JPH08142431A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08142431A
JPH08142431A JP6290981A JP29098194A JPH08142431A JP H08142431 A JPH08142431 A JP H08142431A JP 6290981 A JP6290981 A JP 6290981A JP 29098194 A JP29098194 A JP 29098194A JP H08142431 A JPH08142431 A JP H08142431A
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JP
Japan
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image forming
conveying
unit
roller pair
recording
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JP6290981A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Tanaami
英之 田名網
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成手段より上流側の第1搬送手段を記
録媒体が通過するタイミングを正確に検知して、画像形
成手段より下流側の第2搬送手段の搬送速度の切り換え
のタイミングを適正に行い、高品位画像を安定して提供
することが可能な画像形成装置を提供する。 【構成】 画像情報に応じて記録用紙Pに画像を形成す
る記録ヘッド1と、前記記録ヘッド1より用紙搬送方向
上流側に配置される下搬送ローラ対3と、前記記録ヘッ
ド1より用紙搬送方向下流側に配置される搬送速度が可
変な上搬送ローラ対4と、前記下搬送ローラ対3,上搬
送ローラ対4を駆動する搬送モータ5と、前記下搬送ロ
ーラ対3が記録用紙Pを搬送中か否かを検知する回転差
検出部20と、を備え、前記回転差検出部20が、下搬送ロ
ーラ対3,上搬送ローラ対4の回転差を検知することに
より、記録用紙Pが記録ヘッド1より上流側の下搬送ロ
ーラ対3を通過したことを正確に検知して、前記記録ヘ
ッド1より下流側の上搬送ローラ対4の搬送速度を高速
回転から低速回転に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ,複写機,
プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは記録媒体
を第1,第2搬送手段に挟持搬送しながら画像形成を行
なう画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例を図8を参照
して説明する。図8は記録ヘッドとしてインクジェット
記録方式の記録ヘッドを用い、シリアルスキャンにより
画像を形成する画像形成装置の画像記録部及び記録媒体
搬送部の構成図である。
【0003】図8において、記録用紙Pは手差し給紙口
51より給紙され、手差しローラ対52により下搬送ローラ
対53に向かって搬送される。下搬送ローラ対53は搬送ロ
ーラ駆動ベルト54を介して搬送モータ55により駆動さ
れ、記録用紙Pは上搬送ローラ対56へ搬送される。上記
上搬送ローラ対56は、搬送ローラ駆動ベルト57と速度切
り換えクラッチ58を介して搬送モータ55により駆動され
る。上記速度切り換えクラッチ58をONすると、搬送モ
ータ55の駆動は直径の小さいプーリーを介して上搬送ロ
ーラ対56へ伝達され、高速回転する。また上記速度切り
換えクラッチ58をOFFすると直径の大きいプーリに切
り換わり、上搬送ローラ対56は低速回転になる。
【0004】ここで、高速回転とは、上搬送ローラ対56
が下搬送ローラ対53より高速に回転し、記録用紙Pを上
搬送ローラ対56で引っ張るようにして搬送するような場
合を言う。上記上搬送ローラ対56が記録用紙Pを挟持す
る圧力は、下搬送ローラ対53が記録用紙Pを挟持する圧
力より小さいため、このように引っ張るような搬送をす
ると、搬送量は下搬送ローラ対53の搬送量で決まり、上
搬送ローラ対56は滑る。このような引張搬送は、搬送量
が記録前の用紙の搬送量で決まるため、搬送量が記録濃
度に影響を与えることなく、安定して搬送できる。
【0005】また低速回転とは、上搬送ローラ対56が下
搬送ローラ対53と等速で回転して記録用紙Pを搬送する
場合を言う。記録用紙Pが下搬送ローラ対53を抜けた後
は、このような低速回転で上搬送ローラ対56により搬送
される。上記記録用紙Pが下搬送ローラ対53を抜けたか
否かは、下搬送ローラ53の近傍に配置された用紙センサ
ー59により用紙端の通過を検知することにより判断され
る。
【0006】また記録ヘッド60は、記録用紙Pを支持す
るプラテン61上をシリアルキャンし、画像情報に応じて
インクを吐出してヘッド幅分の1ライン分の画像を形成
する。画像形成後、記録用紙Pは上記上搬送ローラ対56
及び下搬送ローラ対53によって、記録ヘッド幅分だけ搬
送される。このような記録スキャンと記録用紙搬送を交
互に繰り返すことにより画像を形成する。
【0007】尚、上記上搬送ローラ対56の速度切り換え
クラッチ58の切り換えのタイミングは、前もって分かっ
ている記録用紙サイズに応じ、用紙の搬送量から用紙後
端が用紙センサー59を通過してから下搬送ローラ対53を
抜ける位置を計算して決定している。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来技術においては、速度切り換えクラッチ58の切り
換えのタイミングは、用紙サイズと搬送量から計算で求
めるため、用紙が非定形の場合には対応できず、記録用
紙Pが下搬送ローラ対53を抜けているにもかかわらず、
上搬送ローラ対56を高速回転させたままであると、搬送
量が多過ぎるため白スジが発生する。
【0009】また用紙センサー59により記録用紙後端を
検知することもできるが、用紙センサー59と下搬送ロー
ラ対53の間に間隔があり、搬送量は記録の様子により異
なるため用紙センサー59で記録用紙後端を検知してから
実際に用紙が下搬送ローラ対53を抜けるタイミングは計
算が複雑になる。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、画像形成手段より上流側の第1搬送手段を記録媒
体が通過するタイミングを正確に検知して、画像形成手
段より下流側の第2搬送手段の搬送速度の切り換えのタ
イミングを適正に行い、高品位画像を安定して提供する
ことが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、画像情報に応じて記録媒体に画像を形成する画像形
成手段と、前記画像形成手段より記録媒体搬送方向上流
側に配置される第1搬送手段と、前記画像形成手段より
記録媒体搬送方向下流側に配置される搬送速度が可変な
第2搬送手段と、前記第1,第2搬送手段を駆動する駆
動手段と、前記第1搬送手段が記録媒体を搬送中か否か
を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段の検知結
果に応じて前記駆動手段による第2搬送手段の搬送速度
を切り換えることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記手段によれば、検知手段が、例えば第1,
第2搬送手段の回転差を検知することにより、記録媒体
が画像形成手段より上流側の第1搬送手段を通過したこ
とを正確に検知して、前記画像形成手段より下流側の第
2搬送手段の搬送速度を高速回転から低速回転に切り換
える。
【0013】
【実施例】
〔第1実施例〕次に図面を参照して本発明に係る画像形
成装置の一実施例について説明する。本実施例ではイン
クジェット記録装置を用いて説明する。図1はインクジ
ェット記録装置の概略構成を示す断面説明図、図2はイ
ンクジェット記録装置の用紙搬送部の制御系の構成を示
すブロック図、図3は速度切り換えのタイミングを示す
フローチャートである。
【0014】先ず図1を参照してインクジェット記録装
置の概略構成について説明する。図1において、記録媒
体としての記録用紙Pは図の下側から上側に向かって搬
送される。1は画像形成手段としての記録ヘッドであ
り、後述する搬送手段により搬送された記録用紙Pに画
像情報に基づく信号に応じてインク像を記録するもので
ある。この装置における記録手段としては、記録ヘッド
からインクを吐出して記録するインクジェット記録方式
を用いている。即ち、この記録ヘッドは微細な液体吐出
口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に設けられ
るエネルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させ
る液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を
備えている。
【0015】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0016】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0017】上記記録ヘッド1は、図示しない駆動手段
により主走査方向(図面に垂直方向)にシリアルスキャ
ンしながら、プラテン2に支持された記録用紙Pに対し
てヘッド幅分の記録を行なう。
【0018】3は第1搬送手段としての下搬送ローラ対
であり、上記記録ヘッド1より用紙搬送方向上流側に配
置されている。4は第2搬送手段としての上搬送ローラ
対であり、上記記録ヘッド1より用紙搬送方向下流側に
配置されている。記録用紙Pは上記下搬送ローラ対3及
び上搬送ローラ対4によって挟持されながら搬送され
る。上記下搬送ローラ対3及び上搬送ローラ対4は、駆
動伝達される駆動側のローラとこれに押圧する従動側の
ローラにより構成されている。
【0019】5は駆動手段として搬送モータであり、上
記下搬送ローラ対3は、搬送ローラ駆動ベルト3aを介
して搬送モータ5により駆動される。また上搬送ローラ
対4は速度切り換えクラッチ6,搬送ローラ駆動ベルト
7を介して搬送モータ5により駆動される。
【0020】上記速度切り換えクラッチ6をONする
と、上搬送ローラ対4は下搬送ローラ対3より数%程度
高速で駆動され、記録用紙Pは上搬送ローラ対4により
引っ張られるように搬送される。この時上搬送ローラ対
4が記録用紙Pを挟む圧力は、下搬送ローラ対3が挟む
圧力より少ないため、引っ張るような搬送をすれば、上
搬送ローラ対4のニップ部で記録用紙Pは滑り、よって
搬送量は下搬送ローラ対3により決まる。また上記速度
切り換えクラッチ6をOFFすると、上搬送ローラ対4
は下搬送ローラ対3と等速度で駆動される。
【0021】上記上搬送ローラ対4の下流側には記録用
紙Pを挟持して従動するローラ対8が設けられており、
ローラ8aとこれに押圧して従動する付勢ローラ8bを
装備している。上記付勢ローラ8bは記録用紙Pに付勢
して従動回転するローラであり、該付勢ローラ8bの回
転数はベルトを介して接続された検知手段としての付勢
ローラ用エンコーダ9により検出される。また上記下搬
送ローラ対3の駆動側の駆動ローラの回転数はベルトを
介して接続された検知手段としての搬送ローラ用エンコ
ーダ10により検出される。
【0022】上記インクジェット記録装置の用紙搬送部
の制御系の構成を図2のブロック図に示す。図2におい
て、付勢ローラ用エンコーダ9と搬送ローラ用エンコー
ダ10の出力信号は回転検出部11に入力される。この回転
検出部11は、エンコーダ9及びエンコーダ10両方の入力
信号より上搬送ローラ対4と下搬送ローラ対3の回転差
を検出する。12はCPUであり、プログラムROM13の
プログラムにしたがい記録用紙Pの搬送動作を制御する
ものある。またRAM14は、CPU12が命令中のデータ
や演算結果を一時的に蓄えておくワーキングエリア、外
部から入力されたデータを格納するバッファエリア等を
備えている。上記CPU12は回転検出部11より信号を受
けると、モータ駆動部15を介して記録用紙Pの搬送を行
なう搬送モータ5の駆動を制御する。
【0023】次に上記用紙搬送部の制御系による速度切
り換えのタイミングについて図3に示すフローチャート
を参照して説明する。記録用紙Pの搬送を開始すると、
ステップS1において、最初は下搬送ローラ対3のみに
挟持された状態であるので、速度切り換えクラッチ6を
ONにしておき、上搬送ローラ対4は高速で駆動されて
いる。しかし、記録用紙Pは下搬送ローラ対3で規定さ
れる搬送量で搬送されるため、付勢ローラ用エンコーダ
9と搬送ローラ用エンコーダ10の出力信号(出力パルス
数)は等しい。
【0024】記録ヘッド1による記録が進行して、記録
用紙Pの後端が下搬送ローラ対3を抜けると、記録用紙
Pは高速状態の上搬送ローラ対4のみで搬送されるた
め、付勢ローラ8bは高速で回転する。この時、付勢ロ
ーラ用エンコーダ9と搬送ローラ用エンコーダ10の出力
信号に差が生じる。ステップS2においては、回転検出
部11において出力の差を検出したか否を判断する。出力
の差を検出しない場合は、付勢ローラ8bは高速回転を
続け、CPU12は回転検出部11が出力の差を検出すると
ステップS3に進行して速度切り換えクラッチ6をOF
Fする。これにより、上搬送ローラ対4は下搬送ローラ
対3と等速で記録用紙Pを搬送するため、適正な搬送速
度となる。また上搬送ローラ対4が高速で回転している
時と下搬送ローラ対3との速度差は数%であり、速度差
を検出してから速度切り換えクラッチ6を切り換えて
も、画像への影響は少ない。上記速度切り換えクラッチ
6の制御は、記録用紙Pの搬送制御とは非同期に行なわ
れるため、記録用紙Pが非定形サイズであっても問題な
く適正な搬送制御が行なわれる。
【0025】上記構成によれば、記録用紙Pが記録ヘッ
ド1の上流側の下搬送ローラ対3を抜けたことを検知す
ると、記録ヘッド1の下流側の上搬送ローラ対4の搬送
速度を高速から低速に切り換えることにより、用紙サイ
ズによらずに適正な記録紙搬送制御ができ、高品位画像
を安定して提供することが可能となる。
【0026】〔第2実施例〕次に上記インクジェット記
録装置の他例について図4及び図5を参照して説明す
る。インクジェット記録装置の概略構成は前記第1実施
例と同様であるので、同一部材には同一番号を付して説
明を援用し、以下特徴点を中心に説明する。
【0027】図4において、本実施例は付勢ローラ用エ
ンコーダ9と搬送モータ5の駆動パルス数を比較して下
搬送ローラ対3を記録用紙Pが抜けたことを検出するも
のである。即ち、図5において、搬送モータ5はパルス
モータであり、モータ駆動部15は搬送モータ駆動用パル
ス信号を出力する。上記付勢ローラ用エンコーダ9から
のエンコーダ出力と上記搬送モータ駆動用パルス信号
は、パルス周波数差検出部16に入力される。このパルス
周波数差検出部16は2つの入力パルス信号の周波数差を
検出する。
【0028】記録開始時は、速度切り換えクラッチ6を
高速側に切り換えてあり、前述したように、記録用紙P
の搬送速度は下搬送ローラ対3の搬送速度に規定されて
いる。記録用紙Pが下搬送ローラ対3を抜けると、該記
録用紙Pは上搬送ローラ対4の搬送速度、即ち高速で搬
送されるため、前記搬送モータ駆動用パルス信号と付勢
ローラ用エンコーダ9からの出力パルス信号の周波数差
は大きくなる。前記パルス周波数差検出部16は2つの入
力パルス信号の周波数差を検出し、該周波数差が一定以
上になると、CPU12は記録用紙Pが下搬送ローラ3を
抜けたと判断し、速度切り換えクラッチ6を等速側へ切
り換える。
【0029】上記構成によっても、用紙サイズに応じた
適正な搬送速度制御を行なうことができる。
【0030】〔第3実施例〕次に上記インクジェット記
録装置の他例について図6及び図7を参照して説明す
る。インクジェット記録装置の概略構成は前記第1実施
例と同様であるので、同一部材には同一番号を付して説
明を援用し、以下特徴点を中心に説明する。
【0031】図6において、下搬送ローラ対17は、駆動
ローラ17aとこれに押圧して従動する従動ローラ17bを
備えており、該従動ローラ17bの回転軸は軸方向と直角
方向に移動可能に支持されており、ローラ押さえバネ18
によって駆動ローラ17a側へ押し付けられている。19は
ローラ位置変位センサーであり、上記従動ローラ17bの
位置変位を検出するものである。よって、上記下搬送ロ
ーラ対17を記録用紙Pが通過する時、従動ローラ17bは
ローラ押さえバネ18の付勢力に抗して記録用紙Pの厚み
分だけ軸方向と直角方向に変位するため、この変位量を
ローラ位置変位センサー19により検出することにより、
記録用紙Pが下搬送ローラ対17を抜けたことを検出でき
る。
【0032】図5に示すように、ローラ位置変位センサ
ー19の出力は、ローラ位置検出部20へ入力され、CPU
12はローラ位置検出部20の出力によって記録用紙Pが下
搬送ローラ対17を抜けたか否かを判断し、下搬送ローラ
対17を抜けた後は、速度切り換えクラッチ6を高速側よ
り等速側へ切り換える。
【0033】このように、下搬送ローラ対17が記録用紙
Pを搬送しているかどうかを、従動ローラ17bの位置変
位をローラ位置変位センサー19により検出し、該センサ
ーの出力に応じて速度切り換えクラッチ6を切り換える
ことで適正な記録用紙Pの搬送速度制御を行なうことが
できる。
【0034】また前述した第1〜第3実施例では記録手
段としてインクジェット記録方式を用いたが、記録信号
に応じて電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によ
って印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜
沸騰を利用してインクに生ずる気泡の成長,収縮によ
り、インクを吐出口より吐出して記録を行うように構成
すると更に好ましい。
【0035】この方式は所謂オンデマンド型、コンティ
ニュアス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの
駆動信号に一対一で対応した液体内の気泡を形成できる
ので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開
口を介して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形
成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切
に気泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐
出が達成でき、より好ましい。
【0036】更に、記録装置が記録できる記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。
【0037】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。
【0038】また本発明の画像形成装置の構成として設
けられる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等
を付加することは本発明の効果を一層安定できるので好
ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘ
ッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、
加圧或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは
別の加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこと
も安定した記録を行うために有効である。
【0039】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0040】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0041】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0042】尚、前述した画像形成手段としてインクジ
ェット記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録
方式はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、
他にも熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤー
ドット記録方式等のインパクト記録方式以外の記録方式
であっても適用し得る。またシリアル記録方式に限定す
る必要もなく、所謂ライン記録方式を用いても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明は前述したように、検知手段によ
り、例えば第1,第2搬送手段の回転差を検知すること
により、記録媒体が画像形成手段より上流側の第1搬送
手段を通過したことを正確に検知して、前記画像形成手
段より下流側の第2搬送手段の搬送速度を高速回転から
低速回転に切り換えることにより、記録媒体のサイズに
よらずに適正な搬送制御ができ、高品位画像を安定して
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るインクジェット記録装置の概
略構成を示す断面説明図である。
【図2】用紙搬送部の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】速度切り換えのタイミングを示すフローチャー
トである。
【図4】第2実施例に係るインクジェット記録装置の概
略構成を示す断面説明図である。
【図5】用紙搬送部の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】第3実施例に係るインクジェット記録装置の概
略構成を示す断面説明図である。
【図7】用紙搬送部の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】従来のインクジェット記録装置の概略構成を示
す説明図である。
【符号の説明】
P…記録用紙 1…記録ヘッド 2…プラテン 3…下搬送ローラ対 3a,7…搬送ローラ駆動ベルト 4…上搬送ローラ対 5…搬送モータ 6…速度切り換えクラッチ 8…ローラ対 8a…ローラ 8b…付勢ローラ 9…付勢ローラ用エンコーダ 10…搬送ローラ用エンコーダ 11…回転検出部 12…CPU 13…ROM 14…RAM 15…モータ駆動部 16…パルス周波数差検出部 17…下搬送ローラ対 17a…駆動ローラ 17b…従動ローラ 18…ローラ押さえバネ 19…ローラ位置変位センサー 20…ローラ位置検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 43/00 G03G 21/14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じて記録媒体に画像を形成
    する画像形成手段と、 前記画像形成手段より記録媒体搬送方向上流側に配置さ
    れる第1搬送手段と、 前記画像形成手段より記録媒体搬送方向下流側に配置さ
    れる搬送速度が可変な第2搬送手段と、 前記第1,第2搬送手段を駆動する駆動手段と、 前記第1搬送手段が記録媒体を搬送中か否かを検知する
    検知手段と、を備え、 前記検知手段の検知結果に応じて前記駆動手段により駆
    動される第2搬送手段の搬送速度を切り換えることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、第1,第2搬送手段の
    回転差を検知することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、駆動手段の駆動パルス
    数と第2搬送手段の回転数のパルス周波数差を検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、第2搬送手段を構成す
    るローラの位置変位を検知することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は、画像情報に基づく
    信号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェッ
    ト記録方式である請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、インク吐出用の熱
    エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えている
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段は、前記電気熱変換体
    によって印加される熱エネルギーにより、インクに生ず
    る膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させること
    を特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0860389A3 (en) * 1997-02-25 1999-03-24 Hewlett-Packard Company Device and method for sensing paper entry
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