JPH0817021A - 磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法Info
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- JPH0817021A JPH0817021A JP16887294A JP16887294A JPH0817021A JP H0817021 A JPH0817021 A JP H0817021A JP 16887294 A JP16887294 A JP 16887294A JP 16887294 A JP16887294 A JP 16887294A JP H0817021 A JPH0817021 A JP H0817021A
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気抵抗効果素子が大気に晒されない状態
で、磁気抵抗効果素子の両端部にのみ反強磁性体層を設
けることにより、十分な磁気交換結合が得られ、磁気抵
抗効果素子の単磁区化を図ることによって、バルクハウ
ゼンノイズが低減されるような磁気抵抗効果型ヘッドの
製造方法を提供する。 【構成】 記録媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子に
よって読み取る磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法におい
て、基板上の略トラック幅を隔てた2箇所に、所定形状
の強磁性体層4と前記強磁性体層を単磁区化するための
反強磁性体層5を、真空中でこの順序で連続して形成す
る工程と、前記強磁性体層及び反強磁性体の積層膜の間
に挟まれた部分のみに磁気抵抗効果素子7を形成する工
程とを有して構成した。
で、磁気抵抗効果素子の両端部にのみ反強磁性体層を設
けることにより、十分な磁気交換結合が得られ、磁気抵
抗効果素子の単磁区化を図ることによって、バルクハウ
ゼンノイズが低減されるような磁気抵抗効果型ヘッドの
製造方法を提供する。 【構成】 記録媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子に
よって読み取る磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法におい
て、基板上の略トラック幅を隔てた2箇所に、所定形状
の強磁性体層4と前記強磁性体層を単磁区化するための
反強磁性体層5を、真空中でこの順序で連続して形成す
る工程と、前記強磁性体層及び反強磁性体の積層膜の間
に挟まれた部分のみに磁気抵抗効果素子7を形成する工
程とを有して構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置、或
いはVTR等の磁気テープ装置用の再生専用ヘッドとし
て用いられる磁気抵抗効果型ヘッド(Magneto-
resistive Head)の製造方法に関するも
のである。
いはVTR等の磁気テープ装置用の再生専用ヘッドとし
て用いられる磁気抵抗効果型ヘッド(Magneto-
resistive Head)の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法
について以下に、図面と共に、順次説明する。図6は、
従来の磁気抵抗効果型ヘッドを媒体摺動面から見た断面
構造である。14はNiFe等の磁気抵抗効果を有する
膜から成る磁気抵抗効果素子であり、16はこの磁気抵
抗効果素子14に一定のセンス電流を流すための、引き
出し導体層である。
について以下に、図面と共に、順次説明する。図6は、
従来の磁気抵抗効果型ヘッドを媒体摺動面から見た断面
構造である。14はNiFe等の磁気抵抗効果を有する
膜から成る磁気抵抗効果素子であり、16はこの磁気抵
抗効果素子14に一定のセンス電流を流すための、引き
出し導体層である。
【0003】しかし、このような構造の従来の磁気抵抗
効果型ヘッドでは、バルクハウゼンノイズが発生すると
いう問題があった。そこで、このバルクハウゼンノイズ
の発生を防止するために、図7の磁気抵抗効果型ヘッド
を媒体摺動面から見た断面構造に示すように、磁気抵抗
効果素子14の上に、例えば、FeMn等の反強磁性体
層15を積層することにより、磁気交換結合作用を及ぼ
して、この磁気抵抗効果素子14を単磁区化することが
提案されている。16はこの磁気抵抗効果素子14に一
定のセンス電流を流すための、引き出し導体層である。
効果型ヘッドでは、バルクハウゼンノイズが発生すると
いう問題があった。そこで、このバルクハウゼンノイズ
の発生を防止するために、図7の磁気抵抗効果型ヘッド
を媒体摺動面から見た断面構造に示すように、磁気抵抗
効果素子14の上に、例えば、FeMn等の反強磁性体
層15を積層することにより、磁気交換結合作用を及ぼ
して、この磁気抵抗効果素子14を単磁区化することが
提案されている。16はこの磁気抵抗効果素子14に一
定のセンス電流を流すための、引き出し導体層である。
【0004】しかし、反強磁性体層15を磁気抵抗効果
素子14の上に全面形成した構造は、再生出力の低下、
及び波形半値幅の増大(即ち、周波数特性の劣化)を来
たすことが分っている。この反強磁性体層15は、磁気
抵抗効果素子14上全面に形成するよりも、図8に示す
ように、磁気抵抗効果素子14の両端部にのみ形成する
方が、良好な再生特性が得られる。
素子14の上に全面形成した構造は、再生出力の低下、
及び波形半値幅の増大(即ち、周波数特性の劣化)を来
たすことが分っている。この反強磁性体層15は、磁気
抵抗効果素子14上全面に形成するよりも、図8に示す
ように、磁気抵抗効果素子14の両端部にのみ形成する
方が、良好な再生特性が得られる。
【0005】このような磁気抵抗効果素子14の両端部
に反強磁性体層15を設けた構造を得るためには、図9
(a)に示すように、磁気抵抗効果素子14の両端部を
除く全面をフォトレジスト等のマスク20で覆った後
に、反強磁性体層15を形成する。
に反強磁性体層15を設けた構造を得るためには、図9
(a)に示すように、磁気抵抗効果素子14の両端部を
除く全面をフォトレジスト等のマスク20で覆った後
に、反強磁性体層15を形成する。
【0006】その後、そのマスク20を除去することに
より、図9(b)に示すように、磁気抵抗効果素子14
の両端部にのみ反強磁性体層15を残すことが出来る。
以上の方法は、一般にリフトオフ法と呼ばれている。
より、図9(b)に示すように、磁気抵抗効果素子14
の両端部にのみ反強磁性体層15を残すことが出来る。
以上の方法は、一般にリフトオフ法と呼ばれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のリフトオフ法で
は、磁気抵抗効果素子14の両端部に反強磁性体層15
を設けた場合には、フォトレジスト等の塗布工程を必
ず、経なければ成らず、磁気抵抗効果素子14は、大気
に晒されてしまう。
は、磁気抵抗効果素子14の両端部に反強磁性体層15
を設けた場合には、フォトレジスト等の塗布工程を必
ず、経なければ成らず、磁気抵抗効果素子14は、大気
に晒されてしまう。
【0008】よって、磁気抵抗効果素子14の表面に、
酸化層がどうしても形成されてしまい、磁気抵抗効果素
子14の両端部の上に反強磁性体層15を積層しても、
形成される酸化層のために磁気交換結合が得られず、そ
の結果、磁気抵抗効果素子14の単磁区化が行われない
ので、バルクハウゼンノイズが低減されないという問題
があった。
酸化層がどうしても形成されてしまい、磁気抵抗効果素
子14の両端部の上に反強磁性体層15を積層しても、
形成される酸化層のために磁気交換結合が得られず、そ
の結果、磁気抵抗効果素子14の単磁区化が行われない
ので、バルクハウゼンノイズが低減されないという問題
があった。
【0009】本発明は、かかる問題点を考慮して、磁気
抵抗効果素子が大気に晒されない状態で、磁気抵抗効果
素子の両端部にのみ反強磁性体層を設けることにより、
十分な磁気交換結合が得られ、磁気抵抗効果素子の単磁
区化を図ることによって、バルクハウゼンノイズが低減
されるような磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法を提供す
ることを目的とする。
抵抗効果素子が大気に晒されない状態で、磁気抵抗効果
素子の両端部にのみ反強磁性体層を設けることにより、
十分な磁気交換結合が得られ、磁気抵抗効果素子の単磁
区化を図ることによって、バルクハウゼンノイズが低減
されるような磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気抵抗効果型
ヘッドの製造方法は、上記目的を達成するために、記録
媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子によって読み取る
磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法において、基板上の略
トラック幅を隔てた2箇所に、所定形状の強磁性体層と
前記強磁性体層を単磁区化するための反強磁性体層を、
真空中でこの順序で連続して形成する工程と、前記強磁
性体層及び反強磁性体の積層膜の間に挟まれた部分のみ
に磁気抵抗効果素子を形成する工程とを有するように
し、或いは、記録媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子
によって読み取る磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法にお
いて、基板上の略トラック幅を隔てた2箇所に、所定形
状の反強磁性体層と強磁性体層を、真空中でこの順序で
連続して形成する工程と、前記の工程に連続して所定形
状の磁気抵抗効果素子を形成する工程とを有するように
したものである。
ヘッドの製造方法は、上記目的を達成するために、記録
媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子によって読み取る
磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法において、基板上の略
トラック幅を隔てた2箇所に、所定形状の強磁性体層と
前記強磁性体層を単磁区化するための反強磁性体層を、
真空中でこの順序で連続して形成する工程と、前記強磁
性体層及び反強磁性体の積層膜の間に挟まれた部分のみ
に磁気抵抗効果素子を形成する工程とを有するように
し、或いは、記録媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子
によって読み取る磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法にお
いて、基板上の略トラック幅を隔てた2箇所に、所定形
状の反強磁性体層と強磁性体層を、真空中でこの順序で
連続して形成する工程と、前記の工程に連続して所定形
状の磁気抵抗効果素子を形成する工程とを有するように
したものである。
【0011】
【作用】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法は、
磁気抵抗効果素子と反強磁性体層を同一真空中において
形成するので、酸化層の発生もなく、十分な磁気交換結
合が得られ、強磁性体層(第1の磁気抵抗効果素子)と
(第2の)磁気抵抗効果素子は、静磁気的に結合すれば
よいので、磁気交換結合よりも酸化層等の影響を受け難
く、十分な結合が得られる。
磁気抵抗効果素子と反強磁性体層を同一真空中において
形成するので、酸化層の発生もなく、十分な磁気交換結
合が得られ、強磁性体層(第1の磁気抵抗効果素子)と
(第2の)磁気抵抗効果素子は、静磁気的に結合すれば
よいので、磁気交換結合よりも酸化層等の影響を受け難
く、十分な結合が得られる。
【0012】更に、所望の形状にパターニングが可能で
あることから、磁気抵抗効果素子の両端部にのみ反強磁
性体層を設けることが出来るため、再生出力の低下及び
周波数特性の劣化を招くことなく、バルクハウゼンノイ
ズの低減を図ることが出来る。
あることから、磁気抵抗効果素子の両端部にのみ反強磁
性体層を設けることが出来るため、再生出力の低下及び
周波数特性の劣化を招くことなく、バルクハウゼンノイ
ズの低減を図ることが出来る。
【0013】
【実施例】本発明の磁気抵抗効果型ヘッド(Magne
to- resistive Head)の製造方法の各
実施例について以下に、図面と共に、順次説明する。ま
ず、本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の第1の
実施例について、図1及び図2と共に、順次説明する。
シールドタイプのシャントバイアスヘッドの場合につい
て説明する。基板としては、図示はしていないが、Al
2 O3 −TiCを用いる。
to- resistive Head)の製造方法の各
実施例について以下に、図面と共に、順次説明する。ま
ず、本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の第1の
実施例について、図1及び図2と共に、順次説明する。
シールドタイプのシャントバイアスヘッドの場合につい
て説明する。基板としては、図示はしていないが、Al
2 O3 −TiCを用いる。
【0014】1は下シールドであり、厚さ略1μmのC
o系非晶質合金膜を使用する。次に、下シールド1の上
全面に、ギャップに相当する第1の絶縁膜であるSiN
膜、或いはSiON膜2を、プラズマCVDで略200
0オングストローム成膜する。
o系非晶質合金膜を使用する。次に、下シールド1の上
全面に、ギャップに相当する第1の絶縁膜であるSiN
膜、或いはSiON膜2を、プラズマCVDで略200
0オングストローム成膜する。
【0015】この第1の絶縁膜2の上に、強磁性体層で
ある第1の磁気抵抗効果素子4を成膜し、更にその上
に、反強磁性体膜5を真空中で連続して成膜し、レジス
トを塗布パターニング後、イオンミリングで、図1
(a)に示すように形成する。
ある第1の磁気抵抗効果素子4を成膜し、更にその上
に、反強磁性体膜5を真空中で連続して成膜し、レジス
トを塗布パターニング後、イオンミリングで、図1
(a)に示すように形成する。
【0016】ここでは、第1の磁気抵抗効果素子4とし
て厚さ略500オングストロームのパーマロイ膜を、反
強磁性体層5として略200オングストロームのFeM
nを用いたが、必ずしも、これらの材料に限定されるも
のではない。
て厚さ略500オングストロームのパーマロイ膜を、反
強磁性体層5として略200オングストロームのFeM
nを用いたが、必ずしも、これらの材料に限定されるも
のではない。
【0017】次に、図1(b)に示すように、第2の磁
気抵抗効果素子7を、第1の磁気抵抗効果素子4と同程
度の厚さに略500オングストローム成膜する。更に、
フォトレジスト10をトラック幅となるべき場所に、図
1(b)に示すように塗布する。また更に、イオンミリ
ングで不要な部分の第2の磁気抵抗効果素子7を除去
し、図1(c)に示すような構造のものを得る。
気抵抗効果素子7を、第1の磁気抵抗効果素子4と同程
度の厚さに略500オングストローム成膜する。更に、
フォトレジスト10をトラック幅となるべき場所に、図
1(b)に示すように塗布する。また更に、イオンミリ
ングで不要な部分の第2の磁気抵抗効果素子7を除去
し、図1(c)に示すような構造のものを得る。
【0018】また、この上に、シャントバイアス膜3と
して、略200〜500オングストローム程度のニオビ
ウム(Nb),タンタル(Ta),タングステン(W)
等を成膜して、図2(d)に示すように、フォトレジス
ト10を塗布し、同様にして、イオンミリングで不要な
部分を除去する。
して、略200〜500オングストローム程度のニオビ
ウム(Nb),タンタル(Ta),タングステン(W)
等を成膜して、図2(d)に示すように、フォトレジス
ト10を塗布し、同様にして、イオンミリングで不要な
部分を除去する。
【0019】これに更に、引き出し電極6、第2の絶縁
膜8、上シールド9を加えて完成したものを、図2
(e)に示したが、これは、本発明の製造方法の第1の
実施例による磁気抵抗効果型ヘッドの断面図である。
膜8、上シールド9を加えて完成したものを、図2
(e)に示したが、これは、本発明の製造方法の第1の
実施例による磁気抵抗効果型ヘッドの断面図である。
【0020】引き出し電極6はリフトオフ法で形成し、
材料としては、Crを下地とした厚さ略1000オング
ストロームのCuを用いている。第2の絶縁層8、上シ
ールド9は、夫々第1の絶縁層2及び下シールド1と同
様のものを用いている。
材料としては、Crを下地とした厚さ略1000オング
ストロームのCuを用いている。第2の絶縁層8、上シ
ールド9は、夫々第1の絶縁層2及び下シールド1と同
様のものを用いている。
【0021】次に、本発明の磁気抵抗効果型ヘッド(M
agneto- resistiveHead)の製造方
法の第2の実施例について、図3乃至図5と共に、順次
説明する。シールドタイプのシャントバイアスヘッドの
場合について説明する。基板としては、図示はしていな
いが、Al2 O3 −TiCを用いる。
agneto- resistiveHead)の製造方
法の第2の実施例について、図3乃至図5と共に、順次
説明する。シールドタイプのシャントバイアスヘッドの
場合について説明する。基板としては、図示はしていな
いが、Al2 O3 −TiCを用いる。
【0022】1は下シールドであり、厚さ略1μmのC
o系非晶質合金膜を用いた。次に、下シールド1の上全
面に、ギャップに相当する第1の絶縁膜であるSiN
膜、或いはSiON膜2をプラズマCVDで略2000
オングストローム成膜する。更に、この絶縁膜2の上に
シャントバイアス膜3を所定の形状に、図3(a)に示
すように成膜する。
o系非晶質合金膜を用いた。次に、下シールド1の上全
面に、ギャップに相当する第1の絶縁膜であるSiN
膜、或いはSiON膜2をプラズマCVDで略2000
オングストローム成膜する。更に、この絶縁膜2の上に
シャントバイアス膜3を所定の形状に、図3(a)に示
すように成膜する。
【0023】続いて、フォトレジスト10をパターニン
グした後、第1の実施例と同様に、強磁性体層である第
1の磁気抵抗効果素子4を略500オングストローム、
反強磁性体層5を略200オングストロームの厚さにこ
の順に、真空中で、連続して成膜する。図3(b)は、
このときのフォトレジスト10の塗布の様子を上から見
た図であり、左右の5の部分は夫々反強磁性体層であ
る。
グした後、第1の実施例と同様に、強磁性体層である第
1の磁気抵抗効果素子4を略500オングストローム、
反強磁性体層5を略200オングストロームの厚さにこ
の順に、真空中で、連続して成膜する。図3(b)は、
このときのフォトレジスト10の塗布の様子を上から見
た図であり、左右の5の部分は夫々反強磁性体層であ
る。
【0024】次に、フォトレジスト10をアセトン等の
有機溶剤で除去すれば、リフトオフ法により、図3
(c)に示すような強磁性体層である第1の磁気抵抗効
果素子4と反強磁性体層5の積層膜のパターンが得られ
る。
有機溶剤で除去すれば、リフトオフ法により、図3
(c)に示すような強磁性体層である第1の磁気抵抗効
果素子4と反強磁性体層5の積層膜のパターンが得られ
る。
【0025】更にこの上に、図4(d),図4(e)に
示すように、フォトレジスト10をパターニングした
後、第2の磁気抵抗効果素子7を第1の磁気抵抗効果素
子4と同程度の厚さに成膜し、リフトオフ法によりトラ
ックとなる部分以外の不必要な膜を除去することによ
り、図5(f)に示すような断面構造を得る。
示すように、フォトレジスト10をパターニングした
後、第2の磁気抵抗効果素子7を第1の磁気抵抗効果素
子4と同程度の厚さに成膜し、リフトオフ法によりトラ
ックとなる部分以外の不必要な膜を除去することによ
り、図5(f)に示すような断面構造を得る。
【0026】尚、第2の磁気抵抗効果素子7を成膜する
前に若干のスパッタエッチングを行ない、第1の磁気抵
抗効果素子4の表面を清浄な状態にしてから、第2の磁
気抵抗効果素子7を成膜した方が、磁気的な連結を取る
上でより望ましい。
前に若干のスパッタエッチングを行ない、第1の磁気抵
抗効果素子4の表面を清浄な状態にしてから、第2の磁
気抵抗効果素子7を成膜した方が、磁気的な連結を取る
上でより望ましい。
【0027】図5(g)は、本発明の製造方法の第2の
実施例による磁気抵抗効果型ヘッドの断面図であり、引
き出し電極6、第2の絶縁膜8、更に上シールド9を加
えた最終的な形態を示している。
実施例による磁気抵抗効果型ヘッドの断面図であり、引
き出し電極6、第2の絶縁膜8、更に上シールド9を加
えた最終的な形態を示している。
【0028】引き出し電極6は、リフトオフ法で形成
し、材料としては、Crを下地とした厚さ略1000オ
ングストロームのCuを用いている。第2の絶縁層8、
上シールド9は、夫々第1の絶縁層2及び下シールド1
と同様のものを用いている。以上の説明は、シールドタ
イプのシャントバイアスヘッドの実施例について示した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
し、材料としては、Crを下地とした厚さ略1000オ
ングストロームのCuを用いている。第2の絶縁層8、
上シールド9は、夫々第1の絶縁層2及び下シールド1
と同様のものを用いている。以上の説明は、シールドタ
イプのシャントバイアスヘッドの実施例について示した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0029】更に、本発明の磁気抵抗効果型ヘッド(M
agneto- resistiveHead)の製造方
法の第3の実施例について、図10及び図11と共に、
順次説明する。シールドタイプのシャントバイアスヘッ
ドの場合について説明する。基板としては、図示はして
いないが、Al2 O3 −TiCを用いる。
agneto- resistiveHead)の製造方
法の第3の実施例について、図10及び図11と共に、
順次説明する。シールドタイプのシャントバイアスヘッ
ドの場合について説明する。基板としては、図示はして
いないが、Al2 O3 −TiCを用いる。
【0030】1は下シールドであり、厚さ略1μmのC
o系非晶質合金膜を使用する。次に、下シールド1の上
全面に、ギャップに相当する第1の絶縁膜であるSiN
膜、或いはSiON膜2を、プラズマCVDで略200
0オングストローム成膜する。
o系非晶質合金膜を使用する。次に、下シールド1の上
全面に、ギャップに相当する第1の絶縁膜であるSiN
膜、或いはSiON膜2を、プラズマCVDで略200
0オングストローム成膜する。
【0031】この第1の絶縁膜2の上に、反強磁性体膜
5Aを成膜し、更にその上に、強磁性体層である第1の
磁気抵抗効果素子4Aを真空中で連続して成膜し、レジ
ストを塗布パターニング後、イオンミリングで、図10
(a)に示すように形成する。
5Aを成膜し、更にその上に、強磁性体層である第1の
磁気抵抗効果素子4Aを真空中で連続して成膜し、レジ
ストを塗布パターニング後、イオンミリングで、図10
(a)に示すように形成する。
【0032】ここでは、反強磁性体層5Aとして厚さ略
200オングストロームのFeMn膜を、強磁性体層で
ある第1の磁気抵抗効果素子4Aとして略100オング
ストロームのパーマロイ膜を用いたが、必ずしも、これ
らの材料に限定されるものではない。
200オングストロームのFeMn膜を、強磁性体層で
ある第1の磁気抵抗効果素子4Aとして略100オング
ストロームのパーマロイ膜を用いたが、必ずしも、これ
らの材料に限定されるものではない。
【0033】尚、良好な交換結合を得るためには、反強
磁性体層5Aの結晶配向性を向上させる必要がある。そ
のために下地層として、例えば、チタン(Ti),ジル
コニウム(Zr),ハフニウム(Hf)等を略100〜
200オングストロームの厚さで設けると結晶配向性が
格段に良好となる。具体的には、例えば反強磁性体層5
AとしてFeMnを用いた場合、γ相FeMnが生成さ
れ、fcc(111)面配向が強くなる。
磁性体層5Aの結晶配向性を向上させる必要がある。そ
のために下地層として、例えば、チタン(Ti),ジル
コニウム(Zr),ハフニウム(Hf)等を略100〜
200オングストロームの厚さで設けると結晶配向性が
格段に良好となる。具体的には、例えば反強磁性体層5
AとしてFeMnを用いた場合、γ相FeMnが生成さ
れ、fcc(111)面配向が強くなる。
【0034】次に、図10(b)に示すように、フォト
レジスト10を塗布した後、第2の磁気抵抗効果素子7
Aを略200オングストロームの厚さで図10(c)に
示すように成膜する。その後、フォトレジスト10及び
フォトレジスト10の上部の部分の第2の磁気抵抗効果
素子7Aを夫々除去して、図11(d)に示される構造
とする。
レジスト10を塗布した後、第2の磁気抵抗効果素子7
Aを略200オングストロームの厚さで図10(c)に
示すように成膜する。その後、フォトレジスト10及び
フォトレジスト10の上部の部分の第2の磁気抵抗効果
素子7Aを夫々除去して、図11(d)に示される構造
とする。
【0035】尚、第2の磁気抵抗効果素子7Aを成膜す
る前に、スパッタエッチング等を若干施すことにより、
第1の磁気抵抗効果素子4Aの表面を清浄にしておく方
が、静磁気的な結合を得る上でより望ましい。
る前に、スパッタエッチング等を若干施すことにより、
第1の磁気抵抗効果素子4Aの表面を清浄にしておく方
が、静磁気的な結合を得る上でより望ましい。
【0036】前記フォトレジスト10を除去した後に、
更に、シャントバイアス膜3,引き出し電極6,第2の
絶縁膜8,上シールド9をこの順序に形成し、最終的に
図11(e)に示される構造を得る。
更に、シャントバイアス膜3,引き出し電極6,第2の
絶縁膜8,上シールド9をこの順序に形成し、最終的に
図11(e)に示される構造を得る。
【0037】ここでは、シャントバイアス膜3として、
略200〜500オングストローム程度のニオビウム
(Nb),タンタル(Ta),タングステン(W)等を
使用する。
略200〜500オングストローム程度のニオビウム
(Nb),タンタル(Ta),タングステン(W)等を
使用する。
【0038】シャントバイアス膜3は、図10(b)に
示したフォトレジスト10と同様な箇所にフォトレジス
トを塗布した後、シャントバイアス膜3を成膜し、その
後、図10(b)と同様にフォトレジストを除去するこ
とにより形成した。引き出し電極6としては、Crを下
地とした1000オングストローム程度のCu膜を用
い、リフトオフ法で形成した。
示したフォトレジスト10と同様な箇所にフォトレジス
トを塗布した後、シャントバイアス膜3を成膜し、その
後、図10(b)と同様にフォトレジストを除去するこ
とにより形成した。引き出し電極6としては、Crを下
地とした1000オングストローム程度のCu膜を用
い、リフトオフ法で形成した。
【0039】また、第2の絶縁膜8及び上シールド9
は、夫々第1の絶縁膜2及び下シールド1と同様のもの
を用いた。以上の説明は、シールドタイプのシャントバ
イアスヘッドの実施例について示したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
は、夫々第1の絶縁膜2及び下シールド1と同様のもの
を用いた。以上の説明は、シールドタイプのシャントバ
イアスヘッドの実施例について示したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方
法は、磁気抵抗効果素子と反強磁性体層を同一真空中に
おいて形成するので、酸化層の発生はなく、十分な磁気
交換結合が得られる。強磁性体層(第1の磁気抵抗効果
素子)と(第2の)磁気抵抗効果素子は静磁気的に結合
すればよいので、磁気交換結合よりも酸化層等の影響を
受け難く、十分な結合が得られる。更に、所望の形状に
パターニングが可能であることから、磁気抵抗効果素子
の両端部にのみ反強磁性体層を設けることが出来るた
め、再生出力の低下及び周波数特性の劣化を招くことな
く、バルクハウゼンノイズの低減を図ることが出来る。
法は、磁気抵抗効果素子と反強磁性体層を同一真空中に
おいて形成するので、酸化層の発生はなく、十分な磁気
交換結合が得られる。強磁性体層(第1の磁気抵抗効果
素子)と(第2の)磁気抵抗効果素子は静磁気的に結合
すればよいので、磁気交換結合よりも酸化層等の影響を
受け難く、十分な結合が得られる。更に、所望の形状に
パターニングが可能であることから、磁気抵抗効果素子
の両端部にのみ反強磁性体層を設けることが出来るた
め、再生出力の低下及び周波数特性の劣化を招くことな
く、バルクハウゼンノイズの低減を図ることが出来る。
【図1】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の第
1の実施例の各工程を示す工程図である。
1の実施例の各工程を示す工程図である。
【図2】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の第
1の実施例の各工程を示す工程図である。
1の実施例の各工程を示す工程図である。
【図3】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の第
2の実施例の各工程を示す工程図である。
2の実施例の各工程を示す工程図である。
【図4】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の第
2の実施例の各工程を示す工程図である。
2の実施例の各工程を示す工程図である。
【図5】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の第
2の実施例の各工程を示す工程図である。
2の実施例の各工程を示す工程図である。
【図6】従来の磁気抵抗効果型ヘッドの概略を示す構造
断面図である。
断面図である。
【図7】従来の磁気抵抗効果型ヘッドの概略を示す構造
断面図である。
断面図である。
【図8】両端部のみに反強磁性体層を設けた従来の磁気
抵抗効果型ヘッドの構造断面図である。
抵抗効果型ヘッドの構造断面図である。
【図9】図8の磁気抵抗効果型ヘッドの構造を得るため
のリフトオフ法による従来法の断面図である。
のリフトオフ法による従来法の断面図である。
【図10】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の
第3の実施例の各工程を示す工程図である。
第3の実施例の各工程を示す工程図である。
【図11】本発明の磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法の
第3の実施例の各工程を示す工程図である。
第3の実施例の各工程を示す工程図である。
1,11…下シールド 2,12…第1の絶縁膜 3,13…シャントバイアス膜 4,4A,14…強磁性体層(第1の磁気抵抗効果素
子) 5,5A,15…反強磁性体層 6,16…引き出し電極 7,7A,17…第2の磁気抵抗効果素子 8,18…第2の絶縁膜 9,19…上シールド 10,20…フォトレジスト
子) 5,5A,15…反強磁性体層 6,16…引き出し電極 7,7A,17…第2の磁気抵抗効果素子 8,18…第2の絶縁膜 9,19…上シールド 10,20…フォトレジスト
Claims (2)
- 【請求項1】記録媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子
によって読み取る磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法にお
いて、基板上の略トラック幅を隔てた2箇所に、所定形
状の強磁性体層と前記強磁性体層を単磁区化するための
反強磁性体層を、真空中でこの順序で連続して形成する
工程と、前記強磁性体層及び反強磁性体の積層膜の間に
挟まれた部分のみに磁気抵抗効果素子を形成する工程と
よりなることを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッドの製造
方法。 - 【請求項2】記録媒体上の磁化情報を磁気抵抗効果素子
によって読み取る磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法にお
いて、基板上の略トラック幅を隔てた2箇所に、所定形
状の反強磁性体層と強磁性体層を、真空中でこの順序で
連続して形成する工程と、前記の工程に連続して所定形
状の磁気抵抗効果素子を形成する工程とよりなることを
特徴とする磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16887294A JPH0817021A (ja) | 1994-04-27 | 1994-06-28 | 磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11216594 | 1994-04-27 | ||
| JP6-112165 | 1994-04-27 | ||
| JP16887294A JPH0817021A (ja) | 1994-04-27 | 1994-06-28 | 磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817021A true JPH0817021A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=26451394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16887294A Pending JPH0817021A (ja) | 1994-04-27 | 1994-06-28 | 磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817021A (ja) |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP16887294A patent/JPH0817021A/ja active Pending
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