JPH08170441A - 原子炉圧力容器の遮蔽体とその構築方法 - Google Patents
原子炉圧力容器の遮蔽体とその構築方法Info
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- JPH08170441A JPH08170441A JP6313876A JP31387694A JPH08170441A JP H08170441 A JPH08170441 A JP H08170441A JP 6313876 A JP6313876 A JP 6313876A JP 31387694 A JP31387694 A JP 31387694A JP H08170441 A JPH08170441 A JP H08170441A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮蔽体と圧力容器の隙間が小さい既設の原子
炉に適用することができ、在来の自動検査装置により圧
力容器の溶接線を検査することができ、かつ中性子の遮
蔽効果も高めることができる原子炉圧力容器の遮蔽体と
その構築方法を提供する。 【構成】 ペデスタル2の上に下端が固定され、圧力容
器1から一定の間隔を隔てて上方に延びる複数の支持部
材12と、支持部材の間に積層され、圧力容器を一定の
間隔を隔てて囲む円弧状のセグメント14とからなり、
各セグメントは、厚さ方向に積層され互いに連結された
複数の矩形遮蔽片15からなる。
炉に適用することができ、在来の自動検査装置により圧
力容器の溶接線を検査することができ、かつ中性子の遮
蔽効果も高めることができる原子炉圧力容器の遮蔽体と
その構築方法を提供する。 【構成】 ペデスタル2の上に下端が固定され、圧力容
器1から一定の間隔を隔てて上方に延びる複数の支持部
材12と、支持部材の間に積層され、圧力容器を一定の
間隔を隔てて囲む円弧状のセグメント14とからなり、
各セグメントは、厚さ方向に積層され互いに連結された
複数の矩形遮蔽片15からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉圧力容器の遮蔽
体とその構築方法に関する。
体とその構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉(BWR)のコンクリー
ト製格納容器は、原子炉圧力容器(以下、圧力容器とい
う)を安全に密閉収容する設備であり、例えば図6に示
すように、圧力容器1をペデスタル2の上に設置したド
ライウェル3a、3bと、ドライウェルに連通し大量の
水Wを内部に有するサプレッションチャンバー4とから
なり、ドライウェルは、圧力容器1の上半分を格納する
上部ドライウェル3aと、圧力容器1の下半分を格納す
る下部ドライウェル3bとから構成される。
ト製格納容器は、原子炉圧力容器(以下、圧力容器とい
う)を安全に密閉収容する設備であり、例えば図6に示
すように、圧力容器1をペデスタル2の上に設置したド
ライウェル3a、3bと、ドライウェルに連通し大量の
水Wを内部に有するサプレッションチャンバー4とから
なり、ドライウェルは、圧力容器1の上半分を格納する
上部ドライウェル3aと、圧力容器1の下半分を格納す
る下部ドライウェル3bとから構成される。
【0003】ペデスタル2は、圧力容器1を支持しその
重量を下方の建屋に伝えるとともに、ベント管5を内蔵
し、事故等で圧力容器1から高温の水蒸気が吹き出す場
合に、ベント管5を介して水蒸気をサプレッションチャ
ンバー4内の水W(サプレッションプール)の中に導
き、水蒸気を凝縮させて格納容器内の圧力上昇を抑える
ようになっている。
重量を下方の建屋に伝えるとともに、ベント管5を内蔵
し、事故等で圧力容器1から高温の水蒸気が吹き出す場
合に、ベント管5を介して水蒸気をサプレッションチャ
ンバー4内の水W(サプレッションプール)の中に導
き、水蒸気を凝縮させて格納容器内の圧力上昇を抑える
ようになっている。
【0004】上部ドライウェル3aには、ポンプ、弁、
配管、計装機器、等の機器が収容される。更に、圧力容
器1と上部ドライウェル3aとの間には、コンクリート
製の遮蔽体6が圧力容器1の上半分を囲むように構築さ
れ、圧力容器1からの放射線を遮蔽するようになってい
る。
配管、計装機器、等の機器が収容される。更に、圧力容
器1と上部ドライウェル3aとの間には、コンクリート
製の遮蔽体6が圧力容器1の上半分を囲むように構築さ
れ、圧力容器1からの放射線を遮蔽するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した原子炉におい
て、圧力容器1の健全性を確保するために、圧力容器の
溶接線を定期的に検査することが義務付けられている。
しかし、図7に示すように、既設の遮蔽体6の多く
は、圧力容器1との隙間xが小さく(例えば20〜30
mm)、実用化されている自動検査装置(約200mm
の隙間を必要とする)が適用できない問題点があった。
また、従来の遮蔽体6は、原子炉建設時に型枠にコン
クリートを流し込んで構築された一体成形品であり、定
期検査のために遮蔽材をすべて一旦除去しても、上部ド
ライウェル3aに収容された各種機器のために作業空間
が少なく、型枠を用いて再構築することはできない問題
点があった。更に、従来の遮蔽体6は、コンクリート
の一体成形品であるため、γ線の遮蔽のためには充分で
あっても、中性子の遮蔽効果が少ない問題点があった。
て、圧力容器1の健全性を確保するために、圧力容器の
溶接線を定期的に検査することが義務付けられている。
しかし、図7に示すように、既設の遮蔽体6の多く
は、圧力容器1との隙間xが小さく(例えば20〜30
mm)、実用化されている自動検査装置(約200mm
の隙間を必要とする)が適用できない問題点があった。
また、従来の遮蔽体6は、原子炉建設時に型枠にコン
クリートを流し込んで構築された一体成形品であり、定
期検査のために遮蔽材をすべて一旦除去しても、上部ド
ライウェル3aに収容された各種機器のために作業空間
が少なく、型枠を用いて再構築することはできない問題
点があった。更に、従来の遮蔽体6は、コンクリート
の一体成形品であるため、γ線の遮蔽のためには充分で
あっても、中性子の遮蔽効果が少ない問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、遮蔽
体と圧力容器の隙間が小さい既設の原子炉に適用するこ
とができ、在来の自動検査装置により圧力容器の溶接線
を検査することができ、かつ中性子の遮蔽効果も高める
ことができる原子炉圧力容器の遮蔽体とその構築方法を
提供することにある。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、遮蔽
体と圧力容器の隙間が小さい既設の原子炉に適用するこ
とができ、在来の自動検査装置により圧力容器の溶接線
を検査することができ、かつ中性子の遮蔽効果も高める
ことができる原子炉圧力容器の遮蔽体とその構築方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ペデス
タルの上に下端が固定され、圧力容器から一定の間隔を
隔てて上方に延びる複数の支持部材と、該支持部材の間
に積層され、圧力容器を一定の間隔を隔てて囲む円弧状
のセグメントと、からなり、各セグメントは、厚さ方向
に積層され互いに連結された複数の矩形遮蔽片からな
る、ことを特徴とする原子炉圧力容器の遮蔽体が提供さ
れる。
タルの上に下端が固定され、圧力容器から一定の間隔を
隔てて上方に延びる複数の支持部材と、該支持部材の間
に積層され、圧力容器を一定の間隔を隔てて囲む円弧状
のセグメントと、からなり、各セグメントは、厚さ方向
に積層され互いに連結された複数の矩形遮蔽片からな
る、ことを特徴とする原子炉圧力容器の遮蔽体が提供さ
れる。
【0008】本発明の好ましい実施例によれば、前記支
持部材は、セグメントを支持する水平部材を更に有す
る。また、前記遮蔽片は、コンクリート、鉄、鉛、ポリ
エチレン等のいずれか又は複数の組合せからなり、かつ
互いに連結するための複数の貫通孔を有する、ことが好
ましい。更に、本発明によれば、既設の遮蔽体を一旦除
去し、次いで、ペデスタルの上に圧力容器から一定の間
隔を隔てて上方に延びる複数の支持部材の下端を固定
し、複数の矩形遮蔽片を厚さ方向に積層し互いに連結し
て円弧状のセグメントを構成し、該セグメントを支持部
材の間に積層して、圧力容器を一定の間隔を隔てて囲
む、ことを特徴とする原子炉圧力容器の遮蔽構築方法が
提供される。
持部材は、セグメントを支持する水平部材を更に有す
る。また、前記遮蔽片は、コンクリート、鉄、鉛、ポリ
エチレン等のいずれか又は複数の組合せからなり、かつ
互いに連結するための複数の貫通孔を有する、ことが好
ましい。更に、本発明によれば、既設の遮蔽体を一旦除
去し、次いで、ペデスタルの上に圧力容器から一定の間
隔を隔てて上方に延びる複数の支持部材の下端を固定
し、複数の矩形遮蔽片を厚さ方向に積層し互いに連結し
て円弧状のセグメントを構成し、該セグメントを支持部
材の間に積層して、圧力容器を一定の間隔を隔てて囲
む、ことを特徴とする原子炉圧力容器の遮蔽構築方法が
提供される。
【0009】
【作用】上記本発明の装置及び方法によれば、遮蔽体が
支持部材とセグメントからなり、更にセグメントは複数
の矩形遮蔽片の連結により構成されるので、遮蔽体と圧
力容器の隙間が小さい既設の原子炉に適用し、既設の遮
蔽体を一旦除去して、支持部材とセグメントにより圧力
容器との隙間が充分大きい遮蔽体を限られた狭い作業空
間で再構築することができ、これにより、在来の自動検
査装置を用い圧力容器の溶接線を自動検査することがで
きる。
支持部材とセグメントからなり、更にセグメントは複数
の矩形遮蔽片の連結により構成されるので、遮蔽体と圧
力容器の隙間が小さい既設の原子炉に適用し、既設の遮
蔽体を一旦除去して、支持部材とセグメントにより圧力
容器との隙間が充分大きい遮蔽体を限られた狭い作業空
間で再構築することができ、これにより、在来の自動検
査装置を用い圧力容器の溶接線を自動検査することがで
きる。
【0010】更に、セグメントをコンクリート、鉄、
鉛、ポリエチレン等の遮蔽片の組み合わせで構成するこ
とにより、密度の高い鉄、鉛等により、全体の厚さを薄
くしてγ線の遮蔽性能を維持することができ、かつ中性
子の遮蔽性能の高いポリエチレンの使用により中性子の
遮蔽効果を高めることができる。
鉛、ポリエチレン等の遮蔽片の組み合わせで構成するこ
とにより、密度の高い鉄、鉛等により、全体の厚さを薄
くしてγ線の遮蔽性能を維持することができ、かつ中性
子の遮蔽性能の高いポリエチレンの使用により中性子の
遮蔽効果を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。なお、各図において、共通する部分には
同一の符号を付して使用する。図1は、本発明による原
子炉圧力容器の遮蔽体を用いた原子炉格納容器の部分断
面図であり、図2は本発明による遮蔽体の斜視図であ
る。図1及び図2に示すように、本発明の遮蔽体10
は、複数の支持部材12と複数の円弧状のセグメント1
4とからなる。支持部材12は、ペデスタル2の上に下
端12aが固定され、圧力容器1から一定の間隔L1 を
隔てて上方に延びている。支持部材12の断面形状は、
図2に示すようにセグメント14の端部を挟むH型であ
るのがよい。また、円弧状のセグメント14は、支持部
材12の間に積層され、圧力容器1を一定の間隔L2 を
隔てて囲むようになっている。間隔L1 ,L2 は、在来
の自動検査装置により圧力容器の溶接線を検査すること
ができるように、少なくとも約200mm以上に設定さ
れている。かかる構成により、遮蔽体10と圧力容器1
との隙間に在来の自動検査装置を挿入して、定期点検時
等に溶接線の自動検査を行うことができる。
して説明する。なお、各図において、共通する部分には
同一の符号を付して使用する。図1は、本発明による原
子炉圧力容器の遮蔽体を用いた原子炉格納容器の部分断
面図であり、図2は本発明による遮蔽体の斜視図であ
る。図1及び図2に示すように、本発明の遮蔽体10
は、複数の支持部材12と複数の円弧状のセグメント1
4とからなる。支持部材12は、ペデスタル2の上に下
端12aが固定され、圧力容器1から一定の間隔L1 を
隔てて上方に延びている。支持部材12の断面形状は、
図2に示すようにセグメント14の端部を挟むH型であ
るのがよい。また、円弧状のセグメント14は、支持部
材12の間に積層され、圧力容器1を一定の間隔L2 を
隔てて囲むようになっている。間隔L1 ,L2 は、在来
の自動検査装置により圧力容器の溶接線を検査すること
ができるように、少なくとも約200mm以上に設定さ
れている。かかる構成により、遮蔽体10と圧力容器1
との隙間に在来の自動検査装置を挿入して、定期点検時
等に溶接線の自動検査を行うことができる。
【0012】図3は、図2のA−A線における部分断面
図であり、図4はセグメントを構成する遮蔽片の斜視図
である。図3に示すように、各セグメント14は、厚さ
方向に積層され互いに連結された複数の矩形遮蔽片15
からなる。また、図4に示すように、遮蔽片15は、互
いに連結するための複数の貫通孔15aを有し、かつ厚
さ方向に積層してセグメントを構成するように円弧状に
曲がっている。かかる構成により、貫通孔15aを通る
締結部材16(例えばボルトとナット)により、複数の
矩形遮蔽片15を連結し、図3に示すように各セグメン
ト14を構成することができる。
図であり、図4はセグメントを構成する遮蔽片の斜視図
である。図3に示すように、各セグメント14は、厚さ
方向に積層され互いに連結された複数の矩形遮蔽片15
からなる。また、図4に示すように、遮蔽片15は、互
いに連結するための複数の貫通孔15aを有し、かつ厚
さ方向に積層してセグメントを構成するように円弧状に
曲がっている。かかる構成により、貫通孔15aを通る
締結部材16(例えばボルトとナット)により、複数の
矩形遮蔽片15を連結し、図3に示すように各セグメン
ト14を構成することができる。
【0013】矩形遮蔽片15は、コンクリート、鉄、
鉛、ポリエチレン等のいずれかからなり、各セグメント
14は材質の異なる種々の遮蔽片15の組み合わせで構
成されることが好ましい。原子炉圧力容器1から放射さ
れるγ線の遮蔽には密度の高い材料、例えば鉛(密度約
11g/cm3 )、鉄(密度約7.8g/cm3 )が好ましく、
中性子にはポリエチレンが効果的である。従って、セグ
メント14を、コンクリート、鉄、鉛、ポリエチレン等
からなる遮蔽片15の組み合わせで構成することによ
り、密度の高い鉄、鉛等により、全体の厚さを薄くしか
つγ線の遮蔽性能を維持することができ、かつ中性子の
遮蔽性能の高いポリエチレンの使用により中性子の遮蔽
効果を高めることができる。
鉛、ポリエチレン等のいずれかからなり、各セグメント
14は材質の異なる種々の遮蔽片15の組み合わせで構
成されることが好ましい。原子炉圧力容器1から放射さ
れるγ線の遮蔽には密度の高い材料、例えば鉛(密度約
11g/cm3 )、鉄(密度約7.8g/cm3 )が好ましく、
中性子にはポリエチレンが効果的である。従って、セグ
メント14を、コンクリート、鉄、鉛、ポリエチレン等
からなる遮蔽片15の組み合わせで構成することによ
り、密度の高い鉄、鉛等により、全体の厚さを薄くしか
つγ線の遮蔽性能を維持することができ、かつ中性子の
遮蔽性能の高いポリエチレンの使用により中性子の遮蔽
効果を高めることができる。
【0014】図5は図2のB−B線における部分断面図
である。この図に示すように、支持部材12は、セグメ
ント14を支持する水平部材12bを更に有し、これに
より、セグメント14の重量を支持するようになってい
る。
である。この図に示すように、支持部材12は、セグメ
ント14を支持する水平部材12bを更に有し、これに
より、セグメント14の重量を支持するようになってい
る。
【0015】上述した本発明の遮蔽体10は、次のよう
に構築される。まず、既設の遮蔽体を一旦除去する。こ
の除去作業では、一体成形のコンクリートを破壊し、完
全に除去するのがよい。また、ペデスタル2の上面に、
支持部材12の下端12aを固定するための連結部分を
構築する。次いで、図1に示すようにペデスタル2の上
に複数の支持部材12の下端を固定する。支持部材12
は、圧力容器1から一定の間隔L1 を隔てて上方に延び
るように設置するのがよい。次いで、複数の矩形遮蔽片
15を厚さ方向に積層し連結部材16を用いて互いに連
結しながら円弧状のセグメント14を構成する。このセ
グメント14は支持部材12の間に積層して圧力容器1
を一定の間隔L2 を隔てて囲むようにする。
に構築される。まず、既設の遮蔽体を一旦除去する。こ
の除去作業では、一体成形のコンクリートを破壊し、完
全に除去するのがよい。また、ペデスタル2の上面に、
支持部材12の下端12aを固定するための連結部分を
構築する。次いで、図1に示すようにペデスタル2の上
に複数の支持部材12の下端を固定する。支持部材12
は、圧力容器1から一定の間隔L1 を隔てて上方に延び
るように設置するのがよい。次いで、複数の矩形遮蔽片
15を厚さ方向に積層し連結部材16を用いて互いに連
結しながら円弧状のセグメント14を構成する。このセ
グメント14は支持部材12の間に積層して圧力容器1
を一定の間隔L2 を隔てて囲むようにする。
【0016】間隔L1 ,L2 は、在来の自動検査装置に
より圧力容器の溶接線を検査することができるように、
前述のように少なくとも約200mm以上に設定する。
また、支持部材12の水平部材12bは、セグメント1
4の重量を支持するように適宜挿入し、その両端を支持
部材12の内面に適当な手段(例えば溶接、ボルト締
め)により連結する。
より圧力容器の溶接線を検査することができるように、
前述のように少なくとも約200mm以上に設定する。
また、支持部材12の水平部材12bは、セグメント1
4の重量を支持するように適宜挿入し、その両端を支持
部材12の内面に適当な手段(例えば溶接、ボルト締
め)により連結する。
【0017】上述した方法により、遮蔽体の構造や大き
さを自由に変えることができ、支持部材とセグメントに
より圧力容器との隙間が充分大きい遮蔽体を狭い作業空
間で再構築することができ、これにより、在来の自動検
査装置により圧力容器の溶接線を検査することができ
る。また、セグメントをコンクリート、鉄、鉛、ポリエ
チレン等の遮蔽片の組み合わせで構成することにより、
密度の高い鉄、鉛等により、全体の厚さを薄くしかつγ
線の遮蔽性能を維持することができ、かつ中性子の遮蔽
性能の高いポリエチレンの使用により中性子の遮蔽効果
を高めることができる。
さを自由に変えることができ、支持部材とセグメントに
より圧力容器との隙間が充分大きい遮蔽体を狭い作業空
間で再構築することができ、これにより、在来の自動検
査装置により圧力容器の溶接線を検査することができ
る。また、セグメントをコンクリート、鉄、鉛、ポリエ
チレン等の遮蔽片の組み合わせで構成することにより、
密度の高い鉄、鉛等により、全体の厚さを薄くしかつγ
線の遮蔽性能を維持することができ、かつ中性子の遮蔽
性能の高いポリエチレンの使用により中性子の遮蔽効果
を高めることができる。
【0018】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】上述したように本発明の原子炉圧力容器
の遮蔽体とその構築方法は、遮蔽体と圧力容器の隙間が
小さい既設の原子炉に適用することができ、在来の自動
検査装置により圧力容器の溶接線を検査することがで
き、かつ中性子の遮蔽効果も高めることができる、等の
優れた効果を有する。
の遮蔽体とその構築方法は、遮蔽体と圧力容器の隙間が
小さい既設の原子炉に適用することができ、在来の自動
検査装置により圧力容器の溶接線を検査することがで
き、かつ中性子の遮蔽効果も高めることができる、等の
優れた効果を有する。
【図1】本発明による原子炉圧力容器の遮蔽体を用いた
原子炉格納容器の部分断面図である。
原子炉格納容器の部分断面図である。
【図2】本発明による遮蔽体の斜視図である。
【図3】図2のA−A線における部分断面図である。
【図4】遮蔽片の斜視図である。
【図5】図2のB−B線における部分断面図である。
【図6】従来の原子炉格納容器の全体構成図である。
【図7】従来の原子炉格納容器の部分断面図である。
1 圧力容器 2 ペデスタル 3a 上部ドライウェル 3b 下部ドライウェル 4 サプレッションチャンバー 5 ベント管 6 遮蔽体 10 遮蔽体 12 支持部材 12a 下端 12b 水平部材 14 セグメント 15 遮蔽片 16 締結部材
Claims (4)
- 【請求項1】 ペデスタルの上に下端が固定され、圧力
容器から一定の間隔を隔てて上方に延びる複数の支持部
材と、該支持部材の間に積層され、圧力容器を一定の間
隔を隔てて囲む円弧状のセグメントと、からなり、各セ
グメントは、厚さ方向に積層され互いに連結された複数
の矩形遮蔽片からなる、ことを特徴とする原子炉圧力容
器の遮蔽体。 - 【請求項2】 前記支持部材は、セグメントを支持する
水平部材を更に有することを特徴とする請求項1に記載
の原子炉圧力容器の遮蔽体。 - 【請求項3】 前記遮蔽片は、コンクリート、鉄、鉛、
ポリエチレンのいずれかからなり、かつ互いに連結する
ための複数の貫通孔を有する、ことを特徴とする請求項
1に記載の原子炉圧力容器の遮蔽体。 - 【請求項4】 既設の遮蔽体を一旦除去し、次いで、ペ
デスタルの上に圧力容器から一定の間隔を隔てて上方に
延びる複数の支持部材の下端を固定し、複数の矩形遮蔽
片を厚さ方向に積層し互いに連結して円弧状のセグメン
トを構成し、該セグメントを支持部材の間に積層して、
圧力容器を一定の間隔を隔てて囲む、ことを特徴とする
原子炉圧力容器の遮蔽構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6313876A JPH08170441A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 原子炉圧力容器の遮蔽体とその構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6313876A JPH08170441A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 原子炉圧力容器の遮蔽体とその構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170441A true JPH08170441A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18046577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6313876A Pending JPH08170441A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 原子炉圧力容器の遮蔽体とその構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08170441A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112530608A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-19 | 中广核研究院有限公司 | 一种用于小型堆的近堆屏蔽装置 |
| CN112530609A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-19 | 中广核研究院有限公司 | 一种用于紧凑布置小型堆的屏蔽装置 |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP6313876A patent/JPH08170441A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112530608A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-19 | 中广核研究院有限公司 | 一种用于小型堆的近堆屏蔽装置 |
| CN112530609A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-19 | 中广核研究院有限公司 | 一种用于紧凑布置小型堆的屏蔽装置 |
| CN112530608B (zh) * | 2020-11-26 | 2024-03-01 | 中广核研究院有限公司 | 一种用于小型堆的近堆屏蔽装置 |
| CN112530609B (zh) * | 2020-11-26 | 2024-03-01 | 中广核研究院有限公司 | 一种用于紧凑布置小型堆的屏蔽装置 |
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