JPH0815964A - コロナ放電器のクリ−ニング装置 - Google Patents

コロナ放電器のクリ−ニング装置

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JPH0815964A
JPH0815964A JP15076294A JP15076294A JPH0815964A JP H0815964 A JPH0815964 A JP H0815964A JP 15076294 A JP15076294 A JP 15076294A JP 15076294 A JP15076294 A JP 15076294A JP H0815964 A JPH0815964 A JP H0815964A
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JP
Japan
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cleaning
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voltage
motor
cleaner
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JP15076294A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kawahara
原 真 一 川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クリーニング手段の移動方向端部におけるス
トッパへの衝突等による急停止を抑制する。急停止によ
る駆動手段の破損を防止し停止後の再起動を容易にす
る。 【構成】 放電ワイヤを清掃するクリーニング部材3;
クリーニング部材3を支持するクリ−ナホルダ4;クリ
−ナホルダ4を放電ワイヤ1に沿って駆動する、電気モ
−タ6を含む駆動手段(5〜8);および、電気モ−タ
6に第1レベルの駆動電圧を印加して計時を開始し、計
時値が設定値に達すると駆動電圧を第1レベルより低値
に切換える駆動制御手段;を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コロナ放電を行なう放
電器の放電ワイヤのクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機,ファクシミリ,プリンタ
ー等の画像形成装置内には、例えば潜像担持体の表面を
帯電又は除電させるため、また潜像担持体の表面に形成
された潜像を像保持体に転写するため、また像保持体を
潜像担持体等から分離するためなどに用いる放電装置と
しての放電器が多数設けられている。この放電器として
は例えば、箱型のシールドケース内の長手方向に放電用
のワイヤが張られ、この放電ワイヤに高電圧が印加され
てコロナ放電を行うコロナ放電器が用いられている。
【0003】ところが、このコロナ放電器は、長時間使
用するとトナー等が放電ワイヤに付着してしまうことが
あった。このように現像剤が放電ワイヤに付着すると、
その箇所の放電効率が低減して放電ムラが生じ、その結
果正規現像の場合の白スジや反転現像の場合の黒スジ等
となって現われて画像に著しい悪影響をもたらす。特
に、フルカラーコピーなどでは色ムラとなって現われて
くるので致命的な問題となる。
【0004】このため、放電器の放電ワイヤはある程度
のサイクルで清掃する必要がある。従来、この種の放電
器において、駆動ロープに連結され、クリーニング部材
が設けられた走行部材が、上記駆動ロープによって放電
ワイヤに沿って移動する際に、上記クリーニング部材が
放電ワイヤを二方向から挟んで清掃するものが知られて
いる(例えば、特開平2−62565号公報参照)。
【0005】また、クリーニング部材としてのクリーニ
ングローラを放電ワイヤに接触させ、そのクリーニング
ローラが設けられた清掃用移動ホルダを放電ワイヤの張
設方向に移動させ、クリーニングローラを回転させて放
電ワイヤを清掃するものが知られている(例えば、実開
平2−87238号公報参照)。
【0006】また、それぞれ向い合う面にクリーニング
部材としてのクリーニングパッドを固定した一対の弾性
片を設けたクリーナが、放電ワイヤに沿って放電器のケ
ーシングに形成されたスリットにその弾性片を嵌合させ
て移動する際に、上記クリーニングパッドが放電ワイヤ
を二方向から挟んで清掃するものが知られている(例え
ば、実開平1−100148号公報参照)。
【0007】また、従来の放電器において、放電ワイヤ
に圧接するクリーニング部材が設けられたクリーニング
手段を放電ワイヤの張設方向に移動させるために、送り
ネジを用いたものが知られている。この種の放電器にお
いては、クリーニング手段を送りネジに係合させ、送り
ネジを回転させることでクリーニング手段を放電ワイヤ
の張設方向に移動させることができる。ここで、送りネ
ジの駆動力は、例えばモータ出力をギヤ等により減速し
て得ることができる。そして、この種の装置において
は、モータ等の駆動軸の正,逆転、すなわち送りネジの
正,逆転により、クリーニング手段は放電ワイヤの張設
方向において往復移動し、例えば1往復が清掃の1サイ
クルとなる。
【0008】いま、例えば、クリーニング手段のホーム
ポジションが放電器の手前側端部であり、往路(クリー
ニング手段の手前側端部から奥側端部への移動工程)に
おいてはモータの駆動軸を正転させ、復路(クリーニン
グ手段の奥側端部から手前側端部への移動工程)におい
てはモータの駆動軸を逆転させるように設定されてお
り、クリーニング手段がホームポジションから移動を始
めて放電器の奥側端部に到達し、モータの駆動軸の回転
が正転から逆転に切り換わる場合と、その後クリーニン
グ手段がホームポジションに戻り、モータが停止する場
合とを考える。それぞれの場合、クリーニング手段が奥
側端部あるいはホームポジションに到達したと判断し
て、モータの駆動軸の回転を正転から逆転に切り換えあ
るいは停止させる制御を行わなければならない。ここ
で、クリーニング手段が奥側端部あるいはホームポジシ
ョンに到達したことを検知する手段としては、例えばセ
ンサを放電器手前側端部及び奥側端部に設けることが挙
げられる。しかしながら、センサを放電器手前側端部及
び奥側端部に設けて、クリーニング手段が奥側端部ある
いはホームポジションに到達したことを検知させようと
した場合、構造が複雑になり、設計の自由度や信頼性が
低下し、更にはコストが上がるという問題点があった。
【0009】そこで、従来、クリーニング手段の位置検
知用のセンサを設けず、クリーニング手段が移動方向端
部に到達してモータがロックした(駆動軸の回転が拘束
された)ときのロック電流(過負荷電流)により、クリ
ーニング手段が移動方向端部に到達したことを検知する
方法が知られている。この方法においては、モータロッ
ク時の電流はモータ定格負荷時の電流よりも大きくなる
ことを利用している。ところが、この方法によれば、ク
リーニング手段が移動方向端部で、例えば放電器ケーシ
ング側板等に衝突することによる急停止を繰り返すこと
になるため、モータやギヤへの負荷が大きく、経時破損
に到ることがあるという問題点があった。また、クリー
ニング手段の移動方向端部側板への衝突の際に生じるエ
ネルギーがギヤや送りネジ部に応力として保存され、ネ
ジがかみ込んだまま停止するので、再起動に必要なトル
クが大きくなり、再起動不能となる場合があるという問
題点があった。
【0010】そこで、クリーニング手段の移動方向端部
での急停止を柔らげるために、送りネジの端部にゴム製
のスペーサを設け、衝突の際のショックを吸収させるよ
うにしたものが知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
よれば、ゴム製のスペーサの近傍でコロナ放電をしてお
り、コロナ放電により高濃度のオゾンが発生するので、
オゾンによるゴム弾性の低下が経時において心配される
など信頼性が高いとはいえないという問題点があった。
【0012】また、本発明者の実験によれば、ホ−ルポ
ジション又はリタ−ンポジション直前でのクリーニング
手段の移動スピードが大きい程、衝突のショックが大き
く、停止後の再起動に必要なトルクが大きくなる。往,
復駆動スピードが低いとクリーニングに時間がかかる。
一般にクリーナ動作は電源投入時のウォームアップ時に
行なっているので、クリーニング手段の移動スピードを
低くするとウォームアップ時間を長くしてしまう恐れが
ある。
【0013】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、クリーニング手段の移動方向端部におけるスト
ッパへの衝突等による急停止を抑制することを目的とす
る。換言すると急停止による駆動手段の破損を防止し停
止後の再起動を容易にすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様のクリ
−ニング装置は、ケ−シング(2)およびその長手方向に
張設されコロナ放電により帯電又は除電を行う放電ワイ
ヤ(1)を備えるコロナ放電器の、該放電ワイヤ(1)を清掃
するクリーニング部材(3);該クリーニング部材(3)を支
持するクリ−ナホルダ(4);該クリ−ナホルダ(4)を放電
ワイヤ(1)に沿って駆動する、電気モ−タ(6)を含む駆動
手段(5〜8);および、前記電気モ−タ(6)に第1レベル
の駆動電圧(Ea)を印加して計時を開始し、計時値が設定
値(T1)に達すると駆動電圧を第1レベルより低値(Eb)に
切換える駆動制御手段(13);を備える。
【0015】本発明の第2態様のクリ−ニング装置は、
前記電気モ−タ(6)に第1レベルの駆動電圧(Ea)を印加
して計時を開始し、計時値が設定値(T1)に達すると駆動
電圧を低値(0)と高値(Ea)に交互に切換える駆動制御手
段(13);を備える。
【0016】本発明の第3態様のクリ−ニング装置は、
前記電気モ−タ(6)に第1レベルの駆動電圧(Ea)を印加
して電気モ−タ(6)の回転回数(CRn)をカウントし、カウ
ント値が設定値(T1n)に達すると、時系列平均値が第1
レベルの駆動電圧より低くなる電圧(Eb、又は、0とEaの
交互)に駆動電圧を切換える駆動制御手段(13);を備え
る。
【0017】本発明の第4態様のクリ−ニング装置は、
駆動制御手段(13)は、第1レベルの駆動電圧(Ea)より他
(Eb、又は、0とEaの交互)に切換えたときに計時を開始
し、計時値が設定値(T2)に達すると駆動電圧を高値(Ea)
に切換える。
【0018】なお、カッコ内には、理解を容易にするた
めに、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事
項の符号を、参考までに付記した。
【0019】
【作用】本発明の第1態様によれば、駆動制御手段(13)
が、電気モ−タ(6)に第1レベルの駆動電圧(Ea)を印加
して計時を開始し、計時値が設定値(T1)に達すると駆動
電圧を第1レベルより低値(Eb)に切換えるので、クリ−
ナホルダ(4)が停止位置に達するまでに電気モ−タ(6)の
速度が低下しており、クリ−ナホルダ(4)が停止位置の
ストッパに当るときの衝撃が小さい。すなわちクリ−ナ
ホルダ(4)の急停止が抑制されるので、急停止による駆
動手段の破損がなくなり、停止後の再起動が容易にな
る。設定値(T1)の間は電気モ−タ(6)に第1レベルの駆
動電圧(Ea)を印加するので、この間のクリ−ナホルダ
(4)の移動速度が高く、したがってクリ−ニングに要す
る時間は比較的に短い。
【0020】本発明の第2態様によれば、駆動制御手段
(13)が、電気モ−タ(6)に第1レベルの駆動電圧(Ea)を
印加して計時を開始し、計時値が設定値(T1)に達すると
駆動電圧を低値(0)と高値(Ea)に交互に切換えるので、
クリ−ナホルダ(4)が停止位置に達するまでに電気モ−
タ(6)の速度が低下しており、クリ−ナホルダ(4)が停止
位置のストッパに当るときの衝撃が小さい。すなわちク
リ−ナホルダ(4)の急停止が抑制されるので、急停止に
よる駆動手段の破損がなくなり、停止後の再起動が容易
になる。設定値(T1)の間は電気モ−タ(6)に第1レベル
の駆動電圧(Ea)を印加するので、この間のクリ−ナホル
ダ(4)の移動速度が高く、したがってクリ−ニングに要
する時間は比較的に短い。
【0021】本発明の第3態様によれば、駆動制御手段
(13)が、電気モ−タ(6)に第1レベルの駆動電圧(Ea)を
印加して電気モ−タ(6)の回転回数(CRn)をカウントし、
カウント値が設定値(T1n)に達すると、時系列平均値が
第1レベルの駆動電圧より低くなる電圧(Eb、又は、0と
Eaの交互)に駆動電圧を切換えるので、クリ−ナホルダ
(4)が停止位置に達するまでに電気モ−タ(6)の速度が低
下しており、クリ−ナホルダ(4)が停止位置のストッパ
に当るときの衝撃が小さい。すなわちクリ−ナホルダ
(4)の急停止が抑制されるので、急停止による駆動手段
の破損がなくなり、停止後の再起動が容易になる。設定
値(T1)の間は電気モ−タ(6)に第1レベルの駆動電圧(E
a)を印加するので、この間のクリ−ナホルダ(4)の移動
速度が高く、したがってクリ−ニングに要する時間は比
較的に短い。
【0022】本発明の第4態様によれば、駆動制御手段
(13)が、第1レベルの駆動電圧(Ea)より他(Eb、又は、0
とEaの交互)に切換えたときに計時を開始し、計時値が
設定値(T2)に達すると駆動電圧を高値(Ea)に切換えるの
で、クリ−ナホルダ(4)が停止位置に達するまでの設定
値(T2)の間に電気モ−タ(6)の速度が低下している。設
定値(T2)なる時間が経過すると電気モ−タ(6)の駆動電
圧が高値(Ea)に切換えられ電気モ−タ(6)の回転速度が
上昇を始めるが、設定値(T2)なる時間が経過する直前又
は直後にクリ−ナホルダ(4)が停止位置に達するように
設定値(T2)を定めておくことにより、クリ−ナホルダ
(4)の速度が再上昇し始める直前又は直後にクリ−ナホ
ルダ(4)が停止位置に達し、クリ−ナホルダ(4)が停止位
置のストッパに当るときの衝撃が小さい。すなわちクリ
−ナホルダ(4)の急停止が抑制されるので、急停止によ
る駆動手段の破損がなくなり、停止後の再起動が容易に
なる。設定値(T1)の間は電気モ−タ(6)に第1レベルの
駆動電圧(Ea)を印加するので、この間のクリ−ナホルダ
(4)の移動速度が高く、したがってクリ−ニングに要す
る時間は比較的に短い。設定値(T2)なる時間が経過によ
り電気モ−タ(6)の駆動電圧を高値(Ea)に切換えている
ので、クリ−ナホルダ(4)が停止位置のストッパに当っ
たときに電気モ−タ(6)の電流が急上昇し、電気モ−タ
(6)の負荷電流に基づいた停止位置到達検知が容易にな
る。
【0023】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0024】
【実施例】
−第1実施例− 図1の(a)に本発明の第1実施例の外観を、図2にそ
れを装着した電子写真方式の複写機のプリンタ部の外観
を、図2にその一部の拡大図を、図3に該帯電器に接続
された電気要素を、そして図4に、図3に示す制御部1
3の制御動作を、図5には該制御動作によってもたらさ
れるクリ−ナ駆動モ−タ6の印加電圧,モ−タ電流およ
びクリ−ナホルダ4の移動速度を示す。
【0025】コロナ放電器は、図1および図2に示すよ
うに、放電ワイヤ1,筐体に接続されている導電性部材
であるケーシング2,放電ワイヤ1の清掃のためのクリ
ーナパッド3,クリーナパッド3を保持するためのクリ
ーナホルダ4,クリーナホルダ4を放電ワイヤ1に沿っ
て移動させるための送りネジ5,クリーナ駆動モータ
6,ウォーム7およびウォ−ムギア8によって構成され
ている。クリーナホルダ4のクリーナ駆動モータ6側の
位置がクリーナホルダ4の待機位置(ホ−ムポジショ
ン)であり、コロナ放電器のクリーナ駆動モータ6と反
対側の位置がクリーナホルダ4の動作折り返し位置(リ
タ−ンポジション)である。ここでは、待機位置から折
り返し位置への方向をフォワード方向と、折り返し位置
から待機位置への方向をリターン方向と称する。
【0026】クリーナ駆動モータ6がCCW(反時計)
方向に回転すると、ウォーム7およびウォ−ムギア8を
介して送りネジ5が回転し、クリーナホルダ4をフォワ
ード方向へ移動させ、クリーナ駆動モータ6がCW(時
計)方向に回転するとクリーナホルダ4をリターン方向
へ移動させる。
【0027】クリーナホルダ4のスライダ4aには、ク
リ−ナベ−ス4bが取り付けられ、スライダ4aの下方
へ伸びる軸体を中心に回動できる。クリ−ナベ−ス4b
の一端は突起4cになっていて、シ−ルドケ−シング2
に当たる様になっている。この時、図2の(a)に示す
様にクリ−ナベ−ス4bはスライダ4aの円筒部を中心
に回転し、クリーニングパッド3が放電ワイヤ1に当接
し、放電ワイヤ1の清掃を行なう。ホームポジション
(スライダ4aが軸受9Aに当った位置)においては、
クリ−ナベ−ス4bの突起4cはシ−ルドケ−シング2
に設けられたホームポジション検知穴2aに入るので、
クリ−ナベ−ス4bは、ケ−シング2に対して略直交す
る姿勢に戻り、クリーニングパッド3は放電ワイヤ1か
ら離れる。この状態を図2の(b)に示す。
【0028】この時、クリーニングパッド3と放電ワイ
ヤ1の摺動抵抗がなくなるので、モータ6の負荷が軽減
し、モータに流れる電流は低下する。この電流低下を検
知して、その絶対値があらかじめ設定された電流値Is2
(図5の(b))より小さい場合、クリ−ナベ−ス4b
がホームポジションに戻った(スライダ4aが軸受9A
に当った)と判定し、モータ6の通電を停止する。送り
ネジ5のホームポジションとは反対側の位置(リタ−ン
位置)においては、スライダ4aは軸受9Bに衝突し、
止まる。この時モータ電流は上昇する。モータ電流を検
知して、あらかじめ設定された電流Is1(図5の
(b))より大きい場合、クリ−ナベ−ス4bがリタ−
ン位置に立した(スライダ4aが軸受9Bに当った)と
判定し、モータ6の通電を停止し、そして逆回転通電し
て、クリ−ナベ−ス4bをホームポジション(軸受9A
の位置)へ戻す。
【0029】図3を参照すると、チャ−ジャ電源回路1
1が放電ワイヤ1に帯電電圧を出力していると、出力電
流が検出抵抗Rを通り、これによる検出抵抗Rの電圧
(検出電圧)がA/Dコンバータ16に入力される。な
お、この実施例では帯電電圧は負である。通常、A/D
変換された値を目標電圧と等しくなるように制御するこ
とにより定電流制御(または定電圧制御)されるわけで
あるが、コロナ放電器の負荷等の異常により、出力がリ
ーク、あるいは短絡すると負荷電流が正常時よりも極端
に増加したり、連続的ではなくなり、結果的に検出電圧
が異常値となる。制御部13がこの異常値を検知してリ
ークおよび出力短絡を検出する。
【0030】制御部13は、CPUを主体とするもので
あり、放電ワイヤ1をクリ−ニングすべきタイミングに
なると、図4に示す制御動作を行なう。これを以下に説
明するが、図5をも参照されたい。まず、電気モ−タ6
に電圧Eaを印加して、電気モ−タ6の反時計方向(C
CW)の回転駆動(往駆動)を開始する(S1)。そし
て計時カウントを開始する(S2)。そして計時カウン
ト値がT1となるのを待つ(S3)。すなわちクリ−ナ
ホルダ4のスライダ4aが軸受9Bの近く(設定位置)
に達するのを待つ。カウント値がT1になると、モ−タ
6に印加する電圧を高値Eaから低値Ebに切換える
(S4)。これによりクリ−ナホルダ4は減速し始め
る。その後制御部13は、モ−タ6の電流値を繰返し読
込んで、それが過負荷参照値Is1以上になったかをチェ
ックする(S5)。クリ−ナホルダ4のスライダ4aが
軸受9Bに当ってその移動が拘束されることによりモ−
タ6の電流値が急上昇して過負荷参照値Is1以上になる
と、制御部13は、モ−タ6の通電を停止する(S
6)。クリ−ナホルダ4のスライダ4aが軸受9Bに当
るが、このときモ−タ6の印加電圧が低値Ebであるの
でその回転速度は低く、スライダ4aは低速で軸受9B
に当り、したがって、衝撃が小さい。すなわちクリ−ナ
ホルダ4の急停止が抑制されるので、急停止による駆動
手段の破損がなくなり、停止後の再起動が容易になる。
設定値T1の間は電気モ−タ6に高レベルの駆動電圧E
aを印加するので、この間のクリ−ナホルダ4の移動速
度が高く、往路クリ−ニングに要する時間は比較的に短
い。
【0031】次にTdの遅延時間後に(S7,S8)、電
気モ−タ6に電圧Ecを印加して、電気モ−タ6の時計
方向(CW)の回転駆動(復駆動)を開始する(S
9)。その後制御部13は、モ−タ6の電流値を繰返し
読込んで、その絶対値が低負荷参照値Is2以下になった
かをチェックする(S10)。クリ−ナホルダ4のクリ
−ナベ−ス4bの突起4cが検知穴2a(図2の
(a))がはまり込むとスライド負荷が急減してモ−タ
6の電流値が急低下して低負荷参照値Is2以下となる。
これを検知すると制御部13は、モ−タ6の通電を停止
し(S11)、クリ−ニング制御動作を終了する。モ−
タ6の通電を停止した後にスライダ4aが軸受9Aに当
るか、あるいはその直前で停止するので、復路終端(ホ
−ムポジション)での停止時にはほとんど衝突による衝
撃は発生しない。復路でのクリ−ナホルダ4の移動速度
が高く、復路クリ−ニングに要する時間が短い。
【0032】−第2実施例− この第2実施例のハ−ドウェア構成は、第1実施例のも
の(図1〜3)と同じであり、制御部13の制御機能が
異なる。この第2実施例での制御部13の制御動作を図
6に示し、図7には該制御動作によってもたらされるク
リ−ナ駆動モ−タ6の印加電圧,モ−タ電流およびクリ
−ナホルダ4の移動速度を示す。この第2実施例の制御
部13は、モ−タ6に電圧Eaを印加してCCW駆動を
開始してからT1が経過すると、2Δt周期で、Δtの
間はモ−タ6への電圧を遮断し次のΔtの間は電圧Ea
を印加し、これを交互に繰返すパルス通電を行ない(S
S21〜S26)、しかも電圧Eaを印加しているΔt
区間ではモ−タ電流値が過負荷参照値Is1以上になった
かをチェックする(S5)。そしてモ−タ6の電流値が
急上昇して過負荷参照値Is1以上になると、制御部13
は、モ−タ6の通電を停止する(S6)。クリ−ナホル
ダ4のスライダ4aが軸受9Bに当るが、このときモ−
タ6の印加電圧が、時系列平均値で低値(Ea/2)で
あるのでその回転速度は低く、スライダ4aは低速で軸
受9Bに当り、したがって、衝撃が小さい。すなわちク
リ−ナホルダ4の急停止が抑制されるので、急停止によ
る駆動手段の破損がなくなり、停止後の再起動が容易に
なる。設定値T1の間は電気モ−タ6に高レベルの駆動
電圧Eaを印加するので、この間のクリ−ナホルダ4の
移動速度が高く、往路クリ−ニングに要する時間は比較
的に短い。モータ印加電圧を変更する必要がないので、
モータ駆動回路を複雑にしコストアップを招くことなく
駆動手段の破損が防止され、再起動時の負荷が小さくて
済む。
【0033】次にTdの遅延時間後に(S7,S8)、電
気モ−タ6に電圧Ecを印加して、電気モ−タ6の時計
方向(CW)の回転駆動(復駆動)を開始する(S
9)。その後の制御動作は、先に説明した第1実施例の
場合と同様である。
【0034】−第3実施例− この第3実施例のハ−ドウェア構成は、第1実施例のも
の(図1〜3)と同様であるが、図8に示すように、送
りネジ5の、それをケ−シング2と同電位に機器ア−ス
するための板バネ21が接触する位置に、ネジ22が固
着されており、送りネジ5の回転に伴ってこのネジ22
の頭頂面が板バネ21に接触して板バネ21を押し上
げ、これにより送りネジ5の回転負荷が一時的に上昇す
る。この負荷上昇は送りネジ5の1回転につき1回生ず
る。
【0035】この第3実施例での制御部13の制御動作
を図9に示し、図10には該制御動作によってもたらさ
れるクリ−ナ駆動モ−タ6の印加電圧,モ−タ電流およ
びクリ−ナホルダ4の移動速度を示す。この第3実施例
の制御部13は、モ−タ6に電圧Eaを印加してCCW
駆動を開始すると、ネジ22が板バネ21に当ることに
よるモ−タ6の電流値の上昇を検出し、1回の上昇があ
るとカウント値CRnを1インクレメントする(S32
〜S35)。そして1インクレメントする度に、カウン
ト値CRnが、軸受9Bの手前の位置(上述の時間T1
経過後のスライダ4aの位置に相当する位置)対応の値
T1nに達したかをチェックして(S34)、達すると
モ−タ6に印加する電圧を高値Eaから低値Ebに切換
える(S4)。他の制御は上述の第1実施例と同様であ
り、第1実施例と同様な効果が得られる。 送りネジ5
の回転回数によってスライダ4aが軸受9B近傍に達し
たことを知ることができるので、時間で制御する場合の
様にクリーナ動作負荷のバラツキを見込んで、モータ印
加電圧を下げるタイミング(t2)に余裕を持たせる必
要がなく、ロスタイムなしに目的を達する。
【0036】なおこの第3実施例の変形例では、制御部
13は、カウント値CRnがT1nに達すると、第2実
施例と同様に、2Δt周期で、Δtの間はモ−タ6への
電圧を遮断し次のΔtの間は電圧Eaを印加し、これを
交互に繰返すパルス通電を行ない(SS21〜S2
6)、しかも電圧Eaを印加しているΔt区間ではモ−
タ電流値が過負荷参照値Is1以上になったかをチェック
する(S5)。そしてモ−タ6の電流値が急上昇して過
負荷参照値Is1以上になると、制御部13は、モ−タ6
の通電を停止する(S6)。この変形例でも第2実施例
と同様な効果が得られる。
【0037】−第4実施例− この第4実施例のハ−ドウェア構成は、第1実施例のも
の(図1〜3)と同じであり、制御部13の制御機能が
異る。この第4実施例での制御部13の制御動作を図1
1に示し、図12には該制御動作によってもたらされる
クリ−ナ駆動モ−タ6の印加電圧,モ−タ電流およびク
リ−ナホルダ4の移動速度を示す。この第4実施例の制
御部13は、モ−タ6に電圧Eaを印加してCCW駆動
を開始してからT1が経過すると、第1実施例と同様に
印加電圧を高値Eaから低値Ebに切換えるが、その切
換え後も計時を継続して、そして計時値が、スライダ4
aが軸受9Bに当るときの経過時間相当の値T2(設定
値)になるのを待つ(S41)。そして計時値がT2に
なると、印加電圧を低値Ebから高値Eaに切換える
(S42)。そして、モ−タ電流値が過負荷参照値Is1
以上になったかをチェックして(S5)、Is1以上にな
るとモ−タ6の通電を停止する(S6)。他の制御動作
は、上述の第1実施例と同様である。
【0038】この第4実施例では、第1実施例の効果が
同様に得られるのに加えて、第1実施例よりも、過負荷
参照値Is1を、クリ−ニング負荷の上昇をリタ−ン位置
到達と誤検知しないように高い値に設定しうる。また、
低値Ebを第1実施例よりも低い値に設定して、リタ−
ン位置直前でのクリ−ナホルダ4の移動速度を低くし
て、スライダ4aが軸受9Bに当る衝撃を更に小さくし
うる。
【0039】図12において、T2経過時刻t3から通
電停止時刻t4間は、モータにEaが印加され、この
時、スライダ4aが軸受9Bに衝突している(クリーナ
移動速度V=0)ので、モータ軸は回転を止めている。
この時、モータの内部抵抗をR〔Ω〕とすると、次の式
が成り立つ。
【0040】 Ea=Id1・r (オームの法則)・・・(1) ところで、クリーナ停止判定について考えてみる。クリ
ーナ停止はモータ電流設定値Id1に対し、 Id1>Is1 を検知することにより行なわれる。モータのバラツキに
より、rの値にバラツキがあると(1)式よりId1もば
らつく。この時(Id1−Is1)を大きくすれば、検知精
度は向上する。そのためには、Id1を大きくする、あ
るいは、Is1を低く設定する、ことが考えられるが、
案はrを小さくするか、Eaを大きくすれば良い。r
を変更するとモータ仕様が変わってしまうので簡単には
できない。また、Eaを大きくするとモータ回転数が上
がり(直流モータでは印加電圧と回転数はほぼ比例す
る)、クリーナ移動速度が高くなり、スライダ4aの衝
突エネルギーモ大きくなってしまう。案は(Id1−I
s1)を小さくしてしまい、クリ−ニングの過負荷を、ス
トッパ衝突と誤判定してしまう。
【0041】そこで、第4実施例では、上述のように、
スライダ4aが軸受9Bに衝突して停止した後に(又は
その直前に)モータ印加電圧を低値Ebから高値Eaに
上げて、軸受9Bに衝突によるモータの過負荷電流値を
上げ(Id3→Id1)るようにしている。これにより、ス
ライダ4aの衝突スピードは実質上低速(Eb対応)と
したまま、スライダ4a停止の検知精度を高くしてい
る。
【0042】
【発明の効果】クリ−ナホルダ4がストッパ(9B)に
衝突するエネルギーは小さいので、駆動手段の破損がな
く、再起動時の負荷が小さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1実施例の一部分の外観
を示す斜視図であり、(b)は(a)に示すケ−シング
2および送りネジ5を示す平面図である。
【図2】 (a)は図1に示すクリ−ナホルダ4の拡大
平面図であり、(b)は(a)のB−B線断面図であ
る。
【図3】 図1に示すコロナ放電器に接続された電気回
路を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す制御部13の、ワイヤクリ−ニン
グが指示されたときの制御動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図5】 制御部13の、図3に示す制御動作によりも
たらされる、図1に示す電気モ−タ6の印加電圧,通電
電流値およびクリ−ナホルダ4の移動速度を示すタイム
チャ−トである。
【図6】 本発明の第2実施例の制御部13の、ワイヤ
クリ−ニングが指示されたときの制御動作を示すフロ−
チャ−トである。
【図7】 第2実施例の制御部13の、図6に示す制御
動作によりもたらされる、電気モ−タ6の印加電圧,通
電電流値およびクリ−ナホルダ4の移動速度を示すタイ
ムチャ−トである。
【図8】 本発明の第3実施例の、第1実施例の機構部
と異なる機構部分を示す横断面図である。
【図9】 本発明の第3実施例の制御部13の、ワイヤ
クリ−ニングが指示されたときの制御動作を示すフロ−
チャ−トである。
【図10】 第3実施例の制御部13の、図9に示す制
御動作によりもたらされる、電気モ−タ6の印加電圧,
通電電流値およびクリ−ナホルダ4の移動速度を示すタ
イムチャ−トである。
【図11】 本発明の第4実施例の制御部13の、ワイ
ヤクリ−ニングが指示されたときの制御動作を示すフロ
−チャ−トである。
【図12】 第4実施例の制御部13の、図11に示す
制御動作によりもたらされる、電気モ−タ6の印加電
圧,通電電流値およびクリ−ナホルダ4の移動速度を示
すタイムチャ−トである。
【符号の説明】
1:放電ワイヤ 2:ケ−シ
ング 2a:ホ−ムポジション検知穴 3:クリ−
ナパッド 4:クリ−ナホルダ 4a:スラ
イダ 4b:クリ−ナベ−ス 4c:突起 5:送りネジ 6:クリ−
ナ駆動モ−タ 7:ウォ−ムギア 8:ギア 9A,9B:軸受

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ−シングおよびその長手方向に張設さ
    れコロナ放電により帯電又は除電を行う放電ワイヤを備
    えるコロナ放電器の、該放電ワイヤを清掃するクリーニ
    ング部材;該クリーニング部材を支持するクリ−ナホル
    ダ;該クリ−ナホルダを放電ワイヤに沿って駆動する、
    電気モ−タを含む駆動手段;および、 前記電気モ−タに第1レベルの駆動電圧を印加して計時
    を開始し、計時値が設定値に達すると駆動電圧を第1レ
    ベルより低値に切換える駆動制御手段;を備えるコロナ
    放電器のクリ−ニング装置。
  2. 【請求項2】 ケ−シングおよびその長手方向に張設さ
    れコロナ放電により帯電又は除電を行う放電ワイヤを備
    えるコロナ放電器の、該放電ワイヤを清掃するクリーニ
    ング部材;該クリーニング部材を支持するクリ−ナホル
    ダ;該クリ−ナホルダを放電ワイヤに沿って駆動する、
    電気モ−タを含む駆動手段;および、 前記電気モ−タに第1レベルの駆動電圧を印加して計時
    を開始し、計時値が設定値に達すると駆動電圧を低値と
    高値に交互に切換える駆動制御手段;を備えるコロナ放
    電器のクリ−ニング装置。
  3. 【請求項3】 ケ−シングおよびその長手方向に張設さ
    れコロナ放電により帯電又は除電を行う放電ワイヤを備
    えるコロナ放電器の、該放電ワイヤを清掃するクリーニ
    ング部材;該クリーニング部材を支持するクリ−ナホル
    ダ;該クリ−ナホルダを放電ワイヤに沿って駆動する、
    電気モ−タを含む駆動手段;および、 前記電気モ−タに第1レベルの駆動電圧を印加して電気
    モ−タの回転回数をカウントし、カウント値が設定値に
    達すると、時系列平均値が第1レベルの駆動電圧より低
    くなる電圧に駆動電圧を切換える駆動制御手段;を備え
    るコロナ放電器のクリ−ニング装置。
  4. 【請求項4】 駆動制御手段は、第1レベルの駆動電圧
    より他に切換えたときに計時を開始し、計時値が設定値
    に達すると駆動電圧を高値に切換える、請求項1,請求
    項2又は請求項3記載のコロナ放電器のクリ−ニング装
    置。
JP15076294A 1994-07-01 1994-07-01 コロナ放電器のクリ−ニング装置 Pending JPH0815964A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018051916A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018051916A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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