JPH08112608A - タンデム圧延機の制御方法 - Google Patents
タンデム圧延機の制御方法Info
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- JPH08112608A JPH08112608A JP6246237A JP24623794A JPH08112608A JP H08112608 A JPH08112608 A JP H08112608A JP 6246237 A JP6246237 A JP 6246237A JP 24623794 A JP24623794 A JP 24623794A JP H08112608 A JPH08112608 A JP H08112608A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/48—Tension control; Compression control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
- B21B37/24—Automatic variation of thickness according to a predetermined program
- B21B37/26—Automatic variation of thickness according to a predetermined program for obtaining one strip having successive lengths of different constant thickness
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 張力変動を小さくし、かつ急激な張力変動を
なくし、板破断、停機損失やロール損傷を防止できるタ
ンデム圧延機のパススケジュール変更法を提供する。 【構成】 前段スタンドで発生した実張力変動を記憶
し、当該スタンドでのスケジュール設定変更量にダイナ
ミック補正を加える。
なくし、板破断、停機損失やロール損傷を防止できるタ
ンデム圧延機のパススケジュール変更法を提供する。 【構成】 前段スタンドで発生した実張力変動を記憶
し、当該スタンドでのスケジュール設定変更量にダイナ
ミック補正を加える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鋼板のような金
属材を圧延すべく複数のスタンドを連続して配置したタ
ンデム圧延機による連続圧延において、被圧延材の端末
を次に圧延する被圧延材の端末に溶接することにより連
続させ、これを上記圧延機に通して連続圧延を行い、そ
の溶接点 (変更点) でパススケジュールを変更する場
合、張力変動を小さくして変更時のトラブルおよびオフ
ゲージ量を減少せしめるタンデム圧延機の制御方法に関
する。
属材を圧延すべく複数のスタンドを連続して配置したタ
ンデム圧延機による連続圧延において、被圧延材の端末
を次に圧延する被圧延材の端末に溶接することにより連
続させ、これを上記圧延機に通して連続圧延を行い、そ
の溶接点 (変更点) でパススケジュールを変更する場
合、張力変動を小さくして変更時のトラブルおよびオフ
ゲージ量を減少せしめるタンデム圧延機の制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コイル状に巻かれた被圧延材
の端末を巻戻し圧延し、尾端末と次に圧延するコイル状
被圧延材の頭端末を溶接により連続させ、圧延機を停機
することなく連続圧延し、その溶接部 (変更点) で、製
品サイズの変更 (スケジュール変更) をする連続圧延方
法は公知であった。その場合の圧延スケジュール変更の
制御法として従来より種々の圧延制御法が考えられ、既
にいくつか実施されている。
の端末を巻戻し圧延し、尾端末と次に圧延するコイル状
被圧延材の頭端末を溶接により連続させ、圧延機を停機
することなく連続圧延し、その溶接部 (変更点) で、製
品サイズの変更 (スケジュール変更) をする連続圧延方
法は公知であった。その場合の圧延スケジュール変更の
制御法として従来より種々の圧延制御法が考えられ、既
にいくつか実施されている。
【0003】この従来の制御法の一例は、サイズ変更点
があるスタンドを通過する際、そのスタンドのロール開
度設定値を変更後のスケジュールに対応する値に変更す
ると同時に、該スタンドを含む入出側の全スタンドのロ
ール回転速度の比率を一定に保ちつつそのスタンドのロ
ール回転速度を変更する方法である。これによれば、ス
タンド間の張力制御が実施されると共に、変更点通過中
の張力変動を防止できる。
があるスタンドを通過する際、そのスタンドのロール開
度設定値を変更後のスケジュールに対応する値に変更す
ると同時に、該スタンドを含む入出側の全スタンドのロ
ール回転速度の比率を一定に保ちつつそのスタンドのロ
ール回転速度を変更する方法である。これによれば、ス
タンド間の張力制御が実施されると共に、変更点通過中
の張力変動を防止できる。
【0004】たとえば、特公昭55−11923 号公報には、
変更点が通過したスタンドの前方張力の変動を防止する
方法として、変更前のスケジュールから変更後のスケジ
ュールへの移行に際し、中間段階で適当なロール開度と
ロール周速の設定値を理論式に基づき算出し、それによ
り設定値を変更し、最終的に変更後のスケジュールに移
行することにより、張力変動を防止しようとする方法が
開示されている。
変更点が通過したスタンドの前方張力の変動を防止する
方法として、変更前のスケジュールから変更後のスケジ
ュールへの移行に際し、中間段階で適当なロール開度と
ロール周速の設定値を理論式に基づき算出し、それによ
り設定値を変更し、最終的に変更後のスケジュールに移
行することにより、張力変動を防止しようとする方法が
開示されている。
【0005】また、特公昭63−32522 号公報では、スタ
ンド間を変更点が通過する際、同時に、そのスケジュー
ル変更時間の関数として、連続的に張力設定値をも変更
して、最終的にロール開度および張力共に変更後のスケ
ジュールに移行することにより、この間の急激な張力変
動を防止する方法が提案されている。
ンド間を変更点が通過する際、同時に、そのスケジュー
ル変更時間の関数として、連続的に張力設定値をも変更
して、最終的にロール開度および張力共に変更後のスケ
ジュールに移行することにより、この間の急激な張力変
動を防止する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来方法では、実際の被圧延材の厚みや硬度等が計算
機のスケジュール計算入力とは、厳密には不一致である
ために、スタンド間で張力変動が生じることがあるの
で、張力制御を併用せねばならない。
の従来方法では、実際の被圧延材の厚みや硬度等が計算
機のスケジュール計算入力とは、厳密には不一致である
ために、スタンド間で張力変動が生じることがあるの
で、張力制御を併用せねばならない。
【0007】すなわち、比較的低速の通板を行う上流ス
タンドでは、張力制御が安定するが、下流スタンド程、
高速圧延のため張力制御の遅れが生じる。これは、スタ
ンド間速度差が大きい程、張力の時間変化率が増大する
ためで、制御ループゲインを上げたり、各種補償制御を
考慮することも可能であるが、計算機を含むアクチュエ
ータの応答 (慣性) があるので限界がある。
タンドでは、張力制御が安定するが、下流スタンド程、
高速圧延のため張力制御の遅れが生じる。これは、スタ
ンド間速度差が大きい程、張力の時間変化率が増大する
ためで、制御ループゲインを上げたり、各種補償制御を
考慮することも可能であるが、計算機を含むアクチュエ
ータの応答 (慣性) があるので限界がある。
【0008】また、このようなフィードバック制御で
は、制御トータルゲインが高すぎると、張力変動が持続
したり、板厚制御の大きな外乱となり、板厚精度の悪化
を助長する。
は、制御トータルゲインが高すぎると、張力変動が持続
したり、板厚制御の大きな外乱となり、板厚精度の悪化
を助長する。
【0009】実際、母材材質がスケジュール計算入力の
材質よりも軟らかく、設定板厚よりも薄目に外れた場合
(または、材質が硬く、厚目に外れた場合) 、変更点を
通過したスタンドの前方張力が設定張力より過渡的に低
下 (上昇) する。特に、下流スタンドでは、スタンド速
度が高いので張力変化率が大きく、急激な板ゆるみ (ま
たは過張が生じ) 、著しい場合は、蛇行・絞り込み、さ
らには破断 (または過張力破断) に至る。
材質よりも軟らかく、設定板厚よりも薄目に外れた場合
(または、材質が硬く、厚目に外れた場合) 、変更点を
通過したスタンドの前方張力が設定張力より過渡的に低
下 (上昇) する。特に、下流スタンドでは、スタンド速
度が高いので張力変化率が大きく、急激な板ゆるみ (ま
たは過張が生じ) 、著しい場合は、蛇行・絞り込み、さ
らには破断 (または過張力破断) に至る。
【0010】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たもので、圧延中にパススケジュールを変更する場合、
張力変動を小さくするだけでなく、変更時の急激な張力
変動による板破断を未然に防止し、停機損失やロール損
傷を防止することのできるタンデム圧延機の制御方法を
提供することを目的とする。
たもので、圧延中にパススケジュールを変更する場合、
張力変動を小さくするだけでなく、変更時の急激な張力
変動による板破断を未然に防止し、停機損失やロール損
傷を防止することのできるタンデム圧延機の制御方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】ここに、本発明は、目標
とする製品板厚サイズの異なる被圧延材を連続して圧延
機に通すことにより圧延機を停止させることなく製品サ
イズを変更し、かつスタンド間張力一定制御を実施して
いるタンデム圧延機による連続圧延において、前記被圧
延材の板厚サイズ変更点が任意の第iスタンドを通過し
た時点で第iスタンドのスケジュール変更をする方法で
あって、第i−1スタンドを前記変更点が通過した時点
から第iスタンドに到達するまでの間の第i−1スタン
ドの圧延スケジュール変更、例えばロールギャップまた
は圧延速度の変更後に、第i−1スタンド前方張力の変
動量実績から、第iスタンド前方張力の変動が生じない
ための必要な第iスタンドのスケジュール設定変更の補
正量を計算し、第iスタンドにおけるスケジュール設定
変更量を該補正量でもって補正することを特徴とするタ
ンデム圧延機の制御方法である。
とする製品板厚サイズの異なる被圧延材を連続して圧延
機に通すことにより圧延機を停止させることなく製品サ
イズを変更し、かつスタンド間張力一定制御を実施して
いるタンデム圧延機による連続圧延において、前記被圧
延材の板厚サイズ変更点が任意の第iスタンドを通過し
た時点で第iスタンドのスケジュール変更をする方法で
あって、第i−1スタンドを前記変更点が通過した時点
から第iスタンドに到達するまでの間の第i−1スタン
ドの圧延スケジュール変更、例えばロールギャップまた
は圧延速度の変更後に、第i−1スタンド前方張力の変
動量実績から、第iスタンド前方張力の変動が生じない
ための必要な第iスタンドのスケジュール設定変更の補
正量を計算し、第iスタンドにおけるスケジュール設定
変更量を該補正量でもって補正することを特徴とするタ
ンデム圧延機の制御方法である。
【0012】
【作用】次に、本発明に作用について添付図面を参照し
てさらに具体的に説明する。図1は、本発明によるタン
デム圧延機の制御系の構成の説明図である。
てさらに具体的に説明する。図1は、本発明によるタン
デム圧延機の制御系の構成の説明図である。
【0013】図中、タンデム圧延機は、被圧延材1を圧
延する作業ロール2〜5とそれらを駆動する駆動電動機
6〜9と、これらの電動機の速度を制御する速度制御系
10〜13と、各スタンド間の前記被圧延材1の張力を測る
張力計18〜20と、それらの張力計からの張力実績値にも
づいて張力一定制御を行う張力一定制御部21と、前記作
業ロールの上下ロールの開度制御を行う圧下制御系14〜
17およびスケジュール設定値を各制御系に入力する制御
用計算機30とから構成される。符号40〜42は板速計であ
る。
延する作業ロール2〜5とそれらを駆動する駆動電動機
6〜9と、これらの電動機の速度を制御する速度制御系
10〜13と、各スタンド間の前記被圧延材1の張力を測る
張力計18〜20と、それらの張力計からの張力実績値にも
づいて張力一定制御を行う張力一定制御部21と、前記作
業ロールの上下ロールの開度制御を行う圧下制御系14〜
17およびスケジュール設定値を各制御系に入力する制御
用計算機30とから構成される。符号40〜42は板速計であ
る。
【0014】本発明によれば、まず、前記被圧延材1の
板厚サイズ変更 (開始) 点が、第i−1スタンドを通過
した時点から、第iスタンドまで移動する間の第iスタ
ンド前方張力実績値を制御用計算機30に入力、記憶す
る。
板厚サイズ変更 (開始) 点が、第i−1スタンドを通過
した時点から、第iスタンドまで移動する間の第iスタ
ンド前方張力実績値を制御用計算機30に入力、記憶す
る。
【0015】図2は第i−1スタンド、第iスタンド、
そして第i+1スタンドに順次被圧延材が送られ、それ
ぞれVE の入口速度VD の出口速度、張力Tf 、スタン
ド先進率fで連続圧延が行われる。
そして第i+1スタンドに順次被圧延材が送られ、それ
ぞれVE の入口速度VD の出口速度、張力Tf 、スタン
ド先進率fで連続圧延が行われる。
【0016】図2に示すように、変更点x、第i−1ス
タンド速度VMi-1、第i−1スタンド先進率 fi-1 、第
i−1 スタンド出口速度 VDi-1、第iスタンド入口板速
VEi、第i−1スタンド前方張力Tfi-1、同張力偏差Δ
Tfi-1、第i−1スタンド出口板断面積ADi-1、ヤング
率E、第i−1スタンドと第iスタンドとの距離L、と
すると、ΔVi-1 =VDi-1−VMi-1であるから、
タンド速度VMi-1、第i−1スタンド先進率 fi-1 、第
i−1 スタンド出口速度 VDi-1、第iスタンド入口板速
VEi、第i−1スタンド前方張力Tfi-1、同張力偏差Δ
Tfi-1、第i−1スタンド出口板断面積ADi-1、ヤング
率E、第i−1スタンドと第iスタンドとの距離L、と
すると、ΔVi-1 =VDi-1−VMi-1であるから、
【0017】
【数1】
【0018】が成立する。
【0019】さらに、張力制御系による第i−1スタン
ドロール周速変更量をΔVCi-1とすると、張力変動要因
となっていた第i−1スタンドの板の速度誤差量をΔV
ERRi-1とすると、過渡的にはΔVERRi-1≠0であって、
次式が成立する。
ドロール周速変更量をΔVCi-1とすると、張力変動要因
となっていた第i−1スタンドの板の速度誤差量をΔV
ERRi-1とすると、過渡的にはΔVERRi-1≠0であって、
次式が成立する。
【0020】 ΔVERRi-1=ΔVi-1 +ΔVCi-1 (1+fi-1 +Δfi-1) ・・・(2) このように、ΔVERRi-1なる量は、張力微分値と張力制
御量および変更後の先進率から求められる。したがっ
て、
御量および変更後の先進率から求められる。したがっ
て、
【0021】
【数2】
【0022】となるような第i−1スタンドのロール周
速の速度誤差ΔVMi-1が張力変動要因となっていたこと
が判る。すなわち、第i−1スタンドのスケジュール変
更による圧延状態の変化で、張力変動が発生した場合、
当該スタンドにおける速度誤差量ΔVMi-1を制御用計算
機30で計算できる。
速の速度誤差ΔVMi-1が張力変動要因となっていたこと
が判る。すなわち、第i−1スタンドのスケジュール変
更による圧延状態の変化で、張力変動が発生した場合、
当該スタンドにおける速度誤差量ΔVMi-1を制御用計算
機30で計算できる。
【0023】ここで変更後の先進率は、第i−1、iス
タンド間の板速計40の出力Vi-1 と第i−1スタンドロ
ール周速VMi-1とから fi-1 +Δfi-1 =Vi-1 /VMi-1 ・・・ (4) と得られる。その他のスタンドの先進率も同様である。
タンド間の板速計40の出力Vi-1 と第i−1スタンドロ
ール周速VMi-1とから fi-1 +Δfi-1 =Vi-1 /VMi-1 ・・・ (4) と得られる。その他のスタンドの先進率も同様である。
【0024】(3) で求めたΔVMi-1を第i−1スタ
ンドから第iスタンドまでの被圧延材が(変更点が) 移
動した距離の変数として記憶できる。次に変更点が第i
スタンドに達し、第iスタンドのスケジュール変更を行
う際、前記ΔVMi-1を変更点からの距離で読出し、スタ
ンド間速度比を考慮した値で、スケジュール変更量を補
正することで第iスタンドから第i+1スタンドまで、
変更点が移動する間の張力変動を防止できる。すなわ
ち、制御用計算機30にて、第iスタンドで補正すべき変
更量をΔV* Mi、第iスタンドのスケジュール設定速度
V* Miとすると速度比一定として
ンドから第iスタンドまでの被圧延材が(変更点が) 移
動した距離の変数として記憶できる。次に変更点が第i
スタンドに達し、第iスタンドのスケジュール変更を行
う際、前記ΔVMi-1を変更点からの距離で読出し、スタ
ンド間速度比を考慮した値で、スケジュール変更量を補
正することで第iスタンドから第i+1スタンドまで、
変更点が移動する間の張力変動を防止できる。すなわ
ち、制御用計算機30にて、第iスタンドで補正すべき変
更量をΔV* Mi、第iスタンドのスケジュール設定速度
V* Miとすると速度比一定として
【0025】
【数3】
【0026】を計算し、スケジュール変更量の第iスタ
ンド速度設定値にΔV* Miを加算して、速度制御計に入
力し、第iスタンドの速度制御を実施する。同様に第i
+1スタンドに変更点が通過する際は、第iスタンドと
第i+1スタンド間の張力変動量等を記憶することで、
上述の第iスタンドの場合と同様にしてΔV* Mi+1を求
め、スケジュール変更量を補正することができる。ただ
し、これら補正量 (ΔV* Mi、ΔV* Mi+1、・・・) は、
スタンド間の速度比を一定にしつつ実施する必要がある
ため、第iスタンドの補正量は後段の第i+1、第i+
2、・・・各スタンドの補正量として加算する。すなわ
ち、第i+kスタンドの総補正量はi+k=j、k≧0
として、
ンド速度設定値にΔV* Miを加算して、速度制御計に入
力し、第iスタンドの速度制御を実施する。同様に第i
+1スタンドに変更点が通過する際は、第iスタンドと
第i+1スタンド間の張力変動量等を記憶することで、
上述の第iスタンドの場合と同様にしてΔV* Mi+1を求
め、スケジュール変更量を補正することができる。ただ
し、これら補正量 (ΔV* Mi、ΔV* Mi+1、・・・) は、
スタンド間の速度比を一定にしつつ実施する必要がある
ため、第iスタンドの補正量は後段の第i+1、第i+
2、・・・各スタンドの補正量として加算する。すなわ
ち、第i+kスタンドの総補正量はi+k=j、k≧0
として、
【0027】
【数4】
【0028】である。以上のごとく、各スタンドのスケ
ジュール変更量を張力の変動実績により、順次補正する
ことで、張力制御系の外乱を、下流スタンドに近づくに
従い、軽減することができるようになり、最終スタンド
後方張力の張力変動が特に小さくなり、過渡的な板ゆる
み、破断を防止することができる。
ジュール変更量を張力の変動実績により、順次補正する
ことで、張力制御系の外乱を、下流スタンドに近づくに
従い、軽減することができるようになり、最終スタンド
後方張力の張力変動が特に小さくなり、過渡的な板ゆる
み、破断を防止することができる。
【0029】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図3に、本発明の制御方式の一例を、図4に、
従来の場合と比較したスタンド間張力の変化の様子を示
す。
明する。図3に、本発明の制御方式の一例を、図4に、
従来の場合と比較したスタンド間張力の変化の様子を示
す。
【0030】まず、制御用計算機30は張力制御部21をソ
フトプログラムとして持っており、かつ各スタンドの速
度、先進率、各スタンド間張力制御偏差および各スタン
ドを変更点が通過している位置 (変更点トラッキング信
号) を、制御用データとして有する制御用ソフトプログ
ラム31を有している。
フトプログラムとして持っており、かつ各スタンドの速
度、先進率、各スタンド間張力制御偏差および各スタン
ドを変更点が通過している位置 (変更点トラッキング信
号) を、制御用データとして有する制御用ソフトプログ
ラム31を有している。
【0031】ここに、第i−1スタンドを変更点が通過
し、スケジュール変更を行い、第iスタンドに変更点が
到達するまでの動作を説明する。第i−1スタンド前方
張力制御偏差ΔTfi-1は、微分器51で微分処理され、張
力制御により第iスタンド速度修正量ΔVCi-1と第i−
1スタンド先進率 (fi- 1 +Δfi-1)とから、式(2) 、
(3) によって第i−1スタンドのロール周速が張力変動
を与えた速度誤差ΔVMi-1がまず計算される。
し、スケジュール変更を行い、第iスタンドに変更点が
到達するまでの動作を説明する。第i−1スタンド前方
張力制御偏差ΔTfi-1は、微分器51で微分処理され、張
力制御により第iスタンド速度修正量ΔVCi-1と第i−
1スタンド先進率 (fi- 1 +Δfi-1)とから、式(2) 、
(3) によって第i−1スタンドのロール周速が張力変動
を与えた速度誤差ΔVMi-1がまず計算される。
【0032】さらに、第iスタンドでスケジュール変更
量を補正すべき量ΔV* Miを(5) 式に基づいて計算し、
変更点からの距離を第iスタンド通過後の距離として、
メモリ回路53に記憶する。
量を補正すべき量ΔV* Miを(5) 式に基づいて計算し、
変更点からの距離を第iスタンド通過後の距離として、
メモリ回路53に記憶する。
【0033】次に、第iスタンドに変更点が達し、第i
スタンドのスケジュール変更を行う際に、前記メモリ回
路53から変更点からの距離が、該変更点のトラッキング
位置と一致するものを順次読出し、制御用ソフト31に出
力し、制御用ソフト31は第iスタンドのスケジュール変
更量である速度設定値に加算する。このようにして、第
iスタンド前方張力の変動が生じないようにする速度補
正量が設定値に加算される。
スタンドのスケジュール変更を行う際に、前記メモリ回
路53から変更点からの距離が、該変更点のトラッキング
位置と一致するものを順次読出し、制御用ソフト31に出
力し、制御用ソフト31は第iスタンドのスケジュール変
更量である速度設定値に加算する。このようにして、第
iスタンド前方張力の変動が生じないようにする速度補
正量が設定値に加算される。
【0034】第iスタンドと第i+1スタンドとの間で
も同様の操作でスケジュール変更が行われるが、このと
きはΔV* Miを求めてから式(6) によって補正量ΔV*
Mi+1を求める。以下第i+2スタンドでも同様である。
この様子を図4に従来の場合と比較して説明する。
も同様の操作でスケジュール変更が行われるが、このと
きはΔV* Miを求めてから式(6) によって補正量ΔV*
Mi+1を求める。以下第i+2スタンドでも同様である。
この様子を図4に従来の場合と比較して説明する。
【0035】図4の場合、上段に示すように第i−1ス
タンドで図示のような張力変動および張力制御が行われ
たとして、次に従来法および本発明法で制御を行った場
合の作用効果を比較して示している。
タンドで図示のような張力変動および張力制御が行われ
たとして、次に従来法および本発明法で制御を行った場
合の作用効果を比較して示している。
【0036】まず被圧延材の硬度や厚みがスケジュール
計算に用いた値と大きく異なるなどの要因があった場
合、第i−1スタンド出側 (前方) 張力は、スケジュー
ル変更直後から張力の変動 (図では低下) が生じる。
計算に用いた値と大きく異なるなどの要因があった場
合、第i−1スタンド出側 (前方) 張力は、スケジュー
ル変更直後から張力の変動 (図では低下) が生じる。
【0037】このとき、従来法では、張力制御部21の動
作により、第i−1スタンドの速度修正が実施され (図
では第i−1、第i両スタンド間の張力低下の例で、例
えば第i−1 (前段) スタンド) の速度を減速して、張
力を上昇させる方向へ補正している。) 、設定張力に復
帰される。
作により、第i−1スタンドの速度修正が実施され (図
では第i−1、第i両スタンド間の張力低下の例で、例
えば第i−1 (前段) スタンド) の速度を減速して、張
力を上昇させる方向へ補正している。) 、設定張力に復
帰される。
【0038】同様に第iスタンドに変更点が達し、スケ
ジュール変更直後から、張力の変動が生じ、張力の変化
速度が大きい場合には、第iスタンドの速度修正の遅れ
による張力の復帰の遅れが大きくなったり、第iスタン
ドの速度修正量の制御リミッタの飽和による張力の復帰
が不能となる。これらの結果として板ゆるみ (や過張
力) 、絞り込み破断が発生することがある。
ジュール変更直後から、張力の変動が生じ、張力の変化
速度が大きい場合には、第iスタンドの速度修正の遅れ
による張力の復帰の遅れが大きくなったり、第iスタン
ドの速度修正量の制御リミッタの飽和による張力の復帰
が不能となる。これらの結果として板ゆるみ (や過張
力) 、絞り込み破断が発生することがある。
【0039】これに対して、本願発明の場合には、先に
発生した第i−1スタンド出側張力の挙動から、第i−
1スタンド速度誤差を計算式(3) 式に基づいて計算し、
さらに第iスタンドの速度設定値の修正量を(5) 、(6)
式に基づいて、計算し、第iスタンドに変更点が達し、
スケジュール変更を行う際に、前記速度設定値の修正量
をスケジュール計算結果の速度設定量に加算した結果を
(図では、速度設定値を増速) スケジュール変更量とし
て実施する。
発生した第i−1スタンド出側張力の挙動から、第i−
1スタンド速度誤差を計算式(3) 式に基づいて計算し、
さらに第iスタンドの速度設定値の修正量を(5) 、(6)
式に基づいて、計算し、第iスタンドに変更点が達し、
スケジュール変更を行う際に、前記速度設定値の修正量
をスケジュール計算結果の速度設定量に加算した結果を
(図では、速度設定値を増速) スケジュール変更量とし
て実施する。
【0040】この結果、第iスタンド出側 (前方) 張力
変動は低減し、第iスタンド張力制御速度修正量は軽減
(図では、制御出力が飽和することなく、また安定して
いる) している。
変動は低減し、第iスタンド張力制御速度修正量は軽減
(図では、制御出力が飽和することなく、また安定して
いる) している。
【0041】このようにして、前段ミルでの圧延結果で
生じた張力変動から、その速度設定誤差を計算し、次段
ミルのスケジュール変更量を補正することによって、当
該ミルでの張力変動を最小限にすることができる。
生じた張力変動から、その速度設定誤差を計算し、次段
ミルのスケジュール変更量を補正することによって、当
該ミルでの張力変動を最小限にすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の方法によれば、
スケジュール変更を上流スタンドから順次行う場合、上
流スタンドでの張力の挙動から少なくとも速度設定値の
過不足を知ることができ、下流スタンドへフィードフォ
ワードすることを実施することで、ダイナミックに設定
修正を行える。この結果張力変動を軽減し、板破断の発
生や、それによるロール損傷の発生を未然に防止するこ
とができる。
スケジュール変更を上流スタンドから順次行う場合、上
流スタンドでの張力の挙動から少なくとも速度設定値の
過不足を知ることができ、下流スタンドへフィードフォ
ワードすることを実施することで、ダイナミックに設定
修正を行える。この結果張力変動を軽減し、板破断の発
生や、それによるロール損傷の発生を未然に防止するこ
とができる。
【0043】本発明によれば、速度設定値のみに注目す
る場合に限定せず、圧延現象モデル(近似式) などを用
いて、ロールギャップを含めて、非干渉に速度とギャッ
プを同時に設定値変更することもできる。この場合は、
張力とゲージの挙動を利用しても良い。本発明は、これ
らを含めてダイナミックに設定変更 (修正) する技術を
提供する。
る場合に限定せず、圧延現象モデル(近似式) などを用
いて、ロールギャップを含めて、非干渉に速度とギャッ
プを同時に設定値変更することもできる。この場合は、
張力とゲージの挙動を利用しても良い。本発明は、これ
らを含めてダイナミックに設定変更 (修正) する技術を
提供する。
【図1】本発明によるタンデム圧延機の制御方法の実施
例の説明図である。
例の説明図である。
【図2】スケジュール変更時に発生する張力変動の説明
図である。
図である。
【図3】本発明の具体的構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明の方法の場合の張力変動および制御出力
の経時変化を、従来法の場合と比較して示すタイムチャ
ートである。
の経時変化を、従来法の場合と比較して示すタイムチャ
ートである。
1:被圧延材 2,3,4,5:作業用ロール 6,7,8,9:駆動電動機 10,11,12,13:速度制御
系 14,15,16,17:圧下制御系 18,19,20 :張力計 21 :張力制御部 30 :制御用計算機 40,41,42 :板速計 51 :微分演算器 52 : (第5) 式演算器 53 :メモリ回路 54 : (第6) 式演算器
系 14,15,16,17:圧下制御系 18,19,20 :張力計 21 :張力制御部 30 :制御用計算機 40,41,42 :板速計 51 :微分演算器 52 : (第5) 式演算器 53 :メモリ回路 54 : (第6) 式演算器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/00 BBK 37/48 8315−4E B21B 37/00 129 37/12 BBK
Claims (2)
- 【請求項1】 目標とする製品板厚サイズの異なる被圧
延材を連続して圧延機に通すことにより圧延機を停止さ
せることなく製品サイズを変更し、かつスタンド間張力
一定制御を実施しているタンデム圧延機による連続圧延
において、前記被圧延材の板厚サイズ変更点が任意の第
iスタンドを通過した時点で第iスタンドのスケジュー
ル変更をする方法であって、第i−1スタンドを前記変
更点が通過した時点から第iスタンドに到達するまでの
間の第i−1スタンドの圧延スケジュール変更後に、第
i−1スタンド前方張力の変動量実績から、第iスタン
ド前方張力の変動が生じないための必要な第iスタンド
のスケジュール設定変更の補正量を計算し、第iスタン
ドにおけるスケジュール設定変更量を該補正量でもって
補正することを特徴とするタンデム圧延機の制御方法。 - 【請求項2】 各スタンドのスケジュール変更量を張力
の変動実績により順次補正することで、張力制御系の外
乱を下流スタンドに近づくに従い軽減する請求項1記載
のタンデム圧延機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246237A JP2760292B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | タンデム圧延機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246237A JP2760292B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | タンデム圧延機の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112608A true JPH08112608A (ja) | 1996-05-07 |
| JP2760292B2 JP2760292B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17145554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246237A Expired - Fee Related JP2760292B2 (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | タンデム圧延機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2760292B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999012669A1 (fr) * | 1997-09-05 | 1999-03-18 | Kawasaki Steel Corporation | Procede de modification de l'epaisseur de la tole traversant un laminoir en tandem |
| JP2007061851A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Nippon Steel Corp | 冷間圧延機における走間板厚変更時のスタンド間張力制御方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6018253B2 (ja) | 2015-04-16 | 2016-11-02 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP6246237A patent/JP2760292B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999012669A1 (fr) * | 1997-09-05 | 1999-03-18 | Kawasaki Steel Corporation | Procede de modification de l'epaisseur de la tole traversant un laminoir en tandem |
| US6216504B1 (en) | 1997-09-05 | 2001-04-17 | Kawasaki Steel Corporation | Traveling sheet thickness changing method for cold tandem roller |
| JP2007061851A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Nippon Steel Corp | 冷間圧延機における走間板厚変更時のスタンド間張力制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2760292B2 (ja) | 1998-05-28 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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