JPH08144879A - 燃料タンクの旋回槽構造 - Google Patents
燃料タンクの旋回槽構造Info
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- JPH08144879A JPH08144879A JP28700894A JP28700894A JPH08144879A JP H08144879 A JPH08144879 A JP H08144879A JP 28700894 A JP28700894 A JP 28700894A JP 28700894 A JP28700894 A JP 28700894A JP H08144879 A JPH08144879 A JP H08144879A
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- fuel
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 旋回槽内の燃料が旋回槽から周囲へ溢れ出る
のを防止できる燃料タンクの旋回槽構造を提供する。 【構成】 旋回槽6は上壁部6Aを有する密閉型のもの
である。旋回槽6内のエゼクタポンプ11の吸入側には
旋回槽6の側壁に形成された供給孔18Aに連通する導
入路18が接続され、導入路18には旋回槽6の上部に
延びる通路22が接続され、通路22の上端開口部23
は第2フロート24によって開閉される。旋回槽6の上
壁部6Aにはエア抜き孔19が設けられ、このエア抜き
孔19は第1フロート20によって開閉される。
のを防止できる燃料タンクの旋回槽構造を提供する。 【構成】 旋回槽6は上壁部6Aを有する密閉型のもの
である。旋回槽6内のエゼクタポンプ11の吸入側には
旋回槽6の側壁に形成された供給孔18Aに連通する導
入路18が接続され、導入路18には旋回槽6の上部に
延びる通路22が接続され、通路22の上端開口部23
は第2フロート24によって開閉される。旋回槽6の上
壁部6Aにはエア抜き孔19が設けられ、このエア抜き
孔19は第1フロート20によって開閉される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料タンクの旋回槽
構造に関するものである。
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用燃料タンクの中には図5に示す構
造のものがある。
造のものがある。
【0003】同図において、1はタンク本体であってタ
ンク本体1の側壁にはフィラーチューブ2が接続され、
フィラーチューブ2の上部にはタンク本体1の上壁で開
口するベントチューブ3が取り付けられている。
ンク本体1の側壁にはフィラーチューブ2が接続され、
フィラーチューブ2の上部にはタンク本体1の上壁で開
口するベントチューブ3が取り付けられている。
【0004】また、タンク本体1の上壁にはタンク本体
1内の蒸発燃料をキャニスタ4に導出するエバポチュー
ブ5が設けられている。タンク本体1の底壁には旋回槽
6が取り付けられ、この旋回槽6内にエンジンからの余
剰燃料を戻すリターンパイプ8と、アウトレットパイプ
9に取り付けられたフューエルポンプ10が配置されて
いる。
1内の蒸発燃料をキャニスタ4に導出するエバポチュー
ブ5が設けられている。タンク本体1の底壁には旋回槽
6が取り付けられ、この旋回槽6内にエンジンからの余
剰燃料を戻すリターンパイプ8と、アウトレットパイプ
9に取り付けられたフューエルポンプ10が配置されて
いる。
【0005】ここで、リターンパイプ8の先端にはリタ
ーン燃料を利用して旋回槽6に周囲の燃料を補充するエ
ゼクタポンプ11が設けられ、エゼクタポンプ11の吸
入パイプ12が旋回槽6の外側のタンク本体1内に延び
ている。
ーン燃料を利用して旋回槽6に周囲の燃料を補充するエ
ゼクタポンプ11が設けられ、エゼクタポンプ11の吸
入パイプ12が旋回槽6の外側のタンク本体1内に延び
ている。
【0006】そして、これらリターンパイプ8及びアウ
トレットパイプ9は作業孔13を閉塞する蓋部14を貫
通しており、旋回槽6はこの作業孔13から挿入されて
固定されている(この類似構造は、例えば特開昭62−
68129号公報に示されている)。
トレットパイプ9は作業孔13を閉塞する蓋部14を貫
通しており、旋回槽6はこの作業孔13から挿入されて
固定されている(この類似構造は、例えば特開昭62−
68129号公報に示されている)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記旋回槽6を設ける
ことで、車両旋回時等における液面変動を緩和して燃料
の吸込み不良を防止することができ、かつエゼクタポン
プ11によって旋回槽6内に燃料を供給することができ
る点で有利であるが、タンク本体1の強度低下を防止す
るため作業孔13の大きさに制限がある関係で、ここか
ら挿入される旋回槽6も小さくしなければならない。そ
の結果、旋回槽6の容量が小さくなり、旋回槽6内に環
流してきた高温のリターン燃料が旋回槽6から溢れ、タ
ンク本体1内の燃料温度を上昇させてしまうという問題
がある。
ことで、車両旋回時等における液面変動を緩和して燃料
の吸込み不良を防止することができ、かつエゼクタポン
プ11によって旋回槽6内に燃料を供給することができ
る点で有利であるが、タンク本体1の強度低下を防止す
るため作業孔13の大きさに制限がある関係で、ここか
ら挿入される旋回槽6も小さくしなければならない。そ
の結果、旋回槽6の容量が小さくなり、旋回槽6内に環
流してきた高温のリターン燃料が旋回槽6から溢れ、タ
ンク本体1内の燃料温度を上昇させてしまうという問題
がある。
【0008】このようにタンク本体1内の燃料温度が高
くなると蒸発燃料の発生量が増加し、これによってエバ
ポチューブ5を経てキャニスタ4に導出処理される蒸発
燃料が増加するため、キャニスタ4を大型化しなければ
ならない。そのため、配置スペースの制約の多いエンジ
ンルーム内において、他の機能部品の配置をより困難な
ものとしてしまうという問題がある。
くなると蒸発燃料の発生量が増加し、これによってエバ
ポチューブ5を経てキャニスタ4に導出処理される蒸発
燃料が増加するため、キャニスタ4を大型化しなければ
ならない。そのため、配置スペースの制約の多いエンジ
ンルーム内において、他の機能部品の配置をより困難な
ものとしてしまうという問題がある。
【0009】そこで、この発明はキャニスタの大型化を
招くことなくタンク本体内の燃料温度の上昇を防止する
ことができる燃料タンクの旋回槽構造を提供するもので
ある。
招くことなくタンク本体内の燃料温度の上昇を防止する
ことができる燃料タンクの旋回槽構造を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】タンク本体内に設けられ
た旋回槽内に、フューエルポンプが配置されると共に、
エンジンから送られてくる余剰燃料を戻すリターンパイ
プが挿入され、このリターンパイプの先端がノズルとし
て形成され、ノズルの周囲を負圧室としたエゼクタポン
プが設けられ、エゼクタポンプはノズルの周囲に設けら
れた吐出口と、旋回槽の外壁に形成された供給孔に連通
する導入路を有している燃料タンクの旋回槽構造におい
て、上記旋回槽にその上部を閉塞する上壁部が設けら
れ、この上壁部に旋回槽内のエアーを抜くと共に旋回槽
内の燃料が外側へ流出するのを防止するバルブ手段が設
けられ、上記導入路の壁面には、旋回槽内に燃料が満た
されていない場合には、供給孔から導入路を経由して旋
回槽内の周囲の燃料を旋回槽内に導き、旋回槽内に燃料
が充分に満たされた場合には、旋回槽内の燃料を導入路
に導いて循環供給する切換手段が設けられている。
た旋回槽内に、フューエルポンプが配置されると共に、
エンジンから送られてくる余剰燃料を戻すリターンパイ
プが挿入され、このリターンパイプの先端がノズルとし
て形成され、ノズルの周囲を負圧室としたエゼクタポン
プが設けられ、エゼクタポンプはノズルの周囲に設けら
れた吐出口と、旋回槽の外壁に形成された供給孔に連通
する導入路を有している燃料タンクの旋回槽構造におい
て、上記旋回槽にその上部を閉塞する上壁部が設けら
れ、この上壁部に旋回槽内のエアーを抜くと共に旋回槽
内の燃料が外側へ流出するのを防止するバルブ手段が設
けられ、上記導入路の壁面には、旋回槽内に燃料が満た
されていない場合には、供給孔から導入路を経由して旋
回槽内の周囲の燃料を旋回槽内に導き、旋回槽内に燃料
が充分に満たされた場合には、旋回槽内の燃料を導入路
に導いて循環供給する切換手段が設けられている。
【0011】上記バルブ手段が、旋回槽の上壁部に設け
られたエア抜き孔と、これを開閉する第1フロートとで
構成されるようにしても良い。
られたエア抜き孔と、これを開閉する第1フロートとで
構成されるようにしても良い。
【0012】上記切換手段が、導入路に接続され旋回槽
の上部へ向かって延びる通路と、この通路の上端開口部
に設けられ、この上端開口部を開閉する第2フロートと
で構成されるようにしても良い。
の上部へ向かって延びる通路と、この通路の上端開口部
に設けられ、この上端開口部を開閉する第2フロートと
で構成されるようにしても良い。
【0013】タンク本体内に設けられた旋回槽内に、フ
ューエルポンプが配置されると共に、エンジンから送ら
れてくる余剰燃料を戻すリターンパイプが挿入され、こ
のリターンパイプの先端がノズルとして形成され、ノズ
ルの周囲を負圧室としたエゼクタポンプが設けられ、エ
ゼクタポンプはノズルの周囲に設けられた吐出口と、旋
回槽の外壁に形成された供給孔に連通する導入路を有し
ている燃料タンクの旋回槽構造において、上記旋回槽に
その上部を閉塞する上壁部が設けられると共にこの上壁
部にエア抜き孔及びこれを閉塞する第1フロートが設け
られ、上記導入路が旋回槽の下部で略水平方向に配設さ
れ、上記導入路には旋回槽の上部へ向かって延びる通路
が接続され、この通路の上端開口部に、この上端開口部
を開閉する第2フロートが設けられている。
ューエルポンプが配置されると共に、エンジンから送ら
れてくる余剰燃料を戻すリターンパイプが挿入され、こ
のリターンパイプの先端がノズルとして形成され、ノズ
ルの周囲を負圧室としたエゼクタポンプが設けられ、エ
ゼクタポンプはノズルの周囲に設けられた吐出口と、旋
回槽の外壁に形成された供給孔に連通する導入路を有し
ている燃料タンクの旋回槽構造において、上記旋回槽に
その上部を閉塞する上壁部が設けられると共にこの上壁
部にエア抜き孔及びこれを閉塞する第1フロートが設け
られ、上記導入路が旋回槽の下部で略水平方向に配設さ
れ、上記導入路には旋回槽の上部へ向かって延びる通路
が接続され、この通路の上端開口部に、この上端開口部
を開閉する第2フロートが設けられている。
【0014】
【作用】請求項1に記載した発明によれば、リターンパ
イプによって戻る余剰燃料と共にエゼクタポンプによっ
て供給孔から導入路を経て旋回槽内に燃料が供給される
と、旋回槽内の燃料液面は上昇してゆく。
イプによって戻る余剰燃料と共にエゼクタポンプによっ
て供給孔から導入路を経て旋回槽内に燃料が供給される
と、旋回槽内の燃料液面は上昇してゆく。
【0015】燃料液面が上昇するとバルブ手段によって
旋回槽内のエアーが抜け、燃料液面が充分に高くなる
と、バルブ手段によって燃料の旋回槽外への流出は阻止
される。
旋回槽内のエアーが抜け、燃料液面が充分に高くなる
と、バルブ手段によって燃料の旋回槽外への流出は阻止
される。
【0016】一方、旋回槽内に燃料が充分に満たされる
と、それまで供給孔から導入路を経て流入していた燃料
の大部分の流入は止まり、これに代わって切換手段によ
って導入路に旋回槽内の燃料が導かれる。
と、それまで供給孔から導入路を経て流入していた燃料
の大部分の流入は止まり、これに代わって切換手段によ
って導入路に旋回槽内の燃料が導かれる。
【0017】したがって、常に旋回槽内の高温のリター
ン燃料が優先して消費され、かつ旋回槽内の燃料が周囲
に流出せず、タンク本体内の燃料温度上昇を抑える。
ン燃料が優先して消費され、かつ旋回槽内の燃料が周囲
に流出せず、タンク本体内の燃料温度上昇を抑える。
【0018】請求項2に記載した発明によれば、上記請
求項1の作用に加え、エア抜き孔と第1フロートとでバ
ルブ手段を構成しているため、液面上昇に伴って上昇す
る第1フロートによりエア抜き孔が閉塞され、旋回槽内
の燃料がここから周囲へ流出するのを確実に防止でき
る。
求項1の作用に加え、エア抜き孔と第1フロートとでバ
ルブ手段を構成しているため、液面上昇に伴って上昇す
る第1フロートによりエア抜き孔が閉塞され、旋回槽内
の燃料がここから周囲へ流出するのを確実に防止でき
る。
【0019】請求項3に記載した発明によれば、上記請
求項1,2の作用に加え、旋回槽内に燃料が満たされる
までは旋回槽の周囲から供給孔を通って燃料が供給さ
れ、旋回槽内に燃料が満たされると、第2フロートが作
動して通路の上端開口部を開くため、旋回槽内と通路が
連通し、旋回槽内の燃料が循環して再利用される。
求項1,2の作用に加え、旋回槽内に燃料が満たされる
までは旋回槽の周囲から供給孔を通って燃料が供給さ
れ、旋回槽内に燃料が満たされると、第2フロートが作
動して通路の上端開口部を開くため、旋回槽内と通路が
連通し、旋回槽内の燃料が循環して再利用される。
【0020】請求項4に記載した発明によれば、請求項
2,3の作用に加え、導入路が旋回槽の下部で略水平方
向に配設されているため、タンク本体内の燃料が残留し
ている限り、旋回槽の周囲から旋回槽内への燃料の供給
が絶えることはない。
2,3の作用に加え、導入路が旋回槽の下部で略水平方
向に配設されているため、タンク本体内の燃料が残留し
ている限り、旋回槽の周囲から旋回槽内への燃料の供給
が絶えることはない。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に前記従
来の構成と同一部分に同一符号を付して説明する。
来の構成と同一部分に同一符号を付して説明する。
【0022】図1〜4に示す第1実施例において、タン
ク本体1の側壁にフィラーチューブ2が接続され、フィ
ラーチューブ2とタンク本体1の上壁との間を結びベン
トチューブ3が取り付けられている点、タンク本体1の
上壁に蒸発燃料をキャニスタ4に導出するエバポチュー
ブ5が取り付けられている点等の基本的構成は前記従来
と同様である。
ク本体1の側壁にフィラーチューブ2が接続され、フィ
ラーチューブ2とタンク本体1の上壁との間を結びベン
トチューブ3が取り付けられている点、タンク本体1の
上壁に蒸発燃料をキャニスタ4に導出するエバポチュー
ブ5が取り付けられている点等の基本的構成は前記従来
と同様である。
【0023】ここで、図4に示すようにタンク本体1の
底壁には、その上壁部6Aによって上部を閉塞した密閉
型の旋回槽6が取り付けられ、この旋回槽6内にはアウ
トレットパイプ9の下端に取り付けられたフューエルポ
ンプ10の吸入口7が収容されると共にエンジンにおい
て燃料しきれなかった余剰燃料を戻すリターンパイプ8
が挿入されている。
底壁には、その上壁部6Aによって上部を閉塞した密閉
型の旋回槽6が取り付けられ、この旋回槽6内にはアウ
トレットパイプ9の下端に取り付けられたフューエルポ
ンプ10の吸入口7が収容されると共にエンジンにおい
て燃料しきれなかった余剰燃料を戻すリターンパイプ8
が挿入されている。
【0024】尚、上記フューエルポンプ10、アウトレ
ットパイプ9については第4図にのみ記載し、他の図面
では図示都合上その記載を省略する。
ットパイプ9については第4図にのみ記載し、他の図面
では図示都合上その記載を省略する。
【0025】図1に示すように、リターンパイプ8の下
端は水平方向に曲折してあって、その先端にはノズル1
5が形成されており、ノズル15の周囲に設けられた吐
出口17と、この吐出口17を含みノズル15の周囲を
負圧室16としたエゼクタポンプ11が形成されてい
る。
端は水平方向に曲折してあって、その先端にはノズル1
5が形成されており、ノズル15の周囲に設けられた吐
出口17と、この吐出口17を含みノズル15の周囲を
負圧室16としたエゼクタポンプ11が形成されてい
る。
【0026】具体的には旋回槽6の下部に底壁に沿って
略水平方向に導入路18が設けられ、この導入路18の
一側には旋回槽6の側壁で開口する供給孔18Aが形成
されている。導入路18の他側は上記負圧室16に連通
接続されている。この負圧室16、吐出口17、リター
ンパイプ8のノズル15及導入路18によってエゼクタ
ポンプ11が構成されている。
略水平方向に導入路18が設けられ、この導入路18の
一側には旋回槽6の側壁で開口する供給孔18Aが形成
されている。導入路18の他側は上記負圧室16に連通
接続されている。この負圧室16、吐出口17、リター
ンパイプ8のノズル15及導入路18によってエゼクタ
ポンプ11が構成されている。
【0027】上記旋回槽6の上壁部6Aにはバルブ手段
としてのエア抜き孔19とこのエア抜き孔19を開閉す
る第1フロート20が設けられている。旋回槽6内の燃
料液面が上昇してくると、バルブケース21内の第1フ
ロート20が上昇して上記エア抜き孔19を閉塞するよ
うになっている。
としてのエア抜き孔19とこのエア抜き孔19を開閉す
る第1フロート20が設けられている。旋回槽6内の燃
料液面が上昇してくると、バルブケース21内の第1フ
ロート20が上昇して上記エア抜き孔19を閉塞するよ
うになっている。
【0028】一方、上記導入路18の一側寄りには通路
22の下端が連結され、この通路22の上部は旋回槽6
の上部へ向かって延び、その上端には切換手段としての
開口部23とこの開口部23を開閉する第2フロート2
4が設けられている。旋回槽6内の燃料液面が上昇して
くると、バルブケース25内の第2フロート24が上昇
し、上記開口部23を開くようになっている。
22の下端が連結され、この通路22の上部は旋回槽6
の上部へ向かって延び、その上端には切換手段としての
開口部23とこの開口部23を開閉する第2フロート2
4が設けられている。旋回槽6内の燃料液面が上昇して
くると、バルブケース25内の第2フロート24が上昇
し、上記開口部23を開くようになっている。
【0029】上記実施例構造によれば、エゼクタポンプ
11始動時に、図1に示すように燃料液面の高さが旋回
槽6の高さより低い場合には、第1フロート20は下が
り、エア抜き孔19は開いており、第2フロート24は
下がり、通路22の開口部23は閉じている。したがっ
て、エゼクタポンプ11は導入路18の供給孔18Aか
ら旋回槽6の周囲の燃料を吸入し、この燃料は旋回槽6
に供給されると共に旋回槽6内の空気はエア抜き孔19
から抜けてゆき、旋回槽6内の燃料液面は上昇する。し
たがって、旋回槽6内には燃料が供給され、車両旋回時
等の吸い込み不良が防止される。
11始動時に、図1に示すように燃料液面の高さが旋回
槽6の高さより低い場合には、第1フロート20は下が
り、エア抜き孔19は開いており、第2フロート24は
下がり、通路22の開口部23は閉じている。したがっ
て、エゼクタポンプ11は導入路18の供給孔18Aか
ら旋回槽6の周囲の燃料を吸入し、この燃料は旋回槽6
に供給されると共に旋回槽6内の空気はエア抜き孔19
から抜けてゆき、旋回槽6内の燃料液面は上昇する。し
たがって、旋回槽6内には燃料が供給され、車両旋回時
等の吸い込み不良が防止される。
【0030】旋回槽6内の燃料液面の上昇により、図2
に示すように第2フロート24が上昇して開口部23を
開くと、それまではエゼクタポンプ11によって旋回槽
6の周囲の燃料が供給孔18Aから吸入され導入路18
から旋回槽6に供給されていたのが、燃料の経路が切換
わり、開口部23から通路22、導入路18を経由して
旋回槽6内の燃料が吸入されて旋回槽6に供給される。
このときエゼクタポンプ11の能力が高く、導入路18
の供給孔18Aからも同時に燃料を吸入した場合には、
更に、旋回槽6内の燃料液面は上昇し、図3に示すよう
に第1フロート20が上昇してエア抜き孔19を閉じ
る。
に示すように第2フロート24が上昇して開口部23を
開くと、それまではエゼクタポンプ11によって旋回槽
6の周囲の燃料が供給孔18Aから吸入され導入路18
から旋回槽6に供給されていたのが、燃料の経路が切換
わり、開口部23から通路22、導入路18を経由して
旋回槽6内の燃料が吸入されて旋回槽6に供給される。
このときエゼクタポンプ11の能力が高く、導入路18
の供給孔18Aからも同時に燃料を吸入した場合には、
更に、旋回槽6内の燃料液面は上昇し、図3に示すよう
に第1フロート20が上昇してエア抜き孔19を閉じ
る。
【0031】第2フロート24により開口部23が開
き、第1フロート20によりエア抜き孔19が閉じた後
(燃料給油量が多く液面全体が旋回槽6の高さより高い
ときも同様)は燃料は旋回槽6内で循環し、エンジンに
おいて消費した量に相当する分だけが前記導入路18の
供給孔18Aから旋回槽6内に補充される。
き、第1フロート20によりエア抜き孔19が閉じた後
(燃料給油量が多く液面全体が旋回槽6の高さより高い
ときも同様)は燃料は旋回槽6内で循環し、エンジンに
おいて消費した量に相当する分だけが前記導入路18の
供給孔18Aから旋回槽6内に補充される。
【0032】したがって、上記開口部23から吸入され
る旋回槽6内の高温のリターン燃料が優先して消費さ
れ、かつエア抜き孔19が閉じていて旋回槽6内の燃料
が周囲に流出しないため、旋回槽6から周囲への燃料の
流出を阻止してタンク本体1内の燃料温度の上昇を抑え
ることができる。ここで、上記供給孔18Aは外部と通
じているがエゼクタポンプ11稼働中は燃料の流れは常
に旋回槽6外から旋回槽6内であるので、ここから燃料
が流出することはない。また、旋回槽6が上壁部6Aに
よって閉塞された密閉型であるため、上部が開放してい
るタイプのように走行時において燃料液面が揺れて燃料
が周囲に溢れ出ることはない。
る旋回槽6内の高温のリターン燃料が優先して消費さ
れ、かつエア抜き孔19が閉じていて旋回槽6内の燃料
が周囲に流出しないため、旋回槽6から周囲への燃料の
流出を阻止してタンク本体1内の燃料温度の上昇を抑え
ることができる。ここで、上記供給孔18Aは外部と通
じているがエゼクタポンプ11稼働中は燃料の流れは常
に旋回槽6外から旋回槽6内であるので、ここから燃料
が流出することはない。また、旋回槽6が上壁部6Aに
よって閉塞された密閉型であるため、上部が開放してい
るタイプのように走行時において燃料液面が揺れて燃料
が周囲に溢れ出ることはない。
【0033】したがって、高温の燃料が旋回槽6の周囲
へ流出することによる蒸発燃料の多量発生を抑えること
ができるため、キャニスタを小型化することができる。
へ流出することによる蒸発燃料の多量発生を抑えること
ができるため、キャニスタを小型化することができる。
【0034】尚、この発明は上記実施例に限られること
はなく、第1フロート20を廃止すると共にエア抜き孔
19をできるだけ小さくした構造にしても良い。
はなく、第1フロート20を廃止すると共にエア抜き孔
19をできるだけ小さくした構造にしても良い。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、常に
旋回槽内の高温のリターン燃料が優先して消費され、か
つ旋回槽内の燃料が周囲に流出しないためタンク本体内
の燃料温度上昇を抑えることができ、蒸発燃料の発生を
抑制してキャニスタを小型化できる。
旋回槽内の高温のリターン燃料が優先して消費され、か
つ旋回槽内の燃料が周囲に流出しないためタンク本体内
の燃料温度上昇を抑えることができ、蒸発燃料の発生を
抑制してキャニスタを小型化できる。
【0036】請求項2に記載した発明によれば、上記請
求項1の効果に加え、エア抜き孔と第1フロートとでバ
ルブ手段を構成しているため、液面上昇に伴って上昇す
る第1フロートによりエア抜き孔が閉塞され、旋回槽内
の燃料がここから周囲へ流出するのを確実に防止でき
る。
求項1の効果に加え、エア抜き孔と第1フロートとでバ
ルブ手段を構成しているため、液面上昇に伴って上昇す
る第1フロートによりエア抜き孔が閉塞され、旋回槽内
の燃料がここから周囲へ流出するのを確実に防止でき
る。
【0037】請求項3に記載した発明によれば、上記請
求項1,2の効果に加え、開口部と第2フロートとで切
換手段が構成されているため、旋回槽内に燃料が満たさ
れる以前と、満たされた以降とで燃料の吸入状況を最適
に変えることができる。即ち、旋回槽内に燃料が満たさ
れるまでは旋回槽の周囲から供給孔を通って燃料が供給
されるが、旋回槽内に燃料が満たされると、第2フロー
トが作動して通路の上端開口部を開くため、旋回槽内と
通路が連通し、旋回槽内の燃料を循環させて再利用する
ことができる。
求項1,2の効果に加え、開口部と第2フロートとで切
換手段が構成されているため、旋回槽内に燃料が満たさ
れる以前と、満たされた以降とで燃料の吸入状況を最適
に変えることができる。即ち、旋回槽内に燃料が満たさ
れるまでは旋回槽の周囲から供給孔を通って燃料が供給
されるが、旋回槽内に燃料が満たされると、第2フロー
トが作動して通路の上端開口部を開くため、旋回槽内と
通路が連通し、旋回槽内の燃料を循環させて再利用する
ことができる。
【0038】請求項4に記載した発明によれば、請求項
2,3の作用に加え、導入路が旋回槽の下部で略水平方
向に配設されているため、タンク本体内の燃料が残留し
ている限り、燃料液面が下がってきても旋回槽の周囲か
ら旋回槽内への燃料の供給が絶えることはない。
2,3の作用に加え、導入路が旋回槽の下部で略水平方
向に配設されているため、タンク本体内の燃料が残留し
ている限り、燃料液面が下がってきても旋回槽の周囲か
ら旋回槽内への燃料の供給が絶えることはない。
【図1】この発明の一実施例の要部を示す模式的説明
図。
図。
【図2】図1の要部拡大説明図。
【図3】図1の要部拡大説明図。
【図4】この発明の全体説明図。
【図5】従来技術の全体説明図。
1…タンク本体 6…旋回槽 6A…上壁部 8…リターンパイプ 10…フューエルポンプ 11…エゼクタポンプ 15…ノズル 16…負圧室 17…吐出口 18…導入路 18A…供給孔 19…エア抜き孔(バルブ手段) 20…第1フロート(バルブ手段) 22…通路 23…開口部(切換手段) 24…第2フロート(切換手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 タンク本体内に設けられた旋回槽内に、
フューエルポンプが配置されると共に、エンジンから送
られてくる余剰燃料を戻すリターンパイプが挿入され、
このリターンパイプの先端がノズルとして形成され、ノ
ズルの周囲を負圧室としたエゼクタポンプが設けられ、
エゼクタポンプはノズルの周囲に設けられた吐出口と、
旋回槽の外壁に形成された供給孔に連通する導入路を有
している燃料タンクの旋回槽構造において、上記旋回槽
にその上部を閉塞する上壁部が設けられ、この上壁部に
旋回槽内のエアーを抜くと共に旋回槽内の燃料が外側へ
流出するのを防止するバルブ手段が設けられ、上記導入
路の壁面には、旋回槽内に燃料が満たされていない場合
には、供給孔から導入路を経由して旋回槽内の周囲の燃
料を旋回槽内に導き、旋回槽内に燃料が充分に満たされ
た場合には、旋回槽内の燃料を導入路に導いて循環供給
する切換手段が設けられていることを特徴とする燃料タ
ンクの旋回槽構造。 - 【請求項2】 上記バルブ手段が、旋回槽の上壁部に設
けられたエア抜き孔と、これを開閉する第1フロートと
で構成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料
タンクの旋回槽構造。 - 【請求項3】 上記切換手段が、導入路に接続され旋回
槽の上部へ向かって延びる通路と、この通路の上端開口
部に設けられ、この上端開口部を開閉する第2フロート
とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記
載の燃料タンクの旋回槽構造。 - 【請求項4】 タンク本体内に設けられた旋回槽内に、
フューエルポンプが配置されると共に、エンジンから送
られてくる余剰燃料を戻すリターンパイプが挿入され、
このリターンパイプの先端がノズルとして形成され、ノ
ズルの周囲を負圧室としたエゼクタポンプが設けられ、
エゼクタポンプはノズルの周囲に設けられた吐出口と、
旋回槽の外壁に形成された供給孔に連通する導入路を有
している燃料タンクの旋回槽構造において、上記旋回槽
にその上部を閉塞する上壁部が設けられると共にこの上
壁部にエア抜き孔及びこれを閉塞する第1フロートが設
けられ、上記導入路が旋回槽の下部で略水平方向に配設
され、上記導入路には旋回槽の上部へ向かって延びる通
路が接続され、この通路の上端開口部に、この上端開口
部を開閉する第2フロートが設けられていることを特徴
とする燃料タンクの旋回槽構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28700894A JPH08144879A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 燃料タンクの旋回槽構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28700894A JPH08144879A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 燃料タンクの旋回槽構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08144879A true JPH08144879A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17711840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28700894A Pending JPH08144879A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 燃料タンクの旋回槽構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08144879A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002520537A (ja) * | 1998-07-13 | 2002-07-09 | マニェティ・マレリ・フランス | 内燃エンジンのための電気燃料ポンプ |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28700894A patent/JPH08144879A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002520537A (ja) * | 1998-07-13 | 2002-07-09 | マニェティ・マレリ・フランス | 内燃エンジンのための電気燃料ポンプ |
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