JPH0811311A - インクジェットヘッドのノズルプレート製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドのノズルプレート製造方法

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JPH0811311A
JPH0811311A JP14744094A JP14744094A JPH0811311A JP H0811311 A JPH0811311 A JP H0811311A JP 14744094 A JP14744094 A JP 14744094A JP 14744094 A JP14744094 A JP 14744094A JP H0811311 A JPH0811311 A JP H0811311A
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JP
Japan
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nozzle
ink
nozzle plate
mold
injection molding
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JP14744094A
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Hiromoto Asai
宏基 浅井
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字品質に優れ、大量生産性に優れたインク
ジェットヘッドのノズルプレート製造方法を提示するこ
と。 【構成】 オリフィス部が形成され、且つオリフィス部
と底部において連通した有底孔が形成されたノズルプレ
ート本体10を、ポリサルホンで射出成形する。その射
出成形時、射出成形材料はゲートから導入され、金型の
空間に充填される。この時の金型温度は150℃であ
り、材料温度は370℃であり、樹脂材料を充填する圧
力は1200〜1500kg/cm2である。つまり山
部103によってノズルのテーパ部となる有底孔が形成
され、インクが噴射される側の面を成形する型板104
と各山部103との空隙によってオリフィス部が形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーパ部を有する有底
孔とその有底孔に連通したオリフィス部とからなるノズ
ルからインクを噴射するインクジェットヘッドのノズル
プレート製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドロップオンデマンド方式のイン
クジェットヘッドとして、例えば、圧電セラミックスの
変形によってインク流路の容積を変化させ、その容積減
少時にインク流路内のインクをノズルから液滴として噴
射し、容積増大時にインク導入口からインク流路内にイ
ンクを導入するようにしたものがある。そして、所要の
印字データに従って所要の位置のノズルからインク滴を
噴射させることにより、インクジェットヘッドと対向す
る紙面上等に所望する文字や画像を形成するものであ
る。
【0003】この種のインクジェットヘッドとしては、
例えば特開昭63−247051号公報に記載されてい
るものがある。このインクジェットヘッドは、圧電セラ
ミックスの隔壁によって隔てられた複数の平行なインク
流路を形成し、前記インク流路の一端をノズルプレート
の前記ノズルに連通し、他の一端にインクを供給するイ
ンク供給手段を接続し、前記隔壁の変形によってインク
流路の容積を変化させて前記ノズルからインクを噴射す
る。
【0004】上記のようなインクジェットヘッドのノズ
ルプレートの製造方法としては、例えば、特開昭61−
32761号公報に開示されているように、フィルム状
のノズルプレートにエキシマレーザビームによりノズル
を形成する方法が知られている。また、特開平3−29
7651号公報に開示されているように、高分子樹脂材
料の射出成形法によりノズルが形成されたノズルプレー
トを成形する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インクジェットヘッド
のノズルは、ノズル内の体積が小さいと、インク流路内
にエアーを巻き込み、良好なインク噴射が行えず、印字
品質が低下するという問題があった。上述した特開昭6
1−32761号公報に開示されたエキシマレーザビー
ムによりノズルを形成する方法では、ノズル体積を大き
くすることができない。そこで、特開平3−29765
1号公報に開示されたノズルプレートを射出成形で製造
する方法によれば、ノズル内の体積を大きくし、エアー
の巻き込みを防止するなど、インク噴射に対して良好な
ノズル内形状にすることが容易に可能となる。しかしな
がら、ノズルプレートの射出成形時にノズル穴が貫通し
たものを製造すると、ノズル穴近傍やノズル穴内にバリ
が生じ、インクの吐出方向が曲げられ、印字品質が悪い
という問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印字品質に優れたインクジェッ
トヘッドのノズルプレートを製造する方法を提示するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1では、ノズルからインクを噴射する
インクジェットヘッドのノズルプレート製造方法であっ
て、前記ノズルを形成するための型と前記ノズルプレー
トのインク噴射側の面を成形するための型との間に隙間
を設けた状態で射出成形を行うことを特徴とする。
【0008】請求項2では、前記ノズルは、テーパ部を
有する有底孔とその有底孔に連通したオリフィス部とか
らなり、前記テーパ部を形成するための型と前記ノズル
プレートのインク噴射側の面を成形するための型との間
に隙間を設けた状態で射出成形を行うことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明のインクジェットヘ
ッドのノズルプレート製造方法では、前記テーパ部を形
成するための型と前記ノズルプレートのインク噴射側の
面を成形するための型との間に隙間を設けた状態で射出
成形を行うことにより、前記テーパ部を形成するための
型によって、前記テーパ部を有する前記有底孔が形成さ
れ、前記テーパ部を形成するための型と前記ノズルプレ
ートのインク噴射側の面を成形するための型との間の隙
間によって、前記オリフィス部が形成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図3、図4及び図5に示すように、インク
ジェットヘッド300は、圧電セラミックスプレート3
02とカバープレート320とノズルプレート1とマニ
ホールド部材301とから構成されている。
【0012】その圧電セラミックスプレート302は、
チタン酸ジルコン酸鉛系(PZT)等のセラミックス材
料で形成され、圧電セラミックスプレート302には、
ダイヤモンドブレード等により切削加工された複数の横
溝303が形成されている。また、その横溝303の側
面となる隔壁306は矢印305の方向に分極されてい
る。それらの横溝303は同じ深さであり、かつ平行で
あり、圧電セラミックスプレート302の対向する端面
302a、302bに開口して加工されている。
【0013】また、圧電セラミックスプレート302の
端面302aには、縦溝311aが横溝303に連通す
るように1つ置きに形成されている。圧電セラミックス
プレート302の端面302bには、縦溝311bが横
溝303に連通するように1つ置きに形成されている。
そして、縦溝311a、311bは交互に形成されてお
り、縦溝311aと縦溝311bとは、隣合う横溝30
3に形成されている。尚、縦溝311aは、両外側の横
溝303に設けられている。また、圧電セラミックプレ
ート302の横溝303加工側に対して反対側の面30
2cには、パターン324、325が形成されている。
【0014】そして、圧電セラミックスプレート302
の溝加工面、且つ端面302aに対して斜め上方の位置
に配置されたスパッタリング等の蒸着源(図示せず)か
ら金属電極308、309、310が形成される(矢印
330a、330bの方向から蒸着される)。尚、圧電
セラミックスプレート302の端面302a及び隔壁3
06の天頂部に金属電極が形成されないようにマスクし
ておく。すると、図3に示すように、金属電極308は
横溝303の両側面の上半分の領域に形成され、金属電
極309は、縦溝311aが形成されていない横溝30
3の端面302a側の側面の一部及び底面の一部に形成
され、金属電極310は縦溝311aの側面のうち端面
302a側に形成される。尚、金属電極308と金属電
極309とは電気的に接続され、金属電極308と金属
電極310とは電気的に接続されている。
【0015】次に、圧電セラミックスプレート302の
面302c、且つ端面302bに対して斜め上方の位置
に配置されたスパッタリング等の蒸着源(図示せず)か
ら金属電極316、317が形成される(矢印331
a、331bの方向から蒸着される)。尚、圧電セラミ
ックスプレート302の端面302b及び面302cの
パターン324、325が形成された領域に金属電極が
形成されないようにマスクしておく。すると、図5に示
すように、その金属電極316は、圧電セラミックスプ
レート302の面302cにおいて縦溝311aの底面
より端面302a側の領域及び縦溝311a内面の側面
の一部に形成される。このとき、縦溝311aに形成さ
れた金属電極310上にも金属電極316が形成され
て、縦溝311aの側面に形成された金属電極316が
金属電極310を介して金属電極308と電気的に接続
される。このため、縦溝311aが形成された横溝30
3aの片側の隔壁306に形成された金属電極308
が、その隔壁306によって構成される横溝303bを
挟む他の横溝303aにおける該横溝303bを構成す
るもう一つの隔壁306に形成された金属電極308と
電気的に接続される。また、金属電極316はパターン
324に電気的に接続される。
【0016】そして、図4及び図5に示すように、金属
電極317は、圧電セラミックスプレート302の面3
02cにおいて縦溝311bの底面より圧電セラミック
スプレート302の中央側から端面302b側の領域、
縦溝311b内面の側面の全部及び縦溝311bの端面
302b側に形成される。このとき、縦溝311bと連
通する横溝303bの金属電極308上にも金属電極3
17が形成されて、縦溝311bの側面に形成された金
属電極317と電気的に接続される。このため、縦溝3
11bが形成された横溝303bの全ての金属電極30
8が金属電極317によって電気的に接続される。ま
た、金属電極317はパターン325に電気的に接続さ
れる。
【0017】次に、前記圧電セラミックスプレート30
2の少なくとも金属電極308、309、317をスピ
ンコート法によりエポキシ樹脂の保護膜77(図7)で
被覆する。
【0018】尚、スピンコート法によるエポキシ樹脂膜
のほか、ディッピング法、CVD法、などによりアクリ
ル樹脂などの他の有機材質或はSiO2などの無機材質
の保護膜77で被覆してもよい。
【0019】尚、金属電極310及び後述する空気室3
27を形成する横溝303aに形成されている金属電極
308はインクに接しないので、保護膜77により必ず
しも被覆する必要はない。
【0020】次に、カバープレート320はセラミック
ス材料、ガラス材料または樹脂材料等から形成されてお
り、圧電セラミックスプレート302の横溝303加工
側の面と、カバープレート320とをエポキシ系接着剤
120(図7)によって接着する。従って、インクジェ
ットヘッド300には、横溝303の上面が覆われて、
縦溝311bと連通するインク室304(図7参照)及
び縦溝311aと連通する非噴射領域としての空気室3
27(図7参照)が構成される。尚、インク室304は
横溝303bに対応しており、空気室327は横溝30
3aに対応している。インク室304及び空気室327
は長方形断面の細長い形状であり、全てのインク室30
4はインクが充填され、空気室327は空気が充填され
る領域である。
【0021】そして、圧電セラミックスプレート302
の端面302a及びカバープレート320の端面に、各
インク室304の位置に対応した位置にノズル2が設け
られたノズルプレート1を接着する。このノズルプレー
ト1に形成されているノズル2は、図8に示すようにテ
ーパ部3を有する有底孔6及びオリフィス部4から成
る。
【0022】このノズルプレート1は樹脂材料であるポ
リサルホンで射出成形により製造される。このときの金
型構造の概略図を図2(a)、図2(b)に示す。図2
(b)は図2(a)のA−A断面を示す。図2中、テー
パ部3を形成する山部103は有底孔6に対応する。山
部103はコア110に形成されている。そして、射出
成形時、射出成形材料はゲート100から導入され、金
型の空間に充填される。この時の金型温度は150℃で
あり、材料温度は370℃であり、樹脂材料を充填する
圧力は1200〜1500kg/cm2である。これに
よって、ノズル2のテーパ部3となる有底孔6が形成さ
れたノズルプレート本体10が射出成形される。そし
て、インクが噴射される側の面を成形する型板104と
各山部103との空隙によってオリフィス部4が形成さ
れる。
【0023】ここで、オリフィス部4の形成に付いて説
明する。図1に示すように型板104と山部103との
隙間の大きさによりオリフィス部4が形成されたり、オ
リフィス部4が形成されなかったりする。すなわち、隙
間の全くない図1(a)の状態から図1(b)に示すあ
る大きさまでは成形樹脂材料が隙間に流れ込まず、オリ
フィス部4が形成されずにバリを有するノズル(図示せ
ず)が形成され。そして、図1(b)より隙間が大きく
なり、図1(c)の状態ではオリフィス部4が形成され
る。そして、さらに隙間を大きくすると、図1(d)の
ようにオリフィス部4が形成されないとともに、有底孔
の底部の厚さはかなり厚くなる。図1(d)の状態で
は、厚さが厚いので、エキシマレーザビームなどを用い
てオリフィス部4を加工しなければならなくなり、加工
コストが高い。
【0024】尚、上述した図1(c)における型板10
4と山部103との隙間の大きさは30μm程度であ
る。そして、オリフィス部4が形成される隙間の大きさ
は、金型温度、材料温度、材料、充填圧力等によって変
化する。また隙間の大きさや、金型温度、材料温度、材
料、充填圧力等の変化によりオリフィス部4の大きさを
変化させることもできる。
【0025】なお、ノズルプレート1の材質としては、
ポリサルホンのほか、液晶ポリマー、ポリアセタール、
ポリフェニルサルホン、ポリフタルアミド、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルサ
ルホン、ポリカーボネートなどの樹脂材料を用いること
ができる。
【0026】また、セラミックス粉末、或いは金属粉末
の射出成形技術を用いてノズルプレート1を作製するこ
ともできる。すなわち、セラミックス粉末、或いは金属
粉末を樹脂材料などのバインダーと混合混練し、金型に
射出成形し、射出成形体を得た後、脱脂処理し樹脂材料
を射出成形体より除去し、脱脂体を得る。さらに、脱脂
体を焼結炉に挿入して焼結処理を行う。この焼結処理に
より脱脂体は収縮し、金型寸法よりも約10〜30%程
度小さくなる。このため、金型側のノズル寸法及びピッ
チは製品よりも収縮分を見込んで大きくしておく必要が
ある。セラミックス粉末及び金属粉末としては、例え
ば、アルミナ、ジルコニア、窒化珪素、炭化珪素、ステ
ンレスなどを用いることができる。
【0027】そして、図5に示すように、マニホールド
部材301が、圧電セラミックスプレート302の端面
302b及び圧電セラミックスプレート302の面30
2cにおける縦溝311b側に接着される。マニホール
ド部材301にはマニホールド322が形成されてお
り、そのマニホールド322は縦溝311bを包囲して
いる。
【0028】圧電セラミックスプレート302の面30
2cに形成されたパターン324、325は、図示しな
いフレキシブルプリント基板の配線パターンと接続され
る。そのフレキシブルプリント基板の配線パターンは、
後述する制御部に接続された図示しないリジット基板に
接続されている。
【0029】次に、制御部のブロック図を示す図6によ
って、制御部の構成を説明する。圧電セラミックスプレ
ート302の面302cに形成されたパターン324、
325は、前記フレキシブルプリント基板、前記リジッ
ト基板を介して各々個々にLSIチップ151に接続さ
れ、クロックライン152、データライン153、電圧
ライン154及びアースライン155もLSIチップ1
51に接続されている。LSIチップ151は、クロッ
クライン152から供給された連続するクロックパルス
に基づいて、データライン153上に現れるデータか
ら、どのノズル2からインク滴の噴射を行うべきかを判
断し、噴射するインク室304の両側の空気室327の
金属電極308に導通するパターン324に、電圧ライ
ン154の電圧Vを印加する。また、他のパターン32
4及びインク室304の金属電極308に導通するパタ
ーン325をアースライン155に接続する。
【0030】次に、本実施例のインクジェットヘッド3
00の動作を説明する。図7(b)のインク室304b
からインク滴を噴射するために、当該インク室304b
の両側の空気室327b、327cのインク室304b
側の金属電極308c、308fに対し電圧パルスをパ
ターン324を介して与え、他の金属電極308には、
他のパターン324、パターン325を介して接地す
る。すると、隔壁306bには矢印113b方向の電界
が発生し、隔壁306cには矢印113c方向の電界が
発生して、隔壁306bと306cとが互いに離れるよ
うに動く。インク室304bの容積が増えて、ノズル2
付近を含むインク室304b内の圧力が減少する。この
状態をL/aで示される時間だけ維持する。すると、そ
の間縦溝311bを介してマニホールド322からイン
クがインク室304bに供給される。なお、上記L/a
は、インク室304内の圧力波が、インク室304の長
手方向(縦溝311bからノズルプレート14まで、ま
たはその逆)に対して、片道伝播するに必要な時間であ
り、インク室304の長さLとインク中での音速aによ
って決まる。
【0031】圧力波の伝播理論によると、前記の立ち上
げからちょうどL/aの時間経つとインク室304b内
の圧力が逆転し、正の圧力に転じるが、このタイミング
に合わせて電極308c、308fに印加されている電
圧を0Vに戻す。すると、隔壁306bと306cは変
形前の状態(図7(a))に戻り、インクに圧力が加え
られる。その時、前記正に転じた圧力と隔壁306b、
306cが変形前の状態に戻って、発生した圧力とがた
し合わされ、比較的高い圧力がインク室304b内のイ
ンクに与えられて、インク滴がノズル2から噴出され
る。
【0032】以上説明したように、本実施例のノズルプ
レート1の製造方法では、テーパ部3を形成するための
山部103とノズルプレート1のインク噴射側の面を成
形するための型板104との間に隙間を設けた状態で射
出成形を行っているので、テーパ部3を形成するための
山部103によってテーパ部3を有する有底孔6が形成
され、山部103と型板104との間の隙間によってオ
リフィス部4が形成される。即ち、ノズル2のオリフィ
ス部4を加工コストの高いエキシマレーザビームなどを
用いず形成できるので、低コストによってノズルプレー
ト1を製造することができ、大量生産性に優れる。
【0033】また、射出成形によってノズルプレート1
を成形しているので、ノズル2内部の形状をインク噴射
に対して良好な形状に容易に成形することができ、大量
生産性に優れる。また、このように製造されたノズルプ
レート1を用いたインクジェットヘッド300では、ノ
ズル2の近傍やノズル2内にバリが生じることがないの
で、インクの噴射方向が良好で、印字品質に優れる。さ
らに、テーパ部3を有したノズル2では、ノズル2内の
体積が大きいので、インク室304内にエアーを巻き込
まず印字品質に優れる。
【0034】尚、前記実施例においては、まず駆動電圧
をインク室304bの容積が増加する方向に印加し、次
に駆動電圧の印加を停止しインク室304bの容積を自
然状態に減少してインク室304bからインク滴を噴射
していたが、まず駆動電圧をインク室304bの容積が
減少するように印加してインク室304bからインク滴
を噴射し、次に駆動電圧の印加を停止してインク室30
4bの容積を前記減少状態から自然状態へと増加させて
インク室304b内にインクを供給してもよい。
【0035】また、本実施例では、隔壁306は、圧電
セラミックスで形成されていたが、隔壁の上半分の領域
を圧電セラミックスで形成し、下半分をアルミナ等の圧
電セラミックスでない材料で形成してもよい。
【0036】更に、本実施例では、隔壁306の上半分
の領域による圧電変形によって、インク室304からイ
ンクを噴射していたが、隔壁の上半分の領域の圧電セラ
ミックスの分極方向と反対方向の分極方向である圧電セ
ラミックスで隔壁の下半分の領域を形成し、隔壁の側面
全面に金属電極を形成して、隔壁全体の圧電変形によっ
て、インク室からインクを噴射させてもよい。
【0037】また、本実施例では、圧電セラミックスを
用いたインクジェットヘッドであったが、周知のバブル
ジェット式のインクジェットヘッドであっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明のインクジェットヘッドのノズルプレート製造方法に
よれば、前記ノズルを形成するための型と前記ノズルプ
レートのインク噴射側の面を成形するための型との間に
隙間を設けた状態で射出成形を行っているので、前記隙
間によってバリの無い前記ノズルが形成される。また、
ノズルを加工コストの高いエキシマレーザビームなどを
用いず形成できるので、低コストによってノズルプレー
トを製造することができ、大量生産性に優れる。また、
射出成形によって前記プレートを成形しているので、ノ
ズル内部の形状をインク噴射に対して良好な形状に容易
に成形することができ、大量生産性に優れる。また、こ
のように製造されたノズルプレートを用いたインクジェ
ットヘッドでは、ノズルの近傍やノズル内にバリが生じ
ることがないので、インクの噴射方向が良好で、印字品
質に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のノズルプレート本体を射出
成形するための説明図である。
【図2】前記実施例のノズルプレートを製造するための
射出成形金型を示す断面図である。
【図3】前記実施例のインクジェットヘッドを示す斜視
図である。
【図4】前記実施例の圧電セラミックスプレートを示す
斜視図である。
【図5】前記実施例のインクジェットヘッドを示す斜視
図である。
【図6】前記実施例のインクジェットヘッドの制御部を
示すブロック図である。
【図7】前記実施例のインクジェットヘッドの作動状態
を示す説明図である。
【図8】前記実施例のインクジェットヘッドのノズル部
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ノズルプレート 2 ノズル 3 テーパ部 4 オリフィス部 6 有底孔 10 ノズルプレート本体 104 型板 103 山部 110 コア 300 インクジェットヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルからインクを噴射するインクジェ
    ットヘッドのノズルプレート製造方法であって、 前記ノズルを形成するための型と前記ノズルプレートの
    インク噴射側の面を成形するための型との間に隙間を設
    けた状態で射出成形を行うことを特徴とするインクジェ
    ットヘッドのノズルプレート製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ノズルは、テーパ部を有する有底孔
    とその有底孔に連通したオリフィス部とからなり、前記
    テーパ部を形成するための型と前記ノズルプレートのイ
    ンク噴射側の面を成形するための型との間に隙間を設け
    た状態で射出成形を行うことを特徴とする請求項1記載
    のインクジェットヘッドのノズルプレート製造方法。
JP14744094A 1994-06-29 1994-06-29 インクジェットヘッドのノズルプレート製造方法 Pending JPH0811311A (ja)

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