JPH081258A - フープ状リードフレームの搬送・位置決め方法、およびその装置 - Google Patents

フープ状リードフレームの搬送・位置決め方法、およびその装置

Info

Publication number
JPH081258A
JPH081258A JP13901894A JP13901894A JPH081258A JP H081258 A JPH081258 A JP H081258A JP 13901894 A JP13901894 A JP 13901894A JP 13901894 A JP13901894 A JP 13901894A JP H081258 A JPH081258 A JP H081258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoop
lead frame
shaped lead
mold
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13901894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3561003B2 (ja
Inventor
Ikuo Yoshida
郁生 吉田
Tetsumi Suemoto
哲巳 末本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP13901894A priority Critical patent/JP3561003B2/ja
Publication of JPH081258A publication Critical patent/JPH081258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3561003B2 publication Critical patent/JP3561003B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールドプレスを実行することによる温度変
化や熱ストレスの作用等に起因してフープ状リードフレ
ーム2に伸縮や変形が生じた場合であっても、高精度な
位置決めならびに正確な搬送を行い得るようにする。 【構成】 モールドプレスの実行時における上型8に対
する下型9の相対的接近移動距離が所定距離以上である
か否かを検出する型位置検出センサ16と、フープ状リー
ドフレーム2の搬送経路の途中に配設されて上記フレー
ム2を送り駆動させる正逆回転可能な駆動モータ3と、
上記フレーム2に形成されて一回毎の送り量に対応する
間隔を隔てて配列された目印部の特定位置を検出する目
印部検出センサ15と、上記型位置検出センサ16および上
記目印部検出センサ15からの信号に基づいて上記駆動モ
ータ3の正逆回転を制御する回転制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、フープ状リードフレ
ームの搬送・位置決め方法およびその装置に関し、詳し
くは、フープ状リードフレームを間欠的に送りながら搬
送経路の途中でモールドプレスを行う場合において、そ
の搬送制御および位置決め制御を正確かつ円滑に行わせ
るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体製品等の製造プロセス
においては、短冊状のリードフレームに対してダイボン
ディングやワイヤボンディングを施した後、樹脂封止等
を行うためにトランスファーモールド法等によるモール
ド工程が実行される。この種の製造プロセスにおいて
は、たとえばエレベーション機構により上下昇降可能な
マガジン等に収納されている複数枚の上記短冊状リード
フレームを、所定のワークステーションで一枚ずつ順次
取り出した後、上記の各処理を施していくのが一般的手
法とされていた。
【0003】しかしながら、上記のような手法では、短
冊状のリードフレームに対してモールドプレス等の各処
理を行うものであるから、処理工程が分断されてしま
い、処理サイクルが長くなり、生産性の悪化を余儀なく
されているのが実情であった。
【0004】このような問題に対処するものとして、た
とえば特開昭59−80956号公報に開示されている
ように、長尺帯状のフープ状リードフレームを連続的か
つ間欠的に搬送し、その搬送経路の途中における各ステ
ーションで各処理を行う手法が採用されるに至ってい
る。
【0005】そして、同公報には、パルスモータにより
搬送されるフープ状リードフレームを、所定のステーシ
ョン、たとえばメッキ処理を行うためのステーション
で、正確に位置決めを行うための位置決め機構の具体的
構成が開示されている。この位置決め機構は、上記フー
プ状リードフレームに穿設された貫通孔と、この貫通孔
に挿脱可能なピン部材とから構成されている。そして、
上記フープ状リードフレームが所定の位置まで搬送され
た時点で、エアシリンダ等が作動することにより上記ピ
ン部材が上記貫通孔に係入される。これにより、上記フ
ープ状リードフレームは、メッキ処理等を行うための所
定の位置に設定保持された状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記半導体
製品等の製造プロセス中におけるモールド工程は、加熱
状態の下で圧縮成型処理を行うものであり、しかも成型
処理を受ける上記フープ状リードフレームは薄肉状であ
るため、大きな熱ストレスが作用する。加えて、圧縮処
理時における上型と下型との相対的接近移動時には、上
記フープ状リードフレームが一方の型の表面部に押し付
けられた状態で、その型が他方の型に接近移動していく
ことになる。
【0007】このような温度変化や押し付け力ないし引
っ張り力の影響を受けて、上記フープ状リードフレーム
が伸縮しあるいは変形するといった事態を招く。したが
って、上記公報に開示されているように、フープ状リー
ドフレームに穿設した貫通孔とピン部材との係合により
位置決めを行う機械的な手法を採用していたのでは、フ
ープ状リードフレーム自体の長さが変化して貫通孔の穿
設位置が正確な位置からズレを生じ、この結果、位置決
め精度が悪化したり、あるいは位置決めが困難になると
いう問題が生じる。
【0008】また、上記のようにしてフープ状リードフ
レームに伸縮や変形が生じることにより、このフープ状
リードフレームに所定ピッチで形成している搬送用の係
合孔に対して、同じく搬送用のスプロケットの歯が噛み
合わなくなり、適切に搬送を行うことが困難になるとい
う問題をも生じる。
【0009】本願発明は、上述の事情のもとで考え出さ
れたものであって、モールド工程を実行することによる
温度変化や熱ストレスの作用等に起因してフープ状リー
ドフレームに伸縮や変形が生じた場合であっても、高精
度な位置決めならびに正確な搬送を行い得るフープ状リ
ードフレームの搬送・位置決め方法およびその装置を提
供することをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0011】すなわち、本願の請求項1に記載した発明
は、上型と下型との両者の相互間を経由してフープ状リ
ードフレームを間欠的に搬送するとともに、上記フープ
状リードフレームが所定量送られる毎に上記上型に対し
て下型を相対的に接近移動および離反移動させてモール
ドプレスを行うようにし、かつ上記モールドプレスが上
記フープ状リードフレームの所定エリアに対して正確に
行われるように位置決めを行うようにしたフープ状リー
ドフレームの搬送・位置決め方法であって、上記フープ
状リードフレームにおける一回毎の送り量の基準となる
位置に目印部を形成し、上記モールドプレスの実行前あ
るいは実行後に、上記フープ状リードフレームを緊張状
態にした上で正逆方向の少なくともいずれか一方向に送
りながら上記目印部の現実の位置を検出し、この現実の
位置と理想位置とのズレ量を求めて、このズレ量を補正
した上で以降の工程を実行するようにしたことを特徴と
している。
【0012】この場合において、上記目印部の現実の位
置を検出するに際して、上記目印部の送り側の端縁と反
送り側の端縁の位置とをそれぞれ検出するとともに、こ
の両位置相互間の送り方向における中心の位置を、上記
目印部の現実の位置として定めることが好ましい(請求
項2)。
【0013】また、上記モールドプレスは、上記フープ
状リードフレームの緊張状態を解除して行うことが好ま
しい(請求項3)。
【0014】一方、本願の請求項4に記載した発明は、
上型と下型との両者の相互間を経由して上記フープ状リ
ードフレームを間欠的に搬送する搬送経路を備えるとと
もに、上記フープ状リードフレームが所定量送られる毎
に上記上型に対して下型を相対的に接近移動および離反
移動させてモールドプレスを行うように構成したフープ
状リードフレームの搬送・位置決め装置であって、上記
モールドプレスの実行時における上記上型に対する下型
の相対的接近移動距離が所定距離以上であるか否かを検
出する型位置検出手段と、上記搬送経路の途中に配設さ
れて上記フープ状リードフレームを送り駆動させる正逆
回転可能な駆動モータと、上記フープ状リードフレーム
に形成されて一回毎の送り量に対応する間隔を隔てて配
列された目印部の特定位置を検出する目印部検出手段
と、上記型位置検出手段および上記目印部検出手段から
の信号に基づいて上記駆動モータの正逆回転を制御する
回転制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0015】この場合において、上記搬送経路の途中に
は、上記型位置検出手段または/および上記目印部検出
手段からの信号に基づいて上記フープ状リードフレーム
に作用するテンションを調整するテンション調整手段が
さらに備えられていることが好ましい(請求項5)。
【0016】
【発明の作用および効果】上記請求項1に記載した発明
によれば、フープ状リードフレームの所定エリアに対し
てモールドプレスを行った直後、あるいは行う直前に、
このフープ状リードフレームに形成されている目印部の
現実の位置を、光学的センサ等の非接触式検出手段を用
いて検出する。この目印部の位置検出に際しては、上記
フープ状リードフレームの所定エリアがモールドプレス
を行う際の熱や圧縮力に起因して伸縮あるいは変形して
いるので、この伸縮や変形による長さの狂いを適度に修
正するために上記フープ状リードフレームを緊張状態に
した上で行われる。
【0017】なお、上記モールドプレスを行った直後に
上述の位置検出を行う場合には、次回のモールドプレス
を行うためにフープ状リードフレームを送る前段階にお
いて、その後の送り量の基準となる目印部の現実の位置
を検出することになる。これに対して、上記モールドプ
レスを行う直前に上述の位置検出を行う場合には、前回
のモールドプレスを行った後にフープ状リードフレーム
を所定量送り、この後における次回のモールドプレスを
行う前段階において、そのモールドプレスエリアの基準
となる目印部の現実の位置を検出することになる。
【0018】そして、上記いずれの場合においても、モ
ールドプレスによる伸縮や変形に伴ってフープ状リード
フレーム上の目印部の位置が正規の位置からズレを生じ
ている場合には、検出された目印部の現実の位置と理想
位置との相対偏倚量すなわちズレ量が求められる。ここ
で、上記理想位置とは、フープ状リードフレームが変形
等を生じていない場合に、上記目印部が本来的に存在す
べき位置であり、上記目印部検出手段の設置位置との相
対関係において決まる位置である。
【0019】この後、上記ズレ量は位置補正された上
で、以降の工程、たとえばフープ状リードフレームの送
り、あるいはモールドプレスが行われる。詳しくは、上
述のモールドプレスを行った直後に位置検出を行う場合
を例に挙げれば、上記ズレ量が補正された上でフープ状
リードフレームの送り量が定まり、また上述のモールド
プレスを行う直前に位置検出を行う場合を例に挙げれ
ば、上記ズレ量だけフープ状リードフレームの位置を修
正した後にモールドプレスが行われる。
【0020】したがって、従来のようにピン係脱機構等
の機械的な位置決め機構を採用していた場合のように、
モールドプレスを行うことによるフープ状リードフレー
ムの伸縮や変形等の影響を受けることがなくなり、正確
な位置決めがなされて、フープ状リードフレームの所定
エリアに対して高精度かつ高品質のモールドプレスが行
われる。
【0021】さらに、上記請求項2に記載した発明によ
れば、上記目印部の送り側の端縁と反送り側の端縁との
二箇所の位置を検出し、さらに上記両位置の相互間の中
心位置を演算等により求める。そして、フープ状リード
フレームがたとえば幅方向にズレを生じていても、上記
のようにして求められた中心位置は、送り方向に対して
は常にその目印部の中心を示すことになる。したがっ
て、この位置を基準としてズレ量の補正を行えば、高精
度な補正を行えることになる。
【0022】また、上記請求項3に記載した発明によれ
ば、モールドプレスを行う際には、フープ状リードフレ
ームの緊張状態が解除されるので、一方の型が他方の型
に対して接近移動することが阻害されず、型による過度
な引っ張り力ないし押し付け力がフープ状リードフレー
ムに作用することがなくなり、フープ状リードフレーム
の不当な変形が防止される。なお、上記フープ状リード
フレームに過度な引っ張り力が作用していると、係合す
べき型の表面部とフープ状リードフレームとの双方の特
定箇所が、上記引っ張り力に起因して係合し難い状態と
なっているが、上記のようにフープ状リードフレームが
適度に弛んだ状態にあれば、上記双方の特定箇所、たと
えば型の位置決めピンとフープ状リードフレームのピン
ホールとの係合がスムーズに行われる。
【0023】一方、上記請求項4に記載した発明によれ
ば、モールドプレスを行う際には、一方の型が他方の型
に対して接近移動することにより、その両型間に介在さ
れているフープ状リードフレームに上記一方の型の表面
部が接触する。そして、その一方の型の接近移動距離が
所定距離以上になった時点、詳しくはたとえば上記接触
状態にあるフープ状リードフレームに過度な押し付け力
が作用する手前に達した時点で、そのことを型位置検出
手段が検出する。この検出時点で、上記型位置検出手段
からの信号に基づいて回転制御手段が駆動モータを逆転
させ、これによりフープ状リードフレームの緊張状態が
解除される。この結果、モールドプレスは、上記フープ
状リードフレームが適度に弛んだ状態の下で行われるこ
とになり、上記請求項3に記載した発明と同様の作用効
果が得られる。
【0024】また、上記モールドプレスの実行前あるい
は実行後においては、上記フープ状リードフレームに形
成されている目印部の特定位置を、目印部検出手段が検
出する。そして、この検出結果として、現実の目印部の
特定位置が正規の位置からズレを生じている場合には、
この目印部検出手段からの信号に基づいて上記回転制御
手段が、そのズレ量に応じた補正を行うための信号を上
記駆動モータに送出する。したがって、この補正をモー
ルドプレスの実行直後に行う場合には、上記フープ状リ
ードフレームを次回のモールドプレス位置に送るための
送り量に対して上記ズレ量分の補正を行えばよく、また
上記補正を上記モールドプレスの実行直前に行う場合に
は、上記ズレ量分だけ駆動モータを回転させてフープ状
リードフレームの位置を修正すればよい。したがって、
上記請求項1に記載した発明と同様の作用効果が得られ
る。
【0025】さらに、上記請求項5に記載した発明によ
れば、テンション調整手段が備えられているので、既述
のようにモールドプレスを行うに際してフープ状リード
フレームの緊張状態を解除する場合には、上記駆動モー
タの逆転と同時に、上記型位置検出手段からの信号に基
づいて上記テンション調整手段がフープ状リードフレー
ムの弛緩度合いを適切なものにする。また、既述のよう
に目印部の検出時においても、上記駆動モータが逆転す
る場合が有り得るが、この場合には、上記テンション調
整手段は、上記フープ状リードフレームを適度な緊張状
態に維持しておくための作用を行う。なお、上記テンシ
ョン調整手段は、そのテンションを適度に変化させるこ
とにより、上記フープ状リードフレームがその送り用ス
プロケットの歯から脱落することをも防止できる。
【0026】このように、テンション調整手段を備えて
おけば、モールドプレス時、位置補正時、および搬送時
等の状況の別異に応じて、フープ状リードフレームの緊
張および弛緩の度合いを適度に変更できることになり、
各処理が円滑かつ正確に行えることになる。
【0027】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0028】図1は、本願発明に係るフープ状リードフ
レームの搬送・位置決め装置の制御システムを示すブロ
ック線図であり、図2は、その装置の概略構成を示す正
面図である。
【0029】まず、図1および図2に基づいて、上記搬
送・位置決め装置1の基本的構成を説明すると、フープ
状リードフレーム2の搬送経路は、正逆回転可能な駆動
モータ3の回転軸に取り付けられた駆動用スプロケット
4と、主としてテンション調整作用を行うトルクモータ
5の回転軸に取り付けられたテンション用スプロケット
6と、複数のガイド用スプロケット7とによって、屈曲
状に張り渡された状態で矢印A方向に送られるように構
成されている。
【0030】上記フープ状リードフレーム2は、モール
ドプレスを行うステーションXにおいて、上型8と下型
9との間の隙間に介在されている。そして、この実施例
では、上記上型8は固定設置されているのに対して、下
型9は、エアシリンダや油圧シリンダ等の流体シリンダ
10により上下昇降可能に保持され、かつプランジャ1
1により所定の圧縮力が付与されるように構成されてい
る。
【0031】図3は、上記フープ状リードフレーム2の
平面視状態を示すものであり、その上面部には多数の半
導体素子12が配列されている。そして、この実施例で
は、16列の半導体素子12が上記両型8,9により1
ショットでモールドプレスされ、樹脂封止がなされる。
この場合の成型方法としては、トランスファーモールド
法が採用される。
【0032】また、同図に示すように、フープ状リード
フレーム2の両側縁には、上記各スプロケット4,6,
7の歯先が係合する係合孔13が穿設されている。な
お、フープ状リードフレーム2の搬送駆動および案内に
用いられる媒体は、上記のようにスプロケットでなくて
もよく、たとえば歯付きプーリや歯車等のように上記フ
ープ状リードフレーム2に確実に係合して搬送駆動を行
い得るものであれば、他のものを使用しても差し支えな
い。
【0033】さらに、上記フープ状リードフレーム2に
は、1ショット分の16列の半導体素子12のうちの1
列目に対応させて、円形の目印部14が形成されてい
る。この目印部14は、貫通孔であってもよく、また所
定の色彩等を付したマークであってもよい。なお、目印
部14の形状は、上記のように円形にするに限らず、長
円形や矩形等であってもよい。
【0034】そして、図2に示すように、上記モールド
プレスのステーションXには、上記フープ状リードフレ
ーム2の目印部14の位置ズレを検出する光学的センサ
等の非接触式のセンサで構成される目印部検出手段15
が配設されている。この目印部検出手段15は、上記フ
ープ状リードフレーム2が搬送されて上型8と下型9と
の間におけるモールドプレスを行う適切位置で停止した
時に、その直下方に上記目印部14が存在する位置に配
設されている。
【0035】さらに、上記ステーションXには、モール
ドプレスを行うために下型9がフープ状リードフレーム
2を押し上げて上昇していく過程において、所定の高さ
位置に達したか否かを検出する型位置検出手段16が配
設されている。この型位置検出手段16は、この実施例
では、リミットスイッチを使用しているが、たとえば光
学的センサのような非接触式のセンサ類を使用すること
も可能である。
【0036】そして、上記各構成要素の制御システム
は、図1に示すように、上記目印部検出手段15および
型位置検出手段16からの各信号a,bが回転制御手段
17に入力され、この回転制御手段17からは上記駆動
モータ3に対して制御信号cが送出される。この実施例
では、上記駆動モータ3は、カウンタ18aを有するサ
ーボモータ18で構成されており、このサーボモータ1
8の回転に伴うフープ状リードフレーム2の現時点にお
ける搬送位置が、上記カウンタ18aによるカウント値
として示される。したがって、このカウンタ18aによ
るカウント値をカウント信号dとして上記回転制御手段
17に入力させることにより、フープ状リードフレーム
2を送るべき位置まで搬送して停止させるためのフィー
ドバック制御が可能になる。
【0037】さらに、上記目印部検出手段15および型
位置検出手段16からの各信号a’,b’は、テンショ
ン調整手段19に入力される。その具体例を詳述すれ
ば、上記テンション調整手段19は、上記各信号a’,
b’が入力されるテンション制御手段20と、このテン
ション制御手段20からの制御信号eが入力される既述
のトルクモータ5とから構成される。このトルクモータ
5は、そのトルクを高低二段階に切り換えることによ
り、上記フープ状リードフレーム2に作用するテンショ
ンも同様に高低二段階に切り換え可能であるとともに、
テンション零の状態にもできるものであり、また逆転も
可能である。
【0038】次に、上記構成を有する装置1を使用した
搬送・位置決め方法を説明する。
【0039】まず、前工程でダイボンディングやワイヤ
ボンディング等が施された後、図2に示すモールドプレ
スのステーションXにおいて、フープ状リードフレーム
2の16列1ショット分の半導体素子12が上型8と下
型9との間に位置している状態の下で、下型9を上昇さ
せていく。
【0040】そして、下型9の表面部に上記フープ状リ
ードフレーム2が接触した状態で所定の高さ位置に達し
たことを、リミットスイッチ16が検知した時点で、図
1に示す回転制御手段17に検知信号bが入力される。
これに伴って、上記回転制御手段17から制御信号cが
送出されて、サーボモータ18が僅かに逆転(図2のf
方向への回転)する。これと同時に、上記リミットスイ
ッチ16からの検知信号b’がテンション制御手段20
に入力され、かつテンション制御手段20から制御信号
eが送出されることにより、トルクモータ5は低トルク
の状態になる。なお、上記回転制御手段17とテンショ
ン制御手段20とを単一の制御手段として構成しても、
上記と同様の作用を行うことが可能である。
【0041】この結果、上記フープ状リードフレーム2
のモールドエリアは適度に弛んだ状態を維持しつつ、上
記下型9により押し上げられていく。そして、この押し
上げられている過程において、上記下型9の表面部に形
成された図外の位置決めピンと上記フープ状リードフレ
ーム2のピンホールとが係合した状態になる。
【0042】このような状態の下で、さらに下型9が上
昇して上型8に密着することによりモールドプレスが行
われ、フープ状リードフレーム2の所定エリアに対する
樹脂封止が施される。このモールドプレスは、加熱状態
の下で行われる関係上、上記フープ状リードフレーム2
に熱ストレス等が作用して、上記フープ状リードフレー
ム2が伸びたり、あるいは変形した状態になる。
【0043】この後は、上記下型9が下降して所定高さ
位置に至ることにより、上記リミットスイッチ16との
接触が解除され、これを示す信号bが上記回転制御手段
17に入力されることにより、上記サーボモータ18が
正転(図2に示すg方向への回転)して、フープ状リー
ドフレーム2が緊張状態になる。この場合における上記
サーボモータ18の正転角度は、上記モールドプレスを
行う前段階における逆転角度と同一である。
【0044】そして、上記下型9が図2に示す当初の位
置に復帰した時点で、上記サーボモータ18を逆転また
は/および正転させることにより、フープ状リードフレ
ーム2の目印部14の特定位置を、目印部検出センサ1
5により検出する。詳しくは、たとえば上記目印部14
の送り側の端縁を検出してその時の座標をサーボモータ
18のカウンタ18aに基づいて読み取り、次に上記目
印部14の反送り側の端縁を検出してその時の座標を同
様にして読み取る。換言すれば、上記目印部14の送り
方向に沿う直線上における相反する端縁二箇所の座標を
読み取るのである。
【0045】この後、上記回転制御手段17が上記二箇
所の座標の中心位置を演算により求める。これにより、
上記目印部14の理想位置からのズレ量、すなわち上記
モールドプレスによる伸縮や変形に伴うズレ量が判明す
る。この場合、上記理想位置は、上記目印部検出センサ
15の指向位置である直下方位置として定めてもよく、
あるいは上記目印部検出センサ15との他の相対関係に
基づいて定めてもよい。なお、上記目印部14の二箇所
の検出に際してサーボモータ18を正逆転させる場合に
は、上記トルクモータ5は、高トルクの状態を維持して
いることから、フープ状リードフレーム2は緊張状態に
あり、これに伴って、高精度な検出が行われることにな
る。
【0046】この場合において、上記目印部14のズレ
量を求める他の手法としては、たとえば上記目印部検出
センサ15が上記二箇所の位置をそれぞれ検出する毎に
サーボモータ18を停止させ、その二箇所で停止するま
でにそれぞれ回転制御手段17からサーボモータ18に
送出したパルス数に基づいて上記二箇所の座標を求め、
その両座標の中心位置を回転制御手段17が算出するこ
とによっても、上記ズレ量が判明する。
【0047】このようにして、上記目印部14のズレ量
が判明した後は、このズレ量を補正した上で、次回のモ
ールドプレスを行うためにサーボモータ18を正転させ
てフープ状リードフレーム2を搬送する。この場合にお
ける上記ズレ量の補正は、たとえば既述のフィードバッ
ク制御を利用して、カウンタ18aのカウント値を上記
ズレ量に対応する分だけ加算または減算しておき、この
後のカウンタ18aのカウント値が正規の送り量に対応
する値になるまで上記サーボモータ18を正転させるよ
うにしてもよい。また、他の例として、上記目印部検出
センサ15を利用して、目印部14の中心位置が本来の
位置に合致するまでフープ状リードフレーム2を移動さ
せ、この後に正規の送り量に対応する回転角度分だけサ
ーボモータ18を正転させてもよい。
【0048】なお、上記次回のモールドプレスを行うた
めの搬送時には、トルクモータ5を低トルク状態として
おくことにより、フープ状リードフレーム2のスプロケ
ット4,6,7からの脱落が生じ難い状態となる。そし
て、上記フープ状リードフレーム2を所定量搬送して停
止する際に、上記トルクモータ5を高トルク状態に切り
換えることが好ましい。
【0049】以上のように、上記実施例に係る搬送・位
置決め方法によれば、機械的なピン係合等の位置決め機
構を使用せず、目印部検出センサ15とサーボモータ1
8とトルクモータ5との相互連携動作を有効利用して、
位置補正を行った上でフープ状リードフレーム2の搬送
が行われる。したがって、モールドプレスによるフープ
状リードフレーム2の伸縮や変形の影響を受けることな
く、正確に位置決めおよび搬送が行われ、フープ状リー
ドフレーム2に対する樹脂封止が誤差を生じることなく
実行される。
【0050】以上説明した搬送・位置決め方法は、モー
ルドプレスを行った後に位置補正をして、次回のモール
ドプレスを行う位置が正規の位置となるようにしたもの
であるが、これ以外に、以下に示すような搬送・位置決
め方法を採用することも可能である。
【0051】すなわち、モールドプレスを行った直後に
位置補正をすることなく所定量だけ搬送し、次回のモー
ルドプレスを行う直前において、上記目印部検出センサ
15を利用して上記と同様に目印部14の中心位置のズ
レ量を検出する。そして、このズレ量に応じた分だけサ
ーボモータ18を正転あるいは逆転させて、上記目印部
14の位置が本来の位置に合致するようにフープ状リー
ドフレーム2を移動させ、この後にモールドプレスを行
うのである。したがって、この場合にも、既述と同様の
作用効果が得られることは言うまでもない。
【0052】なお、以上の実施例は、上型8が固定状態
にあって下型9のみが上下昇降するモールドプレス機構
について、本願発明を適用したものであるが、たとえば
上型と下型との双方が相接近および相離反するものであ
ってもよい。さらに、下型が固定状態にあって上型のみ
が上下昇降するモールドプレス機構についても同様に本
願発明を適用可能であるが、この場合には、各検出手段
15,16等の配設位置を変更する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る搬送・位置決め装置の制御シス
テムを示すブロック線図である。
【図2】上記搬送・位置決め装置の概略構成を示す正面
図である。
【図3】上記搬送・位置決め装置に適用されるフープ状
リードフレームの概略平面図である。
【符号の説明】
1 搬送・位置決め装置 2 フープ状リードフレーム 3 駆動モータ 5 テンション調整手段(トルクモータ) 8 上型 9 下型 14 目印部 15 目印部検出手段(目印部検出センサ) 16 型位置検出手段(リミットスイッチ) 17 回転制御手段 18 駆動モータ(サーボモータ) 18a カウンタ 19 テンション調整手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型との両者の相互間を経由して
    フープ状リードフレームを間欠的に搬送するとともに、
    上記フープ状リードフレームが所定量送られる毎に上記
    上型に対して下型を相対的に接近移動および離反移動さ
    せてモールドプレスを行うようにし、かつ上記モールド
    プレスが上記フープ状リードフレームの所定エリアに対
    して正確に行われるように位置決めを行うようにしたフ
    ープ状リードフレームの搬送・位置決め方法であって、 上記フープ状リードフレームにおける一回毎の送り量の
    基準となる位置に目印部を形成し、上記モールドプレス
    の実行前あるいは実行後に、上記フープ状リードフレー
    ムを緊張状態にした上で正逆方向の少なくともいずれか
    一方向に送りながら上記目印部の現実の位置を検出し、
    この現実の位置と理想位置とのズレ量を求めて、このズ
    レ量を補正した上で以降の工程を実行するようにしたこ
    とを特徴とする、フープ状リードフレームの搬送・位置
    決め方法。
  2. 【請求項2】 上記目印部の現実の位置を検出するに際
    して、上記目印部の送り側の端縁と反送り側の端縁の位
    置とをそれぞれ検出するとともに、この両位置相互間の
    送り方向における中心の位置を、上記目印部の現実の位
    置として定める、請求項1に記載のフープ状リードフレ
    ームの搬送・位置決め方法。
  3. 【請求項3】 上記モールドプレスは、上記フープ状リ
    ードフレームの緊張状態を解除して行う、請求項1に記
    載のフープ状リードフレームの搬送・位置決め方法。
  4. 【請求項4】 上型と下型との両者の相互間を経由して
    上記フープ状リードフレームを間欠的に搬送する搬送経
    路を備えるとともに、上記フープ状リードフレームが所
    定量送られる毎に上記上型に対して下型を相対的に接近
    移動および離反移動させてモールドプレスを行うように
    構成したフープ状リードフレームの搬送・位置決め装置
    であって、 上記モールドプレスの実行時における上記上型に対する
    下型の相対的接近移動距離が所定距離以上であるか否か
    を検出する型位置検出手段と、上記搬送経路の途中に配
    設されて上記フープ状リードフレームを送り駆動させる
    正逆回転可能な駆動モータと、上記フープ状リードフレ
    ームに形成されて一回毎の送り量に対応する間隔を隔て
    て配列された目印部の特定位置を検出する目印部検出手
    段と、上記型位置検出手段および上記目印部検出手段か
    らの信号に基づいて上記駆動モータの正逆回転を制御す
    る回転制御手段と、を備えたことを特徴とする、フープ
    状リードフレームの搬送・位置決め装置。
  5. 【請求項5】 上記搬送経路の途中には、上記型位置検
    出手段または/および上記目印部検出手段からの信号に
    基づいて上記フープ状リードフレームに作用するテンシ
    ョンを調整するテンション調整手段がさらに備えられて
    いる、請求項4に記載のフープ状リードフレームの搬送
    ・位置決め装置。
JP13901894A 1994-06-21 1994-06-21 フープ状リードフレームの搬送・位置決め方法、およびその装置 Expired - Fee Related JP3561003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13901894A JP3561003B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 フープ状リードフレームの搬送・位置決め方法、およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13901894A JP3561003B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 フープ状リードフレームの搬送・位置決め方法、およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH081258A true JPH081258A (ja) 1996-01-09
JP3561003B2 JP3561003B2 (ja) 2004-09-02

Family

ID=15235563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13901894A Expired - Fee Related JP3561003B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 フープ状リードフレームの搬送・位置決め方法、およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3561003B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1226921A3 (en) * 2001-01-30 2002-08-21 Towa Corporation Mechanism opening and closing a die of a resin seal apparatus
FR2974315A1 (fr) * 2011-04-21 2012-10-26 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif pour controler le pas d'avance d'une bande de tole dans une presse d'emboutissage
CN106111839A (zh) * 2016-07-06 2016-11-16 四川高盛包装制品有限公司 一种罐头空罐制盖机
CN115157545A (zh) * 2022-05-26 2022-10-11 英纳法汽车天窗系统(上海)有限公司 带有防错构件的模具及其使用方法
CN117684234A (zh) * 2023-11-21 2024-03-12 珠海全润科技有限公司 一种电镀模具定位调节装置及定位调节方法
WO2024209735A1 (ja) * 2023-04-03 2024-10-10 三菱電機株式会社 搬送装置、プレス装置システムおよび搬送装置の制御方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1226921A3 (en) * 2001-01-30 2002-08-21 Towa Corporation Mechanism opening and closing a die of a resin seal apparatus
FR2974315A1 (fr) * 2011-04-21 2012-10-26 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif pour controler le pas d'avance d'une bande de tole dans une presse d'emboutissage
CN106111839A (zh) * 2016-07-06 2016-11-16 四川高盛包装制品有限公司 一种罐头空罐制盖机
CN115157545A (zh) * 2022-05-26 2022-10-11 英纳法汽车天窗系统(上海)有限公司 带有防错构件的模具及其使用方法
WO2024209735A1 (ja) * 2023-04-03 2024-10-10 三菱電機株式会社 搬送装置、プレス装置システムおよび搬送装置の制御方法
CN117684234A (zh) * 2023-11-21 2024-03-12 珠海全润科技有限公司 一种电镀模具定位调节装置及定位调节方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3561003B2 (ja) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105764820B (zh) 基板搬运装置
JPH081258A (ja) フープ状リードフレームの搬送・位置決め方法、およびその装置
CN100379366C (zh) 拉链齿排用链齿啮合状况检测装置
JP5350615B2 (ja) 電子部品の打ち抜き装置及び打ち抜き方法
US6363976B1 (en) Semiconductor manufacturing apparatus and method of manufacturing semiconductor device
CN104379226A (zh) 拉链链条的空间形成装置的定位装置
JP2018107274A (ja) 基板搬送装置
JPH06318611A (ja) 半導体モールド装置
JP2001096495A (ja) プレス加工方法及びプレス機械
JP7539131B2 (ja) ワーク処理方法並びにワーク処理装置
JPH0198541A (ja) 物品搬送装置
KR200145230Y1 (ko) 박판 이송장치
JPH0829612B2 (ja) 帯状フィルムの位置合せ方法
JP3144696B2 (ja) リードフレームの加工機
CN221022602U (zh) 印刷薄膜热封分区数组调校装置
JP2508995B2 (ja) 半導体装置用リ―ドフレ―ムの製造方法及び装置
JP3715760B2 (ja) 成形充填包装方法及び成形充填包装装置
JP2009102173A (ja) 単一コンベアによるワーク一時貯蔵方法
JP2000068700A (ja) 形成素子の修正・検出装置
JP4528678B2 (ja) エッチングリードフレームの製造方法およびこれに用いる切断装置
JP2927991B2 (ja) Icの搬送装置
JPH0399458A (ja) リードフレームクランプ装置
KR200288233Y1 (ko) 반도체 리드프레임 또는 이와 유사한 부품의 정위치로딩장치
TW201832681A (zh) 拉鏈鏈條的定位裝置及拉鏈鏈條的空間形成裝置
JPS6181634A (ja) 半導体装置組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040527

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees