JPH08139100A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH08139100A
JPH08139100A JP6271355A JP27135594A JPH08139100A JP H08139100 A JPH08139100 A JP H08139100A JP 6271355 A JP6271355 A JP 6271355A JP 27135594 A JP27135594 A JP 27135594A JP H08139100 A JPH08139100 A JP H08139100A
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JP
Japan
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region
forming
semiconductor layer
opening
polycrystalline semiconductor
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JP6271355A
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Chihiro Arai
千広 荒井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダブルポリシリコン構造を有するバイポーラ
トランジスタにおいて、面積及び寄生各量を増加させる
事なくベース抵抗の低減をはかる。 【構成】 コレクタ領域7上の少なくともグラフトベー
ス領域を形成する部分を含んでグラフトベース領域形成
の不純物源となる第1の多結晶半導体層11を形成する
工程と、この第1の多結晶半導体層11上に層間絶縁層
13を形成する工程と、この層間絶縁層13とこれの下
の上記第1の多結晶半導体層11を横切って真性ベース
領域の形成部上に開口14を形成する工程と、この開口
内の周縁部に限定的に低比抵抗ベース接続領域を形成す
る斜めイオン注入工程と、開口14を通じて真性ベース
領域16を形成する垂直イオン注入工程と、開口14の
内側面にサイドウオール18を形成する工程と、このサ
イドウオール18が形成された開口14内にエミッタ領
域形成の不純物源となる第2の多結晶半導体層を形成す
る工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置特にバイポ
ーラトランジスタの製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】回路素子としてバイポーラトランジスタ
を有する半導体集積回路装置において、集積密度の向
上、トランジスタの高速化のための寄生容量および寄生
抵抗の低減化が必要となる。
【0003】この要求に応えるものとして、いわゆるダ
ブルポリシリコン構造のバイポーラトランジスタによる
半導体集積回路装置が提供された。しかしながら、この
場合においても、ベース領域とベース電極との間におけ
る分布抵抗が問題となる。
【0004】これについて説明するに、まず図7〜図1
3を参照して、このダブルポリシリコン構造のバイポー
ラトランジスタによる半導体集積回路装置の従来の製造
方法について説明する。この例ではn−p−n型のトラ
ンジスタを形成する場合で、この場合、図7に示すよう
に、p型の半導体基板1例えばSi基板の一主面に高濃
度n型のコレクタ埋込み領域2をイオン注入、選択的拡
散等によって形成する。
【0005】図8に示すように、コレクタ埋込み領域2
と同導電型を有するが、これより低不純物濃度の半導体
層3をエピタキシャル成長して半導体集積回路基板4を
構成する。そして、この基板4の表面すなわち半導体層
3の表面を熱酸化して薄膜酸化膜によるいわゆるパッド
絶縁膜5を形成する。
【0006】図9に示すように、例えば半導体層3を横
切る厚さに、回路素子間を分離する素子間分離絶縁層6
いわゆる LOCOS(Local Oxidation of Silicon)を、局
部的酸化によって形成し、コレクタ埋込み領域2上に、
半導体層3の一部からなるコレクタ領域7を区画形成す
る。また、この素子間分離絶縁層6下に、例えば高エネ
ルギーイオン注入によってp型の高濃度のチャネルスト
ップ領域8を形成する。
【0007】図10に示すように、基板4上に全面的に
例えばフォトレジストによる選択的イオン注入を行うた
めのマスク9を形成し、フォトリソグラフィによってコ
レクタ領域7上の一部にイオン注入の窓9Wを形成す
る。この窓9Wを通じてn型不純物をイオン注入して高
濃度のコレクタ電極取出し領域10を形成する。
【0008】図11に示すように、マスク9を除去し、
パッド絶縁膜5の、コレクタ領域7上のベース形成部に
ベース窓5Wをフォトリソグラフィによるパターンエッ
チングによって形成する。この窓5W内を含んで全面的
に第1の多結晶半導体層11例えば多結晶シリコン(ポ
リシリコン)をCVD(化学的気相成長)法等によって
形成し、同様にフォトリソグラフィによるパターンエッ
チングによって、少なくとも窓5W内とベース電極形成
部に渡る一部の多結晶半導体層11を残し、更に例えば
最終的に形成する半導体集積回路を構成するポリシリコ
ン抵抗を形成する部分を残して、他部を除去する。この
第1の多結晶半導体層11を覆って全面的に例えばSi
2 よりなる層間絶縁層13を全面的に例えばCVDに
よって形成する。
【0009】多結晶半導体層11は、p型の不純物がド
ープされた半導体を成膜するとか、多結晶半導体層11
の成膜後にイオン注入によって不純物のドーピングを行
って不純物を含む半導体層とする。
【0010】図12に示すように、ベース窓5W内の真
性ベース領域の形成部に、層間絶縁層13とその下の第
1の多結晶半導体層11とを横切って開口14を形成す
る。この場合、開口14の全外周に渡って最低限の所要
の幅を保持した第1の多結晶半導体層11が、コレクタ
領域7上にベース窓5Wを通じて被着された部分が存在
する位置および形状に選定される。そして、この開口1
4内に後に行うイオン注入における半導体表面保護のた
めのバッファ層15を表面熱酸化によって形成し、開口
14を通じてバッファ層15を貫通してコレクタ領域7
上にp型の不純物をイオン注入し、熱処理を施して、イ
オン注入不純物の活性化を行って真性ベース領域16を
形成すると共に、第1の多結晶半導体層11中の不純物
をコレクタ領域7上に拡散して真性ベース領域16の周
囲にベース電極取出し領域となる低比抵抗のグラフトベ
ース領域17を形成する。
【0011】次に、図13に示すように、開口14の内
側面に所要の幅を有するサイドウオール18を形成する
とともに、バッファ層15のサイドウオール18によっ
て囲まれる位置にエミッタ形成窓19を形成してこれを
通じて真性ベース領域16上に接して第2の多結晶半導
体層12例えば多結晶シリコンを例えばCVDおよびフ
ォトリソグラフィによるパターンエッチングによって形
成し、この多結晶半導体層12からの不純物拡散を真性
ベース領域16上に行ってn型のエミッタ領域20を形
成する。そして、第1の多結晶半導体層11上の層間絶
縁層13にベース電極窓21Bを、コレクタ電極取出し
領域10上のパッド絶縁膜5と層間絶縁層13にコレク
タ電極窓21Cを穿設し、これらベース電極窓21Bと
コレクタ電極窓21Cを通じて第1の多結晶半導体層1
1と、コレクタ電極取出し領域10上にそれぞれオーミ
ックコンタクトするベース電極22Bと、コレクタ電極
22Cとを形成し、更に第2の多結晶半導体層12上に
オーミックコンタクトするエミッタ電極22Eをそれぞ
れ例えばAlの全面蒸着およびフォトリソグラフィによ
るパターンエッチングによって同時に形成する。
【0012】このようにして、n型のコレクタ領域7上
に真性ベース領域16とグラフトベース領域17とによ
るp型のベース領域が形成され、更にこれの上にn型の
エミッタ領域20が形成されたn−p−n型のバイポー
ラトランジスタが形成された半導体集積回路装置が形成
される。
【0013】このようないわゆるダブルポリシリコン構
造のバイポーラトランジスタは、ベース領域およびエミ
ッタ領域間、これらベース領域およびエミッタ領域に対
する第1および第2の多結晶半導体層11および12に
よる各電極導出部の位置関係が自己整合されることか
ら、ベース−コレクタ間接合面積の縮小化をはかること
ができることによる寄生容量の低減化をはかり、またエ
ミッタ電極導出部およびベース電極導出部間の間隔をサ
イドウオール15の幅の選定によって、これら間の寄生
容量を小さくできこと、更にトランジスタの面積の縮小
化をはかることができることから、高速性、高集積密度
の向上をはかることができるという利点がある。
【0014】しかしながら、この場合、グラフトベース
領域17の形成は、第1の多結晶半導体層11からの不
純物の拡散によって形成されることから、その不純物濃
度に制約が生じその比抵抗を充分小さくできなく、ベー
スの分布抵抗が大きくなり寄生抵抗が比較的大きくなる
ことから、更なる高速性向上の隘路となっている。
【0015】これに対し、図14に示すように、そのエ
ミッタの形成においてのみ多結晶半導体層例えば多結晶
シリコン層31からの不純物拡散が用いられるシングル
ポリシリコン構造のバイポーラトランジスタは、その真
性ベース領域16およびグラフトベース領域17は、そ
れぞれ所定のパターンの拡散マスクを介して不純物を例
えば気相拡散することによって形成するものであること
から、ベース抵抗を充分小さくすることが可能である
が、反面ベース領域の面積すなわちベース−コレクタ間
接合面積が大となり、寄生容量の低減化を充分はかれな
いとか、充分な面積の縮小化をはかることができないこ
とから、半導体集積回路装置においてその集積密度を充
分大にできないなどの問題がある。尚、図14におい
て、図13と対応する部分には同一符号を付して重複説
明を省略する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、いわゆるシ
ングルポリシリコン構造のトランジスタにおける面積お
よび寄生容量の問題を解決し、しかもいわゆるダブルポ
リシリコン構造におけるベース抵抗の問題の解決をはか
り、高集積密度化と高速性の向上をはかることができる
ようにした半導体装置の製造方法を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、図1に
示すように、コレクタ領域7上の少なくともグラフトベ
ース領域を形成する部分を含んでグラフトベース領域形
成の不純物源となる第1の多結晶半導体層11を形成す
る工程と、この第1の多結晶半導体層11上に層間絶縁
層13を形成する工程と、この層間絶縁層13とこれの
下の上記第1の多結晶半導体層11を横切って真性ベー
ス領域の形成部上に開口14を形成する工程と、この開
口14内の周縁部に限定的に低比抵抗ベース接続領域を
形成する斜めイオン注入工程と、図2に示すように、開
口14を通じて真性ベース領域16を形成する垂直イオ
ン注入工程と、開口14の内側面にサイドウオール18
を形成する工程と、このサイドウオール18が形成され
た開口14内にエミッタ領域形成の不純物源となる第2
の多結晶半導体層を形成する工程とを有する。
【0018】第2の本発明は、上述の方法において、そ
のグラフトベース領域とエミッタ領域とを離間して形成
する。
【0019】第3の本発明は、上述の斜めイオン注入を
複数方向から行う。
【0020】第4の本発明は、開口14を直方形パター
ンとする。
【0021】第5の本発明は、上述の複数方向からの斜
めイオン注入は、4方向から行う。
【0022】第6の本発明は、上述の複数方向からの斜
めイオン注入は、開口14の中心軸に対し対称方向とす
る。
【0023】
【作用】上述した本発明方法においては、第1および第
2の多結晶半導体層構造によるいわゆるダブルポリシリ
コン構造によるバイポーラトランジスタ構成を採るにも
かかわらず、その真性ベース領域16の形成前におい
て、斜めイオン注入工程によって低比抵抗ベース接続領
域の形成を行うものであることから、このようにして形
成したバイポーラトランジスタは、ベース領域における
分布抵抗すなわち寄生抵抗の低減化をはかることができ
る。
【0024】そして、本発明方法によれば、第1および
第2の多結晶半導体層によるベース領域およびエミッタ
領域の形成を自己整合によって形成することから面積の
縮小化をはかることができ、半導体集積回路装置におい
ては集積密度の向上をはかることができると共に、従来
のダブルポリシリコン型バイポーラトランジスタにおけ
ると同様に寄生容量の低減化をはかることができるの
で、上述した寄生抵抗の低減化と相俟ってより高速性の
向上がはかられる。
【0025】
【実施例】図1〜図3の各工程における断面図を参照し
て、本発明方法の一実施例を詳細に説明する。この例に
おいても、n−p−n型のバイポーラトランジスタを形
成する場合の例である。本発明においても、前述した図
7〜図11と同様の方法によって図1に示すように、半
導体集積回路基板4が構成され、これにコレクタ埋込み
領域2、コレクタ領域7、コレクタ電極取出し領域1
0、チャネルストップ領域8を形成する。
【0026】すなわち、図7で説明したように、p型の
半導体基板1例えばSi基板の一主面に高濃度n型のコ
レクタ埋込み領域2をイオン注入、選択的拡散等によっ
て形成する。
【0027】図8で説明したように、コレクタ埋込み領
域2と同導電型を有するが、これより低不純物濃度の半
導体層3をエピタキシャル成長して半導体集積回路基板
4を構成する。そして、この基板4の表面すなわち半導
体層3の表面を熱酸化して薄膜酸化膜によるいわゆるパ
ッド絶縁膜5を形成する。
【0028】図9で説明したように、例えば半導体層3
を横切る厚さに、回路素子間を分離する素子間分離絶縁
層6いわゆる LOCOS(Local Oxidation of Silicon)
を、局部的酸化によって形成し、コレクタ埋込み領域2
上に、半導体層3の一部からなるコレクタ領域7を区画
形成する。また、この素子間分離絶縁層6下に、例えば
高エネルギーイオン注入によってp型の高濃度のチャネ
ルストップ領域8を形成する。
【0029】図10で説明したように、基板4上に全面
的に例えばフォトレジストによる選択的イオン注入を行
うためのマスク9を形成し、フォトリソグラフィによっ
てコレクタ領域7上の一部にイオン注入の窓9Wを形成
する。この窓9Wを通じてn型不純物をイオン注入して
高濃度のコレクタ電極取出し領域10を形成する。
【0030】図11で説明したように、マスク9を除去
し、パッド絶縁膜5の、コレクタ領域7上のベース形成
部にベース窓5Wをフォトリソグラフィによるパターン
エッチングによって形成する。この窓5W内を含んで全
面的に第1の多結晶半導体層11例えば多結晶シリコン
をCVD法等によって形成し、同様にフォトリソグラフ
ィによるパターンエッチングによって、少なくとも窓5
W内とベース電極形成部に渡る一部の多結晶半導体層1
1を残し、更に例えば最終的に形成する半導体集積回路
を構成するポリシリコン抵抗を形成する部分を残して、
他部を除去する。この第1の多結晶半導体層11を覆っ
て全面的に例えばSiO2 よりなる層間絶縁層13を全
面的に例えばCVDによって形成する。
【0031】多結晶半導体層11は、p型の不純物がド
ープされた半導体を成膜するとか、多結晶半導体層11
の成膜後にイオン注入によってp型不純物のドーピング
を行って不純物を含む半導体層とする。
【0032】そして、図1に示すように、ベース窓5W
内の真性ベース領域の形成部に、層間絶縁層13とその
下の第1の多結晶半導体層11とを横切って開口14を
形成する。この場合、開口14の全外周に渡って最低限
の所要の幅を保持した第1の多結晶半導体層11が、コ
レクタ領域7上にベース窓5Wを通じて被着された部分
が存在する位置および形状に選定される。この開口14
の形成によって、此処に第1の多結晶半導体層11の厚
さと層間絶縁層13の厚さの和に相当する深さdの凹部
34が形成される。
【0033】この凹部34の底面に後に行うイオン注入
における半導体表面保護のためのバッファ層15を表面
熱酸化によって形成する。
【0034】そして、特に本発明においては、図1およ
び図4に一部の断面図に示すように、凹部34の形状お
よび深さを利用して、矢印a1 およびa2 に示すよう
に、p型の不純物の斜めイオン注入を行って開口14の
周縁に沿って限定的にイオン注入領域37を形成する。
【0035】開口14、すなわち凹部34の平面的パタ
ーンは、直方形パターンの例えば正方形パターンに形成
する。本発明においては、この状態で、この直方形パタ
ーンの凹部34の4側面に対する角度θが、それぞれそ
の深さ方向に関して0°<θ<90°の範囲で各辺の長
さ方向に関しては直交する一定の角度をもってかつ相対
向する側面に対して所定の角度をもって入射し、開口の
中心軸Oを挟んで対称に斜めイオン注入を行う。すなわ
ち、いま図5Aに凹部34の平面パターンを示すよう
に、凹部34を長方形パターンとする場合は、その短辺
側の相対向する側面に対する入射角θ1aおよびθ1bを図
5Bに示すようにθ1a=θ1bとし、その長辺側の相対向
する側面に対する入射角θ2aおよびθ2bを図5Cに示す
ように、θ 2a=θ2bとし、θ1a=θ1b<θ2a=θ2bとす
る。
【0036】その後、またはその前に図2に示すよう
に、凹部34の深さ方向に沿う矢印bで模式的に示す垂
直イオン注入を行ってコレクタ領域7上にp型の不純物
をイオン注入し、熱処理を施して、イオン注入不純物の
活性化を行って真性ベース領域16を形成すると共に、
第1の多結晶半導体層11中の不純物をコレクタ領域7
上に拡散して真性ベース領域16の周囲にベース電極取
出し領域となる低比抵抗のグラフトベース領域17を形
成し、同時にイオン注入領域37の不純物の活性化を行
って真性ベース領域16とグラフトベース領域との間に
低比抵抗ベース接続領域35を形成する。
【0037】その後図3に示すように、図13で説明し
たと同様に、開口14の内側面に所要の幅を有するサイ
ドウオール18を形成するとともに、バッファ層15の
サイドウオール18によって囲まれる位置にエミッタ形
成窓19を形成してこれを通じて真性ベース領域16上
に接して第2の多結晶半導体層12例えば多結晶シリコ
ンを例えばCVDおよびフォトリソグラフィによるパタ
ーンエッチングによって形成する。
【0038】第2の多結晶半導体層12は、n型の不純
物がドープされた半導体によって成膜するか、成膜後に
n型不純物のイオン注入を行って不純物を含む半導体層
とする。
【0039】そして、この多結晶半導体層12からの不
純物拡散を真性ベース領域16上に行ってn型のエミッ
タ領域20を形成する。
【0040】このようにして形成されたエミッタ領域2
0は、グラフトベース領域17と離間して形成され、両
者間に低比抵抗接続領域35が形成される。
【0041】そして、第1の多結晶半導体層11上の層
間絶縁層13にベース電極窓21Bを、コレクタ電極取
出し領域10上のパッド絶縁膜5と層間絶縁層13にコ
レクタ電極窓21Cを穿設し、これらベース電極窓21
Bとコレクタ電極窓21Cを通じて第1の多結晶半導体
層11と、コレクタ電極取出し領域10上にそれぞれオ
ーミックコンタクトするベース電極22Bと、コレクタ
電極22Cとを形成し、更に第2の多結晶半導体層12
上にオーミックコンタクトするエミッタ電極22Eをそ
れぞれ例えばAlの全面蒸着およびフォトリソグラフィ
によるパターンエッチングによって同時に形成する。
【0042】このようにして、n型のコレクタ領域7上
に真性ベース領域16とグラフトベース領域17とによ
るp型のベース領域が形成され、更にこれの上にn型の
エミッタ領域20が形成されたn−p−n型のバイポー
ラトランジスタが形成された半導体集積回路装置が形成
される。
【0043】そして、この本発明方法によって形成した
半導体装置におけるバイポーラトランジスタは、第1お
よび第2の多結晶半導体層11および12によるいわゆ
るダブルポリシリコン型構成としたことにより、前述し
たように面積特にベース−コレクタ間接合面積の縮小
化、ベース−エミッタ間の間隔の設定を適正に行うこと
ができることによって寄生容量の低減化をはかることが
できると共に、低比抵抗ベース接続領域35の形成によ
ってベース抵抗の低減化をはかることができる。
【0044】尚、この場合のイオン注入領域37の間隔
eは、凹部34の深さd、開口長L、イオン注入の入射
角θによって選定出来、このイオン注入領域37がエミ
ッタ領域20と接しない為には次の(数1)の関係を満
たせばよい。
【0045】
【数1】tanθ≧〔{(L−e)/2}+e〕/d
【0046】となり、(数2)となる。
【0047】
【数2】θ≧tan-1(L+e)2d
【0048】上述した例においては、層間絶縁層13が
シリコン酸化膜SiO2 によって構成した場合である
が、その他例えばシリコンナイトライド膜またはシリコ
ンオキシナイトライド膜等によって構成できる。
【0049】また、上述した例においては、n−p−n
型のバイポーラトランジスタを形成する場合の例である
が、p−n−p型トランジスタを形成する場合に適用す
ることができ、この場合には各部の導電型を上述とは逆
導電型に選定すれば良いものである。
【0050】そのほか、上述した実施例に限定されるも
のでなないことは云うまでもない。
【0051】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、第1
および第2の多結晶半導体層11および12によるいわ
ゆるダブルポリシリコン型構成としたことにより、前述
したように面積特にベース−コレクタ間接合面積の縮小
化、ベース−エミッタ間の間隔の設定を適正に行うこと
ができることによって寄生容量の低減化をはかることが
できると共に、低比抵抗ベース接続領域35の形成によ
ってベース抵抗の低減化をはかることができることか
ら、より高速性の向上をはかることができる。
【0052】また、このような低比抵抗ベース接続領域
35を形成するにもかかわらず、これを真性ベース領域
16の形成の開口14を通じて斜めイオン注入によって
形成するので、この領域35を設けるための特別のマス
ク形成工程が不要となって製造工程数の増加を抑制でき
ると共に、その形成位置の設定を自己整合的に正確に行
うことができる。
【0053】そして、上述した面積の縮小化を保持でき
ることによって半導体集積回路装置において集積密度の
向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一工程での断面図である。
【図2】本発明の一実施例の一工程での断面図である。
【図3】本発明の一実施例の一工程での断面図である。
【図4】本発明の一実施例の一工程での断面図である。
【図5】Aは本発明の実施例のエミッタ形成部の開口の
平面図である。Bはイオン注入入射角の説明図である。
Cはイオン注入入射角の説明図である。
【図6】イオン注入入射角と各部の寸法関係の説明図で
ある。
【図7】従来方法の一工程での断面図である。
【図8】従来方法の一工程での断面図である。
【図9】従来方法の一工程での断面図である。
【図10】従来方法の一工程での断面図である。
【図11】従来方法の一工程での断面図である。
【図12】従来方法の一工程での断面図である。
【図13】従来方法の一工程での断面図である。
【図14】従来方法の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 コレクタ埋込み領域 3 半導体層 4 半導体集積回路基板 5 パッド絶縁膜 6 素子間絶縁層 7 コレクタ領域 8 チャネルストップ領域 10 コレクタ電極取出し領域 11 第1の多結晶半導体層 12 第2の多結晶半導体層 13 層間絶縁層 14 開口 15 バッファ層 16 真性ベース領域 17 グラフトベース領域 18 サイドウオール 19 エミッタ形成窓 20 エミッタ領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレクタ領域上の少なくともグラフトベ
    ース領域を形成する部分を含んでグラフトベース領域形
    成の不純物源となる第1の多結晶半導体層を形成する工
    程と、 該第1の多結晶半導体層上に層間絶縁層を形成する工程
    と、 該層間絶縁層とこれの下の上記第1の多結晶半導体層を
    横切って真性ベース領域の形成部上に開口を形成する工
    程と、 該開口内の周縁部に限定的に低比抵抗ベース接続領域を
    形成する斜めイオン注入工程と、 上記開口を通じて真性ベース領域を形成する垂直イオン
    注入工程と、 上記開口の内側面にサイドウオールを形成する工程と、 該サイドウオールが形成された上記開口内にエミッタ領
    域形成の不純物源となる第2の多結晶半導体層を形成す
    る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 上記グラフトベース領域と上記エミッタ
    領域とを離間して形成することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記斜めイオン注入を複数方向から行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記開口が直方形パターンとされたこと
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の半導体装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記複数方向からの斜めイオン注入は、
    4方向から行うことを特徴とする請求項1、2、3また
    は4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記複数方向からの斜めイオン注入は、
    上記開口の中心軸に対し対称方向とすることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4または5に記載の半導体装置の
    製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1282172A3 (en) * 2001-07-31 2004-12-08 Fujitsu Limited Bipolar semiconductor device and method for fabrication thereof
GB2419230A (en) * 2004-10-14 2006-04-19 X Fab Semiconductor Foundries Method of reducing the base resistance of bipolar transistors

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