JPH08165863A - 開きドア - Google Patents

開きドア

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Publication number
JPH08165863A
JPH08165863A JP30889094A JP30889094A JPH08165863A JP H08165863 A JPH08165863 A JP H08165863A JP 30889094 A JP30889094 A JP 30889094A JP 30889094 A JP30889094 A JP 30889094A JP H08165863 A JPH08165863 A JP H08165863A
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JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
horizontal frame
lower horizontal
bathroom
Prior art date
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Pending
Application number
JP30889094A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Uchiyama
協一 内山
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Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開きドアであって、扉を閉じた時、扉の下縁
と開口部の下横枠との間が確実に遮蔽されること、通
常、室外側に開く扉を必要に応じて手軽に室内側にも開
けられること、開口部の下横枠に凹凸が少なく、滑らか
であること。 【構成】 開口部は室内外の両方向に開くことができる
扉3を備える。扉3の下縁に装着されたタイト材12a
が開口部の下横枠8に接する。下横枠8は上面が断面に
おいて開口部の前側が凹面16に、後側が凸面15に形
成され、凹面と凸面との境界部17が最も高く形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、開口部の一面側、他
面側の両方向に開かれる扉を備えた開きドアに関する。
【0002】
【従来の技術】扉の下縁と開口部の下方固定部との間を
タイト材で遮蔽する技術的思想は、実開昭57−829
6号や実開昭58−19095号などの各公報に記載さ
れており、周知である。しかし、これらの扉は室外側
(開口部の一面側)あるいは室内側(開口部の他面側)
のいずれか一方へ開かれる扉であって、開口部の下方固
定部との間を遮蔽するタイト材の構造は、扉を室内外の
両方向へ開くことができるドアに適していない。実開平
6−49687号におけるスイング部材(2)は、室内
外の両方向へ開くことができる扉のタイト材を示唆して
いるが、このスイング部材(2)は扉を閉じた時床面と
確実に接触させることができないので、気密性に難があ
り、そのままでは比較的高い気密性が要求される例えば
浴室と脱衣室間のドアなどに採用できない。
【0003】一方、移動や入浴に介護を必要とする人が
住んだり出入りする建物では、出入り口など扉を備えた
ドアを、開口部の通過に支障のないように開口部の下方
固定部の構造(下横枠や床面)をできるだけ平坦に、凹
凸があっても滑らかに構成することが好ましい。この目
的で、特開昭57−58789号公報には、扉の下縁に
取付けた気密部材(タイト材)が当接する圧着段面を低
く室内側方向へ緩やかに立ち上がる斜面に形成した開口
部の下枠(4)が記載されているが、このものは室内側
への引き寄せ手段を備えた気密扉であって、室内外の両
方向へ開くことができる扉に関するものではない。
【0004】移動や入浴に介護を必要とする人が住んだ
り出入りする建物の開口部では、さらに、扉が室内外の
両方向へ開くものにする必要が生じる。例えば、介護を
要する人が室内の扉近くで動けなくなった場合、扉を室
内側にしか開けることができないと救出に時間を要す
る。また、このような人を車椅子で室内まで移動させる
場合、扉は手前に開けられる方が都合が良い。特に図4
のように、狭い浴室1に車椅子2で移動させる場合、扉
3は脱衣室4側に開かれるのが好ましく、水仕舞いの関
係から通常行われているように、浴室1側に扉3が開か
れると浴室内を余計に狭くしてしまう。このことは、介
護を要する人の場合に限らず、子供や家族と一緒に風呂
に入るとき、先に身体を洗っている人がいるともう一人
の人が大変に入りにくい。
【0005】浴室における緊急事態に対処するために浴
室と脱衣室間の扉を脱衣室側にも開けるようにしたドア
が特開平6−173542号公報に提案されているが、
このものは空気を充填して拡径してある接当周部材
(3)(タイト材に相当)を、緊急時には空気を抜いて
縮径することで脱衣室側に開くことができるようにして
いるので、接当周部材(3)が特殊なものとなって高価
であると共に、空気を入れたり出したりするための手間
を要する。したがって、この扉は日常において気軽に室
内外へ開閉して利用できる扉とはいえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、扉を閉じ
た時、扉の下縁と開口部の下横枠との間が確実に遮蔽さ
れると共に、通常、開口部の一方側に開くようにされて
いる扉を必要に応じて手軽に開口部の他面側にも開くこ
とができ、かつ、開口部の下横枠に凹凸が少なく、滑ら
かな開口部構造の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】開口部の一面側、他面側
の両方向に開くことができる扉を備えた開口部とする。
扉の下縁にタイト材を装着し、開口部の下横枠に接する
配置とする。下横枠は上面が断面において開口部の一面
側が凹面に、他面側が凸面に形成され、凹面と凸面との
境界部が最も高く形成される。この開口部構造は、一面
側を浴室、他面側を脱衣室として浴室と脱衣室との間に
配置されることがある。
【0008】
【作用】扉下縁に装着されたタイト材は、扉が閉じられ
た状態のとき、扉下縁と開口部の下横枠との間を遮蔽す
る。下横枠の上面が断面において開口部の一面側が凹面
に、他面側が凸面に形成され、凹面と凸面との境界部が
最も高く形成された構成は、下横枠による止水・水切機
能を失うことなく、開口部における下横枠の凹凸を小さ
くし、かつ、滑らかにする。
【0009】
【実施例】図3は浴室1と脱衣室4間に形成される開き
ドア5に関し、開口枠6と扉3を備える。開口枠6は上
下の横枠7,8と左右の竪枠9,10とで構成され、扉
3は一側に設けた回転軸11(a,b)を中心に回動可
能に開口枠6に軸支されている。扉3は脱衣室4側(一
面側)および浴室1側(他面側)の双方に開くことがで
きるようになっている。扉3は閉じられたとき、開口枠
6との気密を維持するために周縁にタイト材12が装着
されている。この内、扉3の下縁に装着されるタイト材
12aは薄肉部13で連結されたフィン部14を有し、
フィン部14は下方に向かって突出して扉6が閉じられ
たとき、開口部の下横枠8との間を遮蔽するように配置
されている。フィン部14は薄肉部13によって扉3と
の装着部付近を中心に室内外方向で変位可能である。
【0010】下横枠7は、アルミ合金又は合成樹脂の中
空押出し成形材で上面が、断面において脱衣室4側を凸
面15、浴室1側を凹面16とされ、これら二つの面が
境界部17で、この部分を最も高くして接続された形状
とされ、上方に位置する肩の角部は外面が丸く滑らかに
形成されている(図1)。符号18は脱衣室4の床板、
符号19はバスユニット排水溝を示している。
【0011】以上の構造において、扉3を閉じた状態で
は扉3の周縁に装着したタイト材12が開口枠6の内面
に接触して浴室1と脱衣室4間の気密を維持し、浴室側
の水が脱衣室側に漏れ出るのを防止する。このとき、扉
5の下縁に装着されたタイト材12aのフィン部14は
垂直状態になっており、下縁が下横枠8における凹面1
6と凸面15との境界部17に凹面16側から近接した
位置に接して、下横枠8との間が遮蔽されている(図
1、図2の実線)。
【0012】浴室1側の水は、下横枠8が床面より高
く、かつ、浴室側の面が凹面16となって脱衣室側程急
になっている傾斜面に拒まれて、脱衣室側に到達するこ
とはほとんどない。一方、下横枠8の脱衣室4側の面は
緩やかな凸面15となっているので、裸足で踏んでも痛
くなく、また、車椅子で簡単に乗り越えることができ
る。扉3を浴室1側に開くとき、扉3の周縁に装着した
タイト材12はそのまま開口枠6から離れ、また、下方
のタイト材12aのフィン部14は下横枠8の凹面16
上を移動するので、開く方向に抵抗がなく、扉3を浴室
1側に開くときに格別な抵抗はない。逆に浴室1側から
扉3を閉じるとき、垂直姿勢となったフィン部14の下
端縁は最終的に下横枠8の凹面16の頂部(境界部1
7)に当接するので、気密性が高く、また、抵抗感が有
るので、この抵抗感から、浴室側より閉じる扉3が閉じ
位置に到達したことを確実に把握することができる。
【0013】扉3を閉じた状態から、少し強く脱衣室4
側に引くか押すとかすると、下方のタイト材12aのフ
ィン部14は薄肉部13の部分で変形されることにより
(図1)、下横枠8における最も高い境界部17を乗り
越えて脱衣室4側に開くことができる。この操作は、下
横枠8の境界部17を乗り越えさせるために通常より強
めの力を要するだけで、他の操作はなく、また、必要に
応じて繰り返し行うことが可能である。さらに、扉3を
浴室1側へ押し戻すだけで再び通常の使用状態に戻すこ
とができる。図5は下横枠8の凹面16と凸面15に関
する他の実施例を示している。(a)では凸面15が折
曲された平面で構成され、凹面16との境界部付近がほ
ぼ水平に形成されている。このものでは水平面が明確に
形成されるので踏み付けた時に滑りにくい。(b)で
は、凸面15が単純、かつ、滑らかな曲面とされてお
り、車いす等で乗り越えるときに、より抵抗が少ない。
【0014】以上は実施例であって、本発明は図示され
た実施例に限定されない。この開きドア5は、浴室1と
脱衣室4の間ばかりでなく、通常の部屋間やトイレの入
り口あるいは屋外と屋内を区画する玄関に構成されるこ
とがある。開口枠6は、下横枠8が別体で門形枠と組み
合わせた構造とすることがある。
【0015】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、通常は部屋の
内側に向けて開けている扉を、必要に応じて反対方向の
外側にも開くことができ、部屋内で介護を必要としてい
る人に対して緊急の場合に素早く対応したり、部屋内部
に居る人に煩わされずに扉を備えた開口部を広く使用す
ることができる。また、一度反対方向に操作した扉であ
っても通常の開き方向へ簡単に戻すことができ、操作性
が良い。扉を閉じたとき、扉下縁と開口部の下横枠との
間が確実に遮蔽されて気密性が高い。また、扉を室外側
へ開く通常の状態では、扉下縁に装着されたタイト材が
下横枠の凹面に接しないので扉の開閉作動が軽い。
【0016】請求項2の構成によれば、凸面と凹面との
境界部付近がほぼ水平に形成されているので、請求項1
の構成による効果に加え、下横枠を踏み付けた時に違和
感を感じることが少ない。請求項3の構成によれば、タ
イト材が凹面と凸面の境界部に、凹面側から近接した位
置で接するので、請求項1の構成による効果に加え、扉
の停止位置が安定し、また、気密性が向上する。請求項
4の構成によれば、扉に邪魔されずに車椅子を浴室に運
び込んだり、浴室の内部で扉に寄り掛かっている人がい
ても、他の人が浴室内部に入ることができる。請求項
5、請求項6の構成によれば、下横枠の凹面や凸面にご
みや埃が溜まらず、また、踏み付けた際の違和感がより
少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開口部の下部を示す縦断面図
【図2】扉下部を示す要部の斜視図(扉は閉じられてい
る)
【図3】開きドアを概略で示す斜視図
【図4】浴室に車椅子を乗り入れる状況を示した平面図
【図5】他の実施例による下横枠の断面図
【符号の説明】
1 浴室 2 車椅子 3 扉 4 脱衣室 5 開きドア 6 開口枠 7 上横枠 8 下横枠 9 左竪枠 10 右竪枠 11 回転軸 12 タイト材 13 薄肉部 14 フィン部 15 凸面 16 凹面 17 境界部 18 脱衣室床板 19 バスユニット排水溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 開きドア
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、開口部の前側、後側
の両方向に開かれる扉を備えた開きドアに関する。
【0002】
【従来の技術】扉の下縁と開口部の下方固定部との間を
タイト材で遮蔽する技術的思想は、実開昭57−829
6号や実開昭58−19095号などの各公報に記載さ
れており、周知である。しかし、これらの扉は室外側
(開口部の前側とする)あるいは室内側(開口部の後側
とする)のいずれか一方へ開かれる扉であって、開口部
の下方固定部との間を遮蔽するタイト材の構造は、扉を
室内外の両方向へ開くことができるドアに適していな
い。実開平6−49687号におけるスイング部材
(2)は、室内外の両方向へ開くことができる扉のタイ
ト材を示唆しているが、このスイング部材(2)は扉を
閉じた時床面と確実に接触させることができないので、
気密性に難があり、そのままでは比較的高い気密性が要
求される例えば浴室と脱衣室間のドアなどに採用できな
い。
【0003】一方、移動や入浴に介護を必要とする人が
住んだり出入りする建物では、出入り口など扉を備えた
ドアを、開口部の通過に支障のないように開口部の下方
固定部の構造(下横枠や床面)をできるだけ平坦に、凹
凸があっても滑らかに構成することが好ましい。この目
的で、特開昭57−58789号公報には、扉の下縁に
取付けた気密部材(タイト材)が当接する圧着段面を低
く室内側方向へ緩やかに立ち上がる斜面に形成した開口
部の下枠(4)が記載されているが、このものは室内側
への引き寄せ手段を備えた気密扉であって、室内外の両
方向へ開くことができる扉に関するものではない。
【0004】移動や入浴に介護を必要とする人が住んだ
り出入りする建物の開口部では、さらに、扉が室内外の
両方向へ開くものにする必要が生じる。例えば、介護を
要する人が室内の扉近くで動けなくなった場合、扉を室
内側にしか開けることができないと救出に時間を要す
る。また、このような人を車椅子で室内まで移動させる
場合、扉は手前に開けられる方が都合が良い。特に図4
のように、狭い浴室1に車椅子2で移動させる場合、扉
3は脱衣室4側に開かれるのが好ましく、水仕舞いの関
係から通常行われているように、浴室1側に扉3が開か
れると浴室内を余計に狭くしてしまう。このことは、介
護を要する人の場合に限らず、子供や家族と一緒に風呂
に入るとき、先に身体を洗っている人がいるともう一人
の人が大変に入りにくい。
【0005】浴室における緊急事態に対処するために浴
室と脱衣室間の扉を脱衣室側にも開けるようにしたドア
が特開平6−173542号公報に提案されているが、
このものは空気を充填して拡径してある接当周部材
(3)(タイト材に相当)を、緊急時には空気を抜いて
縮径することで脱衣室側に開くことができるようにして
いるので、接当周部材(3)が特殊なものとなって高価
であると共に、空気を入れたり出したりするための手間
を要する。したがって、この扉は日常において気軽に室
内外へ開閉して利用できる扉とはいえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、扉を閉じ
た時、扉の下縁と開口部の下横枠との間が確実に遮蔽さ
れると共に、通常、開口部の側に開くようにされてい
る扉を必要に応じて手軽に開口部の側にも開くことが
でき、かつ、開口部の下横枠に凹凸が少なく、滑らかな
開口部構造の提供を課題とする。なお、前側,後側とは
開口部に対して扉を開く側を特定するために用いるもの
で、実際には前後が逆になることもある。
【0007】
【課題を解決するための手段】開口部の側、側の両
方向に開くことができる扉を備えた開口部とする。扉の
下縁にタイト材を装着し、開口部の下横枠に接する配置
とする。下横枠は上面が断面において開口部の側が凹
面に、側が凸面に形成され、凹面と凸面との境界部が
最も高く形成される。この開口部構造は、側を浴室、
側を脱衣室として浴室と脱衣室との間に配置されるこ
とがある。
【0008】
【作用】扉下縁に装着されたタイト材は、扉が閉じられ
た状態のとき、扉下縁と開口部の下横枠との間を遮蔽す
る。下横枠の上面が断面において開口部の側が凹面
に、側が凸面に形成され、凹面と凸面との境界部が最
も高く形成された構成は、下横枠による止水・水切機能
を失うことなく、開口部における下横枠の凹凸を小さく
し、かつ、滑らかにする。
【0009】
【実施例】図3は浴室1と脱衣室4間に形成される開き
ドア5に関し、開口枠6と扉3を備える。開口枠6は上
下の横枠7,8と左右の竪枠9,10とで構成され、扉
3は一側に設けた回転軸11(a,b)を中心に回動可
能に開口枠6に軸支されている。扉3は脱衣室4側(
側)および浴室1側(側)の双方に開くことができる
ようになっている。扉3は閉じられたとき、開口枠6と
の気密を維持するために周縁にタイト材12が装着され
ている。この内、扉3の下縁に装着されるタイト材12
aは薄肉部13で連結されたフィン部14を有し、フィ
ン部14は下方に向かって突出して扉6が閉じられたと
き、開口部の下横枠8との間を遮蔽するように配置され
ている。フィン部14は薄肉部13によって扉3との装
着部付近を中心に室内外方向で変位可能である。
【0010】下横枠7は、アルミ合金又は合成樹脂の中
空押出し成形材で上面が、断面において脱衣室4側を凸
面15、浴室1側を凹面16とされ、これら二つの面が
境界部17で、この部分を最も高くして接続された形状
とされ、上方に位置する肩の角部は外面が丸く滑らかに
形成されている(図1)。符号18は脱衣室4の床板、
符号19はバスユニット排水溝を示している。
【0011】以上の構造において、扉3を閉じた状態で
は扉3の周縁に装着したタイト材12が開口枠6の内面
に接触して浴室1と脱衣室4間の気密を維持し、浴室側
の水が脱衣室側に漏れ出るのを防止する。このとき、扉
5の下縁に装着されたタイト材12aのフィン部14は
垂直状態になっており、下縁が下横枠8における凹面1
6と凸面15との境界部17に凹面16側から近接した
位置に接して、下横枠8との間が遮蔽されている(図
1、図2の実線)。
【0012】浴室1側の水は、下横枠8が床面より高
く、かつ、浴室側の面が凹面16となって脱衣室側程急
になっている傾斜面に拒まれて、脱衣室側に到達するこ
とはほとんどない。一方、下横枠8の脱衣室4側の面は
緩やかな凸面15となっているので、裸足で踏んでも痛
くなく、また、車椅子で簡単に乗り越えることができ
る。扉3を浴室1側に開くとき、扉3の周縁に装着した
タイト材12はそのまま開口枠6から離れ、また、下方
のタイト材12aのフィン部14は下横枠8の凹面16
上を移動するので、開く方向に抵抗がなく、扉3を浴室
1側に開くときに格別な抵抗はない。逆に浴室1側から
扉3を閉じるとき、垂直姿勢となったフィン部14の下
端縁は最終的に下横枠8の凹面16の頂部(境界部1
7)に当接するので、気密性が高く、また、抵抗感が有
るので、この抵抗感から、浴室側より閉じる扉3が閉じ
位置に到達したことを確実に把握することができる。
【0013】扉3を閉じた状態から、少し強く脱衣室4
側に引くか押すとかすると、下方のタイト材12aのフ
ィン部14は薄肉部13の部分で変形されることにより
(図1)、下横枠8における最も高い境界部17を乗り
越えて脱衣室4側に開くことができる。この操作は、下
横枠8の境界部17を乗り越えさせるために通常より強
めの力を要するだけで、他の操作はなく、また、必要に
応じて繰り返し行うことが可能である。さらに、扉3を
浴室1側へ押し戻すだけで再び通常の使用状態に戻すこ
とができる。図5は下横枠8の凹面16と凸面15に関
する他の実施例を示している。(a)では凸面15が折
曲された平面で構成され、凹面16との境界部付近がほ
ぼ水平に形成されている。このものでは水平面が明確に
形成されるので踏み付けた時に滑りにくい。(b)で
は、凸面15が単純、かつ、滑らかな曲面とされてお
り、車いす等で乗り越えるときに、より抵抗が少ない。
【0014】以上は実施例であって、本発明は図示され
た実施例に限定されない。この開きドア5は、浴室1と
脱衣室4の間ばかりでなく、通常の部屋間やトイレの入
り口あるいは屋外と屋内を区画する玄関に構成されるこ
とがある。開口枠6は、下横枠8が別体で門形枠と組み
合わせた構造とすることがある。
【0015】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、通常は部屋の
内側に向けて開けている扉を、必要に応じて反対方向の
外側にも開くことができ、部屋内で介護を必要としてい
る人に対して緊急の場合に素早く対応したり、部屋内部
に居る人に煩わされずに扉を備えた開口部を広く使用す
ることができる。また、一度反対方向に操作した扉であ
っても通常の開き方向へ簡単に戻すことができ、操作性
が良い。扉を閉じたとき、扉下縁と開口部の下横枠との
間が確実に遮蔽されて気密性が高い。また、扉を室外側
へ開く通常の状態では、扉下縁に装着されたタイト材が
下横枠の凹面に接しないので扉の開閉作動が軽い。
【0016】請求項2の構成によれば、凸面と凹面との
境界部付近がほぼ水平に形成されているので、請求項1
の構成による効果に加え、下横枠を踏み付けた時に違和
感を感じることが少ない。請求項3の構成によれば、タ
イト材が凹面と凸面の境界部に、凹面側から近接した位
置で接するので、請求項1の構成による効果に加え、扉
の停止位置が安定し、また、気密性が向上する。請求項
4の構成によれば、扉に邪魔されずに車椅子を浴室に運
び込んだり、浴室の内部で扉に寄り掛かっている人がい
ても、他の人が浴室内部に入ることができる。請求項
5、請求項6の構成によれば、下横枠の凹面や凸面にご
みや埃が溜まらず、また、踏み付けた際の違和感がより
少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開口部の下部を示す縦断面図
【図2】扉下部を示す要部の斜視図(扉は閉じられてい
る)
【図3】開きドアを概略で示す斜視図
【図4】浴室に車椅子を乗り入れる状況を示した平面図
【図5】他の実施例による下横枠の断面図
【符号の説明】 1 浴室 2 車椅子 3 扉 4 脱衣室 5 開きドア 6 開口枠 7 上横枠 8 下横枠 9 左竪枠 10 右竪枠 11 回転軸 12 タイト材 13 薄肉部 14 フィン部 15 凸面 16 凹面 17 境界部 18 脱衣室床板 19 バスユニット排水溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の一面側、他面側の両方向に開く
    ことができる扉と扉の下縁に装着されたタイト材が接す
    る下横枠を備え、下横枠は上面が断面において開口部の
    一面側が凹面に、他面側が凸面に形成され、凹面と凸面
    との境界部が最も高く形成されていることを特徴とした
    開きドア。
  2. 【請求項2】 凸面は凹面との境界部付近でほぼ水平に
    形成されていることを特徴とした請求項1に記載の開き
    ドア。
  3. 【請求項3】 タイト材が凹面と凸面の境界部に、凹面
    側から近接した位置で接していることを特徴とした請求
    項1に記載の開きドア。
  4. 【請求項4】 一面側が浴室、他面側が脱衣室である請
    求項1〜請求項3に記載の開きドア。
  5. 【請求項5】 凹面が滑らかな面であることを特徴とし
    た請求項1〜請求項4に記載の開きドア。
  6. 【請求項6】 凸面が滑らかな面であることを特徴とし
    た請求項1〜請求項5に記載の開きドア。
JP30889094A 1994-12-13 1994-12-13 開きドア Pending JPH08165863A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30889094A JPH08165863A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 開きドア

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JP30889094A JPH08165863A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 開きドア

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JP30889094A Pending JPH08165863A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 開きドア

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