JPH08139B2 - ウッド・ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

ウッド・ゴルフクラブヘッドの製造方法

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JPH08139B2
JPH08139B2 JP62224106A JP22410687A JPH08139B2 JP H08139 B2 JPH08139 B2 JP H08139B2 JP 62224106 A JP62224106 A JP 62224106A JP 22410687 A JP22410687 A JP 22410687A JP H08139 B2 JPH08139 B2 JP H08139B2
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club head
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隆治 奥本
敏郎 二宮
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ウッド・ゴルフクラブヘッドの製造方法
に係わり、更に詳しくは繊維強化プラスチック材料から
成るウッド・ゴルフクラブヘッドのフェイス面に、クラ
ブヘッド成形時に、繊維を切断することなく繊維及び樹
脂の一部を凹ませて複数本のスコアラインと複数個のデ
ィンプルとを組合わせて容易に形成するウッド・ゴルフ
クラブヘッドの製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来の繊維強化プラスチック製のウッド・ゴルフクラ
ブヘッド1は、第4図に示すようにフェィス面2に複数
本のスコアライン3と、バーチカルライン4とが形成さ
れ、そしてウッド・ゴルフクラブヘッド1の製造方法と
しては、第5図及び第6図に示すように、垂直方向にパ
ーティングライン5を設けた二つ割りの金型6a,6b(第
5図)と、水平方向にパーティングライン7を設けた二
つ割りの金型8a,8b(第6図)とが一般に使用されてい
る。
また、上記フェイス面2は、中心線A−A上の一点を
中心として一定曲率の曲面により形成され、そして複数
本のスコアライン3の溝3aは、第8図に示すように常に
フェイス面2に対して直角に穿設されているものではな
く、一定の方向に平行に穿設されている為、上記のよう
な二つ割りの金型6a,6b及び8a,8bで成形した場合には、
脱型することができないことから、フェイス面2のスコ
アライン3の加工は、上記のような金型6a,6b及び8a,8b
により成形して研摩した後に溝加工を行うのが一般的で
ある。
然しながら、クラブヘッドの成形後にフェィス面にス
コアライン3の溝加工を行う繊維強化プラスチック製の
ウッド・ゴルフクラブヘッドの場合には、フェィス面の
クロス切れを起こし、層剥離が生じ易く、耐久性に問題
が生ずる。
また、第7図に示すような複数本のスコアライン3の
溝3aは、垂直面に対して直角に穿設されているので、二
つ割りの金型6a,6bの脱型は可能であるが、クラブヘッ
ドの構造に制約があり、また金型の脱型時にフェィスパ
ターンが崩れ易いと言う問題がある。また、第6図に示
すような金型8a,8bにおいては、脱型が困難であり、成
形時のスコアラインの加工は実質上不可能であった。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出され
たもので、クラブヘッドのフェィス面に、クラブの要求
特性に応じた種々のパターンのスコアラインやディンプ
ルをクラブヘッド成形時に、フェィス面を形成する繊維
を切断することなく繊維及び樹脂の一部を凹ませて複数
本のスコアラインと複数個のディンプルとを同時に成形
することが出来ると共に、成形後の脱型を容易に行うこ
とが出来、更に、成形加工も容易に行うことが出来るウ
ッド・ゴルフクラブヘッドの製造方法を提供するもので
ある。
〔発明の構成〕
この発明は上記目的を達成するため、繊維強化プラス
チック材料から成るウッド・ゴルフクラブの成形時に、
フェィス面を形成する繊維を切断することなく繊維及び
樹脂の一部を凹ませて複数本のスコアラインと複数個の
ディンプルとを同時に成形することを要旨とするもので
ある。
〔発明の作用〕
この発明は上記のように構成され、クラブヘッド成形
時に、フェィス面を形成する繊維を切断することなく繊
維及び樹脂の一部を凹ませて、クラブの要求特性に応じ
た種々のパターンのスコアラインとディンプルとをフェ
ィス面に形成することで、フェィス面の繊維(クロス)
切れを起こしたり、層剥離が生ずることがなく、クラブ
ヘッドの耐久性を向上させることが出来るものである。
また従来のスコアラインのみを設けたウッド・ゴルフ
クラブヘッドに比べてバックスピンの量を少なくして飛
距離を延ばすことが出来ると共に、ゴルファーに対して
スイートエリアを容易に把握させことが出来るものであ
る。
また、この発明は下型のクラブヘッドフェィスが形成
される個所に、複数本のスコアラインまたは複数個のデ
ィンプル、あるいは複数本のスコアラインと複数個のデ
ィンプルとを備えた置駒型を配設し、この下型と前記上
型との内部に繊維強化プラスチック材料を配置して圧縮
成形することによりクラブヘッドを形成し、離型時に
は、上型を外した後、クラブヘッドと置駒型とを下型か
ら同時に外し、更にクラブヘッドのフェィス面から置駒
型を脱型してウッド・ゴルフクラブヘッドを成形するこ
とで、クラブの要求特性に応じた種々のパターンのスコ
アラインやディンプルをクラブヘッド成形時にフェィス
面を形成する繊維を切断することなく繊維及び樹脂の一
部を凹ませて同時に成形することが出来、また成形後の
脱型を容易にして成形加工を容易にすることが出来るも
のである。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の実施例を説明す
る。
第1図は、この発明の製造方法により製造された繊維
強化プラスチック製のウッド・ゴルフクラブヘッド10の
正面図を示し、クラブヘッドのフェィス面11には、クラ
ブの要求特性に応じた種々のパターンの複数本の平行な
スコアライン12と、複数個のディンプル13とが形成され
ている。
前記ディンプル13は、一本のスコアライン12を3分割
または4分割してその間にディンプル13を配設し、一定
のパターンにしている。上記ディンプル13を形成した領
域は、クラブヘッドの概ねスイトートエリアを表示し、
ゴルファーに対して打球時に於けるクラブヘッドのスイ
トートエリアを容易に把握させるようにしたものであ
る。
上記、フェィス面1に形成するスコアライン12の機能
としては、打球時においてボールに対して摩擦力を大き
くし、バックスピン(カット効果)を与える機能と、フ
ェィス面11に付着する水分等の水はけを良好にさせる機
能とを有するもので、スコアライン12が太く、しかも多
いほどバックスピンの量が大きくなったり、水はけ効果
は大きくなるが、反面飛距離は短くなる。
然し、ウッド・ゴルフクラブ等では飛距離を延ばすこ
とを目的とするクラブであることからバックスピンは適
度にかけることが好ましく、そこでこの発明では、スコ
アライン12を部分的に少なくして、その代わりにディン
プル13を形成し、更にこのディンプル13には、上記のよ
うにゴルファーに対してスイトートエリアを容易に認識
し易いように構成したものである。
次に、この発明にかかる繊維強化プラスチック製のウ
ッド・ゴルフクラブヘッド10の製造方法を第2図及び第
3図を参照しながら説明する。
第2図において、14は下型、15は上型であって、下型
14のクラブヘッドフェィス部16が形成される個所に、図
示しない複数本のスコアラインまたは複数個のディンプ
ル、あるいは複数本のスコアラインと複数個のディンプ
ルとを備えた置駒型17を配設し、また下型14の底部に
は、成形されたクラブヘッド10及び置駒型17を上方に突
き上げる際に使用する図示しない押上げピンの挿入穴18
a,18bが形成されている。
そして、クラブヘッド10の成形時には、下型14のクラ
ブヘッドフェィス部16に、置駒型17を配設し、そしてこ
の下型14と上型15との内部に繊維強化プラスチック材料
(図示せず)を配置して圧縮成形することによりクラブ
ヘッド10を形成する。
即ち、クラブヘッド成形時に、スコアライン及びディ
ンプルのパターンを備えた置駒型17を配設し、そして下
型14と上型15との内部に繊維強化プラスチック材料(図
示せず)を配置して圧縮成形することにより、フェィス
面11を形成する繊維を切断することなく繊維及び樹脂の
一部を凹ませて、クラブの要求特性に応じた種々のパタ
ーンのスコアライン12とディンプル13とをスラブヘッド
10の成形と同時に形成することが出来るものである。
そして金型の離型時には、上型15を分離後にクラブヘ
ッド10と置駒型17とを下型14に形成された挿入穴18a,18
bから押上げピンを挿入してクラブヘッド10と置駒型17
とを下型14から上方へ同時に離型させ、更に第3図に示
すようにクラブヘッド10のフェィス部16から置駒型17を
脱型させてウッド・ゴルフクラブヘッド10を成形するの
である。
以上のような方法によりクラブヘッド10を成形するこ
とにより、フェィスパターンの脱型時の崩れを防止で
き、またスコアライン12やディンプル13の配列,形状の
設計の自由度が大きく、また置駒型17のみを取替ること
によりフェィスパターンを容易に変えることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のようにクラブヘッドのフェィス面
に、クラブの要求特性に応じた種々のパターンのスコア
ラインやディンプルをクラブヘッドの成形と同時に形成
したので、バックスピン量を少なくして飛距離を延ばす
ことが出来ると共に、ゴルファーに対してスイートエリ
アを容易に把握させ、安心してスイングさせることが出
来る効果がある。
また、この発明ではクラブヘッドのフェィス面に、ク
ラブの要求特性に応じた種々のパターンのスコアライン
やディンプルをクラブヘッド成形時にフェィス面を形成
する繊維を切断することなく繊維及び樹脂の一部を凹ま
せて同時に成形するので、フェィス面の繊維(クロス)
切れを起こしたり、層剥離が生することがなく、クラブ
ヘッドの耐久性を向上させることが出来、また加工工程
を短縮かつ簡素化して生産性の向上を図ることが出来る
効果がある。
更に、下型のクラブヘッドフェイスが形成される個所
に、フェィスパターンを設けた着脱自在な置駒型を配設
し、成形品と共に脱型させるため、フェィスパターンの
脱型時の崩れが殆どなく、置駒型のみを取替えることに
よってフェィスパターンを容易に変えることが出来、ま
た置駒型のフェィス部分の疲労に対しては置駒型のみを
更新させるだけで、型の寿命を延ばすことが出来る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の製造方法により製造された繊維強
化プラスチック製のウッド・ゴルフクラブヘッドの正面
図、第2図はウッド・ゴルフクラブヘッドの製造型を示
す断面図、第3図はクラブヘッドに置駒型が配設されて
いる状態を示す平面図、第4図は従来の繊維強化プラス
チック製のウッド・ゴルフクラブヘッドの正面図、第5
図及び第6図は従来の金型を示す断面図、第7図及び第
8図は従来のフェィス面に形成されるスコアラインの断
面図である。 10……ウッド・ゴルフクラブヘッド、11……フェィス
面、 12……スコアライン、13……ディンプル、 14……下型、15……上型、 16……フェィス部、17……置駒型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−78442(JP,A) 特開 昭60−190984(JP,A) 特開 昭59−34274(JP,A) 実開 昭60−6561(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下型と上型とにより繊維強化プラスチック
    材料から成るウッド・ゴルフクラブヘッドを製造する方
    法において、前記下型のクラブヘッドフェィスが形成さ
    れる個所に、複数本のスコアラインまたは複数個のディ
    ンプル、あるいは複数本のスコアラインと複数個のディ
    ンプルとを備えた置駒型を配設し、この下型と前記上型
    との内部に繊維強化プラスチック材料を配置して圧縮成
    形することによりクラブヘッドを形成し、離型時には、
    上型を外した後、クラブヘッドと置駒型とを下型から同
    時に外し、更にクラブヘッドのフェィス面から置駒型を
    脱型してウッド・ゴルフクラブヘッドを成形することを
    特徴とするウッド・ゴルフクラブヘッドの製造方法。
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TW534827B (en) * 2002-08-05 2003-06-01 Ching-Chi Chen Manufacturing method for the club head shell of composite material
TW576781B (en) * 2002-08-16 2004-02-21 Ching-Chi Chen Method for manufacturing striking head of a wooden golf club

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JPS606561U (ja) * 1983-06-24 1985-01-17 ダイワゴルフ株式会社 アイアンクラブヘツド

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