JPH08137331A - シリアル型電子写真装置 - Google Patents

シリアル型電子写真装置

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JPH08137331A
JPH08137331A JP6281831A JP28183194A JPH08137331A JP H08137331 A JPH08137331 A JP H08137331A JP 6281831 A JP6281831 A JP 6281831A JP 28183194 A JP28183194 A JP 28183194A JP H08137331 A JPH08137331 A JP H08137331A
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JP
Japan
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fixing
recording paper
fixing member
unit
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Withdrawn
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JP6281831A
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English (en)
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Ryoichi Iwama
良一 岩間
Shuzo Masuda
修三 増田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/32Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
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    • G03G2215/00953Electrographic recording members
    • G03G2215/00962Electrographic apparatus defined by the electrographic recording member
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は記録紙に電子写真プロセスにより印
字を行うシリアル型電子写真装置に関し、装置の小型化
を図ると共に、露光むら、定着むらを防止して印字品質
の向上及び高速印字を図ることを目的とする。 【構成】 キャリッジ32を記録紙39の搬送方向と垂
直な方向に移動させてプロセス部34及び定着部35で
印字させるにあたり、キャリッジ32の外部に設けた誘
導コイル42により誘導加熱法で定着ローラ60を加熱
する。そして、定着ローラ60を耐熱断熱性の定着ガイ
ド62で覆う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙に電子写真プロ
セスにより印字を行うシリアル型電子写真装置に関す
る。近年、電子写真式記録装置の安価、小型化の要求に
より、印字を行うキャリッジに電子写真プロセスを搭載
したシリアル型の電子写真プリンタが開発されてきてい
る。このような電子写真プリンタは、搬送された記録紙
に転写器上でキャリッジを搬送方向と垂直方向に移動さ
せて転写を行い、搬送方向に配置される定着器で定着さ
せるのが一般的である。そして、これによる印字品質の
向上が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図40に、従来のシリアル型電子写真プ
リンタの構成図を示す。図40(A)は一部平面図、図
40(B)はキャリッジの構成断面図である。図40
(A),(B)において、シリアル型電子写真プリンタ
11は、特開昭61−152463号公報に記載されて
いるもので記録紙12を搬送する搬送ローラ13a,1
3bと同軸方向にシャフト14が配設され、シャフト1
4にガイドされて駆動モータ(図示せず)によりキャリ
ッジ15が記録紙搬送方向と垂直方向に移動自在に設け
られる。また、記録紙搬送方向前方には記録紙12の幅
の長さの定着器(定着ローラ)16が固定配置される。
更に、記録紙12の下方であって、キャリッジ15の移
動方向に転写器17が配置される。
【0003】キャリッジ15は像担持体21が搭載され
キャリッジ15の移動に同調する周速にて回転する。像
担持体21の表面は、帯電器22にて均一に帯電され露
光器23にて静電潜像が形成される。静電潜像は、現像
器24のトナー25で現像ローラ26にてトナー像とし
て可視像化される。像担持体21上に形成されたトナー
像は、記録紙12を挟んで像担持体21と対峙する転写
器17により記録紙12上に転写され、転写部分が定着
部16の位置まで搬送されて定着されるものである。
【0004】また、図41に、従来の他のシリアル型電
子写真プリンタの構成図を示す。図41はキャリッジ1
5内の構成を示したもので実開昭61−145649号
公報に記載されているものである。このキャリッジ15
は内部に定着器(定着ローラ)27が設けられたもので
ある。なお30はクリーナであり、印字終了後に像担持
体21上の残留トナーをかきおとすものである。
【0005】定着器27には、像担持体21と同一方向
に回転する定着ローラ28が設けられ、定着ローラ28
内に加熱手段として例えばハロゲンランプ等の熱源29
が内部に設けられる。また、このような熱源29を定着
ローラ28の外側に設けられる場合もある。この定着ロ
ーラ28は、印字動作前に熱源29により所定の温度ま
でプレヒートされるもので、印字中の温度が例えば定着
ローラ28の外部に設けられたサーミスタ等の温度検出
器(図示せず)で検知されて制御される。すなわち、定
着器27は、像担持体21と共に移動されて、転写の直
後に定着を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図40に示す
シリアル型電子写真プリンタ11は、記録紙12の幅の
定着器16が固定配置されていることから、記録紙12
が停止しているときと搬送されているときとで定着むら
を生じると共に、トナー25が転写されたまま記録紙1
2が搬送されてトナー像の乱れを生じて画質不良が発生
するという問題がある。また、このような定着器16に
より装置が大型化するという問題がある。
【0007】また、図41に示すように、キャリッジ1
5内に定着器(定着ローラ)27を設けた場合、熱源2
9をキャリッジ15内に搭載すると当該キャリッジ15
が大型化し、配線等により機構が複雑化すると共に、ハ
ロゲンランプを用いた場合に遮光が不十分だと像担持体
21にかぶりを生じて画質不良を招くという問題があ
る。
【0008】ハロゲンランプ等の熱源29をキャリッジ
15内であって、定着器27の外部に設けた場合には、
加熱時間が長くなって印字速度を低下させるという問題
がある。また、定着器27が記録紙12又は転写器17
上に接触した状態であり、残留トナーで記録紙12に定
着して画質不良を招くという問題がある。
【0009】ところで、定着方法として熱光線を直接照
射させることが特開昭56−77167号公報に記載さ
れている。これは、キャリッジ15が記録紙12の搬送
の際にキャリッジ15の案内軸を支点に記録紙12上よ
り退避させる機構を備えるものであり、退避状態で記録
紙12に十分な定着温度を与えることができない。この
場合、熱源29としてハロゲンランプを使用するものは
エネルギ密度が低く定着に非常に時間を要すると共に、
記録紙のジャム時には、火災の危険性が非常に高くな
る。また、キセノンランプを用いると大型のコンデンサ
ーが必要になると共に、トナーの飛散、不快音が発生す
ると共に、シリアル型では連続照射が困難という問題が
ある。さらに両者共、キャリッジ上の感光ドラムの近く
に配置されるため感光体に対して遮光が困難であるとい
う問題がある。
【0010】一方、定着器(定着ローラ)27はキャリ
ッジ15の移動と同調した周速度で回転させないと記録
紙12のばたつきやトナー像の乱れによる画質不良を生
じることから、所定押圧力で定着器27を押圧する必要
があると共に、記録紙12との摩擦力との関係で残留ト
ナーの付着等を防止する必要がある。さらには、定着器
27の温度制御をするための温度検出器が定着器27の
外部に設けられると、塵埃や残留トナーの付着等で正確
な温度検出を行うことができず、定着むらによる画質不
良を生じると共に、温度検出器が定着器27の外部であ
って残留トナー等が付着されない定着有効範囲外に設け
るとキャリッジ15が大型化するという問題がある。
【0011】また、温度検出器を定着器27に接触させ
ると、表面の磨耗、破損で電圧リークを生じる虞れがあ
り、電圧リークによる周辺の回路の破損で転写不良等の
室不良を生じるという問題がある。さらに、記録紙1
2は水分を含んでおり、定着時の水分蒸発による縮み量
が内部温度によって変化したり先端カールが発生し、ま
た内部温度で記録紙搬送ローラ13a,13bの硬度や
外形が変化して記録紙12の改行量がばらつき、継ぎ目
不良等の画質不良や記録紙ジャムを生じるという問題が
ある。
【0012】一方、キャリッジ15の初期位置のときに
印字のための像担持体21への露光を、当該像担持体2
1を記録紙12又は転写器17に非接触で行わせる場
合、像担持体21の回転むらにより露光むらを生じて印
字位置がずれ、継ぎ目不良等の画質不良を生じるという
問題がある。また、記録紙搬送がキャリッジ15の前段
のみで行われると、記録紙12の後端余白が大きくなっ
て用紙むだを生じ、余白を小として印字すると記録紙1
2が搬送ローラで固定されずにばたつきを生じ画質不良
を生じるという問題がある。
【0013】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、装置の小型化を図ると共に、露光むら、定着む
らを防止して印字品質の向上を図るシリアル型電子写真
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、記録紙を搬送する搬送手段と、回転
する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて現像
により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像像の
前記記録紙への転写後に該現像像を保持手段で覆われた
定着部材により定着させる定着手段を備えるキャリッジ
と、前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写
させる転写手段と、前記キャリッジを、前記転写手段上
で前記記録紙の送り方向と略垂直な方向に移動させる移
動手段と、前記定着部材を加熱する加熱手段と、を有し
てシリアル型電子写真装置を構成する。
【0015】請求項2では、請求項1記載の保持手段
に、前記像担持体側で前記記録紙の端部との係わりを緩
和させるテーパ面が形成される。請求項3では、請求項
1記載の加熱手段は、前記キャリッジの印字開始の待機
位置のときに前記定着部材に近接されて配置される。請
求項4では、請求項3記載の加熱手段は、耐熱断熱性の
保持体に保持される。
【0016】請求項5では、請求項1記載の加熱手段
は、前記保持手段内に配設される。請求項6では、請求
項1〜5の何れか一項に記載の加熱手段は、前記定着部
材を誘導加熱法で加熱する誘導コイルで形成されてな
る。請求項7では、請求項4記載の保持体に、前記保持
手段と当接して前記キャリッジの移動を規制する係止手
段が形成される。
【0017】請求項8では、請求項1記載のキャリッジ
が少なくとも装置の本体フレームに内設され、この本体
フレームに前記キャリッジの移動を規制するキャリッジ
係止手段が形成される。請求項9では、記録紙を搬送す
る搬送手段と、回転する像担持体に帯電、露光により潜
像を形成させて現像により現像像を形成させるプロセス
手段、及び現像像の前記記録紙への転写後に該現像像を
定着部材により定着させる定着手段を備えるキャリッジ
と、前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写
させる転写手段と、前記キャリッジを、前記転写手段上
で前記記録紙の送り方向と略垂直な方向に移動させる移
動手段と、前記定着部材を前記キャリッジの印字開始待
機位置で非接触により加熱する加熱手段と、前記定着部
材の前記加熱手段による加熱時に、該定着手段を回転さ
せる待機位置回転手段と、を有してシリアル型電子写真
装置を構成する。
【0018】請求項10では、請求項9記載の定着部材
が耐熱断熱性の保持手段で覆われてなる。請求項11で
は、請求項9又は10記載の待機位置回転手段は、少な
くとも前記像担持体を駆動するプロセス駆動手段の駆動
力を前記定着部材に伝達させる。請求項12では、請求
項9〜11の何れか一項において、前記キャリッジが印
字開始の待機位置で前記定着部材を清掃するローラ清掃
手段が設けられる。
【0019】請求項13では、請求項12のローラ清掃
手段は、前記加熱手段を保持する前記保持体に着脱自在
に設けられる。請求項14では、請求項9〜11の何れ
か一項において、前記キャリッジが印字開始の待機位置
で前記像担持体を清掃するドラム清掃手段が設けられ
る。請求項15では、請求項14記載のドラム清掃手段
は、前記像担持体の回転に応じて所定周速で回転される
クリーニングローラで構成される。
【0020】請求項16では、請求項14記載のドラム
清掃手段は、前記像担持体の残留付着物を除去する当接
部材及び残留付着物を貯える廃棄部により構成される。
請求項17では、請求項15又は16記載のドラム清掃
手段は、前記キャリッジの印字開始の待機位置のときの
前記像担持体近傍の所定の固定部分に着脱自在に設けら
れる。
【0021】請求項18では、記録紙を搬送する搬送手
段と、回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成
させて現像により現像像を形成させるプロセス手段、及
び現像像の前記記録紙への転写後に該現像像を保持手段
で覆われてその回転軸を遊嵌された定着部材により定着
させる定着手段を備えるキャリッジと、前記記録紙を介
在させて前記現像像を記録紙に転写させる転写手段と、
前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、前記定着
部材を加熱する加熱手段と、前記定着部材を前記像担持
体と共に回転させるべく前記転写手段側に押圧する押圧
手段と、を有してシリアル型電子写真装置を構成する。
【0022】請求項19では、請求項18記載の保持手
段に前記回転軸を遊嵌させる角形状の保持穴を形成する
と共に、前記回転軸を円柱状に形成する。請求項20で
は、請求項18又は19記載の回転軸は、前記定着部材
の両端に設けたフランジと一体的に形成される。請求項
21では、請求項18又は19記載の定着部材の温度を
検出して加熱を行わせる温度検出手段を、前記定着部材
の表面近辺に設ける。
【0023】請求項22では、請求項18又は21にお
いて、前記加熱手段を前記定着部材の外部に設けると共
に、前記温度検出手段を前記定着部材内に設ける。請求
項23では、請求項18又は21において、加熱手段を
前記定着部材内に設けると共に、前記温度検出手段を前
記キャリッジの印字開始待機位置の前記定着部材付近に
設ける。
【0024】請求項24では、請求項21〜23の何れ
か一項に記載の温度検出手段を、前記定着部材に対して
接触又は非接触で設ける。請求項25では、請求項18
又は24において、前記温度検出手段からの配線を、前
記回転軸に形成した穴より行う。請求項26では、記録
紙を搬送する搬送手段と、回転する像担持体に帯電、露
光により潜像を形成させて現像により現像像を形成させ
るプロセス手段、及び現像像の前記記録紙への転写後に
該現像像を定着部材により定着させる定着手段を備える
キャリッジと、前記記録紙を介在させて前記現像像を記
録紙に転写させる転写手段と、前記キャリッジを、前記
転写手段上で前記記録紙の送り方向と略垂直な方向に移
動させる移動手段と、前記定着部材を加熱する加熱手段
と、前記キャリッジ内に設けられ、前記プロセス手段を
前記転写手段上方に退避させ、その後に前記定着手段を
前記転写手段上方に退避させる退避手段と、を有してシ
リアル型電子写真装置を構成する。
【0025】請求項27では、請求項26記載の定着手
段は、前記定着部材を覆う耐熱断熱性の保持手段を備え
る。請求項28では、記録紙を搬送する搬送手段と、回
転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて現
像により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像像
の前記記録紙への転写後に該現像像を定着部材により定
着させる定着手段を備えるキャリッジと、前記記録紙を
介在させて前記現像像を記録紙に転写させる転写手段
と、前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の
送り方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、前記
定着部材を加熱する加熱手段と、前記像担持体及び定着
部材の少なくとも何れかを前記転写手段上方に退避させ
る退避手段と、前記キャリッジの待機位置で前記退避手
段の解除時に前記像担持体及び定着部材の少なくとも何
れかを退避状態を維持する退避維持手段と、を有してシ
リアル型電子写真装置を構成する。
【0026】請求項29では、請求項28記載の退避維
持手段は、前記キャリッジの待機位置の部分に前記像担
持体及び定着部材の前記転写手段に接触させない高さの
レール部材を設け、前記キャリッジの所定位置に前記レ
ール部材上に載置させる退避部材を所定数設けて構成さ
れる。請求項30では、請求項29記載のレール部材
は、少なくとも前記転写手段側にテーパ部分が形成され
てなる。
【0027】請求項31では、請求項29又は30にお
いて、前記退避部材は、前記像担持体の近傍と前記定着
部材の近傍に設けられて、前記レール部材のテーパ部分
に位置したときに前記転写手段上への前記像担持体及び
定着部材の着地位置を異ならせて構成される。請求項3
2では、請求項28〜31の何れか一項において、前記
像担持体の前記転写手段上への着地位置より前記レール
部材側に、前記記録紙の端部を検出する検出手段が設け
られる。
【0028】請求項33では、請求項9記載の待機位置
回転手段は、回転駆動部と、該回転駆動部より回転を伝
達する伝達部より構成されてなる。請求項34では、請
求項9又は33において、前記定着部材が加熱される位
置に、当該定着部材の温度を検出して加熱制御を行わせ
る温度検出手段が設けられる。
【0029】請求項35では、請求項34記載の温度検
出手段による温度検出を、前記定着部材の加熱時、及び
前記キャリッジの印字開始待機位置以外の所定位置のと
きに行わせてなる。請求項36では、請求項35記載の
温度検出手段による前記定着部材の温度検出に基づいて
前記加熱手段を制御する第1の制御手段が設けられると
共に、前記温度検出による前記キャリッジの所定位置の
ときの雰囲気温度検出に基づいて前記記録紙を搬送する
前記搬送手段の搬送量を制御する第2の制御手段が設け
られる。
【0030】請求項37では、記録紙を搬送する搬送手
段と、回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成
させて現像により現像像を形成させるプロセス手段、及
び現像像の前記記録紙への転写後に該現像像を定着部材
により定着させる定着手段を備えるキャリッジと、前記
記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させる転
写手段と、前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記
録紙の送り方向と略垂直な方向に移動させる移動手段
と、前記定着部材を加熱する加熱手段と、前記像担持体
の露光時に、前記キャリッジの待機位置から印字開始位
置まで該像担持体の感光部分以外の部分を接触させる領
域と、を有してシリアル型電子写真装置を構成する。
【0031】請求項38では、請求項37記載の領域
に、前記感光部分を非接触とする溝が形成されてなる。
請求項39では、記録紙を搬送する搬送手段と、感光層
が形成された管材内に重り部材が備えられた像担持体に
帯電、露光により潜像を形成させて現像により現像像を
形成させるプロセス手段、及び現像像の前記記録紙への
転写後に該現像像を定着部材により定着させる定着手段
を備えるキャリッジと、前記記録紙を介在させて前記現
像像を記録紙に転写させる転写手段と、前記キャリッジ
を、前記転写手段上で前記記録紙の送り方向と略垂直な
方向に移動させる移動手段と、前記定着部材を加熱する
加熱手段と、を有してシリアル型電子写真装置を構成す
る。
【0032】請求項40では、記録紙を搬送する搬送手
段と、重り部材の円柱表面に感光層が形成された像担持
体に帯電、露光により潜像を形成させて現像により現像
像を形成させるプロセス手段、及び現像像の前記記録紙
への転写後に該現像像を定着部材により定着させる定着
手段を備えるキャリッジと、前記記録紙を介在させて前
記現像像を記録紙に転写させる転写手段と、前記キャリ
ッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り方向と略垂
直な方向に移動させる移動手段と、前記定着部材を加熱
する加熱手段と、を有してシリアル型電子写真装置を構
成する。
【0033】請求項41では、筺体フレーム内に設けら
れ、記録紙を搬送する搬送手段と、前記筺体フレームに
押圧部材により一端が押圧されて位置決めされた像担持
体に帯電、露光により潜像を形成させて現像により現像
像を形成させるプロセス手段、及び現像像の前記記録紙
への転写後に該現像像を定着部材により定着させる定着
手段を備えるキャリッジと、前記記録紙を介在させて前
記現像像を記録紙に転写させる転写手段と、前記キャリ
ッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り方向と略垂
直な方向に移動させる移動手段と、前記定着部材を加熱
する加熱手段と、を有してシリアル型電子写真装置を構
成する。
【0034】請求項42では、回転する像担持体に帯
電、露光により潜像を形成させて現像により現像像を形
成させるプロセス手段、及び現像像の記録紙への転写後
に該現像像を定着部材により定着させる定着手段を備え
るキャリッジと、前記記録紙を介在させて前記現像像を
記録紙に転写させる転写手段と、前記キャリッジを、前
記転写手段上で前記記録紙の送り方向と略垂直な方向に
移動させる移動手段と、前記定着部材を加熱する加熱手
段と、前記転写手段における記録紙搬送方向の両側方向
に前記記録紙を搬送する搬送ローラを配置し、該搬送ロ
ーラを駆動する回転駆動部を備える搬送手段と、を有し
てシリアル型電子写真装置を構成する。
【0035】請求項43では、請求項42記載の各搬送
ローラの近傍に前記記録紙を検知する検出手段をそれぞ
れ設けてなる。請求項44では、請求項42又は43記
載の各搬送ローラの近傍に前記記録紙の搬送を案内する
ガイドが設けられ、記録紙排出側の前記ガイドに広口と
するテーパ部が形成されてなる。
【0036】請求項45では、請求項42〜44の何れ
か一項において、前記搬送手段が前記記録紙を記録紙進
入側の前記搬送ローラから記録紙排出側の前記搬送ロー
ラ又はガイドまで搬送を行わせてなる。請求項46で
は、記録紙を搬送する搬送手段と、回転する像担持体に
帯電、露光により潜像させて現像により現像像を形成さ
せるプロセス手段、及び現像像の前記記録紙への転写後
に発熱体で形成された定着部材により定着させる定着手
段を備えるキャリッジと、前記記録紙を介在させて前記
現像像を記録紙に転写させる転写手段と、前記キャリッ
ジを、前記転写手段上で記録紙搬送方向と略垂直方向に
移動させる移動手段と、を有してシリアル型電子写真装
置を構成する。
【0037】請求項47では、請求項46記載の定着部
材の発熱体をセラミックス発熱体で構成されてなる。請
求項48では、請求項47記載の定着部材は、前記セラ
ミックス発熱体上に現像剤の離形層が形成されてなる。
請求項49では、請求項48記載のセラミックス発熱体
と前記離形層との間に絶縁層が形成されてなる。
【0038】
【作用】上述のように、請求項1の発明では、キャリッ
ジにプロセス手段及び定着手段が搭載されて記録紙の搬
送方向と略垂直な方向に移動されて印字を行うにあた
り、定着部材が保持手段で覆う構成とする。これによ
り、定着部材の温度低下を緩和する手段として小型化が
図られ、定着むらを防止して印字品質を向上させること
が可能となる。
【0039】請求項2の発明では、保持手段に像担持体
側で記録紙の端部との係わりを緩和させるテーパ面が形
成される。これにより、記録紙のカールジャムを防止す
ることが可能となる。請求項3,4及び6の発明では、
加熱手段に誘導コイルを用いて耐熱断熱性の保持体に保
持させ、キャリッジの印字開始の待機位置のときに定着
部材に近接させて配置させる。これにより、加熱手段自
体の発熱による他への影響を防止することが可能とな
る。
【0040】請求項5及び6の発明では、加熱手段に誘
導コイルを用いて保持手段内に配置させる。これによ
り、定着動作中の定着部材の温度低下が防止されて定着
むらが防止され、印字品質を向上させることが可能とな
る。請求項7及び8の発明では、キャリッジの移動を規
制するために、保持体に係止手段が形成され、または装
置の本体フレームにキャリッジ係止手段が形成される。
これにより、キャリッジの暴走による加熱手段と定着部
材の接触が防止されて画質不良の発生を防止することが
可能となる。
【0041】請求項9〜11の発明では、加熱手段に近
接した定着部材を加熱する際に、適宜プロセス駆動手段
の駆動力を用いて回転させる。これにより、定着部材の
温度分布が均一となって印字品質の向上を図ることが可
能となる。請求項12及び13の発明では、保持体に着
脱自在に設けられたローラ清掃手段により定着部材をキ
ャリッジ印字開始待機位置で清掃する。これにより、定
着動作における異物の記録紙への付着が防止されて印字
品質を向上させることが可能となる。
【0042】請求項14〜17の発明では、所定の固定
部分に着脱自在に設けられたクリーニングローラ又は当
接部材、廃棄部のドラム清掃手段により像担持体をキャ
リッジ印字開始待機位置で清掃する。これにより、印字
動作における異物による画質不良が防止されて印字品質
を向上させることが可能となる。請求項18〜20の発
明では、キャリッジ内で定着部材を回転させるフランジ
と一体に形成した回転軸を保持手段の保持穴に遊嵌し、
押圧手段で定着部材を転写器側に押圧することにより、
定着部材を像担持体に同調させて回転させることが可能
となり、画質不良の発生を防止して印字品質を向上させ
ることが可能となる。
【0043】請求項21,22,24及び25の発明で
は、加熱手段を定着部材の外部に設けると共に、温度検
出手段を定着部材の表面又は内部に接触または非接触で
設ける。これにより、定着部材を常に定着可能温度とす
ることが可能になると共に、非接触で設けたときにおけ
る定着部材の回転時の負荷低減及び転写器からのリーク
を防止することが可能となる。
【0044】請求項23の発明では、定着部材内に加熱
手段を設け、キャリッジ印字開始待機位置に温度検出手
段を設ける。これにより、定着部材の回転時の負荷低減
及び転写器からのリークを防止することが可能となる。
請求項26及び27の発明では、キャリッジ内に設けた
退避手段が、プロセス手段を転写手段上方に退避させた
後に、適宜保持手段で定着部材が覆われた定着手段を転
写手段上方に退避させる。これにより、構成簡易な退避
手段をキャリッジ内に設けて装置の小型化が図られると
共に、像担持体及び定着部材を退避させて画質不良の発
生が防止でき印字品質を向上させることが可能となる。
【0045】請求項28〜30の発明では、キャリッジ
待機位置で退避手段により退避させた像担持体、定着部
材を退避解除させた後にテーパ部分が形成されたレール
部材上に退避部材を載置させる退避維持手段で退避状態
を維持させる。これにより、キャリッジ待機位置での像
担持体、定着部材の他への接触が防止されて良好な画質
が得られ、印字品質を向上させることが可能となる。
【0046】請求項31の発明では、退避部材を、レー
ル部材のテーパ部分での位置で像担持体と定着部材とを
転写手段上の異なる位置に着地させるように配置する。
これにより、記録紙への転写した像が定着部材で確実に
定着され、印字品質を向上させることが可能となる。請
求項32の発明では、検出手段による記録紙の端部の検
出を、像担持体の転写手段上への着地位置よりレール部
材側で行わせる。これにより、像担持体の着地位置より
レール部材側に定着部材を着地させて定着を確実に行っ
て印字品質を向上させることが可能となる。
【0047】請求項33の発明では、前記定着部材が印
字開始待機位置に復帰して加熱される際に回転駆動部よ
り伝達部を介して当該定着部材を回転させる。これによ
り、定着部材の温度むらが解消されて定着むらが防止さ
れ、印字品質を向上させることが可能となる。請求項3
4〜36の発明では、定着部材が加熱される位置に温度
検出手段が設けられ、加熱時の温度検出で第1の制御手
段が加熱手段を制御し、それ以外の所定位置のときの温
度検出で第2の制御手段が搬送手段を制御する。これに
より、単一の温度検出手段で温度制御と記録紙の搬送量
補正が行い得、温度変化に伴う画質不良が回避されて印
字品質を向上させることが可能となる。
【0048】請求項37又は38の発明では、キャリッ
ジの待機位置から印字開始位置まで像担持体を接触させ
る領域が設けられ、領域に形成された溝で像担持体の感
光部分を非接触とする。これにより、当該領域から印字
を行う転写手段上まで像担持体を接触状態とされて、像
担持体の駆動系による振動が防止され、確実に露光が行
われて印字品質を向上させることが可能となる。
【0049】請求項39の発明では、プロセス手段の一
部を構成する像担持体が管体内に重り部材を備え、表面
に感光層が形成されて構成される。これにより、像担持
体の回転における慣性力が増大し、安定した露光が可能
となり、印字品質を向上させることが可能となる。請求
項40の発明では、プロセス手段の一部を構成する像担
持体が重り部材の円柱表面に感光層が形成されて構成さ
れる。これにより、像担持体の回転における慣性力が増
大し、安定した露光が可能となり印字品質を向上させる
ことが可能となる。
【0050】請求項41の発明では、像担持体の一端が
筺体フレームに押圧部材で押し付けられる。これによ
り、像担持体が常に一定位置に取り付けられ、露光が安
定して行われて印字品質を向上させることが可能とな
る。請求項42,43又は45の発明では、記録紙の搬
送手段として転写器の記録紙搬送方向の両側方向に搬送
ローラをそれぞれ設け、該搬送ローラの近傍で記録紙の
有無を検出手段で検知させて、記録紙を記録紙進入側の
搬送ローラから記録紙排出側までの搬送量で搬送する。
これにより、記録紙の後端が印字位置であっても記録紙
排出側で搬送ローラでクランプされて印字可能状態であ
り、記録紙の後端余白を印字品質を低下させることなく
自在に設定することが可能となる。
【0051】請求項44又は45の発明では、各搬送ロ
ーラの近傍に記録紙搬送のガイドが設けられると共に、
記録紙排出側のガイドに広口とするテーパ部が形成さ
れ、進入側の搬送ローラからテーパ部までの搬送量で記
録紙を搬送する。これにより、定着手段による加熱時に
記録紙先端がカールしても記録紙ジャムが防止され、ひ
いては印字品質を向上させることが可能となる。
【0052】請求項46〜49の発明では、定着手段を
構成する定着部材をセラミックス発熱体等の発熱体で形
成し、適宜絶縁層を介在させて離形層が形成される。こ
れにより、別に加熱手段を不要として低コスト化、小型
化を図ることが可能となる。
【0053】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1(A)は平面図、図1(B)は図1(A)のA
−A断面図である。また、図2に、図1のキャリッジの
拡大図を示す。図1(A),(B)は、シリアル型電子
写真装置としてのシリアル型電子写真プリンタ31を示
したもので、キャリッジ32がスライド部材(キャリッ
ジフレーム)33にプロセス手段であるプロセス部34
及び定着手段である定着部35を搭載して構成される。
【0054】スライド部材33はガイドシャフト36
a,36bでガイドされて移動手段であるキャリアモー
タ37によりベルト38を介して記録紙39の搬送方向
と垂直方向に移動される。記録紙39は搬送手段である
回転シャフト40a,40b(駆動モータは省略する)
により矢印方向に搬送される。キャリッジ32の下方に
は転写手段である転写器(転写プラテン)41がキャリ
ッジ32の移動方向に配置される。この転写器41は、
例えばアルミニウム等で形成される基板上に、キャリッ
ジ側に耐熱導電部材(例えば導電材が混入されたシリコ
ンゴム)が形成されたものである。この転写器41とキ
ャリッジ32との間で記録紙39が搬送される。
【0055】なお、これらは本体フレーム(図7におい
て説明する)内に配設される。一方、図2(A)に示す
ように、キャリッジ32におけるプロセス部34は記録
紙39の送り方向と平行な回転軸51aを有する像担持
体である記録ドラム51が設けられ、キャリッジ32の
移動に同調する周速により転写器41上の記録紙39上
で回転する。
【0056】この記録ドラム51の表面には、帯電器5
2にて均一に帯電され上方に配置された露光器(LE
D)53により静電潜像が形成される。静電潜像は、現
像手段である現像器54内に充填されたトナー55を現
像ローラ56によりトナー像として可視像化される。記
録ドラム51上に形成されたトナー像は、記録紙39を
挟んで記録ドラム51と対峙する転写器37との間に所
定の電圧を印加することにより記録紙39上に転写され
る。なお、現像ローラ56は記録ドラム51の周速より
所定量速い周速で回転される。
【0057】現像器54は、現像ローラ56と当接する
トナー55の厚さを一定とさせるためのブレード56a
及び攪拌を伴うパドル56bを備える。なお、57は記
録ドラム51に付着した不要のトナーを除去するクリー
ナである。また、キャリッジ32にプロセス部34と共
に搭載される定着部35は、定着ローラ60を備える。
定着ローラ60は、鉄等の磁性部材で形成されて、その
表面に保護部材がコーティングされたものであり、温度
検出器であるサーミスタ61が定着ローラ60に当接さ
れて設けられる。
【0058】定着ローラ60は保持手段である定着ガイ
ド62で保持されており(図5において説明する)、定
着ガイド62は定着ローラ60を覆うように形成され
る。この定着ガイド62は、例えばPPS(ポリフェニ
レンサルファイド)等の耐熱断熱性樹脂材料を用いてイ
ンジェクションモールドで形成されており、定着ガイド
62と定着ローラ60との間隔を1mmに設定される。こ
の定着ガイド62により定着ローラ60の温度低下を緩
和している。
【0059】また、定着ガイド62は、キャリッジ32
の筺体32aに支軸63により支点結合されており、キ
ャリッジ32の移動時における転写器41上の記録紙3
9に倣う構造とされる。さらに、図2(B)に示すよう
に定着ガイド62の記録ドラム51側には面取りを施し
たテーパ部62aが形成される。このテーパ部62aに
より、キャリッジ32移動時に記録紙39がカールして
いる場合でも用紙ジャムを防止することができるもので
ある。
【0060】そして、キャリッジ32が印字を開始する
ための待機位置(ホームポジション)に位置されたとき
に、定着部35の定着ローラ56の近傍に位置するよう
に、加熱部材である誘導コイル42が沿って弧状に曲げ
られて設けられる。誘導コイル42はコイルが巻回され
たもので、電流が流れることで発生する磁束を定着ロー
ラ56に印加して誘導加熱するものである。
【0061】なお、キャリッジ32内には、キャリッジ
32のホームポジションへの復帰時に記録ドラム51及
び定着ローラ60を記録紙39より離隔させる退避機構
が設けられる(図示せず)。ここで、図3に、誘導コイ
ルの駆動の回路図を示す。図3において、AC電源71
より全波整流回路72,平滑コイルL,平滑コンデンサ
Coを介して、誘導コイル42及びコンデンサC1 の並
列回路及びFET(電界効果トランジスタ)で閉回路が
構成される。
【0062】一方、電源VC よりNPN型のトランジス
タTr1 及び抵抗R1 を介して接地され、トランジスタ
Tr1 のベースには2つのシュミットトリガインバータ
73,74の出力がスイッチSWを介してバイアスす
る。インバータ73の入力端にはGND間にコンデンサ
2 が接続されると共に、該インバータ73の入出力端
に可変抵抗R2 が接続される。すなわち、インバータ7
3,可変抵抗R2 ,及びコンデンサC2 により発振回路
75が形成されて、インバータ74及びスイッチSWを
介して発振信号(駆動パルス)がトランジスタTr1
ベースに入力される。なお、発振回路75及びインバー
タ74,スイッチSWは外部接続となる。
【0063】なお、スイッチSWは誘導コイル42の電
流供給用のものである。また、トランジスタTr1 のエ
ミッタより抵抗R3 を介してNPN型のトランジスタT
2 のベースに接続されてエミッタフォロアを構成す
る。トランジスタTrのコレクタは抵抗R4 を介して電
源VC に接続されると共に、NPN型のトランジスタT
3 及びNPN型のトランジスタTr4 で構成されるイ
ンバータ76の各ベースに接続される。なお、このイン
バータ76の出力は温度フューズ77を介してFETの
ゲートGに接続される。なおFETのゲートGは抵抗R
5 を介してGNDに接地される。
【0064】このような駆動回路は、スイッチSWを介
して送られる駆動パルスでインバータ76を介してFE
Tがオン、オフし、これにより誘導コイル42の誘導成
分とコンデンサC1 の容量成分で共振(定着ローラ60
が鉄材のときには20kHz〜40kHz)が生じ、誘
導コイル42に流れる電流変化(IS )が、定着ローラ
60に磁束変化として印加される。これにより、定着ロ
ーラ60にうず電流が流れてその抵抗成分で熱が発生す
るものである。
【0065】また、誘導コイル42が異常に昇温した場
合には、温度フューズ77が溶断することでFETの駆
動が停止されて誘導コイル42への供給電流が遮断され
る。なお、定着ローラ60の温度はサーミスタ61によ
って検知され、設定された所定温度に制御するように上
記スイッチSWが制御される。そこで、図4に、図1の
キャリッジ移動の説明図を示す。図3(A)において、
キャリッジ32がホームポジションのときには、誘導コ
イル42の近傍に定着ローラ60が位置される。このと
きに、誘導コイル42に電流が供給されて、誘導加熱に
より定着ローラ60が加熱される。
【0066】定着ローラ60がサーミスタ61の温度検
出により所定温度に達した後、図3(B)に示すように
キャリッジ32が記録紙39上を移動して印字、定着を
行い、図3(C)に示すように印字終了端よりキャリッ
ジ32が上方に退避されて印字開始位置まで復帰し、記
録紙39が所定量搬送されて次のラインの印字、定着を
行って所定往復繰り返される。
【0067】そして、所定回数の往復後、ホームポジシ
ョンにキャリッジ32を復帰させ、誘導コイル42によ
り定着ローラ60を冷却した分だけ加熱するものであ
る。この場合、定着ローラ60は定着ガイド62の作用
により温度低下が少なく、次段階の印字に必要なエネル
ギを誘導コイル42で得る時間を短縮することができ、
全体的に印字速度を向上させることができる。
【0068】ここで、加熱手段に誘導コイル42を用い
ることにより、定着ローラ60と誘導コイル42との間
に耐熱樹脂製の定着ガイド62が介在されても、加熱に
問題はなく、定着ローラ60を最大限に覆うことがで
き、保温効果を向上させることができるものである。次
に、図5に、図1の誘導コイル保持の説明図を示す。図
5(A),(B)において、誘導コイル42は耐熱性部
材であるPPS等の耐熱性樹脂で形成された保持体81
に保持したものである。
【0069】誘導コイル42が図3に示す駆動回路で発
振すると誘導コイル42に平均で1〜2Aの電流が流
れ、誘導コイル42自体の温度が例えば100〜200
℃に上昇する。この上昇温度の影響を保持体81により
回避させると共に、当該保持体により、誘導コイル42
の位置決めを行うことができる。また、定着ガイド62
は、定着ローラ60を保持するために軸方向で対向する
両側面に、当該定着ローラ60の回転軸60aの直径よ
り長い辺を有する四角形状の保持穴62bが形成され、
ここに該回転軸60aが遊嵌状態で保持される。
【0070】そして、回転軸60aの両側を押圧部材で
あるトーションバネ82により転写器41側に所定圧力
(記録ドラム51と同期して回転する圧力)で押圧され
る。この場合、保持穴62bが回転軸60aとの接触を
最小限としており、定着ローラ60の記録ドラム51と
の同期回転を確実にしている(第3実施例で説明す
る)。
【0071】続いて、図6に、図5の保持体に突起部を
設けた場合の説明図を示す。図6(A),(B)は、誘
導コイル42を保持する保持体81のキャリッジ32側
の上方に係止手段である突起部83を一体に形成したも
のである。この場合、定着ガイド62はその端部で突起
部83と当接する形状で形成され、他の構成は図5と同
様である。
【0072】仮に、キャリッジ32がホームポジション
に復帰する場合に、ホームポジションの位置に停止せ
ず、定着ローラ60が誘導コイル42に接触して回転す
ると、当該定着ローラ60の表面コーティングが破壊さ
れて画質不良を生じる。従って、保持体81の突起部8
3により、不慮の事態でも定着ローラ60と誘導コイル
42との間に間隔を確保して画質不良の発生を防止する
ものである。
【0073】また、図7に、図5のキャリッジストッパ
の説明図を示す。図7(A),(B)は、図1に示すキ
ャリッジ32,キャリアモータ37,転写器41等の機
構が本体フレーム91に配設された状態を示しており、
本体フレーム91にキャリッジ係止手段としての係止部
91aが形成されており、他の構成は図5と同様であ
る。
【0074】この係止部91aは、キャリッジ32がホ
ームポジションのときにスライド部材(キャリッジフレ
ーム)33に当接する。すなわち、キャリッジ32がホ
ームポジションへの復帰の際に停止しない不慮の事態の
ときに係止部92aがスライド部材33に当接して停止
させ、定着ローラ60と誘導コイル42との隙間を確保
して画質不良の発生を防止するものである。
【0075】続いて、図8に、誘導コイルをキャリッジ
内に搭載した場合の説明図を示す。図8(A),(B)
は、耐熱性樹脂で形成された定着ガイド62内に定着ロ
ーラ60に近接させて誘導コイル42を搭載した場合を
示しており、他の構成は図1と同様である。これによれ
ば、定着動作中に定着ローラ60の温度がサーミスタ6
1の検出で定着許容温度(130℃)以下に低下した場
合に加熱することができ、定着むらを防止することがで
きる。特に、記録紙39の幅が広い(例えばA3サイ
ズ)場合に有効となる。
【0076】この場合であっても、定着ローラ60が外
気との接触で温度低下しないように、定着ガイド62に
より、できる限り覆うようにする。次に、図9に、本発
明の第2実施例の構成図を示す。図中、第1実施例と同
一の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。図
9(A),(B)は、キャリッジ32のホームポジショ
ン付近のときの拡大図を示しており、キャリッジ32に
は第1実施例では省略されている記録ドラム51等を回
転させるためのプロセスモータ101が搭載される。
【0077】プロセスモータ101の回転軸にはギア1
02aが設けられ、このギア102aに噛合する図に表
われないギア102a1 ,102a2 (図23参照)よ
りかさ歯車102b,ギア102c〜102fを介して
記録ドラム51のドラムギア51bに回転力が伝達され
る。このプロセスモータ101及びギア102a,10
2c〜102f,かさ歯車102bによりプロセス駆動
手段を構成する。
【0078】なお、図示しないがドラムギア51bより
所定数のギア列を介して現像ローラ56やパドル56b
に回転力が伝達されている。一方、誘導コイル42を保
持する保持体81aは当該誘導コイル42より転写器4
1側に延長されており、当該部分に待機位置回転手段で
ある例えば5つのギア103a〜103eが噛合して連
設されている。このギア103a〜103eはその両端
部分のギア103a,103eの間隔が、定着ローラ6
0と記録ドラム51の間隔に等しく配列される。なお、
定着ローラ60には、ローラギア60bが設けられる。
【0079】すなわち、図9(A)に示すように、キャ
リッジ32がホームポジションのときに、ギア102a
と定着ローラ60のローラギア60bが噛合し、ギア1
02eと記録ドラム51のドラムギア51bが噛合す
る。この場合には、定着ローラ60と誘導コイル42が
近接状態となる。また、本装置には、キャリッジ32が
ホームポジションのときを検知するキャリッジセンサ1
04が設けられる。
【0080】なお、他の構成は第1実施例と同様であ
る。そこで、図9(A)に示すように、キャリッジ32
がホームポジションに位置したときにセンサ104が位
置検出し、検出により誘導コイル42が駆動されると共
に、プロセスモータ101が回転する。プロセスモータ
101が回転することで記録ドラム51が回転し、これ
に伴ってギア103e〜103aを介して定着ローラ6
0が回転する。
【0081】すなわち、定着ローラ60の回転と加熱を
同時に行うもので、これにより定着ローラ60の表面の
温度を均一にすることができる。定着ローラ60がサー
ミスタ61の検出により所定温度(180℃)に達する
と、図9(B)に示すようにキャリッジ移動が開始さ
れ、記録紙39に転写されたトナー55aの像を定着ロ
ーラ60により定着させる。
【0082】そして、一ラインの転写、定着が終了する
と、キャリッジ32が記録紙39の上方に退避され、ホ
ームポジションに復帰されて図9(A)に示すように定
着ローラ60を回転させながら温度低下分加熱させ、こ
れらが繰り返されるものである。続いて、図10に、第
2実施例の他の実施例の構成図(1)を示す。図10
(A),(B)は、図9(A),(B)と同様にキャリ
ッジ32のホームポジションのときの拡大図を示してお
り、図9(A),(B)に示すプロセスモータ101,
ギア列102a〜102f,103a〜103e,及び
キャリッジセンサ104は省略してある。
【0083】そこで、図10(A),(B)に示すよう
に、キャリッジ32がホームポジションのときに定着ロ
ーラ60の位置する部分に、当該定着ローラ60と当接
するローラ清掃手段としてのローラクリーニング部材1
05が耐熱板106に設けられ、つまみネジ107aに
より保持体81aより着脱自在に設けられる。クリーニ
ング部材105は定着ローラ60より長い例えばフェル
トが使用される。
【0084】また、記録ドラム51の位置する部分に、
当該記録ドラム51と当接するドラム清掃手段としての
クリーニングローラ108が耐熱部材109に設けら
れ、つまみネジ107bにより保持体81aより着脱自
在に設けられる。クリーニングローラ108は、例えば
表面に発泡性ゴムがライニングされたもので、記録ドラ
ム51の帯電極性と逆のバイアスが印加されて該記録ド
ラム51の残留トナーを吸着する。さらに、クリーニン
グローラ108は、図9に示すギア103eと噛合して
所定の周速度差により記録ドラム51と同方向(逆方向
でもよい)に回転する。
【0085】図10(A)に示すように、キャリッジ3
2がホームポジションのときには定着ローラ60とロー
ラクリーニング部材105とが当接すると共に、記録ド
ラム51とクリーニングローラ108とが当接する。そ
こで、プロセスモータ101(図9)の回転で記録ドラ
ム51が回転し、これに伴ってギア103e〜103a
の回転で定着ローラ60が回転すると共に、クリーニン
グローラ108が回転する。
【0086】これにより、定着ローラ60はその表面が
ローラクリーニング部材105で清掃されると共に、所
定極性で帯電されたクリーニングローラ108が記録ド
ラム51上の残留トナーを吸着して清掃する。このと
き、定着ローラ60は誘導コイル42により所定温度に
加熱される。そして、定着ローラ60及び記録ドラム5
1の清掃が終了すると、図10(B)に示すように、記
録紙39上にキャリッジ32が移動して、記録紙39上
に転写されたトナー55aの像を定着ローラ60により
定着する。
【0087】すなわち、記録ドラム51及び定着ローラ
60はキャリッジ32の移動により、記録紙39が転写
器41上に存在しない場合でも転写器41上で走行する
場合があり、この場合でも定着ローラ60や記録ドラム
51に付着した異物を清掃することで、転写むら、定着
むらが防止されて印字品質を向上させることができるも
のである。
【0088】ここで、図11に、図10の着脱機構の説
明図を示す。図10で説明したように、ローラクリーニ
ング部材105及びクリーニングローラ108はつまみ
ネジ107a,117bにより保持体81aより取り外
すことができる。まず、本装置の電源投入前は、図11
(B)に示すようにキャリッジ32は転写器41上方で
退避した状態である。その状態で、つまみネジ107
a,117bを外すことによりローラクリーニング部材
105及びクリーニングローラ108を取り外すことが
でき、ユーザが容易に交換することができる。
【0089】そして、例えばローラクリーニング部材1
05とクリーニングローラ108の交換が終了して、電
源が投入されると、キャリッジ32は図11(A)に示
すようにホームポジションに移動し、キャリッジセンサ
104の検出で図10で説明したように清掃動作を行う
ものである。続いて、図12に、第2実施例の他の実施
例の構成図(2)を示す。図12(A),(B)は、図
10のクリーニングローラ108に代えて、キャリッジ
32がホームポジションのときに記録ドラム51と圧接
する当接手段であるブレード110及び廃棄部であるト
ナーボックス111aを設けたものを示しており、他の
構成は図10と同様である。トナーボックス111a
は、導電性部材(例えば、アルミニウム、鉄、ステンレ
ス)で形成され、定着ローラ60を加熱する誘導コイル
42の漏れ磁束の影響を受けて発熱して温度上昇する。
【0090】なお、トナーボックス111aと同部材で
保持体81aが覆われている。図12(A)に示すよう
に、キャリッジ32がホームポジションのときに、定着
ローラ60はローラクリーニング部材105と当接し、
記録ドラム51にブレード110が圧接状態で接触す
る。このとき、図9で示したプロセスモータ101によ
り定着ローラ60及び記録ドラム51が回転し、定着ロ
ーラ60がローラクリーニング部材105で清掃される
と共に、記録ドラム51に付着している残留トナー55
bがブレード110によりかき落とされてトナーボック
ス111aに貯められる。
【0091】これと同時に、誘導コイル42が駆動して
定着ローラ60が加熱されると共に、その漏れ磁束でト
ナーボックス111bも加熱される。トナー55b(5
5)はガラス転位点(60℃程度)以上になると粉体状
態が溶融して固体化するもので、トナーボックス111
a内で個体状態となる。これにより、トナーの飛散を防
止することができると共に、廃棄を容易とすることがで
きる。
【0092】また、トナーボックス111aと同部材で
保持体81aを覆っており、誘導コイル42から発生さ
れる高周波ノイズをシールドしており、人体等への影響
を防止している。続いて、図13に、図12のトナーボ
ックスを着脱自在とした場合の構成図を示す。図13
(A),(B)はトナーボックス111a内に上記ブレ
ード110を備える同部材で形成された第2のトナーボ
ックス111bを着脱自在に嵌合されたものである。
【0093】従って、図13(A)でブレード110に
よりかき落とした残留トナー55bを第2のトナーボッ
クス111b内に貯めて、さらに熱により個化する。清
掃後は図13(B)に示すように、ローラクリーニング
部材105と共に、第2のトナーボックス111bを取
り外して交換を行う。このように、交換自在であり、ユ
ーザにおいても容易に交換することができるものであ
る。
【0094】次に、図14に、本発明の第3実施例の構
成図を示す。図14(A)はキャリッジの断面構成図、
図14(B)はキャリッジの定着部側からの断面構成図
である。図中、第1及び第2実施例と同一構成部分には
同一符号を付して説明を省略する。図14(A),
(B)は、図5(B)と同様の構成であり、さらに詳述
すると、まず定着ローラ60は、例えば肉厚約1mmの中
空形状で、材質は導電性金属(純鉄、SUS、アルミ)
など誘導コイル42によってその表面に渦電流が生じる
ものである。そして、その表面は厚さ20〜30μm 程
度のテフロンコーティングが施され、定着時のトナー5
5との離形成を高めている。
【0095】また、定着ローラ60の両端部の一部には
切欠き(図示せず)が設けられており、これに嵌合する
形で両端部に耐熱性樹脂(PPS)のフランジ121
a,121bが挿入される。両側に挿入されたフランジ
121a,121bはネジ122a,122bで中空形
状の定着ローラ60を挟むかたちで結合されている。こ
のフランジ121a,121bは円柱形状の回転軸60
aが一体形状で設けられている。例えば、耐熱性樹脂の
フランジに金属性のボスを圧入した構成にすると、フラ
ンジの温度が常温から180度程度に昇温し、それより
常温になるという定着ローラ60の温度サイクルに追従
した温度サイクルを繰り返しても、各材料の熱膨脹率の
差によって、ガタが生じ外れてしまうことを防止するた
めに、同一材料で形成したものである。
【0096】一方、定着ガイド62の両側面(回転軸6
0a方向)には回転軸60aが遊嵌される四角形状の保
持穴60bがそれぞれ設けられている。回転軸60bの
直径をφ4mmとすると、保持穴を4.3 ×4.3 mmの大きさ
として、上下方向に0.3 mm,左右方向に0.3 mmのガタを
設けている。そして、一端をキャリッジ32のスライド
部材(キャリッジフレーム)33に固定されたトーショ
ンバネ82によって、回転軸60bに荷重が加えられて
いる。荷重は定着ローラ60の幅を約30mmとすると、
0.5 〜2kg程度である。
【0097】このように、定着ローラ60から延出する
回転軸60bを直接加圧して、回転軸60bと定着ガイ
ド62の上下方向に0.3 mmのガタを設けることにより、
この加圧反力によって、キャリッジ32のガイドシャフ
ト36a,36bが撓んだり、転写器41の反り等に影
響無く常に正確な定着荷重を定着ローラ60に加えるこ
とができる。
【0098】ここで、図15に、図14のキャリッジの
移動説明図を示す。図15(A)はキャリッジ32がホ
ームポジションのときに、定着ローラ60が誘導コイル
42に近接されて加熱され、サーミスタ61の検出温度
が所定温度(約180℃)のときに、印字可能となっ
て、図15(B)に示すように移動が開始される。この
場合、キャリッジ32の移動に同調して定着ローラ60
がいわゆる連れ回りして回転されるもので、このために
はキャリッジ移動時の定着ローラ60に加えられる摩擦
力と、回転時の転写器41,記録紙39との摩擦力の関
係で定まる。
【0099】いま、定着ローラ60は、転写器41のシ
リコンゴム部分と接触しているためその摩擦力がシリコ
ンゴムの摩擦係数をμ1,定着ローラ60に加える荷重
をPとすると、P×μ1である。また、記録紙39に定
着ローラ60が接触している場合は用紙との摩擦力をμ
2とすると、その摩擦力はP×μ2である。一般的にμ
2<μ1のため、記録紙39と接触している時の摩擦力
(P×μ2)と定着ローラ60に加わる負荷の関係を考
慮すればよい。
【0100】一方、定着ローラ60に加わる負荷には、
定着ガイド62と定着ローラ60の回転軸60aとの摩
擦力と、サーミスタ61と定着ローラ60の接触してい
る部分の摩擦力がある。ここで、サーミスタ61との摩
擦力を便宜的に一定としてμ3とする。また定着ガイド
62と定着ローラ60の回転軸60aとの摩擦力をμ4
とすると、定着ローラ60が記録紙39上でキャリッジ
32の移動に同調して回転するためには、定着ローラ6
0の半径をR1,回転軸60aの半径をR4とすると、
次式の関係を満たす必要がある。
【0101】 R1×P×μ2>R4×P×μ4+R1×S×μ3 … (1) Sはサーミスタ61の定着ローラ60への押し付け力で
ある。ここで、サーミスタ61による負荷を一定とする
と、定着ガイド62と定着ローラ60の回転軸60aと
の摩擦力μ4を最小にするために、定着ローラ60を押
しつけるトーションバネ82による加圧部分と加圧を受
ける部分を点接触(図15(B)b点)にすることで、
摩擦力の軽減を図っている。
【0102】さらに、定着ガイド62に回転軸60aと
のガタを上下方向に0.3 mmとることで、回転軸60aと
定着ガイド62が接触する部分は図15(B)のよう
に、キャリッジ32が移動したときに定着ガイド62の
保持穴のキャリッジ移動方向と逆の直線部に回転軸60
aが点接触(図15(B)a点)させてある。そこで、
図16に、図14の定着ローラの退避動作説明図を示
す。上述のように、定着ガイド62の保持穴62bと回
転軸60aとの左右方向のガタが0.3 mmであり、このと
きの退避動作は、図16(A)に示すようにまず定着ガ
イド62を退避させ、保持穴62bの下の直線部が定着
ローラ60の回転軸60aに突き当たる。この状態にな
るまで、定着ローラ60は退避しない。
【0103】そして、さらに定着ガイド60をキャリッ
ジフレーム(スライド部材33)と固定している支軸6
3を中心に回転させると、図16(B)に示すように定
着ローラ60は定着ガイド62と一体となって図16
(C)に示すように退避動作を行う。これをミクロ的に
みると、保持穴62bの下の直線部が回転軸60aに突
き当たるまで、左右のガタによって定着ローラ60の位
置が微妙に移動すること無く退避する時の荷重は、定着
ガイド62を押し上げる力だけとなり、退避機構に対し
て余計な負荷をかけずにすむ。
【0104】仮に、このガタがないとすると定着ローラ
60が記録紙39あるいは転写器41に接触した状態
で、保持穴62bの直線部が回転軸60aに突き当たる
まで、荷重Pが加わった状態で定着ローラを転写器41
あるいは記録紙39上をキャリッジ32の移動方向と逆
に移動させるような負荷(P×μ1×R1またはP×μ
2×R)が突発的に加わることになり、このための駆動
源が大型化する。
【0105】このように押圧手段にトーションバネ82
を採用することにより狭い隙間で加圧機構が構成される
ものである。なお、加圧機構にトーションバネ82を用
いず、定着ローラ60に直接荷重を加えない場合には、
保持穴62bと回転軸60aとはガタを設けなくてもよ
い。ところで、図15(A),(B)に示すサーミスタ
61は、定着ローラ60に対して一定の押圧力Sを加え
られて定着ガイド62に固定される。
【0106】サーミスタ61は、温度によって抵抗値が
可変する素子と、これを覆う発泡性のスポンジと、基板
と、定着ローラ60との接触部分を保護するための耐熱
性フィルムとで構成されている。一定の押圧力Sを得る
ために定着ローラ60とサーミスタ61はオーバラップ
する関係で、サーミスタ61は定着ガイド62に固定さ
れているため、その位置関係によって、サーミスタ61
内部の発泡性スポンジが撓み一定のニップ幅を確保して
一定の押圧力Sを得ている。
【0107】前述のように、定着ガイド62と定着ロー
ラ60の結合部にはガタを設けた構成においては、上下
のガタ0.3 mmの範囲で定着ローラ60は動く可能性があ
る。従って、定着ローラ60の押し付け方向にサーミス
タ61を配置した場合、このガタによってニップ幅が変
わってしまうことから、上下左右のガタを設けた状態
で、ニップ幅を一定とするためにサーミスタ61の取り
付けはキャリッジ32の移動方向と同じ方向に取り付け
られる。
【0108】すなわち、図15(A)では、キャリッジ
32のホームポジションでは、定着ローラ60はサーミ
スタ61の押し付け力により、保持穴62bの直線部に
回転軸60aがa点で突き当たっている。また、図15
(B)では、キャリッジ32の移動中において、定着ロ
ーラ60はサーミスタ61の押し付け力と定着ローラ6
0,転写器41間の摩擦力との合力により、保持穴62
bの直線部に回転軸60aがa点で突き当たっている。
【0109】従って、キャリッジ32のホームポジショ
ン時とキャリッジ移動中とにおいて、サーミスタ61と
定着ローラ60のニップ関係は一定であり、定着ガイド
62の上下ガタによって定着ローラ60がサーミスタ6
1に対して上下してもニップ幅には影響をほとんど与え
ることがないものである。そこで、図17に、第3実施
例のサーミスタ取り付けの説明図を示す。図17におい
て、上述のように構成されたサーミスタ61が定着ロー
ラ60にキャリッジ移動方向と同方向で定着ガイド62
に固定される。この場合、定着ローラ60とサーミスタ
61と間に所定量のギャップGを確保して、上述の回転
軸60aと保持穴62bとを上下のガタによる移動に対
して影響されずに一定に保つようにしている。
【0110】これにより、上記(1)式右辺に示すサー
ミスタ61と定着ローラ60との接触による負荷を低減
(R1×S×μ3=0)とすることができると共に、サ
ーミスタ61の接触による定着ローラ60のテフロンコ
ーティング層の削れで生じるトナー55の離形成の悪化
で発生する画質不良を防止することができる。なお、キ
ャリッジ32の移動中では転写器41に数百Vの高圧が
印加されていることから、定着ローラ60の内側にテフ
ロンコーティング層をさらに形成することにより、サー
ミスタ61へのリークに対して、表面のテフロンコーテ
ィング層だけに比べて2倍の効果を得ることができる。
【0111】また、上記サーミスタ61と定着ローラ6
0とのギャップGが一定であれば、接触型のサーミスタ
を非接触で使用しても定着ローラ60の表面の実際温度
に対してサーミスタ検知温度を補正することで得ること
ができるものである。次に、図18に、第3実施例のサ
ーミスタの他の取り付けの説明図を示す。図18(A)
は、サーミスタ61aを定着ローラ60の内側に接触さ
せて設けたものである。この場合、サーミスタ61aの
ケーブル123を定着ローラ60に挿入される耐熱性樹
脂の回転軸60aの中心に穴を設けて取り出している。
また、サーミスタ61aの形状は定着ローラ60の接触
部において、定着ローラ60の曲率R1よりも小さいR
形状としている。
【0112】これにより、ローラ表面のテフロンコーテ
ィング層を削ることはなく、また、内側にも同様なテフ
ロンコーティング層を設けることで、定着ローラ60と
サーミスタ61aの接触部の負荷低減を図ることができ
る。図18(B)はサーミスタ61aを内側に非接触で
搭載する。これにより、定着ローラ60の内側のテフロ
ンコートの形成を省略することができる。
【0113】この場合、サーミスタ61aの形状を定着
ローラ60の曲率R1よりも小さいR形状である必要は
なく、直線形状でもよい。また、サーミスタ61aを非
接触とすることでサーミスタ61aの表面を覆う耐熱性
フィルムの形成が省略でき、さらにサーミスタ61aの
素子への転写器41からのリークを防止することができ
る。
【0114】続いて、図19に、定着ローラ加熱にハロ
ゲンランプを使用した場合の説明図を示す。図19
(A),(B)は、定着ローラ60を加熱する加熱手段
としてハロゲンランプ124を定着ローラ60内に設け
た場合を示している。図19(A)は、サーミスタ61
を図17に示すように定着ローラ60に対して所定のギ
ャップGを設けて設けている。非接触であることから転
写器41からのリークの影響が軽減されることから、サ
ーミスタ61の検出信号処理(例えばAD変換回路)の
ための回路素子を当該サーミスタ61と共に搭載するこ
とができるものである。また、定着ローラ60の回転時
の負荷低減をも図ることができる。
【0115】図19(B)は、キャリッジ32がホーム
ポジションのときに定着ローラ60に接触(必ずしも接
触させる必要はない)するようにサーミスタ61を配設
したものである。これによれば、転写器41からのリー
クを回避させることができると共に、定着ローラ60の
回転時の負荷低減を図ることができるものである。次
に、図20に、本発明の第4実施例の構成図を示す。図
中、第1〜第3実施例と同一構成部分には同一符号を付
して説明を省略する。なお、図20におけるキャリアモ
ータ37は構成説明の便宜上右側に示している。
【0116】図20(A)において、キャリッジ32に
搭載されるプロセス部34がスライド部材33に連結ピ
ン131により回動自在に取り付けられたプロセス筺体
34a内に配設される。また、プロセス筺体34aの一
端には四半円形状の退避手段としてのカム132が回動
ピン132bにより設けられ、退避手段を構成する単一
の退避モータ133よりスライド部材33上で回動され
る。カム132の一端には係止ピン132aが形成され
ている。この場合プロセス筺体34aはスライド部材3
3に固定されたストッパネジ134により回動停止され
る。
【0117】一方、スライド部材33に連結ピン135
により回動自在に定着ガイド62が取り付けられてお
り、定着ガイド62には前述のように、定着ローラ6
0,サーミスタ61及びトーションバネ82を備えてい
る。また、定着ガイド62の一端には係止ピン136が
形成されている。さらに、定着ガイド62には、L字状
の退避作動板137のアーム部分で支軸138で回動自
在に取り付けられる。この退避作動板137の一端がカ
ム132の係止ピン132aと当接し、他端が定着ガイ
ド62の係止ピン136と当接する。
【0118】そこで、図20(B)に示すように、退避
モータ133を回転してカム132を回動させると、そ
の円弧状の周辺とスライド部材33とによりプロセス筺
体34aが持ち上げられて、記録ドラム51のみが転写
器41の上方に退避される。このとき定着ローラ60は
トーションバネ82により転写器41側に押し付けられ
たままである。また、この状態でプロセス筺体34a
は、ストッパネジ134により回動が停止されている。
【0119】さらに、図20(C)に示すように、退避
モータ133を回転させると係止ピン132aが退避作
動板137の一端と係合して押し下げる。このとき支軸
138を支点として退避作動板137の他端が持ち上げ
られて係止ピン136と係合し、カム132が90°回
転したところで定着ガイド62を持ち上げ、定着ローラ
60を転写器41の上方に記録ドラム51より時間差を
もたせて退避させるものである。
【0120】次に、図21に、図20にプロセス部回動
の説明図を示す。図21において、ストッパツマミ13
4を外すとプロセス筺体34aは図のように連結ピン1
31を中心に回転することができる。また、カム132
が定着ローラ60を退避させる時に、トーションバネ8
2によって定着ローラ60に荷重Pが加わっているとす
ると、必要な荷重Wは次式のように表せる。
【0121】 W=(L1×L4/L2×L3)×P … (2) その軽減率はL1×L4/L2×L3となり、駆動源へ
の負荷を低減することができる。なお、L1 は連結ピン
135より回転軸60aまでの長さ、L2 は連結ピン1
35より係止ピン136までの長さ、L3 は退避作動板
137の係止ピン132aの当接位置より支軸138ま
での長さ、L4 は支軸138より係止ピン136までの
長さである。
【0122】このように、簡易構成でキャリッジ32の
プロセス部34(記録ドラム51)と定着部35(定着
ローラ60)を退避させることができる。これにより、
印字品質の向上、装置の小型化を図ることができるもの
である。次に、図22に、本発明の第5実施例の構成図
を示す。また、図23に、図22のキャリッジの構成図
を示す。図22はシリアル型電子写真プリンタ31の平
面図であり、図23(A)は図22の断面図、図23
(B)はキャリッジの平面図である。
【0123】図22に示すシリアル型電子写真装置31
は、前述と同様にキャリッジ32がスライド部材33に
プロセス部34及び定着部35を搭載して構成される。
スライド部材33はガイドシャフト36a,36bでガ
イドされてキャリアモータ37によりベルト38を介し
て記録紙39の搬送方向と垂直方向に移動される。ま
た、キャリッジ32の下方には転写器41がキャリッジ
移動方向に配置され、転写器41と同方向の両側でキャ
リッジ待機位置(ホームポジション)に退避維持手段の
一方を構成する2つのレール部材141a,141bが
筺体フレーム140に設けられて配置される。レール部
材141a,141bは転写器41側よりテーパを介し
て当該転写器41の表面より高い面が形成されたもので
ある(図23(A)参照)。
【0124】キャリッジ32は、図23(A),(B)
に示すように、スライド部材33に退避手段である退避
モータ142が取り付けられると共に、フレーム143
が両側の連結ピン144及びバネ144aにより回動自
在に取り付けられる。フレーム143にはネジ145に
よりキャリッジフレーム146が着脱自在に取り付けら
れると共に、プロセスモータ101及び露光器53がそ
れぞれ取り付けられる。
【0125】フレーム143の一端には延出部143a
が一体に形成されており、退避モータ142の回転軸に
設けられた退避カム142aとその回転位置に応じて係
合する。キャリッジフレーム146内には図9に示すよ
うに記録ドラム51等が配置されると共に、定着ローラ
60を内包する定着ガイド62が回動自在に取り付けら
れる。記録ドラム51はプロセスモータ101よりギア
102a1 ,102a 2 ,を介してギア102a〜10
2fにより回転され、さらに定着ローラ56及び供給ロ
ーラ56cがギア102g,102hを介して回転され
る。
【0126】一方、定着ガイド62はキャリッジフレー
ム146に対して回動規制のストッパ147が設けられ
ると共に、スライド部材33に取り付けられたステー1
48aとの間でバネ148により下方に付勢されてい
る。定着ガイド62には上述のように定着ローラ60が
設けられ、定着ローラ60の表面の近傍にサーミスタ6
1が設けられる。
【0127】さらに、キャリッジフレーム146及び定
着ガイド62の記録紙搬送方向の両側に上記レール部材
141a,141bに対応する退避維持手段の他方を構
成する退避部材であるコロ149a,149b,150
a,150bが取り付けられる。なお、図22におい
て、偏平形状の誘導コイル42aを保持する保持体81
bが配置されるもので、キャリッジ32がホームポジシ
ョンのときに誘導コイル42に定着ローラ60が近接し
て当該定着ローラ60を所定温度に加熱する。そして、
定着ガイド62が定着ローラ60の保温を行う断熱部材
で形成され、又は定着ガイド62を定着ローラ60の間
に断熱部材が介在される。また、記録紙39の一側端部
分を検出して記録紙有無を検出するセンサ151が設け
られる。
【0128】そこで、図24及び図25に、第5実施例
の動作説明図を示す。図24(A)は、キャリッジ32
が記録紙39の搬送方向と垂直方向に対して一行分の印
字を行い、印字終了後に退避モータ142の駆動で退避
カム142aが回転してフレーム143の延出部143
aを持ち上げることにより連結ピン144を支点として
キャリッジフレーム146(フレーム143)を回動さ
せ、記録ドラム51及び定着ローラ60を記録紙39よ
り退避させてホームポジションに復帰した状態を示して
いる。
【0129】この場合、記録ドラム51及び定着ローラ
60の退避量はY2であり、レール部材141a,14
1bとコロ149a,149b,150a,150bと
の間隔がY1となる位置関係としている。また、キャリ
ッジ32がホームポジションに待機している状態で記録
ドラム51が記録紙39の上方に位置させないものとし
てレール部材141a,141bの長さが記録紙左端よ
りコロ150a,150bのやや後方までの距離X1と
して構成される。
【0130】続いて、キャリッジ32がホームポジショ
ンに位置されたときに、退避モータ142が回転(逆回
転)されて退避カム142aとフレーム143の延出部
143aが解除される。このとき、レール部材141
a,141bの水平部上にコロ149a,149b,1
50a,150bが載置された状態となり、定着ガイド
62に設けられたストッパ147とキャリッジフレーム
146との隙間Y1を生じさせ、記録ドラム51及び定
着ローラ60と転写器41との間に隙間Y3(Y3<Y
2)を生じさせている。
【0131】すなわち、コロ149a,149b,15
0a,150bはレール部材141a,141bの水平
部上に接触されている間は退避量Y3が確保されてお
り、記録ドラム51及び定着ローラ60が他の部材に接
触されることはない。また、図25(A)に示すよう
に、キャリッジ32がホームポジションより記録紙39
の印字開始位置まで移動すると、コロ149a,149
bはレール部材141a,141bのテーパ部分で誘導
されて記録ドラム51が常に一定の位置(レール部材1
41a,141bの後端から距離X2)で記録紙39
(転写器41)に接触させる。このとき、コロ150
a,150bは未だレール部材141a,141bの水
平部分上に接触状態であり、定着ローラ60は転写器4
1に対して退避量Y4を確保している。
【0132】なお、記録ドラム51の記録紙39(転写
器41)上への接触位置X2は、コロ149a,149
bの設ける位置で調整設定される。続いて、図25
(B)に示すように、キャリッジ32がさらに移動する
と、後方のコロ150a,150bがレール部材141
a,141bのテーパ部分の所定位置で定着ローラ60
が記録紙39(転写器41)に接触する。接触位置はレ
ール部材141a,141bの後端よりX3となり、X
3<X2の関係を満たすようにコロ150a,150b
が配置される。これにより、記録紙39に転写されたト
ナー像を確実に定着することができる。
【0133】なお、本実施例では、センサ151を記録
ドラム51の記録紙39への接触点よりホームポジショ
ン側に設けており、センサ151が記録紙39を検知し
ていれば、記録ドラム51及び定着ローラ60を常に記
録紙39上で着地させることができるものである。この
ように、レール部材141a,141bとコロ149
a,149b,150a,150bにより記録ドラム5
1及び定着ローラ60をホームポジションにおいて他に
接触させず、また印字時に常に記録紙39上に着地接触
させることから傷や汚染を防止して良好な画質を得、印
字品質を向上させることができるものである。
【0134】次に、図26に、本発明の第6実施例の構
成図を示す。図26(A)に示すシリアル型電子写真プ
リンタ31は、定着ローラ60を加熱するための誘導コ
イル42aを保持する保持体81bに定着部材の回転駆
動部であるモータ161が設けられ、その回転軸に設け
られた伝達部であるギア162aよりギア162b〜1
62fが直線方向に噛合させて設けられる。保持体81
bは耐熱性樹脂、例えばPPS(ポリフェニレンサルフ
ァイド)で形成される。
【0135】この場合、キャリッジ32がホームポジシ
ョンの位置に、退避モータ142によって退避状態で復
帰してきたときには上記最終のギア162fと定着ロー
ラ60に設けられたローラギア(ギアフランジ)60b
が噛合する。なお、図26(B)に示すように定着ロー
ラ60が若干下ったときでも噛合状態が維持されるよう
なロールギア60bとギア162f(162e)の位置
関係で設定されており、噛合するギア間の山同士の突き
当たりを防止している。
【0136】一方、キャリッジ32がホームポジション
のときの定着ローラ60の近傍に、温度検出手段である
サーミスタ61が配置されるもので、例えば板バネ16
3に取り付けられる。この場合、図26(B)に示すよ
うに、定着ローラ60のローラギア60bとギア164
fが噛合したときに、板バネ163と定着ガイド62の
一部(例えばコロ150a)を接触させるように配置す
ることで、定着ローラ60の表面とサーミスタ61とに
微小ギャップGが確保される。これにより、サーミスタ
61の接触による定着ローラ60の表面を損傷させるこ
とを防止することができる。
【0137】サーミスタ61による検出信号は第2の制
御手段である紙送りコントローラ164及び第1の制御
手段であるヒートコントローラ165に送出される。紙
送りコントローラ164は、記録紙39を搬送する回転
シャフト36a,36bを駆動する搬送モータ(図示せ
ず、図34参照)を制御(例えば電圧制御)するもの
で、装置内の温度(0〜40℃)に応じて記録紙39の
送り量(改行量)を補正して副走査方向の継ぎ目を良好
とさせて印字品質を向上させることができるものであ
る。温度に対する記録紙搬送量は、例えばテーブルとし
て予め設定しておけばよく、テーブルとしては低温、常
温、高温の3ブロック程度に対応した搬送量を設定す
る。
【0138】また、ヒートコントローラ165は、例え
ば一般的に使用されているブリッジ回路でサーミスタ6
1の抵抗変化による温度(130〜200℃)を検出
し、これに応じて誘導コイル42aに供給する高周波電
流を変化させて定着ローラ60の温度に一定に制御させ
るものである。すなわち、サーミスタ61は、キャリッ
ジ32がホームポジションに位置されているときには定
着ローラ60の温度制御を行い、キャリッジ32が離れ
ているときには切り替えによって装置内温度検出で記録
紙39の搬送量補正を行うための2つの役割を有する。
【0139】そして、上述のシリアル型電子写真プリン
タ31の他の構成は、第5実施例と同様であり、その説
明を省略する。そこで、図27に、第6実施例の動作説
明図を示して、図26と共に動作を説明する。まず、図
26(A)は、キャリッジ32がホームポジションに戻
ったときのもので退避モータ142でキャリッジフレー
ム146が持ち上げられて、記録ドラム51及び定着ロ
ーラ60が転写器41の上方に退避されている状態であ
り、コロ149a,149b,150a,150bはレ
ール部材141a,141bに接触されていない。
【0140】続いて、図26(B)に示すように、退避
モータ142が時計方向に回転することでコロ149
a,149b,150a,150bがレール部材141
a,141bの水平部分上に接触されて、記録ドラム5
1及び定着ローラ60は退避状態を維持する。このと
き、定着ローラ60のローラギア62bとギア162f
とが噛合する。
【0141】そこで、モータ161が回転されると、ギ
ア162a〜162fを介して定着ローラ60が回転さ
れる。この場合、誘導コイル42bには、サーミスタ6
1の検出に応じたコントローラ165を介して高周波電
流が供給されて定着ローラ60が加熱される。すなわ
ち、定着ローラ60の加熱時にモータ161により回転
させることで、ローラ表面上で温度むらが生じることが
防止される。
【0142】また、図27(A)に示すように、図26
(B)の状態より、退避モータ142を反時計方向に回
転させて係合部142aによりフレーム143を持ち上
げて記録ドラム51及び定着ローラ60を退避状態と
し、当該キャリッジ32をホームポジションから離れた
位置(例えば記録ドラム51が印字開始位置の上方)に
待機させる。なお、定着ローラ60を加熱する必要がな
い場合においてもキャリッジ32をこの位置で待機させ
る。
【0143】この状態では、サーミスタ61は定着ロー
ラ60の温度検出を行わずに、所定の切り替えにより装
置内の雰囲気温度を測定する。この検出温度に基づい
て、例えば上述のテーブルを用いて記録紙39の搬送量
を決定する。そして、退避モータ142を時計方向に回
転させて退避解除を行うと、記録ドラム51は記録紙3
9の印字開始位置で接触され、図27(B)に示すよう
に印字が開始される。
【0144】従って、例えば記録紙39の1頁の先頭又
は所定行の先頭で温度検知して印字を開始させることが
でき、記録紙搬送方向で継ぎ目を良好として印字品質を
向上させることができる。このように、単一のサーミス
タ61により定着ローラ60の表面温度と装置内の雰囲
気温度とを検出することができ、印字品質の向上を図る
ことができるものである。
【0145】次に、図28に、本発明の第7実施例の断
面構成図を示す。図28(A)は側部断面図、図28
(B)は図28(A)のB−B断面図である。図28
(A),(B)に示すシリアル型電子写真プリンタ31
は、図23に示す筺体フレーム140におけるレール部
材141a,141b(図28では省略する)と転写器
41との間に初期露光領域171を設け、かつ所定幅
(後述する)で溝172が形成されたものである。
【0146】一方、プロセス部34の記録ドラム51
は、図28(B)に示すように、例えばアルミニウム素
管に有機感光層51cが形成され、その両側に樹脂製の
フランジ173a,173bが圧入され、片側にギア1
02f,102gと噛合するドラムギア51bが設けら
れる。回転軸51aはキャリッジフレーム146に回転
自在に取り付けられる。このとき、キャリッジフレーム
146と一方のフランジ173aとの間にバネ174が
介在され、該キャリッジフレーム146に記録ドラム5
1(ドラムギア51b側)に押し付けて位置関係を常に
一定としている。
【0147】また、上記筺体フレーム140における初
期露光領域171に形成された溝172の幅は、エッジ
が記録ドラム51の感光層51cに接触しない幅、すな
わち当該エッジ部分にフランジ173a,173bのみ
が接触する幅で形成される。従って、この初期露光領域
171を記録ドラム51が回転移動するときには感光層
51cが接触することはない。
【0148】なお、他の構成は図23と同様であり、同
一符号を付して説明を省略する。そこで、図29に、キ
ャリッジが印字開始位置まで移動したときの説明図を示
し、図28と共に動作を説明する。ここで、図29
(A)は側部断面図、図9(B)は図29(A)のC−
C断面図である。まず、図28(A),(B)に示すよ
うに、キャリッジ32がホームポジション(図23
(A)参照)より移動して、記録ドラム51が初期露光
領域171に着地して回転する。このとき、帯電器52
より帯電されて露光器53より記録ドラム51の感光層
51cに露光が行われることにより潜像が形成され、該
潜像に対応して現像器54よりトナー55が付着されて
トナー像が形成される。この場合、記録ドラム51の感
光層51cは溝172により筺体フレーム140に接触
されていないことから、帯電、露光、現像に影響を与え
ることはない。
【0149】そして、図29(A),(B)に示すよう
に、キャリッジ32が移動して記録ドラム51が転写器
41上の記録紙39の印字開始位置に到達したときに、
転写器41との間で感光層51c上のトナー像が記録紙
39に転写される。その後、定着ローラ60により定着
が行われる。ところで、記録ドラム51上に印字された
トナー像の状態は、上記ギア列102a〜102hのバ
ックラッシュの累積量や噛み合い状態と、記録ドラム5
1のイナーシャ(慣性量)とによってジッタ(振動)の
状態が決まる。例えば、ギア列102a〜102hの状
態が一定量であるとすると、記録ドラム51の慣性量
は、記録ドラム51が転写器41あるいは記録紙39に
接触している状態と非接触状態とで大きく異なる。非接
触状態(記録ドラム51が退避状態)の時はイナーシャ
が少ないのでギア列102a〜102hのギア噛み合い
状態の影響を大きく受け、ジッタが大きい。
【0150】逆に、記録ドラム51が転写器41あるい
は記録紙39に接触状態の時は記録ドラム51のイナー
シャはその摩擦負荷が加わるので大きくなり、上記ギア
列102a〜102hのギア噛み合い状態の影響をあま
り受けないので、比較的ジッタの少ない画質になる。従
って、上述のように、記録ドラム51をホームポジショ
ンから印字開始位置までの筺体フレーム140の初期露
光領域171でフランジ173a,173bを接触させ
て移動させ、印字開始以降を記録紙39又は転写器41
と接触させて移動させることでギア列102a〜102
hの状態による影響を同じ状態とすることができ、ジッ
タのない良好な画質が得られ、印字品質を向上させるこ
とができるものである。
【0151】続いて、図30に第7実施例の説明図を示
す。図30(A)は側部断面図、図30(B)は記録ド
ラムの断面構成図である。図30(A)に示すシリアル
型電子写真プリンタ31は、その外観的構成は図23と
同様であるが、記録ドラム51の内部構成が異なる。記
録ドラム51は、図30(B)に示すように、アルミニ
ウム素管上に有機感光層51cが形成され、その内部に
例えば鉄等の高比重材料の重り部材175が設けられ
る。そして、その両側にフランジ173a,173bを
位置させ、内部の重り部材175とをネジ176により
固定したものである。すなわち、記録ドラム51を重り
部材175により重くした構成である。
【0152】また、この記録ドラム51がキャリッジフ
レーム146に回転軸51aを回転自在に取り付けたも
のである。このとき、バネ174によりキャリッジフレ
ーム146からフランジ173bを押し付けて位置関係
を一定としている。ここで、図31に、図30の動作説
明図を示す。まず、図30(A)は、キャリッジ32が
退避モータ142により退避した状態でホームポジショ
ンに復帰した状態を示している。そして、図24(B)
と同様に、退避モータ142を時計方向に回転させてレ
ール部材141a,141b上にコロ149a,149
b,150a,150bを接触させることで退避状態を
維持させる。
【0153】そこで、印字開始に当たり、記録ドラム5
1を退避させた状態でプロセスモータ101により回転
させ、該記録ドラム51上に帯電、初期露光、現像を行
ってトナー像を形成させる。そして、図31に示すよう
にキャリッジ31を移動させてレール部材141a,1
41bより記録紙39上に着地させ、印字開始位置より
記録ドラム51と転写器とによりトナー像を転写させた
後、定着ローラ60により定着が行われるものである。
【0154】このように、記録ドラム51を退避状態で
回転させて初期露光を行っても、重り部材175によっ
てイナーシャが大きいことからジッタが防止されて印字
品質を向上させることができるものである。続いて、図
32に、記録ドラムの他の構成を示す。図32におい
て、記録ドラム51は中実の高比重材料の金属棒部材を
用いて、その表面に有機感光層51cを形成し、両側に
ネジ176によりフランジ173a,173bを取り付
けたもので他の構成は図30(B)と同様である。この
場合、フランジ173a,173bはPOM(ポリアセ
タール樹脂)等の樹脂が使用される。
【0155】これによっても、記録ドラム51自体を重
くしてイナーシャを大きくすることができ、上述と同様
に印字品質を向上させることができると共に、構造が簡
単であり、安価にすることができるものである。ところ
で、一般に現像剤にキャリアを含む磁性トナー55の場
合は現像ローラ56に搭載されるマグネットローラの磁
界の影響を記録ドラム51が受け、画質低下をおこすた
めアルミニウム素管が使用されていたが、近年キャリア
を使用しない非磁性1成分現像剤(トナー)が実用化さ
れ、このような現像剤の場合には記録ドラムの素管の材
質はアルミニウムである必要は無く、ジッタを考慮した
高比重材料で構成してもよいものである。
【0156】次に、図33に本発明の第8実施例の平面
構成図を示し、図34に図33の断面構成図を示す。図
33はシリアル型電子写真プリンタ31の平面図、図3
4(A)は図33のD−D断面図、図34(B)は図3
4(A)のE−E断面図である。図33のシリアル型電
子写真プリンタ31は、第5実施例で省略された記録紙
39を搬送するための搬送ローラ40a1 ,40b1
所定数設けられた回転シャフト40a,40bを搬送駆
動手段であるモータ(例えばステッピングモータ)18
1により架設されたベルト182を介して回転させる構
成を示したもので、他の構成は図22及び図23と同様
である。
【0157】また、図34(A),(B)に示すよう
に、回転シャフト40a,40bの搬送コロ40a1
40b1 上にピンチローラ40cが設けられ、これらに
挟持されて記録紙39が搬送される。ところで、転写器
41の記録紙搬送方向の両側方向に搬送ガイド183,
184が設けられ、排出側の搬送ガイド184には折曲
により入口を広くするテーパ部184aが形成される。
また、転写器41は記録紙搬送方向の両端における記録
ドラム51の有効印字領域以外の部分に対応する部分を
テーパ41aが形成される。そして、搬送ガイド183
の先端近傍には記録紙有無を検知するセンサ185aが
設けられ、搬送ガイド184の先端近傍には記録紙39
のジャムを検知するセンサ185bが設けられる。
【0158】そこで、図35に、第8実施例の記録紙の
印字幅の説明図を示す。図35(A)は本実施例の断面
図であり、図35(B)は従来(図40)と同様に、片
側に搬送駆動系を配置した場合の断面図である。図35
(A)において、センサ185aで記録紙39が検知さ
れると、搬送ローラ40a1 が排出側の搬送ローラ40
1 に記録紙39が挟持されるまで所定量搬送する。そ
して、所定行の印字後に記録紙39の終端が搬送ローラ
40a1より外れる。この状態であっても記録紙39は
排出側の搬送ローラ40b1 により挟持されていること
から、正確な位置に印字することができる。このときの
終端余白をX1とする。
【0159】一方、図35(B)に示すように、搬送ロ
ーラ40a1 が片側(記録紙供給側)のみの場合には、
記録紙39の終端が搬送ローラ40a1 より外れた場合
には固定が行われず印字することができない。この場合
の終端余白X0は搬送ローラ40a1 と記録ドラム51
の印字領域までの長さとなる。図35(A),(B)よ
り明らかなようにX1<X0となり、排出側に搬送ロー
ラ40b1 を設けることで記録紙39の終端余白を印字
品質を低下させることなく自由に設定することができる
ものである。
【0160】なお、排出側に設けたセンサ185bは記
録紙39のジャムを監視するためのものである。続い
て、図36に、記録紙の先端カールの原理説明図を示
す。図36(A)は記録紙39が搬送ローラ40a1
ピンチローラ40cで挟持されてキャリッジ移動方向と
垂直に搬送される状態を示している。
【0161】図36(B)は、記録紙39が所定量送ら
れ、定着ローラ60が通過する前の状態を示しており、
この時点では記録紙39には圧力や熱が加えられておら
ず、先端はカールされていない。そして、図36(C)
は、定着ローラ60が通過した状態を示しており、定着
ローラ60が通過すると、記録紙39に含まれる水分が
蒸発して記録紙39が縮む部分と、定着ローラ60が通
過せずに縮まない部分が発生して、先端がカールする。
【0162】そこで、図37に、第8実施例の記録紙搬
送状態の説明図を示す。図37(A)において、センサ
185aから記録紙排出側の搬送ガイド184の先端
(転写器41側)までの距離をX4,記録紙39の先端
までの距離をX3,記録紙39の先端余白をX2として
いる。記録紙39はセンサ185aに検知され、X3の
距離だけ搬送され停止する。この時、記録紙39は排出
側に設けられた搬送ローラ40b1 には噛み合っておら
ず、テーパ部184aのついた搬送ガイド184の先端
とセンサ185aまでの距離X4よりも多い量が送られ
る(X4<X3)。この場合、記録紙39は搬送ガイド
184の内側に到達するまで必ず送られ、その状態をセ
ンサ185bによって監視されている。
【0163】そして、図37(B)に示すように印字動
作が行われ、定着ローラ60が通過すると記録紙39の
先端はカールするが、記録紙39の先端はテーパ部18
4bに当たってカールが規制されるため、カールした状
態で次の記録紙送りをおこなっても記録紙ジャムになる
ことはない。次に、図38に、本発明の第9実施例の断
面構成図を示す。また、図39に、図38の定着ローラ
の構成図を示す。図38は断面構成図、39(A)は図
38のF−F断面図、図39(B)は定着ガイドの断面
図、図39(C)は定着ローラの一部断面図である。
【0164】図38に示すシリアル型電子写真プリンタ
31は、定着ローラ60の構成を特徴としており、他の
構成は第5実施例(誘導コイルを除く)と同様であり、
説明を省略する。定着ローラ60は、図38及び図39
(A)〜(C)に示すように、セラミックス発熱体19
1を素管として、その外側表面にリーク防止のためのポ
リイミド等の絶縁層192が形成され、絶縁層192上
に両端部を除いてノンカーボンのテフロン層(例えばP
TFE/PFA)193が形成される。また、セラミッ
クス発熱体191の内側の両端側(例えば端部より10
mm)にアルミニウム蒸着等により電極層194が形成さ
れる。
【0165】この定着ローラ60は、PPS等の耐熱樹
脂の定着ガイド62に支持部材であるボール195a〜
195cにより両端各3点で支持される。このとき、ボ
ール195a〜195cは、図39(C)に示すように
離形層であるテフロン層193の形成されていない硬度
の高い絶縁層192と当接する。また、定着ローラ60
の両端より電極層194と接触させて弾性引出し導電部
材である例えばステンレスやリン青銅(焼きつき防止)
等のスプリング196a,196bが圧入され、各スプ
リング196a,196bの端部に端子197a,19
7bが形成されて定着ガイド62より表出している。こ
の端子197a,197b間に電源が供給される。
【0166】そして、定着ガイド62はステー148よ
りバネ148aで下方に付勢しており、定着ローラ60
を記録紙39又は転写器41に加圧する。また、定着ガ
イド62がピン198を支点として時計方向に回動した
ときに定着ローラ60は退避状態となる。なお、定着ガ
イド62内には定着ローラ60の表面温度を検出して温
度制御(180±10℃)させるためのサーミスタ61
が設けられている。
【0167】このような定着ローラ60に電流が供給さ
れると、セラミックス発熱体191がジュール熱で発熱
し、電流制御することで温度制御が行われる。このと
き、定着ローラ60の移動で温度低下を生じ、これが大
きいと電力の供給頻度が多くなり消費電力が大きくな
る。そのため、定着ガイド62を定着ローラ60の外周
に対して覆う面積を大きくし、また対向面を熱反射性の
色(例えば白)としたり、まためっき等により鏡面とす
ることで温度低下を軽減させることができ、熱効率が良
好となり、消費電力を低減することができる。
【0168】このように、定着ローラ60自体を発熱さ
せることで別の加熱手段を不要として低コスト化、小型
化を図ることができるものである。
【0169】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
キャリッジにプロセス手段及び定着手段が搭載されて記
録紙の搬送方向と略垂直な方向に移動されて印字を行う
にあたり、定着部材が保持手段で覆う構成とすることに
より、定着部材の温度低下を緩和する手段として小型化
が図られ、定着むらを防止して印字品質を向上させるこ
とができる。
【0170】請求項2の発明によれば、保持手段に像担
持体側で記録紙の端部との係わりを緩和させるテーパ面
が形成されることにより、記録紙のカールジャムを防止
することができる。請求項3,4及び6の発明によれ
ば、加熱手段に誘導コイルを用いて耐熱断熱性の保持体
に保持させ、キャリッジの印字開始の待機位置のときに
定着部材に近接させて配置させることにより、加熱手段
自体の発熱による他への影響を防止することができる。
【0171】請求項5及び6の発明によれば、加熱手段
に誘導コイルを用いて保持手段内に配置させることによ
り、定着動作中の定着部材の温度低下が防止されて定着
むらが防止され、印字品質を向上させることができる。
請求項7及び8の発明によれば、キャリッジの移動を規
制するために、保持体に係止手段が形成され、または装
置の本体フレームにキャリッジ係止手段が形成されるこ
とにより、キャリッジの暴走による加熱手段と定着部材
の接触が防止されて画質不良の発生を防止することがで
きる。
【0172】請求項9〜11の発明によれば、加熱手段
に近接した定着部材を加熱する際に、適宜プロセス駆動
手段の駆動力を用いて回転させることにより、定着部材
の温度分布が均一となって印字品質の向上を図ることが
できる。請求項12及び13の発明によれば、保持体に
着脱自在に設けられたローラ清掃手段により定着部材を
キャリッジ印字開始待機位置で清掃することにより、定
着動作における異物の記録紙への付着が防止されて印字
品質を向上させることができる。請求項14〜17の発
明によれば、所定の固定部分に着脱自在に設けられたク
リーニングローラ又は当接部材、廃棄部のドラム清掃手
段により像担持体をキャリッジ印字開始待機位置で清掃
することにより、印字動作における異物による画質不良
が防止されて印字品質を向上させることができる。
【0173】請求項18〜20の発明によれば、キャリ
ッジ内で定着部材を回転させるフランジと一体に形成し
た回転軸を保持手段の保持穴に遊嵌し、押圧手段で定着
部材を転写器側に押圧することにより、定着部材を像担
持体に同調させて回転させることが可能となり、画質不
良の発生を防止して印字品質を向上させることができ
る。
【0174】請求項21,22,24及び25の発明に
よれば、加熱手段を定着部材の外部に設けると共に、温
度検出手段を定着部材の表面又は内部に接触または非接
触で設けることにより、定着部材を常に定着可能温度と
することが可能になると共に、非接触で設けたときにお
ける定着部材の回転時の負荷低減及び転写器からのリー
クを防止することができる。
【0175】請求項23の発明によれば、定着部材内に
加熱手段を設け、キャリッジ印字開始待機位置に温度検
出手段を設けることにより、定着部材の回転時の負荷低
減及び転写器からのリークを防止することができる。請
求項26及び27の発明によれば、キャリッジ内に設け
た退避手段が、プロセス手段を転写手段上方に退避させ
た後に、適宜保持手段で定着部材が覆われた定着手段を
転写手段上方に退避させることにより、構成簡易な退避
手段をキャリッジ内に設けて装置の小型化が図られると
共に、像担持体及び定着部材を退避させて画質不良の発
生が防止でき印字品質を向上させることができる。
【0176】請求項28〜30の発明によれば、キャリ
ッジ待機位置で退避手段により退避させた像担持体、定
着部材を退避解除させた後にテーパ部分が形成されたレ
ール部材上に退避部材を載置させる退避維持手段で退避
状態を維持させることにより、キャリッジ待機位置での
像担持体、定着部材の他への接触が防止されて良好な画
質が得られ、印字品質を向上させることができる。
【0177】請求項31の発明によれば、退避部材を、
レール部材のテーパ部分での位置で像担持体と定着部材
とを転写手段上の異なる位置に着地させるように配置す
ることにより、記録紙への転写した像が定着部材で確実
に定着され、印字品質を向上させることができる。請求
項32の発明によれば、検出手段による記録紙の端部の
検出を、像担持体の転写手段上への着地位置よりレール
部材側で行わせることにより、像担持体の着地位置より
レール部材側に定着部材を着地させて定着を確実に行っ
て印字品質を向上させることができる。
【0178】請求項33の発明によれば、前記定着部材
が印字開始待機位置に復帰して加熱される際に回転駆動
部より伝達部を介して当該定着部材を回転させることに
より、定着部材の温度むらが解消されて定着むらが防止
され、印字品質を向上させることができる。請求項34
〜36の発明によれば、定着部材が加熱される位置に温
度検出手段が設けられ、加熱時の温度検出で第1の制御
手段が加熱手段を制御し、それ以外の所定位置のときの
温度検出で第2の制御手段が搬送手段を制御することに
より、単一の温度検出手段で温度制御と記録紙の搬送量
補正が行い得、温度変化に伴う画質不良が回避されて印
字品質を向上させることができる。
【0179】請求項37又は38の発明によれば、キャ
リッジの待機位置から印字開始位置まで像担持体を接触
させる領域が設けられ、領域に形成された溝で像担持体
の感光部分を非接触とすることにより、当該領域から印
字を行う転写手段上まで像担持体を接触状態とされて、
像担持体の駆動系による振動が防止され、確実に露光が
行われて印字品質を向上させることができる。
【0180】請求項39の発明によれば、プロセス手段
の一部を構成する像担持体が管体内に重り部材を備え、
表面に感光層が形成されて構成されることにより、像担
持体の回転における慣性力が増大し、安定した露光が可
能となり、印字品質を向上させることができる。請求項
40の発明によれば、プロセス手段の一部を構成する像
担持体が重り部材の円柱表面に感光層が形成されて構成
されることにより、像担持体の回転における慣性力が増
大し、安定した露光が可能となり印字品質を向上させる
ことができる。
【0181】請求項41の発明によれば、像担持体の一
端が筺体フレームに押圧部材で押し付けられることによ
り、像担持体が常に一定位置に取り付けられ、露光が安
定して行われて印字品質を向上させることができる。請
求項42,43又は45の発明によれば、記録紙の搬送
手段として転写器の記録紙搬送方向の両側方向に搬送ロ
ーラをそれぞれ設け、該搬送ローラの近傍で記録紙の有
無を検出手段で検知させて、記録紙を記録紙進入側の搬
送ローラから記録紙排出側までの搬送量で搬送すること
により、記録紙の後端が印字位置であっても記録紙排出
側で搬送ローラでクランプされて印字可能状態であり、
記録紙の後端余白を印字品質を低下させることなく自在
に設定することができる。
【0182】請求項44又は45の発明によれば、各搬
送ローラの近傍に記録紙搬送のガイドが設けられると共
に、記録紙排出側のガイドに広口とするテーパ部が形成
され、進入側の搬送ローラからテーパ部までの搬送量で
記録紙を搬送することにより、定着手段による加熱時に
記録紙先端がカールしても記録紙ジャムが防止され、ひ
いては印字品質を向上させることができる。
【0183】請求項46〜49の発明によれば、定着手
段を構成する定着部材をセラミックス発熱体等の発熱体
で形成し、適宜絶縁層を介在させて離形層が形成される
ことにより、別に加熱手段を不要として低コスト化、小
型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1のキャリッジの拡大説明図である。
【図3】誘導コイルの駆動の回路図である。
【図4】図1のキャリッジ移動の説明図である。
【図5】図1の誘導コイル保持の説明図である。
【図6】図5の保持体に突起部を設けた場合の説明図で
ある。
【図7】図5のキャリッジストッパの説明図である。
【図8】誘導コイルをキャリッジ内に搭載した場合の説
明図である。
【図9】本発明の第2実施例の構成図である。
【図10】第2実施例の他の実施例の構成図(1)であ
る。
【図11】図10の着脱機構の説明図である。
【図12】第2実施例の他の実施例の構成図(2)であ
る。
【図13】図12のトナーボックスを着脱自在とした場
合の構成図である。
【図14】本発明の第3実施例の構成図である。
【図15】図14のキャリッジの移動説明図である。
【図16】図14の定着ローラの退避動作説明図であ
る。
【図17】第3実施例のサーミスタ取り付けの説明図で
ある。
【図18】第3実施例の他のサーミスタ取り付けの説明
図である。
【図19】定着ローラ加熱にハロゲンランプを使用した
場合の説明図である。
【図20】本発明の第4実施例の構成図である。
【図21】図20のプロセス部回動の説明図である。
【図22】本発明の第5実施例の構成図である。
【図23】図22のキャリッジの構成図である。
【図24】第5実施例の動作説明図(1)である。
【図25】第5実施例の動作説明図(2)である。
【図26】本発明の第6実施例の断面構成図である。
【図27】第6実施例の動作説明図である。
【図28】本発明の第7実施例の断面構成図である。
【図29】キャリッジが印字開始位置まで移動したとき
の説明図である。
【図30】第7実施例の他の実施例の説明図である。
【図31】図30の動作説明図である。
【図32】記録ドラムの他の構成の説明図である。
【図33】本発明の第8実施例の平面構成図である。
【図34】図33の断面構成図である。
【図35】第8実施例の記録紙の印字幅の説明図であ
る。
【図36】記録紙の先端カールの原理説明図である。
【図37】第8実施例の記録紙搬送状態の説明図であ
る。
【図38】本発明の第9実施例の断面構成図である。
【図39】図38の定着ローラの構成図である。
【図40】従来のシリアル型電子写真プリンタの構成図
である。
【図41】従来の他のシリアル型電子写真プリンタの構
成図である。
【符号の説明】
31 シリアル型電子写真プリンタ 32 キャリッジ 33 スライド部材 34 プロセス部 35 定着部 37 キャリアモータ 39 記録紙 40a,40b 回転シャフト 41 転写器 42,42a 誘導コイル 51 記録ドラム 51a 回転軸 52 帯電器 53 露光器 54 現像器 55 トナー 56 現像ローラ 60 定着ローラ 61 サーミスタ 62 定着ガイド 62a テーパ部 62b 保持穴 81,81a,81b 保持体 82 トーションバネ 83 突起部 91 本体フレーム 101 プロセスモータ 105 ローラクリーニング部材 107a,107b つまみネジ 108 クリーニングローラ 110 ブレード 111a,111b トナーボックス 121a,121b フランジ 132 カム 133 退避モータ 134 ストッパネジ 137 退避作動板 140 筺体フレーム 141a,141b レール部 142 退避モータ 146 キャリッジフレーム 147 ストッパ 149a,149b,150a,150b コロ 151 センサ 161 モータ 163 板バネ 164 紙送りコントローラ 165 ヒートコントローラ 171 初期露光領域 172 溝 173a,173b フランジ 174 バネ 175 重り部材 181 モータ 185a,185b センサ 191 セラミックス発熱体 192 絶縁層 193 テフロン層 194 電極層 195a,195b ボール 196a,196b スプリング 197a,197b 端子

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を搬送する搬送手段と、 回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて
    現像により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像
    像の前記記録紙への転写後に該現像像をの保持手段で覆
    われた定着部材により定着させる定着手段を備えるキャ
    リッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の保持手段に、前記像担持
    体側で前記記録紙の端部との係わりを緩和させるテーパ
    面が形成されることを特徴とするシリアル型電子写真装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の加熱手段は、前記キャリ
    ッジの印字開始の待機位置のときに前記定着部材に近接
    されて配置されることを特徴とするシリアル型電子写真
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の加熱手段は、耐熱断熱性
    の保持体に保持されることを特徴とするシリアル型電子
    写真装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の加熱手段は、前記保持手
    段内に配設されることを特徴とするシリアル型電子写真
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項に記載の加熱
    手段は、前記定着部材を誘導加熱法で加熱する誘導コイ
    ルで形成されてなることを特徴とするシリアル型電子写
    真装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の保持体に、前記保持手段
    と当接して前記キャリッジの移動を規制する係止手段が
    形成されることを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のキャリッジが少なくとも
    装置の本体フレームに内設され、この本体フレームに前
    記キャリッジの移動を規制するキャリッジ係止手段が形
    成されることを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  9. 【請求項9】 記録紙を搬送する搬送手段と、 回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて
    現像により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像
    像の前記記録紙への転写後に該現像像を定着部材により
    定着させる定着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を前記キャリッジの印字開始待機位置で非
    接触により加熱する加熱手段と、 前記定着部材の前記加熱手段による加熱時に、該定着手
    段を回転させる待機位置回転手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の定着部材が耐熱断熱性
    の保持手段で覆われてなることを特徴とするシリアル型
    電子写真装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の待機位置回転
    手段は、少なくとも前記像担持体を駆動するプロセス駆
    動手段の駆動力を前記定着部材に伝達させることを特徴
    とするシリアル型電子写真装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11の何れか一項におい
    て、前記キャリッジが印字開始の待機位置で前記定着部
    材を清掃するローラ清掃手段が設けられることを特徴と
    するシリアル型電子写真装置。
  13. 【請求項13】 請求項12のローラ清掃手段は、前記
    加熱手段を保持する前記保持体に着脱自在に設けられる
    ことを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  14. 【請求項14】 請求項9〜11の何れか一項におい
    て、前記キャリッジが印字開始の待機位置で前記像担持
    体を清掃するドラム清掃手段が設けられることを特徴と
    するシリアル型電子写真装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のドラム清掃手段は、
    前記像担持体の回転に応じて所定周速で回転されるクリ
    ーニングローラで構成されることを特徴とするシリアル
    型電子写真装置。
  16. 【請求項16】 請求項14記載のドラム清掃手段は、
    前記像担持体の残留付着物を除去する当接部材及び残留
    付着物を貯える廃棄部により構成されることを特徴とす
    るシリアル型電子写真装置。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16記載のドラム清掃
    手段は、前記キャリッジの印字開始の待機位置のときの
    前記像担持体近傍の所定の固定部分に着脱自在に設けら
    れることを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  18. 【請求項18】 記録紙を搬送する搬送手段と、 回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて
    現像により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像
    像の前記記録紙への転写後に該現像像を保持手段で覆わ
    れてその回転軸を遊嵌された定着部材により定着させる
    定着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 前記定着部材を前記像担持体と共に回転させるべく前記
    転写手段側に押圧する押圧手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の保持手段に前記回転
    軸を遊嵌させる角形状の保持穴を形成すると共に、前記
    回転軸を円柱状に形成することを特徴とするシリアル型
    電子写真装置。
  20. 【請求項20】 請求項18又は19記載の回転軸は、
    前記定着部材の両端に設けたフランジと一体的に形成さ
    れることを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  21. 【請求項21】 請求項18又は19記載の定着部材の
    温度を検出して加熱を行わせる温度検出手段を、前記定
    着部材の表面近辺に設けることを特徴とするシリアル型
    電子写真装置。
  22. 【請求項22】 請求項18又は21において、前記加
    熱手段を前記定着部材の外部に設けると共に、前記温度
    検出手段を前記定着部材内に設けることを特徴とするシ
    リアル型電子写真装置。
  23. 【請求項23】 請求項18又は21において、前記加
    熱手段を前記定着部材内に設けると共に、前記温度検出
    手段を前記キャリッジの印字開始待機位置の前記定着部
    材付近に設けることを特徴とするシリアル型電子写真装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項21〜23の何れか一項に記載
    の温度検出手段を、前記定着部材に対して接触又は非接
    触で設けることを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  25. 【請求項25】 請求項18又は24において、前記温
    度検出手段からの配線を、前記回転軸に形成した穴より
    行うことを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  26. 【請求項26】 記録紙を搬送する搬送手段と、 回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて
    現像により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像
    像の前記記録紙への転写後に該現像像を定着部材により
    定着させる定着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 前記キャリッジ内に設けられ、前記プロセス手段を前記
    転写手段上方に退避させ、その後に前記定着手段を前記
    転写手段上方に退避させる退避手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の定着手段は、前記定
    着部材を覆う耐熱断熱性の保持手段を備えることを特徴
    とするシリアル型電子写真装置。
  28. 【請求項28】 記録紙を搬送する搬送手段と、 回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて
    現像により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像
    像の前記記録紙への転写後に該現像像を定着部材により
    定着させる定着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 前記像担持体及び定着部材の少なくとも何れかを前記転
    写手段上方に退避させる退避手段と、 前記キャリッジの待機位置で前記退避手段の解除時に前
    記像担持体及び定着部材の少なくとも何れかを退避状態
    を維持する退避維持手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の退避維持手段は、前
    記キャリッジの待機位置の部分に前記像担持体及び定着
    部材の前記転写手段に接触させない高さのレール部材を
    設け、前記キャリッジの所定位置に前記レール部材上に
    載置させる退避部材を所定数設けて構成されることを特
    徴とするシリアル型電子写真装置。
  30. 【請求項30】 請求項29記載のレール部材は、少な
    くとも前記転写手段側にテーパ部分が形成されることを
    特徴とするシリアル型電子写真装置。
  31. 【請求項31】 請求項29又は30において、前記退
    避部材は、前記像担持体の近傍と前記定着部材の近傍に
    設けられて、前記レール部材のテーパ部分に位置したと
    きに前記転写手段上への前記像担持体及び定着部材の着
    地位置を異ならせて構成されることを特徴とするシリア
    ル型電子写真装置。
  32. 【請求項32】 請求項28〜31の何れか一項におい
    て、前記像担持体の前記転写手段上への着地位置より前
    記レール部材側に、前記記録紙の端部を検出する検出手
    段が設けられることを特徴とするシリアル型電子写真装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項9記載の待機位置回転手段は、
    回転駆動部と、該回転駆動部より回転を伝達する伝達部
    より構成されることを特徴とするシリアル型電子写真装
    置。
  34. 【請求項34】 請求項9又は33において、前記定着
    部材が加熱される位置に、当該定着部材の温度を検出し
    て加熱制御を行わせる温度検出手段が設けられることを
    特徴とするシリアル型電子写真装置。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の温度検出手段による
    温度検出を、前記定着部材の加熱時、及び前記キャリッ
    ジの印字開始待機位置以外の所定位置のときに行わせて
    なることを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の温度検出手段による
    前記定着部材の温度検出に基づいて前記加熱手段を制御
    する第1の制御手段が設けられると共に、 前記温度検出による前記キャリッジの所定位置のときの
    雰囲気温度検出に基づいて前記記録紙を搬送する前記搬
    送手段の搬送量を制御する第2の制御手段が設けられる
    ことを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  37. 【請求項37】 記録紙を搬送する搬送手段と、 回転する像担持体に帯電、露光により潜像を形成させて
    現像により現像像を形成させるプロセス手段、及び現像
    像の前記記録紙への転写後に該現像像を定着部材により
    定着させる定着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 前記像担持体の露光時に、前記キャリッジの待機位置か
    ら印字開始位置まで該像担持体の感光部分以外の部分を
    接触させる領域と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  38. 【請求項38】 請求項37記載の領域に、前記感光部
    分を非接触とする溝が形成されてなることを特徴とする
    シリアル型電子写真装置。
  39. 【請求項39】 記録紙を搬送する搬送手段と、 感光層が形成された管材内に重り部材が備えられた像担
    持体に帯電、露光により潜像を形成させて現像により現
    像像を形成させるプロセス手段、及び現像像の前記記録
    紙への転写後に該現像像を定着部材により定着させる定
    着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  40. 【請求項40】 記録紙を搬送する搬送手段と、 重り部材の円柱表面に感光層が形成された像担持体に帯
    電、露光により潜像を形成させて現像により現像像を形
    成させるプロセス手段、及び現像像の前記記録紙への転
    写後に該現像像を定着部材により定着させる定着手段を
    備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  41. 【請求項41】 筺体フレーム内に設けられ、記録紙を
    搬送する搬送手段と、 前記筺体フレームに押圧部材により一端が押圧されて位
    置決めされた像担持体に帯電、露光により潜像を形成さ
    せて現像により現像像を形成させるプロセス手段、及び
    現像像の前記記録紙への転写後に該現像像を定着部材に
    より定着させる定着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  42. 【請求項42】 回転する像担持体に帯電、露光により
    潜像を形成させて現像により現像像を形成させるプロセ
    ス手段、及び現像像の記録紙への転写後に該現像像を定
    着部材により定着させる定着手段を備えるキャリッジ
    と、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で前記記録紙の送り
    方向と略垂直な方向に移動させる移動手段と、 前記定着部材を加熱する加熱手段と、 前記転写手段における記録紙搬送方向の両側方向に前記
    記録紙を搬送する搬送ローラを配置し、該搬送ローラを
    駆動する回転駆動部を備える搬送手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  43. 【請求項43】 請求項42記載の各搬送ローラの近傍
    に前記記録紙を検知する検出手段をそれぞれ設けてなる
    ことを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  44. 【請求項44】 請求項42又は43記載の各搬送ロー
    ラの近傍に前記記録紙の搬送を案内するガイドが設けら
    れ、記録紙排出側の前記ガイドに広口とするテーパ部が
    形成されてなることを特徴とするシリアル型電子写真装
    置。
  45. 【請求項45】 請求項42〜44の何れか一項におい
    て、前記搬送手段が前記記録紙を記録紙進入側の前記搬
    送ローラから記録紙排出側の前記搬送ローラ又はガイド
    まで搬送を行わせてなることを特徴とするシリアル型電
    子写真装置。
  46. 【請求項46】 記録紙を搬送する搬送手段と、 回転する像担持体に帯電、露光により潜像させて現像に
    より現像像を形成させるプロセス手段、及び現像像の前
    記記録紙への転写後に発熱体で形成された定着部材によ
    り定着させる定着手段を備えるキャリッジと、 前記記録紙を介在させて前記現像像を記録紙に転写させ
    る転写手段と、 前記キャリッジを、前記転写手段上で記録紙搬送方向と
    略垂直方向に移動させる移動手段と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  47. 【請求項47】 請求項46記載の定着部材の発熱体を
    セラミックス発熱体で構成されてなることを特徴とする
    シリアル型電子写真装置。
  48. 【請求項48】 請求項47記載の定着部材は、前記セ
    ラミックス発熱体上に現像剤の離形層が形成されてなる
    ことを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  49. 【請求項49】 請求項48記載のセラミックス発熱体
    と前記離形層との間に絶縁層が形成されてなることを特
    徴とするシリアル型電子写真装置。
JP6281831A 1994-09-13 1994-11-16 シリアル型電子写真装置 Withdrawn JPH08137331A (ja)

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