JPH08157144A - 紡機におけるボビン搬送システム - Google Patents
紡機におけるボビン搬送システムInfo
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- JPH08157144A JPH08157144A JP6297381A JP29738194A JPH08157144A JP H08157144 A JPH08157144 A JP H08157144A JP 6297381 A JP6297381 A JP 6297381A JP 29738194 A JP29738194 A JP 29738194A JP H08157144 A JPH08157144 A JP H08157144A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
-
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
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- D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
- D01H9/182—Overhead conveying devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粗紡機側で生産される満ボビンと精紡機側の
予備粗糸ボビンとのボビンピッチが異なることに起因す
る種々の制限を解消し、ボビン搬送における作業効率を
向上させる。 【構成】 粗紡機側の搬送レール3と精紡機側の搬送レ
ール4はそれぞれ独立して架設されている。搬送レール
3を走行するボビン搬送体には粗紡機のボビンホイール
の2列千鳥状の配置パターンの1列側のピッチに等しく
ボビンハンガが吊設されている。また、搬送レール4を
走行するボビン搬送体には精紡機機台の両側に配置され
る予備粗糸ボビンのピッチに等しくボビンハンガが吊設
されている。各搬送レール3,4の近接部にはボビン交
換装置7が配設されている。ボビン交換装置7は、各搬
送レール3,4上を互いに反対方向から進行するボビン
搬送体間で、吊下ピッチの異なる双方のボビンを互いに
交換可能となっている。
予備粗糸ボビンとのボビンピッチが異なることに起因す
る種々の制限を解消し、ボビン搬送における作業効率を
向上させる。 【構成】 粗紡機側の搬送レール3と精紡機側の搬送レ
ール4はそれぞれ独立して架設されている。搬送レール
3を走行するボビン搬送体には粗紡機のボビンホイール
の2列千鳥状の配置パターンの1列側のピッチに等しく
ボビンハンガが吊設されている。また、搬送レール4を
走行するボビン搬送体には精紡機機台の両側に配置され
る予備粗糸ボビンのピッチに等しくボビンハンガが吊設
されている。各搬送レール3,4の近接部にはボビン交
換装置7が配設されている。ボビン交換装置7は、各搬
送レール3,4上を互いに反対方向から進行するボビン
搬送体間で、吊下ピッチの異なる双方のボビンを互いに
交換可能となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粗紡機で生産された満ボ
ビンを精紡機に供給するとともに精紡機で使用済みの空
ボビンを粗紡機に返送して再び粗糸を巻き取るため、粗
紡機と精紡機間でボビン搬送する紡機におけるボビン搬
送システムに関するものである。
ビンを精紡機に供給するとともに精紡機で使用済みの空
ボビンを粗紡機に返送して再び粗糸を巻き取るため、粗
紡機と精紡機間でボビン搬送する紡機におけるボビン搬
送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】紡績工場では、粗紡機により生産された
満粗糸ボビンを精紡機側へ供給のため搬送するととも
に、精紡機で使用済みの空粗糸ボビンを粗紡機側へ返送
するため搬送する必要がある。ボビンの搬送は粗紡機と
精紡機間に架設された搬送レール上を走行するボビン搬
送体を介して行われている(特開昭62−104934
号公報、特公昭63−61418号公報等)。
満粗糸ボビンを精紡機側へ供給のため搬送するととも
に、精紡機で使用済みの空粗糸ボビンを粗紡機側へ返送
するため搬送する必要がある。ボビンの搬送は粗紡機と
精紡機間に架設された搬送レール上を走行するボビン搬
送体を介して行われている(特開昭62−104934
号公報、特公昭63−61418号公報等)。
【0003】粗紡機や精紡機などの紡機では、機台の小
型化を図るため、ボビンの配置スペースが最小に抑えら
れるようにボビン(錘)のピッチや配置パターンが設定
されている。一般に、粗紡機ではボビンが2列千鳥状に
配置されるようにボビンホイールの配置パターンが設定
されている。また、精紡機では、空に近づいた粗糸ボビ
ンと交換する交換予備用の粗糸ボビンを1列に吊下する
ボビン搬送体が機台左右両側に配置される。つまり、ボ
ビン搬送体に予備粗糸ボビンのピッチで吊設されたボビ
ンハンガと、粗紡機のボビンホイールとの配置パターン
及びピッチがそれぞれ異なっている。そのため、粗紡機
で生産されたボビンホイール上の満ボビンと、粗紡機側
まで搬送されてきたボビン搬送体に装着された空ボビン
とを交換する過程でボビンのピッチを変更する必要が生
じる。
型化を図るため、ボビンの配置スペースが最小に抑えら
れるようにボビン(錘)のピッチや配置パターンが設定
されている。一般に、粗紡機ではボビンが2列千鳥状に
配置されるようにボビンホイールの配置パターンが設定
されている。また、精紡機では、空に近づいた粗糸ボビ
ンと交換する交換予備用の粗糸ボビンを1列に吊下する
ボビン搬送体が機台左右両側に配置される。つまり、ボ
ビン搬送体に予備粗糸ボビンのピッチで吊設されたボビ
ンハンガと、粗紡機のボビンホイールとの配置パターン
及びピッチがそれぞれ異なっている。そのため、粗紡機
で生産されたボビンホイール上の満ボビンと、粗紡機側
まで搬送されてきたボビン搬送体に装着された空ボビン
とを交換する過程でボビンのピッチを変更する必要が生
じる。
【0004】例えば特開昭61−197376号公報に
は、ボビン搬送体に屈折動可能にリンク連結されて設け
られた複数の支持部材が粗紡機側でジグザグ状に配置さ
れることにより、各支持部材に吊設されたボビンハンガ
がボビンホイールの配置パターンに対応するように2列
千鳥状に配置変更されるボビン搬送体が開示されてい
る。このボビン搬送体によれば、精紡機側のピッチで一
列に回収されてきた空ボビンが粗紡機上方でボビンホイ
ールと対応するように2列千鳥状に配置されるので、満
ボビンと空ボビンとを交換する管替え動作が単純で済
む。そのため、管替機の構造を簡単とすることができ
る。
は、ボビン搬送体に屈折動可能にリンク連結されて設け
られた複数の支持部材が粗紡機側でジグザグ状に配置さ
れることにより、各支持部材に吊設されたボビンハンガ
がボビンホイールの配置パターンに対応するように2列
千鳥状に配置変更されるボビン搬送体が開示されてい
る。このボビン搬送体によれば、精紡機側のピッチで一
列に回収されてきた空ボビンが粗紡機上方でボビンホイ
ールと対応するように2列千鳥状に配置されるので、満
ボビンと空ボビンとを交換する管替え動作が単純で済
む。そのため、管替機の構造を簡単とすることができ
る。
【0005】また、特開昭61−174432号公報に
は、粗紡機前方を間欠的に走行しながら、粗紡機で生産
された2列千鳥状に配置された満ボビンと、機台上方に
ボビン搬送体から一列に吊下された空ボビンとを、複数
のフォークを用いて複数本ずつ交換可能な管替機が開示
されている。この管替機は、満ボビン移送用と空ボビン
移送用との2種類のフォークをそれぞれ昇降可能に備
え、フォークは粗紡機のボビンホイールに対応する下降
位置では千鳥状に配置されるとともに、ボビン搬送体に
対応する上昇位置ではボビンハンガ列に対応する一列に
配置されるようになっている。そして、両者複数個ずつ
のフォークを同時進行的に作動させることにより、2列
千鳥状の満ボビンと一列配列の空ボビンとの交換が行わ
れる。
は、粗紡機前方を間欠的に走行しながら、粗紡機で生産
された2列千鳥状に配置された満ボビンと、機台上方に
ボビン搬送体から一列に吊下された空ボビンとを、複数
のフォークを用いて複数本ずつ交換可能な管替機が開示
されている。この管替機は、満ボビン移送用と空ボビン
移送用との2種類のフォークをそれぞれ昇降可能に備
え、フォークは粗紡機のボビンホイールに対応する下降
位置では千鳥状に配置されるとともに、ボビン搬送体に
対応する上昇位置ではボビンハンガ列に対応する一列に
配置されるようになっている。そして、両者複数個ずつ
のフォークを同時進行的に作動させることにより、2列
千鳥状の満ボビンと一列配列の空ボビンとの交換が行わ
れる。
【0006】また、特開昭63−6122号公報には、
粗紡機で生産された満ボビンを機台長手方向に沿って設
けられたベルトコンベア上に一斉に玉揚げし、ベルトコ
ンベアにて搬送された満ボビンを機台端部にてボビン搬
送体のボビンハンガに2本ずつ挿着していく装置が開示
されている。
粗紡機で生産された満ボビンを機台長手方向に沿って設
けられたベルトコンベア上に一斉に玉揚げし、ベルトコ
ンベアにて搬送された満ボビンを機台端部にてボビン搬
送体のボビンハンガに2本ずつ挿着していく装置が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボビン搬送
体を推進させる装置として、ボビン搬送体に設けられた
支持部材を把持する状態で回転可能な一対の回転体を備
え、その回転力を支持部材に接線方向に伝達することに
よりボビン搬送体を推進させる移送装置が知られている
(特公昭63−29016号公報等)。この移送装置は
構造が簡単なうえ、搬送レール上にボビン搬送体の全長
より短い間隔で配設するだけでよい。
体を推進させる装置として、ボビン搬送体に設けられた
支持部材を把持する状態で回転可能な一対の回転体を備
え、その回転力を支持部材に接線方向に伝達することに
よりボビン搬送体を推進させる移送装置が知られている
(特公昭63−29016号公報等)。この移送装置は
構造が簡単なうえ、搬送レール上にボビン搬送体の全長
より短い間隔で配設するだけでよい。
【0008】しかし、前記の特開昭61−197376
号公報に開示されたボビン搬送体によると、支持部材が
ジグザグ状に配置される区間では、回転体が支持部材を
把持できなくなるため移送装置を使用することができな
くなる。また、このボビン搬送体はジグザグ状に配置さ
れる支持部材を支持するため多くの走行ローラを設ける
必要があり、そのためのローラやベアリングの配設数が
多くなる。ボビン搬送体は精紡機1台当たりに複数機
(例えば4機)配備されるため、ローラやベアリングの
配設数の増加により構造が複雑となるうえ、設備費もか
なり高騰する。
号公報に開示されたボビン搬送体によると、支持部材が
ジグザグ状に配置される区間では、回転体が支持部材を
把持できなくなるため移送装置を使用することができな
くなる。また、このボビン搬送体はジグザグ状に配置さ
れる支持部材を支持するため多くの走行ローラを設ける
必要があり、そのためのローラやベアリングの配設数が
多くなる。ボビン搬送体は精紡機1台当たりに複数機
(例えば4機)配備されるため、ローラやベアリングの
配設数の増加により構造が複雑となるうえ、設備費もか
なり高騰する。
【0009】また、特開昭61−174432号公報に
開示された管替機によると、フォークの昇降機構に加
え、フォークの間隔をボビンのピッチに合わせて変更す
るためのスプライン軸に嵌合されて回転する複数の溝カ
ム及び該溝カムの案内溝に案内されるカムフォロアなど
の複数の部品を備えた間隔変更装置が必要となり、管替
機の構造がかなり複雑となる。そのため、管替機の部品
点数の増加に伴い設備コストが増大するうえ、構造が複
雑であることに起因して故障発生率が増加して玉揚げミ
スの発生頻度の増加をもたらす虞れがあるという問題が
あった。
開示された管替機によると、フォークの昇降機構に加
え、フォークの間隔をボビンのピッチに合わせて変更す
るためのスプライン軸に嵌合されて回転する複数の溝カ
ム及び該溝カムの案内溝に案内されるカムフォロアなど
の複数の部品を備えた間隔変更装置が必要となり、管替
機の構造がかなり複雑となる。そのため、管替機の部品
点数の増加に伴い設備コストが増大するうえ、構造が複
雑であることに起因して故障発生率が増加して玉揚げミ
スの発生頻度の増加をもたらす虞れがあるという問題が
あった。
【0010】さらに、特開昭63−6122号公報に開
示された装置では、機台端部でボビン交換を行う交換装
置を機台毎に設け、機台端部の交換装置までボビンを搬
送するベルトコンベアなどの搬送装置を設けなければな
らなかった。そして、玉揚げされた満ボビンの搬送中は
空ボビンあるいは満ボビンが邪魔になって、粗紡機の再
機動時の粗糸の自動巻付けミスの修復作業や粗糸切れ補
修作業ができないという問題がある。
示された装置では、機台端部でボビン交換を行う交換装
置を機台毎に設け、機台端部の交換装置までボビンを搬
送するベルトコンベアなどの搬送装置を設けなければな
らなかった。そして、玉揚げされた満ボビンの搬送中は
空ボビンあるいは満ボビンが邪魔になって、粗紡機の再
機動時の粗糸の自動巻付けミスの修復作業や粗糸切れ補
修作業ができないという問題がある。
【0011】また、これらの従来知られた方法では、粗
紡機と精紡機とでボビン搬送体が共用され、粗紡機と精
紡機間に架設された搬送レール上を多数のボビン搬送体
が行き来して搬送レール上の交通が混雑するため、ボビ
ン搬送体の交通整理のための制御やそのときの待ち時間
が多くなる。また、ボビン搬送体が粗紡機と精紡機とで
共用されることから、ボビン搬送体1機当たりのボビン
ハンガ個数を粗紡機と精紡機とで共用できる数に設定し
なければならず、錘数の異なる粗紡機や精紡機を共存さ
せてボビン搬送システムを組むことが困難であった。
紡機と精紡機とでボビン搬送体が共用され、粗紡機と精
紡機間に架設された搬送レール上を多数のボビン搬送体
が行き来して搬送レール上の交通が混雑するため、ボビ
ン搬送体の交通整理のための制御やそのときの待ち時間
が多くなる。また、ボビン搬送体が粗紡機と精紡機とで
共用されることから、ボビン搬送体1機当たりのボビン
ハンガ個数を粗紡機と精紡機とで共用できる数に設定し
なければならず、錘数の異なる粗紡機や精紡機を共存さ
せてボビン搬送システムを組むことが困難であった。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は粗紡機側と精紡機側でそ
れぞれ吊設ピッチの異なるボビン搬送体を独立に走行さ
せることにより、粗紡機側での生産時の満ボビンのピッ
チと精紡機側の予備粗糸ボビンのピッチとが異なること
に起因する種々の制限を解消することができる紡機にお
けるボビン搬送システムを提供することにある。
れたものであって、その目的は粗紡機側と精紡機側でそ
れぞれ吊設ピッチの異なるボビン搬送体を独立に走行さ
せることにより、粗紡機側での生産時の満ボビンのピッ
チと精紡機側の予備粗糸ボビンのピッチとが異なること
に起因する種々の制限を解消することができる紡機にお
けるボビン搬送システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め請求項1に記載の発明では、粗紡機列をボビン搬送体
が走行する搬送レールと、精紡機列をボビン搬送体が走
行する搬送レールとをそれぞれ独立に架設するととも
に、各搬送レールの近接部に各搬送レール上をそれぞれ
走行するボビン搬送体に吊持された相異なるピッチのボ
ビンを相互に交換可能なボビン交換装置を設けた。
め請求項1に記載の発明では、粗紡機列をボビン搬送体
が走行する搬送レールと、精紡機列をボビン搬送体が走
行する搬送レールとをそれぞれ独立に架設するととも
に、各搬送レールの近接部に各搬送レール上をそれぞれ
走行するボビン搬送体に吊持された相異なるピッチのボ
ビンを相互に交換可能なボビン交換装置を設けた。
【0014】請求項2に記載の発明では、前記粗紡機列
側の搬送レールは、前記粗紡機列を構成する全粗紡機を
前記ボビン搬送体が周回可能に繋げられた。請求項3に
記載の発明では、前記粗紡機列側の搬送レールは複数の
機台グループ毎に独立して架設され、前記ボビン交換装
置は前記機台グループ毎に独立して架設された各搬送レ
ールと前記精紡機列側の搬送レールとの近接部に、各機
台グループ毎に個々に設けられた。
側の搬送レールは、前記粗紡機列を構成する全粗紡機を
前記ボビン搬送体が周回可能に繋げられた。請求項3に
記載の発明では、前記粗紡機列側の搬送レールは複数の
機台グループ毎に独立して架設され、前記ボビン交換装
置は前記機台グループ毎に独立して架設された各搬送レ
ールと前記精紡機列側の搬送レールとの近接部に、各機
台グループ毎に個々に設けられた。
【0015】請求項4に記載の発明では、前記粗紡機側
の搬送レールと前記精紡機側の搬送レールのうち少なく
とも一方は、前記ボビン交換装置を通る閉ループを形成
する経路を備えた。
の搬送レールと前記精紡機側の搬送レールのうち少なく
とも一方は、前記ボビン交換装置を通る閉ループを形成
する経路を備えた。
【0016】請求項5に記載の発明では、前記各搬送レ
ール上には、それぞれを走行する前記ボビン搬送体の全
長より短い間隔で、前記ボビン搬送体に推進力を付与可
能な移送装置が設けられた。
ール上には、それぞれを走行する前記ボビン搬送体の全
長より短い間隔で、前記ボビン搬送体に推進力を付与可
能な移送装置が設けられた。
【0017】請求項6に記載の発明では、前記粗紡機列
側の搬送レールは玉揚げが行われる前記粗紡機に対応す
る部位にてボビンホイールの列数に対応して2本に分岐
され、2機のボビン搬送体を分岐された搬送レール上に
ボビンハンガがボビンホイールの配置パターンに対応す
る2列千鳥状となるように配置可能とした。
側の搬送レールは玉揚げが行われる前記粗紡機に対応す
る部位にてボビンホイールの列数に対応して2本に分岐
され、2機のボビン搬送体を分岐された搬送レール上に
ボビンハンガがボビンホイールの配置パターンに対応す
る2列千鳥状となるように配置可能とした。
【0018】請求項7に記載の発明では、前記ボビン交
換装置は、ボビンに嵌着可能な複数の係止手段を、交換
すべきボビンが抜き取られる位置の直下に相当する抜取
位置と、各ボビン搬送体がそれぞれの進行方向に次の交
換ボビンが抜取位置の直上に位置するように交換本数に
相当するピッチ分だけ進行した際に、交換相手側のボビ
ンが抜き取られた後の空のボビンハンガが配置される移
動先位置の直下に相当する挿着位置との間を移動可能に
備え、交換すべき双方のボビンに対応する前記係止手段
をそれぞれの前記抜取位置と前記挿着位置とを結ぶ経路
上を移動させる移動駆動手段と、前記係止手段を、交換
すべきボビンを前記ボビンハンガに対して脱着可能な上
昇位置と、該係止手段に嵌着されたボビンの頂部がボビ
ンハンガの下方に離間するとともに該係止手段が前記ボ
ビン搬送体からの吊下ボビンに係合不能な下降位置との
距離に相当するストロークを前記抜取位置と前記挿着位
置にて昇降動させる昇降駆動手段とを備えた。
換装置は、ボビンに嵌着可能な複数の係止手段を、交換
すべきボビンが抜き取られる位置の直下に相当する抜取
位置と、各ボビン搬送体がそれぞれの進行方向に次の交
換ボビンが抜取位置の直上に位置するように交換本数に
相当するピッチ分だけ進行した際に、交換相手側のボビ
ンが抜き取られた後の空のボビンハンガが配置される移
動先位置の直下に相当する挿着位置との間を移動可能に
備え、交換すべき双方のボビンに対応する前記係止手段
をそれぞれの前記抜取位置と前記挿着位置とを結ぶ経路
上を移動させる移動駆動手段と、前記係止手段を、交換
すべきボビンを前記ボビンハンガに対して脱着可能な上
昇位置と、該係止手段に嵌着されたボビンの頂部がボビ
ンハンガの下方に離間するとともに該係止手段が前記ボ
ビン搬送体からの吊下ボビンに係合不能な下降位置との
距離に相当するストロークを前記抜取位置と前記挿着位
置にて昇降動させる昇降駆動手段とを備えた。
【0019】
【作用】上記構成により請求項1に記載の発明によれ
ば、独立に架設された各搬送レール上をそれぞれ独立に
ボビン搬送体が走行し、各搬送レール上をそれぞれ走行
する各ボビン搬送体が吊持する相異なるピッチのボビン
は、各搬送レールの近接部に設けられたボビン交換装置
により互いに交換される。そして、粗紡機側で生産され
た満ボビンは精紡機側へ搬送され、精紡機側で使用済み
の空ボビンは粗紡機側へ搬送される。
ば、独立に架設された各搬送レール上をそれぞれ独立に
ボビン搬送体が走行し、各搬送レール上をそれぞれ走行
する各ボビン搬送体が吊持する相異なるピッチのボビン
は、各搬送レールの近接部に設けられたボビン交換装置
により互いに交換される。そして、粗紡機側で生産され
た満ボビンは精紡機側へ搬送され、精紡機側で使用済み
の空ボビンは粗紡機側へ搬送される。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、粗紡機列
側の搬送レールはボビン搬送体が全粗紡機を周回可能に
繋がっているため、該搬送レールと精紡機列側の搬送レ
ールとの近接位置に設けられたボビン交換装置には、各
粗紡機で生産された満ボビンが各ボビン搬送体に吊下さ
れてそれぞれ搬送されてくる。そして、搬送されてきた
満ボビンは粗紡機毎に共通のボビン交換装置にて精紡機
列側のボビン搬送体に吊下されて返送されてきた空ボビ
ンと交換される。従って、各粗紡機間でボビン交換装置
が共用されることから、ボビン交換装置の設置数を最小
に抑えることが可能となる。
側の搬送レールはボビン搬送体が全粗紡機を周回可能に
繋がっているため、該搬送レールと精紡機列側の搬送レ
ールとの近接位置に設けられたボビン交換装置には、各
粗紡機で生産された満ボビンが各ボビン搬送体に吊下さ
れてそれぞれ搬送されてくる。そして、搬送されてきた
満ボビンは粗紡機毎に共通のボビン交換装置にて精紡機
列側のボビン搬送体に吊下されて返送されてきた空ボビ
ンと交換される。従って、各粗紡機間でボビン交換装置
が共用されることから、ボビン交換装置の設置数を最小
に抑えることが可能となる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、機台グル
ープ毎に独立に架設された各搬送レール上に配備された
ボビン搬送体に吊下された満ボビンは、機台グループ毎
に設けられたボビン交換装置により、精紡機列側のボビ
ン搬送体により回収された空ボビンと交換される。すな
わち、ボビンの交換は機台グループ毎に行われる。例え
ば、機台グループ毎で生産する粗糸の品種が異なる場合
には、生産品種毎にボビン交換が行われるので、異なる
品種が混じることが防止される。
ープ毎に独立に架設された各搬送レール上に配備された
ボビン搬送体に吊下された満ボビンは、機台グループ毎
に設けられたボビン交換装置により、精紡機列側のボビ
ン搬送体により回収された空ボビンと交換される。すな
わち、ボビンの交換は機台グループ毎に行われる。例え
ば、機台グループ毎で生産する粗糸の品種が異なる場合
には、生産品種毎にボビン交換が行われるので、異なる
品種が混じることが防止される。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、ボビン交
換装置を通過して満ボビンを吊下するボビン交換後のボ
ビン搬送体は、そのまま閉ループ経路を進行すれば精紡
機側へ移動することが可能である。そのため、一旦ボビ
ン交換装置を通過した後のボビン搬送体がボビン交換装
置を再び通過するように後戻りしなくて済むので、後続
のボビン搬送体を間断なくボビン交換装置に搬入するこ
とが可能となる。
換装置を通過して満ボビンを吊下するボビン交換後のボ
ビン搬送体は、そのまま閉ループ経路を進行すれば精紡
機側へ移動することが可能である。そのため、一旦ボビ
ン交換装置を通過した後のボビン搬送体がボビン交換装
置を再び通過するように後戻りしなくて済むので、後続
のボビン搬送体を間断なくボビン交換装置に搬入するこ
とが可能となる。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、ボビン搬
送体は搬送レール上にボビン搬送体の全長より短い間隔
で設けられた移送装置からリレー式に推進力を得て単体
で走行する。そのため、搬機によりボビン搬送体を牽引
する場合のように、牽引してきたボビン搬送体を端末部
から搬入する際の進路変更などのためのレールスペース
が不要となるので、搬送レールを相対的に短くすること
が可能となる。
送体は搬送レール上にボビン搬送体の全長より短い間隔
で設けられた移送装置からリレー式に推進力を得て単体
で走行する。そのため、搬機によりボビン搬送体を牽引
する場合のように、牽引してきたボビン搬送体を端末部
から搬入する際の進路変更などのためのレールスペース
が不要となるので、搬送レールを相対的に短くすること
が可能となる。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、2機のボ
ビン搬送体が粗紡機列側の搬送レールが2本に分岐され
たそれぞれに搬入され、ボビンハンガに挿着された空ボ
ビンがボビンホイールの配置パターンに対応して2列千
鳥状に配置される。この空ボビンとボビンホイール上に
2列千鳥状に配置された満ボビンとの管替えは、それぞ
れの2列千鳥状の配置パターンを保持したまま行えばよ
いので、管替機の動作が単純で済む。そのため、管替機
を簡単な構造とすることが可能となる。
ビン搬送体が粗紡機列側の搬送レールが2本に分岐され
たそれぞれに搬入され、ボビンハンガに挿着された空ボ
ビンがボビンホイールの配置パターンに対応して2列千
鳥状に配置される。この空ボビンとボビンホイール上に
2列千鳥状に配置された満ボビンとの管替えは、それぞ
れの2列千鳥状の配置パターンを保持したまま行えばよ
いので、管替機の動作が単純で済む。そのため、管替機
を簡単な構造とすることが可能となる。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、ボビン交
換装置に互いに反対方向から進入してきた各ボビン搬送
体は、それぞれ先頭側の交換すべきボビンがそれぞれの
抜取位置の直上に配置されるように停止される。そのた
め、先頭側の交換すべき双方のボビンがそれぞれの抜取
位置に配置された各係止手段の直上に配置される。次に
昇降駆動手段が駆動されて各係止手段が1回昇降される
と、交換すべきボビンが係止手段に嵌着されてボビンハ
ンガから抜き取られる。その後、移動駆動手段及び移送
装置が駆動され、各係止手段に嵌着された交換すべき双
方のボビンがそれぞれの抜取位置から挿着位置に向かっ
て移動するととともに、次の交換ボビンが抜取位置の直
上に配置されるように各ボビン搬送体がそれぞれの進行
方向へ交換本数に相当するピッチ分だけ進行される。そ
の結果、各係止手段に嵌着された交換すべきボビンがそ
れぞれの挿着位置に配置されるとともに、次の交換ボビ
ンがそれぞれの抜取位置に配置されたことにより交換相
手側のボビンの抜き取り後の空のボビンハンガがそれぞ
れの挿着位置の直上に配置される。この状態から昇降駆
動手段が駆動されて各係止手段がそれぞれの挿着位置に
て1回昇降され、その上昇時に交換すべき双方のボビン
がそれぞれ交換相手側のボビンが挿着されていた空のボ
ビンハンガに挿着される。こうして1回目のボビン交換
サイクルが完了すると、以下同様に、抜取位置での係止
手段の昇降動作からのサイクルが繰り返し行われる。そ
の結果、各ボビン搬送体が互いに反対方向に間欠的に進
行しながら双方のボビンが所定本数ずつ交換されてい
く。この係止手段による交換動作は、抜取位置と挿着位
置とを結ぶ経路上の移動動作と、抜取位置及び挿着位置
での昇降動作の2つの単純な動作の繰り返しにより成り
立っているので、ボビン交換装置の機構構造を簡単とす
ることが可能となる。
換装置に互いに反対方向から進入してきた各ボビン搬送
体は、それぞれ先頭側の交換すべきボビンがそれぞれの
抜取位置の直上に配置されるように停止される。そのた
め、先頭側の交換すべき双方のボビンがそれぞれの抜取
位置に配置された各係止手段の直上に配置される。次に
昇降駆動手段が駆動されて各係止手段が1回昇降される
と、交換すべきボビンが係止手段に嵌着されてボビンハ
ンガから抜き取られる。その後、移動駆動手段及び移送
装置が駆動され、各係止手段に嵌着された交換すべき双
方のボビンがそれぞれの抜取位置から挿着位置に向かっ
て移動するととともに、次の交換ボビンが抜取位置の直
上に配置されるように各ボビン搬送体がそれぞれの進行
方向へ交換本数に相当するピッチ分だけ進行される。そ
の結果、各係止手段に嵌着された交換すべきボビンがそ
れぞれの挿着位置に配置されるとともに、次の交換ボビ
ンがそれぞれの抜取位置に配置されたことにより交換相
手側のボビンの抜き取り後の空のボビンハンガがそれぞ
れの挿着位置の直上に配置される。この状態から昇降駆
動手段が駆動されて各係止手段がそれぞれの挿着位置に
て1回昇降され、その上昇時に交換すべき双方のボビン
がそれぞれ交換相手側のボビンが挿着されていた空のボ
ビンハンガに挿着される。こうして1回目のボビン交換
サイクルが完了すると、以下同様に、抜取位置での係止
手段の昇降動作からのサイクルが繰り返し行われる。そ
の結果、各ボビン搬送体が互いに反対方向に間欠的に進
行しながら双方のボビンが所定本数ずつ交換されてい
く。この係止手段による交換動作は、抜取位置と挿着位
置とを結ぶ経路上の移動動作と、抜取位置及び挿着位置
での昇降動作の2つの単純な動作の繰り返しにより成り
立っているので、ボビン交換装置の機構構造を簡単とす
ることが可能となる。
【0026】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1〜図17に基づいて説明する。
図1〜図17に基づいて説明する。
【0027】図1に示すように、複数台の粗紡機1より
なる粗紡機列Fと、複数台(粗紡機1よりも多い台数)
の精紡機2よりなる精紡機列Rとが所定間隔を隔して隣
接配置されている。粗紡機列F側に架設された搬送レー
ル3は、全粗紡機1を包囲するようにループをなすとと
もに、各粗紡機1の機台両端と対応する位置にて分岐し
て各粗紡機1の機台前側(図1の下側)上方を機台長手
方向に沿って延びる2本の分岐搬送レール3a,3bを
備えている。
なる粗紡機列Fと、複数台(粗紡機1よりも多い台数)
の精紡機2よりなる精紡機列Rとが所定間隔を隔して隣
接配置されている。粗紡機列F側に架設された搬送レー
ル3は、全粗紡機1を包囲するようにループをなすとと
もに、各粗紡機1の機台両端と対応する位置にて分岐し
て各粗紡機1の機台前側(図1の下側)上方を機台長手
方向に沿って延びる2本の分岐搬送レール3a,3bを
備えている。
【0028】精紡機列R側に架設された搬送レール4
は、各精紡機2の機台端部(ギヤエンド側)と対応する
位置にて分岐して各精紡機2の機台左右(図1の上下)
両側を機台長手方向に沿って延びる2本の予備搬送レー
ル4aを備えるとともに、各予備搬送レール4aと直交
して精紡機列Rの側縁に沿って延び、図1の上側隣接位
置にて屈曲して閉じたループをなしている。このループ
をなす経路は、複数本のラインが並列に分岐して延びる
3つのプールライン部(貯留部)4b,4c,4dを備
えるとともに、粗紡機列Fの後方まで延びて屈曲して搬
送レール3に対して平行に近接している。また、このル
ープをなす経路上には、精紡機2から搬送されてきた空
ボビンBの残粗糸を除去するための残粗糸除去装置(A
RS装置)5及びカッタ装置6が配設され、さらに粗紡
機列F後方の搬送レール3との近接位置には2本の搬送
レール3,4に跨がって後述するボビン交換装置7が配
設されている。ARS装置5は空ボビンEBの残粗糸を
除去し、カッタ装置6はARS装置5により除去し切れ
なかった残粗糸を切断除去する機能を有している。
は、各精紡機2の機台端部(ギヤエンド側)と対応する
位置にて分岐して各精紡機2の機台左右(図1の上下)
両側を機台長手方向に沿って延びる2本の予備搬送レー
ル4aを備えるとともに、各予備搬送レール4aと直交
して精紡機列Rの側縁に沿って延び、図1の上側隣接位
置にて屈曲して閉じたループをなしている。このループ
をなす経路は、複数本のラインが並列に分岐して延びる
3つのプールライン部(貯留部)4b,4c,4dを備
えるとともに、粗紡機列Fの後方まで延びて屈曲して搬
送レール3に対して平行に近接している。また、このル
ープをなす経路上には、精紡機2から搬送されてきた空
ボビンBの残粗糸を除去するための残粗糸除去装置(A
RS装置)5及びカッタ装置6が配設され、さらに粗紡
機列F後方の搬送レール3との近接位置には2本の搬送
レール3,4に跨がって後述するボビン交換装置7が配
設されている。ARS装置5は空ボビンEBの残粗糸を
除去し、カッタ装置6はARS装置5により除去し切れ
なかった残粗糸を切断除去する機能を有している。
【0029】搬送レール3には、粗紡機1の機台長にほ
ぼ等しい全長を有する図15に示すボビン搬送体8が、
各粗紡機1に2機ずつ割当てられて走行可能に配備され
ている。また、搬送レール4には、精紡機2の機台長の
半分にほぼ等しい全長を有する図16に示すボビン搬送
体9が、各精紡機2に4機ずつの割当数に予備に数機を
加えた機数で走行可能に配備されている。
ぼ等しい全長を有する図15に示すボビン搬送体8が、
各粗紡機1に2機ずつ割当てられて走行可能に配備され
ている。また、搬送レール4には、精紡機2の機台長の
半分にほぼ等しい全長を有する図16に示すボビン搬送
体9が、各精紡機2に4機ずつの割当数に予備に数機を
加えた機数で走行可能に配備されている。
【0030】図15,図16に示すように、ボビン搬送
体8,9は、ボビンハンガ10を所定間隔毎に吊架する
とともに連結部材11を介して水平面内(同図の紙面に
直交する面内)において屈折動可能にピン連結された複
数本のリンク部材12を走行ローラ13を介して搬送レ
ール3,4に対して吊下状態に備えている。連結部材1
1はリンク部材12間の隙間に対し、リンク部材12の
幅(図15,図16の紙面に直交方向の厚み)と同じ厚
みを有して突出形成されており、ボビン搬送体8,9は
その全長に亘って連結部材11と対応する部位において
もリンク部材12の幅と同じ幅となるように形成されて
いる。
体8,9は、ボビンハンガ10を所定間隔毎に吊架する
とともに連結部材11を介して水平面内(同図の紙面に
直交する面内)において屈折動可能にピン連結された複
数本のリンク部材12を走行ローラ13を介して搬送レ
ール3,4に対して吊下状態に備えている。連結部材1
1はリンク部材12間の隙間に対し、リンク部材12の
幅(図15,図16の紙面に直交方向の厚み)と同じ厚
みを有して突出形成されており、ボビン搬送体8,9は
その全長に亘って連結部材11と対応する部位において
もリンク部材12の幅と同じ幅となるように形成されて
いる。
【0031】図15に示すように、ボビン搬送体8のボ
ビンハンガ10は、粗紡機1の前後2列に千鳥状に配置
されたボビンホイールの一列分のピッチに等しい間隔で
吊設されている。また、図16に示すように、ボビン搬
送体8のボビンハンガ10は、精紡機2のクリールに吊
下された予備粗糸ボビンのピッチとほぼ等しい間隔で吊
設されている。そのため、図15,図16に示すように
ボビン搬送体8のボビンハンガ10のピッチが、ボビン
搬送体9のボビンハンガ10のピッチよりも広く設定さ
れている。
ビンハンガ10は、粗紡機1の前後2列に千鳥状に配置
されたボビンホイールの一列分のピッチに等しい間隔で
吊設されている。また、図16に示すように、ボビン搬
送体8のボビンハンガ10は、精紡機2のクリールに吊
下された予備粗糸ボビンのピッチとほぼ等しい間隔で吊
設されている。そのため、図15,図16に示すように
ボビン搬送体8のボビンハンガ10のピッチが、ボビン
搬送体9のボビンハンガ10のピッチよりも広く設定さ
れている。
【0032】ボビン搬送体8,9は、図1に示すように
搬送レール3,4上に複数設けられた後述する移送装置
14,14aと係合してリンク部材12を介して推進力
を得ることにより搬送レール3,4上を走行可能となっ
ている。移送装置14,14aは搬送レール3,4に対
してそれぞれを走行するボビン搬送体8,9の全長より
短い間隔で配置されている。移送装置14aはボビン交
換装置7に送られるボビン搬送体8,9の走行制御のた
めに後述する制御装置Cにより駆動制御され、構造的に
は移送装置14と同じである。
搬送レール3,4上に複数設けられた後述する移送装置
14,14aと係合してリンク部材12を介して推進力
を得ることにより搬送レール3,4上を走行可能となっ
ている。移送装置14,14aは搬送レール3,4に対
してそれぞれを走行するボビン搬送体8,9の全長より
短い間隔で配置されている。移送装置14aはボビン交
換装置7に送られるボビン搬送体8,9の走行制御のた
めに後述する制御装置Cにより駆動制御され、構造的に
は移送装置14と同じである。
【0033】粗紡機列Fには、特開昭61−11973
0号公報に開示された管替機(図示せず)が各粗紡機1
間を移動可能に配備されている、管替機は満管停止した
粗紡機1の前方を間欠的に走行してボビンホイール上に
前後2列で千鳥状に配置された満ボビンと、分岐搬送レ
ール3a,3b上で待機するボビン搬送体8に吊下され
た空ボビンとを複数本ずつ交換するようになっている。
また、特開平6−41827号公報に開示された一斉式
の管替装置により満ボビンと空ボビンとを一斉に交換す
るようにしてもよい。
0号公報に開示された管替機(図示せず)が各粗紡機1
間を移動可能に配備されている、管替機は満管停止した
粗紡機1の前方を間欠的に走行してボビンホイール上に
前後2列で千鳥状に配置された満ボビンと、分岐搬送レ
ール3a,3b上で待機するボビン搬送体8に吊下され
た空ボビンとを複数本ずつ交換するようになっている。
また、特開平6−41827号公報に開示された一斉式
の管替装置により満ボビンと空ボビンとを一斉に交換す
るようにしてもよい。
【0034】一方、精紡機列Rでは、特開平2−127
368号公報に開示された一対の粗糸替機(図示せず)
が精紡機2間を移動可能に配備されている。粗糸替機は
クリールに吊下された粗糸ボビンが空に近づくと、その
精紡機2の機台左右両側を間欠的に走行して空に近づい
た空ボビンと、予備搬送レール4a,4a上に待機する
ボビン搬送体9に吊下された満ボビンとを複数本ずつ交
換するようになっている。
368号公報に開示された一対の粗糸替機(図示せず)
が精紡機2間を移動可能に配備されている。粗糸替機は
クリールに吊下された粗糸ボビンが空に近づくと、その
精紡機2の機台左右両側を間欠的に走行して空に近づい
た空ボビンと、予備搬送レール4a,4a上に待機する
ボビン搬送体9に吊下された満ボビンとを複数本ずつ交
換するようになっている。
【0035】管替機による玉揚げ作業により満ボビンF
Bを吊下する2機のボビン搬送体8、分岐搬送レール3
a,3bから図1の時計回り方向にループを描くように
搬送レール3上をボビン交換装置7を経由して走行する
ようになっている。
Bを吊下する2機のボビン搬送体8、分岐搬送レール3
a,3bから図1の時計回り方向にループを描くように
搬送レール3上をボビン交換装置7を経由して走行する
ようになっている。
【0036】粗糸替機によるボビン交換作業により空ボ
ビンEBを吊下する4機のボビン搬送体9は、予備搬送
レール4aから搬送レール4上を図1の上方へ向かって
走行し、精紡機列Rの隣接位置のループ経路を同図の時
計回り方向に走行する。そして、ARS装置5、カッタ
装置6にて空ボビンEBの残粗糸が除去された後、ボビ
ン交換装置7に搬入されるようになっている。
ビンEBを吊下する4機のボビン搬送体9は、予備搬送
レール4aから搬送レール4上を図1の上方へ向かって
走行し、精紡機列Rの隣接位置のループ経路を同図の時
計回り方向に走行する。そして、ARS装置5、カッタ
装置6にて空ボビンEBの残粗糸が除去された後、ボビ
ン交換装置7に搬入されるようになっている。
【0037】ボビン搬送体8は一度に60本のボビンB
を搬送可能であり、ボビン搬送体9は一度に120本の
ボビンBを搬送可能である。ボビン交換装置7ではボビ
ン搬送体8,9が互いに反対方向に間欠的に移動してボ
ビン搬送体8により搬入された満ボビンFBとボビン搬
送体9により搬入された空ボビンEBが2本ずつ交換さ
れるようになっている。
を搬送可能であり、ボビン搬送体9は一度に120本の
ボビンBを搬送可能である。ボビン交換装置7ではボビ
ン搬送体8,9が互いに反対方向に間欠的に移動してボ
ビン搬送体8により搬入された満ボビンFBとボビン搬
送体9により搬入された空ボビンEBが2本ずつ交換さ
れるようになっている。
【0038】ボビン交換装置7を通過後に空ボビンEB
を吊下するボビン搬送体8は、搬送レール3を周回して
元の粗紡機1の上方位置まで戻り分岐搬送レール3a,
3bにて再び待機するようになっている。また、ボビン
交換装置7を通過後に満ボビンFBを吊下するボビン搬
送体9は、必要に応じてプールライン部4cに一時待機
しながら搬送レール4上を予備の満ボビンFBの供給を
必要とする精紡機2まで走行して予備搬送レール4a上
に所定位置にて待機するようになっている。
を吊下するボビン搬送体8は、搬送レール3を周回して
元の粗紡機1の上方位置まで戻り分岐搬送レール3a,
3bにて再び待機するようになっている。また、ボビン
交換装置7を通過後に満ボビンFBを吊下するボビン搬
送体9は、必要に応じてプールライン部4cに一時待機
しながら搬送レール4上を予備の満ボビンFBの供給を
必要とする精紡機2まで走行して予備搬送レール4a上
に所定位置にて待機するようになっている。
【0039】次に、ボビン搬送体8,9及び移送装置1
4について詳細に説明する。図10に示すように、搬送
レール3,4はその断面が下方が開放された略コ字状に
形成されている。搬送レール3,4の幅方向に左右一対
設けられた走行ローラ13は、搬送レール3,4の下方
が内方側へステップ状に屈曲形成されたその水平面上を
転動するようになっている。走行ローラ13の支軸15
を支持する支持部材16は下方へ延出する支持棒部16
aを有し、リンク部材12はその両側2箇所を支持棒部
16aの下端にて回動可能に挿通された状態で締結固定
されることにより吊下支持されている。
4について詳細に説明する。図10に示すように、搬送
レール3,4はその断面が下方が開放された略コ字状に
形成されている。搬送レール3,4の幅方向に左右一対
設けられた走行ローラ13は、搬送レール3,4の下方
が内方側へステップ状に屈曲形成されたその水平面上を
転動するようになっている。走行ローラ13の支軸15
を支持する支持部材16は下方へ延出する支持棒部16
aを有し、リンク部材12はその両側2箇所を支持棒部
16aの下端にて回動可能に挿通された状態で締結固定
されることにより吊下支持されている。
【0040】支持部材16には前後一対の案内ローラ1
7が搬送レール3,4の開口内に配置された状態で設け
られ、案内ローラ17が搬送レール3,4の内壁面に当
接案内されることにより走行ローラ13の操舵角が搬送
レール3,4の経路に沿って変更されるようになってい
る。また、支持棒部16aは水平に突出形成された規制
部16bを有し、規制部16bが搬送レール3,4の下
縁部と当接することによりボビン搬送体8,9の上昇ず
れが規制されるようになっている。
7が搬送レール3,4の開口内に配置された状態で設け
られ、案内ローラ17が搬送レール3,4の内壁面に当
接案内されることにより走行ローラ13の操舵角が搬送
レール3,4の経路に沿って変更されるようになってい
る。また、支持棒部16aは水平に突出形成された規制
部16bを有し、規制部16bが搬送レール3,4の下
縁部と当接することによりボビン搬送体8,9の上昇ず
れが規制されるようになっている。
【0041】図10〜図14に示すように、移送装置1
4は一対のプーリ18,19に掛装されて水平面内を回
転駆動する断面V字状のベルト20と、該ベルト20の
外周面に対してボビン搬送体8,9のリンク部材12の
移動経路を挟んで対向配置された2個のローラ21,2
2とを備えている。
4は一対のプーリ18,19に掛装されて水平面内を回
転駆動する断面V字状のベルト20と、該ベルト20の
外周面に対してボビン搬送体8,9のリンク部材12の
移動経路を挟んで対向配置された2個のローラ21,2
2とを備えている。
【0042】各プーリ18,19を支持する回転軸2
3,24はベアリング25,26を介して回転可能に支
承されている。搬送レール3,4を支持する支持板27
(図14では省略)の上面には、ベアリング26と対応
する位置に図10〜図14に示すギヤボックス28aを
備えたモータ(ギヤードモータ)28が設置されてい
る。モータ28は正逆転可能であり、モータ28の駆動
軸(図示せず)はギヤボックス28a中のギヤ列(図示
せず)を介して回転軸24と作動連結されている。ベア
リング25,26は支持板27に固定されており、ベル
ト20の張力を調整可能にベアリング25の固定位置が
変更可能となっている。
3,24はベアリング25,26を介して回転可能に支
承されている。搬送レール3,4を支持する支持板27
(図14では省略)の上面には、ベアリング26と対応
する位置に図10〜図14に示すギヤボックス28aを
備えたモータ(ギヤードモータ)28が設置されてい
る。モータ28は正逆転可能であり、モータ28の駆動
軸(図示せず)はギヤボックス28a中のギヤ列(図示
せず)を介して回転軸24と作動連結されている。ベア
リング25,26は支持板27に固定されており、ベル
ト20の張力を調整可能にベアリング25の固定位置が
変更可能となっている。
【0043】ローラ21,22を支持する回転軸29,
30は、支持板27に対して支軸31を中心に回動可能
に設けられた2つのアームレバー32,33の支持部3
2a,33aの下面一端に固定されたベアリング34,
35に回転可能に支承されている。
30は、支持板27に対して支軸31を中心に回動可能
に設けられた2つのアームレバー32,33の支持部3
2a,33aの下面一端に固定されたベアリング34,
35に回転可能に支承されている。
【0044】アームレバー32,33の腕部32b,3
3bは、支持部32a,33aから一対の挿通孔36を
介して支持板27の上側に延出するとともに支持部32
a,33aの長手方向と直交する後方側(図10の右
側)へほぼ直角に屈曲して延びた状態に配置されてい
る。アームレバー32,33の各腕部32b,33bの
後端部間には、その後端上面にそれぞれ設けられた円柱
状の掛止部材37を介してスプリング38が張設されて
いる。アームレバー32,33はスプリング38により
各腕部32b,33bが互いに接近する方向に付勢さ
れ、支持板27上に突出する規制ピン39に当接するこ
とによりその付勢方向への回動が規制されている。アー
ムレバー32,33が規制ピン39に当接した状態で
は、図11,図12に示すようにローラ21,22がベ
ルト20に対してリンク部材12の幅よりも若干小さな
隙間を隔てて対向する状態に保持されるようになってい
る。
3bは、支持部32a,33aから一対の挿通孔36を
介して支持板27の上側に延出するとともに支持部32
a,33aの長手方向と直交する後方側(図10の右
側)へほぼ直角に屈曲して延びた状態に配置されてい
る。アームレバー32,33の各腕部32b,33bの
後端部間には、その後端上面にそれぞれ設けられた円柱
状の掛止部材37を介してスプリング38が張設されて
いる。アームレバー32,33はスプリング38により
各腕部32b,33bが互いに接近する方向に付勢さ
れ、支持板27上に突出する規制ピン39に当接するこ
とによりその付勢方向への回動が規制されている。アー
ムレバー32,33が規制ピン39に当接した状態で
は、図11,図12に示すようにローラ21,22がベ
ルト20に対してリンク部材12の幅よりも若干小さな
隙間を隔てて対向する状態に保持されるようになってい
る。
【0045】図10〜図12に示すように、支持板27
上には2つの近接センサ40,41が各腕部32b,3
3bの後端面を検知可能に配設されている。近接センサ
40,41は腕部32b,33bが規制ピン39に当接
する状態でその後端面を検出してオフし、リンク部材1
2がローラ21,22とベルト20との間の隙間にスプ
リング38の付勢力に抗してローラ21,22を押し退
けるように侵入して当接していた腕部32b,33bが
規制ピン39から離間するとオンするように設定されて
いる。
上には2つの近接センサ40,41が各腕部32b,3
3bの後端面を検知可能に配設されている。近接センサ
40,41は腕部32b,33bが規制ピン39に当接
する状態でその後端面を検出してオフし、リンク部材1
2がローラ21,22とベルト20との間の隙間にスプ
リング38の付勢力に抗してローラ21,22を押し退
けるように侵入して当接していた腕部32b,33bが
規制ピン39から離間するとオンするように設定されて
いる。
【0046】モータ28は2つの近接センサ40,41
のうち少なくとも一方がオンした状態で駆動するように
なっている。このとき、モータ28は両近接センサ4
0,41がオンする順序によりその正逆転方向が制御さ
れ、先に近接センサ40がオンするとモータ28が正転
駆動されてプーリ19が図11のA矢印方向に回転し、
先に近接センサ41がオンするとモータ28が逆転駆動
されてプーリ19がB矢印方向に回転するようになって
いる。また、移送装置14の支持板27より下方部分は
支持板27に固定されたカバー42により覆われてい
る。なお、ボビン搬送体8,9の所定停止位置に配置さ
れた移送装置14は、近接センサ40,41の作動状況
に拘わらず図1の制御盤CPによりモータ28の駆動が
停止制御されるようになっている。
のうち少なくとも一方がオンした状態で駆動するように
なっている。このとき、モータ28は両近接センサ4
0,41がオンする順序によりその正逆転方向が制御さ
れ、先に近接センサ40がオンするとモータ28が正転
駆動されてプーリ19が図11のA矢印方向に回転し、
先に近接センサ41がオンするとモータ28が逆転駆動
されてプーリ19がB矢印方向に回転するようになって
いる。また、移送装置14の支持板27より下方部分は
支持板27に固定されたカバー42により覆われてい
る。なお、ボビン搬送体8,9の所定停止位置に配置さ
れた移送装置14は、近接センサ40,41の作動状況
に拘わらず図1の制御盤CPによりモータ28の駆動が
停止制御されるようになっている。
【0047】次に、ボビン交換装置7について詳細に説
明する。図2〜図4に示すように、ボビン交換装置7は
ボビン搬送体8,9の進行方向が反対となるように平行
に近接して走る2本の搬送レール3,4に跨がって、搬
送レール3,4に対して懸下状態に配設されている。ボ
ビン交換装置7は2本の搬送レール3,4に跨がる支持
板43aと、支持板43aの四隅より垂下する4本の支
持部材43bにより支持された底板43cとにより組立
てられ、その側部が四方に亘って開放された箱形状をな
すフレームボックス43を備えている。ボビン搬送体
8,9はフレームボックス43内の天井側を通る2本の
搬送レール3,4上を互いに反対方向に進行してフレー
ムボックス43を前後(図2,図3の左右)方向に通過
可能となっている。すなわち、ボビン交換装置7に対し
て満ボビンFBが搬送レール3側を図2,図3の左方向
から搬入されるとともに、空ボビンEBが搬送レール4
側を同図右方向から搬入されるようになっている。
明する。図2〜図4に示すように、ボビン交換装置7は
ボビン搬送体8,9の進行方向が反対となるように平行
に近接して走る2本の搬送レール3,4に跨がって、搬
送レール3,4に対して懸下状態に配設されている。ボ
ビン交換装置7は2本の搬送レール3,4に跨がる支持
板43aと、支持板43aの四隅より垂下する4本の支
持部材43bにより支持された底板43cとにより組立
てられ、その側部が四方に亘って開放された箱形状をな
すフレームボックス43を備えている。ボビン搬送体
8,9はフレームボックス43内の天井側を通る2本の
搬送レール3,4上を互いに反対方向に進行してフレー
ムボックス43を前後(図2,図3の左右)方向に通過
可能となっている。すなわち、ボビン交換装置7に対し
て満ボビンFBが搬送レール3側を図2,図3の左方向
から搬入されるとともに、空ボビンEBが搬送レール4
側を同図右方向から搬入されるようになっている。
【0048】フレームボックス43内には図2〜図4に
示すテーブル44が昇降可能に設けられている。すなわ
ち、図2〜図4に示すように、フレームボックス43内
の前後には、2本のガイド棒45がその両端を締結固定
された状態で支持板43aと底板43c間に鉛直状態に
懸架されている。テーブル44の前後両端部にはガイド
棒45を挿通する状態で案内筒部材46が固定され、各
案内筒部材46を介してガイド棒45に案内されること
によりテーブル44が上下方向に移動可能となってい
る。
示すテーブル44が昇降可能に設けられている。すなわ
ち、図2〜図4に示すように、フレームボックス43内
の前後には、2本のガイド棒45がその両端を締結固定
された状態で支持板43aと底板43c間に鉛直状態に
懸架されている。テーブル44の前後両端部にはガイド
棒45を挿通する状態で案内筒部材46が固定され、各
案内筒部材46を介してガイド棒45に案内されること
によりテーブル44が上下方向に移動可能となってい
る。
【0049】支持板43の上面にはそのほぼ中央に昇降
用モータ47及びドラム48が、昇降用モータ47の駆
動軸47aに嵌着されたギヤ49とドラム48の回転軸
48aに嵌着されたギヤ50とを噛合させた状態で設置
されている。ドラム48にはメタルベルト51が巻掛け
られており、メタルベルト51の下端部はテーブル44
の上面中央にて固定されている。昇降用モータ47は正
逆転可能であり、支持板43a上に配設された制御装置
Cにより駆動制御される。昇降用モータ47の正逆転駆
動によりドラム48が各ギヤ49,50の減速比に基づ
く回転速度で正逆転されてメタルベルト51が巻き取り
又は繰り出されることにより、テーブル44は図3,図
4に示す下降位置と図5,図6に示す上昇位置との間を
昇降可能となっている。
用モータ47及びドラム48が、昇降用モータ47の駆
動軸47aに嵌着されたギヤ49とドラム48の回転軸
48aに嵌着されたギヤ50とを噛合させた状態で設置
されている。ドラム48にはメタルベルト51が巻掛け
られており、メタルベルト51の下端部はテーブル44
の上面中央にて固定されている。昇降用モータ47は正
逆転可能であり、支持板43a上に配設された制御装置
Cにより駆動制御される。昇降用モータ47の正逆転駆
動によりドラム48が各ギヤ49,50の減速比に基づ
く回転速度で正逆転されてメタルベルト51が巻き取り
又は繰り出されることにより、テーブル44は図3,図
4に示す下降位置と図5,図6に示す上昇位置との間を
昇降可能となっている。
【0050】図2〜図4に示すように、テーブル44上
には4台のスライドベース装置52,53,54,55
が配設されている。スライドベース装置52〜55はボ
ビンBに形成された挿通穴に嵌着可能な係止手段として
のペッグ56を立設状態に配置するベース板57をその
長手方向にスライド可能に備えている。
には4台のスライドベース装置52,53,54,55
が配設されている。スライドベース装置52〜55はボ
ビンBに形成された挿通穴に嵌着可能な係止手段として
のペッグ56を立設状態に配置するベース板57をその
長手方向にスライド可能に備えている。
【0051】図2に示すように、スライドベース装置5
2〜55は、ペッグ56が搬送レール3の直下に配置さ
れた状態で各ペッグ56の間隔がボビン搬送体8のボビ
ンハンガピッチに等しくなり、且つペッグ56が搬送レ
ール4の直下に配置された状態で各ペッグ56の間隔が
ボビン搬送体9のボビンハンガピッチに等しくなるよう
に配置されている。ここで、スライドベース装置52,
53は、水平面内における搬送レール3,4の直交線に
対して、互いに反対側に同じ傾斜角をなすようにその直
交線に対して対称に配置され、スライドベース装置53
を基準にして各スライドベース装置54,55が前記の
ペッグ56の間隔条件を満たすような傾斜角をなすよう
に配置されている。スライドベース装置52〜55のベ
ース板57はいわゆるボールネジ機構によりスライド可
能に設けられている。
2〜55は、ペッグ56が搬送レール3の直下に配置さ
れた状態で各ペッグ56の間隔がボビン搬送体8のボビ
ンハンガピッチに等しくなり、且つペッグ56が搬送レ
ール4の直下に配置された状態で各ペッグ56の間隔が
ボビン搬送体9のボビンハンガピッチに等しくなるよう
に配置されている。ここで、スライドベース装置52,
53は、水平面内における搬送レール3,4の直交線に
対して、互いに反対側に同じ傾斜角をなすようにその直
交線に対して対称に配置され、スライドベース装置53
を基準にして各スライドベース装置54,55が前記の
ペッグ56の間隔条件を満たすような傾斜角をなすよう
に配置されている。スライドベース装置52〜55のベ
ース板57はいわゆるボールネジ機構によりスライド可
能に設けられている。
【0052】図7〜図9に示すように、スライドベース
装置52(53〜55)の収容ケース58内にはネジ軸
59がその両端をベアリング60で回動可能に支持され
て設けられ、そのネジ軸59にナット体61がボール6
2(図9に示す)を介してその軸方向に移動可能に螺着
されている。収容ケース58の片側には正逆転可能なモ
ータ63が配設され、モータ63の駆動軸にネジ軸59
の一端が一体回転可能に連結されている。モータ63に
はブレーキ63aが備えられている。
装置52(53〜55)の収容ケース58内にはネジ軸
59がその両端をベアリング60で回動可能に支持され
て設けられ、そのネジ軸59にナット体61がボール6
2(図9に示す)を介してその軸方向に移動可能に螺着
されている。収容ケース58の片側には正逆転可能なモ
ータ63が配設され、モータ63の駆動軸にネジ軸59
の一端が一体回転可能に連結されている。モータ63に
はブレーキ63aが備えられている。
【0053】収容ケース58は、上部が開放された箱体
58aと該箱体58aの上部開口部に配置された蓋板5
8bにより構成され、収容ケース58の上面には箱体5
8aと蓋板58bとの間にその長手方向に沿って延びる
2本の案内孔58cが形成されている。ナット体61は
その両側部に上方へL字状に屈曲して延出形成された一
対の延出支持部61aを各案内孔58cに挿通させた状
態に配置され、ペッグ56を立設するベース板57が各
延出支持部61aの上端部にて支持固定されている。ま
た、ベース板57の側方下面にはベース板57の位置検
知用のドグ57aが水平方向に延出する状態に固着され
ている。ペッグ56はモータ63の正転駆動によりモー
タ63から離間する方向へ収容ケース58の上面を移動
し、モータ63の逆転駆動により収容ケース58の上面
をモータ63に接近する方向へ移動するようになってい
る。
58aと該箱体58aの上部開口部に配置された蓋板5
8bにより構成され、収容ケース58の上面には箱体5
8aと蓋板58bとの間にその長手方向に沿って延びる
2本の案内孔58cが形成されている。ナット体61は
その両側部に上方へL字状に屈曲して延出形成された一
対の延出支持部61aを各案内孔58cに挿通させた状
態に配置され、ペッグ56を立設するベース板57が各
延出支持部61aの上端部にて支持固定されている。ま
た、ベース板57の側方下面にはベース板57の位置検
知用のドグ57aが水平方向に延出する状態に固着され
ている。ペッグ56はモータ63の正転駆動によりモー
タ63から離間する方向へ収容ケース58の上面を移動
し、モータ63の逆転駆動により収容ケース58の上面
をモータ63に接近する方向へ移動するようになってい
る。
【0054】満ボビンFBの搬入側に位置する2台のス
ライドベース装置52,53は、満ボビンFBを搬送レ
ール3側から搬送レール4側へ水平に移送させる機能を
有している。スライドベース装置52,53の各ベース
板57は、ペッグ56が移送元側である搬送レール3の
直下となる抜取位置と、ペッグ56が移送先側である搬
送レール4の直下となる挿着位置とに移動配置されるよ
うになっている。
ライドベース装置52,53は、満ボビンFBを搬送レ
ール3側から搬送レール4側へ水平に移送させる機能を
有している。スライドベース装置52,53の各ベース
板57は、ペッグ56が移送元側である搬送レール3の
直下となる抜取位置と、ペッグ56が移送先側である搬
送レール4の直下となる挿着位置とに移動配置されるよ
うになっている。
【0055】また、空ボビンEBの搬入側に位置する2
台のスライドベース装置54,55は、空ボビンEBを
搬送レール4側から搬送レール3側へ水平方向に移送さ
せる機能を有している。スライドベース装置54,55
の各ベース板57はペッグ56が移送元側である搬送レ
ール4の直下となる抜取位置と、ペッグ56が移送先側
である搬送レール3の直下となる挿着位置とに移動配置
されるようになっている。そして、ペッグ56が抜取位
置に配置された図2に示す状態が各スライドベース装置
52〜55の原位置となっている。
台のスライドベース装置54,55は、空ボビンEBを
搬送レール4側から搬送レール3側へ水平方向に移送さ
せる機能を有している。スライドベース装置54,55
の各ベース板57はペッグ56が移送元側である搬送レ
ール4の直下となる抜取位置と、ペッグ56が移送先側
である搬送レール3の直下となる挿着位置とに移動配置
されるようになっている。そして、ペッグ56が抜取位
置に配置された図2に示す状態が各スライドベース装置
52〜55の原位置となっている。
【0056】図2に示すように、テーブル44上には各
スライドベース装置52〜55の長手方向に沿って3個
の位置センサ64,65,66(図2にのみ図示)がド
グ57aを検知可能な位置にほぼ等間隔にそれぞれ配設
されている。位置センサ64はペッグ56が抜取位置に
配置された際のドグ57aを検知可能な位置に配置さ
れ、位置センサ66はペッグ56が挿着位置に配置され
た際のドグ57aを検知可能な位置に配置されている。
そして、位置センサ65はペッグ56が抜取位置と挿着
位置との中間に位置する中間停止位置に配置された際の
ドグ57aを検知可能に配置されている。
スライドベース装置52〜55の長手方向に沿って3個
の位置センサ64,65,66(図2にのみ図示)がド
グ57aを検知可能な位置にほぼ等間隔にそれぞれ配設
されている。位置センサ64はペッグ56が抜取位置に
配置された際のドグ57aを検知可能な位置に配置さ
れ、位置センサ66はペッグ56が挿着位置に配置され
た際のドグ57aを検知可能な位置に配置されている。
そして、位置センサ65はペッグ56が抜取位置と挿着
位置との中間に位置する中間停止位置に配置された際の
ドグ57aを検知可能に配置されている。
【0057】モータ63は制御装置Cにより駆動制御さ
れ、ドグ57aを検知した位置センサ64,65,66
からの検知信号に基づきペッグ56を抜取位置(原位
置)、中間停止位置及び挿着位置に配置可能に停止制御
されるようになっている。
れ、ドグ57aを検知した位置センサ64,65,66
からの検知信号に基づきペッグ56を抜取位置(原位
置)、中間停止位置及び挿着位置に配置可能に停止制御
されるようになっている。
【0058】図3,図4に示すように、支持板43aの
下面には、内側2台のスライドベース装置53,54の
それぞれの原位置に配置された各ペッグ56の上方と対
応する位置に2個の近接センサ67,68が吊設されて
いる。近接センサ67の検知域は、スライドベース装置
53の原位置に配置されたペッグ56の直上に位置した
際のボビン搬送体8側のボビンハンガ10を検知可能に
設定されている。一方、近接センサ68の検知域は、ス
ライドベース装置54の原位置に配置されたペッグ56
の直上に位置した際のボビン搬送体9側のボビンハンガ
10を検知可能に設定されている。
下面には、内側2台のスライドベース装置53,54の
それぞれの原位置に配置された各ペッグ56の上方と対
応する位置に2個の近接センサ67,68が吊設されて
いる。近接センサ67の検知域は、スライドベース装置
53の原位置に配置されたペッグ56の直上に位置した
際のボビン搬送体8側のボビンハンガ10を検知可能に
設定されている。一方、近接センサ68の検知域は、ス
ライドベース装置54の原位置に配置されたペッグ56
の直上に位置した際のボビン搬送体9側のボビンハンガ
10を検知可能に設定されている。
【0059】ボビン交換装置7によるボビン交換作業時
におけるボビンBの搬入及び搬出は、搬送レール3,4
の経路上においてボビン交換装置7の前後に配置された
移送装置14aが制御装置Cにより近接センサ67,6
8からの検知信号に基づき間欠的に駆動されることによ
り行われる。制御装置Cは近接センサ67,68から1
度目のオン信号を入力するとモータ28の回転速度を予
め設定された所定低速度に減速させ、近接センサ67,
68がもう1度オンするとモータ28の駆動を停止させ
るようになっている。すなわち、近接センサ67,68
がボビンハンガ10を2本検知する毎に、一旦駆動され
たモータ28が停止されるので、ボビン交換作業中はボ
ビンハンガ10に装着されたボビンFB,EBが2本ず
つ間欠的に搬入(又は搬出)されるようになっている。
におけるボビンBの搬入及び搬出は、搬送レール3,4
の経路上においてボビン交換装置7の前後に配置された
移送装置14aが制御装置Cにより近接センサ67,6
8からの検知信号に基づき間欠的に駆動されることによ
り行われる。制御装置Cは近接センサ67,68から1
度目のオン信号を入力するとモータ28の回転速度を予
め設定された所定低速度に減速させ、近接センサ67,
68がもう1度オンするとモータ28の駆動を停止させ
るようになっている。すなわち、近接センサ67,68
がボビンハンガ10を2本検知する毎に、一旦駆動され
たモータ28が停止されるので、ボビン交換作業中はボ
ビンハンガ10に装着されたボビンFB,EBが2本ず
つ間欠的に搬入(又は搬出)されるようになっている。
【0060】ボビン搬送体8,9の前後末端部には、ボ
ビンハンガ列の前後両側に先頭及び末尾のボビンハンガ
10に対してそれぞれのボビンハンガピッチに等しい距
離を隔して、近接センサ67,68が検知可能なドグ
(図示せず)がダミーとして設けられている。そのた
め、ボビン搬送体8,9の前後端部において、近接セン
サ67,68がそのドグを検知することにより、先頭2
本のボビンBが原位置のペッグ56の直上で停止される
とともに、末尾2本のボビンBが抜取られた後の2つの
ボビンハンガ10が挿着位置のペッグ56の直上で停止
されるようになっている。
ビンハンガ列の前後両側に先頭及び末尾のボビンハンガ
10に対してそれぞれのボビンハンガピッチに等しい距
離を隔して、近接センサ67,68が検知可能なドグ
(図示せず)がダミーとして設けられている。そのた
め、ボビン搬送体8,9の前後端部において、近接セン
サ67,68がそのドグを検知することにより、先頭2
本のボビンBが原位置のペッグ56の直上で停止される
とともに、末尾2本のボビンBが抜取られた後の2つの
ボビンハンガ10が挿着位置のペッグ56の直上で停止
されるようになっている。
【0061】また、制御装置Cには近接センサ67,6
8からのオン信号の累計回数をそれぞれ計数するカウン
タ(図示せず)が設けられている。カウンタが近接セン
サ67からのオン信号を62回計数して60本分のボビ
ン交換作業が完了する度に、搬送レール3側の移送装置
14aのモータ28が駆動される。また、カウンタが近
接センサ68からのオン信号を122回を計数して12
0本分のボビン交換作業が完了する度に、搬送レール4
側の移送装置14aのモータ28が駆動されるようにな
っている。このカウントアップ時のモータ28の駆動と
同時にカウンタの対応する計数値がリセットされるよう
になっている。
8からのオン信号の累計回数をそれぞれ計数するカウン
タ(図示せず)が設けられている。カウンタが近接セン
サ67からのオン信号を62回計数して60本分のボビ
ン交換作業が完了する度に、搬送レール3側の移送装置
14aのモータ28が駆動される。また、カウンタが近
接センサ68からのオン信号を122回を計数して12
0本分のボビン交換作業が完了する度に、搬送レール4
側の移送装置14aのモータ28が駆動されるようにな
っている。このカウントアップ時のモータ28の駆動と
同時にカウンタの対応する計数値がリセットされるよう
になっている。
【0062】テーブル44上には、各スライドベース装
置52〜55の両端部近傍に、抜取位置(原位置)に配
置されたペッグ56が嵌着するボビンBを検知可能にそ
の検知域が設定された近接センサ69と、挿着位置に配
置されたペッグ56が嵌着するボビンBを検知可能にそ
の検知域が設定された近接センサ70とが配設されてい
る。近接センサ69,70は所定時期に作動され、近接
センサ69,70からのオン・オフ信号に基づき制御装
置CによりボビンBの有無に不具合があると判断される
と、ボビン交換装置7及びその前後の移送装置14aの
運転が非常停止されるようになっている。
置52〜55の両端部近傍に、抜取位置(原位置)に配
置されたペッグ56が嵌着するボビンBを検知可能にそ
の検知域が設定された近接センサ69と、挿着位置に配
置されたペッグ56が嵌着するボビンBを検知可能にそ
の検知域が設定された近接センサ70とが配設されてい
る。近接センサ69,70は所定時期に作動され、近接
センサ69,70からのオン・オフ信号に基づき制御装
置CによりボビンBの有無に不具合があると判断される
と、ボビン交換装置7及びその前後の移送装置14aの
運転が非常停止されるようになっている。
【0063】制御装置Cは予め設定された制御プログラ
ムに従って位置センサ64〜66及び近接センサ67〜
70からの検知信号に基づきモータ28、昇降用モータ
47及びモータ63を所定の動作タイミングで駆動制御
するようになっている。昇降用モータ47が駆動される
際には、予め設定された所定量を1回だけ正逆転される
ようになっており、テーブル44が下降位置(図3及び
図4の位置)と上昇位置(図5及び図6の位置)との間
を1往復動されるようになっている。図5,図6に示す
上昇位置では、抜取位置(原位置)に配置されたペッグ
56が直上のボビンBの挿通穴に嵌着されてボビンBが
少し押し上げられることによりボビンハンガ10に対す
るボビンBの掛止が解除される。また、挿着位置に配置
されたペッグ56に嵌着されたボビンBがその上部をボ
ビンハンガ10に挿通させてボビンハンガ10に掛止さ
れるようになっている。すなわち、テーブル44が下降
位置と上昇位置との間を1往復動されることにより、ボ
ビンBの脱着が可能となっている。
ムに従って位置センサ64〜66及び近接センサ67〜
70からの検知信号に基づきモータ28、昇降用モータ
47及びモータ63を所定の動作タイミングで駆動制御
するようになっている。昇降用モータ47が駆動される
際には、予め設定された所定量を1回だけ正逆転される
ようになっており、テーブル44が下降位置(図3及び
図4の位置)と上昇位置(図5及び図6の位置)との間
を1往復動されるようになっている。図5,図6に示す
上昇位置では、抜取位置(原位置)に配置されたペッグ
56が直上のボビンBの挿通穴に嵌着されてボビンBが
少し押し上げられることによりボビンハンガ10に対す
るボビンBの掛止が解除される。また、挿着位置に配置
されたペッグ56に嵌着されたボビンBがその上部をボ
ビンハンガ10に挿通させてボビンハンガ10に掛止さ
れるようになっている。すなわち、テーブル44が下降
位置と上昇位置との間を1往復動されることにより、ボ
ビンBの脱着が可能となっている。
【0064】また、図3,図4に示すようにテーブル4
4が下降位置に配置された状態では、ボビン搬送体8,
9に吊下されたボビンBがペッグ56に干渉することな
く移動可能となっている。また、ペッグ56に嵌着され
た同図に鎖線で示すボビンBがボビンハンガ10と係合
することなくペッグ56と共に移動可能にボビンハンガ
10から完全に抜き取られた状態に配置されるようにな
っている。なお、ボビンハンガ10はボビンBが挿通さ
れるとそのボビンBを掛止し、掛止したボビンBが所定
量だけ押し上げられるとその掛止が解除される構造とな
っている。
4が下降位置に配置された状態では、ボビン搬送体8,
9に吊下されたボビンBがペッグ56に干渉することな
く移動可能となっている。また、ペッグ56に嵌着され
た同図に鎖線で示すボビンBがボビンハンガ10と係合
することなくペッグ56と共に移動可能にボビンハンガ
10から完全に抜き取られた状態に配置されるようにな
っている。なお、ボビンハンガ10はボビンBが挿通さ
れるとそのボビンBを掛止し、掛止したボビンBが所定
量だけ押し上げられるとその掛止が解除される構造とな
っている。
【0065】搬送レール3,4上における各分岐点には
図示しない切換装置が設けられ、制御盤CPにより指定
された切換装置が切換駆動されることによりボビン搬送
体8,9の進行方向がその分岐点にて指定の方向に変更
されるようになっている。
図示しない切換装置が設けられ、制御盤CPにより指定
された切換装置が切換駆動されることによりボビン搬送
体8,9の進行方向がその分岐点にて指定の方向に変更
されるようになっている。
【0066】次に上記のように構成されたボビン交換装
置7の作用を説明する。粗紡機列Fにおける各粗紡機1
の運転中には、各機台上方に空ボビンEBを吊下状態に
列設する2機のボビン搬送体8が各分岐搬送レール3
a,3b上に待機している。また、精紡機列Rにおける
各精紡機2の運転中には、各機台左右両側には交換予備
用の満ボビンFB(予備粗糸ボビン)を吊下状態に列設
する4機のボビン搬送体9が各予備搬送レール4a,4
a上に待機している。この待機状態では、分岐搬送レー
ル3a,3b及び予備搬送レール4a上に設けられた移
送装置14が制御盤CPにより停止制御された状態にあ
る。
置7の作用を説明する。粗紡機列Fにおける各粗紡機1
の運転中には、各機台上方に空ボビンEBを吊下状態に
列設する2機のボビン搬送体8が各分岐搬送レール3
a,3b上に待機している。また、精紡機列Rにおける
各精紡機2の運転中には、各機台左右両側には交換予備
用の満ボビンFB(予備粗糸ボビン)を吊下状態に列設
する4機のボビン搬送体9が各予備搬送レール4a,4
a上に待機している。この待機状態では、分岐搬送レー
ル3a,3b及び予備搬送レール4a上に設けられた移
送装置14が制御盤CPにより停止制御された状態にあ
る。
【0067】粗紡機列Fにおいて、粗紡機1が満管にな
ると、管替機が満管となったその粗紡機1の前側を機台
長手方向に沿って間欠的に走行し、ボビンホイール上に
2列千鳥状に配置された満ボビンFBと、粗紡機1上方
に架設された分岐搬送レール3a,3b上に待機する2
機のボビン搬送体8が吊下する空ボビンEBとを複数本
ずつ交換していく。2機のボビン搬送体8はそれぞれに
列設された各ボビンハンガ10をボビンホイールの配列
に合わせた千鳥状に配置する状態で2列で待機してお
り、ボビンホイール上に配置された2列の満ボビンFB
のその一列ずつが2機のボビン搬送体8にそれぞれ装着
される。また、一斉式の管替装置が装備されている場合
には、ボビンホイール上の前後2列の満ボビンFBと2
機のボビン搬送体8が吊下する空ボビンEBとが一斉に
交換される。管替機又は一斉式の管替装置による玉揚げ
作業が完了すると、分岐搬送レール3a,3b上に設け
られた移送装置14の停止制御が解除され、満ボビンF
Bを吊下する2機のボビン搬送体8はその待機位置から
搬送レール3上を図1の時計回り方向に周回するように
ボビン交換装置7に向かって進行する。
ると、管替機が満管となったその粗紡機1の前側を機台
長手方向に沿って間欠的に走行し、ボビンホイール上に
2列千鳥状に配置された満ボビンFBと、粗紡機1上方
に架設された分岐搬送レール3a,3b上に待機する2
機のボビン搬送体8が吊下する空ボビンEBとを複数本
ずつ交換していく。2機のボビン搬送体8はそれぞれに
列設された各ボビンハンガ10をボビンホイールの配列
に合わせた千鳥状に配置する状態で2列で待機してお
り、ボビンホイール上に配置された2列の満ボビンFB
のその一列ずつが2機のボビン搬送体8にそれぞれ装着
される。また、一斉式の管替装置が装備されている場合
には、ボビンホイール上の前後2列の満ボビンFBと2
機のボビン搬送体8が吊下する空ボビンEBとが一斉に
交換される。管替機又は一斉式の管替装置による玉揚げ
作業が完了すると、分岐搬送レール3a,3b上に設け
られた移送装置14の停止制御が解除され、満ボビンF
Bを吊下する2機のボビン搬送体8はその待機位置から
搬送レール3上を図1の時計回り方向に周回するように
ボビン交換装置7に向かって進行する。
【0068】一方、精紡機列Rにおいて、ある精紡機2
のクリールに吊下された粗糸ボビンが空に近づくと、一
対の粗糸替機がその機台まで走行してきて機台両側を機
台長手方向に沿って間欠的に走行し、空に近づいた空ボ
ビンEBと予備搬送レール4a,4a上に待機する4機
のボビン搬送体9に吊下された満ボビンFBとを複数本
ずつ交換していく。
のクリールに吊下された粗糸ボビンが空に近づくと、一
対の粗糸替機がその機台まで走行してきて機台両側を機
台長手方向に沿って間欠的に走行し、空に近づいた空ボ
ビンEBと予備搬送レール4a,4a上に待機する4機
のボビン搬送体9に吊下された満ボビンFBとを複数本
ずつ交換していく。
【0069】そして、粗糸替機による粗糸交換作業が完
了すると、予備搬送レール4a上に設けられた移送装置
14の停止制御が解除され、空ボビンEBを吊下する4
機のボビン搬送体9は、順次に予備搬送レール4a,4
aから搬送レール4上を精紡機列Rの隣接位置にあるル
ープ経路まで移動する。そして、このループ経路上を図
1の時計回り方向に周回し、その周回途中でARS装置
5により残粗糸が除去され、さらに除去し切れなかった
残粗糸がカッタ装置6により切断除去される。こうして
残粗糸が完全に取り除かれた空ボビンEBを吊下するボ
ビン搬送体9はボビン交換装置7に搬入される。
了すると、予備搬送レール4a上に設けられた移送装置
14の停止制御が解除され、空ボビンEBを吊下する4
機のボビン搬送体9は、順次に予備搬送レール4a,4
aから搬送レール4上を精紡機列Rの隣接位置にあるル
ープ経路まで移動する。そして、このループ経路上を図
1の時計回り方向に周回し、その周回途中でARS装置
5により残粗糸が除去され、さらに除去し切れなかった
残粗糸がカッタ装置6により切断除去される。こうして
残粗糸が完全に取り除かれた空ボビンEBを吊下するボ
ビン搬送体9はボビン交換装置7に搬入される。
【0070】ここで、ボビン搬送体8,9が各搬送レー
ル3,4上を走行するその推進力は、それぞれが走行す
る搬送レール3,4上に各ボビン搬送体8,9の全長よ
り短い間隔で設けられた移送装置14,14aから与え
られる。
ル3,4上を走行するその推進力は、それぞれが走行す
る搬送レール3,4上に各ボビン搬送体8,9の全長よ
り短い間隔で設けられた移送装置14,14aから与え
られる。
【0071】制御盤CPによる停止制御により待機状態
にあるボビン搬送体8,9は、リンク部材12の一部を
移送装置14の各ローラ21,22とベルト20とによ
り挟圧把持された状態にあり、停止制御が解除されてモ
ータ28が駆動するとその駆動により回転駆動するベル
ト20からそのベルト20との接触面を介してリンク部
材12に伝達力が付与される。この伝達力がボビン搬送
体8,9を走行させる推進力となる。リンク部材12は
推進力を伝達するベルト20に対してプーリ18,19
の軸心間距離にほぼ等しい長さに亘る広い面にて接触
し、接触面積が充分に確保される。そのため、多数のボ
ビンFB,EBを吊下して比較的負荷のかかる状態であ
ってもリンク部材12とベルト20との間で滑りが発生
せず、ベルト20の回転力がリンク部材12の推進力と
して確実に伝達される。そのため、ボビン搬送体8,9
はスムーズに走行を開始する。
にあるボビン搬送体8,9は、リンク部材12の一部を
移送装置14の各ローラ21,22とベルト20とによ
り挟圧把持された状態にあり、停止制御が解除されてモ
ータ28が駆動するとその駆動により回転駆動するベル
ト20からそのベルト20との接触面を介してリンク部
材12に伝達力が付与される。この伝達力がボビン搬送
体8,9を走行させる推進力となる。リンク部材12は
推進力を伝達するベルト20に対してプーリ18,19
の軸心間距離にほぼ等しい長さに亘る広い面にて接触
し、接触面積が充分に確保される。そのため、多数のボ
ビンFB,EBを吊下して比較的負荷のかかる状態であ
ってもリンク部材12とベルト20との間で滑りが発生
せず、ベルト20の回転力がリンク部材12の推進力と
して確実に伝達される。そのため、ボビン搬送体8,9
はスムーズに走行を開始する。
【0072】ボビン搬送体8,9の後端部(粗紡機側端
部)がその移送装置14との係合を離れる前に、ボビン
搬送体8,9の進行方向側先端部が次の移送装置14に
到達する。ボビン搬送体8,9の到達前の状態では、図
11,図12に示すように移送装置14の各ローラ2
1,22はスプリング38の弾性力によりベルト20側
に付勢され、ベルト20に対してリンク部材12の幅よ
り若干短い隙間を隔てて対向する状態に保持されてい
る。この状態では、近接センサ40,41が腕部32
b,33bの後端面を検知してオフしており、モータ2
8は駆動停止している。
部)がその移送装置14との係合を離れる前に、ボビン
搬送体8,9の進行方向側先端部が次の移送装置14に
到達する。ボビン搬送体8,9の到達前の状態では、図
11,図12に示すように移送装置14の各ローラ2
1,22はスプリング38の弾性力によりベルト20側
に付勢され、ベルト20に対してリンク部材12の幅よ
り若干短い隙間を隔てて対向する状態に保持されてい
る。この状態では、近接センサ40,41が腕部32
b,33bの後端面を検知してオフしており、モータ2
8は駆動停止している。
【0073】例えば図11〜図13の左方向からボビン
搬送体8,9が進行してくると、リンク部材12の先端
部がベルト20とローラ21,22間の隙間をスプリン
グ38の付勢力に抗して各ローラ21,22を順次に押
し退けるように侵入する。このときローラ21が先に押
し退けられて先ずアームレバー32が回動することによ
り先に近接センサ40がオンされるので、モータ28が
正転駆動されてプーリ19が図11のA矢印方向に回転
する。そのため、ベルト20が同図の時計回り方向に回
転し、リンク部材12にその進行方向への推進力が付与
される。
搬送体8,9が進行してくると、リンク部材12の先端
部がベルト20とローラ21,22間の隙間をスプリン
グ38の付勢力に抗して各ローラ21,22を順次に押
し退けるように侵入する。このときローラ21が先に押
し退けられて先ずアームレバー32が回動することによ
り先に近接センサ40がオンされるので、モータ28が
正転駆動されてプーリ19が図11のA矢印方向に回転
する。そのため、ベルト20が同図の時計回り方向に回
転し、リンク部材12にその進行方向への推進力が付与
される。
【0074】また、図11〜図13の右方向からボビン
搬送体8,9が進行してくると、リンク部材12の先端
部がベルト20とローラ21,22間の隙間をスプリン
グ38の付勢力に抗して各ローラ22,21を順次に押
し退けるように侵入する。このときローラ22が先に押
し退けられて先ずアームレバー33が回動することによ
り先に近接センサ41がオンされるので、モータ28が
逆転駆動されてプーリ19が図11のB矢印方向に回転
する。そのため、ベルト20が同図の反時計回り方向に
回転し、リンク部材12にその進行方向への推進力が付
与される。
搬送体8,9が進行してくると、リンク部材12の先端
部がベルト20とローラ21,22間の隙間をスプリン
グ38の付勢力に抗して各ローラ22,21を順次に押
し退けるように侵入する。このときローラ22が先に押
し退けられて先ずアームレバー33が回動することによ
り先に近接センサ41がオンされるので、モータ28が
逆転駆動されてプーリ19が図11のB矢印方向に回転
する。そのため、ベルト20が同図の反時計回り方向に
回転し、リンク部材12にその進行方向への推進力が付
与される。
【0075】このとき、ボビン搬送体8,9の走行中に
おいても、推進力を伝達する駆動側がベルト20である
ことからリンク部材12との間に広い接触面積が確保さ
れるため、ベルト20とリンク部材12との間に滑りが
発生せずベルト20の回転力がリンク部材12にその推
進力として確実に伝達される。
おいても、推進力を伝達する駆動側がベルト20である
ことからリンク部材12との間に広い接触面積が確保さ
れるため、ベルト20とリンク部材12との間に滑りが
発生せずベルト20の回転力がリンク部材12にその推
進力として確実に伝達される。
【0076】各ボビン搬送体8,9は各経路上に設けら
れた移送装置14,14aから推進力を得てボビン交換
装置7まで進行し、ボビン交換装置7に対して互いにす
れ違うように反対側から搬入される。すなわち、満ボビ
ンFBを吊下するボビン搬送体8は搬送レール3上を図
1,図2の左方向から搬入され、空ボビンEBを吊下す
るボビン搬送体9は同図の右方向から搬入される。この
とき、ボビン交換装置7の各スライドベース装置52〜
55はペッグ56を抜取位置に配置する図2に示す原位
置の状態にあり、テーブル44は下降位置の状態にあ
る。
れた移送装置14,14aから推進力を得てボビン交換
装置7まで進行し、ボビン交換装置7に対して互いにす
れ違うように反対側から搬入される。すなわち、満ボビ
ンFBを吊下するボビン搬送体8は搬送レール3上を図
1,図2の左方向から搬入され、空ボビンEBを吊下す
るボビン搬送体9は同図の右方向から搬入される。この
とき、ボビン交換装置7の各スライドベース装置52〜
55はペッグ56を抜取位置に配置する図2に示す原位
置の状態にあり、テーブル44は下降位置の状態にあ
る。
【0077】ボビン搬送体8,9はボビン交換装置7の
前後に設けられた移送装置14aから推進力を得てボビ
ン交換装置7に搬入される。この移送装置14aのモー
タ28は制御装置Cにより駆動制御され、その駆動中に
おいて近接センサ67,68の1度目のオン信号に基づ
き減速制御され、2回目のオン信号に基づき停止制御さ
れる。
前後に設けられた移送装置14aから推進力を得てボビ
ン交換装置7に搬入される。この移送装置14aのモー
タ28は制御装置Cにより駆動制御され、その駆動中に
おいて近接センサ67,68の1度目のオン信号に基づ
き減速制御され、2回目のオン信号に基づき停止制御さ
れる。
【0078】そのため、ボビン交換装置7に図3の左側
から進入してきたボビン搬送体8は、近接センサ67に
よりその先端部のドグが検知されると減速し、次いでそ
の最前のボビンハンガ10が検知されると停止する。そ
の結果、ボビン搬送体8に吊下された先頭の2本の満ボ
ビンFBは、図3に示すようにスライドベース装置5
2,53の原位置に配置されたペッグ56の直上に配置
される。
から進入してきたボビン搬送体8は、近接センサ67に
よりその先端部のドグが検知されると減速し、次いでそ
の最前のボビンハンガ10が検知されると停止する。そ
の結果、ボビン搬送体8に吊下された先頭の2本の満ボ
ビンFBは、図3に示すようにスライドベース装置5
2,53の原位置に配置されたペッグ56の直上に配置
される。
【0079】一方、ボビン交換装置7に図3の右側から
進入してきたボビン搬送体9は、近接センサ68により
その先端部のドグが検知されると減速し、次いでその最
前のボビンハンガ10が検知されると停止する。その結
果、ボビン搬送体9に吊下された先頭の2本の空ボビン
EBは、図3に示すようにスライドベース装置54,5
5の原位置に配置されたペッグ56の直上に配置され
る。
進入してきたボビン搬送体9は、近接センサ68により
その先端部のドグが検知されると減速し、次いでその最
前のボビンハンガ10が検知されると停止する。その結
果、ボビン搬送体9に吊下された先頭の2本の空ボビン
EBは、図3に示すようにスライドベース装置54,5
5の原位置に配置されたペッグ56の直上に配置され
る。
【0080】こうして交換すべき2本ずつの満ボビンF
Bと空ボビンEBとが各スライドベース装置52〜55
の原位置に配置されたペッグ56の直上に配置完了され
たことが近接センサ67,68の2回のオン信号により
認知されると、昇降用モータ47が制御装置Cにより予
め設定された所定の回転角範囲を1往復だけ正逆転駆動
される。昇降用モータ47の正逆転駆動によりギヤ4
9,50を介して減速された回転速度でドラム49が往
復回動し、メタルベルト51が巻き取り及び繰り出され
ることによりテーブル44が図3,図4に示す下降位置
と図5,図6に示す上昇位置との間を1往復動する。
Bと空ボビンEBとが各スライドベース装置52〜55
の原位置に配置されたペッグ56の直上に配置完了され
たことが近接センサ67,68の2回のオン信号により
認知されると、昇降用モータ47が制御装置Cにより予
め設定された所定の回転角範囲を1往復だけ正逆転駆動
される。昇降用モータ47の正逆転駆動によりギヤ4
9,50を介して減速された回転速度でドラム49が往
復回動し、メタルベルト51が巻き取り及び繰り出され
ることによりテーブル44が図3,図4に示す下降位置
と図5,図6に示す上昇位置との間を1往復動する。
【0081】その際、テーブル44の上昇時に、テーブ
ル44上に配設されたスライドベース装置52〜55の
抜取位置(原位置)に配置された各ペッグ56が満ボビ
ンFB及び空ボビンEBの下部に嵌着するとともに、満
ボビンFB及び空ボビンEBが各ペッグ56により少し
押し上げられて各ボビンハンガ10との掛止が解除され
る。そのため、テーブル44の下降時には、満ボビンF
B及び空ボビンEBはペッグ56に嵌着された状態で下
降位置まで抜き取られ、図3,図4に鎖線で示す位置に
配置される。
ル44上に配設されたスライドベース装置52〜55の
抜取位置(原位置)に配置された各ペッグ56が満ボビ
ンFB及び空ボビンEBの下部に嵌着するとともに、満
ボビンFB及び空ボビンEBが各ペッグ56により少し
押し上げられて各ボビンハンガ10との掛止が解除され
る。そのため、テーブル44の下降時には、満ボビンF
B及び空ボビンEBはペッグ56に嵌着された状態で下
降位置まで抜き取られ、図3,図4に鎖線で示す位置に
配置される。
【0082】この昇降過程では、抜取位置(原位置)側
の近接センサ69が作動され、上昇位置にて近接センサ
69がオンすることにより交換すべき吊下されたボビン
FB,EBの存在が確認され、下降位置にて引き続きオ
ンしていればボビンFB,EBが失敗なく抜き取られた
ことが確認される。上昇位置にていずれかの近接センサ
69がオフ状態にあるか、一旦上昇位置にて近接センサ
69が全てオンしたにも拘わらず下降位置にてそのいず
れかがオフしたときには、ボビン交換装置7及び移送装
置14aが非常停止されて警報が発せられる。
の近接センサ69が作動され、上昇位置にて近接センサ
69がオンすることにより交換すべき吊下されたボビン
FB,EBの存在が確認され、下降位置にて引き続きオ
ンしていればボビンFB,EBが失敗なく抜き取られた
ことが確認される。上昇位置にていずれかの近接センサ
69がオフ状態にあるか、一旦上昇位置にて近接センサ
69が全てオンしたにも拘わらず下降位置にてそのいず
れかがオフしたときには、ボビン交換装置7及び移送装
置14aが非常停止されて警報が発せられる。
【0083】交換すべき満ボビンFB及び空ボビンEB
の抜き取りが完了し、下降位置にて全ての近接センサ6
9がオン状態にあると、スライドベース装置52〜55
に配設された各モータ63が駆動制御されて満ボビンF
B及び空ボビンEBが抜取位置から挿着位置に向かって
移送される。この移送過程では並行して移送装置14a
のモータ28が駆動制御される。
の抜き取りが完了し、下降位置にて全ての近接センサ6
9がオン状態にあると、スライドベース装置52〜55
に配設された各モータ63が駆動制御されて満ボビンF
B及び空ボビンEBが抜取位置から挿着位置に向かって
移送される。この移送過程では並行して移送装置14a
のモータ28が駆動制御される。
【0084】以下、この移送過程の駆動制御を図17に
従って説明する。なお、図17ではブレーキ63aを省
略した。図17(a)に示す満ボビンFB及び空ボビン
EBの抜き取り完了状態において、全ての近接センサ6
9がオン状態にあると、各モータ63が駆動されてペッ
グ56を立設する各ベース板57が抜取位置から挿着位
置に向かって同図矢印方向に移動開始する。そのため、
満ボビンFBが搬送レール3側から搬送レール4側に向
かって移送されるとともに、空ボビンEBが搬送レール
4側から搬送レール3側に向かって移送される。このと
き位置センサ65(図2に示す)が作動される。
従って説明する。なお、図17ではブレーキ63aを省
略した。図17(a)に示す満ボビンFB及び空ボビン
EBの抜き取り完了状態において、全ての近接センサ6
9がオン状態にあると、各モータ63が駆動されてペッ
グ56を立設する各ベース板57が抜取位置から挿着位
置に向かって同図矢印方向に移動開始する。そのため、
満ボビンFBが搬送レール3側から搬送レール4側に向
かって移送されるとともに、空ボビンEBが搬送レール
4側から搬送レール3側に向かって移送される。このと
き位置センサ65(図2に示す)が作動される。
【0085】各ベース板57がそれぞれの挿着位置に向
かう途中で、ドグ57aを検知して位置センサ65がオ
ンすると直ちにモータ63が駆動停止され、ベース板5
7が抜取位置と挿着位置との中間に位置する図17
(b)に示す中間停止位置にて停止される。そのため、
満ボビンFB及び空ボビンEBは、各搬送レール3,4
の中間で停止される。
かう途中で、ドグ57aを検知して位置センサ65がオ
ンすると直ちにモータ63が駆動停止され、ベース板5
7が抜取位置と挿着位置との中間に位置する図17
(b)に示す中間停止位置にて停止される。そのため、
満ボビンFB及び空ボビンEBは、各搬送レール3,4
の中間で停止される。
【0086】この位置センサ65のオンに基づき移送装
置14aのモータ28が駆動され、ボビン搬送体8,9
が図17(b)の矢印方向に移動開始する。この移動開
始後、オフ状態となった近接センサ67,68が1つ目
に通過するボビンハンガ10を検知してオンするとモー
タ28が減速制御され、ボビン搬送体8,9の走行速度
が減速される。そして、次のボビンハンガ10を検知し
て近接センサ67,68がもう1度オンするとモータ2
8が駆動停止され、ボビン搬送体8,9がそれぞれのボ
ビンハンガ10の2ピッチ分だけ進行した図17(c)
に示す状態で停止される。すなわち、交換すべき満ボビ
ンFB及び空ボビンEBが抜き取られた後の各ボビンハ
ンガ10が、図17(c)に示すように各ベース板57
の移動先である抜取位置の直上に配置される。
置14aのモータ28が駆動され、ボビン搬送体8,9
が図17(b)の矢印方向に移動開始する。この移動開
始後、オフ状態となった近接センサ67,68が1つ目
に通過するボビンハンガ10を検知してオンするとモー
タ28が減速制御され、ボビン搬送体8,9の走行速度
が減速される。そして、次のボビンハンガ10を検知し
て近接センサ67,68がもう1度オンするとモータ2
8が駆動停止され、ボビン搬送体8,9がそれぞれのボ
ビンハンガ10の2ピッチ分だけ進行した図17(c)
に示す状態で停止される。すなわち、交換すべき満ボビ
ンFB及び空ボビンEBが抜き取られた後の各ボビンハ
ンガ10が、図17(c)に示すように各ベース板57
の移動先である抜取位置の直上に配置される。
【0087】近接センサ67,68の2回のオンに基づ
きモータ63が再び駆動され、各ベース板57は中間停
止位置から挿着位置に向かって図17(c)の矢印方向
に移動開始する。このとき位置センサ66(図2に示
す)が作動される。
きモータ63が再び駆動され、各ベース板57は中間停
止位置から挿着位置に向かって図17(c)の矢印方向
に移動開始する。このとき位置センサ66(図2に示
す)が作動される。
【0088】各ベース板57のドグ57aを検知して各
位置センサ66がオンすると、対応するモータ63が直
ちに駆動停止され、各ベース板57が挿着位置にて停止
される。そのため、満ボビンFB及び空ボビンEBがそ
れぞれの挿着位置に配置され、満ボビンFBの直上に空
ボビンEBが抜き取られた後のボビンハンガ10が配置
されるとともに、空ボビンEBの直上に満ボビンFBが
抜き取られた後のボビンハンガ10が配置された状態と
なる。
位置センサ66がオンすると、対応するモータ63が直
ちに駆動停止され、各ベース板57が挿着位置にて停止
される。そのため、満ボビンFB及び空ボビンEBがそ
れぞれの挿着位置に配置され、満ボビンFBの直上に空
ボビンEBが抜き取られた後のボビンハンガ10が配置
されるとともに、空ボビンEBの直上に満ボビンFBが
抜き取られた後のボビンハンガ10が配置された状態と
なる。
【0089】こうして位置センサ66(図2に示す)が
全てオンし、満ボビンFB及び空ボビンEBがそれぞれ
の挿着位置まで移送完了されたことが確認されると、昇
降モータ47が駆動され、テーブル44が下降位置と上
昇位置との間を1往復動される。
全てオンし、満ボビンFB及び空ボビンEBがそれぞれ
の挿着位置まで移送完了されたことが確認されると、昇
降モータ47が駆動され、テーブル44が下降位置と上
昇位置との間を1往復動される。
【0090】このとき、テーブル44が上昇位置に配置
された際に、スライドベース装置52〜55の各ペッグ
56に嵌着されて挿着位置に配置された満ボビンFB及
び空ボビンEBが各頂部にてそれぞれの直上に位置する
ボビンハンガ10に挿通され、各ボビンハンガ10に掛
止される。そのため、テーブル44の下降時には、満ボ
ビンFB及び空ボビンEBに対するペッグ56の嵌着が
外れ、ペッグ56のみが下降位置まで下降される。
された際に、スライドベース装置52〜55の各ペッグ
56に嵌着されて挿着位置に配置された満ボビンFB及
び空ボビンEBが各頂部にてそれぞれの直上に位置する
ボビンハンガ10に挿通され、各ボビンハンガ10に掛
止される。そのため、テーブル44の下降時には、満ボ
ビンFB及び空ボビンEBに対するペッグ56の嵌着が
外れ、ペッグ56のみが下降位置まで下降される。
【0091】この昇降過程では、挿着位置側の近接セン
サ70が作動され、1昇降を完了した後の下降位置にて
オフしていればボビンFB,EBが失敗なく挿着された
ことが確認される。その際、下降位置にて近接センサ7
0がいずれかでもオンしていると、ボビンFB,EBの
挿着ミスが発生したと認知してボビン交換装置7及び移
送装置14aが非常停止されて警報が発せられる。
サ70が作動され、1昇降を完了した後の下降位置にて
オフしていればボビンFB,EBが失敗なく挿着された
ことが確認される。その際、下降位置にて近接センサ7
0がいずれかでもオンしていると、ボビンFB,EBの
挿着ミスが発生したと認知してボビン交換装置7及び移
送装置14aが非常停止されて警報が発せられる。
【0092】下降位置にて全ての近接センサ70がオフ
状態であるときは、スライドベース装置52〜55の各
モータ63が駆動されて各ベース板57が挿着位置から
原位置である抜取位置に向かって復動される。このとき
位置センサ64が作動され、各ベース板57のドグ57
aが位置センサ64に検知されると直ちにモータ63が
駆動停止され、ベース板57がペッグ56を搬送レール
3,4の直下に配置する原位置にて停止される。こうし
て制御装置Cによるボビン交換装置7及び移送装置14
aの1サイクルの動作が完了すると、ボビン搬送体8側
の2本の満ボビンFBとボビン搬送体9側の2本の空ボ
ビンEBがそれぞれ交換相手側のボビンFB,EBが吊
下されていたボビンハンガ10に装着され、交換先のピ
ッチに合わせた間隔となるように互いに交換される。
状態であるときは、スライドベース装置52〜55の各
モータ63が駆動されて各ベース板57が挿着位置から
原位置である抜取位置に向かって復動される。このとき
位置センサ64が作動され、各ベース板57のドグ57
aが位置センサ64に検知されると直ちにモータ63が
駆動停止され、ベース板57がペッグ56を搬送レール
3,4の直下に配置する原位置にて停止される。こうし
て制御装置Cによるボビン交換装置7及び移送装置14
aの1サイクルの動作が完了すると、ボビン搬送体8側
の2本の満ボビンFBとボビン搬送体9側の2本の空ボ
ビンEBがそれぞれ交換相手側のボビンFB,EBが吊
下されていたボビンハンガ10に装着され、交換先のピ
ッチに合わせた間隔となるように互いに交換される。
【0093】1サイクルが完了した状態では、原位置に
配置された各ペッグ56の直上位置に次に交換すべき満
ボビンFB及び空ボビンEBがそれぞれ配置されてい
る。制御装置Cは、最初の1サイクルが完了すると次の
1サイクルを原位置でのテーブル44の昇降動作から開
始させる。以下、連続的にサイクル動作が繰り返し行わ
れることにより、ピッチの異なるボビン搬送体8,9間
で満ボビンFBと空ボビンEBが2本ずつ交換されてい
く。
配置された各ペッグ56の直上位置に次に交換すべき満
ボビンFB及び空ボビンEBがそれぞれ配置されてい
る。制御装置Cは、最初の1サイクルが完了すると次の
1サイクルを原位置でのテーブル44の昇降動作から開
始させる。以下、連続的にサイクル動作が繰り返し行わ
れることにより、ピッチの異なるボビン搬送体8,9間
で満ボビンFBと空ボビンEBが2本ずつ交換されてい
く。
【0094】制御装置Cはカウンタにより近接センサ6
7,68からのオン信号の累計回数をそれぞれ計数し、
カウンタが近接センサ67からのオン信号を62回計数
し、ボビン搬送体8の1機分(ボビン60本分)のボビ
ン交換作業が完了する度に、搬送レール3側の移送装置
14aのモータ28を駆動させる。そのため、ボビン交
換を全て完了したボビン搬送体8が排出されると同時
に、後続のボビン搬送体8の先頭2本の満ボビンFBが
抜取位置の直上に配置される。この状態から引き続きボ
ビン交換作業が継続され、ボビン交換対象である2機の
ボビン搬送体8と1機のボビン搬送体9との間で120
本ずつのボビンFB,EBが互いに交換される。
7,68からのオン信号の累計回数をそれぞれ計数し、
カウンタが近接センサ67からのオン信号を62回計数
し、ボビン搬送体8の1機分(ボビン60本分)のボビ
ン交換作業が完了する度に、搬送レール3側の移送装置
14aのモータ28を駆動させる。そのため、ボビン交
換を全て完了したボビン搬送体8が排出されると同時
に、後続のボビン搬送体8の先頭2本の満ボビンFBが
抜取位置の直上に配置される。この状態から引き続きボ
ビン交換作業が継続され、ボビン交換対象である2機の
ボビン搬送体8と1機のボビン搬送体9との間で120
本ずつのボビンFB,EBが互いに交換される。
【0095】また、カウンタが近接センサ68からのオ
ン信号を122回計数し、ボビン搬送体9の1機分(ボ
ビン120本分)のボビン交換作業が完了する度に、搬
送レール4側の移送装置14aのモータ28が駆動さ
れ、ボビン交換を全て完了したボビン搬送体9がボビン
交換装置7から排出される。また、後続のボビン搬送体
9が間断なく搬入されていた場合には、ボビン搬送体9
の排出と同時に後続のボビン搬送体8の先頭2本の空ボ
ビンEBが抜取位置の直上に配置される。こうして双方
のボビン搬送体8,9がボビン交換装置7に間断なく搬
入された場合、ボビン交換装置7によるボビン交換作業
が間断なく連続的に行われる。なお、ボビン搬送体8,
9の後端に設けられたドグを近接センサ67,68が検
知してボビン搬送体8,9の進行が停止されることによ
り、最後に交換される後端2本のボビンFB,EBは挿
着位置の直上に配置される。
ン信号を122回計数し、ボビン搬送体9の1機分(ボ
ビン120本分)のボビン交換作業が完了する度に、搬
送レール4側の移送装置14aのモータ28が駆動さ
れ、ボビン交換を全て完了したボビン搬送体9がボビン
交換装置7から排出される。また、後続のボビン搬送体
9が間断なく搬入されていた場合には、ボビン搬送体9
の排出と同時に後続のボビン搬送体8の先頭2本の空ボ
ビンEBが抜取位置の直上に配置される。こうして双方
のボビン搬送体8,9がボビン交換装置7に間断なく搬
入された場合、ボビン交換装置7によるボビン交換作業
が間断なく連続的に行われる。なお、ボビン搬送体8,
9の後端に設けられたドグを近接センサ67,68が検
知してボビン搬送体8,9の進行が停止されることによ
り、最後に交換される後端2本のボビンFB,EBは挿
着位置の直上に配置される。
【0096】ボビン交換装置7から搬出された後、ボビ
ン搬送体8は対応する粗紡機1まで搬送レール3上を周
回して分岐搬送レール3a,3bに搬入され、その粗紡
機1に精紡機側から返送された空ボビンEBが供給され
る。
ン搬送体8は対応する粗紡機1まで搬送レール3上を周
回して分岐搬送レール3a,3bに搬入され、その粗紡
機1に精紡機側から返送された空ボビンEBが供給され
る。
【0097】一方、ボビン搬送体9はボビン交換装置7
から搬出された後、必要に応じてプールライン部4cに
一時待機し、精紡機2からの満ボビンFBの供給要求に
臨機に対応できるようにプールライン部4cに貯留され
る。そして、満ボビンFBの供給を要求する精紡機2が
あると、プールライン部4cに待機していたボビン搬送
体9が搬送レール4上をその精紡機2に向かって走行
し、その機台左右両側の予備搬送レール4aに搬入さ
れ、予備粗糸ボビンが供給される。こうして粗紡機1で
生産された満ボビンBは精紡機列R側に搬送され、精紡
機2で使用済みの空ボビンEBが粗紡機列F側へ返送さ
れる。
から搬出された後、必要に応じてプールライン部4cに
一時待機し、精紡機2からの満ボビンFBの供給要求に
臨機に対応できるようにプールライン部4cに貯留され
る。そして、満ボビンFBの供給を要求する精紡機2が
あると、プールライン部4cに待機していたボビン搬送
体9が搬送レール4上をその精紡機2に向かって走行
し、その機台左右両側の予備搬送レール4aに搬入さ
れ、予備粗糸ボビンが供給される。こうして粗紡機1で
生産された満ボビンBは精紡機列R側に搬送され、精紡
機2で使用済みの空ボビンEBが粗紡機列F側へ返送さ
れる。
【0098】以上詳述したように本実施例のボビン搬送
システムによれば、ボビン搬送体8,9を独立の搬送レ
ール3,4上を走行させ、ボビン搬送体8のボビンハン
ガ10の吊設ピッチを粗紡機1のボビンホイールのピッ
チに合わせたので、2列千鳥状の配置パターンを保持し
たまま管替えを行うことが可能となる。そのため、管替
機のボビン交換動作が単純で済むので、使用される管替
機の構造を比較的簡単とすることができる。そのため、
従来技術で述べた構造が複雑な管替機(特開昭61−1
74432号公報)に比較してその設備費を抑えること
ができるとともに、管替作業ミスの発生頻度をも抑える
ことができる。
システムによれば、ボビン搬送体8,9を独立の搬送レ
ール3,4上を走行させ、ボビン搬送体8のボビンハン
ガ10の吊設ピッチを粗紡機1のボビンホイールのピッ
チに合わせたので、2列千鳥状の配置パターンを保持し
たまま管替えを行うことが可能となる。そのため、管替
機のボビン交換動作が単純で済むので、使用される管替
機の構造を比較的簡単とすることができる。そのため、
従来技術で述べた構造が複雑な管替機(特開昭61−1
74432号公報)に比較してその設備費を抑えること
ができるとともに、管替作業ミスの発生頻度をも抑える
ことができる。
【0099】また、従来技術で述べた特開昭61−19
7376号公報に開示されたボビン搬送体の支持部材の
ようにジグザグ状に配置されることがないので、ボビン
搬送体8,9に推進力をリレー式に付与する移送装置1
4,14aをボビン搬送システムに使用することができ
る。また、従来技術で述べたこのボビン搬送体に比較し
て走行ローラのためのローラやベアリングの配設数が少
なくて済むうえ、構造が簡単で済む。そのため、ボビン
搬送体8,9がボビン搬送システムに多数機配備されて
も、ボビン搬送体8,9の設備費を抑えることができ
る。
7376号公報に開示されたボビン搬送体の支持部材の
ようにジグザグ状に配置されることがないので、ボビン
搬送体8,9に推進力をリレー式に付与する移送装置1
4,14aをボビン搬送システムに使用することができ
る。また、従来技術で述べたこのボビン搬送体に比較し
て走行ローラのためのローラやベアリングの配設数が少
なくて済むうえ、構造が簡単で済む。そのため、ボビン
搬送体8,9がボビン搬送システムに多数機配備されて
も、ボビン搬送体8,9の設備費を抑えることができ
る。
【0100】また、搬送レール3が各粗紡機と対応する
位置を通るように繋がって架設され、ボビン交換装置7
が各粗紡機に2機ずつ配備された各ボビン搬送体8にお
いて共通に使用されるので、ボビン交換装置7の配設数
をその処理能力に応じた必要最小数に抑えることができ
る。また、従来技術で述べた特開昭63−6122号公
報に開示された装置のように、玉揚げされた満ボビンの
搬送中に空ボビンあるいは満ボビンが機台前面を通過す
ることはなく、玉揚げ時のボビン搬送は搬送レール3上
を走行するボビン搬送体8により上方空間を有効に利用
して行われるので、粗紡機の再起動時の粗糸の自動巻付
けミスの修復作業や粗糸切れ補修作業に支障を来たさな
い。
位置を通るように繋がって架設され、ボビン交換装置7
が各粗紡機に2機ずつ配備された各ボビン搬送体8にお
いて共通に使用されるので、ボビン交換装置7の配設数
をその処理能力に応じた必要最小数に抑えることができ
る。また、従来技術で述べた特開昭63−6122号公
報に開示された装置のように、玉揚げされた満ボビンの
搬送中に空ボビンあるいは満ボビンが機台前面を通過す
ることはなく、玉揚げ時のボビン搬送は搬送レール3上
を走行するボビン搬送体8により上方空間を有効に利用
して行われるので、粗紡機の再起動時の粗糸の自動巻付
けミスの修復作業や粗糸切れ補修作業に支障を来たさな
い。
【0101】また、粗紡機1と精紡機2とでボビン搬送
体8,9が共用されず、それぞれ個々の搬送レール3、
4上を独立に走行するので、共用される場合に比較して
ボビン搬送体8,9の交通の混雑さが抑えられ、交通整
理のための制御の頻度や交通整理に起因するボビン搬送
体8,9の待ち時間を少なくすることができる。また、
ボビン搬送体8,9が粗紡機1と精紡機2とで独立に使
用されることから、ボビンハンガ10の吊設数を粗紡機
側と精紡機側とで独自に設定することができる。そのた
め、精紡機の錘数が粗紡機1の錘数の整数倍でない組合
せでもボビン搬送システムを容易に組むことができる。
また、同じ搬送レール3,4上をボビンハンガ10の吊
設数の異なるボビン搬送体8,9を共存させて走行させ
ることにより、各粗紡機列F又は精紡機列Rにおいて錘
数の異なる粗紡機や精紡機を共存させてボビン搬送シス
テムを組むことができる。
体8,9が共用されず、それぞれ個々の搬送レール3、
4上を独立に走行するので、共用される場合に比較して
ボビン搬送体8,9の交通の混雑さが抑えられ、交通整
理のための制御の頻度や交通整理に起因するボビン搬送
体8,9の待ち時間を少なくすることができる。また、
ボビン搬送体8,9が粗紡機1と精紡機2とで独立に使
用されることから、ボビンハンガ10の吊設数を粗紡機
側と精紡機側とで独自に設定することができる。そのた
め、精紡機の錘数が粗紡機1の錘数の整数倍でない組合
せでもボビン搬送システムを容易に組むことができる。
また、同じ搬送レール3,4上をボビンハンガ10の吊
設数の異なるボビン搬送体8,9を共存させて走行させ
ることにより、各粗紡機列F又は精紡機列Rにおいて錘
数の異なる粗紡機や精紡機を共存させてボビン搬送シス
テムを組むことができる。
【0102】また、搬送レール3をボビン搬送体8が全
粗紡機1を周回可能に繋げて架設したため、搬送レール
3上に配備された全てのボビン搬送体8間でボビン交換
装置7を共用することができる。そのため、ボビン交換
装置7の配設数をその処理能力に応じた最小数とするこ
とができる。また、ボビン交換装置7はボビン搬送体
8,9が後戻りしなくて済むように各搬送レール3,4
が閉ループをなす経路上に設けられているので、ボビン
交換装置7から排出されたボビン搬送体8,9はその排
出方向へ進行すればボビンFB,EBの搬送先へ向かう
ことができる。そのため、ボビン搬送体8,9をボビン
交換装置7に間断なく連続的に搬入することが可能とな
り、ボビン交換装置7によるボビン交換作業を間断なく
行うことによりその作業効率を向上させることができ
る。
粗紡機1を周回可能に繋げて架設したため、搬送レール
3上に配備された全てのボビン搬送体8間でボビン交換
装置7を共用することができる。そのため、ボビン交換
装置7の配設数をその処理能力に応じた最小数とするこ
とができる。また、ボビン交換装置7はボビン搬送体
8,9が後戻りしなくて済むように各搬送レール3,4
が閉ループをなす経路上に設けられているので、ボビン
交換装置7から排出されたボビン搬送体8,9はその排
出方向へ進行すればボビンFB,EBの搬送先へ向かう
ことができる。そのため、ボビン搬送体8,9をボビン
交換装置7に間断なく連続的に搬入することが可能とな
り、ボビン交換装置7によるボビン交換作業を間断なく
行うことによりその作業効率を向上させることができ
る。
【0103】また、粗紡機1の満管により満ボビンFB
を交換できる状態となる2機のボビン搬送体8と1機の
ボビン搬送体9とをボビン交換対象としたので、ボビン
交換装置7に間断なく搬入される2機のボビン搬送体8
と1機のボビン搬送体8との間で連続的にボビン交換作
業を行うことができる。そのため、粗紡機で生産された
満ボビンFBによりボビン搬送体9の1機分が満たされ
るので、粗紡機で生産された満ボビンFBを満管後早期
に精紡機側に供給することができる。
を交換できる状態となる2機のボビン搬送体8と1機の
ボビン搬送体9とをボビン交換対象としたので、ボビン
交換装置7に間断なく搬入される2機のボビン搬送体8
と1機のボビン搬送体8との間で連続的にボビン交換作
業を行うことができる。そのため、粗紡機で生産された
満ボビンFBによりボビン搬送体9の1機分が満たされ
るので、粗紡機で生産された満ボビンFBを満管後早期
に精紡機側に供給することができる。
【0104】また、ボビン搬送体8,9は移送装置14
からリレー式に推進力を得て単体で走行する。そのた
め、搬機により牽引されて走行する方式に比べ、搬機の
到着を待つ待ち時間が解消される。また、搬機が抜け出
られるようにボビン搬送体を末端側から搬入させる際
に、一旦完全に搬入口となる分岐部を通過させた後にボ
ビン搬送体を後退させるという無駄な走行が不要とな
り、この搬入のための進路変更用に設けられていたレー
ルスペースが不要となるので、搬機による牽引方式に比
べて搬送レール3,4を相対的に短くすることができ
る。
からリレー式に推進力を得て単体で走行する。そのた
め、搬機により牽引されて走行する方式に比べ、搬機の
到着を待つ待ち時間が解消される。また、搬機が抜け出
られるようにボビン搬送体を末端側から搬入させる際
に、一旦完全に搬入口となる分岐部を通過させた後にボ
ビン搬送体を後退させるという無駄な走行が不要とな
り、この搬入のための進路変更用に設けられていたレー
ルスペースが不要となるので、搬機による牽引方式に比
べて搬送レール3,4を相対的に短くすることができ
る。
【0105】ボビン交換装置7によるボビン交換は、ペ
ッグ56の抜取位置と挿着位置間での直線的な移動動作
と、ペッグ56の抜取位置及び挿着位置での昇降動作の
2つの単純な動作の繰り返しにより成り立っているの
で、その駆動のための機構が簡単で済み、ボビン交換装
置7の構造を簡単とすることができる。
ッグ56の抜取位置と挿着位置間での直線的な移動動作
と、ペッグ56の抜取位置及び挿着位置での昇降動作の
2つの単純な動作の繰り返しにより成り立っているの
で、その駆動のための機構が簡単で済み、ボビン交換装
置7の構造を簡単とすることができる。
【0106】また、移送装置14,14aに設けられた
駆動力伝達元をベルト20により構成したので、リンク
部材12は駆動力伝達元であるベルト20によりプーリ
18,19の軸心間距離にほぼ等しい長さに亘る広い接
触面積にて把持されるので、ベルト20からの駆動力は
広い接触面を介して滑りを伴わずリンク部材12に効率
良く伝達される。そのため、ベルト20の駆動力が同じ
であってもより強い推進力をリンク部材12に付与する
ことができ、ボビン搬送体8,9が1度に搬送するボビ
ン本数が多いためその重量がかなりある場合でも、ボビ
ン搬送体8,9を強い推進力にて移送することができ
る。特に、ボビン搬送体8,9の始動時には比較的大き
な推進力が必要となるが、移送装置14,14aから強
い推進力が付与されるためボビン搬送体8,9をスムー
ズに始動させることができる。 (第2実施例)以下、本発明を具体化した第2実施例を
図18に基づいて説明する。本実施例では、粗紡機の生
産品種の異なる機台グループ毎にボビン交換装置7が配
設されている点が前記第1実施例と異なっている。
駆動力伝達元をベルト20により構成したので、リンク
部材12は駆動力伝達元であるベルト20によりプーリ
18,19の軸心間距離にほぼ等しい長さに亘る広い接
触面積にて把持されるので、ベルト20からの駆動力は
広い接触面を介して滑りを伴わずリンク部材12に効率
良く伝達される。そのため、ベルト20の駆動力が同じ
であってもより強い推進力をリンク部材12に付与する
ことができ、ボビン搬送体8,9が1度に搬送するボビ
ン本数が多いためその重量がかなりある場合でも、ボビ
ン搬送体8,9を強い推進力にて移送することができ
る。特に、ボビン搬送体8,9の始動時には比較的大き
な推進力が必要となるが、移送装置14,14aから強
い推進力が付与されるためボビン搬送体8,9をスムー
ズに始動させることができる。 (第2実施例)以下、本発明を具体化した第2実施例を
図18に基づいて説明する。本実施例では、粗紡機の生
産品種の異なる機台グループ毎にボビン交換装置7が配
設されている点が前記第1実施例と異なっている。
【0107】図18に示すように、粗紡機列Fを構成す
る粗紡機1は生産する粗糸の品種が機台によって異な
り、同じ粗糸品種の機台グループ毎に搬送レール3が独
立に架設されている。本実施例では、同じ生産品種の粗
紡機1が2台ずつグループ分けされ、各搬送レール3は
包囲する2台の粗紡機1の前面上方に架設された2本の
分岐搬送レール3a,3bを備えた閉ループ経路をなし
ている。搬送レール4は粗紡機列Fと対応する位置まで
延び、各搬送レール3を外周においてほぼ平行に延びる
ループ経路を形成しながら繋がって架設されている。
る粗紡機1は生産する粗糸の品種が機台によって異な
り、同じ粗糸品種の機台グループ毎に搬送レール3が独
立に架設されている。本実施例では、同じ生産品種の粗
紡機1が2台ずつグループ分けされ、各搬送レール3は
包囲する2台の粗紡機1の前面上方に架設された2本の
分岐搬送レール3a,3bを備えた閉ループ経路をなし
ている。搬送レール4は粗紡機列Fと対応する位置まで
延び、各搬送レール3を外周においてほぼ平行に延びる
ループ経路を形成しながら繋がって架設されている。
【0108】各搬送レール3とそれを包囲する搬送レー
ル4とに跨がって各機台グループ毎にボビン交換装置7
が配設されている。各搬送レール3には各粗紡機1に2
機ずつ割り当てられた計4機のボビン搬送体8が走行可
能に配備されている。
ル4とに跨がって各機台グループ毎にボビン交換装置7
が配設されている。各搬送レール3には各粗紡機1に2
機ずつ割り当てられた計4機のボビン搬送体8が走行可
能に配備されている。
【0109】粗紡機1の満管後に管替えが完了して満ボ
ビンFBを吊下するボビン搬送体8は、搬送レール3を
図18の反時計回り方向に走行するようになっている。
また、精紡機2で使用済みの空ボビンEBを吊下するボ
ビン搬送体9は、搬送レール4を粗紡機列Fと対応する
位置まで走行し、所定の搬送レール3と対応するループ
経路上を図18の時計回り方向に走行するようになって
いる。
ビンFBを吊下するボビン搬送体8は、搬送レール3を
図18の反時計回り方向に走行するようになっている。
また、精紡機2で使用済みの空ボビンEBを吊下するボ
ビン搬送体9は、搬送レール4を粗紡機列Fと対応する
位置まで走行し、所定の搬送レール3と対応するループ
経路上を図18の時計回り方向に走行するようになって
いる。
【0110】さて、残粗糸除去装置5により残粗糸処理
されてた空ボビンEBを吊下するボビン搬送体9は粗紡
機列Fと対応する位置まで走行し、吊下する空ボビンE
Bと同じ粗糸品種の粗糸を生産する粗紡機1を包囲する
搬送レール3と対応するループ経路上を図18の時計回
り方向に走行する。一方、粗紡機列Fでは、粗紡機1が
満管となると、機台前側を管替機が間欠的に走行して機
台上方で待機する2機のボビン搬送体8が吊下する空ボ
ビンEBと、ボビンホイール上の満ボビンFBとを複数
本ずつ交換する。この管替後の満ボビンFBを吊下する
ボビン搬送体8は、搬送レール3上を分岐搬送レール3
a,3bから図18の反時計回り方向に走行する。こう
してボビン交換装置7に両側から各ボビン搬送体8,9
が搬入されると、各ボビン搬送体8,9が互いに反対方
向に間欠的に進行しながら双方の同じ粗糸品種のボビン
FB,EBが2本ずつ順次に交換されていく。そのた
め、粗糸品種が同じボビンFB,EB間でボビン交換を
確実に行うことができる。従って、ボビン交換が生産品
種毎に行われるので、異なる品種が混じることがない。
されてた空ボビンEBを吊下するボビン搬送体9は粗紡
機列Fと対応する位置まで走行し、吊下する空ボビンE
Bと同じ粗糸品種の粗糸を生産する粗紡機1を包囲する
搬送レール3と対応するループ経路上を図18の時計回
り方向に走行する。一方、粗紡機列Fでは、粗紡機1が
満管となると、機台前側を管替機が間欠的に走行して機
台上方で待機する2機のボビン搬送体8が吊下する空ボ
ビンEBと、ボビンホイール上の満ボビンFBとを複数
本ずつ交換する。この管替後の満ボビンFBを吊下する
ボビン搬送体8は、搬送レール3上を分岐搬送レール3
a,3bから図18の反時計回り方向に走行する。こう
してボビン交換装置7に両側から各ボビン搬送体8,9
が搬入されると、各ボビン搬送体8,9が互いに反対方
向に間欠的に進行しながら双方の同じ粗糸品種のボビン
FB,EBが2本ずつ順次に交換されていく。そのた
め、粗糸品種が同じボビンFB,EB間でボビン交換を
確実に行うことができる。従って、ボビン交換が生産品
種毎に行われるので、異なる品種が混じることがない。
【0111】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次
のように構成することもできる。 (1)搬送レール3,4のレイアウトは前記各実施例に
限定されない。例えば、図19に示すように、粗紡機列
Fを包囲する搬送レール3に対して、その側方から平行
をなして近接するように搬送レール4が延び、各搬送レ
ール3,4の近接部にボビン交換装置7が配設されてお
り、ボビン交換装置7の搬出側の搬送レール4がその搬
出口からボビン搬送体9の全長以上の距離を延びた位置
で分断された構成としてもよい。この場合、搬送レール
3上を図19の時計回り方向に進行して搬入されるボビ
ン搬送体8と、搬送レール4上を図19の上方から下方
へ向かって進行して搬入されるボビン搬送体9との双方
のボビンFB,EBがボビン交換装置7により順次交換
される。ボビン交換が完了してボビン交換装置7を通過
した後、ボビン搬送体9を復動させて再びボビン交換装
置7を通過するように搬出させればよい。このとき、後
続のボビン搬送体9は搬出経路手前位置で待機してい
る。この構成によってもボビン搬送体8,9間でボビン
FB,EBの受渡しをすることができ、前記各実施例と
同様の効果が得られる。また、予めボビン搬送体9をボ
ビン交換装置7に対して精紡機列Rとは反対側まで通過
させた後、その復動時にその反対方向から進行してくる
ボビン搬送体8との間で双方のボビンFB,EBを交換
する構成としてもよい。さらに、搬送レール3のみがボ
ビン交換装置7に対する一方側で分断されていたり、搬
送レール3,4が共にボビン交換装置7に対する一方側
で分断された構成としてもよい。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次
のように構成することもできる。 (1)搬送レール3,4のレイアウトは前記各実施例に
限定されない。例えば、図19に示すように、粗紡機列
Fを包囲する搬送レール3に対して、その側方から平行
をなして近接するように搬送レール4が延び、各搬送レ
ール3,4の近接部にボビン交換装置7が配設されてお
り、ボビン交換装置7の搬出側の搬送レール4がその搬
出口からボビン搬送体9の全長以上の距離を延びた位置
で分断された構成としてもよい。この場合、搬送レール
3上を図19の時計回り方向に進行して搬入されるボビ
ン搬送体8と、搬送レール4上を図19の上方から下方
へ向かって進行して搬入されるボビン搬送体9との双方
のボビンFB,EBがボビン交換装置7により順次交換
される。ボビン交換が完了してボビン交換装置7を通過
した後、ボビン搬送体9を復動させて再びボビン交換装
置7を通過するように搬出させればよい。このとき、後
続のボビン搬送体9は搬出経路手前位置で待機してい
る。この構成によってもボビン搬送体8,9間でボビン
FB,EBの受渡しをすることができ、前記各実施例と
同様の効果が得られる。また、予めボビン搬送体9をボ
ビン交換装置7に対して精紡機列Rとは反対側まで通過
させた後、その復動時にその反対方向から進行してくる
ボビン搬送体8との間で双方のボビンFB,EBを交換
する構成としてもよい。さらに、搬送レール3のみがボ
ビン交換装置7に対する一方側で分断されていたり、搬
送レール3,4が共にボビン交換装置7に対する一方側
で分断された構成としてもよい。
【0112】(2)前記第2実施例では、粗紡機1を粗
糸品種毎にグループ分けしたが、ボビン交換装置7にお
けるボビン搬送体9側の設定ピッチを機台グループ毎に
変更して、精紡機の機台種の違いによりボビンハンガピ
ッチの異なるボビン搬送体9が搬送レール4上に共存し
て配備されても対応できるようにしてもよい。
糸品種毎にグループ分けしたが、ボビン交換装置7にお
けるボビン搬送体9側の設定ピッチを機台グループ毎に
変更して、精紡機の機台種の違いによりボビンハンガピ
ッチの異なるボビン搬送体9が搬送レール4上に共存し
て配備されても対応できるようにしてもよい。
【0113】(3)ボビン搬送体8,9間でボビンハン
ガ10の吊設数を適宜変更することができる。例えば、
ボビン搬送体8,9のボビンハンガ10の吊設数を同数
としてもよい。また、ボビン搬送体9のボビンハンガ1
0の吊設数をボビン搬送体8のそれに対して3倍、4倍
などに設定してもよい。この構成によれば、ボビン搬送
体9の全長が長くなり、搬送レール4上に配設される移
送装置14,14aの配設間隔を長くすることが可能と
なるため、搬送レール4側の移送装置14,14aの配
設数を低減することができる。
ガ10の吊設数を適宜変更することができる。例えば、
ボビン搬送体8,9のボビンハンガ10の吊設数を同数
としてもよい。また、ボビン搬送体9のボビンハンガ1
0の吊設数をボビン搬送体8のそれに対して3倍、4倍
などに設定してもよい。この構成によれば、ボビン搬送
体9の全長が長くなり、搬送レール4上に配設される移
送装置14,14aの配設間隔を長くすることが可能と
なるため、搬送レール4側の移送装置14,14aの配
設数を低減することができる。
【0114】(4)精紡機の錘数が粗紡機1の錘数の整
数倍でない組合せでボビン搬送システムを組んでもよ
い。 (5)粗紡機列Fや精紡機列Rにおいて、錘数の異なる
粗紡機や精紡機を共存させてボビン搬送システムを組ん
でもよい。ボビンハンガ10の吊設数が異なるボビン搬
送体8,9を同じ搬送レール3,4上に走行させれば対
応することができる。この構成では、ボビン交換装置7
によるボビン交換時に半端ができるが、相手側の後続の
ボビン搬送体8,9によりその半端分は補完されるので
問題はない。
数倍でない組合せでボビン搬送システムを組んでもよ
い。 (5)粗紡機列Fや精紡機列Rにおいて、錘数の異なる
粗紡機や精紡機を共存させてボビン搬送システムを組ん
でもよい。ボビンハンガ10の吊設数が異なるボビン搬
送体8,9を同じ搬送レール3,4上に走行させれば対
応することができる。この構成では、ボビン交換装置7
によるボビン交換時に半端ができるが、相手側の後続の
ボビン搬送体8,9によりその半端分は補完されるので
問題はない。
【0115】(6)粗紡機1と精紡機2の配列方向は適
宜変更することができる。例えば、粗紡機列Fと精紡機
列Rの配列方向が直交したレイアウトとしてもよい。 (7)一つの搬送レール3上に複数台のボビン交換装置
7を設け、複数箇所で並行にボビン交換可能な構成とし
てもよい。例えば、図19に鎖線で示すように搬送レー
ル4を搬送レール3の同図右側まで延長して搬送レール
3の右側にもボビン交換装置7を付加し、満ボビンFB
を吊下する2機のボビン搬送体8を左右のボビン交換装
置7にそれぞれ搬入し、ボビン交換作業を同時進行的に
行う構成としてもよい。
宜変更することができる。例えば、粗紡機列Fと精紡機
列Rの配列方向が直交したレイアウトとしてもよい。 (7)一つの搬送レール3上に複数台のボビン交換装置
7を設け、複数箇所で並行にボビン交換可能な構成とし
てもよい。例えば、図19に鎖線で示すように搬送レー
ル4を搬送レール3の同図右側まで延長して搬送レール
3の右側にもボビン交換装置7を付加し、満ボビンFB
を吊下する2機のボビン搬送体8を左右のボビン交換装
置7にそれぞれ搬入し、ボビン交換作業を同時進行的に
行う構成としてもよい。
【0116】(8)搬送レール3は閉ループ経路に限定
されない。例えば、図1において、搬送レール3の右辺
部が無い構成としてもよい。この場合、ボビン搬送体8
を1機ずつボビン交換装置7まで往復させる構成とすれ
ばボビン交換可能である。
されない。例えば、図1において、搬送レール3の右辺
部が無い構成としてもよい。この場合、ボビン搬送体8
を1機ずつボビン交換装置7まで往復させる構成とすれ
ばボビン交換可能である。
【0117】(9)ボビン搬送体8,9を搬機により牽
引する方式としてもよい。 (10)特開昭63−29016に開示された一対の回
転円板を備えた移送装置を用いてもよい。
引する方式としてもよい。 (10)特開昭63−29016に開示された一対の回
転円板を備えた移送装置を用いてもよい。
【0118】(11)前記第2実施例において、機台グ
ループは2台ずつに限定されない。例えば、機台グルー
プ毎で属する台数が異なってもよい。また、1台ずつと
してもよい。
ループは2台ずつに限定されない。例えば、機台グルー
プ毎で属する台数が異なってもよい。また、1台ずつと
してもよい。
【0119】前記実施例から把握され、特許請求の範囲
に記載されていない発明を、その効果とともに以下に記
載する。 (イ)請求項1〜請求項7のいずれかにおいて、ボビン
搬送体が各精紡機からボビン交換装置に至るまでの前記
精紡機側の搬送レールの経路上に、ボビン搬送体が吊下
する空ボビンの残粗糸を除去可能な残粗糸除去装置を設
けた。この構成によれば、ボビン搬送体がボビン交換装
置に搬入される前に、予め空ボビンの残粗糸が残粗糸除
去装置により除去されるので、残粗糸の無い空ボビンを
粗紡機側のボビン搬送体に受け渡すことができる。
に記載されていない発明を、その効果とともに以下に記
載する。 (イ)請求項1〜請求項7のいずれかにおいて、ボビン
搬送体が各精紡機からボビン交換装置に至るまでの前記
精紡機側の搬送レールの経路上に、ボビン搬送体が吊下
する空ボビンの残粗糸を除去可能な残粗糸除去装置を設
けた。この構成によれば、ボビン搬送体がボビン交換装
置に搬入される前に、予め空ボビンの残粗糸が残粗糸除
去装置により除去されるので、残粗糸の無い空ボビンを
粗紡機側のボビン搬送体に受け渡すことができる。
【0120】(ロ)請求項1〜請求項7のいずれかにお
いて、前記精紡機側の搬送レールには、ボビン搬送体の
ボビン交換装置への搬入手前位置で当該搬送レールが複
数本に並列に分岐された待機部が設けられた。この構成
によれば、一度に多くのボビン搬送体がボビン交換装置
に向かった場合に、ボビン搬送体を搬送レールが複数本
に並列に分岐されたそれぞれに一時貯留待機することに
よりボビン搬送体を順序良くボビン交換装置に搬入する
ことができる。
いて、前記精紡機側の搬送レールには、ボビン搬送体の
ボビン交換装置への搬入手前位置で当該搬送レールが複
数本に並列に分岐された待機部が設けられた。この構成
によれば、一度に多くのボビン搬送体がボビン交換装置
に向かった場合に、ボビン搬送体を搬送レールが複数本
に並列に分岐されたそれぞれに一時貯留待機することに
よりボビン搬送体を順序良くボビン交換装置に搬入する
ことができる。
【0121】(ハ)請求項1〜請求項7のいずれかにお
いて、前記精紡機側の搬送レールには、ボビン搬送体の
ボビン交換装置からの搬出経路上に当該搬送レールが複
数に並列に分岐された貯留部が設けられた。この構成に
よれば、ボビン交換装置を経て満ボビンを吊下するボビ
ン搬送体は貯留部に貯留されるので、予備粗糸ボビンの
供給を要求する精紡機があると直ちに供給できる。
いて、前記精紡機側の搬送レールには、ボビン搬送体の
ボビン交換装置からの搬出経路上に当該搬送レールが複
数に並列に分岐された貯留部が設けられた。この構成に
よれば、ボビン交換装置を経て満ボビンを吊下するボビ
ン搬送体は貯留部に貯留されるので、予備粗糸ボビンの
供給を要求する精紡機があると直ちに供給できる。
【0122】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、粗紡機側と精紡機側でそれぞれ吊設ピッチ
の異なるボビン搬送体を独立に走行させることにより、
粗紡機側での生産時の満ボビンのピッチと精紡機側の予
備粗糸ボビンのピッチとが異なることに起因する種々の
制限を解消することができる。
明によれば、粗紡機側と精紡機側でそれぞれ吊設ピッチ
の異なるボビン搬送体を独立に走行させることにより、
粗紡機側での生産時の満ボビンのピッチと精紡機側の予
備粗糸ボビンのピッチとが異なることに起因する種々の
制限を解消することができる。
【0123】請求項2に記載の発明によれば、粗紡機列
側の搬送レール上を走行する各ボビン搬送体にボビン交
換装置を共通に使用することができるので、ボビン交換
装置の設置数を最小に抑えることができるという優れた
効果を奏する。
側の搬送レール上を走行する各ボビン搬送体にボビン交
換装置を共通に使用することができるので、ボビン交換
装置の設置数を最小に抑えることができるという優れた
効果を奏する。
【0124】また、請求項3に記載の発明によれば、粗
紡機列が複数に分割された機台グループ毎に共通のボビ
ン交換装置を使用してボビン交換が行われるので、機台
グループ毎で生産する粗糸の品種が異なる場合でも異な
った品種が混じることを防止することができるという優
れた効果を奏する。
紡機列が複数に分割された機台グループ毎に共通のボビ
ン交換装置を使用してボビン交換が行われるので、機台
グループ毎で生産する粗糸の品種が異なる場合でも異な
った品種が混じることを防止することができるという優
れた効果を奏する。
【0125】請求項4に記載の発明によれば、ボビン交
換装置を通過して満ボビンを吊下する精紡機側のボビン
搬送体は、精紡機列側へ向かう際にボビン交換装置を通
過するように後戻りしなくて済むので、後続のボビン搬
送体を連続してボビン交換装置に搬入することができる
という優れた効果を奏する。
換装置を通過して満ボビンを吊下する精紡機側のボビン
搬送体は、精紡機列側へ向かう際にボビン交換装置を通
過するように後戻りしなくて済むので、後続のボビン搬
送体を連続してボビン交換装置に搬入することができる
という優れた効果を奏する。
【0126】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
ボビン搬送体は各搬送レール上に設けられた複数の移送
装置からリレー式に推進力を得て単体で走行可能とな
り、搬機によりボビン搬送体を牽引する場合のように、
牽引してきたボビン搬送体を端末部から搬入する際の進
路変更などのためのレールスペースが不要となるので、
搬送レールを相対的に短くすることができるという優れ
た効果を奏する。
ボビン搬送体は各搬送レール上に設けられた複数の移送
装置からリレー式に推進力を得て単体で走行可能とな
り、搬機によりボビン搬送体を牽引する場合のように、
牽引してきたボビン搬送体を端末部から搬入する際の進
路変更などのためのレールスペースが不要となるので、
搬送レールを相対的に短くすることができるという優れ
た効果を奏する。
【0127】請求項6に記載の発明によれば、2本に分
岐された搬送レールのそれぞれにボビン搬送体が搬入さ
れて2列千鳥状に配置されたボビンホイールと同じ配置
パターンにボビンハンガが配置されるので、管替機の管
替え動作が単純で済み、その機構構造を簡単とすること
ができるという優れた効果を奏する。
岐された搬送レールのそれぞれにボビン搬送体が搬入さ
れて2列千鳥状に配置されたボビンホイールと同じ配置
パターンにボビンハンガが配置されるので、管替機の管
替え動作が単純で済み、その機構構造を簡単とすること
ができるという優れた効果を奏する。
【0128】また、請求項7に記載の発明によれば、単
純な2つの動作の繰り返しにより係止手段が操作されて
ボビンが交換されるので、ボビン交換装置の構造を簡単
とすることができるという優れた効果を奏する。
純な2つの動作の繰り返しにより係止手段が操作されて
ボビンが交換されるので、ボビン交換装置の構造を簡単
とすることができるという優れた効果を奏する。
【図1】第1実施例のボビン搬送システムの平面図。
【図2】第1実施例のボビン交換装置の平断面図。
【図3】テーブル下降状態にあるボビン交換装置の一部
破断側面図。
破断側面図。
【図4】テーブル下降状態にあるボビン交換装置の一部
破断正面図。
破断正面図。
【図5】テーブル上昇状態にあるボビン交換装置の一部
破断側面図。
破断側面図。
【図6】テーブル上昇状態にあるボビン交換装置の一部
破断正面図。
破断正面図。
【図7】スライドベース装置の平面図。
【図8】スライドベース装置の一部破断側面図。
【図9】スライドベース装置の正断面図。
【図10】ボビン搬送体と移送装置の正断面図。
【図11】移送装置の底面図。
【図12】移送装置の平面図。
【図13】移送装置の側断面図。
【図14】移送装置の斜視図。
【図15】粗紡機列側のボビン搬送体の側面図。
【図16】精紡機列側のボビン搬送体の側面図。
【図17】移送過程の動作順序を示す作用図。
【図18】第2実施例におけるボビン搬送システムの平
面図。
面図。
【図19】別例におけるボビン搬送システムの平面図。
1…粗紡機、2…精紡機、3…搬送レール、4…搬送レ
ール、7…ボビン交換装置、8…ボビン搬送体、9…ボ
ビン搬送体、10…ボビンハンガ、12…リンク部材、
14,14a…移送装置、44…テーブル、47…昇降
駆動手段としての昇降用モータ、51…メタルベルト、
52〜55…スライドベース装置、56…係止手段とし
てのペッグ,63…移動駆動手段としてのモータ、C…
制御手段としての制御装置、F…粗紡機列、R…精紡機
列、FB…ボビンとしての満ボビン、EB…ボビンとし
ての空ボビン。
ール、7…ボビン交換装置、8…ボビン搬送体、9…ボ
ビン搬送体、10…ボビンハンガ、12…リンク部材、
14,14a…移送装置、44…テーブル、47…昇降
駆動手段としての昇降用モータ、51…メタルベルト、
52〜55…スライドベース装置、56…係止手段とし
てのペッグ,63…移動駆動手段としてのモータ、C…
制御手段としての制御装置、F…粗紡機列、R…精紡機
列、FB…ボビンとしての満ボビン、EB…ボビンとし
ての空ボビン。
フロントページの続き (72)発明者 早川 万寿男 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 粗紡機列をボビン搬送体が走行する搬送
レールと、精紡機列をボビン搬送体が走行する搬送レー
ルとをそれぞれ独立に架設するとともに、各搬送レール
の近接部に各搬送レール上をそれぞれ走行するボビン搬
送体に吊持された相異なるピッチのボビンを相互に交換
可能なボビン交換装置を設けた紡機におけるボビン搬送
システム。 - 【請求項2】 前記粗紡機列側の搬送レールは、前記粗
紡機列を構成する全粗紡機を前記ボビン搬送体が周回可
能に繋がった搬送レールである請求項1に記載の紡機に
おけるボビン搬送システム。 - 【請求項3】 前記粗紡機列側の搬送レールは複数の機
台グループ毎に独立して架設され、前記ボビン交換装置
は前記機台グループ毎に独立して架設された各搬送レー
ルと前記精紡機列側の搬送レールとの近接部に、各機台
グループ毎に個々に設けられた請求項1に記載の紡機に
おけるボビン搬送システム。 - 【請求項4】 前記粗紡機側の搬送レールと前記精紡機
側の搬送レールのうち少なくとも一方は、前記ボビン交
換装置を通る閉ループを形成する経路を備えた請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の紡機におけるボビン搬送
システム。 - 【請求項5】 前記各搬送レール上には、それぞれを走
行する前記ボビン搬送体の全長より短い間隔で、前記ボ
ビン搬送体に推進力を付与可能な移送装置が設けられた
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の紡機におけるボ
ビン搬送システム。 - 【請求項6】 前記粗紡機列側の搬送レールは玉揚げが
行われる前記粗紡機に対応する部位にてボビンホイール
の列数に対応して2本に分岐され、2機のボビン搬送体
を分岐された搬送レール上にボビンハンガがボビンホイ
ールの配置パターンに対応する2列千鳥状となるように
配置可能とした請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
紡機におけるボビン搬送システム。 - 【請求項7】 前記ボビン交換装置は、ボビンに嵌着可
能な複数の係止手段を、交換すべきボビンが抜き取られ
る位置の直下に相当する抜取位置と、各ボビン搬送体が
それぞれの進行方向に次の交換ボビンが抜取位置の直上
に位置するように交換本数に相当するピッチ分だけ進行
した際に、交換相手側のボビンが抜き取られた後の空の
ボビンハンガが配置される移動先位置の直下に相当する
挿着位置との間を移動可能に備え、交換すべき双方のボ
ビンに対応する前記係止手段をそれぞれの前記抜取位置
と前記挿着位置とを結ぶ経路上を移動させる移動駆動手
段と、 前記係止手段を、交換すべきボビンを前記ボビンハンガ
に対して脱着可能な上昇位置と、該係止手段に嵌着され
たボビンの頂部がボビンハンガの下方に離間するととも
に該係止手段が前記ボビン搬送体からの吊下ボビンに係
合不能な下降位置との距離に相当するストロークを前記
抜取位置と前記挿着位置にて昇降動させる昇降駆動手段
とを備えた請求項1〜請求項6のいずれかに記載の紡機
におけるボビン搬送システム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297381A JPH08157144A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 紡機におけるボビン搬送システム |
| TW084109955A TW277081B (ja) | 1994-11-30 | 1995-09-23 | |
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