JPH0817343A - 蛍光表示管用カバーガラスの製造方法 - Google Patents
蛍光表示管用カバーガラスの製造方法Info
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- JPH0817343A JPH0817343A JP14639494A JP14639494A JPH0817343A JP H0817343 A JPH0817343 A JP H0817343A JP 14639494 A JP14639494 A JP 14639494A JP 14639494 A JP14639494 A JP 14639494A JP H0817343 A JPH0817343 A JP H0817343A
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空気密保持の信頼性が高く、かつその製造
工程の機械化が容易となり、安価にて蛍光表示管用カバ
ーガラスを得る。 【構成】 カバーガラス20の外形寸法より僅かに大き
い寸法の凹陥部41が形成された第1の成形型40と、
カバーガラス20の内形寸法より僅かに大きい突出部3
1を有する第2の成形型30との間に一枚のガラス板5
0を挿入しておき、このガラス板50を間に挟み込んだ
第1の成形型40と第2の成形型30とを重ね合わせた
状態でガラスの軟化流動温度に加熱された成形炉を通過
させることにより、一枚のガラス板50よりフロント部
21と枠体部22とが一体形成された蛍光表示管用カバ
ーガラス20が形成されるので、フリットガラスによる
気密接着部の存在しない蛍光表示管用カバーガラスが得
られる。
工程の機械化が容易となり、安価にて蛍光表示管用カバ
ーガラスを得る。 【構成】 カバーガラス20の外形寸法より僅かに大き
い寸法の凹陥部41が形成された第1の成形型40と、
カバーガラス20の内形寸法より僅かに大きい突出部3
1を有する第2の成形型30との間に一枚のガラス板5
0を挿入しておき、このガラス板50を間に挟み込んだ
第1の成形型40と第2の成形型30とを重ね合わせた
状態でガラスの軟化流動温度に加熱された成形炉を通過
させることにより、一枚のガラス板50よりフロント部
21と枠体部22とが一体形成された蛍光表示管用カバ
ーガラス20が形成されるので、フリットガラスによる
気密接着部の存在しない蛍光表示管用カバーガラスが得
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス製陽極基板上に
蛍光体陽極と制御電極と熱電子放射陰極とを具備し、こ
れらの各電極を皿状のガラス製カバーガラスで覆った空
間を真空に気密保持してなる蛍光表示管に適用されるカ
バーガラスの製造方法に係わり、特に真空気密保持の信
頼性が高く安価に得られる蛍光表示管用カバーガラスの
製造方法に関するものである。
蛍光体陽極と制御電極と熱電子放射陰極とを具備し、こ
れらの各電極を皿状のガラス製カバーガラスで覆った空
間を真空に気密保持してなる蛍光表示管に適用されるカ
バーガラスの製造方法に係わり、特に真空気密保持の信
頼性が高く安価に得られる蛍光表示管用カバーガラスの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の蛍光表示管に使用されて
いたカバーガラスの構成を示す分解斜視図である。図8
において、81は厚膜印刷法またはディスペンサー法に
より塗布されたフリットガラス層82が形成され蛍光表
示管の表示観察部となるフロントガラス部である。ま
た、83は排気管86を取り付けるための切り欠き部8
4と蛍光表示管の陽極基板に気密接着するための図示し
ないフリットガラスが塗布される端面85とを具備し皿
状の空間を形成するための所定の高さを有するガラス短
冊の組み合わせからなる枠体部、86はカバーガラスで
覆われた空間を排気するためのガラス製の排気管であ
る。
いたカバーガラスの構成を示す分解斜視図である。図8
において、81は厚膜印刷法またはディスペンサー法に
より塗布されたフリットガラス層82が形成され蛍光表
示管の表示観察部となるフロントガラス部である。ま
た、83は排気管86を取り付けるための切り欠き部8
4と蛍光表示管の陽極基板に気密接着するための図示し
ないフリットガラスが塗布される端面85とを具備し皿
状の空間を形成するための所定の高さを有するガラス短
冊の組み合わせからなる枠体部、86はカバーガラスで
覆われた空間を排気するためのガラス製の排気管であ
る。
【0003】前述したフロントガラス部81と枠体部8
3と排気管86とを主要部品とするカバーガラスは、フ
リットガラス82が塗布形成された後に仮焼成の工程を
終えたフロントガラス81と、端面85にフリットガラ
スが塗布された後に仮焼成の工程を終えた枠体83と、
一方の端部周辺にフリットガラスが塗布された排気管8
6とを所定の組み付け治具上で組み合わせ、焼成炉を通
過させることにより、フリットガラスで接着固定されて
カバーガラスの完成品とされる。
3と排気管86とを主要部品とするカバーガラスは、フ
リットガラス82が塗布形成された後に仮焼成の工程を
終えたフロントガラス81と、端面85にフリットガラ
スが塗布された後に仮焼成の工程を終えた枠体83と、
一方の端部周辺にフリットガラスが塗布された排気管8
6とを所定の組み付け治具上で組み合わせ、焼成炉を通
過させることにより、フリットガラスで接着固定されて
カバーガラスの完成品とされる。
【0004】一方、別工程にて蛍光体陽極,制御電極お
よび熱電子陰極などが組み付けられた陽極基板上に前述
したカバーガラスの完成品を重ね合わせた状態で端面8
5に塗布されたフリットガラスにて陽極基板とカバーガ
ラスとを封着する封止工程と、排気管86を通じて陽極
基板とカバーガラスとで形成される空間を真空排気する
排気工程とを経て蛍光表示管の完成品とされる。
よび熱電子陰極などが組み付けられた陽極基板上に前述
したカバーガラスの完成品を重ね合わせた状態で端面8
5に塗布されたフリットガラスにて陽極基板とカバーガ
ラスとを封着する封止工程と、排気管86を通じて陽極
基板とカバーガラスとで形成される空間を真空排気する
排気工程とを経て蛍光表示管の完成品とされる。
【0005】また、枠体83は、特公平2−7138号
公報に記載されたガラス板を組み合わせて作製されたガ
ラスの筒状体をダイヤモンド製のカッターで切断して枠
体83とする方法または特公昭63−11287号公報
に記載されたガラス板を裁断した細い短冊片をバーナ加
熱し3〜4個所を直角に折り曲げ成形して枠体83とす
る方法またはその他に小さく裁断したガラス細片4〜5
個を成形型に挿入しておき、加熱成形しながら、各ガラ
ス片の突き合わせ部を溶着させる方法などで作製されて
いた。
公報に記載されたガラス板を組み合わせて作製されたガ
ラスの筒状体をダイヤモンド製のカッターで切断して枠
体83とする方法または特公昭63−11287号公報
に記載されたガラス板を裁断した細い短冊片をバーナ加
熱し3〜4個所を直角に折り曲げ成形して枠体83とす
る方法またはその他に小さく裁断したガラス細片4〜5
個を成形型に挿入しておき、加熱成形しながら、各ガラ
ス片の突き合わせ部を溶着させる方法などで作製されて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の蛍光表示管用カバーガラスは、以
下に説明するような問題があった。 フロントガラス81と枠体83とがフリットガラスに
て接着されているために接着部の気密性、特にフリット
ガラス中に可燃性の異物が混入していると、その部分が
リークパスとなり、蛍光表示管の真空気密性が保持でき
ない。特に超スローリークの発生原因となり、リークパ
スの発生原因の追求が甚だしく困難であり、製品の信頼
性を失墜することがある。 フロントガラス81と枠体83とは、各々別工程で作
製されるが、両者が対で準備できていないと、組み付け
工程が次の工程に進められず、工程の管理を煩雑にして
いる。 枠体83は、前述した種々の方法で製作されるが、何
れの方法で製作されたものでも高さ方向の寸法バラツキ
が大きかったり、捻りが生じていたりして後工程である
フリットガラスの塗布工程の機械化が困難であり、ま
た、枠体83はガラス細片であるため、組み付け工程の
機械化が困難である。
うに構成された従来の蛍光表示管用カバーガラスは、以
下に説明するような問題があった。 フロントガラス81と枠体83とがフリットガラスに
て接着されているために接着部の気密性、特にフリット
ガラス中に可燃性の異物が混入していると、その部分が
リークパスとなり、蛍光表示管の真空気密性が保持でき
ない。特に超スローリークの発生原因となり、リークパ
スの発生原因の追求が甚だしく困難であり、製品の信頼
性を失墜することがある。 フロントガラス81と枠体83とは、各々別工程で作
製されるが、両者が対で準備できていないと、組み付け
工程が次の工程に進められず、工程の管理を煩雑にして
いる。 枠体83は、前述した種々の方法で製作されるが、何
れの方法で製作されたものでも高さ方向の寸法バラツキ
が大きかったり、捻りが生じていたりして後工程である
フリットガラスの塗布工程の機械化が困難であり、ま
た、枠体83はガラス細片であるため、組み付け工程の
機械化が困難である。
【0007】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、真
空気密保持の信頼性が高く、かつその製造工程の機械化
が容易となり、安価なカバーガラスが得られる蛍光表示
管用カバーガラスの製造方法を提供することにある。
を解決するためになされたものであり、その目的は、真
空気密保持の信頼性が高く、かつその製造工程の機械化
が容易となり、安価なカバーガラスが得られる蛍光表示
管用カバーガラスの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、カバーガラスの外形寸法より僅かに
大きい寸法の凹陥部を有する第1の成形型と、カバーガ
ラスの内側寸法より僅かに大きい突出部を有する第2の
成形型との間に一枚のガラス板を挿入しておき、このガ
ラス板を間に挟み込んだ第1の成形型と第2の成形型と
を重ね合わせた状態でガラスの軟化流動温度に加熱され
た成形炉を通過させることにより、蛍光表示管用のカバ
ーガラスを製造するものである。
るために本発明は、カバーガラスの外形寸法より僅かに
大きい寸法の凹陥部を有する第1の成形型と、カバーガ
ラスの内側寸法より僅かに大きい突出部を有する第2の
成形型との間に一枚のガラス板を挿入しておき、このガ
ラス板を間に挟み込んだ第1の成形型と第2の成形型と
を重ね合わせた状態でガラスの軟化流動温度に加熱され
た成形炉を通過させることにより、蛍光表示管用のカバ
ーガラスを製造するものである。
【0009】また、他の発明は、カバーガラスの成形体
の外形寸法よりも小さい平坦状突出部が主要部に形成さ
れかつカバーガラスの成形体の外形寸法よりも僅かに大
きい凹陥部を有する第1の成形型と、カバーガラスの内
側寸法より僅かに大きい平坦部を有する第2の成形型と
の間に一枚のガラス板を挿入しておき、このガラス板を
間に挟み込んだ第1の成形型と第2の成形型とを重ね合
わせた状態でガラスの軟化流動温度に加熱された成形炉
を通過させることにより、蛍光表示管用のカバーガラス
を製造するものである。
の外形寸法よりも小さい平坦状突出部が主要部に形成さ
れかつカバーガラスの成形体の外形寸法よりも僅かに大
きい凹陥部を有する第1の成形型と、カバーガラスの内
側寸法より僅かに大きい平坦部を有する第2の成形型と
の間に一枚のガラス板を挿入しておき、このガラス板を
間に挟み込んだ第1の成形型と第2の成形型とを重ね合
わせた状態でガラスの軟化流動温度に加熱された成形炉
を通過させることにより、蛍光表示管用のカバーガラス
を製造するものである。
【0010】
【作用】本発明におけるカバーガラスは、一枚のガラス
板よりフロントガラス部と枠体部とが一体的に形成され
るので、フリットガラスによる気密接着部の存在しない
蛍光表示管用カバーガラスが得られる。
板よりフロントガラス部と枠体部とが一体的に形成され
るので、フリットガラスによる気密接着部の存在しない
蛍光表示管用カバーガラスが得られる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明による蛍光表示管用カバーガ
ラスの製造方法により形成されたカバーガラスを用いた
蛍光表示管の構成を示す斜視図である。図1において、
この蛍光表示管は、ガラス板1a上に厚膜印刷法などに
より図示しない配線パターン,絶縁層および発光表示用
の蛍光体電極が形成され、制御電極であるグリッド電
極,熱電子放射のための陰極などの各電極が搭載された
陽極基板1から前述した各電極に電気信号を供給するた
めのリード端子2が導出されており、皿状の内部空間が
形成されたカバーガラス3がフリットガラスにより陽極
基板1に気密接着されて真空容器を形成し、排気管4の
先端を真空排気装置に接続して前述した真空空間を排気
した後、排気管4のカバーガラス3との固定部の近傍を
ガスバーナなどで封止切断して内部空間を真空に気密保
持された蛍光表示管の完成品が得られる。
説明する。図1は、本発明による蛍光表示管用カバーガ
ラスの製造方法により形成されたカバーガラスを用いた
蛍光表示管の構成を示す斜視図である。図1において、
この蛍光表示管は、ガラス板1a上に厚膜印刷法などに
より図示しない配線パターン,絶縁層および発光表示用
の蛍光体電極が形成され、制御電極であるグリッド電
極,熱電子放射のための陰極などの各電極が搭載された
陽極基板1から前述した各電極に電気信号を供給するた
めのリード端子2が導出されており、皿状の内部空間が
形成されたカバーガラス3がフリットガラスにより陽極
基板1に気密接着されて真空容器を形成し、排気管4の
先端を真空排気装置に接続して前述した真空空間を排気
した後、排気管4のカバーガラス3との固定部の近傍を
ガスバーナなどで封止切断して内部空間を真空に気密保
持された蛍光表示管の完成品が得られる。
【0012】図2は、前述したカバーガラス3の構成を
示す斜視図である。図2において、カバーガラス20
は、透光性の発光表示面となるフロント部21と、枠体
部22と、排気管取り付け溝23とが継ぎ目なしに一体
的に形成されている。ここで、寸法a1,b1,d1は
カバーガラス20の長辺,短辺,高さのそれぞれの外形
寸法を示し、寸法a2,b2,d2はカバーガラス20
の長辺,短辺,深さのそれぞれの内形寸法を示してい
る。
示す斜視図である。図2において、カバーガラス20
は、透光性の発光表示面となるフロント部21と、枠体
部22と、排気管取り付け溝23とが継ぎ目なしに一体
的に形成されている。ここで、寸法a1,b1,d1は
カバーガラス20の長辺,短辺,高さのそれぞれの外形
寸法を示し、寸法a2,b2,d2はカバーガラス20
の長辺,短辺,深さのそれぞれの内形寸法を示してい
る。
【0013】図3は、前述したカバーガラス20の内側
の空間部を形成するための第2の成形型30の構成を示
す斜視図である。図3において、この第2の成形型30
は、カバーガラス20のフロント部21に接する面が平
滑に仕上げられた突出部31と、排気管取り付け溝23
を形成するための突出部32と、成形型が沈み込む深さ
を規制するための鍔部33とから構成されている。ここ
で、a0,b0,d0はカバーガラス20の内形寸法a
2,b2,d2に対応する寸法である。
の空間部を形成するための第2の成形型30の構成を示
す斜視図である。図3において、この第2の成形型30
は、カバーガラス20のフロント部21に接する面が平
滑に仕上げられた突出部31と、排気管取り付け溝23
を形成するための突出部32と、成形型が沈み込む深さ
を規制するための鍔部33とから構成されている。ここ
で、a0,b0,d0はカバーガラス20の内形寸法a
2,b2,d2に対応する寸法である。
【0014】図4は、前述したカバーガラス20の外形
を形成するための第1の成形型40の構成を示す斜視図
である。図4において、この第1の成形型40は、カバ
ーガラス20の外形寸法a1,b1,d1に対応する
a,b,dの各寸法に形成された凹陥部41と、第1の
成形型30の鍔部33に対応する枠部42とから構成さ
れている。
を形成するための第1の成形型40の構成を示す斜視図
である。図4において、この第1の成形型40は、カバ
ーガラス20の外形寸法a1,b1,d1に対応する
a,b,dの各寸法に形成された凹陥部41と、第1の
成形型30の鍔部33に対応する枠部42とから構成さ
れている。
【0015】図5は、前述したカバーガラス20の材料
となるガラス板50の構成を示す斜視図である。図5に
おいて、このガラス板50は、長辺が寸法A,短辺が寸
法B,厚みが寸法Dの各寸法を有して矩形状に切断され
て形成されている。
となるガラス板50の構成を示す斜視図である。図5に
おいて、このガラス板50は、長辺が寸法A,短辺が寸
法B,厚みが寸法Dの各寸法を有して矩形状に切断され
て形成されている。
【0016】(実施例1)図6は、本発明による蛍光表
示管用カバーガラスの製造方法の第1の実施例を説明す
る図であり、図6(a),(b),(c)は、前述した
ガラス板50を第1の成形型40と第2の成形型30と
を用いてカバーガラス20に成形してゆく順序を示す各
工程の断面図である。図6において、先ず、図6(a)
に示すように第1の成形型40と第2の成形型30と矩
形ガラス板50とを準備する。次に図6(b)に示すよ
うに第1の成形型40に形成された凹陥部41に矩形ガ
ラス板50を挿入し、この矩形ガラス板50上に第2の
成形型30の突出部31が矩形ガラス板50の上面に接
するように載置する。次に図6(b)の状態でガラス板
50の軟化流動する温度に加熱された図示しない成形炉
を通過させる。
示管用カバーガラスの製造方法の第1の実施例を説明す
る図であり、図6(a),(b),(c)は、前述した
ガラス板50を第1の成形型40と第2の成形型30と
を用いてカバーガラス20に成形してゆく順序を示す各
工程の断面図である。図6において、先ず、図6(a)
に示すように第1の成形型40と第2の成形型30と矩
形ガラス板50とを準備する。次に図6(b)に示すよ
うに第1の成形型40に形成された凹陥部41に矩形ガ
ラス板50を挿入し、この矩形ガラス板50上に第2の
成形型30の突出部31が矩形ガラス板50の上面に接
するように載置する。次に図6(b)の状態でガラス板
50の軟化流動する温度に加熱された図示しない成形炉
を通過させる。
【0017】次に成形炉を通過すると、図6(c)に示
すようにガラス板50は、第2の成形型30の自重によ
り第2の成形型30の鍔部33が第1の成形型40の枠
部42に接するまで沈み込んでゆく。これによって矩形
ガラス板50の板厚Dは、カバーガラス20のフロント
部21の寸法まで薄くなり、ガラス板厚が薄くなった体
積に相当するガラスは枠部22を形成する。
すようにガラス板50は、第2の成形型30の自重によ
り第2の成形型30の鍔部33が第1の成形型40の枠
部42に接するまで沈み込んでゆく。これによって矩形
ガラス板50の板厚Dは、カバーガラス20のフロント
部21の寸法まで薄くなり、ガラス板厚が薄くなった体
積に相当するガラスは枠部22を形成する。
【0018】このような構成において、第1の成形型4
0および第2の成形型30に用いる材料に要求される特
性は、ガラスとの濡れが生じ難く、離型性の良好な材料
であり、以下に説明する理由によりガラスより熱膨張係
数の小さい材料である。蛍光表示管のカバーガラスは、
通常、安価で入手の容易な建材用の窓ガラスに用いられ
るソーダガラス(熱膨張係数α=90×10-7)が使用
されている。ソーダガラスの軟化点は約740℃である
が、前述した図6に示した成形を良好に行うガラスの流
動粘度は900〜1100℃の温度域における粘度であ
ることを実験で確かめてある。
0および第2の成形型30に用いる材料に要求される特
性は、ガラスとの濡れが生じ難く、離型性の良好な材料
であり、以下に説明する理由によりガラスより熱膨張係
数の小さい材料である。蛍光表示管のカバーガラスは、
通常、安価で入手の容易な建材用の窓ガラスに用いられ
るソーダガラス(熱膨張係数α=90×10-7)が使用
されている。ソーダガラスの軟化点は約740℃である
が、前述した図6に示した成形を良好に行うガラスの流
動粘度は900〜1100℃の温度域における粘度であ
ることを実験で確かめてある。
【0019】したがって成形温度では、成形型がその温
度に相当する熱膨張をしており、ガラスは流動状態のた
め、成形型の寸法になっており、成形型およびガラスの
冷却過程では両者が同時に収縮し、成形型の熱膨張係数
がガラスより大きいと、ガラスより収縮量が大きく、冷
却中にカバーガラス20を破壊してしまう。
度に相当する熱膨張をしており、ガラスは流動状態のた
め、成形型の寸法になっており、成形型およびガラスの
冷却過程では両者が同時に収縮し、成形型の熱膨張係数
がガラスより大きいと、ガラスより収縮量が大きく、冷
却中にカバーガラス20を破壊してしまう。
【0020】そこで、本発明では、第1の成形型40お
よび第2の成形型30の型材に黒鉛(熱膨張係数α=約
45×10-7)を使用した。黒鉛は、熱膨張係数がソー
ダガラスよりも小さく、前述した条件を満たしており、
それ自体ガラスとの濡れが生じず、離型性も良好であ
り、特に成形型に離型剤を塗布するなどの面倒な作業が
不要となる。さらにソーダガラスとの熱膨張係数の差が
大きいため、図6(c)において、成形の完了したカバ
ーガラス20を第1の成形型40から抜き出すとき、適
度の隙間が生じており、真空チャックなどの機械による
抜き出し作業が容易であった。
よび第2の成形型30の型材に黒鉛(熱膨張係数α=約
45×10-7)を使用した。黒鉛は、熱膨張係数がソー
ダガラスよりも小さく、前述した条件を満たしており、
それ自体ガラスとの濡れが生じず、離型性も良好であ
り、特に成形型に離型剤を塗布するなどの面倒な作業が
不要となる。さらにソーダガラスとの熱膨張係数の差が
大きいため、図6(c)において、成形の完了したカバ
ーガラス20を第1の成形型40から抜き出すとき、適
度の隙間が生じており、真空チャックなどの機械による
抜き出し作業が容易であった。
【0021】第1の成形型40の凹陥部41の内形寸法
a,b,dの各寸法は、完成したカバーガラス20の外
形寸法a1,b1,d1に対してa>a1,b>b1,
d=d1に作製し、第2の成形型30の突出部31の寸
法a0,b0,d0の各寸法は、完成したカバーガラス
20の内形寸法a2,b2,d2に対してa0>a2,
b0>b2,d0=d2に作製した。ここで、寸法aと
a1,bとb1,a0とa2,b0とb2との各寸法の
差は、ガラスの成形温度で熱膨張により生じる寸法差に
近似した数値とすることにより、カバーガラス20の図
面上の寸法どうりの製品が得られる。
a,b,dの各寸法は、完成したカバーガラス20の外
形寸法a1,b1,d1に対してa>a1,b>b1,
d=d1に作製し、第2の成形型30の突出部31の寸
法a0,b0,d0の各寸法は、完成したカバーガラス
20の内形寸法a2,b2,d2に対してa0>a2,
b0>b2,d0=d2に作製した。ここで、寸法aと
a1,bとb1,a0とa2,b0とb2との各寸法の
差は、ガラスの成形温度で熱膨張により生じる寸法差に
近似した数値とすることにより、カバーガラス20の図
面上の寸法どうりの製品が得られる。
【0022】この場合、第1の成形型40の凹陥部41
の寸法は、a0>a2,b0>b2としているので、第
1の成形型40からカバーガラス20が抜けないと懸念
されるが、第2の成形型30の突出部31の端面に傾斜
部が形成されているため、冷却時に自動的に第1の成形
型30が持ち上がり、カバーガラス20が第1の成形型
30から外れた状態となるため、このような懸念は全く
生じない。
の寸法は、a0>a2,b0>b2としているので、第
1の成形型40からカバーガラス20が抜けないと懸念
されるが、第2の成形型30の突出部31の端面に傾斜
部が形成されているため、冷却時に自動的に第1の成形
型30が持ち上がり、カバーガラス20が第1の成形型
30から外れた状態となるため、このような懸念は全く
生じない。
【0023】なお、通常の蛍光表示管では、寸法d1,
d2は10mm以下のため、寸法d=d1,d0=d2
として深さ方向の熱膨張は無視しても製品寸法は何等支
障は生じていない。
d2は10mm以下のため、寸法d=d1,d0=d2
として深さ方向の熱膨張は無視しても製品寸法は何等支
障は生じていない。
【0024】また、図5において、ガラス板50の外形
寸法A,Bは、第2の成形型40の凹陥部41の内形寸
法a,bより0.5〜5.0mm程度小さく裁断するこ
とが望ましい。ここで、ガラス板50の重量は、完成し
たカバーガラス20の重量になるように裁断しなければ
ならず、ところが、ガラス板50の厚みDは、JIS規
格で定められた例えば1.8,2.8,3.4,3.
8,4.8,…mmなどより選択する必要がある。
寸法A,Bは、第2の成形型40の凹陥部41の内形寸
法a,bより0.5〜5.0mm程度小さく裁断するこ
とが望ましい。ここで、ガラス板50の重量は、完成し
たカバーガラス20の重量になるように裁断しなければ
ならず、ところが、ガラス板50の厚みDは、JIS規
格で定められた例えば1.8,2.8,3.4,3.
8,4.8,…mmなどより選択する必要がある。
【0025】したがって選択されたガラス板厚Dに対し
て重量の調整は、寸法AまたはBの調整により行われ
る。また、前述した寸法差が0.5mmより小さいと、
真空チャックなどにて第1の成形型40の凹陥部41へ
のガラス板50の挿入に位置決め精度の高い装置が必要
となり、寸法差が5mmより大きいと、ガラス板50の
軟化流動距離が大きくなるため、カバーガラス20に泡
が発生したり、筋が残ったりして商品価値を低下させる
ことがある。
て重量の調整は、寸法AまたはBの調整により行われ
る。また、前述した寸法差が0.5mmより小さいと、
真空チャックなどにて第1の成形型40の凹陥部41へ
のガラス板50の挿入に位置決め精度の高い装置が必要
となり、寸法差が5mmより大きいと、ガラス板50の
軟化流動距離が大きくなるため、カバーガラス20に泡
が発生したり、筋が残ったりして商品価値を低下させる
ことがある。
【0026】また、図6(b)に状態において、成形炉
を通過させるときの温度は、カバーガラス20の材料と
なるソーダガラスの軟化点約740℃より約200℃高
い900〜1000℃が適切であった。この温度が約9
00℃より低い場合は、第1の成形型40および第2の
成形型30の隅部まで充分にガラスが流れ込まず、カバ
ーガラス20の角部に大きな丸みが生じ、極端な場合に
は枠部22が形成されず、製品として使用できなかっ
た。次に成形温度が約1000℃を超えると、材料ガラ
ス中に成形型材成分の一部が拡散混入するか、またはガ
ラス成分の一部が消散するかの何れかと予想されるガラ
ス着色が生じ、完成したカバーガラス20は蛍光表示光
の透過率が低くなり、商品価値が低減することになる。
を通過させるときの温度は、カバーガラス20の材料と
なるソーダガラスの軟化点約740℃より約200℃高
い900〜1000℃が適切であった。この温度が約9
00℃より低い場合は、第1の成形型40および第2の
成形型30の隅部まで充分にガラスが流れ込まず、カバ
ーガラス20の角部に大きな丸みが生じ、極端な場合に
は枠部22が形成されず、製品として使用できなかっ
た。次に成形温度が約1000℃を超えると、材料ガラ
ス中に成形型材成分の一部が拡散混入するか、またはガ
ラス成分の一部が消散するかの何れかと予想されるガラ
ス着色が生じ、完成したカバーガラス20は蛍光表示光
の透過率が低くなり、商品価値が低減することになる。
【0027】また、前述した成形温度において、第2の
成形型30の上に種々の重量の重りを搭載してカバーガ
ラス20を作製し、成形状態を観察した。成形状態の良
好なカバーガラス20が作製される条件は、ガラス板5
0の面積当たり2.5〜25g/cm2 であった。この
面積当たりの荷重が2.5g/cm2 以下の場合におい
ては、枠部22の形成されていないカバーガラス20と
なり、これを防止するためには成形温度を約1000℃
以上にする必要があった。また、面積当たりの荷重が2
5g/cm2 以上の場合には、ガラス板50が軟化流動
する粘度に達する以前にガラスが流動するため、成形さ
れたガラスガラス20に筋,泡の咬み込み,皺などが生
じ、商品価値を低減させる。
成形型30の上に種々の重量の重りを搭載してカバーガ
ラス20を作製し、成形状態を観察した。成形状態の良
好なカバーガラス20が作製される条件は、ガラス板5
0の面積当たり2.5〜25g/cm2 であった。この
面積当たりの荷重が2.5g/cm2 以下の場合におい
ては、枠部22の形成されていないカバーガラス20と
なり、これを防止するためには成形温度を約1000℃
以上にする必要があった。また、面積当たりの荷重が2
5g/cm2 以上の場合には、ガラス板50が軟化流動
する粘度に達する以前にガラスが流動するため、成形さ
れたガラスガラス20に筋,泡の咬み込み,皺などが生
じ、商品価値を低減させる。
【0028】(実施例2)図7は、本発明による蛍光表
示管用カバーガラスの製造方法の第2の実施例を説明す
る図であり、図7(a),(b),(c)は、前述した
ガラス板50を第3の成形型60と第4の成形型65と
第5の成形型70とを用いてカバーガラス20に成形し
てゆく順序を示す各工程の断面図である。図7におい
て、先ず、図7(a)に示すように第3の成形型60
と、この第3の成形型60の周縁部に組み合わされた枠
形状の第4の成形型65と、平板状の第5の成形型70
と、矩形ガラス板50とを準備する。この場合、第3の
成形型60の周縁部に枠形状の第4の成形型65が組み
合わされることによって中央部分に突出部61を有する
凹陥部62が形成される。
示管用カバーガラスの製造方法の第2の実施例を説明す
る図であり、図7(a),(b),(c)は、前述した
ガラス板50を第3の成形型60と第4の成形型65と
第5の成形型70とを用いてカバーガラス20に成形し
てゆく順序を示す各工程の断面図である。図7におい
て、先ず、図7(a)に示すように第3の成形型60
と、この第3の成形型60の周縁部に組み合わされた枠
形状の第4の成形型65と、平板状の第5の成形型70
と、矩形ガラス板50とを準備する。この場合、第3の
成形型60の周縁部に枠形状の第4の成形型65が組み
合わされることによって中央部分に突出部61を有する
凹陥部62が形成される。
【0029】次に図7(b)に示すように第3の成形型
60に第4の成形型65が組み合わされて形成された凹
陥部62内に矩形ガラス板50を挿入し、この矩形ガラ
ス板50上に平板状の第5の成形型70の平面部が矩形
ガラス板50の上面に接するように載置する。次に図7
(b)の状態でガラス板50の軟化流動する温度に加熱
された図示しない成形炉を通過させる。
60に第4の成形型65が組み合わされて形成された凹
陥部62内に矩形ガラス板50を挿入し、この矩形ガラ
ス板50上に平板状の第5の成形型70の平面部が矩形
ガラス板50の上面に接するように載置する。次に図7
(b)の状態でガラス板50の軟化流動する温度に加熱
された図示しない成形炉を通過させる。
【0030】次に成形炉を通過すると、図7(c)に示
すようにガラス板50は、第5の成形型70の自重によ
り第5の成形型70の平坦面が第4の成形型65の開口
端に接するまで沈み込んでゆく。これによって矩形ガラ
ス板50の板厚Dは、カバーガラス20のフロント部2
1の寸法まで薄くなり、ガラス板厚が薄くなった体積に
相当するガラスは枠部22を形成する。
すようにガラス板50は、第5の成形型70の自重によ
り第5の成形型70の平坦面が第4の成形型65の開口
端に接するまで沈み込んでゆく。これによって矩形ガラ
ス板50の板厚Dは、カバーガラス20のフロント部2
1の寸法まで薄くなり、ガラス板厚が薄くなった体積に
相当するガラスは枠部22を形成する。
【0031】このような構成においても、第3の成形型
60,第4の成形型65および第5の成形型70に用い
る材料は、前述した実施例1の第1の成形型40および
第2の成形型30と同様にガラスとの濡れが生じ難く、
離型性の良好なガラスより熱膨張係数の小さいカーボン
材を用いる。また、各成形型の寸法,成形温度などの成
形条件についても前述した実施例1と全く同様である。
60,第4の成形型65および第5の成形型70に用い
る材料は、前述した実施例1の第1の成形型40および
第2の成形型30と同様にガラスとの濡れが生じ難く、
離型性の良好なガラスより熱膨張係数の小さいカーボン
材を用いる。また、各成形型の寸法,成形温度などの成
形条件についても前述した実施例1と全く同様である。
【0032】ここで、前述した実施例1で説明した方法
と実施例2で説明した方法とを比較すると、実施例1の
方法による枠体部22は、溶融軟化したガラスを荷重に
より持ち上げる必要があるのに対し、実施例2の方法で
は、溶融軟化したガラスが垂れ下がってゆくことで枠体
部22が形成される。したがって実施例2の方法では成
型型に掛ける荷重が小さくてすみ、この結果として重り
を含めた成形型の全重量が少なくなる。これによって型
材により持ち出される熱量が小さくなるため、成型炉の
熱効率が改善されるとともに、成形型の炉を通過させる
に必要な駆動系が小さい駆動力で作業が可能となる。
と実施例2で説明した方法とを比較すると、実施例1の
方法による枠体部22は、溶融軟化したガラスを荷重に
より持ち上げる必要があるのに対し、実施例2の方法で
は、溶融軟化したガラスが垂れ下がってゆくことで枠体
部22が形成される。したがって実施例2の方法では成
型型に掛ける荷重が小さくてすみ、この結果として重り
を含めた成形型の全重量が少なくなる。これによって型
材により持ち出される熱量が小さくなるため、成型炉の
熱効率が改善されるとともに、成形型の炉を通過させる
に必要な駆動系が小さい駆動力で作業が可能となる。
【0033】成形型のカバーガラス20の表示面となる
フロント部21に接する部分は、面精度良く仕上げる必
要がある。ところが、図6の型40では凹陥部が袋状に
なっているため、表面仕上げの機械的な作業が困難であ
る。これに対して図7の第5の成形型70および第3の
成形型60のカバーガラス20のフロント部21に接す
る面は、いずれも一面がの機械仕上げで面精度を得るこ
とができる。
フロント部21に接する部分は、面精度良く仕上げる必
要がある。ところが、図6の型40では凹陥部が袋状に
なっているため、表面仕上げの機械的な作業が困難であ
る。これに対して図7の第5の成形型70および第3の
成形型60のカバーガラス20のフロント部21に接す
る面は、いずれも一面がの機械仕上げで面精度を得るこ
とができる。
【0034】なお、前述した実施例2において、第3の
成形型60と第4の成形型65とをそれぞれ別体で構成
し、成形時に第3の成形型60と第4の成形型65とを
組み合わせ一体化させて成形型を構成した場合について
説明したが、予め第3の成形型60と第4の成形型65
とが一体型として構成された成形型を用いた場合でもカ
バーガラス20を成形することができることは言うまで
もない。
成形型60と第4の成形型65とをそれぞれ別体で構成
し、成形時に第3の成形型60と第4の成形型65とを
組み合わせ一体化させて成形型を構成した場合について
説明したが、予め第3の成形型60と第4の成形型65
とが一体型として構成された成形型を用いた場合でもカ
バーガラス20を成形することができることは言うまで
もない。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
ガラス板からの成形によりカバーガラスが作製できるた
め、フリットガラスによる接着部を有さない真空気密保
持の信頼性の高いカバーガラスがガラス板を材料にする
ため、溶融ガラスを材料とするのに比較してガラスの重
量管理が容易であり、材料の成形型への挿入および製品
の取り出しの機械化が容易となり、つまり熟練を要せず
に安価なカバーガラスが製造できるなどの極めて優れた
効果が得られる。
ガラス板からの成形によりカバーガラスが作製できるた
め、フリットガラスによる接着部を有さない真空気密保
持の信頼性の高いカバーガラスがガラス板を材料にする
ため、溶融ガラスを材料とするのに比較してガラスの重
量管理が容易であり、材料の成形型への挿入および製品
の取り出しの機械化が容易となり、つまり熟練を要せず
に安価なカバーガラスが製造できるなどの極めて優れた
効果が得られる。
【図1】 本発明による蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法により形成されたカバーガラスを用いた蛍光表示
管の構成を示す斜視図である。
造方法により形成されたカバーガラスを用いた蛍光表示
管の構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明による蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法により形成されたカバーガラスの構成を示す斜視
図である。
造方法により形成されたカバーガラスの構成を示す斜視
図である。
【図3】 本発明による蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法に用いる第2の成形型の構成を示す斜視図であ
る。
造方法に用いる第2の成形型の構成を示す斜視図であ
る。
【図4】 本発明による蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法に用いる第1の成形型の構成を示す斜視図であ
る。
造方法に用いる第1の成形型の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】 本発明による蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法に用いるカバーガラスの材料となるガラス板の構
成を示す斜視図である。
造方法に用いるカバーガラスの材料となるガラス板の構
成を示す斜視図である。
【図6】 本発明による蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法の第1の実施例を示す各工程の断面図である。
造方法の第1の実施例を示す各工程の断面図である。
【図7】 本発明による蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法の第2の実施例を示す各工程の断面図である。
造方法の第2の実施例を示す各工程の断面図である。
【図8】 従来の蛍光表示管用カバーガラスの構成を説
明する分解斜視図である。
明する分解斜視図である。
1…陽極基板、1a…ガラス板、2…リード線、3…カ
バーガラス、4…排気管、20…カバーガラス、21…
フロント部、22…枠体部、23…排気管取り付け溝、
30…第2の成形型、31…突出部、32…突出部、3
3…鍔部、40…第1の成形型、41…凹陥部、42…
枠部、50…材料ガラス板、60…第3の成形型、61
…突出部、62…凹陥部、65…第4の成形型、70…
第5の成形型。
バーガラス、4…排気管、20…カバーガラス、21…
フロント部、22…枠体部、23…排気管取り付け溝、
30…第2の成形型、31…突出部、32…突出部、3
3…鍔部、40…第1の成形型、41…凹陥部、42…
枠部、50…材料ガラス板、60…第3の成形型、61
…突出部、62…凹陥部、65…第4の成形型、70…
第5の成形型。
Claims (8)
- 【請求項1】 蛍光表示管用のカバーガラスの材料とし
て用いるガラスより熱膨張係数が小さい型材からなる成
形型を使用し、前記成形型は前記カバーガラスの成形体
の外形寸法よりも僅かに大きい凹陥部を有する第1の成
形型と、前記カバーガラス成形体の内形寸法より僅かに
大きい突出部を有する第2の成形型とから構成され、 前記第1の成形型の凹陥部の内形寸法より僅かに小さい
外形寸法を有し前記カバーガラス成形体とほぼ同一重量
となるように板厚を選択した矩形ガラス板を準備する第
1の工程と、 前記第1の成形型の凹陥部に前記矩形ガラス板を挿入す
る第2の工程と、 前記第2の成形型の突出部が前記第1の成形型に対応す
るように前記矩形ガラス板を挟み込んで前記第1の成形
型と第2の成形型とを重ね合わせる第3の工程と、 前記矩形ガラス板を挟み込んだ第1の成形型と第2の成
形型とを重ね合わせた状態で前記ガラスの軟化点より高
い温度の炉を通過させる第4の工程と、からなることを
特徴とする蛍光表示管用カバーガラスの製造方法。 - 【請求項2】 蛍光表示管用のカバーガラスの材料とし
て用いるガラスより熱膨張係数が小さい型材からなる成
形型を使用し、前記成形型は前記カバーガラスの成形体
の外形寸法よりも小さい平坦状突出部が主要部に形成さ
れかつ前記カバーガラスの成形体の外形寸法よりも僅か
に大きい凹陥部を有する第1の成形型と、前記カバーガ
ラス成形体の外形寸法より僅かに大きい平坦部を有する
第2の成形型とから構成され、 前記第1の成形型の凹陥部の内形寸法より僅かに小さい
外形寸法を有し前記カバーガラス成形体とほぼ同一重量
となるように板厚を選択した矩形ガラス板を準備する第
1の工程と、 前記第1の成形型の凹陥部に前記矩形ガラス板を挿入す
る第2の工程と、 前記第2の成形型の平坦部が前記第1の成形型に対応す
るように前記矩形ガラス板を挟み込んで前記第1の成形
型と第2の成形型とを重ね合わせる第3の工程と、 前記矩形ガラス板を挟み込んだ第1の成形型と第2の成
形型とを重ね合わせた状態で前記ガラスの軟化点より高
い温度の炉を通過させる第4の工程と、からなることを
特徴とする蛍光表示管用カバーガラスの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
ガラスより熱膨張係数の小さい第1の成形型および第2
の成形型は黒鉛製であることを特徴とする蛍光表示管用
カバーガラスの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1において、前記第1の成形型の
凹陥部の内形寸法および第2の成形型の突出部寸法が前
記ガラスと前記成形型との熱膨張係数の差により前記第
4の工程で加えられる温度で生じる寸法差に近似した寸
法だけカバーガラス成形体寸法より大きく形成したこと
を特徴とする蛍光表示管用カバーガラスの製造方法。 - 【請求項5】 請求項2において、前記第1の成形型の
凹陥部の内形寸法が前記ガラスと前記成形型との熱膨張
係数の差により前記第4の工程で加えられる温度で生じ
る寸法差に近似した寸法だけカバーガラス成形体寸法よ
り大きく形成したことを特徴とする蛍光表示管用カバー
ガラスの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1または請求項2において、前記
第1の工程で準備する矩形ガラス板の外形寸法が前記第
1の成形型の凹陥部の内形寸法より0.5〜5.0mm
小さいことを特徴とする蛍光表示管用カバーガラスの製
造方法。 - 【請求項7】 請求項1または請求項2において、前記
第4の工程の炉の温度が前記ガラスの軟化点以上で前記
ガラスの軟化流動する温度であることを特徴とする蛍光
表示管用カバーガラスの製造方法。 - 【請求項8】 請求項1または請求項2において、前記
第2の成形型は前記矩形ガラス板に2.5〜25g/c
m2 の荷重が加えられる重量であることを特徴とする蛍
光表示管用カバーガラスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14639494A JPH0817343A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 蛍光表示管用カバーガラスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14639494A JPH0817343A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 蛍光表示管用カバーガラスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817343A true JPH0817343A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15406714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14639494A Pending JPH0817343A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 蛍光表示管用カバーガラスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817343A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102748714A (zh) * | 2012-06-28 | 2012-10-24 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 荧光粉基板的制作方法及用该荧光粉基板的液晶模组 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14639494A patent/JPH0817343A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102748714A (zh) * | 2012-06-28 | 2012-10-24 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 荧光粉基板的制作方法及用该荧光粉基板的液晶模组 |
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