JPH081120B2 - ドレーン材 - Google Patents

ドレーン材

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JPH081120B2
JPH081120B2 JP2003083A JP308390A JPH081120B2 JP H081120 B2 JPH081120 B2 JP H081120B2 JP 2003083 A JP2003083 A JP 2003083A JP 308390 A JP308390 A JP 308390A JP H081120 B2 JPH081120 B2 JP H081120B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は土木工事の排水用シート、止水シート、トン
ネル工事の止水シートとして導水性に優れたドレーン材
に関するものである。
【従来の技術】
従来、土木工事の排水、導水あるいはトンネル工事の
止水に編織布や不織布が多く使用されている。また土木
工事用シートについても多くの提案がある。例えば、繊
維絡合不織布シートと不透水性層とからなる土木工事用
透水シートが実公昭51−37844号公報に、不透水性シー
トに不織布などの透水性緩衝材を積層したトンネル構造
物防水シートが特開昭57−140500号公報、実公昭62−35
760号公報、実公昭64−6283号公報、特開昭64−24999号
公報、特開平1−226911号公報などに、また不織布から
なるものとして特開昭64−20367号公報、特公平1−351
06号公報などに、そして編織布からなるものとして実公
昭56−13381号公報、実開昭62−12637号公報などに提案
されている。
【発明が解決しようとする課題】
従来の繊維絡合不織布や編織布を基材とした土木工事
用シートをドレーン材としたものでは、施工後しばらく
の期間は当初の排水性能を維持しているが、特に涌き
水、漏水が多い場所での使用では比較的短期間のうちに
導水空間が土砂で塞がり、排水能力が低下してしまう。 本発明は排水性能を長期間維持した繊維絡合不織布や
編織布を基材とした土木工事用のドレーン材を提供する
にある。
【課題を解決するための手段】
軟化点又は融点を異にする少なくとも2種の重合体から
なる複合繊維により構成され、かつ該低融点又は低軟化
点を有する重合体により固着されたメッシュ構造編織布
に深絞り成型により多数の突起部を形成したシート状物
(以下ハニカム構造シート状物という)を導水層とし、
該シート状物の少なくとも一面に不織布あるいは編織布
を積層したことを特徴とするドレーン材である。 本発明のドレーン材の導水層を構成するハネカム構造
シート状物は、軟化点又は融点を異にする少なくとも2
種の重合体からなる複合繊維により構成され、かつ該低
融点又は低軟化点を有する重合体により固着されたメッ
シュ構造編織布に、規則的なまたは不規則的な深絞り成
型をしたハニカム構造シート状物である。かかる導水層
を設けることにより優れた可撓性と強靭性を得ることが
できる。軟化点又は融点を異にする少なくとも2種の重
合体からなる複合繊維とは、二成分以上の重合体よりな
る複合繊維であつて、該複合繊維を構成する少なくとも
1成分の熱可塑性重合体がその他の成分の重合体(高軟
化点重合体又は高融点重合体:以下単に高軟化点重合体
と称す場合がある)の軟化点又は融点より少なくとも20
℃低い融点又は軟化点を有する熱可塑性重合体(低融点
重合体又は低軟化点重合体:以下単に低融点重合体と称
す場合がある)である複合繊維のフイラメント糸又はス
パン糸あるいは該複合繊維のフイラメント糸又はスパン
糸と他の繊維のフイラメント糸又はスパン糸との合糸、
または、二種以上の繊維を用いた複合糸であつて該複合
糸を構成する少なくとも1種類の繊維がその他の繊維
(高軟化点繊維)の軟化点より少なくとも20℃低い融点
を有する繊維(低融点繊維)である複合糸の少なくとも
一種類の繊維の如くの熱接着繊維を用いたものである。
本発明の効果を損なわない範囲で、ポリエステル繊維、
全芳香族ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、全芳香族
ポリアミド繊維、ポリビニルアルコール系繊維、アクリ
ロニトリル系繊維、ガラス繊維などの複合繊維以外の繊
維を用いても良い。該熱接着性繊維からなるメツシユ構
造編織布に深絞り成型により多数の突起部を形成させた
シート状物において、該メツシユ構造編織布が編織布を
構成している繊維の低融点重合体成分または低融点繊維
の溶融物で固定されているハネカム構造シート状物を用
いる。 高軟化点重合体と低融点重合体よりなる複合繊維は高
軟化点重合体としては、例えば、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステ
ル、6−ナイロン、66−ナイロン、610−ナイロン、11
−ナイロン、12−ナイロン、ポリヘキサメチレンイソフ
タルアミド、ポリヘキサメチレンテレフタルアミドなど
のポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアル
コール、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの可紡性
重合体から選ばれた少なくとも1種類の重合体を用い、
低融点重合体として高軟化点重合体の軟化点より少なく
とも20℃低い融点の熱可塑性重合体を用いる。そのよう
な重合体の組み合わせは、上記高軟化点重合体の群中か
ら組み合わせ、または上記重合体の他の重合体、例え
ば、ポリエチレン、エチレンプロピレン共重合体、エチ
レンオクテン共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体あ
るいはその鹸化物などのオレフイン系重合体、ポリヘキ
サメチレンテレフタレートあるいはその共重合体、スチ
レン共重合体などの可紡性熱可塑性重合体から選ばれた
少なくとも1種類の重合体を組み合わせる。そして、高
軟化点重合体と低融点重合体を組み合せた複合繊維は従
来公知の複合紡糸口金を装着した紡糸機で溶融紡糸法、
乾式紡糸法(エマルジヨン紡糸法を含む)、湿式紡糸法
のいずれかの方法で紡糸出来る。 得られる繊維の繊度は用途に応じて適宜決定しうるが
好ましくは2〜30000デニールである。この複合繊維の
フイラメント糸はモノフイラメント糸の形で、又は多数
本合糸したマルチフイラメント糸、あるいは、該複合繊
維のフイラメント糸と他の繊維、例えば、ポリエチレン
テレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊
維、全芳香族ポリエステル繊維などのポリエステル繊
維、6−ナイロン繊維、66−ナイロン繊維、610−ナイ
ロン繊維、ポリヘキサメチレンイソフタルアミド繊維、
ポリヘキサメチレンテレフタルアミド繊維、ポリエチレ
ンテレフタルアミド繊維、ポリブチレンテレフタルアミ
ド繊維、全芳香族ポリアミド繊維などのポリアミド繊
維、ポリアクリロニトリル繊維、アクリロニトリル共重
合体繊維、ポリビニルアルコール系繊維、再生セルロー
ス繊維、セルロースアセテート繊維などの群から選ばれ
た少なくとも1種類の繊維のフイラメント糸と合糸して
用いられる。 また、高軟化点繊維と低融点繊維とからなる複合糸は
高軟化点繊維とし、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、全芳香族ポ
リエステル繊維などのポリエステル繊維、6−ナイロン
繊維、66−ナイロン繊維、610−ナイロン繊維、ポリヘ
キサメチレンイソフタルアミド繊維、ポリヘキサメチレ
ンテレフタルアミド繊維、ポリエチレンテレフタルアミ
ド繊維、ポリブチレンテレフタルアミド繊維、全芳香族
ポリアミド繊維などのポリアミド繊維、ポリアクリロニ
トリル繊維、アクリロニトリル共重合体繊維、ポリビニ
ルアルコール系繊維、ポリプロピレン繊維、ポリ塩化ビ
ニル系繊維、再生セルロース繊維、セルロースアセテー
ト繊維、ガラス繊維などの群から選ばれた少なくとも1
種類の繊維を用い、一方、低融点繊維は、上記芯繊維の
群中から組み合わせ、または他の低融点繊維、例えば、
ポリエチレン繊維、エチレンプロピレン共重合体繊維、
エチレン酢酸ビニル共重合体あるいはその鹸化物の繊維
などのオレフイン系重合体繊維、ポリヘキサメチレンテ
レフタレートあるいはその共重合体の繊維などの熱可塑
性重合体繊維から選ばれた少なくとも1種類の繊維を用
いた繊維である。そして、高軟化点繊維と低融点繊維と
からなる複合糸は、公知の方法でフイラメント糸を合撚
してえた複合糸、高軟化点繊維フイラメント糸に低融点
繊維の紡績糸を交撚して得た撚糸、または高軟化点繊維
フイラメント糸に低融点繊維のフイラメント糸あるいは
紡績糸を旋回して得た芯鞘型複合糸等である。 本発明に用いる繊維の太さはハネカム構造シート状物
の使用目的から決められる。すなわち、ハネカム構造を
有するシート状物を薄物構造体、例えば、NATM工法によ
るトンネル工事用止水シートの通水層として張設する場
合には、細繊度の繊維糸を使用し、また土木マツトなど
厚物構造体あるいは高荷重構造物の排水シートとして使
用する場合には太繊度の繊維糸を使用する。一般には総
繊維100〜6,000デニールの範囲である。また、ハネカム
構造体構成繊維を固定する重合体成分は構造体の重量の
少なくとも15重量%、好ましくは25〜60重量%の範囲が
良い。重合体量が少ないとハネカム構造体の十分な固定
効果が得られない。一方、重合体量が多いとハネカム構
造体の十分な強度が得られなくなる。 本発明のメツシユ構造体の製編織は、例えば、ラツセ
ル編、メツシユ編、平編、平織、綾織など通常の編織方
法で作ることができる。 メツシユ構造体の目合は本発明シート状物の使用目的
から決められるが好ましくは1mm〜5mmである。 本発明に用いるハネカム構造シート状物は以下に述べ
る方法により製造出来る。例えば、製編織したメツシユ
構造体を繊維糸の低融点重合体あるいは低融点繊維の軟
化点以上の温度で加熱して重合体を軟化溶融し、繊維糸
およびメツシユ構造体を繊維の軟化溶融した重合体で固
定してメツシユ構造体シート状物を形成する前、する時
あるいはした後、少なくとも1方の型を加熱したあるい
は加熱しない凹部と凸部からなる1対の深絞り成型機で
絞り成型してハネカム構造シート状物とする。 また、溶融した繊維成分の重合体で固定したハネカム
構造シート状物に、更に硬度を付与したい場合には、シ
ート状物にフエノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂などの樹脂液で処理しておくことも良い。この樹脂処
理は補助的なものであるため、多量の付着は必要としな
いものである。 本発明にいう軟化点および融点は示差走査熱量測定
(DSC)により常法に従つて最大ピーク時の温度を融
点、ピークが生じるときの温度を軟化点として求めるこ
とが出来る。 本発明にいう深絞り成型された突起部とは第3図の形
状に限定されるものではなく、深絞りした後の形が、円
形、四角形あるいは六角形等の断面を有する鉢形体ある
いは円錐、三角錐、半球形等の任意の形状にすることが
出来る。 本発明にいう深絞り成形としては高さ5mm〜5cmとし、
面積比を110〜400とすることが好ましい。この範囲とす
ると強靭で可撓性に優れたシート状物となし得る。ここ
で面積比とは成型加工後の面積を成型加工前の面積で除
し、その商に100を乗じたものである。 次に、ドレーン材が土木工事の排水用あるいはコンク
リート構築物の型枠に張設して排水用に使用するものに
あつては、ハネカム構造シート状物の片面あるいは両面
に繊維絡合不織布または編織布を重合したシート状物と
する。またハネカム構造シート状物に繊維絡合不織布ま
たは編織布を重合したシート状物を複数枚積層して使用
することもよい。更に、ドレーン材が土木工事あるいは
トンネル工事の止水シートとして使用するものにあつて
は、導水層を構成するハネカム構造シート状物の片面に
繊維絡合不織布または編織布を、他の面に不透水性合成
樹脂シートを積層したシート状物とする。 ドレーン材構成のハネカム構造シート状物に積層する
繊維絡合不織布または編織布は、例えば、ポリエチレン
テレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊
維、全芳香族ポリエステル繊維などのポリエステル繊
維、6−ナイロン繊維、66−ナイロン繊維、610−ナイ
ロン繊維、ポリヘキサメチレンイソフタルアミド繊維、
ポリヘキサメチレンテレフタルアミド繊維、ポリエチレ
ンテレフタルアミド繊維、ポリブチレンテレフタルアミ
ド繊維、全芳香族ポリアミド繊維などのポリアミド繊
維、ポリアクリロニトリル繊維、アクリロニトリル共重
合体繊維、ポリビニルアルコール系繊維、再生セルロー
ス繊維、セルロースアセテート繊維などの群から選ばれ
た少なくとも1種類の繊維のフイラメント糸あるいはス
テープル繊維を用い、公知の繊維絡合不織布の製法ある
いは製編織法で作られた平均目付100〜1000g/cm2の繊維
絡合不織布あるいは編織布である。また、不透水性合成
樹脂シートは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンプロピレン共重合体等のポリオレフイン、
エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンブタジエン共重
合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体、ポリアミ
ドなど、地下水で損なわれない合成樹脂で作られた厚さ
0.5〜5mmのシートである。 本発明において、ハネカム構造シート状物と不織布、
編織布あるいは不透水性合成樹脂シートの一体化は従来
公知の方法を用いることが出来る。 次に、本発明のドレーン材を図面で説明する。第1図
は本発明の導水層を構成するハネカム構造シート状物に
繊維シートを重合したドレーン材の模式図で、第1図
(1)は繊維シートを片面に積層した例であり、第1図
(2)は繊維シートを両面に積層した例である。1は繊
維シート、2は導水層であるハネカム構造シート状物で
ある。第2図は本発明のドレーン材の他の構成の模式図
で、3は透水性繊維シート、2は導水層であるハネカム
構造シート状物、4は不透水性合成樹脂シートである。
第3図はドレーン材の導水層を構成するハネカム構造シ
ート状物の模式図で、2はハネカム構造シート状物、5
は深絞り成型された突起部である。 本発明の立体構造のハネカム構造シート状物を導水層
としたことによりドレーン材は強靭な構造体となり、土
砂などによる圧縮変形が小さく、排水効果の持続期間が
大幅に延長された。更にハネカム構造シート状物は切断
強力、破断強力、可撓性が大きく、かつ成型性、熱接着
性および加工性に富むものであるため、シート状物の張
設や敷設作業が容易である。
【作 用】
固定された繊維構造体で作られた立体構造のハネカム
構造シート状物を挿入して導水層を構成することでドレ
ーン材の通水空間が確保された構造物とすることができ
る。
【実施例】
次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で説明す
る。なお、実施例中の部および%は断りのない限り、重
量に関するものである。 実施例1 芯成分重合体にポリエチレンテレフタレート(軟化点
230℃)60部、鞘成分重合体にヘキサメチレンテレフタ
レート系共重合ポリエステル(融点145℃)40部からな
る、延伸された単繊度15デニールの芯鞘型複合繊維の45
デニール/30filのマルチフイラメント糸を用い、ラツセ
ル編みで目合3mmのメツシユ編布を製編した。一方、表
面に凹部を有するロールと凸部を有するロールの一対の
絞り成型ロールにおいて、直径20mm、深さ15mmの凸部が
20mm間隔で配置された絞り成型ロールを用い、ロール表
面温度150℃、シリンダーケージ圧力2.0kg/cm2でメツシ
ユ編布をプレス処理し、絞り成型と繊維の鞘成分重合体
の軟化溶融による固定を行い、メツシユ構造シートに深
絞り成型により多数の突起部を付与したハネカム構造シ
ート状物[I]を得た。このハネカム構造シート状物は
可撓性に優れ、10回の繰り返し屈曲でも亀裂は発生しな
い強靭なシート状物である。このハネカム構造シート状
物の凸部面に、単繊度6デニール、繊維長51mmのポリエ
ステルステープル繊維を用いて作つた平均目付350g/m2
の繊維絡合不織布を載置し、部分的に超音波処理で接着
してドレーン材用シート状物[I]を作つた。 ドレーン材用シート状物[I]は土留擁壁裏込ドレー
ン材としてコンクリート土留擁壁裏に張設し、次いで土
盛を行つた。 比較のために不織布だけのシート状物をコンクリート
土留擁壁裏に張設し、次いで土盛を行つた。 この両構築物の盛土面にホースで散水し、コンクリー
トの水抜きパイプからの出水性を調査した。そして、初
期に定常的に流出した水量を基準にして、出水量が半減
するまでの時間で比較した結果、実施例1のドレーン材
は比較例のドレーン材の約4.1倍の時間を要し、良好な
透水性であつた。 実施例2 実施例1のドレーン材用シート状物[I]のハネカム
構造を有するシート状物の不織布層とは反対の面に厚さ
0.8mmのエチレン酢酸ビニル共重合体シートを重合し、
部分的に融着させて止水シート[II]を作つた。 この止水シートをNATM工法のトンネル工事に用いて施
工した。このシートは施工性がよく、一次覆工面からの
漏水は速やかに側溝に導水することができ、しかも多く
の導水量を確保することができ、漏水の水圧による二次
覆工面への影響はなかつた。 実施例3 ポリビニルアルコール系繊維(軟化点215℃)の360デ
ニール/24filのマルチフイラメント糸を芯繊維とし、プ
ロピレン繊維(融点160℃)の180デニール/12filのマル
チフイラメント糸を合撚して得たマルチフイラメント糸
を用い、ラツセル編みで目合3mmのメツシユ編布を製編
し、実施例1と同様に深絞り成型を行つた。得られたハ
ネカム構造シート状物は強靭で、可撓性に富み、形態安
定性に優れたハネカム構造体であつた。このハネカム構
造シート状物の両面に平均目付250g/m2のスパンボンド
不織布を積層し、超音波処理で部分的に接着してドレー
ン材用シート状物[III]を得た。このドレーン材用シ
ート状物[III]の盛土の法面構成部分に使用した。す
なわち、盛土上に水平にドレーン材用シート状物[II
I]を敷設し、その上に盛土し、再度盛土上に水平にド
レーン材用シート状物[III]を敷設する水平ドレーン
材敷設法で法面を構成した。この法面の排水性は良好で
あり、排水量も不織布単独のものより多量を確保でき
た。 比較例1 全芳香族ポリアミド繊維(軟化点260℃)の450デニー
ル/24filのマルチフイラメント糸でラツセル編みでメツ
シユ編布を作り、ついでフエノール樹脂組成液を含浸
し、乾燥およびキユアーをした後、実施例1と同じ絞り
成型機を用いロール温度150℃で深絞り成型を行つた。
得られたハネカム構造シート状物は強靭で、形態安定性
に優れたハネカム構造体であつた。このハネカム構造シ
ート状物の凸部面に、平均目付300g/m2のポリビニルア
ルコール系繊維の不織布を積層接着してドレーン材用シ
ート状物[IV]を得た。このドレーン材用シート状物
[IV]を護岸工事の法面の洗掘、吸出し防止用シートと
して法面に敷設し、コンクリートブロツク張工法で固定
した。このドレーン材用シート状物[IV]の敷設工事は
容易で変形は殆ど生ぜず良好であり、不織布だけのシー
ト状物に比して透水性が良く、防護効果の高いものであ
った。しかしながら、可撓性及び強靭性が不十分である
ため、本発明のものに比して短期間で透水性が低下し
た。シートに亀裂などが生じて導水層の立体構造が保持
しにくくなったためと思われる。
【発明の効果】
本発明の立体構造のハネカム構造シート状物を導水層
としたことによりドレーン材は強靭な構造体となり、土
砂などによる圧縮変形が小さく、排水効果の持続期間が
大幅に延長された。更に、ハネカム構造シート状物は切
断強力、破断強力、可撓性が大きく、かつ成型性、熱接
着性および加工性に富むものであるため、シート状物の
張設や敷設作業が容易であり、作業効率が高いものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドレーン材の1例の模式図で、第1図
(1)は繊維シートを導水層の片面に積層した例、第1
図(2)は繊維シートを導水層の両面に積層した例、第
2図は本発明のドレーン材の他の構成の模式図、第3図
はドレーン材の導水層のハネカム構造シート状物の1例
の模式図である。 1;繊維シート、 2;導水層であるハネカム構造シート状物、 3;透水性繊維シート、 4;不透水性合成樹脂シート、 5;深絞り成型された突起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟化点又は融点を異にする少なくとも2種
    の重合体からなる複合繊維により構成され、かつ該低融
    点又は低軟化点を有する重合体により固着されたメッシ
    ュ構造編織布に深絞り成型により多数の突起部を形成し
    たシート状物を導水層とし、該シート状物の少なくとも
    一面に不織布あるいは編織物を積層したことを特徴とす
    るドレーン材。
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