JPH0814288A - ブーツ付嵌合体 - Google Patents

ブーツ付嵌合体

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JPH0814288A
JPH0814288A JP6171767A JP17176794A JPH0814288A JP H0814288 A JPH0814288 A JP H0814288A JP 6171767 A JP6171767 A JP 6171767A JP 17176794 A JP17176794 A JP 17176794A JP H0814288 A JPH0814288 A JP H0814288A
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JP
Japan
Prior art keywords
retainer
boot
fitting body
boots
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP6171767A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiro Katagiri
彰宏 片桐
Masayoshi Katagiri
正義 片桐
Toshitaka Suga
登志隆 須賀
Yasuyuki Hanai
泰幸 花井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPH0814288A publication Critical patent/JPH0814288A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付が容易で安価なブーツ付嵌合体を提供す
ること。 【構成】 柱状突部12を有する第1部材と,柱状突部
12を嵌着する嵌合孔14と開口端縁部を一周する環状
溝15とを有する第2部材と,ブーツ16とを有するブ
ーツ付嵌合体10である。環状溝15に嵌め込まれた第
2端部18は,高剛性のリテーナ181と高弾性体の肉
部185とからなり,リテーナ181には貫通孔が穿設
されており,肉部185には前記貫通孔を貫通して再連
結する環状連結部が形成されている。環状連結部は,リ
テーナ181を肉部185にインサート成形することに
より形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ディスクブレーキキャ
リパのピストンや摺動ピンなどのブーツ付嵌合体に関す
る。
【0002】
【従来技術】ディスクブレーキのキャリパに用いられる
嵌合体としてのピストンとシリンダの間にはブーツが介
設されシリンダ内部を外部から遮蔽している。即ち,図
8に示すように,ディスクブレーキ9のキャリパ90の
シリンダ91の開口部910と,ピストン92の外周部
921との間には,ブーツ93が架設されている。
【0003】ブーツ93は,弾力性の良好な部材によっ
て形成され,図9に示すように,一方の端部931はピ
ストン92の外周溝921に圧入,固定され,他方の端
部932は,シリンダ91の開口端910を一周する環
状溝911に嵌め込まれている。そして,ブーツ93の
他端部932を環状溝911にしっかりと固定するため
に,リテーナ94が環状溝911に嵌め込まれている。
リテーナ94は,剛性に優れた金属製の部材である。
【0004】図8において,符号951,952は,デ
ィスクロータに圧接されるパッドである。そして,図8
に示すように,片側のパッド951(インナパッド)の
みをピストン92で押圧するいわゆる浮動型キャリパに
おいては,キャリパ90は,図示しない摺動ピンを介し
てマウンティングブラケットに半固定状態に保持され
る。
【0005】即ち,図10に示すように,シリンダ91
のピンアーム912に固定された摺動ピン97は,マウ
ンティングブラケット96に設けられたピンスリーブ9
60のピン孔961に嵌合し矢印の方向に摺動する。そ
して,嵌合体である摺動ピン97とピンスリーブ960
との間には,ブーツ98が架設されている。
【0006】即ち,ブーツ98の一方の端部981は,
摺動ピン97の外周に固定され,他端部982は,ピン
孔961の開口端部に設けた環状溝962に嵌め込まれ
ている。そして,他端部982は,図11に示すよう
に,金属製のリテーナ940によって強固に環状溝96
2内に保持される。
【0007】なお,環状溝911,962に装着される
上記リテーナ94,940は,いずれもブーツ93,9
8に接着剤を用いて固定される。即ち,リテーナ94,
940の表面に接着剤を塗布し,ブーツ93,98の他
端部932,982とリテーナ94,940とを位置合
わせして環状溝911,962に圧入する。
【0008】
【解決しようとする課題】しかしながら,ディスクブレ
ーキに用いる上記ブーツ付嵌合体には次のような問題点
がある。それは,リテーナ94,940をブーツ93,
98の他端部932,982に固定するために接着剤が
必要であり,接着剤を塗布する工数,及び接着剤の材料
費がかかり,コスト高となることである。本発明は,か
かる従来の問題点に鑑みて,組付が容易で安価なブーツ
付嵌合体を提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,柱状突部を有する第1部
材と,該柱状突部を摺動自在に嵌着する嵌合孔と該嵌合
孔の開口端縁部を一周する環状溝とを有する第2部材
と,該環状溝と上記柱状突部の外周部との間に架設され
たリング状のブーツとを有するブーツ付嵌合体であっ
て,上記ブーツは,上記柱状突部の外周部に固定された
第1端部と,上記環状溝に嵌め込まれた第2端部と,上
記第1,第2端部の間を連結する伸縮自在の蛇腹部とを
有しており,上記第2端部は,高剛性のリテーナと高弾
性体の肉部とからなり,上記リテーナには複数の貫通孔
が穿設されており,上記肉部には該貫通孔を貫通して再
連結する環状連結部が形成されていることを特徴とする
ブーツ付嵌合体にある。
【0010】本発明において最も注目すべきことは,環
状溝に嵌め込まれるブーツの第2端部がリテーナと肉部
とからなること,リテーナには複数の貫通孔が設けられ
ており,肉部に該貫通孔を貫通して再連結する環状連結
部が形成されていることである。その結果,リテーナの
貫通孔を貫通する環状連結部によって,第2端部のリテ
ーナと肉部とは一体的に結合されている。
【0011】なお,上記環状連結部は,貫通孔を有する
リテーナを肉部にインサート成形することにより容易に
形成することができる。例えば,ゴムなどの高弾性体か
らなる肉部を,蛇腹部や第1端部と共に流動化して型に
圧入して成形する際,リテーナを肉部を形成する位置に
インサートして成形することにより,肉部の成形材料は
貫通孔に流入し環状連結部が簡単に形成される。そし
て,リテーナと肉部は一体となる。
【0012】上記ブーツ付嵌合体は,例えば,ディスク
ブレーキキャリパにおけるピストンとシリンダの嵌合体
がある。また,他のブーツ付嵌合体の例として,ディス
クブレーキの浮動型キャリパ又はマウンティングブラケ
ットに設けられた摺動ピンと,マウンティングブラケッ
ト又は浮動型キャリパのピンスリーブとからなる嵌合体
がある。
【0013】
【作用及び効果】本発明にかかるブーツ付嵌合体のブー
ツは,リテーナの貫通孔を貫通する環状連結部によっ
て,リテーナと肉部とが一体的に連結されている。従っ
て,リテーナを肉部に接着する作業,及び接着剤が不要
になるので,組付工数が減少しコストが低減する。
【0014】そして,上記リテーナは,上記のようにイ
ンサート成形によって極めて容易に形成することができ
る。従って,本発明のブーツ付嵌合体は製作工数が従来
よりも大幅に低下し,その結果コストダウンを図ること
ができる。上記のように,本発明によれば,組付が容易
で安価なブーツ付嵌合体を提供することができる。
【0015】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかるブーツ付嵌合体につき,図1〜
図4を用いて説明する。本例は,キャリパ浮動型ディス
クブレーキの摺動ピンとピンスリーブからなるブーツ付
嵌合体である。即ち,図1に示すように,柱状突部12
を有する第1部材としての摺動ピン11と,柱状突部1
2を摺動自在に嵌着する嵌合孔としてのピン孔14とピ
ン孔14の開口端縁部を一周する環状溝15(図2)と
を有する第2部材としてのピンスリーブ13と,環状溝
15と柱状突部12の外周部との間に架設されたリング
状のブーツ16とを有するブーツ付嵌合体10である。
【0016】ブーツ16は,柱状突部12の外周部に固
定された第1端部17と,環状溝15に嵌め込まれた第
2端部18と,両端部17,18の間を連結する伸縮自
在の蛇腹部19とを有する。第2端部18は,図2に示
すように,環状溝15に埋め込まれる高剛性のリテーナ
181と,高弾性体の肉部185とからなり,リテーナ
181には,図3に示すように,複数の貫通孔182が
穿設されている。
【0017】また,図2に示すように,肉部185に
は,貫通孔182を貫通して再結合する環状連結部18
6が形成されている。環状連結部186は,肉部185
にリテーナ181をインサート成形することにより形成
されたものである。
【0018】以下それぞれについて説明を補足する。デ
ィスクブレーキ1は,図4に示すように,ディスクロー
タに押圧されるパッド421,422と,パッド42
1,422を駆動するキャリパ41とを有する。キャリ
パ41は,インナパッド421を押圧するピストン(図
示せず)と,アウタパッド422と連結されたシリンダ
411を有する。
【0019】そして,キャリパ41は,摺動ピン11
(図1)を介してマウンティングブラケット43に浮動
可能なように装着されている。即ち,図1に示すよう
に,シリンダ411のピンアーム412には,固定ボル
ト111を介して摺動ピン11が固着され,摺動ピン1
1は,マウンティングブラケット43に設けたピンスリ
ーブ13のピン孔14を摺動する柱状突部12を有す
る。
【0020】そして,ピン孔14の開口端に設けた環状
溝15と摺動ピン11との間には,伸縮自在のブーツ1
6が架設されている。ブーツ16は,図2に示すよう
に,柱状突部12の外周部を緊締する第1端部17と,
環状溝15に嵌着される第2端部18と,伸縮自在の蛇
腹部19とからなる。
【0021】第2端部18は,肉部185にインサート
成形されたリテーナ181を有する。リテーナ181
は,L字形の断面形状を有するリング状の部材でありそ
の側板183は環状溝15の内側の小径外壁に当接し,
上板部184には図3に示すように貫通孔182が穿設
されている。
【0022】貫通孔182は,上板部184に4カ所対
称形に配置されている。本実施例では,第1端部17と
蛇腹部19と肉部185を形成する材料はエチレン−プ
ロピレンゴムであり,ステンレスからなるリテーナ18
1をインサートして一体として成形される。また,イン
サート成形する際のリテーナ181の位置決めは,リテ
ーナ181の何カ所かを支持しておいて,材料のエチレ
ン−プロピレンゴムを流し込むことによって行ってい
る。
【0023】次に,本例のブーツ付嵌合体10の作用効
果について述べる。本例のブーツ16においては,リテ
ーナ181はインサート成形により肉部185と一体的
に成形され,環状連結部186を介して肉部185に連
結されている。それ故,従来のブーツ付嵌合体のように
リテーナ181を肉部185に接着する作業,及び接着
剤が不要となり,組付工数が減少し,安価に製作するこ
とができる。従って,本例によれば,組付が容易で安価
なブーツ付嵌合体10を提供することができる。
【0024】実施例2 本例は,図5に示すように,実施例1において,リテー
ナ180を肉部185中に完全に埋設すると共に,リテ
ーナ180の側板187にも貫通孔188を設けたもう
1つの実施例である。即ち,リテーナ180は,肉部1
85中に埋設されると共に,上下に貫通孔182,18
8と環状連結部186,189がそれぞれ形成されてい
る。従って,リテーナ180と肉部185との一体性は
より強固である。その他については実施例1と同様であ
る。
【0025】実施例3 本例は,図6に示すように,第1部材としてのピストン
415と,第2部材としてのシリンダ411と,両者4
11,415の間に架設されたブーツ21とからなるブ
ーツ付嵌合体20である。本例は,図6に示すように,
ディスクブレーキのキャリパ41に形成されたブーツ付
嵌合体20であり,ブーツ21はピストン415とシリ
ンダ411との間に設けられている。
【0026】ブーツ21の第1端部22は,ピストン4
15の外周416に設けたリング溝417に固定され,
第2端部23は摺動自在にピストン415を嵌着するシ
リンダ411の内壁に形成された環状溝412に嵌め込
まれ固定される。そして,第2端部23は,図7に示す
ように,肉部235と,肉部235に埋設されたL字形
の断面形状を有するリング状のリテーナ231とからな
る。
【0027】リテーナ231には,貫通孔232,23
3が穿設されており,貫通孔232,233は,それぞ
れシリンダ411の環状溝412に沿って4カ所に設け
られている。そして,貫通孔232,233を貫通して
環状連結部236,237が肉部235に形成されてい
る。
【0028】そして,リテーナ231は,インサート成
形により肉部235と一体化されるから,実施例1と同
様に従来品に比べて組付の工数は大幅に減少する。図7
において,符号24は第1端部22と第2端部23とを
連結する蛇腹部である。その他については,実施例1と
同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のブーツ付嵌合体の断面図。
【図2】実施例1のブーツ付嵌合体のブーツの部分拡大
断面図。
【図3】実施例1のリテーナの平面図。
【図4】実施例1のブーツ付嵌合体が用いられるディス
クブレーキの平面図。
【図5】実施例2のブーツ付嵌合体のブーツの部分拡大
断面図。
【図6】実施例3のブーツ付嵌合体の断面図。
【図7】実施例3のブーツ付嵌合体のブーツの部分拡大
断面図。
【図8】従来のディスクブレーキキャリパの断面図。
【図9】図8のブーツの部分拡大断面図。
【図10】従来のディスクブレーキの摺動ピン近傍の断
面図。
【図11】図10のブーツの部分拡大断面図。
【符号の説明】
10...ブーツ付嵌合体, 12...柱状突部, 14...ピン孔(嵌合孔), 15...環状溝, 16...ブーツ, 18...第2端部, 181...リテーナ, 185...肉部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花井 泰幸 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状突部を有する第1部材と,該柱状突
    部を摺動自在に嵌着する嵌合孔と該嵌合孔の開口端縁部
    を一周する環状溝とを有する第2部材と,該環状溝と上
    記柱状突部の外周部との間に架設されたリング状のブー
    ツとを有するブーツ付嵌合体であって,上記ブーツは,
    上記柱状突部の外周部に固定された第1端部と,上記環
    状溝に嵌め込まれた第2端部と,上記第1,第2端部の
    間を連結する伸縮自在の蛇腹部とを有しており,上記第
    2端部は,高剛性のリテーナと高弾性体の肉部とからな
    り,上記リテーナには複数の貫通孔が穿設されており,
    上記肉部には該貫通孔を貫通して再連結する環状連結部
    が形成されていることを特徴とするブーツ付嵌合体。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記第2端部の環状
    連結部は,上記肉部に上記リテーナをインサート成形す
    ることにより形成されたものであることを特徴とするブ
    ーツ付嵌合体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において,上記第
    1部材は,ディスクブレーキ用キャリパのピストンであ
    り,上記第2部材は上記キャリパのシリンダであること
    を特徴とするブーツ付嵌合体。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2において,上記第
    1部材は,ディスクブレーキのマウンティングブラケッ
    ト又は浮動型キャリパに設けられた摺動ピンであり,上
    記第2部材は上記摺動ピンを嵌着する上記キャリパ又は
    マウンティングブラケットに設けられたピンスリーブで
    あることを特徴とするブーツ付嵌合体。
JP6171767A 1994-06-29 1994-06-29 ブーツ付嵌合体 Pending JPH0814288A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014510244A (ja) * 2011-04-04 2014-04-24 シャシー・ブレークス・インターナショナル・ベスローテン・フェンノートシャップ ディスクブレーキピストンキャップおよび該ディスクブレーキピストンキャップを装備するディスクブレーキ

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JP2014510244A (ja) * 2011-04-04 2014-04-24 シャシー・ブレークス・インターナショナル・ベスローテン・フェンノートシャップ ディスクブレーキピストンキャップおよび該ディスクブレーキピストンキャップを装備するディスクブレーキ

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