JPH08120197A - 粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents
粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH08120197A JPH08120197A JP28585094A JP28585094A JPH08120197A JP H08120197 A JPH08120197 A JP H08120197A JP 28585094 A JP28585094 A JP 28585094A JP 28585094 A JP28585094 A JP 28585094A JP H08120197 A JPH08120197 A JP H08120197A
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- JP
- Japan
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- polyester resin
- acid
- resin composition
- powder coating
- curing agent
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 テレフタル酸及び/又はイソフタル酸を主体
とし、酸成分の0.01〜0.15モル%が金属塩スルホネート
基を有するイソフタル酸である酸成分と脂肪族ジオール
を主体とするアルコール成分とからなり、極限粘度が0.
15〜0.40、酸価が10〜80mgKOH/gであるポリエステル樹
脂87〜98重量部とヒドロキシルアルキルアミド系硬化剤
13〜2重量部とからなる。 【効果】 耐候性、耐沸騰水性及び耐塩水噴霧性に優れ
た塗膜を与える粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物を容
易に得ることができる。
とし、酸成分の0.01〜0.15モル%が金属塩スルホネート
基を有するイソフタル酸である酸成分と脂肪族ジオール
を主体とするアルコール成分とからなり、極限粘度が0.
15〜0.40、酸価が10〜80mgKOH/gであるポリエステル樹
脂87〜98重量部とヒドロキシルアルキルアミド系硬化剤
13〜2重量部とからなる。 【効果】 耐候性、耐沸騰水性及び耐塩水噴霧性に優れ
た塗膜を与える粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物を容
易に得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温焼付けが可能で、
優れた耐候性、耐沸騰水性及び耐塩水噴霧性を有する粉
体塗料用ポリエステル樹脂組成物に関するものである。
優れた耐候性、耐沸騰水性及び耐塩水噴霧性を有する粉
体塗料用ポリエステル樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉体塗料は、従来の溶剤型塗料と比較し
て、無公害塗料であること、塗装直後でも利用に供しう
ること、多層の重ね塗りが不要であること、比較的安価
であること、塗装時の余剰分の回収再利用が可能である
こと等の利点が認められ、家庭用電気製品、建材、自動
車用部品等の保護装飾用塗料として、近年益々需要が拡
大している。
て、無公害塗料であること、塗装直後でも利用に供しう
ること、多層の重ね塗りが不要であること、比較的安価
であること、塗装時の余剰分の回収再利用が可能である
こと等の利点が認められ、家庭用電気製品、建材、自動
車用部品等の保護装飾用塗料として、近年益々需要が拡
大している。
【0003】粉体塗料としては、ポリエステル系、エポ
キシ系、アクリル系等種々のものが知られているが、特
にポリエステル系のものがバランスのとれた塗膜を与え
る塗料として重用されている。中でもヒドロキシルアル
キルアミド系硬化剤で硬化する末端が主としてカルボキ
シル基のポリエステル樹脂をベースとする粉体塗料は、
低温焼付けが可能で、かつ優れた耐候性を有しているこ
とが知られている。しかしながら、ヒドロキシルアルキ
ルアミド系硬化剤で硬化するタイプの粉体塗料は、沸騰
水処理後ならびに塩水噴霧処理後の付着性が良くないと
いう問題があった。
キシ系、アクリル系等種々のものが知られているが、特
にポリエステル系のものがバランスのとれた塗膜を与え
る塗料として重用されている。中でもヒドロキシルアル
キルアミド系硬化剤で硬化する末端が主としてカルボキ
シル基のポリエステル樹脂をベースとする粉体塗料は、
低温焼付けが可能で、かつ優れた耐候性を有しているこ
とが知られている。しかしながら、ヒドロキシルアルキ
ルアミド系硬化剤で硬化するタイプの粉体塗料は、沸騰
水処理後ならびに塩水噴霧処理後の付着性が良くないと
いう問題があった。
【0004】従来、沸騰水処理あるいは塩水噴霧処理後
の付着性を向上させる方法としては、エポキシ樹脂を配
合する手法が知られている。しかし、エポキシ樹脂を配
合することにより耐候性及び機械的強度が低下するとい
う問題があった。
の付着性を向上させる方法としては、エポキシ樹脂を配
合する手法が知られている。しかし、エポキシ樹脂を配
合することにより耐候性及び機械的強度が低下するとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決し、低温焼付けが可能で、優れた耐候性、耐
沸騰水性及び耐塩水噴霧性を有する粉体塗料を与えるポ
リエステル樹脂組成物を提供しようとするものである。
問題を解決し、低温焼付けが可能で、優れた耐候性、耐
沸騰水性及び耐塩水噴霧性を有する粉体塗料を与えるポ
リエステル樹脂組成物を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために研究を重ねた結果、ポリエステル樹脂
の構成成分に少量の金属塩スルホネート基を有するイソ
フタル酸成分を導入することによりこの目的が達成され
ることを見出し、本発明に到達した。
を解決するために研究を重ねた結果、ポリエステル樹脂
の構成成分に少量の金属塩スルホネート基を有するイソ
フタル酸成分を導入することによりこの目的が達成され
ることを見出し、本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明の要旨は、テレフタル酸
及び/又はイソフタル酸を主体とし、酸成分の0.01〜0.
15モル%が金属塩スルホネート基を有するイソフタル酸
である酸成分と脂肪族ジオールを主体とするアルコール
成分とからなり、極限粘度が0.15〜0.40、酸価が10〜80
mgKOH/gであるポリエステル樹脂87〜98重量部とヒドロ
キシルアルキルアミド系硬化剤13〜2重量部とからなる
粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物にある。
及び/又はイソフタル酸を主体とし、酸成分の0.01〜0.
15モル%が金属塩スルホネート基を有するイソフタル酸
である酸成分と脂肪族ジオールを主体とするアルコール
成分とからなり、極限粘度が0.15〜0.40、酸価が10〜80
mgKOH/gであるポリエステル樹脂87〜98重量部とヒドロ
キシルアルキルアミド系硬化剤13〜2重量部とからなる
粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物にある。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明において、ポリエステル樹脂を構成する酸成分とし
ては、テレフタル酸及び/又はイソフタル酸を主体と
し、酸成分の0.01〜0.15モル%が金属塩スルホネート基
を有するイソフタル酸であるものが用いられるが、必要
に応じてアジピン酸、セバシン酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸、トリメシン酸等を併用することもでき
る。一方、アルコール成分としては、脂肪族ジオールを
主体とするものが用いられ、ネオペンチルグリコール及
びエチレングリコールが好ましく、必要に応じてジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、トリメチロールプロパン、1,6−ヘキサンジ
オール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シ
クロヘキサンジオール、ビスフェノールA、ペンタエリ
スリトール、グリセリン等を併用することもできる。ま
た、4−ヒドロキシ安息香酸等のヒドロキシカルボン酸
成分を併用してもよい。
発明において、ポリエステル樹脂を構成する酸成分とし
ては、テレフタル酸及び/又はイソフタル酸を主体と
し、酸成分の0.01〜0.15モル%が金属塩スルホネート基
を有するイソフタル酸であるものが用いられるが、必要
に応じてアジピン酸、セバシン酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸、トリメシン酸等を併用することもでき
る。一方、アルコール成分としては、脂肪族ジオールを
主体とするものが用いられ、ネオペンチルグリコール及
びエチレングリコールが好ましく、必要に応じてジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、トリメチロールプロパン、1,6−ヘキサンジ
オール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シ
クロヘキサンジオール、ビスフェノールA、ペンタエリ
スリトール、グリセリン等を併用することもできる。ま
た、4−ヒドロキシ安息香酸等のヒドロキシカルボン酸
成分を併用してもよい。
【0009】金属塩スルホネート基を有するイソフタル
酸(以下SIPと略す)としては、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸及び
5−リチウムスルホイソフタル酸が好ましく用いられ、
ジメチルエステル、ジエチレングリコールエステル等の
エステル形成性誘導体として用いてもよい。
酸(以下SIPと略す)としては、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸及び
5−リチウムスルホイソフタル酸が好ましく用いられ、
ジメチルエステル、ジエチレングリコールエステル等の
エステル形成性誘導体として用いてもよい。
【0010】SIPの量は、全酸成分の0.01〜0.15モル
%とすることが必要であり、好ましくは0.05〜0.10モル
%とされる。この量が0.01モル%未満であると、沸騰水
処理あるいは塩水噴霧処理後の付着性の向上に効果が認
められない。一方、この量が0.15モル%を超えると塗膜
の平滑性が低下してしまう。
%とすることが必要であり、好ましくは0.05〜0.10モル
%とされる。この量が0.01モル%未満であると、沸騰水
処理あるいは塩水噴霧処理後の付着性の向上に効果が認
められない。一方、この量が0.15モル%を超えると塗膜
の平滑性が低下してしまう。
【0011】また、ポリエステル樹脂は、極限粘度が0.
15〜0.40、酸価が10〜80mgKOH/gのものであることが必
要である。ポリエステル樹脂の極限粘度が0.15未満の場
合、塗膜の機械的強度が低下し、一方、極限粘度が0.40
を超える場合、ポリエステル樹脂の強度が強くなりす
ぎ、併せて溶融粘度も高くなることから粉砕性、塗膜の
平滑性が悪くなる。特に好ましいものは、極限粘度が0.
17〜0.35のものである。また、ポリエステル樹脂の酸価
が10mgKOH/g未満の場合、ポリエステル樹脂とヒドロキ
シルアルキルアミド系硬化剤との架橋点が少なくなるた
めに機械的強度が低下する。一方、酸価が80mgKOH/gを
超えるとポリエステル樹脂の分子量が著しく低くなり、
結果として塗膜の機械的強度が低下する傾向がある。特
に好ましいものは酸価が15〜35mgKOH/gのものである。
15〜0.40、酸価が10〜80mgKOH/gのものであることが必
要である。ポリエステル樹脂の極限粘度が0.15未満の場
合、塗膜の機械的強度が低下し、一方、極限粘度が0.40
を超える場合、ポリエステル樹脂の強度が強くなりす
ぎ、併せて溶融粘度も高くなることから粉砕性、塗膜の
平滑性が悪くなる。特に好ましいものは、極限粘度が0.
17〜0.35のものである。また、ポリエステル樹脂の酸価
が10mgKOH/g未満の場合、ポリエステル樹脂とヒドロキ
シルアルキルアミド系硬化剤との架橋点が少なくなるた
めに機械的強度が低下する。一方、酸価が80mgKOH/gを
超えるとポリエステル樹脂の分子量が著しく低くなり、
結果として塗膜の機械的強度が低下する傾向がある。特
に好ましいものは酸価が15〜35mgKOH/gのものである。
【0012】本発明におけるポリエステル樹脂は、常法
に従って製造することができる。すなわち、エステル化
又はエステル交換反応を行った後、重縮合反応を行って
高重合度のポリエステルとした後、必要に応じて少量の
カルボン酸成分で解重合を行うことによって製造するこ
とができる。そして、SIPは、上記の反応の任意の段
階で導入することができる。
に従って製造することができる。すなわち、エステル化
又はエステル交換反応を行った後、重縮合反応を行って
高重合度のポリエステルとした後、必要に応じて少量の
カルボン酸成分で解重合を行うことによって製造するこ
とができる。そして、SIPは、上記の反応の任意の段
階で導入することができる。
【0013】本発明で硬化剤として用いるヒドロキシル
アルキルアミド系硬化剤としては、次の一般式で表され
るものが挙げられ、ローム&ハース社から「Primid XL-
552」の商品名で市販されているものがある。
アルキルアミド系硬化剤としては、次の一般式で表され
るものが挙げられ、ローム&ハース社から「Primid XL-
552」の商品名で市販されているものがある。
【化1】 ここで、R1 は水素又はアルキル基、R2 はアルキレン
基を示す。
基を示す。
【0014】ポリエステル樹脂と硬化剤の割合は、ポリ
エステル樹脂87〜98重量部、硬化剤13〜2重量部の割合
とすることが必要であり、好ましくはポリエステル樹脂
90〜97重量部、硬化剤10〜3重量部の割合である。硬化
剤の割合が少なすぎると硬化反応が不十分となり、塗膜
の機械的強度が低下する。逆に、硬化剤の割合が多すぎ
ると塗膜外観が劣るようになる。なお、硬化剤の配合量
は、上記の範囲で、ポリエステル樹脂のカルボキシル基
量に対して 0.8〜1.2 倍当量の範囲とすることが好まし
く、特に、1.0 倍当量とすることが好ましい。
エステル樹脂87〜98重量部、硬化剤13〜2重量部の割合
とすることが必要であり、好ましくはポリエステル樹脂
90〜97重量部、硬化剤10〜3重量部の割合である。硬化
剤の割合が少なすぎると硬化反応が不十分となり、塗膜
の機械的強度が低下する。逆に、硬化剤の割合が多すぎ
ると塗膜外観が劣るようになる。なお、硬化剤の配合量
は、上記の範囲で、ポリエステル樹脂のカルボキシル基
量に対して 0.8〜1.2 倍当量の範囲とすることが好まし
く、特に、1.0 倍当量とすることが好ましい。
【0015】本発明の粉体塗料用ポリエステル樹脂組成
物は、上記のようなポリエステル樹脂と硬化剤及び必要
に応じてレベリング剤、その他の添加剤、例えば二酸化
チタン、カーボンブラック等の顔料をニーダー又はロー
ルを用いて70〜130 ℃で混練することにより調製するこ
とができる。
物は、上記のようなポリエステル樹脂と硬化剤及び必要
に応じてレベリング剤、その他の添加剤、例えば二酸化
チタン、カーボンブラック等の顔料をニーダー又はロー
ルを用いて70〜130 ℃で混練することにより調製するこ
とができる。
【0016】
【作用】ポリエステル樹脂にSIP成分を導入すること
により耐沸騰水性及び耐塩水噴霧性が向上する理由は十
分解明されていないが、金属塩スルホネート基と被塗装
物との密着の度合が非常に強いことによるものと推察さ
れる。
により耐沸騰水性及び耐塩水噴霧性が向上する理由は十
分解明されていないが、金属塩スルホネート基と被塗装
物との密着の度合が非常に強いことによるものと推察さ
れる。
【0017】
【実施例】次に実施例によって本発明を具体的に説明す
る。なお、特性値は次に示す方法で測定した。 (1) 極限粘度 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物を溶媒と
し、20℃で測定した。 (2) 酸価 ジオキサン50mlにポリエステル樹脂1gを溶解し、 0.1
規定の水酸化カリウムメタノール溶液で滴定して求め
た。 (3) 平滑性 塗膜の平滑性を目視により次の3段階で評価した。 ○:良好 △:やや劣る ×:劣る (4) 60度鏡面光沢度 JIS K 5400の7.6 に準じて求めた。 (5) 耐衝撃性 JIS K 5400の8.3.2 に準じ、直径 1/2インチ、1kgの球
を垂直に落下させて、塗膜の破壊する高さを求めた。 (6) 耐沸騰水性 JIS K 5400の8.20に準じて2時間試験を行い、その後に
付着性をJIS K 5400の8.5.2 に準じて残個数を求めた
(1mm幅で 100個)。なお、残個数 100の場合が合格で
ある。 (7) 耐塩水噴霧性 JIS K 5400の9.1 に準じて片側剥離幅を求めた(500時
間)。なお、片側剥離幅 1.0mm以下が合格である。 (8) 促進耐候性 JIS K 5400の9.8.1 に準じて求めた(200時間)。
る。なお、特性値は次に示す方法で測定した。 (1) 極限粘度 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物を溶媒と
し、20℃で測定した。 (2) 酸価 ジオキサン50mlにポリエステル樹脂1gを溶解し、 0.1
規定の水酸化カリウムメタノール溶液で滴定して求め
た。 (3) 平滑性 塗膜の平滑性を目視により次の3段階で評価した。 ○:良好 △:やや劣る ×:劣る (4) 60度鏡面光沢度 JIS K 5400の7.6 に準じて求めた。 (5) 耐衝撃性 JIS K 5400の8.3.2 に準じ、直径 1/2インチ、1kgの球
を垂直に落下させて、塗膜の破壊する高さを求めた。 (6) 耐沸騰水性 JIS K 5400の8.20に準じて2時間試験を行い、その後に
付着性をJIS K 5400の8.5.2 に準じて残個数を求めた
(1mm幅で 100個)。なお、残個数 100の場合が合格で
ある。 (7) 耐塩水噴霧性 JIS K 5400の9.1 に準じて片側剥離幅を求めた(500時
間)。なお、片側剥離幅 1.0mm以下が合格である。 (8) 促進耐候性 JIS K 5400の9.8.1 に準じて求めた(200時間)。
【0018】参考例 表1に示した原料化合物を表1に示した量(モル部)で
エステル化反応槽に仕込み、温度を 100℃から徐々に昇
温し、 250℃で4時間エステル化反応を行った。得られ
たエステル化反応物を重縮合反応槽に移送した後、重縮
合反応触媒として三酸化アンチモン2×10-4モル/酸成
分モルを添加し、0.5hPa以下に減圧し、280 ℃で3時間
重縮合反応を行い、極限粘度0.45のポリエステルを得
た。次いで、このポリエステルに表1の解重合の欄に示
した化合物を表1に示した量(モル部)で添加し、不活
性ガス雰囲気中で常圧下、250 ℃で2時間解重合反応を
行い、表1に示す特性値を有するポリエステル樹脂 No.
1〜11を得た。
エステル化反応槽に仕込み、温度を 100℃から徐々に昇
温し、 250℃で4時間エステル化反応を行った。得られ
たエステル化反応物を重縮合反応槽に移送した後、重縮
合反応触媒として三酸化アンチモン2×10-4モル/酸成
分モルを添加し、0.5hPa以下に減圧し、280 ℃で3時間
重縮合反応を行い、極限粘度0.45のポリエステルを得
た。次いで、このポリエステルに表1の解重合の欄に示
した化合物を表1に示した量(モル部)で添加し、不活
性ガス雰囲気中で常圧下、250 ℃で2時間解重合反応を
行い、表1に示す特性値を有するポリエステル樹脂 No.
1〜11を得た。
【0019】
【表1】
【0020】実施例1〜5、比較例1〜6 参考例で得られたポリエステル樹脂、硬化剤;ローム&
ハース社製ヒドロキシルアルキルアミド系硬化剤;「Pr
imid XL-552 」、レベリング剤;BASF社製アクロナール
4F(ブチルポリアクリレート系レベリング剤)、ベンゾ
イン及び二酸化チタンを表2に示す量(重量部)で採
り、FM 10B型ヘンシェルミキサー(三井三池製作所製)
でドライブレンドした後、PR−46型コ・ニーダー(ブッ
ス社製)を用いて 110℃で溶融混練し、冷却、粉砕後、
145メッシュの金網で分離して粉体塗料を得た。得られ
た粉体塗料を、リン酸亜鉛処理鋼板上に膜厚が50〜60μ
m になるように静電塗装した後、表2に示した温度で20
分間焼付けを行った。塗膜性能の評価結果を表2に示
す。
ハース社製ヒドロキシルアルキルアミド系硬化剤;「Pr
imid XL-552 」、レベリング剤;BASF社製アクロナール
4F(ブチルポリアクリレート系レベリング剤)、ベンゾ
イン及び二酸化チタンを表2に示す量(重量部)で採
り、FM 10B型ヘンシェルミキサー(三井三池製作所製)
でドライブレンドした後、PR−46型コ・ニーダー(ブッ
ス社製)を用いて 110℃で溶融混練し、冷却、粉砕後、
145メッシュの金網で分離して粉体塗料を得た。得られ
た粉体塗料を、リン酸亜鉛処理鋼板上に膜厚が50〜60μ
m になるように静電塗装した後、表2に示した温度で20
分間焼付けを行った。塗膜性能の評価結果を表2に示
す。
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、耐候性、耐沸騰水性及
び耐塩水噴霧性に優れた塗膜を与える粉体塗料用ポリエ
ステル樹脂組成物を容易に得ることができる。
び耐塩水噴霧性に優れた塗膜を与える粉体塗料用ポリエ
ステル樹脂組成物を容易に得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 テレフタル酸及び/又はイソフタル酸を
主体とし、酸成分の0.01〜0.15モル%が金属塩スルホネ
ート基を有するイソフタル酸である酸成分と脂肪族ジオ
ールを主体とするアルコール成分とからなり、極限粘度
が0.15〜0.40、酸価が10〜80mgKOH/gであるポリエステ
ル樹脂87〜98重量部とヒドロキシルアルキルアミド系硬
化剤13〜2重量部とからなる粉体塗料用ポリエステル樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28585094A JPH08120197A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28585094A JPH08120197A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08120197A true JPH08120197A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17696874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28585094A Pending JPH08120197A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08120197A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111333826A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-06-26 | 黄山市向荣新材料有限公司 | Haa固化的高流平、抗厚涂针孔聚酯树脂、制备方法及应用 |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP28585094A patent/JPH08120197A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111333826A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-06-26 | 黄山市向荣新材料有限公司 | Haa固化的高流平、抗厚涂针孔聚酯树脂、制备方法及应用 |
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