JPH08113323A - 棒状物体の供給装置 - Google Patents

棒状物体の供給装置

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JPH08113323A
JPH08113323A JP25099294A JP25099294A JPH08113323A JP H08113323 A JPH08113323 A JP H08113323A JP 25099294 A JP25099294 A JP 25099294A JP 25099294 A JP25099294 A JP 25099294A JP H08113323 A JPH08113323 A JP H08113323A
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JP
Japan
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movable guide
guide member
rod
shelf
shaped object
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Application number
JP25099294A
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English (en)
Inventor
Yoshio Arai
芳雄 荒井
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Fuji Kiki Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Kiki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 各棚レール20の下端部近傍に可動ガイド2
5を配置する。可動ガイド25を取付軸26に回動自在
に取り付けて、自重により起立する退避位置と、パイプ
15の重量により傾斜したガイド位置との間で変移させ
る。可動ガイド25と棚レール20との間にパイプスト
ッパ45を配置する。取付軸26にラチェット37及び
ワイヤホィール40を固定する。ラチェット37に係止
する爪部材38を可動ガイド25に取り付ける。爪部材
38を、可動ガイド25がガイド位置から退避位置に変
移する際に、自重によりラチェット係止位置になるよう
にする。ワイヤホィール40と直ぐ上の段のストッパピ
ン47とをワイヤ41で接続する。 【効果】 可動ガイド25上のパイプ15が全て取り出
されると、可動ガイド25の退避位置への変移により、
パイプストッパ45が係止解除位置になる。動力及び手
動によることなく、自動的に棚変えすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は棒状物体の供給装置に関
し、特に、多数の傾斜した棚部材を有し、この棚部材に
棒状物体を収納して、これら棒状物体を1つずつ取り出
して他の装置に供給するための棒状物体の供給装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】写真プロセサでは、プリント済み印画
紙,露光済み写真フイルム,又は露光済み感光性平版印
刷版を、現像処理槽,定着処理槽,水洗槽等を順次通過
させることにより、周知の写真処理が行われる。これら
の各処理槽内には、印画紙,写真フイルム,又は露光済
み感光性平版印刷版を搬送するために、搬送路に沿って
樹脂ローラが多数配置されている。これらのローラとし
ては、要求される搬送トルクは比較的小さいが、耐薬品
性や軽量性が要求される。
【0003】前記ローラは写真プロセサ等では多数使用
されている。このため、ローラを大量に製造する必要が
あり、自動製造ラインが用いられるようになってきてい
る。この自動製造ラインでは、ローラの加工及び組み立
てに必要な多数の機械を平面状に配置し、ワークを各機
械間で移動させて、加工及び組み立てを自動で行うよう
にしている。このような、自動製造ラインでは、ローラ
の主要部品であるパイプを1本ずつ供給するためのパイ
プ供給装置を備えている。
【0004】前記パイプ供給装置は、収納容量を増やす
ために、多数の棚板を備えており、これらの棚板にパイ
プを並べて収納している。各棚板は傾斜して配置されて
おり、パイプの自重による転動により、パイプの取出し
位置への移動が行われるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなパイプ供給
装置では多数の棚板を備えているため、1本ずつパイプ
を供給する場合に、1つの棚板上のパイプの取り出しが
終了した後に、棚を変える操作が必要になっていた。こ
の棚変え操作は人手により行ったり、自動で行う場合に
は動力により行っていた。このため、人手による棚変え
操作では完全自動化を図ることができないという問題が
ある。また、動力を用いて自動で行う場合には構成が複
雑になってしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
動力を用いたり、人手により棚変え操作を行ったりする
ことのないようにした棒状物体の供給装置を提供するこ
とを目的とする。なお、棒状物体には、パイプに限らず
円柱、角柱等のように、供給装置の傾斜した棚板上を転
がるか滑ることによって移動可能な形状のものが含まれ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した棒状物体の供給装置は、各棚部
材の下端部に取り付けられ、自重により起立状態となる
退避位置と、該棚部材から移動してきた棒状物体の重量
によって回転して傾斜した状態となるガイド位置との間
で回動変移する可動ガイド部材と、該可動ガイド部材の
前記棚部材に対して反対側の上部先端部に設けられ、前
記ガイド位置のときに前記先端部からの棒状物体の脱落
を阻止する係止部材と、複数の前記棚部材のうち最下段
の棚部材を除く他の棚部材の前記可動ガイド部材に近接
した位置に配置され、棒状物体の前記棚部材における移
動経路に突出して棒状物体を係止する係止位置と、前記
移動経路から退避して棒状物体の移動を許容する係止解
除位置との間で変移自在とされており、前記係止位置と
なるように付勢されているストッパ部材と、前記ストッ
パ部材と該ストッパ部材の直ぐ下段の前記可動ガイド部
材とを連係し、該可動ガイド部材のガイド位置から退避
位置への回転によって該ストッパ部材を前記係止位置か
ら前記係止解除位置にする連動手段とを備えたものであ
る。
【0008】また、請求項2記載の棒状物体の供給装置
は、請求項1記載のものにおいて、前記可動ガイド部材
を取付軸に回動自在に取り付けるとともに、前記連動手
段を、前記可動ガイド部材の近傍で前記取付軸に固定さ
れるラチェットと、前記可動ガイド部材に回動自在に取
り付けられ、前記ラチェットの回転を阻止する阻止位置
と前記ラチェットの回転の阻止が解除される阻止解除位
置との間で変移するとともに該可動ガイド部材がガイド
位置のときに自重により前記阻止位置にされる爪部材
と、前記可動ガイド部材の取付軸の回転変移により前記
ストッパ部材を前記係止位置から前記係止解除位置にす
る変移伝達部とから、構成したものである。
【0009】また、請求項3記載の棒状物体の供給装置
は、請求項2記載のものにおいて、複数の前記可動ガイ
ド部材のうち最上段の可動ガイド部材が前記ガイド位置
から前記退避位置に回転するときに、該最上段の可動ガ
イド部材に係合して、最上段を除く可動ガイド部材の前
記爪部材を前記阻止解除位置にするリセット手段を備え
たものである。
【0010】また、請求項4記載の棒状物体の供給装置
は、請求項3記載のものにおいて、前記リセット手段
を、前記最上段の可動ガイド部材が前記ガイド位置から
前記退避位置に回転するときに、該可動ガイド部材に係
合して回転変移する駆動レバーと、前記最上段の可動ガ
イド部材を除く可動ガイド部材の前記爪部材に係合し
て、該爪部材を前記阻止解除位置にする従動レバーと、
前記駆動レバーの回転変移により変移して前記従動レバ
ーを前記阻止解除位置にセットするリンク棒とから構成
したものである。
【0011】
【作用】各段の棚部材に例えばローラの主要部品である
丸パイプが並べて挿入される。挿入されたパイプは棚部
材の傾斜によって下方に転動する。最下段を除く棚部材
にはストッパ部材が配置されており、このストッパ部材
はパイプの移動経路に突出するように付勢されており、
係止位置にされている。このため、これらの棚部材に挿
入されたパイプは可動ガイド部材に到達することなく、
各棚部材に多数のパイプが収納される。
【0012】最下段の棚部材に挿入されたパイプはスト
ッパ部材が無いため、可動ガイド部材まで移動して、可
動ガイド部材をガイド位置に回動させる。ガイド位置で
は、先端のパイプが取出し部材の移動軌跡内に位置され
るため、取出し部材の上方移動によってパイプが1本ず
つ掬いとられる。最下段の棚部材から全てのパイプが取
り出されると、この棚部材に配置された可動ガイドが自
重によって退避位置に回転する。この回転によって、直
ぐ上の棚部材のストッパ部材が連動手段によって引き下
げられて、ストッパ部材は棚部材のパイプ移動経路から
退避して係止解除位置にセットされる。これにより、パ
イプが可動ガイド部材に移動してパイプの自重によっ
て、可動ガイド部材は退避位置からガイド位置にセット
され、棚変え操作が自動的に行われる。以下、同様にし
てこの棚部材からパイプが1本ずつ取出し部材で掬いと
られ、この棚部材から全てのパイプが取り出されると、
可動ガイド部材が自重によってガイド位置から退避位置
に回転し、この回転に連動して直ぐ上のストッパ部材が
係止解除位置にセットされる。以下、同様にして、下か
ら上に順に棚変え操作が自動的に行われ、各棚部材から
パイプが1本ずつ取出し部材で掬いとられる。
【0013】特に、請求項2記載の棒状物体の供給装置
では、可動ガイド部材を取付軸に回動自在に取り付ける
とともに、可動ガイド部材に爪部材を回動自在に設け、
また、可動ガイド部材の取付軸にラチェットを固定して
いる。そして、前記爪部材を、前記ラチェットの回転を
阻止する阻止位置と、前記ラチェットが回転可能な阻止
解除位置との間で変移させるとともに、前記可動ガイド
部材がガイド位置のときに自重により阻止位置にするよ
うにしている。また、可動ガイド部材の取付軸の回転変
移は、ワイヤホィールとワイヤとからなる変移伝達部を
介してストッパ部材に伝達される。したがって、可動ガ
イド部材がガイド位置から退避位置に自重により回転す
ると、この可動ガイド部材の直ぐ上のストッパ部材が係
止位置から係止解除位置になる。これにより、棚変え操
作を、動力や手動操作によることなく自動で簡単に行う
ことができる。
【0014】請求項3記載の棒状物体の供給装置では、
可動ガイド部材のうち最上段の可動ガイド部材がガイド
位置から退避位置に回転するときに、該最上段の可動ガ
イド部材に係合して、最上段を除く可動ガイド部材の前
記爪部材をラチェットの回転が可能な阻止解除位置にす
るリセット手段を備えたから、最上段の棚部材から例え
ばパイプが全て取り出されて、可動ガイド部材がガイド
位置から退避位置になると、爪部材がラチェットの回転
が可能な阻止解除位置にされ、ストッパ部材は付勢手段
により係止位置に復帰する。したがって、全てのパイプ
が取り出されると、各棚部材のストッパ部材が係止位置
に自動的にリセットされ、新たにパイプの受入れが可能
になる。
【0015】請求項4記載の棒状物体の供給装置では、
可動ガイド部材のうち最上段の可動ガイド部材がガイド
位置から退避位置に回転すると、これに係合する駆動レ
バーが押し下げられる。駆動レバーの押し下げによる変
移によってリンク棒は持ち上げられ、これに連動して従
動レバーが変移して、可動ガイド部材の爪部材とラチェ
ットとの係止が解除される。このように、駆動レバー,
リンク棒,従動レバーを用いて最上段の可動ガイドの変
移により、爪部材をラチェットが回転可能な阻止解除位
置にすることができるため、ストッパ部材のリセットを
確実に行うことができる。
【0016】
【実施例】図2は本発明を実施したパイプ供給装置と、
このパイプ供給装置を用いたローラの自動製造ラインと
を示す概略図である。ローラの自動製造ライン10は、
パイプ供給装置11と、コンベア12と、ローラ製造機
13と、ローラ収納装置14とから構成されている。パ
イプ供給装置11から1本ずつ取り出されたパイプ15
は、コンベア12によって搬送されながらカッタ12a
により搬送途中で両端が切断されて所望の寸法に仕上げ
られる。
【0017】切断加工されたパイプは、ローラ製造機1
3で、両端部の内面ボーリング加工、ボス(軸端部材)
の挿入固定、ローラ長測定の各処理を経て、ローラに組
み立てられる。組み立て済みのローラは、排出コンベア
16を介して、ローラ収納装置14に排出され、ここで
各棚に順次収納される。
【0018】パイプ供給装置11内には、5段の棚レー
ル20が機枠21に傾斜して配置されている。棚レール
20は機枠21の両側板21aの近くにそれぞれ配置さ
れており、これら1対の棚レール20の間には、パイプ
15が斜めに挿入された場合でも、棚レール20の隙間
からパイプ15が脱落することのないように、適当なピ
ッチで図示しない補助レールが配置されている。この棚
レール20及び補助レールの傾斜角度は水平方向に対し
て5度に設定されており、パイプ15が円滑に移動する
ようになっている。
【0019】図1及び図3に示すように、各棚レール2
0の下端部近傍には、可動ガイド25が取付軸26に軸
受け27を介して回動自在に取り付けられており、起立
した退避位置とこの退避位置から約1/4回転して傾斜
したガイド位置との間で変移するようになっている。取
付軸26はピローブロック28を介して機枠21に水平
に取り付けられている。
【0020】図1に示すように、可動ガイド25は、角
部を丸くした長方形状の金属性の厚板から構成されてい
る。この可動ガイド25には、取付軸26が貫通する取
付孔33が重心から上に偏心した位置に形成されてい
る。また、一方の側縁はパイプ15のガイド面25aと
なっており、棚レール20からパイプ15が移動する
と、パイプ15の自重によって可動ガイド25が取付軸
26を中心にして約1/4回転して、このガイド面25
aが上を向いて傾斜状態になったガイド位置となる。こ
のガイド位置ではガイド面25aと棚レール20の上面
20aとが同一面となるようにされており、パイプ15
は円滑に棚レール20から可動ガイド25に乗り移れる
ようになる。
【0021】図4に示すように、棚レール20には、ス
トッパ棒35が水平方向に取り付けられており、このス
トッパ棒35は可動ガイド25に当接して、可動ガイド
25が約1/4回転してガイド位置となった後は、これ
以上の回転を阻止する。また、可動ガイド25のガイド
面25aの先端には係止突起36が形成されている。こ
の係止突起36は円弧形状の受け面36aを備えてお
り、可動ガイド25からパイプ15が脱落することのな
いように阻止する。
【0022】また、可動ガイド25の取付軸26には、
ピローブロック28(図3参照)と可動ガイド25との
間でラチェット37が固定されている。更に、可動ガイ
ド25にはラチェット37に係止する爪部材38が取付
軸39を介して回動自在に取り付けられている。また、
可動ガイド25の取付軸26にはワイヤホィール40が
固定されており、ラチェット37と一体的に回転するよ
うになっている。ワイヤホィール40にはワイヤ41の
一端が固定されている。このワイヤ41はガイドホィー
ル42により直ぐ上の段のパイプストッパ45に案内さ
れており、ワイヤ41の他端はパイプストッパ45のス
トッパピン47の下端部に固定されている。なお、図1
に示すように、最上段の取付軸26には、これより上の
段に、棚レール20,可動ガイド25,パイプストッパ
45は配置されることが無いため、上の段のパイプスト
ッパ45を制御するためのラチェット37,爪部材3
8,ワイヤホィール40は設けられていない。
【0023】パイプストッパ45は、最下段を除く他の
棚レール20の下端部に近接して配置されている。図4
に示すように、パイプストッパ45は、ケース本体46
と、フランジ47a付きのストッパピン47と、コイル
バネ48とから構成されている。ストッパピン47はフ
ランジ47aを介してコイルバネ48により上方に付勢
されており、これによりストッパピン47の上端部が棚
レール20のパイプ移動経路に突出するようになって、
パイプ15の係止位置となる。また、ストッパピン47
の下端部には前記ワイヤ41が固定されており、ワイヤ
41が下方に引っ張られることにより、ストッパピン4
7の上端部がケース本体46内に収納され、パイプ15
の係止解除位置になる。
【0024】このようにストッパピン47とワイヤホィ
ール40とが連動するようになっており、しかも、爪部
材38とラチェット37との係合によって可動ガイド2
5がガイド位置から退避位置に回転変移するときだけ、
可動ガイド25と取付軸26とが一体的に回転するよう
になるので、棚変え操作が自動で行われるようになる。
すなわち、図5に示すように、可動ガイド25上のパイ
プ15が全て取り出されて空になると、可動ガイド25
が自重によって図中時計方向に回転する。この回転変移
によって直ぐ上の段のパイプストッパ45が係止位置か
ら係止解除位置となる。したがって、棚レール20上の
パイプ15が可動ガイド25上に移動してこの可動ガイ
ド25がパイプ15の重量によりガイド位置となり、棚
変え操作が終了する。また、可動ガイド25のガイド位
置への回転変移では、爪部材38はラチェット37に係
止することがないため、直ぐ上のパイプストッパ45が
作動することがない。
【0025】図1に示すように、最上段の可動ガイド2
5と、最上段を除く各段の可動ガイド25の爪部材38
とには、駆動レバー50及び従動レバー51が係合して
おり、これら各レバー50,51はリンク棒52を介し
て連動するようになっており、連動手段49が構成され
ている。これら駆動レバー50及び従動レバー51は、
取付軸53を介して機枠21に回動自在に取り付けられ
ている。したがって、図6(A)に示すように、最上段
の可動ガイド25がガイド位置の状態から、同図(B)
に示すように、全てのパイプ15の取り出しが完了して
退避位置になると、これに係合する駆動レバー50が時
計方向に回転してリンク棒52を上方に持ち上げる。こ
れにより、各従動レバー51は時計方向に回転して、各
爪部材38を各ラチェット37の回転阻止を解除する阻
止解除位置にセットする。したがって、爪部材38とラ
チェット37との係止が外れるため、ストッパピン47
はコイルバネ48(図4参照)の付勢力によってパイプ
係止位置となり、初期状態に戻される。これによって、
空となった各段の棚レール20にパイプ15を収納して
も、図7(C)に示すように、パイプストッパ45のな
い最下段の可動ガイド25のみがガイド位置となり、他
の段はパイプストッパ45でパイプ15が停止されるた
め、可動ガイド25が退避位置の状態とされる。
【0026】図1に示すように、取出し部材60は無端
チェーン61に所定ピッチで取り付けられており、これ
ら取出し部材60,無端チェーン61,及び無端チェー
ン61を回転するモータ(図示せず)により取出しコン
ベア62が構成されている。そして、取出し部材60の
上方移動により、ガイド位置にある可動ガイド25上の
先端である取出し位置にセットされているパイプ15の
みが掬い取られ、図2に示す次工程のコンベア12に送
られる。図4に示すように、可動ガイド25上では、取
出し位置にあるパイプ15が取出し部材60により掬い
取られると、次のパイプ15がパイプ15の自重によっ
て取出し位置に移動する。したがって、次々とパイプ1
5が可動ガイド25から取出し部材60で掬い出され、
次工程のコンベア12に送られる。
【0027】図5に示すように、取出し部材60はコ字
形に形成されており、下側の第1水平板63が上側の第
2水平板64よりも長く突出されている。したがって、
取出し部材60が上方に移動すると、この第1水平板6
3によって取出し位置にあるパイプ15のみが掬いとら
れ、取出し部材60内に収納されるようになる。各水平
板63,64の先端には係止突起63a,64aが内側
に向かって突出して形成されており、取出し部材60か
らパイプ15が脱落することのないようにされている。
また、図1に示すように、無端チェーン61が回転して
取出し部材60がコンベア12側になると、取出し部材
60内でパイプ15は転動して第2水平板64が下側と
なり、この第2水平板64にパイプ15が載せられた状
態で搬送される。取出しコンベア62とコンベア12の
接続位置には複数のガイド板65が配置されており、取
出し部材60が下方に移動することでこのガイド板65
により取出し部材60内のパイプ15が掬い取られ、コ
ンベア12のパイプ保持部66に送られる。
【0028】次に、本実施例の作用を説明する。図6
(B)に示すように、空の状態では各段の可動ガイド2
5は自重によって起立した退避位置にセットされてい
る。また、パイプストッパ45はパイプ移動経路内にス
トッパピン47を突出させた係止位置となっている。こ
の状態で図7(C)に示すように、各棚レール20に多
数本のパイプ15が収納される。各パイプ15は、自重
によって棚レール20上を転がって下方に移動する。
【0029】図7(C)に示すように、最下段の棚レー
ル20ではストッパピン47が無いため、パイプ15の
自重によって可動ガイド25は退避位置からガイド位置
になり、パイプ15は可動ガイド25のガイド面25a
上のパイプ15の取出し位置まで並んだ状態になる。ま
た、その他の棚レール20ではストッパピン47が係止
位置となって、パイプ15が止められた状態になってお
り、各棚レール20に各パイプ15が並んで収納されて
いる。
【0030】図1に示すように、取出しコンベア62が
回転して、取出し部材60が上方に移動すると、この取
出し部材60によって可動ガイド25の取出し位置にあ
るパイプ15のみが掬い取られ、これがコンベア12に
順次送られる。最下段の可動ガイド25から全てのパイ
プ15が取り出されると、図5に示すように、この可動
ガイド25は自重によってガイド位置から退避位置に回
動する。このとき、可動ガイド25に取付軸39を介し
て取り付けられている爪部材38が自重によってラチェ
ット37の回転を阻止した状態になっているため、可動
ガイド25の回転変移によりラチェット37を介して取
付軸26が回転する。これにより、ワイヤホィール40
も時計方向に回転してワイヤ41が巻き取られ、直ぐ上
のパイプストッパ45のストッパピン47が係止位置か
ら係止解除位置になる。したがって、可動ガイド25側
にパイプ15が自重によって移動して、可動ガイド25
が退避位置からガイド位置になる。このようにして棚変
え操作が行われ、以下同様にして下から上へと棚レール
20の可動ガイド25がガイド位置に順次セットされ、
各段の棚レール20からパイプ15が順次取り出され
る。
【0031】図6(A)の状態から全てのパイプ15が
取り出されて、同図(B)の状態になると、最上段の可
動ガイド25が自重によってガイド位置(図6(A)参
照)から退避位置になる。この回転変移によって、駆動
レバー50が押し下げられ、リンク棒52を介して従動
レバー51が変移して爪部材38をラチェット37の回
転の阻止を解除する阻止解除位置にセットする。これに
より、ラチェット37と爪部材38との係止が解除さ
れ、ストッパピン47はコイルバネ48(図4参照)の
付勢力により係止位置にセットされる。
【0032】なお、上記実施例では、棚レール20や補
助レールから棚部材を構成したが、これに代えて、棚部
材として棚板を用いてもよい。また、棚部材の段数は5
段に限らず、ローラ製造機13の処理能力に応じて適宜
増減させてよく、好ましくはローラ製造機13の1日の
処理能力に応じたパイプ収納数に対応する段数にすると
よい。
【0033】また、上記実施例ではローラの主要部品で
ある丸パイプ15を収納してこれを1本ずつ供給するパ
イプ供給装置11に本発明を適用したが、この他に、丸
パイプ以外の角パイプや、断面が丸又は角状の棒を多数
収納して1本ずつ供給するものに本発明を適用してもよ
い。更に、棚レール20の傾斜角度を5度に設定した
が、この傾斜角度は収納するパイプや棒によって適宜変
更することが好ましい。例えば、断面が多角形状のパイ
プや棒の場合には滑り運動で棚レール20上を移動する
ことになるので移動抵抗が増えるため、傾斜角度を大き
くする。また、断面が円形の棒の場合には丸パイプに比
べて重量が増加するため、可動ガイド25の係止突起3
6を乗り越えてパイプ15が脱落することのないよう
に、傾斜角度を小さくする。
【0034】また、上記実施例では、連動手段49を設
けて、最上段の可動ガイド25のパイプ取出し終了後の
ガイド位置から退避位置への回転変移によって、最上段
を除く他の各可動ガイド25の爪部材38によるラチェ
ット37の回転阻止を解除するようにしたが、これに代
えて、手動の阻止解除手段を設けてもよい。この場合に
は、連動手段49の駆動レバー50を最上段の可動ガイ
ド25に係合させるのではなく、この駆動レバー50を
作動レバーとして手動でこれを押し下げるようにすると
よい。これにより、リンク棒52が上方に持ち上がり、
各爪部材38によるラチェット37の回転阻止が解除さ
れ、パイプストッパ45は係止解除位置から係止位置に
セットされる。
【0035】また、上記実施例ではワイヤ41とガイド
ホィール42とにより変移伝達部を構成したが、この他
に、リンク機構やギヤトレインによりラチェット37と
パイプストッパ45とを連係させてもよい。また、上記
実施例ではストッパピン47のスライド移動により、ス
トッパピン47をパイプ移動経路に出没させたが、この
他に、揺動運動により係止部材をパイプ移動経路に出没
させるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、各棚
部材の下端部近傍に可動ガイドを配置して、この可動ガ
イドを、自重により起立状態となる退避位置と、棚部材
からの棒状物体の移動によって回転して傾斜した状態と
なるガイド位置との間で回動変移するようにし、可動ガ
イド部材の先端部には、ガイド位置のときに棒状物体が
先端部から脱落することのないように係止部材を設けた
から、複数段の棚部材を備えた供給装置において、可動
ガイドにより各棚部材からの棒状物体の取り出しを選択
的に行うことができる。
【0037】また、最下段の棚部材を除く他の棚部材の
下端部又は下端部近傍にはストッパ部材を設け、このス
トッパ部材を、棒状物体の係止位置と係止解除位置との
間で変移自在に構成するとともに、ストッパ部材を係止
位置側に付勢したから、最下段を除く他の棚部材に棒状
物体を挿入しても、ストッパ部材で物体が係止されるた
め、可動ガイド部材に移動することがない。
【0038】また、可動ガイド部材とこの可動ガイド部
材が設けられる棚部材の直ぐ上のストッパ部材とを連動
させて、可動ガイド部材のガイド位置から退避位置への
変移を利用してストッパ部材を作動させたから、下の段
の棒状物体が取り出されて空になると、自動的に上の棚
部材のストッパ部材が係止解除位置となって上の段の棚
部材上の棒状物体の取出しが可能になり、動力や人手に
よることなく構成簡単にして棚変え操作を自動で行うこ
とができる。
【0039】また、請求項2に記載した発明によれば、
連動手段を、可動ガイド部材の取付軸に固定したラチェ
ットと、前記可動ガイド部材に設けた爪部材と、ラチェ
ットの回転変移でストッパ部材を作動させる変移伝達部
とから構成し、可動ガイド部材がガイド位置から退避位
置に回転するときに爪部材がラチェットの回転阻止した
阻止位置のまま可動ガイド部材と一緒に回転するように
構成したから、可動ガイド部材の回転変移を利用して可
動ガイド部材より上段のストッパ部材を係止解除位置に
セットすることが確実に行えるようになる。
【0040】また、請求項3に記載した発明によれば、
最上段の可動ガイド部材がガイド位置から退避位置に回
転するときに、この可動ガイド部材に係合して、最上段
を除く各可動ガイド部材の爪部材をラチェットの回転が
可能な阻止解除位置にするようにリセット手段を構成し
たから、全てのパイプを取り出した後は、各棚部材のス
トッパ部材が付勢力により係止位置に自動的にリセット
され、パイプの受入れが可能になる。
【0041】また、請求項4に記載した発明によれば、
リセット手段を、最上段の可動ガイド部材がガイド位置
から退避位置に回転するときに、この可動ガイド部材に
係合して回転変移する駆動レバーと、最上段の可動ガイ
ド部材を除く各可動ガイド部材の爪部材に係合して、こ
の爪部材をラチェットの回転が可能な阻止解除位置にす
る従動レバーと、駆動レバーの回転変移により変移して
従動レバーを阻止解除位置にセットするリンク棒とから
構成したから、最上段の可動ガイド部材から棒状物体が
全て取り出されて、この可動ガイド部材がガイド位置か
ら退避位置に自重により回転すると、各可動ガイド部材
の爪部材がラチェットの回転を阻止する阻止位置から阻
止解除位置にされる。したがって、動力や手動操作によ
ることなく、ストッパ部材のリセットを確実に行うこと
ができ、棒状物体の受入れが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパイプ供給装置の要部を示す
側面図である。
【図2】同パイプ供給装置を備えたローラ製造ラインを
示す概略図である。
【図3】図1におけるIII −III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】最下段とその直ぐ上の段の棚レール及び可動ガ
イドを示す側面図である。
【図5】最下段の可動ガイドが空になってその直ぐ上の
段の棚レールに切り換えられ状態を示す側面図である。
【図6】連動手段の動作を示す側面図であり、(A)は
最上段の棚レールからのパイプ取り出し状態を示し、
(B)は最上段の棚レールからの全てのパイプの取り出
しが完了した状態を示している。
【図7】可動ガイドとストッパピンとの動作を示す側面
図であり、(C)は全ての棚レールにパイプが収納され
た状態を示し、(D)は下から2段目の棚レールからパ
イプを取り出している状態を示している。
【符号の説明】
10 ローラ製造ライン 11 パイプ供給装置 12 コンベア 13 ローラ製造機 14 ローラ収納装置 15 パイプ 20 棚レール 25 可動ガイド 37 ラチェット 38 爪部材 40 ワイヤホィール 41 ワイヤ 45 パイプストッパ 47 ストッパピン 48 コイルバネ 49 連動手段 50 駆動レバー 51 従動レバー 60 取出し部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の同一方向に傾斜した棚部材に、
    該棚部材の傾斜方向と交わる方向に棒状物体を並べて収
    納し、棒状物体の自重によって棚部材から取出す位置に
    棒状物体を移動させ、棒状物体を取出し部材による上方
    移動によって取り出して次工程に供給する棒状物体の供
    給装置において、 前記各棚部材の下端部に取り付けられ、自重により起立
    状態となる退避位置と、該棚部材から移動してきた棒状
    物体の重量によって回転して傾斜した状態となるガイド
    位置との間で回動変移する可動ガイド部材と、 該可動ガイド部材の前記棚部材に対して反対側の上部先
    端部に設けられ、前記ガイド位置のときに前記先端部か
    らの棒状物体の脱落を阻止する係止部材と、 複数の前記棚部材のうち最下段の棚部材を除く他の棚部
    材の前記可動ガイド部材に近接した位置に配置され、棒
    状物体の前記棚部材における移動経路に突出して棒状物
    体を係止する係止位置と、前記移動経路から退避して棒
    状物体の移動を許容する係止解除位置との間で変移自在
    とされており、前記係止位置となるように付勢されてい
    るストッパ部材と、 前記ストッパ部材と該ストッパ部材の直ぐ下段の前記可
    動ガイド部材とを連係し、該可動ガイド部材のガイド位
    置から退避位置への回転によって該ストッパ部材を前記
    係止位置から前記係止解除位置にする連動手段とを備え
    たことを特徴とする棒状物体の供給装置。
  2. 【請求項2】 前記可動ガイド部材を取付軸に回動自在
    に取り付けるとともに、前記連動手段を、前記可動ガイ
    ド部材の近傍で前記取付軸に固定されるラチェットと、
    前記可動ガイド部材に回動自在に取り付けられ、前記ラ
    チェットの回転を阻止する阻止位置と前記ラチェットの
    回転の阻止が解除される阻止解除位置との間で変移する
    とともに該可動ガイド部材がガイド位置のときに自重に
    より前記阻止位置にされる爪部材と、前記可動ガイド部
    材の取付軸の回転変移により前記ストッパ部材を前記係
    止位置から前記係止解除位置にする変移伝達部とから、
    構成したことを特徴とする請求項1記載の棒状物体の供
    給装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記可動ガイド部材のうち最上段
    の可動ガイド部材が前記ガイド位置から前記退避位置に
    回転するときに、該最上段の可動ガイド部材に係合し
    て、最上段を除く可動ガイド部材の前記爪部材を前記阻
    止解除位置にするリセット手段を備えたことを特徴とす
    る請求項2記載の棒状物体の供給装置。
  4. 【請求項4】 前記リセット手段を、前記最上段の可動
    ガイド部材が前記ガイド位置から前記退避位置に回転す
    るときに、該可動ガイド部材に係合して回転変移する駆
    動レバーと、 前記最上段の可動ガイド部材を除く可動ガイド部材の前
    記爪部材に係合して、該爪部材を前記阻止解除位置にす
    る従動レバーと、 前記駆動レバーの回転変移により変移して前記従動レバ
    ーを前記阻止解除位置にセットするリンク棒とから構成
    したことを特徴とする請求項3記載の棒状物体の供給装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104495346A (zh) * 2014-12-26 2015-04-08 苏州格林电子设备有限公司 日光灯灯管老化测试装置用下料机构
CN104591032A (zh) * 2014-11-28 2015-05-06 芜湖银星汽车零部件有限公司 一种棒料转运车

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CN104591032A (zh) * 2014-11-28 2015-05-06 芜湖银星汽车零部件有限公司 一种棒料转运车
CN104591032B (zh) * 2014-11-28 2016-06-15 芜湖银星汽车零部件有限公司 一种棒料转运车
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