JPH0817666B2 - 洋風惣菜を利用した食品 - Google Patents

洋風惣菜を利用した食品

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JPH0817666B2 JP2154272A JP15427290A JPH0817666B2 JP H0817666 B2 JPH0817666 B2 JP H0817666B2 JP 2154272 A JP2154272 A JP 2154272A JP 15427290 A JP15427290 A JP 15427290A JP H0817666 B2 JPH0817666 B2 JP H0817666B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、エビフライやチキンカツ等の油されて
味付けされた洋風惣菜を内側にして白めし御飯でスティ
ック状に太目に巻き締めし、紙製の包材で包装した食品
の構造の技術分野に属する。
〈従来の技術〉 周知の如く、市民生活の向上に伴い、食生活の質も向
上し、米食を主食とする我が国の食生活の習慣において
は、所謂白めし御飯を中心に各種の惣菜等を配する態様
が用いられているが、近時生活態様の多様化,活動範囲
の拡大化等に伴い食生活は主婦による家庭調理を中心と
する形態からレストランやファーストフードを利用する
外食タイプも採り入れられるようになり、その内容もか
っての和風中心の形式から高エネルギー,高蛋白タイプ
の洋風食事の態様がさまざまに採り入れられるようにな
り、デリカテッセン遠も重要な対象となってきており、
料理の種目も多種多様に亘るようになってきており、関
連食品としてはモスバーガーのライスバーガー等も若者
を中心として広く用いられるようになってきてはいる。
しかしながら、我が国の食生活においては伝統的に米
飯が中心の和風態様が多く、近時のインスタントタイプ
の食生活において所謂サンドイッチタイプのものも採り
入れられ、所謂寿司や具を中身にしたおむすびタイプの
ものも根強い需要があり、例えば、名古屋名物の天むす
び等も人気商品となってきている。
かかる和風様式でありながら、洋風惣菜利用の食品に
あっては、例えば、実願昭62−038918号(実開昭63−14
5487号公報)考案等も案出され洋風惣菜の具としてエビ
フライを用いて手巻き寿司タイプの和洋折衷式のニュー
フェース食品も現出されるようになり、レストランやフ
ァーストフードのみならず、デパートの食品売場や惣菜
販売店等に於ても出回るようになってきている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる和洋折衷タイプのエビフライ等
の洋風惣菜を具とした手巻き寿司等の食品にあっては伝
統的な和風寿司のカテゴリーを出ず、若年層を中心とし
た大きな需要を喚起するまでには至らないという欠点が
あり、しかも、自動車等の車内でインスタント的に手軽
に摂食するには包装を剥離除去し、直接的に海苔等を素
手で把持して摂食するところから取り扱いが難しいとい
う難点があり、又、清潔感から摂食するに、抵抗がある
という心理的側面のハンディーがある不利点があった。
そして、摂食するに海苔を外装する和風の風味がエビ
フライ等の洋風惣菜の具となじまず、若年層に今ひとつ
人気がでないデメリットとなっていた。
そして、具を中心に巻装している白めし御飯が洋風タ
イプの食生活に次第になじんできているにもかかわら
ず、ソースを中心とする洋風の味付けが確実でないため
に、風味の点で需要が拡大されないという不具合があっ
た。
そして、エビフライ等の洋風惣菜を具とするにもかか
わらず、白めし御飯との間にしその葉等を介在させて巻
装するところから風味が和風に偏る傾向があり、洋風食
事に親近感を抱く若年層にスムーズに受け入れないとい
うネックがあった。
〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく我が国
にあっては、米飯を中心とする根強い伝統的な食生活が
定着しているにもかかわらず、そして、近時洋風惣菜を
中心とする食生活の変化が次第に生活に侵透しているに
もかかわらず、これまでレストランやファーストフード
や家庭でも実用されようとしている洋風惣菜を用いた食
品の採り入れの障害となっている種々の問題点を解決す
べき技術的課題とし、高蛋白でソースを中心とする味付
けが良く、レストランやファーストフード等で根強い人
気のあるチキンカツやとんかつ(ロースカツ)、更には
ヒレカツ等の動物製蛋白素材を具とし、伝統的な根強い
人気の白めし御飯を用い、しかも、手軽に取り扱いが出
来、衛生状態も充分で、見栄えも良く、レストランやフ
ァーストフードは勿論のこと、家庭に於ても充分に手軽
な食事に供することが出来、スムーズに摂食することが
可能であるようにして食品産業における惣菜技術利用分
野に益する優れた洋風惣菜を利用した食品を提供せんと
するものである。
〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの
出願の発明の構成は、前述課題を解決するために、家庭
に於ける食事やレストランやファーストフードに於ける
外食において、伝統的に根強い人気のある白めし御飯を
用いながら、具についてはチキンカツ,とんかつ(ロー
スカツ),エビフライ、更にはヒレカツ、メンチカツ等
の洋風の高蛋白性素材の惣菜を用い、しかも、醤油,ざ
らめ,水飴,上白糖等の混合液を充分に時間をかけて煮
つめることにより、深い風合のあるソースを油後の該
洋風惣菜に滲み込ませ、該洋風惣菜の周囲を白めし御飯
にてスティック状の太目の棒状に巻装し、次いで、該白
めし御飯の外側に所定の紙製であってラミネートを施し
た包材を巻装し、摂食に際しては該包材の周方向に設け
られた切取線を介し食品本体を露呈させて片手で包材を
介して把持し、スムーズに、且つ、衛生的に心理的抵抗
を無くして摂食することが出来るようにし、摂食後の包
材についても容易に廃棄出来、生活廃棄物としての公害
問題等も何ら引き起すことがなく、環境調和問題にも沿
うことが出来るようにした技術的手段を講じたものであ
る。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の1実施例を図面に基づいて説
明すれば以下の通りである。
図示態様はレストランやファーストフードは勿論のこ
と、ドライブインやスナック、或いは、家庭に於てもデ
パートの食品売場等から購入して摂食に供することが出
来るようにしたハンディータイプのものであり、弁当や
おみやげ用品としても簡易に、且つ、清潔に衛生状態を
保持して取り扱うことが出来るようにしたものである。
而して、食品本体を成すものは白めし御飯1Cと該白め
し御飯1Cの略中央に動物性蛋白素材を用いた次述洋風惣
菜1A、及び、両者間に滲み込まされているソース1Bとよ
り成り外側には包材1Dが巻装され、その両端は第1図に
示す様に、適宜にひねられテープや紐等によりくびられ
ている。
又、該包材1Dには周方向の切取線1Gが適宜に設られて
該切取線1Gから容易に包材1Dを分割除去し、内部の食品
本体を露呈状態にさせて残りの包材1Dを把持して片手で
摂食することが出来るように衛生的に形成されている。
而して、白めし御飯1Cは通常の食事に供せられる味付
けなしの白めし御飯で良いが、洋風惣菜1Aについては、
例えば、エビフライを用いる場合には素材状態では腹に
切目を2,3ケ所入れて背わたを取り除き、曲らないよう
にし、又、チキン胸肉の場合は厚い部分を開き、厚さを
一定にするようにして動物性蛋白素材に塩、或いは、胡
椒等を均一にまぶせる。
しかる後、予め2〜3日乾燥させたパン粉をまぶせる
が、この場合、チキン、或いは、エビに小麦粉を均一に
まぶせてつけ卵に浸漬させ、生パン粉を衣付けして適宜
の油で油処理する。
この場合、油が多量に滲み込んでいると、次段処理に
おるソースをかける時になじまず、所謂はじけが生ずる
ので、油処理においては油切れが良くなるように軽く
揚げるようにする。
このようにすることにより、次段のソースがけにおい
て後段の白めし御飯1Cによる巻装の際に、該白めし御飯
1Cに対するソースの滲み込みが悪く全体の風味が損われ
る。
このようにして油処理後の動物生蛋白素材の洋風惣
菜1Aに対しソース1Bをかけるが、該ソース1Bにあって
は、例えば、醤油40%、ざらめ10%、水飴40%、上白糖
10%等の混合液を1日8時間程度弱火で約1ケ月程度煮
込み、更に常温で最低6ケ月程度ねかせ、角がとれた味
の丸いソース1Bとするが、該ソース1Bは使用の度に源量
が少くなるために適宜に継ぎ足しを行い、常時半年程度
のねかせがあるようにし、経年的に極めて味の深いソー
ス1Bとなる。
このようにして得られたソース1Bにチキンカツやエビ
フライ等の洋風惣菜1Aを浸漬させて味付けをし、これを
中身の具とし、通常の白めし御飯1Cを適宜に巻装して太
目の棒タイプのスティック状に巻き締めしてこの出願の
発明の要旨の中心を成す洋風惣菜利用の食品本体とな
し、これに対し、予め別工程で所定の紙製の矩形のラミ
ネート処理を施したシート状の包材1Dにあっては、第1
図に示す様に、文字商標1E、図柄商標1F等が予め印刷さ
れてある。
そして、食品本体を包材1Dにより包装した後は両端部
を第1図に示す様にひねり、テープ,紐等によりくび
り、食品本体を密封状態にして商品化し、販売に供する
ようにする。
この間の作業中、或いは、販売に際し、陣列棚やショ
ーケース等に陣列している間に洋風惣菜1Aに付着したソ
ース1Bは経時的に当該洋風惣菜1A自身の内部に侵透する
のみならず、周囲の白めし御飯1Cにも徐々に侵透し設計
通りの味付け状態が両者にゆき亘るようになる。
尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、洋風惣菜1Aに対す
る白めし御飯1Cの巻装は手作業式でも良く、又、機械式
によって行うことが出来る等種々の態様が採用可能であ
る。
そして、設計変更的には洋風惣菜についてチキンカツ
に代えてとんかつ(ロースカツ)、或いは、メンチカ
ツ,ヒレカツ等を用いることが出来ることは勿論のこと
である。
そして、上述の如くして得られたこの出願の発明の要
旨を成す洋風惣菜を利用した食品は具の洋風惣菜1A、及
び、その周囲に巻装した白めし御飯1Cの双方にマッチン
グするソース1Bが両者に亘って侵透し、これまでにない
風味を有する食品とすることが出来る。
〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に伝統的に根
強い人気のある白めし御飯を手巻き寿司式の食品とする
に、具としてチキンカツ,とんかつ(ロースカツ),エ
ビフライ,メンチカツやヒレカツ等の洋風惣菜を用い、
而して、該洋風惣菜に対しスティック状に太目の棒状に
白めし御飯を巻装したことによる洋風の味と和風の味を
両者の味付けを生かした状態にし、しかも、白めし御飯
の外側を海苔等で巻き込まないようにし、両者の風味を
均一に生かしたままの状態でシート状の包材により巻装
したことでモスバーガーのライスバーガー同様の簡易包
装が可能になり、しかも、包材を容易に剥離することが
出来るようにしたために、内部の食品本体を露呈させて
片手でハンディーに摂食が出来、しかも、衛生状態を保
持したまま摂食可能であることから、心理的抵抗感も無
く、又、食品本体を摂食した後は紙製等のシート状の包
材が残るだけであるので生活廃棄物して廃棄しても何ら
公害問題や環境問題に支障をきたすことがないという効
果がある。
而して、近時年齢層を問わず、人気のあるチキンカツ
やエビフライ,メンチカツ,ヒレカツ等の洋風惣菜が伝
統的に人気のある白めし御飯と共に摂食され、手軽に利
用出来るレストランやファーストフードでの利用、或い
は、インスタント食品としての家庭食事にも供すること
が出来、デリカテッセン、惣菜の感覚で主食としても利
用出来る効果がある。
そして、レストランやファーストフードのメニューと
して用いられるのみならず、スーパーマーケットやデパ
ート等の惣菜売場等での手軽な販売にも供され、又、モ
スバーガー,ライスバーガー同様に簡易な包装状態で弁
当,おみやげ品としても取り扱うことが出来る利点があ
る。
そして、洋風惣菜の油処理後に経年的にねかせたソ
ースにどぶ付け状態に浸漬させ、その結果、該洋風惣菜
を具として周囲に白めし御飯をスティック状に巻装して
も摂食までの間にソースが該洋風惣菜自身の内部は勿論
のこと、その周囲の白めし御飯にも徐々に侵透し、摂食
辞には両者に亘ってソースが充分に滲み込み、白めし御
飯は勿論のこと、洋風惣菜の風味を生かしながらこれま
でにない味をかもし出すことが出来、摂食するに充分な
風味を呈し食欲を引き出すという優れた効果が奏され
る。
又、栄養価の高い洋風惣菜についてはチキンカツ,と
んかつ(ロースカツ),エビフライ等の動物性蛋白素材
を具として用いることにより栄養学的な点からも充分に
満足し得る食品であり、又、伝統的に根強い人気のある
白めし御飯を用い、海苔等を巻装しないことから所謂し
けの状態にならず、食品としての価値の減少にもつなが
らないという利点もある。
そして、食品本体を機械的に大量生産等を可能にし得
ることから、コスト的にも高くつかず、手頃な値段で販
売することも出来、食品産業としての企業ベースの採算
性にも合い、消費者にとっても値ごろ感が購買意欲にブ
レーキをかけないで済むという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の発明の1実施例の全体概略正面図で
ある。 第2図は第1図のA−A模式断面図である。 1A……白めし御飯、1B……ソース 1D……包材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油された後味付けされた動物性蛋白素材
    の洋風惣菜を略中心にして白めし御飯がスティック状に
    太目の棒タイプに巻き締めされ、更に該白めし御飯の外
    側にシート状包材が巻装されている洋風惣菜を利用した
    食品において、上記動物性蛋白素材の洋風惣菜にその周
    囲のスティック状に巻き締められた白めし御飯に味付け
    ソースが滲み込まされており、上記シート状包材がラミ
    ネート加工された紙製にされていることを特徴とする洋
    風惣菜を利用した食品。
  2. 【請求項2】上記包材に周方向の切取線が配設されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の洋風惣
    菜を利用した食品。
  3. 【請求項3】上記味付けソースが醤油,ざらめ,水飴,
    上白糖の混合液の長時間煮込まれた味付けソースにされ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の洋
    風惣菜を利用した食品。
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