JPH08138059A - 並列プロセッサを用いる表示装置 - Google Patents

並列プロセッサを用いる表示装置

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JPH08138059A
JPH08138059A JP6295696A JP29569694A JPH08138059A JP H08138059 A JPH08138059 A JP H08138059A JP 6295696 A JP6295696 A JP 6295696A JP 29569694 A JP29569694 A JP 29569694A JP H08138059 A JPH08138059 A JP H08138059A
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JP
Japan
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processor
drawing command
instruction
stream
processor number
Prior art date
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Application number
JP6295696A
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English (en)
Inventor
Shinji Kimura
信二 木村
Yumiko Sugita
由美子 杉田
Reiko Yamamoto
礼己 山本
Toshiyuki Kuwana
利幸 桑名
Masahito Manda
雅人 萬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のスレッドで並列に処理され混在して転
送された描画命令をスレッドが起動した順番と同じ順序
で、画面上に描画命令の処理結果を表示する。 【構成】 CPU11〜12で複数のスレッドが順次生成す
る描画命令(命令)からなるストリームが混在してグラフ
ィック・バス・コントローラ(GBC)19に転送され、
命令は転送アドレスを指定して転送され、GBCは生成
順を転送アドレスに基づき判定し、最初の命令のID部
に該命令を処理する第1プロセッサ番号としてプロセッ
サ27〜30の内の第1順位プロセッサを設定し、次命令が
同一ストリームに属する時第2プロセッサ番号として第
1プロセッサ番号と同じプロセッサを設定し、属さない
時第2プロセッサ番号として第2順位プロセッサを設定
し、以下同様に命令にIDを設定し、ラスターコンバー
タ21はプロセッサから命令を読み込み処理し、次の命令
をIDの第2プロセッサのプロセッサから読み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列実行可能な複数の
プロセッサを備えた並列処理装置に係り、特に、動画の
ように滑らかな表示画面変更処理を必要とするグラフィ
ックスシステムにおける並列プロセッサを用いる表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・グラフィックスの応用分
野がビジュアルシミュレーションや科学技術計算結果の
可視化などに広がるとともに、表示性能に対する高速描
画の要求がさらに高まっている。従来、このような高速
化の要求に答える技術としては、座標変換やクリッピン
グといったジオメトリ処理を専用プロセッサで処理する
ことによって解決してきた。特に高速化の性能が要求さ
れる分野では、特開平2−275581号公報に記載さ
れるようにジオメトリ処理のための専用プロセッサを複
数のプロセッサで構成し、個々のプロセッサをパイプラ
イン状に接続する方式が知られている。また、Comp
uter Graphics(SIGGRAPH’93
Conference Proceedings)、
Vol.27、pp93〜100や、日経エレクトロニ
クス、No.578、pp137〜154、あるいは日
経CG、No.73、pp143〜153には、ジオメ
トリ処理を並列に処理するグラフィックスシステムが記
載されている。一方、上記のグラフィックスシステムを
利用する応用プログラム側においても複数の中央演算装
置(CPU)を用いる並列プログラミングが普及してき
ている。応用プログラムの並列プログラミングは、並列
化コンパイラを用いて並列化を支援するものや、スレッ
ドと呼ばれるOS(オペレーティングシステム)が支援
する機能を用いて応用プログラムを複数の並列処理可能
な処理に分割する方法などが知られている。スレッドに
ついてはUNIX MAGAZINE、Vol.5、N
o.2、pp.46〜52に紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高性能なグラフィック
スシステムを備えた計算機において、グラフィックスシ
ステムの性能を十分に引き出すためには、応用プログラ
ムが動作するCPU側も必要なデータの供給量を満たす
必要がある。
【0004】前記で述べたようにグラフィックスシステ
ムおよび応用プログラム(CPU)は並列化の手法によ
りそれぞれ性能の向上が可能である。
【0005】しかし、グラフィックスシステムへのデー
タ供給の点から、CPU側の並列化を考えたとき、従来
のグラフィックスシステムはCPUで動作する応用スロ
グラムが複数のスレッドとして動作することを考慮して
いない。
【0006】つまり、グラフィックスシステムのデータ
の入口は、複数のCPUからデータが送られてくること
を考慮していない。このため、CPUはグラフィックス
システムへデータを転送する場合は、描画するプリミテ
ィブ単位(折れ線列、三角形列など)でかつ描画するプ
リミティブ間の順序で転送する必要がある。1つのCP
Uがデータを生成する場合は問題にならないが、複数の
CPUがデータを生成する場合は、各プロセッサが排他
制御を行う必要があり、並列化によって排他制御という
新たなオーバヘッドが発生する。これを図1により説明
する。図1には、応用プログラムの各スレッドが生成し
た(例えばスレッドaは、a1,a2,a3,a4,a
5のデータからなるストリームを生成)ストリームを、
グラフィックスシステムに転送する状態を示している。
図1に示す2つのストリームの列は、各スレッドが排他
制御を行うことによって各ストリームを排他的に転送す
る混在なしの状態と、各スレッドが排他制御を行わずに
転送する混在ありの状態を示している。図1では、図示
を簡単にするためデータがシーケンシャルに転送される
ように示されているが、データが並列転送されて良いこ
とは云うまでもない。
【0007】本発明の目的は、応用プログラムの各スレ
ッド間でグラフィックスシステムへ転送する際に排他制
御を行なう必要を無くし、複数の命令ストリームを構成
する個々の命令を混在して同時にグラフィックシステム
に転送しても、応用プログラムがスレッドを起動した順
番と同じ順序で表示画面上に描画命令の処理結果を表示
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、並列動作可能な複数のプロセッサにより
描画命令を処理し、その処理結果に基づき表示画面上に
表示を行なう並列プロセッサを用いる表示装置であり、
上位装置において複数のスレッドからなる応用プログラ
ムの夫々のスレッドが順次生成する描画命令からなる描
画命令ストリームが混在して転送された複数の描画命令
ストリームを受信する受信手段と、受信した描画命令の
生成順を判定する判定手段と、該判定した生成順に描画
命令ストリームの各描画命令に対して該描画命令を処理
するプロセッサを前記複数のプロセッサの中から割り当
てる割当手段と、プロセッサの処理結果を前記生成順に
順次読み込み描画命令ストリーム毎に描画を行なう描画
手段を備えるようにしている。また、前記描画命令スト
リームの描画命令は前記スレッドにより転送先の転送ア
ドレスを指定して転送され、前記判定手段は、前記スレ
ッドが指定した前記描画命令ストリームの各描画命令の
転送先の転送アドレスに基づき前記生成順を判定するよ
うにしている。また、前記描画命令ストリームの描画命
令は前記スレッドにより前記生成順を示す識別子を付し
て転送され、前記描画命令ストリームの描画命令に付さ
れた識別子に基づき前記描画命令ストリームの描画命令
の生成順を判定するようにしている。また、前記割当手
段は、前記各描画命令のID部に該描画命令に割り当て
られる第1のプロセッサ番号と該描画命令に続く次描画
命令に割り当てられる第2のプロセッサ番号を設定し、
最初に生成された前記描画命令ストリームの描画命令の
第1のプロセッサ番号として予め順位の定められた複数
のプロセッサの中から第1順位のプロセッサ番号を設定
し、第2のプロセッサ番号としては、次描画命令が同一
描画命令ストリームに属するときは第1のプロセッサ番
号と同一のプロセッサ番号を設定し、次描画命令が他の
描画命令ストリームに属するときは第2順位のプロセッ
サ番号を設定し、2番目に生成された前記描画命令スト
リームの描画命令の第1のプロセッサ番号として第2順
位のプロセッサ番号を設定し、第2のプロセッサ番号と
しては、次描画命令が同一描画命令ストリームに属する
ときは第1のプロセッサ番号と同一のプロセッサ番号を
設定し、次描画命令が他の描画命令ストリームに属する
ときは第3順位のプロセッサ番号を設定し、以下同様に
前記各描画命令にプロセッサを割り当てるようにしてい
る。また、前記描画手段は、読み込んだ描画命令にした
がい描画を行ない、該読み込んだ描画命令のID部に設
定された第2のプロセッサ番号で指定されるプロセッサ
から次の描画命令を読み込むようにしている。
【0009】
【作用】上記手段により、応用プログラムの各スレッド
間でグラフィックスシステムへ転送する際に排他制御を
行なう必要が無くなり、排他制御のオーバヘッドが無く
なり、また、複数のスレッドの並列度が上がり、高速描
画が可能になる。各スレッドが順次生成する描画命令ス
トリームが混在して転送されても、並列プロセッサを用
いた表示処理装置において応用プログラムが指定して実
行した描画順序通りに描画が行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
図2は、本発明による表示制御を実行するためのシステ
ム構成のブロック図である。中央演算装置であるCPU
11から14は本システムの主プロセッサであり、バス
・コントローラ15を通して接続される主メモリ16を
共用メモリとして使用する。CPU11から14は、さ
らにバス・コントローラ15とシステムバス17を通し
て、ディスク装置やキーボードなどの入出力装置を制御
するためのI/O制御装置18や、表示を行うためのグ
ラフィックスシステム(19〜34)にアクセスが可能
である。グラフィックス・バス・コントローラ19は、
CPUから転送されてくる命令ストリームの受け取り、
命令ストリームをジオメトリ演算部(23〜34)に割
り当てる。メモリ20はグラフィックス・バス・コント
ローラ19が、状態の管理や命令ストリームの一時的な
格納に使用するメモリである。命令ストリームは、ジオ
メトリ演算部(23〜34)により座標変換およびクリ
ッピング処理が行われる。処理結果は描画処理のためラ
スター変換器21に送られ、ドットイメージに展開さ
れ、フレームメモリ22に書き込みが行われ、ディスプ
レイ上に表示される。
【0011】ジオメトリ演算部(23〜34)は、複数
個の同じブロックで構成される。FIFO(23〜2
6)は、グラフィックス・バス・コントローラ19から
の命令ストリームの格納や、ジオメトリ演算後のラスタ
ー変換器に送るデータを格納するための入出力FIFO
である。ジオメトリ・プロセッサ(27〜30)はジオ
メトリ演算を行うためのプロセッサであり、メモリ(3
1〜34)に格納されたプログラムおよびデータにより
動作する。また、CPU11から14で動作するオペレ
ーティングシステムおよび応用プログラムは主メモリ1
6に格納されており、このオペレーティングシステムは
1つの応用プログラム(タスク)を複数のスレッドに分
割し、スレッドを各CPUに割当てる機能を有している
ものとする。
【0012】図3にCPU(11〜14)からグラフィ
ックスシステム(19〜34)に送る命令の形式を示
す。1つの命令は32バイトで構成され、命令の種別を
示すオペコード部40、識別子を示すID部41、およ
び3次元座標の座標値を表すx座標42、y座標43、
z座標44、と座標の色を赤(R)/緑(G)/青
(B)で表すR値45、G値46、B値47で構成され
る。データ48は必ず0とする。オペコード部40は値
(16進数)により次の意味を持つものとする。 0000:座標データ 0001:折れ線の始まり、かつ座標データ 0002:三角形列の始まり、かつ座標データ 000f:座標データの終わり 1つの折れ線あるいは三角形列を構成するデータの集ま
りが、1つの命令ストリームであり、図4に折れ線の
例、図5に三角形列の例を示す。
【0013】次に、グラフィックスシステム内のデータ
の流れを説明する。グラフィックスシステム内では図3
に示した形式の命令がジオメトリ部(23〜34)で処
理された後、ラスター変換器21で処理され描画を行
う。このとき命令形式のID部41は複数あるジオメト
リ・プロセッサへの宛先を指定するものであり、グラフ
ィックス・バス・コントローラ19により書き込まれ
る。図2の4つあるジオメトリ・プロセッサ(27〜3
0)の宛先にそれぞれ1、2、3、4というプロセッサ
番号を割当てる。ID部41は2バイトのうち上位1バ
イトにその命令を処理するジオメトリ・プロセッサの宛
先が割当て設定され、下位1バイトにその次の命令を処
理するジオメトリ・プロセッサの宛先が割当て設定され
る。例えば、ID=(1、1)ならばそのIDを持つ命
令とその次に処理する命令はジオメトリ・プロセッサ2
7で処理し、ID=(1、2)ならばそのIDを持つ命
令はジオメトリ・プロセッサ27で、その次に処理する
命令はジオメトリ・プロセッサ28で処理するものとす
る。1つの命令ストリームの各命令は同じジオメトリ・
プロセッサで処理する。
【0014】グラフィックス・バス・コントローラ19
は、転送されてきた命令を処理するジオメトリ・プロセ
ッサとその次の命令を処理するジオメトリ・プロセッサ
を割当て指定し、ID部に書き込み設定する。1つの命
令ストリームは同じジオメトリ・プロセッサで処理する
ため、ID部の2つの値が異なる命令は、オペコード部
が000fの値を持つ座標の終了命令であり、該終了命
令の場合のみ、グラフィックス・バス・コントローラ1
9はID部に異なる2つの値を付加することになる。
尚、初期状態において最初の命令を処理するジオメトリ
・プロセッサは必ずジオメトリ・プロセッサ27(宛先
は1)とする。
【0015】ジオメトリ・プロセッサ19は命令のID
部の値を求め、その値を命令のID部に設定し、該命令
を、命令を処理するジオメトリ・プロセッサのFIFO
(23〜26)に送る。命令を送られたジオメトリ・プ
ロセッサは、命令の種別に従いジオメトリ演算を行い、
再びFIFOに演算後の命令を書き込む。ラスター変換
器21は描画のため、ジオメトリ・プロセッサ27から
演算後の命令を読み込み、ドットイメージを生成し、フ
レームメモリ22を更新する。同時にラスター変換器2
1は命令のID部41の下位1バイトの値から次に読み
込むジオメトリ・プロセッサ(27〜30)のFIFO
(23〜26)を決定し、処理を繰り返す。以上の手順
により、グラフィックス・バス・コントローラ19が求
めた命令のID部41の値の順序に従って、ラスター変
換器21が命令を受け取るため、必ず描画の順序は保証
される。
【0016】次に上記で説明したグラフィックスシステ
ムとCPU部が連動した場合の動作について説明する。
図6はCPU11〜14がグラフィックスシステム(1
9〜34)にアクセスするためのアドレス空間の割り当
てを示したものである。図6において、50はグラフィ
ックスシステムのためのアドレス空間を示し、このアド
レス空間内のアドレスは、グラフィックシステムにおけ
るメモリアドレス、レジスタのアドレス、機器のアドレ
ス、宛先情報としてのアドレス等として用いられ、この
アドレスはシステムバス内のアドレスバスを介して送ら
れ、51はI/O制御装置18のI/O空間を示してお
り、52〜57はグラフィックス空間50の詳細を示し
ている。52はグラフィックスシステムの固有の情報を
保持するレジスタのための空間であり、この中にCPU
からグラフィックスシステムに同時に転送可能な命令ス
トリームの最大数を保持するGMAXレジスタ53があ
る。すなわち、CPU側ではグラフィックスシステムに
命令を転送する場合にグラフィックスシステムにおける
多重化度を問い合わせする。グラフィックスシステムで
はこの問い合わせの応答等のためにGMAXレジスタを
設け、このレジスタに多重化度を格納しておく。本実施
例の場合、GMAXレジスタには‘4’が格納されてい
る。54〜57はCPUからグラフィックスシステムに
命令ストリームを転送するための転送アドレス(宛先ア
ドレス)としてのアドレス空間であり、GMAXレジス
タの数だけアドレスが多重化され異なる空間を持つ。本
実施例ではGMAXレジスタに格納された値は‘4’で
あり、転送アドレスは1〜4まであることになる。
【0017】図7はグラフィックス・バス・コントロー
ラ19が管理のために使用する変数テーブルであり、メ
モリ20に格納される。図7において、エントリ61に
は命令ストリームのジオメトリ・プロセッサ(27〜3
0)へのスケジュールを決定するための変数CURRE
NTが格納され、初期値は0である。エントリ62〜6
5は同時に転送されてくる命令ストリームごとの転送ア
ドレス対応に設けられており、転送アドレスを付されて
送られてきた命令の配布先(すなわち、4つのジオメト
リ・プロセッサのいずれか)を示す変数が格納され、変
数は1〜4、すなわちGMAXレジスタ53の数(4)
だけある。同時に送られてくる一連の命令ストリーム
が、どのエントリに属するかを以下ではボックス番号と
呼ぶことにする。
【0018】図8はグラフィックス・バス・コントロー
ラ19が命令ストリームをCPUから受け取り、個々の
命令のID部41を求めるための手順を示したものであ
る。図8において、1つの命令を受け取り(71)、ボ
ックス番号を求める。ボックス番号は4つの転送アドレ
ス1〜4(54〜57)のうち、どの転送アドレスに命
令が送られてきたかで決定する(72)。例えば転送ア
ドレス1に送られてきたならばエントリ62が選択さ
れ、ボックス番号は1とし、転送アドレス2ならばエン
トリ63が選択され、ボックス番号は2とする。ボック
ス番号を求めた後、命令のオペコード部40が折れ線ま
たは三角形列の座標の始点かどうかを判定し(73)、
始点の場合、CURRENTに値1を加えた値をボック
ス番号に対応する変数として代入し(74)、次いで、
CURRENTに値1を加え、この値をGMAXレジス
タ53に格納された値(4)で割り、結果の剰余(図8
の%記号が剰余を意味するものとする)をCURREN
Tに代入する(75)。次に命令のID部41を求め
る。図8ではID部41の上位1バイトをID(H)、
下位1バイトをLD(L)と記している。処理73で始
点でないと判定された場合には、ID(H)には既に決
定されたボックス番号に対応する変数を代入し、処理7
3で始点であると判定された場合には、ID(H)には
処理74で更新した変数(62〜65のいずれか)を代
入する(76)。次に、命令のオペコード部40が座標
の終点でなければ(77)、ID(L)にはID(H)
と同じ値を代入し(78)、座標が終点ならば(7
7)、ID(L)には変数61に値1を加えた値を代入
する(79)。ID部41の更新が終わった命令はID
部の値に従って、ジオメトリ・プロセッサ27〜30の
いずれかに転送する(80)。
【0019】以上の説明により、CPU11〜14で動
作する複数のスレッドが一連の命令ストリームの転送に
おいて、転送アドレス1(54)〜転送アドレス4(5
7)のうち1つの転送アドレスに送ることによって、複
数の命令ストリームを構成する個々の命令を混在して同
時に転送しても、正しい描画が保証できる。また、上記
において描画順序は命令ストリームの始点座標がグラフ
ィックスシステムに到着した順序で描画される。
【0020】以上の実施例では、複数個の転送アドレス
を用意し、命令ストリームごとに転送アドレスを分ける
ことによって、同時転送を実施したが、1つの転送アド
レスを用いても本発明は実施できる。この場合、命令の
ID部41を一連の命令ストリームを表す識別子として
使用する。CPU11〜14で動作する複数のスレッド
が一連の命令ストリームの転送において、1〜4のうち
いずれかの値を代入する。図8のグラフィックス・バス
・コントローラ19の処理手順において、処理72のボ
ックス番号の計算で、転送アドレスに関係なく命令のI
D部41の値をそのままボックス番号とすることによっ
て、グラフィックスシステムの処理は行える。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、応用プログラムの各ス
レッド間でグラフィックスシステムへ転送する際に排他
制御を行なう必要が無くなり、排他制御のオーバヘッド
が無くなり、また、複数のスレッドの並列度が上がり、
高速描画が可能になる。各スレッドが順次生成する描画
命令ストリームが混在して転送されても、並列プロセッ
サを用いた表示処理装置において応用プログラムが指定
して実行した描画順序通りに描画が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】応用プログラムの各スレッドが生成した命令ス
トリームをグラフィックスシステムに転送する状態を示
す図である。
【図2】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】グラフィックスシステムに送られる命令の形式
を示す図である。
【図4】折れ線描画の例を示す図である。
【図5】三角形列描画の例を示す図である。
【図6】グラフィックスシステムおよびその他のI/O
のアドレス空間を示す図である。
【図7】グラフィックス・バス・コントローラが使用す
る変数テーブルを示す図である。
【図8】グラフィックス・バス・コントローラにおける
処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】 11〜14 主プロセッサ 15 バス・コントローラ 16 主メモリ 17 システムバス 18 I/O制御装置 19 グラフィックス・バス・コントローラ 20 メモリ 21 ラスター変換器 22 フレームメモリ 23〜26 入出力FIFO 27〜30 ジオメトリ・プロセッサ 31〜34 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G06T 13/00 9365−5H G06F 15/62 340 A (72)発明者 桑名 利幸 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 萬田 雅人 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列動作可能な複数のプロセッサにより
    描画命令を処理し、その処理結果に基づき表示画面上に
    表示を行なう並列プロセッサを用いる表示装置であっ
    て、 上位装置において複数のスレッドからなる応用プログラ
    ムの夫々のスレッドが順次生成する描画命令からなる描
    画命令ストリームが混在して転送された複数の描画命令
    ストリームを受信する受信手段と、 受信した描画命令の生成順を判定する判定手段と、 該判定した生成順に描画命令ストリームの各描画命令に
    対して該描画命令を処理するプロセッサを前記複数のプ
    ロセッサの中から割り当てる割当手段と、 プロセッサの処理結果を前記生成順に順次読み込み描画
    命令ストリーム毎に描画を行なう描画手段を備えること
    を特徴とする並列プロセッサを用いる表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の並列プロセッサを用いる
    表示装置において、 前記描画命令ストリームの描画命令は前記スレッドによ
    り転送先の転送アドレスを指定して転送され、 前記判定手段は、前記スレッドが指定した前記描画命令
    ストリームの各描画命令の転送先の転送アドレスに基づ
    き前記生成順を判定することを特徴とする並列プロセッ
    サを用いる表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の並列プロセッサを用いる
    表示装置において、 前記描画命令ストリームの描画命令は前記スレッドによ
    り前記生成順を示す識別子を付して転送され、 前記描画命令ストリームの描画命令に付された識別子に
    基づき前記描画命令ストリームの描画命令の生成順を判
    定することを特徴とする並列プロセッサを用いる表示装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の並列プロ
    セッサを用いる表示装置において、 前記割当手段は、前記各描画命令のID部に該描画命令
    の処理のために割り当てられる第1のプロセッサ番号と
    該描画命令に続く次描画命令の処理のために割り当てら
    れる第2のプロセッサ番号を設定し、 最初に生成された前記描画命令ストリームの描画命令の
    第1のプロセッサ番号として予め順位の定められた複数
    のプロセッサの中から第1順位のプロセッサ番号を設定
    し、第2のプロセッサ番号としては、次描画命令が同一
    描画命令ストリームに属するときは第1のプロセッサ番
    号と同一のプロセッサ番号を設定し、次描画命令が他の
    描画命令ストリームに属するときは第2順位のプロセッ
    サ番号を設定し、2番目に生成された前記描画命令スト
    リームの描画命令の第1のプロセッサ番号として第2順
    位のプロセッサ番号を設定し、第2のプロセッサ番号と
    しては、次描画命令が同一描画命令ストリームに属する
    ときは第1のプロセッサ番号と同一のプロセッサ番号を
    設定し、次描画命令が他の描画命令ストリームに属する
    ときは第3順位のプロセッサ番号を設定し、以下同様に
    前記各描画命令にプロセッサを割り当てることを特徴と
    する並列プロセッサを用いる表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の並列プロセッサを用いる
    表示装置において、 前記描画手段は、読み込んだ描画命令にしたがい描画を
    行ない、該読み込んだ描画命令のID部に設定された第
    2のプロセッサ番号で指定されるプロセッサから次の描
    画命令を読み込むことを特徴とする並列プロセッサを用
    いる表示装置。
JP6295696A 1994-11-04 1994-11-04 並列プロセッサを用いる表示装置 Pending JPH08138059A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7079146B2 (en) 2000-03-02 2006-07-18 Sony Computer Entertainment Inc. Image producing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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