JPH0812332A - 導電性粉末及びその製造方法並びに導電性分散液及び導電性塗料 - Google Patents

導電性粉末及びその製造方法並びに導電性分散液及び導電性塗料

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JPH0812332A
JPH0812332A JP15213894A JP15213894A JPH0812332A JP H0812332 A JPH0812332 A JP H0812332A JP 15213894 A JP15213894 A JP 15213894A JP 15213894 A JP15213894 A JP 15213894A JP H0812332 A JPH0812332 A JP H0812332A
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JP
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conductive
powder
antimony
conductive powder
tin oxide
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JP15213894A
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Katsumi Ogi
勝実 小木
Keiji Nishinaka
啓二 西中
Tomoko Oka
トモ子 岡
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低pH領域や有機分散媒中においても高い分
散性を示し、また、塗膜成分の劣化の問題のない導電性
粉末を提供する。 【構成】 Al含有アンチモンドープ酸化スズ粉末より
なる導電性粉末。この導電性粉末を水又は有機分散媒に
分散させてなる導電性分散液。この導電性分散液に樹脂
を混合した導電性塗料。Sn,Sb,Al化合物溶液を
中和反応させてSnO2 ,Sb23 ,Al23 の水
和物の共沈物を得、これを焼成する。 【効果】 等電点が約6のAl23 を導入することに
よって、低pHでも分散性の優れた導電性粉末を得るこ
とができる。また、表面の活性も従来のシリカより低い
ので、塗膜成分の劣化を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた導電性及び優れ
た分散性を示すアンチモンドープ酸化スズ系導電性粉末
及びその製造方法並びに導電性分散液及び導電性塗料に
関する。
【0002】
【従来の技術】導電性粉末としては、最近になって、ア
ンチモンを含有する酸化スズ粉末、即ち、アンチモンド
ープ酸化スズ粉末が使用されるようになり、得られる導
電体の導電性や透明性、分散媒体への分散性等を改善す
るために、様々な改良が提案されている(特開平1−1
4174号、特開平3−263705号、特開平4−6
2713号、特開平4−77317号、特開平4−79
104号)。
【0003】従来、アンチモンドープ酸化スズ粉末は、
一般的には、スズとアンチモンの塩を溶解した液に、ア
ルカリを加えて反応させることによりスズアンチモン水
酸化物混合物を析出させ、不要な塩を洗浄した後、濾過
回収し、更に400℃以上で焼成することにより製造さ
れている。
【0004】しかして、得られたアンチモンドープ酸化
スズ粉末を各種分散媒に分散させることにより導電性分
散液を得、この導電性分散液に樹脂を配合して導電性塗
料とし、これを各種基材の表面に塗布することにより、
帯電防止用塗膜或いは導電性塗膜が形成される。
【0005】従来、水系導電性分散液中のアンチモンド
ープ酸化スズ粉末の分散性の向上のために、アンチモン
ドープ酸化スズ粉末をシリカにより表面処理することが
提案されている(特開平4−79104号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法におい
て、アンチモンドープ酸化スズ粉末の分散性向上の目的
で添加されるシリカは、その等電点が2〜3であり、こ
のため、中性以上のpH領域ではアンチモンドープ酸化
スズ粉末の分散性が向上するが、pH4以下の低pH領
域では分散性が悪くなる。
【0007】即ち、pHが中性付近での水中での粉末表
面電位は、シリカ処理によってマイナス(−)に高めら
れ、静電斥力によって粒子同士が反発しあって分散性向
上が図られるため、特に、水のような高誘電率の分散媒
中での分散性を高めるには、シリカ処理は有効である。
【0008】しかし、シリカ単独の処理では、pH2〜
3にシリカの等電点があるために、酸性領域において粒
子の分散性が悪く、凝集を起こしてしまう。
【0009】例えば、アンチモンドープ酸化スズ粉末を
分散させて得られた導電性分散液を、CRT基材表面に
帯電防止用として塗布して使用する場合の塗料作製時に
おいて、混合使用するエチルシリケート及びジルコニウ
ムのアルコキシドにその酸触媒を加える。このため、系
内のpHは最終的に酸性になるが、シリカ処理では上記
のように等電点が近いので、アンチモンドープ酸化スズ
粉末の分散性が悪いものとなる。
【0010】また、シリカ処理したアンチモンドープ酸
化スズ粉末は、表面の極性が高くなり過ぎ、極性の低い
水以外の有機系分散媒への分散には不適当である。
【0011】このようなことから、種々のpH領域ない
し種々の分散媒への適用のためには、シリカ処理では十
分な分散性向上効果が得られない。
【0012】しかも、シリカ処理を施したアンチモンド
ープ酸化スズ粒子は、その表面の極性及び酸性度が高
く、表面が活性化されているため、塗料調製用の樹脂中
に分散させた場合、徐々にではあるが塗膜成分の分解を
引き起こす可能性がある。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決し、低p
H領域や有機分散媒中においても高い分散性を示し、ま
た、塗膜成分の劣化の問題のない導電性粉末及びその製
造方法並びに導電性分散液及び導電性塗料を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の導電性粉末
は、アルミニウムを含有するアンチモンドープ酸化スズ
粉末よりなることを特徴とする。
【0015】請求項2の導電性粉末は、請求項1の導電
性粉末において、アルミニウムをAl23 換算で0.
01〜40重量%含有することを特徴とする。
【0016】請求項3の導電性粉末は、請求項1又は2
の導電性粉末において、比表面積が10〜80m2 /g
であることを特徴とする。
【0017】請求項4の導電性粉末の製造方法は、スズ
化合物、アンチモン化合物及びアルミニウム化合物を含
む溶液から、中和反応によって酸化スズ、酸化アンチモ
ン及び酸化アルミニウムの水和物の共沈物を生成させ、
得られた共沈物を焼成することを特徴とする。
【0018】請求項5の導電性粉末の製造方法は、請求
項4の方法において、中和反応時の液pHが2以上であ
ることを特徴とする。
【0019】請求項6の導電性分散液は、アルミニウム
を含有するアンチモンドープ酸化スズ粉末を水中に分散
させてなることを特徴とする。
【0020】請求項7の導電性塗料は、請求項6に記載
の導電性分散液と水溶性樹脂とを混合させてなることを
特徴とする。
【0021】請求項8の導電性分散液は、アルミニウム
を含有するアンチモンドープ酸化スズ粉末を有機分散媒
中に分散させてなることを特徴とする。
【0022】請求項9の導電性塗料は、請求項8に記載
の導電性分散液と樹脂とを混合させてなることを特徴と
する。
【0023】以下に本発明を詳細に説明する。
【0024】本発明の導電性粉末は、アルミニウム(A
l)を含有するアンチモンドープ酸化スズ粉末である。
【0025】本発明の導電性粉末において、Al含有量
は、少な過ぎるとAlを導入したことによる分散性の改
善効果が十分に得られず、多過ぎると導電性が低下する
ため、Al含有量は三酸化アルミニウム(アルミナ:A
23 )換算で0.01〜40重量%とするのが好ま
しい。
【0026】本発明において、導電性粉末の組成は、酸
化アンチモン(Sb23 )0.01〜40重量%、A
23 0.01〜40重量%、残部実質的に酸化スズ
(SnO2 )よりなることが好ましい。
【0027】また、導電性粉末の比表面積は大き過ぎて
も小さ過ぎても十分な分散性が得られないことから、1
0〜80m2 /gとするのが好ましい。
【0028】このような本発明の導電性粉末は、スズ化
合物、アンチモン化合物及びアルミニウム化合物を含む
溶液にアルカリあるいは酸を添加して中和させることに
より、SnO2 ,Sb23 及びAl23 の各水和物
の共沈物を生成させ、この共沈物を洗浄した後、例え
ば、400〜900℃で0.5〜5.0時間程度焼成す
ることにより容易に調製することができる。
【0029】なお、スズ化合物としては、塩化スズ(S
nCl4 ,SnCl2 ,SnCl2nH2 O)、オキシ
塩化スズ(SnO・SnCl2 ,SnOCl2 )、スズ
酸、スズ酸塩等を用いることができ、アンチモン化合物
としては、塩化アンチモン(SbCl3 ,SbCl5
等を用いることができ、アルミニウム化合物としては、
塩化アルミニウム(AlCl3 )、アルミン酸(HAl
2 ,H3 AlO3 )、アルミ酸塩(Na3 AlO3
等を用いることができる。
【0030】また、中和反応時のpHは、Sn(OH)
4 加水分解生成物の生成効率向上のために、pH2以
上、特にpH4.0〜7.0とするのが好ましい。即
ち、pH2未満ではSnCl4 等の加水分解がおこりに
くい。なお、この中和反応に用いるアルカリとしては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の通常のアルカリ
を用いることができ、これらは0.1〜10Nのアルカ
リ水溶液として添加される。
【0031】また、酸としては、塩酸、硫酸、硝酸等が
挙げられるが、特に塩酸が好ましく、0.1〜10Nの
水溶液として添加される。
【0032】本発明の方法において、スズ化合物、アン
チモン化合物及びアルミニウム化合物を含有する溶液を
調製して中和反応させる方法には特に制限はなく、スズ
化合物、アンチモン化合物及びアルミニウム化合物を含
む溶液にアルカリを添加して中和反応させても良く、ま
た、スズ化合物、アンチモン化合物及びアルミニウム化
合物のうちの1又は2種、例えば、アルミニウム化合物
をアルカリと共に添加して中和反応させても良い。
【0033】請求項6の導電性分散液は、このようにし
て得られる本発明の導電性粉末を水に好ましくは0.1
〜40重量%の濃度で分散させてなるものである。
【0034】また、請求項8の導電性分散液は、このよ
うにして得られる本発明の導電性粉末をメタノール、エ
タノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、ベン
ゼン、アセトン、エーテル、トルエン、キシレン、エチ
レングリコール、ヘキサン等の有機分散媒に好ましくは
0.1〜40重量%の濃度で分散させてなるものであ
る。
【0035】請求項7の導電性塗料は、請求項6の水系
導電性分散液を水溶性樹脂と混合させてなるものであ
り、水溶性樹脂としては、ゼラチン、ポリビニルアルコ
ール、水溶性アクリル樹脂等を用いることができ、その
塗料中の含有量は0.1〜70重量%で、導電性粉末含
有量は0.1〜70重量%であることが好ましい。この
導電性塗料においては、必要に応じて、塗膜屈折率向上
のためのジルコニウム化合物等を0.1〜20重量%混
合しても良い。
【0036】請求項9の導電性塗料は、請求項8の有機
系導電性分散液を樹脂と混合させてなるものであり、樹
脂としては、フェノール樹脂、アルキド樹脂、スチレン
ブタジエン樹脂、ポリウレタン樹脂、ケイ素樹脂、チタ
ン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル、アク
リル樹脂、エチルシリケート、シリコーン等を用いるこ
とができ、その塗料中の含有量は0.1〜70重量%
で、導電性粉末含有量は0.1〜70重量%であること
が好ましい。この導電性塗料においては、必要に応じ
て、塗膜屈折率向上のためのジルコニウム化合物等を
0.1〜20重量%混合しても良い。
【0037】
【作用】アルミニウムの酸化物であるアルミナ(Al2
3 )は等電点が約6であり、従って、アンチモンドー
プ酸化スズにアルミニウムを導入することにより、低p
H領域や水以外の有機分散媒中でも分散性に優れた導電
性粉末を得ることができる。しかも、アルミニウムの導
入によって、アンチモンドープ酸化スズ粒子の表面の活
性が過度に高められることはないため、塗料化した際の
塗膜成分の劣化の問題もない。
【0038】請求項2の導電性粉末によれば、導電性及
び分散性がともに良好な導電性粉末が提供される。
【0039】請求項3の導電性粉末によれば、分散性が
より一層良好な導電性粉末が提供される。
【0040】請求項4の方法によれば、このような本発
明の導電性粉末を容易かつ効率的に製造することができ
る。
【0041】請求項5の方法によれば、収率が安定す
る。これより低いpHでは、SnO2が加水分解により
析出する効率が下がる。
【0042】請求項6によれば、導電性粉末が均一分散
された水系導電性分散液が提供される。
【0043】請求項8によれば、導電性粉末が均一分散
された有機系導電性分散液が提供される。
【0044】請求項9,10によれば、このような導電
性分散液を用いて、高特性導電性塗膜を形成し得る導電
性塗料が提供される。
【0045】
【実施例】以下に実施例、比較例及び試験例を挙げて本
発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超
えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0046】実施例1 80℃の水5リットルに、60重量%塩化スズ水溶液3
90g及び60重量%塩化アンチモン水溶液36gとの
混合液と、三酸化アルミニウム(Al23 )として
1.5g/lのアルミン酸を溶解した3N水酸化ナトリ
ウム水溶液とを反応系のpHが6〜7を維持するように
60分間にわたって同時に添加して、酸化スズと酸化ア
ンチモンと酸化アルミニウムとの水和物の共沈物を生成
させた。次に、塩酸を加えて反応系のpHを3に調整し
た後、濾過し、濾液の電気伝導度が50μS以下になる
まで洗浄した。得られたケーキを乾燥後、電気炉で55
0℃にて3時間焼成し、ミルで粉砕して導電性微粉末を
得た。
【0047】実施例2 実施例1において、アルミン酸ナトリウムをAl23
として0.5g/l溶解した3N水酸化ナトリウム水溶
液を用いたこと以外は同様にして導電性微粉末を得た。
【0048】実施例3 実施例1において、アルミン酸ナトリウムをAl23
として10g/l溶解した3N水酸化ナトリウム水溶液
を用いたこと以外は同様にして導電性微粉末を得た。
【0049】実施例4 実施例1において、反応時の水の温度を50℃とし、液
pHを2〜4に維持したこと以外は同様にして導電性微
粉末を得た。
【0050】実施例5 80℃の水5リットルに、60重量%塩化スズ水溶液3
90g及び60重量%塩化アンチモン水溶液36g及び
Al23 として1.0g/lの塩化アルミニウムを溶
解した水溶液との混合液と、3N水酸化ナトリウム水溶
液とを反応系のpHが6〜7を維持するように60分間
にわたって同時に添加して、酸化スズと酸化アンチモン
と酸化アルミニウムとの水和物の共沈物を生成させた。
次に、塩酸を加えて反応系のpHを3に調整した後、濾
過し、濾液の電気伝導度が50μS以下になるまで洗浄
した。得られたケーキを乾燥後、電気炉で550℃にて
3時間焼成し、ミルで粉砕して導電性微粉末を得た。
【0051】比較例1 実施例1において、アルミン酸ナトリウムを添加しない
こと以外は同様にして導電性微粉末を得た。
【0052】比較例2 実施例4において、アルミン酸ナトリウムを添加しない
こと以外は同様にして導電性微粉末を得た。
【0053】比較例3 実施例5において、塩化アルミニウムを添加しないこと
以外は同様にして導電性微粉末を得た。
【0054】比較例4 実施例1において、アルミン酸ナトリウムを溶解した水
酸化ナトリウム水溶液を添加する代わりにSiO2 とし
て1.5g/lのケイ酸ナトリウムを溶解した水酸化ナ
トリウム水溶液を添加したこと以外は同様にして導電性
微粉末を得た。
【0055】試験例1 下記方法により、実施例1〜5及び比較例1〜4で得ら
れた導電性微粉末の粉体抵抗、比表面積及び分散性を調
べ、結果を表1に示した。
【0056】なお、各導電性微粉末のAl23 含有量
は表1に示す通りである。
【0057】 粉体抵抗 導電性微粉末を圧力100kg/cm2 で円柱状に成型
し、その成型体の直流抵抗を測定して、下記の式より粉
末の比抵抗をもとめた。
【0058】
【数1】
【0059】 比表面積 導電性微粉末0.1〜0.5gを採取し、150℃で3
0分間窒素ガス中で脱気した。その後、比表面積測定装
置(柴田化学製迅速比表面積測定装置SA−1000
型)を用い、窒素でBET法により比表面積を測定し
た。
【0060】 分散性 導電性微粉末の17重量%の水分散スラリー1重量部
に、エタノール5重量部、エチルシリケート(28重量
%)4重量部、更に水1重量部を順次混合していき、こ
の混合液のpHが2になるように硝酸を加えて試験液を
調製した。
【0061】この調製液を100ccのメスシリンダー
に入れて一昼夜静置し、沈降度を調べた。
【0062】
【表1】
【0063】表1より明らかなように、本発明の導電性
粉末は、導電性に優れ、しかも、低pH領域における分
散安定性が優れている。特に、エチルシリケートを混合
してなる塗料中での使用の場合、その分散安定性は有効
に発揮される。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の導電性粉末
によれば、低pH領域や有機分散媒中においても優れた
分散性を示し、しかも、塗料化した際の塗膜成分の劣化
の問題もない高特性導電性粉末が提供される。
【0065】請求項2の導電性粉末によれば、導電性及
び分散性がともに良好な導電性粉末が提供される。
【0066】請求項3の導電性粉末によれば、分散性が
より一層良好な導電性粉末が提供される。
【0067】請求項4の方法によれば、このような本発
明の導電性粉末を容易かつ効率的に製造することができ
る。
【0068】請求項5の方法によれば、製造効率が高め
られ、収率が安定する。
【0069】請求項6によれば、導電性粉末が均一分散
された水系導電性分散液が提供される。
【0070】請求項8によれば、導電性粉末が均一分散
された有機系導電性分散液が提供される。
【0071】請求項9,10によれば、このような導電
性分散液を用いて、高特性導電性塗膜を形成し得る導電
性塗料が提供される。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムを含有するアンチモンドー
    プ酸化スズ粉末よりなる導電性粉末。
  2. 【請求項2】 請求項1の導電性粉末において、アルミ
    ニウムをAl23換算で0.01〜40重量%含有す
    ることを特徴とする導電性粉末。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の導電性粉末において、
    比表面積が10〜80m2 /gであることを特徴とする
    導電性粉末。
  4. 【請求項4】 スズ化合物、アンチモン化合物及びアル
    ミニウム化合物を含む溶液から、中和反応によって酸化
    スズ、酸化アンチモン及び酸化アルミニウムの水和物の
    共沈物を生成させ、得られた共沈物を焼成することを特
    徴とする導電性粉末の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の方法において、中和反応時の
    液pHが2以上であることを特徴とする導電性粉末の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 アルミニウムを含有するアンチモンドー
    プ酸化スズ粉末を水中に分散させてなる導電性分散液。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の導電性分散液と水溶性
    樹脂とを混合させてなる導電性塗料。
  8. 【請求項8】 アルミニウムを含有するアンチモンドー
    プ酸化スズ粉末を有機分散媒中に分散させてなる導電性
    分散液。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の導電性分散液と樹脂と
    を混合させてなる導電性塗料。
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