JPH08175382A - 鉄道車両用車椅子乗降装置 - Google Patents

鉄道車両用車椅子乗降装置

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JPH08175382A
JPH08175382A JP32326894A JP32326894A JPH08175382A JP H08175382 A JPH08175382 A JP H08175382A JP 32326894 A JP32326894 A JP 32326894A JP 32326894 A JP32326894 A JP 32326894A JP H08175382 A JPH08175382 A JP H08175382A
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JP
Japan
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lifter
wheelchair
boarding
alighting
vehicle
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JP32326894A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Usui
井 利 宏 薄
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 未使用の場合には一般乗客の乗降を阻害しな
いように格納することができ、乗降口のドアーの開閉指
令に関連して乗降動作と格納動作とを自動的に制御する
ことにある。 【構成】 車両の床面に回動自在に設けられた旋回基台
の両端に、各基端が回動自在に取付けられた一対の平行
リンク機構と、平行リンク機構の各先端に回動自在に設
けられた一対のサイドアームと、サイドアームの各先端
に回動自在に設けられ、車椅子を搭載するリフターと、
旋回基台をその枢軸の回りに旋回駆動するための格納用
アクチュエータと、サイドアームを回動させ平行リンク
機構を作動させて、リフターを昇降させるための昇降用
アクチュエータと、リフターをサイドアームに対して回
動させて、車椅子を搭載したリフターを水平に維持する
と共にリフターを折り畳むための折畳用アクチュエータ
とを具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客が乗ったままの車
椅子を鉄道車両に乗降させる鉄道車両用車椅子乗降装置
に関し、特に、車両の乗降口の床上面より駅のプラット
ホームが低い場合に最適な鉄道車両用車椅子乗降装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道の駅において、鉄道車両か
ら乗降客が乗降する場合には、車両の乗降口と略面一で
ある駅のプラットホームから乗降しているが、車椅子の
場合には、車両の乗降口と駅のプラットホームとの隙間
に渡り板をかけ渡して乗降している。
【0003】従来、人手によらずに渡り板をかける車椅
子の乗降装置としては、例えば、実開昭59−1937
68号公報に開示されている。この公報によれば、車両
の乗降口に、これのドアーの開きに連動して渡り板がプ
ラットホーム側から乗降口に掛け渡されて、この渡り板
の上を車椅子自体が乗降されるように構成されている。
【0004】また、渡り板をかける他の乗降装置として
は、特開平2−133276号公報にも開示されてお
り、この公報によれば、車両の乗降口に渡り板が掛け渡
され、車椅子を載置した搬送台車がこの渡り板の上を通
ることにより、車椅子が乗降されるように構成されてい
る。
【0005】しかしながら、鉄道の駅によっては、プラ
ットホームが無い駅もあり、また、鉄道各社の車両の相
互乗り入れの場合には、乗降口の床面よりプラットホー
ムの上面の方が低いことがある。そのため、上記のよう
な渡り板の乗降装置では、車椅子での乗降が困難となる
場合がある。
【0006】一方、乗降口の床面よりプラットホームの
上面の方が低いバス等の路面車両の場合には、人が車椅
子に乗ったまま車椅子を車両に乗せる乗降装置が例えば
特開昭52−124614号公報及び特開昭53−49
706号公報に開示されている。この公報によれば、車
椅子を搭載するリフターを水平に維持しながら昇降する
と共に折り畳んで格納する平行リンク機構から乗降装置
が構成され、この平行リンク機構によって車椅子がリフ
ターに搭載された状態でプラットホームからこれより高
い乗降口に乗降されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記実開昭59−19
3768号公報及び特開平2−133276号公報に開
示された渡り板をかける車椅子乗降装置では、上述した
ように、鉄道各社の車両の相互乗り入れの場合のよう
に、乗降口の床面よりプラットホームの上面の方が低い
場合には、このような渡り板の乗降装置では、車椅子で
の乗降が困難となることが多々ある。
【0008】上記特開昭52−124614号公報及び
特開昭53−49706号公報に開示された平行リンク
機構の乗降装置では、一般乗客用の乗降口の他に、車椅
子用の専用乗降口が設置される必要があり、乗客スペー
スの減少、コストの増大を招来するといった問題があ
る。
【0009】一方、上述した乗降装置の操作は主として
車掌が操作することになるが、車掌が操作の度毎に車椅
子まで行き乗降口で安全に気を使いながら乗降装置を操
作したのでは、車両の運行に支障をきたすことがあり得
る。そのため、車掌が乗車している位置で、乗降装置を
安全に確実に操作できる制御装置の開発も待望されてい
る。
【0010】本発明の目的は、上述したような事情に鑑
みてなされたものであって、鉄道車両の一般乗客用乗降
口に設置することができ、未使用の場合には一般乗客の
乗降を阻害しないように格納することができ、しかも、
車椅子の乗降のための操作と確認を車掌が乗車している
場所又は近傍で行うことができ、加えて、乗降口のドア
ーの開閉指令に関連して乗降動作と格納動作とを自動的
に制御できる鉄道車両用車椅子乗降装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る鉄道車両用車椅子乗降装置
は、鉄道車両の乗降口の下側隅近傍に設けられた枢軸の
回りに床面上を水平に回動自在の旋回基台と、この旋回
基台の両端に、各基端が回動自在に取付けられた一対の
平行リンク機構と、この平行リンク機構の各先端に回動
自在に設けられた一対のサイドアームと、このサイドア
ームの各先端に回動自在に設けられ、車椅子を搭載する
リフターと、上記旋回基台をその枢軸の回りに旋回駆動
するための格納用アクチュエータと、上記サイドアーム
を回動させ平行リンク機構を作動させて、リフターを昇
降させるための昇降用アクチュエータと、上記リフター
をサイドアームに対して回動させて、車椅子を搭載した
リフターを水平に維持すると共にリフターを折り畳むた
めの折畳用アクチュエータと、上記格納用、昇降用、及
び折畳用アクチュエータの作動を制御する乗降制御装置
と、を具備することを特徴としている。
【0012】また、請求項2に係る鉄道車両用車椅子乗
降装置は、上記リフターの上面に設けられ、リフターに
車椅子が搭載されたことを検知する搭載検知センサと、
上記リフターの下面に設けられ、リフターが駅のプラッ
トホームに着地したことを検知する着地検知センサと、
上記平行リンク機構に設けられ、リフターが折り畳まれ
るとき、リフターに接触してリフターの折畳が完了した
ことを検知する折畳検知センサと、車両の乗降口近辺で
乗降装置の格納位置に設けられ、旋回基台が旋回されて
格納されるとき、旋回基台に接触して格納が完了したこ
とを検知する格納位置検知センサと、車両の乗降口近辺
で乗降装置の使用位置に設けられ、旋回基台が使用位置
まで旋回されるとき、旋回基台に接触して旋回基台が使
用位置まで旋回したことを検知する使用位置検知センサ
と、上記平行リンク機構に設けられ、リフターが昇降さ
れるとき、リフターの上面と乗降口の床上面とが同一高
さであることを検知する高さ検知センサと、ドアーの開
閉指令を出力するドアー操作スイッチと、リフターの昇
降の開始・停止指令を出力するリフター操作スイッチ
と、を具備し、上記乗降制御装置は、上記各センサの検
出信号と各操作スイッチの指令を受けて、作動信号を出
力させて上記各アクチュエータを順次作動させることを
特徴としている。
【0013】さらに、請求項3に係る鉄道車両用車椅子
乗降装置は、非常時に昇降動作を停止させる非常停止ス
イッチが上記リフターに設けられ、上記乗降制御装置
は、リフターが下降されているときに非常停止スイッチ
が作動された場合には、リフターが駅のプラットホーム
に着地するまでリフターを下降させて停止させる一方、
リフターが上昇されているときに非常停止スイッチが作
動された場合には、リフターの上面が車両の床の上面と
同一高さになるまでリフターを上昇させて停止させるこ
とを特徴としている。
【0014】さらに、請求項4に係る鉄道車両用車椅子
乗降装置は、上記乗降制御装置は、搭載検知センサがリ
フターに車椅子が搭載されたことを検知した場合に、ド
アー操作スイッチがドアーを開閉する指令を出力したと
しても、ドアーを開閉させない指令を出力することを特
徴としている。
【0015】
【作用】請求項1によれば、車椅子がリフターに搭載さ
て、昇降用アクチュエータが駆動されてリフターが上昇
される。リフターの上面が車両の床上面と同一高さまで
上昇されると上昇が停止され、車椅子はリフターから乗
降口を介して車両内に乗車せられる。降車の場合には、
逆に作動される。
【0016】また、折畳用アクチュエータが駆動されて
リフターがサイドアームと共に平行リンクに折り畳まれ
る。この状態において、格納用アクチュエータが駆動さ
れて、旋回基台が平行リンク及びリフター等と共に回動
されて、車両の壁際等に格納される。このように、乗降
装置がコンパクトに収容されるため、乗降装置を使用し
ない場合に、一般乗客の乗降が阻害されることがない。
また、既設の車両の乗降口にも乗降装置を設置すること
ができる。
【0017】さらに、乗降装置が使用される場合には、
格納用アクチュエータが逆に作動されて、乗降装置が格
納位置から使用位置に回動されるだけでよい。さらに、
使用時には、リフターが車椅子を搭載しながら自動的に
昇降されるため、乗降口とプラットホームとの高さが異
なる場合であっても、車椅子の安全で円滑な乗車と降車
が行われる。
【0018】さらに、請求項2によれば、各種のセンサ
と各種のスイッチの信号に基づいて乗降制御装置によっ
て車椅子の乗降が制御されるため、車掌が乗車している
位置で、乗降装置を安全に確実に操作できる。
【0019】さらに、請求項3によれば、リフターが下
降されているときに非常停止スイッチが作動された場合
には、リフターが駅のプラットホームに着地するまでリ
フターが下降されて停止される一方、リフターが上昇さ
れているときに非常停止スイッチが作動された場合に
は、リフターの上面が車両の床の上面と同一高さになる
までリフターが上昇されて停止される。そのため、リフ
ターの昇降中、非常事態が発生したとしても、リフター
が安全な位置に自動的に戻されるため、車椅子がリフタ
ーから容易に離脱できる。
【0020】さらに、請求項4によれば、搭載検知セン
サがリフターに車椅子が搭載されたことを検知した場合
に、ドアー操作スイッチがドアーを開閉する指令を出力
したとしても、ドアーを開閉させない指令が出力され
る。そのため、ドアーの開閉動作が間違ってなされたと
しても、ドアーが作動されないようにしたため、ドアー
が誤って車椅子に接触することがなく安全が確保され
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る鉄道車両用車
椅子乗降装置を図面を参照しつつ説明する。
【0022】図1は、鉄道車両の乗降口及び駅のプラッ
トホームの断面図であり、乗降口の床面とプラットホー
ムに高低差がある場合に車椅子が車両内に乗り込む状況
の説明図であり、図2は、本発明の一実施例に係る鉄道
車両用車椅子乗降装置の斜視図であり、図3は、図1の
III−III線に沿った断面図であり、図4は、車椅
子乗降装置の格納状態における車両の乗降口の側面図で
あり、図5は、図4のV−V線に沿った断面図である。
【0023】図1及び図2に示すように、車椅子乗降装
置には、車両の床面に固定された枢軸1の回りに回動自
在である旋回基板2が設けられている。この旋回基板2
の両端には、各々、一対の支持体3,3が設けられてい
る。この支持体3,3の上側には、各々、平行リンク機
構4,4を構成するアッパーリンク5,5の基端が回動
自在に取付けられており、旋回基板2の両側には、平行
リンク機構4,4を構成するロアーリンク6,6の基端
が回動自在に取付けられている。これらアッパーリンク
5及びロアーアーム6の各先端には、サイドアーム7が
回動自在に取付けられている。これら支持体3、アッパ
ーアーム5、ロアーアーム6、及びサイドアーム7によ
り、平行リンク機構4が構成されている。サイドアーム
7の中間部と旋回基板2との間に、サイドアーム7を平
行リンク機構4の先端で回動させて、後述するリフター
9を昇降させるための昇降用アクチュエータ8が連結さ
れている。サイドアーム7の各先端には、車椅子を搭載
するためのリフター9が回動自在に取付けられている。
このリフター9の中間部とサイドアーム7の先端部との
間には、リフター9をサイドアーム7に対して回動させ
て、車椅子を搭載したリフター9を水平に維持すると共
にリフター9を折り畳むための折畳用アクチュエータ1
0が連結されている。なお、上記各アクチュエータ8,
9は、油圧シリンダ、空気圧シリンダ、電動シリンダの
いずれであってもよい。
【0024】これにより、図1に示すように、(A)の
状態において、駅のプラットホームに着地したリフター
9に車椅子が搭載され、折畳用アクチュエータ10が駆
動されてリフター9が水平に維持される。この状態にお
いて、昇降用アクチュエータ8が駆動されてサイドアー
ム7が回動されると共に平行リンク機構4が作動され
て、リフター9が上昇される。図1の(B)に示すよう
に、リフター9の上面が車両12の床上面と同じ高さに
まで上昇されると上昇が停止される。図1の(C)に示
すように、車椅子はリフター9から車両12内に乗車さ
れる。その後、昇降用アクチュエータ8が駆動されてサ
イドアーム7及び平行リンク機構4が折り畳まれ、折畳
用アクチュエータ8が駆動されてリフター9が折り畳ま
れる。降車の場合には、車椅子の向きが図1とは逆向き
にされ、アクチュエータ8,10が乗車の場合と逆に駆
動される。
【0025】さらに、図1及び図5に示すように、旋回
基台2の枢軸1には、折り畳まれた乗降装置を旋回する
ための格納用アクチュエータ14が連結部材15を介し
て連結されている。これにより、乗降装置が折り畳まれ
た状態において、格納用アクチュエータ15が駆動され
て、旋回基台2が平行リンク4及びリフター9等と共に
回動されて、車両12の壁際に格納される。このよう
に、図4に示すように、乗降装置が折り畳まれて壁際に
格納されているときには、その格納幅は、W1 で比較的
幅狭く格納され、一般乗客の乗降幅は、W2 の幅が確保
される。従って、乗降装置がコンパクトに収容されると
共に、乗降装置を使用しない場合に、一般乗客の乗降が
阻害されることがない。また、格納状態から使用状態に
されるときには、図4に仮想線で示すように、格納用ア
クチュエータ14が逆に駆動されて旋回基板2が約90
度逆向きに回動される。
【0026】さらに、図1乃至図5に示すように、後述
する乗降制御装置20のセンサとして以下のものが設け
られている。リフター9の上面には、リフターに車椅子
が搭載されたことを検知する搭載検知センサ21が設け
られている。このセンサ21は、車椅子がどの位置に搭
載されても作動するマットセンサが安全上好適である。
リフター9の下面には、リフター9が駅のプラットホー
ム11に着地したことを検知する着地検知センサ22が
設けられている。このセンサ22は、リミットスイッ
チ、又は近接スイッチである。平行リンク機構4には、
リフター9が折り畳まれるとき、リフター9に接触して
リフター9の折畳が完了したことを検知する折畳検知セ
ンサ23が設けられている。車両12の壁の格納位置に
は、旋回基台2が旋回されて格納されるとき、旋回基台
2に接触して格納が完了したことを検知する格納位置検
知センサ24が設けられている。車両12の使用位置に
は、旋回基台2が使用位置まで旋回されるとき、旋回基
台2に接触して旋回基台2が使用位置まで旋回したこと
を検知する使用位置検知センサ25が設けられている。
平行リンク機構4には、リフター9が昇降されるとき、
リフター9の上面と乗降口の床上面とが同一高さである
ことを検知する高さ検知センサ26が設けられている。
ドアー13が閉じていることを検出するドアー閉スイッ
チ27が車両12に設けられ、ドアー13が開いている
ことを検出するドアー開スイッチ28が車両12に設け
られ、両者は、公知のものである。なお、図4に示すよ
うに、ドアー13を開閉するためのドアー開閉用アクチ
ュエータ29が車両に設けられている。その他、図示し
ないが、リフター9の昇降の開始・停止指令を出力する
リフター操作スイッチが設けられている。
【0027】さらに、図6は、乗降装置の作動を制御す
る乗降制御装置、各アクチュエータ、及び表示灯等のブ
ロック図である。乗降制御装置20は、コンピュータ及
びリレーのシーケンス等から構成されており、操作スイ
ッチ30から、非常停止指令、ドアー開指令、ドアー閉
指令、リフター下降指令、リフター上昇指令が入力され
る。さらに乗降制御装置20には、格納位置検知センサ
24からリフター格納位置確認の信号が入力され、着地
検知センサ22からリフタープラットホーム着地確認の
信号が入力され、搭載検知センサ21からマット上の車
椅子確認の信号が入力され、高さ検知センサ26からリ
フターの車両床上面レベル一致確認の信号が入力され、
ドアー開スイッチ28からドアー開確認の信号が入力さ
れ、ドアー閉スイッチ27からドアー閉確認の信号が入
力され、使用位置検知センサ25からリフター使用位置
の信号が入力され、折畳検知センサ23からリフター折
畳完了の信号が入力される。
【0028】次いで、乗降制御装置20から、リフター
折畳用電磁弁およびリフター張り出し用電磁弁に信号が
出力されてリフター折畳用アクチュエータ10が駆動さ
れるように構成されている。さらに、乗降制御装置20
から、リフター上昇用電磁弁およびリフター下降用電磁
弁に信号が出力されてリフター昇降用アクチュエータ8
が駆動されるように構成されている。さらに、乗降制御
装置20から、ドアー開電磁弁およびドアー閉電磁弁に
信号が出力されてドアー開閉用アクチュエータ29が駆
動されるように構成されている。さらに、乗降制御装置
20から、リフター格納用電磁弁およびリフター使用位
置用電磁弁に信号が出力されてリフター格納用アクチュ
エータ14が駆動されるように構成されている。さら
に、乗降制御装置20から、ドアー開表示灯、ドアー閉
表示灯、リフター格納表示灯、リフター着地表示灯、リ
フター動作表示灯、および異常表示灯に点灯信号が出力
されるように構成されている。
【0029】次に、図7及び図8を参照して、車椅子が
乗車する場合における乗降制御装置20のフローを説明
する。図7及び図8は、車椅子が乗車する場合の乗降制
御装置のフローチャートである。
【0030】図7に示すように、ステップ1において、
ドアー開指令がなされると、ステップ2において、車両
12のドアーが一斉に開かれる。ステップ3及び4にお
いて、車掌により車椅子の乗客の有無が判別される。車
椅子の乗客が乗車する場合には、ステップ5において、
車掌によりリフター下降スイッチがONされる。これに
より、ステップ6において、リフター9が格納位置より
90度だけ使用位置まで回動される。ステップ7におい
て、使用位置検知センサ25によりリフター9が使用位
置まで回動され下降の準備が完了したか否かが判別され
る。ステップ8において、リフター9がプラットホーム
11に着地され、ステップ9において、リフター9が完
全に着地したか否かが着地検知センサ22により検知さ
れる。
【0031】ステップ10において、リフター9が一定
時間着地され、タイマーによりカウントされる。ステッ
プ11において、車椅子がリフター9に搭載されたか否
かが搭載検知センサ21により判別される。ステップ1
2にいて、車椅子が搭載されている場合には、リフター
9の上昇指令が利用者又は車掌によって発せられる。
【0032】次に、図8に示すように、ステップ13に
おいて、リフター9が床上面と平行になるまで上昇さ
れ、ステップ14において、平行になっているか否かが
高さ検知センサ26により判別される。平行になってい
る場合には、ステップ15において、車椅子の乗客が乗
車され、ステップ16において、搭載検知センサ21に
より乗車が完了したか否かが判別される。完了していな
い場合には、ステップ25において、一定時間待機され
る。乗車が完了している場合には、ステップ17におい
て、リフター9の折り畳みが開始される。ステップ18
において、この折畳が完了したか否かが折畳検知センサ
23により判別され、完了していない場合には、ステッ
プ26において、一定時間待機される。折畳が完了した
場合には、ステップ19において、ドアー13を閉じる
条件が完了し、ステップ20において、ドアー13が閉
じられる。次いで、ステップ21において、乗降装置が
使用位置から90度だけ格納位置まで回動される。ステ
ップ22において、格納位置検知センサ24から乗降装
置が格納位置に格納されたか否かが判別される。ステッ
プ23において、格納位置完了が確認されると、ステッ
プ24において、格納表示灯が点灯される。
【0033】次に、図9を参照しつつ、車椅子が降車す
る場合における乗降制御装置20のフローを説明する。
図9は車椅子が降車する場合の乗降制御装置20のフロ
ーチャートである。
【0034】ステップ30において、ドアー開指令が出
され、ステップ31において、リフター9の使用指令が
出される。但し、ドアー開指令の前に、リフター9の使
用指令が出されても良い。ステップ32において、リフ
ター9が格納位置から90度回動され、格納位置検知セ
ンサ24がOFFされて、ステップ33において、格納
表示灯が消灯される。ステップ34において、ドアーが
開放される。ステップ35において、リフター9が展開
されて、車椅子が乗り込みできる状態に設定される。ス
テップ36において、リフター9が車両12の床面と平
行になっているか否かが高さ検知センサ26により判別
され、平行になっている場合には、ステップ37におい
て、車椅子がリフター9に乗り込まされる。ステップ3
8において、リフター9の下降指令が発せられ、ステッ
プ39において、リフター9がプラットホーム11に着
地するまで下降される。ステップ40において、リフタ
ー9がプラットホーム11に完全に着地したか否かが判
別され、完全に着地している場合には、車椅子は、リフ
ター9から降ろされる。ステップ42において、タイマ
ーによりカウントされて一定時間リフター9は着地さ
れ、ステップ43において、乗車する車椅子の乗客の有
無が車掌により判別され、ステップ44において、この
車椅子の乗客がいる場合には、フローは図7のステップ
10に移行され、車椅子の乗客がいない場合には、フロ
ーは図7のステップ12に移行される。
【0035】次に、図10を参照しつつ、非常停止の場
合の乗降制御装置のフローを説明する。図10は、車椅
子の乗客がリフターに乗り込んでいる状態において非常
停止された場合の乗降制御装置のフローチャートであ
る。本実施例では、リフター9が下降されているときに
非常停止スイッチが作動された場合には、リフター9が
駅のプラットホーム11に着地するまでリフター9が下
降されて停止される一方、リフター9が上昇されている
ときに非常停止スイッチが作動された場合には、リフタ
ー9の上面が車両の床の上面と同一高さになるまでリフ
ターが上昇されて停止されるように構成されている。
【0036】具体的には、ステップ50において、非常
停止指令が出されると、ステップ51において、緊急停
止の指令が出され、リフター9が下降中である場合に
は、ステップ52において、リフター9の下降指令が出
され、ステップ53からステップ54において、リフタ
ー9が駅のプラットホーム11に着地され、フローは、
図9のステップ39に移行される。一方、リフター9が
上昇中である場合には、ステップ55において、リフタ
ー9の上昇指令が出され、ステップ56からステップ5
7において、リフター9は車両の床面に平行になるまで
上昇され、フローは、図8のステップ13に移行され
る。
【0037】従って、リフター9の昇降中、非常事態が
発生したとしても、リフター9が安全な位置に自動的に
戻されるため、車椅子がリフター9から容易に離脱でき
る。
【0038】さらに、本実施例では、搭載検知センサ2
1がリフター9に車椅子が搭載されたことを検知した場
合に、ドアー操作スイッチがドアーを開閉する指令を出
力したとしても、ドアー13を開閉させない指令が出力
される。そのため、ドアー13の開閉動作が間違ってな
されたとしても、ドアー13が作動されないようにした
ため、ドアー13が誤って車椅子に接触することがなく
安全が確保される。
【0039】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れないのは勿論であり、種々変形可能である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1によれば、
リフターが折り畳まれた状態において、格納用アクチュ
エータが駆動されて、旋回基台が平行リンク及びリフタ
ー等と共に回動されて、車両の壁際等に格納される。こ
のように、乗降装置がコンパクトに収容されるため、乗
降装置を使用しない場合に、一般乗客の乗降が阻害され
ることがない。また、既設の車両の乗降口にも乗降装置
を設置することができる。
【0041】さらに、乗降装置が使用される場合には、
格納用アクチュエータが逆に作動されて、乗降装置が格
納位置から使用位置に回動されるだけでよい。さらに、
使用時には、リフターが車椅子を搭載しながら自動的に
昇降されるため、乗降口とプラットホームとの高さが異
なる場合であっても、車椅子の安全で円滑な乗車と降車
が行われる。
【0042】さらに、請求項2によれば、各種のセンサ
と各種のスイッチの信号に基づいて乗降制御装置によっ
て車椅子の乗降が制御されるため、車掌が乗車している
位置で、乗降装置を安全に確実に操作できる。
【0043】さらに、請求項3によれば、リフターの昇
降中、非常事態が発生したとしても、リフターが安全な
位置に自動的に戻されるため、車椅子がリフターから容
易に離脱できる。
【0044】さらに、請求項4によれば、ドアーの開閉
動作が間違ってなされたとしても、ドアーが作動されな
いようにしたため、ドアーが誤って車椅子に接触するこ
とがなく安全が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄道車両の乗降口及び駅のプラットホームの断
面図であり、乗降口の床面とプラットホームに高低差が
ある場合に車椅子が車両内に乗り込む状況の説明図。
【図2】本発明の一実施例に係る鉄道車両用車椅子乗降
装置の斜視図。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図。
【図4】車椅子乗降装置の格納状態における車両の乗降
口の側面図。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図。
【図6】乗降装置の作動を制御する乗降制御装置、各ア
クチュエータ、及び表示灯等のブロック図。
【図7】車椅子が乗車する場合の乗降制御装置のフロー
チャート。
【図8】車椅子が乗車する場合の乗降制御装置のフロー
チャート。
【図9】車椅子が降車する場合の乗降制御装置のフロー
チャート。
【図10】車椅子の乗客がリフターに乗り込んでいる状
態において非常停止された場合の乗降制御装置のフロー
チャート。
【符号の説明】
1 枢軸 2 旋回基台 4 平行リンク機構 7 サイドアーム 8 昇降用アクチュエータ 9 リフター 10 折畳用アクチュエータ 20 乗降制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道車両の乗降口の下側隅近傍に設けられ
    た枢軸の回りに床面上を水平に回動自在の旋回基台と、 この旋回基台の両端に、各基端が回動自在に取付けられ
    た一対の平行リンク機構と、 この平行リンク機構の各先端に回動自在に設けられた一
    対のサイドアームと、 このサイドアームの各先端に回動自在に設けられ、車椅
    子を搭載するリフターと、 上記旋回基台をその枢軸の回りに旋回駆動するための格
    納用アクチュエータと、 上記サイドアームを回動させ平行リンク機構を作動させ
    て、リフターを昇降させるための昇降用アクチュエータ
    と、 上記リフターをサイドアームに対して回動させて、車椅
    子を搭載したリフターを水平に維持すると共にリフター
    を折り畳むための折畳用アクチュエータと、 上記格納用、昇降用、及び折畳用アクチュエータの作動
    を制御する乗降制御装置と、を具備することを特徴とす
    る鉄道車両用車椅子乗降装置。
  2. 【請求項2】上記リフターの上面に設けられ、リフター
    に車椅子が搭載されたことを検知する搭載検知センサ
    と、 上記リフターの下面に設けられ、リフターが駅のプラッ
    トホームに着地したことを検知する着地検知センサと、 上記平行リンク機構に設けられ、リフターが折り畳まれ
    るとき、リフターに接触してリフターの折畳が完了した
    ことを検知する折畳検知センサと、 車両の乗降口近辺で乗降装置の格納位置に設けられ、旋
    回基台が旋回されて格納されるとき、旋回基台に接触し
    て格納が完了したことを検知する格納位置検知センサ
    と、 車両の乗降口近辺で乗降装置の使用位置に設けられ、旋
    回基台が使用位置まで旋回されるとき、旋回基台に接触
    して旋回基台が使用位置まで旋回したことを検知する使
    用位置検知センサと、 上記平行リンク機構に設けられ、リフターが昇降される
    とき、リフターの上面と乗降口の床上面とが同一高さで
    あることを検知する高さ検知センサと、 ドアーの開閉指令を出力するドアー操作スイッチと、 リフターの昇降の開始・停止指令を出力するリフター操
    作スイッチと、を具備し、 上記乗降制御装置は、上記各センサの検出信号と各操作
    スイッチの指令を受けて、作動信号を出力させて上記各
    アクチュエータを順次作動させることを特徴とする請求
    項1に記載の鉄道車両用車椅子乗降装置。
  3. 【請求項3】非常時に昇降動作を停止させる非常停止ス
    イッチが上記リフターに設けられ、 上記乗降制御装置は、リフターが下降されているときに
    非常停止スイッチが作動された場合には、リフターが駅
    のプラットホームに着地するまでリフターを下降させて
    停止させる一方、リフターが上昇されているときに非常
    停止スイッチが作動された場合には、リフターの上面が
    車両の床の上面と同一高さになるまでリフターを上昇さ
    せて停止させることを特徴とする請求項2に記載の鉄道
    車両用車椅子乗降装置。
  4. 【請求項4】上記乗降制御装置は、搭載検知センサがリ
    フターに車椅子が搭載されたことを検知した場合に、ド
    アー操作スイッチがドアーを開閉する指令を出力したと
    しても、ドアーを開閉させない指令を出力することを特
    徴とする請求項2に記載の鉄道車両用車椅子乗降装置。
JP32326894A 1994-12-26 1994-12-26 鉄道車両用車椅子乗降装置 Pending JPH08175382A (ja)

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