JPH0812833B2 - フライバックトランス - Google Patents

フライバックトランス

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JPH0812833B2
JPH0812833B2 JP63239985A JP23998588A JPH0812833B2 JP H0812833 B2 JPH0812833 B2 JP H0812833B2 JP 63239985 A JP63239985 A JP 63239985A JP 23998588 A JP23998588 A JP 23998588A JP H0812833 B2 JPH0812833 B2 JP H0812833B2
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JP
Japan
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insulating film
secondary coil
coil bobbin
wound
flyback transformer
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JP63239985A
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JPH0287507A (ja
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久男 山下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機やコンピューター端末な
どのディスプレイに使用されるCRTに高電圧などを供給
するためのフライバックトランス(以下FBTと称す)に
関するものである。
従来の技術 近年、電子部品に対して高度の信頼性が要求されるな
かでFBTに対しても高い信頼性が必要とされるようにな
っている。このような状況の中で、従来のFBTとしては
たとえば第5図に示すように構成されものが知られてい
る。
以下、図面に基づき説明すると、1は外周面が滑らか
な二次側コイルボビンで、この二次側コイルボビン1の
外周には絶縁フィルムが数回巻回されてなる絶縁フィル
ム層2を複数層備え、絶縁フィルム層2と絶縁フィルム
層2との間に整列巻きされたコイル3を備えて二次側コ
イルを構成している。前記絶縁フィルム層2のフィルム
4は第6図に示すように端面が鋭角に切断され、フィル
ム4の巻始め側部の両側端にはフィルム4の長手方向適
当間隔おきに円弧状の突起5が多数個並設され、またフ
ィルム4の巻終り側部の両側端にはコイル3の巻始めと
巻終りの部分を引っ掛けるためのL字状の切り欠き6が
フィルム4の長手方向適当間隔おきに複数個並設されて
いる。ところで、前記突起5は二次側コイルボビン1の
ほぼ1周の長さの範囲に相当する数(N=L/P=2πR/
P)設けられている。なお、Lは突起5の設けられてい
る長さ、Nは突起5の数、Pは突起5間のピッチであ
る。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のFBTでは二次側コイルの断
面が第5図に示すようになっており、FBTの製造工程で
予備加熱を行なったり、絶縁樹脂の硬化のための加熱を
行なったりするが、前記絶縁フィルム4は予備加熱など
で熱収縮し、第5図に示すように二次側コイルボビン1
に直接巻回される第1層目の絶縁フィルム層2が二次側
コイルボビン1の外周面に密着することになる。また、
前記予備加熱により二次側コイルボビン1および絶縁フ
ィルム4に含まれている水分が水蒸気となり、二次側コ
イルボビン1と第1層目の絶縁フィルム層2との間は密
着しているため水蒸気が残ったままとなる。特に、二次
側コイルボビン1と第1層目の絶縁フィルム層2との間
およびその外側に巻回される複数層の絶縁フィルム層2,
2間にエポキシ樹脂を注入するとき、第1層目の絶縁フ
ィルム層2の外側に巻回される複数層の絶縁フィルム層
2,2間にはコイル3が巻かれていることにより絶縁フィ
ルム層2,2間に隙間が存在し、その結果樹脂の注入がス
ムーズになされるが、二次側コイルボビン1と第1層目
の絶縁フィルム層2との間は前記突起5が形成されてい
る部分近傍を除いて密着しており、突起5が形成されて
いる部分近傍には樹脂は混入するが、他の部分への樹脂
の浸入は困難で、前記水蒸気が抜け切らないで残る。仮
に、二次側コイルボビン5.0gに0.05%吸水すると、予備
加熱により約3.1cm3の水蒸気となる。さらに、樹脂の注
型時の真空引きの真空度を1mmHgとすると、水蒸気は約2
360cm3に膨張するので、完全に蒸気を除去することは困
難である。そして、二次側コイルボビン1と絶縁フィル
ム層2との間に水蒸気が集中して残る場合と、前記エポ
キシ樹脂の硬化時、硬化発熱による温度上昇と粘度低下
により集中して残った水蒸気が大きく発泡し、エポキシ
樹脂内にボイドとして残る場合がある。このように水蒸
気が集中してあるいはボイドが残ると、FBTは高電圧(1
5〜35KV)を発生することにより、絶縁破壊不良を起こ
すという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するもので、二次側コ
イルボビンと第1層目の絶縁フィルム層との間の水蒸気
が残ったり樹脂中にボイドが残ったりするのを抑え、信
頼性の高いFBTを提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、二次側コイルボ
ビンの外周面に複数本の環状のリブまたは溝を前記二次
側コイルボビンの長手方向に設けるとともに、前記リブ
または溝を覆うように第1層目の絶縁フィルムを巻回し
たものである。また本発明は、二次側コイルボビンの外
周面に螺旋状のリブまたは溝を設けるとともに、前記リ
ブまたは溝を覆うように第1層目の絶縁フィルムを巻回
したものである。
作用 この構成により、二次側コイルボビンと第1層目の絶
縁フィルム層との間に隙間ができ、その隙間の内部の水
蒸気はエポキシ樹脂充填時に除去されやすくなり、また
エポキシ樹脂の注入も良好に行なえる。水蒸気や、水蒸
気に起因するボイドがエポキシ樹脂内に残った場合も、
リブまたは溝により寸断され、集中して残ることはな
い。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明
する。
まず、第1図〜第3図に示す第1実施例について説明
すると、11は二次側コイルボビンで、このボビン11の外
周面にはボビン11の軸芯方向適当間隔おきに多数本のリ
ブ12が環状に突設されている。このリブ12の高さは0.1
〜0.3mm、ピッチは0.2〜1.0mmで設けられている。前記
二次側コイルボビン11の外周には前記従来例と同様絶縁
フィルムが数回巻回されてなる絶縁フィルム層13を複数
層備え、絶縁フィルム層13,13間には整列巻きされたコ
イル14を備えている。15は二次側コイルボビン11と第1
層目の絶縁フィルム層13およびこの第1層目の絶縁フィ
ルム層13の外側に巻回される複数層の絶縁フィルム層1
3,13間に注入されるエポキシ樹脂である。16は絶縁フィ
ルムの巻始め側部の両側端にフィルム長手方向適当間隔
おきに設けた円弧状の突起である。
上記のように第1実施例によれば、二次側コイルボビ
ン11と第1層目の絶縁フィルム層13との間にはリブ12が
存在するため隙間ができ、二次側コイルボビン11および
絶縁フィルム層13に含まれる水分が加熱されることによ
り発生する水蒸気はエポキシ樹脂充填時の真空引きによ
る脱気で除去されやくすくなり、また毛細管現象により
エポキシ樹脂15の注入は良好に行なえる。なお、仮に二
次側コイルボビン11と第1層目の絶縁フィルム層13との
間に水蒸気が残った場合でもリブ12があることにより分
離し、水蒸気が集中することがなくなり、その結果エポ
キシ樹脂15内で大きなボイドとして残ることがなくな
り、信頼性の向上を図ることができる。
ところで上記第1実施例において、リブ12は互いに独
立した環状に形成されているが、ねじ山状に沿った形状
(螺旋状)に形成することも可能である。また、第4図
に示すようにリブ12の代りに二次側コイルボビン11の外
周面に溝17を設けるようにしてもリブ12を設ける場合と
同様の効果を得ることができる。この溝17を設ける場合
でも螺旋状に形成しても良い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、二次側コイルボビンと
それに直接接する絶縁フィルムとの間の水蒸気はエポキ
シ樹脂の充填時に除去されやすくなり、水蒸気や、水蒸
気に起因するボイドがエポキシ樹脂内に残ることは防止
される。仮に、水蒸気やボイドが残ったとしても、リブ
または溝の存在により、集中して残ることはないので、
エポキシ樹脂の含浸性を向上させることができ、FBTの
信頼性の向上につながる。さらには、二次側コイルボビ
ンと第1層目の絶縁フィルムとの間の隙間を通して予備
加熱時の水分の抜けが良好に行なわれ、予備加熱の時間
を短縮させ得、FBTの生産性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図はFBTの正面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図は二次側コイルボビンの要部斜視図、第4図は本発明
の第2実施例における二次側コイルボビンの断面図、第
5図および第6図は従来例を示し、第5図はFBTの要部
断面図、第6図は絶縁フィルムの斜視図である。 11…二次側コイルボビン、12…リブ、13…絶縁フィルム
層、14…コイル、15…エポキシ樹脂、16…突起、17…
溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次側コイルボビンの外周に絶縁フィルム
    が数回巻回されてなる絶縁フィルム層を複数層備え、前
    記絶縁フィルム層間に整列巻きされたコイルを備えてな
    るフライバックトランスであって、前記二次側コイルボ
    ビンの外周面に複数本の環状のリブまたは溝を前記二次
    側コイルボビンの長手方向に設けるとともに、前記リブ
    または溝を覆うように第1層目の絶縁フィルムを巻回し
    たフライバックトランス。
  2. 【請求項2】二次側コイルボビンの外周に絶縁フィルム
    が数回巻回されてなる絶縁フィルム層を複数層備え、前
    記絶縁フィルム層間に整列巻きされたコイルを備えてな
    るフライバックトランスであって、前記二次側コイルボ
    ビンの外周面に螺旋状のリブまたは溝を設けるととも
    に、前記リブまたは溝を覆うように第1層目の絶縁フィ
    ルムを巻回したフライバックトランス。
JP63239985A 1988-09-26 1988-09-26 フライバックトランス Expired - Lifetime JPH0812833B2 (ja)

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JPS5846409U (ja) * 1981-09-25 1983-03-29 日本ビクター株式会社 コイルボビン
JPS61110409A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd フライバツクトランス
JPS61160911A (ja) * 1985-01-10 1986-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd フライバツクトランス

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