JPH08113976A - 地下構築物の可撓継手における止水部材の周方向接合部構造 - Google Patents
地下構築物の可撓継手における止水部材の周方向接合部構造Info
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- JPH08113976A JPH08113976A JP6278249A JP27824994A JPH08113976A JP H08113976 A JPH08113976 A JP H08113976A JP 6278249 A JP6278249 A JP 6278249A JP 27824994 A JP27824994 A JP 27824994A JP H08113976 A JPH08113976 A JP H08113976A
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Landscapes
- Sewage (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分断された止水部材の端部を水密性と可撓性
を有して短時間で簡単に接合することができ、施工の際
の作業性が向上すると共に他の工事に対する影響も少な
く抑えることのできる、地下構築物の可撓継手における
止水部材の周方向端部の接合構造を提供する。 【構成】 止水部材5の分断端部それぞれに結合縁54
A,54Bが突設されており、端面5A,5Cが突き合
わされ、結合縁54A,54Bの外側面に複数の座板5
5が結合縁に沿って不連続に配置されると共に、それぞ
れを貫通する締結ボルト56とこれに螺合するナット5
7で両結合縁54A,54Bが締結されている。
を有して短時間で簡単に接合することができ、施工の際
の作業性が向上すると共に他の工事に対する影響も少な
く抑えることのできる、地下構築物の可撓継手における
止水部材の周方向端部の接合構造を提供する。 【構成】 止水部材5の分断端部それぞれに結合縁54
A,54Bが突設されており、端面5A,5Cが突き合
わされ、結合縁54A,54Bの外側面に複数の座板5
5が結合縁に沿って不連続に配置されると共に、それぞ
れを貫通する締結ボルト56とこれに螺合するナット5
7で両結合縁54A,54Bが締結されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道、地下鉄、共
同溝、洞道、地下道、地下街又は各種地下トンネル等の
地下構築物の単位ブロックを、該単位ブロックの周縁に
沿って配設された止水部材を介して相対変位可能に結合
する可撓継手において、周方向に分断された止水部材を
接合一体化する接合部構造に関する。
同溝、洞道、地下道、地下街又は各種地下トンネル等の
地下構築物の単位ブロックを、該単位ブロックの周縁に
沿って配設された止水部材を介して相対変位可能に結合
する可撓継手において、周方向に分断された止水部材を
接合一体化する接合部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上下水道、地下鉄、共同溝、洞道、地下
道、地下街又は各種地下トンネル等の地下構築物の単位
ブロック間に介装されて前記単位ブロックを相対変位可
能に結合する可撓継手としては、例えば本出願人の提案
に係る特公昭61ー37515号公報又は特公昭63ー
58982号公報に記載の如く構成されたものがある。
これは、地下構築物を構成する単位ブロックの対向端部
にそれぞれ外周に沿う枠体が固定されると共に、この両
枠体にゴムや合成樹脂等の弾性体によって形成された環
状の止水部材のそれぞれの側縁部が水密的に固定され、
この止水部材が地盤の不等沈下等に伴う単位ブロックの
相対変位を許容しつつ止水を行うように構成されてい
る。
道、地下街又は各種地下トンネル等の地下構築物の単位
ブロック間に介装されて前記単位ブロックを相対変位可
能に結合する可撓継手としては、例えば本出願人の提案
に係る特公昭61ー37515号公報又は特公昭63ー
58982号公報に記載の如く構成されたものがある。
これは、地下構築物を構成する単位ブロックの対向端部
にそれぞれ外周に沿う枠体が固定されると共に、この両
枠体にゴムや合成樹脂等の弾性体によって形成された環
状の止水部材のそれぞれの側縁部が水密的に固定され、
この止水部材が地盤の不等沈下等に伴う単位ブロックの
相対変位を許容しつつ止水を行うように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の継手構造で
は、止水部材は枠体と対応する環状でなければならな
い。ところが、施工中の地下構築物の内部には工事中の
軌道や電気配線その他の配管等が配設されているために
環状のままでは取付が困難な場合が多く、一カ所が分断
された帯状で現場に搬入し、障害物を避けて取り回した
後、端部を接合して環状として枠体に固定することが行
われている。しかし、端部の接合は水密性を保って可撓
性を有するように行わなければならず、プレス機を用い
て加硫しなければならない等極めて面倒であって作業に
熟練を要すると共に時間がかかるという問題があった。
また、その接合作業の間他の作業を中断しなければなら
ない場合も多く、例えばシールド工法による工事では、
接合作業中にはシールド推進を行うことができないため
に作業の進行が阻害されるものであった。
は、止水部材は枠体と対応する環状でなければならな
い。ところが、施工中の地下構築物の内部には工事中の
軌道や電気配線その他の配管等が配設されているために
環状のままでは取付が困難な場合が多く、一カ所が分断
された帯状で現場に搬入し、障害物を避けて取り回した
後、端部を接合して環状として枠体に固定することが行
われている。しかし、端部の接合は水密性を保って可撓
性を有するように行わなければならず、プレス機を用い
て加硫しなければならない等極めて面倒であって作業に
熟練を要すると共に時間がかかるという問題があった。
また、その接合作業の間他の作業を中断しなければなら
ない場合も多く、例えばシールド工法による工事では、
接合作業中にはシールド推進を行うことができないため
に作業の進行が阻害されるものであった。
【0004】なお、環状で現場に搬入・施工することが
可能な場合でも、大型の製品では取り扱いが面倒であっ
て運搬及び施工共に作業性が悪いという問題がある。
可能な場合でも、大型の製品では取り扱いが面倒であっ
て運搬及び施工共に作業性が悪いという問題がある。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、分断された止水部材の端部を水密性と可撓性
を有して短時間で簡単に接合することができ、施工の際
の作業性が向上すると共に他の工事に対する影響も少な
く抑えることのできる、地下構築物の可撓継手における
止水部材の周方向端部の接合構造を提供しようとするも
のである。
であって、分断された止水部材の端部を水密性と可撓性
を有して短時間で簡単に接合することができ、施工の際
の作業性が向上すると共に他の工事に対する影響も少な
く抑えることのできる、地下構築物の可撓継手における
止水部材の周方向端部の接合構造を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の地下構築物の可撓継手における止水部材の周方向端
部の接合構造は、地下構築物を構成する単位ブロック
を、その周縁に沿って配設された止水部材を介して相対
変位可能に結合する可撓継手において、周方向に分断さ
れた前記止水部材を接合一体化する接合部構造であっ
て、前記止水部材の分断端部にはその端縁に沿って結合
縁部が突設されており、分断端面が突き合わされると共
に、前記結合縁部がその外側面に当該縁部に沿って配設
された複数の押え部材を介して締結手段により締着され
ており、該複数の押え部材は隣り合うものどうしが相対
的に回動可能に配置されていることを特徴とする。
明の地下構築物の可撓継手における止水部材の周方向端
部の接合構造は、地下構築物を構成する単位ブロック
を、その周縁に沿って配設された止水部材を介して相対
変位可能に結合する可撓継手において、周方向に分断さ
れた前記止水部材を接合一体化する接合部構造であっ
て、前記止水部材の分断端部にはその端縁に沿って結合
縁部が突設されており、分断端面が突き合わされると共
に、前記結合縁部がその外側面に当該縁部に沿って配設
された複数の押え部材を介して締結手段により締着され
ており、該複数の押え部材は隣り合うものどうしが相対
的に回動可能に配置されていることを特徴とする。
【0007】また、上記押え部材は、隣り合うものどう
しが所定間隔を有して配設されていることを特徴とする
また、上記押え部材は、隣り合うものどうしの端部が相
互に枢着されて連鎖状に構成されていることを特徴とす
る。
しが所定間隔を有して配設されていることを特徴とする
また、上記押え部材は、隣り合うものどうしの端部が相
互に枢着されて連鎖状に構成されていることを特徴とす
る。
【0008】また、上記押え部材は、変形可能な可撓連
結部材で連結されて構成されていることを特徴とする。
結部材で連結されて構成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の如く構成された地下構築物の可撓継手に
おける止水部材の周方向端部の接合構造では、止水部材
の突き合わされた両分断端部の結合縁部がその外側面に
当該縁部に沿って相互に回動可能に配設された複数の押
え部材を介して締着されているため、接合端面は密着し
て水密性は保持されると共に、構築物の単位ブロックの
相対変位の際には結合縁部は押え部材の相互回動で屈曲
することでこれを許容する。
おける止水部材の周方向端部の接合構造では、止水部材
の突き合わされた両分断端部の結合縁部がその外側面に
当該縁部に沿って相互に回動可能に配設された複数の押
え部材を介して締着されているため、接合端面は密着し
て水密性は保持されると共に、構築物の単位ブロックの
相対変位の際には結合縁部は押え部材の相互回動で屈曲
することでこれを許容する。
【0010】また、押え部材の隣り合うものどうしが所
定間隔を有して配設されているものでは、結合縁部は押
え部材の間隔部位で屈曲することで結合縁部の変形を許
容する。
定間隔を有して配設されているものでは、結合縁部は押
え部材の間隔部位で屈曲することで結合縁部の変形を許
容する。
【0011】また、押え部材の隣接するものどうしが枢
着されて連鎖状に構成されているものでは、結合縁部を
全体に亙って均等に押圧することで高い止水性が得られ
ると共に、枢着部で屈曲することで結合縁部の変形を許
容する。
着されて連鎖状に構成されているものでは、結合縁部を
全体に亙って均等に押圧することで高い止水性が得られ
ると共に、枢着部で屈曲することで結合縁部の変形を許
容する。
【0012】また、押え部材が変形可能な可撓連結部材
で連結されて構成されているものでは、可撓連結部材の
変形によって結合縁部の変形を許容する。
で連結されて構成されているものでは、可撓連結部材の
変形によって結合縁部の変形を許容する。
【0013】
【発明の実施例】以下添付図面を参照して本発明の実施
例について説明する。図1は本発明に係る地下構築物の
可撓継手における止水部材の周方向端部の接合構造の一
実施例を適用した可撓継手により結合された暗渠の斜視
図、図2はそのA−A断面図である。なお、図2では止
水部材の接合部は表れていない。
例について説明する。図1は本発明に係る地下構築物の
可撓継手における止水部材の周方向端部の接合構造の一
実施例を適用した可撓継手により結合された暗渠の斜視
図、図2はそのA−A断面図である。なお、図2では止
水部材の接合部は表れていない。
【0014】1,2は、セグメントを組み立てて断面円
形に形成された単位ブロックとしての暗渠であり、内周
には二次覆工によるコンクリート層3が形成されてい
る。暗渠1,2は、可撓継手4により、相対変位を許容
するように結合されている。
形に形成された単位ブロックとしての暗渠であり、内周
には二次覆工によるコンクリート層3が形成されてい
る。暗渠1,2は、可撓継手4により、相対変位を許容
するように結合されている。
【0015】可撓継手4は、断面図である図2に示すよ
うに、暗渠1,2の端面にそれぞれ固定された枠体1
1,21の対向面間を、それぞれゴムにより可撓性を有
して形成された三層の止水部材(外周側から一次止水部
材5、二次止水部材6、内周側止水部材7)で結合する
と共に、枠体11,21の外面間をスキンプレート41
によって覆い、二次止水部材6と内周側止水部材7の間
には耐力部材42を備えて構成されている。8は二次覆
工のコンクリート層3の間に介装された目地材である。
うに、暗渠1,2の端面にそれぞれ固定された枠体1
1,21の対向面間を、それぞれゴムにより可撓性を有
して形成された三層の止水部材(外周側から一次止水部
材5、二次止水部材6、内周側止水部材7)で結合する
と共に、枠体11,21の外面間をスキンプレート41
によって覆い、二次止水部材6と内周側止水部材7の間
には耐力部材42を備えて構成されている。8は二次覆
工のコンクリート層3の間に介装された目地材である。
【0016】止水部材5,6,7は、一本の帯状で工事
現場に搬入された後、その両端が本発明に係る接合構造
によって接合されて暗渠1,2の周囲に沿った円環状と
され、枠体11,21の対向面に装着されて枠体11,
21間を水密的に結合しているものである。なお、本実
施例は一本の帯状の両端を接合して(即ち接合部位は一
カ所)円環状とするものであるが、例えば暗渠を構成す
るセグメントと同じ長さに複数に分割してそれぞれ接合
するようにしても良い。しかし、接合の手間を考慮すれ
ば接合箇所は少ない方が望ましいことは言うまでもな
く、分割数は運搬や搬入、配設の作業性等を考慮して設
定すれば良いものである。
現場に搬入された後、その両端が本発明に係る接合構造
によって接合されて暗渠1,2の周囲に沿った円環状と
され、枠体11,21の対向面に装着されて枠体11,
21間を水密的に結合しているものである。なお、本実
施例は一本の帯状の両端を接合して(即ち接合部位は一
カ所)円環状とするものであるが、例えば暗渠を構成す
るセグメントと同じ長さに複数に分割してそれぞれ接合
するようにしても良い。しかし、接合の手間を考慮すれ
ば接合箇所は少ない方が望ましいことは言うまでもな
く、分割数は運搬や搬入、配設の作業性等を考慮して設
定すれば良いものである。
【0017】耐力部材42は、複数の鋼棒42Aが、両
端を両枠体11,21の対向する側板11A,21A内
にそれぞれ脱落不能且つ相対移動可能に嵌入させて周方
向に所定の間隔で配設されると共に、この鋼棒42Aに
パイプ42Bが外挿されて構成されており、外圧による
二次止水部材6の内周側への膨出と内周側止水部材7の
内圧による外周側への膨出を防ぐように作用するもので
ある。
端を両枠体11,21の対向する側板11A,21A内
にそれぞれ脱落不能且つ相対移動可能に嵌入させて周方
向に所定の間隔で配設されると共に、この鋼棒42Aに
パイプ42Bが外挿されて構成されており、外圧による
二次止水部材6の内周側への膨出と内周側止水部材7の
内圧による外周側への膨出を防ぐように作用するもので
ある。
【0018】次に、各止水部材を詳細に説明する。一次
止水部材5は、拡大断面図である図4に示すように、そ
の幅方向両側縁部に枠体11,21への装着部51,5
2がそれぞれ形成されると共に、幅方向中央部は内周側
に半円状に弛んだ形状の可撓部53となっている。
止水部材5は、拡大断面図である図4に示すように、そ
の幅方向両側縁部に枠体11,21への装着部51,5
2がそれぞれ形成されると共に、幅方向中央部は内周側
に半円状に弛んだ形状の可撓部53となっている。
【0019】暗渠1側の枠体11に固定される装着部5
1は、側縁の内周側に円環状の固定フランジ51Aが突
設されて断面形状L字状に形成されてL字型装着部とな
っており、固定フランジ51Aが枠体11の側板11B
の内側(暗渠1側)から挿通されたボルト91に螺合す
るナット92よって押圧固定板93を介して側板11B
に押圧されて固定されている。これにより、固定フラン
ジ51Aが枠体11の側板11B及び外面板11Cに密
着して高い止水性を得ることができるようになっている
ものである。
1は、側縁の内周側に円環状の固定フランジ51Aが突
設されて断面形状L字状に形成されてL字型装着部とな
っており、固定フランジ51Aが枠体11の側板11B
の内側(暗渠1側)から挿通されたボルト91に螺合す
るナット92よって押圧固定板93を介して側板11B
に押圧されて固定されている。これにより、固定フラン
ジ51Aが枠体11の側板11B及び外面板11Cに密
着して高い止水性を得ることができるようになっている
ものである。
【0020】暗渠2側の枠体21に固定される装着部5
2は、縁部が所定量水平に延設されたフラット型装着部
となっており、ボルト94によって枠体21の外面板2
1Cの内周面に押圧板95を介して押圧固定されてい
る。これにより、装着部52が枠体21の外面板21C
の内周面に密着して高い止水性を得ることができるよう
になっているものである。
2は、縁部が所定量水平に延設されたフラット型装着部
となっており、ボルト94によって枠体21の外面板2
1Cの内周面に押圧板95を介して押圧固定されてい
る。これにより、装着部52が枠体21の外面板21C
の内周面に密着して高い止水性を得ることができるよう
になっているものである。
【0021】なお、本実施例において枠体11側の装着
部51と枠体21の装着部52を異なる構成としたの
は、異なる装着部の構成を説明するためであって機能的
必然性があるわけではなく、従って、両側とも同じ構成
として良いことは勿論であって、適宜変更可能なもので
ある。
部51と枠体21の装着部52を異なる構成としたの
は、異なる装着部の構成を説明するためであって機能的
必然性があるわけではなく、従って、両側とも同じ構成
として良いことは勿論であって、適宜変更可能なもので
ある。
【0022】一次止水部材5の帯状の端部は、図3
(A)に側面図,(B)に正面図を示すように、両端部
の接合後内周側となる側に結合縁部としての所定高さの
結合縁54(54A,54B)が端面に沿って突設され
ている。また、一方の端面5Aには嵌合止水溝5Bが幅
方向に延設されると共に、他方の端面5Cには嵌合止水
溝5Bと対応する嵌合止水凸条5Dが突設されて形成さ
れており、両端面5A,5Cを突き合わせて密着させる
ことによって嵌合止水溝5Bに嵌合止水凸条5Dが嵌合
するようになっている。そして、図4,その下面図であ
る図5及び図4のB−B断面図である図6に示すよう
に、両端面5A,5Cが突き合わされると共に両結合縁
54A,54Bのそれぞれ外側面に押え部材としての座
板55が当てられ、結合縁54A,54B及び座板5
5,55を貫通する締結ボルト56と当該ボルト56に
螺合するナット57によって両結合縁54A,54Bが
締結されている。つまり、本実施例では締結ボルト56
とナット57が締着手段であって、締結ボルト56は六
角穴付きボルトである。これによって、一次止水部材5
は、端面5Aに形成された嵌合止水溝5Bに端面5Cに
形成された嵌合止水凸条5Dが嵌合すると共に両端面5
A,5Cが圧接されて密着し、両端が水密的に接合され
て全体として円環状となっているものである。
(A)に側面図,(B)に正面図を示すように、両端部
の接合後内周側となる側に結合縁部としての所定高さの
結合縁54(54A,54B)が端面に沿って突設され
ている。また、一方の端面5Aには嵌合止水溝5Bが幅
方向に延設されると共に、他方の端面5Cには嵌合止水
溝5Bと対応する嵌合止水凸条5Dが突設されて形成さ
れており、両端面5A,5Cを突き合わせて密着させる
ことによって嵌合止水溝5Bに嵌合止水凸条5Dが嵌合
するようになっている。そして、図4,その下面図であ
る図5及び図4のB−B断面図である図6に示すよう
に、両端面5A,5Cが突き合わされると共に両結合縁
54A,54Bのそれぞれ外側面に押え部材としての座
板55が当てられ、結合縁54A,54B及び座板5
5,55を貫通する締結ボルト56と当該ボルト56に
螺合するナット57によって両結合縁54A,54Bが
締結されている。つまり、本実施例では締結ボルト56
とナット57が締着手段であって、締結ボルト56は六
角穴付きボルトである。これによって、一次止水部材5
は、端面5Aに形成された嵌合止水溝5Bに端面5Cに
形成された嵌合止水凸条5Dが嵌合すると共に両端面5
A,5Cが圧接されて密着し、両端が水密的に接合され
て全体として円環状となっているものである。
【0023】ここで、座板55は、上下の辺は可撓部5
3の周面に沿った形状(円弧状)に形成されると共に、
側辺は隣接する座板55どうしで凹凸が逆の円弧状に形
成され、隣接する座板55の側辺は所定の間隔を有する
ように設定されている。即ち、中央の座板55Aはその
両側辺が略その高さを直径とする凸状の円弧状に形成さ
れ、これと隣接する左右の座板55Bは両側辺が凹状の
円弧状に形成されている。
3の周面に沿った形状(円弧状)に形成されると共に、
側辺は隣接する座板55どうしで凹凸が逆の円弧状に形
成され、隣接する座板55の側辺は所定の間隔を有する
ように設定されている。即ち、中央の座板55Aはその
両側辺が略その高さを直径とする凸状の円弧状に形成さ
れ、これと隣接する左右の座板55Bは両側辺が凹状の
円弧状に形成されている。
【0024】可撓部53では、一本の締結ボルト56に
一枚の座板55が対応し、座板55の中央を一本の締結
ボルト56が貫通するように設けられている。
一枚の座板55が対応し、座板55の中央を一本の締結
ボルト56が貫通するように設けられている。
【0025】暗渠1側のL字型装着部51の座板55D
は、可撓部53と固定フランジ51Aとの間の水平部に
対応し、その両端にそれぞれ締結ボルト56が貫通配置
されている。また、装着部51は、固定フランジ51A
の接合部の内周側が、側板11Bの内周端面にボルト5
8Aによって締着された押圧板59Aによって枠体11
の外面板11Cの内周面に押圧され、接合部の止水性を
高めている。
は、可撓部53と固定フランジ51Aとの間の水平部に
対応し、その両端にそれぞれ締結ボルト56が貫通配置
されている。また、装着部51は、固定フランジ51A
の接合部の内周側が、側板11Bの内周端面にボルト5
8Aによって締着された押圧板59Aによって枠体11
の外面板11Cの内周面に押圧され、接合部の止水性を
高めている。
【0026】暗渠2側のフラット型装着部52の座板5
5Eは、可撓部53の基部から装着部52の端部に対応
し、その両端にそれぞれ締結ボルト56が貫通配置され
ている。また、座板55Eの下縁は結合縁54の厚さ方
向に屈曲されて断面形状L字状に形成されており、この
屈曲部の下面を、枠体21の側板21Bの内周端縁にボ
ルト58Bによって締着された押圧板59Bが上側(外
周側)に向けて押圧付勢している。これによって、装着
部52の結合縁54が枠体21の外面板21Cの内周面
に押圧され、接合部の止水性を高めている。
5Eは、可撓部53の基部から装着部52の端部に対応
し、その両端にそれぞれ締結ボルト56が貫通配置され
ている。また、座板55Eの下縁は結合縁54の厚さ方
向に屈曲されて断面形状L字状に形成されており、この
屈曲部の下面を、枠体21の側板21Bの内周端縁にボ
ルト58Bによって締着された押圧板59Bが上側(外
周側)に向けて押圧付勢している。これによって、装着
部52の結合縁54が枠体21の外面板21Cの内周面
に押圧され、接合部の止水性を高めている。
【0027】なお、座板55を介して結合縁54を締結
する構造は、上記本実施例では貫通するボルト56とこ
れに螺合するナット57によって行うように構成されて
いるが、図7(A)に示すように一方の座板55Fにメ
ネジを切ってナットの機能を兼ねさせる構成、図7
(B)に示すようにボルト56Aを両ネジとして両側か
らナット57Aで締める構成、図7(C)に示すように
一方の座板55Gにボルト56Bを植設固定して他方の
座板55側からナット57Bで締める構成、等種々考え
ることができ、作業性及び締着機能の観点から任意に選
択すればよいものである。
する構造は、上記本実施例では貫通するボルト56とこ
れに螺合するナット57によって行うように構成されて
いるが、図7(A)に示すように一方の座板55Fにメ
ネジを切ってナットの機能を兼ねさせる構成、図7
(B)に示すようにボルト56Aを両ネジとして両側か
らナット57Aで締める構成、図7(C)に示すように
一方の座板55Gにボルト56Bを植設固定して他方の
座板55側からナット57Bで締める構成、等種々考え
ることができ、作業性及び締着機能の観点から任意に選
択すればよいものである。
【0028】上記の如く構成された一次止水部材5は、
可撓部53が弾性変形することで止水性を保って暗渠
1,2の相対変位を許容する。つまり、接合する暗渠
1,2が離間する変位に対しては可撓部53の弛みが減
少して直線に近くなり、暗渠1,2が近接する変位に対
しては可撓部53の弛みが大きくなる。
可撓部53が弾性変形することで止水性を保って暗渠
1,2の相対変位を許容する。つまり、接合する暗渠
1,2が離間する変位に対しては可撓部53の弛みが減
少して直線に近くなり、暗渠1,2が近接する変位に対
しては可撓部53の弛みが大きくなる。
【0029】接合部は、可撓部53に沿って配設された
座板55を介して結合縁54がボルト56及びナット5
7で締着されているが、各座板55は隣接するものと不
連続であってその側辺と隣接するものの側辺との間に所
定の間隔を有しているため、この間隔部位の結合縁54
は水密性を維持したままで変形する。即ち、初期設定状
態で接合部の結合縁54を水密性を有して接合するため
には、結合縁54の外面に連続する一枚の当て板を当て
て締着すれば良いものであるが、それでは可撓部53の
変形を妨げてしまう。これに対して本構成では、結合縁
54の外面に可撓部53に沿って不連続な座板55を配
置してそのそれぞれを締着するように構成したために可
撓部53の変形を妨げることがないものである。
座板55を介して結合縁54がボルト56及びナット5
7で締着されているが、各座板55は隣接するものと不
連続であってその側辺と隣接するものの側辺との間に所
定の間隔を有しているため、この間隔部位の結合縁54
は水密性を維持したままで変形する。即ち、初期設定状
態で接合部の結合縁54を水密性を有して接合するため
には、結合縁54の外面に連続する一枚の当て板を当て
て締着すれば良いものであるが、それでは可撓部53の
変形を妨げてしまう。これに対して本構成では、結合縁
54の外面に可撓部53に沿って不連続な座板55を配
置してそのそれぞれを締着するように構成したために可
撓部53の変形を妨げることがないものである。
【0030】ここで、上記構成では、隣接する座板55
の側辺間に間隔を設けるために当該間隔部位では結合縁
54(54A,54B)の接合圧力が弱く、水密性が低
下する虞がある。このようなことを防ぐためには、図8
に示すように座板55の間隔部位と対応する位置に、金
属製の薄い圧力板54Cを外面を結合縁54の外面と面
一にして埋設しておくことにより、間隔部位にも締着圧
力が作用して結合縁54の接合部位を圧接して全体に亙
って水密性を維持できる。可撓部53の変形(結合縁5
4の変形)は、座板55が圧力板54Cに対して滑るこ
とで可能である。
の側辺間に間隔を設けるために当該間隔部位では結合縁
54(54A,54B)の接合圧力が弱く、水密性が低
下する虞がある。このようなことを防ぐためには、図8
に示すように座板55の間隔部位と対応する位置に、金
属製の薄い圧力板54Cを外面を結合縁54の外面と面
一にして埋設しておくことにより、間隔部位にも締着圧
力が作用して結合縁54の接合部位を圧接して全体に亙
って水密性を維持できる。可撓部53の変形(結合縁5
4の変形)は、座板55が圧力板54Cに対して滑るこ
とで可能である。
【0031】図10は、二次止水部材6の接合部の拡大
断面図であり。前述の一次止水部材5と同様の構成を適
用した本発明の第二実施例である。
断面図であり。前述の一次止水部材5と同様の構成を適
用した本発明の第二実施例である。
【0032】二次止水部材6は、可撓部63は波形に形
成されており、環状化された状態で全体としてみると蛇
腹状を呈するようになっている。幅方向両縁にはそれぞ
れ前述の一次止水部材5と同様の装着部61,62が設
けられ、該装着部61,62を介して枠体11,21に
固定されている。この装着部61,62及び当該装着部
61,62を介しての枠体11,12への固定構造は前
述の一次止水部材5と全く同様であり、説明は省略す
る。
成されており、環状化された状態で全体としてみると蛇
腹状を呈するようになっている。幅方向両縁にはそれぞ
れ前述の一次止水部材5と同様の装着部61,62が設
けられ、該装着部61,62を介して枠体11,21に
固定されている。この装着部61,62及び当該装着部
61,62を介しての枠体11,12への固定構造は前
述の一次止水部材5と全く同様であり、説明は省略す
る。
【0033】接合部は、一次止水部材5と同様に、両端
部に突設された結合縁64が座板65を介して締結ボル
ト66によって締結されている。
部に突設された結合縁64が座板65を介して締結ボル
ト66によって締結されている。
【0034】締結ボルト66は、可撓部63の屈曲部位
と対応する位置に配置され、座板65の形状は、波形の
斜辺が外側に向かって屈曲する部位の座板65Aは円形
とされると共に、波形の斜辺が内側に向かって屈曲する
部位の座板65Bは屈曲半径に倣った円弧状とされ、斜
辺部の座板65Cは当該斜辺と対応する長さの略直線状
に形成されている。各座板65(65A,65B,65
C)は、隣接するものと所定の間隔を有している。
と対応する位置に配置され、座板65の形状は、波形の
斜辺が外側に向かって屈曲する部位の座板65Aは円形
とされると共に、波形の斜辺が内側に向かって屈曲する
部位の座板65Bは屈曲半径に倣った円弧状とされ、斜
辺部の座板65Cは当該斜辺と対応する長さの略直線状
に形成されている。各座板65(65A,65B,65
C)は、隣接するものと所定の間隔を有している。
【0035】本構成による二次止水部材6も、接合部の
結合縁64は座板65の間隔部位で変形可能であって、
接合部は暗渠1,2の相対変位に伴って水密性を保って
変形するものである。
結合縁64は座板65の間隔部位で変形可能であって、
接合部は暗渠1,2の相対変位に伴って水密性を保って
変形するものである。
【0036】内周側止水部材7は、二次止水部材6と全
く同じ構成であり、説明は省略する。
く同じ構成であり、説明は省略する。
【0037】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、後述の実施例においては、前述の実施例と同機能の
部位には同符号を付して説明を省略する。
お、後述の実施例においては、前述の実施例と同機能の
部位には同符号を付して説明を省略する。
【0038】図11乃至図13は、本発明の第三実施例
を示し、押え部材の他の実施例を図2における第一止水
部材5に適用したものである。これは、上記第一実施例
における座板55に相当する押え部材をリンク500
(501,502)とし、図12に拡大図を示すように
隣接するリンク500の端部どうしをピン510で枢着
して連鎖50としたものである。即ち、連鎖50は、断
面図である図13に示すように中央のリンク501はそ
の両端部に板厚の薄い嵌合部501Aが形成されると共
に、隣接するリンク502はその端部に嵌合部501A
が嵌合するスリット502Aが形成されており、スリッ
ト502Aに嵌合部501Aが嵌合した状態で貫通する
ピン510により相対揺動可能に連結されて構成されて
いる。リンク501の嵌合部501A以外の部位の厚さ
と、リンク502の厚さは等しく設定されており、従っ
て、連鎖50は全体として所定厚さの板状を呈し、ピン
510を中心として当該ピン510の軸方向と直交する
平面内で屈曲自在となっているものである。このように
構成された連鎖50が結合縁54の両外面にそれぞれ当
てがわれ、各リンク500の長手方向中央を貫通する締
結ボルト56によって結合縁54が締結されているもの
である。
を示し、押え部材の他の実施例を図2における第一止水
部材5に適用したものである。これは、上記第一実施例
における座板55に相当する押え部材をリンク500
(501,502)とし、図12に拡大図を示すように
隣接するリンク500の端部どうしをピン510で枢着
して連鎖50としたものである。即ち、連鎖50は、断
面図である図13に示すように中央のリンク501はそ
の両端部に板厚の薄い嵌合部501Aが形成されると共
に、隣接するリンク502はその端部に嵌合部501A
が嵌合するスリット502Aが形成されており、スリッ
ト502Aに嵌合部501Aが嵌合した状態で貫通する
ピン510により相対揺動可能に連結されて構成されて
いる。リンク501の嵌合部501A以外の部位の厚さ
と、リンク502の厚さは等しく設定されており、従っ
て、連鎖50は全体として所定厚さの板状を呈し、ピン
510を中心として当該ピン510の軸方向と直交する
平面内で屈曲自在となっているものである。このように
構成された連鎖50が結合縁54の両外面にそれぞれ当
てがわれ、各リンク500の長手方向中央を貫通する締
結ボルト56によって結合縁54が締結されているもの
である。
【0039】本構成では、可撓部53の変形に追従して
連鎖50が屈曲することとなってこれを妨げることがな
い。また、結合縁部54の全域を均等に押圧することが
できるために高い止水性を得ることができると共に、締
結ボルト56の本数を削減することができ、また、全体
が一つに連結されるために構成部品が紛失する虞が無
く、装着作業性も向上する。
連鎖50が屈曲することとなってこれを妨げることがな
い。また、結合縁部54の全域を均等に押圧することが
できるために高い止水性を得ることができると共に、締
結ボルト56の本数を削減することができ、また、全体
が一つに連結されるために構成部品が紛失する虞が無
く、装着作業性も向上する。
【0040】図14乃至16は本発明の第四実施例を示
し、上記第一実施例の座板55に相当する押え部材とし
て外形が円形で板厚の厚い座金520を用い、この座金
520を可撓連結部材としての容易に変形可能な金属製
の帯板530に所定間隔で溶接して構成したものであ
る。図14は接合部の拡大図、図15は座金520が帯
板530で連結された状態を示す図、図16はその断面
図である。本構成によっても、全体が一つに連結構成さ
れるために構成部品の紛失等の心配が無く、装着作業性
が向上する。結合縁54を全面的に押圧することができ
ないので高い水密性は望めないが、構成が簡単であるの
で低圧の暗渠用には適する。
し、上記第一実施例の座板55に相当する押え部材とし
て外形が円形で板厚の厚い座金520を用い、この座金
520を可撓連結部材としての容易に変形可能な金属製
の帯板530に所定間隔で溶接して構成したものであ
る。図14は接合部の拡大図、図15は座金520が帯
板530で連結された状態を示す図、図16はその断面
図である。本構成によっても、全体が一つに連結構成さ
れるために構成部品の紛失等の心配が無く、装着作業性
が向上する。結合縁54を全面的に押圧することができ
ないので高い水密性は望めないが、構成が簡単であるの
で低圧の暗渠用には適する。
【0041】次に、本発明の第五実施例として、上記と
異なる構成の可撓継手に適用した実施例を説明する。
異なる構成の可撓継手に適用した実施例を説明する。
【0042】図17に示す可撓継手構造は、接続暗渠
1,2の対向端面の内周側にそれぞれ段差1A,2Aが
形成されると共に、この段差1A,2Aにそれぞれ対応
する形状の枠体11,21が装着され、この枠体11,
21に止水部材100がその幅方向両側縁の装着部10
1,102を介して固定されて成るものである。装着部
101,102の内周側には、保護材501,502が
配設されている。なお、この保護材501,502は後
述する止水部材100の接合部は跨いで設けられるもの
である。
1,2の対向端面の内周側にそれぞれ段差1A,2Aが
形成されると共に、この段差1A,2Aにそれぞれ対応
する形状の枠体11,21が装着され、この枠体11,
21に止水部材100がその幅方向両側縁の装着部10
1,102を介して固定されて成るものである。装着部
101,102の内周側には、保護材501,502が
配設されている。なお、この保護材501,502は後
述する止水部材100の接合部は跨いで設けられるもの
である。
【0043】止水部材100は、幅方向中央に内径側に
くびれた可撓部103が形成されると共に、両側縁部は
装着部101,102となっており、この装着部10
1,102が暗渠1,2の段差1A,2A内に植設され
たボルト201,202に螺合するナット301,30
2によって押さえ板401,402を介して枠体11,
12に圧接されて固定されている。暗渠1,2の周方向
には、接合部で接合されて環状に構成されているもので
ある。
くびれた可撓部103が形成されると共に、両側縁部は
装着部101,102となっており、この装着部10
1,102が暗渠1,2の段差1A,2A内に植設され
たボルト201,202に螺合するナット301,30
2によって押さえ板401,402を介して枠体11,
12に圧接されて固定されている。暗渠1,2の周方向
には、接合部で接合されて環状に構成されているもので
ある。
【0044】接合部は、図18にその拡大図を示すよう
に、両端部に上記各実施例と同様に結合縁104が形成
され、この結合縁104が形成された端部が突き合わさ
れると共に、両側から押え部材としての複数のリンク板
105を介して締結ボルト106により締結されてい
る。
に、両端部に上記各実施例と同様に結合縁104が形成
され、この結合縁104が形成された端部が突き合わさ
れると共に、両側から押え部材としての複数のリンク板
105を介して締結ボルト106により締結されてい
る。
【0045】リンク板105は、前述の第三実施例と同
様に隣接するものの端部が重合して配置されるが、締結
ボルト106がその重合部を連通して結合縁104を締
結している。これにより、締結ボルト106が締結部材
としてのみでなくリンク板105の枢支ピンとして機能
するようになっているものである。なお、締結ボルト1
06は、重合部以外にも中央のリンク板105A及び装
着部101,102のリンク板105B,105Cの長
手方向略中央にも配置されているが、これは当然支点ピ
ンとしては機能しない。
様に隣接するものの端部が重合して配置されるが、締結
ボルト106がその重合部を連通して結合縁104を締
結している。これにより、締結ボルト106が締結部材
としてのみでなくリンク板105の枢支ピンとして機能
するようになっているものである。なお、締結ボルト1
06は、重合部以外にも中央のリンク板105A及び装
着部101,102のリンク板105B,105Cの長
手方向略中央にも配置されているが、これは当然支点ピ
ンとしては機能しない。
【0046】本構成では、リンク板105が締結ボルト
106を支点として揺動することで結合縁104の変形
が許容され、可撓部103が変形する。これによれば、
リンク板105の枢着と結合縁104の締結を締結ボル
ト106によって兼用させることで部品点数を削減でき
る。
106を支点として揺動することで結合縁104の変形
が許容され、可撓部103が変形する。これによれば、
リンク板105の枢着と結合縁104の締結を締結ボル
ト106によって兼用させることで部品点数を削減でき
る。
【0047】図19乃至20に示す可撓継手構造は、た
とえば特願平6−187778号明細書に記載のよう
に、大深度用であって高い外圧に耐える継手の例であ
り、幅方向中央に内周側にくびれた可撓部が形成された
止水部材が二重(止水部材210,内面止水部材22
0)に設けられると共に、その間に耐力部材300が配
置されたものである。この止水部材210が前述の第五
実施例と同様の構成で接合されている。
とえば特願平6−187778号明細書に記載のよう
に、大深度用であって高い外圧に耐える継手の例であ
り、幅方向中央に内周側にくびれた可撓部が形成された
止水部材が二重(止水部材210,内面止水部材22
0)に設けられると共に、その間に耐力部材300が配
置されたものである。この止水部材210が前述の第五
実施例と同様の構成で接合されている。
【0048】耐力部材300は、二個の円環状の固定リ
ング301,302が、周方向に所定の間隔で配置され
た複数の耐力棒303によって結合されて構成され、固
定リング301,302が止水部材210の装着部21
1,212と内面止水部材220の装着部221,22
2の間に挟まれた状態で枠体11,21に固定されてい
る。耐力棒303は、鋼棒をU字状に屈曲して形成さ
れ、止水部材210の可撓部213と内面止水部材22
0の可撓部223の間に形成されたU字状の空間内に位
置している。そして、止水部材210が外圧で内周側に
膨出するのを防ぐと共に、内面止水部材220が内圧で
外周側に膨出するのも防ぐものである。
ング301,302が、周方向に所定の間隔で配置され
た複数の耐力棒303によって結合されて構成され、固
定リング301,302が止水部材210の装着部21
1,212と内面止水部材220の装着部221,22
2の間に挟まれた状態で枠体11,21に固定されてい
る。耐力棒303は、鋼棒をU字状に屈曲して形成さ
れ、止水部材210の可撓部213と内面止水部材22
0の可撓部223の間に形成されたU字状の空間内に位
置している。そして、止水部材210が外圧で内周側に
膨出するのを防ぐと共に、内面止水部材220が内圧で
外周側に膨出するのも防ぐものである。
【0049】止水部材210の接合部は、図20に示す
ように端部に突設された結合縁214が前述の第五実施
例と同様に、リンク板201を介して締結ボルト215
によって締結されている。リンク板201は隣接するも
のの端部が重合して配置され、締結ボルト215がその
重合部を連通している。結合縁214は、止水部材21
0の可撓部213と内面止水部材220の可撓部223
の間に形成されたU字状の空間400内に位置すると共
に、周方向には耐力部材300の耐力棒303の間に位
置して干渉しないように設定されるものである。
ように端部に突設された結合縁214が前述の第五実施
例と同様に、リンク板201を介して締結ボルト215
によって締結されている。リンク板201は隣接するも
のの端部が重合して配置され、締結ボルト215がその
重合部を連通している。結合縁214は、止水部材21
0の可撓部213と内面止水部材220の可撓部223
の間に形成されたU字状の空間400内に位置すると共
に、周方向には耐力部材300の耐力棒303の間に位
置して干渉しないように設定されるものである。
【0050】本実施例では、リンク板201が締結ボル
ト215を支点として揺動することで結合縁214の変
形が許容され、可撓部213が変形する。結合縁214
は耐力部材300の配設空間内に位置するため、結合縁
214を収容する空間を新たに捻出確保する必要がなく
合理的に構成できる。
ト215を支点として揺動することで結合縁214の変
形が許容され、可撓部213が変形する。結合縁214
は耐力部材300の配設空間内に位置するため、結合縁
214を収容する空間を新たに捻出確保する必要がなく
合理的に構成できる。
【0051】本発明は、上記の他、たとえば、特願平6
−186439号、特願平6−187779号、特願平
6−132625号、特願平6−152608号各明細
書に記載の大深度用可撓継手にも適用することができ
る。
−186439号、特願平6−187779号、特願平
6−132625号、特願平6−152608号各明細
書に記載の大深度用可撓継手にも適用することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による地下構
築物の可撓継手における止水部材の周方向端部の接合構
造によれば、可撓止水部材の突き合わされた両結合縁部
が、その外側面に複数の押え部材を介して外側から締着
されているため、結合縁部の接合面は密着して水密性は
保持されると共に、隣り合う押え部材の相互回動により
屈曲が可能であり、結合する構築物の単位ブロックの相
対変位を許容することができる。
築物の可撓継手における止水部材の周方向端部の接合構
造によれば、可撓止水部材の突き合わされた両結合縁部
が、その外側面に複数の押え部材を介して外側から締着
されているため、結合縁部の接合面は密着して水密性は
保持されると共に、隣り合う押え部材の相互回動により
屈曲が可能であり、結合する構築物の単位ブロックの相
対変位を許容することができる。
【0053】これにより、分断された可撓止水部材の端
部を水密性と可撓性を有して簡単に接合することが可能
となり、接合作業に熟練を必要としないと共に、接合作
業が長時間に及ぶことによる工事に対する影響を極力少
なくすることができる。更に、止水部材を小さく分割す
ることも可能となるため、運搬及び施工の際の作業性向
上に寄与することができるものである。
部を水密性と可撓性を有して簡単に接合することが可能
となり、接合作業に熟練を必要としないと共に、接合作
業が長時間に及ぶことによる工事に対する影響を極力少
なくすることができる。更に、止水部材を小さく分割す
ることも可能となるため、運搬及び施工の際の作業性向
上に寄与することができるものである。
【0054】また、押え部材の隣り合うものどうしが所
定間隔を有して配設されているものでは、結合縁部は押
え部材の間隔部位で屈曲することで結合縁部の変形を許
容する。
定間隔を有して配設されているものでは、結合縁部は押
え部材の間隔部位で屈曲することで結合縁部の変形を許
容する。
【0055】また、押え部材の隣り合うものどうしの端
部が相互に枢着されて連鎖状に構成されているもので
は、押え部材が結合縁部の全面を押圧することができる
ために水密性が向上し、押え部材が連結されているため
に装着時の作業性が向上するまた、押え部材が変形可能
な可撓連結部材で連結されて構成されているものでは、
簡単に構成できると共に装着時の作業性が向上する。
部が相互に枢着されて連鎖状に構成されているもので
は、押え部材が結合縁部の全面を押圧することができる
ために水密性が向上し、押え部材が連結されているため
に装着時の作業性が向上するまた、押え部材が変形可能
な可撓連結部材で連結されて構成されているものでは、
簡単に構成できると共に装着時の作業性が向上する。
【図1】本発明に係る地下構築物の可撓継手における止
水部材の周方向端部の接合構造の一実施例を適用した可
撓継手によって結合された暗渠継手結合部の斜視図であ
る。
水部材の周方向端部の接合構造の一実施例を適用した可
撓継手によって結合された暗渠継手結合部の斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である継手結合部の断面
図。
図。
【図3】(A)は止水部材の分断された端部の側面図、
(B)はその分断面の正面図である。
(B)はその分断面の正面図である。
【図4】止水部材の接合部を示す拡大断面図である。
【図5】図4の下面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】押さえ部材を介する締着構造の他の実施例を示
す図である
す図である
【図8】水密性を高めることのできる構成とした止水部
材の接合部を示す断面図である。
材の接合部を示す断面図である。
【図9】図8のC−C断面図である。
【図10】本発明の第二実施例である止水部材の接合部
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図11】本発明の第三実施例である止水部材の接合部
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図12】第三実施例の押さえ部材の拡大図である。
【図13】図12の断面図である。
【図14】本発明の第四実施例である止水部材の接合部
を示す拡大断面図である。
を示す拡大断面図である。
【図15】第四実施例の押さえ部材を示す図である。
【図16】図15の断面図である。
【図17】本発明の第五実施例を適用した継手結合部の
断面図である。
断面図である。
【図18】第五実施例である可撓部材の接合部を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図19】本発明の第六実施例を適用した継手結合部の
断面図である。
断面図である。
【図20】第六実施例である止水部材の接合部を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
1,2…暗渠(地下構築物の単位ブロック) 4…可撓継手 5…一次止水部材(止水部材) 5A,5C…端面(分断端面) 6…二次止水部材(止水部材) 50…連鎖(押え部材) 54(54A,54B)…結合縁(結合縁部) 55(55A,55B)…座板(押え部材) 56…締結ボルト(締結手段) 57…ナット(締着手段) 100…止水部材 104…結合縁(結合縁部) 105…リンク板(押さえ部材) 106…締結ボルト(締結手段) 201…リンク板(押さえ部材) 210…止水部材 214…結合縁(結合縁部) 215…締結ボルト(締結手段) 501,502…リンク(押さえ部材) 530…帯板(可撓連結部材)
Claims (4)
- 【請求項1】地下構築物を構成する単位ブロックを、そ
の周縁に沿って配設された止水部材を介して相対変位可
能に結合する可撓継手において、周方向に分断された前
記止水部材を接合一体化する接合部構造であって前記止
水部材の分断端部にはその端縁に沿って結合縁部が突設
されており、分断端面が突き合わされると共に、前記結
合縁部がその外側面に当該縁部に沿って配設された複数
の押え部材を介して締結手段により締着されており、該
複数の押え部材は隣り合うものどうしが相対的に回動可
能に配置されていることを特徴とする地下構築物の可撓
継手における止水部材の周方向接合部構造。 - 【請求項2】上記押え部材は、隣り合うものどうしが所
定間隔を有して配設されていることを特徴とする請求項
1に記載の地下構築物の可撓継手における止水部材の周
方向接合部構造。 - 【請求項3】上記押え部材は、隣り合うものどうしの端
部が相互に枢着されて連鎖状に構成されていることを特
徴とする請求項1に記載の地下構築物の可撓継手におけ
る止水部材の周方向接合部構造。 - 【請求項4】上記押え部材は、変形可能な可撓連結部材
で連結されて構成されていることを特徴とする請求項1
に記載の地下構築物の可撓継手における止水部材の周方
向接合部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278249A JP2678575B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 地下構築物の可撓継手における止水部材の周方向接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278249A JP2678575B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 地下構築物の可撓継手における止水部材の周方向接合部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08113976A true JPH08113976A (ja) | 1996-05-07 |
| JP2678575B2 JP2678575B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=17594706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6278249A Expired - Lifetime JP2678575B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 地下構築物の可撓継手における止水部材の周方向接合部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678575B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015045383A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 六菱ゴム株式会社 | 可撓継手の止水構造 |
| CN110984339A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 武汉圣禹排水系统有限公司 | 一种带有安装结构的柔性截流装置及其安装方法 |
| JP2023183714A (ja) * | 2022-06-16 | 2023-12-28 | 西武ポリマ化成株式会社 | 暗渠の継手 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3128778U (ja) | 2006-11-06 | 2007-01-25 | フジノン佐野株式会社 | 貼付装置 |
| JP6358982B2 (ja) | 2015-05-18 | 2018-07-18 | 三菱電機株式会社 | 遠隔操作装置及び遠隔操作方法 |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP6278249A patent/JP2678575B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015045383A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 六菱ゴム株式会社 | 可撓継手の止水構造 |
| CN110984339A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-04-10 | 武汉圣禹排水系统有限公司 | 一种带有安装结构的柔性截流装置及其安装方法 |
| JP2023183714A (ja) * | 2022-06-16 | 2023-12-28 | 西武ポリマ化成株式会社 | 暗渠の継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2678575B2 (ja) | 1997-11-17 |
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