JPH08142069A - 断熱パネルの製造方法及びこれに使用される枠材 - Google Patents
断熱パネルの製造方法及びこれに使用される枠材Info
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- JPH08142069A JPH08142069A JP6283404A JP28340494A JPH08142069A JP H08142069 A JPH08142069 A JP H08142069A JP 6283404 A JP6283404 A JP 6283404A JP 28340494 A JP28340494 A JP 28340494A JP H08142069 A JPH08142069 A JP H08142069A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/58—Moulds
- B29C44/588—Moulds with means for venting, e.g. releasing foaming gas
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/776—Walls, e.g. building panels
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂が外部に漏れ出るのを防止するとともに
空気抜きを確実に行うことができ、さらに廃材の発生を
なくして省資源化を図ることができる断熱パネルの製造
方法を提供する。 【構成】 (イ)支柱枠11と木枠12とによる枠材と
面材13とを配置・固定するとともに、木枠12に設け
られた空気抜き穴14の内側に発泡性の樹脂材料の通り
抜けができない通気栓15を取り付けて内部に空間を有
するパネル本体10を構成する工程と;(ロ)パネル本
体10内に形成された空間内に発泡性の樹脂材料18を
注入し、前記通気栓15によって空気のみを空気抜き穴
より放出させながら注入された発泡性の樹脂材料18を
該空間内全体に膨張させて固化する工程と;により断熱
パネルを製造する方法。
空気抜きを確実に行うことができ、さらに廃材の発生を
なくして省資源化を図ることができる断熱パネルの製造
方法を提供する。 【構成】 (イ)支柱枠11と木枠12とによる枠材と
面材13とを配置・固定するとともに、木枠12に設け
られた空気抜き穴14の内側に発泡性の樹脂材料の通り
抜けができない通気栓15を取り付けて内部に空間を有
するパネル本体10を構成する工程と;(ロ)パネル本
体10内に形成された空間内に発泡性の樹脂材料18を
注入し、前記通気栓15によって空気のみを空気抜き穴
より放出させながら注入された発泡性の樹脂材料18を
該空間内全体に膨張させて固化する工程と;により断熱
パネルを製造する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木造建築物の壁材や床
材あるいは野地板に使用される断熱パネルの製造方法及
びこれに使用される枠材に関するものである。
材あるいは野地板に使用される断熱パネルの製造方法及
びこれに使用される枠材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木造建築物を建築する場合に、その壁や
床等の断熱を行なうことが一般的であり、このような断
熱には、発泡性樹脂フォームの断熱材を板や支柱によっ
て包み込むことにより、一個の独立した断熱パネルを構
成し、この断熱パネルを骨組みの柱間に配置して施工す
ることが行なわれている。
床等の断熱を行なうことが一般的であり、このような断
熱には、発泡性樹脂フォームの断熱材を板や支柱によっ
て包み込むことにより、一個の独立した断熱パネルを構
成し、この断熱パネルを骨組みの柱間に配置して施工す
ることが行なわれている。
【0003】従来、このような断熱パネルを製造する方
法としては、図7に示すような装置により、断熱パネル
を構成するパネル本体40を台上31に置き、上下から
型(図示せず)でプレスした状態で、ヒータ32により
加熱しながら、樹脂注入口46から発泡性の樹脂材料4
8を注入し、これを膨張固化させて製造するいわゆるバ
ッチ式のものが知られている。この製造方法において
は、まず、図8に示すように、左右の支柱枠41と前後
の木枠42とを組んで外枠を作成し、さらに上下に面材
43(上面図示せず)を配置固定して内部に空間を有す
るパネル本体40をつくる。次いで、図9に示すよう
に、木枠42に設けられた樹脂注入口46よりノズル4
7を挿入し、注入器より発泡性の樹脂材料48を注入し
て膨張させる。このとき、発泡した樹脂に偏りが生じな
いようにするために木枠42には空気抜き穴44を設け
ておく必要がある。このため、発泡性の樹脂材料48を
注入して膨張させたときには、図10に示すように余分
な樹脂は空気抜き穴44より外部に漏れ出た状態とな
る。したがって最後に、図11に示すように、前後の木
枠42の部分を切断し、端面を切り揃えて最終製品とし
ての断熱パネルを製造するようにしていた。
法としては、図7に示すような装置により、断熱パネル
を構成するパネル本体40を台上31に置き、上下から
型(図示せず)でプレスした状態で、ヒータ32により
加熱しながら、樹脂注入口46から発泡性の樹脂材料4
8を注入し、これを膨張固化させて製造するいわゆるバ
ッチ式のものが知られている。この製造方法において
は、まず、図8に示すように、左右の支柱枠41と前後
の木枠42とを組んで外枠を作成し、さらに上下に面材
43(上面図示せず)を配置固定して内部に空間を有す
るパネル本体40をつくる。次いで、図9に示すよう
に、木枠42に設けられた樹脂注入口46よりノズル4
7を挿入し、注入器より発泡性の樹脂材料48を注入し
て膨張させる。このとき、発泡した樹脂に偏りが生じな
いようにするために木枠42には空気抜き穴44を設け
ておく必要がある。このため、発泡性の樹脂材料48を
注入して膨張させたときには、図10に示すように余分
な樹脂は空気抜き穴44より外部に漏れ出た状態とな
る。したがって最後に、図11に示すように、前後の木
枠42の部分を切断し、端面を切り揃えて最終製品とし
ての断熱パネルを製造するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の断熱パネルの製造方法は、 切断された木枠が廃材として多量に生じて処分が大変
であり、また省資源化にそぐわないものである。 漏れ出た樹脂が垂れて周辺の装置や治具に付着し、こ
れを清掃する手間が大変であり、生産効率が悪い。 木枠の部分を切断する後処理が必要であるために生産
時間がかかる。 といった問題があった。
うな従来の断熱パネルの製造方法は、 切断された木枠が廃材として多量に生じて処分が大変
であり、また省資源化にそぐわないものである。 漏れ出た樹脂が垂れて周辺の装置や治具に付着し、こ
れを清掃する手間が大変であり、生産効率が悪い。 木枠の部分を切断する後処理が必要であるために生産
時間がかかる。 といった問題があった。
【0005】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたものであり、その目的とするところは、発泡性の
樹脂材料をパネル本体の空間内で膨張させたときに、樹
脂が外部に漏れ出るのを防止するとともに空気抜きを確
実に行うことができ、生産効率を高めることができ、さ
らに廃材の発生をなくして省資源化を図ることができる
断熱パネルの製造方法及びこれに使用される枠材を提供
することにある。
されたものであり、その目的とするところは、発泡性の
樹脂材料をパネル本体の空間内で膨張させたときに、樹
脂が外部に漏れ出るのを防止するとともに空気抜きを確
実に行うことができ、生産効率を高めることができ、さ
らに廃材の発生をなくして省資源化を図ることができる
断熱パネルの製造方法及びこれに使用される枠材を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
断熱パネルの製造方法は、 (イ)支柱枠と木枠とによる枠材と面材とを配置・固定
するとともに、枠材に設けられた空気抜き穴の内側に発
泡性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を取り付け
て内部に空間を有するパネル本体を構成する工程 (ロ)パネル本体内に形成された空間内に発泡性の樹脂
材料を注入し、前記通気栓によって空気のみを空気抜き
穴より放出させながら注入された発泡性の樹脂材料を該
空間内全体に膨張させて固化する工程 により製造することを特徴としている。
断熱パネルの製造方法は、 (イ)支柱枠と木枠とによる枠材と面材とを配置・固定
するとともに、枠材に設けられた空気抜き穴の内側に発
泡性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を取り付け
て内部に空間を有するパネル本体を構成する工程 (ロ)パネル本体内に形成された空間内に発泡性の樹脂
材料を注入し、前記通気栓によって空気のみを空気抜き
穴より放出させながら注入された発泡性の樹脂材料を該
空間内全体に膨張させて固化する工程 により製造することを特徴としている。
【0007】又、本発明に係る断熱パネルの製造方法に
使用される枠材は、発泡性の樹脂材料の膨張による空気
抜き穴を有するとともに、前記空気抜き穴の内側に発泡
性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を備えたこと
を特徴としている。
使用される枠材は、発泡性の樹脂材料の膨張による空気
抜き穴を有するとともに、前記空気抜き穴の内側に発泡
性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を備えたこと
を特徴としている。
【0008】上記の製造方法において、支柱枠、木枠、
面材の各部材はそれぞれ左右、前後、上下に配置されて
内部に空間を有するパネル本体を構成するようになって
いる。支柱枠、木枠には松、栂、杉等の天然木あるいは
集成材が用いられ、面材には単板、合板あるいはクラフ
ト紙が用いられる。なお、パネル本体の形態として、左
右に支柱枠を備えるとともに内部空間にも支柱枠を備え
たものがあり、又、面材として上下両面がクラフト紙の
もの、片面がクラフト紙でもう片面が合板のもの等があ
る。
面材の各部材はそれぞれ左右、前後、上下に配置されて
内部に空間を有するパネル本体を構成するようになって
いる。支柱枠、木枠には松、栂、杉等の天然木あるいは
集成材が用いられ、面材には単板、合板あるいはクラフ
ト紙が用いられる。なお、パネル本体の形態として、左
右に支柱枠を備えるとともに内部空間にも支柱枠を備え
たものがあり、又、面材として上下両面がクラフト紙の
もの、片面がクラフト紙でもう片面が合板のもの等があ
る。
【0009】上記の枠材は支柱枠又は木枠に用いられる
個々の部材を指している。したがって、枠材に設けられ
る空気抜き穴は支柱枠、木枠のどちらに設けられていて
もよく、両方に設けられていても良い。この枠材は、最
終製品の段階では断熱パネルの一部を構成するものであ
る。かかる枠材は、松、栂、杉等の天然木、あるいは集
成材を用いて作成することができる。枠材は発泡性の樹
脂材料の膨張による空気抜き穴とを有するとともに、空
気抜き穴の内側に発泡性の樹脂材料の通り抜けができな
い通気栓を備えて構成されるものであるが、これにはさ
らに発泡性の樹脂材料を注入する樹脂注入口が形成され
ていてもよい。
個々の部材を指している。したがって、枠材に設けられ
る空気抜き穴は支柱枠、木枠のどちらに設けられていて
もよく、両方に設けられていても良い。この枠材は、最
終製品の段階では断熱パネルの一部を構成するものであ
る。かかる枠材は、松、栂、杉等の天然木、あるいは集
成材を用いて作成することができる。枠材は発泡性の樹
脂材料の膨張による空気抜き穴とを有するとともに、空
気抜き穴の内側に発泡性の樹脂材料の通り抜けができな
い通気栓を備えて構成されるものであるが、これにはさ
らに発泡性の樹脂材料を注入する樹脂注入口が形成され
ていてもよい。
【0010】通気栓は、発泡性の樹脂材料は通り抜けが
できず、空気のみ抜ける構造を有するもので、具体的に
は軟質ウレタン樹脂の発泡体、多孔質で通気構造を有す
るセラミックスの焼結体、木綿等の天然繊維あるいはポ
リアミド樹脂(ナイロン)繊維等の化学繊維の織布ある
いは不織布、又はポリプロピレン樹脂の粉末等をフィル
ター形態に加工したものを使用することができる。これ
らのうち、軟質ウレタン樹脂の発泡体は、比較的安価
で、加工が容易であるので種々の大きさの空気抜き穴に
対応させ易く、又、発泡性の樹脂材料が膨張したときに
圧縮されて小さくなるので、断熱性に影響を与えること
がなく好ましい。
できず、空気のみ抜ける構造を有するもので、具体的に
は軟質ウレタン樹脂の発泡体、多孔質で通気構造を有す
るセラミックスの焼結体、木綿等の天然繊維あるいはポ
リアミド樹脂(ナイロン)繊維等の化学繊維の織布ある
いは不織布、又はポリプロピレン樹脂の粉末等をフィル
ター形態に加工したものを使用することができる。これ
らのうち、軟質ウレタン樹脂の発泡体は、比較的安価
で、加工が容易であるので種々の大きさの空気抜き穴に
対応させ易く、又、発泡性の樹脂材料が膨張したときに
圧縮されて小さくなるので、断熱性に影響を与えること
がなく好ましい。
【0011】又、通気栓を空気抜き穴の内側に取り付け
る方法としては、接着剤により接着する方法、枠材内面
の空気抜き穴が設けられた位置に座ぐりを設けてこれに
嵌入させる方法、空気抜き穴内に充填する方法等があ
り、発泡性の樹脂材料の膨張によって空気抜き穴から外
部に飛び出ることがないように止め付けておけば良い。
なお、枠材内面の空気抜き穴が設けられた位置に座ぐり
を設けてこれに嵌入させる場合には、発泡性の樹脂材料
の膨張によって通気栓が位置ずれしにくく、さらに空気
抜き穴から外部に抜け出る心配が少ないので、取付方法
として適している。
る方法としては、接着剤により接着する方法、枠材内面
の空気抜き穴が設けられた位置に座ぐりを設けてこれに
嵌入させる方法、空気抜き穴内に充填する方法等があ
り、発泡性の樹脂材料の膨張によって空気抜き穴から外
部に飛び出ることがないように止め付けておけば良い。
なお、枠材内面の空気抜き穴が設けられた位置に座ぐり
を設けてこれに嵌入させる場合には、発泡性の樹脂材料
の膨張によって通気栓が位置ずれしにくく、さらに空気
抜き穴から外部に抜け出る心配が少ないので、取付方法
として適している。
【0012】発泡性の樹脂材料には、ウレタン樹脂、イ
ソシアヌレート樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂等の
自己接着性を有する樹脂に発泡剤を混入した液状物が使
用される。樹脂の種類及び発泡剤の配合量、種類によっ
て発泡密度及び発泡後固化するときの硬化時間を調整す
ることができる。なお、防湿・防水性向上や防火性向上
のため撥水剤や無機質を添加することができる。
ソシアヌレート樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂等の
自己接着性を有する樹脂に発泡剤を混入した液状物が使
用される。樹脂の種類及び発泡剤の配合量、種類によっ
て発泡密度及び発泡後固化するときの硬化時間を調整す
ることができる。なお、防湿・防水性向上や防火性向上
のため撥水剤や無機質を添加することができる。
【0013】本発明の製造方法によって製造される断熱
パネルは、木造建築物の壁材や床材あるいは野地板に使
用することができる。
パネルは、木造建築物の壁材や床材あるいは野地板に使
用することができる。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明に係る断熱パネルの製造方
法にあっては、通気栓が空気のみを通し、発泡した樹脂
が通り抜けができないようにしているため、空気抜き穴
より樹脂が漏れ出ることがなく、周辺の装置や治具を汚
すことがなく、効率よく断熱パネルを製造することがで
きる。又、従来の製造方法による場合と異なり、木枠の
部分を切断する後処理が要らず、したがって、廃材を発
生させることがなく、省資源化を図ることができる。
又、後処理が不要な分、生産時間を短縮することができ
る。さらに、通気栓により空気抜き穴を大きくすること
が可能であり、これによって空気抜けが良くなり、樹脂
の発泡が安定し、パネル本体の空間内において均一な発
泡樹脂充填層の形成が期待できる。
法にあっては、通気栓が空気のみを通し、発泡した樹脂
が通り抜けができないようにしているため、空気抜き穴
より樹脂が漏れ出ることがなく、周辺の装置や治具を汚
すことがなく、効率よく断熱パネルを製造することがで
きる。又、従来の製造方法による場合と異なり、木枠の
部分を切断する後処理が要らず、したがって、廃材を発
生させることがなく、省資源化を図ることができる。
又、後処理が不要な分、生産時間を短縮することができ
る。さらに、通気栓により空気抜き穴を大きくすること
が可能であり、これによって空気抜けが良くなり、樹脂
の発泡が安定し、パネル本体の空間内において均一な発
泡樹脂充填層の形成が期待できる。
【0015】又、請求項2記載の発明に係る枠材は、上
記断熱パネルの製造に適したものであり、発泡性の樹脂
材料をパネル本体の空間内で膨張させたときに、樹脂が
外部に漏れ出ることなく空気抜きを確実に行うことがで
き、さらに廃材を発生させることのない断熱パネルの製
造を可能にしている。
記断熱パネルの製造に適したものであり、発泡性の樹脂
材料をパネル本体の空間内で膨張させたときに、樹脂が
外部に漏れ出ることなく空気抜きを確実に行うことがで
き、さらに廃材を発生させることのない断熱パネルの製
造を可能にしている。
【0016】又、請求項3記載の発明に係る枠材は、通
気栓が枠材内面の空気抜き穴が設けられた位置に形成さ
れた座ぐり内に嵌入されて成るから、断熱パネルの製造
時において発泡性の樹脂材料の膨張によって位置ずれし
にくく、さらに空気抜き穴から外部に抜け出る心配が少
ない。
気栓が枠材内面の空気抜き穴が設けられた位置に形成さ
れた座ぐり内に嵌入されて成るから、断熱パネルの製造
時において発泡性の樹脂材料の膨張によって位置ずれし
にくく、さらに空気抜き穴から外部に抜け出る心配が少
ない。
【0017】そして、請求項4記載の発明に係る枠材
は、通気栓が軟質ウレタン樹脂からなり、種々の大きさ
の空気抜き穴に対応させ易く、又、発泡性の樹脂材料が
膨張したときに圧縮されて小さくなるので、断熱性に影
響を与えることがない。
は、通気栓が軟質ウレタン樹脂からなり、種々の大きさ
の空気抜き穴に対応させ易く、又、発泡性の樹脂材料が
膨張したときに圧縮されて小さくなるので、断熱性に影
響を与えることがない。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3には本発明に係る断熱パネルの製造方
法の概略図が示されている。本発明に係る断熱パネルの
製造方法は、まず、図1に示すように、支柱枠11と木
枠12と面材13とを左右、前後、上下に配置・固定す
る(図は上方面材13を省略している)とともに、木枠
12に設けられた空気抜き穴14の内側に発泡性の樹脂
材料の通り抜けができない通気栓15を取り付けて内部
に空間を有するパネル本体10を構成する。支柱枠1
1、木枠12、面材13相互の固定は接着剤を塗布した
接着、あるいは釘打ちにより行う。空気抜き穴14は各
木枠12に2箇所ずつの計4箇所に設け、木枠12の一
方にはパネル本体10の空間内に発泡性の樹脂材料を注
入するための樹脂注入口16を設けている。通気栓15
は軟質ウレタン樹脂の発泡体を使用し、接着剤により貼
り付けた。なお、パネル本体10はそのまま最終製品と
なる断熱パネルと同じ大きさで構成されている。
する。図1〜図3には本発明に係る断熱パネルの製造方
法の概略図が示されている。本発明に係る断熱パネルの
製造方法は、まず、図1に示すように、支柱枠11と木
枠12と面材13とを左右、前後、上下に配置・固定す
る(図は上方面材13を省略している)とともに、木枠
12に設けられた空気抜き穴14の内側に発泡性の樹脂
材料の通り抜けができない通気栓15を取り付けて内部
に空間を有するパネル本体10を構成する。支柱枠1
1、木枠12、面材13相互の固定は接着剤を塗布した
接着、あるいは釘打ちにより行う。空気抜き穴14は各
木枠12に2箇所ずつの計4箇所に設け、木枠12の一
方にはパネル本体10の空間内に発泡性の樹脂材料を注
入するための樹脂注入口16を設けている。通気栓15
は軟質ウレタン樹脂の発泡体を使用し、接着剤により貼
り付けた。なお、パネル本体10はそのまま最終製品と
なる断熱パネルと同じ大きさで構成されている。
【0019】次に、図2に示すように、樹脂注入口16
にノズル17を挿入し、パネル本体10内に形成された
空間内に発泡性の樹脂材料18を注入する。このとき、
樹脂材料18はパネル本体10の空間内中央に注入され
るようにノズル17の挿入長を決めて行う。樹脂材料1
8にはウレタン樹脂を使用した。
にノズル17を挿入し、パネル本体10内に形成された
空間内に発泡性の樹脂材料18を注入する。このとき、
樹脂材料18はパネル本体10の空間内中央に注入され
るようにノズル17の挿入長を決めて行う。樹脂材料1
8にはウレタン樹脂を使用した。
【0020】そして、図3に示すように、ノズル17を
抜き取って、樹脂注入口16を密栓し、注入した発泡性
の樹脂材料18をパネル本体10の空間内全体に膨張さ
せて固化する。このとき、面材13が配置された上下か
らは型でプレスし、樹脂材料18の発泡を促進するため
にヒータにより加熱して行う。樹脂材料18が発泡して
パネル本体10の空間内に膨張する段階では、空間内の
空気は通気栓15を介して空気抜き穴14より外部に放
出され、樹脂は通気栓15によって通り抜けができず、
外部に漏れ出ることはない。これにより、断熱パネルを
製造することができる。なお、樹脂注入口16に取り付
けられた栓19は抜き取っても良く、又、栓19の木枠
12から外部に突出した部分を切除して仕上げても良
い。
抜き取って、樹脂注入口16を密栓し、注入した発泡性
の樹脂材料18をパネル本体10の空間内全体に膨張さ
せて固化する。このとき、面材13が配置された上下か
らは型でプレスし、樹脂材料18の発泡を促進するため
にヒータにより加熱して行う。樹脂材料18が発泡して
パネル本体10の空間内に膨張する段階では、空間内の
空気は通気栓15を介して空気抜き穴14より外部に放
出され、樹脂は通気栓15によって通り抜けができず、
外部に漏れ出ることはない。これにより、断熱パネルを
製造することができる。なお、樹脂注入口16に取り付
けられた栓19は抜き取っても良く、又、栓19の木枠
12から外部に突出した部分を切除して仕上げても良
い。
【0021】上記製造方法により製造される断熱パネル
は、パネル本体10が左右にのみ支柱枠11を備えたも
のとなっているが、これに限らず、図4に示すように、
内部空間にも支柱枠11を備えたパネル本体10につい
ても本発明の製造方法を適用することができる。すなわ
ち、図4に示すパネル本体10のように中間の支柱枠1
1によって複数に区分けされた各空間を有するものに対
しては、各空間毎に空気抜き穴及び樹脂注入口を設け、
それぞれの空間に発泡性の樹脂材料18を注入して、各
空間内で膨張固化させるようにすればよい。
は、パネル本体10が左右にのみ支柱枠11を備えたも
のとなっているが、これに限らず、図4に示すように、
内部空間にも支柱枠11を備えたパネル本体10につい
ても本発明の製造方法を適用することができる。すなわ
ち、図4に示すパネル本体10のように中間の支柱枠1
1によって複数に区分けされた各空間を有するものに対
しては、各空間毎に空気抜き穴及び樹脂注入口を設け、
それぞれの空間に発泡性の樹脂材料18を注入して、各
空間内で膨張固化させるようにすればよい。
【0022】図5は空気抜き穴14の内側に通気栓15
を備えた枠材である木枠12の断面図を示し、通気栓1
5が木枠12の内面に貼着された木枠12をあらわして
いる。図6は同じく空気抜き穴14の内側に通気栓15
を備えた枠材である木枠12の断面図を示し、通気栓1
5が木枠12の内面の設けられた位置に形成された座ぐ
り20内に嵌入されている木枠12をあらわしている。
本発明では通気栓15の取付によって空気抜き穴14の
穴径(従来は3mmφ)を大きくし、空気抜けを良くす
ることができる。
を備えた枠材である木枠12の断面図を示し、通気栓1
5が木枠12の内面に貼着された木枠12をあらわして
いる。図6は同じく空気抜き穴14の内側に通気栓15
を備えた枠材である木枠12の断面図を示し、通気栓1
5が木枠12の内面の設けられた位置に形成された座ぐ
り20内に嵌入されている木枠12をあらわしている。
本発明では通気栓15の取付によって空気抜き穴14の
穴径(従来は3mmφ)を大きくし、空気抜けを良くす
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明では、
「(イ)支柱枠と木枠とによる枠材と面材とを配置・固
定するとともに、枠材に設けられた空気抜き穴の内側に
発泡性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を取り付
けて内部に空間を有するパネル本体を構成する工程;
(ロ)パネル本体内に形成された空間内に発泡性の樹脂
材料を注入し、前記通気栓によって空気のみを空気抜き
穴より放出させながら注入された発泡性の樹脂材料を該
空間内全体に膨張させて固化する工程;により製造する
断熱パネルの製造方法」により、空気抜き穴より樹脂が
漏れ出ることがなく、周辺の装置や治具を汚すことがな
く、効率よく断熱パネルを製造することができる。又、
従来の製造方法による場合と異なり、木枠の部分を切断
する後処理が要らず、したがって、廃材を発生させるこ
とがなく、省資源化を図ることができる。又、後処理が
不要な分、生産時間を短縮することができる。さらに、
通気栓により空気抜き穴を大きくすることが可能であ
り、これによって空気抜けが良くなり、樹脂の発泡が安
定し、パネル本体の空間内において均一な発泡樹脂充填
層の形成が期待できる。
「(イ)支柱枠と木枠とによる枠材と面材とを配置・固
定するとともに、枠材に設けられた空気抜き穴の内側に
発泡性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を取り付
けて内部に空間を有するパネル本体を構成する工程;
(ロ)パネル本体内に形成された空間内に発泡性の樹脂
材料を注入し、前記通気栓によって空気のみを空気抜き
穴より放出させながら注入された発泡性の樹脂材料を該
空間内全体に膨張させて固化する工程;により製造する
断熱パネルの製造方法」により、空気抜き穴より樹脂が
漏れ出ることがなく、周辺の装置や治具を汚すことがな
く、効率よく断熱パネルを製造することができる。又、
従来の製造方法による場合と異なり、木枠の部分を切断
する後処理が要らず、したがって、廃材を発生させるこ
とがなく、省資源化を図ることができる。又、後処理が
不要な分、生産時間を短縮することができる。さらに、
通気栓により空気抜き穴を大きくすることが可能であ
り、これによって空気抜けが良くなり、樹脂の発泡が安
定し、パネル本体の空間内において均一な発泡樹脂充填
層の形成が期待できる。
【0024】又、「発泡性の樹脂材料の膨張による空気
抜き穴を有するとともに、前記空気抜き穴の内側に発泡
性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を備えた枠
材」により、発泡性の樹脂材料をパネル本体の空間内で
膨張させたときに、樹脂が外部に漏れ出ることなく、さ
らに廃材を発生させることのない断熱パネルを製造する
ことができる。
抜き穴を有するとともに、前記空気抜き穴の内側に発泡
性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を備えた枠
材」により、発泡性の樹脂材料をパネル本体の空間内で
膨張させたときに、樹脂が外部に漏れ出ることなく、さ
らに廃材を発生させることのない断熱パネルを製造する
ことができる。
【図1】 本発明の断熱パネルの製造法を概略的に表し
た一工程の平面図である。
た一工程の平面図である。
【図2】 同じく本発明の断熱パネルの製造法を概略的
に表した一工程の平面図である。
に表した一工程の平面図である。
【図3】 同じく本発明の断熱パネルの製造法を概略的
に表した一工程の平面図である。
に表した一工程の平面図である。
【図4】 パネル本体の形態が異なる例を示す平面図で
ある。
ある。
【図5】 本発明の枠材の一実施例を示す部分断面図で
ある。
ある。
【図6】 本発明の枠材の別の実施例を示す部分断面図
である。
である。
【図7】 バッチ式の断熱パネルの製造装置の概要を示
す側面図である。
す側面図である。
【図8】 従来の断熱パネルの製造法を概略的に表した
一工程の平面図である。
一工程の平面図である。
【図9】 同じく従来の断熱パネルの製造法を概略的に
表した一工程の平面図である。
表した一工程の平面図である。
【図10】 同じく従来の断熱パネルの製造法を概略的
に表した一工程の平面図である。
に表した一工程の平面図である。
【図11】 同じく従来の断熱パネルの製造法を概略的
に表した一工程の平面図である。
に表した一工程の平面図である。
10 パネル本体 11 支柱枠 12 木枠 13 面材 14 空気抜き穴 15 通気栓 16 樹脂注入口 17 ノズル 18 発泡性の樹脂材料 19 栓 20 座ぐり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 B29L 31:10
Claims (4)
- 【請求項1】 下記(イ)(ロ)の各工程により製造す
ることを特徴とする断熱パネルの製造方法。 (イ)支柱枠と木枠とによる枠材と面材とを配置・固定
するとともに、枠材に設けられた空気抜き穴の内側に発
泡性の樹脂材料の通り抜けができない通気栓を取り付け
て内部に空間を有するパネル本体を構成する工程 (ロ)パネル本体内に形成された空間内に発泡性の樹脂
材料を注入し、前記通気栓によって空気のみを空気抜き
穴より放出させながら注入された発泡性の樹脂材料を該
空間内全体に膨張させて固化する工程 - 【請求項2】 支柱枠と木枠と面材とで枠組みされ、内
部に発泡性樹脂フォームの充填層を備えた断熱パネルの
製造に使用される枠材であって、 発泡性の樹脂材料の膨張による空気抜き穴を有するとと
もに、前記空気抜き穴の内側に発泡性の樹脂材料の通り
抜けができない通気栓を備えたことを特徴とする枠材。 - 【請求項3】 通気栓は、枠材内面の空気抜き穴が設け
られた位置に形成された座ぐり内に嵌入されて成ること
を特徴とする請求項2記載の枠材。 - 【請求項4】 通気栓は軟質ウレタン樹脂からなること
を特徴とする請求項2又は3記載の枠材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283404A JPH08142069A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 断熱パネルの製造方法及びこれに使用される枠材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283404A JPH08142069A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 断熱パネルの製造方法及びこれに使用される枠材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08142069A true JPH08142069A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17665095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6283404A Pending JPH08142069A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 断熱パネルの製造方法及びこれに使用される枠材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08142069A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005038163A1 (ja) * | 2003-10-15 | 2005-04-28 | Uno, Hideshi | 建材 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP6283404A patent/JPH08142069A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005038163A1 (ja) * | 2003-10-15 | 2005-04-28 | Uno, Hideshi | 建材 |
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