JPH08143123A - 搬送用ベルト - Google Patents

搬送用ベルト

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Publication number
JPH08143123A
JPH08143123A JP31405794A JP31405794A JPH08143123A JP H08143123 A JPH08143123 A JP H08143123A JP 31405794 A JP31405794 A JP 31405794A JP 31405794 A JP31405794 A JP 31405794A JP H08143123 A JPH08143123 A JP H08143123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
main body
heat resistant
resistant fiber
belt main
Prior art date
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Pending
Application number
JP31405794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Misawa
浩則 三澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
Original Assignee
Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikawa Woolen Textile Co Ltd filed Critical Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
Priority to JP31405794A priority Critical patent/JPH08143123A/ja
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  • Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミ型材などに代表される高温の成形品を
搬送する搬送ベルトの蛇行を防止するためにベルト主体
の下面に固着した凸ガイドが長期間に亘って剥離するこ
となく使用できる搬送用ベルトを提供する。 【構成】 少なくとも基布の上面に耐熱繊維層を有する
ベルト主体を設け、該ベルト主体の耐熱繊維層の上面に
長さ方向に沿ってスリット溝を設け、該スリットの溝底
と前記ベルト主体の下面に重ねた凸ガイドを縫い合わせ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は蛇行防止機能を有する
搬送用ベルト、特に、アルミやガラスなど高温の製品を
冷却しながら移送する搬送装置に用いて好適な搬送用ベ
ルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に高温の成形品、例えば、アルミ型
材は、溶融したアルミニウムをアルミ押出プレス機の押
出ダイスより押出形成し、得られた高温(550〜60
0℃)の成形品を冷却させながら、イニシアルテーブ
ル、ランナウトテーブル、トランスファテーブル、クー
リングテーブル、ストレッチャーテーブルなどの各テー
ブル上に順次搬送して製造されている。
【0003】これらのテーブルでは、前記押出ダイスか
ら押出形成されたアルミ成形品を押出方向に対して直角
方向に搬送できる複数条のアタッチメントチェーン上に
エンドレス状とした搬送用ベルトを走行させて搬送して
いた。また、駆動プーリに搬送用ベルトを掛け渡してエ
ンドレス状とし、そのベルトで成形品等を搬送する方法
も広く実用化されている。
【0004】前記搬送用ベルト10は、図3の如く、緻
密なポリエステル帆布(単一枚又は複数枚を接着したも
の)からなる基布10aの少なくとも上面に、耐熱性を
有する繊維素材で構成したニードルパンチ不織布10b
を固着するとともに、該基布10aの下面に凸ガイド1
4を固着してなる。該凸ガイド14は、図4の如く、ス
プロケット16で駆動されるアタッチメントチェーン
(例;クーリングテーブル)15を構成するリンク単体
12の左右対称構造の皿板13、13間に形成された溝
部Mに嵌入し、走行時の蛇行防止機能を発揮する。
【0005】この蛇行防止機能は上記アタッチメントチ
ェーンのみならず、ベルト駆動方式としてプーリを用い
る場合にも、図5の如く、軸23を有するプーリ21の
外周に、前記基布10aの下面に設けた凸ガイド14が
嵌入する環状溝22を設ければよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の搬送用ベルト10は、基布10aと凸ガイド14と
の間が接着剤Sで固着されていたため、熱、張力、物理
的な屈曲変形などによって接着剤が機械的および熱的ス
トレスにより疲労・劣化して剥離を生じ、比較的短時間
で使用不能になってしまうことがあった。
【0007】本発明は、こうした問題点を解決すること
を課題とするものであり、アルミ型材などに代表される
高温の成形品を長期間に亘って安定して搬送可能な搬送
用ベルトを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の搬送用ベルトは、少なくとも基布の上面に
耐熱繊維層を有するベルト主体を設け、該ベルト主体の
耐熱繊維層の上面に長さ方向に沿ってスリット溝を設
け、該スリット溝の溝底と前記ベルト主体の下面に重ね
た凸ガイドとを縫い合わせたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の搬送用ベルトにおいて、ベルト主体と
凸ガイドは縫い合わせにより確実に接結され、しかも、
スリット溝の溝底の縫い糸による接結部はベルト主体の
上面に乗る高熱の搬送物から充分に保護される。また、
基布の上面に設けた耐熱繊維層は経時的に摩耗するが、
その摩耗がスリット溝の溝底の縫い糸まで達するまでに
充分な時間が得られ長期間使用に耐え得る。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係わる一実施例を添付の図面
に基づいて説明する。図1、2において、本願ベルト1
00は、ベルト主体1とその下面に縫い合わせた凸ガイ
ド5とからなる。ベルト主体1は緻密なポリエステル帆
布などの織布を利用した基布2の上面及び下面に耐熱繊
維層3、4を接着してなる。該基布2と耐熱繊維層3、
4との接着はウレタン等の樹脂接着剤を用いて接着して
も、ニードルパンチングにより絡合接着してもよい。
【0011】前記基布2はベルト主体1にかかる張力に
よる伸びを最小限に抑えて寸法安定性を確保するために
必要であり、また、上面の耐熱繊維層3、4はその断熱
作用によって高温のアルミ型材などの熱が基布2に伝わ
る温度を低下させ、ベルト主体1の劣化や寸法変化を防
止する。尤も、下面の耐熱繊維層4は補助的であって基
布2の上面側の耐熱繊維層3のみでも使用可能である。
【0012】前記基布2のタテ方向の糸には、パラ系芳
香族ポリアミド繊維、ポリアリレート繊維などの耐熱繊
維を用いて好適である。尤も、ベルト主体1が比較的温
度の低い(常温〜150℃以下)工程において使用され
るときはポリエステル繊維でも使用に耐え得る。
【0013】また、基布2はマルチフィラメント糸、モ
ノフィラメント糸、スパン糸などを用いて構成すること
ができるが、ニードルパンチングにより耐熱繊維層3及
び4と結合一体化するときには接結性に優れたマルチフ
ィラメント糸やスパン糸が好適である。
【0014】前記ベルト主体1の下面に縫い合わせた凸
ガイド5は、該ベルト主体1を構成する基布2やその上
面又は下面に設ける耐熱繊維層3、4の柔軟性に追従で
きる素材であることが望ましい。例えば、ポリエステル
繊維と羊毛を混紡したフェルト(不織布)や柔軟な樹脂
成形品(塩化ビニル成形品やゴム成形品)が好適であ
る。勿論、これらに限定されるものでない。
【0015】前記凸ガイド5はベルト主体1を構成する
耐熱繊維層3の上面に長さ方向に沿って設けたスリット
溝Kの溝底K1 との間に縫い糸Hで縫い合わされてい
る。このスリット溝Kの深さは耐熱繊維層3の厚さの6
〜9割ぐらいが適当であるが、これに限定されない。ま
た、スリット溝Kの条数は、図面上はベルト主体1の幅
方向の中央部に1条だけ示されているが、複数条でもよ
い。
【0016】前記縫い糸Hは耐熱性を有する高強度の
糸、例えばメタ系もしくはパラ系芳香族ポリアミド繊維
のスパン糸(或いはフィラメント糸)が適当である。縫
い合わせ手段はミシン掛けが一般的であるが、手縫いそ
の他の手段でも行われる。
【0017】前記凸ガイド5は、図3の如く、スプロケ
ット16で駆動されるアタッチメントチェーン(例;ク
ーリングテーブル)15を構成するリンク単体12の左
右対称構造の皿板13、13の間に形成された溝部M
か、図5の如く、プーリ21の外周に形成した環状溝2
2に緩く嵌入する形状に構成され、また、凸ガイド5は
長さ方向に連続しても不連続でもよい。ベルト周回時に
ベルト主体1が蛇行するのを防止できればよいからであ
る。
【0018】ここに縫い糸Hをスリット溝Kの溝底K1
にて縫い合わせたのは、高温のアルミ型材に直接触れる
ことがないようにして熱劣化による切断を未然に防ぐこ
とができるようにするためである。また、基布2の上面
に設けた耐熱繊維層3が経時的に摩耗し、その厚さを減
少させても高温のアルミ型材に直接触れるまでの時間を
充分に遅らせることができる利点もある。
【0019】次に、この凸ガイド5の取付方法について
説明する。まず、ベルト主体1の上層の耐熱繊維層3に
その表面側のベルトの幅方向の中央に、長さ方向に沿っ
てスリット溝Kをベルト全周にわたって形成する。この
スリット溝Kの深さは耐熱繊維層3が、例えば10mm
厚であれば、約8mm程度がよい。
【0020】次いで、ベルト主体1の下面(耐熱繊維層
4の下面)にフェルト体にて形成した凸ガイド5を重ね
た後、スリット溝Kの溝底K1 と凸ガイド5とを縫い糸
Hにより図2の如く縫い合わせる。このとき、固着性能
をより強固にするためにベルト主体1と凸ガイド5との
間にウレタン系接着剤からなる接着層Sを設けて補強的
に接着してもよい。
【0021】このようにして構成した本願ベルト100
は、縫い糸Hがスリット溝Kの溝底K1 へ沈み込んでい
るため、高温型材などを搬送した場合でも、縫合糸Hが
その型材に直接触れることはない。従って、熱劣化や摩
耗により縫い糸Hが切断することによって凸ガイド5の
剥がれることがなく、充分な耐久性のある搬送用ベルト
が得られるものである。
【0022】○実験例 いま、貼合せた2枚のポリエステル帆布を基布とし、そ
の上面にパラ系芳香族ポリアミド繊維と炭素繊維を混合
してなる厚さ10mmのニードルパンチ不織布(耐熱繊
維層)をウレタン接着剤を用いて接着してベルト主体を
構成し、該ベルト主体の下面にフェルト体からなる凸ガ
イドを重ね、ニードルパンチング不織布の上面に形成し
た深さ8mmのスリット溝の溝底と凸ガイドとを縫い糸
を用いて縫い合わせて得た本願ベルトと、前記ベルト主
体と凸ガイドとをウレタン接着剤を用いて接着してなる
従来ベルトとをアルミ型材製造工程のクーリングテーブ
ルに同時に装着し、両者同一条件で比較した。
【0023】その結果、従来ベルトでは、厚さ10mm
のニードルパンチ不織布が摩耗により厚さ7mmになっ
た時点で凸ガイドが剥離し、使用不能になった。これに
対して、本願ベルトはニードルパンチ不織布の厚さが5
mmになっても安定して使用継続できたばかりでなく、
厚さが5mmの時点で未だ凸ガイドの剥離の徴候もな
く、本願ベルトの耐久性が立証された。
【0024】なお、本実施例では基布2の両面に耐熱繊
維層3、4を積層したが、上記実験例で示したように基
布2の上面側のみに耐熱繊維層3を積層した構造でもよ
いことは勿論である。
【0025】また、上記実験例では耐熱繊維層3として
パラ系芳香族ポリアミド繊維と炭素繊維を混合したが、
炭素繊維、金属繊維、セラミック繊維、メタ系芳香族ポ
リアミド繊維、パラ系芳香族ポリアミド繊維等を単独又
は混合して使用することができる。
【0026】また、上記実施例では本願ベルトはアルミ
型材などの搬送用途について説明したが、これに限定さ
れず、例えば、ガラス製品などの高温の成形品の搬送用
ベルトとしても応用できることはもちろんである。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、本発明の搬送用ベルトは、
少なくとも基布の上面に耐熱繊維層を有するベルト主体
を設け、該ベルト主体の耐熱繊維層の上面に長さ方向に
沿ってスリット溝を設け、該スリット溝の溝底と前記ベ
ルト主体の下面に重ねた凸ガイドとを縫い合わせたこと
を特徴とするから、蛇行防止のための凸ガイドはベルト
本体と縫い糸によって確実に一体化され、剥離し難い。
従って、接着剤接着だけのものに比し長期使用が可能と
なる。
【0028】また、基布の上面に設けた耐熱繊維層は経
時的に摩耗するが、その摩耗がスリット溝の溝底の縫い
糸まで達するまでの時間を遅らせることができる。極言
すれば、ベルト本体の耐熱繊維層が摩耗によってその耐
用命数が尽きるまで凸ガイドの剥離の問題がないと言っ
て過言でなく、長期間安定して使用できるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願ベルトの幅方向の切断面を示す図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来ベルトの幅方向の切断面とアタッチメント
チェーンの溝部との関係を示す説明図である。
【図4】アタッチメントチェーンとスプロケットの関係
を示す説明図である。
【図5】凸ガイドを嵌入できる環状溝付きプーリの斜視
図である。
【符号の説明】
1 ベルト主体 2 基布 3 耐熱繊維層(上面) 4 耐熱繊維層(下面) 5 凸ガイド 100 本願ベルト K スリット溝 K1 溝底 H 縫い糸 S 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基布の上面に耐熱繊維層を有
    するベルト主体を設け、該ベルト主体の耐熱繊維層の上
    面に長さ方向に沿ってスリット溝を設け、該スリット溝
    の溝底と前記ベルト主体の下面に重ねた凸ガイドとを縫
    い合わせたことを特徴とする搬送用ベルト。
JP31405794A 1994-11-24 1994-11-24 搬送用ベルト Pending JPH08143123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31405794A JPH08143123A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 搬送用ベルト

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JP31405794A JPH08143123A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 搬送用ベルト

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JPH08143123A true JPH08143123A (ja) 1996-06-04

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ID=18048712

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31405794A Pending JPH08143123A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 搬送用ベルト

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JP (1) JPH08143123A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102502166A (zh) * 2011-10-13 2012-06-20 铁岭市陆平粮油仓储设备厂 一种防跑偏带式输送机

Cited By (1)

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