JPH08178884A - 添加剤濃度検出装置 - Google Patents
添加剤濃度検出装置Info
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- JPH08178884A JPH08178884A JP33623594A JP33623594A JPH08178884A JP H08178884 A JPH08178884 A JP H08178884A JP 33623594 A JP33623594 A JP 33623594A JP 33623594 A JP33623594 A JP 33623594A JP H08178884 A JPH08178884 A JP H08178884A
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- fuel
- signal
- gasoline
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料中の添加剤の濃度を算出して、添加剤濃
度によって変化する空燃比を制御し、エンジンの燃料消
費およびエミッションを良好にする。 【構成】 未知のガソリンを静電容量式センサに流し、
異なる波高値を有する電圧を印加し、ガソリンの比誘電
率としての検出電圧V0A,V0Bを得る。そして、検出電
圧V0A,V0Bの電圧差ΔVを演算し、検出電圧V0Aと電
圧差ΔVからマップを参照して濃度領域を確定する。こ
れにより、未知のガソリンに含まれるMTBE濃度を確
定し、この濃度に基づいて燃料噴射量等を正確に制御す
る。
度によって変化する空燃比を制御し、エンジンの燃料消
費およびエミッションを良好にする。 【構成】 未知のガソリンを静電容量式センサに流し、
異なる波高値を有する電圧を印加し、ガソリンの比誘電
率としての検出電圧V0A,V0Bを得る。そして、検出電
圧V0A,V0Bの電圧差ΔVを演算し、検出電圧V0Aと電
圧差ΔVからマップを参照して濃度領域を確定する。こ
れにより、未知のガソリンに含まれるMTBE濃度を確
定し、この濃度に基づいて燃料噴射量等を正確に制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エンジン等に
使用される燃料(ガソリン)中の添加剤の濃度を検出
し、例えばエンジンの空燃比制御等に用いて好適な添加
剤濃度検出装置に関する。
使用される燃料(ガソリン)中の添加剤の濃度を検出
し、例えばエンジンの空燃比制御等に用いて好適な添加
剤濃度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジンの燃料として
使用されている純正ガソリンには、ヘプタン,ペンタン
等の炭化水素を主成分とする軽質ガソリンと、ベンゼン
等の炭化水素を主成分とする重質ガソリンとがあり、さ
らに細かく分ければ軽質ガソリン,中質ガソリン,重質
ガソリンの3種類に分かれる。
使用されている純正ガソリンには、ヘプタン,ペンタン
等の炭化水素を主成分とする軽質ガソリンと、ベンゼン
等の炭化水素を主成分とする重質ガソリンとがあり、さ
らに細かく分ければ軽質ガソリン,中質ガソリン,重質
ガソリンの3種類に分かれる。
【0003】そして、自動車用エンジンに用いられるエ
ンジンは、通常軽質ガソリンにマッチングして点火時期
等が設定されている。しかし、最近では重質ガソリンの
使用が一般化してきていること、大気汚染法の施行等の
理由により、ガソリンの重質化が進んでいる。
ンジンは、通常軽質ガソリンにマッチングして点火時期
等が設定されている。しかし、最近では重質ガソリンの
使用が一般化してきていること、大気汚染法の施行等の
理由により、ガソリンの重質化が進んでいる。
【0004】然るに、軽質ガソリンにマッチングさせ、
点火時期等を制御するように設定されたエンジンに、重
質ガソリンを燃料として使用した場合には、軽質ガソリ
ンに比較して着火時期が遅れる結果、全体としてリーン
化傾向となり、低温時の始動性、運転性の悪化を招くと
いう問題点がある。また、走行状態においても、重質ガ
ソリン使用時には、息づき現象等の運転性能の悪化を起
こすばかりでなく、不完全燃焼によって排気ガス中の有
害成分が増大する等の問題が発生する。
点火時期等を制御するように設定されたエンジンに、重
質ガソリンを燃料として使用した場合には、軽質ガソリ
ンに比較して着火時期が遅れる結果、全体としてリーン
化傾向となり、低温時の始動性、運転性の悪化を招くと
いう問題点がある。また、走行状態においても、重質ガ
ソリン使用時には、息づき現象等の運転性能の悪化を起
こすばかりでなく、不完全燃焼によって排気ガス中の有
害成分が増大する等の問題が発生する。
【0005】一方、前述とは逆に、重質ガソリンにマッ
チングさせて点火時期等を制御するように設定されたガ
ソリン車に、軽質ガソリンを使用した場合には、全体と
してオーバリッチ傾向となり、点火プラグに「くすぶ
り」が発生するという問題点がある。
チングさせて点火時期等を制御するように設定されたガ
ソリン車に、軽質ガソリンを使用した場合には、全体と
してオーバリッチ傾向となり、点火プラグに「くすぶ
り」が発生するという問題点がある。
【0006】このような問題点を解決するために、本出
願人は先に特願平2−278759号(特開平4−15
5252号)として軽質,中質,重質からなるガソリン
の性状に応じて出力電圧が変化する静電容量式のガソリ
ン性状検出センサと、前記ガソリンの温度を検出する感
温センサと、前記ガソリン性状検出センサからの出力電
圧と感温センサによる検出温度との関係から軽,中質か
仮性重質ガソリンかを判定する第1の判定手段と、該第
1の判定手段により仮性重質ガソリンであると判定され
た場合には、前記各センサからの出力信号に基づいて温
度勾配を演算し、この温度勾配により軽,中質ガソリン
か真性重質ガソリンかを判定する第2の判定手段とから
構成してなるガソリン性状判別装置を提案した(以下、
これを「従来技術」という)。
願人は先に特願平2−278759号(特開平4−15
5252号)として軽質,中質,重質からなるガソリン
の性状に応じて出力電圧が変化する静電容量式のガソリ
ン性状検出センサと、前記ガソリンの温度を検出する感
温センサと、前記ガソリン性状検出センサからの出力電
圧と感温センサによる検出温度との関係から軽,中質か
仮性重質ガソリンかを判定する第1の判定手段と、該第
1の判定手段により仮性重質ガソリンであると判定され
た場合には、前記各センサからの出力信号に基づいて温
度勾配を演算し、この温度勾配により軽,中質ガソリン
か真性重質ガソリンかを判定する第2の判定手段とから
構成してなるガソリン性状判別装置を提案した(以下、
これを「従来技術」という)。
【0007】そして、従来技術においては、ガソリンは
その性状の相違に応じて誘電率が異なることによって得
られる出力電圧と、燃温の特性の相違から、純正重質ガ
ソリンと中,軽質ガソリンを判定するに際して、ガソリ
ン中に添加剤等のアルコール分が含まれている場合に
も、当該アルコール分の影響を除去した状態で純正重質
ガソリンの判定を行う構成となっている。これにより、
極めて高精度なガソリン性状判別装置とすることがで
き、この結果、ガソリンの性状に応じた点火進角,遅角
を補正する。さらに、燃料噴射量を補正し、オーバリー
ン,オーバリッチとなるのを防止し、適正な燃料条件を
与えることができる。
その性状の相違に応じて誘電率が異なることによって得
られる出力電圧と、燃温の特性の相違から、純正重質ガ
ソリンと中,軽質ガソリンを判定するに際して、ガソリ
ン中に添加剤等のアルコール分が含まれている場合に
も、当該アルコール分の影響を除去した状態で純正重質
ガソリンの判定を行う構成となっている。これにより、
極めて高精度なガソリン性状判別装置とすることがで
き、この結果、ガソリンの性状に応じた点火進角,遅角
を補正する。さらに、燃料噴射量を補正し、オーバリー
ン,オーバリッチとなるのを防止し、適正な燃料条件を
与えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術においては、ガソリンの温度勾配を利用して判別
しているから、正確に判定するためには、燃温に温度差
が必要となり応答性が悪くなるという問題がある。
来技術においては、ガソリンの温度勾配を利用して判別
しているから、正確に判定するためには、燃温に温度差
が必要となり応答性が悪くなるという問題がある。
【0009】特に、始動時においては、ガソリンに温度
差がなく、ガソリンの性状を正確に判定することができ
ず、エンジン制御を適確に行うことができないという問
題がある。
差がなく、ガソリンの性状を正確に判定することができ
ず、エンジン制御を適確に行うことができないという問
題がある。
【0010】また、一般にはガソリンエンジンの理論空
燃比は約14.7に設定されるようになっているが、燃
料中の添加剤(例えばメチルターシャルブチルエーテル
(以下、「MTBE」という))が含まれる場合には、
この空燃比が変化してしまい、MTBEが100%の場
合には11.73となり、MTBEが10%以上混合さ
れた時には、空燃比は0.3以上ずれるようになる。こ
のため、燃料消費量およびエミッションが悪化してしま
うという問題がある。
燃比は約14.7に設定されるようになっているが、燃
料中の添加剤(例えばメチルターシャルブチルエーテル
(以下、「MTBE」という))が含まれる場合には、
この空燃比が変化してしまい、MTBEが100%の場
合には11.73となり、MTBEが10%以上混合さ
れた時には、空燃比は0.3以上ずれるようになる。こ
のため、燃料消費量およびエミッションが悪化してしま
うという問題がある。
【0011】さらに、本出願人は上述した従来技術の問
題を解決するために、他の従来技術として特願平4−2
18360号により、燃料中の添加剤(アルコール等)
の濃度を検出すると共に、燃料の性状を正確に判別する
ことのできる静電容量式センサおよびそのセンサを用い
た燃料の性状判別装置を出願している。
題を解決するために、他の従来技術として特願平4−2
18360号により、燃料中の添加剤(アルコール等)
の濃度を検出すると共に、燃料の性状を正確に判別する
ことのできる静電容量式センサおよびそのセンサを用い
た燃料の性状判別装置を出願している。
【0012】そして、この他の従来技術では、燃料の性
状判別と添加剤濃度の検出を正確に行うことにより、エ
ンジンの制御を最適にできることを確認している。
状判別と添加剤濃度の検出を正確に行うことにより、エ
ンジンの制御を最適にできることを確認している。
【0013】しかし、エンジンの制御、特に空燃比制御
においては、燃料の種類(燃料の性状)の違いによる空
燃比等の変動よりも、添加剤濃度(例えばMTBE)の
違いによる変動が大きいことを知ったもので、燃料の性
状判別を検出要素とすると、検出動作と処理が複雑にな
るという問題がある。
においては、燃料の種類(燃料の性状)の違いによる空
燃比等の変動よりも、添加剤濃度(例えばMTBE)の
違いによる変動が大きいことを知ったもので、燃料の性
状判別を検出要素とすると、検出動作と処理が複雑にな
るという問題がある。
【0014】本発明は前述した従来技術による問題に鑑
みなされたもので、燃料の性状に拘らず添加剤の濃度の
みを検出し、適切なエンジン制御を行ない得るようにし
た添加剤濃度検出装置を提供することを目的とする。
みなされたもので、燃料の性状に拘らず添加剤の濃度の
みを検出し、適切なエンジン制御を行ない得るようにし
た添加剤濃度検出装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明による添加剤濃度検出装置は、静電
容量式センサと、該静電容量式センサに第1の電圧を印
加した状態で該静電容量式センサから燃料の比誘電率に
応じた信号を検出する第1の信号検出手段と、前記静電
容量式センサに第2の電圧を印加した状態で該静電容量
式センサから燃料の比誘電率に応じた信号を検出する第
2の信号検出手段と、性状の異なる2種類の燃料に添加
剤を所定濃度で順次混合した既知の燃料について、前記
第1の信号検出手段で検出した第1の信号と第2の信号
検出手段で検出した第2の信号との信号差を演算し、添
加剤の所定濃度領域を示すマップとして記憶するマップ
記憶手段と、前記第1の信号検出手段を用いて未知の燃
料について比誘電率に応じた信号を検出すると共に前記
第2の信号検出手段を用いて当該未知の燃料について比
誘電率に応じて信号を検出し、この信号差を演算する信
号差演算手段と、該信号差演算手段からの信号差と前記
マップとに基づいて未知の燃料中の添加剤濃度を確定す
る添加剤濃度確定手段とから構成したことにある。
に、請求項1の発明による添加剤濃度検出装置は、静電
容量式センサと、該静電容量式センサに第1の電圧を印
加した状態で該静電容量式センサから燃料の比誘電率に
応じた信号を検出する第1の信号検出手段と、前記静電
容量式センサに第2の電圧を印加した状態で該静電容量
式センサから燃料の比誘電率に応じた信号を検出する第
2の信号検出手段と、性状の異なる2種類の燃料に添加
剤を所定濃度で順次混合した既知の燃料について、前記
第1の信号検出手段で検出した第1の信号と第2の信号
検出手段で検出した第2の信号との信号差を演算し、添
加剤の所定濃度領域を示すマップとして記憶するマップ
記憶手段と、前記第1の信号検出手段を用いて未知の燃
料について比誘電率に応じた信号を検出すると共に前記
第2の信号検出手段を用いて当該未知の燃料について比
誘電率に応じて信号を検出し、この信号差を演算する信
号差演算手段と、該信号差演算手段からの信号差と前記
マップとに基づいて未知の燃料中の添加剤濃度を確定す
る添加剤濃度確定手段とから構成したことにある。
【0016】また、請求項2の発明では、前記静電容量
式センサは、燃料の流入口と流出口とが形成され、燃料
が流入口から流出口に向けて流通する燃料流路と、該燃
料流路途中に流通する燃料を介して対向して設けられた
一対の第1電極と、前記燃料流路の途中に流通する燃料
を介して対向し、かつ該第1の電極と直交するように設
けられた一対の第2電極とから構成することが望まし
い。
式センサは、燃料の流入口と流出口とが形成され、燃料
が流入口から流出口に向けて流通する燃料流路と、該燃
料流路途中に流通する燃料を介して対向して設けられた
一対の第1電極と、前記燃料流路の途中に流通する燃料
を介して対向し、かつ該第1の電極と直交するように設
けられた一対の第2電極とから構成することが望まし
い。
【0017】
【作用】上記構成により、性状の異なる多種類の燃料に
添加剤を所定濃度で順次混合した既知の燃料について、
第1の信号検出手段による第1の信号と第2の信号検出
手段による第2の信号との信号差に基づいて、第1また
は第2の信号に対する信号差により添加剤の所定濃度領
域を示すマップとしてマップ記憶手段に予め記憶してお
く。次に、第1,第2の信号検出手段を用いて未知の燃
料について比誘電率に応じた信号をそれぞれ検出し、こ
の信号差と第1または第2の信号と予め記憶されたマッ
プから添加剤濃度の領域を確定し、未知の燃料中の添加
剤濃度を確定する。
添加剤を所定濃度で順次混合した既知の燃料について、
第1の信号検出手段による第1の信号と第2の信号検出
手段による第2の信号との信号差に基づいて、第1また
は第2の信号に対する信号差により添加剤の所定濃度領
域を示すマップとしてマップ記憶手段に予め記憶してお
く。次に、第1,第2の信号検出手段を用いて未知の燃
料について比誘電率に応じた信号をそれぞれ検出し、こ
の信号差と第1または第2の信号と予め記憶されたマッ
プから添加剤濃度の領域を確定し、未知の燃料中の添加
剤濃度を確定する。
【0018】また、静電容量式センサを、それぞれ一対
の第1電極と第2電極とがそれぞれ燃料流路に対して直
交するように設け、一方の電極を印加される電圧を異な
らせる電極とし、他方の電極を燃料の比誘電率に応じた
信号を検出する電極とし、どちらか一方の電極から、2
つの異なった信号を検出することができる。
の第1電極と第2電極とがそれぞれ燃料流路に対して直
交するように設け、一方の電極を印加される電圧を異な
らせる電極とし、他方の電極を燃料の比誘電率に応じた
信号を検出する電極とし、どちらか一方の電極から、2
つの異なった信号を検出することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図12に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0020】図中、1は例えば4気筒のエンジンを示し
(1気筒のみ図示)、該エンジン1はシリンダ1Aと、
該シリンダ1A上に搭載されたシリンダヘッド1Bと、
シリンダ1A内を往復動するピストン1Cとから大略構
成されている。2は各シリンダ1Aの上側に位置してシ
リンダヘッド1Bに設けられた点火プラグ(1個のみ図
示)を示し、該点火プラグ2は後述のコントロールユニ
ット36から点火信号が出力されたときに、シリンダ1
A内の混合気を燃焼(爆発)させるようになっている。
(1気筒のみ図示)、該エンジン1はシリンダ1Aと、
該シリンダ1A上に搭載されたシリンダヘッド1Bと、
シリンダ1A内を往復動するピストン1Cとから大略構
成されている。2は各シリンダ1Aの上側に位置してシ
リンダヘッド1Bに設けられた点火プラグ(1個のみ図
示)を示し、該点火プラグ2は後述のコントロールユニ
ット36から点火信号が出力されたときに、シリンダ1
A内の混合気を燃焼(爆発)させるようになっている。
【0021】3は基端側が分岐管となってシリンダ1A
のシリンダヘッド1Bの吸気側に設けられたインテイク
マニホールドを示し、該インテイクマニホールド3の先
端側には吸気フィルタ4が設けられ、途中には吸気空気
量を計測するエアフロメータ5、スロットルバルブスイ
ッチ6が付設されたスロットルバルブ7等が設けられ、
さらにシリンダヘッド1Bの近傍に位置して噴射弁8が
設けられ、該噴射弁8はコントロールユニット36から
の噴射信号によってエンジン1内にガソリンGを噴射す
るものである。
のシリンダヘッド1Bの吸気側に設けられたインテイク
マニホールドを示し、該インテイクマニホールド3の先
端側には吸気フィルタ4が設けられ、途中には吸気空気
量を計測するエアフロメータ5、スロットルバルブスイ
ッチ6が付設されたスロットルバルブ7等が設けられ、
さらにシリンダヘッド1Bの近傍に位置して噴射弁8が
設けられ、該噴射弁8はコントロールユニット36から
の噴射信号によってエンジン1内にガソリンGを噴射す
るものである。
【0022】9は内部にガソリンGを貯えるガソリンタ
ンクで、該ガソリンタンク9内にはインタンク型ガソリ
ンポンプ10が設けられている。11はガソリン配管
で、該ガソリン配管11の一端はガソリンフィルタ12
を介してガソリンポンプ10の吐出側と接続され、その
他端は噴射弁8、圧力レギュレータ13の流入側と接続
され、該圧力レギュレータ13の流出側はリターン配管
14を介してガソリンタンク9と接続されている。
ンクで、該ガソリンタンク9内にはインタンク型ガソリ
ンポンプ10が設けられている。11はガソリン配管
で、該ガソリン配管11の一端はガソリンフィルタ12
を介してガソリンポンプ10の吐出側と接続され、その
他端は噴射弁8、圧力レギュレータ13の流入側と接続
され、該圧力レギュレータ13の流出側はリターン配管
14を介してガソリンタンク9と接続されている。
【0023】15は例えばガソリン配管11の途中に設
けられた静電容量式センサを示し、該静電容量式センサ
15はガソリン配管11内を流れるガソリンGの性状状
態による比誘電率の変化を静電容量として検出するもの
で、該静電容量式センサ15からの検出信号は後述する
検出処理回路26を介して検出電圧としてコントロール
ユニット36に出力されるようになっている。
けられた静電容量式センサを示し、該静電容量式センサ
15はガソリン配管11内を流れるガソリンGの性状状
態による比誘電率の変化を静電容量として検出するもの
で、該静電容量式センサ15からの検出信号は後述する
検出処理回路26を介して検出電圧としてコントロール
ユニット36に出力されるようになっている。
【0024】ここで、本実施例による静電容量式センサ
15は、図2ないし図6に示す如く、外形は円柱状に形
成されている。即ち、16はアルミニウム材料により筒
状に形成されたハウジングを示し、該ハウジング16
は、その内周面が正方形状となり、各面が平面16A1
,16A1 ,…となって後述する絶縁ケース17を収
容するケース収容部16Aと、両端側外周に形成され、
各蓋体20のめねじ部20Aが螺合されるおねじ部16
B,16Bと、外周面の軸方向中央部付近に形成され、
前記各平面16A1 と平行になるように形成された4箇
所の面取り部16C,16C,…と、該各面取り部16
Cに径方向に穿設され、環状段部16D1 ,16D1 ,
…を有する4個のコネクタ取付穴16D,16D,…と
から大略構成されている。
15は、図2ないし図6に示す如く、外形は円柱状に形
成されている。即ち、16はアルミニウム材料により筒
状に形成されたハウジングを示し、該ハウジング16
は、その内周面が正方形状となり、各面が平面16A1
,16A1 ,…となって後述する絶縁ケース17を収
容するケース収容部16Aと、両端側外周に形成され、
各蓋体20のめねじ部20Aが螺合されるおねじ部16
B,16Bと、外周面の軸方向中央部付近に形成され、
前記各平面16A1 と平行になるように形成された4箇
所の面取り部16C,16C,…と、該各面取り部16
Cに径方向に穿設され、環状段部16D1 ,16D1 ,
…を有する4個のコネクタ取付穴16D,16D,…と
から大略構成されている。
【0025】17は前記ハウジング16のケース収容部
16A内に収容された絶縁ケースを示し、該絶縁ケース
17はポリテトラフルオロエチレン等の絶縁樹脂材料に
より形成され、正方形の筒状をなす筒部17Aと、該筒
部17Aの両端側を閉塞するように設けられた蓋部17
B,17Bとからなる。
16A内に収容された絶縁ケースを示し、該絶縁ケース
17はポリテトラフルオロエチレン等の絶縁樹脂材料に
より形成され、正方形の筒状をなす筒部17Aと、該筒
部17Aの両端側を閉塞するように設けられた蓋部17
B,17Bとからなる。
【0026】ここで、前記筒部17Aは図5に示すよう
に、略「L」字状に形成された棒状部材を各端面を合わ
せて、内側に正方形の穴部17A1 が形成できるように
して組立てられ、各内周面には後述する電極板18A,
18B,19A,19Bが貼着される電極取付部17A
2 ,17A2 ,…が軸方向に伸長して凹設され、それぞ
れの中央部には径方向に貫通するリード線挿通穴17A
3 ,17A3 ,…が穿設されている。
に、略「L」字状に形成された棒状部材を各端面を合わ
せて、内側に正方形の穴部17A1 が形成できるように
して組立てられ、各内周面には後述する電極板18A,
18B,19A,19Bが貼着される電極取付部17A
2 ,17A2 ,…が軸方向に伸長して凹設され、それぞ
れの中央部には径方向に貫通するリード線挿通穴17A
3 ,17A3 ,…が穿設されている。
【0027】また、前記各蓋部17Bは円板状に形成さ
れ、ハウジング16の軸方向両端面と蓋体20との間で
挟持される円板部17B1 と、該円板部17B1 の中央
部に位置し、前記穴部17A1 の両端側開口部に挿入さ
れるように正方形状に形成された突出部17B2 とから
なり、該突出部17B2 には軸方向に貫通する貫通穴1
7B3 が穿設されている。
れ、ハウジング16の軸方向両端面と蓋体20との間で
挟持される円板部17B1 と、該円板部17B1 の中央
部に位置し、前記穴部17A1 の両端側開口部に挿入さ
れるように正方形状に形成された突出部17B2 とから
なり、該突出部17B2 には軸方向に貫通する貫通穴1
7B3 が穿設されている。
【0028】18は本実施例による第1電極を示し、該
第1電極18はステンレス材により形成された長方形状
の電極板18A,18Bからなり、該電極板18A,1
8Bは上,下の電極取付部17A2 ,17A2 にそれぞ
れ対向するように貼着されている。
第1電極18はステンレス材により形成された長方形状
の電極板18A,18Bからなり、該電極板18A,1
8Bは上,下の電極取付部17A2 ,17A2 にそれぞ
れ対向するように貼着されている。
【0029】19は同じく本実施例による第2電極を示
し、該第2電極19もステンレス材により形成された長
方形状の電極板19A,19Bからなり、該電極板19
A,19Bは左,右の電極取付部17A2 ,17A2 に
それぞれ対向するように貼着されている。
し、該第2電極19もステンレス材により形成された長
方形状の電極板19A,19Bからなり、該電極板19
A,19Bは左,右の電極取付部17A2 ,17A2 に
それぞれ対向するように貼着されている。
【0030】そして、第1電極18の電極板18A,1
8Bおよび第2電極19の電極板19A,19Bの表面
積をS、対向する電極板18A,18Bおよび電極板1
9A,19B間の離間距離をdとすると、第1電極1
8,第2の電極19の電極定数KはK=S/dとなり、
等しい電極定数Kを有する一対の平行平板型電極として
構成されている。
8Bおよび第2電極19の電極板19A,19Bの表面
積をS、対向する電極板18A,18Bおよび電極板1
9A,19B間の離間距離をdとすると、第1電極1
8,第2の電極19の電極定数KはK=S/dとなり、
等しい電極定数Kを有する一対の平行平板型電極として
構成されている。
【0031】20,20は前記ハウジング16の各おね
じ部16Bに螺着される有蓋筒状の蓋体を示し、該蓋体
20は内周面に形成されためねじ部20Aと、中央部に
外側に向けて突設された流入口または流出口となる接続
部20B,20Bと、該各接続部20Bの軸方向に穿設
された流路穴部20C,20Cとからなる。
じ部16Bに螺着される有蓋筒状の蓋体を示し、該蓋体
20は内周面に形成されためねじ部20Aと、中央部に
外側に向けて突設された流入口または流出口となる接続
部20B,20Bと、該各接続部20Bの軸方向に穿設
された流路穴部20C,20Cとからなる。
【0032】21,21,…は前記ハウジング16の各
面取り部16Cにねじ21A,21A,…により固着さ
れたコネクタを示し、該各コネクタ21はBNCコネク
タにより形成され、基端側に形成された位置決め段部2
1Bは環状段部16D1 に大径のOリング22を介し
て、また芯線21Cはコネクタ取付穴16Dに小径の筒
状シール部材23を介して挿入され、該各芯線21Cは
リード線24を介して各電極板18A,18B、19
A,19Bに半田付け等の手段により接続されている。
面取り部16Cにねじ21A,21A,…により固着さ
れたコネクタを示し、該各コネクタ21はBNCコネク
タにより形成され、基端側に形成された位置決め段部2
1Bは環状段部16D1 に大径のOリング22を介し
て、また芯線21Cはコネクタ取付穴16Dに小径の筒
状シール部材23を介して挿入され、該各芯線21Cは
リード線24を介して各電極板18A,18B、19
A,19Bに半田付け等の手段により接続されている。
【0033】25は燃料流路を示し、該燃料流路25は
ハウジング16内の絶縁ケース17により形成された穴
部17A1 (前記第1電極18の電極板18A,18B
および第2電極19の電極板19A,19Bにより囲ま
れた部分)となり、当該静電容量式センサ15内を軸方
向の直線状に伸びるように形成されている。そして、燃
料は一方の蓋体20の流路穴部20Cおよび絶縁ケース
17の貫通穴17B3を介して燃料流路25内に流入さ
れ、該燃料流路25内の燃料は他方の貫通穴17B3 お
よび蓋体20の流路穴部20Cを介して流出される。
ハウジング16内の絶縁ケース17により形成された穴
部17A1 (前記第1電極18の電極板18A,18B
および第2電極19の電極板19A,19Bにより囲ま
れた部分)となり、当該静電容量式センサ15内を軸方
向の直線状に伸びるように形成されている。そして、燃
料は一方の蓋体20の流路穴部20Cおよび絶縁ケース
17の貫通穴17B3を介して燃料流路25内に流入さ
れ、該燃料流路25内の燃料は他方の貫通穴17B3 お
よび蓋体20の流路穴部20Cを介して流出される。
【0034】このように構成される静電容量式センサ1
5においては、燃料流路25内に流入された燃料の軸方
向の漏れに関しては、ハウジング16の各おねじ部16
Bに各蓋体20のめねじ部20Aを各蓋部17Bの円板
部17B1 を介して螺合する構成としているから、該各
円板部17B1 がシール部材の役目をなし、ハウジング
16と各蓋体20の間からの燃料漏れを防止する。一
方、径方向の漏れに関しては、絶縁ケース17の筒部1
7Aの合わせ部分から漏れた燃料は、ハウジング16の
各平面16A1 と絶縁ケース17の筒部17Aとの間に
至り、各リード線挿通穴17A3 および各コネクタ取付
穴16Dを介して外部に漏れようとするが、リード線挿
通穴17A3 ,コネクタ取付穴16Dとコネクタ21の
位置決め段部21B,芯線21Cとの間にはOリング2
2,筒状シール部材23が挿嵌され、外部への燃料の漏
れを防止している。
5においては、燃料流路25内に流入された燃料の軸方
向の漏れに関しては、ハウジング16の各おねじ部16
Bに各蓋体20のめねじ部20Aを各蓋部17Bの円板
部17B1 を介して螺合する構成としているから、該各
円板部17B1 がシール部材の役目をなし、ハウジング
16と各蓋体20の間からの燃料漏れを防止する。一
方、径方向の漏れに関しては、絶縁ケース17の筒部1
7Aの合わせ部分から漏れた燃料は、ハウジング16の
各平面16A1 と絶縁ケース17の筒部17Aとの間に
至り、各リード線挿通穴17A3 および各コネクタ取付
穴16Dを介して外部に漏れようとするが、リード線挿
通穴17A3 ,コネクタ取付穴16Dとコネクタ21の
位置決め段部21B,芯線21Cとの間にはOリング2
2,筒状シール部材23が挿嵌され、外部への燃料の漏
れを防止している。
【0035】次に、図1および図7により、本実施例に
よる添加剤濃度検出装置について説明する。該添加剤濃
度検出装置は前述した静電容量式センサ15の他に、検
出処理回路26とコントロールユニット36を含んで構
成されている。
よる添加剤濃度検出装置について説明する。該添加剤濃
度検出装置は前述した静電容量式センサ15の他に、検
出処理回路26とコントロールユニット36を含んで構
成されている。
【0036】ここで、検出処理回路26は、図7に示す
如く、前記静電容量式センサ15の各電極18,19に
印加電圧VH またはVL を印加する電圧印加装置27
と、前記静電容量式センサ15からの検出信号に対して
検出処理する処理回路28とから構成されている。
如く、前記静電容量式センサ15の各電極18,19に
印加電圧VH またはVL を印加する電圧印加装置27
と、前記静電容量式センサ15からの検出信号に対して
検出処理する処理回路28とから構成されている。
【0037】また、前記電圧印加装置27は、周波数
f,高波高値の高周波を発振する発振器29と、該発振
器29からの高周波に対してノイズを除去して印加電圧
VH を出力するフィルタ回路30と、前記発振器29か
らの高周波の波高値を高波高値と低波高値とに切換える
アッテネータ回路31と、該アッテネータ回路31から
の高周波に対してノイズを除去して高波高値となる印加
電圧VH または低波高値となる印加電圧VL を出力する
フィルタ回路32とから構成されている。
f,高波高値の高周波を発振する発振器29と、該発振
器29からの高周波に対してノイズを除去して印加電圧
VH を出力するフィルタ回路30と、前記発振器29か
らの高周波の波高値を高波高値と低波高値とに切換える
アッテネータ回路31と、該アッテネータ回路31から
の高周波に対してノイズを除去して高波高値となる印加
電圧VH または低波高値となる印加電圧VL を出力する
フィルタ回路32とから構成されている。
【0038】そして、電圧印加装置27は、前記静電容
量式センサ15の第1電極18,第2電極19に第1の
電圧として印加電圧(VH ,VH )をそれぞれ印加す
る。一方、コントロールユニット36によるアッテネー
タ回路31の切換制御により、第1電極18,第2電極
19に第2の電圧として印加電圧(VH ,VL )をそれ
ぞれ印加するようになっている。
量式センサ15の第1電極18,第2電極19に第1の
電圧として印加電圧(VH ,VH )をそれぞれ印加す
る。一方、コントロールユニット36によるアッテネー
タ回路31の切換制御により、第1電極18,第2電極
19に第2の電圧として印加電圧(VH ,VL )をそれ
ぞれ印加するようになっている。
【0039】一方、前記処理回路28は、前記静電容量
式センサ15からの検出信号を微分する微分回路33
と、該微分回路33からの出力を演算する演算回路34
(全波整流回路+平滑回路)と、該演算回路34からの
出力ノイズを除去するフィルタ回路35とから構成さ
れ、該フィルタ回路35から検出電圧V0A,V0Bとして
コントロールユニット36に出力するようになってい
る。
式センサ15からの検出信号を微分する微分回路33
と、該微分回路33からの出力を演算する演算回路34
(全波整流回路+平滑回路)と、該演算回路34からの
出力ノイズを除去するフィルタ回路35とから構成さ
れ、該フィルタ回路35から検出電圧V0A,V0Bとして
コントロールユニット36に出力するようになってい
る。
【0040】ここで、前記静電容量式センサ15の第1
電極18,第2電極19に第1の電圧となる印加電圧V
H ,VH をそれぞれ印加し、燃料流路25中の燃料に電
極18,19からベクトル的な電界を与え、燃料の比誘
電率に対応した検出電圧V0Aを検出する構成が本発明に
よる第1の信号検出手段の具体例である。また、第1電
極18,第2電極19に第2の電圧となる印加電圧VH
,VL を印加し、燃料流路25中の燃料の比誘電率に
対応した検出電圧V0Bを検出する構成が本発明による第
2の信号検出手段の具体例である。
電極18,第2電極19に第1の電圧となる印加電圧V
H ,VH をそれぞれ印加し、燃料流路25中の燃料に電
極18,19からベクトル的な電界を与え、燃料の比誘
電率に対応した検出電圧V0Aを検出する構成が本発明に
よる第1の信号検出手段の具体例である。また、第1電
極18,第2電極19に第2の電圧となる印加電圧VH
,VL を印加し、燃料流路25中の燃料の比誘電率に
対応した検出電圧V0Bを検出する構成が本発明による第
2の信号検出手段の具体例である。
【0041】36は本実施例によるコントロールユニッ
トを示し、該コントロールユニット36は例えばマイク
ロコンピュータ等によって構成され、該コントロールユ
ニット36はRAM,ROM等からなる記憶回路(図示
せず)を含んで構成され、図10に示す添加剤濃度検出
プログラムの他に、噴射量演算プログラム、点火時期制
御プログラム(いずれも図示せず)等が内蔵されてい
る。さらに、記憶エリア36A内には図9に示すマップ
等が記憶されている。
トを示し、該コントロールユニット36は例えばマイク
ロコンピュータ等によって構成され、該コントロールユ
ニット36はRAM,ROM等からなる記憶回路(図示
せず)を含んで構成され、図10に示す添加剤濃度検出
プログラムの他に、噴射量演算プログラム、点火時期制
御プログラム(いずれも図示せず)等が内蔵されてい
る。さらに、記憶エリア36A内には図9に示すマップ
等が記憶されている。
【0042】なお、図8は前記検出処理回路26の電圧
印加装置27および処理回路28の具体的な回路構成を
示し、該電圧印加装置27のアッテネータ回路31は調
整抵抗31Aを備え、該調整抵抗31Aはコントロール
ユニット36の出力側とリード線36Bを介して接続さ
れ、コントロールユニット36からの制御信号によっ
て、調整抵抗31Aの抵抗値を大,小に切換えることに
より、当該電圧印加装置27から静電容量式センサ15
の第2電極19に印加される電圧を印加電圧VHまたは
VL に切換える。
印加装置27および処理回路28の具体的な回路構成を
示し、該電圧印加装置27のアッテネータ回路31は調
整抵抗31Aを備え、該調整抵抗31Aはコントロール
ユニット36の出力側とリード線36Bを介して接続さ
れ、コントロールユニット36からの制御信号によっ
て、調整抵抗31Aの抵抗値を大,小に切換えることに
より、当該電圧印加装置27から静電容量式センサ15
の第2電極19に印加される電圧を印加電圧VHまたは
VL に切換える。
【0043】そして、コントロールユニット36の入力
側には前記エアフロメータ5,スロットルバルブ7,エ
ンジン1の回転数を検出するクランク角センサ,エンジ
ンスイッチ等の他、水温センサ,酸素センサ等の各種セ
ンサおよび静電容量式センサ15等が接続され、出力側
には点火プラグ2,噴射弁8等が接続されている。ま
た、前記静電容量式センサ15からの検出信号は、検出
処理回路26により処理され、燃料の静電容量に対応し
た検出電圧V0A,V0Bとしてコントロールユニット36
に出力される。
側には前記エアフロメータ5,スロットルバルブ7,エ
ンジン1の回転数を検出するクランク角センサ,エンジ
ンスイッチ等の他、水温センサ,酸素センサ等の各種セ
ンサおよび静電容量式センサ15等が接続され、出力側
には点火プラグ2,噴射弁8等が接続されている。ま
た、前記静電容量式センサ15からの検出信号は、検出
処理回路26により処理され、燃料の静電容量に対応し
た検出電圧V0A,V0Bとしてコントロールユニット36
に出力される。
【0044】ここで、図9のマップについて説明する
と、図9は、既知のガソリン(重質,プレミアム,中
質,軽質の4種類のガソリン)について、添加剤として
MTBEを順次所定濃度(濃度M)ずつ混合させた燃料
を、前記第1の信号検出手段によって第1の検出電圧V
0Aと第2の信号検出手段によって第2の検出電圧V0Bを
検出し、電圧差ΔVを演算し、横軸に第1の検出電圧V
0A、縦軸に電圧差ΔVをとってプロットした実験データ
である。
と、図9は、既知のガソリン(重質,プレミアム,中
質,軽質の4種類のガソリン)について、添加剤として
MTBEを順次所定濃度(濃度M)ずつ混合させた燃料
を、前記第1の信号検出手段によって第1の検出電圧V
0Aと第2の信号検出手段によって第2の検出電圧V0Bを
検出し、電圧差ΔVを演算し、横軸に第1の検出電圧V
0A、縦軸に電圧差ΔVをとってプロットした実験データ
である。
【0045】また、図9では、種類の異なったガソリン
に既知のMTBE濃度Mによって、MTBE濃度Mを
0,5,10,15,20,30%としてときの所定の
濃度領域が設定されている。そして、この図9のマップ
はマップ記憶手段によってコントロールユニット36の
記憶エリア36A内に予め記憶されている。
に既知のMTBE濃度Mによって、MTBE濃度Mを
0,5,10,15,20,30%としてときの所定の
濃度領域が設定されている。そして、この図9のマップ
はマップ記憶手段によってコントロールユニット36の
記憶エリア36A内に予め記憶されている。
【0046】次に、未知のガソリン(燃料)についての
添加剤濃度検出処理を図10のプログラムに基づいて、
図9のマップを参照しつつ説明する。
添加剤濃度検出処理を図10のプログラムに基づいて、
図9のマップを参照しつつ説明する。
【0047】まず、ステップ1においては静電容量式セ
ンサ15に第1の電圧を印加し、処理回路28からの第
1の検出電圧V0Aを読込む。ステップ2では第2の電圧
を印加し、処理回路28からの第2の検出電圧V0Bを読
込む。ステップ3では読み込まれた検出電圧V0A,V0B
から電圧差ΔVを(V0A−V0B)により演算する。
ンサ15に第1の電圧を印加し、処理回路28からの第
1の検出電圧V0Aを読込む。ステップ2では第2の電圧
を印加し、処理回路28からの第2の検出電圧V0Bを読
込む。ステップ3では読み込まれた検出電圧V0A,V0B
から電圧差ΔVを(V0A−V0B)により演算する。
【0048】ステップ4では、ステップ3で演算された
電圧差ΔVと第1の検出電圧V0Aに基づいて、マップか
ら未知の燃料中の添加剤濃度の領域を確定する。そし
て、ステップ5で、この添加剤の濃度領域を添加剤濃度
として記憶エリア36Aに記憶し、ステップ6でリター
ンする。
電圧差ΔVと第1の検出電圧V0Aに基づいて、マップか
ら未知の燃料中の添加剤濃度の領域を確定する。そし
て、ステップ5で、この添加剤の濃度領域を添加剤濃度
として記憶エリア36Aに記憶し、ステップ6でリター
ンする。
【0049】このように、本実施例による添加剤濃度検
出装置においては、簡単な処理によりガソリンの種類に
拘らず添加剤の濃度のみを容易に算出することができ
る。
出装置においては、簡単な処理によりガソリンの種類に
拘らず添加剤の濃度のみを容易に算出することができ
る。
【0050】この結果、ガソリンに含まれる添加剤によ
って左右される空燃比の制御を正確に行うと共に、点火
進角、遅角を補正し、またガソリン噴射量を補正し、オ
ーバーリーン,オーバリッチとなるのを防止し、適正な
ガソリン条件を与えることができる。これにより、エン
ジンの燃料消費量およびエミッションを良好にすること
ができる。
って左右される空燃比の制御を正確に行うと共に、点火
進角、遅角を補正し、またガソリン噴射量を補正し、オ
ーバーリーン,オーバリッチとなるのを防止し、適正な
ガソリン条件を与えることができる。これにより、エン
ジンの燃料消費量およびエミッションを良好にすること
ができる。
【0051】さらに、本実施例では、ガソリン温度に拘
らずガソリン中の添加剤濃度を検出することができるか
ら、従来技術のようにガソリンに温度差が発生するのを
待つ必要がなく、早期にガソリンの性状を判別すること
ができ、エンジン制御を迅速に行なうことができる。
らずガソリン中の添加剤濃度を検出することができるか
ら、従来技術のようにガソリンに温度差が発生するのを
待つ必要がなく、早期にガソリンの性状を判別すること
ができ、エンジン制御を迅速に行なうことができる。
【0052】なお、前記実施例では、図10に示したプ
ログラム中のステップ3が信号差演算手段の具体例であ
り、ステップ4が添加剤濃度確定手段の具体例である。
ログラム中のステップ3が信号差演算手段の具体例であ
り、ステップ4が添加剤濃度確定手段の具体例である。
【0053】また、前記静電容量式センサ15をそれぞ
れの第1電極18と第2電極19とが直交するように構
成し、電極18,19に印加する電圧を調整して、第1
の信号検出手段および第2の信号検出手段を構成するよ
うにしたが、本発明は静電容量式センサ15に替えて、
静電容量式センサを一対の平行平板型の電極板により構
成し、該各電極板に異なる印加電圧VH ,VL を交互に
印加して検出するようにしてもよい。
れの第1電極18と第2電極19とが直交するように構
成し、電極18,19に印加する電圧を調整して、第1
の信号検出手段および第2の信号検出手段を構成するよ
うにしたが、本発明は静電容量式センサ15に替えて、
静電容量式センサを一対の平行平板型の電極板により構
成し、該各電極板に異なる印加電圧VH ,VL を交互に
印加して検出するようにしてもよい。
【0054】さらに、前記実施例では、添加剤をMTB
Eの場合について述べたが、本発明はこれに限らず、添
加剤をメタノール,エタノール等のオクタン化向上剤等
にも用いることができる。また、添加剤および燃料を変
えた場合には、図9のマップが変化することは勿論であ
る。
Eの場合について述べたが、本発明はこれに限らず、添
加剤をメタノール,エタノール等のオクタン化向上剤等
にも用いることができる。また、添加剤および燃料を変
えた場合には、図9のマップが変化することは勿論であ
る。
【0055】さらにまた、前記実施例の静電容量式セン
サの形状は図2ないし図6に示す静電容量式センサ15
の形状に限らず、図11および図12に示す形状でもよ
く、この形状においてはコネクタ21を省略できる分だ
け全体の径方向寸法を小さくでき、小型化を図ることが
できる。なお、図面中の符号は実施例中の静電容量式セ
ンサ15の構成部品への対応を図るためにダッシ
ュ(′)を付している。そして、この静電容量式センサ
15′では外部の処理回路28との接続はリード線を直
接電極板18A′,18B′,19A′,19B′の端
子18A1 ′,18B1 ′,19A1 ′,19B1 ′に
接続すればよい。
サの形状は図2ないし図6に示す静電容量式センサ15
の形状に限らず、図11および図12に示す形状でもよ
く、この形状においてはコネクタ21を省略できる分だ
け全体の径方向寸法を小さくでき、小型化を図ることが
できる。なお、図面中の符号は実施例中の静電容量式セ
ンサ15の構成部品への対応を図るためにダッシ
ュ(′)を付している。そして、この静電容量式センサ
15′では外部の処理回路28との接続はリード線を直
接電極板18A′,18B′,19A′,19B′の端
子18A1 ′,18B1 ′,19A1 ′,19B1 ′に
接続すればよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明による添加剤
濃度検出装置においては、静電容量式センサを用いて第
1の信号検出手段で検出した第1の信号と第2の信号検
出手段で検出した第2の信号との信号差を演算し、この
信号差から既知の添加剤濃度領域を有するマップを予め
記憶する。そして、未知の添加剤濃度の燃料に関して、
第1の信号検出手段による第1の信号と第2の信号検出
手段による第2の信号との信号差に基づいてマップを参
照することにより、簡単な処理によって添加剤濃度を確
定できる。これにより、未知の燃料中の添加剤濃度を早
期に検出でき、燃料噴射量を調整することにより空燃比
制御を正確に行うことができる。そして、燃料噴射量お
よび点火時期を正確に制御することができ、エンジンの
燃料消費量およびエミッションを良好にし、車両の運転
性能を効果的に向上させることができる。
濃度検出装置においては、静電容量式センサを用いて第
1の信号検出手段で検出した第1の信号と第2の信号検
出手段で検出した第2の信号との信号差を演算し、この
信号差から既知の添加剤濃度領域を有するマップを予め
記憶する。そして、未知の添加剤濃度の燃料に関して、
第1の信号検出手段による第1の信号と第2の信号検出
手段による第2の信号との信号差に基づいてマップを参
照することにより、簡単な処理によって添加剤濃度を確
定できる。これにより、未知の燃料中の添加剤濃度を早
期に検出でき、燃料噴射量を調整することにより空燃比
制御を正確に行うことができる。そして、燃料噴射量お
よび点火時期を正確に制御することができ、エンジンの
燃料消費量およびエミッションを良好にし、車両の運転
性能を効果的に向上させることができる。
【0057】一方、前記静電容量式センサを第1電極お
よび第2電極が燃料流路に対してそれぞれ直交するよう
に構成したから、燃料流路内にベクトル的な電界を与え
ることができ、印加する電圧によって、異なる信号を検
出することができる。
よび第2電極が燃料流路に対してそれぞれ直交するよう
に構成したから、燃料流路内にベクトル的な電界を与え
ることができ、印加する電圧によって、異なる信号を検
出することができる。
【図1】本発明の実施例による燃料噴射量制御装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】本実施例による静電容量式センサの斜視図であ
る。
る。
【図3】図2に示す静電容量式センサの縦断面図であ
る。
る。
【図4】図2に示す静電容量式センサの横断面図であ
る。
る。
【図5】図3中のa部を拡大して示す要部拡大図であ
る。
る。
【図6】図4中のb部を拡大して示す要部拡大図であ
る。
る。
【図7】本実施例による添加剤濃度検出装置のブロック
図である。
図である。
【図8】図7に示す添加剤濃度検出装置の具体的回路構
成図である。
成図である。
【図9】既知の4種類のガソリンによる第1の検出電圧
に対する電圧差の特性上にある添加剤の所定濃度領域を
示すマップである。
に対する電圧差の特性上にある添加剤の所定濃度領域を
示すマップである。
【図10】本実施例による添加剤濃度検出処理を示す流
れ図である。
れ図である。
【図11】静電容量式センサの変形例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図12】図11中の矢示XII −XII 方向からみた横断
面図である。
面図である。
15,15′ 静電容量式センサ 18,18′ 第1電極 19,19′ 第2電極 25,25′ 燃料流路 26 検出処理回路 27 電圧印加装置 28 処理回路 29 発振器 30,32,35 フィルタ回路 31 アッテネータ回路 33 微分回路 34 演算回路(全波整流回路+平滑回路) 36 コントロールユニット 36A 記憶エリア
Claims (2)
- 【請求項1】 静電容量式センサと、該静電容量式セン
サに第1の電圧を印加した状態で該静電容量式センサか
ら燃料の比誘電率に応じた信号を検出する第1の信号検
出手段と、前記静電容量式センサに第2の電圧を印加し
た状態で該静電容量式センサから燃料の比誘電率に応じ
た信号を検出する第2の信号検出手段と、性状の異なる
2種類の燃料に添加剤を所定濃度で順次混合した既知の
燃料について、前記第1の信号検出手段で検出した第1
の信号と第2の信号検出手段で検出した第2の信号との
信号差を演算し、添加剤の所定濃度領域を示すマップと
して記憶するマップ記憶手段と、前記第1の信号検出手
段を用いて未知の燃料について比誘電率に応じた信号を
検出すると共に前記第2の信号検出手段を用いて当該未
知の燃料について比誘電率に応じて信号を検出し、この
信号差を演算する信号差演算手段と、該信号差演算手段
からの信号差と前記マップとに基づいて未知の燃料中の
添加剤濃度を確定する添加剤濃度確定手段とから構成し
てなる添加剤濃度検出装置。 - 【請求項2】 前記静電容量式センサは、燃料の流入口
と流出口とが形成され、燃料が流入口から流出口に向け
て流通する燃料流路と、該燃料流路途中に流通する燃料
を介して対向して設けられた一対の第1電極と、前記燃
料流路の途中に流通する燃料を介して対向し、かつ該第
1の電極と直交するように設けられた一対の第2電極と
から構成してなる請求項1記載の添加剤濃度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33623594A JPH08178884A (ja) | 1994-12-24 | 1994-12-24 | 添加剤濃度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33623594A JPH08178884A (ja) | 1994-12-24 | 1994-12-24 | 添加剤濃度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178884A true JPH08178884A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18297041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33623594A Pending JPH08178884A (ja) | 1994-12-24 | 1994-12-24 | 添加剤濃度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178884A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2807471A1 (fr) * | 2000-04-07 | 2001-10-12 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Systeme d'aide a la regeneration d'un filtre a particules integre dans une ligne d'echappement d'un moteur diesel de vehicule automobile |
-
1994
- 1994-12-24 JP JP33623594A patent/JPH08178884A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2807471A1 (fr) * | 2000-04-07 | 2001-10-12 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Systeme d'aide a la regeneration d'un filtre a particules integre dans une ligne d'echappement d'un moteur diesel de vehicule automobile |
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