JPH08163928A - 茸の栽培方法 - Google Patents
茸の栽培方法Info
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- JPH08163928A JPH08163928A JP6310200A JP31020094A JPH08163928A JP H08163928 A JPH08163928 A JP H08163928A JP 6310200 A JP6310200 A JP 6310200A JP 31020094 A JP31020094 A JP 31020094A JP H08163928 A JPH08163928 A JP H08163928A
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人工培地を用いる茸の栽培において、重労働
の必要又は製品の市場価値の低下という欠点を伴わず、
また通水穴の目づまりも生じることなしに、茸の成育に
必要な水分を簡便にブロック状の茸菌培養体に補給する
茸の栽培方法を提供することを目的とする。 【構成】 プラスチックフィルムよりなる袋状で側面の
一部分が雑菌遮断性多孔質シートで構成されている茸菌
培養袋内に培地を充填し滅菌後茸菌を接種し培地中に茸
菌糸を繁殖させることにより得られるブロック状の茸菌
培養体を培養袋から取り出し空気中で茸を成育させる方
法において、抗菌性材料製細管又は抗菌性材料よりなる
通水性被覆を設けた細管をブロック状の茸菌培養体の周
面から茸菌培養体内部へ挿入し、その細管を通して茸菌
培養体に水を供給する。
の必要又は製品の市場価値の低下という欠点を伴わず、
また通水穴の目づまりも生じることなしに、茸の成育に
必要な水分を簡便にブロック状の茸菌培養体に補給する
茸の栽培方法を提供することを目的とする。 【構成】 プラスチックフィルムよりなる袋状で側面の
一部分が雑菌遮断性多孔質シートで構成されている茸菌
培養袋内に培地を充填し滅菌後茸菌を接種し培地中に茸
菌糸を繁殖させることにより得られるブロック状の茸菌
培養体を培養袋から取り出し空気中で茸を成育させる方
法において、抗菌性材料製細管又は抗菌性材料よりなる
通水性被覆を設けた細管をブロック状の茸菌培養体の周
面から茸菌培養体内部へ挿入し、その細管を通して茸菌
培養体に水を供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は茸、特に椎茸の栽培方
法に関するものである。
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】椎茸の栽培には、榾木を用いる伝統的方
法のほか、プラスチックフィルムよりなる培養袋におが
くず及び米糠、ふすま等を主成分とする培地を充填し滅
菌後椎茸菌を接種し培地中に椎茸菌糸を繁殖させること
により得られるブロック状の椎茸菌培養体を培養袋から
取り出し空気中で椎茸を成育させる方法がある。プラス
チックフィルムよりなる袋は軽量で取り扱い易いので近
年広く用いられている。代表的な例として実公昭57−
22518号にはプラスチックフィルムの一部分が穴径
0.02〜0.4μの多孔プラスチックフィルムである
フィルムよりなる培養袋が提案されている。孔径0.0
2〜0.4μの多孔プラスチツクフイルムは、椎茸菌糸
の繁殖に必要な空気の流通を阻害せずに雑菌の進入を阻
止する。
法のほか、プラスチックフィルムよりなる培養袋におが
くず及び米糠、ふすま等を主成分とする培地を充填し滅
菌後椎茸菌を接種し培地中に椎茸菌糸を繁殖させること
により得られるブロック状の椎茸菌培養体を培養袋から
取り出し空気中で椎茸を成育させる方法がある。プラス
チックフィルムよりなる袋は軽量で取り扱い易いので近
年広く用いられている。代表的な例として実公昭57−
22518号にはプラスチックフィルムの一部分が穴径
0.02〜0.4μの多孔プラスチックフィルムである
フィルムよりなる培養袋が提案されている。孔径0.0
2〜0.4μの多孔プラスチツクフイルムは、椎茸菌糸
の繁殖に必要な空気の流通を阻害せずに雑菌の進入を阻
止する。
【0003】培地中に十分に椎茸菌糸が繁殖すると、培
地は菌糸で結合されてブロック状の椎茸菌培養体にな
り、その周面が褐変して雑菌が培養体内部へ侵入するの
を防止するようになるので、これを袋から取り出し空気
中で椎茸を成育させる。袋から取り出せば椎茸は椎茸菌
培養体の上部のみならず側面からも発生し成育するので
効率が良い。
地は菌糸で結合されてブロック状の椎茸菌培養体にな
り、その周面が褐変して雑菌が培養体内部へ侵入するの
を防止するようになるので、これを袋から取り出し空気
中で椎茸を成育させる。袋から取り出せば椎茸は椎茸菌
培養体の上部のみならず側面からも発生し成育するので
効率が良い。
【0004】椎茸が所望の大きさに成育したら収穫する
が、第1回の収穫後の椎茸菌培養体からは更に椎茸が発
生し成育するので、培地から栄養が供給される限り、複
数回の椎茸栽培を行うことができる。しかしその場合は
ブロック状の椎茸菌培養体に次回の椎茸の成育に必要な
水分を補給する必要がある。
が、第1回の収穫後の椎茸菌培養体からは更に椎茸が発
生し成育するので、培地から栄養が供給される限り、複
数回の椎茸栽培を行うことができる。しかしその場合は
ブロック状の椎茸菌培養体に次回の椎茸の成育に必要な
水分を補給する必要がある。
【0005】ブロック状の椎茸菌培養体に水を補給する
方法としては、椎茸を収穫した後のブロック状の椎茸菌
培養体を水槽に入れ、上から重石を載せて水中に浸漬し
放置して次回の椎茸の成育に必要な水分を吸収させる方
法がある。この方法は椎茸菌培養体を栽培場所から水槽
中へ移動し、重石を載せ、吸水後は重石を除けて、再び
栽培場所へ移動するという重労働を繰り返す必要がある
ので労働コストが増加する。別法として椎茸菌培養体を
栽培場所に置いたままシャワーで水をかける方法がある
が、この方法では必要な水分を一時に補給することがで
きないので椎茸の成育中も水を補給する必要があり、成
育中の椎茸の上から繰り返し水をかけることになるので
収穫された椎茸は水っぽく市場価値が低くなる。
方法としては、椎茸を収穫した後のブロック状の椎茸菌
培養体を水槽に入れ、上から重石を載せて水中に浸漬し
放置して次回の椎茸の成育に必要な水分を吸収させる方
法がある。この方法は椎茸菌培養体を栽培場所から水槽
中へ移動し、重石を載せ、吸水後は重石を除けて、再び
栽培場所へ移動するという重労働を繰り返す必要がある
ので労働コストが増加する。別法として椎茸菌培養体を
栽培場所に置いたままシャワーで水をかける方法がある
が、この方法では必要な水分を一時に補給することがで
きないので椎茸の成育中も水を補給する必要があり、成
育中の椎茸の上から繰り返し水をかけることになるので
収穫された椎茸は水っぽく市場価値が低くなる。
【0006】そこで椎茸菌培養体内部へ直接水を注入す
る方法として、実公平4−666号公報には、多数の液
体注入穴を形成した注入基盤と、前記各液体注入穴に液
体源から供給される液体を注入するための注液ノズル
と、該注液ノズルを順次前記各液体注入穴に合致させる
如く移動せしめるための直交座標ロボットと、該直交座
標ロボットの作動を制御するとともに前記注液ノズルへ
の1回当りの液体供給量を一定量に制御するコントロー
ラとを備え、さらに前記各液体注入穴と茸菌育成用の各
培地とをそれぞれパイプで個別に接続するとともに、前
記各パイプの先端に、該パイプ先端から吐出される液体
を培地中の広範囲の方向に向けて分散せしめる作用をす
る液体分散部材、例えば多数の小径の放水穴が形成され
ている横長の筒形容器又はロックウール、を設けた茸培
地栽培における培地への液体供給装置が開示されてい
る。また特開平6−209651号には、培養袋から取
り出した椎茸菌培養体を予め支持台上の所定位置に垂直
に固定した先端は閉じた針状とし側面に開口を設けた細
管の上から押しつけて、椎茸菌培養体の栽培位置への配
置と細管の挿入を同時に行うと共に、溢水口を設けた水
タンクからの導管に設けた給水口に前記細管を接続し、
一定水圧の水を細管に供給し、その細管を通して椎茸菌
培養体に水を供給する椎茸の栽培方法が開示されてい
る。しかしこれらの方法は、最初のうちは効果があるも
のの、時間の経過と共に菌糸が更に増殖し、液体分散部
材における放水穴又は注水用の細管の穴を覆ったり、穴
の内部まで菌糸が侵入したりして穴の目づまりを生じ通
水性が悪化する結果、次第に水分の補給が困難になる。
る方法として、実公平4−666号公報には、多数の液
体注入穴を形成した注入基盤と、前記各液体注入穴に液
体源から供給される液体を注入するための注液ノズル
と、該注液ノズルを順次前記各液体注入穴に合致させる
如く移動せしめるための直交座標ロボットと、該直交座
標ロボットの作動を制御するとともに前記注液ノズルへ
の1回当りの液体供給量を一定量に制御するコントロー
ラとを備え、さらに前記各液体注入穴と茸菌育成用の各
培地とをそれぞれパイプで個別に接続するとともに、前
記各パイプの先端に、該パイプ先端から吐出される液体
を培地中の広範囲の方向に向けて分散せしめる作用をす
る液体分散部材、例えば多数の小径の放水穴が形成され
ている横長の筒形容器又はロックウール、を設けた茸培
地栽培における培地への液体供給装置が開示されてい
る。また特開平6−209651号には、培養袋から取
り出した椎茸菌培養体を予め支持台上の所定位置に垂直
に固定した先端は閉じた針状とし側面に開口を設けた細
管の上から押しつけて、椎茸菌培養体の栽培位置への配
置と細管の挿入を同時に行うと共に、溢水口を設けた水
タンクからの導管に設けた給水口に前記細管を接続し、
一定水圧の水を細管に供給し、その細管を通して椎茸菌
培養体に水を供給する椎茸の栽培方法が開示されてい
る。しかしこれらの方法は、最初のうちは効果があるも
のの、時間の経過と共に菌糸が更に増殖し、液体分散部
材における放水穴又は注水用の細管の穴を覆ったり、穴
の内部まで菌糸が侵入したりして穴の目づまりを生じ通
水性が悪化する結果、次第に水分の補給が困難になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、人工培地を
用いる茸の栽培において、重労働の必要又は製品の市場
価値の低下という欠点を伴わず、また通水穴の目づまり
も生じることなしに、茸の成育に必要な水分を簡便にブ
ロック状の茸菌培養体に補給する茸の栽培方法を提供す
ることを目的とする。
用いる茸の栽培において、重労働の必要又は製品の市場
価値の低下という欠点を伴わず、また通水穴の目づまり
も生じることなしに、茸の成育に必要な水分を簡便にブ
ロック状の茸菌培養体に補給する茸の栽培方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる茸の栽培
方法は、プラスチックフィルムよりなる袋状で側面の一
部分が雑菌遮断性多孔質シートで構成されている茸菌培
養袋内に培地を充填し滅菌後茸菌を接種し培地中に茸菌
糸を繁殖させることにより得られるブロック状の茸菌培
養体を培養袋から取り出し空気中で茸を成育させる方法
において、抗菌性材料製細管又は抗菌性材料よりなる通
水性被覆を設けた細管をブロック状の茸菌培養体の周面
から茸菌培養体内部へ挿入し、その細管を通して茸菌培
養体に水を供給することを特徴とする。
方法は、プラスチックフィルムよりなる袋状で側面の一
部分が雑菌遮断性多孔質シートで構成されている茸菌培
養袋内に培地を充填し滅菌後茸菌を接種し培地中に茸菌
糸を繁殖させることにより得られるブロック状の茸菌培
養体を培養袋から取り出し空気中で茸を成育させる方法
において、抗菌性材料製細管又は抗菌性材料よりなる通
水性被覆を設けた細管をブロック状の茸菌培養体の周面
から茸菌培養体内部へ挿入し、その細管を通して茸菌培
養体に水を供給することを特徴とする。
【0009】これを椎茸を栽培する場合を例として具体
的に説明する。プラスチックフィルムよりなる袋状で側
面の一部分が雑菌遮断性多孔質シートで構成されている
茸菌培養袋内に培地、例えばおがくず及び米糠、ふすま
を主成分とする培地を充填し滅菌後椎茸菌を接種し培地
中に椎茸菌糸を繁殖させることにより得られるブロック
状の椎茸菌培養体を培養袋から取り出し空気中で椎茸を
成育させる方法はすでに普及しているが、これを添付図
面により説明すると、図1に示すごとくプラスチックフ
ィルムよりなる袋状で袋の側面の一部分が雑菌遮断性多
孔質シート1で構成されている培養袋2内に、栄養基と
しておがくず及び米糠、ふすまを主成分とする培地3を
充填し、培地に椎茸菌を接種する。おがくず及び米糠を
主成分とする培地には雑菌が存在するので椎茸菌を接種
する前に培地を蒸気殺菌処理する必要があるが、この培
地を蒸気殺菌処理する時期は、培養袋2をシール(シー
ル部分4)する前でも後でも良い。前者の場合は培地を
充填した培養袋を蒸気殺菌処理してから袋の上部を開け
椎茸菌を接種した後、シールを実施する。しかしこの場
合は椎茸菌接種時に雑菌が侵入する恐れがあるので、後
者の方法、すなわち培地を充填した培養袋をシールして
から蒸気殺菌処理し、注射器などを用いて椎茸菌を培地
に接種する方法が好ましい。
的に説明する。プラスチックフィルムよりなる袋状で側
面の一部分が雑菌遮断性多孔質シートで構成されている
茸菌培養袋内に培地、例えばおがくず及び米糠、ふすま
を主成分とする培地を充填し滅菌後椎茸菌を接種し培地
中に椎茸菌糸を繁殖させることにより得られるブロック
状の椎茸菌培養体を培養袋から取り出し空気中で椎茸を
成育させる方法はすでに普及しているが、これを添付図
面により説明すると、図1に示すごとくプラスチックフ
ィルムよりなる袋状で袋の側面の一部分が雑菌遮断性多
孔質シート1で構成されている培養袋2内に、栄養基と
しておがくず及び米糠、ふすまを主成分とする培地3を
充填し、培地に椎茸菌を接種する。おがくず及び米糠を
主成分とする培地には雑菌が存在するので椎茸菌を接種
する前に培地を蒸気殺菌処理する必要があるが、この培
地を蒸気殺菌処理する時期は、培養袋2をシール(シー
ル部分4)する前でも後でも良い。前者の場合は培地を
充填した培養袋を蒸気殺菌処理してから袋の上部を開け
椎茸菌を接種した後、シールを実施する。しかしこの場
合は椎茸菌接種時に雑菌が侵入する恐れがあるので、後
者の方法、すなわち培地を充填した培養袋をシールして
から蒸気殺菌処理し、注射器などを用いて椎茸菌を培地
に接種する方法が好ましい。
【0010】蒸気殺菌処理としては100℃前後の水蒸
気を用いる常圧蒸気殺菌又は120〜125℃の水蒸気
を用いる高圧蒸気殺菌が一般に行われている。処理時間
は袋の大きさ、従って培地の充填量によって異なるが、
培地量が2.5Kgの場合、昇温及び降温時間を含めて
常圧蒸気殺菌では7時間、高圧蒸気殺菌では5時間とす
るのが標準的である。
気を用いる常圧蒸気殺菌又は120〜125℃の水蒸気
を用いる高圧蒸気殺菌が一般に行われている。処理時間
は袋の大きさ、従って培地の充填量によって異なるが、
培地量が2.5Kgの場合、昇温及び降温時間を含めて
常圧蒸気殺菌では7時間、高圧蒸気殺菌では5時間とす
るのが標準的である。
【0011】茸菌培養袋に用いる雑菌遮断性多孔質シー
トとしては雑菌の侵入を遮断する一方通気性に優れたも
のが好ましい。具体的には、最大孔径0.02×0.2
ミクロン乃至0.04×0.4ミクロンのマイクロポー
ラスポリプロピレンフィルム(商品名:セラガード;米
国セラニーズ社製)を用いることが望ましい。
トとしては雑菌の侵入を遮断する一方通気性に優れたも
のが好ましい。具体的には、最大孔径0.02×0.2
ミクロン乃至0.04×0.4ミクロンのマイクロポー
ラスポリプロピレンフィルム(商品名:セラガード;米
国セラニーズ社製)を用いることが望ましい。
【0012】培地3中に十分に椎茸菌糸が繁殖すると、
培地3は菌糸で結合されてブロック状の椎茸菌培養体
(図2の3’)になり、雑菌の影響を受ける恐れもなく
なるので、これを袋から取り出し図2又は図3に示すご
とく適当な支持台5上に配置し空気中で椎茸を成育させ
る。袋から取り出せば椎茸6は椎茸菌培養体の上部のみ
ならず側面からも発生し成育するので効率が良い。
培地3は菌糸で結合されてブロック状の椎茸菌培養体
(図2の3’)になり、雑菌の影響を受ける恐れもなく
なるので、これを袋から取り出し図2又は図3に示すご
とく適当な支持台5上に配置し空気中で椎茸を成育させ
る。袋から取り出せば椎茸6は椎茸菌培養体の上部のみ
ならず側面からも発生し成育するので効率が良い。
【0013】以上は従来普及している茸菌培養袋を用い
る椎茸の栽培方法であるが、本発明においては、図2又
は図3に示すように、抗菌性材料製細管7又は抗菌性材
料よりなる通水性被覆8を設けた細管7をブロック状の
茸菌培養体3’の周面から茸菌培養体内部へ挿入し、そ
の細管7を通して茸菌培養体3’に水を供給する。茸菌
培養体3’の周面とは、上面、底面、側面のいずれでも
良いが、図2又は図3では上面から細管7を挿入する場
合を示した。
る椎茸の栽培方法であるが、本発明においては、図2又
は図3に示すように、抗菌性材料製細管7又は抗菌性材
料よりなる通水性被覆8を設けた細管7をブロック状の
茸菌培養体3’の周面から茸菌培養体内部へ挿入し、そ
の細管7を通して茸菌培養体3’に水を供給する。茸菌
培養体3’の周面とは、上面、底面、側面のいずれでも
良いが、図2又は図3では上面から細管7を挿入する場
合を示した。
【0014】細管7に水を供給する手段としては、例え
ば別個に設けた水タンク9からの導管10に設けた給水
口11と接続する。給水口11と細管7との接続部をゴ
ム管12にすれば、不使用時にはクリップ等を用いるこ
とにより簡単に水の供給を停止でできる。水タンク9に
は溢水口13を設ける一方、常時水14を水タンク9に
供給するようにすれば、常に一定水圧の水を細管7に供
給でき、この細管を通して椎茸菌培養体に水を供給する
ことができる。
ば別個に設けた水タンク9からの導管10に設けた給水
口11と接続する。給水口11と細管7との接続部をゴ
ム管12にすれば、不使用時にはクリップ等を用いるこ
とにより簡単に水の供給を停止でできる。水タンク9に
は溢水口13を設ける一方、常時水14を水タンク9に
供給するようにすれば、常に一定水圧の水を細管7に供
給でき、この細管を通して椎茸菌培養体に水を供給する
ことができる。
【0015】細管7の先端が開口していると、挿入時に
その部分から培地の一部が管内に侵入し細管を閉塞する
恐れがあるので、先端は閉じた針状とし側面に開口15
を設けたものが良い。開口の径及び数は、椎茸菌培養体
の大きさに応じて適宜定めれば良い。
その部分から培地の一部が管内に侵入し細管を閉塞する
恐れがあるので、先端は閉じた針状とし側面に開口15
を設けたものが良い。開口の径及び数は、椎茸菌培養体
の大きさに応じて適宜定めれば良い。
【0016】第1回の椎茸の成育は当初倍地中に存在す
る水分を利用するので、必ずしも最初から水を補給する
必要はないが、気温や椎茸の成育状況に応じて適宜水を
補給すれば良い。
る水分を利用するので、必ずしも最初から水を補給する
必要はないが、気温や椎茸の成育状況に応じて適宜水を
補給すれば良い。
【0017】またブロック状の椎茸菌培養体3’を縦に
複数個積み上げて椎茸栽培を行う場合もあるが、その場
合は細管をブロック状の椎茸菌培養体の側面から挿入
し、その細管を通して椎茸菌培養体に水を供給するよう
にすれば良い。
複数個積み上げて椎茸栽培を行う場合もあるが、その場
合は細管をブロック状の椎茸菌培養体の側面から挿入
し、その細管を通して椎茸菌培養体に水を供給するよう
にすれば良い。
【0018】細管を構成する抗菌性材料としては、銀、
銅、亜鉛のような抗菌性金属が挙げられる。通水性被覆
を構成する抗菌性材料としては、内部に硫化銅を形成さ
せた抗菌繊維、抗菌性ゼオライトを練り込んだ抗菌繊
維、抗菌剤を化学的に結合した抗菌繊維、脂肪族第4級
アンモニウム塩、有機シリコン第4級アンモニウム塩な
どの抗菌剤で処理した抗菌繊維等が挙げられる。
銅、亜鉛のような抗菌性金属が挙げられる。通水性被覆
を構成する抗菌性材料としては、内部に硫化銅を形成さ
せた抗菌繊維、抗菌性ゼオライトを練り込んだ抗菌繊
維、抗菌剤を化学的に結合した抗菌繊維、脂肪族第4級
アンモニウム塩、有機シリコン第4級アンモニウム塩な
どの抗菌剤で処理した抗菌繊維等が挙げられる。
【0019】細管7自体を抗菌性材料で構成した場合は
図2に示すように細管7をそのままブロック状の椎茸菌
培養体に挿入し通水すれば良いが、細管7として鉄パイ
プ、アルミニウムパイプのような非抗菌性材料を使用し
た場合は、図2に示すように細管7の周囲に前記の抗菌
繊維よりなる布を巻くなどして通水性被覆8を設けた状
態でブロック状の椎茸菌培養体に挿入し通水する。この
場合は適当な大きさの治具などを用いて椎茸菌培養体に
予め挿入孔を設けておいた方が挿入が容易になる。
図2に示すように細管7をそのままブロック状の椎茸菌
培養体に挿入し通水すれば良いが、細管7として鉄パイ
プ、アルミニウムパイプのような非抗菌性材料を使用し
た場合は、図2に示すように細管7の周囲に前記の抗菌
繊維よりなる布を巻くなどして通水性被覆8を設けた状
態でブロック状の椎茸菌培養体に挿入し通水する。この
場合は適当な大きさの治具などを用いて椎茸菌培養体に
予め挿入孔を設けておいた方が挿入が容易になる。
【0020】ブロック状の椎茸菌培養体に接触する部分
が抗菌性材料よりなるので、細管又は通水性被覆の通水
穴が菌糸で閉塞されることがない。
が抗菌性材料よりなるので、細管又は通水性被覆の通水
穴が菌糸で閉塞されることがない。
【0021】
【発明の効果】椎茸の複数回成育に必要な水分は、ブロ
ック状の茸菌培養体を栽培位置に置いたまま細管の通水
穴を経て内部へ補給され、しかも菌糸の成育による通水
穴の目づまりを生じないので、重労働の必要又は製品の
品質、すなわち市場価値の低下という欠点を伴わずに、
補給することができる。
ック状の茸菌培養体を栽培位置に置いたまま細管の通水
穴を経て内部へ補給され、しかも菌糸の成育による通水
穴の目づまりを生じないので、重労働の必要又は製品の
品質、すなわち市場価値の低下という欠点を伴わずに、
補給することができる。
【図1】茸菌培養体を成育させる工程を説明するための
図である。
図である。
【図2】茸菌培養体から茸を成育させる工程を説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】茸菌培養体から茸を成育させる工程の異なる実
施態様を説明するための図である。
施態様を説明するための図である。
1 雑菌遮断性多孔質シート 2 培養袋 3 培地 3’ ブロック状の椎茸菌培養体 4 シール部分 5 支持台 6 椎茸 7 抗菌性材料製細管 8 抗菌性材料よりなる通水性被覆 9 水タンク 10 導管 11 給水口 12 ゴム管 13 溢水口 14 水 15 細管側面の開口
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチックフィルムよりなる袋状で側面
の一部分が雑菌遮断性多孔質シートで構成されている茸
菌培養袋内に培地を充填し滅菌後茸菌を接種し培地中に
茸菌糸を繁殖させることにより得られるブロック状の茸
菌培養体を培養袋から取り出し空気中で茸を成育させる
方法において、抗菌性材料製細管又は抗菌性材料よりな
る通水性被覆を設けた細管をブロック状の茸菌培養体の
周面から茸菌培養体内部へ挿入し、その細管を通して茸
菌培養体に水を供給することを特徴とする茸の栽培方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6310200A JPH08163928A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 茸の栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6310200A JPH08163928A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 茸の栽培方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08163928A true JPH08163928A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18002390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6310200A Pending JPH08163928A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 茸の栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08163928A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102668877A (zh) * | 2012-04-20 | 2012-09-19 | 山西省农业科学院试验研究中心 | 食用菌加长栽培袋接种强筋注水一体化装置 |
| CN103843578A (zh) * | 2012-12-03 | 2014-06-11 | 天津中亿菌业有限公司 | 一种保水供养聚丙烯桶栓的制备及其应用 |
| CN103843579A (zh) * | 2012-12-03 | 2014-06-11 | 天津中亿菌业有限公司 | 一种育菇管理期保水供养泥膏的制备及其应用 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP6310200A patent/JPH08163928A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102668877A (zh) * | 2012-04-20 | 2012-09-19 | 山西省农业科学院试验研究中心 | 食用菌加长栽培袋接种强筋注水一体化装置 |
| CN103843578A (zh) * | 2012-12-03 | 2014-06-11 | 天津中亿菌业有限公司 | 一种保水供养聚丙烯桶栓的制备及其应用 |
| CN103843579A (zh) * | 2012-12-03 | 2014-06-11 | 天津中亿菌业有限公司 | 一种育菇管理期保水供养泥膏的制备及其应用 |
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