JPH08113463A - リフターマグネット - Google Patents

リフターマグネット

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JPH08113463A
JPH08113463A JP27847294A JP27847294A JPH08113463A JP H08113463 A JPH08113463 A JP H08113463A JP 27847294 A JP27847294 A JP 27847294A JP 27847294 A JP27847294 A JP 27847294A JP H08113463 A JPH08113463 A JP H08113463A
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JP
Japan
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work
magnetic flux
magnetic
main body
suction
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JP27847294A
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English (en)
Inventor
Hideo Niwa
英夫 丹羽
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Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の積み重ねられた薄物のワークを最上部
のものから1枚ずつ吸着し、しかも安定な吸着状態を保
ちながら、所定の搬送場所まで搬送することのできるリ
フターマグネットを提供する。 【構成】 上下動自在の本体の左右両側に夫々吸着片を
添設している。本体のコイルに通電することにより両吸
着片の下端のワーク吸着部によってワークを安定な状態
で吸着する。各吸着部は、両ワーク吸着部相互の間隔に
比べて著しく小さい間隔の一対のワーク吸着用磁極を夫
々備えており、それらの磁極は異極に磁化される。従っ
てワークの吸着の場合、ワーク内において磁束はそれら
一対の磁極間の非常に短い距離を通るのみである。その
結果、薄物ワークが積み重なっていても、最上部のワー
クから1枚宛吸着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークを磁力により吸着
して吊り上げ、そのワークを運搬する為に用いられるリ
フターマグネットに関する。
【0002】
【従来の技術】吸着片に対して磁束を及ぼす為のコイル
を備えている上下動自在の本体の左右両側に、夫々下端
がワーク吸着用の磁極となっている吸着片を備えさせて
いる(例えば特開昭63−134492号公報参照)。
【0003】このようなリフターマグネットにあって
は、上記コイルへ通電すると上記各吸着片の磁極が磁化
してそこにワークを吸着でき、その状態で本体を持ち上
げて移動させ、その移動先で上記通電を断つと上記磁極
の磁化が解消してその位置で上記ワークを解放できる。
従って、ワークの搬送の用に供することが出来る。しか
も上記ワークの吸着は、本体両側の吸着片の各磁極によ
り相互に離れた2箇所で行えるので、例えワークの重心
からやや外れた位置を吸着したり、或いは搬送中におい
てワークに対し風圧が作用したりして、マグネットに対
してワークが偏荷重となっても、ワークの吸着状態を安
定に保持して、ワークを落とすことなく安全に搬送させ
ることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来のリフ
ターマグネットでは、上記吸着の場合、磁束が一方の吸
着片の磁極から出てワークを通り、そして他方の吸着片
の磁極に入る状態で通る。即ち、ワークの中を長い距離
にわたって通る。この為、積み重ねられた多数のワーク
を最も上のワークから1枚ずつ吸着して搬送しようとす
る場合、そのワークが薄物であると、最も上のワークの
みでは上記磁束の通過に対する磁気抵抗が大きい為に、
上記磁束はその下に重なっているワークや更にその下に
重なっているワークをも通ってしまう。その結果、それ
らの重なっているワークが互いに磁気的にくっつき、上
記最も上のワークを吸着して持ち上げようとした際にそ
の下の2枚目、3枚目のワークも誤って持ち上げてしま
う問題点があった。このことは例えば次々と搬送したワ
ークをプレスなどの加工機に次々とかける場合、2枚或
いは3枚のワークが重なったまま加工をしてしまって金
型を破損させたり不良品をつくってしまう問題点があっ
た。
【0005】本願発明のリフターマグネットは上記従来
技術の問題点(技術的課題)を解決する為に提供するも
のである。第1の目的は、コイルへの通電によりワーク
を吸着し、その吸着状態でワークを持ち上げ移動させた
後は上記通電を断つことにより上記ワークを解放するこ
とが出来て、ワークの搬送の用に供することの出来るリ
フターマグネットを提供することである。第2の目的
は、上記ワークを吸着して搬送する場合、互いに離れた
2箇所の吸着部でワークを吸着できて、ワークの吸着状
態を安定に保持できるリフターマグネットを提供するこ
とである。第3の目的は、上記各吸着部でのワークの吸
着は、相互間の間隔が非常に小さくしかも相互に異極に
磁化する一対のワーク吸着用磁極で行うことができるリ
フターマグネットを提供することである。そのような吸
着によって、多数積み重ねられた薄物のワークを、最も
上のものから確実に1枚ずつ吸着して持ち上げることが
できるようにすることである。本発明の他の目的は、本
体に備える単一のコイルでもって本体の両側の吸着片に
おける各一対のワーク吸着用磁極を夫々異極に磁化させ
ることができるようにすることである。本発明の更に他
の目的は、本体左右の吸着片を夫々本体に対して上下動
自在に構成することによって、ワークの上面に段差があ
っても、それを吸着する場合、そのワークに対して単に
真っ直ぐに降ろしつけるだけでもって、両吸着片の吸着
部によってワークを吸着できるようにすることである。
本発明の更に他の目的は、上記のように左右の吸着片を
上下動自在に構成すると、上記のような上面に段差のあ
るワークを吸着して持ち上げる場合、本体に対してそれ
らの吸着片が下方にずれると、ワークを持ち上げる前と
持ち上げた後とでリフターマグネットとワークとの相対
的な位置関係が狂う恐れがあるが、ワークを吸着して持
ち上げる場合には、本体に対して両吸着片を拘束するこ
とができて、上記相対的位置関係のずれを防止できるよ
うにしたリフターマグネットを提供することである。本
発明の更に他の目的は、単一のコイルからの磁束でもっ
て、左右両側の夫々上下動自在の吸着片をワーク上面の
段差に応じた上下位置で拘束することと、それらの吸着
片における各一対のワーク吸着用磁極を異極に磁化させ
ることとを行い得るようにすることである。本発明の更
に他の目的は、一つのコイルからの磁束を上記両側の吸
着片の上下位置の拘束用とそれらの吸着片におけるワー
ク吸着用磁極の磁化用とに適正配分できるようにするこ
とである。他の目的及び利点は図面及びそれに関連した
以下の説明により容易に明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明におけるリフターマグネットは、磁束発生
用のコイルを備えている上下動自在の本体の左右両側
に、夫々本体部の下端にワーク吸着部を備えている吸着
片を添設し、上記コイルへの通電によって発生する磁束
を本体から上記両側の吸着片に与えてそれらの吸着片に
おけるワーク吸着部によりワークを吸着し、上記本体を
上昇させることにより、上記吸着したワークを持ち上げ
るようにしているリフターマグネットにおいて、上記各
ワーク吸着部は夫々一対のワーク吸着用磁極を備えてい
ると共に、それらのワーク吸着用磁極相互の間隔は上記
両ワーク吸着部相互の間隔に比べて著しく小さくしてお
り、上記各吸着片における本体部には、上記本体から与
えられる磁束を上記一対のワーク吸着用磁極に伝えてそ
れらを異極に磁化させる為の一対の磁束伝達路を備えた
ものである。
【0007】
【作用】本体を下降させて左右の吸着片の夫々下端のワ
ーク吸着部をワークの上面に宛がい、コイルに通電す
る。するとそれらの吸着部によってワークが吸着され
る。本体を上昇させてワークを持ち上げそれをワークの
搬送目的地まで移動させる。この間、ワークは相互に離
れた一対の吸着部によって吸着されている為、吸着状態
は安定である。搬送目的地でコイルへの通電を断つと上
記ワークは吸着部から解放される。上記吸着部によるワ
ークの吸着の場合、上記コイルで発生される磁束が磁束
伝達路を経て上記各ワーク吸着部における一対のワーク
吸着用磁極に伝達され、それらの磁極は異極に磁化す
る。そして一方のワーク吸着用磁極から出てワークの上
面を通りその厚み内に入った磁束はワークの厚み内を僅
かな距離だけ通ってすぐにその上面を経て他方のワーク
吸着用磁極に戻る。従って、薄物でしかも複数枚積み重
ねられているワークを最も上の物から吸着して持ち上げ
ようとする場合、上記磁束は最も上のワークを通るのみ
でその下に重なっているワークには通らず、それら重な
っているワーク相互が吸着することがない。その結果、
最も上のワークを1枚のみ的確に吸着することができ
る。
【0008】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1はリフターマグネットの使用状態の一例を示
す。1はワーク2の準備場所、3はワーク2を工作する
ための工作機で、例えばプレス装置を示す。4はプレス
装置に対するワーク2の装入装置を示す。4aはワーク2
の搬送場所を示し、上記装入装置4の上面を例示する。
5はワーク2を準備場所1からから搬送場所4aに運ぶ為
の搬送機を示すものであって、その搬送動作を行う為の
アームの先端部を例示する。6はアーム5に取付けたリ
フターマグネットを示す。上記ワーク2は磁気による吸
着が可能な材料で形成されている薄板材で例えば薄鋼板
であり、大きさは例えば25cm角程度である。
【0009】次に上記リフターマグネット6を詳細に示
す図2〜図5について説明する。該リフターマグネット
6は本体Aとその左右に備えさせた吸着片Bとから構成
している。上記本体AはベースA1、連結体A2、ヨークA
3,A3'、鉄心A4、コイルA5、ガイドA6から構成してい
る。先ずベースA1は上記アーム5に対する本体Aの取付
を行うためのものである。該ベースA1は吸着片Bに対す
る磁気的な影響を少なくする為に非磁性材料で形成する
と良い。11は該ベースA1において上記アーム5に対する
取付を行う為の取付部で、例えばアーム5に対するねじ
連結用のねじ孔12を備える。13は連結体A2を取付ける為
の取付部である。
【0010】次に連結体A2について説明する。該連結体
A2はヨークA3,A3’の機械的な結合を行う為のものであ
って、それらの磁気的な短絡を防止する為に非磁性材料
例えばアルミ材或いは合成樹脂材料で形成する。14は上
記ベースA1の取付部13に対する止付部、15、16は止付具
として例示するボルト及びナットである。17はヨークA
3,A3’を止付る為のヨーク止付部を示す。この部分は
後述のヨークA3,A3’とガイドA6との間隔を保持する為
のスペーサにもなっている。
【0011】次にヨークA3,A3’はコイルで発生する磁
束を吸着片に伝達する磁路を構成する為のもので、磁性
材料例えばSS41等の軟鋼材で形成する。20は上記連
結体A2のヨーク止付部17に対する止付部、21はその止め
付けの為のボルトを示す。22,22’は吸着片対向面で、
吸着片Bを吸着してその上下動を拘束する為の吸着面と
して機能する他、そのうちの一部は吸着片Bにワーク吸
着用の磁束を伝達する為の磁束伝達面として機能する為
の面である。これらの対向面22,22’はそこの防錆、残
留磁気の軽減、耐磨耗性の向上の為に、保護膜を備えさ
せると良い。例えばクロムをメッキ手段によって付けた
り、無電解ニッケルメッキを施すと良い。23は鉄心A4と
の接合用の面である。
【0012】次に鉄心A4は、コイルで発生する磁束を効
率よく上記ヨークA3,A3’に伝える為のもので、上記ヨ
ークと同様の材料で形成する。24はヨークA3との接合面
で、ヨークA3,A3’との接合の磁気抵抗を少なくする為
に面23と面24とを直に接触させるようにしている。24a
は上記面23と面24との接合部材として例示する止めねじ
である。
【0013】次にコイルA5はワーク吸着用の磁束と吸着
片拘束用の磁束とを発生する為のものである。25はコイ
ルにおけるボビンで、上記鉄心A4の周囲を取り囲む筒状
に形成している。26はボビン25に巻き回した巻き線を示
す。
【0014】次にガイドA6は吸着片Bを上記面22,22’
に沿って上下動自在に案内する為のものである。27はガ
イドにおける止付部で、上記ヨークA3,A3’の止付部20
に対し前記連結体A2におけるスペーサとしてのヨーク止
付部17を介して前記のボルト21を利用して止着するよう
にしている。28は吸着片Bの案内部で、吸着片対向面2
2,22’との間には吸着片Bをスムーズに上下動させる
ための間隔を隔てている。尚29a及び29bは吸着片の上
下動範囲を限定する為のストッパを示し、上記上下の各
ガイドA6を利用して構成している。
【0015】次に上記左右の吸着片Bについて説明す
る。上記吸着片Bは何れも本体部B1の下端にワーク吸着
部B2を備えさせた構造となっている。左右の吸着片B
は、図7に示すように、ワーク2の上面に高部や低部が
あっても、リフターマグネット6をそのワーク2に向け
て単に降ろすだけで左右の吸着片Bの各吸着部B2がそれ
らの高部の上面2aや低部の上面2bに夫々当接できるよう
にする為に、何れも本体Aに対する上下動を自在にして
いる。又左右各々の側にあっては、図8に示すように、
ワーク2の上面に高部や低部があっても、いくつかの吸
着片Bの吸着部B2が高部の上面2cに当接し他のいくつか
の吸着片Bの吸着部B2が低部の上面2dに当接できるよう
にする為に、夫々図3の幅W8を細幅例えば9mmに形成し
たもの複数を夫々個別の上下動を自在に備えさせてい
る。
【0016】次に上記吸着片Bの本体部B1は本体Aから
の磁束によって吸着による拘束を受けると共に、本体A
から伝えられるワーク吸着用の磁束を上記吸着部B2に伝
達する為の部分である。該本体部B1について説明する。
31,32は夫々第1及び第2磁路部材を示し、磁性材料例
えば上記ヨークと同様の材料で形成している。各磁路部
材31,32の下端部31a,32aは上記ワーク吸着部B2に磁
束を集中させる為に先細り状に形成している。31bは第
1磁路部材31において上記ヨークA3,A3’と対向する側
の面を示し、上記対向面22,22’との間での磁束の授受
及び対向面22,22’による磁気的な吸着を受ける為の面
であり、自体における上下方向のどの部分においても対
向面22,22’によってぴったりと吸着されるよう平坦面
に形成している。この面31bもそこの防錆、残留磁気の
軽減、耐磨耗性の向上の為に、例えば前記対向面22,2
2’と同様の保護膜を備えさせると良い。上記両磁路部
材31,32の間隔は、両者間において直接的な磁束の飛び
移りによって吸着部B2への磁束が減少することを軽減で
きる寸法に定めると良い。例えば本例では4mmにしてい
る。33は両磁路部材31,32を上記の間隔だけ機械的に隔
てかつそれらの上端部相互を磁気的に接続する為の接続
部材で、磁性材料例えば上記磁路部材と同様の材料で形
成している。34は上記部材31〜33を結合する為の結合部
材として例示するリベットである。35,36は上記両磁路
部材31,32の下端部に備えさせた磁極部材である。該部
材35,36は上記磁路部材31,32と同質の材料で形成して
も良い(別体に形成するほか一体に形成しても良い)
が、ワークとの接触に対する耐磨耗性の高い磁性材料例
えばSK材で形成すると良い。S55C等の硬質の鋼材
で形成しても良い。37は磁極部材35,36相互間に磁気的
な隙間を形成するためのスペーサで、非磁性材例えば非
磁性のステンレス板で形成している。真鍮板或いは樹脂
板で形成しても良い。38は上記符号31,32,35,36,37
で示される部材相互を結合する為の結合部材として例示
するリベットである。39は吸着片Bの上下動範囲を規制
する為の当片で、第2磁路部材32にカシメ付けたピンを
例示する。
【0017】次に上記吸着部B2について説明する。該吸
着部B2はワークを磁気的に吸着する為の部分で、一対の
ワーク吸着用磁極41,42を備えている。これらのワーク
吸着用磁極41,42は、積層状態となった薄物のワークの
内の最上部のワークを的確に1枚宛て吸着するに適した
磁気的な隙間を隔てている。相互の間隔は、上記1枚宛
の吸着の為に上記両ワーク吸着部B1,B2相互の間隔に比
べて著しく小さくしている。尚両磁極間の磁気的な隙間
の大きさについては後においても詳しく述べる。上記ワ
ーク吸着用磁極41,42は本例では上記磁極部材35,36の
下端面をもって構成した例を示す。これらの下端面はワ
ークを吸着する際におけるワークとの接触の磁気抵抗を
小さくするために何れも平坦面に形成し且つ相互に面一
となる状態に構成している。
【0018】次に上記本体Aの磁気的な構成について図
6に基づき説明する。Cは吸着片Bにワーク吸着用の磁
束を伝達する為の磁束伝達手段を示し、コイルA5からの
磁束を通す為の伝達用磁路C1と該磁路C1を通ってきたワ
ーク吸着用磁束を吸着片Bに受け渡しする為の伝達面C
2,C2’とで構成している。尚図において符号は付さな
いが、上記磁路C1及び伝達面C2.C2’は左右対称に構成
し、右側の吸着片用のものの他に左側の吸着片用のもの
も備えている。伝達用磁路C1は磁路44〜46でもって構成
した例を示す。磁路44はコイル内を通る磁束の磁路で、
上記鉄心A4の一部をもって構成している。磁路45,46は
コイルA5に出入りする磁束を通す為の磁路で、例えば45
がコイルから出た磁束を通す為の磁路、46がコイルに戻
る磁束を通す為の磁路である。しかし上記コイルから出
る磁束とコイルに戻る磁束とはコイルへの通電の向きに
よって反対にもなるものであって、磁路45がコイルに戻
る磁束を通す磁路、磁路46がコイルから出た磁束を通す
磁路となる場合もある。上記両磁路45,46は夫々ヨーク
A3,A3’の各一部をもって構成している。次に伝達面C
2,C2’は、前記ヨークA3,A3’における吸着片対向面2
2,22’のうちの各一部をもって構成した例を示す。そ
の部分は、本実施例では伝達面C2が吸着片対向面22の内
の上方部分となっており、伝達面C2’が吸着片対向面2
2’の内の下方部分となっている。即ち本実施例では、
吸着片Bにおける第1磁路部材31が吸着片対向面22と吸
着片対向面22’の間を短絡する構成であるため、上記ワ
ーク吸着用磁束はそのような短絡を受けない側即ち吸着
片対向面22の内の上方部分と吸着片対向面22’の内の下
方部分とを通り、それらの部分が上記伝達面C2,C2’と
なる。尚上記鉄心A4やヨークA3,A3’における磁路44〜
46は、鉄心A4やヨークA3,A3’のうち上記伝達面C2,C
2’に至る磁束が通る部分がそれらの磁路44〜46とな
る。
【0019】次にDは吸着片Bを磁力により吸着してそ
の上下動を拘束する為の拘束手段を示す。該拘束手段D
は上記一つのコイルA5からの磁束を上記磁束伝達手段C
と一緒に利用する為に、磁束伝達手段Cとは磁気的に並
列に構成している。例えば以下に述べるように磁路とし
て共通の鉄心A4、ヨークA3,A3’を利用している。該拘
束手段Dは、コイルA5からの拘束用の磁束を通す為の拘
束用磁路D1と該磁路D1を通ってきた磁束により吸着片B
を吸着する為の拘束用吸着面D2,D2’とで構成してい
る。拘束用磁路D1は上記コイル内を通る磁束を通す為の
上記鉄心A4と、コイルA5から出た磁束を通す為のヨーク
A3と、コイルA5に戻る磁束を通す為のヨークA3’とで構
成した例を示す。次に吸着面D2,D2’は前記ヨークA3,
A3’における吸着片対向面22,22’の全面をもって構成
した例を示す。47は各吸着面D2,D2’の内、磁極片の拘
束のみに関与する拘束専用磁束が通る面を示す。又48は
磁極片の拘束とワークの吸着に関与する磁束とが通る面
を示し、上記磁束伝達面C2,C2’と同じ部分である。
【0020】次に吸着片Bの磁気的な構成について図6
に基づき説明する。E1,E2は上記コイルA5からの磁束を
上記一対のワーク吸着用磁極41,42に伝えてそれらを異
極に磁化させる為の一対の磁束伝達路を示す。磁束伝達
路E1は前記第1磁路部材31において伝達面C2’と対峙す
る部分51及びそれよりも下方の部分と、前記磁極部材35
とで構成した例を示し、磁束伝達路E2は第1磁路部材31
において伝達面C2と対峙する部分52及びそれよりも上方
の部分と、前記符号33,32,36で示す部材とで構成した
例を示す。Fは上記拘束手段Dからの磁束によって拘束
手段Dに吸着されるための被吸着体部を示し、第1磁路
部材31において上記吸着面D2及び吸着面D2’と対峙する
部分53,54及びそれらの間を繋ぐ部分55とから成る。部
分55は、本体Aから与えられる磁束のうちワークの吸着
に要する磁束が上記磁束伝達路E1,E2に通るようにする
為に、上記本体Aから与えられる磁束の全量よりも少な
い量の拘束専用磁束によって磁気的に飽和する磁路断面
積に形成している。例えば幅W3を後述のような寸法に定
めている。尚当然のことながら、吸着片Bは本体Aに対
して上下動が自在であるので、上記符号51〜55で示す部
分は吸着片Bの上下動に伴い第1磁路部材31に沿って位
置が変化する。
【0021】次に上記構成のリフターマグネット6によ
るワーク2の搬送を説明する。コイルA5への非通電状態
において、図1の状態ではマグネット6における多数の
吸着片Bは何れもその下限位置に位置し当片39がストッ
パ29bに当接している。この状態からマグネット6を矢
印61の如く下降させ、多数の吸着片Bの各下端の吸着部
B2をワーク2の上面に当接させる。アーム5の下降は上
記当接後、本体Aに対し吸着片Bが相対的に上方に動い
て当片39がストッパ29a,29bの間に位置する状態とな
る位置まで行う。次にその状態でコイルA5の巻き線26に
直流電流を通電する。するとコイルから発生する磁束に
よって本体Aにおける左右の拘束用吸着面D2,D2’が磁
化し(その作用は後述する)、それらの面D2,D2’に左
右の吸着片Bの第1磁路部材31の面31aが吸着されて吸
着片Bの上下動が拘束される。又上記磁束は伝達面C2,
C2’から吸着片Bにおける本体部B1の磁束伝達路E1,E2
を経てワーク吸着部B2に至り、ワーク吸着用磁極41,42
が磁化(その作用は後述する)して、ワーク2の上面が
ワーク吸着用磁極41,42に吸着される。次にアーム5の
動作によって、マグネット6を矢印62の如く上昇させ、
上記吸着したワーク2を持ち上げる。次にマグネット6
を矢印63の如く搬送場所4aの上方位置まで横移動させ、
矢印64の如く下降させる。矢印64の下降は吸着されてい
るワーク2が装入装置4の上面に未だ当接しない位置ま
で行う。次にコイルA5への通電を断つ。するとワーク2
の上面はワーク吸着用磁極41,42による吸着から解放さ
れてワーク2は落下し装入装置4の上に乗る。又マグネ
ット6の各吸着片Bは、拘束用吸着面D2,D2’による面
31aの拘束が解けて何れも自由下降する。このとき上記
矢印64の下降が低位置まで行われていた場合には、各吸
着片Bの吸着部B2はワーク2の上面に乗った状態とな
り、そうでない場合には当片39がストッパ29bに当接す
る状態となる。次にアーム5の動作によってマグネット
6を矢印65,66の如く戻す。又装入装置4からは上記搬
送されたワーク2を矢印67の如くプレス機3に送り込
み、プレス加工を行う。上記のような動作を次々と繰り
返し多数のワーク2の加工を行う。
【0022】上記の場合、吸着片Bの吸着部B2によるワ
ーク2の上面の吸着は図1における本体Aの左右両側の
各吸着片Bにおける吸着部B2によって夫々行われる。即
ち大きい間隔Lを隔てた2箇所の吸着部B2によって行わ
れる。従って例えワーク2の重心からやや外れた位置を
吸着してそれを持ち上げたり、或いは搬送中においてワ
ーク2に対し風圧が作用したりして、マグネット6に対
してワーク2が偏荷重となっても、ワークの吸着状態を
安定に保持して、ワークを落とすことなく安全に搬送さ
せることが出来る。尚上記間隔Lは、一つのリフターマ
グネットによってワークの持上を行う場合、ワークの1
辺の長さの20%程度以上あると良く、例えば25cm
角程度の鉄板のワークの搬送用の場合、上記間隔Lは例
えば5cm程度あると良い。
【0023】次に上記の拘束用吸着面D2,D2’による吸
着片Bの拘束について図6に基づき説明する。上記巻き
線26への通電により鉄心A4を通る磁束Φ1が発生する。
その磁束Φ1は、ヨークA3,A3’に至って左右の各吸着
片Bの側に向かう磁束Φ2(何れも磁束Φ1の約半分)
となる。上記磁束Φ2は拘束用吸着面D2,D2’を通って
吸着片Bにおける第1磁路部材31に伝達される。上記第
1磁路部材31に伝達された磁束は、被吸着体部Fを短絡
的に通って吸着片Bの拘束の為にのみ作用する拘束専用
磁束Φ3と、磁束伝達路E1、E2に至ってワークの吸着の
為にも作用する磁束Φ4とに分かれる。上記拘束手段D
の吸着面D2,D2’の内、結果として上記磁束Φ3が通っ
ている面が前記の面47であり、上記磁束Φ4が通ってい
る面が前記の面48である。尚上記磁束Φ3は被吸着体部
Fにおける部分55を磁気的に飽和させるだけの量が通
る。上記のような拘束用吸着面D2,D2’を通しての磁束
の伝達によりそれらの拘束用吸着面D2,D2’が磁化し、
その磁化により第1磁路部材31の面31aがそれらの拘束
用吸着面D2,D2’に吸着されて本体Aに対する吸着片B
の上下動が拘束される。尚本体AにおけるヨークA3、A
3’及び鉄心A4において、上記磁束Φ1,Φ2が通る部
分が前記拘束用磁路D1となっており、上記磁束Φ1,Φ
2のうち吸着片Bに至って上記磁束Φ4となる磁束が通
る部分が前記伝達用磁路C1となっている。
【0024】次にワーク吸着用磁極41,42によるワーク
2の吸着について図6に基づき説明する。上記吸着片B
に与えられた磁束Φ4(該磁束Φ4は磁束Φ2から磁束
Φ3を差し引いた残りである)において、伝達面C2の側
の磁束(コイルA5から出た側の磁束)は、部分52から第
2の磁束伝達路E2を経てワーク吸着用磁極42に至りそこ
をN磁極に磁化させる。又上記磁束Φ4において伝達面
C2’の側の磁束(コイルA5に戻る側の磁束)は、ワーク
吸着用磁極41から第1の磁束伝達路E1を経て部分51に戻
る状態で通り、ワーク吸着用磁極41をS磁極に磁化させ
る。上記のようにワーク吸着用磁極41,42が磁化するこ
とにより、ワーク2の上面がそれらの磁極41,42に吸着
される。尚上記吸着片の拘束及びワークの吸着の場合に
おける磁束の向き及び磁化のS磁極とN磁極とは、上記
コイル巻き線26への通電の極性を反対にすることにより
反対となる。
【0025】次に図6に示す各部の幅寸法W1〜W6を磁束
Φ1〜Φ4との関係において説明する。尚図3に示すよ
うに、複数の吸着片Bが実質的に本体Aのほぼ全幅に沿
って並んでいるので、本体Aと吸着片Bとの間の磁束の
授受に関しては各吸着片Bに対して本体Aは吸着片Bと
同幅の部分のみが関与するものとして扱うことができ
る。従って本体Aと吸着片Bにおいて図6の紙面と垂直
な方向の大きさについては考慮することなく上記の幅W1
〜W6についてのみ論ずる。先ず、幅W1,W2は最小の断面
積の鉄心A4及びヨークA3,A3’を最高の効率で利用する
為に、上記両側の吸着片Bに対して磁束Φ3と磁束Φ4
とを与えるに必要充分な磁束(磁束Φ3と磁束Φ4との
合計の2倍に、各磁路での磁気抵抗によるロスを加えた
磁束)を通しうる寸法に形成する。例えば幅W1は18mm
にしており、幅W2はその約半分の8mmにしている。幅W3
は上記のように被吸着体部Fにおける部分55を拘束専用
磁束Φ3により磁気的に飽和させてワーク吸着用磁束Φ
4を磁束伝達路E1,E2に通ぜしめる為に、幅W2よりも小
さく例えばその7割程度以下に形成する。例えば4〜5
mm程度に形成する。幅W4はそこでの磁気抵抗を少なくし
て充分な磁束をワークに及ぼさせる為に、予定されるワ
ーク2の厚みt(例えば0.5〜2mm程度)よりも充分
大きくする。本例では第1磁路部材31と第2磁路部材32
とは同じ部品を用いているので、W3とW4とは同じ寸法と
なっている。ワーク吸着用磁極41,42の幅W5は、そこで
の磁気吸着力を大きくするためには狭くし、ワーク2に
充分な磁束を与える為には広くするのがよいが、両者を
勘案して上記厚みtと同程度かそれよりもやや大きくす
る。両ワーク吸着用磁極41,42の磁気的隙間の幅W6は、
ワーク2が図示の如く重なっている場合に、上記ワーク
吸着用磁極41,42からワーク2に及ぼされる磁束が、上
から2枚目及びそれよりも下のワークに及ぶことを出来
るだけ小さくするために、上記厚みtとほぼ同程度例え
ば1〜1.5〜2mm程度に定める。尚上記の幅W6は次の
ように定めても良い。即ち、吸着用磁極41,42からの磁
束の一部が上記上から2枚目やそれよりも下のワークに
及んでも、その量がさほど多くなくてその磁束によるワ
ーク相互の吸着力が各ワークの重量に勝らなければ、そ
のワーク相互の吸着力によっては下側のワークが持ち上
がらないためそれでも良い。従って上記幅W6は、持ち上
げようとするワークの重さによっては上記第1及び第2
磁路部材31,32相互の間隔と同程度でも良い。
【0026】次に図3に示される幅W7は予定されるワー
ク2の重量に応じて、そのワークを吊り上げ可能な吸着
力を得ることが可能な幅に設計する。例えば前記大きさ
のワーク2の場合、5cm程度にする。各吸着片Bの幅
W8は、ワークの上面に図8のような場所毎の高低があっ
ても各吸着片Bがその高低に応じて上下に変位してなる
べく多数の吸着片Bでもってワークを吸着することが出
来るように定めると良い。平坦なワーク或いは図7の向
きでのみ段差のあるワークのみの吸着の場合は、上記の
幅W7と同じでも良い。即ち本体Aの両側に夫々一つのみ
の吸着片Bを備える構成でも良い。
【0027】上記のような幅寸法W5,W6をもった吸着部
B2によって、多数積み重ねられた薄もののワーク2を吸
着し持ち上げる場合、図6に示すように一方のワーク吸
着用磁極42から最上部のワーク2の上面を通ってその厚
み内に入った磁束Φ5は、その最上部のワーク2の厚み
内を短い距離だけ通ったのみですぐさまその上面からも
う一方のワーク吸着用磁極41に戻る。従って上から2枚
目以下のワークには磁束は殆ど入らない。その結果、最
上部のワーク2とその下に重なるワークとの間には磁気
的な吸引力は殆ど働かず、確実に最上部のワーク2のみ
を吸着して持ち上げることが出来る。
【0028】次に、上記磁束伝達手段Cの伝達用磁路C1
と拘束手段の拘束用磁路D1とは別個に構成し、各々に個
別のコイルを付設して、夫々ワーク吸着用の磁束と拘束
用の磁束を与えるようにしても良い。
【0029】次に本願の異なる実施例を示す図9につい
て説明する。この例は、本体における磁束発生用のコイ
ルと磁束伝達手段と拘束手段の異なる例を示すものであ
る。図において、磁束発生用のコイルは夫々符号A51,
A52で示す二つを用い、各々を上下の各ヨークA3e,A
3'eに夫々周設している。各コイルA51,A52は、それ
らに通電した場合、本体Aeの左右夫々の吸着片Beの側に
おいて、夫々上下の吸着片対向面22e,22'eが相互に異
極に磁化するように結線している。磁束伝達手段Ceの伝
達用磁路C1eは上下の各ヨークA3e,A3'eの各一部をも
って構成している。又拘束手段Deの拘束用磁路D1eは上
記ヨークA3e,A3'eをもって構成している。
【0030】上記構成のものにあっては、コイルA51,
A52への通電時には図示のように磁束が通り、左右の夫
々の吸着片Beにおける吸着部B2eにおいては夫々一対の
ワーク吸着用磁極41e,42eが図示の如くN極とS極の
異極に磁化する。その結果、前記実施例と同様に、多数
積み重ねられた薄肉のワーク2eをその最上部のものから
確実に吸着して持ち上げることが出来る。尚上記の場
合、左右の各吸着片Beにおける夫々のワーク吸着用磁極
41eが相互に異極に磁化し、ワーク2eには符号Φ6で示
す磁束が通るが、左右の各吸着片Beにおける夫々の41
e,41e相互の間隔が大きい為上記磁束Φ6は少なく、
その磁束Φ6のうちの一部が下側のワーク2eに漏れても
その漏れた磁束でもってワーク相互を吸着させるまでに
は至らず、誤って2枚のワークを持ち上げてしまうこと
は無い。なお、機能上前図のものと同一又は均等の構成
で説明が重複すると考えられる部分には、前図と同一の
符号にアルファベットのeを付して重複する説明を省略
した。
【0031】
【発明の効果】以上のように本願発明は、請求項1の構
成によって第1から第3の目的を達成して、多数の積み
重ねられた薄物のワークを最上部のものから1枚ずつ吸
着し、しかも安定な吸着状態を保ちながら、所定の搬送
場所まで搬送することのできる効果がある。更に請求項
2の構成によれば、本体のコイルが単一で良く、本体の
軽量化を図り得る効果がある。更に請求項3の構成によ
れば、上記薄物のワークが上面に段差のある物であって
も、そのワークをリフターマグネットの下降操作のみの
簡単な操作で吸着することができ、しかもワークの元の
姿勢を保ったままそれを搬送場所に搬送できる効果があ
る。更に請求項4の構成によれば、薄物で段差のあるワ
ークを1枚宛で、しかもそのワークの元の姿勢を保持し
たまま吸着して搬送する機能を備えるものであっても、
本体のコイルが単一で良くて本体の軽量化を図り得る効
果がある。更に請求項5の構成によれば、本体のコイル
が単一であっても、上記薄物で段差のあるワークの1枚
宛の吸着機能と、そのワークの姿勢保持機能とを共に確
実に発揮させられる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す正面図。
【図2】一部破断正面図。
【図3】一部破断側面図。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図。
【図5】図3におけるV−V線断面図。
【図6】磁気的作用を説明するための図。
【図7】上面に段差のあるワークを吸着する状態を示す
正面図。
【図8】上面に段差のある他のワークを吸着する状態を
示す側面図。
【図9】異なる実施例を示す図6と同様の図。
【符号の説明】
A 本体 A5 コイル B 吸着片 B2 ワーク吸着部 E1,E2 磁束伝達路 41,42 ワーク吸着用磁極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁束発生用のコイルを備えている上下動
    自在の本体の左右両側に、夫々本体部の下端にワーク吸
    着部を備えている吸着片を添設し、上記コイルへの通電
    によって発生する磁束を本体から上記両側の吸着片に与
    えてそれらの吸着片におけるワーク吸着部によりワーク
    を吸着し、上記本体を上昇させることにより、上記吸着
    したワークを持ち上げるようにしているリフターマグネ
    ットにおいて、上記各ワーク吸着部は夫々一対のワーク
    吸着用磁極を備えていると共に、それらのワーク吸着用
    磁極相互の間隔は上記両ワーク吸着部相互の間隔に比べ
    て著しく小さくしており、上記各吸着片における本体部
    には、上記本体から与えられる磁束を上記一対のワーク
    吸着用磁極に伝えてそれらを異極に磁化させる為の一対
    の磁束伝達路を備えていることを特徴とするリフターマ
    グネット。
  2. 【請求項2】 上記本体はコイルを一つのみ備えると共
    に、上記一つのコイルで発生する磁束の内、コイルから
    出る側の磁束とそこに戻る側の磁束とを上記各吸着片に
    おける一対の磁束伝達路に個別に伝達する磁束伝達手段
    を備えることを特徴とする請求項1のリフターマグネッ
    ト。
  3. 【請求項3】 上記左右の吸着片は夫々本体に対して上
    下動自在であり、上記本体はそれらの吸着片を磁力によ
    り吸着してその上下動を拘束する為の拘束手段を備える
    ことを特徴とする請求項1のリフターマグネット。
  4. 【請求項4】 上記左右の吸着片は夫々本体に対して上
    下動自在であり、上記本体はそれらの吸着片を磁力によ
    り吸着してその上下動を拘束する為の拘束手段を備え、
    上記本体における磁束伝達手段と上記拘束手段とは、上
    記一つのコイルで発生する磁束をそれら両者に与える為
    に磁気的に並列に構成したことを特徴とする請求項2の
    リフターマグネット。
  5. 【請求項5】 上記左右の吸着片は、上記本体から与え
    られる磁束のうち吸着片の拘束専用磁束が通る磁路の断
    面積を、上記本体から与えられる磁束のうちワークの吸
    着に要する磁束が上記磁束伝達路に通るようにする為
    に、上記本体から与えられる磁束の全量よりも少ない量
    の拘束専用磁束によって磁気的に飽和する磁路断面積に
    形成したことを特徴とする請求項4のリフターマグネッ
    ト。
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