JPH08133723A - 無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法 - Google Patents
無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法Info
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- JPH08133723A JPH08133723A JP7179199A JP17919995A JPH08133723A JP H08133723 A JPH08133723 A JP H08133723A JP 7179199 A JP7179199 A JP 7179199A JP 17919995 A JP17919995 A JP 17919995A JP H08133723 A JPH08133723 A JP H08133723A
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- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で入手しやすい出発物質から簡易な方法
で無水ハロゲン化マグネシウムを製造する方法を提供す
ること。 【解決手段】 含水ハロゲン化マグネシウムと含酸素有
機溶媒との混合液に不活性ガスを通気して水を留去させ
る。含水ハロゲン化マグネシウムと炭素原子数が6以上
の含酸素炭化水素溶媒との混合液を加熱して、含酸素有
機溶媒と水とを共沸的に留去させる。
で無水ハロゲン化マグネシウムを製造する方法を提供す
ること。 【解決手段】 含水ハロゲン化マグネシウムと含酸素有
機溶媒との混合液に不活性ガスを通気して水を留去させ
る。含水ハロゲン化マグネシウムと炭素原子数が6以上
の含酸素炭化水素溶媒との混合液を加熱して、含酸素有
機溶媒と水とを共沸的に留去させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含水ハロゲン化マ
グネシウムを原料とする無水ハロゲン化マグネシウムの
製造方法に関するものである。
グネシウムを原料とする無水ハロゲン化マグネシウムの
製造方法に関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】無水塩化マグネシウムは、金属マ
グネシウムの電解精錬の原料、マグネシアセメントの原
料、オレフィン重合用触媒を調製するための原料などと
して用いられている。このような無水塩化マグネシウム
は、一般に、酸化マグネシウムに炭素を加えて塩素化炉
で塩素ガスと反応させる方法、塩化水素ガスを通しつつ
酸化マグネシウムを加熱脱水する方法、あるいは酸化マ
グネシウムに塩化アンモニウムまたは塩化カリウムを加
えて加熱脱水する方法などが採用されている。
グネシウムの電解精錬の原料、マグネシアセメントの原
料、オレフィン重合用触媒を調製するための原料などと
して用いられている。このような無水塩化マグネシウム
は、一般に、酸化マグネシウムに炭素を加えて塩素化炉
で塩素ガスと反応させる方法、塩化水素ガスを通しつつ
酸化マグネシウムを加熱脱水する方法、あるいは酸化マ
グネシウムに塩化アンモニウムまたは塩化カリウムを加
えて加熱脱水する方法などが採用されている。
【0003】ところで従来から塩化マグネシウム水和物
を脱水して無水塩化マグネシウムを得ることは困難であ
るとされており、たとえば六水和物の場合、化学大辞典
縮刷版(共立出版)第1巻1074頁に記載されている
ように、空気中で加熱を行っても塩化水素を発生してヒ
ドロキシ塩化物を生じ、純粋な無水塩化マグネシウムを
得ることはできない。
を脱水して無水塩化マグネシウムを得ることは困難であ
るとされており、たとえば六水和物の場合、化学大辞典
縮刷版(共立出版)第1巻1074頁に記載されている
ように、空気中で加熱を行っても塩化水素を発生してヒ
ドロキシ塩化物を生じ、純粋な無水塩化マグネシウムを
得ることはできない。
【0004】塩化マグネシウム六水和物は無水塩化マグ
ネシウムと比較すると、市場において安価でかつ安定的
に供給されているため、塩化マグネシウム六水和物から
無水塩化マグネシウムを容易に得ることができれば、そ
の工業的価値は大きい。
ネシウムと比較すると、市場において安価でかつ安定的
に供給されているため、塩化マグネシウム六水和物から
無水塩化マグネシウムを容易に得ることができれば、そ
の工業的価値は大きい。
【0005】含水塩化マグネシウムから無水塩化マグネ
シウムを製造する方法としては、たとえば、特開昭63
−162527号方法に含水塩化マグネシウムと炭素原
子数が4以下のアルコールとの溶液を加熱して、アルコ
ールと水とを共沸的に留去する方法が記載されている。
シウムを製造する方法としては、たとえば、特開昭63
−162527号方法に含水塩化マグネシウムと炭素原
子数が4以下のアルコールとの溶液を加熱して、アルコ
ールと水とを共沸的に留去する方法が記載されている。
【0006】このような状況のもと、本発明者らは無水
塩化マグネシウムを製造する新たな方法について検討し
た結果、塩化マグネシウム六水和物などの含水塩化マグ
ネシウムと含酸素有機溶媒との混合液に不活性ガスを通
気して水を留去するか、または塩化マグネシウム六水和
物などの含水塩化マグネシウムと特定の含酸素有機溶媒
との混合液を加熱して、含酸素有機溶媒と水とを共沸的
に留去させると無水塩化マグネシウムが容易に得られる
ことを見出して本発明を完成するに至った。
塩化マグネシウムを製造する新たな方法について検討し
た結果、塩化マグネシウム六水和物などの含水塩化マグ
ネシウムと含酸素有機溶媒との混合液に不活性ガスを通
気して水を留去するか、または塩化マグネシウム六水和
物などの含水塩化マグネシウムと特定の含酸素有機溶媒
との混合液を加熱して、含酸素有機溶媒と水とを共沸的
に留去させると無水塩化マグネシウムが容易に得られる
ことを見出して本発明を完成するに至った。
【0007】また、本発明者らは、このような方法は含
水塩化マグネシウム以外の含水ハロゲン化マグネシウム
から無水ハロゲン化マグネシウムを製造する場合にも適
用可能であることを見出した。
水塩化マグネシウム以外の含水ハロゲン化マグネシウム
から無水ハロゲン化マグネシウムを製造する場合にも適
用可能であることを見出した。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記のような従来技術に鑑みて
なされたものであって、安価で入手しやすい出発物質か
ら簡易な方法で無水ハロゲン化マグネシウムを製造する
方法を提供することを目的としている。
なされたものであって、安価で入手しやすい出発物質か
ら簡易な方法で無水ハロゲン化マグネシウムを製造する
方法を提供することを目的としている。
【0009】
【発明の概要】本発明に係る第1の無水ハロゲン化マグ
ネシウムの製造方法は、含水ハロゲン化マグネシウムと
含酸素有機溶媒との混合液に不活性ガスを通気して水を
留去することを特徴としている。
ネシウムの製造方法は、含水ハロゲン化マグネシウムと
含酸素有機溶媒との混合液に不活性ガスを通気して水を
留去することを特徴としている。
【0010】本発明に係る第2の無水ハロゲン化マグネ
シウムの製造方法は、含水ハロゲン化マグネシウムと、
炭素原子数が6以上の含酸素有機溶媒との混合液を加熱
して、該含酸素有機溶媒と水とを共沸的に留去させるこ
とを特徴としている。
シウムの製造方法は、含水ハロゲン化マグネシウムと、
炭素原子数が6以上の含酸素有機溶媒との混合液を加熱
して、該含酸素有機溶媒と水とを共沸的に留去させるこ
とを特徴としている。
【0011】本発明に係る第1および第2の無水ハロゲ
ン化マグネシウムの製造方法は、無水塩化マグネシウム
の製造方法として特に好適に用いられる。本発明による
と、安価でかつ安定的に供給されている原料から無水ハ
ロゲン化マグネシウムを容易に製造することができる。
ン化マグネシウムの製造方法は、無水塩化マグネシウム
の製造方法として特に好適に用いられる。本発明による
と、安価でかつ安定的に供給されている原料から無水ハ
ロゲン化マグネシウムを容易に製造することができる。
【0012】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る無水ハロゲン
化マグネシウムの製造方法について具体的に説明する。
化マグネシウムの製造方法について具体的に説明する。
【0013】本発明に係る第1の無水ハロゲン化マグネ
シウムの製造方法は、含水ハロゲン化マグネシウムと含
酸素有機溶媒との混合液に不活性ガスを通気して水を留
去して無水ハロゲン化マグネシウムを得ている。
シウムの製造方法は、含水ハロゲン化マグネシウムと含
酸素有機溶媒との混合液に不活性ガスを通気して水を留
去して無水ハロゲン化マグネシウムを得ている。
【0014】以下、含水ハロゲン化マグネシウムが含水
塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明する。本
発明では、まず含水塩化マグネシウムたとえば塩化マグ
ネシウム六水塩と含酸素有機溶媒とをモル比で1:2〜
1:100、好ましくは1:2〜1:30の割合で混合
し含水塩化マグネシウムを含む混合液(以下単に「混合
液」ということがある。)を調製する。
塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明する。本
発明では、まず含水塩化マグネシウムたとえば塩化マグ
ネシウム六水塩と含酸素有機溶媒とをモル比で1:2〜
1:100、好ましくは1:2〜1:30の割合で混合
し含水塩化マグネシウムを含む混合液(以下単に「混合
液」ということがある。)を調製する。
【0015】また、含酸素有機溶媒としては、エーテ
ル、ケトン、アルコールなどが挙げられ、炭素原子数が
6以上の含酸素有機溶媒を用いることが好ましい。エー
テルとしては、たとえばジイソアミルエーテル、テトラ
ヒドロフランなどが挙げられる。
ル、ケトン、アルコールなどが挙げられ、炭素原子数が
6以上の含酸素有機溶媒を用いることが好ましい。エー
テルとしては、たとえばジイソアミルエーテル、テトラ
ヒドロフランなどが挙げられる。
【0016】ケトンとしては、たとえばメチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、2,6-ジメチル-4-ヘプ
タノンなどが挙げられる。アルコールとしては、エタノ
ール、エチレングリコール、2-メチルペンタノール、2-
エチルブタノール、n-ヘプタノール、n-オクタノール、
2-エチルヘキサノール、デカノール、ドデカノール、テ
トラデシルアルコール、ウンデセノール、オレイルアル
コール、ステアリルアルコールなどの脂肪族アルコー
ル;シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノールな
どの脂環族アルコール;ベンジルアルコール、メチルベ
ンジルアルコール、イソプロピルベンジルアルコール、
α-メチルベンジルアルコール、α,α-ジメチルベンジ
ルアルコールなどの芳香族アルコール;n-ブチルセロソ
ルブ、1-ブトキシ-2-プロパノールなどのアルコキシ基
を含んだ脂肪族アルコールなどを挙げることができる。
トン、メチルイソブチルケトン、2,6-ジメチル-4-ヘプ
タノンなどが挙げられる。アルコールとしては、エタノ
ール、エチレングリコール、2-メチルペンタノール、2-
エチルブタノール、n-ヘプタノール、n-オクタノール、
2-エチルヘキサノール、デカノール、ドデカノール、テ
トラデシルアルコール、ウンデセノール、オレイルアル
コール、ステアリルアルコールなどの脂肪族アルコー
ル;シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノールな
どの脂環族アルコール;ベンジルアルコール、メチルベ
ンジルアルコール、イソプロピルベンジルアルコール、
α-メチルベンジルアルコール、α,α-ジメチルベンジ
ルアルコールなどの芳香族アルコール;n-ブチルセロソ
ルブ、1-ブトキシ-2-プロパノールなどのアルコキシ基
を含んだ脂肪族アルコールなどを挙げることができる。
【0017】これらの中では、エーテルとしては、ジイ
ソアミルエーテルが好ましく、ケトンとしては、2,6-ジ
メチル-4-ヘプタノンが好ましく、アルコールとして
は、脂肪族アルコールが好ましく、特に2-エチルヘキサ
ノールが好ましい。
ソアミルエーテルが好ましく、ケトンとしては、2,6-ジ
メチル-4-ヘプタノンが好ましく、アルコールとして
は、脂肪族アルコールが好ましく、特に2-エチルヘキサ
ノールが好ましい。
【0018】次に、前記混合液に不活性ガスを通気し
て、排気側に水を留去して無水塩化マグネシウムを含む
溶液を得る。このとき混合液を加熱することが好まし
く、また混合液を攪拌することが好ましい。
て、排気側に水を留去して無水塩化マグネシウムを含む
溶液を得る。このとき混合液を加熱することが好まし
く、また混合液を攪拌することが好ましい。
【0019】混合液を加熱するときの圧力は、常圧、減
圧あるいは加圧のいずれの条件であってもよい。加熱温
度は、圧力および混合液の組成に応じた沸点に近い温度
であることが好ましく、具体的には、100〜200
℃、好ましくは130〜170℃の範囲であることが望
ましい。また、加熱する過程で加熱温度および/または
圧力を変化させてもよい。たとえば圧力を常圧として1
40℃に加熱した後、昇温して170℃としてもよく、
また加熱温度を145℃に定め、圧力を400mmHg
とした後、再度減圧して50mmHgとしてもよい。
圧あるいは加圧のいずれの条件であってもよい。加熱温
度は、圧力および混合液の組成に応じた沸点に近い温度
であることが好ましく、具体的には、100〜200
℃、好ましくは130〜170℃の範囲であることが望
ましい。また、加熱する過程で加熱温度および/または
圧力を変化させてもよい。たとえば圧力を常圧として1
40℃に加熱した後、昇温して170℃としてもよく、
また加熱温度を145℃に定め、圧力を400mmHg
とした後、再度減圧して50mmHgとしてもよい。
【0020】混合液を200℃よりも高い温度に加熱す
ると塩化水素の発生が認められるようになり、純粋な無
水塩化マグネシウム溶液を得ることができなくなること
がある。すなわち、無水塩化マグネシウムを含む溶液に
は塩化水素の発生に伴って生じた副生成物が混在するこ
とがある。一方、100℃よりも加熱温度を低くすると
水を留去する速度が低下し、無水塩化マグネシウムを含
む溶液を調製する時間が長くなるため経済的ではない。
ると塩化水素の発生が認められるようになり、純粋な無
水塩化マグネシウム溶液を得ることができなくなること
がある。すなわち、無水塩化マグネシウムを含む溶液に
は塩化水素の発生に伴って生じた副生成物が混在するこ
とがある。一方、100℃よりも加熱温度を低くすると
水を留去する速度が低下し、無水塩化マグネシウムを含
む溶液を調製する時間が長くなるため経済的ではない。
【0021】混合液に通気する不活性ガスは、塩化マグ
ネシウム、含酸素有機溶媒、水など混合液に含まれる成
分と反応を起こさないガスが用いられ、具体的には、窒
素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガスなどが用いられ
る。これらのなかでは、窒素ガスが最も経済的であるた
め好ましい。このような不活性ガスは、実質的に水を含
まないことが好ましい。なお、本発明において実質的に
水を含まないとは、該不活性ガスの露点が−60℃以下
であることを意味する。
ネシウム、含酸素有機溶媒、水など混合液に含まれる成
分と反応を起こさないガスが用いられ、具体的には、窒
素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガスなどが用いられ
る。これらのなかでは、窒素ガスが最も経済的であるた
め好ましい。このような不活性ガスは、実質的に水を含
まないことが好ましい。なお、本発明において実質的に
水を含まないとは、該不活性ガスの露点が−60℃以下
であることを意味する。
【0022】混合液に不活性ガスを通気する際の通気量
は、加熱時の圧力によっても異なるが、たとえば圧力が
10気圧ないし10mmHgの範囲にある場合には塩化
マグネシウム1モルあたり1〜1000N-リットル/h
r、好ましくは1〜300N-リットル/hrの範囲であ
ることが好ましい。また混合液に不活性ガスを通気する
時間は、圧力、温度、ガスの通気量によっても異なる
が、たとえば圧力が1気圧ないし10mmHgの範囲に
あり、温度が100〜200℃の範囲にある場合は通常
3〜50時間、好ましくは3〜30時間である。
は、加熱時の圧力によっても異なるが、たとえば圧力が
10気圧ないし10mmHgの範囲にある場合には塩化
マグネシウム1モルあたり1〜1000N-リットル/h
r、好ましくは1〜300N-リットル/hrの範囲であ
ることが好ましい。また混合液に不活性ガスを通気する
時間は、圧力、温度、ガスの通気量によっても異なる
が、たとえば圧力が1気圧ないし10mmHgの範囲に
あり、温度が100〜200℃の範囲にある場合は通常
3〜50時間、好ましくは3〜30時間である。
【0023】含酸素有機溶媒と結晶水を含む含水塩化マ
グネシウムとの混合液(懸濁液)は、加熱によって均一
溶液となるが、水を一部留去した時点で塩化マグネシウ
ムが一旦析出する。この懸濁液を加熱し続けると徐々に
懸濁物は溶解し、それとともに残る水分も次第に留去さ
れ、最後には無水塩化マグネシウムを含む透明な溶液が
得られる。
グネシウムとの混合液(懸濁液)は、加熱によって均一
溶液となるが、水を一部留去した時点で塩化マグネシウ
ムが一旦析出する。この懸濁液を加熱し続けると徐々に
懸濁物は溶解し、それとともに残る水分も次第に留去さ
れ、最後には無水塩化マグネシウムを含む透明な溶液が
得られる。
【0024】混合液に窒素ガスを通気して水を留去した
後の無水塩化マグネシウムを含む溶液中の水分は0.4
重量%以下、好ましくは0.2重量%以下とすることが
望ましい。ここで溶液中の水分はカールフィッシャー法
によって測定される。
後の無水塩化マグネシウムを含む溶液中の水分は0.4
重量%以下、好ましくは0.2重量%以下とすることが
望ましい。ここで溶液中の水分はカールフィッシャー法
によって測定される。
【0025】混合液に含まれる塩化マグネシウムが無水
塩化マグネシウムとなったことは、混合液が上記のよう
に透明な溶液に変化したこと、および該透明溶液の水分
量によって推定される。
塩化マグネシウムとなったことは、混合液が上記のよう
に透明な溶液に変化したこと、および該透明溶液の水分
量によって推定される。
【0026】このように含水塩化マグネシウムと含酸素
有機溶媒とを混合し、得られた混合液を加熱するととも
に、該混合液に不活性ガスを通気することにより、水が
留去でき、無水塩化マグネシウムを含む溶液を得ること
ができる。この溶液から含酸素有機溶媒を蒸留などの方
法によって留去すれば無水塩化マグネシウムが得られ
る。含酸素有機溶媒を留去した後、必要に応じて無水塩
化マグネシウム固体をヘキサンなどの低沸点の有機溶媒
で洗浄してもよい。
有機溶媒とを混合し、得られた混合液を加熱するととも
に、該混合液に不活性ガスを通気することにより、水が
留去でき、無水塩化マグネシウムを含む溶液を得ること
ができる。この溶液から含酸素有機溶媒を蒸留などの方
法によって留去すれば無水塩化マグネシウムが得られ
る。含酸素有機溶媒を留去した後、必要に応じて無水塩
化マグネシウム固体をヘキサンなどの低沸点の有機溶媒
で洗浄してもよい。
【0027】以上、本発明に係る第1の無水ハロゲン化
マグネシウムの製造方法を、含水ハロゲン化マグネシウ
ムが含水塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明
したが、本発明は含水臭化マグネシウムから無水臭素化
マグネシウムを製造する場合、含水ヨウ化マグネシウム
から無水ヨウ化マグネシウムを製造する場合などにも同
様に適用できる。
マグネシウムの製造方法を、含水ハロゲン化マグネシウ
ムが含水塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明
したが、本発明は含水臭化マグネシウムから無水臭素化
マグネシウムを製造する場合、含水ヨウ化マグネシウム
から無水ヨウ化マグネシウムを製造する場合などにも同
様に適用できる。
【0028】次に、本発明に係る第2の無水ハロゲン化
マグネシウムの製造方法について説明する。本発明に係
る第2の無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法は、含
水ハロゲン化マグネシウムと、炭素原子数が6以上の含
酸素有機溶媒との混合液を加熱して、該含酸素有機溶媒
と水とを共沸的に留去させて無水ハロゲン化マグネシウ
ムを得ている。
マグネシウムの製造方法について説明する。本発明に係
る第2の無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法は、含
水ハロゲン化マグネシウムと、炭素原子数が6以上の含
酸素有機溶媒との混合液を加熱して、該含酸素有機溶媒
と水とを共沸的に留去させて無水ハロゲン化マグネシウ
ムを得ている。
【0029】以下、含水ハロゲン化マグネシウムが含水
塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明する。本
発明では、まず含水塩化マグネシウムたとえば塩化マグ
ネシウム六水和物と、炭素原子数が6以上の含酸素有機
溶媒とをモル比で1:2〜1:100、好ましくは1:
2〜1:30の割合で混合し含水塩化マグネシウムを含
む混合液(以下単に「混合液」という。)を調製する。
塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明する。本
発明では、まず含水塩化マグネシウムたとえば塩化マグ
ネシウム六水和物と、炭素原子数が6以上の含酸素有機
溶媒とをモル比で1:2〜1:100、好ましくは1:
2〜1:30の割合で混合し含水塩化マグネシウムを含
む混合液(以下単に「混合液」という。)を調製する。
【0030】ここで、炭素原子数が6以上の含酸素有機
溶媒としては、上述したエーテル、ケトン、アルコール
のうち、炭素原子数が6以上のものが挙げられる。これ
らの中では、エーテルとしては、ジイソアミルエーテル
が好ましく、ケトンとしては、2,6-ジメチル-4-ヘプタ
ノンが好ましく、アルコールとしては、脂肪族アルコー
ルが好ましく、特に2-エチルヘキサノールが好ましい。
溶媒としては、上述したエーテル、ケトン、アルコール
のうち、炭素原子数が6以上のものが挙げられる。これ
らの中では、エーテルとしては、ジイソアミルエーテル
が好ましく、ケトンとしては、2,6-ジメチル-4-ヘプタ
ノンが好ましく、アルコールとしては、脂肪族アルコー
ルが好ましく、特に2-エチルヘキサノールが好ましい。
【0031】次に、前記混合液を加熱して含酸素有機溶
媒と水とを共沸的に留去する。混合液を加熱するときの
圧力は、常圧、減圧あるいは加圧のいずれの条件であっ
てもよい。加熱温度は、圧力および混合液の組成に応じ
た沸点に近い温度であることが好ましく、具体的には、
100〜200℃、好ましくは130〜170℃の範囲
であることが望ましい。また、加熱する過程で加熱温度
および/または圧力を変化させてもよい。たとえば加熱
温度をほぼ一定としたままで、圧力を経時的に下げても
よい。
媒と水とを共沸的に留去する。混合液を加熱するときの
圧力は、常圧、減圧あるいは加圧のいずれの条件であっ
てもよい。加熱温度は、圧力および混合液の組成に応じ
た沸点に近い温度であることが好ましく、具体的には、
100〜200℃、好ましくは130〜170℃の範囲
であることが望ましい。また、加熱する過程で加熱温度
および/または圧力を変化させてもよい。たとえば加熱
温度をほぼ一定としたままで、圧力を経時的に下げても
よい。
【0032】混合液を200℃よりも高い温度に加熱す
ると塩化水素の発生が認められるようになり、純粋な無
水塩化マグネシウム溶液を得ることができなくなること
がある。すなわち、無水塩化マグネシウムを含む溶液に
は塩化水素の発生に伴って生じた副生成物が混在するこ
とがある。一方、100℃よりも加熱温度を低くすると
水を留去する速度が低下し、無水塩化マグネシウムを含
む溶液を調製する時間が長くなるため経済的ではない。
ると塩化水素の発生が認められるようになり、純粋な無
水塩化マグネシウム溶液を得ることができなくなること
がある。すなわち、無水塩化マグネシウムを含む溶液に
は塩化水素の発生に伴って生じた副生成物が混在するこ
とがある。一方、100℃よりも加熱温度を低くすると
水を留去する速度が低下し、無水塩化マグネシウムを含
む溶液を調製する時間が長くなるため経済的ではない。
【0033】また混合液の加熱時間は、圧力、温度によ
っても異なるが、通常3〜50時間、好ましくは3〜3
0時間である。含酸素有機溶媒と結晶水を含む含水塩化
マグネシウムとの混合液(懸濁液)は、加熱によって均
一溶液となるが、水を一部留去した時点で塩化マグネシ
ウムが一旦析出する。この懸濁液を加熱し続けると徐々
に懸濁物は溶解し、それとともに残る水分も次第に留去
され、最後には無水塩化マグネシウムを含む透明な溶液
が得られる。
っても異なるが、通常3〜50時間、好ましくは3〜3
0時間である。含酸素有機溶媒と結晶水を含む含水塩化
マグネシウムとの混合液(懸濁液)は、加熱によって均
一溶液となるが、水を一部留去した時点で塩化マグネシ
ウムが一旦析出する。この懸濁液を加熱し続けると徐々
に懸濁物は溶解し、それとともに残る水分も次第に留去
され、最後には無水塩化マグネシウムを含む透明な溶液
が得られる。
【0034】混合液を加熱して水を留去した後の無水塩
化マグネシウムを含む溶液中の水分は0.4重量%以
下、好ましくは0.2重量%以下とすることが望まし
い。ここで溶液中の水分はカールフィッシャー法によっ
て測定される。
化マグネシウムを含む溶液中の水分は0.4重量%以
下、好ましくは0.2重量%以下とすることが望まし
い。ここで溶液中の水分はカールフィッシャー法によっ
て測定される。
【0035】混合液に含まれる塩化マグネシウムが無水
塩化マグネシウムとなったことは、混合液が上記のよう
に透明な溶液に変化したこと、および該透明溶液の水分
量によって推定される。
塩化マグネシウムとなったことは、混合液が上記のよう
に透明な溶液に変化したこと、および該透明溶液の水分
量によって推定される。
【0036】このように含水塩化マグネシウムと含酸素
有機溶媒とを混合し、得られた混合液を加熱して含酸素
有機溶媒と水とを共沸的に留去させると無水塩化マグネ
シウムを含む溶液を得ることができる。この溶液から含
酸素有機溶媒を蒸留などの方法によって留去すれば無水
塩化マグネシウムが得られる。含酸素有機溶媒を留去し
た後、必要に応じて無水塩化マグネシウム固体をヘキサ
ンなどの低沸点の有機溶媒で洗浄してもよい。
有機溶媒とを混合し、得られた混合液を加熱して含酸素
有機溶媒と水とを共沸的に留去させると無水塩化マグネ
シウムを含む溶液を得ることができる。この溶液から含
酸素有機溶媒を蒸留などの方法によって留去すれば無水
塩化マグネシウムが得られる。含酸素有機溶媒を留去し
た後、必要に応じて無水塩化マグネシウム固体をヘキサ
ンなどの低沸点の有機溶媒で洗浄してもよい。
【0037】以上、本発明に係る第2の無水ハロゲン化
マグネシウムの製造方法を、含水ハロゲン化マグネシウ
ムが含水塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明
したが、本発明は含水臭化マグネシウムから無水臭素化
マグネシウムを製造する場合、含水ヨウ化マグネシウム
から無水ヨウ化マグネシウムを製造する場合などにも同
様に適用できる。
マグネシウムの製造方法を、含水ハロゲン化マグネシウ
ムが含水塩化マグネシウムである場合を例にあげて説明
したが、本発明は含水臭化マグネシウムから無水臭素化
マグネシウムを製造する場合、含水ヨウ化マグネシウム
から無水ヨウ化マグネシウムを製造する場合などにも同
様に適用できる。
【0038】上記のような本発明に係る無水ハロゲン化
マグネシウムの製造方法で得られた無水ハロゲン化マグ
ネシウムのうち、無水塩化マグネシウムは、たとえばオ
レフィンの重合に用いられるチタン触媒成分の調製に用
いることができる。
マグネシウムの製造方法で得られた無水ハロゲン化マグ
ネシウムのうち、無水塩化マグネシウムは、たとえばオ
レフィンの重合に用いられるチタン触媒成分の調製に用
いることができる。
【0039】より具体的には、上記のようにして得られ
た無水塩化マグネシウムを含む溶液と液体状態のチタン
化合物と接触させる。この場合、得られた無水塩化マグ
ネシウムを含む溶液を、そのまま液体状態のチタン化合
物と接触させてもよく、該無水塩化マグネシウムを含む
溶液から含酸素有機溶媒を一部留去して無水塩化マグネ
シウムと溶媒とのモル比を例えば約1:3に調整した
後、液体状態のチタン化合物と接触させてもよい。
た無水塩化マグネシウムを含む溶液と液体状態のチタン
化合物と接触させる。この場合、得られた無水塩化マグ
ネシウムを含む溶液を、そのまま液体状態のチタン化合
物と接触させてもよく、該無水塩化マグネシウムを含む
溶液から含酸素有機溶媒を一部留去して無水塩化マグネ
シウムと溶媒とのモル比を例えば約1:3に調整した
後、液体状態のチタン化合物と接触させてもよい。
【0040】また、無水塩化マグネシウムを含む溶液か
ら含酸素有機溶媒を留去して固体状の無水塩化マグネシ
ウムとした後、この固体状の無水塩化マグネシウムを含
酸素有機溶媒に溶解した溶液と液体状態のチタン化合物
とを接触させてもよい。
ら含酸素有機溶媒を留去して固体状の無水塩化マグネシ
ウムとした後、この固体状の無水塩化マグネシウムを含
酸素有機溶媒に溶解した溶液と液体状態のチタン化合物
とを接触させてもよい。
【0041】次に、このようにして得られた無水塩化マ
グネシウムの溶液に必要に応じて炭化水素溶媒および前
記含酸素有機溶媒以外の電子供与体〔電子供与体
(a)〕とを加えて均一溶液(マグネシウム化合物溶
液)を調製する。
グネシウムの溶液に必要に応じて炭化水素溶媒および前
記含酸素有機溶媒以外の電子供与体〔電子供与体
(a)〕とを加えて均一溶液(マグネシウム化合物溶
液)を調製する。
【0042】ここで用いられる炭化水素溶媒として具体
的には、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、デカン、ドデカン、灯油などの脂肪族
炭化水素;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロペンタンなどの脂環族炭化水素;ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素;エチレンクロリ
ド、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素、あるい
はこれらの混合物などを挙げることができる。これらの
中では、脂肪族炭化水素が好ましく、特にデカンが好ま
しい。
的には、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、デカン、ドデカン、灯油などの脂肪族
炭化水素;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロペンタンなどの脂環族炭化水素;ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素;エチレンクロリ
ド、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素、あるい
はこれらの混合物などを挙げることができる。これらの
中では、脂肪族炭化水素が好ましく、特にデカンが好ま
しい。
【0043】電子供与体(a)は、前記溶液中のマグネ
シウム化合物1モルに対して、0.01〜1.0モル、
好ましくは0.1〜0.5モルの量で用いられる。接触
温度は、−20〜300℃、好ましくは20〜200℃
であり、接触時間は、5〜240分、好ましくは10〜
120分であることが望ましい。
シウム化合物1モルに対して、0.01〜1.0モル、
好ましくは0.1〜0.5モルの量で用いられる。接触
温度は、−20〜300℃、好ましくは20〜200℃
であり、接触時間は、5〜240分、好ましくは10〜
120分であることが望ましい。
【0044】電子供与体(a)としては、後述するよう
なアルコール類、エステル類、エーテル類、フェノール
類、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸類、有機酸ハ
ライド類、酸アミド類、酸無水物類、アルコキシシラン
類などの含酸素電子供与体;アンモニア類、アミン類、
ニトリル類、ピリジン類、イソシアネート類などの含窒
素電子供与体が挙げられる。電子供与体(a)として
は、たとえば含酸素有機溶媒としてアルコールを使用し
た場合、使用したアルコール以外のアルコールを用いて
もよい。
なアルコール類、エステル類、エーテル類、フェノール
類、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸類、有機酸ハ
ライド類、酸アミド類、酸無水物類、アルコキシシラン
類などの含酸素電子供与体;アンモニア類、アミン類、
ニトリル類、ピリジン類、イソシアネート類などの含窒
素電子供与体が挙げられる。電子供与体(a)として
は、たとえば含酸素有機溶媒としてアルコールを使用し
た場合、使用したアルコール以外のアルコールを用いて
もよい。
【0045】次に、このようにして得られたマグネシウ
ム化合物溶液と、液体状態のチタン化合物とを接触さ
せ、マグネシウム化合物と液体状態のチタン化合物とを
含む混合液(マグネシウム−チタン溶液)を調製する。
ム化合物溶液と、液体状態のチタン化合物とを接触さ
せ、マグネシウム化合物と液体状態のチタン化合物とを
含む混合液(マグネシウム−チタン溶液)を調製する。
【0046】この際には、液体状態のチタン化合物は、
マグネシウム化合物溶液中のマグネシウム1グラム原子
に対し、2〜100グラム原子、好ましくは4〜50グ
ラム原子の量で用いられる。また、接触温度は、−70
〜200℃、好ましくは−70〜50℃であり、接触時
間は、5〜300分、好ましくは30〜180分である
ことが望ましい。
マグネシウム化合物溶液中のマグネシウム1グラム原子
に対し、2〜100グラム原子、好ましくは4〜50グ
ラム原子の量で用いられる。また、接触温度は、−70
〜200℃、好ましくは−70〜50℃であり、接触時
間は、5〜300分、好ましくは30〜180分である
ことが望ましい。
【0047】液体状態のチタン化合物としては、たとえ
ば、下記式で表される4価のハロゲン含有チタン化合物
を挙げることができる。 Ti(OR)nX4-n (式中、Rは炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子を示
し、0≦n<4である。) このようなハロゲン含有チタン化合物として具体的に
は、TiCl4、TiBr4、TiI4 などのテトラハロ
ゲン化チタン;Ti(OCH3)Cl3、Ti(OC
2H5)Cl3、Ti(On-C4H9)Cl3、Ti(OC2
H5)Br3、Ti(Oiso-C4H9)Br3などのトリハ
ロゲン化アルコキシチタン;Ti(OCH3)2Cl2、
Ti(OC2H5)2Cl2、Ti(On-C4H9)2Cl 2、
Ti(OC2H5)2Br2などのジハロゲン化アルコキシ
チタン;Ti(OCH3)3Cl、Ti(OC2H5)3C
l、Ti(On-C4H9)3Cl、Ti(OC2H5)3Br
などのモノハロゲン化アルコキシチタン;Ti(OC
H3)4、Ti(OC2H5)4、Ti(On-C4H9)4、T
i(Oiso-C4H9)4、Ti(O-2-エチルヘキシル)4
などのテトラアルコキシチタンなどを挙げることができ
る。これらの中では、テトラハロゲン化チタンが好まし
く、特に四塩化チタンが好ましい。
ば、下記式で表される4価のハロゲン含有チタン化合物
を挙げることができる。 Ti(OR)nX4-n (式中、Rは炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子を示
し、0≦n<4である。) このようなハロゲン含有チタン化合物として具体的に
は、TiCl4、TiBr4、TiI4 などのテトラハロ
ゲン化チタン;Ti(OCH3)Cl3、Ti(OC
2H5)Cl3、Ti(On-C4H9)Cl3、Ti(OC2
H5)Br3、Ti(Oiso-C4H9)Br3などのトリハ
ロゲン化アルコキシチタン;Ti(OCH3)2Cl2、
Ti(OC2H5)2Cl2、Ti(On-C4H9)2Cl 2、
Ti(OC2H5)2Br2などのジハロゲン化アルコキシ
チタン;Ti(OCH3)3Cl、Ti(OC2H5)3C
l、Ti(On-C4H9)3Cl、Ti(OC2H5)3Br
などのモノハロゲン化アルコキシチタン;Ti(OC
H3)4、Ti(OC2H5)4、Ti(On-C4H9)4、T
i(Oiso-C4H9)4、Ti(O-2-エチルヘキシル)4
などのテトラアルコキシチタンなどを挙げることができ
る。これらの中では、テトラハロゲン化チタンが好まし
く、特に四塩化チタンが好ましい。
【0048】これらのチタン化合物は単独で用いてもよ
く、混合物の形で用いてもよい。あるいは上記したよう
な炭化水素溶媒に希釈して用いてもよい。次に、上記の
ようにして得られたマグネシウム−チタン溶液を20〜
300℃、好ましくは50〜150℃に加熱することに
より固体状チタン触媒成分が炭化水素溶媒中に懸濁され
た状態で得られる。この際、加熱時間は10〜360
分、好ましくは30〜300分であることが望ましい。
く、混合物の形で用いてもよい。あるいは上記したよう
な炭化水素溶媒に希釈して用いてもよい。次に、上記の
ようにして得られたマグネシウム−チタン溶液を20〜
300℃、好ましくは50〜150℃に加熱することに
より固体状チタン触媒成分が炭化水素溶媒中に懸濁され
た状態で得られる。この際、加熱時間は10〜360
分、好ましくは30〜300分であることが望ましい。
【0049】本発明では、マグネシウム化合物溶液と、
液体状態のチタン化合物とを接触させた後に、さらにマ
グネシウム−チタン溶液と電子供与体(a)とを接触さ
せてもよい。電子供与体(a)を接触させる場合には、
マグネシウム−チタン溶液を加熱した後に接触させるこ
とが好ましい。
液体状態のチタン化合物とを接触させた後に、さらにマ
グネシウム−チタン溶液と電子供与体(a)とを接触さ
せてもよい。電子供与体(a)を接触させる場合には、
マグネシウム−チタン溶液を加熱した後に接触させるこ
とが好ましい。
【0050】この際、電子供与体(a)は、マグネシウ
ム化合物1モルに対して、0.01〜5モル、好ましく
は0.1〜1モルの量で用いられる。本発明では、上記
懸濁液を濾過などによって固液分離し、固体部(固体状
チタン触媒成分)を採取した後、さらに該固体部と液体
状態のチタン化合物とを接触させてもよい。
ム化合物1モルに対して、0.01〜5モル、好ましく
は0.1〜1モルの量で用いられる。本発明では、上記
懸濁液を濾過などによって固液分離し、固体部(固体状
チタン触媒成分)を採取した後、さらに該固体部と液体
状態のチタン化合物とを接触させてもよい。
【0051】このようにして得られた固体状チタン触媒
成分は、炭化水素溶媒中に懸濁してオレフィン重合用触
媒成分として用いることもできるが、この懸濁液から濾
過などによって固液分離した後、乾燥させて用いてもよ
い。
成分は、炭化水素溶媒中に懸濁してオレフィン重合用触
媒成分として用いることもできるが、この懸濁液から濾
過などによって固液分離した後、乾燥させて用いてもよ
い。
【0052】得られた固体状チタン触媒成分は、通常マ
グネシウムを10〜30重量%、チタンを0.5〜10
重量%、ハロゲンを50〜70重量%、炭化水素を0〜
10重量%、電子供与体(a)を0〜50重量%の割合
で含有している。
グネシウムを10〜30重量%、チタンを0.5〜10
重量%、ハロゲンを50〜70重量%、炭化水素を0〜
10重量%、電子供与体(a)を0〜50重量%の割合
で含有している。
【0053】本発明で用いられる電子供与体(a)とし
て具体的には、下記のような化合物が挙げられる。アル
コール類としては、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、トリクロロメタノール、トリクロロエタノール、
トリクロロヘキサノールなどが挙げられる。
て具体的には、下記のような化合物が挙げられる。アル
コール類としては、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、トリクロロメタノール、トリクロロエタノール、
トリクロロヘキサノールなどが挙げられる。
【0054】エステル類としては、ギ酸メチル、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オ
クチル、酢酸シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪
酸メチル、吉草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル
酢酸エチル、メタクリル酸メチル、クロトン酸エチル、
シクロヘキサンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安
息香酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安
息香酸オクチル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フ
ェニル、安息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイ
ル酸エチル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチ
ル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、エトキシ安息香
酸エチル、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、
クマリン、フタリド、炭酸エチルなどの炭素原子数が2
〜18の有機酸エステル;チタン酸エステル、バナジン
酸エステル、ニオブ酸エステルおよびジルコニウム酸エ
ステルなどの金属酸エステル;オルトチタン酸メチル、
オルトチタン酸エチル、オルトチタン酸n-プロピル、オ
ルトチタン酸i-プロピル、オルトチタン酸n-ブチル、オ
ルトチタン酸i-ブチル、オルトチタン酸n-アミル、オル
トチタン酸2-エチルヘキシル、オルトチタン酸n-オクチ
ル、オルトチタン酸フェニルおよびオルトチタン酸シク
ロヘキシルなどのオルトチタン酸エステル;ポリチタン
酸メチル、ポリチタン酸エチル、ポリチタン酸n-プロピ
ル、ポリチタン酸i-プロピル、ポリチタン酸n-ブチル、
ポリチタン酸i-ブチル、ポリチタン酸n-アミル、ポリチ
タン酸2-エチルヘキシル、ポリチタン酸n-オクチル、ポ
リチタン酸フェニルおよびポリチタン酸シクヘキシルな
どのポリチタン酸エステル;チタン酸エステルのチタン
をバナジウム、ニオブまたはジルコニウムに置換えたバ
ナジン酸エステル、ニオブ酸エステルおよびジルコニウ
ム酸エステルなどが挙げられる。
チル、酢酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オ
クチル、酢酸シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪
酸メチル、吉草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル
酢酸エチル、メタクリル酸メチル、クロトン酸エチル、
シクロヘキサンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安
息香酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安
息香酸オクチル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フ
ェニル、安息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイ
ル酸エチル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチ
ル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、エトキシ安息香
酸エチル、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、
クマリン、フタリド、炭酸エチルなどの炭素原子数が2
〜18の有機酸エステル;チタン酸エステル、バナジン
酸エステル、ニオブ酸エステルおよびジルコニウム酸エ
ステルなどの金属酸エステル;オルトチタン酸メチル、
オルトチタン酸エチル、オルトチタン酸n-プロピル、オ
ルトチタン酸i-プロピル、オルトチタン酸n-ブチル、オ
ルトチタン酸i-ブチル、オルトチタン酸n-アミル、オル
トチタン酸2-エチルヘキシル、オルトチタン酸n-オクチ
ル、オルトチタン酸フェニルおよびオルトチタン酸シク
ロヘキシルなどのオルトチタン酸エステル;ポリチタン
酸メチル、ポリチタン酸エチル、ポリチタン酸n-プロピ
ル、ポリチタン酸i-プロピル、ポリチタン酸n-ブチル、
ポリチタン酸i-ブチル、ポリチタン酸n-アミル、ポリチ
タン酸2-エチルヘキシル、ポリチタン酸n-オクチル、ポ
リチタン酸フェニルおよびポリチタン酸シクヘキシルな
どのポリチタン酸エステル;チタン酸エステルのチタン
をバナジウム、ニオブまたはジルコニウムに置換えたバ
ナジン酸エステル、ニオブ酸エステルおよびジルコニウ
ム酸エステルなどが挙げられる。
【0055】さらにエステル類として、下記一般式で表
される骨格を有する多価カルボン酸エステルを挙げるこ
とができる。
される骨格を有する多価カルボン酸エステルを挙げるこ
とができる。
【0056】
【化1】
【0057】(式中、Ra は置換または非置換の炭化水
素基を示し、Rb 、Re およびRf は水素原子または置
換若しくは非置換の炭化水素基を示し、Rc およびRd
は水素原子または置換若しくは非置換の炭化水素基を示
し、好ましくはその少なくとも一方は置換または非置換
の炭化水素基である。また、Rc とRd とは互いに連結
されて環状構造を形成していてもよい。炭化水素基Ra
〜Rf が置換されている場合の置換基は、N、O、Sな
どの異原子を含み、たとえば、C−O−C、COOR、
COOH、OH、SO3H、−C−N−C−、NH2 な
どの基を有する。) このような、多価カルボン酸エステルとしては、具体的
には、脂肪族ポリカルボン酸エステル、脂環族ポリカル
ボン酸エステル、芳香族ポリカルボン酸エステル、異節
環ポリカルボン酸エステルなどが挙げられる。
素基を示し、Rb 、Re およびRf は水素原子または置
換若しくは非置換の炭化水素基を示し、Rc およびRd
は水素原子または置換若しくは非置換の炭化水素基を示
し、好ましくはその少なくとも一方は置換または非置換
の炭化水素基である。また、Rc とRd とは互いに連結
されて環状構造を形成していてもよい。炭化水素基Ra
〜Rf が置換されている場合の置換基は、N、O、Sな
どの異原子を含み、たとえば、C−O−C、COOR、
COOH、OH、SO3H、−C−N−C−、NH2 な
どの基を有する。) このような、多価カルボン酸エステルとしては、具体的
には、脂肪族ポリカルボン酸エステル、脂環族ポリカル
ボン酸エステル、芳香族ポリカルボン酸エステル、異節
環ポリカルボン酸エステルなどが挙げられる。
【0058】好ましい具体例としては、マレイン酸n-ブ
チル、メチルマロン酸ジイソブチル、シクロヘキセンカ
ルボン酸ジn-ヘキシル、ナジック酸ジエチル、テトラヒ
ドロフタル酸ジイソプロピル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジイソブチル、フタル酸ジn-ブチル、フタル酸ジ2-
エチルヘキシル、3,4-フランジカルボン酸ジブチルなど
が挙げられる。
チル、メチルマロン酸ジイソブチル、シクロヘキセンカ
ルボン酸ジn-ヘキシル、ナジック酸ジエチル、テトラヒ
ドロフタル酸ジイソプロピル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジイソブチル、フタル酸ジn-ブチル、フタル酸ジ2-
エチルヘキシル、3,4-フランジカルボン酸ジブチルなど
が挙げられる。
【0059】エーテル類としては、メチルエーテル、エ
チルエーテル、イソプロピルエーテル、ブチルエーテ
ル、アミルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソー
ル、ジフェニルエーテルなどの炭素原子数が2〜20の
エーテルが挙げられる。
チルエーテル、イソプロピルエーテル、ブチルエーテ
ル、アミルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソー
ル、ジフェニルエーテルなどの炭素原子数が2〜20の
エーテルが挙げられる。
【0060】さらにエーテル類としてとしては、下記式
で示されるポリエーテル化合物を挙げることができる。
で示されるポリエーテル化合物を挙げることができる。
【0061】
【化2】
【0062】(式中、nは2≦n≦10の整数であり、
R1 〜R26は炭素、水素、酸素、ハロゲン、窒素、イオ
ウ、リン、ホウ素およびケイ素から選択される少なくと
も1種の元素を有する置換基を示し、任意のR1 〜
R26、好ましくはR1 〜R20は共同してベンゼン環以外
の環を形成していてもよく、また主鎖中には炭素以外の
原子が含まれていてもよい。) このようなポリエーテル化合物の中では、1,3-ジエーテ
ル類が好ましく、特に2,2-ジイソブチル-1,3-ジメトキ
シプロパン、2-イソプロピル-2-イソペンチル-1,3-ジメ
トキシプロパン、2,2-ジシクロヘキシル-1,3-ジメトキ
シプロパン、2,2-ビス(シクロヘキシルメチル)1,3-ジ
メトキシプロパン、2-イソプロピル-2-シクロヘキシル-
1,3-ジメトキシプロパン、2-イソプロピル-2-s-ブチル-
1,3-ジメトキシプロパン、2,2-ジフェニル-1,3-ジメト
キシプロパン、2-イソプロピル-2-シクロペンチル-1,3-
ジメトキシプロパンが好ましい。
R1 〜R26は炭素、水素、酸素、ハロゲン、窒素、イオ
ウ、リン、ホウ素およびケイ素から選択される少なくと
も1種の元素を有する置換基を示し、任意のR1 〜
R26、好ましくはR1 〜R20は共同してベンゼン環以外
の環を形成していてもよく、また主鎖中には炭素以外の
原子が含まれていてもよい。) このようなポリエーテル化合物の中では、1,3-ジエーテ
ル類が好ましく、特に2,2-ジイソブチル-1,3-ジメトキ
シプロパン、2-イソプロピル-2-イソペンチル-1,3-ジメ
トキシプロパン、2,2-ジシクロヘキシル-1,3-ジメトキ
シプロパン、2,2-ビス(シクロヘキシルメチル)1,3-ジ
メトキシプロパン、2-イソプロピル-2-シクロヘキシル-
1,3-ジメトキシプロパン、2-イソプロピル-2-s-ブチル-
1,3-ジメトキシプロパン、2,2-ジフェニル-1,3-ジメト
キシプロパン、2-イソプロピル-2-シクロペンチル-1,3-
ジメトキシプロパンが好ましい。
【0063】フェノール類としては、フエノール、クレ
ゾール、キシレノール、エチルフェノール、プロピルフ
ェノール、ノニルフェノール、クミルフェノール、ナフ
トールなどの低級アルキル基を有してもよい炭素原子数
が6〜20のフェノールが挙げられる。
ゾール、キシレノール、エチルフェノール、プロピルフ
ェノール、ノニルフェノール、クミルフェノール、ナフ
トールなどの低級アルキル基を有してもよい炭素原子数
が6〜20のフェノールが挙げられる。
【0064】ケトン類としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトフェノン、
ベンゾフェノン、ベンゾキノンなどの炭素原子数が3〜
15のケトンが挙げられる。
ルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトフェノン、
ベンゾフェノン、ベンゾキノンなどの炭素原子数が3〜
15のケトンが挙げられる。
【0065】アルデヒド類としては、アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、トリアルデヒド、ナフトアルデヒドなど
の炭素原子数が2〜15のアルデヒドが挙げられる。
ド、プロピオンアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、トリアルデヒド、ナフトアルデヒドなど
の炭素原子数が2〜15のアルデヒドが挙げられる。
【0066】有機酸ハライド類としては、アセチルクロ
リド、ベンゾイルクロリド、トルイル酸クロリド、アニ
ス酸クロリドなどの炭素原子数が2〜15の酸ハライド
が挙げられる。
リド、ベンゾイルクロリド、トルイル酸クロリド、アニ
ス酸クロリドなどの炭素原子数が2〜15の酸ハライド
が挙げられる。
【0067】酸アミド類としては、酢酸N,N-ジメチルア
ミド、安息香酸N,N-ジエチルアミド、トルイル酸N,N-ジ
メチルアミドなどの酸アミドが挙げられる。酸無水物類
としては、無水酢酸、無水フタル酸、無水安息香酸など
を挙げることができる。
ミド、安息香酸N,N-ジエチルアミド、トルイル酸N,N-ジ
メチルアミドなどの酸アミドが挙げられる。酸無水物類
としては、無水酢酸、無水フタル酸、無水安息香酸など
を挙げることができる。
【0068】アミン類としては、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、トリブチルアミン、トリベンジルアミ
ン、テトラメチルエチレンジアミンなどを挙げることが
できる。
リエチルアミン、トリブチルアミン、トリベンジルアミ
ン、テトラメチルエチレンジアミンなどを挙げることが
できる。
【0069】ピリジン類としては、ピリジン、メチルピ
リジン、エチルピリジン、ジメチルピリジンなどを挙げ
ることができる。上記のようにして得られる固体状チタ
ン触媒成分は、たとえば、周期律表第I族〜第III族金
属の有機金属化合物と組み合わせてオレフィン重合触媒
として用いられる。
リジン、エチルピリジン、ジメチルピリジンなどを挙げ
ることができる。上記のようにして得られる固体状チタ
ン触媒成分は、たとえば、周期律表第I族〜第III族金
属の有機金属化合物と組み合わせてオレフィン重合触媒
として用いられる。
【0070】周期律表第I族〜第III族金属の有機金属
化合物としては、有機アルミニウム化合物、第I族金属
とアルミニウムとの錯アルキル化合物、第II族金属の有
機金属化合物などが挙げられる。
化合物としては、有機アルミニウム化合物、第I族金属
とアルミニウムとの錯アルキル化合物、第II族金属の有
機金属化合物などが挙げられる。
【0071】このような有機アルミニウム化合物として
は、たとえば、下記式で示される化合物を例示すること
ができる。 Rg nAlX3-n (式中、Rg は炭素原子数が1〜12の炭化水素基を示
し、Xはハロゲンまたは水素原子を示し、nは1〜3で
ある。) 具体的には以下のような化合物が挙げられる。
は、たとえば、下記式で示される化合物を例示すること
ができる。 Rg nAlX3-n (式中、Rg は炭素原子数が1〜12の炭化水素基を示
し、Xはハロゲンまたは水素原子を示し、nは1〜3で
ある。) 具体的には以下のような化合物が挙げられる。
【0072】トリメチルアルミニウム、トリエチルアル
ミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム、トリ2-
エチルヘキシルアルミニウムなどのトリアルキルアルミ
ニム;イソプレニルアルミニウムなどのアルケニルアル
ミニウム;ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチルア
ルミニウムクロリド、ジイソプロピルアルミニウムクロ
リド、ジイソブチルアルミニウムクロリド、ジメチルア
ルミニウムブロミドなどのジアルキルアルミニウムハラ
イド;メチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアル
ミニウムセスキクロリド、イソプロピルアルミニウムセ
スキクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロリド、エ
チルアルミニウムセスキブロミドなどのアルキルアルミ
ニウムセスキハライド;メチルアルミニウムジクロリ
ド、エチルアルミニウムジクロリド、イソプロピルアル
ミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジブロミドな
どのアルキルアルミニウムジハライド;ジエチルアルミ
ニウムハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハイド
ライドなどのアルキルアルミニウムハイドライド。
ミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム、トリ2-
エチルヘキシルアルミニウムなどのトリアルキルアルミ
ニム;イソプレニルアルミニウムなどのアルケニルアル
ミニウム;ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチルア
ルミニウムクロリド、ジイソプロピルアルミニウムクロ
リド、ジイソブチルアルミニウムクロリド、ジメチルア
ルミニウムブロミドなどのジアルキルアルミニウムハラ
イド;メチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアル
ミニウムセスキクロリド、イソプロピルアルミニウムセ
スキクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロリド、エ
チルアルミニウムセスキブロミドなどのアルキルアルミ
ニウムセスキハライド;メチルアルミニウムジクロリ
ド、エチルアルミニウムジクロリド、イソプロピルアル
ミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジブロミドな
どのアルキルアルミニウムジハライド;ジエチルアルミ
ニウムハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハイド
ライドなどのアルキルアルミニウムハイドライド。
【0073】第I族金属とアルミニウムとの錯アルキル
化物としては、下記一般式で表される化合物を例示でき
る。 M1 AlRh 4 (式中、M1 はLi、NaまたはKを示し、Rh は炭素
原子数が1〜15の炭化水素基を示す) 具体的には、LiAl(C2H5)4 、LiAl(C7H
15)4 などが挙げられる。
化物としては、下記一般式で表される化合物を例示でき
る。 M1 AlRh 4 (式中、M1 はLi、NaまたはKを示し、Rh は炭素
原子数が1〜15の炭化水素基を示す) 具体的には、LiAl(C2H5)4 、LiAl(C7H
15)4 などが挙げられる。
【0074】第II族金属の有機金属化合物としては、下
記一般式で表される化合物を例示できる。 Rj Rk M2 (式中、Rj およびRk は炭素原子数が1〜15の炭化
水素基またはハロゲンであり、互いに同一でも異なって
いてもよいが、いずれもハロゲンである場合は除く。M
2 はMg、ZnまたはCdを示す) 具体的には、ジエチル亜鉛、ジエチルマグネシウム、ブ
チルエチルマグネシウム、エチルマグネシウムクロリ
ド、ブチルマグネシウムクロリドなどが挙げられる。
記一般式で表される化合物を例示できる。 Rj Rk M2 (式中、Rj およびRk は炭素原子数が1〜15の炭化
水素基またはハロゲンであり、互いに同一でも異なって
いてもよいが、いずれもハロゲンである場合は除く。M
2 はMg、ZnまたはCdを示す) 具体的には、ジエチル亜鉛、ジエチルマグネシウム、ブ
チルエチルマグネシウム、エチルマグネシウムクロリ
ド、ブチルマグネシウムクロリドなどが挙げられる。
【0075】本発明の方法で得られた固体状チタン触媒
成分は、前記有機金属化合物に加えて前記電子供与体
(a)および/または下記電子供与体(b)とともにオ
レフィンの重合に用いてもよい。
成分は、前記有機金属化合物に加えて前記電子供与体
(a)および/または下記電子供与体(b)とともにオ
レフィンの重合に用いてもよい。
【0076】電子供与体(b)としては、下記一般式で
示される有機ケイ素化合物を挙げることができる。 RnSi(OR’)4-n (式中、RおよびR’は炭化水素基を示し、0<n<4
である) このような有機ケイ素化合物として具体的には、エチル
トリエトキシシラン、n-プロピルトリエトキシシラン、
t-ブチルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリブトキシ
シラン、ジフェニルジメトキシシラン、フェニルメチル
ジメトキシシラン、ビスp-トリルジメトキシシラン、p-
トリルメチルジメトキシシラン、ジシクロヘキシルジメ
トキシシラン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラ
ン、2-ノルボルナントリエトキシシラン、2-ノルボルナ
ンメチルジメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、ジシクロペンチルジメトキシシラン、ヘキセニルト
リメトキシシラン、シクロペンチルトリエトキシシラ
ン、トリシクロペンチルメトキシシラン、シクロペンチ
ルジメチルメトキシシランなどが挙げられる。
示される有機ケイ素化合物を挙げることができる。 RnSi(OR’)4-n (式中、RおよびR’は炭化水素基を示し、0<n<4
である) このような有機ケイ素化合物として具体的には、エチル
トリエトキシシラン、n-プロピルトリエトキシシラン、
t-ブチルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリブトキシ
シラン、ジフェニルジメトキシシラン、フェニルメチル
ジメトキシシラン、ビスp-トリルジメトキシシラン、p-
トリルメチルジメトキシシラン、ジシクロヘキシルジメ
トキシシラン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラ
ン、2-ノルボルナントリエトキシシラン、2-ノルボルナ
ンメチルジメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、ジシクロペンチルジメトキシシラン、ヘキセニルト
リメトキシシラン、シクロペンチルトリエトキシシラ
ン、トリシクロペンチルメトキシシラン、シクロペンチ
ルジメチルメトキシシランなどが挙げられる。
【0077】さらに、電子供与体(b)として、2,6-置
換ピペリジン類、2,5-置換ピペリジン類、N,N,N',N'-テ
トラメチルメチレンジアミン、N,N,N',N'-テトラエチル
メチレンジアミンなどの置換メチレンジアミン類、1,3-
ジベンジルイミダゾリジン、1,3-ジベンジル-2- フェニ
ルイミダゾリジンなどの置換メチレンジアミン類などの
含窒素電子供与体、トリエチルホスファイト、トリn-プ
ロピルホスファイト、トリイソプロピルホスファイト、
トリn-ブチルホスファイト、トリイソブチルホスファイ
ト、ジエチルn-ブチルホスファイト、ジエチルフェニル
ホスファイトなどの亜リン酸エステル類などリン含有電
子供与体、2,6-置換テトラヒドロピラン類、2,5-置換テ
トラヒドロピラン類などの含酸素電子供与体を用いるこ
ともできる。
換ピペリジン類、2,5-置換ピペリジン類、N,N,N',N'-テ
トラメチルメチレンジアミン、N,N,N',N'-テトラエチル
メチレンジアミンなどの置換メチレンジアミン類、1,3-
ジベンジルイミダゾリジン、1,3-ジベンジル-2- フェニ
ルイミダゾリジンなどの置換メチレンジアミン類などの
含窒素電子供与体、トリエチルホスファイト、トリn-プ
ロピルホスファイト、トリイソプロピルホスファイト、
トリn-ブチルホスファイト、トリイソブチルホスファイ
ト、ジエチルn-ブチルホスファイト、ジエチルフェニル
ホスファイトなどの亜リン酸エステル類などリン含有電
子供与体、2,6-置換テトラヒドロピラン類、2,5-置換テ
トラヒドロピラン類などの含酸素電子供与体を用いるこ
ともできる。
【0078】上記のような電子供与体(b)は、単独で
あるいは2種以上組み合わせて用いられる。
あるいは2種以上組み合わせて用いられる。
【0079】
【発明の効果】本発明は、安価で入手しやすい出発物質
から容易に無水ハロゲン化マグネシウムを製造すること
ができる。
から容易に無水ハロゲン化マグネシウムを製造すること
ができる。
【0080】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
【0081】
【実施例1】塩化マグネシウム六水和物(和光純薬製特
級)40.6g(0.2モル、結晶水として水分を2
1.6g含む)および2-エチルヘキサノール169g
(1.3モル)を500mlのガラス容器に入れて混合
液を調製した。次に、この混合液を攪拌するとともに実
質的に水を含まない窒素ガス(露点−60℃以下)を1
0N-リットル/hrの流量で混合液中に通気しながら、
150℃で7時間、次いで170℃で2時間加熱した。
この操作により均一な溶液が得られ、この溶液中の水分
は0.04重量%であった。容器からの排気を冷却して
水分を回収することにより、塩化マグネシウム六水和物
の結晶水として含まれていた水分の大部分は排気に同伴
し除去されたことがわかった。
級)40.6g(0.2モル、結晶水として水分を2
1.6g含む)および2-エチルヘキサノール169g
(1.3モル)を500mlのガラス容器に入れて混合
液を調製した。次に、この混合液を攪拌するとともに実
質的に水を含まない窒素ガス(露点−60℃以下)を1
0N-リットル/hrの流量で混合液中に通気しながら、
150℃で7時間、次いで170℃で2時間加熱した。
この操作により均一な溶液が得られ、この溶液中の水分
は0.04重量%であった。容器からの排気を冷却して
水分を回収することにより、塩化マグネシウム六水和物
の結晶水として含まれていた水分の大部分は排気に同伴
し除去されたことがわかった。
【0082】続いて、該溶液に通気する窒素ガスの流量
を30N-リットル/hrとし加熱温度を185℃とし
て、すべての2-エチルヘキサノールを容器から留去し
た。得られた固体をヘキサンで洗浄し、窒素ガス中で6
0℃、2時間の乾燥を行った。乾燥後の塩化マグネシウ
ム粉末の水分含有量は0.1重量%以下であった。ま
た、全操作を通じての塩化水素の発生量は塩化マグネシ
ウム1モルあたり0.02モル以下であった。
を30N-リットル/hrとし加熱温度を185℃とし
て、すべての2-エチルヘキサノールを容器から留去し
た。得られた固体をヘキサンで洗浄し、窒素ガス中で6
0℃、2時間の乾燥を行った。乾燥後の塩化マグネシウ
ム粉末の水分含有量は0.1重量%以下であった。ま
た、全操作を通じての塩化水素の発生量は塩化マグネシ
ウム1モルあたり0.02モル以下であった。
【0083】
【比較例1】塩化マグネシウム六水和物(和光純薬製特
級)40.6g(結晶水として水分を21.6g含む)
を200mlのガラス容器にいれ、窒素ガスを10リッ
トル/hrの流量で通気しながら180℃に加熱した。
容器からの排気を冷却して回収された水が約6gとなっ
たところで塩化水素の発生が認められ、それ以上の水分
除去は困難であった。
級)40.6g(結晶水として水分を21.6g含む)
を200mlのガラス容器にいれ、窒素ガスを10リッ
トル/hrの流量で通気しながら180℃に加熱した。
容器からの排気を冷却して回収された水が約6gとなっ
たところで塩化水素の発生が認められ、それ以上の水分
除去は困難であった。
【0084】
【実施例2】塩化マグネシウム六水和物(和光純薬製特
級)40.6g(0.2モル、結晶水として水分を2
1.6g含む)および2-エチルヘキサノール169g
(1.3モル)を500mlのガラス容器に入れて混合
液を調製した。次に、この混合液を攪拌するとともに4
00mmHgまで減圧し、実質的に水を含まない窒素ガ
ス(露点−60℃以下)を5N-リットル/hrの流量で
混合液中に通気して145℃に加熱した。次いで、加熱
温度を145℃としたままで、経時的に圧力および窒素
ガス通気量を下げ、加熱開始2時間後で圧力を250m
mHg、窒素ガス通気量を3N-リットル/hrとし、加
熱開始3時間後で圧力を150mmHg、窒素ガス通気
量を2N-リットル/hrとし、加熱開始4時間後で圧力
を100mmHg、窒素ガス通気量を1.2N-リットル
/hrとして、さらにこの条件で30分間加熱を行っ
た。この操作により均一な溶液が得られ、この溶液中の
水分は0.07重量%であった。塩化マグネシウム六水
和物に結晶水として含まれていた水分は、実施例1と同
様に大部分が排気に同伴し除去されていた。
級)40.6g(0.2モル、結晶水として水分を2
1.6g含む)および2-エチルヘキサノール169g
(1.3モル)を500mlのガラス容器に入れて混合
液を調製した。次に、この混合液を攪拌するとともに4
00mmHgまで減圧し、実質的に水を含まない窒素ガ
ス(露点−60℃以下)を5N-リットル/hrの流量で
混合液中に通気して145℃に加熱した。次いで、加熱
温度を145℃としたままで、経時的に圧力および窒素
ガス通気量を下げ、加熱開始2時間後で圧力を250m
mHg、窒素ガス通気量を3N-リットル/hrとし、加
熱開始3時間後で圧力を150mmHg、窒素ガス通気
量を2N-リットル/hrとし、加熱開始4時間後で圧力
を100mmHg、窒素ガス通気量を1.2N-リットル
/hrとして、さらにこの条件で30分間加熱を行っ
た。この操作により均一な溶液が得られ、この溶液中の
水分は0.07重量%であった。塩化マグネシウム六水
和物に結晶水として含まれていた水分は、実施例1と同
様に大部分が排気に同伴し除去されていた。
【0085】続いて、加熱温度を150℃、窒素ガス通
気量を1.2N-リットル/hrとして該溶液を加熱しな
がら圧力を50mmHgまで下げ、2-エチルヘキサノー
ルを容器から留去した。得られた固体をヘキサンで洗浄
し、窒素ガス中で60℃、2時間の乾燥を行った。乾燥
後の塩化マグネシウム粉末の水分含有量は0.1重量%
以下であった。また、全操作を通じての塩化水素の発生
量は塩化マグネシウム1モルあたり0.02モル以下で
あった。
気量を1.2N-リットル/hrとして該溶液を加熱しな
がら圧力を50mmHgまで下げ、2-エチルヘキサノー
ルを容器から留去した。得られた固体をヘキサンで洗浄
し、窒素ガス中で60℃、2時間の乾燥を行った。乾燥
後の塩化マグネシウム粉末の水分含有量は0.1重量%
以下であった。また、全操作を通じての塩化水素の発生
量は塩化マグネシウム1モルあたり0.02モル以下で
あった。
【0086】
【実施例3】塩化マグネシウム六水和物(和光純薬製特
級)304.8g(1.5モル、結晶水として水分を1
62g含む)および2-エチルヘキサノール1560.0
g(12モル)を3リットルのガラス容器に入れて混合
液を調製した。次に、この混合液を攪拌するとともに4
00mmHgまで減圧し、150.5℃に加熱した。次
いで、加熱温度を150.5℃としたままで、経時的に
圧力を下げ、5.5時間後には120mmHgとした。
この操作により均一な溶液が得られ、この溶液中の水分
は0.05重量%であった。塩化マグネシウムに含まれ
ていた水分は、2-エチルヘキサノールと共沸して除去さ
れた。
級)304.8g(1.5モル、結晶水として水分を1
62g含む)および2-エチルヘキサノール1560.0
g(12モル)を3リットルのガラス容器に入れて混合
液を調製した。次に、この混合液を攪拌するとともに4
00mmHgまで減圧し、150.5℃に加熱した。次
いで、加熱温度を150.5℃としたままで、経時的に
圧力を下げ、5.5時間後には120mmHgとした。
この操作により均一な溶液が得られ、この溶液中の水分
は0.05重量%であった。塩化マグネシウムに含まれ
ていた水分は、2-エチルヘキサノールと共沸して除去さ
れた。
【0087】続いて加熱温度を150℃にし、窒素ガス
(露点−60℃以下)を1.2N-リットル/hrの流量
で混合液中に通気して、該溶液を加熱しながら圧力を5
0mmHgまで下げ、2-エチルヘキサノールを容器から
留去した。得られた固体をヘキサンで洗浄し、窒素ガス
中で60℃、2時間の乾燥を行った。乾燥後の塩化マグ
ネシウム粉末の水分含有量は0.1重量%以下であっ
た。また、全操作を通じての塩化水素の発生量は塩化マ
グネシウム1モルあたり0.02モル以下であった。
(露点−60℃以下)を1.2N-リットル/hrの流量
で混合液中に通気して、該溶液を加熱しながら圧力を5
0mmHgまで下げ、2-エチルヘキサノールを容器から
留去した。得られた固体をヘキサンで洗浄し、窒素ガス
中で60℃、2時間の乾燥を行った。乾燥後の塩化マグ
ネシウム粉末の水分含有量は0.1重量%以下であっ
た。また、全操作を通じての塩化水素の発生量は塩化マ
グネシウム1モルあたり0.02モル以下であった。
【0088】
【比較例2】塩化マグネシウム六水和物(和光純薬製特
級)60.6g(0.3モル、結晶水として水分を3
2.4g含む)をエタノール(和光純薬製特級)24
8.8g(5.4モル)に溶解した。このときのエタノ
ール溶液中の水分濃度は約10.9重量%であった。こ
の溶液を加熱しエタノールを沸騰留出せしめ、留出液を
凝縮後にゼオラム4ATMを約500g充填したカラムに
導いた。このカラムを通過して得られた脱水エタノール
を、再度蒸留して先の塩化マグネシウム−エタノール溶
液に戻した。上記循環系を28時間運転した後に、塩化
マグネシウム−エタノール溶液を定量すると、塩化マグ
ネシウムの濃度は約18.7重量%、水分濃度は約5.
0重量%であった。この水分量は、塩化マグネシウムに
換算すると約21重量%に相当する。次いで、循環系を
絶ち、エタノールを留去すると白色粉末固体が得られ
た。
級)60.6g(0.3モル、結晶水として水分を3
2.4g含む)をエタノール(和光純薬製特級)24
8.8g(5.4モル)に溶解した。このときのエタノ
ール溶液中の水分濃度は約10.9重量%であった。こ
の溶液を加熱しエタノールを沸騰留出せしめ、留出液を
凝縮後にゼオラム4ATMを約500g充填したカラムに
導いた。このカラムを通過して得られた脱水エタノール
を、再度蒸留して先の塩化マグネシウム−エタノール溶
液に戻した。上記循環系を28時間運転した後に、塩化
マグネシウム−エタノール溶液を定量すると、塩化マグ
ネシウムの濃度は約18.7重量%、水分濃度は約5.
0重量%であった。この水分量は、塩化マグネシウムに
換算すると約21重量%に相当する。次いで、循環系を
絶ち、エタノールを留去すると白色粉末固体が得られ
た。
【0089】
【実施例4】塩化マグネシウム六水和物(和光純薬製特
級)30.48g(0.15モル、結晶水として水分を
16.2g含む)および2,6-ジメチル-4-ヘプタノン
(和光純薬製一級)170g(1.2モル)を400m
lのガラス容器に入れて混合液を調製した。次に、この
混合液を攪拌するとともに150℃に加熱した。留出液
量にみあうだけの2,6-ジメチル-4-ヘプタノンを添加し
ていき、最終的には170℃まで加温した。この操作に
より均一な溶液が得られ、この溶液中の水分は0.04
重量%であった。塩化マグネシウムに含まれていた水分
は、2,6-ジメチル-4-ヘプタノンと共沸して除去され
た。
級)30.48g(0.15モル、結晶水として水分を
16.2g含む)および2,6-ジメチル-4-ヘプタノン
(和光純薬製一級)170g(1.2モル)を400m
lのガラス容器に入れて混合液を調製した。次に、この
混合液を攪拌するとともに150℃に加熱した。留出液
量にみあうだけの2,6-ジメチル-4-ヘプタノンを添加し
ていき、最終的には170℃まで加温した。この操作に
より均一な溶液が得られ、この溶液中の水分は0.04
重量%であった。塩化マグネシウムに含まれていた水分
は、2,6-ジメチル-4-ヘプタノンと共沸して除去され
た。
【0090】続いて、該溶液に窒素ガス(露点−60℃
以下)を30N-リットル/hrの流量で通気し、加熱温
度を170℃のままで、すべての2,6-ジメチル-4-ヘプ
タノンを容器から留去した。得られた白色粉末固体をヘ
キサンで洗浄し、窒素ガス中で60℃、2時間の乾燥を
行った。乾燥後の塩化マグネシウム粉末の水分含有量は
0.1重量%以下であった。また、全操作を通じての塩
化水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり0.0
2モル以下であった。
以下)を30N-リットル/hrの流量で通気し、加熱温
度を170℃のままで、すべての2,6-ジメチル-4-ヘプ
タノンを容器から留去した。得られた白色粉末固体をヘ
キサンで洗浄し、窒素ガス中で60℃、2時間の乾燥を
行った。乾燥後の塩化マグネシウム粉末の水分含有量は
0.1重量%以下であった。また、全操作を通じての塩
化水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり0.0
2モル以下であった。
【0091】
【実施例5】塩化マグネシウム六水和物(和光純薬製特
級)30.48g(0.15モル、結晶水として水分を
16.2g含む)およびジイソアミルエーテル(和光純
薬製一級)190g(1.2モル)を400mlのガラ
ス容器に入れて混合液を調製した。次に、この混合液
を、常圧下で攪拌するとともに143℃に加熱した。留
出液量にみあうだけのジイソアミルエーテルを添加して
いき、最終的には173℃まで加温した。この操作によ
り均一な溶液が得られ、この溶液中の水分は0.06重
量%であった。塩化マグネシウムに含まれていた水分
は、ジイソアミルエーテルと共沸して除去された。
級)30.48g(0.15モル、結晶水として水分を
16.2g含む)およびジイソアミルエーテル(和光純
薬製一級)190g(1.2モル)を400mlのガラ
ス容器に入れて混合液を調製した。次に、この混合液
を、常圧下で攪拌するとともに143℃に加熱した。留
出液量にみあうだけのジイソアミルエーテルを添加して
いき、最終的には173℃まで加温した。この操作によ
り均一な溶液が得られ、この溶液中の水分は0.06重
量%であった。塩化マグネシウムに含まれていた水分
は、ジイソアミルエーテルと共沸して除去された。
【0092】続いて、該溶液に窒素ガス(露点−60℃
以下)を30N-リットル/hrの流量で混合液中に通気
し、加熱温度を173℃のままで、すべてのジイソアミ
ルエーテルを容器から留去した。得られた白色固体をヘ
キサンで洗浄し、窒素ガス中で60℃、2時間の乾燥を
行った。乾燥後の塩化マグネシウム粉末の水分含有量は
0.1重量%以下であった。また、全操作を通じての塩
化水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり0.0
2モル以下であった。
以下)を30N-リットル/hrの流量で混合液中に通気
し、加熱温度を173℃のままで、すべてのジイソアミ
ルエーテルを容器から留去した。得られた白色固体をヘ
キサンで洗浄し、窒素ガス中で60℃、2時間の乾燥を
行った。乾燥後の塩化マグネシウム粉末の水分含有量は
0.1重量%以下であった。また、全操作を通じての塩
化水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり0.0
2モル以下であった。
【0093】触媒調製例および重合例 以下、本発明により得られた無水塩化マグネシウムを用
いたオレフィン重合用触媒の調製例および重合例を記
す。
いたオレフィン重合用触媒の調製例および重合例を記
す。
【0094】
【触媒調製例1】 [触媒成分(A)原料の調製]塩化マグネシウム六水和
物(和光純薬製特級)40.6g(0.2モル、結晶水
として水分を21.6g含む)および2-エチルヘキサノ
ール169g(1.3モル)を500mlのガラス容器
に入れて混合液を調製した。次に、この混合液を常圧下
で攪拌するとともに実質的に水を含まない窒素ガス(露
点−60℃以下)を10N-リットル/hrの流量で混合
液中に通気しながら、150℃で7時間、次いで170
℃で2時間加熱した。この操作により均一な溶液が得ら
れ、この溶液中の水分は0.04重量%であった。この
ときの塩化水素の発生量は、塩化マグネシウム1モルあ
たり0.02モル以下であった。続いて、該溶液に通気
する窒素ガスの流量を30N-リットル/hrとし、加熱
温度を185℃として、2-エチルヘキサノールの一部を
容器から留去し、2-エチルヘキサノールと塩化マグネシ
ウムのモル比が3:1となるように調整した。次いで、
溶液の温度を110℃まで下げ、n-デカン88mlを加
えて充分に攪拌した。さらにこの溶液に無水フタル酸
4.43gを加えて130℃に1時間加熱し、均一溶液
を得た。
物(和光純薬製特級)40.6g(0.2モル、結晶水
として水分を21.6g含む)および2-エチルヘキサノ
ール169g(1.3モル)を500mlのガラス容器
に入れて混合液を調製した。次に、この混合液を常圧下
で攪拌するとともに実質的に水を含まない窒素ガス(露
点−60℃以下)を10N-リットル/hrの流量で混合
液中に通気しながら、150℃で7時間、次いで170
℃で2時間加熱した。この操作により均一な溶液が得ら
れ、この溶液中の水分は0.04重量%であった。この
ときの塩化水素の発生量は、塩化マグネシウム1モルあ
たり0.02モル以下であった。続いて、該溶液に通気
する窒素ガスの流量を30N-リットル/hrとし、加熱
温度を185℃として、2-エチルヘキサノールの一部を
容器から留去し、2-エチルヘキサノールと塩化マグネシ
ウムのモル比が3:1となるように調整した。次いで、
溶液の温度を110℃まで下げ、n-デカン88mlを加
えて充分に攪拌した。さらにこの溶液に無水フタル酸
4.43gを加えて130℃に1時間加熱し、均一溶液
を得た。
【0095】[触媒成分(A)の調製]上記で得られた
均一溶液を室温まで冷却し、その75mlを採取し、−
20℃に冷却した四塩化チタン200ml中に45分に
わたって全量滴下装入した。装入終了後、この混合液を
4時間かけて110℃に昇温し、110℃に達したとこ
ろでフタル酸ジイソブチル5mlを添加し、これより2
時間同温度にて攪拌下保持した。反応終了後、熱濾過に
て固体部を採取し、この固体部を200mlの四塩化チ
タンに再度懸濁させて攪拌下110℃に2時間保持し
た。反応終了後、再び熱濾過によって固体部を採取し、
110℃のn-デカン、続いて室温のヘキサンにて洗液中
に遊離のチタンが検出されなくなるまで洗浄した。得ら
れた固体部を以下、触媒成分(A)とする。触媒成分
(A)はヘキサンスラリーとして保存したが、一部触媒
組成を分析するために乾燥した。触媒成分(A)の成分
は、チタン2.6重量%、マグネシウム20重量%、塩
素62重量%、フタル酸ジイソブチル12.5重量%で
あった。
均一溶液を室温まで冷却し、その75mlを採取し、−
20℃に冷却した四塩化チタン200ml中に45分に
わたって全量滴下装入した。装入終了後、この混合液を
4時間かけて110℃に昇温し、110℃に達したとこ
ろでフタル酸ジイソブチル5mlを添加し、これより2
時間同温度にて攪拌下保持した。反応終了後、熱濾過に
て固体部を採取し、この固体部を200mlの四塩化チ
タンに再度懸濁させて攪拌下110℃に2時間保持し
た。反応終了後、再び熱濾過によって固体部を採取し、
110℃のn-デカン、続いて室温のヘキサンにて洗液中
に遊離のチタンが検出されなくなるまで洗浄した。得ら
れた固体部を以下、触媒成分(A)とする。触媒成分
(A)はヘキサンスラリーとして保存したが、一部触媒
組成を分析するために乾燥した。触媒成分(A)の成分
は、チタン2.6重量%、マグネシウム20重量%、塩
素62重量%、フタル酸ジイソブチル12.5重量%で
あった。
【0096】
【重合例1】内容積2リットルのオートクレーブに脱水
したヘキサン750mlを装入し、室温下プロピレン雰
囲気にてトリエチルアルミニウム0.75mmol、シ
クロヘキシルメチルジメトキシシラン0.075mmo
l、および前記触媒成分(A)をチタン原子換算で0.
015mmol装入した。水素(日本酸素製、高純度
品)200mlを装入した後、70℃に昇温し2時間プ
ロピレンをオートクレーブにフィードしながら重合を行
った。重合中の圧力は7kg/cm2-G に保った。
したヘキサン750mlを装入し、室温下プロピレン雰
囲気にてトリエチルアルミニウム0.75mmol、シ
クロヘキシルメチルジメトキシシラン0.075mmo
l、および前記触媒成分(A)をチタン原子換算で0.
015mmol装入した。水素(日本酸素製、高純度
品)200mlを装入した後、70℃に昇温し2時間プ
ロピレンをオートクレーブにフィードしながら重合を行
った。重合中の圧力は7kg/cm2-G に保った。
【0097】重合終了後、生成重合体を含むスラリーを
ろ過し、白色粉末状重合体と液相に分離した。乾燥後の
白色粉末重合体の収量は420gであり、これは280
00g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当する。
ろ過し、白色粉末状重合体と液相に分離した。乾燥後の
白色粉末重合体の収量は420gであり、これは280
00g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当する。
【0098】
【比較触媒調製例1】塩化マグネシウム六水和物(和光
純薬製特級)40.6g(結晶水として水分を21.6
g含む)および2-エチルヘキサノール169g(2-エチ
ルヘキサノール/塩化マグネシウム=6.5〔モル
比〕)を500mlのガラス容器に入れて混合液を調製
した。次に、この混合液を常圧下で攪拌するとともに実
質的に水を含まない窒素ガス(露点−60℃以下)を1
0N-リットル/hrの流量で混合液中に通気しながら、
150℃で0.5時間加熱した。混合液は固体が懸濁し
たスラリー状で、該溶液中の水分は9.0重量%であっ
た。
純薬製特級)40.6g(結晶水として水分を21.6
g含む)および2-エチルヘキサノール169g(2-エチ
ルヘキサノール/塩化マグネシウム=6.5〔モル
比〕)を500mlのガラス容器に入れて混合液を調製
した。次に、この混合液を常圧下で攪拌するとともに実
質的に水を含まない窒素ガス(露点−60℃以下)を1
0N-リットル/hrの流量で混合液中に通気しながら、
150℃で0.5時間加熱した。混合液は固体が懸濁し
たスラリー状で、該溶液中の水分は9.0重量%であっ
た。
【0099】前記スラリーを用いて触媒調製例1の「触
媒成分(A)の調製」と同様の操作を行い固体を得た。
媒成分(A)の調製」と同様の操作を行い固体を得た。
【0100】
【比較重合例1】重合例1において、触媒成分(A)に
代えて比較触媒調製例1で得られた固体を用いたこと以
外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行ったが
プロピレン重合活性は全く認められなかった。
代えて比較触媒調製例1で得られた固体を用いたこと以
外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行ったが
プロピレン重合活性は全く認められなかった。
【0101】
【触媒調製例2】 [触媒成分(B)原料の調製]塩化マグネシウム六水和
物(和光純薬製特級)40.6g(0.2モル、結晶水
として水分を21.6g含む)および2-エチルヘキサノ
ール169g(1.3モル)を500mlのガラス容器
に入れて混合液を調製した。次に、この混合液を攪拌す
るとともに400mmHgまで減圧し、実質的に水を含
まない窒素ガス(露点−60℃以下)を6N-リットル/
hrの流量で溶液中に通気して145℃に加熱した。次
いで、加熱温度を145℃としたままで、経時的に圧力
および窒素ガス通気量を下げ、加熱開始2時間後で圧力
を250mmHg、窒素ガス通気量を4N-リットル/h
rとし、加熱開始3時間後で圧力を150mmHg、窒
素ガス通気量を3N-リットル/hrとし、加熱開始4時
間後で圧力を100mmHg、窒素ガス通気量を2N-リ
ットル/hrとして、さらにこの条件で30分間加熱を
行った。この操作により、得られた溶液は均一となり、
溶液中の水分は0.07重量%まで低下した。このとき
の塩化水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり
0.02モル以下であった。
物(和光純薬製特級)40.6g(0.2モル、結晶水
として水分を21.6g含む)および2-エチルヘキサノ
ール169g(1.3モル)を500mlのガラス容器
に入れて混合液を調製した。次に、この混合液を攪拌す
るとともに400mmHgまで減圧し、実質的に水を含
まない窒素ガス(露点−60℃以下)を6N-リットル/
hrの流量で溶液中に通気して145℃に加熱した。次
いで、加熱温度を145℃としたままで、経時的に圧力
および窒素ガス通気量を下げ、加熱開始2時間後で圧力
を250mmHg、窒素ガス通気量を4N-リットル/h
rとし、加熱開始3時間後で圧力を150mmHg、窒
素ガス通気量を3N-リットル/hrとし、加熱開始4時
間後で圧力を100mmHg、窒素ガス通気量を2N-リ
ットル/hrとして、さらにこの条件で30分間加熱を
行った。この操作により、得られた溶液は均一となり、
溶液中の水分は0.07重量%まで低下した。このとき
の塩化水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり
0.02モル以下であった。
【0102】続いて、加熱温度を150℃、窒素ガス通
気量を1.2N-リットル/hrとして該溶液を加熱しな
がら圧力を50mmHgまで下げ、2-エチルヘキサノー
ルの一部を容器から留去し、2-エチルヘキサノールと塩
化マグネシウムとのモル比が3となるように調整した。
次いで、圧力を常圧とし、温度を110℃まで下げ、n-
デカン88mlを加えて充分に攪拌した。さらにこの溶
液に無水フタル酸4.43gを加えて130℃に1時間
加熱し均一溶液を得た。
気量を1.2N-リットル/hrとして該溶液を加熱しな
がら圧力を50mmHgまで下げ、2-エチルヘキサノー
ルの一部を容器から留去し、2-エチルヘキサノールと塩
化マグネシウムとのモル比が3となるように調整した。
次いで、圧力を常圧とし、温度を110℃まで下げ、n-
デカン88mlを加えて充分に攪拌した。さらにこの溶
液に無水フタル酸4.43gを加えて130℃に1時間
加熱し均一溶液を得た。
【0103】[触媒成分(B)の調製]このようにして
得られた均一溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分
(A)の調製」と同様にして触媒成分を調整した結果、
チタンを2.5重量%、マグネシウムを20重量%、塩
素を62重量%、フタル酸ジイソブチルを12.4重量
%の割合で含む触媒成分(B)が得られた。
得られた均一溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分
(A)の調製」と同様にして触媒成分を調整した結果、
チタンを2.5重量%、マグネシウムを20重量%、塩
素を62重量%、フタル酸ジイソブチルを12.4重量
%の割合で含む触媒成分(B)が得られた。
【0104】
【重合例2】重合例1において、触媒成分(A)に代え
て触媒調製例2で得られた触媒成分(B)を用いたこと
以外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行い、
420gの白色粉末重合体を得た。これは28000g
−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当する。
て触媒調製例2で得られた触媒成分(B)を用いたこと
以外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行い、
420gの白色粉末重合体を得た。これは28000g
−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当する。
【0105】
【触媒調製例3】 [触媒成分(C)原料の調製]塩化マグネシウム六水和
物(和光純薬製特級)40.6g(0.2モル、結晶水
として水分を21.6g含む)および2-エチルヘキサノ
ール91g(0.7モル)を500mlのガラス容器に
入れて混合液を調製した。次に、この混合液を攪拌する
とともに400mmHgまで減圧し、実質的に水を含ま
ない窒素ガス(露点−60℃以下)を6N-リットル/h
rの流量で溶液中に通気して145℃に加熱した。次い
で、加熱温度を145℃としたままで、経時的に圧力お
よび窒素ガス通気量を下げ、加熱開始2時間後で圧力を
250mmHg、窒素ガス通気量を4N-リットル/hr
とし、加熱開始3時間後で圧力を150mmHg、窒素
ガス通気量を3N-リットル/hrとし、加熱開始4時間
後で圧力を100mmHg、窒素ガス通気量を1.2N-
リットル/hrとして、さらにこの条件で8時間加熱を
行った。この操作により、均一な溶液が得られ、この溶
液中の水分は0.06重量%であった。このときの塩化
水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり0.02
モル以下であった。
物(和光純薬製特級)40.6g(0.2モル、結晶水
として水分を21.6g含む)および2-エチルヘキサノ
ール91g(0.7モル)を500mlのガラス容器に
入れて混合液を調製した。次に、この混合液を攪拌する
とともに400mmHgまで減圧し、実質的に水を含ま
ない窒素ガス(露点−60℃以下)を6N-リットル/h
rの流量で溶液中に通気して145℃に加熱した。次い
で、加熱温度を145℃としたままで、経時的に圧力お
よび窒素ガス通気量を下げ、加熱開始2時間後で圧力を
250mmHg、窒素ガス通気量を4N-リットル/hr
とし、加熱開始3時間後で圧力を150mmHg、窒素
ガス通気量を3N-リットル/hrとし、加熱開始4時間
後で圧力を100mmHg、窒素ガス通気量を1.2N-
リットル/hrとして、さらにこの条件で8時間加熱を
行った。この操作により、均一な溶液が得られ、この溶
液中の水分は0.06重量%であった。このときの塩化
水素の発生量は塩化マグネシウム1モルあたり0.02
モル以下であった。
【0106】続いて、n-デカン88mlを加えて充分に
攪拌した。さらにこの溶液に無水フタル酸4.43gを
加えて130℃に1時間加熱し均一溶液を得た。 [触媒成分(C)の調製]このようにして得られた均一
溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分(A)の調製」
と同様にして触媒成分を調整した結果、チタンを2.6
重量%、マグネシウムを19重量%、塩素を61重量
%、フタル酸ジイソブチルを13.0重量%の割合で含
む触媒成分(C)が得られた。
攪拌した。さらにこの溶液に無水フタル酸4.43gを
加えて130℃に1時間加熱し均一溶液を得た。 [触媒成分(C)の調製]このようにして得られた均一
溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分(A)の調製」
と同様にして触媒成分を調整した結果、チタンを2.6
重量%、マグネシウムを19重量%、塩素を61重量
%、フタル酸ジイソブチルを13.0重量%の割合で含
む触媒成分(C)が得られた。
【0107】
【重合例3】重合例1において、触媒成分(A)に代え
て、触媒調製例3で得られた触媒成分(C)を用いたこ
と以外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行
い、410gの白色粉末重合体を得た。これは2750
0g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当する。
て、触媒調製例3で得られた触媒成分(C)を用いたこ
と以外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行
い、410gの白色粉末重合体を得た。これは2750
0g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当する。
【0108】
【触媒調製例4】 [触媒成分(D)原料の調製]塩化マグネシウム六水和
物(和光純薬製特級)304.8g(1.5モル、結晶
水として水分を162g含む)および2-エチルヘキサノ
ール1560.0g(12モル)を3リットルのガラス
容器に入れて混合液を調製した。次に、この混合液を攪
拌するとともに400mmHgまで減圧し、150.5
℃に加熱した。次いで、加熱温度を150.5℃とした
ままで、経時的に圧力を下げ、5.5時間後には120
mmHgとした。この操作により均一な溶液が得られ、
この溶液中の水分は0.05重量%であった。塩化マグ
ネシウムに含まれていた水分は、2-エチルヘキサノール
と共沸して除去された。
物(和光純薬製特級)304.8g(1.5モル、結晶
水として水分を162g含む)および2-エチルヘキサノ
ール1560.0g(12モル)を3リットルのガラス
容器に入れて混合液を調製した。次に、この混合液を攪
拌するとともに400mmHgまで減圧し、150.5
℃に加熱した。次いで、加熱温度を150.5℃とした
ままで、経時的に圧力を下げ、5.5時間後には120
mmHgとした。この操作により均一な溶液が得られ、
この溶液中の水分は0.05重量%であった。塩化マグ
ネシウムに含まれていた水分は、2-エチルヘキサノール
と共沸して除去された。
【0109】続いて加熱温度を150℃付近に保ち、圧
力を120mmHgから徐々に70mmHgまで下げ、
2-エチルヘキサノールの一部を容器から留去し、2-エチ
ルヘキサノールと塩化マグネシウムとのモル比が3:1
となるように調製した。次いで、圧力を常圧とし、温度
を110℃まで下げ、n-デカン663mlを加えて充分
に攪拌した。このとき、溶液の水分濃度は0.05重量
%であった。また、ここまでの操作で発生した塩化水素
の量は、塩化マグネシウム1モルあたり0.02モル以
下であった。
力を120mmHgから徐々に70mmHgまで下げ、
2-エチルヘキサノールの一部を容器から留去し、2-エチ
ルヘキサノールと塩化マグネシウムとのモル比が3:1
となるように調製した。次いで、圧力を常圧とし、温度
を110℃まで下げ、n-デカン663mlを加えて充分
に攪拌した。このとき、溶液の水分濃度は0.05重量
%であった。また、ここまでの操作で発生した塩化水素
の量は、塩化マグネシウム1モルあたり0.02モル以
下であった。
【0110】さらに、この溶液に無水フタル酸33.3
g(0.23モル)を加えて、130℃にて1時間加熱
し、均一の溶液を得た。 [触媒成分(D)の調製]このようにして得られた均一
溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分(A)の調製」
と同様にして触媒成分を調製した結果、チタンを2.0
重量%、マグネシウムを20重量%、塩素を62重量
%、フタル酸ジイソブチルを11.3重量%の割合で含
む触媒成分(D)が得られた。触媒成分(D)のヘキサ
ンスラリー中のチタン濃度は1.46g/リットルであ
った。
g(0.23モル)を加えて、130℃にて1時間加熱
し、均一の溶液を得た。 [触媒成分(D)の調製]このようにして得られた均一
溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分(A)の調製」
と同様にして触媒成分を調製した結果、チタンを2.0
重量%、マグネシウムを20重量%、塩素を62重量
%、フタル酸ジイソブチルを11.3重量%の割合で含
む触媒成分(D)が得られた。触媒成分(D)のヘキサ
ンスラリー中のチタン濃度は1.46g/リットルであ
った。
【0111】[前重合]以下に記した方法により、触媒
成分(D)の前重合を行った。内容積400mlのガラ
ス製4口フラスコに、脱水したヘキサン82.8ml、
1.0mol/リットルのトリエチルアルミニウム/n-
デカン溶液15.0ml、1.0mol/リットルのシ
クロヘキシルメチルジメトキシシラン/n-デカン溶液
3.0ml、触媒成分(D)のスラリー49.2mlを
順次加え、攪拌し、温度を20℃に保ち、プロピレンを
5.5N-リットル/hrの流量で1時間吹き込んだ。次
いでプロピレンの通気を止め、窒素気流下にてスラリー
をろ過し、200mlのヘキサンで2回洗浄し、n-デカ
ンを200ml加え、このスラリーの一部を窒素置換さ
れた別の三角フラスコに移した。
成分(D)の前重合を行った。内容積400mlのガラ
ス製4口フラスコに、脱水したヘキサン82.8ml、
1.0mol/リットルのトリエチルアルミニウム/n-
デカン溶液15.0ml、1.0mol/リットルのシ
クロヘキシルメチルジメトキシシラン/n-デカン溶液
3.0ml、触媒成分(D)のスラリー49.2mlを
順次加え、攪拌し、温度を20℃に保ち、プロピレンを
5.5N-リットル/hrの流量で1時間吹き込んだ。次
いでプロピレンの通気を止め、窒素気流下にてスラリー
をろ過し、200mlのヘキサンで2回洗浄し、n-デカ
ンを200ml加え、このスラリーの一部を窒素置換さ
れた別の三角フラスコに移した。
【0112】
【重合例4】重合例1において、触媒成分(A)に代え
て触媒調製例4で得られた前重合された触媒成分(D)
を用いたこと以外は重合例1と同様にしてプロピレンの
重合を行い、429gの白色粉末重合体を得た。これは
28700g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当
する。
て触媒調製例4で得られた前重合された触媒成分(D)
を用いたこと以外は重合例1と同様にしてプロピレンの
重合を行い、429gの白色粉末重合体を得た。これは
28700g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当
する。
【0113】
【比較触媒調製例2】内容積300mlのガラス製反応
器に、2-エチルヘキサノール78.1g、n-デカン8
8.3ml、および前記比較例2で得られた白色粉末固
体19gを仕込み、攪拌し、140〜150℃に加温し
て3時間保ったが均一溶液とならず、白濁したスラリー
となった。50℃以下に冷却した後、無水フタル酸4.
43gを加え、130℃にて1時間攪拌して白色のスラ
リーを得た。次いでこのスラリーを室温まで冷却した。
器に、2-エチルヘキサノール78.1g、n-デカン8
8.3ml、および前記比較例2で得られた白色粉末固
体19gを仕込み、攪拌し、140〜150℃に加温し
て3時間保ったが均一溶液とならず、白濁したスラリー
となった。50℃以下に冷却した後、無水フタル酸4.
43gを加え、130℃にて1時間攪拌して白色のスラ
リーを得た。次いでこのスラリーを室温まで冷却した。
【0114】上記無水フタル酸を加えた後の白色スラリ
ーを用いて、触媒調製例1の「触媒成分(A)の調製」
と同様な操作を行い固体を得た。
ーを用いて、触媒調製例1の「触媒成分(A)の調製」
と同様な操作を行い固体を得た。
【0115】
【比較重合例2】重合例1において、触媒成分(A)に
代えて比較触媒調製例2で得られた固体を用いたこと以
外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行った
が、プロピレンの重合活性は全く認められなかった。
代えて比較触媒調製例2で得られた固体を用いたこと以
外は重合例1と同様にしてプロピレンの重合を行った
が、プロピレンの重合活性は全く認められなかった。
【0116】
【触媒調製例5】 [触媒成分(E)原料の調製]内容積300mlのガラ
ス製反応器に、2-エチルヘキサノール78.1g、n-デ
カン88.3ml、および前記実施例4で得られた塩化
マグネシウム粉末19gを仕込み、攪拌し、140〜1
50℃に加温して2時間保った後、均一溶液が得られ
た。50℃以下に冷却した後、無水フタル酸4.43g
を加え、130℃にて1時間攪拌して無色澄明な均一溶
液を得た。次いでこの溶液を室温まで冷却した。
ス製反応器に、2-エチルヘキサノール78.1g、n-デ
カン88.3ml、および前記実施例4で得られた塩化
マグネシウム粉末19gを仕込み、攪拌し、140〜1
50℃に加温して2時間保った後、均一溶液が得られ
た。50℃以下に冷却した後、無水フタル酸4.43g
を加え、130℃にて1時間攪拌して無色澄明な均一溶
液を得た。次いでこの溶液を室温まで冷却した。
【0117】[触媒成分(E)の調製]このようにして
得られた均一溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分
(A)の調製」と同様にして触媒成分を調製した結果、
チタンを2.3重量%、マグネシウムを20重量%、塩
素を63重量%、フタル酸ジイソブチルを13.3重量
%の割合で含む触媒成分(E)が得られた。触媒成分
(E)のヘキサンスラリー中のチタン濃度は1.53g
/リットルであった。
得られた均一溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分
(A)の調製」と同様にして触媒成分を調製した結果、
チタンを2.3重量%、マグネシウムを20重量%、塩
素を63重量%、フタル酸ジイソブチルを13.3重量
%の割合で含む触媒成分(E)が得られた。触媒成分
(E)のヘキサンスラリー中のチタン濃度は1.53g
/リットルであった。
【0118】[前重合]触媒調製例4の「前重合」にお
いて、触媒成分(D)に代えて前記触媒成分(E)を用
いたこと以外は触媒調製例4と同様な方法で、触媒成分
(E)の前重合を行った。
いて、触媒成分(D)に代えて前記触媒成分(E)を用
いたこと以外は触媒調製例4と同様な方法で、触媒成分
(E)の前重合を行った。
【0119】
【重合例5】重合例1において、触媒成分(A)に代え
て触媒調製例5で得られた前重合された触媒成分(E)
を用いたこと以外は重合例1と同様にしてプロピレンの
重合を行い、415gの白色粉末重合体を得た。これは
27800g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当
する。
て触媒調製例5で得られた前重合された触媒成分(E)
を用いたこと以外は重合例1と同様にしてプロピレンの
重合を行い、415gの白色粉末重合体を得た。これは
27800g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当
する。
【0120】
【触媒調製例6】 [触媒成分(F)原料の調製]内容積300mlのガラ
ス製反応器に、2-エチルヘキサノール78.1g、n-デ
カン88.3ml、および前記実施例5で得られた塩化
マグネシウム粉末19gを仕込み、攪拌し、140〜1
50℃に加温して2時間保った後、均一溶液が得られ
た。50℃以下に冷却した後、無水フタル酸4.43g
を加え、130℃にて1時間攪拌して無色澄明な均一溶
液を得た。次いでこの溶液を室温まで冷却した。
ス製反応器に、2-エチルヘキサノール78.1g、n-デ
カン88.3ml、および前記実施例5で得られた塩化
マグネシウム粉末19gを仕込み、攪拌し、140〜1
50℃に加温して2時間保った後、均一溶液が得られ
た。50℃以下に冷却した後、無水フタル酸4.43g
を加え、130℃にて1時間攪拌して無色澄明な均一溶
液を得た。次いでこの溶液を室温まで冷却した。
【0121】[触媒成分(F)の調製]このようにして
得られた均一溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分
(A)の調製」と同様にして触媒成分を調製した結果、
チタンを2.6重量%、マグネシウムを18重量%、塩
素を65重量%、フタル酸ジイソブチルを15.6重量
%のの割合で含む触媒成分(F)が得られた。触媒成分
(F)のヘキサンスラリー中のチタン濃度は2.23g
/リットルであった。
得られた均一溶液を用いて触媒調製例1の「触媒成分
(A)の調製」と同様にして触媒成分を調製した結果、
チタンを2.6重量%、マグネシウムを18重量%、塩
素を65重量%、フタル酸ジイソブチルを15.6重量
%のの割合で含む触媒成分(F)が得られた。触媒成分
(F)のヘキサンスラリー中のチタン濃度は2.23g
/リットルであった。
【0122】[前重合]触媒調製例4の「前重合」にお
いて、触媒成分(D)に代えて前記触媒成分(F)を用
いたこと以外は触媒調製例4と同様な方法で、触媒成分
(F)の前重合を行った。
いて、触媒成分(D)に代えて前記触媒成分(F)を用
いたこと以外は触媒調製例4と同様な方法で、触媒成分
(F)の前重合を行った。
【0123】
【重合例6】重合例1において、触媒成分(A)に代え
て触媒調製例6で得られた前重合された触媒成分(F)
を用いたこと以外は重合例1と同様にしてプロピレンの
重合を行い、416gの白色粉末重合体を得た。これは
27900g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当
する。
て触媒調製例6で得られた前重合された触媒成分(F)
を用いたこと以外は重合例1と同様にしてプロピレンの
重合を行い、416gの白色粉末重合体を得た。これは
27900g−PP/mmol−Tiの触媒活性に相当
する。
Claims (4)
- 【請求項1】 含水ハロゲン化マグネシウムと含酸素有
機溶媒との混合液に不活性ガスを通気して水を留去させ
ることを特徴とする無水ハロゲン化マグネシウムの製造
方法。 - 【請求項2】 前記含水ハロゲン化マグネシウムが、含
水塩化マグネシウムである請求項1に記載の無水ハロゲ
ン化マグネシウムの製造方法。 - 【請求項3】 含水ハロゲン化マグネシウムと、炭素原
子数が6以上の含酸素有機溶媒との混合液を加熱して、
含酸素有機溶媒と水とを共沸的に留去させることを特徴
とする無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法。 - 【請求項4】 前記含水ハロゲン化マグネシウムが、含
水塩化マグネシウムである請求項3に記載の無水ハロゲ
ン化マグネシウムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179199A JPH08133723A (ja) | 1994-09-06 | 1995-07-14 | 無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-213059 | 1994-09-06 | ||
| JP6-213060 | 1994-09-06 | ||
| JP21305994 | 1994-09-06 | ||
| JP21306094 | 1994-09-06 | ||
| JP7179199A JPH08133723A (ja) | 1994-09-06 | 1995-07-14 | 無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133723A true JPH08133723A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=27324694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7179199A Withdrawn JPH08133723A (ja) | 1994-09-06 | 1995-07-14 | 無水ハロゲン化マグネシウムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08133723A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020532614A (ja) * | 2017-08-29 | 2020-11-12 | ダブリュー・アール・グレース・アンド・カンパニー−コーンW R Grace & Co−Conn | オレフィン重合触媒 |
| CN113830818A (zh) * | 2021-10-11 | 2021-12-24 | 天津包钢稀土研究院有限责任公司 | 一种无水稀土卤化物的制备方法 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7179199A patent/JPH08133723A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020532614A (ja) * | 2017-08-29 | 2020-11-12 | ダブリュー・アール・グレース・アンド・カンパニー−コーンW R Grace & Co−Conn | オレフィン重合触媒 |
| CN113830818A (zh) * | 2021-10-11 | 2021-12-24 | 天津包钢稀土研究院有限责任公司 | 一种无水稀土卤化物的制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041014 |