JPH08121663A - 配管接続部の絶縁構造 - Google Patents

配管接続部の絶縁構造

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JPH08121663A
JPH08121663A JP6287258A JP28725894A JPH08121663A JP H08121663 A JPH08121663 A JP H08121663A JP 6287258 A JP6287258 A JP 6287258A JP 28725894 A JP28725894 A JP 28725894A JP H08121663 A JPH08121663 A JP H08121663A
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flange
pipe
insulating
insulating sheet
pipe body
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Toshiro Tsuchida
敏朗 土田
Hiroto Tatemichi
拡登 立道
Hiroshi Takahashi
博 高橋
Makoto Matsumoto
真 松本
Joji Tanaka
丞治 田中
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TAIKA KOGYO KK
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Astemo Ltd
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TAIKA KOGYO KK
Nissin Kogyo Co Ltd
Nisshin Steel Co Ltd
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁性が良好な配管接続を簡単で且つ高信頼
性の施工で得る。 【構成】 ツバ部51で抜止めされたフランジ60を介
し、管体50を相手方管体に接続する。フランジ60に
は、円筒部71,平面部72,起立部73及びスカート
部74が一体成形された絶縁シート70が装着されてお
り、起立部73よりも外周側に締付けボルト挿通孔63
に形成されている。起立部73は、ツバ部51から若干
突出する高さをもっている。 【効果】 管体50を相手方管体の端部に突き合わせ、
フランジ60をボルト締めするとき、管体50とフラン
ジ60との間が確実に絶縁される。絶縁処理の有無は、
突出したスカート部74を視認することにより確認され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電食等の腐食を抑制す
る絶縁シートをフランジと管体との間に挿入した配管接
続部に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用水,上下水,温水等の配水設備
に、耐食性,耐久性に優れたステンレス鋼が配管材料と
して使用され始めている。ステンレス鋼製の管体を普通
鋼,非鉄金属材料性の管体と接続するとき、自然電位の
違いから両材料の間に局部電池が形成され、自然電位の
低い金属側に電食が発生する。また、各種電気製品が頻
繁に使用されている昨今では、建物本体に発生している
電流が迷走電流として配管に流入し、配管材料の腐食が
促進される。電食から配管材料を保護する手段として、
配管接続部を絶縁処理し、局部電池の形成や流れ込む電
流を抑制している。配管接続部の絶縁には、接続用フラ
ンジに絶縁コーティングを施したり、合せ面に絶縁シー
トを介在させている。絶縁シートを使用する方式では、
たとえば図1に示す接続構造が採用される。普通鋼製の
管体10にステンレス鋼製の管体20を接続するとき、
管体10,20それぞれの端部にフランジ11,21を
溶接する。フランジ11と21との間に絶縁パッキン3
1を挟み、更に鉄製のフランジ22を介在させてボルト
41及びナット42で締め付ける。このとき、ボルト4
1の頭部43とフランジ11との間に、鉄製のワッシャ
44の外に絶縁ワッシャ32も挟み込む。また、ボルト
41の脚部45に絶縁スリーブ33を嵌め込み、ボルト
41とフランジ11の内周面との間を絶縁する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1の接続構造では、
各締付け部ごとに絶縁ワッシャ32及び絶縁スリーブ3
3をボルト41に挿入する作業が必要となる。また。接
続後では、絶縁パッキン31,絶縁ワッシャ32及び絶
縁スリーブ33の何れも外部から視認できない。そのた
め、絶縁パッキン31,絶縁ワッシャ32及び絶縁スリ
ーブ33の組込みを忘れた否かをチェックできない、ま
た、図1の接続構造では、組込み忘れが1か所でもある
と絶縁不良となり、管体10,20が腐食され易い環境
に曝される。絶縁スリーブ33は、ボルト41の脚部4
5に挿通された状態で配管接続部に組み込まれる。その
ため、ボルト41を締結する際に、メクレ,損傷等の欠
陥が絶縁スリーブ33に発生し易くなる。しかも、欠陥
発生の有無を目視によって点検できず、測定器を使用し
たチェック作業が要求される。本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、接続用フランジ
の一面から内周面を経て他面に至る一体形状の絶縁シー
トを使用することにより、絶縁処理を簡便にすると共
に、絶縁処理が施されているか否かを容易に外部から視
認できる配管接続構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の絶縁構造は、そ
の目的を達成するため、管端にツバ部が設けられた管体
と、前記ツバ部をストッパーとして前記管体に嵌合され
たフランジと、前記管体と前記フランジとの間に挿入さ
れた絶縁シートからなり、該絶縁シートは、前記フラン
ジの内周面に対向する円筒部と、該円筒部の一端から前
記フランジの一面に沿って半径方向に延びる平面部と、
該平面部の周縁で立ち上がり前記ツバ部の側面に対向す
る起立部と、前記フランジの他面側で前記円筒部の他端
から拡径したスカート部とを備えていることを特徴とす
る。フランジには、絶縁シートの起立部より半径方向外
側の位置で締付けボルト挿通孔が形成されている。絶縁
シートの起立部は、ツバ部の厚みより大きい高さをも
ち、フランジ面から若干突出するようになっている。ま
た、スカート部は、フランジから遠ざかるに従って径が
大きくなっており、フランジの内面側と管体の周面との
間に所定の沿面距離を維持する。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例によって
本発明を具体的に説明する。本実施例では、図2に示す
ように、管体50に緩く嵌合されたフランジ60を介し
て相手方の管体80(図4参照)と接続する。管体50
の端部には、フランジ60を止めるためのストッパーと
して働くツバ部51が形成されている。ツバ部51の外
径はフランジ60の内径よりも大きく、これによってフ
ランジ60が管体50に抜止めされる。フランジ60の
内径は、管体50の管部外径よりも若干大きくなってい
る。予め絶縁シート70が嵌挿された管体50にフラン
ジ60を挿通したとき、管体50の外周面とフランジ6
0の内周面との間の隙間に絶縁シート70が組み込まれ
る。絶縁シート70としては、耐熱性に優れたフッ素樹
脂,高密度ポリエチレン等の材質が好ましい。この絶縁
シート70は、締付け時に若干切れるものの、絶縁性能
に経年劣化もない。絶縁シート70を管体50に装着す
る方法としては、硬質樹脂でできた絶縁シート70を使
用する場合、スカート部74を温水又は熱水に浸漬して
軟らかくした後、外側から絶縁シート70を絞りながら
管体50に嵌め込む方法や、管体50に筒状のシートを
装着した後で金型を使用して押し広げスカート部74を
成形する方法等がある。また、軟質樹脂でできた絶縁シ
ート70を使用する場合には、手ですぼめながら管体5
0に装着することも可能である。
【0006】絶縁シート70は、図3(a)に示すよう
に、円筒部71,平面部72,起立部73及びスカート
部74を一体成形した形状をもっている。絶縁シート7
0をフランジ60に装着したとき、円筒部71は、フラ
ンジ60の内周面に対向する。平面部72は、円筒部7
1から半径方向外向きに広がっており、フランジ60の
一面61に接触する。平面部72の外縁は、フランジ6
0の一面61から垂直に立ち上がり、ツバ部51の外周
面に対向する起立部73となっている。起立部73は、
フランジ60の厚みよりも若干大きな高さをもってお
り、図示するようにツバ部51の上面から若干突出して
いる。フランジ60の他面62側では、フランジ60か
ら離れるほど径が大きくなったスカート部74が形成さ
れ、管体50とフランジ60との間の沿面距離が確保さ
れる。フランジ60に装着された絶縁シート70の起立
部73よりも外側の位置で、図3(b)に示すように、
フランジ60に複数の締付けボルト挿通孔63,63・
・が同心円状に形成されている。締付けボルト挿通孔6
3,63・・と起立部73との間に距離があることか
ら、締付けボルト90(図4参照)とツバ部51との間
が絶縁される。
【0007】絶縁シート70をフランジ60の内周部に
取り付けた後、フランジ60は、管体50の管部に差し
込まれ、管端のツバ部51で抜止めされる。同様にフラ
ンジ65を挿通した相手方の管体80に対向させ、図4
に示すようにフランジ60,65に締付けボルト90,
90を差し通し、ナット91,91にねじ込む。このと
き、締付けボルト90,90の頭部とフランジ65との
間及びナット91,91とフランジ60との間に、常法
に従ってワッシャ92,93を介在させる。相対向する
ツバ部51と51との間に絶縁パッキン31を挟み込
み、ボルト・ナットでフランジ60,65を締め付ける
と、ツバ部51から若干突出している起立部73は、ボ
ルト90,90がツバ部51に接触したときに両者の間
を絶縁すると共に、ツバ部51間の隙間を覆い粉塵等の
侵入を防ぐ。ツバ部51は、平面部72及び起立部73
で包み込まれるように絶縁シート70,70で区画され
た内部空間に位置し、フランジ60,65から確実に絶
縁される。したがって、粉塵が多く高温多湿の悪環境下
でも、良好な絶縁性が維持される。
【0008】また、フランジ60と管体50の外周面と
の間、及びフランジ65と管体80の外周面との間から
スカート部74,74が突出し、絶縁に必要な沿面距離
が確保される。しかも、突出したスカート部74,74
が明確に視認されることから、絶縁シート70の装着を
容易に確認することができる。なお、図4では、管体5
0,80の両方に絶縁シート70,70を装着した配管
接続を示しているが、絶縁シート70を管体50又は8
0の何れか一方に装着するだけでも良い。図4に示した
接続構造を図1と比較するとき、絶縁に必要な部品は、
絶縁シート70だけであり、ボルト締結に先立って絶縁
スリーブ,絶縁ワッシャ等をボルトに装着させる作業が
省略される。そのため、配管接続部の絶縁処理が極めて
簡単になる。しかも、絶縁シート70の装着状態を外部
から確認できるため、信頼性の高い施工となる。なお、
有色樹脂製の或いは着色処理した絶縁シート70を使用
すると、視認は一層容易になり、見落とし等を防ぐこと
ができる。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、フランジの内側形状に沿って円筒部,平面部,起立
部及びスカート部が一体成形された絶縁シートを使用す
ることによって、絶縁性に優れた配管接続が容易に行わ
れる。絶縁シートで囲まれた内部は、粉塵,水分等の混
入から保護され、長期間にわたって管体とフランジとが
良好に絶縁される。しかも、絶縁処理の有無が容易に確
認されることから、信頼性の高い施工が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の絶縁処理した配管接続
【図2】 本発明に従って管体とフランジとの間に挟み
込んだ絶縁シート
【図3】 絶縁シート(a)及び絶縁シートを装着した
フランジ(b)
【図4】 本発明に従って接続した配管の接続部
【符号の説明】
50,80:管体 51:ツバ部 60,65:フ
ランジ 70:絶縁シート 71:円筒部 7
2:平面部 73:起立部 74:スカート部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 配管接続部の絶縁構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電食等の腐食を抑制す
る絶縁シートをフランジと管体との間に挿入した配管接
続部に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用水,上下水,温水等の配水設備
に、耐食性,耐久性に優れたステンレス鋼が配管材料と
して使用され始めている。ステンレス鋼製の管体を普通
鋼,非鉄金属材料性の管体と接続するとき、自然電位の
違いから両材料の間に局部電池が形成され、自然電位の
低い金属側に電食が発生する。また、各種電気製品が頻
繁に使用されている昨今では、建物本体に発生している
電流が迷走電流として配管に流入し、配管材料の腐食が
促進される。電食から配管材料を保護する手段として、
配管接続部を絶縁処理し、局部電池の形成や流れ込む電
流を抑制している。配管接続部の絶縁には、接続用フラ
ンジに絶縁コーティングを施したり、合せ面に絶縁シー
トを介在させている。絶縁シートを使用する方式では、
たとえば図1に示す接続構造が採用される。普通鋼製の
管体10にステンレス鋼製の管体20を接続するとき、
管体10,20それぞれの端部にフランジ11及びラッ
プジョイント21を溶接する。管体10,20として
は、ステンレス鋼管と鋼管との組合せ及びステンレス鋼
管とステンレス鋼管との組合せがある。フランジ11と
ラップジョイント21との間に絶縁パッキン31を挟
み、更に鉄製のフランジ22を介在させてボルト41及
びナット42で締め付ける。このとき、ボルト41の頭
部43とフランジ11との間に、鉄製のワッシャ44の
外に絶縁ワッシャ32も挟み込む。また、ボルト41の
脚部45に絶縁スリーブ33を嵌め込み、ボルト41と
フランジ11の内周面との間を絶縁する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1の接続構造では、
各締付け部ごとに絶縁ワッシャ32及び絶縁スリーブ3
3をボルト41に挿入する作業が必要となる。また。接
続後では、絶縁パッキン31,絶縁ワッシャ32及び絶
縁スリーブ33の何れも外部から視認できない。そのた
め、絶縁パッキン31,絶縁ワッシャ32及び絶縁スリ
ーブ33の組込みを忘れた否かをチェックできない、ま
た、図1の接続構造では、組込み忘れが1か所でもある
と絶縁不良となり、管体10,20が腐食され易い環境
に曝される。絶縁スリーブ33は、ボルト41の脚部4
5に挿通された状態で配管接続部に組み込まれる。その
ため、ボルト41を締結する際に、メクレ,損傷等の欠
陥が絶縁スリーブ33に発生し易くなる。しかも、欠陥
発生の有無を目視によって点検できず、測定器を使用し
たチェック作業が要求される。本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、接続用フランジ
の一面から内周面を経て他面に至る一体形状の絶縁シー
トを使用することにより、絶縁処理を簡便にすると共
に、絶縁処理が施されているか否かを容易に外部から視
認できる配管接続構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の絶縁構造は、そ
の目的を達成するため、管端にツバ部が設けられた管体
と、前記ツバ部をストッパーとして前記管体に嵌合され
たフランジと、前記管体と前記フランジとの間に挿入さ
れた絶縁シートからなり、該絶縁シートは、前記フラン
ジの内周面に対向する円筒部と、該円筒部の一端から前
記フランジの一面に沿って半径方向に延びる平面部と、
該平面部の周縁で立ち上がり前記ツバ部の側面に対向す
る起立部と、前記フランジの他面側で前記円筒部の他端
から拡径したスカート部とを備えていることを特徴とす
る。フランジには、絶縁シートの起立部より半径方向外
側の位置で締付けボルト挿通孔が形成されている。絶縁
シートの起立部は、ツバ部の厚みより大きい高さをも
ち、フランジ面から若干突出するようになっている。ま
た、スカート部は、フランジから遠ざかるに従って径が
大きくなっており、フランジの内面側と管体の周面との
間に所定の沿面距離を維持する。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例によって
本発明を具体的に説明する。本実施例では、図2に示す
ように、管体50に緩く嵌合されたフランジ60を介し
て相手方の管体80(図4参照)と接続する。管体50
の端部には、フランジ60を止めるためのストッパーと
して働くツバ部51が形成されている。ツバ部51の外
径はフランジ60の内径よりも大きく、これによってフ
ランジ60が管体50に抜止めされる。フランジ60の
内径は、管体50の管部外径よりも若干大きくなってい
る。予め絶縁シート70が嵌挿された管体50にフラン
ジ60を挿通したとき、管体50の外周面とフランジ6
0の内周面との間の隙間に絶縁シート70が組み込まれ
る。絶縁シート70としては、耐熱性に優れたフッ素樹
脂,高密度ポリエチレン等の材質が好ましい。この絶縁
シート70は、締付け時に若干切れるものの、絶縁性能
に経年劣化もない。絶縁シート70を管体50に装着す
る方法としては、硬質樹脂でできた絶縁シート70を使
用する場合、スカート部74を温水又は熱水に浸漬して
軟らかくした後、外側から絶縁シート70を絞りながら
管体50に嵌め込む方法や、管体50に筒状のシートを
装着した後で金型を使用して押し広げスカート部74を
成形する方法等がある。また、軟質樹脂でできた絶縁シ
ート70を使用する場合には、手ですぼめながら管体5
0に装着することも可能である。
【0006】絶縁シート70は、図3(a)に示すよう
に、円筒部71,平面部72,起立部73及びスカート
部74を一体成形した形状をもっている。絶縁シート7
0をフランジ60に装着したとき、円筒部71は、フラ
ンジ60の内周面に対向する。平面部72は、円筒部7
1から半径方向外向きに広がっており、フランジ60の
一面61に接触する。平面部72の外縁は、フランジ6
0の一面61から垂直に立ち上がり、ツバ部51の外周
面に対向する起立部73となっている。起立部73は、
フランジ60の厚みよりも若干大きな高さをもってお
り、図示するようにツバ部51の上面から若干突出して
いる。フランジ60の他面62側では、フランジ60か
ら離れるほど径が大きくなったスカート部74が形成さ
れ、管体50とフランジ60との間の沿面距離が確保さ
れる。フランジ60に装着された絶縁シート70の起立
部73よりも外側の位置で、図3(b)に示すように、
フランジ60に複数の締付けボルト挿通孔63,63・
・が同心円状に形成されている。締付けボルト挿通孔6
3,63・・と起立部73との間に距離があることか
ら、締付けボルト90(図4参照)とツバ部51との間
が絶縁される。
【0007】絶縁シート70をフランジ60の内周部に
取り付けた後、フランジ60は、管体50の管部に差し
込まれ、管端のツバ部51で抜止めされる。同様にフラ
ンジ65を挿通した相手方の管体80に対向させ、図4
に示すようにフランジ60,65に締付けボルト90,
90を差し通し、ナット91,91にねじ込む。このと
き、締付けボルト90,90の頭部とフランジ65との
間及びナット91,91とフランジ60との間に、常法
に従ってワッシャ92,93を介在させる。相対向する
ツバ部51と51との間に絶縁パッキン31を挟み込
み、ボルト・ナットでフランジ60,65を締め付ける
と、ツバ部51から若干突出している起立部73は、ボ
ルト90,90がツバ部51に接触したときに両者の間
を絶縁すると共に、ツバ部51間の隙間を覆い粉塵等の
侵入を防ぐ。ツバ部51は、平面部72及び起立部73
で包み込まれるように絶縁シート70,70で区画され
た内部空間に位置し、フランジ60,65から確実に絶
縁される。したがって、粉塵が多く高温多湿の悪環境下
でも、良好な絶縁性が維持される。
【0008】また、フランジ60と管体50の外周面と
の間、及びフランジ65と管体80の外周面との間から
スカート部74,74が突出し、絶縁に必要な沿面距離
が確保される。しかも、突出したスカート部74,74
が明確に視認されることから、絶縁シート70の装着を
容易に確認することができる。なお、図4では、管体5
0,80の両方に絶縁シート70,70を装着した配管
接続を示しているが、絶縁シート70を管体50又は8
0の何れか一方に装着するだけでも良い。図4に示した
接続構造を図1と比較するとき、絶縁に必要な部品は、
絶縁シート70だけであり、ボルト締結に先立って絶縁
スリーブ,絶縁ワッシャ等をボルトに装着させる作業が
省略される。そのため、配管接続部の絶縁処理が極めて
簡単になる。しかも、絶縁シート70の装着状態を外部
から確認できるため、信頼性の高い施工となる。なお、
有色樹脂製の或いは着色処理した絶縁シート70を使用
すると、視認は一層容易になり、見落とし等を防ぐこと
ができる。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、フランジの内側形状に沿って円筒部,平面部,起立
部及びスカート部が一体成形された絶縁シートを使用す
ることによって、絶縁性に優れた配管接続が容易に行わ
れる。絶縁シートで囲まれた内部は、粉塵,水分等の混
入から保護され、長期間にわたって管体とフランジとが
良好に絶縁される。しかも、絶縁処理の有無が容易に確
認されることから、信頼性の高い施工が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の絶縁処理した配管接続
【図2】 本発明に従って管体とフランジとの間に挟み
込んだ絶縁シート
【図3】 絶縁シート(a)及び絶縁シートを装着した
フランジ(b)
【図4】 本発明に従って接続した配管の接続部
【符号の説明】 50,80:管体 51:ツバ部 60,65:フ
ランジ 70:絶縁シート 71:円筒部 7
2:平面部 73:起立部 74:スカート部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立道 拡登 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 日 新製鋼株式会社内 (72)発明者 高橋 博 神奈川県横浜市緑区池辺町3275番地 日新 工業株式会社内 (72)発明者 松本 真 神奈川県横浜市緑区池辺町3275番地 日新 工業株式会社内 (72)発明者 田中 丞治 山口県下松市西開作382−4 太華工業株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管端にツバ部が設けられた管体と、前記
    ツバ部をストッパーとして前記管体に嵌合されたフラン
    ジと、前記管体と前記フランジとの間に挿入された絶縁
    シートからなり、該絶縁シートは、前記フランジの内周
    面に対向する円筒部と、該円筒部の一端から前記フラン
    ジの一面に沿って半径方向に延びる平面部と、該平面部
    の周縁で立ち上がり前記ツバ部の側面に対向する起立部
    と、前記フランジの他面側で前記円筒部の他端から拡径
    したスカート部とを備えていることを特徴とする配管接
    続部の絶縁構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の起立部より半径方向外側
    の位置で、フランジに締付けボルト挿通孔が形成されて
    いる配管接続部の絶縁構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の起立部は、ツバ部の厚み
    より大きい高さをもっている配管接続部の絶縁構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスカート部は、フランジ
    の内面側と管体の周面との間に所定の沿面距離を維持す
    る形状に成形されている配管接続部の絶縁構造。
JP28725894A 1994-10-27 1994-10-27 配管接続部の絶縁構造 Expired - Lifetime JP3537514B2 (ja)

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