JPH0814280A - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JPH0814280A JPH0814280A JP6168747A JP16874794A JPH0814280A JP H0814280 A JPH0814280 A JP H0814280A JP 6168747 A JP6168747 A JP 6168747A JP 16874794 A JP16874794 A JP 16874794A JP H0814280 A JPH0814280 A JP H0814280A
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- brake
- convex portion
- concave portion
- piston
- disc
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/02—Fluid-pressure mechanisms
- F16D2125/06—Pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/58—Mechanical mechanisms transmitting linear movement
- F16D2125/587—Articulation, e.g. ball-socket
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスクロータ面とブレーキパッドの押圧面
との不整合を自動的に矯正するディスクブレーキを提供
すること。 【構成】 ディスクロータ31と,ブレーキパッド1
1,14と,ブレーキキャリパ20とを有するディスク
ブレーキ1である。第1ブレーキパッド11は,ディス
クロータ31に接触する接触片110と,接触片110
を保持する台座15とを有する。台座15を押圧するピ
ストン22の頂部には凸部220(又は凹部)を有し,
台座15には凸部220と摺動自在に面接触する凹部1
51(又は凸部)を有する。凹部151と凸部220と
の接触面には摩擦低減手段を設ける。摩擦低減手段に
は,グリースやコーティング層などがある。
との不整合を自動的に矯正するディスクブレーキを提供
すること。 【構成】 ディスクロータ31と,ブレーキパッド1
1,14と,ブレーキキャリパ20とを有するディスク
ブレーキ1である。第1ブレーキパッド11は,ディス
クロータ31に接触する接触片110と,接触片110
を保持する台座15とを有する。台座15を押圧するピ
ストン22の頂部には凸部220(又は凹部)を有し,
台座15には凸部220と摺動自在に面接触する凹部1
51(又は凸部)を有する。凹部151と凸部220と
の接触面には摩擦低減手段を設ける。摩擦低減手段に
は,グリースやコーティング層などがある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,車両の制動等に用いる
ディスクブレーキに関する。
ディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来技術】自動車の車輪などの制動対象物と一体に回
転するディスクロータの両面に,ブレーキパッドを押圧
し制動するディスクブレーキがある。即ち,図5に示す
ように,ディスクブレーキ90はディスクロータ91の
両側にブレーキパッド92を配置し,ブレーキキャリパ
93を作動させてブレーキパッド92をディスクロータ
91に押圧,制動する。
転するディスクロータの両面に,ブレーキパッドを押圧
し制動するディスクブレーキがある。即ち,図5に示す
ように,ディスクブレーキ90はディスクロータ91の
両側にブレーキパッド92を配置し,ブレーキキャリパ
93を作動させてブレーキパッド92をディスクロータ
91に押圧,制動する。
【0003】ブレーキキャリパ93は,ブレーキパッド
92を駆動するピストン931と,ピストン931を収
容するシリンダ932とを有する。ところが,例えばデ
ィスクロータ91のぐらつきなどにより,ディスクロー
タ91の面911とブレーキパッド92の押圧面921
との間の平行性の乱れ,いわゆる不整合が生じ,制動特
性を変化させるという不具合がある(同図の破線で例
示)。
92を駆動するピストン931と,ピストン931を収
容するシリンダ932とを有する。ところが,例えばデ
ィスクロータ91のぐらつきなどにより,ディスクロー
タ91の面911とブレーキパッド92の押圧面921
との間の平行性の乱れ,いわゆる不整合が生じ,制動特
性を変化させるという不具合がある(同図の破線で例
示)。
【0004】即ち,図5に示すように,ディスクロータ
面911に対する垂線991と破線表示におけるピスト
ン931の軸心992との間にずれ角Δθが生じ,この
状態ではブレーキパッド92の押圧面921がディスク
ロータ面911に平行に押圧されないことになる。
面911に対する垂線991と破線表示におけるピスト
ン931の軸心992との間にずれ角Δθが生じ,この
状態ではブレーキパッド92の押圧面921がディスク
ロータ面911に平行に押圧されないことになる。
【0005】そこで,図5に示すように,ピストン93
1の頂部に曲面凹部933を形成し,該凹部933にブ
レーキパッド92を揺動可能なよう装着し,上記ずれ角
Δθの影響を矯正する方法が提案されている(特公昭4
4−23248号公報参照)。
1の頂部に曲面凹部933を形成し,該凹部933にブ
レーキパッド92を揺動可能なよう装着し,上記ずれ角
Δθの影響を矯正する方法が提案されている(特公昭4
4−23248号公報参照)。
【0006】即ち,ピストン931の頂部に設けた凹部
933に,ブレーキパッド92の台座922の凸部を揺
動可能なように面接触させる。そして,台座922を揺
動させることにより,ブレーキパッド92の押圧面92
1をディスクロータ面911に平行に押圧する。なお,
図5はピストンとシリンダを1組設けるいわゆる浮動型
キャリパの例を示したが,ピストンとシリンダを2組設
けるオポーズドシリンダ型についても同様である。
933に,ブレーキパッド92の台座922の凸部を揺
動可能なように面接触させる。そして,台座922を揺
動させることにより,ブレーキパッド92の押圧面92
1をディスクロータ面911に平行に押圧する。なお,
図5はピストンとシリンダを1組設けるいわゆる浮動型
キャリパの例を示したが,ピストンとシリンダを2組設
けるオポーズドシリンダ型についても同様である。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,図5に示す従
来のディスクブレーキ90には,次のような問題点があ
る。それはブレーキキャリパ93の駆動力を強め,高圧
力でピストン931がブレーキパッド92の台座922
を押圧したときに,前記ずれ角Δθの矯正作用が低下す
ることである。
来のディスクブレーキ90には,次のような問題点があ
る。それはブレーキキャリパ93の駆動力を強め,高圧
力でピストン931がブレーキパッド92の台座922
を押圧したときに,前記ずれ角Δθの矯正作用が低下す
ることである。
【0008】その結果,ブレーキパッド92の押圧面9
21とディスクロータ面911の平行性が不完全とな
り,偏摩耗等が生じ,また制動力が低下する。本発明
は,かかる従来の問題点に鑑みて,ディスクロータ面と
ブレーキパッドの押圧面との不整合を良好に矯正するこ
とのできるディスクブレーキを提供しようとするもので
ある。
21とディスクロータ面911の平行性が不完全とな
り,偏摩耗等が生じ,また制動力が低下する。本発明
は,かかる従来の問題点に鑑みて,ディスクロータ面と
ブレーキパッドの押圧面との不整合を良好に矯正するこ
とのできるディスクブレーキを提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,制動対象物に連結された
ディスクロータと,該ディスクロータの両側に配置され
たブレーキパッドと,該ブレーキパッドを上記ディスク
ロータに押圧するブレーキキャリパとを有するディスク
ブレーキであって,上記ブレーキパッドは,ディスクロ
ータに接触する接触片と,該接触片を保持する台座とを
有しており,一方上記ブレーキキャリパは,上記ブレー
キパッドの台座を押圧するピストンと,該ピストンを収
容するシリンダとを有しており,上記台座を押圧するピ
ストンの頂部には,曲面形状の凹部又は凸部を形成し,
一方上記台座には上記凹部又は凸部に摺動自在に面接触
する凸部又は凹部を形成してあり,上記曲面形状の凹部
と凸部は,凹部の曲率半径≧凸部の曲率半径の関係にあ
り,上記凹部と凸部との接触面には両者間の摩擦抵抗を
低減する摩擦低減手段を設けてあることを特徴とするデ
ィスクブレーキにある。
ディスクロータと,該ディスクロータの両側に配置され
たブレーキパッドと,該ブレーキパッドを上記ディスク
ロータに押圧するブレーキキャリパとを有するディスク
ブレーキであって,上記ブレーキパッドは,ディスクロ
ータに接触する接触片と,該接触片を保持する台座とを
有しており,一方上記ブレーキキャリパは,上記ブレー
キパッドの台座を押圧するピストンと,該ピストンを収
容するシリンダとを有しており,上記台座を押圧するピ
ストンの頂部には,曲面形状の凹部又は凸部を形成し,
一方上記台座には上記凹部又は凸部に摺動自在に面接触
する凸部又は凹部を形成してあり,上記曲面形状の凹部
と凸部は,凹部の曲率半径≧凸部の曲率半径の関係にあ
り,上記凹部と凸部との接触面には両者間の摩擦抵抗を
低減する摩擦低減手段を設けてあることを特徴とするデ
ィスクブレーキにある。
【0010】本発明において最も注目すべきことは,ピ
ストンの頂部にブレーキパッドの台座を装着し,該ピス
トンの頂部には上記台座を押圧する曲面形状の凹部又は
凸部を形成すると共に台座には該凹部又は凸部に面接触
する凸部又は凹部を設けたこと,そして,上記凹部と凸
部の接触面に摩擦低減手段を設けたことである。
ストンの頂部にブレーキパッドの台座を装着し,該ピス
トンの頂部には上記台座を押圧する曲面形状の凹部又は
凸部を形成すると共に台座には該凹部又は凸部に面接触
する凸部又は凹部を設けたこと,そして,上記凹部と凸
部の接触面に摩擦低減手段を設けたことである。
【0011】上記摩擦低減手段には,例えば,上記接触
面にグリース,潤滑剤等の低摩擦材料を介在させたもの
がある。この場合には,更に,上記低摩擦材料を保持す
るための窪みを上記接触面に設けることが好ましい。こ
のような窪みを設けることにより,低摩擦材料を長期に
渡り接触面に保持し,摩擦低減手段の作動時間を長期化
することができるからである。窪みの一例として,グリ
ース貯溜用のピット(凹所)やリング状に形成した溝な
どがある。
面にグリース,潤滑剤等の低摩擦材料を介在させたもの
がある。この場合には,更に,上記低摩擦材料を保持す
るための窪みを上記接触面に設けることが好ましい。こ
のような窪みを設けることにより,低摩擦材料を長期に
渡り接触面に保持し,摩擦低減手段の作動時間を長期化
することができるからである。窪みの一例として,グリ
ース貯溜用のピット(凹所)やリング状に形成した溝な
どがある。
【0012】上記摩擦低減手段の他の例として,上記接
触面に低摩擦材のコーティング層を形成する方法があ
る。また,上記接触面を鏡面仕上げすることにより,摩
擦抵抗を低減させる摩擦低減手段もある。そして,これ
らの摩擦低減手段の例は,互いに併用することにより一
段と優れた摩擦低減効果を得ることができる。
触面に低摩擦材のコーティング層を形成する方法があ
る。また,上記接触面を鏡面仕上げすることにより,摩
擦抵抗を低減させる摩擦低減手段もある。そして,これ
らの摩擦低減手段の例は,互いに併用することにより一
段と優れた摩擦低減効果を得ることができる。
【0013】なお,上記キャリパのピストンの直径をP
としたとき,上記接触面における曲率半径Rを0.75
P〜1.5Pの間の値とし,ほぼ均一な曲率に形成する
ことが好ましい。なぜならば,曲率半径Rが1.5Pよ
り大きいと,ディスクロータ面に対するピストン軸心の
ずれ(前記ずれ角Δθ)の矯正作用が弱くなり,一方,
曲率半径Rが0.75Pより小さいと,上記ずれ(Δ
θ)が生じた場合に凹部と凸部との接触面のすべり抵抗
が大きくなり,ブレーキパッドの揺動を抑制し,同様に
ずれの矯正作用を低減させるからである。それ故,上記
曲率半径Rは,0.75〜1.5Pの間が適当である。
としたとき,上記接触面における曲率半径Rを0.75
P〜1.5Pの間の値とし,ほぼ均一な曲率に形成する
ことが好ましい。なぜならば,曲率半径Rが1.5Pよ
り大きいと,ディスクロータ面に対するピストン軸心の
ずれ(前記ずれ角Δθ)の矯正作用が弱くなり,一方,
曲率半径Rが0.75Pより小さいと,上記ずれ(Δ
θ)が生じた場合に凹部と凸部との接触面のすべり抵抗
が大きくなり,ブレーキパッドの揺動を抑制し,同様に
ずれの矯正作用を低減させるからである。それ故,上記
曲率半径Rは,0.75〜1.5Pの間が適当である。
【0014】
【作用及び効果】前記のように,図5に示すディスクロ
ータ90においては,ブレーキキャリパ93の駆動力を
強くすると,ピストン931の軸心のずれ(ディスクロ
ータ面911とブレーキパッド92の押圧面921の不
整合)の矯正作用が低下する。発明者は,上記矯正作用
が低下する原因を追求し,その大きな原因の1つは前記
接触面におけるすべり抵抗の増加であることを究明し
た。
ータ90においては,ブレーキキャリパ93の駆動力を
強くすると,ピストン931の軸心のずれ(ディスクロ
ータ面911とブレーキパッド92の押圧面921の不
整合)の矯正作用が低下する。発明者は,上記矯正作用
が低下する原因を追求し,その大きな原因の1つは前記
接触面におけるすべり抵抗の増加であることを究明し
た。
【0015】そして,本発明のディスクロータにおいて
は,ピストンの凹部又は凸部とブレーキパッド台座の凸
部又は凹部の上記接触面に摩擦低減手段を設けてある。
それ故,上記接触面におけるすべり抵抗を低減すること
ができる。その結果,ブレーキキャリパ(ピストン)の
駆動力を強くしても,上記ピストン軸心ずれの矯正作用
の低下を抑制することができる。
は,ピストンの凹部又は凸部とブレーキパッド台座の凸
部又は凹部の上記接触面に摩擦低減手段を設けてある。
それ故,上記接触面におけるすべり抵抗を低減すること
ができる。その結果,ブレーキキャリパ(ピストン)の
駆動力を強くしても,上記ピストン軸心ずれの矯正作用
の低下を抑制することができる。
【0016】上記のように,本発明によれば,ディスク
ロータ面とブレーキパッドの押圧面との不整合を良好に
矯正することのできるディスクブレーキを提供すること
ができる。
ロータ面とブレーキパッドの押圧面との不整合を良好に
矯正することのできるディスクブレーキを提供すること
ができる。
【0017】
実施例1 本発明の実施例にかかるディスクブレーキにつき,図
1,図2を用いて説明する。本例は,図1に示すよう
に,制動対象物に連結されたディスクロータ31と,デ
ィスクロータ31の両側に配置された第1,第2ブレー
キパッド11,14と,ブレーキパッド11,14をデ
ィスクロータ31に押圧するブレーキキャリパ20とを
有するディスクブレーキ1である。
1,図2を用いて説明する。本例は,図1に示すよう
に,制動対象物に連結されたディスクロータ31と,デ
ィスクロータ31の両側に配置された第1,第2ブレー
キパッド11,14と,ブレーキパッド11,14をデ
ィスクロータ31に押圧するブレーキキャリパ20とを
有するディスクブレーキ1である。
【0018】第1ブレーキパッド11は,ディスクロー
タ31に接触する接触片110と,接触片110を保持
する台座15とを有しており,一方ブレーキキャリパ2
0は,第1ブレーキパッド11の台座15を押圧するピ
ストン22と,ピストン22を収容するシリンダ21と
を有する。
タ31に接触する接触片110と,接触片110を保持
する台座15とを有しており,一方ブレーキキャリパ2
0は,第1ブレーキパッド11の台座15を押圧するピ
ストン22と,ピストン22を収容するシリンダ21と
を有する。
【0019】そして,台座15を押圧するピストン22
の頂部には,曲面形状の凸部220を形成し,台座15
にはピストン22の凸部221に面接触する凹部151
を形成してある。凹部151の曲率半径は凸部221の
曲率半径よりもわずかだけ大きい。また,凹部151と
凸部220との接触面には両者151,220間の摩擦
抵抗を低減する摩擦低減手段を設けてある。上記摩擦低
減手段は,上記凹部151及び凸部220の接触面にグ
リースを介在させるものである。そして,凹部151及
び凸部220は,グリースを保持するための窪み15
2,153,221を有している。
の頂部には,曲面形状の凸部220を形成し,台座15
にはピストン22の凸部221に面接触する凹部151
を形成してある。凹部151の曲率半径は凸部221の
曲率半径よりもわずかだけ大きい。また,凹部151と
凸部220との接触面には両者151,220間の摩擦
抵抗を低減する摩擦低減手段を設けてある。上記摩擦低
減手段は,上記凹部151及び凸部220の接触面にグ
リースを介在させるものである。そして,凹部151及
び凸部220は,グリースを保持するための窪み15
2,153,221を有している。
【0020】以下それぞれについて詳説する。本例は,
自動車用のディスクブレーキ1であり,ディスクロータ
31は図示しない車輪に連結されている。ブレーキキャ
リパ20は,浮動型であり,ピストン22の基端部側へ
作動油を圧入し,ピストン22を第1ブレーキパッド1
1に向かって押圧する。また,ピストン22によって第
1ブレーキパッド11をディスクロータ31に押圧する
反力により,シリンダ21が第2ブレーキパッド14を
反対側からディスクロータ31に押圧する。
自動車用のディスクブレーキ1であり,ディスクロータ
31は図示しない車輪に連結されている。ブレーキキャ
リパ20は,浮動型であり,ピストン22の基端部側へ
作動油を圧入し,ピストン22を第1ブレーキパッド1
1に向かって押圧する。また,ピストン22によって第
1ブレーキパッド11をディスクロータ31に押圧する
反力により,シリンダ21が第2ブレーキパッド14を
反対側からディスクロータ31に押圧する。
【0021】即ち,図1に示すように,第2ブレーキパ
ッド14は,シリンダ21に当接する裏金141と,デ
ィスクロータ31に接触する接触片140とを有してお
り,第1ブレーキパッド11がディスクロータ31に押
しつけられる反力によって,シリンダ21が第2ブレー
キパッド14をディスクロータ31に押圧する。
ッド14は,シリンダ21に当接する裏金141と,デ
ィスクロータ31に接触する接触片140とを有してお
り,第1ブレーキパッド11がディスクロータ31に押
しつけられる反力によって,シリンダ21が第2ブレー
キパッド14をディスクロータ31に押圧する。
【0022】そして,第1ブレーキパッド11を押圧す
るピストン22の頂部には,ゆるやかで均一な曲率の凸
部220が形成され,凸部220の中心には,グリース
を貯える窪み221が設けられている。凸部220の曲
率半径は66mmであり,ピストン22の直径の約1.
1倍である。
るピストン22の頂部には,ゆるやかで均一な曲率の凸
部220が形成され,凸部220の中心には,グリース
を貯える窪み221が設けられている。凸部220の曲
率半径は66mmであり,ピストン22の直径の約1.
1倍である。
【0023】第1ブレーキパッド11は,ディスクロー
タ31を押圧する接触片110と,台座15とを有し,
台座15は接触片110を固定する裏金159とリング
プレート150とからなり,リングプレート150は裏
金159に固定しても固定していなくてもどちらでもよ
い。そして,リングプレート150は,ピストン22の
凸部220に面接触する凹部151を有する。
タ31を押圧する接触片110と,台座15とを有し,
台座15は接触片110を固定する裏金159とリング
プレート150とからなり,リングプレート150は裏
金159に固定しても固定していなくてもどちらでもよ
い。そして,リングプレート150は,ピストン22の
凸部220に面接触する凹部151を有する。
【0024】凹部151には,図2に示すようにピスト
ン22の窪み221に対向する中央部の円形の窪み15
2と,外周寄りに形成されたリング状の窪み153が形
成されており,窪み152,153にはグリースが注入
されている。図1において,符号25は,ピストンシー
ルである。
ン22の窪み221に対向する中央部の円形の窪み15
2と,外周寄りに形成されたリング状の窪み153が形
成されており,窪み152,153にはグリースが注入
されている。図1において,符号25は,ピストンシー
ルである。
【0025】次に本例のディスクブレーキ1の作用効果
について述べる。本例のディスクブレーキ1において
は,ピストン22と第1ブレーキパッド11との接触面
(凸部220,凹部151)は,ゆるやかで均一な曲率
の曲面である。そして,ピストン22の凸部220と第
1ブレーキパッド11の凹部151とは摺動自在に面接
触する。
について述べる。本例のディスクブレーキ1において
は,ピストン22と第1ブレーキパッド11との接触面
(凸部220,凹部151)は,ゆるやかで均一な曲率
の曲面である。そして,ピストン22の凸部220と第
1ブレーキパッド11の凹部151とは摺動自在に面接
触する。
【0026】従ってピストン22の軸心がディスクロー
タ31の押圧面311に完全に垂直でない場合(図5に
示したずれ角Δθの発生)には,ディスクロータ31に
押圧された第1ブレーキパッド11は,上記接触面に沿
って摺動回転し,上記ずれ角Δθを矯正する。その結果
ディスクロータ31の押圧面311と第1ブレーキパッ
ド11の接触片110の押圧面111とは,平行となり
完全に面接触するようになる。
タ31の押圧面311に完全に垂直でない場合(図5に
示したずれ角Δθの発生)には,ディスクロータ31に
押圧された第1ブレーキパッド11は,上記接触面に沿
って摺動回転し,上記ずれ角Δθを矯正する。その結果
ディスクロータ31の押圧面311と第1ブレーキパッ
ド11の接触片110の押圧面111とは,平行となり
完全に面接触するようになる。
【0027】そして,接触面(凸部220,凹部15
1)には,摩擦低減手段としてグリースを介在させてあ
るから,接触面におけるすべり抵抗は,極めて小さく,
従って強い力が接触面に働いても,上記第1ブレーキパ
ッド11の摺動回転を阻害することはない。それ故,強
い力でピストン22が第1ブレーキパッド11を駆動す
る場合においても,上記ディスクロータ面311とブレ
ーキパッド11の押圧面111との不整合(ずれ角Δ
θ)を良好に矯正することができる。
1)には,摩擦低減手段としてグリースを介在させてあ
るから,接触面におけるすべり抵抗は,極めて小さく,
従って強い力が接触面に働いても,上記第1ブレーキパ
ッド11の摺動回転を阻害することはない。それ故,強
い力でピストン22が第1ブレーキパッド11を駆動す
る場合においても,上記ディスクロータ面311とブレ
ーキパッド11の押圧面111との不整合(ずれ角Δ
θ)を良好に矯正することができる。
【0028】そして,グリースは窪み152,153,
221に豊富に蓄えることができるから,長期間に渡っ
て,上記矯正作用を維持することができる。上記のよう
に,本例によれば,ディスクロータ面311とブレーキ
パッド11の押圧面111との不整合を良好に矯正する
ことのできるディスクブレーキ1を提供することができ
る。
221に豊富に蓄えることができるから,長期間に渡っ
て,上記矯正作用を維持することができる。上記のよう
に,本例によれば,ディスクロータ面311とブレーキ
パッド11の押圧面111との不整合を良好に矯正する
ことのできるディスクブレーキ1を提供することができ
る。
【0029】実施例2 本例は,図3に示すように,実施例1において,ピスト
ン23の頂部に凹部230を形成し,第1ブレーキパッ
ド12の台座16に凸部161を設けると共に,凹部2
30及び凸部161に設ける窪み231,162を中央
の1カ所としたもう1つの実施例である。
ン23の頂部に凹部230を形成し,第1ブレーキパッ
ド12の台座16に凸部161を設けると共に,凹部2
30及び凸部161に設ける窪み231,162を中央
の1カ所としたもう1つの実施例である。
【0030】即ち,ピストン23の頂部に凹部230を
設け,第1ブレーキパッド12には凹部230に面接触
する凸部161を設ける。そして,凹部230と凸部1
61の中心部にはそれぞれ窪み231,162を設け
る。その他については,実施例1と同様である。
設け,第1ブレーキパッド12には凹部230に面接触
する凸部161を設ける。そして,凹部230と凸部1
61の中心部にはそれぞれ窪み231,162を設け
る。その他については,実施例1と同様である。
【0031】実施例3 本例は,図4に示すように,実施例2において,接触面
に低摩擦材のコーティング層241,172を設け,グ
リースを用いないようにしたもう1つの実施例である。
即ち,本例においては,ピストン24の凹部240の表
面と,第1ブレーキパッド13の台座17の凸部171
の表面とに,それぞれ低摩擦材のコーティング層24
1,172を形成してある。
に低摩擦材のコーティング層241,172を設け,グ
リースを用いないようにしたもう1つの実施例である。
即ち,本例においては,ピストン24の凹部240の表
面と,第1ブレーキパッド13の台座17の凸部171
の表面とに,それぞれ低摩擦材のコーティング層24
1,172を形成してある。
【0032】また,本例はグリースを用いないから,窪
みは設けない。コーティング層241,172は,低摩
擦材によって形成されているから,グリースと同様に接
触面(凹部240,凸部171)のすべり抵抗を低減す
ることができる。その他については,実施例2と同様で
ある。
みは設けない。コーティング層241,172は,低摩
擦材によって形成されているから,グリースと同様に接
触面(凹部240,凸部171)のすべり抵抗を低減す
ることができる。その他については,実施例2と同様で
ある。
【図1】実施例1のディスクロータの要部断面図。
【図2】実施例1のブレーキパッドのリングプレートの
側面図。
側面図。
【図3】実施例2のディスクロータの要部断面図。
【図4】実施例3のディスクロータの要部断面図。
【図5】従来のディスクロータの要部断面図。
1...ディスクブレーキ, 11,12,13...第1ブレーキパッド, 110...接触片, 14...第2ブレーキパッド, 15,16,17...台座, 151...凹部, 161,171...凸部, 20...ブレーキキャリパ, 22...ピストン, 230,240...凹部, 31...ディスクロータ,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 孝浩 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 制動対象物に連結されたディスクロータ
と,該ディスクロータの両側に配置されたブレーキパッ
ドと,該ブレーキパッドを上記ディスクロータに押圧す
るブレーキキャリパとを有するディスクブレーキであっ
て,上記ブレーキパッドは,ディスクロータに接触する
接触片と,該接触片を保持する台座とを有しており,一
方上記ブレーキキャリパは,上記ブレーキパッドの台座
を押圧するピストンと,該ピストンを収容するシリンダ
とを有しており,上記台座を押圧するピストンの頂部に
は,曲面形状の凹部又は凸部を形成し,一方上記台座に
は上記凹部又は凸部に摺動自在に面接触する凸部又は凹
部を形成してあり,上記曲面形状の凹部と凸部は,凹部
の曲率半径≧凸部の曲率半径の関係にあり,上記凹部と
凸部との接触面には両者間の摩擦抵抗を低減する摩擦低
減手段を設けてあることを特徴とするディスクブレー
キ。 - 【請求項2】 請求項1において,上記摩擦低減手段
は,上記凹部又は凸部の少なくとも一方の接触面に,グ
リース,潤滑剤等の低摩擦材料を介在させていることを
特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項3】 請求項2において,上記摩擦低減手段
は,上記凹部又は凸部に上記低摩擦材料を保持するため
の窪みを有していることを特徴とするディスクブレー
キ。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3におい
て,上記摩擦低減手段は,上記凹部又は凸部の接触面に
形成した低摩擦材のコーティング層を形成してあること
を特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
上記摩擦低減手段は,上記凹部又は凸部の接触面を鏡面
仕上げしてあることを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
上記ピストンの直径をPとしたとき,上記凹部又は凸部
の接触面は,曲率半径が0.75P〜1.5Pの間のほ
ぼ均一な曲率に形成されていることを特徴とするディス
クブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168747A JPH0814280A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168747A JPH0814280A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ディスクブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814280A true JPH0814280A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15873676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168747A Pending JPH0814280A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814280A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001296158A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-26 | Tatsuno Corp | 容積式流量計 |
| US6932197B2 (en) * | 2002-03-29 | 2005-08-23 | Sram Corporation | Gimbaled pad support |
| KR101251270B1 (ko) * | 2006-07-19 | 2013-04-10 | 현대자동차주식회사 | 전기기계 브레이크 |
| CN110050137A (zh) * | 2016-12-07 | 2019-07-23 | 法国博瑞克基金会 | 包括抗摩擦面的用于机电制动器卡钳活塞的驱动器 |
| US20220364617A1 (en) * | 2021-05-14 | 2022-11-17 | Mando Corporation | Articulating Brake Piston Junction |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6168747A patent/JPH0814280A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001296158A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-26 | Tatsuno Corp | 容積式流量計 |
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| CN110050137A (zh) * | 2016-12-07 | 2019-07-23 | 法国博瑞克基金会 | 包括抗摩擦面的用于机电制动器卡钳活塞的驱动器 |
| US20220364617A1 (en) * | 2021-05-14 | 2022-11-17 | Mando Corporation | Articulating Brake Piston Junction |
| US12078219B2 (en) * | 2021-05-14 | 2024-09-03 | Hl Mando Corporation | Articulating brake piston junction |
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