JPH08118504A - 難燃性コルゲートチューブ - Google Patents
難燃性コルゲートチューブInfo
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- JPH08118504A JPH08118504A JP6255169A JP25516994A JPH08118504A JP H08118504 A JPH08118504 A JP H08118504A JP 6255169 A JP6255169 A JP 6255169A JP 25516994 A JP25516994 A JP 25516994A JP H08118504 A JPH08118504 A JP H08118504A
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- JP
- Japan
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- corrugated tube
- weight
- parts
- flame retardant
- polyolefin
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐熱性に優れ、高度な難燃性を有するコルゲー
トチューブを提供する。 【構成】ポリオレフィン、三酸化アンチモン、ハロゲン
系難燃剤、例えば、1,2−ビス(ペンタブロモフェニ
ル)エタン等、および平均粒径が0.1〜20μmの無
機充填剤、例えば、タルク、炭酸カルシウム等を含み、
ポリオレフィン100重量部に対して、三酸化アンチモ
ンは3〜15重量部であり、ハロゲン系難燃剤と無機充
填剤の配合量をそれぞれX重量部およびY重量部とした
とき、下記式 23≦ X + √Y ≦45 且つ 0.1 ≦Y≦ 60.0 を満足する組成物よりなる難燃性コルゲートチューブ。
トチューブを提供する。 【構成】ポリオレフィン、三酸化アンチモン、ハロゲン
系難燃剤、例えば、1,2−ビス(ペンタブロモフェニ
ル)エタン等、および平均粒径が0.1〜20μmの無
機充填剤、例えば、タルク、炭酸カルシウム等を含み、
ポリオレフィン100重量部に対して、三酸化アンチモ
ンは3〜15重量部であり、ハロゲン系難燃剤と無機充
填剤の配合量をそれぞれX重量部およびY重量部とした
とき、下記式 23≦ X + √Y ≦45 且つ 0.1 ≦Y≦ 60.0 を満足する組成物よりなる難燃性コルゲートチューブ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性に優れ、高度な
難燃性を有するコルゲートチューブに関する。
難燃性を有するコルゲートチューブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コルゲートチューブは、自動車や
電気製品の電線・ケーブル(以下、これらを導電線と称
する。)などを収納して、導電線を保護する目的で使用
されている。たとえば、自動車のエンジンルームのよう
に高温となる場所に導電線を束ねて配置する場合、高温
にさらされて銅線の被覆材が熱で溶融したり、油で膨潤
したりすることを避けるためにコルゲートチューブ内に
導電線を収納する方法が採用されている。
電気製品の電線・ケーブル(以下、これらを導電線と称
する。)などを収納して、導電線を保護する目的で使用
されている。たとえば、自動車のエンジンルームのよう
に高温となる場所に導電線を束ねて配置する場合、高温
にさらされて銅線の被覆材が熱で溶融したり、油で膨潤
したりすることを避けるためにコルゲートチューブ内に
導電線を収納する方法が採用されている。
【0003】コルゲートチューブに用いる材料として
は、上記問題を防ぐため耐熱性、耐油性が要求されるだ
けでなく、柔軟性などのコルゲートチューブ材としての
特性が要求されるため、一般にポリオレフィン系材料が
用いられている。又、近年、銅線のショートによる自動
車の火災事故が何件か報告されており、今後は高難燃性
のコルゲートチューブ材料が望まれている。
は、上記問題を防ぐため耐熱性、耐油性が要求されるだ
けでなく、柔軟性などのコルゲートチューブ材としての
特性が要求されるため、一般にポリオレフィン系材料が
用いられている。又、近年、銅線のショートによる自動
車の火災事故が何件か報告されており、今後は高難燃性
のコルゲートチューブ材料が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コルゲートチューブの
難燃化は、射出成形などの一般用途材料を難燃化する場
合に比べかなり難しい事が判っている。これは、コルゲ
ートチューブの肉厚が薄いため燃焼時の酸素供給が容易
である事や、チューブ内に収納された塩ビ被覆電線から
可燃性の可塑剤が揮発する事などによりコルゲートチュ
ーブが燃焼し易くなるためと考えられる。そこで、難燃
性を向上させるために難燃剤の大量添加を試みてきた
が、大幅なコストアップにつながったり、成形時にヤケ
が発生し易くなるなどの問題があった。
難燃化は、射出成形などの一般用途材料を難燃化する場
合に比べかなり難しい事が判っている。これは、コルゲ
ートチューブの肉厚が薄いため燃焼時の酸素供給が容易
である事や、チューブ内に収納された塩ビ被覆電線から
可燃性の可塑剤が揮発する事などによりコルゲートチュ
ーブが燃焼し易くなるためと考えられる。そこで、難燃
性を向上させるために難燃剤の大量添加を試みてきた
が、大幅なコストアップにつながったり、成形時にヤケ
が発生し易くなるなどの問題があった。
【0005】従って、コルゲートチューブとしての性能
を維持しつつ、比較的少ない難燃剤の添加により高難燃
性を有する材料の開発が課題となっている。
を維持しつつ、比較的少ない難燃剤の添加により高難燃
性を有する材料の開発が課題となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
課題に鑑み鋭意研究した結果、ポリオレフィンに特定の
割合の三酸化アンチモン、ハロゲン系難燃剤、および無
機充填剤を配合した材料でコルゲートチューブを成形す
る事により、コルゲートチューブとしての性能を損なう
事なく、より高度な難燃性を有するコルゲートチューブ
が得られる事を見い出し、本発明を完成するに至ったも
のである。
課題に鑑み鋭意研究した結果、ポリオレフィンに特定の
割合の三酸化アンチモン、ハロゲン系難燃剤、および無
機充填剤を配合した材料でコルゲートチューブを成形す
る事により、コルゲートチューブとしての性能を損なう
事なく、より高度な難燃性を有するコルゲートチューブ
が得られる事を見い出し、本発明を完成するに至ったも
のである。
【0007】即ち、本発明は、ポリオレフィン、三酸化
アンチモン、ハロゲン系難燃剤および無機充填剤を含
み、ポリオレフィン100重量部に対して三酸化アンチ
モンは3〜15重量部であり、ハロゲン系難燃剤と無機
充填剤の配合量をそれぞれX重量部およびY重量部とし
たとき、下記式 25≦ X + √Y ≦45 且つ 0.1 ≦Y≦ 60.0 を満足する組成物よりなることを特徴とする難燃性コル
ゲートチューブである。
アンチモン、ハロゲン系難燃剤および無機充填剤を含
み、ポリオレフィン100重量部に対して三酸化アンチ
モンは3〜15重量部であり、ハロゲン系難燃剤と無機
充填剤の配合量をそれぞれX重量部およびY重量部とし
たとき、下記式 25≦ X + √Y ≦45 且つ 0.1 ≦Y≦ 60.0 を満足する組成物よりなることを特徴とする難燃性コル
ゲートチューブである。
【0008】本発明に用いられるポリオレフィンとして
は、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−
1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1などのα−
オレフィンの単独重合体、これらα−オレフィン同士の
ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合
体等の共重合体、または、これらの単独重合体や共重合
体の混合物等をあげることができる。上記の共重合体に
は、共重合体の性質を損なわない範囲で、例えば10モ
ル%以下でα−オレフィン以外のモノマーが共重合され
ていても良く、または、無水マレイン酸等で変性されて
いても良い。
は、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−
1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1などのα−
オレフィンの単独重合体、これらα−オレフィン同士の
ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合
体等の共重合体、または、これらの単独重合体や共重合
体の混合物等をあげることができる。上記の共重合体に
は、共重合体の性質を損なわない範囲で、例えば10モ
ル%以下でα−オレフィン以外のモノマーが共重合され
ていても良く、または、無水マレイン酸等で変性されて
いても良い。
【0009】本発明における三酸化アンチモンは、一般
に入手可能なものであれば何ら制限なく使用できる。三
酸化アンチモンの配合量は、ポリオレフィン100重量
部に対して3〜15重量部でなければならず、5〜13
重量部であることが好ましい。三酸化アンチモンの配合
量が、3重量部より少ない場合は充分な難燃性が得られ
ず、また、15重量部より多い場合は難燃性の向上が見
られぬうえに、比重の増加や耐衝撃性の低下があり、好
ましくない。
に入手可能なものであれば何ら制限なく使用できる。三
酸化アンチモンの配合量は、ポリオレフィン100重量
部に対して3〜15重量部でなければならず、5〜13
重量部であることが好ましい。三酸化アンチモンの配合
量が、3重量部より少ない場合は充分な難燃性が得られ
ず、また、15重量部より多い場合は難燃性の向上が見
られぬうえに、比重の増加や耐衝撃性の低下があり、好
ましくない。
【0010】本発明で用いられるハロゲン系難燃剤は、
脂肪族臭素化合物、脂環式臭素化合物、および芳香族臭
素化合物などの従来公知の化合物が使用できる。具体的
に例示すれば脂肪族臭素化合物としては、テトラブロモ
エタン等の臭素化アルカン;トリス(臭素化ネオペンチ
ル)ホスフェート等のトリス(臭素化アルキル)ホスフ
ェート等が挙げられる。又、脂環式臭素化合物として
は、トリス(ジブロモエチル)イソシアヌレート等の臭
素化アルキルイソシアヌレート;ヘキサブロモシクロド
デカン;ペンタブロモクロロシクロヘキサン等が挙げら
れる。又、芳香族臭素化合物の具体例を示せば、ヘキサ
ブロモベンゼン、ペンタブロモベンゼン等の臭素化ベン
ゼン;ペンタブロモトルエン、テトラブロモトルエン等
の臭素化トルエン;テトラブロモキシレン、トリブロモ
キシレン等の臭素化キシレン;ペンタブロモフェノー
ル、テトラブロモレゾルシン、トリブロモピロガロー
ル、ナトリウムペンタブロムフェノレート等の臭素化フ
ェノールおよびその金属塩;ペンタブロムアニリン、テ
トラブロムアニリン等の臭素化アニリン;ペンタブロム
安息香酸、テトラブロム安息香酸および誘導体;テトラ
ブロムサリチル酸、テトラブロムクレゾール等の臭素化
ベンゼン異種置換体;四臭素無水フタル酸等の臭素化無
水フタル酸;臭素化ビフェニル;臭素化ジフェニルエー
テル、臭素化ジフェニルチオエーテル、臭素化ジフェニ
ルアルカン等の臭素化ジフェニル誘導体;臭素化ナフタ
レン誘導体;臭素化アントラセン誘導体;1,2−ビス
(ペンタブロモフェニル)エタン等の臭素化ビフェニル
アルカン;2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−
(2,3−ジブロモプロピル)フェニル〕プロパン等の
四臭化ビスフェノールAビス(ポリブロモアルキルエー
テル);2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(2,
3−ジブロモプロピル)フェニル〕スルホン等の四臭化
ビスフェノールSビス(ポリブロモアルキルエーテ
ル);トリブロムポリエステル等の臭素化芳香族重合体
等があげられる。
脂肪族臭素化合物、脂環式臭素化合物、および芳香族臭
素化合物などの従来公知の化合物が使用できる。具体的
に例示すれば脂肪族臭素化合物としては、テトラブロモ
エタン等の臭素化アルカン;トリス(臭素化ネオペンチ
ル)ホスフェート等のトリス(臭素化アルキル)ホスフ
ェート等が挙げられる。又、脂環式臭素化合物として
は、トリス(ジブロモエチル)イソシアヌレート等の臭
素化アルキルイソシアヌレート;ヘキサブロモシクロド
デカン;ペンタブロモクロロシクロヘキサン等が挙げら
れる。又、芳香族臭素化合物の具体例を示せば、ヘキサ
ブロモベンゼン、ペンタブロモベンゼン等の臭素化ベン
ゼン;ペンタブロモトルエン、テトラブロモトルエン等
の臭素化トルエン;テトラブロモキシレン、トリブロモ
キシレン等の臭素化キシレン;ペンタブロモフェノー
ル、テトラブロモレゾルシン、トリブロモピロガロー
ル、ナトリウムペンタブロムフェノレート等の臭素化フ
ェノールおよびその金属塩;ペンタブロムアニリン、テ
トラブロムアニリン等の臭素化アニリン;ペンタブロム
安息香酸、テトラブロム安息香酸および誘導体;テトラ
ブロムサリチル酸、テトラブロムクレゾール等の臭素化
ベンゼン異種置換体;四臭素無水フタル酸等の臭素化無
水フタル酸;臭素化ビフェニル;臭素化ジフェニルエー
テル、臭素化ジフェニルチオエーテル、臭素化ジフェニ
ルアルカン等の臭素化ジフェニル誘導体;臭素化ナフタ
レン誘導体;臭素化アントラセン誘導体;1,2−ビス
(ペンタブロモフェニル)エタン等の臭素化ビフェニル
アルカン;2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−
(2,3−ジブロモプロピル)フェニル〕プロパン等の
四臭化ビスフェノールAビス(ポリブロモアルキルエー
テル);2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(2,
3−ジブロモプロピル)フェニル〕スルホン等の四臭化
ビスフェノールSビス(ポリブロモアルキルエーテ
ル);トリブロムポリエステル等の臭素化芳香族重合体
等があげられる。
【0011】これらのうち、芳香族臭素化合物が好まし
く、さらにベンゼン環に臭素が直接結合した芳香族臭素
化合物がコルゲートチューブ成形時のヤケが少ない点で
好適に用いられる。その中でも、臭素化ビフェニルアル
カンは燃焼時の毒性が低いため好ましく使用され、特に
1,2−ビス(ペンタブロモフェニル)エタンが好適に
使用される。
く、さらにベンゼン環に臭素が直接結合した芳香族臭素
化合物がコルゲートチューブ成形時のヤケが少ない点で
好適に用いられる。その中でも、臭素化ビフェニルアル
カンは燃焼時の毒性が低いため好ましく使用され、特に
1,2−ビス(ペンタブロモフェニル)エタンが好適に
使用される。
【0012】本発明に用いられる無機充填剤としては従
来公知の化合物が使用でき、具体的にはタルク、ケイ酸
カルシウム、ケイ酸アルミニウム等のケイ酸塩;炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム等のアルカ
リ土類金属の炭酸塩;硫酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、炭酸バリウム等のアルカリ土類金属の硫酸塩、水酸
化アルミニウム等の金属水酸化物が挙げられる。中でも
ケイ酸塩、アルカリ土類金属の炭酸塩が、コルゲートチ
ューブの柔軟性を阻害せず、しかも、上記したハロゲン
系難燃剤の難燃性をさらに向上させることができ、さら
にコスト低減などの点から好適に使用できる。
来公知の化合物が使用でき、具体的にはタルク、ケイ酸
カルシウム、ケイ酸アルミニウム等のケイ酸塩;炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム等のアルカ
リ土類金属の炭酸塩;硫酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、炭酸バリウム等のアルカリ土類金属の硫酸塩、水酸
化アルミニウム等の金属水酸化物が挙げられる。中でも
ケイ酸塩、アルカリ土類金属の炭酸塩が、コルゲートチ
ューブの柔軟性を阻害せず、しかも、上記したハロゲン
系難燃剤の難燃性をさらに向上させることができ、さら
にコスト低減などの点から好適に使用できる。
【0013】上記の無機充填剤は、平均粒径が0.1〜
20μmでなけらばならない。平均粒径が0.1μm未
満のときは2次凝集し易くなり、成形性が低下し好まし
くない。また、平均粒径が20μmを越えるときは難燃
性が低下するため好ましくない。
20μmでなけらばならない。平均粒径が0.1μm未
満のときは2次凝集し易くなり、成形性が低下し好まし
くない。また、平均粒径が20μmを越えるときは難燃
性が低下するため好ましくない。
【0014】無機充填剤は一般にポリオレフィンの剛性
向上のために使用されるが、本発明における無機充填剤
は、ハロゲン系難燃剤との組み合わせによるものと考え
られるが、コルゲートチューブに要求される柔軟性を阻
害することはない。また、無機充填剤は難燃助剤的な挙
動を示し、ハロゲン系難燃剤の難燃性をさらに向上させ
るという驚くべき効果を発揮する。
向上のために使用されるが、本発明における無機充填剤
は、ハロゲン系難燃剤との組み合わせによるものと考え
られるが、コルゲートチューブに要求される柔軟性を阻
害することはない。また、無機充填剤は難燃助剤的な挙
動を示し、ハロゲン系難燃剤の難燃性をさらに向上させ
るという驚くべき効果を発揮する。
【0015】本発明において、ポリオレフィン100重
量部に対するハロゲン系難燃剤と無機充填剤の配合量を
それぞれX重量部およびY重量部とすると、次の関係式 25≦ X+√Y ≦45 を満足しなければならず、好ましくは 26≦ X+√Y ≦43 の範囲である。XとYが上記下限値よりも少ない場合、
コルゲートチューブとしての充分な難燃効果が得られ
ず、また、上限値よりも多い場合、成形性、耐衝撃性の
低下、比重の増加といった問題があるだけでなく安定的
混練作業が困難となるため好ましくない。
量部に対するハロゲン系難燃剤と無機充填剤の配合量を
それぞれX重量部およびY重量部とすると、次の関係式 25≦ X+√Y ≦45 を満足しなければならず、好ましくは 26≦ X+√Y ≦43 の範囲である。XとYが上記下限値よりも少ない場合、
コルゲートチューブとしての充分な難燃効果が得られ
ず、また、上限値よりも多い場合、成形性、耐衝撃性の
低下、比重の増加といった問題があるだけでなく安定的
混練作業が困難となるため好ましくない。
【0016】また、無機充填剤の配合量Yは、下記式 0.1 ≦Y≦ 60.0 を満足しなければならない。Yが上記下限値よりも少な
い場合、難燃助剤的な難燃効果が十分得られず、また、
上限値よりも多い場合、成形性、耐衝撃性の低下、比重
の増加といった問題があるだけでなく難燃性についても
かえって低下する傾向があるため好ましくない。Yは上
記範囲であれば十分であるが、コルゲートチューブとし
ての柔軟性をより求める場合には、1.0〜10.0の
範囲であることが好ましい。
い場合、難燃助剤的な難燃効果が十分得られず、また、
上限値よりも多い場合、成形性、耐衝撃性の低下、比重
の増加といった問題があるだけでなく難燃性についても
かえって低下する傾向があるため好ましくない。Yは上
記範囲であれば十分であるが、コルゲートチューブとし
ての柔軟性をより求める場合には、1.0〜10.0の
範囲であることが好ましい。
【0017】本発明のコルゲートチューブは、前記した
成分のほかに、本発明の効果を損なわない範囲で、必要
に応じて従来公知のエチレン−プロピレン共重合体ゴム
などの熱可塑性樹脂、安定剤、耐候剤、銅害防止剤、着
色剤、帯電防止剤、滑剤、核剤を添加してもよい。
成分のほかに、本発明の効果を損なわない範囲で、必要
に応じて従来公知のエチレン−プロピレン共重合体ゴム
などの熱可塑性樹脂、安定剤、耐候剤、銅害防止剤、着
色剤、帯電防止剤、滑剤、核剤を添加してもよい。
【0018】本発明のコルゲートチューブを調製する各
成分の配合順番、混合方法などは特に限定されず、一般
にタンブラー式ブレンダー、V型ブレンダー、ヘンシェ
ルミキサー、リボンミキサー等を用いて常法により行わ
れる。
成分の配合順番、混合方法などは特に限定されず、一般
にタンブラー式ブレンダー、V型ブレンダー、ヘンシェ
ルミキサー、リボンミキサー等を用いて常法により行わ
れる。
【0019】本発明のコルゲートチューブの作成方法
は、従来公知の方法が何ら制限なく使用できる。たとえ
ば、異形押出成形により円筒状のチューブを押し出した
後、金型により蛇腹状のコルゲートチューブに成形する
方法が挙げられる。
は、従来公知の方法が何ら制限なく使用できる。たとえ
ば、異形押出成形により円筒状のチューブを押し出した
後、金型により蛇腹状のコルゲートチューブに成形する
方法が挙げられる。
【0020】
【効果】ポリオレフィン、三酸化アンチモン、ハロゲン
系難燃剤、および無機充填剤を特定の配合割合で配合し
てなる本発明のコルゲートチューブは、成形時のヤケな
どの問題もなく、コルゲートチューブとしての性能を損
なう事なく、高度な難燃性を有する。
系難燃剤、および無機充填剤を特定の配合割合で配合し
てなる本発明のコルゲートチューブは、成形時のヤケな
どの問題もなく、コルゲートチューブとしての性能を損
なう事なく、高度な難燃性を有する。
【0021】
【実施例】本発明を更に具体的に説明するために以下に
実施例および比較例を掲げて説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。なお、実施例お
よび比較例で示した記号は以下の通りである。
実施例および比較例を掲げて説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。なお、実施例お
よび比較例で示した記号は以下の通りである。
【0022】1.ポリオレフィン((株)トクヤマ製:
粉末状) A:エチレン−プロピレンブロックコポリマー(MF
R:1.5g/10min,エチレン含有量2.5wt
%) B:エチレン−プロピレンブロックコポリマー(MF
R:2.5g/10min,エチレン含有量2.4wt
%) C:プロピレンホモポリマー(MFR:1.75g/1
0min) 2.オレフィン系熱可塑性エラストマー D:エチレン−プロピレンラバー(日本合成ゴム(株)
製 EP−02P) 3.ハロゲン系難燃剤 E:1,2−ビス(ペンタブロモフェニル)エタン F:2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(2,3−
ジブロモプロピル)フェニル〕プロパン G:2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(2,3−
ジブロモプロピル)フェニル〕スルホン H:デカブロモジフェニルエーテル 4.難燃助剤 I:三酸化アンチモン 5.無機充填剤 J:炭酸カルシウム K:タルク L:水酸化マグネシウム 実施例及び比較例 ポリオレフィン系コルゲートチューブ材料の調製および
試験方法は以下のようにして行った。
粉末状) A:エチレン−プロピレンブロックコポリマー(MF
R:1.5g/10min,エチレン含有量2.5wt
%) B:エチレン−プロピレンブロックコポリマー(MF
R:2.5g/10min,エチレン含有量2.4wt
%) C:プロピレンホモポリマー(MFR:1.75g/1
0min) 2.オレフィン系熱可塑性エラストマー D:エチレン−プロピレンラバー(日本合成ゴム(株)
製 EP−02P) 3.ハロゲン系難燃剤 E:1,2−ビス(ペンタブロモフェニル)エタン F:2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(2,3−
ジブロモプロピル)フェニル〕プロパン G:2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4−(2,3−
ジブロモプロピル)フェニル〕スルホン H:デカブロモジフェニルエーテル 4.難燃助剤 I:三酸化アンチモン 5.無機充填剤 J:炭酸カルシウム K:タルク L:水酸化マグネシウム 実施例及び比較例 ポリオレフィン系コルゲートチューブ材料の調製および
試験方法は以下のようにして行った。
【0023】(1)予備混合 ポリオレフィン100重量部に対して、表1のハロゲン
系難燃剤、難燃助剤、無機充填剤および酸化防止剤(テ
トラキス−〔メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート〕メタ
ン):0.3重量部、酸化防止剤(ジラウリルチオプロ
ピオネート):0.3重量部、酸化防止剤:トリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、分
散安定剤(ステアリン酸アルミニウム):0.2重量部
を配合し、ヘンシェルミキサーで予備混合した。
系難燃剤、難燃助剤、無機充填剤および酸化防止剤(テ
トラキス−〔メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート〕メタ
ン):0.3重量部、酸化防止剤(ジラウリルチオプロ
ピオネート):0.3重量部、酸化防止剤:トリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、分
散安定剤(ステアリン酸アルミニウム):0.2重量部
を配合し、ヘンシェルミキサーで予備混合した。
【0024】(2)ペレット化 上記の材料をベント付き50mmφ押出機を用いてペレ
ット化した。
ット化した。
【0025】(3)効果試験 実施例および比較例は下記(ア)、(イ)、(ウ)およ
び(エ)の試験を行い、結果を表1に示した。
び(エ)の試験を行い、結果を表1に示した。
【0026】(ア)燃焼試験 ペレット化した材料を240℃に加熱した異形押出成形
機に10分間滞留させた後、コルゲートチューブ(25
mmφ)を成形した。コルゲートチューブの中に導電線
を挿入した状態で、垂直燃焼により燃焼性区分を判定し
た。
機に10分間滞留させた後、コルゲートチューブ(25
mmφ)を成形した。コルゲートチューブの中に導電線
を挿入した状態で、垂直燃焼により燃焼性区分を判定し
た。
【0027】(イ)耐熱性確認試験 上記(ア)と同様にして成形したコルゲートチューブの
表面を観察し、変色性(耐熱性)を4段階で評価した。
表面を観察し、変色性(耐熱性)を4段階で評価した。
【0028】◎:変色全くなし ○:変色なし △:やや変色 ×:変色著しい (ウ)柔軟性確認試験 上記(ア)と同様にして成形した長さ30cmのコルゲ
ートチューブで内径3cmの輪を作り、コルゲートチュ
ーブ表面の割れの状態を観察し、成形品の柔軟性を3段
階で評価した。
ートチューブで内径3cmの輪を作り、コルゲートチュ
ーブ表面の割れの状態を観察し、成形品の柔軟性を3段
階で評価した。
【0029】◎:曲がりやすく割れなし ○:多少曲がりにくいが割れなし ×:割れ有り
【0030】
【表1】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/02 KEJ C08L 23/00 LDD B29K 23:00 105:16 B29L 23:18
Claims (1)
- 【請求項1】ポリオレフィン、三酸化アンチモン、ハロ
ゲン系難燃剤および平均粒径が0.1〜20μmの無機
充填剤を含み、ポリオレフィン100重量部に対して三
酸化アンチモンは3〜15重量部であり、ハロゲン系難
燃剤と無機充填剤の配合量をそれぞれX重量部およびY
重量部としたとき、下記式 25≦ X + √Y ≦45 且つ 0.1 ≦Y≦ 60.0 を満足する組成物よりなることを特徴とする難燃性コル
ゲートチューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255169A JPH08118504A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 難燃性コルゲートチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255169A JPH08118504A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 難燃性コルゲートチューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08118504A true JPH08118504A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17275019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6255169A Pending JPH08118504A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 難燃性コルゲートチューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08118504A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012711A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | オレフィン系エラストマー組成物 |
| JP2010270811A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ポリオレフィン系樹脂組成物製の波付可とう管 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6255169A patent/JPH08118504A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012711A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | オレフィン系エラストマー組成物 |
| JP2010270811A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ポリオレフィン系樹脂組成物製の波付可とう管 |
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