JPH08165460A - 粘着シート用下塗り剤およびそれを用いてなる粘着シート - Google Patents
粘着シート用下塗り剤およびそれを用いてなる粘着シートInfo
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- JPH08165460A JPH08165460A JP30924194A JP30924194A JPH08165460A JP H08165460 A JPH08165460 A JP H08165460A JP 30924194 A JP30924194 A JP 30924194A JP 30924194 A JP30924194 A JP 30924194A JP H08165460 A JPH08165460 A JP H08165460A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の粘着シート用下塗り剤は、(a)官
能基を有する反応性スチレン・エチレン/ブチレン・ス
チレンブロックコポリマー5〜100重量%、(b)イ
ソブチレン単位を主成分にもつ重合体0〜95重量%と
からなる配合物100重量部に対して、(c)架橋剤
0.1〜10重量部を配合してなるものである。本発明
の粘着シートは、ポリオレフィン系プラスチックよりな
る支持体上に、上記の粘着シート用下塗り剤よりなる下
塗り剤層を介して、低極性粘着剤層が形成されてなるも
のである。 【効果】 粘着シート用下塗剤は、ポリオレフィン系プ
ラスチックフィルム支持体および低極性粘着剤層のいず
れにも優れた接着性を示す。また、粘着シートは、低極
性粘着剤層と支持体間の密着性に優れるので、該低極性
粘着剤層が被着体表面に転着することがない。
能基を有する反応性スチレン・エチレン/ブチレン・ス
チレンブロックコポリマー5〜100重量%、(b)イ
ソブチレン単位を主成分にもつ重合体0〜95重量%と
からなる配合物100重量部に対して、(c)架橋剤
0.1〜10重量部を配合してなるものである。本発明
の粘着シートは、ポリオレフィン系プラスチックよりな
る支持体上に、上記の粘着シート用下塗り剤よりなる下
塗り剤層を介して、低極性粘着剤層が形成されてなるも
のである。 【効果】 粘着シート用下塗剤は、ポリオレフィン系プ
ラスチックフィルム支持体および低極性粘着剤層のいず
れにも優れた接着性を示す。また、粘着シートは、低極
性粘着剤層と支持体間の密着性に優れるので、該低極性
粘着剤層が被着体表面に転着することがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着シート、粘着テー
プもしくは粘着フィルム(以下、これらを粘着シートと
総称する)用下塗り剤およびその下塗り剤を用いてなる
粘着シートに関する。詳しくは、ポリオレフィン系プラ
スチックおよび低極性粘着剤に対して優れた接着性を示
す粘着シート用下塗り剤および加圧下や屋外での長期間
にわたる使用においても、支持体と低極性粘着剤層との
密着性に優れる粘着シートに関する。
プもしくは粘着フィルム(以下、これらを粘着シートと
総称する)用下塗り剤およびその下塗り剤を用いてなる
粘着シートに関する。詳しくは、ポリオレフィン系プラ
スチックおよび低極性粘着剤に対して優れた接着性を示
す粘着シート用下塗り剤および加圧下や屋外での長期間
にわたる使用においても、支持体と低極性粘着剤層との
密着性に優れる粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】各種粘着シートにおいて、例えばポリオ
レフィン系プラスチックフィルムよりなる支持体を用い
て粘着シートを製造する場合、粘着剤の極性が低いため
に単に粘着剤を塗布して粘着剤層を形成しただけでは、
該粘着剤層は、支持体との密着性に劣り界面剥離するこ
とが知られている。そこで、上記両者の密着性を向上さ
せるため、各種方法が提案され実施されている。例えば
支持体表面を物理的、化学的に酸化したり、コロナ放電
によるコロナ処理や火炎処理あるいは放射線処理等の各
種表面処理が広く行われている。また、上記表面処理を
行った支持体と良好な密着性を示す粘着剤として、各種
アクリル酸エステル重合体、ビニルエーテル系重合体等
を主成分とする粘着剤が知られている。ところが、上記
公知の粘着剤は高極性官能基を有しているので、その被
着体から剥離するときに、粘着剤層が被着体に残存した
り、ときにはシート全体が剥離不可能な状態になる等の
問題が生じる。
レフィン系プラスチックフィルムよりなる支持体を用い
て粘着シートを製造する場合、粘着剤の極性が低いため
に単に粘着剤を塗布して粘着剤層を形成しただけでは、
該粘着剤層は、支持体との密着性に劣り界面剥離するこ
とが知られている。そこで、上記両者の密着性を向上さ
せるため、各種方法が提案され実施されている。例えば
支持体表面を物理的、化学的に酸化したり、コロナ放電
によるコロナ処理や火炎処理あるいは放射線処理等の各
種表面処理が広く行われている。また、上記表面処理を
行った支持体と良好な密着性を示す粘着剤として、各種
アクリル酸エステル重合体、ビニルエーテル系重合体等
を主成分とする粘着剤が知られている。ところが、上記
公知の粘着剤は高極性官能基を有しているので、その被
着体から剥離するときに、粘着剤層が被着体に残存した
り、ときにはシート全体が剥離不可能な状態になる等の
問題が生じる。
【0003】一方、イソブチレン単位を主成分にもつ重
合体を主体とする粘着剤は、その分子構造上極めて極性
が低いため、粘着フィルム貼付け後の接着力の経時変化
が少ないなどの有用な性能を保持しているにもかかわら
ず、粘着剤に官能基、極性基を導入するなどの改質を行
わないと、上記ポリオレフィン系プラスチックフィルム
に表面処理を施しても、支持体との十分な密着力を得る
ことはできなかった。そこで、塩素化ポリプロピレン
と、ポリイソブチレンまたはブチルゴムのうちの一種ま
たは二種とを配合してなる下塗剤組成物(特開昭56−
59885号公報参照)、塩素化エチレン−酢酸ビニル
共重合体とを配合してなる下塗剤組成物(特開平2−3
01669号公報参照)を、ポリオレフィン系プラスチ
ックフィルム表面に塗布することが提案されている。
合体を主体とする粘着剤は、その分子構造上極めて極性
が低いため、粘着フィルム貼付け後の接着力の経時変化
が少ないなどの有用な性能を保持しているにもかかわら
ず、粘着剤に官能基、極性基を導入するなどの改質を行
わないと、上記ポリオレフィン系プラスチックフィルム
に表面処理を施しても、支持体との十分な密着力を得る
ことはできなかった。そこで、塩素化ポリプロピレン
と、ポリイソブチレンまたはブチルゴムのうちの一種ま
たは二種とを配合してなる下塗剤組成物(特開昭56−
59885号公報参照)、塩素化エチレン−酢酸ビニル
共重合体とを配合してなる下塗剤組成物(特開平2−3
01669号公報参照)を、ポリオレフィン系プラスチ
ックフィルム表面に塗布することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記下
塗剤組成物を用いた粘着シートは、貼付け期間が短期で
あるか、軽度の加工しか行われない用途では問題はない
が、貼付け期間が1ヶ月を越えるときや、きつい曲げ加
工や深い絞り加工あるいは塗装鋼板のように粘着シート
を貼付けた後、巻物として保管されるため高い圧力がか
かるもの、あるいは建材のように屋外で使用される用途
では、イソブチレン単位を主成分にもつ重合体を主体と
する粘着剤からなる低極性粘着剤層と支持体間の密着性
が不十分で、しばしば粘着剤層の被着体表面への転着が
発生し問題となっていた。
塗剤組成物を用いた粘着シートは、貼付け期間が短期で
あるか、軽度の加工しか行われない用途では問題はない
が、貼付け期間が1ヶ月を越えるときや、きつい曲げ加
工や深い絞り加工あるいは塗装鋼板のように粘着シート
を貼付けた後、巻物として保管されるため高い圧力がか
かるもの、あるいは建材のように屋外で使用される用途
では、イソブチレン単位を主成分にもつ重合体を主体と
する粘着剤からなる低極性粘着剤層と支持体間の密着性
が不十分で、しばしば粘着剤層の被着体表面への転着が
発生し問題となっていた。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題を解決
し、ポリオレフィン系プラスチックフィルム支持体およ
び低極性粘着剤層のいずれにも優れた接着性を示す下塗
剤を提供することである。また、本発明の他の目的は、
低極性粘着剤層と支持体間の密着性に優れ、長期にわた
る使用、高圧力下や屋外における使用においても、該低
極性粘着剤層が被着体表面に転着しない粘着シートを提
供することである。
し、ポリオレフィン系プラスチックフィルム支持体およ
び低極性粘着剤層のいずれにも優れた接着性を示す下塗
剤を提供することである。また、本発明の他の目的は、
低極性粘着剤層と支持体間の密着性に優れ、長期にわた
る使用、高圧力下や屋外における使用においても、該低
極性粘着剤層が被着体表面に転着しない粘着シートを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため種々研究を重ねたところ、特定のポリマー
からなる下塗剤が、ポリオレフィン系プラスチックフィ
ルム支持体および低極性粘着剤層のいずれにも優れた接
着性を示すこと、また、ポリオレフィン系プラスチック
フィルム支持体に、特定のポリマーからなる下塗剤を介
して、低極性粘着剤層を形成してなる粘着シートが、低
極性粘着剤層と支持体間の密着性に優れることを見出
し、本発明を完成した。
達成するため種々研究を重ねたところ、特定のポリマー
からなる下塗剤が、ポリオレフィン系プラスチックフィ
ルム支持体および低極性粘着剤層のいずれにも優れた接
着性を示すこと、また、ポリオレフィン系プラスチック
フィルム支持体に、特定のポリマーからなる下塗剤を介
して、低極性粘着剤層を形成してなる粘着シートが、低
極性粘着剤層と支持体間の密着性に優れることを見出
し、本発明を完成した。
【0007】即ち、本発明の粘着シート用下塗り剤は、
(a)官能基を有する反応性スチレン・エチレン/ブチ
レン・スチレンブロックコポリマー5〜100重量%、
(b)イソブチレン単位を主成分にもつ重合体0〜95
重量%とからなる配合物100重量部に対して、(c)
架橋剤0.1〜10重量部を配合してなるものである。
(a)官能基を有する反応性スチレン・エチレン/ブチ
レン・スチレンブロックコポリマー5〜100重量%、
(b)イソブチレン単位を主成分にもつ重合体0〜95
重量%とからなる配合物100重量部に対して、(c)
架橋剤0.1〜10重量部を配合してなるものである。
【0008】上記粘着シート用下塗り剤の好ましい態様
としては、官能基が、
としては、官能基が、
【0009】
【化2】
【0010】である。また、架橋剤が多官能イソシアネ
ートである。
ートである。
【0011】また、本発明の粘着シートは、ポリオレフ
ィン系プラスチックよりなる支持体上に、上記の粘着シ
ート用下塗り剤よりなる下塗り剤層を介して、低極性粘
着剤層が形成されてなるものである。
ィン系プラスチックよりなる支持体上に、上記の粘着シ
ート用下塗り剤よりなる下塗り剤層を介して、低極性粘
着剤層が形成されてなるものである。
【0012】本発明の粘着シート用下塗り剤は、(a)
成分の官能基を有する反応性スチレン・エチレン/ブチ
レン・スチレンブロックコポリマー(以下、反応性SE
BSということがある)と(b)成分のイソブチレン単
位を主成分にもつ重合体の配合物に、(c)成分の架橋
剤を添加した混合物よりなるものである。
成分の官能基を有する反応性スチレン・エチレン/ブチ
レン・スチレンブロックコポリマー(以下、反応性SE
BSということがある)と(b)成分のイソブチレン単
位を主成分にもつ重合体の配合物に、(c)成分の架橋
剤を添加した混合物よりなるものである。
【0013】上記(a)成分の官能基を有する反応性S
EBSは、(c)成分の架橋剤と反応して下塗り剤自身
の凝集力を向上させ、表面処理した支持体および粘着剤
との高接着性を確保せしめる。従って、当該官能基とし
ては、架橋剤と反応しえるものであれば特に制限はな
い。
EBSは、(c)成分の架橋剤と反応して下塗り剤自身
の凝集力を向上させ、表面処理した支持体および粘着剤
との高接着性を確保せしめる。従って、当該官能基とし
ては、架橋剤と反応しえるものであれば特に制限はな
い。
【0014】上記(c)成分の架橋剤と反応する官能基
としては、下記式で表される官能基が好適である。
としては、下記式で表される官能基が好適である。
【0015】
【化3】
【0016】特に、多官能イソシアネートよりなる架橋
剤と反応する下記式で表される官能基が好ましい。
剤と反応する下記式で表される官能基が好ましい。
【0017】
【化4】
【0018】上記(a)成分の官能基を有する反応性S
EBSは、例えばスチレン・エチレン/ブチレン・スチ
レンブロックコポリマー(以下、SEBSということが
ある)と、(c)成分の架橋剤と反応する官能基を有す
るモノマーもしくはオリゴマーと、過酸化物とを、溶融
二軸押出し機にて混練りする過程で反応させ、SEBS
中に架橋剤と反応する官能基を化学的に導入したもので
ある。この官能基の導入量は、SEBSに対して官能基
を有するモノマーもしくはオリゴマー0.1〜20重量
%程度が適当である。この官能基の導入量が、20重量
%を越えると、下塗り剤の極性が高くなり粘着剤との密
着性が低下し、0.1重量%未満であれば、支持体との
密着性の低下を招く傾向がある。
EBSは、例えばスチレン・エチレン/ブチレン・スチ
レンブロックコポリマー(以下、SEBSということが
ある)と、(c)成分の架橋剤と反応する官能基を有す
るモノマーもしくはオリゴマーと、過酸化物とを、溶融
二軸押出し機にて混練りする過程で反応させ、SEBS
中に架橋剤と反応する官能基を化学的に導入したもので
ある。この官能基の導入量は、SEBSに対して官能基
を有するモノマーもしくはオリゴマー0.1〜20重量
%程度が適当である。この官能基の導入量が、20重量
%を越えると、下塗り剤の極性が高くなり粘着剤との密
着性が低下し、0.1重量%未満であれば、支持体との
密着性の低下を招く傾向がある。
【0019】上記(b)成分のイソブチレン単位を主成
分にもつ重合体は、下塗り剤層と接着剤層との接着性を
向上させるために、必要に応じて配合される成分であ
る。このイソブチレン単位を主成分にもつ重合体として
は、例えばイソブチレン重合体(ポリイソブチレン)、
イソブチレンとノルマルブチレンとのランダム共重合
体、イソブチレンとイソプレンとの共重合体(レギュラ
ーブチルゴム、塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、
部分架橋ブチルゴム)またはこれらの加硫物もしくはこ
れらを水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エポキシ基
等の官能基で変性した変性物等が好適に使用される。
分にもつ重合体は、下塗り剤層と接着剤層との接着性を
向上させるために、必要に応じて配合される成分であ
る。このイソブチレン単位を主成分にもつ重合体として
は、例えばイソブチレン重合体(ポリイソブチレン)、
イソブチレンとノルマルブチレンとのランダム共重合
体、イソブチレンとイソプレンとの共重合体(レギュラ
ーブチルゴム、塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、
部分架橋ブチルゴム)またはこれらの加硫物もしくはこ
れらを水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エポキシ基
等の官能基で変性した変性物等が好適に使用される。
【0020】上記イソブチレン単位を主成分にもつ重合
体としては、重量平均分子量(Mw)が50万以上を有
するものが耐候性が向上し好ましい。また、重合体中の
イソブチレン単位の割合は、主に耐候性、接着力の安定
性の点から、50重量%以上であることが好ましい。
体としては、重量平均分子量(Mw)が50万以上を有
するものが耐候性が向上し好ましい。また、重合体中の
イソブチレン単位の割合は、主に耐候性、接着力の安定
性の点から、50重量%以上であることが好ましい。
【0021】上記(c)成分の架橋剤としては、硫黄化
合物〔例えば、4, 4’−ジチオジモルホリン、N, N’−
ジチオ−ビス(ヘキサヒドロ−2H−アゼピノン−
2)、粉末硫黄、塩化硫黄、二塩化硫黄など〕、過酸化
物〔例えば、ヒドロペルオキシド、ジクミルペルオキシ
ド、ベンゾイルペルオキシド、2,5-ジメチルヘキサン−
2,5-ジヒドロペルオキシドなど〕、金属酸化物(例え
ば、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、硫化銅など)、キノ
ンジオキシム、メチロール樹脂(例えば、ジメチロール
フェノールホルムアルデヒド、ポリメチロールフェノー
ル樹脂など)、多官能アミン(例えば、エタノールアミ
ン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンな
ど)、アゾ化合物〔例えば、ジアゾアミノベンゼン、ビ
スアジドホーメート、ビスアゾエステル、ビス(ジオキ
ソトリアゾリン)誘導体など〕、多官能イソシアネート
(例えば、2,4-トリレンジイソシアネート、トリメチロ
ールプロパン・トリレンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネートなど)、有機金属化合物〔例えば、テトラ
−n−ブチルチタネート、テトライソプロピルチタネー
ト、テトラキス(2−エチルヘキサンジオラト)チタン
など〕などが挙げられる。なかでも特に3官能の芳香族
イソシアネートの使用が、反応性、高次元架橋の点から
好ましい。
合物〔例えば、4, 4’−ジチオジモルホリン、N, N’−
ジチオ−ビス(ヘキサヒドロ−2H−アゼピノン−
2)、粉末硫黄、塩化硫黄、二塩化硫黄など〕、過酸化
物〔例えば、ヒドロペルオキシド、ジクミルペルオキシ
ド、ベンゾイルペルオキシド、2,5-ジメチルヘキサン−
2,5-ジヒドロペルオキシドなど〕、金属酸化物(例え
ば、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、硫化銅など)、キノ
ンジオキシム、メチロール樹脂(例えば、ジメチロール
フェノールホルムアルデヒド、ポリメチロールフェノー
ル樹脂など)、多官能アミン(例えば、エタノールアミ
ン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンな
ど)、アゾ化合物〔例えば、ジアゾアミノベンゼン、ビ
スアジドホーメート、ビスアゾエステル、ビス(ジオキ
ソトリアゾリン)誘導体など〕、多官能イソシアネート
(例えば、2,4-トリレンジイソシアネート、トリメチロ
ールプロパン・トリレンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネートなど)、有機金属化合物〔例えば、テトラ
−n−ブチルチタネート、テトライソプロピルチタネー
ト、テトラキス(2−エチルヘキサンジオラト)チタン
など〕などが挙げられる。なかでも特に3官能の芳香族
イソシアネートの使用が、反応性、高次元架橋の点から
好ましい。
【0022】本発明の粘着シート用下塗り剤では、
(a)成分の官能基を有する反応性SEBSが5〜10
0重量%、好ましくは5〜95重量%、特に好ましくは
10〜90重量%、(b)成分のイソブチレン単位を主
成分にもつ重合体が0〜95重量%、好ましくは5〜9
5重量%、特に好ましくは10〜90重量%で、合計1
00重量%となる割合が適当である。上記(a)成分の
反応性SEBSが5重量%未満であれば、下塗り剤層と
ポリオレフィン系プラスチックよりなる支持体との接着
性が低下する傾向がある。
(a)成分の官能基を有する反応性SEBSが5〜10
0重量%、好ましくは5〜95重量%、特に好ましくは
10〜90重量%、(b)成分のイソブチレン単位を主
成分にもつ重合体が0〜95重量%、好ましくは5〜9
5重量%、特に好ましくは10〜90重量%で、合計1
00重量%となる割合が適当である。上記(a)成分の
反応性SEBSが5重量%未満であれば、下塗り剤層と
ポリオレフィン系プラスチックよりなる支持体との接着
性が低下する傾向がある。
【0023】また、本発明の粘着シート用下塗り剤にお
いて、(c)成分の架橋剤は、上記(a)成分の反応性
SEBSと(b)成分の重合体との配合物100重量部
に対して、0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5
重量部、特に好ましくは1〜3重量部程度配合される。
この架橋剤の配合量が、0.1重量部未満であると、下
塗り剤とポリオレフィン系プラスチックよりなる支持体
との密着性の低下を招き、一方、10重量部を越える
と、下塗り剤の極性が高くなり、粘着剤との密着性の低
下を招く傾向がある。
いて、(c)成分の架橋剤は、上記(a)成分の反応性
SEBSと(b)成分の重合体との配合物100重量部
に対して、0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5
重量部、特に好ましくは1〜3重量部程度配合される。
この架橋剤の配合量が、0.1重量部未満であると、下
塗り剤とポリオレフィン系プラスチックよりなる支持体
との密着性の低下を招き、一方、10重量部を越える
と、下塗り剤の極性が高くなり、粘着剤との密着性の低
下を招く傾向がある。
【0024】なお、上記粘着シート用下塗り剤には、下
塗り剤に一般的に使用される配合剤、例えば光安定剤、
粘着付与剤、軟化剤、防錆剤、着色剤などを配合させて
もよい。
塗り剤に一般的に使用される配合剤、例えば光安定剤、
粘着付与剤、軟化剤、防錆剤、着色剤などを配合させて
もよい。
【0025】本発明の粘着シート用下塗り剤は、所定量
の(a)成分の反応性SEBSと、(b)成分の重合体
および(c)成分の架橋剤、必要に応じて配合される配
合剤とを、例えばトルエン等の有機溶剤に溶解し十分に
攪拌して、不揮発成分(固形分)が1〜20重量%、好
ましくは3〜10重量%の溶液に調製して使用される。
の(a)成分の反応性SEBSと、(b)成分の重合体
および(c)成分の架橋剤、必要に応じて配合される配
合剤とを、例えばトルエン等の有機溶剤に溶解し十分に
攪拌して、不揮発成分(固形分)が1〜20重量%、好
ましくは3〜10重量%の溶液に調製して使用される。
【0026】本発明の粘着シートは、支持体上に上記の
粘着シート用下塗り剤よりなる下塗り剤層を介して、低
極性粘着剤層を形成してなるものである。
粘着シート用下塗り剤よりなる下塗り剤層を介して、低
極性粘着剤層を形成してなるものである。
【0027】本発明の粘着シートで使用する支持体は、
ポリオレフィン系プラスチックよりなり、既知のものを
使用すれば十分である。ポリオレフィン系プラスチック
としては、例えばエチレン、プロピレンの単独重合体の
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムの他
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン
またはオレフィンを主成分とする共重合体もしくはこれ
らの混合物からなるフィルム等が挙げられる。このポリ
オレフィン系プラスチックフィルムには、光安定剤(紫
外線吸収剤、消光剤など)、光遮蔽剤(酸化チタン、酸
化亜鉛など)、酸化防止剤等を添加してもよい。この支
持体は、通常、20〜200μm、好ましくは30〜1
00μmの厚さを有するものが使用される。
ポリオレフィン系プラスチックよりなり、既知のものを
使用すれば十分である。ポリオレフィン系プラスチック
としては、例えばエチレン、プロピレンの単独重合体の
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムの他
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン
またはオレフィンを主成分とする共重合体もしくはこれ
らの混合物からなるフィルム等が挙げられる。このポリ
オレフィン系プラスチックフィルムには、光安定剤(紫
外線吸収剤、消光剤など)、光遮蔽剤(酸化チタン、酸
化亜鉛など)、酸化防止剤等を添加してもよい。この支
持体は、通常、20〜200μm、好ましくは30〜1
00μmの厚さを有するものが使用される。
【0028】なお、上記粘着シート用下塗り剤とより強
固な密着性を得るために、該ポリオレフィン系プラスチ
ックフィルムの片面を、前記した一般的な方法により表
面処理し、濡れ性を向上させることが好ましい。
固な密着性を得るために、該ポリオレフィン系プラスチ
ックフィルムの片面を、前記した一般的な方法により表
面処理し、濡れ性を向上させることが好ましい。
【0029】本発明で使用する低極性粘着剤としては、
例えばイソブチレン単位を主成分にもつ重合体などを主
体とするものが挙げられる。上記イソブチレン単位を主
成分にもつ重合体としては、前記の下塗り剤に用いる
(b)成分の重合体と同じ重合体が例示される。
例えばイソブチレン単位を主成分にもつ重合体などを主
体とするものが挙げられる。上記イソブチレン単位を主
成分にもつ重合体としては、前記の下塗り剤に用いる
(b)成分の重合体と同じ重合体が例示される。
【0030】さらに、上記低極性粘着剤には、粘着付与
剤、軟化剤、防錆剤、着色剤など一般的に配合される配
合剤を添加してもよい。
剤、軟化剤、防錆剤、着色剤など一般的に配合される配
合剤を添加してもよい。
【0031】上記低極性粘着剤は、所定量の低極性重合
体、例えばイソブチレン単位を主成分にもつ重合体と、
必要に応じて配合される配合剤とを、例えばトルエン等
の有機溶剤に溶解し十分に攪拌して、不揮発成分(固形
分)が5〜20重量%濃度の溶液に調製して使用され
る。
体、例えばイソブチレン単位を主成分にもつ重合体と、
必要に応じて配合される配合剤とを、例えばトルエン等
の有機溶剤に溶解し十分に攪拌して、不揮発成分(固形
分)が5〜20重量%濃度の溶液に調製して使用され
る。
【0032】本発明の粘着シートは、例えば次に示す方
法によって製造される。まず、上記ポリオレフィン系プ
ラスチックフィルム上に、乾燥後の膜厚が0.05〜2
μmとなるように前記下塗り剤の溶液を、ロールコー
タ、ナイフコータ、スプレー塗装、グラビアプリンタ等
の方法によって塗布した後、必要に応じて加熱して、溶
剤を乾燥除去する。ついで、その下塗り剤層の上に、乾
燥後の膜厚が1〜10μmとなるように上記低極性粘着
剤の溶液を、上記下塗り剤と同様の方法によって塗布し
た後、必要に応じて加熱して溶剤を乾燥除去することに
よって得られる。
法によって製造される。まず、上記ポリオレフィン系プ
ラスチックフィルム上に、乾燥後の膜厚が0.05〜2
μmとなるように前記下塗り剤の溶液を、ロールコー
タ、ナイフコータ、スプレー塗装、グラビアプリンタ等
の方法によって塗布した後、必要に応じて加熱して、溶
剤を乾燥除去する。ついで、その下塗り剤層の上に、乾
燥後の膜厚が1〜10μmとなるように上記低極性粘着
剤の溶液を、上記下塗り剤と同様の方法によって塗布し
た後、必要に応じて加熱して溶剤を乾燥除去することに
よって得られる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を詳細に説明するため実施例を
挙げるが、本発明はこれら実施例によって何ら限定され
るものではない。なお、部とあるのは全て重量部を示
す。
挙げるが、本発明はこれら実施例によって何ら限定され
るものではない。なお、部とあるのは全て重量部を示
す。
【0034】実施例1 無水マレイン酸を付与した反応性スチレン・エチレン/
ブチレン・スチレンブロックコポリマー(商品名タフテ
ックM1943 旭化成社製)70部、ポリイソブチレ
ン(商品名ビスタネックスMML−120 トーネック
ス社製)30部、3官能芳香族イソシアネート(商品名
コロネートL 日本ポリウレタン社製)1部からなる組
成物の1重量%トルエン溶液からなる下塗り剤を、片面
をコロナ処理した厚さ60μmのポリエチレンフィルム
のコロナ処理面に、乾燥後の厚さが0.1μmとなるよ
うに塗布した後、室温で乾燥して下塗り剤層を形成し
た。ついで、その下塗り剤層上に、粘着剤として、ポリ
イソブチレン(商品名ビスタネックスMML−120
トーネックス社製)の5重量%トルエン溶液を、乾燥後
の厚さが5μmとなるように塗布した後、室温で乾燥し
て粘着フィルムを得た。
ブチレン・スチレンブロックコポリマー(商品名タフテ
ックM1943 旭化成社製)70部、ポリイソブチレ
ン(商品名ビスタネックスMML−120 トーネック
ス社製)30部、3官能芳香族イソシアネート(商品名
コロネートL 日本ポリウレタン社製)1部からなる組
成物の1重量%トルエン溶液からなる下塗り剤を、片面
をコロナ処理した厚さ60μmのポリエチレンフィルム
のコロナ処理面に、乾燥後の厚さが0.1μmとなるよ
うに塗布した後、室温で乾燥して下塗り剤層を形成し
た。ついで、その下塗り剤層上に、粘着剤として、ポリ
イソブチレン(商品名ビスタネックスMML−120
トーネックス社製)の5重量%トルエン溶液を、乾燥後
の厚さが5μmとなるように塗布した後、室温で乾燥し
て粘着フィルムを得た。
【0035】実施例2 無水マレイン酸を付与した反応性スチレン・エチレン/
ブチレン・スチレンブロックコポリマー(商品名クレイ
トンFG1901X シェル化学社製)50部、ポリイ
ソブチレン(商品名ビスタネックスMML−120 ト
ーネックス社製)50部、3官能芳香族イソシアネート
(商品名コロネートL 日本ポリウレタン社製)1部か
らなる組成物の1重量%トルエン溶液からなる下塗り剤
を用いた以外は、すべて実施例1と同様にして粘着フィ
ルムを得た。
ブチレン・スチレンブロックコポリマー(商品名クレイ
トンFG1901X シェル化学社製)50部、ポリイ
ソブチレン(商品名ビスタネックスMML−120 ト
ーネックス社製)50部、3官能芳香族イソシアネート
(商品名コロネートL 日本ポリウレタン社製)1部か
らなる組成物の1重量%トルエン溶液からなる下塗り剤
を用いた以外は、すべて実施例1と同様にして粘着フィ
ルムを得た。
【0036】実施例3 無水マレイン酸を付与した反応性スチレン・エチレン/
ブチレン・スチレンブロックコポリマー(商品名タフテ
ックM1943 旭化成社製)100部、3官能芳香族
イソシアネート(商品名コロネートL 日本ポリウレタ
ン社製)1部からなる組成物の1重量%トルエン溶液か
らなる下塗り剤を用いた以外は、すべて実施例1と同様
にして粘着フィルムを得た。
ブチレン・スチレンブロックコポリマー(商品名タフテ
ックM1943 旭化成社製)100部、3官能芳香族
イソシアネート(商品名コロネートL 日本ポリウレタ
ン社製)1部からなる組成物の1重量%トルエン溶液か
らなる下塗り剤を用いた以外は、すべて実施例1と同様
にして粘着フィルムを得た。
【0037】比較例1 実施例1の方法において、下塗り剤を用いずに、片面を
コロナ処理した厚さ60μmのポリエチレンフィルムの
コロナ処理面に、実施例1で使用した粘着剤を乾燥後の
厚みが5μmとなるように粘着剤層を形成して粘着フィ
ルムを得た。
コロナ処理した厚さ60μmのポリエチレンフィルムの
コロナ処理面に、実施例1で使用した粘着剤を乾燥後の
厚みが5μmとなるように粘着剤層を形成して粘着フィ
ルムを得た。
【0038】比較例2 実施例1の方法において、塩素化エチレン−酢酸ビニル
共重合体(商品名スーパーフロンA 山陽国策パルプ社
製)50部、ポリイソブチレン(商品名ビスタネックス
MML−120 トーネックス社製)50部からなる組
成物の1重量%トルエン溶液からなる下塗り剤を用いた
以外は、すべて実施例1と同様にして粘着フィルムを得
た。
共重合体(商品名スーパーフロンA 山陽国策パルプ社
製)50部、ポリイソブチレン(商品名ビスタネックス
MML−120 トーネックス社製)50部からなる組
成物の1重量%トルエン溶液からなる下塗り剤を用いた
以外は、すべて実施例1と同様にして粘着フィルムを得
た。
【0039】比較例3 実施例1の方法において、塩素化ポリプロピレン(商品
名ハードレン13LP東洋化成社製)50部、ポリイソ
ブチレン(商品名ビスタネックスMML−120 トー
ネックス社製)50部からなる組成物の1重量%トルエ
ン溶液からなる下塗り剤を用いた以外は、すべて実施例
1と同様にして粘着フィルムを得た。
名ハードレン13LP東洋化成社製)50部、ポリイソ
ブチレン(商品名ビスタネックスMML−120 トー
ネックス社製)50部からなる組成物の1重量%トルエ
ン溶液からなる下塗り剤を用いた以外は、すべて実施例
1と同様にして粘着フィルムを得た。
【0040】比較例4 実施例1の方法において、3官能芳香族イソシアネート
を配合しない下塗り剤を用いた以外は、すべて実施例1
と同様にして粘着フィルムを得た。
を配合しない下塗り剤を用いた以外は、すべて実施例1
と同様にして粘着フィルムを得た。
【0041】実験例 上記実施例1〜3および比較例1〜4で得られた粘着フ
ィルムを用いて、下記の粘着剤層と支持体間の結合力試
験および粘着フィルム表面の汚染性試験を行った結果、
表1に示す通りであった。
ィルムを用いて、下記の粘着剤層と支持体間の結合力試
験および粘着フィルム表面の汚染性試験を行った結果、
表1に示す通りであった。
【0042】なお、粘着剤層と支持体間の結合力試験
は、粘着フィルムの粘着面同志を、圧力90N/cm、速
度1.0m/分の条件でラミネーター圧着し、温度60
℃、圧力5MPaの条件下で1日処理した後、室温で1
時間放置し、その後温度23℃、湿度65%RHの恒温
室で、300mm/分の速度で180°剥離試験を行い、
界面剥離の抵抗値を測定し、結合力とした。
は、粘着フィルムの粘着面同志を、圧力90N/cm、速
度1.0m/分の条件でラミネーター圧着し、温度60
℃、圧力5MPaの条件下で1日処理した後、室温で1
時間放置し、その後温度23℃、湿度65%RHの恒温
室で、300mm/分の速度で180°剥離試験を行い、
界面剥離の抵抗値を測定し、結合力とした。
【0043】また、汚染性試験は、粘着フィルムをステ
ンレス板(SUS304BA)に上記の粘着剤層と支持
体間の結合力試験と同じ条件で貼合わせ、温度70℃、
圧力5MPaの条件下で5日間放置後、室温で1時間放
置した後、粘着フィルムを剥離し、剥離時に粘着剤が支
持体から剥がれているかを観察した。なお、粘着剤の剥
がれが全く認められないものを◎、粘着剤の剥がれが認
められるものを×として判定した。
ンレス板(SUS304BA)に上記の粘着剤層と支持
体間の結合力試験と同じ条件で貼合わせ、温度70℃、
圧力5MPaの条件下で5日間放置後、室温で1時間放
置した後、粘着フィルムを剥離し、剥離時に粘着剤が支
持体から剥がれているかを観察した。なお、粘着剤の剥
がれが全く認められないものを◎、粘着剤の剥がれが認
められるものを×として判定した。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】上記表1から明らかなように、実施例の
粘着フィルムの粘着剤層と支持体間の結合力は、比較例
の粘着フィルムの約1.5〜11倍の値を示し、また、
汚染性試験においても、粘着剤の剥がれが全く認められ
ない汚染性に優れるものであった。このように、本発明
の粘着シート用下塗り剤は、ポリエチレンフィルムおよ
び低極性のポリイソブチレンとのそれぞれに優れた接着
性を有するものである。また、この粘着シート用下塗り
剤を介して、ポリオレフィン系プラスチックよりなる支
持体上に、低極性粘着剤層を形成した粘着シートは、支
持体と低極性粘着剤層との接着性が大幅に向上する。し
たがって、粘着シートは、貼付け期間が1ヶ月を越える
長期にわたるとき、また、高い圧力がかかる状態あるい
は屋外で使用されたとしても、該低極性粘着剤層と支持
体間の密着性に優れるので、従来の粘着シートのよう
に、粘着剤層が被着体表面へ転着することがない。
粘着フィルムの粘着剤層と支持体間の結合力は、比較例
の粘着フィルムの約1.5〜11倍の値を示し、また、
汚染性試験においても、粘着剤の剥がれが全く認められ
ない汚染性に優れるものであった。このように、本発明
の粘着シート用下塗り剤は、ポリエチレンフィルムおよ
び低極性のポリイソブチレンとのそれぞれに優れた接着
性を有するものである。また、この粘着シート用下塗り
剤を介して、ポリオレフィン系プラスチックよりなる支
持体上に、低極性粘着剤層を形成した粘着シートは、支
持体と低極性粘着剤層との接着性が大幅に向上する。し
たがって、粘着シートは、貼付け期間が1ヶ月を越える
長期にわたるとき、また、高い圧力がかかる状態あるい
は屋外で使用されたとしても、該低極性粘着剤層と支持
体間の密着性に優れるので、従来の粘着シートのよう
に、粘着剤層が被着体表面へ転着することがない。
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)官能基を有する反応性スチレン・
エチレン/ブチレン・スチレンブロックコポリマー5〜
100重量%、(b)イソブチレン単位を主成分にもつ
重合体0〜95重量%とからなる配合物100重量部に
対して、(c)架橋剤0.1〜10重量部を配合してな
る粘着シート用下塗り剤。 - 【請求項2】 官能基が、 【化1】 である請求項1記載の粘着シート用下塗り剤。
- 【請求項3】 架橋剤が多官能イソシアネートである請
求項1記載の粘着シート用下塗り剤。 - 【請求項4】 ポリオレフィン系プラスチックよりなる
支持体上に、請求項1〜3のいずれかに記載の粘着シー
ト用下塗り剤よりなる下塗り剤層を介して、低極性粘着
剤層が形成されてなる粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30924194A JPH08165460A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 粘着シート用下塗り剤およびそれを用いてなる粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30924194A JPH08165460A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 粘着シート用下塗り剤およびそれを用いてなる粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165460A true JPH08165460A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17990632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30924194A Pending JPH08165460A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 粘着シート用下塗り剤およびそれを用いてなる粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08165460A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1311047C (zh) * | 2002-11-06 | 2007-04-18 | 东亚合成株式会社 | 粘合剂组合物及粘合方法 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP30924194A patent/JPH08165460A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1311047C (zh) * | 2002-11-06 | 2007-04-18 | 东亚合成株式会社 | 粘合剂组合物及粘合方法 |
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