JPH08136446A - 環状オレフィン系樹脂からなる分析セル - Google Patents
環状オレフィン系樹脂からなる分析セルInfo
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- JPH08136446A JPH08136446A JP27956194A JP27956194A JPH08136446A JP H08136446 A JPH08136446 A JP H08136446A JP 27956194 A JP27956194 A JP 27956194A JP 27956194 A JP27956194 A JP 27956194A JP H08136446 A JPH08136446 A JP H08136446A
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- cyclic olefin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、光線透過率特に紫外線領域の光線透
過率に優れ、耐薬品性にも優れた環状オレフィン系樹脂
から形成された分析セルを提供する。 【構成】本発明に係る環状オレフィン系樹脂からなる分
析セルは、特定の環状オレフィン系樹脂から形成されて
いる。この環状オレフィン系樹脂[A]は、エチレン・
環状オレフィンランダム共重合体[A-1] であることが好
ましい。
過率に優れ、耐薬品性にも優れた環状オレフィン系樹脂
から形成された分析セルを提供する。 【構成】本発明に係る環状オレフィン系樹脂からなる分
析セルは、特定の環状オレフィン系樹脂から形成されて
いる。この環状オレフィン系樹脂[A]は、エチレン・
環状オレフィンランダム共重合体[A-1] であることが好
ましい。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、分析セルに関し、さらに
詳しくは光線透過率特に紫外線領域の光線透過率に優
れ、耐薬品性にも優れた環状オレフィン系樹脂から形成
された分析セルに関する。
詳しくは光線透過率特に紫外線領域の光線透過率に優
れ、耐薬品性にも優れた環状オレフィン系樹脂から形成
された分析セルに関する。
【0002】
【発明の技術的背景】紫外線分光分析器などに用いられ
る分析セルは、優れた光線透過率特に紫外線領域の光線
透過率とともに耐薬品性も要求される。このため従来よ
り分析セル材料としてはガラスが用いられている。近
年、この分析セル材料として、ガラスから、比重が軽
く、廃棄が容易な透明樹脂への代替が検討されている。
る分析セルは、優れた光線透過率特に紫外線領域の光線
透過率とともに耐薬品性も要求される。このため従来よ
り分析セル材料としてはガラスが用いられている。近
年、この分析セル材料として、ガラスから、比重が軽
く、廃棄が容易な透明樹脂への代替が検討されている。
【0003】このような分析セルを形成しうる従来公知
の透明樹脂としては、たとえばポリカーボネート、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート
などが挙げられるが、これらの樹脂はいずれも光線透過
率特に紫外線領域の光線透過率に劣るか、あるいは酸、
アルカリなどに対する耐性に劣るという問題点がある。
このため光線透過率特に紫外線領域の光線透過率に優れ
るとともに耐薬品性にも優れ、ガラス製分析セルに代替
しうるような透明樹脂製分析セルの出現が望まれてい
た。
の透明樹脂としては、たとえばポリカーボネート、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート
などが挙げられるが、これらの樹脂はいずれも光線透過
率特に紫外線領域の光線透過率に劣るか、あるいは酸、
アルカリなどに対する耐性に劣るという問題点がある。
このため光線透過率特に紫外線領域の光線透過率に優れ
るとともに耐薬品性にも優れ、ガラス製分析セルに代替
しうるような透明樹脂製分析セルの出現が望まれてい
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に鑑み
てなされたものであり、光線透過率特に紫外線領域の光
線透過率に優れ、耐薬品性にも優れた環状オレフィン系
樹脂から形成された分析セルを提供することを目的とし
ている。
てなされたものであり、光線透過率特に紫外線領域の光
線透過率に優れ、耐薬品性にも優れた環状オレフィン系
樹脂から形成された分析セルを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【発明の概要】本発明に係る環状オレフィン系樹脂から
なる分析セルは、下記の[A-1] 、[A-2] 、[A-3] および
[A-4] から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系
樹脂から形成されていることを特徴としている。
なる分析セルは、下記の[A-1] 、[A-2] 、[A-3] および
[A-4] から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系
樹脂から形成されていることを特徴としている。
【0006】[A-1] エチレンと下記式[I]または[I
I]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られ
るエチレン・環状オレフィンランダム共重合体;
I]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られ
るエチレン・環状オレフィンランダム共重合体;
【0007】
【化3】
【0008】(式[I]中、nは0または1であり、m
は0または正の整数であり、qは0または1であり、R
1 〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素
原子、ハロゲン原子またはハロゲンで置換されていても
よい炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単
環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または
多環は二重結合を有していてもよく、またR15とR16と
で、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成してい
てもよい。)、
は0または正の整数であり、qは0または1であり、R
1 〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素
原子、ハロゲン原子またはハロゲンで置換されていても
よい炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単
環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または
多環は二重結合を有していてもよく、またR15とR16と
で、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成してい
てもよい。)、
【0009】
【化4】
【0010】(式[II]中、pおよびqは0または正の
整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1
〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロ
ゲンで置換されていてもよい炭化水素基またはアルコキ
シ基であり、R9 またはR10が結合している炭素原子
と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合して
いる炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレ
ン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のと
きR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環
または多環の芳香族環を形成していてもよい。)、[A-
2] 上記式[I]または[II]で表される環状オレフィ
ンの開環重合体または共重合体、[A-3] 上記開環重合体
または共重合体[A-2]の水素化物、および[A-4] 上記[A-
1] 、[A-2] または[A-3] のグラフト変性物。
整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1
〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロ
ゲンで置換されていてもよい炭化水素基またはアルコキ
シ基であり、R9 またはR10が結合している炭素原子
と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合して
いる炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレ
ン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のと
きR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環
または多環の芳香族環を形成していてもよい。)、[A-
2] 上記式[I]または[II]で表される環状オレフィ
ンの開環重合体または共重合体、[A-3] 上記開環重合体
または共重合体[A-2]の水素化物、および[A-4] 上記[A-
1] 、[A-2] または[A-3] のグラフト変性物。
【0011】本発明では、上記の環状オレフィン系樹脂
は、エチレン・環状オレフィンランダム共重合体[A-1]
であることが好ましい。
は、エチレン・環状オレフィンランダム共重合体[A-1]
であることが好ましい。
【0012】
【発明の具体的説明】本発明に係る分析セルは、特定の
環状オレフィン系樹脂から形成されている。以下、まず
本発明に係る分析セルを形成する環状オレフィン系樹脂
について説明する。
環状オレフィン系樹脂から形成されている。以下、まず
本発明に係る分析セルを形成する環状オレフィン系樹脂
について説明する。
【0013】本発明では、環状オレフィン系樹脂とし
て、[A-1]エチレンと下記式[I]または[II]で表
される環状オレフィンとのランダム共重合体、[A-2]
下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの
開環重合体または共重合体、[A-3]上記[A-2]開環重
合体または共重合体の水素化物、および[A-4]上記[A
-1]、[A-2]または[A-3]のグラフト変性物から選ば
れる少なくとも1種が用いられる。
て、[A-1]エチレンと下記式[I]または[II]で表
される環状オレフィンとのランダム共重合体、[A-2]
下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの
開環重合体または共重合体、[A-3]上記[A-2]開環重
合体または共重合体の水素化物、および[A-4]上記[A
-1]、[A-2]または[A-3]のグラフト変性物から選ば
れる少なくとも1種が用いられる。
【0014】本発明で用いられる環状オレフィン系樹脂
のサーマル・メカニカルアナライザーで測定される軟化
温度(TMA)は、0℃以上好ましくは10〜200℃
さらに好ましくは10〜180℃あり、ガラス転移点
(Tg)は、−10℃〜190℃好ましくは0〜170
℃であることが望ましい。
のサーマル・メカニカルアナライザーで測定される軟化
温度(TMA)は、0℃以上好ましくは10〜200℃
さらに好ましくは10〜180℃あり、ガラス転移点
(Tg)は、−10℃〜190℃好ましくは0〜170
℃であることが望ましい。
【0015】本発明で用いられる環状オレフィン系樹脂
のX線回折法によって測定される結晶化度は、0〜20
%好ましくは0〜2%であることが望ましい。また環状
オレフィン系樹脂の135℃のデカリン中で測定される
極限粘度[η]は、0.05〜10dl/g好ましくは0.
3〜2.0dl/gさらに好ましくは0.4〜1.2dl/g
であることが望ましい。
のX線回折法によって測定される結晶化度は、0〜20
%好ましくは0〜2%であることが望ましい。また環状
オレフィン系樹脂の135℃のデカリン中で測定される
極限粘度[η]は、0.05〜10dl/g好ましくは0.
3〜2.0dl/gさらに好ましくは0.4〜1.2dl/g
であることが望ましい。
【0016】ここでまず本発明で用いられる環状オレフ
ィン系樹脂を形成する式[I]または[II]で表される
環状オレフィン環状オレフィンについて説明する。環状オレフィン
ィン系樹脂を形成する式[I]または[II]で表される
環状オレフィン環状オレフィンについて説明する。環状オレフィン
【0017】
【化5】
【0018】上記式[I]中、nは0または1であり、
mは0または正の整数であり、qは0または1である。
なおqが1の場合には、Ra およびRb は、それぞれ独
立に、下記の原子または炭化水素基であり、qが0の場
合には、それぞれの結合手が結合して5員環を形成す
る。
mは0または正の整数であり、qは0または1である。
なおqが1の場合には、Ra およびRb は、それぞれ独
立に、下記の原子または炭化水素基であり、qが0の場
合には、それぞれの結合手が結合して5員環を形成す
る。
【0019】R1 〜R18ならびにRa およびRb は、そ
れぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素
基である。ここでハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子またはヨウ素原子である。
れぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素
基である。ここでハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子またはヨウ素原子である。
【0020】また炭化水素基としては、それぞれ独立
に、通常炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数
3〜15のシクロアルキル基、芳香族炭化水素基が挙げ
られる。より具体的には、アルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、アミル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基お
よびオクタデシル基が挙げられ、シクロアルキル基とし
ては、シクロヘキシル基が挙げられ、芳香族炭化水素基
としては、フェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
に、通常炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数
3〜15のシクロアルキル基、芳香族炭化水素基が挙げ
られる。より具体的には、アルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、アミル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基お
よびオクタデシル基が挙げられ、シクロアルキル基とし
ては、シクロヘキシル基が挙げられ、芳香族炭化水素基
としては、フェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
【0021】これらの炭化水素基は、ハロゲン原子で置
換されていてもよい。さらに上記式[I]において、R
15〜R18がそれぞれ結合して(互いに共同して)単環ま
たは多環を形成していてもよく、しかもこのようにして
形成された単環または多環は二重結合を有していてもよ
い。ここで形成される単環または多環を具体的に下記に
例示する。
換されていてもよい。さらに上記式[I]において、R
15〜R18がそれぞれ結合して(互いに共同して)単環ま
たは多環を形成していてもよく、しかもこのようにして
形成された単環または多環は二重結合を有していてもよ
い。ここで形成される単環または多環を具体的に下記に
例示する。
【0022】
【化6】
【0023】なお上記例示において、1または2の番号
を賦した炭素原子は、式[I]においてそれぞれR
15(R16)またはR17(R18)が結合している炭素原子
を表す。またR15とR16とで、またはR17とR18とでア
ルキリデン基を形成していてもよい。このようなアルキ
リデン基は、通常は炭素原子数2〜20のアルキリデン
基であり、このようなアルキリデン基の具体的な例とし
ては、エチリデン基、プロピリデン基およびイソプロピ
リデン基を挙げることができる。
を賦した炭素原子は、式[I]においてそれぞれR
15(R16)またはR17(R18)が結合している炭素原子
を表す。またR15とR16とで、またはR17とR18とでア
ルキリデン基を形成していてもよい。このようなアルキ
リデン基は、通常は炭素原子数2〜20のアルキリデン
基であり、このようなアルキリデン基の具体的な例とし
ては、エチリデン基、プロピリデン基およびイソプロピ
リデン基を挙げることができる。
【0024】
【化7】
【0025】式[II]中、pおよびqは0または正の整
数であり、mおよびnは0、1または2である。またR
1 〜R19は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、
炭化水素基またはアルコキシ基である。
数であり、mおよびnは0、1または2である。またR
1 〜R19は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、
炭化水素基またはアルコキシ基である。
【0026】ハロゲン原子は、上記式[I]におけるハ
ロゲン原子と同じ意味である。また炭化水素基として
は、それぞれ独立に炭素原子数1〜20のアルキル基、
炭素原子数1〜20のハロゲン化アルキル基、炭素原子
数3〜15のシクロアルキル基または芳香族炭化水素基
が挙げられる。より具体的には、アルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ア
ミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル
基およびオクタデシル基が挙げられ、シクロアルキル基
としては、シクロヘキシル基が挙げられ、芳香族炭化水
素基としては、アリール基およびアラルキル基、具体的
には、フェニル基、トリル基、ナフチル基、ベンジル基
およびフェニルエチル基などが挙げられる。
ロゲン原子と同じ意味である。また炭化水素基として
は、それぞれ独立に炭素原子数1〜20のアルキル基、
炭素原子数1〜20のハロゲン化アルキル基、炭素原子
数3〜15のシクロアルキル基または芳香族炭化水素基
が挙げられる。より具体的には、アルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ア
ミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル
基およびオクタデシル基が挙げられ、シクロアルキル基
としては、シクロヘキシル基が挙げられ、芳香族炭化水
素基としては、アリール基およびアラルキル基、具体的
には、フェニル基、トリル基、ナフチル基、ベンジル基
およびフェニルエチル基などが挙げられる。
【0027】アルコキシ基としては、メトキシ基、エト
キシ基およびプロポキシ基などを挙げることができる。
これらの炭化水素基およびアルコキシ基は、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子で置換されて
いてもよい。
キシ基およびプロポキシ基などを挙げることができる。
これらの炭化水素基およびアルコキシ基は、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子で置換されて
いてもよい。
【0028】ここで、R9 およびR10が結合している炭
素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結
合している炭素原子とは、直接あるいは炭素原子数1〜
3のアルキレン基を介して結合していてもよい。すなわ
ち上記二個の炭素原子がアルキレン基を介して結合して
いる場合には、R9 およびR13で表される基が、または
R10およびR11で表される基が互いに共同して、メチレ
ン基(-CH2-) 、エチレン基(-CH2CH2-) またはプロピレ
ン基(-CH2CH2CH2-) のうちのいずれかのアルキレン基を
形成している。
素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結
合している炭素原子とは、直接あるいは炭素原子数1〜
3のアルキレン基を介して結合していてもよい。すなわ
ち上記二個の炭素原子がアルキレン基を介して結合して
いる場合には、R9 およびR13で表される基が、または
R10およびR11で表される基が互いに共同して、メチレ
ン基(-CH2-) 、エチレン基(-CH2CH2-) またはプロピレ
ン基(-CH2CH2CH2-) のうちのいずれかのアルキレン基を
形成している。
【0029】さらに、n=m=0のとき、R15とR12ま
たはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳
香族環を形成していてもよい。この場合の単環または多
環の芳香族環として、たとえば下記のようなn=m=0
のときR15とR12がさらに芳香族環を形成している基が
挙げられる。
たはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳
香族環を形成していてもよい。この場合の単環または多
環の芳香族環として、たとえば下記のようなn=m=0
のときR15とR12がさらに芳香族環を形成している基が
挙げられる。
【0030】
【化8】
【0031】ここでqは式[II]におけるqと同じ意味
である。上記のような式[I]または[II]で示される
環状オレフィンを、より具体的に下記に例示する。
である。上記のような式[I]または[II]で示される
環状オレフィンを、より具体的に下記に例示する。
【0032】
【化9】
【0033】(上記式中、1〜7の数字は炭素の位置番
号を示す。)およびこのビシクロ[2.2.1 ]-2-ヘプテ
ンに、炭化水素基が置換した誘導体。この炭化水素基と
しては、たとえば、5-メチル、5,6-ジメチル、1-メチ
ル、5-エチル、5-n-ブチル、5-イソブチル、7-メチ
ル、5-フェニル、5-メチル-5-フェニル、5-ベンジル、5
-トリル、5-(エチルフェニル) 、5-(イソプロピルフェ
ニル) 、5-(ビフェニル)、5-(β-ナフチル)、5-(α
-ナフチル) 、5-(アントラセニル) 、5,6-ジフェニルな
どが挙げられる。
号を示す。)およびこのビシクロ[2.2.1 ]-2-ヘプテ
ンに、炭化水素基が置換した誘導体。この炭化水素基と
しては、たとえば、5-メチル、5,6-ジメチル、1-メチ
ル、5-エチル、5-n-ブチル、5-イソブチル、7-メチ
ル、5-フェニル、5-メチル-5-フェニル、5-ベンジル、5
-トリル、5-(エチルフェニル) 、5-(イソプロピルフェ
ニル) 、5-(ビフェニル)、5-(β-ナフチル)、5-(α
-ナフチル) 、5-(アントラセニル) 、5,6-ジフェニルな
どが挙げられる。
【0034】さらに他の誘導体として、シクロペンタジ
エン-アセナフチレン付加物、1,4-メタノ-1,4,4a,9a-
テトラヒドロフルオレン、1,4-メタノ-1,4,4a,5,10,10a
-ヘキサヒドロアントラセンなどのビシクロ[2.2.1 ]-
2-ヘプテン誘導体などが挙げられる。
エン-アセナフチレン付加物、1,4-メタノ-1,4,4a,9a-
テトラヒドロフルオレン、1,4-メタノ-1,4,4a,5,10,10a
-ヘキサヒドロアントラセンなどのビシクロ[2.2.1 ]-
2-ヘプテン誘導体などが挙げられる。
【0035】トリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセン、2-
メチルトリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセン、5-メチル
トリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセンなどのトリシクロ
[4.3.0.12,5]-3-デセン誘導体、トリシクロ[4.4.0.1
2,5]-3-ウンデセン、10-メチルトリシクロ[4.4.0.1
2,5]-3-ウンデセンなどのトリシクロ[4.4.0.12,5]-3
-ウンデセン誘導体。
メチルトリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセン、5-メチル
トリシクロ[4.3.0.12,5]-3-デセンなどのトリシクロ
[4.3.0.12,5]-3-デセン誘導体、トリシクロ[4.4.0.1
2,5]-3-ウンデセン、10-メチルトリシクロ[4.4.0.1
2,5]-3-ウンデセンなどのトリシクロ[4.4.0.12,5]-3
-ウンデセン誘導体。
【0036】
【化10】
【0037】(上記式中、1〜12の数字は炭素の位置
番号を示す。)およびこれに、炭化水素基が置換した誘
導体。この炭化水素基としては、たとえば、8-メチル、
8-エチル、8-プロピル、8-ブチル、 8- イソブチル、8-
ヘキシル、8-シクロヘキシル、8-ステアリル、5,10-ジ
メチル、2,10-ジメチル、8,9-ジメチル、8-エチル-9-メ
チル、11,12-ジメチル、2,7,9-トリメチル、2,7-ジメチ
ル-9-エチル、9-イソブチル-2,7-ジメチル、9,11,12-ト
リメチル、9-エチル-11,12-ジメチル、9-イソブチル-1
1,12-ジメチル、5,8,9,10-テトラメチル、8-エチリデ
ン、8-エチリデン-9-メチル、8-エチリデン-9-エチル、
8-エチリデン-9-イソプロピル、8-エチリデン-9-ブチ
ル、8-n-プロピリデン、8-n-プロピリデン-9-メチル、8
-n-プロピリデン-9-エチル、8-n-プロピリデン-9-イソ
プロピル、8-n-プロピリデン-9-ブチル、8-イソプロピ
リデン、8-イソプロピリデン-9-メチル、8-イソプロピ
リデン-9-エチル、8-イソプロピリデン-9-イソプロピ
ル、8-イソプロピリデン-9-ブチル、8-クロロ、8-ブロ
モ、8-フルオロ、8,9-ジクロロ、8-フェニル、8-メチル
-8-フェニル、8-ベンジル、8-トリル、8-(エチルフェ
ニル)、8-(イソプロピルフェニル)、8,9-ジフェニ
ル、8-(ビフェニル)、8-(β-ナフチル)、8-(α-ナ
フチル) 、8-(アントラセニル) 、5,6-ジフェニルなど
が挙げられる。
番号を示す。)およびこれに、炭化水素基が置換した誘
導体。この炭化水素基としては、たとえば、8-メチル、
8-エチル、8-プロピル、8-ブチル、 8- イソブチル、8-
ヘキシル、8-シクロヘキシル、8-ステアリル、5,10-ジ
メチル、2,10-ジメチル、8,9-ジメチル、8-エチル-9-メ
チル、11,12-ジメチル、2,7,9-トリメチル、2,7-ジメチ
ル-9-エチル、9-イソブチル-2,7-ジメチル、9,11,12-ト
リメチル、9-エチル-11,12-ジメチル、9-イソブチル-1
1,12-ジメチル、5,8,9,10-テトラメチル、8-エチリデ
ン、8-エチリデン-9-メチル、8-エチリデン-9-エチル、
8-エチリデン-9-イソプロピル、8-エチリデン-9-ブチ
ル、8-n-プロピリデン、8-n-プロピリデン-9-メチル、8
-n-プロピリデン-9-エチル、8-n-プロピリデン-9-イソ
プロピル、8-n-プロピリデン-9-ブチル、8-イソプロピ
リデン、8-イソプロピリデン-9-メチル、8-イソプロピ
リデン-9-エチル、8-イソプロピリデン-9-イソプロピ
ル、8-イソプロピリデン-9-ブチル、8-クロロ、8-ブロ
モ、8-フルオロ、8,9-ジクロロ、8-フェニル、8-メチル
-8-フェニル、8-ベンジル、8-トリル、8-(エチルフェ
ニル)、8-(イソプロピルフェニル)、8,9-ジフェニ
ル、8-(ビフェニル)、8-(β-ナフチル)、8-(α-ナ
フチル) 、8-(アントラセニル) 、5,6-ジフェニルなど
が挙げられる。
【0038】さらに他の誘導体として、(シクロペンタ
ジエン-アセナフチレン付加物)とシクロペンタジエン
との付加物などが挙げられる。ペンタシクロ[6.5.1.1
3,6.02,7.09,13]-4-ペンタデセン、およびその誘導
体。
ジエン-アセナフチレン付加物)とシクロペンタジエン
との付加物などが挙げられる。ペンタシクロ[6.5.1.1
3,6.02,7.09,13]-4-ペンタデセン、およびその誘導
体。
【0039】ペンタシクロ[7.4.0.12,5.19,12.08,13]
-3-ペンタデセン、およびその誘導体。ペンタシクロ
[6.5.1.13,6.02,7.09,13 ]-4,10-ペンタデカジエンな
どのペンタシクロペンタデカジエン化合物。
-3-ペンタデセン、およびその誘導体。ペンタシクロ
[6.5.1.13,6.02,7.09,13 ]-4,10-ペンタデカジエンな
どのペンタシクロペンタデカジエン化合物。
【0040】ペンタシクロ[8.4.0.12,5.19,12.08,13]
-3-ヘキサデセン、およびその誘導体。ペンタシクロ
[6.6.1.13,6.02,7.09,14 ]-4-ヘキサデセン、および
その誘導体。
-3-ヘキサデセン、およびその誘導体。ペンタシクロ
[6.6.1.13,6.02,7.09,14 ]-4-ヘキサデセン、および
その誘導体。
【0041】ヘキサシクロ[6.6.1.13,6.110,13.02,7.0
9,14]-4-ヘプタデセン、およびその誘導体。ヘプタシ
クロ[8.7.0.12,9.14,7.111,17.03,8.012,16]-5- エイ
コセン、およびその誘導体。
9,14]-4-ヘプタデセン、およびその誘導体。ヘプタシ
クロ[8.7.0.12,9.14,7.111,17.03,8.012,16]-5- エイ
コセン、およびその誘導体。
【0042】ヘプタシクロ[8.8.0.12,9.14,7.111,18.0
3,8.012,17]-5-ヘンエイコセン、およびその誘導体。
オクタシクロ[8.8.0.12,9.14,7.111,18.113,16.03,8.0
12,17 ]-5-ドコセン、およびその誘導体。
3,8.012,17]-5-ヘンエイコセン、およびその誘導体。
オクタシクロ[8.8.0.12,9.14,7.111,18.113,16.03,8.0
12,17 ]-5-ドコセン、およびその誘導体。
【0043】ノナシクロ[10.9.1.14,7.113,20.115,18.
02,10.03,8.012,21.014,19]-5-ペンタコセン、および
その誘導体。ノナシクロ[10.10.1.15,8.114,21.
116,19.02,11.04,9.013,22.015,20]-6-ヘキサコセン、
およびその誘導体などが挙げられる。
02,10.03,8.012,21.014,19]-5-ペンタコセン、および
その誘導体。ノナシクロ[10.10.1.15,8.114,21.
116,19.02,11.04,9.013,22.015,20]-6-ヘキサコセン、
およびその誘導体などが挙げられる。
【0044】なお一般式[I]または[II]で表される
環状オレフィンの具体例を上記に示したが、これら化合
物のより具体的な構造例としては、本出願人に係る特願
平5−196475号当初明細書の段落番号[003
2]〜[0054]に示された環状オレフィンの構造例
を使用することができる。
環状オレフィンの具体例を上記に示したが、これら化合
物のより具体的な構造例としては、本出願人に係る特願
平5−196475号当初明細書の段落番号[003
2]〜[0054]に示された環状オレフィンの構造例
を使用することができる。
【0045】上記のような一般式[I]または[II]で
表される環状オレフィンは、シクロペンタジエンと対応
する構造を有するオレフィン類とを、ディールス・アル
ダー反応させることによって製造することができる。
表される環状オレフィンは、シクロペンタジエンと対応
する構造を有するオレフィン類とを、ディールス・アル
ダー反応させることによって製造することができる。
【0046】これらの環状オレフィンは、単独であるい
は2種以上組み合わせて用いることができる。本発明で
用いられる環状オレフィン系樹脂は、上記のような式
[I]または[II]で表される環状オレフィンを用い
て、たとえば特開昭60-168708号、同61-120816号、同61
-115912号、同61-115916号、同61-271308号、同61-2722
16号、同62-252406号および同62-252407号などの公報に
おいて本出願人が提案した方法に従い、適宜条件を選択
することにより製造することができる。
は2種以上組み合わせて用いることができる。本発明で
用いられる環状オレフィン系樹脂は、上記のような式
[I]または[II]で表される環状オレフィンを用い
て、たとえば特開昭60-168708号、同61-120816号、同61
-115912号、同61-115916号、同61-271308号、同61-2722
16号、同62-252406号および同62-252407号などの公報に
おいて本出願人が提案した方法に従い、適宜条件を選択
することにより製造することができる。
【0047】[A-1] エチレン・環状オレフィンランダム
共重合体 [A-1]エチレン・環状オレフィンランダム共重合体
は、エチレンから誘導される構成単位を通常は30〜9
0モル%、好ましくは40〜85モル%の量で、環状オ
レフィンから誘導される構成単位を通常は10〜70モ
ル%、好ましくは15〜60モル%の量で含有してい
る。なおエチレン組成および環状オレフィン組成は、13
C−NMRによって測定される。 この[A-1]エチレ
ン・環状オレフィンランダム共重合体では、上記のよう
なエチレンから誘導される構成単位と環状オレフィンか
ら誘導される構成単位とが、ランダムに配列して結合
し、実質的に線状構造を有している。この共重合体が実
質的に線状であって、実質的にゲル状架橋構造を有して
いないことは、この共重合体が有機溶媒に溶解した際
に、この溶液に不溶分が含まれていないことにより確認
することができる。たとえば極限粘度[η]を測定する
際に、この共重合体が135℃のデカリンに完全に溶解
することにより確認することができる。
共重合体 [A-1]エチレン・環状オレフィンランダム共重合体
は、エチレンから誘導される構成単位を通常は30〜9
0モル%、好ましくは40〜85モル%の量で、環状オ
レフィンから誘導される構成単位を通常は10〜70モ
ル%、好ましくは15〜60モル%の量で含有してい
る。なおエチレン組成および環状オレフィン組成は、13
C−NMRによって測定される。 この[A-1]エチレ
ン・環状オレフィンランダム共重合体では、上記のよう
なエチレンから誘導される構成単位と環状オレフィンか
ら誘導される構成単位とが、ランダムに配列して結合
し、実質的に線状構造を有している。この共重合体が実
質的に線状であって、実質的にゲル状架橋構造を有して
いないことは、この共重合体が有機溶媒に溶解した際
に、この溶液に不溶分が含まれていないことにより確認
することができる。たとえば極限粘度[η]を測定する
際に、この共重合体が135℃のデカリンに完全に溶解
することにより確認することができる。
【0048】本発明で用いられる[A-1]エチレン・環
状オレフィンランダム共重合体において、上記式[I]
または[II]で表される環状オレフィンの少なくとも一
部は、下記式[III]または[IV]で示される繰り返し
単位を構成していると考えられる。
状オレフィンランダム共重合体において、上記式[I]
または[II]で表される環状オレフィンの少なくとも一
部は、下記式[III]または[IV]で示される繰り返し
単位を構成していると考えられる。
【0049】
【化11】
【0050】式[III]において、n、m、q、R1 〜
R18ならびにRa 、Rb は式[I]と同じ意味である。
R18ならびにRa 、Rb は式[I]と同じ意味である。
【0051】
【化12】
【0052】式[IV]において、n、m、p、qおよび
R1 〜R19は式[II]と同じ意味である。また本発明で
用いられる[A-1]エチレン・環状オレフィンランダム
共重合体は、本発明の目的を損なわない範囲で必要に応
じて他の共重合可能なモノマーから誘導される構成単位
を有していてもよい。
R1 〜R19は式[II]と同じ意味である。また本発明で
用いられる[A-1]エチレン・環状オレフィンランダム
共重合体は、本発明の目的を損なわない範囲で必要に応
じて他の共重合可能なモノマーから誘導される構成単位
を有していてもよい。
【0053】このような他のモノマーとしては、上記の
ようなエチレンまたは環状オレフィン以外のオレフィン
を挙げることができ、具体的には、プロピレン、1-ブテ
ン、1-ペンテン、1-ヘキセン、3-メチル-1-ブテン、3-
メチル-1-ペンテン、3-エチル-1-ペンテン、4-メチル-1
-ペンテン、4-メチル-1-ヘキセン、4,4-ジメチル-1-ヘ
キセン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、4-エチル-1-ヘキセ
ン、3-エチル-1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-
ドデセン、1-テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタ
デセンおよび1-エイコセンなどの炭素数3〜20のα-
オレフィン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘ
キセン、3,4-ジメチルシクロペンテン、3-メチルシクロ
ヘキセン、2-(2-メチルブチル)-1-シクロヘキセンおよ
びシクロオクテン、3a,5,6,7a-テトラヒドロ-4,7-メタ
ノ-1H-インデンなどのシクロオレフィン、1,4-ヘキサジ
エン、4-メチル-1,4-ヘキサジエン、5-メチル-1,4-ヘキ
サジエン、1,7-オクタジエン、ジシクロペンタジエンお
よび5-ビニル-2-ノルボルネンなどの非共役ジエン類を
挙げることができる。
ようなエチレンまたは環状オレフィン以外のオレフィン
を挙げることができ、具体的には、プロピレン、1-ブテ
ン、1-ペンテン、1-ヘキセン、3-メチル-1-ブテン、3-
メチル-1-ペンテン、3-エチル-1-ペンテン、4-メチル-1
-ペンテン、4-メチル-1-ヘキセン、4,4-ジメチル-1-ヘ
キセン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、4-エチル-1-ヘキセ
ン、3-エチル-1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-
ドデセン、1-テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタ
デセンおよび1-エイコセンなどの炭素数3〜20のα-
オレフィン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘ
キセン、3,4-ジメチルシクロペンテン、3-メチルシクロ
ヘキセン、2-(2-メチルブチル)-1-シクロヘキセンおよ
びシクロオクテン、3a,5,6,7a-テトラヒドロ-4,7-メタ
ノ-1H-インデンなどのシクロオレフィン、1,4-ヘキサジ
エン、4-メチル-1,4-ヘキサジエン、5-メチル-1,4-ヘキ
サジエン、1,7-オクタジエン、ジシクロペンタジエンお
よび5-ビニル-2-ノルボルネンなどの非共役ジエン類を
挙げることができる。
【0054】これらの他のモノマーは、単独であるいは
組み合わせて用いることができる。[A-1]エチレン・
環状オレフィンランダム共重合体において、上記のよう
な他のモノマーから誘導される構成単位は、通常は20
モル%以下、好ましくは10モル%以下の量で含有され
ていてもよい。
組み合わせて用いることができる。[A-1]エチレン・
環状オレフィンランダム共重合体において、上記のよう
な他のモノマーから誘導される構成単位は、通常は20
モル%以下、好ましくは10モル%以下の量で含有され
ていてもよい。
【0055】本発明で用いられる[A-1]エチレン・環
状オレフィンランダム共重合体は、エチレンと式[I]
または[II]で表される環状オレフィンとを用いて上記
公報に開示された製造方法により製造することができ
る。これらのうちでも、この共重合を炭化水素溶媒中で
行ない、触媒として該炭化水素溶媒に可溶性のバナジウ
ム化合物および有機アルミニウム化合物から形成される
触媒を用いて[A-1]エチレン・環状オレフィンランダ
ム共重合体を製造することが好ましい。
状オレフィンランダム共重合体は、エチレンと式[I]
または[II]で表される環状オレフィンとを用いて上記
公報に開示された製造方法により製造することができ
る。これらのうちでも、この共重合を炭化水素溶媒中で
行ない、触媒として該炭化水素溶媒に可溶性のバナジウ
ム化合物および有機アルミニウム化合物から形成される
触媒を用いて[A-1]エチレン・環状オレフィンランダ
ム共重合体を製造することが好ましい。
【0056】また、この共重合反応では固体状IVB族メ
タロセン系触媒を用いることもできる。ここで固体状IV
B族メタロセン系触媒とは、シクロペンタジエニル骨格
を有する配位子を含む遷移金属化合物と、有機アルミニ
ウムオキシ化合物と、必要により配合される有機アルミ
ニウム化合物とからなる触媒である。ここでVI族の遷移
金属としては、ジルコニウム、チタンまたはハフニウム
であり、これらの遷移金属は少なくとも1個のシクロペ
ンタジエニル骨格を含む配位子を有している。ここで、
シクロペンタジエニル骨格を含む配位子の例としてはア
ルキル基が置換していてもよいシクロペンタジエニル基
またはインデニル基、テトラヒドロインデニル基、フロ
オレニル基を挙げることができる。これらの基は、アル
キレン基など他の基を介して結合していてもよい。ま
た、シクロペンタジエニル骨格を含む配位子以外の配位
子は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基等である。
タロセン系触媒を用いることもできる。ここで固体状IV
B族メタロセン系触媒とは、シクロペンタジエニル骨格
を有する配位子を含む遷移金属化合物と、有機アルミニ
ウムオキシ化合物と、必要により配合される有機アルミ
ニウム化合物とからなる触媒である。ここでVI族の遷移
金属としては、ジルコニウム、チタンまたはハフニウム
であり、これらの遷移金属は少なくとも1個のシクロペ
ンタジエニル骨格を含む配位子を有している。ここで、
シクロペンタジエニル骨格を含む配位子の例としてはア
ルキル基が置換していてもよいシクロペンタジエニル基
またはインデニル基、テトラヒドロインデニル基、フロ
オレニル基を挙げることができる。これらの基は、アル
キレン基など他の基を介して結合していてもよい。ま
た、シクロペンタジエニル骨格を含む配位子以外の配位
子は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基等である。
【0057】さらに有機アルミニウムオキシ化合物およ
び有機アルミニウム化合物は、通常オレフィン系樹脂の
製造に使用されるものを用いることができる。このよう
な固体状IVB族メタロセン系触媒については、例えば特
開昭61-221206号、同64-106号および特開平2-173112号
公報等に記載されている。
び有機アルミニウム化合物は、通常オレフィン系樹脂の
製造に使用されるものを用いることができる。このよう
な固体状IVB族メタロセン系触媒については、例えば特
開昭61-221206号、同64-106号および特開平2-173112号
公報等に記載されている。
【0058】[A-2] 環状オレフィンの開環重合体または
共重合体 環状オレフィンの開環重合体または開環共重合体におい
て、上記式[I]または[II]で表される環状オレフィ
ンの少なくとも一部は、下記式[V]または[VI]で表
される繰り返し単位を構成していると考えられる。
共重合体 環状オレフィンの開環重合体または開環共重合体におい
て、上記式[I]または[II]で表される環状オレフィ
ンの少なくとも一部は、下記式[V]または[VI]で表
される繰り返し単位を構成していると考えられる。
【0059】
【化13】
【0060】式[V]において、n、m、qおよびR1
〜R18ならびにRa およびRb は式[I]と同じ意味で
ある。
〜R18ならびにRa およびRb は式[I]と同じ意味で
ある。
【0061】
【化14】
【0062】式[VI]において、n、m、p、qおよび
R1 〜R19は式[II]と同じ意味である。このような開
環重合体または開環共重合体は、前記公報に開示された
製造方法により製造することができ、例えば、上記式
[I]で表される環状オレフィンを開環重合触媒の存在
下に、重合または共重合させることにより製造すること
ができる。
R1 〜R19は式[II]と同じ意味である。このような開
環重合体または開環共重合体は、前記公報に開示された
製造方法により製造することができ、例えば、上記式
[I]で表される環状オレフィンを開環重合触媒の存在
下に、重合または共重合させることにより製造すること
ができる。
【0063】このような開環重合触媒としては、ルテニ
ウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、インジウム
または白金などから選ばれる金属のハロゲン化物、硝酸
塩またはアセチルアセトン化合物と、還元剤とからなる
触媒、あるいは、チタン、パラジウム、ジルコニウムま
たはモリブテンなどから選ばれる金属のハロゲン化物ま
たはアセチルアセトン化合物と、有機アルミニウム化合
物とからなる触媒を用いることができる。
ウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、インジウム
または白金などから選ばれる金属のハロゲン化物、硝酸
塩またはアセチルアセトン化合物と、還元剤とからなる
触媒、あるいは、チタン、パラジウム、ジルコニウムま
たはモリブテンなどから選ばれる金属のハロゲン化物ま
たはアセチルアセトン化合物と、有機アルミニウム化合
物とからなる触媒を用いることができる。
【0064】[A-3] 開環重合体または共重合体の水素化
物 本発明で用いられる[A-3]開環重合体または共重合体
の水素化物は、上記のようにして得られる開環重合体ま
たは共重合体[A-2]を、従来公知の水素添加触媒の存
在下に水素化して得られる。
物 本発明で用いられる[A-3]開環重合体または共重合体
の水素化物は、上記のようにして得られる開環重合体ま
たは共重合体[A-2]を、従来公知の水素添加触媒の存
在下に水素化して得られる。
【0065】この[A-3]開環重合体または共重合体の
水素化物において、式[I]または[II]で表される環
状オレフィンのうち少なくとも一部は、下記式[VII]
または[VIII]で表される繰り返し単位を有していると
考えられる。
水素化物において、式[I]または[II]で表される環
状オレフィンのうち少なくとも一部は、下記式[VII]
または[VIII]で表される繰り返し単位を有していると
考えられる。
【0066】
【化15】
【0067】式[VII]において、n、m、qおよびR
1 〜R18ならびにRa およびRb は式[I]と同じ意味
である。
1 〜R18ならびにRa およびRb は式[I]と同じ意味
である。
【0068】
【化16】
【0069】式[VIII]において、n、m、p、q、R
1 〜R19は式[II]と同じ意味である。[A-4] グラフト変性物 環状オレフィン系樹脂のグラフト変性物は、上記の[A-
1]エチレン・環状オレフィンランダム共重合体、[A-
2]環状オレフィンの開環重合体または共重合体、また
は[A-3]開環重合体または共重合体の水素化物のグラ
フト変性物である。
1 〜R19は式[II]と同じ意味である。[A-4] グラフト変性物 環状オレフィン系樹脂のグラフト変性物は、上記の[A-
1]エチレン・環状オレフィンランダム共重合体、[A-
2]環状オレフィンの開環重合体または共重合体、また
は[A-3]開環重合体または共重合体の水素化物のグラ
フト変性物である。
【0070】この変性剤としては、通常不飽和カルボン
酸類が用いられ、具体的に、(メタ)アクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸、イタコン
酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、エン
ドシス−ビシクロ[2.2.1] ヘプト-5- エン-2,3-ジカル
ボン酸(ナジック酸TM)などの不飽和カルボン酸、さら
にこれら不飽和カルボン酸の誘導体たとえば不飽和カル
ボン酸無水物、不飽和カルボン酸ハライド、不飽和カル
ボン酸アミド、不飽和カルボン酸イミド、不飽和カルボ
ン酸のエステル化合物などが挙げられる。
酸類が用いられ、具体的に、(メタ)アクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸、イタコン
酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、エン
ドシス−ビシクロ[2.2.1] ヘプト-5- エン-2,3-ジカル
ボン酸(ナジック酸TM)などの不飽和カルボン酸、さら
にこれら不飽和カルボン酸の誘導体たとえば不飽和カル
ボン酸無水物、不飽和カルボン酸ハライド、不飽和カル
ボン酸アミド、不飽和カルボン酸イミド、不飽和カルボ
ン酸のエステル化合物などが挙げられる。
【0071】不飽和カルボン酸の誘導体としては、より
具体的に、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、塩化マ
レニル、マレイミド、マレイン酸モノメチル、マレイン
酸ジメチル、グリシジルマレエートなどが挙げられる。
具体的に、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、塩化マ
レニル、マレイミド、マレイン酸モノメチル、マレイン
酸ジメチル、グリシジルマレエートなどが挙げられる。
【0072】これらの変性剤うちでも、α,β−不飽和
ジカルボン酸およびα,β−不飽和ジカルボン酸無水物
たとえばマレイン酸、ナジック酸およびこれら酸の無水
物が好ましく用いられる。これらの変性剤は、2種以上
組合わせて用いることもできる。
ジカルボン酸およびα,β−不飽和ジカルボン酸無水物
たとえばマレイン酸、ナジック酸およびこれら酸の無水
物が好ましく用いられる。これらの変性剤は、2種以上
組合わせて用いることもできる。
【0073】本発明で用いられる環状オレフィン系樹脂
のグラフト変性物における変性率は、通常10モル%以
下であることが望ましい。このような環状オレフィン系
樹脂のグラフト変性物は、所望の変性率になるように環
状オレフィン系樹脂に変性剤を配合してグラフト重合さ
せ製造することもできるし、予め高変性率の変性物を調
製し、次いでこの変性物と未変性の環状オレフィン系樹
脂とを混合することにより製造することもできる。
のグラフト変性物における変性率は、通常10モル%以
下であることが望ましい。このような環状オレフィン系
樹脂のグラフト変性物は、所望の変性率になるように環
状オレフィン系樹脂に変性剤を配合してグラフト重合さ
せ製造することもできるし、予め高変性率の変性物を調
製し、次いでこの変性物と未変性の環状オレフィン系樹
脂とを混合することにより製造することもできる。
【0074】環状オレフィン系樹脂と変性剤とから環状
オレフィン系樹脂のグラフト変性物を得るには、従来公
知のポリマーの変性方法を広く適用することができる。
たとえば溶融状態にある環状オレフィン系樹脂に変性剤
を添加してグラフト重合(反応)させる方法、あるいは
環状オレフィン系樹脂の溶媒溶液に変性剤を添加してグ
ラフト反応させる方法などによりグラフト変性物を得る
ことができる。
オレフィン系樹脂のグラフト変性物を得るには、従来公
知のポリマーの変性方法を広く適用することができる。
たとえば溶融状態にある環状オレフィン系樹脂に変性剤
を添加してグラフト重合(反応)させる方法、あるいは
環状オレフィン系樹脂の溶媒溶液に変性剤を添加してグ
ラフト反応させる方法などによりグラフト変性物を得る
ことができる。
【0075】このようなグラフト反応は、通常60〜3
50℃の温度で行われる。またグラフト反応は、有機過
酸化物およびアゾ化合物などのラジカル開始剤の共存下
に行うことができる。
50℃の温度で行われる。またグラフト反応は、有機過
酸化物およびアゾ化合物などのラジカル開始剤の共存下
に行うことができる。
【0076】また上記のような変性率の変性物は、環状
オレフィン系樹脂と変性剤とのグラフト反応によって直
接得ることができ、また環状オレフィン系樹脂と変性剤
とのグラフト反応によって予め高変性率の変性物を得た
後、この変性物を未変性の環状オレフィン系樹脂で所望
の変性率となるように希釈することによって得ることも
できる。
オレフィン系樹脂と変性剤とのグラフト反応によって直
接得ることができ、また環状オレフィン系樹脂と変性剤
とのグラフト反応によって予め高変性率の変性物を得た
後、この変性物を未変性の環状オレフィン系樹脂で所望
の変性率となるように希釈することによって得ることも
できる。
【0077】本発明では、環状オレフィン系樹脂とし
て、上記のような[A-1]、[A-2]、[A-3]および[A
-4]のいずれかを単独で用いることができ、またこれら
を組み合わせて用いることもできる。
て、上記のような[A-1]、[A-2]、[A-3]および[A
-4]のいずれかを単独で用いることができ、またこれら
を組み合わせて用いることもできる。
【0078】これらのうち、エチレン・環状オレフィン
ランダム共重合体[A-1]が好ましく用いられる。本発
明では、上記のような環状オレフィン系樹脂から形成さ
れる層は、本発明の目的を損なわない範囲で、他の成分
を含有していてもよく、たとえば添加剤、他の透明樹
脂、衝撃強度を向上させるためのゴム成分(EPR、E
PDM、SBS、SEBSなど)を含有していてもよ
い。
ランダム共重合体[A-1]が好ましく用いられる。本発
明では、上記のような環状オレフィン系樹脂から形成さ
れる層は、本発明の目的を損なわない範囲で、他の成分
を含有していてもよく、たとえば添加剤、他の透明樹
脂、衝撃強度を向上させるためのゴム成分(EPR、E
PDM、SBS、SEBSなど)を含有していてもよ
い。
【0079】本発明では、上記のような環状オレフィン
系樹脂から分析セルを製造するには、射出成形法、ブロ
ー成形法などの方法を適宜選択して、所望の形状、大き
さに成形することができる。
系樹脂から分析セルを製造するには、射出成形法、ブロ
ー成形法などの方法を適宜選択して、所望の形状、大き
さに成形することができる。
【0080】また本発明に係る環状オレフィン系樹脂か
らなる分析セルの形状は、特に限定されない。またたと
えば矩形筒状に形成された分析セルの非光線透過側面
は、表面エンボス加工されていてもよい。
らなる分析セルの形状は、特に限定されない。またたと
えば矩形筒状に形成された分析セルの非光線透過側面
は、表面エンボス加工されていてもよい。
【0081】このような本発明に係る環状オレフィン系
樹脂からなる分析セルでは、特に限定されないが厚さ
(樹脂)は、0.1〜10mm好ましくは0.5〜5mm
であることが望ましい。
樹脂からなる分析セルでは、特に限定されないが厚さ
(樹脂)は、0.1〜10mm好ましくは0.5〜5mm
であることが望ましい。
【0082】
【発明の効果】本発明に係る環状オレフィン系樹脂から
なる分析セルは、光線透過率特に紫外線領域の光線透過
率に優れるともに、耐薬品性にも優れており、従来のガ
ラス製分析セル代替品として利用することができる。
なる分析セルは、光線透過率特に紫外線領域の光線透過
率に優れるともに、耐薬品性にも優れており、従来のガ
ラス製分析セル代替品として利用することができる。
【0083】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0084】
【実施例1】MFR(260℃、2.16kgの条件下)
が30g/10分であり、極限粘度[η](135℃デカ
リン中)が0.60dl/gであり、TMA(サーマルメ
カニカルアナライザーで測定)が90℃であるエチレン
とテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]-3-ドデセンとの
ランダム共重合体(以下ETCD−3という)を射出成
形して、10×10×40mm、樹脂厚み1mmの分析
セルを形成した。
が30g/10分であり、極限粘度[η](135℃デカ
リン中)が0.60dl/gであり、TMA(サーマルメ
カニカルアナライザーで測定)が90℃であるエチレン
とテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]-3-ドデセンとの
ランダム共重合体(以下ETCD−3という)を射出成
形して、10×10×40mm、樹脂厚み1mmの分析
セルを形成した。
【0085】得られた分析セルの横方向から300n
m、340nmおよび400nmの光線を当てて、これ
ら波長の光線透過率を測定した。結果を表1に示す。ま
たこの分析セルについて耐薬品性試験を行なった。
m、340nmおよび400nmの光線を当てて、これ
ら波長の光線透過率を測定した。結果を表1に示す。ま
たこの分析セルについて耐薬品性試験を行なった。
【0086】耐薬品性は、表2に示す薬品に分析セルを
室温1ケ月浸漬した後、外観ににより評価した。結果を
表2に示す。
室温1ケ月浸漬した後、外観ににより評価した。結果を
表2に示す。
【0087】
【比較例1〜4】ETCD−3に代えてポリスチレン
(PS)、ポリカーボネート(PC)、塩化ビニル(P
VC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)をそれ
ぞれ用い、実施例1と同様にして分析セルを得た。
(PS)、ポリカーボネート(PC)、塩化ビニル(P
VC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)をそれ
ぞれ用い、実施例1と同様にして分析セルを得た。
【0088】各分析セルについて実施例1と同様に光線
透過率を測定した結果を表1に示す。また実施例1と同
様に耐薬品性を試験した結果を表2に示す。
透過率を測定した結果を表1に示す。また実施例1と同
様に耐薬品性を試験した結果を表2に示す。
【0089】
【表1】
【0090】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 61/08 NLG
Claims (2)
- 【請求項1】下記の[A-1] 、[A-2] 、[A-3] および[A-
4] から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹
脂から形成されていることを特徴とする環状オレフィン
系樹脂からなる分析セル; [A-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される
環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環
状オレフィンランダム共重合体; 【化1】 (式[I]中、nは0または1であり、mは0または正
の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18なら
びにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素原子、ハロゲ
ン原子またはハロゲンで置換されていてもよい炭化水素
基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環
を形成していてもよく、かつ該単環または多環は二重結
合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR
17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよ
い。)、 【化2】 (式[II]中、pおよびqは0または正の整数であり、
mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれ
ぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲンで置換さ
れていてもよい炭化水素基またはアルコキシ基であり、
R9 またはR10が結合している炭素原子と、R13が結合
している炭素原子またはR11が結合している炭素原子と
は直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結
合していてもよく、またn=m=0のときR15とR12ま
たはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳
香族環を形成していてもよい。)、 [A-2] 上記式[I]または[II]で表される環状オレフ
ィンの開環重合体または共重合体、 [A-3] 上記開環重合体または共重合体[A-2]の水素化
物、および [A-4] 上記[A-1] 、[A-2] または[A-3] のグラフト変性
物。 - 【請求項2】前記環状オレフィン系樹脂[A]が、エチ
レン・環状オレフィンランダム共重合体[A-1] であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の分析セル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27956194A JPH08136446A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 環状オレフィン系樹脂からなる分析セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27956194A JPH08136446A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 環状オレフィン系樹脂からなる分析セル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136446A true JPH08136446A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17612696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27956194A Pending JPH08136446A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 環状オレフィン系樹脂からなる分析セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08136446A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0921857A4 (en) * | 1997-06-02 | 2000-10-04 | Aurora Biosciences Corp | MULTI-VESSEL PLATES WITH SMALL INTERFERENCE RADIATION FOR FLUORESCENCE MEASUREMENTS OF BIOLOGICAL AND BIOCHEMICAL SAMPLES |
| WO2004001397A1 (ja) * | 2002-06-20 | 2003-12-31 | Zeon Corporation | 脂環式構造含有重合体樹脂製容器及びそれを用いる光学的分析方法 |
| EP1066400A4 (en) * | 1998-02-24 | 2004-09-08 | Aurora Biosciences Corp | PLATFORMS FOR LOW FLUORESCENCE ASSAYS AND RELATED METHODS FOR MEDICATION EXAMINATION |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP27956194A patent/JPH08136446A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0921857A4 (en) * | 1997-06-02 | 2000-10-04 | Aurora Biosciences Corp | MULTI-VESSEL PLATES WITH SMALL INTERFERENCE RADIATION FOR FLUORESCENCE MEASUREMENTS OF BIOLOGICAL AND BIOCHEMICAL SAMPLES |
| EP1066400A4 (en) * | 1998-02-24 | 2004-09-08 | Aurora Biosciences Corp | PLATFORMS FOR LOW FLUORESCENCE ASSAYS AND RELATED METHODS FOR MEDICATION EXAMINATION |
| WO2004001397A1 (ja) * | 2002-06-20 | 2003-12-31 | Zeon Corporation | 脂環式構造含有重合体樹脂製容器及びそれを用いる光学的分析方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040303 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |