JPH0811444A - 熱転写受像シート - Google Patents
熱転写受像シートInfo
- Publication number
- JPH0811444A JPH0811444A JP6173677A JP17367794A JPH0811444A JP H0811444 A JPH0811444 A JP H0811444A JP 6173677 A JP6173677 A JP 6173677A JP 17367794 A JP17367794 A JP 17367794A JP H0811444 A JPH0811444 A JP H0811444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- resin
- thermal transfer
- receiving sheet
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カールの発生も少なく、プリンタでの搬送
性、給排紙特性を向上させた熱転写受像シートを提供す
ること。 【構成】 電気信号に対応して点状の加熱を行う加熱手
段の加熱により熱転写シートから熱移行された染料を受
容する受容層を基材上に設けてなる熱転写受像シートに
おいて、該基材裏面に樹脂層が形成されており、裏面樹
脂層表面の中心線平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μ
m、単位面積あたりの平均突起数を2000〜4500個/mm
2 としたことを特徴とする。
性、給排紙特性を向上させた熱転写受像シートを提供す
ること。 【構成】 電気信号に対応して点状の加熱を行う加熱手
段の加熱により熱転写シートから熱移行された染料を受
容する受容層を基材上に設けてなる熱転写受像シートに
おいて、該基材裏面に樹脂層が形成されており、裏面樹
脂層表面の中心線平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μ
m、単位面積あたりの平均突起数を2000〜4500個/mm
2 としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱転写記録用受像シー
ト、特に電気信号に対応して点状の加熱を行う加熱手段
の加熱により行われる昇華型感熱転写記録において、熱
転写リボンと共に使用される、昇華染料によって画像等
が記録される熱転写受像シートに関する。
ト、特に電気信号に対応して点状の加熱を行う加熱手段
の加熱により行われる昇華型感熱転写記録において、熱
転写リボンと共に使用される、昇華染料によって画像等
が記録される熱転写受像シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオで撮影した画像やテレビの
画像、コンピューターグラフィックス等の静止画像を直
接フルカラーでプリントするシステムが進歩し、その市
場が急速に拡大している。その中でも、昇華性染料を記
録材とし、これを受像シートに重ね、記録信号に応じて
サーマルヘッドで加熱することにより染料を受像シート
上に転移させて記録像を得る昇華型感熱転写記録方式が
注目されている。この記録方式は使用される色材が染料
であることから非常に鮮明であり、且つ透明性に優れて
いるため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優
れ、従来のフルカラーオフセット印刷やグラビア印刷に
よる画像と同様であり、写真画像に匹敵する高品質の画
像が形成可能となっている。
画像、コンピューターグラフィックス等の静止画像を直
接フルカラーでプリントするシステムが進歩し、その市
場が急速に拡大している。その中でも、昇華性染料を記
録材とし、これを受像シートに重ね、記録信号に応じて
サーマルヘッドで加熱することにより染料を受像シート
上に転移させて記録像を得る昇華型感熱転写記録方式が
注目されている。この記録方式は使用される色材が染料
であることから非常に鮮明であり、且つ透明性に優れて
いるため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優
れ、従来のフルカラーオフセット印刷やグラビア印刷に
よる画像と同様であり、写真画像に匹敵する高品質の画
像が形成可能となっている。
【0003】上述のような昇華型熱転写方式に用いられ
る熱転写受像シートには、プリンタでの搬送等の点およ
び記録感度の点から、使用時の環境によるカールの発生
を抑えることが必要となっている。また、プリンタ内で
の受像シートの搬送あるいは受像シートストッカーから
の受像シート搬送を速やかに行うために、受像シートの
裏面にある程度の滑り性を賦与することが必要となって
いる。
る熱転写受像シートには、プリンタでの搬送等の点およ
び記録感度の点から、使用時の環境によるカールの発生
を抑えることが必要となっている。また、プリンタ内で
の受像シートの搬送あるいは受像シートストッカーから
の受像シート搬送を速やかに行うために、受像シートの
裏面にある程度の滑り性を賦与することが必要となって
いる。
【0004】この点を改良すべく種々の発明が提案され
ており、例えば、特開昭60−236794号公報に
は、熱転写受像シートの基材として、紙基材の上に熱可
塑性樹脂層としてポリエチレンテレフタレートフィルム
やポリエチレン層を設けることが提案されている。しか
し、これでは受容層の平滑性を得ることはできても充分
な滑り性を得ることはできない。また、特開昭61−1
97282号公報には、紙基材の表側にポリエステルフ
ィルムを貼着し、裏側にカール制御の目的でポリエチレ
ンを貼合することが提案されているが、やはり充分な滑
り性は得られていない。また、特開昭62−19849
7号公報には、紙基材の表面に合成紙を貼着し、裏面に
合成紙、あるいはポリプロピレン層を設けることにより
感度の補充、カールの制御を行うことは提案されている
が、受像シートの滑り性については及んでいない。ま
た、特開昭63−137892号公報には、紙基材の両
面に低密度ポリエチレン層を設けることで、良い耐ひっ
かき性を持つ堅牢な受像シートを得ることが提案されて
いるが、裏面での滑り性については言及されていない。
また、特開平1−263081号公報、特開平2−12
0087号公報には、紙基材裏面の樹脂層をマット化す
ることによりカール制御性、スリップ性を付与すること
が提案されているが、受像シートの裏面形状に関して詳
細な検討はされていなく具体的な開示はない。さらに、
特開平5−246153号公報には、発泡フィルムをポ
リオレフィン樹脂にて押出し貼着し、裏面に高密度ポリ
エチレンを積層してなる受像シートが提案されている。
しかし、やはり、受像シートの裏面形状に関して詳細な
検討はされていなく具体的な開示はない。
ており、例えば、特開昭60−236794号公報に
は、熱転写受像シートの基材として、紙基材の上に熱可
塑性樹脂層としてポリエチレンテレフタレートフィルム
やポリエチレン層を設けることが提案されている。しか
し、これでは受容層の平滑性を得ることはできても充分
な滑り性を得ることはできない。また、特開昭61−1
97282号公報には、紙基材の表側にポリエステルフ
ィルムを貼着し、裏側にカール制御の目的でポリエチレ
ンを貼合することが提案されているが、やはり充分な滑
り性は得られていない。また、特開昭62−19849
7号公報には、紙基材の表面に合成紙を貼着し、裏面に
合成紙、あるいはポリプロピレン層を設けることにより
感度の補充、カールの制御を行うことは提案されている
が、受像シートの滑り性については及んでいない。ま
た、特開昭63−137892号公報には、紙基材の両
面に低密度ポリエチレン層を設けることで、良い耐ひっ
かき性を持つ堅牢な受像シートを得ることが提案されて
いるが、裏面での滑り性については言及されていない。
また、特開平1−263081号公報、特開平2−12
0087号公報には、紙基材裏面の樹脂層をマット化す
ることによりカール制御性、スリップ性を付与すること
が提案されているが、受像シートの裏面形状に関して詳
細な検討はされていなく具体的な開示はない。さらに、
特開平5−246153号公報には、発泡フィルムをポ
リオレフィン樹脂にて押出し貼着し、裏面に高密度ポリ
エチレンを積層してなる受像シートが提案されている。
しかし、やはり、受像シートの裏面形状に関して詳細な
検討はされていなく具体的な開示はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
欠点に鑑み、カールの発生も少なく、プリンタでの搬送
性、給排紙特性を向上させた熱転写受像シートを提供す
ることを目的とする。
欠点に鑑み、カールの発生も少なく、プリンタでの搬送
性、給排紙特性を向上させた熱転写受像シートを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、電
気信号に対応して点状の加熱を行う加熱手段の加熱によ
り熱転写リボンから熱移行された染料を受容する受容層
を基材上に設けてなる熱転写受像シートにおいて、該基
材裏面に樹脂層が形成してなり、該樹脂層表面の中心線
平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm、単位面積あたり
の平均突起数を2000〜4500個/mm2 としたことを特徴
とする熱転写受像シートを特徴とする。
気信号に対応して点状の加熱を行う加熱手段の加熱によ
り熱転写リボンから熱移行された染料を受容する受容層
を基材上に設けてなる熱転写受像シートにおいて、該基
材裏面に樹脂層が形成してなり、該樹脂層表面の中心線
平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm、単位面積あたり
の平均突起数を2000〜4500個/mm2 としたことを特徴
とする熱転写受像シートを特徴とする。
【0007】
【作用】熱転写受像シートの裏面に表面形状が、中心線
平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm 、単位面積あたり
の平均突起数を2000〜4500個/mm2 とした樹脂層を設
けることにより、熱転写受像シートの裏面と重ねられた
受像シートの受容層との摩擦が少なくなり、安定した給
紙ができる。
平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm 、単位面積あたり
の平均突起数を2000〜4500個/mm2 とした樹脂層を設
けることにより、熱転写受像シートの裏面と重ねられた
受像シートの受容層との摩擦が少なくなり、安定した給
紙ができる。
【0008】本発明の熱転写受像シートの代表例は、図
1にその概略断面図に示されるように、紙又はプラスチ
ックフィルムからなる基材の芯材1の片面に、中間層2
を介して、発泡フィルム層3を貼着してなる基材と、基
材の発泡フィルム層3を貼着した側の表面に形成された
染料受容層4と、その裏面に設けられた表面の中心線平
均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm、単位面積あたりの
平均突起数を2000〜4500個/mm2 である樹脂層の滑性
層5とからなる。尚、受容層の表面と裏面の滑性層には
帯電防止層を設けることもできる。
1にその概略断面図に示されるように、紙又はプラスチ
ックフィルムからなる基材の芯材1の片面に、中間層2
を介して、発泡フィルム層3を貼着してなる基材と、基
材の発泡フィルム層3を貼着した側の表面に形成された
染料受容層4と、その裏面に設けられた表面の中心線平
均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm、単位面積あたりの
平均突起数を2000〜4500個/mm2 である樹脂層の滑性
層5とからなる。尚、受容層の表面と裏面の滑性層には
帯電防止層を設けることもできる。
【0009】本発明で使用する芯材としては、上質紙、
アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏打ち
用紙、合成樹脂内添紙、合成樹脂またはエマルジョン含
浸紙、板紙等、セルロース繊維紙、ポリオレフィン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチ
レン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等の各種
のプラスチックフィルム又はシート、発泡ポリプロピレ
ンシート、また、これらの合成樹脂に白色顔料やフィラ
ーを加えて成膜した白色不透明フィルム等が使用でき、
さらにこれらを積層した複合材も基材として使用するこ
とができる。これら基材の厚みは任意でよく、10〜3
00μmが一般的である。上記材料の中でも、紙を使用
する場合は、50〜120μm、白色ポリエチレンテレ
フタレートシートの場合は、50〜100μm、発泡ポ
リプロピレンシートの場合は、30〜80μmが好まし
い。
アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏打ち
用紙、合成樹脂内添紙、合成樹脂またはエマルジョン含
浸紙、板紙等、セルロース繊維紙、ポリオレフィン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチ
レン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等の各種
のプラスチックフィルム又はシート、発泡ポリプロピレ
ンシート、また、これらの合成樹脂に白色顔料やフィラ
ーを加えて成膜した白色不透明フィルム等が使用でき、
さらにこれらを積層した複合材も基材として使用するこ
とができる。これら基材の厚みは任意でよく、10〜3
00μmが一般的である。上記材料の中でも、紙を使用
する場合は、50〜120μm、白色ポリエチレンテレ
フタレートシートの場合は、50〜100μm、発泡ポ
リプロピレンシートの場合は、30〜80μmが好まし
い。
【0010】また、発泡フィルム層としては発泡ポリプ
ロピレン、発泡PET、合成紙(ポリオレフィン系、ポ
リスチレン系等)等が使用でき特に限定されない。好適
に用いられるものとしては、ポリプロピレン樹脂等の熱
可塑性樹脂と炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウ
ム等の無機微粒子を混練し、押出し、延伸して、内部に
無機微粒子を核とした微細空孔を形成したもの、また
は、主体となる熱可塑性樹脂と非相溶な有機微粒子また
はポリマーを混練して、押出し、延伸し、内部に微細空
孔を形成したものである。これら発泡フィルム層の厚み
は、適度のクッション性を得るために30〜60μm 程
度が好ましい。
ロピレン、発泡PET、合成紙(ポリオレフィン系、ポ
リスチレン系等)等が使用でき特に限定されない。好適
に用いられるものとしては、ポリプロピレン樹脂等の熱
可塑性樹脂と炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウ
ム等の無機微粒子を混練し、押出し、延伸して、内部に
無機微粒子を核とした微細空孔を形成したもの、また
は、主体となる熱可塑性樹脂と非相溶な有機微粒子また
はポリマーを混練して、押出し、延伸し、内部に微細空
孔を形成したものである。これら発泡フィルム層の厚み
は、適度のクッション性を得るために30〜60μm 程
度が好ましい。
【0011】本発明の受像シートにおいては、基材とし
て上記の芯材を単体で、または上記の発泡層フィルムを
単体で用いることもできるが、好ましくは、芯材に発泡
フィルムを積層したものが好ましい。特に芯材として紙
を用い、それにポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂と
炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム等の無機微
粒子を混練し、押出し、延伸して、内部に無機微粒子を
核とした微細空孔を形成したもの、または、主体となる
熱可塑性樹脂と非相溶な有機微粒子またはポリマーを混
練して、押出し、延伸し、内部に微細空孔を形成した発
泡ポリプロピレンフィルムを積層されたものがクッショ
ン性による記録感度の向上から好ましい。基材としての
厚みは、50〜250μm程度であり、例えば、芯材と
して50〜150μmの紙を使用した場合には、発泡層
フィルムを30〜60μm程度とすることが、記録感
度、取扱の点から好適である。
て上記の芯材を単体で、または上記の発泡層フィルムを
単体で用いることもできるが、好ましくは、芯材に発泡
フィルムを積層したものが好ましい。特に芯材として紙
を用い、それにポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂と
炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム等の無機微
粒子を混練し、押出し、延伸して、内部に無機微粒子を
核とした微細空孔を形成したもの、または、主体となる
熱可塑性樹脂と非相溶な有機微粒子またはポリマーを混
練して、押出し、延伸し、内部に微細空孔を形成した発
泡ポリプロピレンフィルムを積層されたものがクッショ
ン性による記録感度の向上から好ましい。基材としての
厚みは、50〜250μm程度であり、例えば、芯材と
して50〜150μmの紙を使用した場合には、発泡層
フィルムを30〜60μm程度とすることが、記録感
度、取扱の点から好適である。
【0012】本発明を特徴づける滑性層は、基材にコー
テイングあるいは樹脂フィルムのラミネートまたは樹脂
押し出しラミネーション法等により形成することができ
る。滑性層の表面形状を特徴づけるためには、樹脂にフ
ィラーを分散、塗布することによって形成することによ
ってもできるが、再現性よく表面形状を形成するには樹
脂押し出しラミネーション法が好適である。
テイングあるいは樹脂フィルムのラミネートまたは樹脂
押し出しラミネーション法等により形成することができ
る。滑性層の表面形状を特徴づけるためには、樹脂にフ
ィラーを分散、塗布することによって形成することによ
ってもできるが、再現性よく表面形状を形成するには樹
脂押し出しラミネーション法が好適である。
【0013】このようにして形成される滑性層は中心線
平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm、単位面積あたり
の平均突起数を2000〜4500個/mm2 の表面形状を有す
る。中心線平均表面粗さRaが0.5 μm以下では、受像
シートを重ね合わせて連続給紙する場合に滑性層と受像
面との密着が良好になり複数枚の受像シートを同時に給
紙してしまう問題がある。また、Raが2.5 μm以上だ
とざらつき感を生じ、外観上好ましくない。さらに、単
位面積当たりの平均突起数が2000個/mm2 以下ではざ
らつき感を生じ外観上好ましくないし、4500個/mm2
以上では受像面との密着が良好になりすぎて滑り性上好
ましくない。上述の値をもつ滑性層を有することによ
り、滑り性かつカールを制御することができる。このよ
うな滑性層の厚みは、受容層および基材の厚みにより適
宜設定するが、25〜45μm がカール制御と滑り性の
面から好ましい。
平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5 μm、単位面積あたり
の平均突起数を2000〜4500個/mm2 の表面形状を有す
る。中心線平均表面粗さRaが0.5 μm以下では、受像
シートを重ね合わせて連続給紙する場合に滑性層と受像
面との密着が良好になり複数枚の受像シートを同時に給
紙してしまう問題がある。また、Raが2.5 μm以上だ
とざらつき感を生じ、外観上好ましくない。さらに、単
位面積当たりの平均突起数が2000個/mm2 以下ではざ
らつき感を生じ外観上好ましくないし、4500個/mm2
以上では受像面との密着が良好になりすぎて滑り性上好
ましくない。上述の値をもつ滑性層を有することによ
り、滑り性かつカールを制御することができる。このよ
うな滑性層の厚みは、受容層および基材の厚みにより適
宜設定するが、25〜45μm がカール制御と滑り性の
面から好ましい。
【0014】本発明で好ましく用いられる樹脂押し出し
ラミネーション法に使用される樹脂としては、オレフィ
ン系の樹脂、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン(コポリマー)、ポリプロピレン
(ホモポリマー)が好ましく、特に、中、高密度ポリエ
チレンが好適である。ポリエチレン樹脂は密度が高いほ
ど防湿性、滑り性、裏面層薄膜化(=低コスト化)に有
利であるが0.935 g/cm3 〜0.960 g/cm3 が適当
である。密度が0.935 g/cm3 以下になると生産加工
性は向上するが、カール制御をする場合に裏面層が厚く
なるし、防湿度も低下し、環境カール制御上好ましくな
い。また、密度が高密度化するに従って樹脂層の薄膜化
が可能となるが、0.960g/cm3 以上であると加工適
性に問題が生じる。
ラミネーション法に使用される樹脂としては、オレフィ
ン系の樹脂、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン(コポリマー)、ポリプロピレン
(ホモポリマー)が好ましく、特に、中、高密度ポリエ
チレンが好適である。ポリエチレン樹脂は密度が高いほ
ど防湿性、滑り性、裏面層薄膜化(=低コスト化)に有
利であるが0.935 g/cm3 〜0.960 g/cm3 が適当
である。密度が0.935 g/cm3 以下になると生産加工
性は向上するが、カール制御をする場合に裏面層が厚く
なるし、防湿度も低下し、環境カール制御上好ましくな
い。また、密度が高密度化するに従って樹脂層の薄膜化
が可能となるが、0.960g/cm3 以上であると加工適
性に問題が生じる。
【0015】押し出しラミネート法によるポリエチレン
樹脂あるいは他の樹脂の表面形状を中心線平均表面粗さ
Ra0.5 〜2.5 μm、単位面積あたりの平均突起数が20
00〜4500個/mm2 で凹凸形状を持たせる方法は、樹脂
押し出しコーティング時の冷却ロールの表面形状をほぼ
前記形状の凹凸にしておき、押し出し樹脂を冷却する際
に,その形状を転写することによって形成することがで
きる。基材裏面に予めコロナ処理、オゾン処理、アンカ
ーコート処理を施して基材裏面と押し出しラミネード樹
脂層の接着強度を高めることも好ましい。また、滑性層
にコロナ処理を施すことによって、後加工としての印刷
のインキマーク、帯電防止剤の塗布、のり付け層、筆記
層等の接着を良好にすることができる。さらに、滑性層
の樹脂層に帯電防止剤あるいは界面活性剤等を含有させ
て滑性層自体に帯電防止機能を賦与させることができ
る。
樹脂あるいは他の樹脂の表面形状を中心線平均表面粗さ
Ra0.5 〜2.5 μm、単位面積あたりの平均突起数が20
00〜4500個/mm2 で凹凸形状を持たせる方法は、樹脂
押し出しコーティング時の冷却ロールの表面形状をほぼ
前記形状の凹凸にしておき、押し出し樹脂を冷却する際
に,その形状を転写することによって形成することがで
きる。基材裏面に予めコロナ処理、オゾン処理、アンカ
ーコート処理を施して基材裏面と押し出しラミネード樹
脂層の接着強度を高めることも好ましい。また、滑性層
にコロナ処理を施すことによって、後加工としての印刷
のインキマーク、帯電防止剤の塗布、のり付け層、筆記
層等の接着を良好にすることができる。さらに、滑性層
の樹脂層に帯電防止剤あるいは界面活性剤等を含有させ
て滑性層自体に帯電防止機能を賦与させることができ
る。
【0016】基材の表面に形成する染料受容層は熱転写
シートから移行してくる昇華性染料を受容し、形成され
た画像を維持するためのものである。染料受容層を形成
するためのバインダー樹脂としては、例えば、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル系樹脂、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニル系樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフテレー
ト等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと
他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、アイオノマ
ー、セルロースジアセテート等のセルロース系樹脂、ポ
リカーボネート等が挙げられ、特に好ましいものは、ビ
ニル系樹脂及びポリエステル系樹脂である。本発明の熱
転写受像シートにおける染料受容層は、前記の基材の少
なくとも一方の面に上記のごときバインダー樹脂に、例
えば、離型剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の必要な添
加剤を加えたものを適当な有機溶剤に溶解したり、ある
いは有機溶剤や水に分散した分散体を、例えばグラビア
印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバー
スロールコーティング法、ダイコート法等の形成手段に
より塗布及び乾燥して形成する。また、エクストルージ
ョンコーティング法によって形成することもできる。染
料受容層の形成に際しては、染料受容層の白色度を向上
させて転写画像の鮮明度を更に高める目的で、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、カオリンクレー、炭酸カルシウム、微粉
末シリカ等の顔料やフィラーを添加することができる。
このように形成される染料受容層は任意の厚さでよい
が、一般的には1〜50μmの厚さである。また、この
ような染料受容層は連続被覆であるのが好ましいが樹脂
エマルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆と
して形成しても良い。
シートから移行してくる昇華性染料を受容し、形成され
た画像を維持するためのものである。染料受容層を形成
するためのバインダー樹脂としては、例えば、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル系樹脂、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニル系樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフテレー
ト等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと
他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、アイオノマ
ー、セルロースジアセテート等のセルロース系樹脂、ポ
リカーボネート等が挙げられ、特に好ましいものは、ビ
ニル系樹脂及びポリエステル系樹脂である。本発明の熱
転写受像シートにおける染料受容層は、前記の基材の少
なくとも一方の面に上記のごときバインダー樹脂に、例
えば、離型剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の必要な添
加剤を加えたものを適当な有機溶剤に溶解したり、ある
いは有機溶剤や水に分散した分散体を、例えばグラビア
印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバー
スロールコーティング法、ダイコート法等の形成手段に
より塗布及び乾燥して形成する。また、エクストルージ
ョンコーティング法によって形成することもできる。染
料受容層の形成に際しては、染料受容層の白色度を向上
させて転写画像の鮮明度を更に高める目的で、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、カオリンクレー、炭酸カルシウム、微粉
末シリカ等の顔料やフィラーを添加することができる。
このように形成される染料受容層は任意の厚さでよい
が、一般的には1〜50μmの厚さである。また、この
ような染料受容層は連続被覆であるのが好ましいが樹脂
エマルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆と
して形成しても良い。
【0017】芯材と発泡フィルムとの接着のために設け
られる中間層は樹脂からなるが、この層により、熱転写
受像シートにカール防止性能を付与することができる。
この中間層としては、押し出しラミネート法によるオレ
フィン系樹脂が好ましく、特に、融点が150℃〜17
0℃のポリプロピレン樹脂が好ましい。この融点範囲の
ポリプロピレン樹脂を用いることによって、押出しラミ
ネート法の加工温度270℃〜290℃に制御でき、厚
みを10〜30μm にすることができる。また、冷却ロ
ールに鏡面ロールを用いて発泡フィルムを基材に貼着す
ることにより、表面平滑性に優れた受像面を得ることが
できる。該ポリプロピレン樹脂が150℃以下の場合、
印字時に収縮が起こり印字後カールの制御が不利になる
(裏面層が厚くなる)。また、加工温度が270℃以下
では紙基材との接着性が不十分であり、290℃以上で
は、貼着時に発泡フィルム層の収縮を来し、感度的に好
ましくないし、ポリプロピレン樹脂の劣化をきたす。厚
みが10μm以下では基材との接着性が不十分であると
ともに、紙面の凹凸を平坦化するのに十分でない。厚み
が30μm以上では不用に厚みが厚くなりコスト高とな
るとともに裏面層の厚みも厚くなってしまう。尚、基材
との、接着性を良好とするために、あらかじめ、コロナ
処理、オゾン処理、アンカーコート処理を施してもよ
い。また、本発明においては、必要に応じて、受容層と
発泡フィルム層の間にプライマー層を設けることもでき
る。このプライマー層は熱可塑性の樹脂、硬化性の樹
脂、あるいは熱可塑性樹脂を架橋材等で架橋させた層、
具体的には、ポリエステル樹脂、塩素化ポリプロピレン
樹脂、変成ポリオレフィン樹脂、ウレタン樹脂、ポリカ
ーボネイト樹脂、アクリル樹脂、エチレン−エチルアク
リレート共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹
脂、アイオノマー樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、ウレタン樹脂にイソシアネー
ト架橋剤を添加させた樹脂からなる層である。この層に
隠蔽性や白色性を付与する為に、上記樹脂中に、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、カオリンクレー、微
粉末シリカ、有機フィラー等の顔料を添加させてもよ
い。その厚みは、0.5〜10μm程度である。
られる中間層は樹脂からなるが、この層により、熱転写
受像シートにカール防止性能を付与することができる。
この中間層としては、押し出しラミネート法によるオレ
フィン系樹脂が好ましく、特に、融点が150℃〜17
0℃のポリプロピレン樹脂が好ましい。この融点範囲の
ポリプロピレン樹脂を用いることによって、押出しラミ
ネート法の加工温度270℃〜290℃に制御でき、厚
みを10〜30μm にすることができる。また、冷却ロ
ールに鏡面ロールを用いて発泡フィルムを基材に貼着す
ることにより、表面平滑性に優れた受像面を得ることが
できる。該ポリプロピレン樹脂が150℃以下の場合、
印字時に収縮が起こり印字後カールの制御が不利になる
(裏面層が厚くなる)。また、加工温度が270℃以下
では紙基材との接着性が不十分であり、290℃以上で
は、貼着時に発泡フィルム層の収縮を来し、感度的に好
ましくないし、ポリプロピレン樹脂の劣化をきたす。厚
みが10μm以下では基材との接着性が不十分であると
ともに、紙面の凹凸を平坦化するのに十分でない。厚み
が30μm以上では不用に厚みが厚くなりコスト高とな
るとともに裏面層の厚みも厚くなってしまう。尚、基材
との、接着性を良好とするために、あらかじめ、コロナ
処理、オゾン処理、アンカーコート処理を施してもよ
い。また、本発明においては、必要に応じて、受容層と
発泡フィルム層の間にプライマー層を設けることもでき
る。このプライマー層は熱可塑性の樹脂、硬化性の樹
脂、あるいは熱可塑性樹脂を架橋材等で架橋させた層、
具体的には、ポリエステル樹脂、塩素化ポリプロピレン
樹脂、変成ポリオレフィン樹脂、ウレタン樹脂、ポリカ
ーボネイト樹脂、アクリル樹脂、エチレン−エチルアク
リレート共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹
脂、アイオノマー樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、ウレタン樹脂にイソシアネー
ト架橋剤を添加させた樹脂からなる層である。この層に
隠蔽性や白色性を付与する為に、上記樹脂中に、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、カオリンクレー、微
粉末シリカ、有機フィラー等の顔料を添加させてもよ
い。その厚みは、0.5〜10μm程度である。
【0018】本発明の受像シートの代表的製造方法を説
明する。まず、発泡フィルム層にプライマー層、受容層
を塗工する。次に、加工温度270℃〜290℃、で1
50℃以上のポリプロピレン樹脂を押出しラミネーショ
ン法により、厚み10〜30μmで押し出し、該発泡フ
ィルムと基材とを貼着する。次に、密度が0.935 g/c
m3 〜0.960 g/cm3 のポリエチレン樹脂を押出しラ
ミーション法により押し出し、凹凸が形成された冷却ロ
ールにあてて、厚み25〜45μmで中心線平均表面粗
さRaが0.5〜2.5μm、単位面積あたりの平均突
起数が2000〜4500個/mm2 のポリエチレン樹
脂を基材裏面側に積層し滑性層を形成する。ここで、発
泡フィルム層を先にドライラミネーション法により基材
に貼着し、プライマー層、受容層を塗工した場合は、溶
剤臭を除去するために高温乾燥(130℃)するか、低
温で長時間乾燥を施さなければならないが、このように
高温乾燥した場合、紙基材表面の凹凸が表面に現れ、平
滑性を損ねてしまうという問題がある。また、低温で長
時間乾燥した場合、表面平滑性は良好であるが生産性が
低く、コスト高となってしまう。これに対し、発泡フィ
ルム層に先に受容層、プライマー層を塗工した場合、発
泡フィルム層が薄膜であるため乾燥効率がよく、110
℃程度の低温での高速乾燥が可能となる。また、基材と
の貼り合わせ前にあらかじめ発泡フィルムを受容層の乾
燥工程で加熱するために、加熱収縮させることができ、
印字後カールの制御が有利となる。
明する。まず、発泡フィルム層にプライマー層、受容層
を塗工する。次に、加工温度270℃〜290℃、で1
50℃以上のポリプロピレン樹脂を押出しラミネーショ
ン法により、厚み10〜30μmで押し出し、該発泡フ
ィルムと基材とを貼着する。次に、密度が0.935 g/c
m3 〜0.960 g/cm3 のポリエチレン樹脂を押出しラ
ミーション法により押し出し、凹凸が形成された冷却ロ
ールにあてて、厚み25〜45μmで中心線平均表面粗
さRaが0.5〜2.5μm、単位面積あたりの平均突
起数が2000〜4500個/mm2 のポリエチレン樹
脂を基材裏面側に積層し滑性層を形成する。ここで、発
泡フィルム層を先にドライラミネーション法により基材
に貼着し、プライマー層、受容層を塗工した場合は、溶
剤臭を除去するために高温乾燥(130℃)するか、低
温で長時間乾燥を施さなければならないが、このように
高温乾燥した場合、紙基材表面の凹凸が表面に現れ、平
滑性を損ねてしまうという問題がある。また、低温で長
時間乾燥した場合、表面平滑性は良好であるが生産性が
低く、コスト高となってしまう。これに対し、発泡フィ
ルム層に先に受容層、プライマー層を塗工した場合、発
泡フィルム層が薄膜であるため乾燥効率がよく、110
℃程度の低温での高速乾燥が可能となる。また、基材と
の貼り合わせ前にあらかじめ発泡フィルムを受容層の乾
燥工程で加熱するために、加熱収縮させることができ、
印字後カールの制御が有利となる。
【0019】上記のごとき本発明の熱転写受像シートを
使用して熱転写を行う際に使用する熱転写リボンは紙や
ポリエステルフィルム等のフィルム上に昇華性染料を含
む染料層を設けたものであり、従来公知の熱転写シート
はいずれも本発明でそのまま使用することができる。ま
た、熱転写時の熱エネルギーの付与手段は、従来公知の
付与手段がいずれも使用でき、たとえばサーマルプリン
ター、レーザープリンタ等の記録装置によって加熱時間
すなわち記録時間をコントロールすることにより、5〜
100mJ/mm2 程度の熱エネルギーを付与すること
によって記録を行うことができる。
使用して熱転写を行う際に使用する熱転写リボンは紙や
ポリエステルフィルム等のフィルム上に昇華性染料を含
む染料層を設けたものであり、従来公知の熱転写シート
はいずれも本発明でそのまま使用することができる。ま
た、熱転写時の熱エネルギーの付与手段は、従来公知の
付与手段がいずれも使用でき、たとえばサーマルプリン
ター、レーザープリンタ等の記録装置によって加熱時間
すなわち記録時間をコントロールすることにより、5〜
100mJ/mm2 程度の熱エネルギーを付与すること
によって記録を行うことができる。
【0020】
実施例1 厚み38μmの発泡ポリプロピレンフィルム(Mobi
l社製、38MW247)に下記組成のプライマー層、
受容層を乾燥後各2g/m2 、4g/m2 となるように
グラビアコーターにて順次積層し、乾燥温度110℃の
雰囲気下で1分間乾燥した。なお、部と示すのは断りの
ない限り、重量部である。プライマー層用組成物 ウレタン系樹脂(ニッポラン5199、日本ポリウレタン工業(株)製) 4.0部 酸化チタン 8.0部 イソプロピルアルコール/メチルエチルケトン/トルエン 88.0部染料受容層用組成物 ポリエステル樹脂(バイロン600、東洋紡積部(株)製) 4.0部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(#1000A電気化学工業(株)製) 6.0部 シリコーン(X−62−1212、信越化学工業部(株)製) 1.0部 触媒(PL50T、信越化学工業(株)製) 0.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 88.5部 上記のようにして得られた受容層とプライマー層を有す
る発泡ポリプロピレンフィルムと、コロナ処理を施した
コート紙127.9g/m2 (N Kハイコート、日本
紙加工紙(株)社製)とを、ポリプロピレン樹脂(融点
159℃(DSC法))を加工温度280℃、厚み15
μmで押出して、両者を積層ラミネートした。この時、
冷却ロールには鏡面ロールを用いた。次いで、コート紙
の裏面側にコロナ処理を施し、次いで、ポリエチレン樹
脂(密度0.938 g/cm3 (JIS K−6760))
を加工温度320℃、厚み40μmで押出しコーティン
グした。この時、冷却ロールにはマットロール1を用
い、ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さRa
は0.8 μm、単位面積当たりの平均突起数は2955個/m
m2 (3次元表面粗さ計、東京精密社製surfcom
にて測定)であった。最後に、得られた受像シートの両
面にスタッチサイドを塗布して帯電防止処理を施した。
l社製、38MW247)に下記組成のプライマー層、
受容層を乾燥後各2g/m2 、4g/m2 となるように
グラビアコーターにて順次積層し、乾燥温度110℃の
雰囲気下で1分間乾燥した。なお、部と示すのは断りの
ない限り、重量部である。プライマー層用組成物 ウレタン系樹脂(ニッポラン5199、日本ポリウレタン工業(株)製) 4.0部 酸化チタン 8.0部 イソプロピルアルコール/メチルエチルケトン/トルエン 88.0部染料受容層用組成物 ポリエステル樹脂(バイロン600、東洋紡積部(株)製) 4.0部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(#1000A電気化学工業(株)製) 6.0部 シリコーン(X−62−1212、信越化学工業部(株)製) 1.0部 触媒(PL50T、信越化学工業(株)製) 0.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 88.5部 上記のようにして得られた受容層とプライマー層を有す
る発泡ポリプロピレンフィルムと、コロナ処理を施した
コート紙127.9g/m2 (N Kハイコート、日本
紙加工紙(株)社製)とを、ポリプロピレン樹脂(融点
159℃(DSC法))を加工温度280℃、厚み15
μmで押出して、両者を積層ラミネートした。この時、
冷却ロールには鏡面ロールを用いた。次いで、コート紙
の裏面側にコロナ処理を施し、次いで、ポリエチレン樹
脂(密度0.938 g/cm3 (JIS K−6760))
を加工温度320℃、厚み40μmで押出しコーティン
グした。この時、冷却ロールにはマットロール1を用
い、ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さRa
は0.8 μm、単位面積当たりの平均突起数は2955個/m
m2 (3次元表面粗さ計、東京精密社製surfcom
にて測定)であった。最後に、得られた受像シートの両
面にスタッチサイドを塗布して帯電防止処理を施した。
【0021】実施例2 裏面層ポリエチレン樹脂を(密度0.952 g/cm3 (D
SC法))、裏面層厚みを35μmに変更した以外は実
施例1と同様にして受像シートを作成した。この時、裏
面ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さRaは
0.8 μm、2789個/mm2 であった。
SC法))、裏面層厚みを35μmに変更した以外は実
施例1と同様にして受像シートを作成した。この時、裏
面ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さRaは
0.8 μm、2789個/mm2 であった。
【0022】実施例3 裏面の滑性層用ポリエチレン樹脂層押出しコーティング
時の冷却ロールのマットロール2に変更した以外、実施
例1と同様にして受像シートを作成した。この時、裏面
ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは0.7 μ
m、単位面積当たりの平均突起数は3020個/mm2 であ
った。
時の冷却ロールのマットロール2に変更した以外、実施
例1と同様にして受像シートを作成した。この時、裏面
ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは0.7 μ
m、単位面積当たりの平均突起数は3020個/mm2 であ
った。
【0023】実施例4 裏面の滑性層用ポリエチレン樹脂層押出しコーティング
時の冷却ロールのマットロール3に変更した以外、実施
例1と同様にして受像シートを作成した。この時、裏面
ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは2.0 μ
m、単位面積当たりの平均突起数は2448個/mm2 であ
った。
時の冷却ロールのマットロール3に変更した以外、実施
例1と同様にして受像シートを作成した。この時、裏面
ポリエチレン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは2.0 μ
m、単位面積当たりの平均突起数は2448個/mm2 であ
った。
【0024】比較例1 裏面ポリエチレン樹脂層押出しコーティング時の冷却ロ
ールのマットロール4に変更した以外、実施例1と同様
にして受像シートを作成した。この時、裏面ポリエチレ
ン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは0.22μm、単位面
積当たりの平均突起数は4732個/mm2 であった。
ールのマットロール4に変更した以外、実施例1と同様
にして受像シートを作成した。この時、裏面ポリエチレ
ン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは0.22μm、単位面
積当たりの平均突起数は4732個/mm2 であった。
【0025】比較例2 裏面ポリエチレン樹脂層押出しコーティング時の冷却ロ
ールのマットロール5に変更した以外、実施例1と同様
にして受像シートを作成した。この時、裏面ポリエチレ
ン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは3.8 μm、単位面
積当たりの平均突起数は1608個/mm2 であった。
ールのマットロール5に変更した以外、実施例1と同様
にして受像シートを作成した。この時、裏面ポリエチレ
ン樹脂層表面の中心線平均表面粗さは3.8 μm、単位面
積当たりの平均突起数は1608個/mm2 であった。
【0026】実施例1〜4、比較例1,2の熱転写受像
シートの表面粗さRaおよび単位面積当たりの平均突起
数を測定した。さらに、日立製作所(株)社製ビデオプ
リンターVY−P1にて連続20の印字を行って、給排
紙特性をみた。 ○:給排紙不良が発生しなかった。 ×:1枚以上、給排紙不良が発生した。 また、目視にて比較例の熱転写受像シート裏面を観察し
たところ、比較例1はギラつき感が強く、比較例2はざ
らつき感が強かった。 以上の結果を、下記の表1に実施例と比較例の評価結果
を表す。
シートの表面粗さRaおよび単位面積当たりの平均突起
数を測定した。さらに、日立製作所(株)社製ビデオプ
リンターVY−P1にて連続20の印字を行って、給排
紙特性をみた。 ○:給排紙不良が発生しなかった。 ×:1枚以上、給排紙不良が発生した。 また、目視にて比較例の熱転写受像シート裏面を観察し
たところ、比較例1はギラつき感が強く、比較例2はざ
らつき感が強かった。 以上の結果を、下記の表1に実施例と比較例の評価結果
を表す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】受像シート基材の裏面に中心線平均表面
粗さRaが0.5 〜2.5 μm、単位面積当たりの平均突起
数が2000〜4500個/mm2 の形状を有する滑性層を積層
したので、サーマルプリンタあるいはレザープリンタに
おいて搬送性、給排紙特性が向上し、安定した記録がで
きる。
粗さRaが0.5 〜2.5 μm、単位面積当たりの平均突起
数が2000〜4500個/mm2 の形状を有する滑性層を積層
したので、サーマルプリンタあるいはレザープリンタに
おいて搬送性、給排紙特性が向上し、安定した記録がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の熱転写受像シートの代表例の概
略断面図である。
略断面図である。
1は基材の芯材 2は中間層 3は基材の発泡フィルム層 4は染料受容層 5は滑性層
Claims (4)
- 【請求項1】 電気信号に対応して点状の加熱を行う加
熱手段の加熱により熱転写シートから熱移行された染料
を受容する受容層を基材上に設けてなる熱転写受像シー
トにおいて、該基材裏面に樹脂層が形成されており、裏
面樹脂層表面の中心線平均表面粗さをRaを0.5 〜2.5
μm、単位面積あたりの平均突起数を2000〜4500個/m
m2 としたことを特徴とする熱転写受像シート。 - 【請求項2】 請求項1の熱転写受像シートにおいて、
該裏面樹脂層が樹脂の押し出しラミネートにより形成さ
れていることを特徴とする熱転写受像シート。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2の熱転写受像シ
ートにおいて、該裏面樹脂層がポリエチレン樹脂からな
り、該樹脂の密度が0.935 g/cm3 〜0.960 g/cm
3 であることを特徴とする熱転写受像シート。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3の熱
転写受像シートにおいて、基材が発泡フィルムと紙との
貼り合わせ基材であることを特徴とする熱転写受像シー
ト
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173677A JPH0811444A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 熱転写受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173677A JPH0811444A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 熱転写受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811444A true JPH0811444A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15965058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6173677A Pending JPH0811444A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 熱転写受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811444A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6699817B2 (en) * | 2001-03-05 | 2004-03-02 | Oji Paper Co., Ltd. | Thermal transfer recording sheet |
| JP2012200943A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 昇華転写用熱転写受像シート |
| JP2015193251A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート用支持体および熱転写受像シートならびにそれらの製造方法 |
| JP2016210155A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シートおよびその製造方法 |
| WO2019181010A1 (ja) * | 2018-03-22 | 2019-09-26 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
| JP2019171869A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社巴川製紙所 | 熱転写受像シートおよびその製造方法 |
| JP2020082559A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 株式会社巴川製紙所 | 熱転写受像シート |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP6173677A patent/JPH0811444A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6699817B2 (en) * | 2001-03-05 | 2004-03-02 | Oji Paper Co., Ltd. | Thermal transfer recording sheet |
| JP2012200943A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 昇華転写用熱転写受像シート |
| JP2015193251A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート用支持体および熱転写受像シートならびにそれらの製造方法 |
| JP2016210155A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シートおよびその製造方法 |
| WO2019181010A1 (ja) * | 2018-03-22 | 2019-09-26 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
| JPWO2019181010A1 (ja) * | 2018-03-22 | 2020-09-17 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
| JP2019171869A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社巴川製紙所 | 熱転写受像シートおよびその製造方法 |
| JP2020082559A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 株式会社巴川製紙所 | 熱転写受像シート |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021029 |