JPH08129950A - チップヒューズ - Google Patents
チップヒューズInfo
- Publication number
- JPH08129950A JPH08129950A JP26781594A JP26781594A JPH08129950A JP H08129950 A JPH08129950 A JP H08129950A JP 26781594 A JP26781594 A JP 26781594A JP 26781594 A JP26781594 A JP 26781594A JP H08129950 A JPH08129950 A JP H08129950A
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- JP
- Japan
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- fuse
- conductor film
- fusing
- glass
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶断後のアークが発生することがなく、高い
絶縁特性が得られるチップヒューズを提供する。 【構成】 セラミック基板1上に、ガラスグレーズ層
2、溶断極細部3aを有するヒューズ導体膜3、前記ヒ
ューズ導体膜3を被覆するガラス被覆層4を形成し、セ
ラミック基板1の対向する一対の端部に端子電極5a、
5bを形成して成るチップヒューズにおいて、前記ヒュ
ーズ導体膜3の溶断極細部3aは、その中央の幅が大き
く両端側が狭くなるように形成されている。
絶縁特性が得られるチップヒューズを提供する。 【構成】 セラミック基板1上に、ガラスグレーズ層
2、溶断極細部3aを有するヒューズ導体膜3、前記ヒ
ューズ導体膜3を被覆するガラス被覆層4を形成し、セ
ラミック基板1の対向する一対の端部に端子電極5a、
5bを形成して成るチップヒューズにおいて、前記ヒュ
ーズ導体膜3の溶断極細部3aは、その中央の幅が大き
く両端側が狭くなるように形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面実装に適したチッ
プヒューズに関するものであり、特に、ヒューズ導体膜
が溶断した後の絶縁特性に優れたチップヒューズに関す
るものである。
プヒューズに関するものであり、特に、ヒューズ導体膜
が溶断した後の絶縁特性に優れたチップヒューズに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子機器、通信機などに使用
されるヒューズ素子として、表面実装に適した構造のチ
ップヒューズが提案されている。
されるヒューズ素子として、表面実装に適した構造のチ
ップヒューズが提案されている。
【0003】例えば、特開平4−65046号公報に示
されているチップヒューズは、セラミック基板上と、ヒ
ューズ導体膜と、該ヒューズ導体膜の上下に形成される
二層の厚膜ガラスとから構成されている。上述のチップ
ヒューズでは、厚膜ガラス層で熱の放散を妨げ、蓄熱効
果を向上して、ヒューズ導体膜が高速で溶断される構造
となっている。
されているチップヒューズは、セラミック基板上と、ヒ
ューズ導体膜と、該ヒューズ導体膜の上下に形成される
二層の厚膜ガラスとから構成されている。上述のチップ
ヒューズでは、厚膜ガラス層で熱の放散を妨げ、蓄熱効
果を向上して、ヒューズ導体膜が高速で溶断される構造
となっている。
【0004】また、平面的な構造として、図3に示すよ
うに、ガラスグレーズ層2が形成されたセラミック基板
1の両端に端子電極5a、5bを形成し、この端子電極
5a、5bと接続するように、溶断極細部30aを有す
るヒューズ導体膜30を形成し、さらに、ヒューズ導体
膜30をガラス被覆層4で覆っていた。ここでヒューズ
導体膜30は、過電流による発熱により溶断される一様
な幅の溶断極細部30aが形成されている。
うに、ガラスグレーズ層2が形成されたセラミック基板
1の両端に端子電極5a、5bを形成し、この端子電極
5a、5bと接続するように、溶断極細部30aを有す
るヒューズ導体膜30を形成し、さらに、ヒューズ導体
膜30をガラス被覆層4で覆っていた。ここでヒューズ
導体膜30は、過電流による発熱により溶断される一様
な幅の溶断極細部30aが形成されている。
【0005】この種のチップヒューズについての重要な
ことは、ヒューズ導体膜が高速に溶断されることは当然
のことであり、さらに、溶断された後に完全な絶縁特性
が維持できることである。
ことは、ヒューズ導体膜が高速に溶断されることは当然
のことであり、さらに、溶断された後に完全な絶縁特性
が維持できることである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ヒューズ導体
膜30が過電流に伴う発熱によって、溶断極細部30a
の一部が溶断する際に、ヒューズ導体膜30の金属成分
がガス化、または溶け出して、周囲のガラス2、4など
の反応したり、残留したりして、溶断した後であって
も、わずかな電圧でアークを発生してしまうことがあ
る。
膜30が過電流に伴う発熱によって、溶断極細部30a
の一部が溶断する際に、ヒューズ導体膜30の金属成分
がガス化、または溶け出して、周囲のガラス2、4など
の反応したり、残留したりして、溶断した後であって
も、わずかな電圧でアークを発生してしまうことがあ
る。
【0007】一様な幅の溶断極細部30aでの過電流に
よる発熱の分布を調べると、ヒューズ導体膜30の溶断
極細部30aの中央に熱が集中し、この中心部分から波
紋のように離れるに従って同心円上に徐々に低下してい
く分布となっている。また、過電流の発熱によって溶断
される溶断極細部30aの幅が一様であるため、溶断部
分は、発熱が集中する溶断極細部30aの中央部付近に
発生し、しかも発熱が集中するため、溶断溝幅は約5μ
mと極めて狭い幅となってしまう。
よる発熱の分布を調べると、ヒューズ導体膜30の溶断
極細部30aの中央に熱が集中し、この中心部分から波
紋のように離れるに従って同心円上に徐々に低下してい
く分布となっている。また、過電流の発熱によって溶断
される溶断極細部30aの幅が一様であるため、溶断部
分は、発熱が集中する溶断極細部30aの中央部付近に
発生し、しかも発熱が集中するため、溶断溝幅は約5μ
mと極めて狭い幅となってしまう。
【0008】従って、溶断溝幅が狭いことなどにも起因
して、溶け出したヒューズ導体膜30の金属成分が影響
して、完全にアークを防止することができなかった。
して、溶け出したヒューズ導体膜30の金属成分が影響
して、完全にアークを防止することができなかった。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みて案出された
ものであり、その目的は、溶断極細部で溶断される溶断
溝の幅が充分に広くなり、その溶断部分に充分にガラス
を充填させることができ、安定した絶縁特性が得られる
チップヒューズを提供するものである。
ものであり、その目的は、溶断極細部で溶断される溶断
溝の幅が充分に広くなり、その溶断部分に充分にガラス
を充填させることができ、安定した絶縁特性が得られる
チップヒューズを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のチップヒューズ
は、セラミック基板上に、ガラスグレーズ層、溶断極細
部を有するヒューズ導体膜、前記ヒューズ導体膜を被覆
するガラス被覆層を形成するとともに、セラミック基板
の対向する一対の端部に前記ヒューズ導体膜が電気的に
接続される端子電極を形成して成るチップヒューズにお
いて、前記ヒューズ導体膜の溶断極細部は、その中央の
幅が広く、両端側が狭くなるように形成されているチッ
プヒューズである。
は、セラミック基板上に、ガラスグレーズ層、溶断極細
部を有するヒューズ導体膜、前記ヒューズ導体膜を被覆
するガラス被覆層を形成するとともに、セラミック基板
の対向する一対の端部に前記ヒューズ導体膜が電気的に
接続される端子電極を形成して成るチップヒューズにお
いて、前記ヒューズ導体膜の溶断極細部は、その中央の
幅が広く、両端側が狭くなるように形成されているチッ
プヒューズである。
【0011】
【作用】以上のように本発明では、ヒューズ導体膜の溶
断極細部は、その中央の幅が広く、両端側が狭くなるよ
うな形状となっている。
断極細部は、その中央の幅が広く、両端側が狭くなるよ
うな形状となっている。
【0012】即ち、溶断極細部の形状が、溶断極細部に
発生する発熱分布の形状に近似している。
発生する発熱分布の形状に近似している。
【0013】従って、溶断極細部が溶断され際には、溶
断極細部の中央のみならず、溶断極細部の発熱量が全体
的に均一化して、溶断する部分及びその周囲でも均一に
高い発熱量が発生することになり、溶断された溶断溝の
幅が広くなる。
断極細部の中央のみならず、溶断極細部の発熱量が全体
的に均一化して、溶断する部分及びその周囲でも均一に
高い発熱量が発生することになり、溶断された溶断溝の
幅が広くなる。
【0014】これにより、溶断溝には充分な量のガラス
成分が充填されることになり、高い絶縁特性を得ること
ができ、アークなどの発生を有効に抑えることができ
る。
成分が充填されることになり、高い絶縁特性を得ること
ができ、アークなどの発生を有効に抑えることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明のチップヒューズを図面に基づ
いて詳説する。
いて詳説する。
【0016】図1は、本発明のチップヒューズの平面図
であり、図2は図1中のA−A線断面を示す図である。
であり、図2は図1中のA−A線断面を示す図である。
【0017】本発明のチップヒューズ10は、セラミッ
ク基板1、ガラスグレーズ層2、ヒューズ導体膜3、ガ
ラス被覆層4、端子電極5a、5bとから構成されてい
る。
ク基板1、ガラスグレーズ層2、ヒューズ導体膜3、ガ
ラス被覆層4、端子電極5a、5bとから構成されてい
る。
【0018】セラミック基板1は、基板厚み0.4mm
のアルミナなどのセラミックからなる。
のアルミナなどのセラミックからなる。
【0019】ガラスグレーズ層2は、PbO・ZnO・
B2 O3 ・SiO2 を含むホウ珪酸鉛系などのガラスが
例示でき、セラミック基板1の表面に、20〜50μm
の厚みで形成されている。尚、ガラスグレーズ層2のの
熱伝導率は、セラミック基板1の熱伝導率に比較して小
さいものが必要である。
B2 O3 ・SiO2 を含むホウ珪酸鉛系などのガラスが
例示でき、セラミック基板1の表面に、20〜50μm
の厚みで形成されている。尚、ガラスグレーズ層2のの
熱伝導率は、セラミック基板1の熱伝導率に比較して小
さいものが必要である。
【0020】具体的には、上述のガラスペーストを厚膜
技法を用いて、印刷・乾燥後、約1200℃で焼きつけ
処理される。
技法を用いて、印刷・乾燥後、約1200℃で焼きつけ
処理される。
【0021】ヒューズ導体膜3は、例えば、金、銀など
の導体材料からなり、このような導体材料を含むメタロ
オーガニックペースト(例えば、エヌ・イー ケムキャ
ット社製E−3610)を印刷・乾燥後、例えば約80
0℃、1時間前後で焼成処理して導体膜を形成した後、
さらに耐エッチングレジスト膜をスピンコート法などで
塗布した後、マスクを当てて露光処理した後、不要パタ
ーン部分を除去したのち、エッチング処理を行うことに
より、所定形状に形成される。
の導体材料からなり、このような導体材料を含むメタロ
オーガニックペースト(例えば、エヌ・イー ケムキャ
ット社製E−3610)を印刷・乾燥後、例えば約80
0℃、1時間前後で焼成処理して導体膜を形成した後、
さらに耐エッチングレジスト膜をスピンコート法などで
塗布した後、マスクを当てて露光処理した後、不要パタ
ーン部分を除去したのち、エッチング処理を行うことに
より、所定形状に形成される。
【0022】ヒューズ導体膜3は、膜厚が0.5〜2μ
m程度であり、その形状は、セラミック基板1の長手方
向の両端に形成された端子電極5a、5bと接続するよ
うに、基板1の長手方向に延びるように形成されるとと
もに、その中央部分は、幅が一様でない溶断極細部3a
が形成されている。具体的には、溶断極細部3aの中央
部分の幅が広く、両端に向かう程その幅が狭くなってい
る。例えば、溶断極細部3aの中央部分の幅は0.1〜
0.2mmであり、両端側の最も狭くなっている部位の
幅は、0.1mm以下であり、一辺側は外側に拡がる円
弧状となって、全体として概略楕円形状となっている。
m程度であり、その形状は、セラミック基板1の長手方
向の両端に形成された端子電極5a、5bと接続するよ
うに、基板1の長手方向に延びるように形成されるとと
もに、その中央部分は、幅が一様でない溶断極細部3a
が形成されている。具体的には、溶断極細部3aの中央
部分の幅が広く、両端に向かう程その幅が狭くなってい
る。例えば、溶断極細部3aの中央部分の幅は0.1〜
0.2mmであり、両端側の最も狭くなっている部位の
幅は、0.1mm以下であり、一辺側は外側に拡がる円
弧状となって、全体として概略楕円形状となっている。
【0023】ガラス被覆層4は、ヒューズ導体膜3の少
なくとも溶断極細部分3aを完全に被覆するものであ
り、PbO・ZnO・B2 O3 ・SiO2 を含むホウ珪
酸鉛系などの低融点ガラスが例示できる。具体的には、
上述のガラスペーストを厚膜技法を用いて、印刷・乾燥
後、約600℃で焼きつけ処理される。その膜厚は、3
0μm程度である。
なくとも溶断極細部分3aを完全に被覆するものであ
り、PbO・ZnO・B2 O3 ・SiO2 を含むホウ珪
酸鉛系などの低融点ガラスが例示できる。具体的には、
上述のガラスペーストを厚膜技法を用いて、印刷・乾燥
後、約600℃で焼きつけ処理される。その膜厚は、3
0μm程度である。
【0024】また、ガラス被覆層4の表面に、耐メッキ
被覆層を形成しても構わない。この耐メッキ被覆層は、
後述の端子電極5a、5bの表面の半田食われなどを抑
え、さらに半田の濡れ性を向上させるために、メッキ被
膜を形成する場合、メッキ液によって、ヒューズ導体膜
3、ガラス被覆膜4が変質しないようにするためであ
り、例えば樹脂やシリカを主成分となるオーバガラスが
例示できる。
被覆層を形成しても構わない。この耐メッキ被覆層は、
後述の端子電極5a、5bの表面の半田食われなどを抑
え、さらに半田の濡れ性を向上させるために、メッキ被
膜を形成する場合、メッキ液によって、ヒューズ導体膜
3、ガラス被覆膜4が変質しないようにするためであ
り、例えば樹脂やシリカを主成分となるオーバガラスが
例示できる。
【0025】端子電極5a、5bは、Ag、Ag−Pd
などのAg系導体からなり、セラミック基板1の長手方
向の両端部の表面、端面、裏面の3面に渡り形成されて
いる。さらに、必要に応じて、端子電極5a、5bの表
面に半田接合の信頼性(半田食われの防止、半田の濡れ
性の向上)のために、Niメッキ層、半田メッキ層など
が形成される。
などのAg系導体からなり、セラミック基板1の長手方
向の両端部の表面、端面、裏面の3面に渡り形成されて
いる。さらに、必要に応じて、端子電極5a、5bの表
面に半田接合の信頼性(半田食われの防止、半田の濡れ
性の向上)のために、Niメッキ層、半田メッキ層など
が形成される。
【0026】尚、端子電極5a、5bの表面側の導体膜
はヒューズ導体膜3と接続する。この表面側の導体膜と
接続するヒューズ導体膜3は、非常に薄いため、例えば
ヒューズ導体膜3を形成した後に、ヒューズ導体膜3に
重畳するように形成される。
はヒューズ導体膜3と接続する。この表面側の導体膜と
接続するヒューズ導体膜3は、非常に薄いため、例えば
ヒューズ導体膜3を形成した後に、ヒューズ導体膜3に
重畳するように形成される。
【0027】また、裏面側の導体膜は、表面側の導体膜
を形成する際に同時に形成、即ち、ヒューズ導体膜を形
成した後に形成して、表面側の導体膜と同時に焼きつけ
処理してもよいし、ヒューズ導体膜3の形成前に、裏面
側の導体膜を単独に形成しても構わない。
を形成する際に同時に形成、即ち、ヒューズ導体膜を形
成した後に形成して、表面側の導体膜と同時に焼きつけ
処理してもよいし、ヒューズ導体膜3の形成前に、裏面
側の導体膜を単独に形成しても構わない。
【0028】また、端面側の導体膜は、例えばセラミッ
ク基板1を大型基板から分割して抽出する場合、例えば
短冊状に分割処理した後に、導電性ペーストの端面印刷
・焼きつけ処理によって形成される。
ク基板1を大型基板から分割して抽出する場合、例えば
短冊状に分割処理した後に、導電性ペーストの端面印刷
・焼きつけ処理によって形成される。
【0029】上述の構成の本発明のチップヒューズにお
いて、ヒューズ導体膜3に過電流が流れることにより、
ヒューズ導体膜3にジュール熱の発熱作用が発生し、ヒ
ューズ導体膜3の融点温度を越えることにより、ヒュー
ズ導体膜3が溶断することになるが、ヒューズ導体膜3
の溶断極細部3aの形状が、発熱の発生分布に近似する
ような形状、即ち中央部分の幅が広く、両端側が狭くな
っている。このため、溶断極細部3aの中央部分で集中
するものの、この中央から離れた部分であっても、従来
に比較して充分な発熱作用が発生することになり、溶断
された溶断溝の幅が充分に広くすることができる。
いて、ヒューズ導体膜3に過電流が流れることにより、
ヒューズ導体膜3にジュール熱の発熱作用が発生し、ヒ
ューズ導体膜3の融点温度を越えることにより、ヒュー
ズ導体膜3が溶断することになるが、ヒューズ導体膜3
の溶断極細部3aの形状が、発熱の発生分布に近似する
ような形状、即ち中央部分の幅が広く、両端側が狭くな
っている。このため、溶断極細部3aの中央部分で集中
するものの、この中央から離れた部分であっても、従来
に比較して充分な発熱作用が発生することになり、溶断
された溶断溝の幅が充分に広くすることができる。
【0030】本発明者が種々の条件、即ち、基板の熱伝
導率、ガラスグレーズ層の熱伝導率、ガラスグレーズ層
2、ガラス被覆層4の軟化点などを種々組み合わせて実
験を行った結果、従来のように溶断極細部3aの幅を一
様にした場合では、最大で5μmの溶断幅であったの
が、本発明のように溶断極細部3aの形状を上述のよう
にした場合では、10μm以上の溶断溝の幅が確保でき
ることを確認した。
導率、ガラスグレーズ層の熱伝導率、ガラスグレーズ層
2、ガラス被覆層4の軟化点などを種々組み合わせて実
験を行った結果、従来のように溶断極細部3aの幅を一
様にした場合では、最大で5μmの溶断幅であったの
が、本発明のように溶断極細部3aの形状を上述のよう
にした場合では、10μm以上の溶断溝の幅が確保でき
ることを確認した。
【0031】従って、この10μm以上の溶断溝には、
ガラス被覆層4を構成するガラス成分が充分に軟化流入
し、高い絶縁性、例えば1014Ω以上を確保でき、溶断
後、例えば500Vなどの高い電圧が印加しても、アー
クの発生が一切起こらないチップヒューズが得られる。
ガラス被覆層4を構成するガラス成分が充分に軟化流入
し、高い絶縁性、例えば1014Ω以上を確保でき、溶断
後、例えば500Vなどの高い電圧が印加しても、アー
クの発生が一切起こらないチップヒューズが得られる。
【0032】尚、ガラスグレーズ層2上のヒューズ導体
膜3を作成するにあたり、例えば、金、銀などの導体材
料から成り、このような導体材料を含むメタルオーガニ
ックペーストにより導体膜を略全面形成した後、エッチ
ング処理しているが、これはメタルオーガニックペース
トで所定形状となるように印刷形成すると、印刷塗布膜
のエッヂ部分の膜厚が急峻的に減少してしまうことを防
止するものであり、所定形状を含む略全面に印刷塗布膜
を形成して膜厚を安定化させて、さらに、エッチング処
理によって、形状の精度を高くしているものである。
膜3を作成するにあたり、例えば、金、銀などの導体材
料から成り、このような導体材料を含むメタルオーガニ
ックペーストにより導体膜を略全面形成した後、エッチ
ング処理しているが、これはメタルオーガニックペース
トで所定形状となるように印刷形成すると、印刷塗布膜
のエッヂ部分の膜厚が急峻的に減少してしまうことを防
止するものであり、所定形状を含む略全面に印刷塗布膜
を形成して膜厚を安定化させて、さらに、エッチング処
理によって、形状の精度を高くしているものである。
【0033】従って、メタルオーガニックペーストの印
刷のみで、膜厚が均一化し、印刷形状が高精度とするこ
とができれば、エッチング処理を省略することができ
る。
刷のみで、膜厚が均一化し、印刷形状が高精度とするこ
とができれば、エッチング処理を省略することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のチップヒューズ
によれば、ヒューズ導体膜の溶断極細部の形状が、中央
部分の幅が広く、両端側の幅が狭くなるように形成され
ているだ、過電流が流れて熱が発生したとしても、例え
ば、溶断極細部の両端部分でも充分な発熱量が得られる
ことになり、溶断される部分及びその周囲においても充
分な発熱量が発生していることになり、溶断された溶断
溝の幅を充分に広くすることができる。
によれば、ヒューズ導体膜の溶断極細部の形状が、中央
部分の幅が広く、両端側の幅が狭くなるように形成され
ているだ、過電流が流れて熱が発生したとしても、例え
ば、溶断極細部の両端部分でも充分な発熱量が得られる
ことになり、溶断される部分及びその周囲においても充
分な発熱量が発生していることになり、溶断された溶断
溝の幅を充分に広くすることができる。
【0035】このため、その溶断溝内にガラス成分など
も充分に入り込み、高い絶縁特性が維持でき、アークな
どが発生することのないチップヒューズとなる。
も充分に入り込み、高い絶縁特性が維持でき、アークな
どが発生することのないチップヒューズとなる。
【図1】本発明のチップヒューズの平面図である。
【図2】図1中A−A線断面を示す図である。
【図3】従来のチップヒューズの平面図である。
10・・チップヒューズ 1・・・セラミック基板 2・・・ガラスグレーズ層 3・・・ヒューズ導体膜 3a・・・溶断極細部 4・・・ガラス被覆層 5a、5b・・・・端子電極
Claims (1)
- 【請求項1】 セラミック基板上に、ガラスグレーズ
層、溶断極細部を有するヒューズ導体膜、前記ヒューズ
導体膜を被覆するガラス被覆層を順次形成するととも
に、前記セラミック基板の対向する一対の端部に前記ヒ
ューズ導体膜が電気的に接続される端子電極を形成して
成るチップヒューズにおいて、 前記ヒューズ導体膜の溶断極細部は、その中央の幅が両
端の幅に比較して広く形成されていることを特徴とする
チップヒューズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26781594A JPH08129950A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | チップヒューズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26781594A JPH08129950A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | チップヒューズ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08129950A true JPH08129950A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17449999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26781594A Pending JPH08129950A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | チップヒューズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08129950A (ja) |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26781594A patent/JPH08129950A/ja active Pending
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