JPH08168013A - 水平偏向回路 - Google Patents
水平偏向回路Info
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- JPH08168013A JPH08168013A JP6310338A JP31033894A JPH08168013A JP H08168013 A JPH08168013 A JP H08168013A JP 6310338 A JP6310338 A JP 6310338A JP 31033894 A JP31033894 A JP 31033894A JP H08168013 A JPH08168013 A JP H08168013A
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- Details Of Television Scanning (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力水平同期信号を切り替えた過渡期のAF
Cの出力信号の変動を抑え、その水平発振周波数を正常
に変化させて水平出力素子の破損を阻止する。 【構成】 比較器COMP1,COMP2からの出力電
圧V1,V2の過渡期では、フイルタ回路の時定数によ
って出力電圧V2が早く変化し、出力電圧V1が遅く変
化する。比較器COMP1,COMP2からの出力電圧
V3,V4が定常動作では共にHレベルになり、過渡期
では比較器COMP1の反転入力端子の電圧が非反転入
力端子の電圧よりも高くなり、この期間には出力電圧V
3がLレベルになる。また、比較器COMP2の非反転
入力端子の電圧が反転入力端子の電圧よりも高く、出力
電圧V4はHレベルのままである。ダイオードD1,D
2のアノード側の出力電圧V5は、出力電圧V3,V4
のいずれかがLレベルになれば、これに決定され、この
過渡期にスイッチSWが開放されてAFC回路3への信
号供給を停止する。
Cの出力信号の変動を抑え、その水平発振周波数を正常
に変化させて水平出力素子の破損を阻止する。 【構成】 比較器COMP1,COMP2からの出力電
圧V1,V2の過渡期では、フイルタ回路の時定数によ
って出力電圧V2が早く変化し、出力電圧V1が遅く変
化する。比較器COMP1,COMP2からの出力電圧
V3,V4が定常動作では共にHレベルになり、過渡期
では比較器COMP1の反転入力端子の電圧が非反転入
力端子の電圧よりも高くなり、この期間には出力電圧V
3がLレベルになる。また、比較器COMP2の非反転
入力端子の電圧が反転入力端子の電圧よりも高く、出力
電圧V4はHレベルのままである。ダイオードD1,D
2のアノード側の出力電圧V5は、出力電圧V3,V4
のいずれかがLレベルになれば、これに決定され、この
過渡期にスイッチSWが開放されてAFC回路3への信
号供給を停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチスキャンモニタ
などに利用し、水平偏向周波数が入力信号源の任意の水
平同期周波数に自動追従する水平偏向回路に関する。
などに利用し、水平偏向周波数が入力信号源の任意の水
平同期周波数に自動追従する水平偏向回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の水平偏向回路の構成を示す
ブロック図である。図3において、この例は、水平偏向
周波数が入力信号源の任意の水平同期周波数に自動追従
するものである。この例は入力水平同期信号S1の周波
数に比例した直流電圧に変換するF/V変換回路2と、
入力水平同期信号S1に基づいて発振周波数を制御する
ためのAFC回路3とが設けられている。さらに、AF
C回路3の閉ループ制御に基づいた周波数で発振する水
平発振回路4と、水平発振回路4からの発振信号を増幅
するドライブ回路5と、水平偏向信号を出力する水平出
力回路6と、水平偏向コイル7と、F/V変換回路2か
らの電圧に基づいて水平出力回路6に印加する電源電圧
を制御する電源電圧制御回路8とが設けられている。
ブロック図である。図3において、この例は、水平偏向
周波数が入力信号源の任意の水平同期周波数に自動追従
するものである。この例は入力水平同期信号S1の周波
数に比例した直流電圧に変換するF/V変換回路2と、
入力水平同期信号S1に基づいて発振周波数を制御する
ためのAFC回路3とが設けられている。さらに、AF
C回路3の閉ループ制御に基づいた周波数で発振する水
平発振回路4と、水平発振回路4からの発振信号を増幅
するドライブ回路5と、水平偏向信号を出力する水平出
力回路6と、水平偏向コイル7と、F/V変換回路2か
らの電圧に基づいて水平出力回路6に印加する電源電圧
を制御する電源電圧制御回路8とが設けられている。
【0003】次に、この従来例の動作について説明す
る。F/V変換回路2は、入力される水平同期信号の周
波数に比例した電圧を出力する。この電圧をVCO(電
圧制御発振器)で構成される水平発振回路4に印加し、
その水平ドライブパルスの周波数を制御して入力水平同
期信号S1に近い周波数で発振する。さらに、この周波
数を一致(同相)させるためにAFC回路3は水平発振
回路4が発振する水平ドライブパルスの周波数を制御す
る。AFC回路3は、入力水平同期信号S1と水平出力
回路6からの帰線パルスを位相検波し、この位相差に応
じた検波出力電圧を発生して水平発振回路4の発振周波
数を制御する。いわゆる閉ループ制御による周波数制御
が行われる。
る。F/V変換回路2は、入力される水平同期信号の周
波数に比例した電圧を出力する。この電圧をVCO(電
圧制御発振器)で構成される水平発振回路4に印加し、
その水平ドライブパルスの周波数を制御して入力水平同
期信号S1に近い周波数で発振する。さらに、この周波
数を一致(同相)させるためにAFC回路3は水平発振
回路4が発振する水平ドライブパルスの周波数を制御す
る。AFC回路3は、入力水平同期信号S1と水平出力
回路6からの帰線パルスを位相検波し、この位相差に応
じた検波出力電圧を発生して水平発振回路4の発振周波
数を制御する。いわゆる閉ループ制御による周波数制御
が行われる。
【0004】水平発振回路4からの水平ドライブパルス
がドライブ回路5を通じて水平出力回路6に入力され
る。この水平出力回路6から水平パルスが水平偏向コイ
ル7に入力され、水平偏向コイル7に鋸波の偏向電流が
流れる。水平発振回路4は入力される水平ドライブパル
スでスイッチング動作し、水平偏向コイル7のインダク
タンスによって、トランジスタのコレクタの電流が時間
軸で直線的に増加し、また、トランジスタのオフ動作時
にトランジスタコレクタに、水平偏向コイル7のインダ
クタンスと共振コンデンサの共振によって負電圧が発生
する。すなわち鋸波電流が発生する。この鋸波の偏向電
流の振幅iyp−pが次式(1)で表される。
がドライブ回路5を通じて水平出力回路6に入力され
る。この水平出力回路6から水平パルスが水平偏向コイ
ル7に入力され、水平偏向コイル7に鋸波の偏向電流が
流れる。水平発振回路4は入力される水平ドライブパル
スでスイッチング動作し、水平偏向コイル7のインダク
タンスによって、トランジスタのコレクタの電流が時間
軸で直線的に増加し、また、トランジスタのオフ動作時
にトランジスタコレクタに、水平偏向コイル7のインダ
クタンスと共振コンデンサの共振によって負電圧が発生
する。すなわち鋸波電流が発生する。この鋸波の偏向電
流の振幅iyp−pが次式(1)で表される。
【0005】
【数1】 L:水平偏向コイル7のインダクタンス Vcc:電源電圧 ts:走査期間
【0006】この偏向電流の振幅iyp−pは画面の水
平振幅に比例し、走査期間tsは、水平一周期から帰線
期間を差し引いた期間であり、偏向周波数によって変化
する。したがって、入力水平同期信号S1の同期周波数
によらず、画面の水平振幅を一定状態に保持する場合、
電源電圧Vccを周波数変化に伴って変化させる必要が
ある。走査期間tsは、略水平一周期に比例し、電源電
圧Vccを偏向周波数に比例させることによって、水平
振幅が略一定状態になる。
平振幅に比例し、走査期間tsは、水平一周期から帰線
期間を差し引いた期間であり、偏向周波数によって変化
する。したがって、入力水平同期信号S1の同期周波数
によらず、画面の水平振幅を一定状態に保持する場合、
電源電圧Vccを周波数変化に伴って変化させる必要が
ある。走査期間tsは、略水平一周期に比例し、電源電
圧Vccを偏向周波数に比例させることによって、水平
振幅が略一定状態になる。
【0007】F/V変換回路2から出力される電圧で電
源電圧制御回路8が電源電圧を制御している。実際には
走査期間tsと水平一周期は完全な比例関係ではなく、
また、入力水平同期信号S1によっては、水平振幅を変
えたい場合があるため、電源電圧制御回路8には、出力
電圧を調整するための水平振幅調整機能を備えているの
が一般的である。
源電圧制御回路8が電源電圧を制御している。実際には
走査期間tsと水平一周期は完全な比例関係ではなく、
また、入力水平同期信号S1によっては、水平振幅を変
えたい場合があるため、電源電圧制御回路8には、出力
電圧を調整するための水平振幅調整機能を備えているの
が一般的である。
【0008】図4はF/V変換回路2の詳細な構成を示
す回路図である。図4において、この例は、時定数を決
定する抵抗器R1及びコンデンサC1を通じて電源+B
に接続され、かつ、トリガ端子Aに水平同期信号が入力
される単安定マルチバイブレータM/Mと、この単安定
マルチバイブレータM/Mの出力端子Qと抵抗器R2及
びコンデンサC2で接続されるフィルタ回路と、バッフ
ァであるオペアンプOP1とを有している。
す回路図である。図4において、この例は、時定数を決
定する抵抗器R1及びコンデンサC1を通じて電源+B
に接続され、かつ、トリガ端子Aに水平同期信号が入力
される単安定マルチバイブレータM/Mと、この単安定
マルチバイブレータM/Mの出力端子Qと抵抗器R2及
びコンデンサC2で接続されるフィルタ回路と、バッフ
ァであるオペアンプOP1とを有している。
【0009】図5はF/V変換回路2の動作における処
理波形図である。図4及び図5において、このF/V変
換回路2では単安定マルチバイブレータM/Mのトリガ
端子Aに水平同期信号が入力され、かつ、出力端子Qか
らタイミング(周期)が水平同期信号に一致するパルス
が出力される。このパルスはパルス幅が抵抗器R1及び
コンデンサC1の時定数で一定値に設定されて出力され
る。また、出力パルスの波高値は略電源+Bと等しくな
る。抵抗器R2、コンデンサC2のフィルタ回路では出
力パルスを平滑化して直流電圧に生成している。すなわ
ち、出力パルスの電圧の平均値になるため、この直流出
力電圧Vが次式(2)で表される。
理波形図である。図4及び図5において、このF/V変
換回路2では単安定マルチバイブレータM/Mのトリガ
端子Aに水平同期信号が入力され、かつ、出力端子Qか
らタイミング(周期)が水平同期信号に一致するパルス
が出力される。このパルスはパルス幅が抵抗器R1及び
コンデンサC1の時定数で一定値に設定されて出力され
る。また、出力パルスの波高値は略電源+Bと等しくな
る。抵抗器R2、コンデンサC2のフィルタ回路では出
力パルスを平滑化して直流電圧に生成している。すなわ
ち、出力パルスの電圧の平均値になるため、この直流出
力電圧Vが次式(2)で表される。
【0010】
【数2】 T:出力パルスの周期 t:パルス幅 Vp:波高
値
値
【0011】ここで同期信号の周波数が変化すると、そ
の周期が変化する。この周期変化で単安定マルチバイブ
レータM/Mから出力されるパルスも変化し、パルス幅
tと波高値Vpが一定であるため、結果的に直流出力電
圧Vは、出力パルスの周期Tの逆数となり、同期信号周
波数に比例する。
の周期が変化する。この周期変化で単安定マルチバイブ
レータM/Mから出力されるパルスも変化し、パルス幅
tと波高値Vpが一定であるため、結果的に直流出力電
圧Vは、出力パルスの周期Tの逆数となり、同期信号周
波数に比例する。
【0012】この場合のF/V変換回路2の動作は、安
定状態であり、例えば入力水平同期信号S1の周波数が
異なる入力信号源に切り替えると、その直流出力電圧V
は瞬時に周波数に対応した値に設定されず、抵抗器R2
及びコンデンサC2のフィルタ回路の時定数で徐々に変
化して安定する。
定状態であり、例えば入力水平同期信号S1の周波数が
異なる入力信号源に切り替えると、その直流出力電圧V
は瞬時に周波数に対応した値に設定されず、抵抗器R2
及びコンデンサC2のフィルタ回路の時定数で徐々に変
化して安定する。
【0013】したがって、入力信号源を切り替えた際に
は、図3に示す水平発振回路4の自由発振周波数が徐々
に変化し、この変化による水平出力回路6に供給される
電源電圧も自由発振周波数に対応した値の電圧が供給さ
れるため、鋸波偏向電流の振幅が略一定値を保持できる
ようになる。したがって、水平出力回路6の出力トラン
ジスタに過大なストレスが加わらなくなる。この場合の
過渡期には、AFC回路3の動作が不安定となることが
ある。
は、図3に示す水平発振回路4の自由発振周波数が徐々
に変化し、この変化による水平出力回路6に供給される
電源電圧も自由発振周波数に対応した値の電圧が供給さ
れるため、鋸波偏向電流の振幅が略一定値を保持できる
ようになる。したがって、水平出力回路6の出力トラン
ジスタに過大なストレスが加わらなくなる。この場合の
過渡期には、AFC回路3の動作が不安定となることが
ある。
【0014】図6は、このAFC回路3の不安定な動作
を説明するための波形図である。図6において、水平出
力回路6から帰還される帰線パルスに基づいて生成した
比較鋸波電圧を、同期信号期間tでサンプリングし、そ
の比較出力をAFC回路3のフィルタ回路で平滑して、
水平発振回路4に制御電圧又は制御電流を供給する。図
6(a)は同期引き込み状態での動作波形の例である
が、前記の過渡期では、同期信号の周波数と自由発振周
波数が一致しない、いわゆる同期はずれの状態となり、
AFC回路3は比較鋸波電圧の不定のタイミングをサン
プリングすることになる。
を説明するための波形図である。図6において、水平出
力回路6から帰還される帰線パルスに基づいて生成した
比較鋸波電圧を、同期信号期間tでサンプリングし、そ
の比較出力をAFC回路3のフィルタ回路で平滑して、
水平発振回路4に制御電圧又は制御電流を供給する。図
6(a)は同期引き込み状態での動作波形の例である
が、前記の過渡期では、同期信号の周波数と自由発振周
波数が一致しない、いわゆる同期はずれの状態となり、
AFC回路3は比較鋸波電圧の不定のタイミングをサン
プリングすることになる。
【0015】例えば図6(b)に示すタイミングでサン
プリングした場合、比較出力が負極性だけになり、水平
発振回路4での自由発振周波数を低下させる。実際の動
作では、サンプリングのタイミングが毎周期変化し、比
較出力をAFC回路3のフィルタ回路で平滑するため、
過渡期のAFC出力は最大出力と最低出力の範囲で変動
する。したがって、過渡期の水平発振回路4での自由発
振周波数は平均的にF/V変換回路2の出力電圧の変化
に追従し、上昇、下降の変動を伴うものとなる。
プリングした場合、比較出力が負極性だけになり、水平
発振回路4での自由発振周波数を低下させる。実際の動
作では、サンプリングのタイミングが毎周期変化し、比
較出力をAFC回路3のフィルタ回路で平滑するため、
過渡期のAFC出力は最大出力と最低出力の範囲で変動
する。したがって、過渡期の水平発振回路4での自由発
振周波数は平均的にF/V変換回路2の出力電圧の変化
に追従し、上昇、下降の変動を伴うものとなる。
【0016】この間は自由発振周波数ではなく、このと
きの発振周波数が高くなる期間は、特に不都合がないも
のの、周波数が低下する期間には式(1)よりも走査期
間tsが電源電圧Vccに見合った値よりも長くなり、
偏向電流の振幅iyp−pが増加する。この増加は水平
出力トランジスタのコレクタ電流の増加を意味し、ま
た、相対的に電源電圧Vccが高いということは、水平
出力トランジスタのコレクタに加わる帰線パルス電圧の
波高値Vcpが高くなることを意味する。すなわち水平
出力トランジスタが破損する場合がある。
きの発振周波数が高くなる期間は、特に不都合がないも
のの、周波数が低下する期間には式(1)よりも走査期
間tsが電源電圧Vccに見合った値よりも長くなり、
偏向電流の振幅iyp−pが増加する。この増加は水平
出力トランジスタのコレクタ電流の増加を意味し、ま
た、相対的に電源電圧Vccが高いということは、水平
出力トランジスタのコレクタに加わる帰線パルス電圧の
波高値Vcpが高くなることを意味する。すなわち水平
出力トランジスタが破損する場合がある。
【0017】この破損解決のため水平出力トランジスタ
に、大きな電流容量(定格)の素子を用いれば良いが、
その耐電圧には限界がある。また、過渡期の過大電圧に
対しても定格に余裕を持たせようとすると、定常動作時
の波高値Vcpを低い値に設定する必要がある。このた
めには電源電圧Vccを低く設定する必要があり、所望
の偏向電力を得るためには水平偏向コイル7のインダク
タンスLを小さくする必要がある。
に、大きな電流容量(定格)の素子を用いれば良いが、
その耐電圧には限界がある。また、過渡期の過大電圧に
対しても定格に余裕を持たせようとすると、定常動作時
の波高値Vcpを低い値に設定する必要がある。このた
めには電源電圧Vccを低く設定する必要があり、所望
の偏向電力を得るためには水平偏向コイル7のインダク
タンスLを小さくする必要がある。
【0018】この場合の偏向電力は、インダクタンスL
と偏向電流振幅iyp−pとの二乗との積で得られるた
め、インダクタンスLを小さくすると、偏向電流振幅i
yp−pを増加させなければならない。すなわち、水平
出力トランジスタのコレクタ定格電流を増加させる必要
があり、大電流定格の水平出力トランジスタが必要にな
ってそのコスト増加を招くことになる。例えば投写管を
3〜6本使用するような投写型受像機では、水平偏向コ
イル数が多く、合計の偏向電流が多大になるため、その
大電流が問題になる。
と偏向電流振幅iyp−pとの二乗との積で得られるた
め、インダクタンスLを小さくすると、偏向電流振幅i
yp−pを増加させなければならない。すなわち、水平
出力トランジスタのコレクタ定格電流を増加させる必要
があり、大電流定格の水平出力トランジスタが必要にな
ってそのコスト増加を招くことになる。例えば投写管を
3〜6本使用するような投写型受像機では、水平偏向コ
イル数が多く、合計の偏向電流が多大になるため、その
大電流が問題になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
の水平偏向回路では、入力信号源を切り替えた場合にA
FCの出力信号が変動して、その水平発振周波数が正常
に変化しなくなり、水平出力素子が破損する場合がある
という欠点があった。
の水平偏向回路では、入力信号源を切り替えた場合にA
FCの出力信号が変動して、その水平発振周波数が正常
に変化しなくなり、水平出力素子が破損する場合がある
という欠点があった。
【0020】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、入力水平同期信号を切り替
えた過渡期の自動周波数制御(AFC)の出力信号の変
動を抑えることができ、その水平発振周波数が正常に変
化して、水平出力素子の破損が可能になる水平偏向回路
の提供を目的とする。
欠点を解決するものであり、入力水平同期信号を切り替
えた過渡期の自動周波数制御(AFC)の出力信号の変
動を抑えることができ、その水平発振周波数が正常に変
化して、水平出力素子の破損が可能になる水平偏向回路
の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の水平偏向回路は、水平偏向周波数が
入力水平同期周波数に自動追従し、かつ、複数種の入力
信号を切り替えるマルチスキャン受像機に用いる水平偏
向回路において、入力水平同期信号の周波数に対応した
直流電圧を出力する周波数/電圧変換手段と、周波数/
電圧変換手段からの出力電圧で発振周波数を可変する水
平発振手段と、水平発振手段からの発振信号に基づいた
水平偏向信号を出力する水平出力手段と、周波数/電圧
変換手段からの出力電圧に基づいて水平出力手段に印加
する電源電圧を制御する制御手段と、水平出力手段から
の帰線パルスと入力水平同期信号との位相差に応じた検
波出力電圧で水平発振手段の発振周波数を制御するため
の自動周波数制御手段と、周波数/電圧変換手段から出
力される直流電圧の過渡的な変化を検出する検出手段
と、検出手段の出力信号によって自動周波数制御手段で
の自動周波数制御ループを開閉する開閉手段とを備える
構成である。
に、請求項1記載の水平偏向回路は、水平偏向周波数が
入力水平同期周波数に自動追従し、かつ、複数種の入力
信号を切り替えるマルチスキャン受像機に用いる水平偏
向回路において、入力水平同期信号の周波数に対応した
直流電圧を出力する周波数/電圧変換手段と、周波数/
電圧変換手段からの出力電圧で発振周波数を可変する水
平発振手段と、水平発振手段からの発振信号に基づいた
水平偏向信号を出力する水平出力手段と、周波数/電圧
変換手段からの出力電圧に基づいて水平出力手段に印加
する電源電圧を制御する制御手段と、水平出力手段から
の帰線パルスと入力水平同期信号との位相差に応じた検
波出力電圧で水平発振手段の発振周波数を制御するため
の自動周波数制御手段と、周波数/電圧変換手段から出
力される直流電圧の過渡的な変化を検出する検出手段
と、検出手段の出力信号によって自動周波数制御手段で
の自動周波数制御ループを開閉する開閉手段とを備える
構成である。
【0022】請求項2記載の水平偏向回路は、前記検出
手段として、時定数が異なる二つのフィルタと、この二
つのフィルタの出力電圧を入力する差動スイッチ回路と
を用いる構成である。
手段として、時定数が異なる二つのフィルタと、この二
つのフィルタの出力電圧を入力する差動スイッチ回路と
を用いる構成である。
【0023】請求項3記載の水平偏向回路は、前記開閉
手段として、自動周波数制御手段への入力水平同期信号
又は帰線パルスを遮断するスイッチを用いる構成であ
る。
手段として、自動周波数制御手段への入力水平同期信号
又は帰線パルスを遮断するスイッチを用いる構成であ
る。
【0024】
【作用】このような構成の請求項1〜3記載の水平偏向
回路は、周波数/電圧変換手段から出力される直流電圧
の過渡的な変化を、時定数が異なる二つのフィルタと、
この二つのフィルタの出力電圧を入力する差動スイッチ
回路とを用いた検出手段で検出し、この出力信号によっ
て自動周波数制御手段での自動周波数制御ループを開閉
している。この開閉手段として自動周波数制御手段への
入力水平同期信号又は帰線パルスを遮断するスイッチを
用いている。
回路は、周波数/電圧変換手段から出力される直流電圧
の過渡的な変化を、時定数が異なる二つのフィルタと、
この二つのフィルタの出力電圧を入力する差動スイッチ
回路とを用いた検出手段で検出し、この出力信号によっ
て自動周波数制御手段での自動周波数制御ループを開閉
している。この開閉手段として自動周波数制御手段への
入力水平同期信号又は帰線パルスを遮断するスイッチを
用いている。
【0025】したがって、入力信号源を切り替えた過渡
期では、自動周波数制御手段への入力水平同期信号又は
帰線パルスが遮断されて自動周波数制御手段の出力信号
がなくなり、水平発振手段が本来の自由発振状態とな
る。すなわち、入力信号源を切り替えた過渡期の自動周
波数制御の出力信号の変動が抑えられ、水平出力手段に
供給する電源電圧との比例関係が保持され、その水平発
振周波数が正常に変化して、水平出力素子の破損を阻止
できるようになる。
期では、自動周波数制御手段への入力水平同期信号又は
帰線パルスが遮断されて自動周波数制御手段の出力信号
がなくなり、水平発振手段が本来の自由発振状態とな
る。すなわち、入力信号源を切り替えた過渡期の自動周
波数制御の出力信号の変動が抑えられ、水平出力手段に
供給する電源電圧との比例関係が保持され、その水平発
振周波数が正常に変化して、水平出力素子の破損を阻止
できるようになる。
【0026】
【実施例】次に、本発明の水平偏向回路の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の水平偏向回
路の実施例の構成を示す回路図である。この図1に示す
回路図は、従前の図3に示した水平偏向回路のブロック
構成におけるF/V変換回路2の詳細な構成を示すもの
であり、図3に示すブロック構成を重複して用いて説明
する。すなわち、この例はF/V変換回路2,AFC回
路3、水平発振回路4、ドライブ回路5、水平出力回路
6、水平偏向コイル7、電源電圧制御回路8とを有し、
この図1に示すF/V変換回路2には、トリガ端子Aに
入力水平同期信号S1が供給され、かつ、時定数を決定
する抵抗器R1及びコンデンサC1を通じて電源+Bに
接続されるとともに、水平発振回路4及び電源電圧制御
回路8に直流出力電圧Vを出力する単安定マルチバイブ
レータM/Mが設けられている。
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の水平偏向回
路の実施例の構成を示す回路図である。この図1に示す
回路図は、従前の図3に示した水平偏向回路のブロック
構成におけるF/V変換回路2の詳細な構成を示すもの
であり、図3に示すブロック構成を重複して用いて説明
する。すなわち、この例はF/V変換回路2,AFC回
路3、水平発振回路4、ドライブ回路5、水平出力回路
6、水平偏向コイル7、電源電圧制御回路8とを有し、
この図1に示すF/V変換回路2には、トリガ端子Aに
入力水平同期信号S1が供給され、かつ、時定数を決定
する抵抗器R1及びコンデンサC1を通じて電源+Bに
接続されるとともに、水平発振回路4及び電源電圧制御
回路8に直流出力電圧Vを出力する単安定マルチバイブ
レータM/Mが設けられている。
【0027】さらに、単安定マルチバイブレータM/M
の出力端子Qと抵抗器R2及びコンデンサC2で接続さ
れるフィルタ回路及びバッファであるオペアンプOP1
と、単安定マルチバイブレータM/Mの出力端子Qと抵
抗器R3及びコンデンサC3で接続されるフィルタ回路
及びバッファであるオペアンプOP2と、オペアンプO
P1の出力端に接続されて、その出力電圧V1を分圧す
る直列接続の抵抗器R4,R5と、オペアンプOP2の
出力端に接続されて、その出力電圧V2を分圧する直列
接続の抵抗器R6,R7とが設けられている。
の出力端子Qと抵抗器R2及びコンデンサC2で接続さ
れるフィルタ回路及びバッファであるオペアンプOP1
と、単安定マルチバイブレータM/Mの出力端子Qと抵
抗器R3及びコンデンサC3で接続されるフィルタ回路
及びバッファであるオペアンプOP2と、オペアンプO
P1の出力端に接続されて、その出力電圧V1を分圧す
る直列接続の抵抗器R4,R5と、オペアンプOP2の
出力端に接続されて、その出力電圧V2を分圧する直列
接続の抵抗器R6,R7とが設けられている。
【0028】さらに、オペアンプOP1の出力端からの
出力電圧V1が非反転入力端子+に入力されるととも
に、非反転入力端子−に抵抗器R6,R7の分圧電圧
(出力電圧V2の分圧)が入力されて、その比較を行う
比較器COMP1と、オペアンプOP2の出力端からの
出力電圧V2が非反転入力端子+に入力されるととも
に、非反転入力端子−に抵抗器R4,R5の分圧電圧
(出力電圧V1の分圧)が入力されて、その比較を行う
比較器COMP2とが設けられている。
出力電圧V1が非反転入力端子+に入力されるととも
に、非反転入力端子−に抵抗器R6,R7の分圧電圧
(出力電圧V2の分圧)が入力されて、その比較を行う
比較器COMP1と、オペアンプOP2の出力端からの
出力電圧V2が非反転入力端子+に入力されるととも
に、非反転入力端子−に抵抗器R4,R5の分圧電圧
(出力電圧V1の分圧)が入力されて、その比較を行う
比較器COMP2とが設けられている。
【0029】また、比較器COMP1の出力電圧V3が
カソードに印加されるダイオードD1と、比較器COM
P2の出力電圧V4がカソードに印加され、アノードが
ダイオードD1のアノードと接続されたダイオードD2
と、ダイオードD1,D2のアノードに+B電源電圧を
印加する抵抗器R8と、以降で説明する定常動作時にオ
ンとなってAFC回路3に同期信号又は帰線パルスを供
給するためのスイッチSWとが設けられている。このス
イッチSWはアナログスイッチ素子、トランジスタ、機
械スイッチ又は論理的ANDゲートを用いる。
カソードに印加されるダイオードD1と、比較器COM
P2の出力電圧V4がカソードに印加され、アノードが
ダイオードD1のアノードと接続されたダイオードD2
と、ダイオードD1,D2のアノードに+B電源電圧を
印加する抵抗器R8と、以降で説明する定常動作時にオ
ンとなってAFC回路3に同期信号又は帰線パルスを供
給するためのスイッチSWとが設けられている。このス
イッチSWはアナログスイッチ素子、トランジスタ、機
械スイッチ又は論理的ANDゲートを用いる。
【0030】この構成にあって抵抗器R3及びコンデン
サC3で接続されるフィルタ回路の時定数は、抵抗器R
2及びコンデンサC2で接続されるフィルタ回路の時定
数より小さい値に設定され、定常動作ではオペアンプO
P1からの出力電圧V1とオペアンプOP2からの出力
電圧V2とが等しくなるように設定されている。また、
抵抗器R4,R5の分圧比と抵抗器R6,R7の分圧比
とを、それぞれ出力電圧V1,V2より僅かに低い電圧
に設定している。
サC3で接続されるフィルタ回路の時定数は、抵抗器R
2及びコンデンサC2で接続されるフィルタ回路の時定
数より小さい値に設定され、定常動作ではオペアンプO
P1からの出力電圧V1とオペアンプOP2からの出力
電圧V2とが等しくなるように設定されている。また、
抵抗器R4,R5の分圧比と抵抗器R6,R7の分圧比
とを、それぞれ出力電圧V1,V2より僅かに低い電圧
に設定している。
【0031】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、定常動作時について説明する。この定常動作
では比較器COMP1,COMP2は、反転入力端子の
電圧が非反転入力端子の電圧よりも、僅かに低い電圧と
なり、この出力電圧V3,V4がいずれもハイ(H)レ
ベルになる。なお、論理的には反転入力端子の電圧が非
反転入力端子の電圧よりも、僅かに低い電圧で出力端が
ハイ(H)レベルになるが、実際の設計にあたっては比
較器COMP1,COMP2の入力オフセット(例えば
数mV〜10数mV)を考慮して行う。
る。まず、定常動作時について説明する。この定常動作
では比較器COMP1,COMP2は、反転入力端子の
電圧が非反転入力端子の電圧よりも、僅かに低い電圧と
なり、この出力電圧V3,V4がいずれもハイ(H)レ
ベルになる。なお、論理的には反転入力端子の電圧が非
反転入力端子の電圧よりも、僅かに低い電圧で出力端が
ハイ(H)レベルになるが、実際の設計にあたっては比
較器COMP1,COMP2の入力オフセット(例えば
数mV〜10数mV)を考慮して行う。
【0032】比較器COMP1,COMP2の出力端に
は、ダイオードD1,D2のカソードが接続され、か
つ、そのアノードが抵抗器R8によって電源+Bにプル
アップされており、このアノードの電圧V5は定常動作
時にハイ(H)レベルになる。この電圧V5よって駆動
されるスイッチSWが定常動作時にオンとなり、AFC
回路3に同期信号又は帰線パルスを供給する。
は、ダイオードD1,D2のカソードが接続され、か
つ、そのアノードが抵抗器R8によって電源+Bにプル
アップされており、このアノードの電圧V5は定常動作
時にハイ(H)レベルになる。この電圧V5よって駆動
されるスイッチSWが定常動作時にオンとなり、AFC
回路3に同期信号又は帰線パルスを供給する。
【0033】次に、入力水平同期信号の切り替え時など
の過渡期の動作について説明する。図2(a)は入力水
平同期信号S1の周波数が低い入力信号源などから高い
入力信号源に切り替えた場合の動作波形を示す図であ
り、図2(b)は反対に入力水平同期信号S1の周波数
が高い入力信号源などから低い入力信号源などに切り替
えた場合の動作波形を示す図である。
の過渡期の動作について説明する。図2(a)は入力水
平同期信号S1の周波数が低い入力信号源などから高い
入力信号源に切り替えた場合の動作波形を示す図であ
り、図2(b)は反対に入力水平同期信号S1の周波数
が高い入力信号源などから低い入力信号源などに切り替
えた場合の動作波形を示す図である。
【0034】図2(a)において、tは経過時間を示
し、t1は信号切り替えの瞬間、t2はF/V変換回路
2の出力電圧が安定するタイミングを示している。図
中、t1〜t2の間が過渡期である。図2(a)中、比
較器COMP1,COMP2からのそれぞれの出力電圧
V1,V2の過渡期(t1〜t2)では、そのフイルタ
回路の時定数によって出力電圧V2が早く変化する。ま
た出力電圧V1が遅く変化する。この場合、「V1<V
2」となり、過渡期(t1〜t2)以外では「V1=V
2」である。
し、t1は信号切り替えの瞬間、t2はF/V変換回路
2の出力電圧が安定するタイミングを示している。図
中、t1〜t2の間が過渡期である。図2(a)中、比
較器COMP1,COMP2からのそれぞれの出力電圧
V1,V2の過渡期(t1〜t2)では、そのフイルタ
回路の時定数によって出力電圧V2が早く変化する。ま
た出力電圧V1が遅く変化する。この場合、「V1<V
2」となり、過渡期(t1〜t2)以外では「V1=V
2」である。
【0035】図2(a)中、比較器COMP1,COM
P2からの出力電圧V3,V4がハイ(H)レベル、ロ
ー(L)レベルで示されており、定常動作では出力電圧
V3,V4が共にハイ(H)レベルになり、過渡期では
比較器COMP1の反転入力端子の電圧が非反転入力端
子の電圧よりも高くなり、この期間には出力電圧V3が
ロー(L)レベルになる。また、比較器COMP2の非
反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧よりも高く、
出力電圧V4はハイ(H)レベルのままである。ダイオ
ードD1,D2のアノード側の出力電圧V5は、出力電
圧V3,V4のいずれかがロー(L)レベルになれば、
このロー(L)レベルで決定されて、その過渡期にスイ
ッチSWを開放してAFC回路3への信号供給を停止す
る。
P2からの出力電圧V3,V4がハイ(H)レベル、ロ
ー(L)レベルで示されており、定常動作では出力電圧
V3,V4が共にハイ(H)レベルになり、過渡期では
比較器COMP1の反転入力端子の電圧が非反転入力端
子の電圧よりも高くなり、この期間には出力電圧V3が
ロー(L)レベルになる。また、比較器COMP2の非
反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧よりも高く、
出力電圧V4はハイ(H)レベルのままである。ダイオ
ードD1,D2のアノード側の出力電圧V5は、出力電
圧V3,V4のいずれかがロー(L)レベルになれば、
このロー(L)レベルで決定されて、その過渡期にスイ
ッチSWを開放してAFC回路3への信号供給を停止す
る。
【0036】図2(b)において、この例は入力水平同
期信号S1の周波数が高い入力信号源から低い入力信号
源に切り替えた場合の動作波形を示しており、過渡期に
は「V1>V2」となり、比較器COMP2からの出力
電圧V4がロー(L)レベルになってスイッチSWを開
放してAFC回路3への信号供給を停止する。
期信号S1の周波数が高い入力信号源から低い入力信号
源に切り替えた場合の動作波形を示しており、過渡期に
は「V1>V2」となり、比較器COMP2からの出力
電圧V4がロー(L)レベルになってスイッチSWを開
放してAFC回路3への信号供給を停止する。
【0037】ここでAFC回路3のAFCループを遮断
する方法として、同期信号又は帰線パルスの入力停止及
びAFC回路3の出力を水平発振回路4に対して供給停
止することも考えられるが、この場合、AFC回路3で
の位相検出動作が継続し、AFC回路3のフィルタ回路
に出力電圧が蓄積され、この蓄積電圧を過渡期が終了し
てスイッチSWを閉じた瞬間に水平発振回路4に供給し
てしまうことになる。
する方法として、同期信号又は帰線パルスの入力停止及
びAFC回路3の出力を水平発振回路4に対して供給停
止することも考えられるが、この場合、AFC回路3で
の位相検出動作が継続し、AFC回路3のフィルタ回路
に出力電圧が蓄積され、この蓄積電圧を過渡期が終了し
てスイッチSWを閉じた瞬間に水平発振回路4に供給し
てしまうことになる。
【0038】また、F/V変換回路2の出力電圧の変化
を検出して入力信号源が切り替わったことを検出してい
るが、単に入力信号源の切り替えを検出するのであれ
ば、入力信号を切り替える、その切替回路の切替信号を
利用してスイッチSWを駆動すれば簡単と考えられる。
この場合、当該水平偏向回路を装備する装置を動作状態
にしたままで入力信号源の電源オン・オフをしたり、入
力信号源との供給用ケーブルを抜き差しすると、その目
的が達成できなくなる。
を検出して入力信号源が切り替わったことを検出してい
るが、単に入力信号源の切り替えを検出するのであれ
ば、入力信号を切り替える、その切替回路の切替信号を
利用してスイッチSWを駆動すれば簡単と考えられる。
この場合、当該水平偏向回路を装備する装置を動作状態
にしたままで入力信号源の電源オン・オフをしたり、入
力信号源との供給用ケーブルを抜き差しすると、その目
的が達成できなくなる。
【0039】すなわち、入力信号源で電源オン・オフし
たり、入力信号源との供給用ケーブルを抜き差しするこ
とは、入力信号源を切り替えた場合と同様であり、当該
水平偏向回路を装備する装置を先に動作させておいて、
この後に入力信号源の電源をオンしたり、又は入力信号
源の供給用ケーブルを接続した場合には、入力水平同期
信号S1の周波数が低い入力信号源から高い入力信号源
に切り替える場合と同様であり、水平出力トランジスタ
にストレスを与えてしまう。ただし、入力信号源の電源
をオンしたり、又は、入力信号源と供給用ケーブルを接
続した場合には、同期信号が入力されなくなるため、A
FC回路3が動作しなくなり、前記の不具合が生じな
い。
たり、入力信号源との供給用ケーブルを抜き差しするこ
とは、入力信号源を切り替えた場合と同様であり、当該
水平偏向回路を装備する装置を先に動作させておいて、
この後に入力信号源の電源をオンしたり、又は入力信号
源の供給用ケーブルを接続した場合には、入力水平同期
信号S1の周波数が低い入力信号源から高い入力信号源
に切り替える場合と同様であり、水平出力トランジスタ
にストレスを与えてしまう。ただし、入力信号源の電源
をオンしたり、又は、入力信号源と供給用ケーブルを接
続した場合には、同期信号が入力されなくなるため、A
FC回路3が動作しなくなり、前記の不具合が生じな
い。
【0040】なお、この実施例では同期信号や帰線パル
スを断続する方法として、スイッチSWを用いて説明し
たが、例えば複合同期信号から水平同期信号を取り出
す、いわゆる水平同期分離方式を採用し、その単安定マ
ルチバイブレータICの動作禁止端子に検出信号(出力
電圧V5)を印加して、同期分離出力をなくすようにし
ても良い。この場合、スイッチSWが不要になる。
スを断続する方法として、スイッチSWを用いて説明し
たが、例えば複合同期信号から水平同期信号を取り出
す、いわゆる水平同期分離方式を採用し、その単安定マ
ルチバイブレータICの動作禁止端子に検出信号(出力
電圧V5)を印加して、同期分離出力をなくすようにし
ても良い。この場合、スイッチSWが不要になる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜3記載の水平偏向回路によれば、周波数/電圧変換
手段から出力される直流電圧の過渡的な変化を検出し、
この出力信号によって自動周波数制御手段での自動周波
数制御ループを開閉している。この自動周波数制御ルー
プの開放で自動周波数制御手段への入力水平同期信号又
は帰線パルスが遮断されて自動周波数制御手段の出力信
号がなくなり、水平発振手段が本来の自由発振状態とな
って、その入力水平同期信号を切り替えた過渡期の自動
周波数制御の出力信号の変動が抑えられるため、水平出
力手段に供給する電源電圧との比例関係が保持され、そ
の水平発振周波数が正常に変化して、水平出力素子の破
損を阻止できるようになるという効果を有する。
1〜3記載の水平偏向回路によれば、周波数/電圧変換
手段から出力される直流電圧の過渡的な変化を検出し、
この出力信号によって自動周波数制御手段での自動周波
数制御ループを開閉している。この自動周波数制御ルー
プの開放で自動周波数制御手段への入力水平同期信号又
は帰線パルスが遮断されて自動周波数制御手段の出力信
号がなくなり、水平発振手段が本来の自由発振状態とな
って、その入力水平同期信号を切り替えた過渡期の自動
周波数制御の出力信号の変動が抑えられるため、水平出
力手段に供給する電源電圧との比例関係が保持され、そ
の水平発振周波数が正常に変化して、水平出力素子の破
損を阻止できるようになるという効果を有する。
【図1】本発明の水平偏向回路の実施例の構成を示す回
路図である。
路図である。
【図2】(a)は同期周波数が低い入力信号から高い入
力信号に切り替えた場合の動作波形図である (b)は同期周波数が高い入力信号から低い入力信号に
切り替えた場合の動作波形図である。
力信号に切り替えた場合の動作波形図である (b)は同期周波数が高い入力信号から低い入力信号に
切り替えた場合の動作波形図である。
【図3】従来の水平偏向回路の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】図3におけるF/V変換回路の詳細な構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図5】従来例にあってF/V変換回路の動作における
処理波形図である。
処理波形図である。
【図6】(a)は従来例にあって同期引き込み状態での
動作波形図である。(b)は従来例にあって同期引き込
み状態のサンプリング例を示す波形図である。
動作波形図である。(b)は従来例にあって同期引き込
み状態のサンプリング例を示す波形図である。
2 F/V変換回路 C1〜C3 コンデンサ COMP1,COMP2 比較器 M/M 単安定マルチバイブレータM/M OP1,OP2 オペアンプ R1〜R8 抵抗器 SW スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 水平偏向周波数が入力水平同期周波数に
自動追従し、かつ、複数種の入力信号を切り替えるマル
チスキャン受像機に用いる水平偏向回路において、 入力水平同期信号の周波数に対応した直流電圧を出力す
る周波数/電圧変換手段と、前記周波数/電圧変換手段
からの出力電圧で発振周波数を可変する水平発振手段
と、前記水平発振手段からの発振信号に基づいた水平偏
向信号を出力する水平出力手段と、前記周波数/電圧変
換手段からの出力電圧に基づいて前記水平出力手段に印
加する電源電圧を制御する制御手段と、前記水平出力手
段からの帰線パルスと入力水平同期信号との位相差に応
じた検波出力電圧で前記水平発振手段の発振周波数を制
御するための自動周波数制御手段と、前記周波数/電圧
変換手段から出力される直流電圧の過渡的な変化を検出
する検出手段と、前記検出手段の出力信号によって前記
自動周波数制御手段での自動周波数制御ループを開閉す
る開閉手段とを備えることを特徴とする水平偏向回路。 - 【請求項2】 前記検出手段として、時定数が異なる二
つのフィルタと、この二つのフィルタの出力電圧を入力
する差動スイッチ回路とを用いることを特徴とする請求
項1記載の水平偏向回路。 - 【請求項3】 前記開閉手段として、自動周波数制御手
段への入力水平同期信号又は帰線パルスを遮断するスイ
ッチを用いることを特徴とする請求項1記載の水平偏向
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6310338A JPH08168013A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 水平偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6310338A JPH08168013A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 水平偏向回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168013A true JPH08168013A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18004037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6310338A Withdrawn JPH08168013A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 水平偏向回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08168013A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113241041A (zh) * | 2015-09-16 | 2021-08-10 | 伊英克公司 | 用于驱动显示器的装置和方法 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP6310338A patent/JPH08168013A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113241041A (zh) * | 2015-09-16 | 2021-08-10 | 伊英克公司 | 用于驱动显示器的装置和方法 |
| CN113241041B (zh) * | 2015-09-16 | 2024-01-05 | 伊英克公司 | 用于驱动显示器的装置和方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |