JPH08132420A - コンクリート型枠の側板開閉機構 - Google Patents
コンクリート型枠の側板開閉機構Info
- Publication number
- JPH08132420A JPH08132420A JP29587894A JP29587894A JPH08132420A JP H08132420 A JPH08132420 A JP H08132420A JP 29587894 A JP29587894 A JP 29587894A JP 29587894 A JP29587894 A JP 29587894A JP H08132420 A JPH08132420 A JP H08132420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- fastening
- opening
- adjacent
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリートブロック成形用の型枠の側板の
開閉機構に関し、締結装置によって締結される側板(締
結側板)とこれに隣接する側板(隣接側板)とを係合し
て隣接側板を締結する構造の型枠の開閉作業を容易にす
る。 【構成】 倍力機構を備えた締結装置に能動部材6を設
け、係止対21、21によって締結側板1に係止されて
締結される隣接側板2に受動部材11を設ける。能動部
材6及び受動部材11は、先端部相互が交叉する位置に
設ける。能動部材6の先端と受動部材11の先端とに
は、溝10とこの溝に嵌合する嵌合部材17とからなる
係合対を設ける。溝10は締結側板の開閉方向と平行な
平行部8と、この平行部に連接して隣接側板の開閉方向
に傾斜する傾斜部9とを備えたものとし、締結装置で締
結側板1を開閉するときに、溝の傾斜部9のカムないし
くさび作用により、隣接側板2が連動して開閉されるよ
うにする。
開閉機構に関し、締結装置によって締結される側板(締
結側板)とこれに隣接する側板(隣接側板)とを係合し
て隣接側板を締結する構造の型枠の開閉作業を容易にす
る。 【構成】 倍力機構を備えた締結装置に能動部材6を設
け、係止対21、21によって締結側板1に係止されて
締結される隣接側板2に受動部材11を設ける。能動部
材6及び受動部材11は、先端部相互が交叉する位置に
設ける。能動部材6の先端と受動部材11の先端とに
は、溝10とこの溝に嵌合する嵌合部材17とからなる
係合対を設ける。溝10は締結側板の開閉方向と平行な
平行部8と、この平行部に連接して隣接側板の開閉方向
に傾斜する傾斜部9とを備えたものとし、締結装置で締
結側板1を開閉するときに、溝の傾斜部9のカムないし
くさび作用により、隣接側板2が連動して開閉されるよ
うにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種のコンクリート
ブロック(コンクリート成形品)を成形する型枠の側板
の開閉機構に関するものである。
ブロック(コンクリート成形品)を成形する型枠の側板
の開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート型枠は、底板とその周囲に
立設される複数枚の側板とを備えており、側板で囲まれ
た空所(キャビティ)にコンクリートを流し込んで固化
させることにより、各種形状のブロックを成形する。成
形したブロックは、側板を外側に移動してブロックとの
間に抜き取り作業に必要な隙間を形成した後、脱型され
る。この脱型に必要な隙間を形成できるように、また次
のブロックを成形するために型枠内を清掃する作業およ
び離型剤を塗布する作業の便宜のために、側板の全部ま
たは一部を開閉自在とした構造が採用される。
立設される複数枚の側板とを備えており、側板で囲まれ
た空所(キャビティ)にコンクリートを流し込んで固化
させることにより、各種形状のブロックを成形する。成
形したブロックは、側板を外側に移動してブロックとの
間に抜き取り作業に必要な隙間を形成した後、脱型され
る。この脱型に必要な隙間を形成できるように、また次
のブロックを成形するために型枠内を清掃する作業およ
び離型剤を塗布する作業の便宜のために、側板の全部ま
たは一部を開閉自在とした構造が採用される。
【0003】コンクリートブロックを成形するときは、
当然上記開閉自在にした側板を閉状態で保持しなければ
ならない。側板には大きなコンクリートの内圧が作用す
るから、側板を閉状態で保持する締結具は頑丈なもので
なければならず、また短時間で型枠の開閉作業を行うこ
とができるような作業性の良いものでなければならな
い。このような要求を満足する締結装置として、従来ネ
ジ機構やトグルリンク機構を利用した締結装置が用いら
れている。
当然上記開閉自在にした側板を閉状態で保持しなければ
ならない。側板には大きなコンクリートの内圧が作用す
るから、側板を閉状態で保持する締結具は頑丈なもので
なければならず、また短時間で型枠の開閉作業を行うこ
とができるような作業性の良いものでなければならな
い。このような要求を満足する締結装置として、従来ネ
ジ機構やトグルリンク機構を利用した締結装置が用いら
れている。
【0004】型枠の形状や大きさによっても異なるが、
比較的小型の型枠においては、対向する一対の側板を上
記のような締結装置で締結し、これに隣接する側板を側
板の連接部分に設けた係止爪で係止する構造が採用され
ることが多い。
比較的小型の型枠においては、対向する一対の側板を上
記のような締結装置で締結し、これに隣接する側板を側
板の連接部分に設けた係止爪で係止する構造が採用され
ることが多い。
【0005】理解を容易にするために図9のU字溝成形
用型枠を例にして説明すると、ブロックを成形するため
のキャビティ31は、底板32とその周囲に立設される
4枚の側板1、1ないし2、2とで形成されており、底
板の中央にはブロックの溝を成形するための突出部(一
般に内型または内枠と呼ばれる)33が設けられてい
る。ブロックの長手端部(小口端)に位置する側板1、
1は、妻板または小口板と呼ばれており、側板という語
は広義にはこの小口板や妻板を含む意味で、また狭義に
はブロックの長手側部に位置する側板の意味で用いられ
ている。以下の図面や実施例等の説明においては、説明
を簡潔にするために妻板という文言と対にして側板とい
う文言を狭義の意味で用いる。
用型枠を例にして説明すると、ブロックを成形するため
のキャビティ31は、底板32とその周囲に立設される
4枚の側板1、1ないし2、2とで形成されており、底
板の中央にはブロックの溝を成形するための突出部(一
般に内型または内枠と呼ばれる)33が設けられてい
る。ブロックの長手端部(小口端)に位置する側板1、
1は、妻板または小口板と呼ばれており、側板という語
は広義にはこの小口板や妻板を含む意味で、また狭義に
はブロックの長手側部に位置する側板の意味で用いられ
ている。以下の図面や実施例等の説明においては、説明
を簡潔にするために妻板という文言と対にして側板とい
う文言を狭義の意味で用いる。
【0006】さて図9において、妻板1、1と側板2、
2とは、直線ガイド機構34または蝶番機構4により、
それぞれ図の矢印方向に開閉自在に設けられる。これら
のガイド機構34および蝶番機構4は、通常妻板1、1
及び側板2、2の下辺部分(底板の下側)に設けられ
る。そしてU字溝型枠であれば、底板の突出部33内を
貫通するタイロッド35を備えた締結装置36で、両妻
板1、1を同時に締結するか、あるいは各妻板1、1を
型枠のフレーム5に個別に締結する締結装置を設けて、
妻板1、1を締結する。
2とは、直線ガイド機構34または蝶番機構4により、
それぞれ図の矢印方向に開閉自在に設けられる。これら
のガイド機構34および蝶番機構4は、通常妻板1、1
及び側板2、2の下辺部分(底板の下側)に設けられ
る。そしてU字溝型枠であれば、底板の突出部33内を
貫通するタイロッド35を備えた締結装置36で、両妻
板1、1を同時に締結するか、あるいは各妻板1、1を
型枠のフレーム5に個別に締結する締結装置を設けて、
妻板1、1を締結する。
【0007】更に両妻板1、1の両側端部に、内側面を
楔面とした爪18を設け、側板2、2にはその両側端部
にこの爪と嵌合する受部19を設けて、妻板1、1が締
結されたときに、側板2、2がこれらの爪18と受部1
9との係止により、締結されるようにする。側板2の下
辺を蝶番機構4で型枠のフレーム5に枢着して開閉自在
とし、側板2、2の両上端をこのような係止対21、2
1で締結するようにすれば、特に中小型の型枠におい
て、型枠の構造を非常に簡単にできるとともに、型閉め
及び型開き作業の作業性を良好にできるようになる。
楔面とした爪18を設け、側板2、2にはその両側端部
にこの爪と嵌合する受部19を設けて、妻板1、1が締
結されたときに、側板2、2がこれらの爪18と受部1
9との係止により、締結されるようにする。側板2の下
辺を蝶番機構4で型枠のフレーム5に枢着して開閉自在
とし、側板2、2の両上端をこのような係止対21、2
1で締結するようにすれば、特に中小型の型枠におい
て、型枠の構造を非常に簡単にできるとともに、型閉め
及び型開き作業の作業性を良好にできるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造の型
枠を型閉めする際には、両側板2、2を閉状態に保持し
た状態で妻板1、1を締結しなければならない。ところ
が側板2、2の下辺を蝶番機構4で枢着した構造では、
妻板1、1の締結作業中に側板2、2が倒れてしまうと
いうことが起こる。そのため妻板1、1の少なくとも一
方を締結する間、側板2、2が倒れないように押さえて
おく必要があり、そのため型組み作業を2〜3人で行わ
ねばならなかったり、閉じた側板2、2を仮に保持して
おくための治具等を準備してその装着作業を行わねばな
らなかったりして、不便であるという問題があった。
枠を型閉めする際には、両側板2、2を閉状態に保持し
た状態で妻板1、1を締結しなければならない。ところ
が側板2、2の下辺を蝶番機構4で枢着した構造では、
妻板1、1の締結作業中に側板2、2が倒れてしまうと
いうことが起こる。そのため妻板1、1の少なくとも一
方を締結する間、側板2、2が倒れないように押さえて
おく必要があり、そのため型組み作業を2〜3人で行わ
ねばならなかったり、閉じた側板2、2を仮に保持して
おくための治具等を準備してその装着作業を行わねばな
らなかったりして、不便であるという問題があった。
【0009】また型閉めに際しては、側板を閉じる作業
と妻板を閉じる作業との2工程が必要であり、型開きに
際しても妻板を開く作業と側板を開く作業の2工程が必
要であって、作業性をさらに改善する余地がある。ま
た、妻板を開くときには、締結装置の倍力作用により、
妻板をコンクリート面から引き離すことが容易に可能で
あるが、側板には締結装置が付いていないため、型開き
時に側板をコンクリート成形品から引き離すのに強い力
を必要とし、作業負担が大きいという問題がある。
と妻板を閉じる作業との2工程が必要であり、型開きに
際しても妻板を開く作業と側板を開く作業の2工程が必
要であって、作業性をさらに改善する余地がある。ま
た、妻板を開くときには、締結装置の倍力作用により、
妻板をコンクリート面から引き離すことが容易に可能で
あるが、側板には締結装置が付いていないため、型開き
時に側板をコンクリート成形品から引き離すのに強い力
を必要とし、作業負担が大きいという問題がある。
【0010】この発明は、締結装置によって締結される
側板(上記の例では妻板。「締結側板」という。)とこ
れに隣接する側板(上記の例では狭義の側板。「隣接側
板」という。)との連接部に設けた係止対を係合させる
ことによって、隣接側板を締結するようにしたコンクリ
ート型枠における上記の作業上の問題を解決することを
課題としている。
側板(上記の例では妻板。「締結側板」という。)とこ
れに隣接する側板(上記の例では狭義の側板。「隣接側
板」という。)との連接部に設けた係止対を係合させる
ことによって、隣接側板を締結するようにしたコンクリ
ート型枠における上記の作業上の問題を解決することを
課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では、ネジ機構
やトグル機構などの倍力機構を備えた締結装置に能動部
材6を設け、係止対21、21によって締結側板1に係
止されて締結される隣接側板2に受動部材11を設けて
いる。能動部材6及び受動部材11は、キャビティ31
から外れた位置で型枠の内側に向かって伸びており、そ
の先端部相互が交叉する位置に設けられている。
やトグル機構などの倍力機構を備えた締結装置に能動部
材6を設け、係止対21、21によって締結側板1に係
止されて締結される隣接側板2に受動部材11を設けて
いる。能動部材6及び受動部材11は、キャビティ31
から外れた位置で型枠の内側に向かって伸びており、そ
の先端部相互が交叉する位置に設けられている。
【0012】能動部材6及び受動部材11は、平行移動
する側板に設けるときは、当該側板と一体に設け、蝶番
機構で支持された側板に設けるときは、その蝶番機構の
枢支軸と平行な連結ピン15まわりに揺動可能に設け
る。必要がある場合には、能動部材6及び受動部材11
の上下左右(能動部材6及び受動部材11の移動方向と
直交する方向)の辺ないし面を案内する案内部材16を
型枠のフレーム5に設ける。
する側板に設けるときは、当該側板と一体に設け、蝶番
機構で支持された側板に設けるときは、その蝶番機構の
枢支軸と平行な連結ピン15まわりに揺動可能に設け
る。必要がある場合には、能動部材6及び受動部材11
の上下左右(能動部材6及び受動部材11の移動方向と
直交する方向)の辺ないし面を案内する案内部材16を
型枠のフレーム5に設ける。
【0013】能動部材6の先端と受動部材11の先端と
には、溝10とこの溝に嵌合する嵌合部材17とからな
る係合対が設けられている。溝10は能動部材6の移動
方向(締結側板の開閉方向)と平行な平行部8と、この
平行部に連接して受動部材11の移動方向(隣接側板の
開閉方向)に傾斜する傾斜部9とを備えている。平行部
8は、溝10の閉鎖側端部、すなわち締結側板1を閉鎖
したときに上記嵌合部材17が嵌合する部分に設けられ
る。溝10を能動部材6の先端に設けたときは、平行部
8は傾斜部9の締結側板1側に位置し、溝10を受動部
材11の先端に設けたときは、平行部8は傾斜部9の反
締結側板側に位置することとなる。隣接側板2の開閉ス
トロークを制限したいなどの要求があるときは、平行部
を傾斜部9の両側(平行部7と8)に設けることができ
る。
には、溝10とこの溝に嵌合する嵌合部材17とからな
る係合対が設けられている。溝10は能動部材6の移動
方向(締結側板の開閉方向)と平行な平行部8と、この
平行部に連接して受動部材11の移動方向(隣接側板の
開閉方向)に傾斜する傾斜部9とを備えている。平行部
8は、溝10の閉鎖側端部、すなわち締結側板1を閉鎖
したときに上記嵌合部材17が嵌合する部分に設けられ
る。溝10を能動部材6の先端に設けたときは、平行部
8は傾斜部9の締結側板1側に位置し、溝10を受動部
材11の先端に設けたときは、平行部8は傾斜部9の反
締結側板側に位置することとなる。隣接側板2の開閉ス
トロークを制限したいなどの要求があるときは、平行部
を傾斜部9の両側(平行部7と8)に設けることができ
る。
【0014】側板が蝶番機構4による開閉構造を備えた
側板であるときは、これに設けられる能動部材6または
受動部材11は、当該側板の基端(枢着位置)から反側
板本体側に延びる延在部12の揺動端に連結ピン13で
枢支連結して設けられる。
側板であるときは、これに設けられる能動部材6または
受動部材11は、当該側板の基端(枢着位置)から反側
板本体側に延びる延在部12の揺動端に連結ピン13で
枢支連結して設けられる。
【0015】
【作用】上記構成により、締結側板1の開閉動作は、溝
10の傾斜部9の作用により、隣接側板2に伝達され、
隣接側板2を同時開閉させる。すなわち締結装置36を
操作することによって締結側板1を開閉すれば、隣接側
板2も同時に開閉するから、たとえば図9に示す型枠の
妻板1と側板(狭義)2とが連動して同時に開閉される
こととなり、型枠開閉時の作業を一工程でできる。
10の傾斜部9の作用により、隣接側板2に伝達され、
隣接側板2を同時開閉させる。すなわち締結装置36を
操作することによって締結側板1を開閉すれば、隣接側
板2も同時に開閉するから、たとえば図9に示す型枠の
妻板1と側板(狭義)2とが連動して同時に開閉される
こととなり、型枠開閉時の作業を一工程でできる。
【0016】また締結装置としてストロークの大きなト
グル機構やネジ機構を用いたときは、当該締結装置の倍
力を利用した型開き力を隣接側板2に伝達できるので、
軽い力で隣接側板2をコンクリートブロックから引き離
すことも可能になる。
グル機構やネジ機構を用いたときは、当該締結装置の倍
力を利用した型開き力を隣接側板2に伝達できるので、
軽い力で隣接側板2をコンクリートブロックから引き離
すことも可能になる。
【0017】さらにこの発明の装置では、溝10に平行
部8を設けることにより、型閉め時に隣接側板2が閉じ
たあと締結側板1が閉方向に更に移動して締結されるの
で、この溝の平行部8部分を嵌合部材17が移動する間
のストロークを利用して、締結側板1と隣接側板2の連
接部に設けた係止対21、21を係止させて、その楔や
レバーによる倍力作用により、隣接側板2を締結するこ
とができる。
部8を設けることにより、型閉め時に隣接側板2が閉じ
たあと締結側板1が閉方向に更に移動して締結されるの
で、この溝の平行部8部分を嵌合部材17が移動する間
のストロークを利用して、締結側板1と隣接側板2の連
接部に設けた係止対21、21を係止させて、その楔や
レバーによる倍力作用により、隣接側板2を締結するこ
とができる。
【0018】
【実施例】図1ないし4はこの発明の第1実施例を示し
たものである。この第1実施例は、締結側板1が平行移
動して開閉され、隣接側板2が枢支軸3を備えた蝶番機
構4によりフレーム5に支持されて揺動開閉される構造
の型枠に、本発明を採用した例を示したものである。
たものである。この第1実施例は、締結側板1が平行移
動して開閉され、隣接側板2が枢支軸3を備えた蝶番機
構4によりフレーム5に支持されて揺動開閉される構造
の型枠に、本発明を採用した例を示したものである。
【0019】能動部材6は締結側板1に一体に固着した
板材からなり、その先端には両端に平行部7、8を有し
中間を傾斜部9とした溝10が設けられている。受動部
材11は、図4に示すように隣接側板2の基端から反側
板本体側に延設した延在部12の先端に連結ピン13、
繋ぎ板14及び第2連結ピン15を介して連結されてお
り、かつその上下左右の面(または辺)がフレーム5に
設けたガイド16によって摺動自在に案内されている。
連結ピン13及び第2連結ピン15は、隣接側板2の枢
支軸3と平行であり、かつガイド16は図1の左右方向
(隣接側板2の開閉方向)にのみ摺動自在に受動部材1
1を案内している。受動部材11の先端にはピン17が
立設され、このピン17が能動部材に設けた溝10に沿
って移動自在に嵌合している。
板材からなり、その先端には両端に平行部7、8を有し
中間を傾斜部9とした溝10が設けられている。受動部
材11は、図4に示すように隣接側板2の基端から反側
板本体側に延設した延在部12の先端に連結ピン13、
繋ぎ板14及び第2連結ピン15を介して連結されてお
り、かつその上下左右の面(または辺)がフレーム5に
設けたガイド16によって摺動自在に案内されている。
連結ピン13及び第2連結ピン15は、隣接側板2の枢
支軸3と平行であり、かつガイド16は図1の左右方向
(隣接側板2の開閉方向)にのみ摺動自在に受動部材1
1を案内している。受動部材11の先端にはピン17が
立設され、このピン17が能動部材に設けた溝10に沿
って移動自在に嵌合している。
【0020】締結側板1と隣接側板2の連結部には、図
9に示したと同様な楔面を有する爪18と受部19とか
らなる係止対21が設けられており、締結側板1が締結
されるときの移動動作を利用して、隣接側板2が締結さ
れるようになっている。
9に示したと同様な楔面を有する爪18と受部19とか
らなる係止対21が設けられており、締結側板1が締結
されるときの移動動作を利用して、隣接側板2が締結さ
れるようになっている。
【0021】上記構成において、型開き状態を模式的に
示す図5から締結側板1を閉方向(図の上方)に移動さ
せると、受動部材のピン17が溝の平行部8を移動する
間、隣接側板2はその開放位置に保持される。次いでピ
ン17が傾斜部9に移動してくると、能動部材6の閉動
作に合わせて隣接側板2が閉方向に動作し、締結側板1
が閉鎖位置に達する前に隣接側板2が閉鎖位置に達す
る。このとき受動部材のピン17は溝の傾斜部9と締結
側板側の平行部8との屈折部に達し、さらに締結側板1
を閉方向に移動させることにより、平行部8を移動する
ピン17によって閉状態が保持されている隣接側板2の
受部19に締結側板の爪18が係入して、締結側板1が
締結されたときに、この係止対21、21を介して隣接
側板2も締結される。
示す図5から締結側板1を閉方向(図の上方)に移動さ
せると、受動部材のピン17が溝の平行部8を移動する
間、隣接側板2はその開放位置に保持される。次いでピ
ン17が傾斜部9に移動してくると、能動部材6の閉動
作に合わせて隣接側板2が閉方向に動作し、締結側板1
が閉鎖位置に達する前に隣接側板2が閉鎖位置に達す
る。このとき受動部材のピン17は溝の傾斜部9と締結
側板側の平行部8との屈折部に達し、さらに締結側板1
を閉方向に移動させることにより、平行部8を移動する
ピン17によって閉状態が保持されている隣接側板2の
受部19に締結側板の爪18が係入して、締結側板1が
締結されたときに、この係止対21、21を介して隣接
側板2も締結される。
【0022】一方型開き時には、上記と逆の動作によ
り、まず締結側板1が開方向に移動して係止対21、2
1の係止を解き、次いでピン17が溝の傾斜部9を通過
するときに締結側板1の開動作が隣接側板2に伝達され
て隣接側板2を開き、隣接側板2が開位置に達した後、
ピン17が溝の反締結側板側の平行部7を移動する間、
締結側板1がさらに開かれる。
り、まず締結側板1が開方向に移動して係止対21、2
1の係止を解き、次いでピン17が溝の傾斜部9を通過
するときに締結側板1の開動作が隣接側板2に伝達され
て隣接側板2を開き、隣接側板2が開位置に達した後、
ピン17が溝の反締結側板側の平行部7を移動する間、
締結側板1がさらに開かれる。
【0023】上記実施例の反締結側板側の平行部7を設
けないで傾斜部9をそのまま延在させたとき(図5)
は、隣接側板2は締結側板1の最終の開放位置まで連動
して開かれることとなる。
けないで傾斜部9をそのまま延在させたとき(図5)
は、隣接側板2は締結側板1の最終の開放位置まで連動
して開かれることとなる。
【0024】上記の実施例では、ピン17が溝10内で
揺動しないように、受動部材11を2本の連結ピン1
3、15と繋ぎ材14を介して隣接側板の揺動端に連結
したが、小型の型枠等であって隣接側板2の開閉力が小
さい場合などは、ピン17の溝10内での揺動を許容し
て、受動部材11を直接連結ピン15で隣接側板2の揺
動端に連結する構造とすることもできる(図6)。この
場合のフレーム5による受動部材11のガイドは、連結
ピン13の軸方向長さにより受動部材11の図6の紙面
直角方向の振れを防止することができれば、設けなくて
もよい。ただしピン17の先端に鍔22等を設けて、ピ
ン17が溝10から脱落するのを防止する必要がある。
揺動しないように、受動部材11を2本の連結ピン1
3、15と繋ぎ材14を介して隣接側板の揺動端に連結
したが、小型の型枠等であって隣接側板2の開閉力が小
さい場合などは、ピン17の溝10内での揺動を許容し
て、受動部材11を直接連結ピン15で隣接側板2の揺
動端に連結する構造とすることもできる(図6)。この
場合のフレーム5による受動部材11のガイドは、連結
ピン13の軸方向長さにより受動部材11の図6の紙面
直角方向の振れを防止することができれば、設けなくて
もよい。ただしピン17の先端に鍔22等を設けて、ピ
ン17が溝10から脱落するのを防止する必要がある。
【0025】隣接側板2が平行に移動して開閉される構
造であるときは、受動部材11は隣接側板2に一体的に
固定することができ、受動部材のガイド16も不要であ
る。また締結側板1が蝶番機構で支持されて揺動開閉す
る構造であれば、能動部材6は図1、4で示したと同様
な構造によって、締結側板1に連結される。
造であるときは、受動部材11は隣接側板2に一体的に
固定することができ、受動部材のガイド16も不要であ
る。また締結側板1が蝶番機構で支持されて揺動開閉す
る構造であれば、能動部材6は図1、4で示したと同様
な構造によって、締結側板1に連結される。
【0026】また上記実施例の構造では、溝10を能動
部材6の先端に設け、ピン17を受動部材11の先端に
設けているが、この関係を逆にすることもできる(図
7)。すなわち溝10を受動部材11の先端に設け、こ
の溝内を移動するピン17を能動部材6の先端に設けて
もよい。溝の平行部8の方向は、この場合においても締
結側板1の開閉方向と平行であるが、締結側板1を閉鎖
側に移動したときに、ピン17が溝10の反締結側板側
へと移動するので、傾斜部9の反締結側板側の平行部8
が必須の平行部となる。
部材6の先端に設け、ピン17を受動部材11の先端に
設けているが、この関係を逆にすることもできる(図
7)。すなわち溝10を受動部材11の先端に設け、こ
の溝内を移動するピン17を能動部材6の先端に設けて
もよい。溝の平行部8の方向は、この場合においても締
結側板1の開閉方向と平行であるが、締結側板1を閉鎖
側に移動したときに、ピン17が溝10の反締結側板側
へと移動するので、傾斜部9の反締結側板側の平行部8
が必須の平行部となる。
【0027】また以上の実施例は、締結側板1と隣接側
板2とが直角に配置されている場合の例であるが、図8
に示すように、締結側板1と隣接側板2が直角でない場
合でもこの発明の構成を採用できる。この場合において
も溝の平行部7は締結側板1の開閉方向と平行である
が、溝の傾斜部9は当然締結側板1に対する隣接側板2
の角度を考慮した角度としなければならない。
板2とが直角に配置されている場合の例であるが、図8
に示すように、締結側板1と隣接側板2が直角でない場
合でもこの発明の構成を採用できる。この場合において
も溝の平行部7は締結側板1の開閉方向と平行である
が、溝の傾斜部9は当然締結側板1に対する隣接側板2
の角度を考慮した角度としなければならない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、締結装
置によって開閉される側板とこれに隣接する側板とを連
動して開閉することができるので、型閉め及び型開き時
における側板の開閉作業を一工程で行うことができると
ともに、型開き時に締結装置の倍力を利用して隣接側板
をコンクリートブロックから引き離す構造とすることも
可能で、コンクリート型枠の開閉時における作業性を大
幅に向上させることができる。
置によって開閉される側板とこれに隣接する側板とを連
動して開閉することができるので、型閉め及び型開き時
における側板の開閉作業を一工程で行うことができると
ともに、型開き時に締結装置の倍力を利用して隣接側板
をコンクリートブロックから引き離す構造とすることも
可能で、コンクリート型枠の開閉時における作業性を大
幅に向上させることができる。
【0029】また締結装置が連結された側板を締結する
際におけるこれに隣接する側板の倒れが防止されるた
め、側板を蝶番構造で開閉する型枠であっても、一人の
作業者で型閉め作業が可能であるという効果がある。
際におけるこれに隣接する側板の倒れが防止されるた
め、側板を蝶番構造で開閉する型枠であっても、一人の
作業者で型閉め作業が可能であるという効果がある。
【図1】実施例の要部を模式的に示す型開き状態での平
面図
面図
【図2】型枠の開閉途中における図1と同様な図
【図3】型閉め時の図1と同様な図
【図4】受動部材の連結構造を示す模式的な側面図
【図5】平行部を一方にのみ設けた溝を示す図
【図6】受動部材の連結構造の他の実施例を示す側面図
【図7】溝とピンの配置を逆にした例を示す要部の平面
図
図
【図8】隣接側板が直角でない場合の例を示す要部の平
面図
面図
【図9】U字溝型枠の模式的な斜視図
1 締結側板 2 隣接側板 6 能動部材 8 平行部 9 傾斜部 10 溝 11 受動部材 13 連結ピン 16 ガイド 17 ピン 21 係止対 36 締結装置
Claims (1)
- 【請求項1】 締結装置(36)が連結された締結側板(1)
とこの締結側板(1)に隣接して締結側板の開閉方向と異
なる方向に開閉される隣接側板(2) とを備え、隣接側板
(2) は締結側板(1) との連接部に設けられた係脱自在な
係止対(21,21) を介して締結側板が閉鎖されたときに締
結されるコンクリート型枠の側板開閉機構において、締
結側板(1) と隣接側板(2) とにはそれぞれの開閉方向に
伸びる能動部材(6) と受動部材(11)とが先端部で交叉す
るように固着ないし連結されており、両部材(6,11)の先
端部相互は傾斜部(9) 及び平行部(8) を備えた溝(10)と
これに嵌合する摺動子(17)とからなる連動係合対で係合
されており、前記平行部(8) は傾斜部(9) の少なくとも
締結側板の閉鎖側となる端部に設けられていることを特
徴とする、コンクリート型枠の側板開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29587894A JPH08132420A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | コンクリート型枠の側板開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29587894A JPH08132420A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | コンクリート型枠の側板開閉機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132420A true JPH08132420A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17826352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29587894A Pending JPH08132420A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | コンクリート型枠の側板開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132420A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025082406A (ja) * | 2023-11-17 | 2025-05-29 | 豊田興産株式会社 | コンクリートブロック用型枠 |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP29587894A patent/JPH08132420A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025082406A (ja) * | 2023-11-17 | 2025-05-29 | 豊田興産株式会社 | コンクリートブロック用型枠 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08132420A (ja) | コンクリート型枠の側板開閉機構 | |
| JP4203872B2 (ja) | 射出成形機の型締装置 | |
| JP3390042B2 (ja) | コンクリート製品用型枠 | |
| JPS6344459B2 (ja) | ||
| JPH0857896A (ja) | 射出成形機 | |
| JPH0143208Y2 (ja) | ||
| JPH0899339A (ja) | 射出成形機 | |
| CN223644196U (zh) | 二次脱模滑块结构及模具 | |
| JPH0222243Y2 (ja) | ||
| JP3654381B2 (ja) | 型締め装置 | |
| JPH032043U (ja) | ||
| JPH0226656Y2 (ja) | ||
| JPH11300754A (ja) | 型締装置の安全装置 | |
| JPH0639959Y2 (ja) | 射出成形機のエジェクタ装置 | |
| JPS5931391Y2 (ja) | 射出成形用金型装置 | |
| JPH08174522A (ja) | コンクリートブロック成形用型枠 | |
| JPS6337223Y2 (ja) | ||
| JPS641053Y2 (ja) | ||
| JPH09104039A (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPS6030024Y2 (ja) | 自立ブロツク用型枠 | |
| JPH0235455Y2 (ja) | ||
| KR940003579Y1 (ko) | 게이트 절단장치 | |
| JPH034498Y2 (ja) | ||
| JPH1044118A (ja) | コンクリート型枠のクランプ装置 | |
| JPH09150419A (ja) | 型締め方法およびその装置 |