JPH08132396A - 柔軟シート部材の打ち抜き方法、および柔軟シート部材打ち抜き装置 - Google Patents

柔軟シート部材の打ち抜き方法、および柔軟シート部材打ち抜き装置

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JPH08132396A
JPH08132396A JP6273689A JP27368994A JPH08132396A JP H08132396 A JPH08132396 A JP H08132396A JP 6273689 A JP6273689 A JP 6273689A JP 27368994 A JP27368994 A JP 27368994A JP H08132396 A JPH08132396 A JP H08132396A
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sheet
flexible sheet
cutting blade
cylindrical body
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Takashi Fujioka
敬司 藤岡
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的簡単な構成で、柔軟性シート材の成形精
度を高める。 【構成】シート受け面10aに柔軟シート部材Sを面着
させたうえで、振動機ート受け面10aとのうちの少な
くとも一方を微細振動させ、そのうえで、筒体2をその
切断刃側からシート受け面10aに押し付けることで、
柔軟シート部材Sを筒体2の内周形状に打ち抜く柔軟シ
ート部材の打ち抜き方法、および柔軟シート部材の打ち
抜き装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックスシートと
いった柔軟シート部材を所定形状に打ち抜く方法、およ
び打ち抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、セラミックスシートといった
柔軟シート部材から所定形状を打ち抜く方法は、図3に
示すプレス装置50を用いた方法が一般的であった。こ
のプレス装置50は、下臼51上に配置されたセラミッ
クスシートSの上から上杵52を圧し下げてセラミック
スシートSをせん断することで、円形・矩形等の所定形
状のセラミックスユニットUを打ち抜いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな打ち抜き方法には、次のような問題があった。すな
わち、プレス装置50には、その構造上、下臼51と上
杵52との間に若干のクリアランス(隙間)Cを必要し
ており、このクリアランスCにおいてセラミックスシー
トSをその厚み方向にある程度引き裂くことで所定形状
のセラミックスユニットUを打ち抜くようになってい
る。そのため、厚みの薄いセラミックスシートSでなら
それほど問題はないものの、比較的厚みの厚いセラミッ
クスシート(厚み1mm以上)Sから打ち抜く場合に
は、打ち抜いたユニットUの端縁に図に示すバリ(かえ
り)B,だれDが発生したり、ユニットUの周面にタン
グ(引き裂き傷)Tが発生したりして、必ずしも成形精
度が良好とはいえなかった。
【0004】このような成形傷は成形後のユニットUの
割れ,欠け等の外観不良に繋がり、また、ユニットUの
電気諸特性にも悪影響を及ぼすため、そのまま放置でき
るものではなかった。
【0005】そのため、従来では、このようなバリB、
だれD、タングTを除去するために、打ち抜いたユニッ
トUに研磨等の修正工程を施す必要があり、その作業に
非常に手間がかかっていた。
【0006】また、厚みの厚いセラミックスシートSか
らユニットUを打ち抜く場合に、打ち抜いたユニットU
の周面に上記問題が生じるとともにユニット周面が鼓型
に変形するという問題もあった。
【0007】また、下臼51と上杵52との間に形成し
たクリアランスCにおいてセラミックスシートSをある
程度引き裂く構造上、上杵52に多大な力を加える必要
があり、そのために、上杵52の移動機構、延いては設
備全体が大型化するとともに重くなるという問題もあっ
た。
【0008】したがって、本発明においては、比較的簡
単な構成で、柔軟性シート材の成形精度を高めることを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の発明である柔軟シート部材打
ち抜き方法は、端縁に外周側に逃げ面を有する切断刃が
全周にわたって設けられた筒体を用意し、シート受け面
に柔軟シート部材を面着させうえで、当該シート受け面
と前記筒体とのうちの少なくとも一方に、垂線方向ない
し軸方向に沿った微細振動を加えながら、前記筒体を切
断刃側から柔軟シート部材に押し付けることで、柔軟シ
ート部材を筒体内周形状に打ち抜くことに特徴を有して
いる。
【0010】また、第2の発明である柔軟シート部材打
ち抜き装置は、柔軟シート部材の配置面と平行なシート
受け面を有して、当該配置面に近接配置される支持体
と、前記配置面を挟んで前記支持体と軸方向に対向配置
されるとともに、その対向端縁の全周に外周側に逃げ面
を有する切断刃が設けられた筒体と、前記支持体と前記
筒体とのうちの少なくとも一方を前記配置面に向かって
微細振動させる振動機構と、前記筒体を前記シート受け
面に向けて移動させる移動機構とを備えることに特徴を
有している。
【0011】
【作用】第1、第2の発明によれば、シート受け面に筒
体を押し付ければ、間に挟まれた柔軟シート部材は切断
刃によって筒体内周形状に沿って切り取られることにな
る。このとき、シート受け面と筒体とのうちの少なくと
も一方は垂線方向ないし軸方向に沿った微細振動してい
るので、切断刃先端は柔軟シート部材内に入り込みやす
くなっている。そのため、筒体をシート受け面側に押し
付けれる力が小さくても、柔軟シート部材を確実に打ち
抜くことができる。
【0012】また、第2の発明において、前記切断刃を
囲んで設けられ、かつ前記配置面と平行なシート押圧面
を有する押圧体と、前記押圧体を前記シート受け面側に
付勢する付勢体とを備えておれば、打ち抜かれたユニッ
トの周囲にある残存シート部材だけが押圧体によって支
持されて付勢体によってシート受け面側に付勢されるの
で、残存シート部材は打ち抜かれたユニットとは分離し
てシート受け面側に移動しやすくなる。
【0013】さらには、残存シート部材から分離した打
ち抜きユニットは、筒体内部側に移動することになる。
ここで、対向端縁以外の内周形状が対向端縁の内周形状
より大きくなっていれば、シート部材から打ち抜かれて
筒体内部に移動してきたユニットと筒体内周面との間に
隙間が形成されることになるので、ユニットを筒体から
取り出しやすくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施例のセラミック
スシート打ち抜き装置の構成を示す一部切欠正面図であ
る。
【0015】このセラミックスシート打ち抜き装置1
は、金属等からなる筒体2を備えている。筒体2はセラ
ミックスシートSの配置面Aの下方に設けられており、
その軸心を配置面Aに対して直交させて配置されてい
る。筒体2の配置面A側端縁には、全周にわたって切断
刃3が形成されている。切断刃3は筒体外周側に逃げ面
3aを有して構成されている。また、筒体2の内周面形
状は段部状となっている。すなわち、筒体2の切断刃3
側の内周部4は、打ち抜くセラミックスユニットUと同
等の形状を有しているものの、筒体2の切断刃側内周部
4以外の内周部5は、切断刃側内周部4より大きく(大
径に)なっており、両内周部4,5の間には筒体2の径
方向に沿った段部6が形成されている。
【0016】このように構成された筒体2は移動機構7
によって配置面Aに対して昇降されるようになってい
る。この移動機構7は、比較的軽量である筒体2を昇降
させればよく、さらには、柔軟性に富んでいるセラミッ
クスシートS内に切断刃3の先端を切り込ませるだけの
力を筒体2に与えればよい。そのため、移動機構7は比
較的簡単な構造で小型化されている。
【0017】また、配置面Aの下方間近には、筒体2を
囲んで環状の押圧体8が設けられている。押圧体8は、
その上面が配置面Aと平行になっており、この上面がシ
ート押圧面8aとなっている。そして、押圧体8はスプ
リング体9によって下方から支えられている。
【0018】一方、筒体2の上方には支持体10が設け
られている。支持体10は配置面Aを間にして筒体2と
対向配置されている。そして、支持体10の底面は配置
面Aと平行になっており、この底面がシート受け面10
aとなっている。シート受け面10aとシート押圧面8
aとの間の間隔は、セラミックスシートSの厚みとほぼ
同じに設定されている。
【0019】このように構成された支持体10は、超音
波振動機構11によって、シート受け面10aの垂線方
向にに沿って微小振動(超音波振動)されるようになっ
ている。超音波振動機構11としては、圧電振動子を用
いたものや、空気ジェット、さらにはパワートランジス
タを用いたものなと種々のものを採用することができ
る。
【0020】さらに、押圧体8の配置面A外側それぞれ
に、シート送り機構12が設けられている。シート送り
機構12は、配置面Aを挟んで対向配置された送りロー
ラ12aを備えている。これら送りローラ12aは図示
しない回転駆動部によって図中矢印方向に一定のピッチ
で回転されるようになっており、このようにして回転さ
れる送りローラ12aによって配置面A上のセラミック
スシートSは図中、右方向に搬送されるようになってい
る。
【0021】次に、このセラミックスシート打ち抜き装
置1によるセラミックスシートSの打ち抜き方法を説明
する。
【0022】まず、筒体2を下方の待機位置まで下降さ
せた状態でシート送り機構12を駆動して、配置面A上
にセラミックスシートSを搬入する。搬入されたセラミ
ックスシートSは、シート受け面10aとシート押圧面
8aとの間に挟み込まれることになる。さらには、この
とき、超音波振動機構11を駆動して支持体10に超音
波振動を付与しておく。セラミックスシートSが搬入さ
れたのち、移動機構7を駆動して筒体2を上昇させる。
筒体2が上昇すると、切断刃3がセラミックスシートS
をシート受け面10a側に押圧するので、切断刃3の刃
先がセラミックスシートS内に食い込んでいくことにな
る。このとき、支持体10は超音波振動機構11から垂
線方向に沿った微細な振動を付与されているので、移動
機構7は多大な力を筒体2に加えなくとも、切断刃3は
セラミックスシートSに食い込んでいくことになる。そ
のため、移動機構7は、前述した以上に、構造の簡単化
と小型化が可能となっている。
【0023】具体的には、本実施例のセラミックシート
打ち抜き装置1において超音波振動機構11を備えない
ものと、超音波振動機構11を備えたものとでは、超音
波振動機構11を備えるものの方が、備えないものに比
べて約1/3の筒体押圧力でもって同等のセラミックシ
ート切断能力を有している。
【0024】そして、切断刃3の刃先がシート受け面1
0aに達するとセラミックスシートSは筒体2の内周形
状に打ち抜かれる。このとき、切断刃3は、その逃げ面
3aが筒体外周側に形成されており、刃先を連ねた形状
は内周部4の内周形状と同一になっている。そのため、
セラミックスシートSは内周部4の形状に沿って打ち抜
かれることになる。また、このとき、切断刃3は、セラ
ミックスシートSに対して食い込むようにしてシート内
に入り込むので、打ち抜いたユニットUとセラミックス
シートSとを引き裂くような力がほどんど生じない。そ
のため、ユニットUの周面は、傷(バリ、だれ、タング
等)が生じず、内周部4の形状に合致した滑らかな面と
なる。
【0025】また、このとき、打ち抜かれるユニットU
の周囲のセラミックスシートSは、押圧体8のシート押
圧面8aを介してスプリング体9によって上側に付勢さ
れることになる。そのため、ユニットUが打ち抜かれる
と、ユニットUを除いた周囲のセラミックスシートSだ
けが、シート押圧面8aから付勢力を受けることにな
る。したがって、スプリング体9の付勢力は、打ち抜か
れたユニットUとセラミックスシートSとを分離するよ
うに働き、ユニットUは確実にセラミックスシートSか
ら分離されることになる。
【0026】ところで、セラミックスシートSの場合、
厚みが1mm以上と厚くなると、従来のようなプレス装
置で押し切りすると成形精度が低くなり、特に、厚みが
2mm以上になると、プレス装置ではセラミックスユニ
ットUの変形が著しかったが、このセラミックシート打
ち抜き装置1では、2mm以上の厚みのあるセラミック
シートSであっても、成形精度よく、セラミックスユニ
ットUを形成できる。
【0027】打ち抜かれたユニットUはシート受け面1
0aによって押し込まれて、最後には筒体2の内周部5
へと入り込むことになる。内周部5は、打ち抜き形状と
同一形状である内周部4より形状が大きいために、ユニ
ットUと内周部5との間に隙間が形成されることにな
る。そのため、内周部5に入り込んだユニットUを取り
出す作業はやりやすくなる。
【0028】上記のようなユニットUの打ち抜き作業の
一工程が終了すると、一旦、筒体2を待機位置まで下降
させたうえで、シート送り機構12を駆動することで、
セラミックスシートSを1ピッチ分だけ搬送したのち、
再度、上述したセラミックスユニットU打ち抜き作業を
行う。このような打ち抜き作業とシート送り操作を交互
に行うことで、セラミックシートSを連続して打ち抜く
ことができる。
【0029】なお、このセラミックスシート打ち抜き装
置1では、ユニットUを打ち抜くたびに、切断刃3はシ
ート受け面10aに当接するので、切断刃3の摩耗が激
しく、切断刃3の交換を頻繁にしなければならなくなる
ことが考えられる。しかしながら、切断刃3によって切
断されるのが柔軟性に富むセラミックスシートSである
ので、鋭利な刃先でなくとも十分切断することができ
る。そのため、切断刃3の刃先を、多少とも面形状にす
るといったように比較的非鋭利な状態に加工しておけ
ば、切断刃3を頻繁に交換する必要もなくなる。さらに
は、シート受け面10aにゴム等の弾性体を貼着してお
けば、さらに切断刃3の摩耗を抑えることができる。
【0030】ところで、実際にセラミックスシートSを
打ち抜く場合におけるセラミックスシート打ち抜き装置
1の仕様例は次のようになっている。すなわち、シート
幅50mm、厚み2.5mmのセラミックシートSから
直径14mmの円形セラミックスユニットUを打ち抜き
形成する場合には、炭素工具鋼(SKD11等)からな
り、切断刃3部分の筒体2を焼き入れした筒体2を用い
る。そして、切断刃3の逃げ角を15°程度とするとと
もに、刃先の厚みを0.02mm程度にし(すなわち、
刃先を0.02mm幅程度の面形状にする)、さらに
は、段部6の幅を0.1mm程度にする。一方、超音波
振動機構11は500W、18kHzの超音波を発生さ
せて支持体10に与える。このような仕様にすれば、上
記寸法のセラミックシートSを1kgf以下の押圧力で
支障なく打ち抜くことができる。
【0031】また、このセラミックスシート打ち抜き装
置1では、筒体2の内部に筒体2の径方向に沿った段部
6を設けて内周部4と内周部5とを形状的に繋げている
が、この他、段部6を傾斜面にしてもよく、さらには、
段部6を設けることなく、内周部4の内径を連続的に変
化させることで、内周部4と内周部5とを形状的に繋げ
るようにしてもよい。要は、内周部5の大きさが内周部
4の大きさより大きければよいのである。
【0032】さらには、本実施例のセラミックシート打
ち抜き装置1では、超音波振動機構11によって支持体
10を振動させていたが、この超音波振動機構11によ
って筒体2を振動させるようにしても、さらには、支持
体10と筒体2との両方を振動されるようにしても、同
様の効果を得ることができるのはいうまでもない。
【0033】次に、本発明の第2実施例のセラミックス
シート打ち抜き装置を図2を基にして説明する。このセ
ラミックス打ち抜き装置20の基本的な構成は第1実施
例と同様であり、図中、同一ないし同様の部分には、同
一の符号を付し、それらについての詳細な説明は省略す
る。
【0034】このセラミックスシート打ち抜き装置20
は、幅広のセラミックシートSからその幅に応じた複数
個のセラミックスUを同時に打ち抜くことで、打ち抜き
効率を高めたものであり、そのために次のような特徴的
構成を備えている。すなわち、筒体21をセラミックス
シートSの幅に応じて複数個並列配置する一方、支持体
22の長さを広幅のセラミックスシートSの全幅と同等
にしている。そして、各筒体21を連結板23によって
一体化するとともに、一体化した筒体21を連結板23
を介して移動機構7によって昇降するようになってい
る。各筒体21の内部形状は図示しないが、第1実施例
の筒体2と同様、小径の内周部4と大径の内周部5とを
段部6で連結した段形状となっている。
【0035】また、連結板23の下方にはセラミックス
シートSと同幅のベルトコンベア24を設ける一方、連
結板23には、その筒体下方位置にユニット挿通孔(図
示省略)が形成されていてる。なお、図2では、説明の
都合上、シート送り機構12、押圧体8、およびスプリ
ング体9を図示省略しているが、このセラミックスシー
ト打ち抜き装置20がシート送り機構12、押圧体8、
およびスプリング体9を備えているのはいうまでもな
い。
【0036】次に、このセラミックスシート打ち抜き装
置20を用いたセラミックスシート打ち抜き方法を説明
する。
【0037】まず、筒体21を下方の待機位置まで下降
させた状態でシート送り機構12を駆動して、配置面A
上にセラミックスシートSを搬入する。搬入されたセラ
ミックスシートSは、シート受け面22aとシート押圧
面(図示省略)との間に挟み込まれることになる。ま
た、このとき、支持体22に超音波振動機構11からそ
の垂線方向に沿った超音波振動を付与しておく。セラミ
ックスシートSが搬入されたのち、移動機構7を駆動し
て各筒体21を上昇させる。筒体21が上昇すると、各
筒体21の切断刃3がセラミックスシートS内に食い込
んでいくことになる。このとき、支持体22は超音波振
動機構11から垂線方向に沿った微細な振動を付与され
ているので、移動機構7は多大な力を筒体2に加えなく
とも、切断刃3はセラミックスシートSに食い込んでい
くことになる。
【0038】そして、切断刃3の刃先がシート受け面1
0aに達するとセラミックスシートSは筒体2の内周形
状に打ち抜かれる。各筒体21の打ち抜き動作は第1実
施例と同様であるので、詳細な説明は省略する。ただ、
このセラミックスシート打ち抜き装置20では、複数の
筒体21によって一度に多数のセラミックスユニットU
を打ち抜くことができ、作業効率がよい。
【0039】セラミックスシートSから打ち抜かれたセ
ラミックスユニットUは、内周部5側に移動したのち連
結板23のユニット挿通孔を通ってコンベアベルト24
上に落下する。
【0040】上記のようなユニットUの打ち抜き作業の
一工程が終了すると、一旦、筒体2を待機位置まで下降
させたうえで、シート送り機構12を駆動することで、
セラミックスシートSと、ベルトコンベア24とを1ピ
ッチ分だけ搬送したのち、再度、上述したセラミックス
ユニットUの打ち抜き作業を行う。このような打ち抜き
作業とシート送り操作を交互に行うことで、セラミック
シートSを連続して打ち抜くことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の第1、第2の発明
によれば、打ち抜き精度が高まり、打ち抜かれたユニッ
トにバリ、だれ、タング等の成形傷が形成されることが
なくなった。また、筒体に設けた切断刃によって柔軟シ
ート部材を切り込むうえに、筒体の切り込みに際して支
持体や筒体に微細振動を加えるので、打ち抜きに際し
て、筒体に与える力は小さくてもよくなった。そのた
め、移動機構、ひいては、装置全体を小型化、軽量化す
ることができた。
【0042】また、第2の発明において、切断刃を囲ん
で設けられ、かつ配置面と平行なシート押圧面を有する
押圧体と、押圧体をシート受け面側に付勢する付勢体と
を備えておれば、付勢体の付勢力は押圧体を介して、打
ち抜かれたユニットと柔軟シート部材とを分離するよう
に働き、ユニットを確実にセラミックスシートSから分
離することができるという効果が得られる。
【0043】さらには、第2の発明において、筒体の対
向端縁以外の内周形状を、対向端縁内周形状より大きく
しておけば、ユニットの取り出し作業を行う筒体口径が
ユニットより大きくなる。そのため、打ち抜いたユニッ
トの取り出し作業を比較的簡単に行えるようになるとい
う効果も得られる。
【0044】さらには、打ち抜く柔軟シート部材を交換
する、いわゆる色替えを行う場合であっても、柔軟シー
ト部材に直接接触する筒体だけを交換すればよいので、
色替え作業が簡単になるとともに、その作業時間も大幅
に短縮できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るセラミックシート打
ち抜き装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例のセラミックシート打ち抜
き装置の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の従来例であるセラミックシート打ち抜
き装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
2 筒体 3 切断刃 3a 逃げ面 7 移動機構 4 内周部 5 内周部 10 支持体 10a シート受け面 A 配置面 S セラミックスシート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端縁に外周側に逃げ面を有する切断刃が
    全周にわたって設けられた筒体を用意し、 シート受け面に柔軟シート部材を面着させうえで、当該
    シート受け面と前記筒体とのうちの少なくとも一方に、
    垂線方向ないし軸方向に沿った微細振動を加えながら、
    前記筒体を切断刃側から柔軟シート部材に押し付けるこ
    とで、柔軟シート部材を筒体内周形状に打ち抜くことを
    特徴とする柔軟シート部材の打ち抜き方法。
  2. 【請求項2】 柔軟シート部材の配置面と平行なシート
    受け面を有して、当該配置面に近接配置される支持体
    と、 前記配置面を挟んで前記支持体と軸方向に対向配置され
    るとともに、その対向端縁の全周に外周側に逃げ面を有
    する切断刃が設けられた筒体と、 前記支持体と前記筒体とのうちの少なくとも一方を前記
    配置面に向かって微細振動させる振動機構と、 前記筒体を前記シート受け面に向けて移動させる移動機
    構とを備えることを特徴とする柔軟シート部材打ち抜き
    装置。
  3. 【請求項3】 前記切断刃を囲んで設けられ、かつ前記
    配置面と平行なシート押圧面を有する押圧体と、 前記押圧体を前記シート受け面側に付勢する付勢体とを
    備えることを特徴とする請求項2記載の柔軟シート部材
    の打ち抜き装置。
  4. 【請求項4】 前記振動機構は、前記支持体と前記筒体
    とのうちの少なくとも一方に超音波振動を与えるもので
    あることを特徴とする請求項2、または請求項3記載の
    柔軟シート部材打ち抜き装置。
  5. 【請求項5】 前記筒体は、前記対向端縁以外の内周形
    状が対向端縁の内周形状より大きくなっていることを特
    徴とする請求項2、請求項3、または請求項4記載の柔
    軟シート部材打ち抜き装置。
JP6273689A 1994-11-08 1994-11-08 柔軟シート部材の打ち抜き方法、および柔軟シート部材打ち抜き装置 Pending JPH08132396A (ja)

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