JPH081629A - タイルの乾式成形方法 - Google Patents

タイルの乾式成形方法

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JPH081629A
JPH081629A JP16605994A JP16605994A JPH081629A JP H081629 A JPH081629 A JP H081629A JP 16605994 A JP16605994 A JP 16605994A JP 16605994 A JP16605994 A JP 16605994A JP H081629 A JPH081629 A JP H081629A
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JP
Japan
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tile
molding
mold
hole
elastic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16605994A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Katayama
敬介 片山
Yoshitoku Suzuki
喜得 鈴木
Iwao Nishino
岩夫 西野
Masahiko Ina
正彦 伊奈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOTOO PINION KK
NIPPON MOZAIKU TILE KK
Inax Corp
Original Assignee
GOTOO PINION KK
NIPPON MOZAIKU TILE KK
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タイルの裏面に穴を形成するに際して、その穴
の形成をタイル成形と同時に行えるようにするととも
に、その穴の形態を奥側に拡径部を有するアンダーカッ
ト形態の穴とする。 【構成】下型と枠型とで囲まれた成形空間内にタイルの
原料粉体を充填してこれを上型の下降によって所定タイ
ル形状に成形するに際し、下型の成形面上にピン32を
突出させるとともにピン32の先端に内部中空形態の弾
性体52を装着した状態で原料粉体を加圧し、以てタイ
ル成形と同時にアンダーカット形態の穴をタイル裏面に
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイルの乾式成形方法
に関し、詳しくは成形と同時に裏面に穴開け等凹部形成
を行うタイルの乾式成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイル
の張付施工方法として、タイル裏面に穴を形成してそこ
に固定金具を挿入・固定し、その金具を取付金具にて被
施工面に固定することにより、タイルの張付施工を行う
乾式工法が従来知られている。
【0003】或いはまた、タイル裏面をモルタル等にて
被施工面に固着し、その際に上記穴内に挿入・固定した
金具にワイヤ等の一端を係止するとともに他端をビス等
の止具にてコンクリート躯体等の被施工面に止め付け、
以てタイルの剥落を防止するといったことも従来行われ
ている。
【0004】ところでこの施工法においてタイル裏面に
開けられる穴は、タイル裏面に対して直角且つ真っ直な
穴、即ちその軸心周りの穴内周面がタイル裏面に対して
直角且つ真っ直な形態の穴であり、従ってこの穴内に上
記金具を挿入・固定したとき、穴への金具の固定力を十
分強くすることが難しい問題があった。
【0005】この場合において、上記穴の形態を奥部に
おいて拡がった形態の穴、即ち奥側に拡径部を有する形
態の穴(以下アンダーカット穴と称する)とし、このア
ンダーカット形態の穴内に挿入した金具の奥側の先端部
をその拡径部に係合させるようにすれば、金具の抜けを
確実に防止し得て望ましい。しかしながらこの場合、か
かるアンダーカット形態の穴をどのようにして形成する
かが問題となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような事情
を背景としてなされたものである。而して本願の発明
は、下型と枠型とで囲まれた成形空間内にタイルの原料
粉体を充填し、該原料粉体を上型の下降によって所定タ
イル形状に成形するに際し、前記下型の成形面上に突出
する突出部を設けるとともに該突出部の先端に内部中空
形態の弾性体を装着した状態で前記原料粉体を加圧し、
以てタイル成形と同時に奥側に拡径部を有する形態の凹
部をタイル裏面に形成することを特徴とする(請求項
1)。
【0007】本願の別の発明は、請求項1の成形方法に
おいて、前記弾性体の中空内部に所定のエア圧を供給し
た状態で前記原料粉体の加圧成形を行うことを特徴とす
る(請求項2)。
【0008】本願の更に別の発明は、請求項1又は2の
成形方法において、前記枠型の下端開口を横切るように
設けた、該枠型と一体移動する部材に前記突出部を設け
て該突出部を前記下型に形成した貫通孔より該下型の成
形面上に突出させ、且つ成形したタイルの脱型時におい
て該タイルが該枠型から抜ける以前に該突出部及び前記
弾性体が該タイルの前記凹部より抜けるようにその突出
高さが定められていることを特徴とする(請求項3)。
【0009】
【作用及び発明の効果】請求項1の発明に従ってタイル
を成形した場合、下型の成形面上に突出するピン等突出
部によってタイル成形と同時にタイル裏面に凹部が形成
される。而してその凹部は、加圧時にその加圧力によっ
て突出部先端の弾性体が弾性変形するために、奥部にお
いて拡がった形態の凹部となる。即ち本発明によれば、
タイル成形と同時に奥側に拡径部を有するアンダーカッ
ト形態の穴等凹部を形成できる。
【0010】尚突出部の先端に中実構造の弾性体を装着
した場合にも、奥側に拡径部を有する形態の凹部を形成
することが可能である。しかしながらこの場合、弾性体
の弾性変形量が小さいために奥部が十分に大きく拡がっ
た形態の凹部を得ることができない。
【0011】しかるに本発明では弾性体が内部中空構造
とされているため、加圧時に弾性体が十分大きく弾性変
形し、これにより深いアンダーカット穴等、奥部が十分
に拡がった形態の凹部を得ることができる。従ってかか
る凹部としてタイル裏面にアンダーカット形態の穴を形
成してそこに金具を挿入・固定する場合において、金具
の抜力を十分に大きくすることができ、タイルを張付施
工した場合にタイルの脱落を確実に防止することができ
る。
【0012】請求項2の発明は、上記弾性体の中空内部
に所定のエア圧を供給した状態で原料粉体の加圧成形を
行うもので、本発明によればエア圧のコントロールによ
って弾性体の変形量、即ち上記拡径部の拡径の程度をコ
ントロールすることができる利点が得られる。
【0013】請求項3の発明は、突出部を枠型と一体移
動する状態に設け、そして成形したタイルの脱型時に、
タイルが枠型から離脱する以前に突出部及び弾性体をタ
イルの凹部から抜き出すものである。
【0014】突出部及び弾性体がタイルに形成した凹部
内に入っている状態でタイルが枠型から離脱すると、そ
の際の脱型膨張によってタイルに割れや欠けが生じる恐
れがある。しかるに本発明ではまず突出部及び弾性体が
凹部から抜け出た後にタイルが枠型から離脱するため、
そのような不具合は生じない。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図4において、10は平形状のタイルであっ
て裏面の複数個所に金具の挿入・固定用の穴12が形成
されている。この穴12は行止形態の穴であって、開口
に続くストレート部14、即ち内周面がタイル裏面と直
角な穴の軸心と平行方向にストレートに延びるストレー
ト部14と、奥側の広がり形状の拡径部16とから成っ
ている。
【0016】図2は、このタイル10の成形方法を実施
する際に用いる装置の構成を示している。同図において
18は上型、20は開口22を有する枠型で、24は枠
型20の開口22内に嵌入し、開口22内面とともにタ
イル10の成形空間を形成する下型である。
【0017】上型18には、枠型20の上面に当接する
ストッパブロック26が下向きに固設されている。スト
ッパブロック26の下端は上型18の下面、即ち成形面
より所定距離(図中d)上側に位置させられている。
【0018】枠型20には、その下端開口を横切るよう
に複数(この例では2個)の支持バー28が固設されて
いる。支持バー28は、これに下側から挿通されて枠型
20にねじ込まれたボルト30にて枠型20に固定さ
れ、かかる枠型20と一体に上下動するようになってい
る。
【0019】支持バー28の上面には、複数(この例で
は2個)のピン32が突設され、これらピン32が、下
型24の貫通孔34を抜けて下型24の成形面36上に
突出するようになっている。
【0020】この貫通穴34の下側部分は大径部とされ
ており、この大径部38内に、ピン32の下側の大径部
40が嵌入するようになっている。各ピン32は、下側
から支持バー28に挿通され且つピン32の大径部40
にねじ込まれたボルト42にて各支持バー28に固定さ
れている。
【0021】上記下型24は、支持体44,46を介し
てベース48上に支持されている。支持体44と46と
の間には所定の間隙50が形成されており、この間隙5
0内に上記支持バー28が上下移動可能に位置させられ
ている。
【0022】図1に示しているように、各ピン32の先
端にはゴム弾性体52が装着されている。ゴム弾性体5
2はピン32と同じ太さとされており、且つこの例では
上面が平坦面(他の形態面であっても良い)とされてい
る。ゴム弾性体52は、また、内部中空構造とされてい
る。而してその中空部は横穴54とこれに連通する縦穴
56とからなっており、その縦穴56が、ピン32に形
成されたエア圧供給孔58に連通させられている。
【0023】エア圧供給孔58は、また、管路60を通
じてエア圧供給源62に接続されており、更に管路60
上には開閉弁64とリリーフ弁66とが設けられてい
る。リリーフ弁66は、この例では管路60内のエア圧
を1kgf/cm2に保つものとされている。
【0024】次に、本装置を用いてタイル10を成形す
ると同時に上記アンダーカット形態の穴12を形成する
手順を図3に基づいて具体的に説明する。(I)に示し
ているように下型24を枠型20の開口22内に嵌入さ
せ、且つ上型18を開いた(上昇させた)状態で、下型
24と枠型20とで形成される成形空間内にタイルの原
料粉体66を充填する。このとき各ピン32は、下型2
4の成形面36上に所定高さ突出した状態となってい
る。
【0025】次に(II)に示しているように上型18を
下降させる。このとき上型18の成形面が成形空間内に
一部嵌入した時点で、上記ストッパブロック26が枠型
20の上面に当接し、加圧力を枠型20に伝える。この
結果上型18と枠型20とが共に下降し、成形空間内に
充填された原料粉体66が加圧される。そしてそれらが
予め定められた一定位置まで下降した時点で、原料粉体
66が所定タイル厚にプレス成形される。
【0026】このときタイル10の裏面に穴12が成形
される。具体的には、ピン32によって上記ストレート
部14が、また加圧力によるゴム弾性体52の弾性変形
によって拡径部16が成形される。その際、ゴム弾性体
52は大きく弾性変形することが可能であり、従ってタ
イル10裏面に深いアンダーカット形態の穴12が成形
される。
【0027】次に、上型18を固定したままで更に枠型
20を下降させて行く(III)。このとき先ずピン32
及びゴム弾性体52がタイル10の穴12から抜け出し
(そのようにピン32及びゴム弾性体52の突出高さが
予め定められている)、その後にタイル10が枠型20
から離脱する(IV)。
【0028】即ちタイル10が枠型20から離脱して脱
型膨張する以前に各ピン32及びゴム弾性体52がタイ
ル10の穴12から抜き出されるのであり、従ってピン
32及びゴム弾性体52の存在によって且つタイル10
の脱型膨張によって、タイル10に割れや欠けが生じる
のが防止される。
【0029】以上のように本例によれば通常のタイル成
形と同じ手順でタイル成形と同時にその裏面にアンダー
カット形態の穴12を成形することができ、しかも拡径
部16の拡径度の高い、つまり深いアンダーカット穴を
成形することができる。
【0030】本例では、ピン32の先端に装着されたゴ
ム弾性体52が内部中空構造とされ、且つその中空内部
にエア圧が供給された状態でタイル成形が行われる。そ
の際、エア圧のコントロ−ルによってゴム弾性体52の
変形量を適正変形量に容易にコントロ−ルすることがで
き、従って穴12における拡径部16の形状を容易に所
望形状とすることができる利点がある。
【0031】尚、ゴム弾性体の形状は、図1(B)に示
しているように内部に略半球形状の凹所68を有する形
態のゴム弾性体69とすること或いはその他形態とする
ことも適宜になし得る。
【0032】更には図7に示しているように内部中空の
ゴム弾性体78の上側に鉄板等の板80を固着するとい
ったことも可能である。この場合穴の形態は図7(B)
に示す形態の穴82となる。
【0033】図6は本発明の別の実施例として、タイル
70(図5参照)の裏面に別の形態の凹部、即ちタイル
70裏面に沿って互いに平行に延びる蟻溝72を形成す
る場合の例を示したものである。
【0034】図6に示しているように本例においては支
持バー28上に複数の突条74が互いに平行に突設され
ており、各突条74の先端に断面構造が図1のゴム弾性
体52,69と同様のゴム弾性体76が各突条74の先
端面に沿って固着されている。尚他の構成については上
記実施例と同様であるので詳しい説明は省略する。
【0035】本例の方法の場合、上記実施例と同様の手
順でタイル70成形を行うと同時に、その裏面に互いに
平行に延び且つ断面の奥側に拡径部を有する蟻溝72が
複数同時に成形される。しかも各蟻溝72は拡径部の拡
径度の高い蟻溝となり、モルタル等にてタイル70を湿
式張付施工する際に強い接着力が得られる。
【0036】本例において、図6の(III),(IV)に示し
ているようにタイル70が枠型20から離脱する以前
に、各突条74(ゴム弾性体76を含む)がタイル70
の蟻溝72から抜け出す点で上記実施例と同様であり、
従って脱型に際して各突条74及びゴム弾性体76の存
在によってタイル70が割れたり欠けたりするのが防止
される。
【0037】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明はタイルの裏面に様
々な平面形状の凹部を形成するに際して適用可能である
し、また凹部の形成位置も上記例示した位置に限定され
ない。更に突出部先端に装着するゴム弾性体を内部中空
構造とする場合において、その中空内部にエア圧を封入
した状態とすることも可能であるなど、本発明はその主
旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実
施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例方法であるタイルの乾式成形
方法の要部の説明図である。
【図2】同実施例方法を実施するための装置構成をその
作用とともに示す図である。
【図3】同実施例方法の工程説明図である。
【図4】同実施例方法にて得られるタイルの図である。
【図5】本発明の他の実施例方法にて得られるタイルの
図である。
【図6】図5に示すタイルを成形するための本発明の他
の実施例方法の工程説明図である。
【図7】本発明の他の実施例において用いられる装置の
要部と得られる穴の要部を示す図である。
【符号の説明】
10,70 タイル 12,82 穴 18 上型 20 枠型 24 下型 28 支持バー 32 ピン 36 成形面 52,69,76,78 弾性体 66 原料粉体 72 蟻溝 74 突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 喜得 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 西野 岩夫 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 伊奈 正彦 愛知県常滑市字椎田口51番地 日本モザイ クタイル株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型と枠型とで囲まれた成形空間内にタ
    イルの原料粉体を充填し、該原料粉体を上型の下降によ
    って所定タイル形状に成形するに際し、 前記下型の成形面上に突出する突出部を設けるとともに
    該突出部の先端に内部中空形態の弾性体を装着した状態
    で前記原料粉体を加圧し、以てタイル成形と同時に奥側
    に拡径部を有する形態の凹部をタイル裏面に形成するこ
    とを特徴とするタイルの乾式成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の成形方法において、前記弾性
    体の中空内部に所定のエア圧を供給した状態で前記原料
    粉体の加圧成形を行うことを特徴とするタイルの乾式成
    形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の成形方法において、前
    記枠型の下端開口を横切るように設けた、該枠型と一体
    移動する部材に前記突出部を設けて該突出部を前記下型
    に形成した貫通孔より該下型の成形面上に突出させ、且
    つ成形したタイルの脱型時において該タイルが該枠型か
    ら抜ける以前に該突出部及び前記弾性体が該タイルの前
    記凹部より抜けるようにその突出高さが定められている
    ことを特徴とするタイルの乾式成形方法。
JP16605994A 1994-06-24 1994-06-24 タイルの乾式成形方法 Pending JPH081629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090478A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Maezawa Ind Inc 型成形板の成形装置および型成形板の製造方法
JP2018030343A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 ケイミュー株式会社 成形型および半貫通穴を有する成形品の製造方法

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