JPH0812837B2 - アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 - Google Patents
アルミ電解コンデンサ用電極の製造法Info
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- JPH0812837B2 JPH0812837B2 JP62103514A JP10351487A JPH0812837B2 JP H0812837 B2 JPH0812837 B2 JP H0812837B2 JP 62103514 A JP62103514 A JP 62103514A JP 10351487 A JP10351487 A JP 10351487A JP H0812837 B2 JPH0812837 B2 JP H0812837B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアルミ電解コンデンサ用電極の製造法に関す
るものであり、さらに詳しく言えば、アルミ電解コンデ
ンサの陰極に用いられ比較的低純度のアルミニウム箔の
エッチング法に関するものである。
るものであり、さらに詳しく言えば、アルミ電解コンデ
ンサの陰極に用いられ比較的低純度のアルミニウム箔の
エッチング法に関するものである。
従来の技術 従来のアルミ電解コンデンサ電極アルミ箔には陰極用
として純度が99%以上のものが一般に使用されている。
として純度が99%以上のものが一般に使用されている。
この陰極用のアルミ箔は、一般にエッチング処理によ
り表面積を拡大して使用に供するものであり、このエッ
チング倍率を高くする目的で従来から種々のエッチング
方法が提案されている。
り表面積を拡大して使用に供するものであり、このエッ
チング倍率を高くする目的で従来から種々のエッチング
方法が提案されている。
静電容量に効果を及ぼす大きな要因として、エッチン
グ溶液の組成と濃度ならびにエッチング温度が考えられ
るが、エッチング溶液の組成としては、塩酸、食塩ある
いはその他の塩化物水溶液が使用されているが、最も一
般的なものは塩酸水溶液である。
グ溶液の組成と濃度ならびにエッチング温度が考えられ
るが、エッチング溶液の組成としては、塩酸、食塩ある
いはその他の塩化物水溶液が使用されているが、最も一
般的なものは塩酸水溶液である。
この塩酸水溶液を用いた場合の塩酸濃度に関しては、
従来から0.1%〜20%という広範囲にわたって検討がな
され、提案されてきた。
従来から0.1%〜20%という広範囲にわたって検討がな
され、提案されてきた。
しかしながら、純度が99%以上の陰極用のアルミ箔を
エッチングする場合には、10%以上の塩酸水溶液では化
学的溶解がきわめて激しいため、エッチング工程の調整
が難しく、また得られるエッチング倍率も低いという理
由から、一般的には比較的希薄な塩酸濃度、すなわち数
%位の塩酸水溶液が使用されている。
エッチングする場合には、10%以上の塩酸水溶液では化
学的溶解がきわめて激しいため、エッチング工程の調整
が難しく、また得られるエッチング倍率も低いという理
由から、一般的には比較的希薄な塩酸濃度、すなわち数
%位の塩酸水溶液が使用されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のように薄い塩酸濃度の場合は、
第2図に示すようにエッチングによって得られる静電容
量は300μF/5cm3(化成電圧ov化成)程度であり、そし
てエッチング温度の及ぼす影響も小さく50〜90℃内で温
度を変えても、ほとんど静電容量の向上は期待できない
という問題点があった。
第2図に示すようにエッチングによって得られる静電容
量は300μF/5cm3(化成電圧ov化成)程度であり、そし
てエッチング温度の及ぼす影響も小さく50〜90℃内で温
度を変えても、ほとんど静電容量の向上は期待できない
という問題点があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、アルミ
電解コンデンサ用電極において陰極用として利用される
アルミ箔のエッチング倍率を向上させることができるア
ルミ電解コンデンサ用電極の製造法を提供することを目
的とするものである。
電解コンデンサ用電極において陰極用として利用される
アルミ箔のエッチング倍率を向上させることができるア
ルミ電解コンデンサ用電極の製造法を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のアルミ電解コンデ
ンサ用電極の製造法は、純度が99%以上の陰極用のアル
ミ箔を、濃度が10〜18%の塩酸水溶液にアルミニウムを
10〜50g/l溶解させたエッチング溶液中で直流電流を用
いて65〜95℃のエッチング温度でエッチングするように
したものである。
ンサ用電極の製造法は、純度が99%以上の陰極用のアル
ミ箔を、濃度が10〜18%の塩酸水溶液にアルミニウムを
10〜50g/l溶解させたエッチング溶液中で直流電流を用
いて65〜95℃のエッチング温度でエッチングするように
したものである。
作用 上記本発明の製造法によれば、塩酸水溶液にアルミニ
ウムを10〜50g/l溶解させているため、塩酸の化学的溶
解力をにぶらせることができ、これにより、10〜18%と
いう高い濃度の塩酸水溶液を使用することができ、そし
て、このような塩酸水溶液にアルミニウムを溶解させた
エッチング溶液を用い、かつ65〜95℃という比較的高温
のエッチング温度で直流電流を用いて純度が99%以上の
陰極用のアルミ箔をエッチングするようにしているた
め、従来の陰極用のアルミ箔に比べてエッチング倍率を
約3倍向上させることができるものである。
ウムを10〜50g/l溶解させているため、塩酸の化学的溶
解力をにぶらせることができ、これにより、10〜18%と
いう高い濃度の塩酸水溶液を使用することができ、そし
て、このような塩酸水溶液にアルミニウムを溶解させた
エッチング溶液を用い、かつ65〜95℃という比較的高温
のエッチング温度で直流電流を用いて純度が99%以上の
陰極用のアルミ箔をエッチングするようにしているた
め、従来の陰極用のアルミ箔に比べてエッチング倍率を
約3倍向上させることができるものである。
アルミ電解コンデンサの静電容量は、陽極箔の静電容
量と陰極箔の静電容量を直列に合成したものであり、し
たがって、上記した本発明の製造法により得られた陰極
箔を用いれば、アルミ電解コンデンサの静電容量を約3
倍高めることができるため、アルミ電解コンデンサの小
形化およびコストの低減に役立つばかりでなく、その他
の諸特性の向上にも大きく役立つものである。
量と陰極箔の静電容量を直列に合成したものであり、し
たがって、上記した本発明の製造法により得られた陰極
箔を用いれば、アルミ電解コンデンサの静電容量を約3
倍高めることができるため、アルミ電解コンデンサの小
形化およびコストの低減に役立つばかりでなく、その他
の諸特性の向上にも大きく役立つものである。
またエッチング溶液のコストにおいても、アルミニウ
ムの溶解量が50g/lまで使用できるため、比較的高濃度
の塩酸水溶液を使用した場合でも従来に比べて著しく割
安になる等のすぐれた効果を有するものである。
ムの溶解量が50g/lまで使用できるため、比較的高濃度
の塩酸水溶液を使用した場合でも従来に比べて著しく割
安になる等のすぐれた効果を有するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について説明する。
エッチング条件 ア ル ミ 箔:純度が99%以上の陰極用のアルミ箔、 厚さ0.05mm 鉄:0.30%、銀:0.10% けい素:0.10%、アルミ:99.50% エッチング溶液:濃度が15%の塩酸水溶液にアルミニウ ムを20g/l溶解させた溶液 エッチング温度:80℃ エッチング電流:直流電流0.2A/cm2 エッチング時間:50秒 上記のエッチング条件において得られたエッチング箔
の静電容量は次の通りであった。
の静電容量は次の通りであった。
静電容量890μF/5cm3(未化成) 静電容量の測定条件は 測定液:濃度が8%のホウ酸アンモン水溶液 未化成(化成電圧ov)で万能ブリッジ使用 測定周波数120Hz(電圧0.5V) 第1図は上記本発明の一実施例におけるエッチング温
度と静電容量の関係を示したものである。
度と静電容量の関係を示したものである。
発明の効果 以上のように本発明のアルミ電解コンデンサ用電極の
製造法によれば、塩酸水溶液にアルミニウムを10〜50g/
l溶解させているため、塩酸の化学的溶解力をにぶらせ
ることができ、これにより、10〜18%という高い濃度の
塩酸水溶液を使用することができ、そしてこのような塩
酸水溶液にアルミニウムを溶解させたエッチング溶液を
用い、かつ65〜95℃という比較的高温のエッチング温度
で直流電流を用いて純度が99%以上の陰極用のアルミ箔
をエッチングするようにしているため、従来の陰極用の
アルミ箔に比べてエッチング倍率を約3倍向上させるこ
とができるものである。
製造法によれば、塩酸水溶液にアルミニウムを10〜50g/
l溶解させているため、塩酸の化学的溶解力をにぶらせ
ることができ、これにより、10〜18%という高い濃度の
塩酸水溶液を使用することができ、そしてこのような塩
酸水溶液にアルミニウムを溶解させたエッチング溶液を
用い、かつ65〜95℃という比較的高温のエッチング温度
で直流電流を用いて純度が99%以上の陰極用のアルミ箔
をエッチングするようにしているため、従来の陰極用の
アルミ箔に比べてエッチング倍率を約3倍向上させるこ
とができるものである。
アルミ電解コンデンサの静電容量は、陽極箔の静電容
量と陰極箔の静電容量を直列に合成したものであり、し
たがって、上記した本発明の製造法により得られた陰極
箔を用いれば、アルミ電解コンデンサの静電容量を約3
倍高めることができるため、アルミ電解コンデンサの小
形化およびコストの低減に役立つばかりでなく、その他
の諸特性の向上にも大きく役立つものである。
量と陰極箔の静電容量を直列に合成したものであり、し
たがって、上記した本発明の製造法により得られた陰極
箔を用いれば、アルミ電解コンデンサの静電容量を約3
倍高めることができるため、アルミ電解コンデンサの小
形化およびコストの低減に役立つばかりでなく、その他
の諸特性の向上にも大きく役立つものである。
またエッチング溶液のコストにおいても、アルミニウ
ムの溶解量が50g/lまで使用できるため、比較的高濃度
の塩酸水溶液を使用した場合でも従来に比べて著しく割
安になる等のすぐれた効果を有するものである。
ムの溶解量が50g/lまで使用できるため、比較的高濃度
の塩酸水溶液を使用した場合でも従来に比べて著しく割
安になる等のすぐれた効果を有するものである。
第1図は本発明の一実施例におけるアルミ電解コンデン
サ用電極の製造法によるエッチング温度と静電容量の関
係を示す特性図、第2図は従来のアルミ電解コンデンサ
用電極の製造法により得た電極のエッチング温度と静電
容量の関係を示す特性図である。
サ用電極の製造法によるエッチング温度と静電容量の関
係を示す特性図、第2図は従来のアルミ電解コンデンサ
用電極の製造法により得た電極のエッチング温度と静電
容量の関係を示す特性図である。
Claims (1)
- 【請求項1】純度が99%以上の陰極用のアルミ箔を、濃
度が10〜18%の塩酸水溶液にアルミニウムを10〜50g/l
溶解させたエッチング溶液中で直流電流を用いて65〜95
℃のエッチング温度でエッチングすることを特徴とする
アルミ電解コンデンサ用電極の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62103514A JPH0812837B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62103514A JPH0812837B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63268238A JPS63268238A (ja) | 1988-11-04 |
| JPH0812837B2 true JPH0812837B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=14356063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62103514A Expired - Fee Related JPH0812837B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812837B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0620029B2 (ja) * | 1984-08-30 | 1994-03-16 | 松下電器産業株式会社 | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔のエツチング方法 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62103514A patent/JPH0812837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63268238A (ja) | 1988-11-04 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |