JPH08148068A - 合金型温度ヒュ−ズ - Google Patents

合金型温度ヒュ−ズ

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JPH08148068A
JPH08148068A JP30951194A JP30951194A JPH08148068A JP H08148068 A JPH08148068 A JP H08148068A JP 30951194 A JP30951194 A JP 30951194A JP 30951194 A JP30951194 A JP 30951194A JP H08148068 A JPH08148068 A JP H08148068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
temperature fuse
metal plate
main body
thermal fuse
Prior art date
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Pending
Application number
JP30951194A
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English (en)
Inventor
Kazumi Toyoda
一実 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchihashi Estec Co Ltd
Original Assignee
Uchihashi Estec Co Ltd
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Publication date
Application filed by Uchihashi Estec Co Ltd filed Critical Uchihashi Estec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】はんだ付け時での安全性と迅速作動性の両者を
共に充足させ得る合金型温度ヒュ−ズを提供する。 【構成】低融点金属製ヒュ−ズエレメントを内蔵した本
体部11と一対のリ−ド線12を有する温度ヒュ−ズ1
に、本体部11の片面から各リ−ド線12にわたる長さ
の各金属板2を、これらの金属板2,2相互間を絶縁し
て添設し、本体部片面に各金属板2を近接させると共に
各金属板2と各リ−ド線12とを直結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合金型温度ヒュ−ズ、詳
しくは、プリント回路基板にフロ−法により実装するの
に適した合金型温度ヒュ−ズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】合金型温度ヒュ−ズにおいては、低融点
金属製ヒュ−ズエレメントを内蔵する本体部とそのヒュ
−ズエレメントに対するリ−ド線とから構成され、被保
護機器に取り付けて使用される。
【0003】この合金型温度ヒュ−ズの機能は、被保護
機器が過電流に基づき発熱すると、その発生熱をヒュ−
ズエレメントが受熱して溶融し、この溶融金属が表面張
力に基づき球状化分断されて、被保護機器への通電を遮
断し、被保護機器の異常発熱を未然に防止することにあ
る。上記合金型温度ヒュ−ズにおける熱伝達経路、すな
わち、被保護機器の発生熱がヒュ−ズエレメントに到達
する経路は、主にリ−ド線である。
【0004】而るに、合金型温度ヒュ−ズにおけるリ−
ド線の被保護機器への接続は、通常、はんだ付けにより
行われ、この場合、はんだ付け熱がリ−ド線を伝って低
融点金属製ヒュ−ズエレメントに伝達されるから、ヒュ
−ズエレメントにおいては、熱的損傷の危険に曝され
る。特に、フロ−法(プリント回路基板の孔に回路素子
のリ−ド線を挿入して仮支持し、更に、この回路基板を
フラツクス浴に浸漬し、ついで、この回路基板を予熱の
うえ、はんだ浴に2〜4秒程度浸漬して、回路素子のリ
−ド線を回路基板の導体にはんだ付けする方法)によ
り、合金型温度ヒュ−ズをプリント回路基板に実装する
場合、通常のこてはんだ付けに較べ加熱条件が厳しく、
リ−ド線も短いために、ヒュ−ズエレメントの熱的損傷
の危険性が大である。
【0005】従来、合金型温度ヒュ−ズにおけるリ−ド
線のはんだ付け時でのヒュ−ズエレメントの熱的損傷を
防止するために、リ−ド線の途中の断面積を小さくして
高熱抵抗部分を形成したり、リ−ド線の途中に放熱部
(ヒ−トシンク)を形成することが公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
おいては、機器発生熱のリ−ド線を経てのヒュ−ズエレ
メントへの伝達性の低下が避けられず、後者において
は、その熱伝達性の低下はないにしても、熱伝達性の有
効な高上は期待し難く、はんだ付けの安全性と迅速作動
性の両者を共に充足させることは難しい。
【0007】本発明の目的は、はんだ付け時での安全性
と迅速作動性の両者を共に充足させ得る合金型温度ヒュ
−ズを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る合金型温度
ヒュ−ズは、低融点金属製ヒュ−ズエレメントを内蔵し
た本体部と一対のリ−ド線を有する温度ヒュ−ズに、本
体部の片面から各リ−ド線にわたる長さの各金属板を、
これらの金属板相互間を絶縁して添設し、本体部片面に
各金属板を近接させると共に各金属板と各リ−ド線とを
直結したことを特徴とする構成であり、両金属板の平面
積は温度ヒュ−ズ本体部の平面積よりも広くされる。本
発明に係る合金型温度ヒュ−ズにおいては、上記一対の
リ−ド線を並行とし、各金属板におけるリ−ド線側とは
反対側の端部を温度ヒュ−ズ本体部から突出させ、両金
属板をリ−ド線側を除いて薄厚の樹脂体内に埋設し、こ
の樹脂面と温度ヒュ−ズ本体部とを接触させることもで
きる。
【0009】以下、図面を参照しつつ本発明に係る合金
型温度ヒュ−ズの構成を説明する。図1の(イ)は本発
明に係る合金型温度ヒュ−ズの一例を示す平面図、図1
の(ロ)は同じく側面図である。図1の(イ)並びに図
1の(ロ)において、1は汎用の合金型温度ヒュ−ズ、
11はその温度ヒュ−ズ本体部であり、低融点金属製ヒ
ュ−ズエレメントを内蔵している。12,12はヒュ−
ズエレメントに対する一対の並行リ−ド線(裸線)であ
る。2,2は温度ヒュ−ズ本体部11の片面から各リ−
ド線12にわたる長さの金属板であり、両金属板2,2
間をギャップ21により絶縁し、各金属板2を温度ヒュ
−ズ本体部11に当接し、各リ−ド線12と各金属板2
との間を熱的に直結してある(金属板2をリ−ド線12
に溶接すると、金属板2が本体部11の裏面に密接する
ように、金属板折り曲げ段部22を形成してある)。例
えば、各リ−ド線12と各金属板2との間を溶接(例え
ば、レ−ザ−によるスポット溶接)してある。
【0010】上記において、金属板2,2は温度ヒュ−
ズ1の中心線n−nに対し対称な位置に配設してある。
上記において、金属板2は温度ヒュ−ズ本体部11の外
郭より突出する形状・寸法とされている。通常、両金属
板2,2の合計平面積(S)は温度ヒュ−ズ本体部11
の平面積(S’)よりも大とされ、S=(2〜10)
S’とすることが好ましい。
【0011】上記金属板2には、熱伝導性に優れた金属
が使用され、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アル
ミニウム合金等を使用できる。上記金属板2とリ−ド線
12との熱的直結には、かしめ結着を使用することもで
きる。
【0012】上記汎用の合金型温度ヒュ−ズ1には、通
常、ヒュ−ズエレメントである低融点金属片とリ−ド線
とを直結したタイプのもの〔例えば、一対のリ−ド線の
先端部間に低融点金属片を接続し、この低融点金属にフ
ラックスを塗布し、これらを扁平な絶縁ケ−ス(例え
ば、セラミックス製、フェノ−ル樹脂製等)で包囲し、
ケ−ス開口とリ−ド線線との間をエポキシ樹脂等の接着
剤で封止したもの、一対のリ−ド線の先端部間に低融点
金属片を接続し、この低融点金属にフラックスを塗布
し、これらの外部をエポキシ樹脂層で被覆したもの(例
えば、浸漬塗装による被覆)等〕が使用されるが、基板
型温度ヒュ−ズ〔熱良伝導性の絶縁基板、例えば、セラ
ミックス基板の片面に、一対の膜電極(導電ペ−ストの
印刷・焼き付けにより形成)を設け、これら電極の先端
部間に低融点金属片を接続し、この低融点金属片にフラ
ックスを塗布し、各電極の後端にリ−ド線を接続し、上
記絶縁基板片面上にエポキシ樹脂等の絶縁被覆層を設け
たもの〕の使用も可能である。
【0013】上記実施例に係る合金型温度ヒュ−ズは、
プリント回路基板にフロ−法により実装して使用するこ
とができる。すなわち、プリント回路基板に設けた孔に
合金型温度ヒュ−ズのリ−ド線を挿入して仮支持し、更
に、この回路基板をフラツクス浴に浸漬し、ついで、こ
の回路基板を予熱のうえ、はんだ浴に2〜4秒程度浸漬
して、合金型温度ヒュ−ズのリ−ド線を回路基板の導体
にはんだ付けすることができる。
【0014】勿論、トランスや電子機器に接続して使用
することもでき、この場合、機器に間隙が存在すれば、
上記合金型温度ヒュ−ズの両金属板2,2の突出部2
3,23をその間隙に差し込んで使用することもでき
る。また、図2の(イ)並びに図2の(ロ)〔図2の
(イ)におけるロ−ロ断面図〕に示すように、両金属板
2,2の突出部先端間に絶縁板24を固着し(例えば、
両金属板2を2枚のポリエステルフィルム、ポリイミド
フィルム等の耐熱性プラスチックフィルム241,24
1で挾み、これらのフィルム241,241間を融着さ
せる)、この絶縁板24に取付け用孔25または切欠
(例えば、U字溝)を設け、この孔等において、ビス等
で被保護機器のプレ−ト部等に固定することもできる。
【0015】あるいは、図3の(イ)並びに図3の
(ロ)〔図3の(イ)におけるロ−ロ断面図〕に示すよ
うに、各金属板2の長さを、リ−ド線側とは反対側の端
部23を温度ヒュ−ズ本体部から突出させ得る長さと
し、両金属板2,2をリ−ド線側部分26,26を除い
て薄厚の樹脂体3内に埋設し、この樹脂体3の片面に温
度ヒュ−ズ本体部受け座31(凹部)を形成し、樹脂体
3の先端部にU字溝等の切欠25または取付け用孔を設
けたアダプタ−を作成し、温度ヒュ−ズ本体部にこのア
ダプタ−を当て、各金属板と各リ−ド線との間を溶接等
により直結し、U字溝等において被保護機器のプレ−ト
部等にビス等により固定することもでき、この場合、プ
レ−ト等は充電部であってもよい。
【0016】本発明に係る合金型温度ヒュ−ズの上記構
成例においては、汎用合金型温度ヒュ−ズに、リ−ド線
が並行な、所謂、ラジアルタイプが使用されているが、
リ−ド線が一直線上で対向しているアクシャルタイプの
汎用合金型温度ヒュ−ズにも、本発明を適用できる。
【0017】
【作用】金属板の容積がヒュ−ズエレメントの容積に較
べて大きく、前者の熱容量が後者の熱容量よりも大であ
るから、リ−ド線をはんだ付けする際、はんだ熱の多く
を金属板に吸収させ得、それだけリ−ド線を経てヒュ−
ズエレメントに伝達されるはんだ熱を軽減できる。従っ
て、低融点金属製ヒュ−ズエレメントのはんだ熱による
損傷をよく防止できる。また、金属板が温度ヒュ−ズ本
体部に密接されているから、金属板が受熱した機器発生
熱がリ−ド線による熱伝達経路のみならず、温度ヒュ−
ズ本体部(セラミックス等の熱伝導性の良いケ−ス)を
熱伝導媒質としてヒュ−ズエレメントに向かう熱伝達経
路によってもヒュ−ズエレメントに熱伝達され、ヒュ−
ズエレメントへの機器発生熱の伝達効率を高くできる。
従って、温度ヒュ−ズの作動迅速性を保証できる。これ
らの作用は、後述する実施例並びに比較例についての、
はんだ付け試験並びに作動試験からも確認できる。
【0018】
【実施例】
〔実施例〕図1において、汎用温度ヒュ−ズ1には、扁
平ケ−ス(フエノ−ル樹脂製)を用いたラジアルタイプ
を使用した。この温度ヒュ−ズの寸法は、本体部の巾が
5.3mm、本体部の長さが5.5mm、本体部の厚み
が2.5mm、リ−ド線(銅線)直径が0.7mmであ
り、作動温度(ヒュ−ズエレメントの溶融温度)は98
±2℃である。金属板2には、厚み0.2mmの銅板を
使用し、各部の寸法は、a=6.0mm,b=15.0
mm,c=3.0mm,d=1.0mmとし、リ−ド線
と銅板との間は溶接により直結した。
【0019】〔比較例1〕実施例に対し、各銅板を各リ
−ド線に対し直角に起立させて銅板を温度ヒュ−ズ本体
部から離隔した以外、実施例に同じとした。 〔比較例2〕金属板(銅板)を使用せず、汎用温度ヒュ
−ズのみとした。
【0020】これらの実施例品並びに比較例品のそれぞ
れにつき(各試料数は50箇)、リ−ド線の封止点から
5mmの位置を液面とするように、両リ−ド線を温度3
00℃の溶融はんだ浴に2秒間浸漬し、ヒュ−ズエレメ
ントの溶断の調べたところ、比較例2では、50箇中、
48箇も溶断していたが、実施例並びに比較例1の溶断
箇数は0であった。この試験結果から、実施例、並びに
比較例1では、フロ−法によるはんだ付けが可能である
ことが明らかである。
【0021】また、実施例品並びに比較例品1のそれぞ
れにつき(各試料数は50箇)、温度400℃に加熱し
た精密はんだごてを両銅板に当て、温度ヒュ−ズのヒュ
−ズエレメントが溶断作動するまでの時間を測定したと
ころ、実施例品では全て1秒以内であったのに対し、比
較例1では、2〜3秒の間であった。このことから、実
施例品における、金属板と温度ヒュ−ズ本体部との接触
による迅速作動効果が確認できる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る合金型温度ヒュ−ズは、汎
用の温度ヒュ−ズに、本体部の片面から各リ−ド線にわ
たる長さの各金属板を添設し、各金属板とリ−ド線とを
熱的に直結するだけで、リ−ド線のはんだ付けに対する
安全性と迅速作動性の双方を充足させ得、フロ−法によ
りプリント回路基板に迅速作動の合金型温度ヒュ−ズを
実装することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)は本発明に係る合金型温度ヒュ−
ズの一例を示す平面図、図1の(ロ)は同じく側面図で
ある。
【図2】図2の(イ)は本発明に係る合金型温度ヒュ−
ズの別例を示す平面図、図2の(ロ)は図2の(イ)に
おけるロ−ロ断面図である。
【図3】図3の(イ)は本発明において使用するアタプ
タ−の一例を示す説明図、図3の(ロ)は図3の(イ)
におけるロ−ロ断面図である。
【符号の説明】
1 温度ヒュ−ズ 11 温度ヒュ−ズ本体部 12 リ−ド線 2 金属板 23 金属板におけるリ−ド線側とは反対側の端部 3 樹脂体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低融点金属製ヒュ−ズエレメントを内蔵し
    た本体部と一対のリ−ド線を有する温度ヒュ−ズに、本
    体部の片面から各リ−ド線にわたる長さの各金属板をこ
    れらの金属板相互間を絶縁して添設し、本体部片面に各
    金属板を近接させると共に各金属板と各リ−ド線とを直
    結したことを特徴とする合金型温度ヒュ−ズ。
  2. 【請求項2】両金属板の平面積を温度ヒュ−ズ本体部の
    平面積よりも広くした請求項1記載の合金型温度ヒュ−
    ズ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、一対のリ−ド
    線を並行とし、各金属板におけるリ−ド線側とは反対側
    の端部を温度ヒュ−ズ本体部から突出させ、両金属板を
    リ−ド線側を除いて薄厚の樹脂体内に埋設し、この樹脂
    面と温度ヒュ−ズ本体部とを接触させたことを特徴とす
    る合金型温度ヒュ−ズ。
JP30951194A 1994-11-17 1994-11-17 合金型温度ヒュ−ズ Pending JPH08148068A (ja)

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