JPH08174784A - 木材化粧パネル - Google Patents

木材化粧パネル

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Publication number
JPH08174784A
JPH08174784A JP32642494A JP32642494A JPH08174784A JP H08174784 A JPH08174784 A JP H08174784A JP 32642494 A JP32642494 A JP 32642494A JP 32642494 A JP32642494 A JP 32642494A JP H08174784 A JPH08174784 A JP H08174784A
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JP
Japan
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thickness
adhesive
panel
decorative panel
decorative
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Pending
Application number
JP32642494A
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English (en)
Inventor
Fumio Morishita
二三夫 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打抜加工が可能で、高価な金型などを使用せ
ずとも容易に成形加工が行え、かつ十分な強度を有した
薄型の木材化粧パネルを提供する。 【構成】 厚さ0.1〜0.4mmの金属板2の一面
に、厚さ0.15〜0.5mmの化粧材3を積層し、他
面に厚さ0.15〜0.5mmの裏材4を積層して、そ
れぞれ接着剤にて一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木目柄を有する成形品
を作製するのに使用される、木材化粧パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の内装部品、家具、電
気機器などに木目の持つ高級感や暖かさを付与し、商品
価値を高めるため、それらの表面に、木目柄を有する木
質化粧板を貼付するなどの加工がなされている。そし
て、このような木質化粧板としては、複数の単板が積層
されてなる合板パネル、化粧材を金型内に配置して後、
金型内に樹脂を射出して成形される射出成形パネル、ア
ルミダイキャスティングにて得られたアルミ基材の表面
に化粧材を接着被覆したアルミダイキャストパネルなど
が挙げられる。
【0003】しかしながら、前記合板パネルを用いて成
形品を得ようとするならば、まず、積層しようとする何
枚もの単板を接着層を介しながら積層し、このものを金
型内に配置して熱圧加工を施さなければならず、金型も
必要であり、金型内の温度、圧力の設定などに手間がか
かっていた。また、前記射出成形パネルを作製しようと
するならば、射出成形用の金型が、アルミダイキャスト
パネルを作製しようとするならば、アルミダイキャステ
ィング用の金型が必要であるが、これらの金型はいずれ
も高価であるため、木型などに比べて成形型のコストが
割高になっていた。
【0004】さらに、これらのパネル類の厚みは通常2
mm以上であり、このものを所定形状に切削するには、
トムソン打抜機などによる打抜加工は困難であるため、
こば削り、型削り用の木工機械を使用しなければならな
いが、前記木工機械を使用して複雑な形状に切削するに
は時間がかかることはもちろん、熟練した技術が要求さ
れていた。
【0005】また、上述したパネル類を用いて得られた
成形品として、自動車のカーステレオ周りなどの内装パ
ネルとした場合、このものを実際に後付けすると、パネ
ルが厚いためカーステレオなどの押しボタンスイッチが
前記パネルの厚みによって埋められ、押しボタンスイッ
チがパネルから突出する部分の高さが低くなり、走行中
においてはスイッチ操作がしづらくなるなどの問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの事
情に鑑みてなされたものであって、打抜加工が可能で、
高価な金型などを使用せずとも容易に成形加工が行え、
かつ、十分な強度を有した薄型の木材化粧パネルを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、厚さ0.
1〜0.4mmの金属板と、前記金属板の一面に積層さ
れ、接着剤にて一体化された厚さ0.15〜0.5mm
の化粧材と、前記金属板の他面に積層され、接着剤にて
一体化された厚さ0.15〜0.5mmの裏材とからな
る木材化粧パネルによって達成できる。
【0008】
【作用】本発明の木材化粧パネルは、上述した構成から
なるものであるので、化粧材により美麗な模様をこれを
用いて作製された成形品の表面に付与することができ、
金属板により、成形加工の際の形状追従性が向上し、裏
材により化粧材表面に塗装を施した際に、この塗装の乾
燥によって生じる反りが防止される。また、化粧材の厚
みは0.15〜0.5mm、金属板の厚みは0.1〜
0.4mm、裏材の厚みは0.15〜0.5mmである
ので、木材化粧パネル全体の厚みは0.4〜1.4mm
程度と非常に薄い。これは、トムソン刃による打抜加工
が可能な程度の厚みであり、さらに、この程度の薄さで
あると成形加工も容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の木材化粧パネルの一例につい
て詳しく説明する。かかる例は、本発明の一態様を示す
ものであり、この発明を限定するものではない。本発明
の範囲で任意に変更可能である。図1に示すように、こ
の木材化粧パネル1は、金属板2の一面に接着剤からな
る接着層6を介して化粧材3が積層され、また他面に接
着層6を介して裏材4が積層され、これらが一体化して
なるものである。
【0010】前記化粧材3としては、化粧単板、樹脂
板、印刷樹脂フィルム、化粧紙、布など公知の任意のも
ののなかから、特に木目柄を有するものが用いられる。
中でも、外観の美麗さ、高級感、強度などの観点から、
化粧単板であることが好ましい。化粧単板として用いら
れる樹種は特に限定されるものではないが、通常、ナ
ラ、ヒノキ、チーク、ウォルナット、バーズアイメープ
ル、ニレ、スプルースなどのものが用いられる。さら
に、化粧材3は不織布などにより裏打ち補強されたもの
であってもよい。
【0011】また、前記化粧材3の厚みは0.15〜
0.5mm、特に0.2〜0.25mmであることが好
ましい。これは、0.15mm未満であると強度的に難
点が生じ、0.5mmを越えると厚くなりすぎて、木材
化粧パネル1全体の厚みを薄くすることが困難になるか
らである。
【0012】前記金属板2は、アルミニウム、銅、鉄な
どの金属からなるもので、化粧材3の補強および形状追
従性の向上のために用いられる。そして、特に軽量かつ
延伸性に優れたアルミニウムからなるものが好ましい。
前記金属板2の厚みは、0.1〜0.4mm、特に0.
2〜0.3mmであることが好ましい。これは、0.1
mm未満であると、化粧材3を補強する効果が表れず、
一方0.4mmを越えるとこれを用いて作製された木材
化粧パネル1の比重が大きくなりすぎ、かつ、剛性が高
くなり過ぎて、形状追従性が低下するとともに、トムソ
ン刃での打ち抜き加工性が劣るからである。また、この
金属板2は、耐食性および接着性を向上せしめるため
に、化成被膜処理が施されたものであってもよい。
【0013】前記裏材4は、化粧材3への塗装後の反り
を防止するために用いられるもので、木質単板、特に不
織布などにより裏打ち補強された木質単板が好適に用い
られる。前記木質単板として用いられる樹種は特に限定
されるものではなく、化粧材3として使用する化粧単板
と同じものであってもよいし、異なるものであってもよ
い。なお、この裏材4は、木質単板に限らず、発泡性樹
脂板、紙、またはガラス繊維マットなどの繊維質材であ
ってもよい。
【0014】前記裏材4の厚みは、0.15〜0.5、
特に0.2〜0.25mmであることが好ましい。これ
は、0.15mm未満であると薄すぎて反り防止に寄与
せず、0.5mmを越えると厚くなりすぎて、木材化粧
パネル1全体の厚みを薄くすることが困難になるからで
ある。
【0015】これらの、化粧材3、金属板2、裏材4は
接着剤によって一体化されて木材化粧パネル1を形成す
るが、ここで用いられる接着剤は特に限定されるもので
はない。また、熱圧接着がなされる場合は、熱硬化性樹
脂を用いることが好ましく、具体的には、ウレタン系樹
脂、フェノール系樹脂などが挙げられる。
【0016】また、前記接着剤の塗布量は、接着剤や金
属板2、化粧材3、裏材4などの種類によって任意とで
きるが、通常20〜120g/m2、好ましくは40〜80
g/m2である。これは、20g/m2未満であると、塗布量が
少なすぎて接着力に乏しく、120g/m2を越えると、接
着層6が厚くなりすぎて寸法安定性およびパネル自体の
剛性が高くなりすぎる恐れが生じ、そして、接着剤の化
粧材3表面へのしみ出しが多くなるからである。そし
て、熱圧接着がなされる場合の条件は、温度100〜1
50℃、圧力2〜20kg/cm2であるが、これらの範囲に
限定されるものではない。
【0017】次に、前記木材化粧パネル1から所望形状
の成形品を得るための工程の第1の例を説明する。ま
ず、図2に示すように、トムソン打抜機などにより所定
形状に打ち抜き加工を施す。ついで、所定形状に打ち抜
かれたものを木型などにより、プレス成形すれば、所望
の成形品5を得ることができる。そして、前記成形品5
の表面にウレタン樹脂、ポリエステルなどによる塗装を
施すことによって、美麗な外観に仕上げることができ
る。もちろん、必要に応じて前記成形品5の表面を研磨
してもよい。また、前記成形品5のうち、車両内装用の
オプションパネルなど、前記成形品5を所定の基材に貼
付する後付け加工を必要とするものは、前記成形品5の
裏面に両面テープ、もしくは接着剤を塗布して後、後付
け加工がなされる。
【0018】また、成形加工の第2の例として、前記木
材化粧パネル1を軟質ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リエステルなどで先に塗装を施した後、トムソン打抜機
などにより所定形状に打ち抜き、次いでプレス成形をし
て、所望形状の成形品5を得ることもできる。なお、成
形品5を得るための工程は、上述した方法に限定され
ず、例えば両面テープ、接着剤などを貼付または塗布し
て後、打抜加工を施すなどの工程順序であってもよい。
【0019】このような木材化粧パネル1は、厚さ0.
1〜0.4mmの金属板2と、前記金属板2の一面に積
層され、接着剤にて一体化された厚さ0.15〜0.5
mmの化粧材3と、前記金属板2の他面に積層され、接
着剤にて一体化された厚さ0.15〜0.5mmの裏材
4とからなるものであるので、木材化粧パネル1全体の
厚みは0.4〜1.4mm程度と非常に薄く、打抜加工
が可能なことはもちろん、熱圧加工をすることなく容易
に成形できるため、成形コストが低減し、成形工程が簡
素化される。さらに形状追従性に優れ、2次曲面や簡単
な3次曲面なども、高価な金型を用いることなく、木型
などにより簡単に成形できる。また、この木材化粧パネ
ル1は上述した構造であり、かつ非常に薄いものである
ため、従来の木質化粧板よりも柔軟性があり、成形塗装
後に形状の修正が可能である。
【0020】(実施例)以下、具体例を示し、本発明の
効果を明らかにする。厚さ0.3mmのアルミニウム板
の一面に、化粧材3として厚さ0.2mmのクラロウォ
ールナット単板を、他面に裏材4として厚さ0.2mm
のカバ単板をそれぞれ接着剤を用いて接合し、三層構造
の木材化粧パネル1を得た。前記接着剤として、フェノ
ール系接着剤を用い、塗布量60g/m2、温度140±5
℃、圧力12kg/cm2で8分間押圧して接着した。この木
材化粧パネル1をトムソン打抜機により2つの切欠部を
有する長方形状に打ち抜き、さらにこのものに蒲鉾型の
木型にてプレス成形を施した後、離型して樋状の成形品
5を得た。前記成形品5には割れやびびなどは生じてい
なかった。さらに、前記成形品5に着色、下塗り、中塗
り、上塗りよりなる塗装を施した。また、この成形品5
を耐湿試験機において、温度50℃、湿度95%で20
0時間保持し、その後耐熱試験として80℃で400時
間保持したところ、優れた耐久性を示した。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の木材化粧
パネルは、厚さ0.1〜0.4mmの金属板と、前記金
属板の一面に積層され、接着剤にて一体化された厚さ
0.15〜0.5mmの化粧材と、前記金属板の他面に
積層され、接着剤にて一体化された厚さ0.15〜0.
5mmの裏材4とからなるものであるので、木材化粧パ
ネル全体の厚みは0.4〜1.4mm程度と非常に薄
く、打抜加工が可能なことはもちろん、熱圧加工をする
ことなく容易に成形できるため、成形コストが低減し、
成形工程が簡素化される。さらに形状追従性に優れ、2
次曲面や簡単な3次曲面なども、高価な金型を用いるこ
となく、木型などにより簡単に成形できる。また、この
木材化粧パネルは上述した構造であり、かつ非常に薄い
ものであるため、従来の木質化粧板よりも柔軟性があ
り、成形塗装後に形状の修正が可能であるなどの効果も
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の木材化粧パネルの一実施例を示す断
面図である。
【図2】 本発明の木材化粧パネルより成形品を得るた
めの工程図である。
【符号の説明】
1…木材化粧パネル、2…化粧材、3…金属板、4…裏
材、5…成形品、6…接着層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ0.1〜0.4mmの金属板と、前
    記金属板の一面に積層され、接着剤にて一体化された厚
    さ0.15〜0.5mmの化粧材と、前記金属板の他面
    に積層され、接着剤にて一体化された厚さ0.15〜
    0.5mmの裏材とからなることを特徴とする木材化粧
    パネル。
JP32642494A 1994-12-27 1994-12-27 木材化粧パネル Pending JPH08174784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32642494A JPH08174784A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 木材化粧パネル

Applications Claiming Priority (1)

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JP32642494A JPH08174784A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 木材化粧パネル

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JPH08174784A true JPH08174784A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18187645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32642494A Pending JPH08174784A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 木材化粧パネル

Country Status (1)

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JP (1) JPH08174784A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431639B1 (ko) * 2001-07-12 2004-05-17 이순노 샤시표면에 판재의 접착방법 및 판재가 접착된 샤시
JP2009089879A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Julia Shoes:Kk 靴の中底及び靴の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980922