JPH0812460B2 - 加熱定着方法及び該方法に使用される加熱定着用カプセルトナー - Google Patents
加熱定着方法及び該方法に使用される加熱定着用カプセルトナーInfo
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- JPH0812460B2 JPH0812460B2 JP63316137A JP31613788A JPH0812460B2 JP H0812460 B2 JPH0812460 B2 JP H0812460B2 JP 63316137 A JP63316137 A JP 63316137A JP 31613788 A JP31613788 A JP 31613788A JP H0812460 B2 JPH0812460 B2 JP H0812460B2
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- Japan
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- toner
- fixing
- heat
- core material
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/093—Encapsulated toner particles
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真法、静電印刷法、磁気記録法など
に用いられる定着方法及び、トナーに関し、特にトナー
画像を記録材に加熱定着する画像形成装置の定着装置と
該定着方法に用いられるカプセルトナーに関する。
に用いられる定着方法及び、トナーに関し、特にトナー
画像を記録材に加熱定着する画像形成装置の定着装置と
該定着方法に用いられるカプセルトナーに関する。
[従来の技術] 従来、トナーの顕画像を記録材に定着する方法として
は、所定の温度に維持された加熱ローラーと弾性層を有
して該加熱ローラーに圧接する加圧ローラーとによっ
て、未定着のトナー顕画像を保持した記録材を挟持搬送
しつつ加熱する熱ロール定着方式が多用されている。
は、所定の温度に維持された加熱ローラーと弾性層を有
して該加熱ローラーに圧接する加圧ローラーとによっ
て、未定着のトナー顕画像を保持した記録材を挟持搬送
しつつ加熱する熱ロール定着方式が多用されている。
又、USP 3,578,797号記載のベルト定着方式が知られ
ている。
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の従来多用されてきた熱ロール定着
では、 (1)熱ローラーが所定温度に達するまでの画像形成作
動禁止の時間、所謂ウエイト時間がある。
では、 (1)熱ローラーが所定温度に達するまでの画像形成作
動禁止の時間、所謂ウエイト時間がある。
(2)記録材の通過あるいは他の外的要因で加熱ローラ
ーの温度が変動することによる定着不良および加熱ロー
ラーへのトナーの転移、所謂オフセット現象を防止する
ために、加熱ローラーを最適な温度に維持する必要があ
り、このためには加熱ローラーあるいは加熱体の熱容量
を大きくしなければならず、これには大きな電力を要す
る。
ーの温度が変動することによる定着不良および加熱ロー
ラーへのトナーの転移、所謂オフセット現象を防止する
ために、加熱ローラーを最適な温度に維持する必要があ
り、このためには加熱ローラーあるいは加熱体の熱容量
を大きくしなければならず、これには大きな電力を要す
る。
(3)ローラーが低温度であるため、記録材が加熱ロー
ラーを通過排出される際は、記録材および記録材上のト
ナーが緩慢に冷却されるため、トナーの粘着性が高い状
態となり、ローラーの曲率とも相まって、オフセットあ
るいは記録材を巻き込むことによる、紙づまりを生ずる
ことがある。
ラーを通過排出される際は、記録材および記録材上のト
ナーが緩慢に冷却されるため、トナーの粘着性が高い状
態となり、ローラーの曲率とも相まって、オフセットあ
るいは記録材を巻き込むことによる、紙づまりを生ずる
ことがある。
(4)高温の加熱ローラーが直接手に触れる構成となり
安全性に問題があったり、保護部材が必要であったりす
る。また、USP 3,578,797号記載のベルト定着方式にお
いても、前述の熱ロール定着の問題点(1),(2)は
根本的に解決されていない。
安全性に問題があったり、保護部材が必要であったりす
る。また、USP 3,578,797号記載のベルト定着方式にお
いても、前述の熱ロール定着の問題点(1),(2)は
根本的に解決されていない。
本発明の目的は、上述の如き問題点を解決したウエイ
ト時間が実質的にないあるいは、極めて短時間であり、
かつ低消費電力でオフセット現象が発生せず記録材への
トナー画像の定着も良好である新規な加熱定着方法を提
供するものである。
ト時間が実質的にないあるいは、極めて短時間であり、
かつ低消費電力でオフセット現象が発生せず記録材への
トナー画像の定着も良好である新規な加熱定着方法を提
供するものである。
また、本発明の目的は、本発明中で提供される加熱定
着方法において好ましく用いられる加熱定着用トナーを
提供するものである。
着方法において好ましく用いられる加熱定着用トナーを
提供するものである。
更に本発明の別の目的は高温の回転ローラーを使用し
ないことで、耐熱性特殊軸受けを必要としない加熱定着
方法を提供するものである。
ないことで、耐熱性特殊軸受けを必要としない加熱定着
方法を提供するものである。
更に本発明の別の目的は、高温体に直接手を触れるこ
とのない定着装置構成を有することで、安全性に優れた
あるいは保護部材を必要としない加熱定着方法を提供す
るものである。
とのない定着装置構成を有することで、安全性に優れた
あるいは保護部材を必要としない加熱定着方法を提供す
るものである。
[課題を解決するための手段] 本出願人が先に提案した特願昭62−147884において
は、パルス状に通電発熱させた低熱容量の発熱体によっ
て、移動する耐熱性シートを介してトナー顕画像を加熱
し、記録材へ定着させる定着装置によって、ウエイト時
間が短かく低消費電力の画像形成装置が提案されてい
る。また同様に本出願人が先に提案した特願昭63−1206
9においては、トナーの顕画像を耐熱性シートを介して
記録材へ加熱定着する定着装置において、該耐熱性シー
トが耐熱層と離型層あるいは低抵抗層を有することで、
オフセット現象を有効に防止する定着装置が提案されて
いる。
は、パルス状に通電発熱させた低熱容量の発熱体によっ
て、移動する耐熱性シートを介してトナー顕画像を加熱
し、記録材へ定着させる定着装置によって、ウエイト時
間が短かく低消費電力の画像形成装置が提案されてい
る。また同様に本出願人が先に提案した特願昭63−1206
9においては、トナーの顕画像を耐熱性シートを介して
記録材へ加熱定着する定着装置において、該耐熱性シー
トが耐熱層と離型層あるいは低抵抗層を有することで、
オフセット現象を有効に防止する定着装置が提案されて
いる。
しかしながら、優れたトナー顕画像の記録材への定着
性、オフセットの防止等を達成しつつ、ウエイト時間が
短かく、低消費電力である定着方法を実現するために
は、上述の如き定着装置に加えて、トナーの特性に負う
ところが大きい。
性、オフセットの防止等を達成しつつ、ウエイト時間が
短かく、低消費電力である定着方法を実現するために
は、上述の如き定着装置に加えて、トナーの特性に負う
ところが大きい。
前記目的を達成する本発明は、芯材と該芯材を覆う殻
材を有するカプセルトナーを用い、記録材にカプセルト
ナーの顕画像を加熱定着する方法において、 a)該芯材が結着樹脂、磁性体及びカーボンブラックを
有しており、該カーボンブラックは、平均粒径10〜80m
μmを有し、かつ該芯材の1〜30重量%の割合で該芯材
に含有されており、 b)固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接し且
つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる加圧
部材とにより、該トナーの顕画像を記録材に加熱定着
し、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極大値
よりも高い温度でトナー定着面よりフィルムを剥離する ことを特徴とする加熱定着方法に関する。
材を有するカプセルトナーを用い、記録材にカプセルト
ナーの顕画像を加熱定着する方法において、 a)該芯材が結着樹脂、磁性体及びカーボンブラックを
有しており、該カーボンブラックは、平均粒径10〜80m
μmを有し、かつ該芯材の1〜30重量%の割合で該芯材
に含有されており、 b)固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接し且
つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる加圧
部材とにより、該トナーの顕画像を記録材に加熱定着
し、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極大値
よりも高い温度でトナー定着面よりフィルムを剥離する ことを特徴とする加熱定着方法に関する。
更に、固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接
し且つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる
加圧部材とにより、トナーの顕画像を記録材に加熱定着
し、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極大値
よりも高い温度でトナー定着面よりフィルムを剥離する
加熱定着方法に使用されるトナーにおいて、該トナー
は、芯材と該芯材を覆う殻材を有するカプセルトナーで
あって、該芯材が結着樹脂、磁性体及びカーボンブラッ
クを有しており、該カーボンブラックは、平均粒径10〜
80mμmを有し、かつ該芯材の1〜30重量%の割合で該
芯材に含有されていることを特徴とする加熱定着用カプ
セルトナーに関する。
し且つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる
加圧部材とにより、トナーの顕画像を記録材に加熱定着
し、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極大値
よりも高い温度でトナー定着面よりフィルムを剥離する
加熱定着方法に使用されるトナーにおいて、該トナー
は、芯材と該芯材を覆う殻材を有するカプセルトナーで
あって、該芯材が結着樹脂、磁性体及びカーボンブラッ
クを有しており、該カーボンブラックは、平均粒径10〜
80mμmを有し、かつ該芯材の1〜30重量%の割合で該
芯材に含有されていることを特徴とする加熱定着用カプ
セルトナーに関する。
本発明の加熱定着方法に用いられるトナーはカプセル
型トナーである。一般にカプセル型トナーは、結着樹
脂、着色剤等を含有する芯材を殻材で被覆した形態をと
っており、均一な殻材被覆により流動性や帯電特性にす
ぐれている。また殻材で保護されているため、ブロッキ
ング性、保存性にすぐれ、より低温で軟化する物質を芯
材に含有させることが可能であり、定着性が向上し、さ
らには実質的な定着温度を下げることが可能である。
型トナーである。一般にカプセル型トナーは、結着樹
脂、着色剤等を含有する芯材を殻材で被覆した形態をと
っており、均一な殻材被覆により流動性や帯電特性にす
ぐれている。また殻材で保護されているため、ブロッキ
ング性、保存性にすぐれ、より低温で軟化する物質を芯
材に含有させることが可能であり、定着性が向上し、さ
らには実質的な定着温度を下げることが可能である。
本発明のカプセルトナー芯材に用いる結着樹脂材料と
しては、種々の公知の樹脂から単独又は混合、あるいは
反応させて用いることができる。たとえばポリスチレン
及びその置換体の単重合体:スチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、
スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体などの
スチレン系共重合体:アクリル樹脂、メタクリル樹脂、
シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、フラン樹脂、エポ
キシ樹脂、などが例示される。
しては、種々の公知の樹脂から単独又は混合、あるいは
反応させて用いることができる。たとえばポリスチレン
及びその置換体の単重合体:スチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、
スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体などの
スチレン系共重合体:アクリル樹脂、メタクリル樹脂、
シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、フラン樹脂、エポ
キシ樹脂、などが例示される。
更には、圧力定着用あるいは、低温定着用結着材料も
使用可能である。例えば、ワックス類(密ろう、カルナ
バワックス、マイクロクリスタリンワックスなど)、高
級脂肪酸(ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸な
ど)、高級脂肪酸金属塩(ステアリン酸アルミニウム、
ステアリン酸鉛、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛な
ど)、高級脂肪酸誘導体(メチルヒドロキシステアレー
ト、グリセロールモノヒドロキシステアレートなど)、
ポリオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン、酸化ポリエチレン、ポリイソブチレン、ポ
リ4弗化エチレンなど)、オレフィン共重合体(エチレ
ン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
ノマー樹脂など)、ゴム類(イソブチレンゴム、ニトリ
ルゴム、塩化ゴムなど)、ポリビニルピロリドン、ポリ
アミド、クマロン−インデン樹脂、メチルビニルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性フェノー
ル樹脂、フェノール変性テルペン樹脂、などがあり、こ
れらの中から単独または混合、あるいは反応させて用い
ることができる。
使用可能である。例えば、ワックス類(密ろう、カルナ
バワックス、マイクロクリスタリンワックスなど)、高
級脂肪酸(ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸な
ど)、高級脂肪酸金属塩(ステアリン酸アルミニウム、
ステアリン酸鉛、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛な
ど)、高級脂肪酸誘導体(メチルヒドロキシステアレー
ト、グリセロールモノヒドロキシステアレートなど)、
ポリオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン、酸化ポリエチレン、ポリイソブチレン、ポ
リ4弗化エチレンなど)、オレフィン共重合体(エチレ
ン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
ノマー樹脂など)、ゴム類(イソブチレンゴム、ニトリ
ルゴム、塩化ゴムなど)、ポリビニルピロリドン、ポリ
アミド、クマロン−インデン樹脂、メチルビニルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性フェノー
ル樹脂、フェノール変性テルペン樹脂、などがあり、こ
れらの中から単独または混合、あるいは反応させて用い
ることができる。
トナーを磁性トナーとして用いるために、芯材中に磁
性粉を含有せしめても良い。このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、
鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末、もし
くはマグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金
や化合物がある。この磁性粉の含有量はトナー重量に対
して15〜70重量%が良い。
性粉を含有せしめても良い。このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、
鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末、もし
くはマグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金
や化合物がある。この磁性粉の含有量はトナー重量に対
して15〜70重量%が良い。
磁性体は公知のカプリング剤により疎水化処理して用
いても良い。そのようなカプリング剤としては、シラン
系カプリング剤、チタン系カプリング剤、アルミニウム
系カプリング剤、ジルコニウム系カプリング剤などがあ
る。処理量は磁性体100重量部に対し0.1〜10重量部が好
ましい。
いても良い。そのようなカプリング剤としては、シラン
系カプリング剤、チタン系カプリング剤、アルミニウム
系カプリング剤、ジルコニウム系カプリング剤などがあ
る。処理量は磁性体100重量部に対し0.1〜10重量部が好
ましい。
本発明の加熱定着方法に使用されるトナーに用いるカ
ーボンブラックとしては、例えばコロンビアカーボン社
のRAVEN5000,RAVEN7000,RAVEN5750,RAVEN3500,RAVEN210
0,RAVEN1800,RAVEN1500,RAVEN1250,RAVEN1200,RAVEN117
0などが挙げられる。これらのカーボンブラックの平均
粒径は10〜80mμmであることが必要で、特に10〜30mμ
mのものが好ましく、使用量としては、芯材の1〜30%
特に2〜15%の割合で使用することが好ましい。
ーボンブラックとしては、例えばコロンビアカーボン社
のRAVEN5000,RAVEN7000,RAVEN5750,RAVEN3500,RAVEN210
0,RAVEN1800,RAVEN1500,RAVEN1250,RAVEN1200,RAVEN117
0などが挙げられる。これらのカーボンブラックの平均
粒径は10〜80mμmであることが必要で、特に10〜30mμ
mのものが好ましく、使用量としては、芯材の1〜30%
特に2〜15%の割合で使用することが好ましい。
本発明においてカプセルトナーの芯材は、上記成分
を、例えばロールミルなどにより溶融混練し、ジェット
ミルなどにより粉砕し、必要に応じて風力分級器により
分級することにより得られる。更には、溶融混練した後
スプレー法、懸濁造粒法、静電霧化方法などにより造粒
し、必要に応じて分級することにより、体積平均粒径が
20μ以下の微粒子として調整される。
を、例えばロールミルなどにより溶融混練し、ジェット
ミルなどにより粉砕し、必要に応じて風力分級器により
分級することにより得られる。更には、溶融混練した後
スプレー法、懸濁造粒法、静電霧化方法などにより造粒
し、必要に応じて分級することにより、体積平均粒径が
20μ以下の微粒子として調整される。
これらの芯粒子をカプセル化する方法としては公知の
カプセル化技術を利用することができる。例えばスプレ
ードライ法、コアセルベーション法、相分離法などが好
適に使用できるほか、in−situ重合法、米国特許第3,33
8,991号明細書、同第3,326,848号明細書、同第3,502,58
2号明細書に記載されている方法なども使用できる。
カプセル化技術を利用することができる。例えばスプレ
ードライ法、コアセルベーション法、相分離法などが好
適に使用できるほか、in−situ重合法、米国特許第3,33
8,991号明細書、同第3,326,848号明細書、同第3,502,58
2号明細書に記載されている方法なども使用できる。
殻材としては、公知の樹脂が使用可能である。例え
ば、次の様なモノマー類から成る樹脂がある。スチレ
ン、P−クロルスチレン、P−ジメチルアミノ−スチレ
ンなどのスチレン及びその置換体;アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸N,N−ジメチルアミノエチルエステルなどのア
クリル酸あるいはメタクリル酸のエステル;無水マレイ
ン酸あるいは無水マレイン酸のハーフエステル、ハーフ
アミドあるいはジエステルイミド、ビニルピリジン、N
−ビニルイミダゾールなどの含窒素ビニル;ビニルホル
マール、ビニルブチラールなどのビニルアセタール;塩
化ビニル、アクリロニトリル、酢酸ビニルなどのビニル
モノマー;塩化ブニリデン、フッ化ビニリデンなどのビ
ニリデンモノマー;エチレン、プロピレンなどのオレフ
ィンモノマーである。また、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリスルホネート、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリウレア、エポキシ樹脂、ロジン、変成ロジン、
テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化
水素樹脂、芳香族系石油樹脂、メラミン樹脂、ポリフェ
ニレンオキサイドのようなポリエーテル樹脂あるいはチ
オエーテル樹脂、などの単独重合体、あるいは共重合
体、さらにはそれらの混合物が使用できる。
ば、次の様なモノマー類から成る樹脂がある。スチレ
ン、P−クロルスチレン、P−ジメチルアミノ−スチレ
ンなどのスチレン及びその置換体;アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸N,N−ジメチルアミノエチルエステルなどのア
クリル酸あるいはメタクリル酸のエステル;無水マレイ
ン酸あるいは無水マレイン酸のハーフエステル、ハーフ
アミドあるいはジエステルイミド、ビニルピリジン、N
−ビニルイミダゾールなどの含窒素ビニル;ビニルホル
マール、ビニルブチラールなどのビニルアセタール;塩
化ビニル、アクリロニトリル、酢酸ビニルなどのビニル
モノマー;塩化ブニリデン、フッ化ビニリデンなどのビ
ニリデンモノマー;エチレン、プロピレンなどのオレフ
ィンモノマーである。また、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリスルホネート、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリウレア、エポキシ樹脂、ロジン、変成ロジン、
テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化
水素樹脂、芳香族系石油樹脂、メラミン樹脂、ポリフェ
ニレンオキサイドのようなポリエーテル樹脂あるいはチ
オエーテル樹脂、などの単独重合体、あるいは共重合
体、さらにはそれらの混合物が使用できる。
本発明のカプセルトナーは場合によってはコロイダル
シリカ等の流動性向上剤、あるいは滑剤、研摩剤、電荷
調整剤などを混合した後に、現像剤として用いることも
できる。
シリカ等の流動性向上剤、あるいは滑剤、研摩剤、電荷
調整剤などを混合した後に、現像剤として用いることも
できる。
また2成分現像剤として用いる場合には鉄粉キャリ
ア、フェライトキャリア、またはこれらをシリコン樹
脂、アクリル樹脂等でコートしたキャリア、あるいは樹
脂中に磁性体を分散したキャリア等と混合した後に現像
剤として用いる。
ア、フェライトキャリア、またはこれらをシリコン樹
脂、アクリル樹脂等でコートしたキャリア、あるいは樹
脂中に磁性体を分散したキャリア等と混合した後に現像
剤として用いる。
本発明の加熱定着方法においては、トナー中にカーボ
ンブラックが多量に含有されているために加熱定着後の
画像濃度が磁性体のみで色付けしたものに比べ高くな
る。さらに黒色度も高い。それだけではなく、加熱定着
用に低軟化点を有するバインダーを用いた場合やシャー
プメルトなバインダーを用いた場合、磁性体およびカー
ボンブラックを添加することにより、定着時における画
像のにじみや、転写材(紙)へのしみ込みも減少させる
ことが可能である。さらにトナー粒子の過度の熱変形が
押さえられるために定着フィルムへのオフセット性にも
効果がある。さらにカプセル構造をとるためにトナー粒
子のブロッキング性が防げるため相対的にトナーの最低
定着温度を下げることが可能であり、本発明の加熱定着
方法において低エネルギーで良好な定着性が得られる。
ンブラックが多量に含有されているために加熱定着後の
画像濃度が磁性体のみで色付けしたものに比べ高くな
る。さらに黒色度も高い。それだけではなく、加熱定着
用に低軟化点を有するバインダーを用いた場合やシャー
プメルトなバインダーを用いた場合、磁性体およびカー
ボンブラックを添加することにより、定着時における画
像のにじみや、転写材(紙)へのしみ込みも減少させる
ことが可能である。さらにトナー粒子の過度の熱変形が
押さえられるために定着フィルムへのオフセット性にも
効果がある。さらにカプセル構造をとるためにトナー粒
子のブロッキング性が防げるため相対的にトナーの最低
定着温度を下げることが可能であり、本発明の加熱定着
方法において低エネルギーで良好な定着性が得られる。
次に本発明の定着方法について説明する。
先ず、本発明の画像形成装置の一例の概略構造を第1
図に基づいて説明する。1はガラス等の透明部材よりな
る原稿載置台で、矢印a方向に往復動して原稿を走査す
る。原稿載置台の直下には短焦点小径結像素子アレイ2
が配されていて、原稿載置台上に置かれた原稿像は照明
ランプ3によって照射され、その反射光像は上記アレイ
2によって感光ドラム4上にスリット露光される。なお
この感光ドラムは矢印b方向に回転する。また5は帯電
器であり、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半導体感
光層等を被覆された感光ドラム4上に一様に帯電を行な
う。この帯電器5により一様に帯電されたドラム4は、
素子アレイ2によって画像露光が行なわれた静電画像が
形成される。この静電潜像は、現像器6により加熱で軟
化溶融する樹脂等より成るトナーを用いて顕像化され
る。一方、カセットS内に収納されているシートPは、
給送ローラ7と感光ドラム4上の画像と同期するようタ
イミングをとって上下方向で圧接して回転される対の搬
送ローラ8によって、ドラム4上に送り込まれる。そし
て、転写放電器9によって、感光ドラム4上に形成され
ているトナー像は、シートP上に転写される。その後、
公知の分離手段によってドラム4から分離されたシート
Pは、搬送ガイド10によって定着装置11に導かれ加熱定
着処理された後にトレイ12上に排出される。なお、トナ
ー像を転写後、ドラム4上の残留トナーはクリーナ13に
よって除去される。
図に基づいて説明する。1はガラス等の透明部材よりな
る原稿載置台で、矢印a方向に往復動して原稿を走査す
る。原稿載置台の直下には短焦点小径結像素子アレイ2
が配されていて、原稿載置台上に置かれた原稿像は照明
ランプ3によって照射され、その反射光像は上記アレイ
2によって感光ドラム4上にスリット露光される。なお
この感光ドラムは矢印b方向に回転する。また5は帯電
器であり、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半導体感
光層等を被覆された感光ドラム4上に一様に帯電を行な
う。この帯電器5により一様に帯電されたドラム4は、
素子アレイ2によって画像露光が行なわれた静電画像が
形成される。この静電潜像は、現像器6により加熱で軟
化溶融する樹脂等より成るトナーを用いて顕像化され
る。一方、カセットS内に収納されているシートPは、
給送ローラ7と感光ドラム4上の画像と同期するようタ
イミングをとって上下方向で圧接して回転される対の搬
送ローラ8によって、ドラム4上に送り込まれる。そし
て、転写放電器9によって、感光ドラム4上に形成され
ているトナー像は、シートP上に転写される。その後、
公知の分離手段によってドラム4から分離されたシート
Pは、搬送ガイド10によって定着装置11に導かれ加熱定
着処理された後にトレイ12上に排出される。なお、トナ
ー像を転写後、ドラム4上の残留トナーはクリーナ13に
よって除去される。
第2(a)図に本発明の定着装置11の拡大図を示す。
20は装置に固定支持された低熱容量線状加熱体であっ
て、一例として厚み1.0mm、巾10mm、長手長240mmのアル
ミナ基板21に抵抗材料22を巾1.0mmに塗工したもので長
手方向両端より通電される。通電はDC 100Vの周期20mse
cのパルス状波形で検温素子23によりコントロールされ
た所望の温度、エネルギー放出量に応じたパルスを、そ
のパルス巾を変化させて与える。略パルス巾は0.5msec
〜5msecとなる。低熱容量線状加熱体20において検温素
子23で検出された温度がT1の場合、抵抗材料22に対向す
るフィルム24の表面温度T2はT1よりも約10〜30℃低い。
またフィルム24がトナー定着面より剥離する部分におけ
るフィルム表面温度T3は前記温度T2とほぼ等しい温度で
ある。
20は装置に固定支持された低熱容量線状加熱体であっ
て、一例として厚み1.0mm、巾10mm、長手長240mmのアル
ミナ基板21に抵抗材料22を巾1.0mmに塗工したもので長
手方向両端より通電される。通電はDC 100Vの周期20mse
cのパルス状波形で検温素子23によりコントロールされ
た所望の温度、エネルギー放出量に応じたパルスを、そ
のパルス巾を変化させて与える。略パルス巾は0.5msec
〜5msecとなる。低熱容量線状加熱体20において検温素
子23で検出された温度がT1の場合、抵抗材料22に対向す
るフィルム24の表面温度T2はT1よりも約10〜30℃低い。
またフィルム24がトナー定着面より剥離する部分におけ
るフィルム表面温度T3は前記温度T2とほぼ等しい温度で
ある。
この様にエネルギー、温度制御された加熱体20に当接
して図中矢印方向に定着フィルム24は移動する。この定
着フィルムの一例として、厚み20μmの耐熱フィルム、
例えばポリイミド、ポリエーテルイミド、PES,PFAに少
なくとも画像当接面側にPTFE,PAF等のフッ素樹脂に導電
材を添加した離型層を10μmコートしたエンドレスフィ
ルムである。一般的には総厚100μより好ましくは40μ
未満、フィルム駆動は駆動ローラー25と従動ローラー26
による駆動とテンションにより矢印方向にシワなく移動
する。
して図中矢印方向に定着フィルム24は移動する。この定
着フィルムの一例として、厚み20μmの耐熱フィルム、
例えばポリイミド、ポリエーテルイミド、PES,PFAに少
なくとも画像当接面側にPTFE,PAF等のフッ素樹脂に導電
材を添加した離型層を10μmコートしたエンドレスフィ
ルムである。一般的には総厚100μより好ましくは40μ
未満、フィルム駆動は駆動ローラー25と従動ローラー26
による駆動とテンションにより矢印方向にシワなく移動
する。
27はシリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層を有す
る加圧ローラーで、総圧4〜20kgでフィルムを介して加
熱体を加圧しフィルムと圧接回転する。
る加圧ローラーで、総圧4〜20kgでフィルムを介して加
熱体を加圧しフィルムと圧接回転する。
転写材28上の未定着トナー29は、入口ガイド30により
定着部に導かれ、上述の加熱により定着像を得るもので
ある。
定着部に導かれ、上述の加熱により定着像を得るもので
ある。
以上はエンドレスベルトで説明したが第2(b)図の
如く、シート送り出し軸31及び巻取り軸32を使用し、定
着フィルムは有端のフィルム24であっても良い。
如く、シート送り出し軸31及び巻取り軸32を使用し、定
着フィルムは有端のフィルム24であっても良い。
また画像形成装置としては複写機、プリンター、FAX
等のトナーを用いて画像を形成する装置全ての定着装置
に適応するものである。
等のトナーを用いて画像を形成する装置全ての定着装置
に適応するものである。
本発明の加熱定着方法において、使用されるトナー
は、DSCを用い10℃から200℃迄の測定範囲で測定した結
果、最初に現われる吸熱ピークの極大値が40℃から120
℃を示すトナーが好ましく、特に55℃から100℃の特性
を示すトナーがより好ましい。
は、DSCを用い10℃から200℃迄の測定範囲で測定した結
果、最初に現われる吸熱ピークの極大値が40℃から120
℃を示すトナーが好ましく、特に55℃から100℃の特性
を示すトナーがより好ましい。
更に、フィルムをトナー定着面より、はく離する時の
温度が前記吸熱温度よりも高い温度であることが必要
で、前記吸熱温度よりも30℃以上(より好ましくは40〜
150℃)高い条件ではく離させることが好ましい。
温度が前記吸熱温度よりも高い温度であることが必要
で、前記吸熱温度よりも30℃以上(より好ましくは40〜
150℃)高い条件ではく離させることが好ましい。
本発明での吸熱ピークの極大値を測定する方法として
は、ASTM D−3418−82に準拠し算出する。具体的には、
トナーを10〜15mg採取し窒素雰囲気下で室温から200℃
まで昇温速度10℃/minで加熱せしめた後、200℃に10分
間保持せしめ、次に急冷することで、予めトナーの前処
理を行なった後、再び10℃に10分間保持せしめ、10℃/m
inの昇温速度で200℃迄加熱し測定する。一般的には、
第3図に示すデーターが得られ、最初に現われる吸熱ピ
ークの極大値を本発明において吸熱温度(TD)と定義す
る。
は、ASTM D−3418−82に準拠し算出する。具体的には、
トナーを10〜15mg採取し窒素雰囲気下で室温から200℃
まで昇温速度10℃/minで加熱せしめた後、200℃に10分
間保持せしめ、次に急冷することで、予めトナーの前処
理を行なった後、再び10℃に10分間保持せしめ、10℃/m
inの昇温速度で200℃迄加熱し測定する。一般的には、
第3図に示すデーターが得られ、最初に現われる吸熱ピ
ークの極大値を本発明において吸熱温度(TD)と定義す
る。
[実施例] 以下の方法によりトナーサンプルを作成した。部数は
重量部を意味する。
重量部を意味する。
(サンプルA) 上記成分をロールミルを用いて溶融混練し、冷却後カ
ッターミルで粗粉砕し更にジェットミルにより微粉砕し
た。次いでこの微粉砕物をエルボジェットにより分級を
行い、平均粒径10.2μmの芯材粒子を得た。次いで以下
の方法によりカプセル化を行った。
ッターミルで粗粉砕し更にジェットミルにより微粉砕し
た。次いでこの微粉砕物をエルボジェットにより分級を
行い、平均粒径10.2μmの芯材粒子を得た。次いで以下
の方法によりカプセル化を行った。
上記組成の混合物として十分に分散せしめた後、ディ
スクアトマイザーを備えたスプレーノズル装置にて吐出
霧化せしめたところ粒子の合一もなく、SEMで観察した
ところ粒子の合一もなく、殻材料によって完全に被覆さ
れた滑らかな表面形状を示すカプセルトナーが得られ
た。
スクアトマイザーを備えたスプレーノズル装置にて吐出
霧化せしめたところ粒子の合一もなく、SEMで観察した
ところ粒子の合一もなく、殻材料によって完全に被覆さ
れた滑らかな表面形状を示すカプセルトナーが得られ
た。
このトナー100部に対し、疎水性コロイダルシリカ0.4
部を外添した。これをサンプルAとする。
部を外添した。これをサンプルAとする。
(サンプルB) 上記成分をサンプルAと同様に混練−粉砕−分級を行
い、平均粒径11.3μmの芯材粒子を得た。
い、平均粒径11.3μmの芯材粒子を得た。
これをサンプルAと同様にカプセル化を行った。但し
殻材料は0.9部とした。
殻材料は0.9部とした。
このトナー100部に対し、疎水性コロイダルシリカ0.4
部外添混合した。これをサンプルBとする。
部外添混合した。これをサンプルBとする。
(サンプルC) 上記成分をサンプルAと同様に混練−粉砕−分級を行
い、平均粒径10.4μの芯材粒子を得た。
い、平均粒径10.4μの芯材粒子を得た。
これをサンプルAと同様にカプセル化を行った。
このトナー100部に対し、疎水性コロイダルシリカ0.4
部を外添混合した。これをサンプルCとする。
部を外添混合した。これをサンプルCとする。
次にサンプルA〜C及び第2図(a)に示す加熱定着
装置を用いて定着試験を行った。さらにブロッキング性
試験も行なった。
装置を用いて定着試験を行った。さらにブロッキング性
試験も行なった。
〈実施例1〉 この定着装置において加熱体の表面温度は150℃、加
熱部の抵抗材料の消費電力は150W、加圧ローラーの総圧
は7kg、加圧ローラーとフィルムのニップは3mm、定着処
理速度(p.s.)100mm/sec.に設定し、耐熱シートとして
は、記録材との接触面にPTFEに導電性物質を添加した低
抵抗の離型層を有する厚さ20μmのポリイミドフィルム
を使用した。
熱部の抵抗材料の消費電力は150W、加圧ローラーの総圧
は7kg、加圧ローラーとフィルムのニップは3mm、定着処
理速度(p.s.)100mm/sec.に設定し、耐熱シートとして
は、記録材との接触面にPTFEに導電性物質を添加した低
抵抗の離型層を有する厚さ20μmのポリイミドフィルム
を使用した。
この時の加熱体の表面温度150℃に達するまでに要し
た時間は、約1.4sec.であった。
た時間は、約1.4sec.であった。
サンプルAを市販の複写機Canon NP−150Z(キヤノン
(株)製)の定着器をとり除いた改良機に適用し未定着
画像を得た。
(株)製)の定着器をとり除いた改良機に適用し未定着
画像を得た。
この未定着画像を第2図(a)に示す様な外部定着機
を用い上記条件にて定着試験を行った。
を用い上記条件にて定着試験を行った。
転写材としては市販のキヤノンニュードライペーパー
(キヤノン販売社製)54g/m2を用いた。
(キヤノン販売社製)54g/m2を用いた。
定着試験は、得られた定着画像中の20mmφのベタ黒部
を50g/cm2の荷重をかけたシルボン紙で摺擦し、摺擦前
後の画像濃度低下率(%)で表わした。画像濃度の測定
にはマクベス反射濃度計を用いた。さらに耐オフセット
性を見るために改造機から取出した未定着画像を連続し
て該外部定着試験機を通過させ、定着フィルム及び対向
ローラーの汚れ、画像のオフセットによる抜け、転写材
の画像上への汚れおよび転写材の裏側汚れなどを見て判
断した。
を50g/cm2の荷重をかけたシルボン紙で摺擦し、摺擦前
後の画像濃度低下率(%)で表わした。画像濃度の測定
にはマクベス反射濃度計を用いた。さらに耐オフセット
性を見るために改造機から取出した未定着画像を連続し
て該外部定着試験機を通過させ、定着フィルム及び対向
ローラーの汚れ、画像のオフセットによる抜け、転写材
の画像上への汚れおよび転写材の裏側汚れなどを見て判
断した。
その結果、定着性は初期および200枚通紙後もほぼ変
らず1〜5%(平均2.1%)と良好であった。また耐オ
フセット性は10,000枚の未定着画像通紙後においても転
写紙上の汚れはもちろん、転写紙の裏側汚れも全く見ら
れなかった。さらには連続通紙後、定着装置のフィルム
及び対向ローラー表面を観察したところ、トナーの付着
はほとんどなかった。
らず1〜5%(平均2.1%)と良好であった。また耐オ
フセット性は10,000枚の未定着画像通紙後においても転
写紙上の汚れはもちろん、転写紙の裏側汚れも全く見ら
れなかった。さらには連続通紙後、定着装置のフィルム
及び対向ローラー表面を観察したところ、トナーの付着
はほとんどなかった。
さらには、槽内温度45℃(一定)にしたオーブン中
に、ポリプロピレン製の100ccカップ中にこのトナー10g
を入れたものを1日間放置し、ブロッキング性を見たと
ころ、トナー塊の発生はなく、良好であった。
に、ポリプロピレン製の100ccカップ中にこのトナー10g
を入れたものを1日間放置し、ブロッキング性を見たと
ころ、トナー塊の発生はなく、良好であった。
〈比較例1〉 本加熱定着装置と、加熱ローラー定着装置との比較を
するために次のようなテストを試みた。熱ローラー定着
用の外部定着装置を用意した。該熱ローラー定着器は上
ローラーと下ローラーの2本のロールより成り、上ロー
ラー表面はテフロンであり、その中心部にヒーターを配
したものであり、下ローラーにはシリコンゴムを用いて
いる。さらにニップ巾は3mmである。ローラー間の総圧
は7kgであった。
するために次のようなテストを試みた。熱ローラー定着
用の外部定着装置を用意した。該熱ローラー定着器は上
ローラーと下ローラーの2本のロールより成り、上ロー
ラー表面はテフロンであり、その中心部にヒーターを配
したものであり、下ローラーにはシリコンゴムを用いて
いる。さらにニップ巾は3mmである。ローラー間の総圧
は7kgであった。
該熱ローラーの中心部に消費電力150Wのヒーターを取
付けロール回転下昇温させたところ、5分後でも表面温
度は160℃にしか上昇せず定着試験は実行できなかっ
た。そこでヒーターを900Wのものに変更し、定着ローラ
ーの表面温度が150℃以上に保持可能とした。この時に
熱ローラー表面温度は室温から150℃にまで上昇するま
での時間は17.5秒であり、さらに温度調節により一定温
度に保持されるために若干の時間を要した。すなわち、
熱ロール定着においてはきわめて大きな消費電力が必要
であり、ウエイトタイムはとり除くことができないもの
である。
付けロール回転下昇温させたところ、5分後でも表面温
度は160℃にしか上昇せず定着試験は実行できなかっ
た。そこでヒーターを900Wのものに変更し、定着ローラ
ーの表面温度が150℃以上に保持可能とした。この時に
熱ローラー表面温度は室温から150℃にまで上昇するま
での時間は17.5秒であり、さらに温度調節により一定温
度に保持されるために若干の時間を要した。すなわち、
熱ロール定着においてはきわめて大きな消費電力が必要
であり、ウエイトタイムはとり除くことができないもの
である。
定着試験は、この900Wのヒーターを配した熱ロール外
部定着試験機を用い、定着ローラーのオイル塗布機構お
よびクリーニング機構をとりはずした状態にて行なっ
た。定着処理速度は100mm/secと実施例1と同じスピー
ドにて行なった。
部定着試験機を用い、定着ローラーのオイル塗布機構お
よびクリーニング機構をとりはずした状態にて行なっ
た。定着処理速度は100mm/secと実施例1と同じスピー
ドにて行なった。
その結果、定着性は初期および200枚後で濃度低下率
が4〜11%(平均5.5%)と実施例1に比べ劣る結果と
なり、200枚通紙時においては、すでにオフセット現像
による画像上の抜けが見られ、1100枚時において転写紙
に裏側汚れが発生した。さらに連続通紙後ローラー表面
を観察するとトナーが相当量付着していた。
が4〜11%(平均5.5%)と実施例1に比べ劣る結果と
なり、200枚通紙時においては、すでにオフセット現像
による画像上の抜けが見られ、1100枚時において転写紙
に裏側汚れが発生した。さらに連続通紙後ローラー表面
を観察するとトナーが相当量付着していた。
〈実施例2〉 実施例1において定着処理速度を150mm/secに変えて
定着試験を行なった。ただし加熱体の表面温度は180℃
になるように設定した。この時、加熱体の表面温度が18
0℃に達するまでに要した時間は約27sec.であった。定
着試験の結果をTable.1に示した。Table.1に表わされる
ように良好な結果を示した。
定着試験を行なった。ただし加熱体の表面温度は180℃
になるように設定した。この時、加熱体の表面温度が18
0℃に達するまでに要した時間は約27sec.であった。定
着試験の結果をTable.1に示した。Table.1に表わされる
ように良好な結果を示した。
〈比較例2〉 比較例1で用いた熱ロールによる外部定着試験機を使
用し、実施例2との比較のために定着処理速度150mm/se
cに変え、さらにローラー表面温度を180℃に設定した。
この時ローラー表面温度が180℃に達するまでに要した
時間は約27sec.プラス若干時間であった。
用し、実施例2との比較のために定着処理速度150mm/se
cに変え、さらにローラー表面温度を180℃に設定した。
この時ローラー表面温度が180℃に達するまでに要した
時間は約27sec.プラス若干時間であった。
結果をTable.1に示した。Table.1に表わされるように
定着性およびオフセット性において劣る結果となった。
定着性およびオフセット性において劣る結果となった。
〈実施例3〉 トナーサンプルBを用いて実施例1と同様の方法にて
定着試験およびトナーのブロッキングテストを行なっ
た。テスト条件およびテスト結果をTable.1にまとめて
示す。
定着試験およびトナーのブロッキングテストを行なっ
た。テスト条件およびテスト結果をTable.1にまとめて
示す。
〈比較例3〉 トナーサンプルBを用いて比較例1と同様の方法にて
定着試験を行なった。テスト条件およびテスト結果をTa
ble.1にまとめて示す。
定着試験を行なった。テスト条件およびテスト結果をTa
ble.1にまとめて示す。
〈実施例4〉 トナーサンプルCを用いて実施例1と同様の方法にて
定着試験およびトナーのブロッキングテストを行なっ
た。テスト条件およびテスト結果をTable.1にまとめて
示す。
定着試験およびトナーのブロッキングテストを行なっ
た。テスト条件およびテスト結果をTable.1にまとめて
示す。
〈比較例4〉 トナーサンプルCを用いて比較例1と同様の方法にて
定着試験を行なった。テスト条件およびテスト結果をTa
ble.1にまとめて示す。
定着試験を行なった。テスト条件およびテスト結果をTa
ble.1にまとめて示す。
本発明の実施例に示したトナーサンプルのDSCによる
吸熱温度(TD)及び加熱体温度(T1)、フィルム表面温
度(T2)、剥離時のフィルム表面温度(T3)をTable.2
に示す。
吸熱温度(TD)及び加熱体温度(T1)、フィルム表面温
度(T2)、剥離時のフィルム表面温度(T3)をTable.2
に示す。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の加熱定着方法により、少
ない消費電力で、オフセットがなく、定着性の良好な画
像が得られた。
ない消費電力で、オフセットがなく、定着性の良好な画
像が得られた。
第1図は本発明の定着方法を実施している定着装置を具
備している画像形成装置の概略的断面図、第2(a)図
は本発明の定着方法を実施するための定着装置の概略的
断面図を示し、第2(b)図は本発明の別な態様の定着
方法を実施するための定着装置の概略的断面図を示す。
第3図はトナーの吸熱ピークを示すグラフである。
備している画像形成装置の概略的断面図、第2(a)図
は本発明の定着方法を実施するための定着装置の概略的
断面図を示し、第2(b)図は本発明の別な態様の定着
方法を実施するための定着装置の概略的断面図を示す。
第3図はトナーの吸熱ピークを示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/09 13/20 15/20 101 G03G 9/08 (72)発明者 松永 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−68766(JP,A) 特開 昭59−157678(JP,A) 特開 昭62−280759(JP,A) 特開 昭62−75543(JP,A) 特開 昭60−147748(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】芯材と該芯材を覆う殻材を有するカプセル
トナーを用い、記録材にカプセルトナーの顕画像を加熱
定着する方法において、 a)該芯材の結着樹脂、磁性体及びカーボンブラックを
有しており、該カーボンブラックは、平均粒径10〜80m
μmを有し、かつ該芯材の1〜30重量%の割合で該芯材
に含有されており、 b)固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接し且
つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる加圧
部材とにより、該トナーの顕画像を記録材に加熱定着
し、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極大値
よりも高い温度でトナーの定着面よりフィルムを剥離す
ることを特徴とする加熱定着方法。 - 【請求項2】該トナー定着面よりフィルムを剥離する温
度は、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極大
値よりも30℃以上高いことを特徴とする請求項1に記載
の加熱定着方法。 - 【請求項3】固定支持された加熱体と、該加熱体に対向
圧接し且つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着さ
せる加圧部材とにより、トナーの顕画像を記録材に加熱
定着し、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極
大値よりも高い温度でトナー定着面よりフィルムを剥離
する加熱定着方法に使用されるトナーにおいて、該トナ
ーは、芯材と該芯材を覆う殻材を有するカプセルトナー
であって、該芯材が結着樹脂、磁性体及びカーボンブラ
ックを有しており、該カーボンブラックは、平均粒径10
〜80mμmを有し、かつ該芯材の1〜30重量%の割合で
該芯材に含有されていることを特徴とする加熱定着用カ
プセルトナー。 - 【請求項4】該トナー定着面よりフィルムを剥離する温
度は、トナーのDSCにより測定される吸熱ピークの極大
値よりも30℃以上高いことを特徴とする請求項3に記載
の加熱定着用カプセルトナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63316137A JPH0812460B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 加熱定着方法及び該方法に使用される加熱定着用カプセルトナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63316137A JPH0812460B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 加熱定着方法及び該方法に使用される加熱定着用カプセルトナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02162358A JPH02162358A (ja) | 1990-06-21 |
| JPH0812460B2 true JPH0812460B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=18073669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63316137A Expired - Lifetime JPH0812460B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 加熱定着方法及び該方法に使用される加熱定着用カプセルトナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812460B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06148924A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-27 | Kao Corp | 現像方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5968766A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-18 | Olympus Optical Co Ltd | 熱定着装置 |
| IT1212977B (it) * | 1983-02-10 | 1989-12-07 | Olivetti & Co Spa | Macchina copiatrice elettrofotogra fica |
| JPS60147748A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-03 | Canon Inc | マイクロカプセルトナ− |
| JPS6275543A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-07 | Canon Inc | カプセルトナ−の製造方法 |
| JPS62280759A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁性カプセルトナ− |
-
1988
- 1988-12-16 JP JP63316137A patent/JPH0812460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02162358A (ja) | 1990-06-21 |
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