JPH08166406A - 車両急減速状態判定装置 - Google Patents
車両急減速状態判定装置Info
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- JPH08166406A JPH08166406A JP6309226A JP30922694A JPH08166406A JP H08166406 A JPH08166406 A JP H08166406A JP 6309226 A JP6309226 A JP 6309226A JP 30922694 A JP30922694 A JP 30922694A JP H08166406 A JPH08166406 A JP H08166406A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 6
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- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両急減速途中で比較的大きな逆Gが作用す
るような場合にも迅速に車両急減速状態であると判定す
る。 【構成】 ステップ100でGセンサ出力を取込んだ
後、ステップ102でその微分値G’を求める。次に、
ステップ104でG’が所定値P(例えば、−5)より
も小さいか否かを判断し、肯定された場合にはこれを除
外(スキップ)してステップ100に戻り、否定された
場合には積分してΔVを積算する。次いで、ステップ1
08で積算値が所定の閾値(Vth)を越えたか否かを判
断し、肯定されればステップ110で車両急減速状態と
判定される。従って、車両急減速途中で比較的大きな逆
Gが作用するような場合にも、迅速に車両急減速状態で
あると判定することができる。
るような場合にも迅速に車両急減速状態であると判定す
る。 【構成】 ステップ100でGセンサ出力を取込んだ
後、ステップ102でその微分値G’を求める。次に、
ステップ104でG’が所定値P(例えば、−5)より
も小さいか否かを判断し、肯定された場合にはこれを除
外(スキップ)してステップ100に戻り、否定された
場合には積分してΔVを積算する。次いで、ステップ1
08で積算値が所定の閾値(Vth)を越えたか否かを判
断し、肯定されればステップ110で車両急減速状態と
判定される。従って、車両急減速途中で比較的大きな逆
Gが作用するような場合にも、迅速に車両急減速状態で
あると判定することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が急減速状態にな
ったか否かを判定するための車両急減速状態判定装置に
関する。
ったか否かを判定するための車両急減速状態判定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、車両急減速時に乗員を車両用シートに拘束するべく
シートベルト装置が設けられているが、最近ではその補
助装置として車両急減速時に袋体を乗員側へ膨出させる
エアバッグ装置等の乗員保護装置が併設されつつある。
この種の乗員保護装置には機械着火式のものもあれば電
気着火式のものもあるが、以下、電気着火式のエアバッ
グ装置等の乗員保護装置に対象を絞って説明する。
ら、車両急減速時に乗員を車両用シートに拘束するべく
シートベルト装置が設けられているが、最近ではその補
助装置として車両急減速時に袋体を乗員側へ膨出させる
エアバッグ装置等の乗員保護装置が併設されつつある。
この種の乗員保護装置には機械着火式のものもあれば電
気着火式のものもあるが、以下、電気着火式のエアバッ
グ装置等の乗員保護装置に対象を絞って説明する。
【0003】電気着火式のエアバッグ装置では、車両の
減速度を検出する減速度センサを備えており、この減速
度センサによって検出された検出値に基づいて求めた値
が所定の閾値を越えると、エアバッグ駆動信号が出力さ
れてエアバッグ装置が作動するようになっている。
減速度を検出する減速度センサを備えており、この減速
度センサによって検出された検出値に基づいて求めた値
が所定の閾値を越えると、エアバッグ駆動信号が出力さ
れてエアバッグ装置が作動するようになっている。
【0004】ところで、車両急減速状態の態様には種々
あり、高Gが比較的長く作用し続ける場合もあれば、高
Gが作用しているものの途中で比較的大きな逆Gが作用
する場合もある。なお、後者の場合としては、車両急減
速時に車体構成メンバが座屈等することにより一時的に
比較的大きな逆Gが発生する場合が挙げられる。これら
のいずれの場合においてもエアバッグ装置を作動させる
必要があるが、そのためにはいずれの場合にも車両急減
速状態であると判定する構成が必要になる。
あり、高Gが比較的長く作用し続ける場合もあれば、高
Gが作用しているものの途中で比較的大きな逆Gが作用
する場合もある。なお、後者の場合としては、車両急減
速時に車体構成メンバが座屈等することにより一時的に
比較的大きな逆Gが発生する場合が挙げられる。これら
のいずれの場合においてもエアバッグ装置を作動させる
必要があるが、そのためにはいずれの場合にも車両急減
速状態であると判定する構成が必要になる。
【0005】ここで、従来では、一例として、減速度を
積分して積算し、この積算値が所定の閾値を越えた時点
で車両急減速状態と判定する構成が用いられていた。こ
の判定の仕方によれば、前者の場合には短時間で積算値
が所定の閾値を越えるが、後者の場合には逆Gが作用す
る分だけ前者の場合よりも僅かに遅くなる。但し、この
場合においても、車両急減速状態と判定するまでの時間
としては適正範囲内であることはもとよりであるが、よ
り迅速に判定することが望まれる。
積分して積算し、この積算値が所定の閾値を越えた時点
で車両急減速状態と判定する構成が用いられていた。こ
の判定の仕方によれば、前者の場合には短時間で積算値
が所定の閾値を越えるが、後者の場合には逆Gが作用す
る分だけ前者の場合よりも僅かに遅くなる。但し、この
場合においても、車両急減速状態と判定するまでの時間
としては適正範囲内であることはもとよりであるが、よ
り迅速に判定することが望まれる。
【0006】本発明は上記要請を考慮し、車両急減速途
中で比較的大きな逆Gが作用するような場合にも迅速に
車両急減速状態であると判定することができる車両急減
速状態判定装置を得ることが目的である。
中で比較的大きな逆Gが作用するような場合にも迅速に
車両急減速状態であると判定することができる車両急減
速状態判定装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る車両急減速状態判定装置は、車両の減速度を検出す
る減速度検出手段と、この減速度検出手段によって検出
された減速度の微分値を演算する第1の演算手段と、こ
の第1の演算手段によって演算された微分値が所定値を
越えたか否かを判断する第1の判断手段と、この第1の
判断手段によって否定判断された場合にのみ、減速度検
出手段によって検出された減速度を区間積分して積算す
る第2の演算手段と、この第2の演算手段によって演算
された積算値が所定の閾値を越えたか否かを判断する第
2の判断手段と、この第2の判断手段によって肯定判断
された場合に車両急減速状態と判定する判定手段と、を
有することを特徴としている。
係る車両急減速状態判定装置は、車両の減速度を検出す
る減速度検出手段と、この減速度検出手段によって検出
された減速度の微分値を演算する第1の演算手段と、こ
の第1の演算手段によって演算された微分値が所定値を
越えたか否かを判断する第1の判断手段と、この第1の
判断手段によって否定判断された場合にのみ、減速度検
出手段によって検出された減速度を区間積分して積算す
る第2の演算手段と、この第2の演算手段によって演算
された積算値が所定の閾値を越えたか否かを判断する第
2の判断手段と、この第2の判断手段によって肯定判断
された場合に車両急減速状態と判定する判定手段と、を
有することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の本発明に係る車両急減速状
態判定装置は、車両の減速度を検出する減速度検出手段
と、この減速度検出手段によって検出された減速度が前
回検出された減速度を基準とする所定値を越えたか否か
を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段によ
って否定判断された場合にのみ、減速度検出手段によっ
て検出された減速度を区間積分して積算する演算手段
と、この演算手段によって演算された積算値が所定の閾
値を越えたか否かを判断する第2の判断手段と、この第
2の判断手段によって肯定判断された場合に車両急減速
状態と判定する判定手段と、を有することを特徴として
いる。
態判定装置は、車両の減速度を検出する減速度検出手段
と、この減速度検出手段によって検出された減速度が前
回検出された減速度を基準とする所定値を越えたか否か
を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段によ
って否定判断された場合にのみ、減速度検出手段によっ
て検出された減速度を区間積分して積算する演算手段
と、この演算手段によって演算された積算値が所定の閾
値を越えたか否かを判断する第2の判断手段と、この第
2の判断手段によって肯定判断された場合に車両急減速
状態と判定する判定手段と、を有することを特徴として
いる。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、まず、減速度
検出手段によって減速度が検出される。減速度検出手段
によって検出された減速度は、第1の演算手段によって
微分される。次いで、第1の判断手段によって、第1の
演算手段による微分値が所定値を越えたか否かが判断さ
れる。そして、第1の判断手段によって否定判断された
場合にのみ、第2の演算手段によって速度検出手段によ
って検出された減速度が区間積分されて積算される。そ
の後さらに、第2の判断手段によって第2の演算手段に
よる積算値が所定の閾値を越えたか否かが判断される。
第2の判断手段によって肯定判断された場合には、判定
手段によって車両急減速状態と判定される。
検出手段によって減速度が検出される。減速度検出手段
によって検出された減速度は、第1の演算手段によって
微分される。次いで、第1の判断手段によって、第1の
演算手段による微分値が所定値を越えたか否かが判断さ
れる。そして、第1の判断手段によって否定判断された
場合にのみ、第2の演算手段によって速度検出手段によ
って検出された減速度が区間積分されて積算される。そ
の後さらに、第2の判断手段によって第2の演算手段に
よる積算値が所定の閾値を越えたか否かが判断される。
第2の判断手段によって肯定判断された場合には、判定
手段によって車両急減速状態と判定される。
【0010】ここで、比較的大きな逆Gが作用すると、
第1の演算手段による微分値は比較的大きな値になり、
所定値を越える。このため、第1の判断手段によって肯
定判断されて、第2の演算手段による積算の対象から除
外(スキップ)される。従って、比較的大きな逆Gが作
用したとしてもその影響は受けず、迅速に車両急減速状
態であるとの判定がなされる。
第1の演算手段による微分値は比較的大きな値になり、
所定値を越える。このため、第1の判断手段によって肯
定判断されて、第2の演算手段による積算の対象から除
外(スキップ)される。従って、比較的大きな逆Gが作
用したとしてもその影響は受けず、迅速に車両急減速状
態であるとの判定がなされる。
【0011】請求項2記載の本発明によれば、まず、減
速度検出手段によって減速度が検出される。減速度検出
手段によって減速度が検出されると、第1の判断手段に
よって当該減速度が前回検出された減速度を基準とする
所定値を越えたか否かが判断される。そして、第1の判
断手段によって否定判断された場合にのみ、演算手段に
よって検出された減速度が区間積分されて積算される。
その後さらに、第2の判断手段によって演算手段による
積算値が所定の閾値を越えたか否かが判断される。第2
の判断手段によって肯定判断された場合には、判定手段
によって車両急減速状態と判定される。
速度検出手段によって減速度が検出される。減速度検出
手段によって減速度が検出されると、第1の判断手段に
よって当該減速度が前回検出された減速度を基準とする
所定値を越えたか否かが判断される。そして、第1の判
断手段によって否定判断された場合にのみ、演算手段に
よって検出された減速度が区間積分されて積算される。
その後さらに、第2の判断手段によって演算手段による
積算値が所定の閾値を越えたか否かが判断される。第2
の判断手段によって肯定判断された場合には、判定手段
によって車両急減速状態と判定される。
【0012】ここで、比較的大きな逆Gが作用すると、
その検出値である減速度は比較的大きな値になり、前回
検出された減速度を基準とする所定値を越える。このた
め、第1の判断手段によって肯定判断されて、演算手段
による積算の対象から除外(スキップ)される。従っ
て、本発明においても前述した場合と同様に、比較的大
きな逆Gが作用したとしてもその影響は受けず、迅速に
車両急減速状態であるとの判定がなされる。
その検出値である減速度は比較的大きな値になり、前回
検出された減速度を基準とする所定値を越える。このた
め、第1の判断手段によって肯定判断されて、演算手段
による積算の対象から除外(スキップ)される。従っ
て、本発明においても前述した場合と同様に、比較的大
きな逆Gが作用したとしてもその影響は受けず、迅速に
車両急減速状態であるとの判定がなされる。
【0013】
〔第1実施例〕以下、図1〜図3を用いて、第1実施例
について説明する。なお、この第1実施例が、請求項1
記載の本発明の一実施例に相当する。
について説明する。なお、この第1実施例が、請求項1
記載の本発明の一実施例に相当する。
【0014】図2に示される如く、センタエアバッグセ
ンサAssyに内蔵されたコントローラ10には、減速
度検出手段としての減速度センサ30が内蔵されている
他、第1の演算手段、第1の判断手段、第2の演算手
段、第2の判断手段、判定手段としてのCPU32、R
OM34、RAM36、バックアップ電源等が内蔵され
ている。減速度センサ30としては半導体や圧電素子を
利用したものや静電容量によるもの等が用いられ、A/
D変換器38を介して入力ポートと接続されている。ま
た、RAM36には後述する閾値(Vth)、設定基準値
(P)等が記憶されており、ROM34には後述するプ
ログラムが記憶されている。なお、減速度センサ30
は、減速度を正、加速度を負として検出して出力する。
ンサAssyに内蔵されたコントローラ10には、減速
度検出手段としての減速度センサ30が内蔵されている
他、第1の演算手段、第1の判断手段、第2の演算手
段、第2の判断手段、判定手段としてのCPU32、R
OM34、RAM36、バックアップ電源等が内蔵され
ている。減速度センサ30としては半導体や圧電素子を
利用したものや静電容量によるもの等が用いられ、A/
D変換器38を介して入力ポートと接続されている。ま
た、RAM36には後述する閾値(Vth)、設定基準値
(P)等が記憶されており、ROM34には後述するプ
ログラムが記憶されている。なお、減速度センサ30
は、減速度を正、加速度を負として検出して出力する。
【0015】また、上述したコントローラ10は、電気
着火式のエアバッグ装置14と接続されている。エアバ
ッグ装置14は、コントローラ10のCPU32から出
力ポートを介して駆動信号が出力されることにより作動
する点火装置16を備えており、点火装置16が作動す
るとその周囲に配設された伝火剤18を介してガス発生
剤20が燃焼し袋体22が乗員側へ向けて膨張されるよ
うになっている。
着火式のエアバッグ装置14と接続されている。エアバ
ッグ装置14は、コントローラ10のCPU32から出
力ポートを介して駆動信号が出力されることにより作動
する点火装置16を備えており、点火装置16が作動す
るとその周囲に配設された伝火剤18を介してガス発生
剤20が燃焼し袋体22が乗員側へ向けて膨張されるよ
うになっている。
【0016】以下、図1に示されるフローチャートを用
いて、車両急減速状態の判定の仕方について説明する。
いて、車両急減速状態の判定の仕方について説明する。
【0017】まず、ステップ100で、減速度センサ3
0からのGセンサ出力が取り込まれる。次いで、ステッ
プ102で、取り込まれた減速度の微分値G’が演算さ
れる。なお、本実施例では、数サンプルの移動平均を求
めることにより微分値G’を求めている。次いで、ステ
ップ104で、演算された微分値G’が、所定値である
設定基準値(P)よりも小さいか否かが判断される。な
お、一例として、P=−5に設定される。
0からのGセンサ出力が取り込まれる。次いで、ステッ
プ102で、取り込まれた減速度の微分値G’が演算さ
れる。なお、本実施例では、数サンプルの移動平均を求
めることにより微分値G’を求めている。次いで、ステ
ップ104で、演算された微分値G’が、所定値である
設定基準値(P)よりも小さいか否かが判断される。な
お、一例として、P=−5に設定される。
【0018】ステップ104で否定された場合、即ち検
出された減速度の微分値G’がP=−5を越えていない
場合(減速度の微分値G’がP=−5よりも大きかった
場合)には、ステップ106に移行して区間積分がなれ
ると共に積算されてΔVが求められる。
出された減速度の微分値G’がP=−5を越えていない
場合(減速度の微分値G’がP=−5よりも大きかった
場合)には、ステップ106に移行して区間積分がなれ
ると共に積算されてΔVが求められる。
【0019】ここで、ステップ104で肯定された場
合、即ち検出された減速度の微分値G’がP=−5を越
えている場合(減速度の微分値G’がP=−5よりも小
さかった場合)には、ステップ100に戻り次のGセン
サ出力が取り込まれる。つまり、比較的大きな逆Gが作
用すると、ステップ102で演算された微分値G’は負
の大きな値になり、P=−5を越える。従って、このよ
うな場合には、ステップ100に移行させることによ
り、当該減速度は除外(スキップ)される。従って、ス
テップ106におけるΔVの積算に影響を与えることは
ない。
合、即ち検出された減速度の微分値G’がP=−5を越
えている場合(減速度の微分値G’がP=−5よりも小
さかった場合)には、ステップ100に戻り次のGセン
サ出力が取り込まれる。つまり、比較的大きな逆Gが作
用すると、ステップ102で演算された微分値G’は負
の大きな値になり、P=−5を越える。従って、このよ
うな場合には、ステップ100に移行させることによ
り、当該減速度は除外(スキップ)される。従って、ス
テップ106におけるΔVの積算に影響を与えることは
ない。
【0020】上記の如くしてステップ106でΔVが積
算されると、ステップ108に移行して積算されたΔV
がエアバッグ装置14を作動させるべき所定の閾値(V
th)を越えたか否かが判断される。ステップ108で否
定された場合には、ステップ100に戻り引続きGセン
サ出力の取込みが行われる。すなわち、エアバッグ装置
14を作動させることなく、待機状態とされる。一方、
ステップ108で肯定された場合には、エアバッグ装置
14を作動させるべき所定の閾値(Vth)を越えたの
で、ステップ110に移行して車両急減速状態と判定さ
れる。
算されると、ステップ108に移行して積算されたΔV
がエアバッグ装置14を作動させるべき所定の閾値(V
th)を越えたか否かが判断される。ステップ108で否
定された場合には、ステップ100に戻り引続きGセン
サ出力の取込みが行われる。すなわち、エアバッグ装置
14を作動させることなく、待機状態とされる。一方、
ステップ108で肯定された場合には、エアバッグ装置
14を作動させるべき所定の閾値(Vth)を越えたの
で、ステップ110に移行して車両急減速状態と判定さ
れる。
【0021】なお、高Gが比較的長く続くような車両急
減速状態においては、ステップ104で否定され続けて
ステップ108で瞬時に所定の閾値(Vth)を越えたと
判断されて、ステップ110で車両急減速状態と判定さ
れる。
減速状態においては、ステップ104で否定され続けて
ステップ108で瞬時に所定の閾値(Vth)を越えたと
判断されて、ステップ110で車両急減速状態と判定さ
れる。
【0022】以上の結果、ステップ110で車両急減速
状態と判定されると、CPU32から駆動信号が出力さ
れてエアバッグ装置14の点火装置16に駆動電流が流
れる。これにより、伝火剤18を介してガス発生剤20
が燃焼して大量のガスが発生する。この結果、袋体22
が乗員側へ膨出される。
状態と判定されると、CPU32から駆動信号が出力さ
れてエアバッグ装置14の点火装置16に駆動電流が流
れる。これにより、伝火剤18を介してガス発生剤20
が燃焼して大量のガスが発生する。この結果、袋体22
が乗員側へ膨出される。
【0023】以下に、上述した内容を図3に示されるグ
ラフを使って簡単に説明する。図3に実線で示されるの
が、減速度センサ30によって実際に検出された減速度
Gのグラフであり、A部において比較的大きな逆Gが作
用していることが判る。一方、図3に二点鎖線で示され
るのが、従来方式によって単純に区間積分して積算した
場合のグラフである。このグラフから判るように、逆G
が作用したA部を減算してしまう結果、エアバッグ装置
14を作動させるべき所定の閾値(Vth)にB点におい
て到達している。一方、比較的大きな逆Gが作用した場
合にはその減速度をスキップする本実施例では、破線グ
ラフで示されるように減算され始めるC点でスキップ開
始となりそれまでの値を保持し続け、このような逆Gが
作用し終えた時点で再び積算を開始するため、前述のB
点よりも早い時点であるD点において所定の閾値(Vt
h)に到達していることが判る。
ラフを使って簡単に説明する。図3に実線で示されるの
が、減速度センサ30によって実際に検出された減速度
Gのグラフであり、A部において比較的大きな逆Gが作
用していることが判る。一方、図3に二点鎖線で示され
るのが、従来方式によって単純に区間積分して積算した
場合のグラフである。このグラフから判るように、逆G
が作用したA部を減算してしまう結果、エアバッグ装置
14を作動させるべき所定の閾値(Vth)にB点におい
て到達している。一方、比較的大きな逆Gが作用した場
合にはその減速度をスキップする本実施例では、破線グ
ラフで示されるように減算され始めるC点でスキップ開
始となりそれまでの値を保持し続け、このような逆Gが
作用し終えた時点で再び積算を開始するため、前述のB
点よりも早い時点であるD点において所定の閾値(Vt
h)に到達していることが判る。
【0024】このように本実施例では、比較的大きな逆
Gが作用した場合にはその減速度をスキップして、設定
基準値Pを越えない範囲の減速度のみを区間積分して積
算し車両急減速状態と判定する構成としたので、高Gが
比較的長く作用し続けるような車両急減速状態の他に、
高Gが作用しているものの途中で比較的大きな逆Gが作
用するような車両急減速状態についても短時間で判定す
ることができる。 〔第2実施例〕次に、図4及び図5を用いて、第2実施
例について説明する。なお、この第2実施例が請求項2
記載の本発明の一実施例に相当する。
Gが作用した場合にはその減速度をスキップして、設定
基準値Pを越えない範囲の減速度のみを区間積分して積
算し車両急減速状態と判定する構成としたので、高Gが
比較的長く作用し続けるような車両急減速状態の他に、
高Gが作用しているものの途中で比較的大きな逆Gが作
用するような車両急減速状態についても短時間で判定す
ることができる。 〔第2実施例〕次に、図4及び図5を用いて、第2実施
例について説明する。なお、この第2実施例が請求項2
記載の本発明の一実施例に相当する。
【0025】図4のフローチャートに示されるように、
この実施例では、まずステップ120で、減速度センサ
30からのGセンサ出力が取り込まれる。次いで、ステ
ップ122で、当該減速度(G(n) )が前回検出された
減速度(G(n-1) )に設定基準値(Q)を加えた所定値
よりも小さいか否かが判断される。なお、一例として、
Q=−10に設定される。
この実施例では、まずステップ120で、減速度センサ
30からのGセンサ出力が取り込まれる。次いで、ステ
ップ122で、当該減速度(G(n) )が前回検出された
減速度(G(n-1) )に設定基準値(Q)を加えた所定値
よりも小さいか否かが判断される。なお、一例として、
Q=−10に設定される。
【0026】ステップ122で否定された場合、即ち検
出された減速度(G(n) )がG(n-1 ) +Qを越えていな
い場合(減速度(G(n) )がG(n-1) −10よりも大き
かった場合)には、ステップ124に移行して区間積分
がなれると共に積算されてΔVが求められる。
出された減速度(G(n) )がG(n-1 ) +Qを越えていな
い場合(減速度(G(n) )がG(n-1) −10よりも大き
かった場合)には、ステップ124に移行して区間積分
がなれると共に積算されてΔVが求められる。
【0027】ここで、ステップ122で肯定された場
合、即ち検出された減速度(G(n) )がG(n-1) +Qを
越えていた場合(減速度(G(n) )がG(n-1) −10よ
りも小さかった場合)には、ステップ120に戻り次の
Gセンサ出力が取り込まれる。つまり、比較的大きな逆
Gが作用すると、所定値であるG(n-1) −10よりも小
さくなるので、このような場合にはステップ120に移
行させることにより、当該減速度は除外(スキップ)さ
れる。従って、ステップ124におけるΔVの積算に影
響を与えることはない。
合、即ち検出された減速度(G(n) )がG(n-1) +Qを
越えていた場合(減速度(G(n) )がG(n-1) −10よ
りも小さかった場合)には、ステップ120に戻り次の
Gセンサ出力が取り込まれる。つまり、比較的大きな逆
Gが作用すると、所定値であるG(n-1) −10よりも小
さくなるので、このような場合にはステップ120に移
行させることにより、当該減速度は除外(スキップ)さ
れる。従って、ステップ124におけるΔVの積算に影
響を与えることはない。
【0028】上記の如くしてステップ124でΔVが積
算されると、ステップ126に移行して積算されたΔV
がエアバッグ装置14を作動させるべき所定の閾値(V
th)を越えたか否かが判断される。ステップ126で否
定された場合には、ステップ120に戻り引続きGセン
サ出力の取込みが行われる。すなわち、エアバッグ装置
14を作動させることなく、待機状態とされる。一方、
ステップ126で肯定された場合には、エアバッグ装置
14を作動させるべき所定の閾値(Vth)を越えたの
で、ステップ128に移行して車両急減速状態と判定さ
れる。
算されると、ステップ126に移行して積算されたΔV
がエアバッグ装置14を作動させるべき所定の閾値(V
th)を越えたか否かが判断される。ステップ126で否
定された場合には、ステップ120に戻り引続きGセン
サ出力の取込みが行われる。すなわち、エアバッグ装置
14を作動させることなく、待機状態とされる。一方、
ステップ126で肯定された場合には、エアバッグ装置
14を作動させるべき所定の閾値(Vth)を越えたの
で、ステップ128に移行して車両急減速状態と判定さ
れる。
【0029】なお、高Gが比較的長く続くような車両急
減速状態においては、ステップ122で否定され続けて
ステップ126で瞬時に所定の閾値(Vth)を越えたと
判断されて、ステップ128で車両急減速状態と判定さ
れる。
減速状態においては、ステップ122で否定され続けて
ステップ126で瞬時に所定の閾値(Vth)を越えたと
判断されて、ステップ128で車両急減速状態と判定さ
れる。
【0030】以下に、上述した内容を図5に示されるグ
ラフを使って簡単に説明する。図5に示されるグラフ
は、減速度センサ30によって実際に検出された減速度
Gのグラフでの一例である。このグラフにおいて、前回
の検出値であるG(n-1)を基準にしてこれよりもQ(=
−10)だけ小さい値(一点鎖線の位置における値)が
所定値とされる。さらに、この所定値は検出のたびごと
に設定され、これを上回るゾーンを積分ゾーンとし、逆
に下回るゾーンをスキップゾーンとする。そして、減速
度センサ30によって検出された減速度(G(n) )がス
キップゾーンに入れば除外することになる。
ラフを使って簡単に説明する。図5に示されるグラフ
は、減速度センサ30によって実際に検出された減速度
Gのグラフでの一例である。このグラフにおいて、前回
の検出値であるG(n-1)を基準にしてこれよりもQ(=
−10)だけ小さい値(一点鎖線の位置における値)が
所定値とされる。さらに、この所定値は検出のたびごと
に設定され、これを上回るゾーンを積分ゾーンとし、逆
に下回るゾーンをスキップゾーンとする。そして、減速
度センサ30によって検出された減速度(G(n) )がス
キップゾーンに入れば除外することになる。
【0031】このように本実施例によっても、比較的大
きな逆Gが作用した場合にはその減速度をスキップし
て、所定値であるG(n-1) +Q(=−10)を越えない
範囲の減速度のみを区間積分して積算し車両急減速状態
と判定する構成としたので、高Gが比較的長く作用し続
けるような車両急減速状態の他に、高Gが作用している
ものの途中で比較的大きな逆Gが作用するような車両急
減速状態についても短時間で判定することができる。
きな逆Gが作用した場合にはその減速度をスキップし
て、所定値であるG(n-1) +Q(=−10)を越えない
範囲の減速度のみを区間積分して積算し車両急減速状態
と判定する構成としたので、高Gが比較的長く作用し続
けるような車両急減速状態の他に、高Gが作用している
ものの途中で比較的大きな逆Gが作用するような車両急
減速状態についても短時間で判定することができる。
【0032】なお、上述した実施例では、車両急減速時
に乗員側に向けて袋体22を膨出させるエアバッグ装置
14に対して本発明の車両急減速状態判定装置を用いる
場合を例にして説明したが、これに限らず、車両急減速
時にウエビング巻取装置の巻取軸をウエビング巻取回転
方向へ急速に回転させたり、或いは車両急減速時にバッ
クル装置を急速に引き込むプリテンショナーに対して本
発明の車両急減速状態判定装置を用いてもよい。
に乗員側に向けて袋体22を膨出させるエアバッグ装置
14に対して本発明の車両急減速状態判定装置を用いる
場合を例にして説明したが、これに限らず、車両急減速
時にウエビング巻取装置の巻取軸をウエビング巻取回転
方向へ急速に回転させたり、或いは車両急減速時にバッ
クル装置を急速に引き込むプリテンショナーに対して本
発明の車両急減速状態判定装置を用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る車両急
減速状態判定装置は、車両急減速途中で比較的大きな逆
Gが作用するような場合にも迅速に車両急減速状態であ
ると判定することができるという優れた効果を有する。
減速状態判定装置は、車両急減速途中で比較的大きな逆
Gが作用するような場合にも迅速に車両急減速状態であ
ると判定することができるという優れた効果を有する。
【図1】第1実施例に係る車両急減速状態判定装置によ
る判定の仕方を示すフローチャートである。
る判定の仕方を示すフローチャートである。
【図2】第1実施例に係る車両急減速状態判定装置を用
いてエアバッグ装置を作動させる場合のブロック図であ
る。
いてエアバッグ装置を作動させる場合のブロック図であ
る。
【図3】第1実施例の作用を説明するためのグラフであ
る。
る。
【図4】第2実施例に係る車両急減速状態判定装置によ
る判定の仕方を示すフローチャートである。
る判定の仕方を示すフローチャートである。
【図5】第2実施例の作用を説明するためのグラフであ
る。
る。
10 コントローラ 32 CPU 30 減速度センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の減速度を検出する減速度検出手段
と、 この減速度検出手段によって検出された減速度の微分値
を演算する第1の演算手段と、 この第1の演算手段によって演算された微分値が所定値
を越えたか否かを判断する第1の判断手段と、 この第1の判断手段によって否定判断された場合にの
み、減速度検出手段によって検出された減速度を区間積
分して積算する第2の演算手段と、 この第2の演算手段によって演算された積算値が所定の
閾値を越えたか否かを判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段によって肯定判断された場合に車両
急減速状態と判定する判定手段と、 を有することを特徴とする車両急減速状態判定装置。 - 【請求項2】 車両の減速度を検出する減速度検出手段
と、 この減速度検出手段によって検出された減速度が前回検
出された減速度を基準とする所定値を越えたか否かを判
断する第1の判断手段と、 この第1の判断手段によって否定判断された場合にの
み、減速度検出手段によって検出された減速度を区間積
分して積算する演算手段と、 この演算手段によって演算された積算値が所定の閾値を
越えたか否かを判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段によって肯定判断された場合に車両
急減速状態と判定する判定手段と、 を有することを特徴とする車両急減速状態判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6309226A JPH08166406A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 車両急減速状態判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6309226A JPH08166406A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 車両急減速状態判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08166406A true JPH08166406A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17990456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6309226A Pending JPH08166406A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 車両急減速状態判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08166406A (ja) |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP6309226A patent/JPH08166406A/ja active Pending
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