JPH08175287A - 合成樹脂成形品 - Google Patents
合成樹脂成形品Info
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- JPH08175287A JPH08175287A JP32222294A JP32222294A JPH08175287A JP H08175287 A JPH08175287 A JP H08175287A JP 32222294 A JP32222294 A JP 32222294A JP 32222294 A JP32222294 A JP 32222294A JP H08175287 A JPH08175287 A JP H08175287A
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- molded product
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Links
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 title claims description 30
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品本体の背面に突設されるボス部が原因
となってその成形品本体の意匠外面に発生するヒケを積
極的に軽減する。 【構成】 成形品本体3の背面に突設されるボス部11
は、成形品本体3の背面に対向状に設けられた一対の横
壁部12と、これら横壁部12の一端部に跨がる縦壁部13
と、一対の横壁部12及び縦壁部13の突出端に設けられか
つ取付面に対する取付部材が設けられる座板部14とを一
体に備える。縦壁部13は前記成形品本体3の背面に対し
僅かな隙間Sを隔てて形成されている。
となってその成形品本体の意匠外面に発生するヒケを積
極的に軽減する。 【構成】 成形品本体3の背面に突設されるボス部11
は、成形品本体3の背面に対向状に設けられた一対の横
壁部12と、これら横壁部12の一端部に跨がる縦壁部13
と、一対の横壁部12及び縦壁部13の突出端に設けられか
つ取付面に対する取付部材が設けられる座板部14とを一
体に備える。縦壁部13は前記成形品本体3の背面に対し
僅かな隙間Sを隔てて形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両ボディの取付面
に取付けられるオ−バフェンダ,リヤスポイラ,サイド
モ−ル等の合成樹脂成形品に関し、特に、車両ボディの
取付面に対し、成形品本体の背面に一体に突設された箱
形状のボスにおいて取付けられる合成樹脂成形品に関す
る。
に取付けられるオ−バフェンダ,リヤスポイラ,サイド
モ−ル等の合成樹脂成形品に関し、特に、車両ボディの
取付面に対し、成形品本体の背面に一体に突設された箱
形状のボスにおいて取付けられる合成樹脂成形品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の合成樹脂成形品におい
て、図6と図7に示すように、成形品本体103 の背面に
突設される所要数のボス部111 ,121 は、上下一対の横
壁部112と、これら横壁部112 の一端部に跨がる縦壁部1
13 と、一対の横壁部112 及び縦壁部113 の突出端に設
けられた座板部114 とを一体に備えるとともに、前記一
対の横壁部112 及び縦壁部113 の基端部は、成形品本体
103 の背面と一体に連設されている。そして、座板部11
4 の貫通孔115 に組付けられる取付部材(クリップ)が
車両ボディの取付面に貫設された取付孔に弾性的に嵌込
まれることで、車両ボディの取付面に合成樹脂成形品10
2 が取付けられるようになっている。
て、図6と図7に示すように、成形品本体103 の背面に
突設される所要数のボス部111 ,121 は、上下一対の横
壁部112と、これら横壁部112 の一端部に跨がる縦壁部1
13 と、一対の横壁部112 及び縦壁部113 の突出端に設
けられた座板部114 とを一体に備えるとともに、前記一
対の横壁部112 及び縦壁部113 の基端部は、成形品本体
103 の背面と一体に連設されている。そして、座板部11
4 の貫通孔115 に組付けられる取付部材(クリップ)が
車両ボディの取付面に貫設された取付孔に弾性的に嵌込
まれることで、車両ボディの取付面に合成樹脂成形品10
2 が取付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ものにおいて、成形品本体103 の背面に、ボス部111 ,
121 の一対の横壁部112 及び縦壁部113 の各基端が一体
に連設されて型形成される際、合成樹脂材料の流れに直
交する方向の縦壁部113 の連結部及び横壁部112と縦壁
部113 とがなすコ−ナ部において、成形品本体103 の意
匠外面にヒケ(凹凸の歪み)が発生する。特に、FRP
(繊維強化樹脂)に比し、材料費が安価な樹脂材料,例
えば、PP(ポリプロピレン)樹脂材料を用いたときに
は、その樹脂材料の線膨張係数が比較的高いため、成形
品本体の意匠外面にヒケが目立って発生することがあ
る。前記成形品本体の意匠外面に対しヒケを目立たなく
するために、その意匠外面にシボ処理を施すことが考え
られるが、車両ボディの平滑な塗装面に対し違和感を与
えるという不具合が生じる。この発明の目的は、前記従
来の問題点に鑑み、成形品本体の背面に突設されるボス
部が原因となってその成形品本体の意匠外面に発生する
ヒケを積極的に軽減することができる合成樹脂成形品を
提供することである。
ものにおいて、成形品本体103 の背面に、ボス部111 ,
121 の一対の横壁部112 及び縦壁部113 の各基端が一体
に連設されて型形成される際、合成樹脂材料の流れに直
交する方向の縦壁部113 の連結部及び横壁部112と縦壁
部113 とがなすコ−ナ部において、成形品本体103 の意
匠外面にヒケ(凹凸の歪み)が発生する。特に、FRP
(繊維強化樹脂)に比し、材料費が安価な樹脂材料,例
えば、PP(ポリプロピレン)樹脂材料を用いたときに
は、その樹脂材料の線膨張係数が比較的高いため、成形
品本体の意匠外面にヒケが目立って発生することがあ
る。前記成形品本体の意匠外面に対しヒケを目立たなく
するために、その意匠外面にシボ処理を施すことが考え
られるが、車両ボディの平滑な塗装面に対し違和感を与
えるという不具合が生じる。この発明の目的は、前記従
来の問題点に鑑み、成形品本体の背面に突設されるボス
部が原因となってその成形品本体の意匠外面に発生する
ヒケを積極的に軽減することができる合成樹脂成形品を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る合成樹脂成形品は、車両ボデ
ィの取付面に対し、成形品本体の背面に一体に突設され
た箱形状のボス部において取付けられる合成樹脂成形品
であって、前記ボス部は、前記成形品本体の背面に対向
状に設けられた一対の横壁部と、これら横壁部の一端部
に跨がる縦壁部と、前記一対の横壁部及び縦壁部の突出
端に設けられかつ前記取付面に対する取付部材が設けら
れる座板部とを一体に備え、前記縦壁部は前記成形品本
体の背面に対し僅かな隙間を隔てて形成されている。ま
た、請求項2の発明に係る合成樹脂成形品は、請求項1
に記載の合成樹脂成形品において、一対の横壁部の基端
部は薄肉状をなして成形品本体の背面に一体に連設され
るとともに、同横壁部の基端部には横壁補強用リブが形
成されている。請求項3の発明に係る合成樹脂成形品
は、請求項1又は2に記載の合成樹脂成形品において、
一対の横壁部の基端部は成形品本体の断面形状が変化す
る稜線の近傍において同成形品本体の背面に一体に連設
されている。
に、請求項1の発明に係る合成樹脂成形品は、車両ボデ
ィの取付面に対し、成形品本体の背面に一体に突設され
た箱形状のボス部において取付けられる合成樹脂成形品
であって、前記ボス部は、前記成形品本体の背面に対向
状に設けられた一対の横壁部と、これら横壁部の一端部
に跨がる縦壁部と、前記一対の横壁部及び縦壁部の突出
端に設けられかつ前記取付面に対する取付部材が設けら
れる座板部とを一体に備え、前記縦壁部は前記成形品本
体の背面に対し僅かな隙間を隔てて形成されている。ま
た、請求項2の発明に係る合成樹脂成形品は、請求項1
に記載の合成樹脂成形品において、一対の横壁部の基端
部は薄肉状をなして成形品本体の背面に一体に連設され
るとともに、同横壁部の基端部には横壁補強用リブが形
成されている。請求項3の発明に係る合成樹脂成形品
は、請求項1又は2に記載の合成樹脂成形品において、
一対の横壁部の基端部は成形品本体の断面形状が変化す
る稜線の近傍において同成形品本体の背面に一体に連設
されている。
【0005】
【作用】前記したように構成されるこの発明の合成樹脂
成形品において、成形品本体の背面に突設されたボス部
における縦壁部が成形品本体の背面に対し僅かな隙間を
隔てて形成されるため、縦壁部と成形品本体との連設部
が原因となって成形品本体の意匠外面に発生するヒケが
解消される。前記ボス部における一対の横壁部の基端と
成形品本体の背面との連設部は射出成形時における合成
樹脂材料の流れ方向と平行させることが可能となり、成
形品本体の意匠外面に対するヒケの発生が軽減される。
また、前記横壁部の基端部は薄肉とされて成形品本体の
背面に一体に連設される場合には、成形品本体の意匠外
面に対するヒケの発生が一層良好に軽減される。さら
に、前記横壁部の薄肉化による強度劣化は横壁補強用リ
ブによって防止される。また、ボス部の横壁部の基端
が、成形品本体の断面形状の変化部である稜線の近傍に
おいて、成形品本体の背面に一体に連設される場合に
は、前記連設部が原因となって成形品本体の意匠外面に
ヒケが発生したとしても、そのヒケは目立たないものと
なる。
成形品において、成形品本体の背面に突設されたボス部
における縦壁部が成形品本体の背面に対し僅かな隙間を
隔てて形成されるため、縦壁部と成形品本体との連設部
が原因となって成形品本体の意匠外面に発生するヒケが
解消される。前記ボス部における一対の横壁部の基端と
成形品本体の背面との連設部は射出成形時における合成
樹脂材料の流れ方向と平行させることが可能となり、成
形品本体の意匠外面に対するヒケの発生が軽減される。
また、前記横壁部の基端部は薄肉とされて成形品本体の
背面に一体に連設される場合には、成形品本体の意匠外
面に対するヒケの発生が一層良好に軽減される。さら
に、前記横壁部の薄肉化による強度劣化は横壁補強用リ
ブによって防止される。また、ボス部の横壁部の基端
が、成形品本体の断面形状の変化部である稜線の近傍に
おいて、成形品本体の背面に一体に連設される場合に
は、前記連設部が原因となって成形品本体の意匠外面に
ヒケが発生したとしても、そのヒケは目立たないものと
なる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図5にし
たがって説明する。この実施例では合成樹脂成形品が図
5に示すように、車両ボディ1のフェンダ部に装着され
るオ−バフェンダ2である場合を例示するものである。
図3と図4に示すように、前記オ−バフェンダ2は、合
成樹脂の射出成形によって成形された成形品本体3と、
該本体3の射出成形と同時にその背面の長手方向に所要
の間隔を隔てて一体に突設された複数個の箱形状のボス
部11,21とを備えている。前記成形品本体3は、上縁屈
曲部4,上半部湾曲部5,下半部湾曲部6及び下縁張出
部7を備えた断面形状をなしかつ車両ボディ1のフェン
ダ部に沿う形状に形成されている。また、前記複数個の
ボス部11,21のうち、適数個のボス部11は成形品本体3
の背面の上側寄りに突設され、残りのボス部21は成形品
本体3の背面の下側寄りに突設されている。
たがって説明する。この実施例では合成樹脂成形品が図
5に示すように、車両ボディ1のフェンダ部に装着され
るオ−バフェンダ2である場合を例示するものである。
図3と図4に示すように、前記オ−バフェンダ2は、合
成樹脂の射出成形によって成形された成形品本体3と、
該本体3の射出成形と同時にその背面の長手方向に所要
の間隔を隔てて一体に突設された複数個の箱形状のボス
部11,21とを備えている。前記成形品本体3は、上縁屈
曲部4,上半部湾曲部5,下半部湾曲部6及び下縁張出
部7を備えた断面形状をなしかつ車両ボディ1のフェン
ダ部に沿う形状に形成されている。また、前記複数個の
ボス部11,21のうち、適数個のボス部11は成形品本体3
の背面の上側寄りに突設され、残りのボス部21は成形品
本体3の背面の下側寄りに突設されている。
【0007】図1と図2に示すように、前記上側のボス
部11は、前記成形品本体3の背面の上側寄りにおいて、
同本体3の長手方向にそれぞれ延在して対向する一対の
横壁部12と、これら横壁部12の一端部に跨がる縦壁部13
と、前記一対の横壁部12及び縦壁部13の突出端に設けら
れた座板部14とを一体に備えて片側が開口された箱形状
に形成されている。また、前記座板部14の中央には角孔
状の貫通孔15が貫設されており、その貫通孔15には、図
3に示すように、取付部材としてのクリップ26が、その
フランジ27の一端に形成された第1の係着部28において
弾性的に係着される。なお、前記クリップ26のフランジ
27の他端には、車両ボディ1のフェンダ部の取付面に貫
設された取付孔に押込まれて弾性的に係着する第2の係
着部29が形成されている。
部11は、前記成形品本体3の背面の上側寄りにおいて、
同本体3の長手方向にそれぞれ延在して対向する一対の
横壁部12と、これら横壁部12の一端部に跨がる縦壁部13
と、前記一対の横壁部12及び縦壁部13の突出端に設けら
れた座板部14とを一体に備えて片側が開口された箱形状
に形成されている。また、前記座板部14の中央には角孔
状の貫通孔15が貫設されており、その貫通孔15には、図
3に示すように、取付部材としてのクリップ26が、その
フランジ27の一端に形成された第1の係着部28において
弾性的に係着される。なお、前記クリップ26のフランジ
27の他端には、車両ボディ1のフェンダ部の取付面に貫
設された取付孔に押込まれて弾性的に係着する第2の係
着部29が形成されている。
【0008】図2と図3に示すように、前記上側のボス
部11の縦壁部13は、成形品本体3の背面に対し僅かな隙
間Sを隔てて形成されており、前記縦壁部13には、その
壁面に直交する方向の縦壁補強用リブ16が必要に応じて
突設されている。このリブ16の端部は成形品本体3の背
面の長手方向に沿って同成形品本体3に一体に連設され
ている。図3に示すように、前記上側のボス部11の一対
の横壁部12の基端部は、同横壁部12の一般部に比し肉厚
が薄く形成されるとともに成形品本体3の背面に一体に
連設されている。さらに、横壁部12の外面には、前記薄
肉とされた基端部を補強するために所要数の横壁補強用
リブ17が突設されており、これらリブ17の基端は成形品
本体3の背面に一体に連設されている。
部11の縦壁部13は、成形品本体3の背面に対し僅かな隙
間Sを隔てて形成されており、前記縦壁部13には、その
壁面に直交する方向の縦壁補強用リブ16が必要に応じて
突設されている。このリブ16の端部は成形品本体3の背
面の長手方向に沿って同成形品本体3に一体に連設され
ている。図3に示すように、前記上側のボス部11の一対
の横壁部12の基端部は、同横壁部12の一般部に比し肉厚
が薄く形成されるとともに成形品本体3の背面に一体に
連設されている。さらに、横壁部12の外面には、前記薄
肉とされた基端部を補強するために所要数の横壁補強用
リブ17が突設されており、これらリブ17の基端は成形品
本体3の背面に一体に連設されている。
【0009】前記一対の横壁部12のうち、上の横壁部12
の基端は、成形品本体3の上縁屈曲部4と上半部湾曲部
5との境界をなす上部稜線Aの近傍において成形品本体
3の背面に一体に連設され、下の横壁部12の基端は、成
形品本体3の上半部湾曲部5と下半部湾曲部6との境界
をなす中央稜線Bの近傍において成形品本体3の背面に
一体に連設されている。また、この実施例において、図
2と図3に示すように、前記上側のボス部11の座板部14
の下面と成形品本体3の背面との間には、前記縦壁部13
の内面と直角状をなして一側が一体に連設された荷重受
け内壁18が形成されている。この内壁18の一端は座板部
14下面と一体に連設され、同内壁18の他端は成形品本体
3の背面と僅かな隙間Sを隔てている。
の基端は、成形品本体3の上縁屈曲部4と上半部湾曲部
5との境界をなす上部稜線Aの近傍において成形品本体
3の背面に一体に連設され、下の横壁部12の基端は、成
形品本体3の上半部湾曲部5と下半部湾曲部6との境界
をなす中央稜線Bの近傍において成形品本体3の背面に
一体に連設されている。また、この実施例において、図
2と図3に示すように、前記上側のボス部11の座板部14
の下面と成形品本体3の背面との間には、前記縦壁部13
の内面と直角状をなして一側が一体に連設された荷重受
け内壁18が形成されている。この内壁18の一端は座板部
14下面と一体に連設され、同内壁18の他端は成形品本体
3の背面と僅かな隙間Sを隔てている。
【0010】下側のボス部21においても、前記上側のボ
ス部11と略同様にして構成されるため、同一部分に対し
同一符号を付記してその説明は省略する。ただし、下側
のボス部21は、その一対の横壁部12の基端部の間隔が上
側のボス部11に比し接近しているため、荷重受け用内壁
18は設けられていない。さらに、下側のボス部21の一対
の横壁部12のうち、上の横壁部12の基端は中央稜線Bの
近傍において成形品本体3の背面に一体に連設され、下
の横壁部12の基端は、成形品本体3の下半部湾曲部6と
下縁張出部7との境界をなす下部稜線Cの近傍において
成形品本体3の背面に一体に連設されている。また、こ
の実施例において、図1と図3に示すように、成形品本
体3の背面の一部をなす下縁張出部7の上側面には、所
要数の当接リブ8が突設されており、これら当接リブ8
の一端面が車両ボディ1のフェンダ部の取付面下部に当
接することで、成形品本体3や各ボス部11,21の過大な
変形を防止するようになっている。
ス部11と略同様にして構成されるため、同一部分に対し
同一符号を付記してその説明は省略する。ただし、下側
のボス部21は、その一対の横壁部12の基端部の間隔が上
側のボス部11に比し接近しているため、荷重受け用内壁
18は設けられていない。さらに、下側のボス部21の一対
の横壁部12のうち、上の横壁部12の基端は中央稜線Bの
近傍において成形品本体3の背面に一体に連設され、下
の横壁部12の基端は、成形品本体3の下半部湾曲部6と
下縁張出部7との境界をなす下部稜線Cの近傍において
成形品本体3の背面に一体に連設されている。また、こ
の実施例において、図1と図3に示すように、成形品本
体3の背面の一部をなす下縁張出部7の上側面には、所
要数の当接リブ8が突設されており、これら当接リブ8
の一端面が車両ボディ1のフェンダ部の取付面下部に当
接することで、成形品本体3や各ボス部11,21の過大な
変形を防止するようになっている。
【0011】この実施例は上述したように構成される。
したがって、成形品本体3の背面に突設された上下の各
ボス部11,21における縦壁部13が成形品本体3の背面に
対し僅かな隙間Sを隔てて形成されるため、縦壁部13と
成形品本体3との連設部が原因となって成形品本体3の
意匠外面に発生するヒケが解消される。また、前記上下
の各ボス部11,21における一対の横壁部12は成形品本体
3の背面の長手方向にそれぞれ延在するため、これら横
壁部12の基端と成形品本体3の背面との連設部は射出成
形時における合成樹脂材料、例えばPP樹脂材料の流れ
方向と平行するため、成形品本体3の意匠外面に対する
ヒケの発生が軽減される。
したがって、成形品本体3の背面に突設された上下の各
ボス部11,21における縦壁部13が成形品本体3の背面に
対し僅かな隙間Sを隔てて形成されるため、縦壁部13と
成形品本体3との連設部が原因となって成形品本体3の
意匠外面に発生するヒケが解消される。また、前記上下
の各ボス部11,21における一対の横壁部12は成形品本体
3の背面の長手方向にそれぞれ延在するため、これら横
壁部12の基端と成形品本体3の背面との連設部は射出成
形時における合成樹脂材料、例えばPP樹脂材料の流れ
方向と平行するため、成形品本体3の意匠外面に対する
ヒケの発生が軽減される。
【0012】さらに、前記横壁部12の基端部は薄肉とさ
れて成形品本体3の背面に一体に連設されているから、
成形品本体3の意匠外面に対するヒケの発生が一層良好
に軽減されるとともに、横壁部12の薄肉化による強度劣
化が横壁補強用リブ17によって防止されるため、横壁部
12の強度が充分に保たれる。さらに、また、上下の各ボ
ス部11,21における横壁部12は成形品本体3の断面形状
の変化部である上部稜線A、又は中央稜線B又は下部稜
線Cの近傍において、成形品本体3の背面に一体に連設
されるため、前記連設部が原因となって成形品本体3の
意匠外面にヒケが発生したとしても、そのヒケは目立た
ないものとなり、ヒケによって外観意匠が悪化される不
具合が防止される。
れて成形品本体3の背面に一体に連設されているから、
成形品本体3の意匠外面に対するヒケの発生が一層良好
に軽減されるとともに、横壁部12の薄肉化による強度劣
化が横壁補強用リブ17によって防止されるため、横壁部
12の強度が充分に保たれる。さらに、また、上下の各ボ
ス部11,21における横壁部12は成形品本体3の断面形状
の変化部である上部稜線A、又は中央稜線B又は下部稜
線Cの近傍において、成形品本体3の背面に一体に連設
されるため、前記連設部が原因となって成形品本体3の
意匠外面にヒケが発生したとしても、そのヒケは目立た
ないものとなり、ヒケによって外観意匠が悪化される不
具合が防止される。
【0013】また、この実施例において、上側のボス部
11に設けられた荷重受け内壁18によって、同ボス部11の
座板部14に負荷される荷重を受けることで、一対の横壁
部12の間隔が比較的広い場合においても、座板部14や横
壁部12の過大なたわみを防止することができる。さら
に、前記荷重受け内壁18は成形品本体3の背面と連設さ
れることなく、僅かな隙間Sを隔てているため、成形品
本体3の意匠外面には前記荷重受け内壁18によるヒケが
生じない。前記したように、成形品本体3の意匠外面に
対するヒケの発生を可及的に防止しながら、同成形品本
体3の背面に上下の各ボス部11,21が一体に突設される
ことで、外観美麗なオ−バフェンダ2が得られる。そし
て、各ボス部11,21の座板部14の貫通孔15には、クリッ
プ26がその第1係着部28において係着された後、車両ボ
ディ1のフェンダ部の取付面に貫設された各取付孔に対
し、前記各クリップ26の第2係着部29が押込まれて係着
されることで、車両ボディ1のフェンダ部の取付面にオ
−バフェンダ2が取付けられる。
11に設けられた荷重受け内壁18によって、同ボス部11の
座板部14に負荷される荷重を受けることで、一対の横壁
部12の間隔が比較的広い場合においても、座板部14や横
壁部12の過大なたわみを防止することができる。さら
に、前記荷重受け内壁18は成形品本体3の背面と連設さ
れることなく、僅かな隙間Sを隔てているため、成形品
本体3の意匠外面には前記荷重受け内壁18によるヒケが
生じない。前記したように、成形品本体3の意匠外面に
対するヒケの発生を可及的に防止しながら、同成形品本
体3の背面に上下の各ボス部11,21が一体に突設される
ことで、外観美麗なオ−バフェンダ2が得られる。そし
て、各ボス部11,21の座板部14の貫通孔15には、クリッ
プ26がその第1係着部28において係着された後、車両ボ
ディ1のフェンダ部の取付面に貫設された各取付孔に対
し、前記各クリップ26の第2係着部29が押込まれて係着
されることで、車両ボディ1のフェンダ部の取付面にオ
−バフェンダ2が取付けられる。
【0014】前記オ−バフェンダ2の取付けの際、成形
品本体3の下縁張出部7の各当接リブ8が車両ボディ1
に当接することで、成形品本体3やボス部11,21の過大
な変形が防止されるため、前記オ−バフェンダ2の取付
け作業を容易にかつ確実に行うことができる。
品本体3の下縁張出部7の各当接リブ8が車両ボディ1
に当接することで、成形品本体3やボス部11,21の過大
な変形が防止されるため、前記オ−バフェンダ2の取付
け作業を容易にかつ確実に行うことができる。
【0015】なお、前記実施例においては合成樹脂成形
品がオ−バフェンダ2である場合を例示したがこれに限
るものではない。例えば、合成樹脂成形品がリヤスポイ
ラであってもよく、またサイドモ−ルであってもよい。
品がオ−バフェンダ2である場合を例示したがこれに限
るものではない。例えば、合成樹脂成形品がリヤスポイ
ラであってもよく、またサイドモ−ルであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
成形品本体の背面に突設されたボス部の縦壁部において
は、その縦壁部の基端と成形品本体の背面との間に僅か
な隙間が設けられるため、成形品本体の意匠外面に発生
するヒケを解消することができ、前記ボス部の横壁部に
おいては、その横壁部の基端と成形品本体の背面との連
設部は射出成形時における合成樹脂材料の流れ方向と平
行させることが可能となり、成形品本体の意匠外面に対
するヒケの発生を軽減することができる。このようにし
て成形品本体の意匠外面に対するヒケの発生を積極的に
軽減することができるため、線膨張係数が比較的高く、
かつ材料費が安価な合成樹脂材料を用いた場合でも外観
美麗な合成樹脂製品が得られる。また、前記横壁部の基
端部を薄肉状にして成形品本体の背面に一体に連設した
場合には、成形品本体の意匠外面に対するヒケの発生を
一層良好に軽減することができる。そして前記横壁部の
薄肉化による強度劣化は横壁補強用リブによって防止す
ることができ、ボス部の強度を充分に保持することがで
きる。また、ボス部の横壁部の基端を、成形品本体の断
面形状の変化部である稜線の近傍において、成形品本体
の背面に一体に連設した場合には、前記連設部が原因と
なって成形品本体の意匠外面にヒケが発生したとして
も、そのヒケは目立たないものとなり、ヒケによる見栄
えの悪化を防止することができる。
成形品本体の背面に突設されたボス部の縦壁部において
は、その縦壁部の基端と成形品本体の背面との間に僅か
な隙間が設けられるため、成形品本体の意匠外面に発生
するヒケを解消することができ、前記ボス部の横壁部に
おいては、その横壁部の基端と成形品本体の背面との連
設部は射出成形時における合成樹脂材料の流れ方向と平
行させることが可能となり、成形品本体の意匠外面に対
するヒケの発生を軽減することができる。このようにし
て成形品本体の意匠外面に対するヒケの発生を積極的に
軽減することができるため、線膨張係数が比較的高く、
かつ材料費が安価な合成樹脂材料を用いた場合でも外観
美麗な合成樹脂製品が得られる。また、前記横壁部の基
端部を薄肉状にして成形品本体の背面に一体に連設した
場合には、成形品本体の意匠外面に対するヒケの発生を
一層良好に軽減することができる。そして前記横壁部の
薄肉化による強度劣化は横壁補強用リブによって防止す
ることができ、ボス部の強度を充分に保持することがで
きる。また、ボス部の横壁部の基端を、成形品本体の断
面形状の変化部である稜線の近傍において、成形品本体
の背面に一体に連設した場合には、前記連設部が原因と
なって成形品本体の意匠外面にヒケが発生したとして
も、そのヒケは目立たないものとなり、ヒケによる見栄
えの悪化を防止することができる。
【図1】この発明の一実施例のオ−バフェンダの一部を
背面側から表わした斜視図である。
背面側から表わした斜視図である。
【図2】同じくボス部を拡大して示す斜視図である。
【図3】同じく側断面図である。
【図4】同じくオ−バフェンダの背面図である。
【図5】同じく車両ボディにオ−バフェンダを装着した
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図6】従来のものを示す斜視図である。
【図7】同じくボス部を拡大して示す斜視図である。
1 車両ボディ 2 オ−バフェンダ(合成樹脂成形品) 3 成形品本体 11,21 ボス部 12 横壁部 13 縦壁部 14 座板部 26 クリップ(取付部材)
Claims (3)
- 【請求項1】 車両ボディの取付面に対し、成形品本体
の背面に一体に突設された箱形状のボス部において取付
けられる合成樹脂成形品であって、 前記ボス部は、前記成形品本体の背面に対向状に設けら
れた一対の横壁部と、これら横壁部の一端部に跨がる縦
壁部と、前記一対の横壁部及び縦壁部の突出端に設けら
れかつ前記取付面に対する取付部材が設けられる座板部
とを一体に備え、 前記縦壁部は前記成形品本体の背面に対し僅かな隙間を
隔てて形成されていることを特徴とする合成樹脂成形
品。 - 【請求項2】 請求項1に記載の合成樹脂成形品におい
て、一対の横壁部の基端部は薄肉状をなして成形品本体
の背面に一体に連設されるとともに、同横壁部の基端部
には横壁補強用リブが形成されていることを特徴とする
合成樹脂成形品。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の合成樹脂成形品
において、一対の横壁部の基端部は成形品本体の断面形
状が変化する稜線の近傍において同成形品本体の背面に
一体に連設されていることを特徴とする合成樹脂成形
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32222294A JPH08175287A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 合成樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32222294A JPH08175287A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 合成樹脂成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08175287A true JPH08175287A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18141312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32222294A Pending JPH08175287A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 合成樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08175287A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2878206A1 (fr) * | 2004-11-22 | 2006-05-26 | Rehau Sa | Poche de clip de fixation, notamment pour baguettes de caisse d'automobiles, munie de nervures de renfort sans retassure |
| JP2009018737A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Uchihama Kasei Kk | 樹脂製部品の固定用部材取付座配設構造 |
| JP2015174589A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | マツダ株式会社 | 自動車のサイドガーニッシュ構造 |
| JP2016078725A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | トヨタ自動車株式会社 | アーチモール構造 |
| JP2016137782A (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | トヨタ自動車東日本株式会社 | フロントピラー構造 |
| JP2017026005A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 樹脂成形体の取付構造 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32222294A patent/JPH08175287A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2878206A1 (fr) * | 2004-11-22 | 2006-05-26 | Rehau Sa | Poche de clip de fixation, notamment pour baguettes de caisse d'automobiles, munie de nervures de renfort sans retassure |
| JP2009018737A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Uchihama Kasei Kk | 樹脂製部品の固定用部材取付座配設構造 |
| JP2015174589A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | マツダ株式会社 | 自動車のサイドガーニッシュ構造 |
| JP2016078725A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | トヨタ自動車株式会社 | アーチモール構造 |
| JP2016137782A (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | トヨタ自動車東日本株式会社 | フロントピラー構造 |
| JP2017026005A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 樹脂成形体の取付構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040408 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |