JPH0816544B2 - 空気調和機用赤外線検出装置 - Google Patents
空気調和機用赤外線検出装置Info
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- JPH0816544B2 JPH0816544B2 JP64000779A JP77989A JPH0816544B2 JP H0816544 B2 JPH0816544 B2 JP H0816544B2 JP 64000779 A JP64000779 A JP 64000779A JP 77989 A JP77989 A JP 77989A JP H0816544 B2 JPH0816544 B2 JP H0816544B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、空調室内の温度分布や人の位置の検出等
を行うために用いられる空気調和機用赤外線検出装置に
関するものである。
を行うために用いられる空気調和機用赤外線検出装置に
関するものである。
(従来の技術) 空気調和機用赤外線検出装置を装備した空気調和機の
従来例として、例えば特開昭61−195232号公報記載の装
置を挙げることができる。その装置においては、壁面に
据付けられた空気調和機の室内機からの前後、また左右
方向に室内を複数の領域に区画し、各領域にそれぞれ対
応させて複数の熱電形赤外線センサを上記室内機内に設
けている。そして各領域から到来する赤外線によって各
領域毎の床面等の温度を測定し、この測定結果を基に上
記室内機からの吹出風の吹出方向を制御して室内の温度
分布を均一にするようになされている。
従来例として、例えば特開昭61−195232号公報記載の装
置を挙げることができる。その装置においては、壁面に
据付けられた空気調和機の室内機からの前後、また左右
方向に室内を複数の領域に区画し、各領域にそれぞれ対
応させて複数の熱電形赤外線センサを上記室内機内に設
けている。そして各領域から到来する赤外線によって各
領域毎の床面等の温度を測定し、この測定結果を基に上
記室内機からの吹出風の吹出方向を制御して室内の温度
分布を均一にするようになされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記のような温度測定に用いる熱電形赤外線
センサは比較的高価な部品であり、上記装置では、室内
の区画領域にそれぞれ対応させて赤外線センサを複数設
ける構成であるために、製作費が高くなるという問題が
ある。
センサは比較的高価な部品であり、上記装置では、室内
の区画領域にそれぞれ対応させて赤外線センサを複数設
ける構成であるために、製作費が高くなるという問題が
ある。
一方、近年においては焦電形赤外線センサを用いて、
被検出領域内における人の存在を判別するための人検知
装置が実用化されている。上記焦電形赤外線センサは入
射赤外線量の変化に感応するものであって、被検出領域
内に人がいる場合、この人からの体温相当の赤外線の入
射量が人の動きに伴って変化することから、この変化に
応じる出力が上記センサで発生される。そしてこのよう
な人検知装置を空気調和機に内装し、室内の区画領域毎
の人の存在を判別していくことによって人の位置を検出
することが可能となり、この結果、前記の熱電形赤外線
センサによる室内温度分布の測定結果と共に、上記焦電
形赤外線センサによる人の検出位置とに基づいて例えば
吹出風の風向制御を行うことによって快適性をより向上
することが可能となる。しかしながらこのように人検出
のための赤外線センサを別途設ける場合にはさらに製作
費が高くなる。
被検出領域内における人の存在を判別するための人検知
装置が実用化されている。上記焦電形赤外線センサは入
射赤外線量の変化に感応するものであって、被検出領域
内に人がいる場合、この人からの体温相当の赤外線の入
射量が人の動きに伴って変化することから、この変化に
応じる出力が上記センサで発生される。そしてこのよう
な人検知装置を空気調和機に内装し、室内の区画領域毎
の人の存在を判別していくことによって人の位置を検出
することが可能となり、この結果、前記の熱電形赤外線
センサによる室内温度分布の測定結果と共に、上記焦電
形赤外線センサによる人の検出位置とに基づいて例えば
吹出風の風向制御を行うことによって快適性をより向上
することが可能となる。しかしながらこのように人検出
のための赤外線センサを別途設ける場合にはさらに製作
費が高くなる。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目
的は、室内における温度の検出と人の位置の検出とをよ
り安価な構成でなし得る空気調和機用赤外線検出装置を
提供することにある。
的は、室内における温度の検出と人の位置の検出とをよ
り安価な構成でなし得る空気調和機用赤外線検出装置を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明の空気調和機用赤外線検出装置は、入
射赤外線量の変化に感応する一個の赤外線センサ3と、
複数の領域A〜Fに区画される室内からの赤外線を上記
各領域A〜F毎にそれぞれ上記赤外線センサ3に集光さ
せる複数の偏光部5a〜5fを有する集光手段5と、上記各
領域A〜Fからの上記赤外線センサ3への各集光径路間
を移動すると共に透過窓8、9を有する切換部材6とを
設けて、上記透過窓8、9を上記各集光径路の中の一つ
の集光径路上の透過位置に位置させたときに、この集光
径路内の赤外線のみが上記透過窓8、9を透過して上記
赤外線センサ3に集光すべく構成し、さらに、室内から
の上記赤外線センサ3への集光赤外線の入射を遮断する
非透過位置から上記透過位置に上記透過窓8、9を位置
させたときの上記赤外線センサ3への集光赤外線の入射
開始時に応ずるこの赤外線センサ3の出力変化の安定化
後の出力から人の存在を判別する人検出手段33を設ける
と共に、上記入射開始時に応ずる上記赤外線センサ3の
出力変化から赤外線放射物の温度を求める温度検出手段
34を設けている。
射赤外線量の変化に感応する一個の赤外線センサ3と、
複数の領域A〜Fに区画される室内からの赤外線を上記
各領域A〜F毎にそれぞれ上記赤外線センサ3に集光さ
せる複数の偏光部5a〜5fを有する集光手段5と、上記各
領域A〜Fからの上記赤外線センサ3への各集光径路間
を移動すると共に透過窓8、9を有する切換部材6とを
設けて、上記透過窓8、9を上記各集光径路の中の一つ
の集光径路上の透過位置に位置させたときに、この集光
径路内の赤外線のみが上記透過窓8、9を透過して上記
赤外線センサ3に集光すべく構成し、さらに、室内から
の上記赤外線センサ3への集光赤外線の入射を遮断する
非透過位置から上記透過位置に上記透過窓8、9を位置
させたときの上記赤外線センサ3への集光赤外線の入射
開始時に応ずるこの赤外線センサ3の出力変化の安定化
後の出力から人の存在を判別する人検出手段33を設ける
と共に、上記入射開始時に応ずる上記赤外線センサ3の
出力変化から赤外線放射物の温度を求める温度検出手段
34を設けている。
なおこの明細書の中では、波長1〜15μmの赤外線を
対象とし、この赤外線に光に係る語彙を適宜用いて説明
する。
対象とし、この赤外線に光に係る語彙を適宜用いて説明
する。
(作用) 上記の空気調和機用赤外線検出装置においては、透過
窓8、9を例えば室内の領域Aからの集光径路上の透過
位置に位置させたとき、まず領域Aからの集光赤外線の
入射開始時にその入射赤外線量に応じた出力が赤外線セ
ンサ3から発生され、この時の出力変化が安定した後
は、その後の入射赤外線量の変化がある場合、すなわち
検出領域Aに人がおり、この人の動きに伴って体温相当
の入射赤外線量が変化を生じた場合に、入射量変化に応
じた出力が赤外線センサ3から出力される。したがって
上記透過位置への移動直後の出力変化が安定した後のセ
ンサ3からの出力によって領域Aに人がいるか否かが判
別される。また、上記透過位置への移動直後の出力変化
は、領域Aからの入射赤外線量の大きさに応じたピーク
出力へと固有の時定数で上昇した後に下降する出力変化
を示すことから、この変化量を検出することによって領
域Aからの入射赤外線量の大きさ、すなわち領域Aにお
ける床面等の赤外線放射物の温度を求めることもでき
る。そして切換部材6を移動させて透過窓8、9を順次
領域B、C、・・からの集光径路上に位置させていくこ
とで、各領域A〜F毎の人の判別と温度の検出を行うこ
とができる。このように、上記においては入射赤外線量
の変化に感応する焦電形の赤外線センサ3を一個設ける
構成で、室内の各領域A〜F毎の人の検出と温度の検出
とを行い得る構成となされているので、製作費を安価な
ものとすることができる。
窓8、9を例えば室内の領域Aからの集光径路上の透過
位置に位置させたとき、まず領域Aからの集光赤外線の
入射開始時にその入射赤外線量に応じた出力が赤外線セ
ンサ3から発生され、この時の出力変化が安定した後
は、その後の入射赤外線量の変化がある場合、すなわち
検出領域Aに人がおり、この人の動きに伴って体温相当
の入射赤外線量が変化を生じた場合に、入射量変化に応
じた出力が赤外線センサ3から出力される。したがって
上記透過位置への移動直後の出力変化が安定した後のセ
ンサ3からの出力によって領域Aに人がいるか否かが判
別される。また、上記透過位置への移動直後の出力変化
は、領域Aからの入射赤外線量の大きさに応じたピーク
出力へと固有の時定数で上昇した後に下降する出力変化
を示すことから、この変化量を検出することによって領
域Aからの入射赤外線量の大きさ、すなわち領域Aにお
ける床面等の赤外線放射物の温度を求めることもでき
る。そして切換部材6を移動させて透過窓8、9を順次
領域B、C、・・からの集光径路上に位置させていくこ
とで、各領域A〜F毎の人の判別と温度の検出を行うこ
とができる。このように、上記においては入射赤外線量
の変化に感応する焦電形の赤外線センサ3を一個設ける
構成で、室内の各領域A〜F毎の人の検出と温度の検出
とを行い得る構成となされているので、製作費を安価な
ものとすることができる。
(実施例) 次にこの発明の空気調和機用赤外線検出装置の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第2図には、空気調和機の壁掛け形室内機に内装
されるこの発明の一実施例における空気調和機用赤外線
検出装置Mの断面図を示している。同図において、1
は、略箱形のケーシングであって、このケーシング1の
内部に立設されている回路基板2に、焦電形の赤外線セ
ンサ3がその受光面を上記ケーシング1の前面(第2図
において下側の面)4に臨ませて取着されている。そし
て上記前面4に集光板(集光手段)5が装着されている
が、その機能については後で説明する。さらに上記ケー
シング1内には、上記回路基板2を囲う円筒状のドラム
(切換手段)6が立設されており、このドラム6の下端
軸部には、第3図に示しているように、このドラム6を
回転駆動するためのステップモータ7が連結されてい
る。
されるこの発明の一実施例における空気調和機用赤外線
検出装置Mの断面図を示している。同図において、1
は、略箱形のケーシングであって、このケーシング1の
内部に立設されている回路基板2に、焦電形の赤外線セ
ンサ3がその受光面を上記ケーシング1の前面(第2図
において下側の面)4に臨ませて取着されている。そし
て上記前面4に集光板(集光手段)5が装着されている
が、その機能については後で説明する。さらに上記ケー
シング1内には、上記回路基板2を囲う円筒状のドラム
(切換手段)6が立設されており、このドラム6の下端
軸部には、第3図に示しているように、このドラム6を
回転駆動するためのステップモータ7が連結されてい
る。
第5図には、上記赤外線検出装置Mを内装した空気調
和機の壁掛け形室内機20が一壁面に取付けられた室内に
おいて、上記室内機20の直下近傍を除く床面を、室内機
20の据付壁面から前後方向に二分割、左右方向に三分割
の計6領域A〜Fに区画して各領域A〜F毎の放射赤外
線を上記赤外線検出装置Mで検出する場合の模式図を示
している。上記室内機20には、その前面パネルに吸込口
21が形成されており、この吸込口21の側部に赤外線検出
装置Mが配設されている。なお上記吸込口21の下側には
吹出口22が形成され、この吹出口22に吹出方向を制御す
るための水平フラップ23、垂直フラップ24が設けられて
いる。
和機の壁掛け形室内機20が一壁面に取付けられた室内に
おいて、上記室内機20の直下近傍を除く床面を、室内機
20の据付壁面から前後方向に二分割、左右方向に三分割
の計6領域A〜Fに区画して各領域A〜F毎の放射赤外
線を上記赤外線検出装置Mで検出する場合の模式図を示
している。上記室内機20には、その前面パネルに吸込口
21が形成されており、この吸込口21の側部に赤外線検出
装置Mが配設されている。なお上記吸込口21の下側には
吹出口22が形成され、この吹出口22に吹出方向を制御す
るための水平フラップ23、垂直フラップ24が設けられて
いる。
前記集光板5には、上記室内を6分割した区画領域A
〜Fに対応させて、第3図に示すように、上下二段、左
右三列の計6個の小レンズ部(偏光部)5a〜5fが形成さ
れている。まず小レンズ部5aは、室内における床面や壁
面、家具等からそれらの温度に応じて放射される赤外線
の中で、領域Aから放射され、この小レンズ部5aを透過
する赤外線のみをセンサ3に集光させる機能を有してい
る。また他の小レンズ部5b、5cは、・・はそれぞれ領域
B、C、・・から放射され各小レンズ部5b、5c、・・を
透過する赤外線を上記センサ3に集光させる機能を有し
ている。つまり各小レンズ部5a〜5fによって、室内の各
領域A〜F毎に集光領域が規定され、各集光領域から対
応する小レンズ部5a〜5fを透過する赤外線をそれぞれセ
ンサ3に集光させる集光径路が構成されている。なお上
記各小レンズ部5a〜5fは、集光板5の非レンズ部5n内に
おいて相互に離間する位置にそれぞれ形成されている。
〜Fに対応させて、第3図に示すように、上下二段、左
右三列の計6個の小レンズ部(偏光部)5a〜5fが形成さ
れている。まず小レンズ部5aは、室内における床面や壁
面、家具等からそれらの温度に応じて放射される赤外線
の中で、領域Aから放射され、この小レンズ部5aを透過
する赤外線のみをセンサ3に集光させる機能を有してい
る。また他の小レンズ部5b、5cは、・・はそれぞれ領域
B、C、・・から放射され各小レンズ部5b、5c、・・を
透過する赤外線を上記センサ3に集光させる機能を有し
ている。つまり各小レンズ部5a〜5fによって、室内の各
領域A〜F毎に集光領域が規定され、各集光領域から対
応する小レンズ部5a〜5fを透過する赤外線をそれぞれセ
ンサ3に集光させる集光径路が構成されている。なお上
記各小レンズ部5a〜5fは、集光板5の非レンズ部5n内に
おいて相互に離間する位置にそれぞれ形成されている。
一方、上記センサ3と集光板5との間に円筒面の一部
が位置する前記ドラム6には、その円筒面に、第4図に
示すように、周方向に互いに離間すると共に上下方向に
位置の異なる第1、第2開口(透過窓)8、9が穿設さ
れている。下側の第1開口8は、ドラム6を回転させて
いくときに、集光板5における下段側の各小レンズ部5
a、5b、5cからのセンサ3への各集光径路を横切る位置
に形成され、また上側の第2開口9は、集光板5におけ
る上段側の各小レンズ部5d、5e、5fからのセンサ3への
各集光径路を横切る位置に形成されている。
が位置する前記ドラム6には、その円筒面に、第4図に
示すように、周方向に互いに離間すると共に上下方向に
位置の異なる第1、第2開口(透過窓)8、9が穿設さ
れている。下側の第1開口8は、ドラム6を回転させて
いくときに、集光板5における下段側の各小レンズ部5
a、5b、5cからのセンサ3への各集光径路を横切る位置
に形成され、また上側の第2開口9は、集光板5におけ
る上段側の各小レンズ部5d、5e、5fからのセンサ3への
各集光径路を横切る位置に形成されている。
上記ドラム6の第1開口8を、小レンズ部5aからのセ
ンサ3への集光径路上に位置させた場合(以下、この位
置を領域Aに対する透過位置と言う)、センサ3には上
記小レンズ部5aを通して集光する赤外線、すなわち領域
Aからの赤外線のみが上記第1開口8を透過してセンサ
3に集光する。したがって、この位置において、センサ
3からは領域Aからの入射赤外線量に応じた信号が出力
される。そしてドラム6を上記の位置から第2図におい
て左回りに回転させていく場合、第1開口8は上記小レ
ンズ部5aの背後における領域Aに対する透過位置から小
レンズ部5bの背後、すなわち領域Bに対する透過位置へ
と移動していくこととなるが、この際、第1開口8全体
が小レンズ部5aと小レンズ部5bの間の非レンズ部5nの背
後に位置するとき(以下、遮断位置と言う)に、両小レ
ンズ部5a、5bからの各集光赤外線はドラム6によって遮
断され、この結果、センサ3には室内のいずれの領域A
〜Fからも集光赤外線の入射しない入射遮断状態が形成
される。この入射遮断状態を経て、第1開口8は領域B
に対する透過位置に移動される。このときには領域Bか
らの赤外線のみがセンサ3に集光する。さらにドラム6
を回転させることで、上記と同様に、第1開口8が小レ
ンズ部5bから小レンズ部5cの背後へと至る間に一旦入射
遮断状態が形成された後、第1開口8は領域Cに対する
透過位置に位置して領域Cからの赤外線のみがセンサ3
に集光するように切換えられる。
ンサ3への集光径路上に位置させた場合(以下、この位
置を領域Aに対する透過位置と言う)、センサ3には上
記小レンズ部5aを通して集光する赤外線、すなわち領域
Aからの赤外線のみが上記第1開口8を透過してセンサ
3に集光する。したがって、この位置において、センサ
3からは領域Aからの入射赤外線量に応じた信号が出力
される。そしてドラム6を上記の位置から第2図におい
て左回りに回転させていく場合、第1開口8は上記小レ
ンズ部5aの背後における領域Aに対する透過位置から小
レンズ部5bの背後、すなわち領域Bに対する透過位置へ
と移動していくこととなるが、この際、第1開口8全体
が小レンズ部5aと小レンズ部5bの間の非レンズ部5nの背
後に位置するとき(以下、遮断位置と言う)に、両小レ
ンズ部5a、5bからの各集光赤外線はドラム6によって遮
断され、この結果、センサ3には室内のいずれの領域A
〜Fからも集光赤外線の入射しない入射遮断状態が形成
される。この入射遮断状態を経て、第1開口8は領域B
に対する透過位置に移動される。このときには領域Bか
らの赤外線のみがセンサ3に集光する。さらにドラム6
を回転させることで、上記と同様に、第1開口8が小レ
ンズ部5bから小レンズ部5cの背後へと至る間に一旦入射
遮断状態が形成された後、第1開口8は領域Cに対する
透過位置に位置して領域Cからの赤外線のみがセンサ3
に集光するように切換えられる。
さらに上記ドラム6を回転させていくと、第1開口8
が領域Cからの集光径路上を超えた位置で入射遮断状態
が一旦形成され、その後、第2開口9が集光板5の上段
側の小レンズ部5dからの集光径路上の位置、すなわち領
域Dに対する透過位置に位置して領域Dからの赤外線の
みがセンサ3に集光し、さらに回転を結続させること
で、センサ3への集光赤外線が順次、入射遮断状態を経
て領域E、Fからの赤外線に切換わるようになされてい
る。
が領域Cからの集光径路上を超えた位置で入射遮断状態
が一旦形成され、その後、第2開口9が集光板5の上段
側の小レンズ部5dからの集光径路上の位置、すなわち領
域Dに対する透過位置に位置して領域Dからの赤外線の
みがセンサ3に集光し、さらに回転を結続させること
で、センサ3への集光赤外線が順次、入射遮断状態を経
て領域E、Fからの赤外線に切換わるようになされてい
る。
第6図(a)(b)には、上記焦電形赤外線センサ3
における入出力特性の説明図を示しており、同図(a)
に示すような矩形波状の赤外線エネルギがセンサ3に入
射したときには、同図(b)に示すように、まず入射エ
ネルギの立上がり時に入射エネルギの変化量に応じた電
圧信号が出力される(期間I)。すなわち入射エネルギ
の立上がり時から所定の時定数で出力電圧の上昇が開始
され、入射エネルギの大きさに応じたピーク値に達した
後、上昇時と略同一の時定数で出力電圧は0に下降す
る。そして入射エネルギーが一定である間、出力電圧は
0に維持され(期間II)、その後、入射エネルギの立下
がり時に、上記期間(I)とは逆極性の電圧信号が出力
される(期間III)。
における入出力特性の説明図を示しており、同図(a)
に示すような矩形波状の赤外線エネルギがセンサ3に入
射したときには、同図(b)に示すように、まず入射エ
ネルギの立上がり時に入射エネルギの変化量に応じた電
圧信号が出力される(期間I)。すなわち入射エネルギ
の立上がり時から所定の時定数で出力電圧の上昇が開始
され、入射エネルギの大きさに応じたピーク値に達した
後、上昇時と略同一の時定数で出力電圧は0に下降す
る。そして入射エネルギーが一定である間、出力電圧は
0に維持され(期間II)、その後、入射エネルギの立下
がり時に、上記期間(I)とは逆極性の電圧信号が出力
される(期間III)。
上記のような入出力特性を有する焦電形の赤外線セン
サ3への室内からの集光赤外線を、ドラム6を回転して
順次各領域A〜F毎の赤外線として切換えていく場合、
例えば第7図(a)に示す第1開口8が集光板5の小レ
ンズ部5aと5bとの間の非レンズ部5nの背後に位置する遮
断位置から、第7図(b)に示す小レンズ部5bの背後に
おける領域Bに対する透過位置に位置させた場合、この
透過位置への移動直後にセンサ3に領域Bからの赤外線
の入射が開始され、これによりセンサ3からは、第6図
(b)における期間Iでの出力と同時に、このときの入
射赤外線量に応じたピーク電圧に至る電圧信号が出力さ
れる。その後、上記透過位置に保持した状態において
は、領域Bからの入射赤外線量に変化がない場合には、
第6図(b)における期間IIでの出力と同様に、電圧信
号はほぼ0に維持される。
サ3への室内からの集光赤外線を、ドラム6を回転して
順次各領域A〜F毎の赤外線として切換えていく場合、
例えば第7図(a)に示す第1開口8が集光板5の小レ
ンズ部5aと5bとの間の非レンズ部5nの背後に位置する遮
断位置から、第7図(b)に示す小レンズ部5bの背後に
おける領域Bに対する透過位置に位置させた場合、この
透過位置への移動直後にセンサ3に領域Bからの赤外線
の入射が開始され、これによりセンサ3からは、第6図
(b)における期間Iでの出力と同時に、このときの入
射赤外線量に応じたピーク電圧に至る電圧信号が出力さ
れる。その後、上記透過位置に保持した状態において
は、領域Bからの入射赤外線量に変化がない場合には、
第6図(b)における期間IIでの出力と同様に、電圧信
号はほぼ0に維持される。
そこで上記期間IIに相当する間のセンサ3からの出力
電圧の波形を所定の短時間の間監視することによって、
この領域Bに人がいるか否かを判別することができる。
つまりこの領域Bに人が存在せず、領域Bにおける床面
や壁面、家具等の静止体からその温度に応じて放射され
る赤外線のみが上記センサ3に入射している場合には、
短時間の監視時間内には温度の変化を殆ど生じないこと
から、センサ3からの出力電圧はほぼ0に維持される。
また、動体である人が上記領域B内に存在し、体温相当
の赤外線が上記センサ3に入射している場合には、この
人の動きに伴って上記センサ3への入射赤外線量は変動
する。この結果、上記期間IIにおいて0でない電圧信号
が出力され、これによって領域Bにおける人の存在が判
別される。
電圧の波形を所定の短時間の間監視することによって、
この領域Bに人がいるか否かを判別することができる。
つまりこの領域Bに人が存在せず、領域Bにおける床面
や壁面、家具等の静止体からその温度に応じて放射され
る赤外線のみが上記センサ3に入射している場合には、
短時間の監視時間内には温度の変化を殆ど生じないこと
から、センサ3からの出力電圧はほぼ0に維持される。
また、動体である人が上記領域B内に存在し、体温相当
の赤外線が上記センサ3に入射している場合には、この
人の動きに伴って上記センサ3への入射赤外線量は変動
する。この結果、上記期間IIにおいて0でない電圧信号
が出力され、これによって領域Bにおける人の存在が判
別される。
一方、上記期間Iに相当する間のセンサ3からの出力
変化は、上記したように領域Bからの入射赤外線量の大
きさ、すなわち領域Bにおける床面等の温度の高低に応
じたピーク電圧に至る変化を示すことから、この電圧変
化から領域Bの温度を求めることができる。
変化は、上記したように領域Bからの入射赤外線量の大
きさ、すなわち領域Bにおける床面等の温度の高低に応
じたピーク電圧に至る変化を示すことから、この電圧変
化から領域Bの温度を求めることができる。
このように、上記においては、例えば第1開口8を領
域Bに対する透過位置に位置させたときのセンサ3から
の期間I及び期間IIにおける出力から、この領域Bにお
ける温度と人の存在を判別することが可能であり、ドラ
ム6を回転させて各領域A〜F毎に上記の判別を順次行
っていくことで、室内における各領域A〜F毎の温度の
検出と人の位置の検出とを行うことができる。
域Bに対する透過位置に位置させたときのセンサ3から
の期間I及び期間IIにおける出力から、この領域Bにお
ける温度と人の存在を判別することが可能であり、ドラ
ム6を回転させて各領域A〜F毎に上記の判別を順次行
っていくことで、室内における各領域A〜F毎の温度の
検出と人の位置の検出とを行うことができる。
そこで前記回路基板2には、上記のようなドラム6の
回転位置制御とセンサ3からの出力によって、各領域毎
の人の存在と温度の検出とを行うための制御回路が設け
られており、その構成について第1図の制御ブロック図
を参照して次に説明する。
回転位置制御とセンサ3からの出力によって、各領域毎
の人の存在と温度の検出とを行うための制御回路が設け
られており、その構成について第1図の制御ブロック図
を参照して次に説明する。
図のように上記制御回路は、マイクロコンピュータの
機能を有する制御ICから成るシーケンス処理部31と、モ
ータ駆動回路32、人検出信号処理部(人検出手段)33、
温度信号処理部(温度検出手段)34とから構成されてお
り、まず人検出操作時の制御について説明する。
機能を有する制御ICから成るシーケンス処理部31と、モ
ータ駆動回路32、人検出信号処理部(人検出手段)33、
温度信号処理部(温度検出手段)34とから構成されてお
り、まず人検出操作時の制御について説明する。
上記シーケンス処理部31に、空気調和機全体の運転を
制御する空調運転制御装置(図示せず)から検出操作開
始指令信号が入力されることによって、上記シーケンス
処理部31はモータ駆動回路32にまず領域Aを検出領域と
する作動信号を出力する。これによりステップモータ7
が作動されて、ドラム6は、第1開口8が領域Aに対す
る透過位置に位置するまで回転される。一方、赤外線セ
ンサ3の出力は、人検出信号処理部33において増幅回路
35を介して比較器36に入力され、この比較器36の出力は
さらにゲート回路37に入力される。このゲート回路37に
はワンショットマルチが設けられており、このワンショ
ットマルチには、上記ドラム6を領域Aに対応する透過
位置に位置させた直後の出力変化を生ずる前記期間Iの
経過を待って、前記期間IIに達した時に、上記シーケン
ス処理部31からトリガ信号が入力され、この信号によっ
て、上記ワンショットマルチで例えばパルス幅3秒のパ
ルス信号が発生される。このパルス信号発生期間中、上
記比較器36の出力が上記ゲート回路37を通過してシーケ
ンス処理部31に入力される。このようにワンショットマ
ルチで規定される人検出操作期間(3秒)の間に、赤外
線センサ3への領域Aからの入射赤外線量に変化があ
り、この結果、比較器36への入力電圧が基準電圧を超え
てこの比較器36から“H"レベルの電圧出力が発生された
場合には、上記シーケンス処理部31において、領域Aに
対応する人検出メモリに人ありの信号が格納される。一
方、上記比較器36からの出力が“L"レベルのまま上記人
検出操作時間が経過した場合には、領域Aに対応する人
検出メモリに人不在の信号を格納して、領域Aに対する
人検出操作を終了する。
制御する空調運転制御装置(図示せず)から検出操作開
始指令信号が入力されることによって、上記シーケンス
処理部31はモータ駆動回路32にまず領域Aを検出領域と
する作動信号を出力する。これによりステップモータ7
が作動されて、ドラム6は、第1開口8が領域Aに対す
る透過位置に位置するまで回転される。一方、赤外線セ
ンサ3の出力は、人検出信号処理部33において増幅回路
35を介して比較器36に入力され、この比較器36の出力は
さらにゲート回路37に入力される。このゲート回路37に
はワンショットマルチが設けられており、このワンショ
ットマルチには、上記ドラム6を領域Aに対応する透過
位置に位置させた直後の出力変化を生ずる前記期間Iの
経過を待って、前記期間IIに達した時に、上記シーケン
ス処理部31からトリガ信号が入力され、この信号によっ
て、上記ワンショットマルチで例えばパルス幅3秒のパ
ルス信号が発生される。このパルス信号発生期間中、上
記比較器36の出力が上記ゲート回路37を通過してシーケ
ンス処理部31に入力される。このようにワンショットマ
ルチで規定される人検出操作期間(3秒)の間に、赤外
線センサ3への領域Aからの入射赤外線量に変化があ
り、この結果、比較器36への入力電圧が基準電圧を超え
てこの比較器36から“H"レベルの電圧出力が発生された
場合には、上記シーケンス処理部31において、領域Aに
対応する人検出メモリに人ありの信号が格納される。一
方、上記比較器36からの出力が“L"レベルのまま上記人
検出操作時間が経過した場合には、領域Aに対応する人
検出メモリに人不在の信号を格納して、領域Aに対する
人検出操作を終了する。
次いで検出領域を次の領域Bとする切換操作、すなわ
ち第1開口8を領域Bに対する透過位置に位置させるド
ラム6の回転位置制御を行った後、上記と同様に人検出
操作期間の間のセンサ3の出力変化の有無から領域Bに
おける人の存在を判別し、さらに領域C、D、E、Fの
順で順次同様の操作を繰返して、室内における各領域A
〜F毎の人の存在を判別する。
ち第1開口8を領域Bに対する透過位置に位置させるド
ラム6の回転位置制御を行った後、上記と同様に人検出
操作期間の間のセンサ3の出力変化の有無から領域Bに
おける人の存在を判別し、さらに領域C、D、E、Fの
順で順次同様の操作を繰返して、室内における各領域A
〜F毎の人の存在を判別する。
上記のような人の検出操作を室内における全領域A〜
Fに渡って行って後、次いで上記シーケンス処理部31は
温度検出操作の制御を行う。これは領域Aから領域B、
C、・・の順で検出領域を順次切換えながら、前記温度
信号処理部34からの出力信号を読込んでいく制御を行
う。まずこの温度検出操作時におけるドラム6の制御に
おいて、検出領域を例えば領域Bとするときを例に挙げ
て説明する。この場合、ドラム6における第1開口8
を、第7図(b)に示している領域Bに対する透過位置
と、第7図(a)に示している小レンズ部5a及び5b間の
非レンズ部5nの背後の遮断位置との間を、所定の時間、
間欠的に往復動させる。この往復動はセンサ3の感応速
度に合わせた周期で行う。すなわち、透過位置に位置さ
せた直後の前記期間Iに相当する期間で、センサ3の出
力は上記領域Bからの集光赤外線の強度、すなわち領域
Bにおける床面等の温度に応じた強度に対応するピーク
電圧へと固有の時定数で上昇する訳であるが、このピー
ク電圧に達する前に、上記透過位置から遮断位置へとド
ラム6を移動する。これによりセンサ3の出力は下降
し、そして略0電圧に達したときに再度透過位置へと移
動するように制御するのである。
Fに渡って行って後、次いで上記シーケンス処理部31は
温度検出操作の制御を行う。これは領域Aから領域B、
C、・・の順で検出領域を順次切換えながら、前記温度
信号処理部34からの出力信号を読込んでいく制御を行
う。まずこの温度検出操作時におけるドラム6の制御に
おいて、検出領域を例えば領域Bとするときを例に挙げ
て説明する。この場合、ドラム6における第1開口8
を、第7図(b)に示している領域Bに対する透過位置
と、第7図(a)に示している小レンズ部5a及び5b間の
非レンズ部5nの背後の遮断位置との間を、所定の時間、
間欠的に往復動させる。この往復動はセンサ3の感応速
度に合わせた周期で行う。すなわち、透過位置に位置さ
せた直後の前記期間Iに相当する期間で、センサ3の出
力は上記領域Bからの集光赤外線の強度、すなわち領域
Bにおける床面等の温度に応じた強度に対応するピーク
電圧へと固有の時定数で上昇する訳であるが、このピー
ク電圧に達する前に、上記透過位置から遮断位置へとド
ラム6を移動する。これによりセンサ3の出力は下降
し、そして略0電圧に達したときに再度透過位置へと移
動するように制御するのである。
上記のようなドラム6の回転位置制御を行うための作
動信号を上記シーケンス処理部31はモータ駆動回路32に
出力する。そしてこのときのセンサ3からの出力は、第
1図に示している温度信号処理部34における増幅回路4
1、補正回路42で信号増幅と補正とが行われる。上記補
正回路42では、放射率補正の他、センサ3の受光面への
入射赤外線の入射角の各領域A〜F毎の差異、床面まで
の距離の各領域A〜F毎の差異による補正が行われる。
その後、同期検波回路43、加算器44、リニアライザ45を
介してシーケンス処理部31に入力されるようになされて
いるが、これらの信号処理について、第8図(a)〜
(e)の信号波形模式図を参照しながら次に説明する。
動信号を上記シーケンス処理部31はモータ駆動回路32に
出力する。そしてこのときのセンサ3からの出力は、第
1図に示している温度信号処理部34における増幅回路4
1、補正回路42で信号増幅と補正とが行われる。上記補
正回路42では、放射率補正の他、センサ3の受光面への
入射赤外線の入射角の各領域A〜F毎の差異、床面まで
の距離の各領域A〜F毎の差異による補正が行われる。
その後、同期検波回路43、加算器44、リニアライザ45を
介してシーケンス処理部31に入力されるようになされて
いるが、これらの信号処理について、第8図(a)〜
(e)の信号波形模式図を参照しながら次に説明する。
第8図(a)は、上記のようにドラム6の回転位置を
制御して第1開口8を領域Bに対する透過位置とこれに
隣接する遮断位置との間で往復動させることにより与え
られる領域Aからの集光赤外線径路の断続的な開閉状
態、すなわちチョッピング周期を示しており、この結
果、センサ3からは、第8図(b)に示すように、略鋸
歯状波の電圧が出力され、この出力電圧が上記増幅回路
41と補正回路42とを介して同期検波回路43に入力され
る。この同期検波回路43には、上記のようにドラム6の
回転位置を往復動させる温度検出操作の開始時に、シー
ケンス処理部31から検波指令信号が出力される。この信
号に基づいて、内部で第8図(c)に示しているよう
に、上記ドラム6の往復動周期と同一であると共に位相
のやや遅れた同期検波タイミングパルスが発生され、こ
のタイミングパルスにおける“H"レベルの出力期間時に
おけるセンサ3からの出力電圧の検波信号と、上記タイ
ミングパルスにおける“L"レベルの出力期間時における
検波信号の反転信号とが同期検波回路43から出力され
る。そして加算器44において両信号の加算処理が行われ
て、第8図(d)に示す信号出力が得られ、さらにこの
信号出力に対する平滑化処理がリニアアナライザ45で行
われて、第8図(e)に示すように、センサ3への入射
赤外線エネルギ量に対応する電圧値の直流電圧信号に変
換される。この信号の読込みがシーケンス処理部31で行
われ、さらに電圧−温度変換処理がなされて、その結果
が領域Bに対応する温度メモリに格納されることによ
り、領域Bに対する温度検出操作を終了する。
制御して第1開口8を領域Bに対する透過位置とこれに
隣接する遮断位置との間で往復動させることにより与え
られる領域Aからの集光赤外線径路の断続的な開閉状
態、すなわちチョッピング周期を示しており、この結
果、センサ3からは、第8図(b)に示すように、略鋸
歯状波の電圧が出力され、この出力電圧が上記増幅回路
41と補正回路42とを介して同期検波回路43に入力され
る。この同期検波回路43には、上記のようにドラム6の
回転位置を往復動させる温度検出操作の開始時に、シー
ケンス処理部31から検波指令信号が出力される。この信
号に基づいて、内部で第8図(c)に示しているよう
に、上記ドラム6の往復動周期と同一であると共に位相
のやや遅れた同期検波タイミングパルスが発生され、こ
のタイミングパルスにおける“H"レベルの出力期間時に
おけるセンサ3からの出力電圧の検波信号と、上記タイ
ミングパルスにおける“L"レベルの出力期間時における
検波信号の反転信号とが同期検波回路43から出力され
る。そして加算器44において両信号の加算処理が行われ
て、第8図(d)に示す信号出力が得られ、さらにこの
信号出力に対する平滑化処理がリニアアナライザ45で行
われて、第8図(e)に示すように、センサ3への入射
赤外線エネルギ量に対応する電圧値の直流電圧信号に変
換される。この信号の読込みがシーケンス処理部31で行
われ、さらに電圧−温度変換処理がなされて、その結果
が領域Bに対応する温度メモリに格納されることによ
り、領域Bに対する温度検出操作を終了する。
上記の温度検出操作を領域Aから領域Fに至る順で順
次行って、各領域A〜F毎の温度を求めた後、先の人検
出結果と上記温度検出結果とをシーケンス処理部31は空
調運転制御装置に送信し、その後、領域Aから領域Fに
至る人検出操作と温度検出操作とを交互に繰返しなが
ら、逐次、検出結果を空調運転制御装置に送信する処理
を継続する。
次行って、各領域A〜F毎の温度を求めた後、先の人検
出結果と上記温度検出結果とをシーケンス処理部31は空
調運転制御装置に送信し、その後、領域Aから領域Fに
至る人検出操作と温度検出操作とを交互に繰返しなが
ら、逐次、検出結果を空調運転制御装置に送信する処理
を継続する。
なお第1図において、48は、赤外線検出装置Mのケー
シング1の内部温度を検出するためのサーミスタであ
る。センサ3には、室内からの集光赤外線の遮断状態に
おいても、例えば上記センサ3に対面するドラム6の円
筒内壁面からその温度に応じて放射される赤外線が、各
小レンズ部5a〜5fを介して集光する赤外線量に比べて微
弱ながら入射している。したがってドラム6を透過位置
に位置させたときのセンサ3の出力は、このときの集光
赤外線量と遮断時の入射赤外線量の差に応じる変化を示
すものとなる訳であり、この変化結果から求められる温
度は、上記遮断時の入射赤外線量、すなわちセンサ3周
辺の温度のばらつきを誤差要因として含むものとなる。
そこで上記では上記サーミスタ48でセンサ3の周辺温度
を検出し、この検出結果に基づく補正を前記リニアライ
ザ45で行うこととして検出精度を高めるようにしてい
る。
シング1の内部温度を検出するためのサーミスタであ
る。センサ3には、室内からの集光赤外線の遮断状態に
おいても、例えば上記センサ3に対面するドラム6の円
筒内壁面からその温度に応じて放射される赤外線が、各
小レンズ部5a〜5fを介して集光する赤外線量に比べて微
弱ながら入射している。したがってドラム6を透過位置
に位置させたときのセンサ3の出力は、このときの集光
赤外線量と遮断時の入射赤外線量の差に応じる変化を示
すものとなる訳であり、この変化結果から求められる温
度は、上記遮断時の入射赤外線量、すなわちセンサ3周
辺の温度のばらつきを誤差要因として含むものとなる。
そこで上記では上記サーミスタ48でセンサ3の周辺温度
を検出し、この検出結果に基づく補正を前記リニアライ
ザ45で行うこととして検出精度を高めるようにしてい
る。
上記空調運転制御装置は、赤外線検出装置Mからの人
の検出位置及び各領域毎の温度データに基づいて、前記
水平、垂直フラップ23、24の吹出角の制御、すなわち室
内への吹出風の風向制御を行う。例えば暖房運転開始後
を例に挙げて説明すると、起動後、吹出風の温度が40℃
に達するまでは人の頭上へと水平に吹く吹出方向の設定
を行って、低温の吹出風が人に当たらないようにしてコ
ールドドラフトを防止する。次いで吹出温度が40℃を超
えた段階で、水平フラップ23は真下方向にして床面を暖
め、垂直フラップ24は、赤外線検出装置Mから送信され
てくる人の検出領域に隣接する周辺領域の方向に設定し
て吹出風が人を包み込むような吹出し状態とする。そし
てこの状態で検出室温が15℃を超えたときに、吹出方向
を人検出領域とする設定を行い、人に温風を直接当てて
人の周囲を急速に暖める風向制御を行う。このように、
上記では起動時のコールドドラフトを防止しながら、よ
り速暖性の向上した制御が行われると共に、人の動きに
も追随した風向制御が行われる。
の検出位置及び各領域毎の温度データに基づいて、前記
水平、垂直フラップ23、24の吹出角の制御、すなわち室
内への吹出風の風向制御を行う。例えば暖房運転開始後
を例に挙げて説明すると、起動後、吹出風の温度が40℃
に達するまでは人の頭上へと水平に吹く吹出方向の設定
を行って、低温の吹出風が人に当たらないようにしてコ
ールドドラフトを防止する。次いで吹出温度が40℃を超
えた段階で、水平フラップ23は真下方向にして床面を暖
め、垂直フラップ24は、赤外線検出装置Mから送信され
てくる人の検出領域に隣接する周辺領域の方向に設定し
て吹出風が人を包み込むような吹出し状態とする。そし
てこの状態で検出室温が15℃を超えたときに、吹出方向
を人検出領域とする設定を行い、人に温風を直接当てて
人の周囲を急速に暖める風向制御を行う。このように、
上記では起動時のコールドドラフトを防止しながら、よ
り速暖性の向上した制御が行われると共に、人の動きに
も追随した風向制御が行われる。
以上の説明のように、上記実施例の空気調和機用赤外
線検出装置においては、入射赤外線量の変化に感応する
焦電形の赤外線センサ3を一個設ける構成で、室内の区
画領域毎の人の検出と温度の検出とを行い得るので、製
作費を安価なものとすることができる。また、一つの領
域からの温度に対応する赤外線のセンサ3への入射を断
続させることによって生ずる断続的な出力変化信号を平
滑化し、これによって平均化された出力から温度を求め
ることとしているので、精度の高い温度検出が可能であ
ると共に、例えば各出力変化信号の各ピーク値を順次記
憶させた後、平均値の演算を行う構成等に比べて構成が
簡素となり、これによっても製作費をより安価なものと
することができる。また上記の断続的な入射を、検出領
域の切換を行うためのドラム6を制御して行うこととし
ており、このための専用の別部材を設ける必要がないの
で、これによってもより安価に製作することが可能であ
る。さらにドラム6を、相隣接する集光径路上と遮断空
間内の位置とのわずかな距離で往復動させることによっ
て、一つの領域からの断続的な出力変化信号が得られる
ので、温度検出操作時間の短縮を図り得るものともなっ
ている。また赤外線センサ3への、ドラム6の内周面等
からの放射赤外線量の変動、すなわち上記ドラム6等の
温度変動を検出して、これに基づく補正を行うようにし
ているので、より精度の高い温度検出を行うことができ
る。
線検出装置においては、入射赤外線量の変化に感応する
焦電形の赤外線センサ3を一個設ける構成で、室内の区
画領域毎の人の検出と温度の検出とを行い得るので、製
作費を安価なものとすることができる。また、一つの領
域からの温度に対応する赤外線のセンサ3への入射を断
続させることによって生ずる断続的な出力変化信号を平
滑化し、これによって平均化された出力から温度を求め
ることとしているので、精度の高い温度検出が可能であ
ると共に、例えば各出力変化信号の各ピーク値を順次記
憶させた後、平均値の演算を行う構成等に比べて構成が
簡素となり、これによっても製作費をより安価なものと
することができる。また上記の断続的な入射を、検出領
域の切換を行うためのドラム6を制御して行うこととし
ており、このための専用の別部材を設ける必要がないの
で、これによってもより安価に製作することが可能であ
る。さらにドラム6を、相隣接する集光径路上と遮断空
間内の位置とのわずかな距離で往復動させることによっ
て、一つの領域からの断続的な出力変化信号が得られる
ので、温度検出操作時間の短縮を図り得るものともなっ
ている。また赤外線センサ3への、ドラム6の内周面等
からの放射赤外線量の変動、すなわち上記ドラム6等の
温度変動を検出して、これに基づく補正を行うようにし
ているので、より精度の高い温度検出を行うことができ
る。
なお上記実施例では、第1、第2開口8、9を有する
ドラム6を切換部材として構成した例を挙げて説明した
が、室内からの各集光径路間を往復動する例えば板状体
や帯状部材等で構成することも可能である。また上記で
は室内を6区画した例を挙げて説明したが任意の区画数
としてこの発明を適用して構成することが可能である。
ドラム6を切換部材として構成した例を挙げて説明した
が、室内からの各集光径路間を往復動する例えば板状体
や帯状部材等で構成することも可能である。また上記で
は室内を6区画した例を挙げて説明したが任意の区画数
としてこの発明を適用して構成することが可能である。
(発明の効果) 上記のようにこの発明の第1請求項記載の空気調和機
用赤外線検出装置においては、入射赤外線量の変化に感
応する焦電形の赤外線センサを一個設ける構成で、室内
の区画領域毎の人の検出と温度の検出とを行い得るの
で、製作費を安価なものとすることができる。
用赤外線検出装置においては、入射赤外線量の変化に感
応する焦電形の赤外線センサを一個設ける構成で、室内
の区画領域毎の人の検出と温度の検出とを行い得るの
で、製作費を安価なものとすることができる。
第1図はこの発明の一実施例における空気調和機用赤外
線検出装置の制御ブロック図、第2図は上記装置の内部
構成を示す平断面図、第3図は第2図のIII−III線矢視
図、第4図は上記装置におけるドラムの斜視図、第5図
は上記装置を内装する空気調和機の室内機が据付けられ
た室内の模式図、第6図(a)〜(b)はそれぞれ上記
装置における赤外線センサの入出力特性を示す説明図、
第7図(a)(b)はそれぞれ上記装置における遮断位
置と透過位置とを示す説明図、第8図(a)〜(e)は
それぞれ上記装置における温度信号処理部でなされる信
号処理の過程を示す信号波形模式図である。 3……赤外線センサ、5……集光板(集光手段)、6…
…ドラム(切換手段)、8、9……開口(透過窓)、33
……人検出信号処理部(人検出手段)、34……温度信号
処理部(温度検出手段)、5a〜5f……小レンズ部(偏光
部)、A〜F……領域。
線検出装置の制御ブロック図、第2図は上記装置の内部
構成を示す平断面図、第3図は第2図のIII−III線矢視
図、第4図は上記装置におけるドラムの斜視図、第5図
は上記装置を内装する空気調和機の室内機が据付けられ
た室内の模式図、第6図(a)〜(b)はそれぞれ上記
装置における赤外線センサの入出力特性を示す説明図、
第7図(a)(b)はそれぞれ上記装置における遮断位
置と透過位置とを示す説明図、第8図(a)〜(e)は
それぞれ上記装置における温度信号処理部でなされる信
号処理の過程を示す信号波形模式図である。 3……赤外線センサ、5……集光板(集光手段)、6…
…ドラム(切換手段)、8、9……開口(透過窓)、33
……人検出信号処理部(人検出手段)、34……温度信号
処理部(温度検出手段)、5a〜5f……小レンズ部(偏光
部)、A〜F……領域。
Claims (1)
- 【請求項1】入射赤外線量の変化に感応する一個の赤外
線センサ(3)と、複数の領域(A〜F)に区画される
室内からの赤外線を上記各領域(A〜F)毎にそれぞれ
上記赤外線センサ(3)に集光させる複数の偏光部(5a
〜5f)を有する集光手段(5)と、上記各領域(A〜
F)からの上記赤外線センサ(3)への各集光径路間を
移動すると共に透過窓(8)(9)を有する切換部材
(6)とを設けて、上記透過窓(8)(9)を上記各集
光径路の中の一つの集光径路上の透過位置に位置させた
ときに、この集光径路内の赤外線のみが上記透過窓
(8)(9)を透過して上記赤外線センサ(3)に集光
すべく構成し、さらに、室内からの上記赤外線センサ
(3)への集光赤外線の入射を遮断する非透過位置から
上記透過位置に上記透過窓(8)(9)を位置させたと
きの上記赤外線センサ(3)への集光赤外線の入射開始
時に応ずるこの赤外線センサ(3)の出力変化の安定化
後の出力から人の存在を判別する人検出手段(33)を設
けると共に、上記入射開始時に応ずる上記赤外線センサ
(3)の出力変化から赤外線放射物の温度を求める温度
検出手段(34)を設けていることを特徴とする空気調和
機用赤外線検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP64000779A JPH0816544B2 (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 空気調和機用赤外線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP64000779A JPH0816544B2 (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 空気調和機用赤外線検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02183752A JPH02183752A (ja) | 1990-07-18 |
| JPH0816544B2 true JPH0816544B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=11483186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP64000779A Expired - Lifetime JPH0816544B2 (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 空気調和機用赤外線検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0816544B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008122029A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3241835B2 (ja) * | 1992-12-04 | 2001-12-25 | 株式会社日立製作所 | 人体検出器およびこれを用いた居室環境制御機器 |
| JPH06337154A (ja) * | 1993-05-27 | 1994-12-06 | Hitachi Ltd | 赤外線源検知器及び該検知器を用いた居住環境制御装置 |
| JP3159869B2 (ja) * | 1994-05-09 | 2001-04-23 | 松下電器産業株式会社 | 熱物体検出装置および測定法 |
| JPH08161292A (ja) * | 1994-12-09 | 1996-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 混雑度検知方法およびそのシステム |
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1989
- 1989-01-05 JP JP64000779A patent/JPH0816544B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02183752A (ja) | 1990-07-18 |
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