加算される。酵素処理ルチンB、エリソルビン酸
ナトリウム、ルチンCD。酵素処理ルチンBは、ルチン
として10%含有したものである。ルチンCDは、ルチ
ンとして10%になるようサイクロデキストリンに包接
し、水溶性にしたものである。(期間/平成6年3月1
0日から同年4月8日まで。)
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】表1の結果 (1)L−アスコルビン酸ナトリウムと、エリソルビン
酸ナトリウムでは、L−アスコルビン酸ナトリウムの方
がわずかに変退色防止効果が大きかった(1−2、1−
3参照)。 (2)精製塩、又は塩化カルシウムと酵素処理ルチンB
併用は、酵素処理ルチンB単品の6倍変退色防止効果が
あった(1−1、1−4、1−5参照)。 (3)L−アスコルビン酸ナトリウム、塩化カルシウ
ム、酵素処理ルチンB併用のものは、塩化カルシウムを
含有しないものに比べ約2.5倍から3.2倍、変退色
防止効果が大きかった(1−2、1−3、1−6参
照)。 (4)酵素処理ルチンB単品よりも、精製塩又は塩化カ
ルシウムを併用したものの方が、変退色防止効果は大き
かった(1−1、1−4、1−5参照)。
【0031】表2の結果 (1)L−アスコルビン酸ナトリウムと、エリソルビン
酸ナトリウムでは、わずかにL−アスコルビン酸ナトリ
ウムの方が変退色防止効果が大きかった(2−2、2−
3参照)。 (2)精製塩と塩化カルシウムを添加したものは、添加
しなかったものより変退色防止効果が約4倍あった(2
−1、2−4、2−5参照)。 (3)L−アスコルビン酸ナトリウム、塩化カルシウ
ム、ルチンCD併用のものは、塩化カルシウムが添加さ
れていないものに比べ、変退色防止効果が約2倍大きか
った(2−2、2−6参照)。
【0032】
【実施例4】 紅鮭の変退色防止効果 生紅鮭を3枚におろし、約100gに切ったものを表1
の各試料液に5℃で12時間浸けた後、水切りしラップ
に包んで蛍光燈に当てる。蛍光燈40W、距離20c
m、48時間。
【表1】 凍結暗所に保存しておいたものを100として、変退色
の度合いを目視判定した。試料には、(0017)の試
料の他にソルビン酸カリウムが加算される。
【0033】表1の結果 L−アスコルビン酸と酵素処理ルチンAを併用したもの
に比べ、L−アスコルビン酸と酵素処理ルチンA、精製
塩又は塩化カルシウムを併用したもの、又は4種併用し
たものは、いずれもL−アスコルビン酸と酵素処理ルチ
ンAを併用したものより、変退色防止効果が大きかった
(1−3、1−4、1−5、1−6参照)。
【0034】
【実施例5】 キリヤスグリーンLは、カロチノイド系のクチナシ青色
素とクチナシ黄色素混合の緑色で、10%E値は50で
ある。常法によって上記配合のメロン色ゼリーを作る。
この時、表1の各試料を添加し、透明プラスチックカッ
プに入れ密封し、加熱殺菌したものを蛍光燈にかける。
試料には、(0017)の試料の他、ルチンCDが加算
される。
【0035】
【表1】 冷暗所に保管しておいたものを100として、変退色の
度合いを目視判定した。
【0036】表1の結果 (1)試料を添加しなかったものに比べ、添加したもの
はいずれも変退色防止効果があった(1−1、1−2、
1−3、1−4、1−5参照)。 (2)ルチンCD単品より、ルチンCDと並塩、塩化カ
ルシウムを併用したものの方が、変退色防止効果が大き
かった(1−2、1−3参照)。 (3)ルチンCDとL−アスコルビン酸併用のものよ
り、更に塩化カルシウムを加えたものの方が、変退色防
止効果は大きかった(1−4、1−5参照)。
【0037】
【実施例6】 色素液の安定化 10%E値80の赤キャベツ色素液(アントシアニン系
赤色)に、下記試料を添加、40℃における安定性を比
較した。(期間/平成6年7月5日から同年8月5日ま
で。)クエン酸、リン酸二水素ナトリウムのpH3緩衝
液で、波長536nm付近における吸光度0.3〜0.
7の範囲の最大吸光度を測定する。出発時の色価を10
0とし、1カ月後の色価を色素残存率で表した。試料に
は(0017)の試料の他、カリウムミョウバンが加算
される。
【0038】
【表1】 酵素処理ルチンCは、ルチンとして70%含有している
ものである。
【0039】表1の結果 (1)色素液だけのものに比べ、各試料を添加したもの
はいずれも変退色の度合いが小さかった。(1−1、1
−2、1−3、1−4参照)。 (2)L−アスコルビン酸と、酵素処理ルチンC併用の
ものより、更に精製塩又はカリウムミョウバンを加えた
ものの方が、変退色の度合いが小さかった(1−2、1
−3、1−4参照)。
【0040】
【実施例7】 上記飲料にそれぞれの試料を添加し、140ml容量の
透明ガラスビンに約130ml入れる。湯煎上で加温、
98℃達温で取り出し密栓する。常温に冷やした後、屋
上で直射日光に当てる。冷暗所に保管しておいたものを
100として、変退色の度合いを目視判定した。(期間
/平成6年3月30日から同年4月30日まで。)オレ
ンジカラー100はカロチノイド系パプリカ色素で、油
溶性のものを脱臭乳化して水分散性にしたものである。
カラーバリューは2万である。試料には(0017)の
試料の他、ルチンPが加算される。ルチンPは、ルチン
として10%になるようにプロピレングリコールに溶解
したものである。
【0041】
【表1】
【0042】表1の結果 (1)試料無添加と塩化カルシウムを添加したものは、
10日後、色素は100%消えていた(1−1、1−3
参照)。 (2)L−アスコルビン酸、塩化カルシウム、ルチンP
併用のものは、塩化カルシウムを抜いたものより更に変
退色防止効果が大きく、且つ持続力があった(1−3、
1−4参照)。
【0043】
【発明の効果】水溶性抗酸化剤、酵素処理ルチン、ルチ
ン、食塩、塩化カルシウム、ミョウバン等を併用して用
いることにより、従来提案されていた食品、色素液の安
定化効果より、更に高い効果を持続的に得ることが可能
となり、本発明の目的は達成された。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルチン及び水溶性抗酸化剤と、食塩、塩
    化カルシウム、ミョウバンの少なくとも1種とを、食
    品、色素液に接触させることを特徴とする、色素の安定
    化方法。
  2. 【請求項2】 ルチンが酵素処理ルチンであることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載の色素の安定化方
    法。
  3. 【請求項3】 酵素処理ルチンが、ルチンと澱粉質との
    混合液に糖転移作用を有する酵素を作用させて得た、α
    −グリコシルルチンであり、転移したグルコース数の異
    なるものの混合物であることを特徴とする、特許請求の
    範囲第2項記載の色素の安定化方法。
  4. 【請求項4】 酵素処理ルチンは、ルチンのラムノース
    を加水分解する酵素で処理し、得られたイソケルシトリ
    ンと澱粉質との混合液に糖転移作用を有する酵素を作用
    させて得た、α−グリコシル・イソケルシトリンであ
    り、転移したグルコース数の異なるものの混合物である
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第2項記載の色素の
    安定化方法。
  5. 【請求項5】 酵素処理ルチンが、転移したグルコース
    にグルコアミラーゼを作用させて、モノグルコシルルチ
    ンを60%以上含むことを特徴とする、特許請求の範囲
    第2項記載の色素の安定化方法。
  6. 【請求項6】 ルチンを、あらかじめプロピレングリコ
    ールに30%重量以下の量で溶解しておいたものである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の色素の
    安定化方法。
  7. 【請求項7】 ルチンを、あらかじめサイクロデキスト
    リンに30%重量以下の量で包接しておいたものである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の色素の
    安定化方法。
  8. 【請求項8】 水溶性抗酸化剤が、L−アスコルビン
    酸、L−アスコルビン酸ナトリウム、エリソルビン酸、
    エリソルビン酸ナトリウムであることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項記載の色素の安定化方法。
  9. 【請求項9】 ルチンと食塩、塩化カルシウム、ミョウ
    バンの少なくとも1種とを、食品、色素液に接触させる
    ことを特徴とする、色素の安定化方法。
  10. 【請求項10】 特許請求の範囲第9項のルチンは、特
    許請求の範囲第3項、第4項、第5項、第6項、第7項
    のルチンであることを特徴とする、色素の安定化方法。
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